2022年03月19日 - ゴルフクラブ試打日記


2022年03月19日

      
2022年03月19日
  

ダンロップ ゼクシオ エックス アイアン

                 



ダンロップ ゼクシオ エックス アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブダンロップ ゼクシオ エックス アイアン の7番 です。



Miyazaki AX-2 カーボンシャフト
シャフトは Miyazaki AX-2 カーボンシャフト です。

ロフトは29度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は59g、キックポイントは中調子 です。



正面
国民的ブランド、ゼクシオの新しいアイアンです。

ゼクシオはプロだけでなく、アマチュアにも大人気ですが、どちらかといえば『イージー系』というイメージがあります。

しかし、このアイアンはアスリート仕様っぽいデザインでカッコいいです。

バックフェースの『X』が中央ではなく、ヒール寄りにあるのが、センスいいな・・・。と思いました。

アイアンやドライバーに限らず、どのクラブも『フェース中央』がスイートエリアだと思われがちですが、実はドライバーは『少しトゥ寄り』、アイアンやウェッジは『少しヒール寄り』が『ホットゾーン』であることは、キャリアの長い多く方が感じておられるのではないでしょうか?

とはいっても、基本はセンターです。



側面
カッコいいデザインのアイアンではありますが、小ぶりということはなく、セミラージサイズです。

この大きさに安心感をもたれる方は多いと思いますし、メーカーもその辺のところは熟知していると思います。

ポケキャビ独特の膨らみ方をしていて、見るからに重心が低そうです。

凹型のポケキャビ。

凸型の中空といったところでしょうか?

それぞれ特徴は異なりますが、共通しているのは易しさに特化しているということです。



彫りの深さ
ポケキャビらしく、彫りの深さはたっぷりあり、ゼクシオはこれくらいが多いように思います。

ポケキャビが出始めの頃は、かなり膨らんだものが多く、構えづらくて苦手意識をもっていたのですが、最近のポケキャビはそういったところが修正されているようです。

いくら物理的に易しくても、構えづらいと難易度はグッとあがってしまいます。

姉妹モデルのゼクシオ12はもっと膨らんでいました。



トップライン
トップラインは少しだけ広めですが、これくらいであれば『標準』といっていいように思います。



ソール幅
ソール幅が意外なほど、ワイドではありません。

ワイドソールを予想していたのですが、違いました。

これくらいであれば、普通のアスリートモデルアイアンといってもいいほどです。

極端な低重心を嫌ったのでしょうか?

ワイドソールを好まれる方には物足りないソール幅かもしれませんが、私はワイドソールの難しさを実感しているので、これくらいの幅のほうが好感が持てます。



ソール形状
ソールは平らではなく、スリクソンなどにも見られる、ダンロップアイアン独特の『二分割ソール』です。

ソール全体が角張ってなく、適度に丸みもありました。

リーディングエッジだけ局部的に削るのではなく、ソール全体に丸みを持たせ、抜けを良くしていこう・・・。というメーカーの意図がうかがえます。

『抜けの安定感』といったらいいでしょうか?

様々なライに対して、抜けたり抜けなかったり・・・。といったことが無く、安定して抜けてくれそうです。

私はアイアンやウェッジのソールには、『草をスパッと切る』イメージが欲しいのですが、このようなアイアンは『切る』というよりは『滑る』ほうがイメージしやすいです。



ネック長さ
ネックは、やや短めです。

ネックが太く、ヘッドも少し大きいので、『ずんぐりむっくり型』という印象をもちました。



FORGED
ホーゼルには『FORGED』の文字がありました。

ということは、ゼクシオフォージドの後継モデルという位置づけでもあるのかもしれません。

ヘッドの質感は軟鉄っぽくなかったのですが、どうやら違うようです。

一口に軟鉄といっても、今は様々な素材が使われるようになりました。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありません。

スコアラインがとても綺麗で均一性があるので、さすがゼクシオだな・・・。と思いました。

いろいろなメーカーのアイアンを試打していると、このフェース面がチープといいますか、仕上げが不十分に見えるアイアンに出会うこともあります。

そういうアイアンを試打するときは、こちらのテンションも『だだ下がり』です。



装着されているグリップ
装着されているグリップはゼクシオらしく、よく研究されているタイプです。

グリップ力があって、滑りにくくなっています。

ダンロップはブリヂストンや横浜ゴム(PRGR)同様、世界的なタイヤメーカーであり、ゴムメーカーですが、そういったノウハウがゴルフのグリップにも活かされているのかもしれません。



振り感
素振りをしてみた感じはまずまずです。

軽量タイプではありますが、それほどブレが大きくなく、コントロールしやすそうです。

最近はアイアンに装着されているカーボンシャフトが、かなり進化しているように感じます。

軽くても頼りないと感じるものは少なくなりました。

昔は『軽いだけ』というカーボンシャフトがたくさんあったのですが、今はデータの蓄積や技術の進歩によって、高性能なシャフトが開発されているのだと思います。



構え感
ボールを前にして構えてみた感じは、まずまずです。

セミラージサイズで、グースの利きも目立ちます。

あくまでも私の見え方なのですが、ストレートネックは『スッと立っている』ように見えるのに対し、グースネックは『よっこいしょ、と腰掛けている』ように見えます。

どうしても少し遅れて当たるイメージが抜けず、フェースが被りすぎないように気をつけなければなりません。

これくらいの大きさであれば、グースが利いていたほうが球がつかまりやすく、理にかなっているのではないでしょうか?

トップラインも少し丸みを帯びていて、包み込むイメージを出しやすくしています。

ネックが短いからでしょうか?

余計に『頭でっかち』に見えました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、やや薄い感じで弾き感がありました。

以前試打したゼクシオ12と似たところがありますが、こちらのほうが少ししっかりしているといいますか、『ズシリ』と感じました。

最近はこのように弾き感があって、『球足』の速いアイアンが多くなりました。

ディスタンス系に多い打感です。

アイアンは飛ばすクラブではなく、あくまでも狙った距離に『刻む』クラブなので、『ファスト感』ではなく、『スロー感』、つまり『のっかり感』が欲しいのですが、距離を求めておられる方には、好感の持てる打感ではないでしょうか?

初代ゼクシオフォージドアイアンの打感の素晴らしさを今でもはっきりと覚えているのですが、このアイアンはそれとは違います。



トゥ側
球はあがりやすく、かなり高くあがりました。

ロフトが立っていることを忘れさせる高さです。

最近は構えたときにイメージした出球の高さと、実際の高さが合わないアイアンが多くなりました。

構えたときは5番アイアンくらいに見えても、実際に打ってみると7番どころか8番アイアンくらいの高さが出ました。

こういったところがメーカーの工夫なのだと思います。

私はなかなかできませんが、このようなタイプで距離感をしっかり出せるようになれば、実戦でもかなり役立つのではないでしょうか?



バックフェース
『安定性』は高く、ポケキャビの易しさを感じました。

スイートエリアも結構広く、『面全体』で捉えていけるアイアンです。

少々のブレにも寛容で、大らかさがあります。

見た目カッコ良く、ハードルが高そうな印象をもたせますが、実際はかなりイージーで幅広い層に対応しているアイアンです。

姉妹モデルの『ゼクシオ12』よりも、このアイアンのほうが好きだ・・・。という方は多いのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』も高く、軽く振ってよく飛んでいきますが、今のディスタンス系アイアンはハイレベルな争いになっているので、そういう意味でも、ディスタンス系の中で『中くらい』といったところでしょうか?

こういうタイプのアイアンをたくさん試打してきて、慣れてしまったのか、よく飛んでもあまり驚かなくなりました。

弾き感があり、弾道も高く、キャリーで飛距離を稼いでいけるタイプです。

見た目のカッコ良さと反比例するかのようにイージーで飛びも安定しています。

ただ、クラブが軽量だからでしょうか?

球質が少し軽い感じがしました。

もう少し『どっしり感』といいますか、『腰の重い球質』が欲しいです。

とはいっても、それを凌駕する易しさがあり、無理な注文なのかもしれません。



操作性
『操作性』という点では、オートマチックなタイプでありながら、少し対応してくれました。

私はフッカーなので、よくつかまる感じがしましたが、フェードヒッターの方にはちょうどいいのではないでしょうか?

ほぼストレートに近い球が打てるようになるかもしれません。



試打後の感想


ヒール側
カッコ良さと易しさの両立ができているアイアンです。

多くのゼクシオファンを魅了するだけでなく、これまでゼクシオを使ってこなかった方にも好感をもたれやすいアイアンだと思います。



DUNLOP XXIO X アイアン
飛びと易しさが、かなり際立っていますが、フィーリングが置き去りになっていないところが、さすがダンロップです。

プレイヤーの感覚や心まで大切にしてくれているように感じました。



DUNLOP XXIO X アイアン
フォージドアイアンということですが、私はずっと『ステンレス系』アイアンのように感じながら打っていました。

それは全体的な質感もありますし、このようなタイプの多くがステンレスだったからです。



DUNLOP XXIO X アイアン
ステンレスに無くて、軟鉄にある長所といえば、これまで何度も書いていますが、微調整できるということです。

アイアンはライ角が大事です。(もちろんどのクラブも大事ですが)

しかし素材がステンレスだと、一人一人に合った調整ができません。

それが、このアイアンで出来るのであれば、さらに易しさがパワーアップするということになります。

こういった隅々までしっかりとフォローできているのが『ダンロップらしさ』といえるのではないでしょうか?



DUNLOP XXIO X アイアン
姉妹モデルのゼクシオ12もハイテクタイプのいいアイアンだとは思いますが、私は圧倒的にこちらのエックスアイアンのほうが好きです。

今度機会があれば、打ち比べてみたいと思います。



DUNLOP XXIO X アイアン
ダンロップのもつ高い技術を活かしたハイテクアイアンでありながら、フィーリングも犠牲になっていない、『いいとこ取り』したアイアンです。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ゼクシオ エックス キャディバッグ GGC-X140