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2014年10月20日
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ヤマハ インプレス RMX TOURMODEL PB アイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ヤマハ インプレス RMX TOURMODEL PB アイアン の7番です。

シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR120 です。
ロフトは33度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は114g、バランスはD2、キックポイントは中元調子、クラブ総重量は428gです。

ヤマハのニューアイアンです。
ヤマハらしい美しいデザインです。
先日、CBを試打しましたが、今日はまた違うモデルです。

このモデルも、『 TOURMODEL 』となっています。
これまではTOURMODELはひとつだけだったように思うのですが、今回のニューモデルは2つもあります。
バックフェースの形状を少し変えて、同じ名前にしたのかな?と思いました。
『PB』とありますが、これは『ポケットバック』ということでいいのでしょうか?

形状的にはノーマルな感じがします。
美と機能性を兼ね備えています。
ヤマハらしさがあります。

彫りの深さも、結構あります。
重心深度も深そうです。

フェース面には、ミーリングがありました。
ヤマハのアイアンらしい形状になっています。

ソール幅は結構広いと思いました。
実際に見比べてみないと詳しくは分かりませんが、おそらく先日試打したCBよりは広いのではないかな?と思いました。
今度機会があれば見比べてみたいと思います。

ネックの長さもキープされています。
少し短く見えますが、今はこれくらいの長さも多いように思います。

ボールを前にして構えてみると、予想していたよりもいい感じでした。
少しクセのある顔をしているのかな?と思っていたのですが、実際は違っていました。
変なクセもなく、構えやすいです。
『セミグース形状』といっていいでしょうか?
球もつかまりやすそうです。
やはり『ヤマハ顔』のアイアンだな・・・。と思いました。
『大顔感』がないので、イメージも鮮明に出すことができました。
楽に構えることができました。
試打を開始しました。

打感はソフトで、好印象でした。
打つ前に予想していたよりも、いいフィーリングでした。
フェースに乗せる感覚も楽しむことができました。

球はとてもあがりやすいです。
ポケット形状にして重心深度を下げることにより、球のあがりやすさを追求しているのでしょうか?
タフな感じは全くしませんでした。
先日試打したCBよりも、こちらのほうがあがりやすいんじゃないかな?と思いました。

『安定性』も、なかなか高いと思いました。
見た目の印象よりも、スイートエリアが広いように感じました。
シビアな感じはしませんでした。
打点のブレにも、結構寛容なところもあるな・・・。と思いました。

『飛距離性能』は、今のアイアンの中では、標準的な感じがしました。
それほど『飛び』に特化したアイアンではないと思いますが、『飛ばない』というタイプでもないと思いました。
弾道も高いので、しっかりとキャリーを出して『高さ』でグリーンに止めやすいのではないかな?と思いました。

『操作性』も、なかなかいい感じでした。
普通に左右にも対応してくれました。
どちらかに偏ったクセのようなものは感じられませんでした。

先日試打したCBとは、またちょっと違うタイプのアイアンですが、いいアイアンだな・・・。と思いました。
ポケット構造にして、球のあがりやすさを追求しながらも、打感が損なわれていないのが魅力的でした。
こういった細かいところまで配慮されているのが、日本のメーカーらしいところだと思います。
『易しさ』にこだわり過ぎて、全体的に不格好になったり、構えづらくなったりしたアイアンにも、これまでたくさん出会ってきましたが、このアイアンは『カッコ良さ』や『構えやすさ』が犠牲になっていないところも気に入りました。
やはり『易しさ』とは『物理的な性能』だけでなく、『構えやすさ』も大いに関係しているのだと、改めて思いました。

今回のニューモデルは『二兄弟』だと聞いていたのですが、できれば『三兄弟』だといいな・・・。と思いました。
『CB』『PB』に続いて『MB』も発売されると嬉しいな・・・。と思いました。
ヤマハのアイアンはマッスルバックのイメージもありますし、多くのファンを獲得しています。
私も愛用していますが、完売になったと聞いたことがあります。
『限定発売』でもいいので、またヤマハのマッスルバックにも出会いたいな・・・。と思いました。

昨年のモデルのマッスルバックは、私はあまり好感がもてなかったので、カッコいいニューモデルを期待していたのですが、また次の機会まで楽しみにとっておこう・・・。と思いました。
ヤマハには、いつもカッコいいクラブを作り続けて欲しいと思っています。

先日試打した『CB』もすごくいいアイアンですが、もっと球のあがりやすいアイアンが欲しい・・・。という方には、こちらの『PB』のほうが合いやすいのではないでしょうか?
見た目は本格的ですが、決して敷居の高いアイアンだとは思いませんでした。

『TOURMODEL』という名前になっているので、おそらく契約プロが使うモデルだと思うのですが、決して近寄りがたいようなタイプのアイアンではないと思いました。
見た目のカッコ良さからは感じにくい、イージーさを感じられる方も多いのではないでしょうか?

先日試打したミズノのアイアンとは、タイプがちょっと異なる感じもしますが、コンセプトは近いような気がしました。
『カッコ良くて易しいアイアン』というコンセプトです。
親しみやすいタイプのアイアンなので、多くの方に試していただきたいと思いました。

私はポケットタイプのアイアンを購入したことがないですし、おそらくこれからも購入することはないと思います。
それはポケットタイプのアイアンがダメなのではなくて、私には今のところ必要ない機能だと感じているからなのかもしれません。
今はまだ普通のアイアンで球がしっかりと上がってくれているので、必要性を感じていないのかもしれませんが、これから将来にかけて、もし上がりづらく感じるようになったら、ひょっとしたら手が伸びるかもしれません。
もし、そうなったら、このヤマハのアイアンのようなカッコ良さとフィーリングの良さと易しさのバランスが上手くとれているアイアンを選ぶような気がします。
ヤマハらしい、いいアイアンです。
とても楽しい試打ができたので、これからもたくさん試打するだろうな・・・。と思いながら、練習場を後にしました。
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