2022年09月14日 - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

2022年09月14日

      
2022年09月14日
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Mizuno Pro 221と 三浦技研 MB-5003

                 
Mizuno Pro 221と 三浦技研 MB-5003
今日は、この2本の極上アイアンを打ち比べてみました。

打ち比べたアイアンは Mizuno Pro 221 と 三浦技研 MB-5003 アイアン の7番 です。



ダイナミックゴールド
<左>Mizuno Pro 221 ダイナミックゴールドHT
<右>三浦技研 MB-5003 ダイナミックゴールド





<左>MB-5003 のスペック

ロフトは34度、クラブ長さは36.5インチ、シャフトフレックスはX100 です。





<右>Mizuno Pro 221 のスペック

ロフトは34度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS200 です。





Mizuno Pro 221と 三浦技研 MB-5003
日本だけでなく世界中に素晴らしいアイアンメーカーがありますが、ミズノと三浦技研はその中でも特に素晴らしく、私の中では特別な存在です。

メーカーに対する信頼度もピカイチで、安心できます。

MPアイアン(MP-67)には過去にお世話になって、いい思い出がたくさんありますし、今使っているのは三浦技研のアイアンです。

ミズノも三浦技研も、『ビッグM』という称号を与えたくなる素晴らしいメーカーで、それが日本のメーカーというのも日本人として誇りに思います。

Mizuno Pro 221は以前試打したのですが、とても素晴らしいアイアンだったのでまた試打したいと思っていましたし、せっかくなら三浦技研のアイアンと比べてみることにしました。

同じマッスルバックのMB-5003です。

このアイアンは私が愛用しているもので、すごく気に入っています。



Mizuno Pro 221と 三浦技研 MB-5003 トップライン
<上>Mizuno Pro 221
<下>三浦技研 MB-5003

トップラインはどちらもいい感じですが、こうして見比べてみると、MB-5003のほうが少し狭いのが分かりました。



Mizuno Pro 221と 三浦技研 MB-5003 ソール幅
<左>三浦技研 MB-5003
<右>Mizuno Pro 221

ソール幅はほとんど変わりません。



Mizuno Pro 221と 三浦技研 MB-5003 ネック長さ
<左>三浦技研 MB-5003
<右>Mizuno Pro 221

ネックの長さはの違いは一目で分かりました。

MB-5003のほうが長いですが、だからといってMB-5003がロングということもなくノーマルで、Mizuno Pro 221が少し短いという印象です。



Mizuno Pro 221と 三浦技研 MB-5003 顔
<左>三浦技研 MB-5003
<右>Mizuno Pro 221

どちらも見とれてしまうほどの美顔ですが、トップラインの見え方や小顔感、ネック周りのシュッとしたところなど、わずかにMB-5003に軍配が上がります。

こうして顔を見比べてみると、改めて7番アイアンはスコアライン13本が一番バランス良く綺麗に見えるな・・・。と思いました。

どちらも13本の美顔です。



Mizuno Pro 221と 三浦技研 MB-5003 装着されているグリップ
<上>三浦技研 MB-5003
<下>Mizuno Pro 221

ミズノのグリップもいい感じではありますが、やはり私はツアーベルベットのほうが好きです。

しかし、これはどちらがいいというものではなく、好みに過ぎません。



Mizuno Pro 221 構え感
Mizuno Pro 221

 三浦技研 MB-5003構え感
三浦技研 MB-5003

どちらも『逃がし顔』で素晴らしい構え感ですが、こうして見比べてみると、少しMB-5003のほうがいいといいますか、私の好みです。



Mizuno Pro 221と 三浦技研 MB-5003 フェース面
<左>三浦技研 MB-5003
<右>Mizuno Pro 221

どちらも『至高の打感』で贅沢な感じがしますが、MB-5003のほうが『ワンランク』柔らかい感じがしました。

といってもMizuno Pro 221も硬くなく、すごくソフトで心地いい感触です。

MB-5003がズバ抜けているといったところでしょうか?



Mizuno Pro 221と 三浦技研 MB-5003 バックフェース
<左>三浦技研 MB-5003
<右>Mizuno Pro 221

『安定性』は互角で、優劣がつけられません。

どちらもマッスルバックらしく、『正直な』アイアンです。



Mizuno Pro 221と 三浦技研 MB-5003 トゥ側
<左>三浦技研 MB-5003
<右>Mizuno Pro 221

『球の上がりやすさ』は、ほぼ互角で優劣がつけられませんが、あえて言うならMizuno Pro 221かな・・・?と思いました。

しかし、これはかなりの微差です。



Mizuno Pro 221と 三浦技研 MB-5003 ヒール側
<左>三浦技研 MB-5003
<右>Mizuno Pro 221

『飛距離性能』も優劣がつけられなかったのですが、あえてつけるとするなら、Mizuno Pro 221です。



Mizuno Pro 221と 三浦技研 MB-5003
<左>三浦技研 MB-5003
<右>Mizuno Pro 221

いろいろと細かなところを検証しようと思っていましたが、メーカーは違っても似ているところも多く、さすがトップメーカーはきちんとおさえているところはおさえているな・・・。と思いました。

そして何より、試打しているのが楽しくて楽しくて、時間を忘れてしまいました。

最新のアイアンと、15年前のアイアンという新旧対決のようなところがありましたが、昔のクラブだからといって決して負けていなく、むしろ素晴らしいということを実感しました。

最新のアイアンも素晴らしいですが、それと同じくらいもっと昔から日本には素晴らしいアイアンがたくさんあるということです。



Mizuno Pro 221と 三浦技研 MB-5003
<左>三浦技研 MB-5003
<右>Mizuno Pro 221

久々に『酔いしれた』時間を過ごすことができました。

いいクラブはプレイヤーに何かしらのメッセージなり、プレゼントを残してくれるものだな・・・。と思いました。

ミズノと三浦技研。

そして他のメーカー。

この打ち比べは今後も続けていきたいと思います。