Post
≪プロギア iD ナブラ ツアー アイアン | HOME | ルーツゴルフ AerMet X ドライバー≫
2014年05月26日
5G NEXGEN ドライバー TYPE-460

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは 5G NEXGEN ドライバー TYPE-460 です。

シャフトは NS014-D です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.75インチ、シャフト重量は54g、トルクは6.3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は270gです。

久しぶりにNEXGENのニュードライバーに出会いました。
あまり出会う機会はないメーカーですが、やはりニューモデルということで、気になります。
思わず手にとってみました。

形状自体はオーソドックスな感じがします。
奇をてらった感じはしません。
ただ、何といいますか、ワクワクするような質感ではありませんでした。
ゾクゾクするような美しいクラブだと、テンションも上がりますが、このドライバーには、そういったことを感じませんでした。
あまり表現は良くないかもしれませんが、正直『チープ』な感じがしました。

ネックの長さは、標準的でしょうか?

ヒール側には『FORGED Ti CUP FACE』と記されていました。
鍛造のチタンカップフェースということでいいと思うのですが、クラブによって印象は様々だな・・・。と思いました。
鍛造カップフェースだと、すごく『高級感』といいますか、価格も高そうなイメージをもつことが多いのですが、このドライバーにはそれを全く感じませんでした。
すごくリーズナブルな価格なのではないかな?と思いました。

やや厚みのある形状です。
セミディープといっていいでしょうか?

ヒール側

トゥ側
ヒール側とトゥ側には、それぞれウェイトのようなものが配置されていました。
すごく見慣れた感じがします。
こうして見回してみても、斬新さは全く感じませんでした。
このドライバーに対する興味も、それほど湧きませんでした。
淡々とした気持ちで見つめていました。

顔も、あまり魅力を感じませんでした。
ちょっとだけクセがありました。
なかなかこちらのテンションも上がってきません。
何かこう、モヤモヤした感じです。

素振りをしてみると、シャフトがかなり軟らかすぎることに気づきました。
これまでも軟らかいシャフトにはたくさん出会ってきましたが、このシャフトは『軟らかすぎ』です。
これは難しいぞ・・・。と思いました。
レディスクラブのようです。
ただ、これだけ極端な軟らかさにしているということは、メーカーがそれだけ自信をもっているからではないでしょうか?
ヘッド自体に、それほど強い個性は感じられなかったのですが、シャフトの軟らかさは印象に残ります。
ただ、私にはこのスペックではいい結果が得られそうもなかったので、違うスペックを探しました。

しかし、この一本しか見当たりませんでした。
シャフトには『FLEX ONE』と記されていました。
つまりフレックスは、このひとつしか無いのでしょうか?
だとしたら、かなり親しみづらいクラブだな・・・。と思いました。
このクラブに対する興味も、どんどん失っていきました。

ボールを前にしても、やや特徴的でした。
少しクセのある顔をしていますが、特に構えづらくはありませんでした。
いいイメージが湧いてくることはなく、淡々とした気持ちで見つめていました。
試打を開始しました。

『打感』は良いと思いました。
適度に球の重さを感じられながらも、硬くないので好感がもてました。

『音』も、いい感じでした。
気持ちよく打たせてくれる音です。

球はとてもよくあがります。
タフな感じはしませんでした。

『安定性』という点では、少し難しく感じました。
ヘッド自体はまずまずだと思いますが、シャフトが全く合いませんでした。
何といいますか『当たり負け』『振り負け』している感じがしました。
これだけ軟らかいシャフトだと、私のスイングの未熟さが浮き彫りになるな・・・。と改めて感じました。
球が左右に散らばってしまいました。
タイミングがなかなか合わなかったのですが、敢えてこのドライバーに挑んでいこう・・・。という気持ちは起こりませんでした。

『飛距離性能』は、やや物足りない感じがしました。
正直、それほど秀でているとは思いませんでした。
ただ、それはこのドライバーを打ちこなせていない私の未熟さもあると思います。
メーカーの高い技術や工夫が組み込まれているのだろうと思います。
しかし、私はそれを上手く感じ取ることができなかったですし、このドライバーよりもポテンシャルの高いドライバーにたくさん出会ってきました。

『操作性』という点では、難しいと思いました。
何より『曲げてみよう』という気が最初から起きませんでした。
このシャフトに慣れるのがすごく難しくて、こちらの意思を伝えづらい感じがしました。
ゴルフクラブのシャフトは、プレイヤーの意思やイメージを、ヘッドやフェースに伝えるという大切な役目があると思うのですが、今日はそれがすごく伝わりづらい感じがしました。

この軟らかさは『怖い』と思いました。
練習場でこれだけ怖く感じるのだから、コースではもっと強く感じるだろう・・・。と思いました。
といいますか、コースに持っていきたいとは思いませんでした。

ただ、先ほども書きましたが、これはあくまでも私がこのドライバーを使いこなせていないだけです。
このドライバーでいい結果が得られている方もいらっしゃると思います。
私の技量が足りないのはいうまでもありません。
今日は私のスイングの未熟さを痛感しました。

ヘッドの質感などもそうですし、このドライバーを見つめていたときから、ずっとテンションが上がりきらず、淡々とした気持ちでした。
興味深く、このクラブを見つめることもありませんでした。
ワクワクすることもなく、今日一日だけの試打で終わってしまうだろうな・・・。と思いました。
購買意欲センサーが全く反応しませんでしたし、おそらくもう手にすることはないだろうと思います。

NEXGENのクラブはあまり多く出会っていませんし、いまひとつ特徴のようなものがつかめないのですが、また出会う機会があれば違うモデルを試打してみたいです。
このドライバーには、あまり好感がもてなかったのですが、次のモデルに期待したいと思いました。
シャフトの軟らかさが一番の個性で、それ以外はあまり感じられなかったので、他のメーカーがやっていないような、もっと『斬新なアイデア』で勝負して欲しいです。
予定よりも早く試打を終了しました。
コメント
管理人のみ閲覧できます
2014-05-27 21:19 編集
ぼうちん様。はじめまして
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして、まことにありがとうございます。
さて、今回はこのドライバーについてですが、仰るとおり私が下手くそだから使いこなせていないのだと思います。
まだまだ練習が足りないと思います。
このドライバーはあまり好感がもてませんでしたが、次のモデルに期待したいと思いました。
これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。
それでは失礼いたします。
2014-05-31 01:03 golfdaisuki URL 編集
No title
これは何度か試打しましたが、柔らか過ぎてタイミングが取れないですね。
チップカットすれば挙動が変わりそうですが…。
よろしければ是非、TYPE-440も打ってみてください。
2014-05-31 21:43 ユミ URL 編集
ユミ様。はじめまして
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして、まことにありがとうございます。
このドライバーは、私にはちょっと難しすぎたように思います。
440も機会があれば試打してみたいと思います。
試打することができれば、また記事に書かせていただきたいと思います。
これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。
それでは失礼いたします。
2014-06-03 23:53 golfdaisuki URL 編集