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2014年11月01日
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ブリヂストンゴルフ FORGED ウェッジ

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ブリヂストンゴルフ FORGED ウェッジ です。

シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは58度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は129g、バランスはD3、キックポイントは元調子、クラブ総重量は472gです。

ブリヂストンゴルフ最初のウェッジです。
ブリヂストンらしく、カッコいいウェッジです。
何とも言えない、いい雰囲気が漂っています。
ヘッドが黒いので、引き締まって見えるところも魅力的です。

シンプルで美しいです。
ウェッジは、より繊細なフィーリングを伝えていきたいクラブなので、このようなシンプルな形状だと魅力的です。
クラブの機能が主張し過ぎてしまうと、フィーリングを伝えづらいですし、難易度が上がってしまいます。
今はハイテクなクラブもたくさんありますが、ウェッジは『ベーシックなタイプ』こそが機能的といえるのかもしれません。
『プレイヤーの感性』こそが、一番の武器のような気がします。
ブリヂストンゴルフのブランドマークの『B』が、よく目立っています。
もう『TOURSTAGE』の文字が見られなくなったのかと思うと、寂しい気持ちになりますが、仕方ありません。
今、私が所有しているツアーステージグッズが、とても貴重に感じられます。
クラブはもちろん、ウェアやシューズなども大切に使っていこうと思っています。

このバックフェースの溝は、どのような効果が期待できるのでしょうか?
以前試打したこともある、ミズノのウェッジを思い出しました。
『重心の位置』を調整する為でしょうか?
フォーティーンのウェッジはトップラインが『テーパー』になっていますが、同じような効果が期待できるのでしょうか?
ミズノやブリヂストンがやることだから、おそらく大きな意味があるのだと思います。

ソール幅は、ややワイドに見えますが、サンドウェッジということを考えると、標準的といったところでしょうか?
トゥからヒールにかけて『テーパー』になっているのではなく、ストレートに近いタイプです。
なだらかな曲線が美しいです。
この丸いソールは『順目』のときはもちろん、『逆目のライ』でも、活躍してくれそうだな・・・。と思いました。


このヒールの模様が、よく目立っていました。
開きやすくする為に、削られているのかな?と思いました。
私はウェッジを開いて使うことがとても多いので、このようにヒール側に工夫がされているウェッジには、とても興味があります。
昔はグラインダーを使って自分で削ったこともありましたが、今はそこまでしなくてもいいウェッジがたくさんあるので、とてもありがたいです。
これまで、ツアーステージのウェッジにはたくさん接してきましたが、このような工夫がされているのは初めてです。
この『溝の方向』にそって振り抜いていけばいいんだろうな・・・。と思いました。
ブリヂストンのこだわりが感じられます。

ロングネックタイプです。
やはりウェッジには、これくらいの長さがあると、安心できます。
これまでの経験から、途中でスピンがほどけることなく、しっかりと止めてくれそうな感じがします。
ボールをつぶしていけそうです。

フェースには、とても細かなミーリングが施されていました。
これまでツアーステージのウェッジはミーリングがよく見られたので、ある程度は予想していましたが、やはりありました。
ボール外周のウレタンカバーに『適度な摩擦力』を与えてくれそうだな・・・。と思いました。

ボールを前にして構えてみても、すごくいいです。
思わず笑顔になれましたし、気が楽になりました。
『ホッとする構え感』といったらいいでしょうか?
先日、グースタイプのウェッジを試打したのですが、私はやはりこのようなストレートタイプのほうが構えやすいです。
人によって好みが分かれるところだとは思いますが、私はこの構え感に好感がもてます。
やや出っ歯タイプです。
これまでたくさん見てきた『BS顔』のウェッジといっていいと思います。
ツアーステージからブリヂストンゴルフに名前は変わりましたが、ウェッジの印象はそれほど変わっていない感じがします。
私は昔から『ツアステウェッジ』には魅力を感じていたので、このウェッジにも期待感が高まってきました。

フェースを開いて構えてみても、ヒールが邪魔することなく、いい感じでした。
いいイメージがたくさん湧いてきましたし、ショットのバリエーションも増やせそうだな・・・。と思いました。
ウェッジは『フェースの開き具合』で距離をコントロールできるのはもちろん、高さや球の勢いなどもコントロールできるので、やはり開きやすさはとても重要です。
その点、このウェッジはとても魅力を感じました。
試打を開始しました。

『打感』はソフトで、とてもいい感じです。
さすがは軟鉄フォージドウェッジだな・・・。と思いました。
フェースの溝やミーリングが、よく効いているのでしょうか?
ボールへの『食いつき感』がありました。
何といいますか、あくまでも感覚的なのですが、インパクトのときに一瞬だけボールがフェースの上を『止まっている』感じがしました。
このように感じられるウェッジは、とてもコントロール性能が高いウェッジです。
いわゆる『球持ちのいいウェッジ』です。

かなりスピン性能が高いと思いました。
ボールがキュッキュッと止まりました。
ボールに強烈な摩擦力が働いているのが、よく解ります。
このスピン性能の高さは、ツアステウェッジ譲りだな・・・。と思いました。
昔から、ツアーステージのウェッジは、『顔の良さ』と『スピン性能の高さ』が、大きなウリでした。
その性能の高さを上手く引き継いでいるように思います。
ツアステウェッジ(ルール適合モデル)よりも強烈にスピン性能が増したとは、正直思わなかったのですが、それはこのウェッジのスピン性能が物足りないのではなく、それだけ歴代のツアステウェッジが優秀だったということです。

球も拾いやすくて、とてもいい感じでした。
一球目から、いい感じでボールをターゲットまで運んでいくことができました。
イメージした高さに上がってくれました。
こういった構えやすくて打感のいいクラブでボールを打っていると、ボール自体も喜んでいるんじゃないかな?と思うことがあるのですが、今日もそのように感じることができました。

『安定性』という点では、普通のサンドウェッジらしいところだと思います。
構えやすいので、ラインを出していくのも簡単でした。
何といいますか、邪魔をせずに、こちらのイメージを優先させてくれるので、すごく楽でした。
ウェッジ好きの私にはたまらない魅力がありました。

距離感もすごく合いやすかったです。
初対面とは思えないほどの易しさです。
落としどころをかなり絞っていくことができました。
『曖昧さ』がなく、シビアに狙っていくことができました。

『操作性』という点でも、好感がもてました。
フェース面を操作しやすいので、色々な球で遊ぶことができました。
バンスが12度ということなのですが、邪魔に感じることはありませんでした。
開いて使いやすいです。
高くフワッとした球が打ちやすいのも、このような形状のウェッジの特長だと思います。
私のホームコースは砲台グリーンが多く、『転がし』や『バンプエンドラン』が使いづらいホールがたくさんあります。
なので、どうしても高さを出して、球の勢いを殺して寄せていかなくてはならない場面が多くなります。
そういったときに、このウェッジのように球を拾いやすくて、適度にスピンが効くウェッジだと心強く感じます。

ブリヂストンゴルフに名称が変わって初めてのウェッジでしたが、やはりいいな・・・。と思いました。
期待通りでした。
ブランド名が変わって、印象が良くなくなった・・・。ということも、これまでありましたが、少なくともこのブリヂストンゴルフは『いいまま』できていると思います。
ツアーステージのいいところはしっかりと残してあるように思います。
ただ、一時期のような『勢い』は感じなくなったのですが・・・。
『J’s』や『TOURSTAGE』が、これまで強すぎたのかもしれません。
今はメーカーの数も昔よりも格段に多くなりましたし、全体的にレベルが上がっています。

すごくいいウェッジでしたし、ヒール側の工夫が新しいですが、基本的には『ツアステウェッジ』のままだな・・・。と思いました。
いい意味で目新しい感じはしませんでした。
ツアステウェッジのいいところを、そのままブランド名を変えて作られているのだと思いました。

構えやすくて、打感も良く、スピン性能が高いのが魅力的でした。
やはりブリヂストンのウェッジはいいな・・・。と思いました。
ブリヂストンのクラブはドライバーなどの印象が強いですが、実はウェッジも高性能タイプが昔から多いです。
私の周りにもファンは多いですし、ウェッジだけブリヂストンをずっと使っている・・・。という人もいます。

聞くところによると、このウェッジは『耐久性』も優れているのだそうで、スピン性能が落ちにくいのだそうです。
私はアプローチの練習(練習といいますか、あくまでもゲーム感覚なのですが)をよくやっているので、とても魅力的だな・・・。と思いました。
やはり、いいクラブはずっと永く使っていきたいので、耐久性が高いと魅力も増します。

ウェッジの試打をしていると、他の番手のクラブよりも、どうしても時間や球数が予定をオーバーすることが多いです。
今日も予定を軽くオーバーしてしまいました。
一球一球がとても楽しかったですし、時間の経つのが早く感じられませんでした。
ボールへの『食いつき感』をずっと楽しんでいました。

アプローチグリーンやバンカーで試すことができなかったのが残念でした。
しかし、おそらくすごくいいパフォーマンスを発揮してくれただろうと思います。

コースでも試してみたいと思いましたし、購買意欲も刺激されました。
このウェッジをコースで使ったら楽しいだろうな・・・。と思いました。
今回試打したウェッジは、いわゆる『黒染め』タイプですが、普通のメッキタイプもあるそうなので、もし機会があれば是非試してみたいです。
とても楽しい時間を過ごすことができました。
コメント
相変わらず素敵な・・
久しぶりにコメントを投稿させて戴きます
BSファンとしてもとてもいい方向にチェンジした様に感じています シンプル・イズ・ベストでわかりやすいのが何よりです 虚飾を排除して必要な性能にはこだわりを感じさせる様なクラブ作りをこれからもやって欲しく思います
golfdaisuki様のいつもながらのおしゃれな文面とゴルフに対するカッコいいスタイルにもう脱帽です!
楽しいコラムをいつも楽しみにしていますのでこれからも末長くお続け下さいませ
またお邪魔させて戴きます
アンソニー ・K
2014-11-03 00:07 アンソニー ・K URL 編集
ブリヂストンゴルフはいいですね
いつもありがとうございます。
このBSのウェッジはとてもいいですね。
私はすごく気に入りました。
私もずっとBSファンですが、やっぱりBSはいいな・・・。と思いましたし、注目していきたいメーカーですね。
これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。
2014-11-03 01:24 golfdaisuki URL 編集