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2014年05月30日
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BUDDY Episode A ドライバー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは BUDDY EpisodeA ドライバー です。

シャフトは 三菱レイヨン FUBUKIJ 70 です。
ロフトは9度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、キックポイントは中調子、トルクは3.6、バランスはD3、クラブ総重量は324gです。

初めて手にするBUDDYのドライバーです。
私は、このメーカーのことを全く知りませんでした。
老舗メーカーなのでしょうか?
初めて手にするメーカーのクラブを試打するときは、いつも以上にワクワク感と期待感が込め上げてきます。

ソールには『Episode A』と記されていました。
ということは、『Episode B』もあるのでしょうか?
BUDDY(バディ)という言葉は、ゴルフクラブにとても適していると思います。
『仲間』という意味もありますが、それ以上に『相棒』とか『信頼のおける仲間』という意味があります。
『大勢の仲間』というよりも、『一対一の関係』という意味合いが強いと思います。
バディという言葉をよく聞くようになったのは、私は『映画 海猿』なのですが、とてもいい言葉だな・・・。と思いました。
私たちゴルファーにとって、ゴルフクラブはとても大切な相棒です。
信頼のおける相棒が、いつもそばにいてくれるからこそ、いいラウンドができます。
セルフプレーが、ほぼ当たり前となった今では、ラウンド中の唯一の味方といえるのはゴルフクラブだけなのかもしれません。
私たちゴルファーは、14本(以内)の相棒と共に18ホールの長い旅に出るわけですが、ひとつでも信頼のおけないクラブがあると、ベストなラウンドはできません。
私は素晴らしい相棒に恵まれているので、幸せ者です。
マイクラブたちは、みんな私に大きな力を与えてくれています。
すごく信頼しています。
ラウンド後や練習後には必ずクラブを全てきれいに磨くのですが、それがとても楽しい時間です。
このクラブのBUDDYは、とてもいい名前だな・・・。と思いましたし、今まで他のメーカーがつけていなかったのが不思議なくらいです。

結構ディープ感もあり、丸っこい形状です。
黒い色がビシッと引き締めてくれているようです。
形状自体は、とてもシンプルです。
このシンプルさがたまりません。

バックフェースにはウェイトがひとつだけありました。
他にはありませんでした。
この『ひとつだけ』というところに、メーカーの自信がうかがえます。
こうして、クラブをいろいろな角度から見ていて、いい雰囲気を感じるものと、そうでないものとに分かれるのですが、このドライバーは明らかに前者です。

セミディープバックといっていいでしょうか?
最近のドライバーの中では、明らかにディープバックなほうだと思いますが、私の感覚ではセミディープといった感じがします。
シャローヘッドが多いなかで、今は少しずつディープなタイプも増えてきましたが、このドライバーもそういった『ディープ系』の感じがします。
これまでの経験上、叩けそうな印象をもちました。

ネックの長さは、やや短く見えましたが、今はこれくらいが主流でしょうか?
見慣れた長さだと思います。
調整機能は付いていなくて、とてもシンプルです。

トゥ側

ヒール側
トゥ側とヒール側には、それぞれ凹みが見られました。
これは空気力学によるものなのでしょうか?
何と言っていいのか解りませんが、『品良く』凹んでいるな・・・。と思いました。
さり気なさが感じられました。

とてもいい顔をしています。
気持ちが和みました。
好感度がどんどんアップしてきました。
形状の美しさもありますし、全体的な雰囲気などから、とても『ピュア』な感じがしました。
変なクセや濁りの無い、クリアなブラックといったところかな?と思いました。

素振りをしてみても、いい感じです。
適度に重量感もあって、タイミングも取りやすいです。
シャフトも暴れることなく、しっかりとついてきてくれます。
これならば気を遣いすぎることなく、気持ちよく振っていけるな・・・。と思いました。

ボールを前にして構えてみても、すごくいいです。
とても構えやすいです。
思わず目尻が下がってしまいました。
いいイメージがどんどん膨らんできました。
『ゴルフは打つ前が大事』だと、昔から言われていますが、こういったクラブを手にすると、それを強く感じることができます。
構えづらいクラブだと、構えたときに既にミスを犯してしまっていることもありますが、このように美しいクラブだとイメージも出しやすく、楽に構えることができます。
不自然に力が入ることもありません。
アドレスがすぐに決まりました。
呼吸も整い、集中力が増してきました。
試打を開始しました。

とても好感のもてる打感でした。
こもった感じではなく、はっきりとしているのですが、『ズシリとくる』というよりは、やや軽めに感じられました。
心地いい打感なので、『サクサク』打つことができました。

『音』も大きすぎず、ちょうどいい感じでした。
気持ちよくフィニッシュまで振り切ることができました。
インパクトが緩んだり、詰まったりすることもありませんでした。

『球のあがりやすさ』も、なかなかいい感じだな・・・。と思いました。
今のドライバーの中では、明らかにディープなほうだと思いますし、黒い色なので、タフな印象をもたれる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はそうでもないと思います。
勿論、人によって合うロフトはあると思うのですが、この9度でも、結構打ち出し角も高いですし、キャリーを稼いでいくことができました。
ライナー系で、ランを出していくタイプなのかな?と思いましたが、しっかりと高さも出していけました。

『安定性』という点では、今のドライバーの中では、標準的なほうかな?と思いました。
特別シビアな感じはしませんでした。
ヘッド自体の寛容さもあると思いますし、シャフトもタイミングが取りやすくしっかりしているので、普通に打っている限り暴れる感じはしませんでした。
イメージしたラインに乗せやすいドライバーだと思いました。
セミディープバックのドライバーだと思うのですが、何となく『シャローバックタイプ』の直進性を感じました。

『飛距離性能』も高いと思いました。
軽い力でも、ボールはグンと伸びてくれました。
とても構えやすいですし、気持ちよく振っていけるので、自然と距離も伸びていったというところもあると思うのですが、それ以外にも様々な要素が絡み合っているのではないかな?と思いました。
フェースの弾きも良く、初速も速いです。
叩きにいっても吹き上がることなく、確実に前に進んでいってくれました。
『パワーロス』の少ないドライバーだと思いました。
装着されているシャフトとの相性も、すごくいいと思いました。

『操作性』も良いと思いました。
構えたときに、変なクセが無いので、とてもいい印象をもったのですが、それがこの操作性の高さにもつながっているように思います。
シビア過ぎるドライバーではありませんが、結構敏感なところもあります。
左右にも、対応してくれました。

球を打つのがとても楽しくて、ついつい多く打ってしまいました。
初対面でありながら、この親しみやすさは『ただ者』ではないな・・・。と思いました。
飛距離性能や安定性、操作性、球のあがりやすさなどもハイレベルでありながら、やはりフィーリングがいいところにすごく魅力を感じました。
構えやすさ、打感が秀逸です。

先ほども書きましたが、結構球のあがりやすいドライバーです。
見た目はタフそうにも見えますが、実際はそれほど敷居が高いタイプではないと思います。
尖った性格のドライバーだとは思いませんでした。

初めて出会ったBUDDYという名のドライバーでしたが、いい印象のまま試打を終えることができました。
なかなか止める踏ん切りがつかなかったのですが、いつまでも試打するわけにもいかないので、後ろ髪を引かれる思いで試打を終えました。
奇をてらったところもなく、すごく『スタンダード』だと思いました。
このドライバーにすごく興味をもちました。

装着されていたフブキとの相性もいいと思いましたし、他にもいろいろなシャフトで試してみたいと思いました。
興味のもちにくいヘッドだと、いろいろなシャフトで試してみたいと思わないことも多いですし、イメージも膨らんできません。
しかし、このドライバーには想像力を掻き立てられるものがありました。

名前の通り、『相棒』になってくれそうなドライバーです。
初めてで、これだけ好感度が高いのだから、使い続けていけばもっと高められていけそうな予感がしました。
練習場だけでは勿体ない、是非コースでも試してみたい・・・。と思いました。

私はこのメーカーのことを全く知らなかったですし、これからも出会えるかどうか解りませんが、もし出会うことができればどんどん試打していきたいです。
今日はとても楽しい時間を過ごすことができました。
要注目なメーカーが、またひとつ増えました。
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