プロギア iD nabla RS FORGED アイアン - ゴルフクラブ試打日記。
モウダス
スコッティキャメロン専門店【Himawari】

Post

      
2014年11月06日
PR
  

プロギア iD nabla RS FORGED アイアン

                 
プロギア iD nabla RS FORGED アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブはプロギア iD nabla RS FORGED アイアン の7番です。



N.S. PRO スペックスチールIII
シャフトは N.S. PRO スペックスチールIII です。

ロフトは32度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはM-43 S、シャフト重量は94g、トルクは1.9、バランスはD1、クラブ総重量は421gです。



正面
プロギア iDナブラシリーズのフォージドアイアンです。


先日試打したドライバー 01と02 の印象がとてもいいので、このアイアンにも期待感がふくらみました。


軟鉄独特の、いい風合いが感じられます。


見ているだけで安心できます。


少なくとも、フィーリングの悪いアイアンではないな・・・。という安心感です。



側面
形状的にはオードソックスな感じがしますが、全体的に少し薄い印象をもちました。


バックフェースの中央が三角になっているのは、ナブラアイアンらしいところだと思います。



彫りの深さ
彫りはそれほど深くなく、浅い感じもしますが、どことなく『易しさ』を感じさせます。


バックフェースの三角形の膨らみがよく目立っていたので、ひょっとして中空になっているのかな?と思い、尋ねてみたのですが、やはり中空構造になっているのだと聞きました。


ミズノのアイアンを思い出していました。


最近は少しずつ、中空アイアンも復活してきているように感じます。


ポケキャビよりは中空のほうが好きだ・・・。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?



ソール幅
ソール幅は、標準的です。


全体的に丸みを帯びています。



リーディングエッジ&トレーリングエッジ
リーディングエッジとトレーリングエッジが丸く削られているが、今のアイアンらしいところだな・・・。と思いました。



ネック長さ
ネックの長さは、やや短めですが、今のアイアンの中では主流といったところかもしれません。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは見られませんでした。



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップも、ソフトなフィーリングで、いい感じです。



構え感
ボールを前にして構えた感じは、ちょっと『大顔』だな・・・。と思いました。


こうして構えるまでは、このような大きい顔を予想していませんでした。


もっと小顔でシュッとした感じなのかな?と思いました。


グースも結構利いていますし、トップラインも少し厚めでした。


以前試打したモデルが、すごく構えやすかったので、このアイアンにも期待していたのですが、ちょっと違う印象をもちました。


正直、私はもっと小顔なほうが好きですが、これくらい大きさがあるほうが安心できる・・・。という方も多いのだと思います。


好みが分かれるところだと思います。


こうして構えていても、『繊細さ』のようなものは感じず、どちらかといえば『オートマチック感』がありました。


バックフェースのデザインはカッコ良くて、シャープな感じもしますが、構え感は違う印象をもちました。


見とれるようなこともなく、淡々と見つめていましたが、特に大きな不満はありませんでした。


あくまでも私の中では、前のモデルのほうが圧倒的にいいな・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで、好感がもてました。


軟鉄のフィーリングもあると思うのですが、それ以外にも『独特の凹み感』がありました。


実際はそんなことはないと思うのですが、インパクトの瞬間、フェース面がボールに押され、少し凹むような印象をもちました。


中空らしいフィーリングだな・・・。と思いました。



トゥ側
球はあがりやすくて、タフな感じは全くしません。


あがりやすくなるような工夫が施されていると思います。


見た目は本格的なアイアンですが、敷居は高くないアイアンだと思いました。



バックフェース
『安定性』という点では、まずまずだと思いました。


中空キャビティらしい寛容さはありますが、『フェース面の何処で打っても・・・』という感じではありませんでした。


ある程度打点を揃える必要があると思いました。


『イージー過ぎる』アイアンではないと思いました。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていますが、今のアイアンの中では普通といったところでしょうか?


このプロギアのアイアンもそうですし、他のメーカーの、いわゆる『アスリートモデル』と呼ばれるアイアンも、『スタンディングロフト化』が進んできているように思います。


私の中では7番アイアンといえば、昔から『36度』。


もっといえば『37度』というのが頭から離れないのですが、今はバリエーションも増えてきました。


私はここまで立ったロフトを今のところ求めてはいませんが、ニーズがあるのは確かだと思いますし、私たちユーザーの選択肢が増えることはいいことなのかもしれません。


今はロフトが立って、あがりやすいアイアンが多いので、飛距離が伸びるのも当然だと思いました。



操作性
『操作性』は、いい感じでした。


左右どちらにも上手く反応してくれました。


構えたときに、少し『大味』な感じがして、イメージが少しボヤけてしまったのですが、曲げることも難しくありませんでした。



ヒール側
キャビティらしい安定性もありますが、どちらかといえば少しだけ操作性が勝っているかな?と思いました。



プロギア iD nabla RS FORGED アイアン
プロギアのアスリート仕様の軟鉄アイアンを、できるだけ幅広い層のゴルファーに使って欲しい・・・。というメーカーの思いがあるように感じられました。


これまでのプロギアのフォージドアイアンは、もうちょっと敷居が高めだったと思うのですが、このアイアンはかなり下げてきているように感じます。



プロギア iD nabla RS FORGED アイアン
あくまでも私の好みとしては、前のモデルのほうが圧倒的に好きですが、前のモデルよりも、もっとイージー系のアイアンが欲しい・・・。という方には、このアイアンは合いやすいのかもしれません。


球もあがりやすいですし、シビアな感じもしません。


『大らかさ』をずっと感じていました。



プロギア iD nabla RS FORGED アイアン
構えたときに大味に感じられたことがちょっと残念でしたが、違和感があるというほどではありませんでした。


もうちょっとシュッとした感じを想像していたので、少し意外だったな・・・。というのが正直なところです。



プロギア iD nabla RS FORGED アイアン
『打感』もソフトでしたが、『ペシャッ』という感じが中空らしいな・・・。と思いました。


少なくとも、手に嫌な衝撃が残ることはありません。



プロギア iD nabla RS FORGED アイアン
今回は購買意欲が刺激されることはなかったのですが、また試打する機会があれば試打してみたいですし、次のモデルにも期待したいと思いました。


メーカーの、色々な工夫と技術が感じられるアイアンでした。

                         
        

                         

コメント

非公開コメント