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2014年07月21日
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ヤマハ インプレス RMX FW & UT

<左>RMX UT <右>RMX FW
今日は、ヤマハのFWとUTを同時に試打してみました。
試打クラブは、ヤマハ インプレス RMX FWの5番 と UTの3+ です。

<上>Motore Speeder TMX-514U (RMX UT)
<下>Motore Speeder TMX‑514F (RMX FW)
<左>RMX UT のスペック
ロフトは18度、クラブ長さは40.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は58g、トルクは4.0、バランスはD1、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は339gです。
<右>RMX FW のスペック
ロフトは18度、クラブ長さは42.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は56g、トルクは4.3、バランスはD1、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は320gです。

ヤマハの、この美しいFWとUTが同じロフトだということで、打ち比べてみることにしました。
勿論、ヘッド体積やクラブ長さなどは違いますが、この番手のクラブはFWとUTのちょうど境目くらいにあるといってもいいのかもしれません。
『18度』というロフトは、アイアンでいうと『2番アイアン』に相当すると思います。

FWとUTという違いはあっても、デザインが統一されているので、セッティングに組み込みやすい利点があるように思います。
FWやUTだけでなく、アイアンやドライバーなどにも共通していえることですが、ヤマハのクラブは本当に美しいです。


ネックに調整システムがあるところが同じです。
このシステムはとても便利だとは思いますが、ややネック周りが太く見えてしまうところが難点です。
構えづらさを助長してしまうほどでもないのですが、構えたときに目立っていたのが印象的です。

ネックの長さは、ほぼ同じといっていいでしょうか?
今のクラブの中では、明らかに長いほうだと思います。

FWとUTの違いはありますが、どちらもとてもいい顔をしています。
さすがヤマハといったところです。
クラブの品格を感じます。

シャローヘッドであるところも、共通しています。
今はドライバーに限らず、FWやUTもシャローこそが、スタンダードといえるのかもしれません。

RMX FW

RMX UT
ボールを前にして構えてみても、どちらもとても構えやすいです。
ネック周りが少し目立っていますが、ヘッドの形状はとてもいいです。
以前試打したこともありますし、楽な気分で構えることができました。
試打を開始しました。

『打感』はどちらも良くて、甲乙つけがたい感じです。

音も、いい感じです。

『球のあがりやすさ』という点では、ややFWのほうかな?と思いました。
同じロフト設定ではあっても、やはりヘッドの形状やシャフトの長さなども影響してくるのかもしれません。
FWで5Wは大人気ですが、UTで18度のクラブは5Wほどのニーズはないのかもしれません。
UTは21度や24度くらいが人気が高いように思います。

『安定性』という点では、どちらもイージー系だとは思いませんでしたが、敢えていうならば5Wかな?と思いました。

『飛距離性能』という点では、明らかに5Wだと思います。
これはシャフトの長さも違うので、打つ前に予想していた通りの結果となりました。

『操作性』という点では、どちらもシャフトがかなり軟らかいので、少し苦戦するところがありましたが、私はUTのほうが扱いやすい感じがしました。
色々なシャフトに替えることによって、もっと扱いやすさもアップするように思います。
もし、この2本のうち、どちらかひとつだけ所有するとするならば、私はUTを選ぶと思います。
しかし、リシャフトやバランス調整は必ずするのは間違いありません。

やはり、ヤマハのクラブはいいな・・・。と思いました。
私は今、ヤマハのアイアンを愛用していますが、いつかFWやUTでも、ヤマハを購入してみたいという思いがあります。
しかし、今愛用しているクラブもすごく気に入っていますし、他にも購買意欲を強く刺激してくるクラブがたくさんあるので、なかなかヤマハだけで統一はできないような気もします。
素晴らしいクラブにたくさん出会える日本に住んでいて、とても幸せで恵まれています。

これからも、ヤマハには『美』と『性能』の両立を目指してクラブ開発して欲しいです。
この2つの素晴らしいクラブのおかげで、晴れ晴れとした気分で練習場を後にしました。
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