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2014年08月24日
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ブリヂストンゴルフ J15CB アイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ブリヂストンゴルフ J15CB アイアン の7番 です。

シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは32度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子 です。

ブリヂストンゴルフの新しいアイアンです。
ブリヂストンゴルフというようにブランド名が変わって、ツアーステージが無くなるということを聞きました。
ツアーステージはブランド誕生から馴染みがあったので、寂しい気持ちもありますが、これまで通り品質や性能が確かであれば仕方ないのかな・・・。と思っています。
私はずっと『J’s』を愛用してきましたし、それ以外にも『レイグランデ』や『レクスター』にも馴染みがあります。

このブランド名が変わるのは、J’sからツアーステージへと変わっていったときと同じくらいのインパクトがありますが期待したいです。
元々、ツアーステージは国内向けブランドで、海外ブランドはずっとブリヂストンゴルフでした。
国内外を統一したという解釈でいいのでしょうか?
そういえば、ダンロップのスリクソンも、最初は海外ブランドでしたし、その頃日本では『ニューブリード』がメインだったように思います。

こうして見ても、ノーマルなキャビティといった感じがします。
軟鉄らしい風合いが感じられますが、何故かあまりテンションが上がることはありませんでした。
大きく方向転換していきながら、このアイアンがすごくノーマルに感じられたからなのかもしれません。
何となくなのですが、少しだけ『大味』な印象もありました。
感覚的なことなので上手く表現できないのですが、魅力的なアイアンは『ピン』とくるものがあります。
しかし、今日はそれがありませんでした。
もちろん、このアイアンが良くないのではなく、あくまでも私の感覚的なものに過ぎません。

彫りの深さも浅く、『ハーフキャビティ』といっていいでしょうか?
見慣れた形状です。

ソール幅は、やや広めです。
もうちょっと狭い感じを予想していたので、少し意外でした。
ソールの丸みが目立っていたので、滑りが良さそうだな・・・。と思いました。

ややショートネックです。
こうして見ても、少し『頭でっかち』な感じがします。
これまでの『ツアステアイアン(X-BLADE)』には、あまり見られなかった形状です。
これが新しいブランドのコンセプトなのでしょうか?
もう、アスリート色の強いアイアンを発売しないのでしょうか?
あの研ぎ澄まされたような、まさに『刀』と思えるようなツアステアイアンに、いつも魅了されてきました。

このオリジナルグリップの色にも驚かされました。
これまでのイメージとは大きく異なる『赤』です。
これも大きな変化です。
今はグリップもカラフルになりましたし、私たちゴルファーの選択肢も増えてきましたが、私はオーソドックスな黒が一番好きです。
しかし、この赤もインパクトがあって、いい感じだな・・・。と思いました。

結構『大顔』だな・・・。と思いました。
これもちょっと意外でした。
これまでのX-BLADEとは、ちょっと違う印象をもちました。
少しクセのある顔をしているな・・・。と思いましたが、特に苦手意識は芽生えてきませんでした。

フェース面にミーリングは見られませんでした。
先日試打したスリクソンのニューアイアンには、細かなミーリングがありましたが、このブリヂストンゴルフのニューアイアンにはありません。
これもメーカーの考え方による違いだと思いますし、一概にどちらがいいとはいえないのかもしれません。

ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。
見とれるようなことはなかったですし、テンションもそれほど上がらず淡々としていました。
あくまでも私の好みとしては、もうちょっと『小顔感』が欲しかったのですが、これくらいの大きさを好まれる方はたくさんいらっしゃると思います。
少しグースも利いていましたが、これはこれまでのブリヂストンのアイアンに見られたところだと思います。
形は整っていますが、あまり『マニュアル感』は感じられず、どちらかといえば『セミオートマチック感』のほうが強く感じられました。
試打を開始しました。

『打感』は良いです。
柔らかさがありながらも、手にしっかりと『球の重さ』を伝えてくれました。
軟鉄という素材の良さと、適度な厚みによるグッドフィーリングを得ることができました。

『球のあがりやすさ』も、なかなかいい感じです。
予想よりも、少し高くあがりました。
タフな感じはしませんでした。
目に見えないところに、色々な工夫が施されているのでしょうか?
最近のハーフキャビティは昔に比べて、とても敷居が低くなっているように感じます。

『安定性』はまずまずだな・・・。と思いました。
キャビティらしい易しさを感じることができました。
『セミオートマチックタイプ』といったところかな?と思いました。
寛容も持ち合わせているアイアンだと思いました。
このアイアンがハーフキャビティということを忘れてしまいそうでした。

『飛距離性能』も、なかなか高いと思いました。
しかし、今はアスリートモデルと呼ばれるアイアンでも、少しずつロフトが立ってきていますし、距離も伸びてきました。
なので、このアイアンもその流れに乗っているように思います。
今のアイアンの中では、『ノーマル』といえるのでしょうか?
せっかくの軟鉄ですし、もし私が使うとするならば、少しロフトを寝かせたいな・・・。と思いました。

『操作性』は、いい感じでした。
左右にも上手く反応してくれました。
少し『面長』な感じがしたのですが、曲げることを邪魔しませんでした。
すごく敏感というほどではなかったのですが、扱いやすいアイアンだな・・・。と思いました。

初めて出会った『ブリヂストンゴルフ』のアイアンでしたが、それほどテンションもあがりきらず、ずっと淡々とした気持ちのまま試打をしました。
海外モデルをそのまま日本にもってきたのかな?という思いもあったのですが、これから続々とニューモデルが誕生してくると思います。

聞くところによると、違うタイプのアイアンも同時発売されるそうなので、是非そちらにも期待したいと思いました。
色々なタイプのクラブを同時発売することで、様々なゴルファーの好みなどに対応できるように思います。

ブリヂストンはクラブやボールだけでなく、ウェアやバッグ・シューズ・傘など、アクセサリー類などでも、ずっと長く馴染んできました。
特にシューズは他のメーカーよりもたくさん所有しています。
今は確か10足くらいのシューズをもっていると思うのですが、6足くらいはツアーステージだと思います。
シューズなども全てツアーステージという名前は見られなくなるのでしょうか?
もし、そうだとしても、ブリヂストンのシューズをはじめとしたアクセサリー類も使い続けていきたいと思いました。
PHYZなどのブランドはどうなるのでしょうか?

これからもブリヂストンゴルフには期待していきたいですが、このJ15CBというアイアンには、それほど購買意欲が刺激されることはありませんでした。
できれば違うモデルに期待したいですし、同じ『ハーフキャビティ』という括りで考えてみても、私はスリクソンのZ745のほうが魅力的に思えました。
今度機会があれば、打ち比べてみたいと思います。

このアイアンはまた試打してみたいですし、違うモデルも是非試してみたいと思いました。
永くBSファンを続けてきた私としては、ちょっと印象が変わったように思うところもあったのですが、大きな不満はありませんでした。
その分だけ、大きく気持ちが揺さぶられることもありませんでした。
今はたくさんのメーカーがありますし、競争も激しいと思いますが、これからもブリヂストンゴルフには、私たちゴルファーを魅了し続けて欲しいです。
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