2023年06月17日
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2023年06月17日
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ONOFF DRIVER LABOSPEC PLUS

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ONOFF DRIVER LABOSPEC PLUS です。

シャフトは LABOSPEC 60CBTです。
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は61g、トルクは3.3、クラブ総重量は313g です。

とてもカッコいいオノフラボスペックのドライバーです。
オノフはカラフルでオシャレというイメージが私の中にあるのですが、このドライバーは黒を基調としています。

ラージサイズでシャロー感のあるヘッドです。
黒いヘッドですが、骨太でハードなイメージは無く、大らかでイージー系という印象をもちました。

トゥ側にあるオノフのマークが存在感を放っています。
普通の四角ではありますが、これでオノフだと分かるので、素晴らしいデザインです。
それだけオノフというブランドが認知されているのだと思います。
オノフの前身が『TEAM DAIWA』だということを知らない方も多くなっているのではないでしょうか?
釣りのイメージとゴルフのイメージを完全に分離させることに成功しました。

『FULL CORE DESIGN』という文字があります。
フルなコア(核)のデザイン・・・?
意味がよく分からないのですが、何やら特別な工夫がされているようです。

ソールには大きなウェイトが配置されています。
この位置(ヘッド後方)にあるということで、重心が深くなり、直進性が高まっていると像できます。
このウェイトには『6』という数字が刻印されていました。
通常、ドライバーヘッドの重さは『200g前後』なことが多いので、その中での6gというのは、かなりのウェイトを占めています。
専用の工具を使えば簡単に取り外せそうですし、他にもいろいろな重さが用意されているのでしょうか?

ソールのフェース寄りには大きな溝があります。
一時期に比べ数は減りましたが、今も採用しているメーカーがあり、それだけ効果が期待できるということではないでしょうか?

溝はそれほど深くないですが、これで充分なのだと思います。

ネックは、やや短めですが、今はこれくらいが普通です。

ネックには調整システムが搭載されています。

試打するのは、この『N』のポジションです。

+1

F

-1
他に『+1』『F』『-1』があります。
今日は専用の工具が無かったので、できませんでしたが、ポジションを変えることで、どのように球筋や弾道が変わるのか、興味深いです。

フェース面には細かなミーリングが張り巡らされていて、フェース中央には、やはり『オノフマーク』があり、こういったところがとてもオシャレです。

見慣れたシャローで、この角度から見ても、ヘッド後方が伸びているのがわかります。

『顔』は、まずまずです。
特に見とれることもない代わりに違和感もなく、苦手意識はありません。
大らかそうな顔だな・・・。と思いながら見ていました。
淡々と見ていた感じです。

クラウンに溝があるのを久しぶりに見ました。
これは過去のオノフドライバーでも見られますし、それ以外では『RODDIO』も同じです。
私は何度か試打してきて、その効果をはっきりと実感できていないのですが、わざわざこうするということはそれなりの効果があるのだと思います。

装着されているグリップはソフトなフィーリングでいい感じです。

素振りをしてみても、好感が持てました。
それほどハードなシャフトではないですが、タイミングもとりやすく、振りやすいです。
いろいろなシャフトを試していると、『曲線』のイメージが強いシャフトが多いのですが、このシャフトはどちらかというと『直線』のイメージで振っていくことができました。
あくまでも私の感覚ですが、いいシャフトといいますか、私が親しみを持てるシャフトはグリップからヘッドにかけてパワーを伝えやすいタイプです。
逆にヘッド側からグリップ側に『逆流』してくるように感じるシャフトは硬い・柔らかい・重い・軽いという以前に難しく感じ、昔も今もたくさんあります。

ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じです。
ヘッドが大きく見えますが、黒いヘッドなので、強調されていません。
クラウンが艶消しなのも高ポイントです。
右でも左でもなく、『真っ直ぐ』のイメージが浮かんできました。
試打を開始しました

一球目から『どストレート』といいますか、真っ直ぐな球が出て、自分でも少し驚きました。
イメージが固まらないまま打ってしまったので、左右どちらかに多少ブレるかもしれない・・・。と思っていたのですが、球はひたすら真っ直ぐ飛び続けました。
かなりサイドスピンも少ないのではないか?と思えるほどの『純』な飛び方です。
ヘッド後方のウェイトがよく効いているとは思いますが、それ以外にも真っ直ぐ飛ぶように工夫されているのではないでしょうか?
スイートエリアも、かなり広くて、シビアさは全く感じません。

『打感』は、やや軽めですが、球の質感も伝わってきて好感が持てます。
最近はなかなか感じられない打感ですが、私はこの打感が好きです。

『音』は、やや高めで小気味良く、大きすぎないのでインパクトも緩みません。

球がとてもよくあがってくれました。
ロフト(10.5度)ということもありますが、タフさは全くありません。
黒いヘッドでタフな印象をもたれる方がいらっしゃるかもしれませんが、とても親しみやすく、ハードルが高すぎないドライバーです。
ヒッタータイプの方にもいいのはもちろん、スインガータイプの方にも是非試していただきたいです。

『飛距離性能』も優れていて、一球打っただけで、これはもう☆5つあげてもいいな・・・。と思えるほどでした。
高めの強い球で、弾きも良く、曲がりにくいので効率よく飛ばしていけます。
私はどちらかといえば、やや低めのライナー系を好むのですが、この高弾道にも魅力を感じました。

直進性が高く、操るタイプではないと思うのですが、左右にも少し曲げることができました。
昔よくあった、『何が何でも曲げない』というタイプではなく、少しはこちらの言うことを聞いてくれます。
最近は右に曲げにくいドライバーが多いように感じますが、このドライバーは少し右に曲げることができました。
しかし、基本的には『ストレート系』の球筋で勝負していけるドライバーだと思います。
試打後の感想

かなりバランスのとれたドライバーです
黒いヘッドでシブさがありますが、性格はとてもイージーで親しみやすいので多くの支持を集めるのではないでしょうか?

最大の特長は『高い直進性』です。
普通に打っている限り、曲がる気配を見せません。
今は多くのゴルファーが『飛距離』よりも、『方向性』を気にしているのではないか?と思っています。
飛距離性能には『頭打ち感』があり、それほど伸びていませんが、方向性はまだまだ伸び代があるように感じます。

『一発の飛び』よりも、『安定した飛び』で、易しくスコアメイクしたい・・・。という方は多いのではないでしょうか?
もちろん、このドライバーは安定性だけでなく、飛びにも優れています。
先ほども書きましたが、真っ直ぐ飛ぶので、『効率の良い飛び』を実現させてくれるドライバーです。

フィーリングもいいですし、どこか大きな欠点は無いかな・・・?と探りながら試打していたのですが、予定の50球を打っても、それを見つけることができませんでした。
まるでVTRを見ているように、同じような球筋で何球も飛んでいきました。
これはヘッドの性能もあると思いますが、シャフトも大きく関係していると思います。

ボールを高く、そして易しく飛ばしていきたい方には、お勧めしたいドライバーです。
☆
構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆
※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P
最後までお読みいただき、ありがとうございました。