ダンロップ スリクソン Z H45 TOURハイブリッド - ゴルフクラブ試打日記。
モウダス
スコッティキャメロン専門店【Himawari】

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2014年09月22日
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ダンロップ スリクソン Z H45 TOURハイブリッド

                 
ダンロップ スリクソン Z H45 TOURハイブリッド 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ダンロップ スリクソン Z H45 TOURハイブリッド の3番 です。



ダイナミックゴールド D.S.T.
シャフトは ダイナミックゴールド D.S.T. です。

ロフトは19度、クラブ長さは39.5インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は112g、トルクは2.1、バランスはD2、キックポイントは中手元調子 です。



正面
スリクソンのとてもカッコいいハイブリッドです。


先日フェアウェイウッドを試打したばかりですが、すごく雰囲気が似ています。


デザインがきちんと統一されていますし、クラブによって適正な形になっているので、クラブセットとして一緒に使っていけそうです。


14本のクラブには、それぞれに『つながり』といいますか、『統一感』が欲しいですが、新しいスリクソンのクラブには、それらが感じられます。


今はいいクラブがたくさんあって、すごく贅沢な時代なのかもしれませんが、全てスリクソンで揃えてみるのもいいな・・・。と思いました。



側面
黒くて立体感のあるヘッドです。


とてもシブいです。


スリクソンのイメージに合う、カッコ良さと骨太感があります。


昔、ハイブリッド(ユーティリティ)が登場してきた頃は、どことなく『お助けクラブ』的な要素もありましたが、今はすっかり認知され、定着してきました。


ハイブリッドにおける重要性がすごく増しているように思います。


私の周りでも、アイアンの本数を減らしてハイブリッドやFWを多く入れておられる方をよく見かけます。



ネック長さ
ロングネックです。


ある程度、重心の高さもキープされているのでしょうか?


全体的な形状からも、低重心さをあまり感じませんでした。


ある程度の球のあがりやすさを維持しながらも、コントロール性を高めているのかな?と思いました。



ディープヘッド
かなりのディープヘッドです。


最近のハイブリッドの中でも、かなり厚みがあります。



塊感
角度を変えて見ても、やはりかなりディープです。


パッと見て、『瘤(こぶ)』といいますか、『塊(かたまり)感』があるな・・・。と思いました。


『男臭さ』といいますか、『骨太さ』を感じました。


挑戦意欲を掻き立てられるディープさです。


ここしばらく、シャロー系のヘッドばかり出会ってきたので、このディープさは、ある意味新鮮でした。



顔
オフセットも利いていますし、よく見かける顔です。


低い球をイメージしやすいですし、アイアンのように上からつぶしていけそうな感じがしました。



オリジナルグリップ
このベルベットタイプのオリジナルグリップも、すごくいいです。


しっとりとしていて、手に馴染みやすいです。


アイアンやウェッジのように微妙なフィーリングを感じ取りたいクラブには、欠かせないグリップです。



振り感
素振りをしてみても、いい感じです。


DG(D.S.T. )が挿してあったというのもあると思うのですが、かなり『アイアン感覚』で振っていくことができました。


ハイブリッドクラブは、ドライバーとアイアンのちょうど中間のような位置にあり、イメージを限定させづらい時もあるのですが、今日はアイアン感覚を出しながら試打していこう・・・。と思いました。


そのほうが、いい内容の試打ができそうな予感がしました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい印象をもちました。


ハイブリッドクラブとして、『ど真ん中の構え感』というわけではないのですが、苦手意識は全くありませんでした。


むしろ、構えやすいです。


大きすぎず適度に小顔なので、曖昧なイメージが出にくいところがいいな・・・。と思いました。


ハイブリッドではありますが、アイアンのようにかなりターゲットを絞り込んでいくことができました。


集中力が増していきました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はとても良いです。


ソフトな打感です。


これまでのスリクソンニューZシリーズに共通する、グッドフィーリングです。



打球音
音も、いい感じでした。


大きすぎず、はっきりした音がすごく心地いいです。


何といいますか、『ナイスショットを呼び込んでくれる音』だと思いました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、今のハイブリッドの中では、明らかにタフなほうだと思いました。


見た目通りの性能です。


球が浮きやすいタイプではなく、ある程度のHSは必要だと思いました。


しかし、このクラブにはDG以外にも、カーボンシャフトもラインアップされているそうなので、そちらを試してみたら、またちょっと違う印象になるのかもしれない・・・。と思いました。


しかし、基本的にはヒッター向けのクラブだと思いますし、ある程度の『敷居の高さ』のようなものは確実にあると思います。



バックフェース
『安定性』という点では、かなり『正直なタイプ』だと思いました。


ショットの成否をシビアに確認しやすいクラブです。


『イージー系』ではありません。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていると思いました。


押しの効いた力強い球が打てる感じがしました。


無駄に高く上がりすぎないので、距離も計算できそうだな・・・。と思いました。



操作性
『操作性』も、いい感じでした。


左右どちらにも反応してくれました。


フッカーの私には、フック系の球が打ちやすい感じがしました。



ヒール側
見た目の印象通り、敷居はやや高めな感じがしました。


メーカーは最初から幅広い層をターゲットにはしていないのかもしれません。


ある程度絞り込んでいるような気がしました。



ダンロップ スリクソン Z H45 TOUR ハイブリッド
しかし、その当てはまるゾーンにおられる方にとっては、魅力的なクラブといえるのではないでしょうか?


フィーリングの良さに加え、かなりコントロール性が高いです。


弾道も高くなりすぎないので、計算しやすいように思います。



DUNLOP SRIXON Z H45 TOUR HYBRID
ハイブリッドクラブには、『ウッド系のクラブを好まれる方に合いやすいタイプ』と、逆に『アイアン・ウェッジ系のクラブを好まれる方に合いやすいタイプ』があるように思います。


このクラブは明らかに後者のほうだと思いました。


アイアンの感覚で打っていったほうが易しく感じられました。



DUNLOP SRIXON Z H45 TOUR HYBRID
上から、しっかりボールを押さえていったほうが、いい感じの球が出やすいと感じました。


『アイアンの延長』として使っていけるハイブリッドクラブだと思いました。


ロングアイアンよりも打ちやすく、アイアンの操作性に近い反応の良さを兼ね備えているように感じました。


イメージよりも大きく外れていかなかったことも、魅力的でした。



DUNLOP SRIXON Z H45 TOUR HYBRID 
ドライバーに限らず、今はFW、ハイブリッドでも、イージー系クラブが目立っているなかで、このようなタフな感じのクラブは珍しい感じがします。


しかし、そこがまた魅力的なのだと思いました。


スリクソンというブランドイメージを見事に守っている感じがします。


もちろん、易しいクラブもいいですが、『易しすぎない』ところがいいのだと思います。


今のハイブリッドの中では、明らかに敷居が高いほうだとは思いますが、昔ハイブリッドが出始めた頃と比べると、格段に易しくなっていると思います。


このクラブには『TOUR』という文字が使われていますし、アスリート仕様であることは間違いないと思うのですが、かなり性能がアップしていますし、親しみやすくなっています。


FW感覚ではなく、あくまでもアイアン感覚のほうが合いやすいと感じました。

                         
        

                         

コメント

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H Z45 シャフトについて
golfdaisuki様

はじめまして。
いつも更新楽しみにしております。
ゴルフに関する様々なこと、本当に勉強になります。
さて、今回はZ H45を購入しようと思いメッセージさせていただきました。
シャフトがダイナミックゴールドD.S.TS200なのですが、
ダイナミックゴールドS200との違いはありますか。
調べてみたところ重量などは軽くなっており、多少ソフトな仕様かとは思うのですが、
なかなか試打クラブがなく質問いたしました。
また、アイアンからの流れでダイナミックゴールドS200を装着された他のクラブをとも思ったのですが、自分にはオーバースペックかなとも思っておりZ H45を候補にと考えております。
何かご教授いただければ幸いです。宜しくお願いいたします。

ちなみに
ヘッドスピード 46
ドライバーMP425+(QUAD BUTT STANDARD 7S)
アイアンMP60(DG S200)
はじめまして
murakami様。はじめまして。
golfdaisukiと申します。
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして、まことにありがとうございます。

さて、今回はダイナミックゴールドD.S.T S200 についてのご質問を頂戴していますが、このシャフトは数年前から見かけるようになりましたね。
スリクソンのクラブに装着されているイメージがあります。
他のメーカーのクラブには挿しているのを見たことがありません。

何回か試打していますが、印象としてはmurakami様と同じです。
少し軽量感があって、先が少し走るといいますか、動く印象をもっています。

ノーマルのダイナミックゴールドはバリバリの手元調子で低く抑えていきやすいのが魅力ですが、そこがまた親しみづらいと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

DSTはダイナミックゴールドという名前がついていますが、少しタイプが違うような気がしています。
日本シャフトの高性能シャフト、モーダスを意識しているのかな?と思ったこともあります。

私はこれまでずっとダイナミックゴールドを使用してきていて、これからも変えるつもりはありませんが、今は素晴らしいスチールシャフトがたくさんあるので、色々と試してみるのがいいのかもしれないですね。

murakami様はヘッドスピードが46おありだということなので、私はそのままダイナミックゴールドを使われるのがいいのではないか?と思いましたが、先ほど書きました通り、球があがりづらくなった、少し重く感じるようになったので調整したい・・・。というように考えておられるのであれば、変えるタイミングなのかもしれませんね。

この2つのシャフトについて、私なりの印象ですが、私はこれまでのダイナミックゴールドのほうが易しいといいますか、合っていると思っています。

DSTは何度か試打していますが、このシャフトに変えようと思ったことはありません。
それは長年使ってきていて慣れているということも大きいのだと思いますし、信頼感があるからだと思います。
変える必要性を感じていないですし、変えるのが怖いというのが正直なところでもあります。

できれば試打をしていただきたいと思っているのですが、試打クラブを手にされにくいのでしょうか。
ダンロップは有名メーカーですし、多くの量販店で扱っていると思いますので、できればそういったお店を尋ねていただければと思いました。

そこで、できればデータをとられ、どちらがご自身に合っているか検証していただきたいと思いました。

ダンロップは試打会もやっているようですし、お時間が合えば利用されるのもいいのではないでしょうか?

murakami様のお住まいの地域や環境などが分からないので、はっきりとしたことは申し上げられないのですが、なるべく試打していただきたいと思いました。

ただ、私がひとつ提案させていただくとすれば、モーダスも試していただきたいと思っています。
このシャフトはとても高性能ですし、ノーマルのダイナミックゴールドがハードに感じられた方にも、充分対応できる懐の深さをもったシャフトです。
バリエーションも豊富です。

ダイナミックゴールドも素晴らしいですが、モーダスもとても素晴らしいです。
一番の違いは、その『精度の高さ』です。

いわゆる『バラつき』がダイナミックゴールドと比べ、小さいです。

私はダイナミックゴールドをずっと使い続けていますが、いつもお世話になっているクラフトマンが厳選した物を使っています。

ダイナミックゴールドは昔から精度のバラつきが大きいことで有名です。
それは今でも変わりません。

昔は『ダイナミック』という名前で売られていたそうですが、精度があまり高くなく不評だったので、高くしたのがダイナミックゴールドというシャフトになったのだそうです。

しかし、そのダイナミックゴールドも実際は精度がそれほど高くなく、それを高くしたのが今人気の『ツアーイシュー』というのは多くのゴルファーが知るところだと思います。

性能的にはダイナミックゴールドと同じでも、精度を上げて値段も上げて・・・。という私たち日本人には少し理解しにくい販売方法をとっています。

私たち日本人の考えでは、最初から厳しい基準を設けて高い精度の物を世に送り出すのが当たり前のところがありますが、海外メーカーでは、こういったところが多少ルーズなところがあるのかもしれませんね。

そういったことを考えるとモーダスのほうが信頼できるようです。
クラフトマンもモーダスのほうが組みやすいと、いつもいっています。
それは先ほども申し上げました通り、製品のバラつきが小さいからです。

シャフトが真っ直ぐに見えても、実際は曲がっている物も少なくありません。
重量や振動数などもバラバラです。
同じS200でも、全く違うデータが出てくることは珍しくないようです。

パッと見た感じでは分かりにくくてもヘッドを抜いて転がしてみたら、曲がっているものが普通にあるのが現状です。

それは中古のクラブだけでなく、新品のシャフトでも同様ですし、トゥルーテンパー以外のメーカーのシャフトでも普通にあるそうです。
1本1本精度の高い販売方法は難しいのかもしれないですね。

なので私は自分のクラブには高い精度を求めて、信頼できるクラフトマンに組んでもらっています。
ミスショットをクラブのせいにはしたくないので、かなりこだわっています。

クラフトマンに以前聞いたことがあるのですが、このDSTやツアーイシューもダイナミックゴールド同様、精度のバラつきがあるそうなので、いいシャフトに出会えればすごくいいと思いますが、そうでなければリシャフトなどの工程が必要になってくるかもしれないですね。
そういったことも考慮していただきたいと思いました。

ダイナミックゴールドDSTはあくまでもメーカー(この場合はダンロップ)が推奨して挿しているシャフトに過ぎません。
このシャフトしか使えないというのではありませんし必ずしもベストではありません。
選択肢は色々とあります。

お使いのクラブの名前やスペックを拝見していると、murakami様は高いスキルをお持ちの方だと思いますし、クラブに対するこだわりもある方だとお見受けします。

なので、なるべく慎重且つ「これだ」というインスピレーションを働かせて悔いの無い選択をしていただきたいと思いました。

ゴルフクラブは馴染んでいく性質をもっていますね。

使い続けていけばいくほどプレイヤーにマッチしてきますし、プレイヤー自身もクラブに慣れてきますね。
そういったベストマッチしたクラブは、まさに『手の延長』として働いてくれると思います。

HSなどを書いていただきましたが、murakami様について、それ以上のことが分かりません。
実際にスイングなどを拝見した訳でもないですし、球筋や高さなども分かりません。
なので、想像力を働かせて書かせて頂きました。

私はいつもクラフトマンにお世話になっているので助かっていますが、murakami様もできればお近くの工房を訪ねられ、クラフトマンの方のご意見も参考にされてはいかがでしょうか?
日本全国には素晴らしいクラフトマンがたくさんいらっしゃいます。
murakami様のお住まいの地域にも必ずいらっしゃるのではないでしょうか?

他の方の意見を参考にされるのもいいと思いますし、ご自身がこれだと即決されることも大切だと思います。

以上が私の考えなのですが、参考にしていただけましたでしょうか?

これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。
それでは失礼いたします。
No title
golf daisuki様

貴重なアドバイス、誠にありがとうございます。

調べてみると、少し距離はあるのですが、ダンロップ主催の試打会があるようなので、参加してメーカーの方に色々聞いてみたいと思います。

シャフト品質の件は、驚きました。日本人の品質管理はすごいですね。

自分はゴルフの腕はまだまだです。(笑)
正直、MP60は自分の技術ではミスも多いです。ただ不思議なことに、優しいと言われるワイドソールのアイアンなどは、自分にとってはMP以上に難しいです。
正に、golf gaisuki様が言われように、クラブは馴染んでくるものだと再確認しました。ゴルフはスコアなど追求したり道具にこだわったり、とても魅力的なスポーツだと思います。
これからもゴルフクラブ試打日記楽しみにしています。
試打会に参加されるのはとてもいいことだと思います!
murakami様。こんばんは。
golfdaisukiです。

再びコメントを寄せてくださり、ありがとうございます。

ダンロップ主催の試打会に参加されるのですね。
とてもいいことだと思います。

しっかりと試打され、納得いく形でクラブを決められるのが一番だと私は思います。

murakami様にとって、頼もしい相棒となるクラブを手にされることを願っております。

これからもお互い、ゴルフをエンジョイしていきましょう!
それでは失礼いたします。