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2014年09月05日
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ダンロップ スリクソン Z945 ドライバー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ダンロップ スリクソン Z945 ドライバー です。

シャフトは Miyazaki Kosuma Indigo 6 です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は63g、トルクは3.1、バランスはD3、キックポイントは中手元調子、クラブ総重量は314g です。

スリクソン『三兄弟』の最後のドライバーを手にすることができました。
Z945ドライバーです。
三兄弟なのは、前のモデルから継承されていることですし、他のメーカーにも見られます。
タイプの違うヘッドが3つあれば、かなり幅広い層に対応できるのではないでしょうか?
前のモデルは『925』が一番小振りでしたが、今回のモデルも、この『945』が一番小振りのようです。

黒く引き締まったボディが魅力的です。
以前試打した『545』はもちろん、『745』よりも、さらに立体的な感じがします。
共通しているのは『カッコいい』ということです。
次のモデルは、また2年後で、『565』『765』『965』になるのでしょうか?

かなりのディープヘッドです。
今はシャロー系が多いので、珍しく見えますが、昔はこれくらいが主流だったように思います。
シャローは、いかにもチタンなどの『金属系』な感じがしますが、このヘッドのようなディープさは『パーシモン』を思い出すので、魅力的に見えます。
ドライバーはパーシモンから始まりましたし、その流れが今でも続いているように思います。
素材は金属になっても、パーシモンの流れを汲んでいるのかもしれません。
『ウッド』系という言葉は今でも使われます。
もし、最初から金属ヘッド(チタン)だったとしたら、私が苦手な『四角ヘッド』からスタートしていったのかもしれません。
もっと曲がりにくいドライバーが最初から作ることができたのかもしれません。

ネックの長さは、他の『二兄弟』と同じように見えます。
標準的な長さといっていいと思います。

当然ながら、このドライバーにも調整システムが搭載されていました。

試打するのは、この『Nポジション』です。

ソールの中央部分にウェイトがひとつだけ配置されていました。
これは745と同じです。
545はウェイトが2つありました。
ヘッドの大きさによって、最適な重心の位置が計算され尽くしてのことなのでしょうか?

このオーソドックスなフェース面も期待できます。
これまでも、いい思い出がたくさんあります。

予想通り、かなりの男前です。
すごくシブいです。
立体的な顔をしています。
聞くところによると、このドライバーのヘッド体積は400ccということなのだそうですが、それほど小さい感じはしませんでした。
普段見慣れている『小顔タイプ』のドライバーと同じような印象をもちました。

素振りをしてみても、なかなかいい感じです。
ヘッドの雰囲気と、シャフトのしなり感が少し合っていないような気もしたのですが、違和感はありませんでした。
装着されているシャフトが『純正』ということですが、カスタムシャフトでも試してみたいと思いました。

最高レベルの構え感です。
さすがはダンロップです。
『スリクソン顔』だな・・・。と思いました。
整った顔に、精悍さがあります。
ヘッド体積は違いますが、私は『ZR-30』というドライバーにお世話になっていた時期があるので、その名器ドライバーを思い出しました。
すごくいいイメージが出せました。
いいイメージというだけでなく、すごく洗練されたクリアなイメージ・・・。といったらいいでしょうか?
気持ちの昂ぶりを抑えられません。
こうして構えているだけで、笑顔にさせてくれました。
先日試打した『545』『745』も、いい顔をしていますが、私はこの945が一番好きです。
試打を開始しました。

『打感』は良いです。
結構しっかりしているな・・・。と思いました。
インパクトの衝撃をしっかりと感じ取ることができました。
すごく柔らかいというよりは、どちらかというと『はっきり系』かな?と思いましたが、好感のもてる打感です。

『音』もスリクソンらしく、心地いい感じに仕上がっています。
気持ちよく振り抜いていけました。

『球のあがりやすさ』という点では、はっきりとタフなタイプだということが解りました。
高くあがるタイプではなく、ライナー系を打ちやすいドライバーです。
ある程度のHSが要求されると思いますし、好みが分かれるところかもしれません。
前のモデルも『925』が一番タフなモデルでしたが、今年の三兄弟も、この『945』が一番タフなモデルになっているようです。
しかし、調整システムを使ったり、ウェイトを交換したら、もっと印象も変わるような気がします。
今度調整することができたら、色々と試してみたいと思いました。

『安定性』という点では、ややシビアな感じがしました。
正直なタイプです。
高い直進性が得られるようなタイプではないと思いました。
同じ最新モデルでも、先日試打した『PING G30ドライバー』とは、性格が大きく異なる感じがします。

『飛距離性能』は、力強い弾道で好感がもてました。
『余計な浮力』がなく、確実に前に運んでくれるタイプのドライバーです。
しかし、人によって好みが大きく別れるところだと思います。
幅広い層に対応できている感じはしませんが、こういったタイプのドライバーを好まれる方にはたまらない魅力があるのではないでしょうか?
高弾道系でしっかりとキャリーで飛ばしていきたい・・・。という方には、合いづらいところがあるかもしれません。
私はライナー系の弾道を好むので、このドライバーには魅力を感じましたが、745や545を好まれる方のほうが多いような気もします。

抜群の操作性でした。
すごく敏感に反応してくれました。
最近はなかなか大きく曲げづらいドライバーも多くなって、かなり極端に曲げようとしたりすることもあるのですが、このドライバーはすごく反応がいいので、ちょっとだけ変えるだけで、それが敏感に弾道に反映しやすい感じがしました。
曲げづらいドライバーには少し強引にいくこともあるのですが、このドライバーは敏感にこちらの意思をくみ取ってくれたような気がします。
曲げる練習が大好きな私は、練習場の幅を最大限有効利用して楽しみました。

今はミスヒットに対する寛容さや高い直進性をもったドライバーのニーズが高いように思います。
なので、このZ945のようなマニュアルタイプで正直なタイプは、敬遠されがちなところはあるかもしれません。

球もあがりやすいタイプではないので、多くの支持は集められないのかもしれません。
おそらく限定発売ではないかな?と思い、尋ねてみたのですが、やはりその通りでした。
これはメーカー側も最初から解っていて、このようなタイプのドライバーを好まれる方の為に数を限定して発売しているのだと思います。

昔からあるようなタイプのドライバーだとは思いますが、大きく違うところは『調整機能』が付いているということです。
ウェイトも交換できるようですし、ネックの調整システムを使ってロフトやフェースアングルを変えると、かなり性格の違うドライバーにすることができると思います。

もし、私がこのドライバーを使うとするならば、おそらく調整システムは変えないだろうと思います。
このままのロフト、フェースアングルで使っていくだろうと思います。
ただ、ウェイトは色々な重さを試してみたいですが・・・。

スリクソン三兄弟(545・745・945)の中で、私はこの945が一番気に入りました。
弾道の力強さと反応の良さは魅力的です。
そして『弾道の高さ』がイメージと合いました。
数量限定ということで、それほど多く試打することはないかもしれませんが、また試打する機会があれば、何度でも試してみたいと思いましたし、是非コースでも使ってみたいです。
コメント
管理人のみ閲覧できます
2015-08-21 09:39 編集
再びコメントを寄せてくださり、ありがとうございます
再びコメントを寄せてくださり、ありがとうございます。
仰るとおり、レフティモデルは少なくなっているようですね。
私は右打ちなのでよく解らなかったのですが、レフティの友人もニューモデルが少ないと嘆いていました。
練習場でも打席が少ないのが不満だと言っていました。
MP68は本当に素晴らしいアイアンですね。
私も大好きです。
私のブログがK様のお役にたてたことをとても嬉しく思います。
注文生産でもいいから、やはりレフティモデルはもっと増えて欲しいですね。
そういったことを考えてみますと、やはりOEMに頼っているメーカーでは難しいかもしれないですね。
ミズノなど『自社生産』メーカーのほうが、対応がいいのは明らかですね。
MPアイアンは一生物といえる素晴らしさがあるので、どうかこれからもずっと大切に使ってあげてください。
これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。
2015-08-27 22:41 golfdaisuki URL 編集
管理人のみ閲覧できます
2015-08-31 10:04 編集
こちらこそ、ありがとうございます
再びコメントを寄せてくださり、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
2015-09-02 00:35 golfdaisuki URL 編集