ルーツゴルフ AerMet X ユーティリティ - ゴルフクラブ試打日記。


Post

      
2014年07月31日
  

ルーツゴルフ AerMet X ユーティリティ

                 
ルーツゴルフ AerMet X ユーティリティ 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ルーツゴルフ AerMet X ユーティリティ のU3です。



クロムオレンジ
シャフトは クロムオレンジ です。

ロフトは18度、クラブ長さは40.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は56g、トルクは4.4、バランスはD1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は341g です。



正面
ルーツアーメットシリーズのユーティリティクラブです。


これまで、ドライバーやFWを試打してきたのですが、今日はUTを試打することができました。



側面
オーソドックスで、整った形状をしています。


UTはドライバーやFWと比べると、形状のバラツキは多くないように感じます。


グースタイプか、そうでないか?ということが大きな境目のような気もします。



ネック長さ
ネックの長さも、適度にあります。


これまで試打してきたドライバーやFWと共通するところだと思います。



バックフェースの溝
バックフェースには溝がありました。


これも
FWに見られました。


FWをそのままギュッと凝縮したような印象を受けます。



フェース面のデザイン
このフェース面のデザインも好感がもてます。


弾きが良さそうですし、美しさもあります。



AerMet Cup Face
トゥ側には『AerMet Cup Face』という文字がありました。


これも、FWなどと共通するところです。


クラブの番手は違っていても、全く同じコンセプトで作られているのだと思いました。


番手毎のつながりが良くなるので、セットで使いたくなります。



セミディープバック
セミディープバック形状といっていいでしょうか?


結構高さがあります。


もちろん、これまでのUTと同じような高さがあるのですが、ドライバーやFWはシャローバックが今や『常識』となりつつある中で、UTはまだまだ高さのあるものが多いような気がします。



顔
好感のもてる顔をしています。


オーソドックスな形状です。


今はUTも、色々な顔がありますが、私はこのようなオーソドックスなタイプが好きです。


あまりクセのない顔に好感をもちます。


艶消しブラックも、カッコいいです。



三角形の凹み
この三角形の凹みも、お馴染みです。



振り感
素振りをしてみると、これまでもドライバーなどと同様、重量感などが足りなく感じることもあるのですが、ある程度予想していました。


見た目の美しさに加え、敷居を高くし過ぎず、幅広い層に合いやすそうな感じがしました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じです。


構えやすいです。


FW同様、やや出っ歯タイプではありますが、落ち着いて構えることができました。


UTにしては、やや大きく見えたので、もう少し小振り感があるといいな・・・。と思いました。


形状は整っていますが、『繊細』というよりも『大らかさ』を感じました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、いい感じです。


しっかりとしていながらも、硬くないです。


手に嫌な衝撃も残りません。



打球音
『音』も、いい感じです。


爽快感があって良いです。


インパクトが縮こまることなく、気持ちよくフィニッシュまで振り切ることができました。



バックフェース
『安定性』という点では、まずまずかな?と思いました。


今のUTの中でも、標準的なほうだと思います。


高い直進性があるという感じはしませんでしたが、構えやすいですし、普通に打っていくぶんには、何の支障もありません。



飛距離性能

『飛距離性能』は、なかなかいい感じでしたが、今のハイレベルなUTの中では、平均的な感じがします。



操作性

『操作性』も、まずまずだと思いました。


左右に曲げられましたが、あまり敏感な感じはしませんでした。


自分の持ち球の、小さい曲げ幅で攻めていきたいタイプです。



ヒール側
いいクラブだな・・・。と思いました。


シャフトを代えれば、もっと好感度が増したように思います。


ルーツゴルフはどちらかというと、ベテランゴルファーの方を対象にしているのかな?と思うところもあるのですが、このUTもそうですし、新しいシリーズのアーメットシリーズはアスリートタイプの方にも、充分対応してくれるように感じました。



ルーツゴルフ AerMet X ユーティリティ
装着されているオリジナルシャフトも、なかなかいい感じではありますが、色々なシャフトに替えると、もっと『化ける』ような気がしました。


UT用の、色々なシャフトを思い出しながら、あのシャフトだと、こんな感じで打てるのかな?などと考えながら試打を繰り返していました。


ヘッドとシャフトの組み合わせを考えるだけでも、楽しくなります。


ヘッドによって、シャフトは化けますし、シャフトによってヘッドも化けます。


プレイヤーにとってバッチリと合致した『鬼スペック』のクラブに出会うことができれば、まさに鬼に金棒です。


今はリシャフトも盛んになってきましたが、まだまだシャフトの重要性が浸透していないように感じることもあります。


買ったばかりのクラブがもうひとつでも、リシャフトをして『まるで別物』と呼べるほど良くなったりもするので、シャフト選びは奥が深いです。



ルーツゴルフ AerMet X ユーティリティ
他のメーカーとは明らかに違う『個性』がありますし、独特の美しさもあるルーツゴルフのクラブです。


飛距離とか曲がりにくさなども大切ですが、『美』というものに力を入れているメーカーは大好きです。



ルーツゴルフ AerMet X ユーティリティ
出会う機会はそれほど多くないのですが、これからもルーツゴルフのクラブには期待していきたいと思います。


                         
        

                         

コメント

非公開コメント