Post
≪ヨネックス チタンハイブリッド マッスルバックアイアン | HOME | ゴリラ XX1 ドライバー≫
2014年06月23日
PR
三浦技研 MB-5005 アイアン & CB-1007 アイアン

<左>CB-1007 <右>MB-5005
今日は、この2本の三浦技研のアイアンを試打しました。
試打クラブは MB-5005 アイアン と CB-1007 アイアン の7番です。

シャフトは、どちらも ダイナミックゴールド です。

三浦技研のクラブに出会うたび、テンションがあがります。
こんなに美しくてフィーリングのいいアイアンを手にすることだけで、とても嬉しく思います。
どちらも初めてではないのですが、気持ちの盛り上がりを抑えることができないですし、いい目の保養ができます。
まだ所有できていませんが、三浦技研のクラブも早く購入できれば・・・。と考えております。
このようなアイアンでラウンドできたら、とても楽しいだろうな・・・。と思います。

どの角度から見ても、シャープでカッコいいです。
最近は、このようなシャープなアイアンが少なくなったような気もします。
丸っこいアイアンも増えてきました。
そういった意味でも、この2つのアイアンは『正統派』といいますか、昔ながらのいい流れできているように感じます。
『アイアン好き』の私には、たまらない魅力があります。

左のCB-1007がハーフキャビティ。
右のMB-5005がマッスルキャビティ。
といえるかな?と思いながら見ていました。
どちらも形状に違いはありますが、とても美しいです。
キャビティ部分の面積はMB-5005のほうが圧倒的に小さいですが、キャビティ部分の『最深部の深さ』という点では、ほぼ同じように見えます。
初めてMB-5005を試打したときにも書きましたが、MB-5005は純粋なマッスルバックというよりは、キャビティ部分も散りばめられている『マッスルキャビティ』といえるように思います。
名称にあまりこだわる必要なないのかもしれないのですが・・・。

<左>CB-1007 <右>MB-5005
ソール幅は、ほぼ同じで、大きな違いは見られませんでした。

<左>CB-1007 <右>MB-5005
ネックの長さも、ほぼ同じです。

<左>CB-1007 <右>MB-5005
トップラインはどちらも細いのですが、こうして見比べてみると右のMB-5005のほうが、ほんの少しだけ細く見えました。

<左>CB-1007 <右>MB-5005
こうして見ても、どちらもかなりハイレベルな美顔です。
思わず見とれてしまいました。
この顔の美しさには優劣がつけられませんでした。
何といいますか、この美しい顔を見ているだけで、周りの空気が澄んでいるように感じられます。
気持ちの昂ぶりを抑えることができません。

MB-5005

CB-1007
ボールを前にして構えてみても、どちらも『極上の構えやすさ』です。
いくら時が経っても色褪せない美しさ・・・。といったらいいでしょうか?
ずっと見ていても飽きることがありません。
どちらも単品で試打したときも、いい印象をもつことができたのですが、今日は同時に試打できたおかげで、その好印象が倍増しました。
いいイメージがどんどん湧いてきました。
飽きずに、ずっと永く使い続けていけるクラブというのは、こういうクラブのことをいうんだろうな・・・。と思いながら見つめていました。
幸せに感じる時間が長いです。
試打を開始しました。

<左>CB-1007 <右>MB-5005
『打感』はどちらも甲乙くけがたいほど素晴らしいです。
この心地よいフィーリングに、笑みが絶えることがありません。

<左>CB-1007 <右>MB-5005
『球のあがりやすさ』という点でも、大きな違いは見られませんでした。
CB-1007で球があがる方であれば、右のMB-5005でも、充分球があがると思います。
マッスルバックは球があがりにくくて難しそう・・・。と思っておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、最近のマッスルバックは見た目の印象以上に敷居が低くなっているので、敬遠されずに是非試していただきたいと思いました。
どちらも『ナチュラルなあがりやすさ』という感じがしました。

『安定性』という点では、どちらも『寛容さ』『直進性』をウリにしているアイアンではないと思います。
ミスヒットに対しての寛容さを求めておられる方には合いづらいところがあるかもしれません。
こうして打ち比べてみると、CB-1007のほうが、やや寛容さがあるかな?と思いました。
しかし、MB-5005を『マッスルバック』とするならば、易しく感じます。
やはりバックフェース中央に彫られているキャビティ部分が、この易しさを演出してくれているのかもしれません。

『飛距離性能』は、ほぼ互角でした。

『操作性』という点でも、甲乙つけがたく、どちらもとても敏感に反応してくれました。
オートマチックタイプのアイアンを好まず、マニュアルタイプを好まれる方には、是非お勧めしたいアイアンです。
練習場では、ボールを真っ直ぐ飛ばそうとしておられる方を、よくお見かけするのですが、『曲げる楽しさ』を一度味わうと、練習の楽しさが倍増しますし、実戦でも役に立ちます。
そういった意味でも、この2つのアイアンは楽しい練習ができて、飽きがこないアイアンといえるのではないでしょうか?
オートマチック系のアイアンでは、味わえない楽しさがあります。

<左>CB-1007 <右>MB-5005
試打するのが楽しくて、あっとういう間に時間が過ぎてしまいました。
三浦技研のクラブには、それほど多く接することがないので、今日は存分に楽しんでやろう・・・。と思っていたのですが、まだまだ打ち足りない・・・。というところで、この2つのクラブを返却しなければなりませんでした。
残念な気持ちもあったのですが、とてもいい時間を過ごすことができたので、この2つのアイアンに感謝したいと思いました。

今は多くのメーカーで『ハイテクアイアン』が発売されています。
『異材コンポジット』も、今は当たり前のように見受けられますし、アイアンの原型をとどめていないようなタイプも見られます。
『飛距離』に特化している物もありますし、『安定性』が、ずば抜けている物も多くなりました。
そういった点で考えてみると、この2つのアイアンは、そういったハイテクな感じはしませんが、その分といいますか、それ以上にプレイヤーのフィーリングを大事にしてくれているように感じます。
ゴルファー自身がもつ『感性』こそが『最大の武器』だと思いますし、そういった点で考えてみても、このような『フィーリング重視のクラブ』はプレイヤーのスキルを高めてくれるのではないでしょうか?
クラブがハイテク過ぎると、プレイヤーのスキルの上昇を妨げてしまうことも、ひょっとしたらあるのではないかな?と思ってしまいました。
何事も便利すぎるよりも、ちょっと工夫が必要なくらいがちょうどいいのかもしれません。
ただ、それは今の多くのニーズに、必ずしも応えてはいないような気もするのですが・・・。
今は『易しい』『飛ぶ』というタイプのアイアンがもてはやされているように思います。

『メイドインジャパンの凄さ』を感じることができました。
まさに『モノ作り大国ニッポン』です。
いろいろなクラブを試打していて、時には『血が通わないような冷たい印象』をもつクラブに出会うこともありますが、この2つは血が通ったあたたかい印象をもつことができました。
もちろん、どちらも鉄ですし、触れてみると冷たいのですが、あくまでも感覚的にあたたかい感じがします。
フィーリングが伝わりやすく、気持ちが盛り上がるからかもしれません。
また機会があれば、この2つのアイアンをどんどん試打できたらいいな・・・。と思いました。
コメント