2022年09月26日 - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

2022年09月26日

      
2022年09月26日
PR
  

PXG 0311P アイアン

                 

PXG 0311P アイアン
先日、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
PXG 0311P アイアン の7番 です。



オリジナルスチールシャフト
シャフトは オリジナルスチールシャフト です。

ロフトは31度、クラブ長さは37ンチ です。



正面
久しぶりにPXGアイアンに出会うことができました。

私はあまり手にしたことが無いのですが、国内外で人気のメーカーのようです。

とはいっても、私に関係ないですが・・・。

人気があるないではなく、いかに自分がそのクラブを好きになれるかのほうが重要です。

世の中には素晴らしい性能をもったクラブが、あまり日の目を見ないこともあります。

それはゴルフクラブだけに限ったことではなく、とてももったいないことだと思っています。

そして優秀な人材も、適正を無視した人員配置のせいで、能力を発揮できないということもあるのがもったいないです。



側面
一見マッスルバックのように見えなくも無いですが、この角度から見て少しプクッと膨れているので、中空なのかな?と思いました。

大きさ自体は標準的です。

以前試打したアイアンよりも、このアイアンのほうが、全体的な質感がいいように見えました。



トゥ側に集中しているウェイト
バックフェースにはウェイトがびっしり組み込まれています。

しかもトゥ側に集中しているので、重心距離を長めに設定されているのでしょうか?

このウェイトがPXG最大の特徴です。

最初見たときは少し驚きましたが、今はもう慣れました。

たくさんの小さなウェイトを組み込むことにより、微妙な重量調整などができると思いますが、それよりも『見た目のインパクト』を狙って、このような形になっているのではないでしょうか?



彫りの深さ
こうして見ても、一見マッスルバックのようだけど、おそらく中空だろう・・・。と思いました。

最近は中空の人気も高くなり、多くのメーカーが採用しています。

やはり今は易しいクラブでないと売れない時代なのかもしれません。



トップライン
トップラインは少し厚めです。



ソール幅
ソール幅は少し広く見えますが、今のアイアンの中では普通といえるでしょうか?

こうして見ても、やはり海外メーカーなんだな・・・。と思いました。

海外メーカーといいますか、PINGのアイアンとソール形状がよく似ています。

特にトゥ側の雰囲気がそっくりです。

少し大味な感じがして、ベストな形状には見えなかったのですが、だからといって大きな不満があるわけでもありません。



ソール形状
ソール全体は微妙に丸くなっています。

リーディングエッジの削りも見られますが、それよりもトレーリングエッジ側のほうが大きく削られているのが分かりました。



ネック長さ
ネックの長さは標準的で、グースが結構利いています。



FORGED GEN2
ホーゼルには『FORGED GEN2』と記されていて、第二世代の鍛造ということでいいのでしょうか?

これまでに無い、新たな鍛造技術が採用されているのかもしれません。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。

多くのメーカーで見られる、あまり手が込んでいない、スタンプ的なフェース面です。

多くのメーカーに言えることですが、PXGもフェース面にはあまり力を入れていないのかもしれません。

それでいて、PXGのクラブはかなり高価だということで、どこに力を入れているのでしょうか?

特殊な素材がたくさん使われているのかもしれません。



振り感
素振りをしてみると好感が持てました。

シャフトも適度にしっかりしていて、タイミングも合わせやすいです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、結構グースが利いていて、昔よく見られた顔だな・・・。と思いました。

ゴルフを始めた頃から、私はPINGのアイアンを苦手にしていたのですが、似たところがあります。

これだけグースがきついとインパクトのタイミングがかなり遅れそうで難しく感じるのですが、こうするにはそれだけの理由があるのではないでしょうか?

昔のPINGのアイアンに似た顔をしていますが、昔ほどグースがきつくなく、それ以外の場所で大味な感じには見えませんでした。

私が好む顔ではないですが、気になるのは『グース』だけです。

しかも昔ほどきつくない・・・。

昔の記憶をたどっていきながら、テークバックのタイミングを伺っていました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、まずまずです。

まあ、こんなものだろう・・・。という打感でした。



トゥ側
『球のあがりやすさ』も、今のアイアンの中では普通といったところですが、どちらかといえばある程度HSのあるヒッター向けのような気がします。



バックフェース
『安定性』は高く、大らかさなタイプです。

ラージサイズということもなく、マッスルバックのような外見ですが、スイートエリアといいますか、『反発エリア』も広めで、シビアさは感じません。

外見のカッコ良さと、中身の大らかさが同居したアイアンだな・・・。と思いました。



飛距離性能
『飛距離性能』も優れていて、確実に1番手以上飛ぶアイアンです。

『球の乗っかり感』は無く、球離れが早く弾くような打感でした。



操作性
『操作性』はグースが利いている分、少し難しく感じてしまったのですが、グースに慣れておられる方には、扱いやすいのではないでしょうか

グースにして、インパクトのタイミングを遅らせ、おまけに重心をトゥ側に持ってきている・・・。

これがPXGの他のメーカーには見られない工夫なのだと思います。



試打後の感想


ヒール側
アスリート向けのアイアンといっていいと思います。

しかも、易しい設計になっています。



PXG 0311P アイアン
これからもPXGには期待していきたいです。


構えやすさ・・・☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

PXG キャディバッグ

PXG キャップ

PXG ヘッドカバー