2021年03月03日 - ゴルフクラブ試打日記

実際のラウンドでも、チャレンジャーの92%が100切り達成!

2021年03月03日

      
2021年03月03日
  

ホンマ T//WORLD GS ドライバー

                 



ホンマ T//WORLD GS ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブホンマ T//WORLD GS ドライバー です。



SPEEDTUNED 48
シャフトは SPEEDTUNED 48 です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は51g、トルクは5.7、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は295g です。



正面
ホンマGSシリーズのドライバーです。

先日FWを試打しましたが、今日はドライバーを試打する機会に恵まれました。

FWと瓜二つのようなデザインで、同じシリーズとして統一感があるので、好感が持てます。

一時期はドライバーとFWを別のメーカーやブランドにしておられる方が多かったように思いますが、最近は同じメーカーで統一されている方も増えてきたようです。



側面
ラージサイズのシャロー系のヘッドで、特に変わったところは見られません。

この大きさや形状は今の主流で、一番支持されているのではないでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。



バックフェースのウェイト
バックフェースには大きなウェイトがひとつ配置されています。

『9』という文字があるので、おそらく9gということでいいのだと思いますが、先日試打したテーラーメイドのドライバーは22Gだったので、それと比べるとかなり軽いウェイトです。

しかし大切なのは重さではなく、『バランス』だと思います。

重ければいいというものでも軽ければいいというものでもなく、最大のパフォーマンスを発揮できるようバランスが取れていることが重要で、このドライバーの場合は9gが最適なのかもしれません。

専用の工具を使えば、簡単に取りはずしができそうです。

他にいろいろな重さのウェイトが用意されているのでしょうか?



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。



ソールの溝
ソールにある、この溝も大きな存在感があります。

FWと同じです。



溝の深さ
溝の深さはたっぷりあります。

この溝が流行り始めた頃は、これくらいの深さが多かったように思うのですが、次第に浅くなっていき、今では溝とはいえない『段差』のようなものも増えてきました。

先日も書きましたが、『元祖ぶっ飛び系FW』として大流行した、テーラーメイドのRBZを思い出します。

ホンマといえば、やはりパーシモンのイメージが今でも強く、このような機能的なデザインを見ると、時代の流れを感じずにはいられません



綺麗なフェース面
とても綺麗なフェース面で、ホンマらしくて好感が持てます。

トゥ側にあるHONMAのロゴも、いい感じです。

これは昔から変わりません。



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドで、今はほとんどがこの形になっています。



顔
顔はまずまずです。

つかまえ系の顔ですが、それほど極端な感じはしません。

ネックの調整機能を使えば、顔の見え方も変えられるのかもしれません。

見とれてしまうほどの美しい顔だとは思いませんが、特に違和感などはありませんでした。

最近はカーボンクラウンが多いですが、こうして見る限り、カーボンは採用されていないようです。

あの独特なカーボン模様は見られませんでした。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、ソフトというよりはしっかりとしたタイプで、これまで試打したモデルと同じです。

私はもう少しソフトなフィーリングのほうが好きですが、これだけグリップ力があると、雨の日のラウンドでも滑りにくそうな感じがします。

HONMAのグリップは昔から『コード入り』のイメージが強く残っているのですが、最近はそのようなグリップは見られません。

コード入りのグリップはあまり好きでなかったので、今のままがいいです。

コードが入っているグリップは、ある一定期間が過ぎると、急に滑りやすくなりました。

しかし、その滑りやすいグリップで、どう力まずに上手く使っていけるか・・・。という工夫もしていて、技術を磨いていましたが、今はそうではありません。

今のクラブはあらゆる面で親切になり過ぎていて、プレイヤーの工夫が要らなくなったような気がします。

その最たるものが『直進性(曲がりにくさ)』と『低スピン性能』です。

昔は、いかに曲げないか、いかにスピンを減らすか・・・。ということをスイングで身につけようとしていましたが、今はクラブが勝手にやってくれます。

プレイヤーはそれに任せて気持ちよく振っていくだけでいい時代になりました。

昔のようにハイティでアッパーに打っていかなくても、レベルに振っただけでスピンが減り、効率の良い飛びが求められるようになりました。



振り感
素振りをしてみると、かなりシャフトが軟らかく感じて、正直打てるかな・・・。と少し不安になりました。

シャフトのスペックは『S』ということなのですが、かなり軟らかいです。

『STIFF(硬い)』という感じはしません。

ゆっくり振るための『SLOW』なのかな?と思うくらい、軟らかいです。

もちろん、シャフトの硬さに対する感じ方は人それぞれですが、少なくともこのシャフトが硬いと感じられる方は多くないような気がします。

もうずっと、クラブ(特にシャフト)の『アンダースペック化』といいますか、『軽量+軟らかさ』が進んでいますが、それでもこのシャフトの軟らかさは『特筆モノ』です。

振動数を計測してもらったわけではないので、はっきりとしたことは言えませんが、『250』を切っているのではないか?と思えるほどの軟らかさです。

やや先の動きが大きいですが、全体的によくしなり、『ムチに近い』感覚です。

軽量&軟らかいシャフトでも、意外と打ちやすいタイプもあれば、そうではなく、苦戦するタイプもあります。

このシャフトは後者のように感じられました。

ホンマはシャフトにもこだわりの強いメーカーなので、このシャフトも様々なテストを重ねて挿してあると思うのですが、少し苦手意識が芽生えました。

フレックスは『R』なのかな?と改めて見直しましたが、やはり『S』という表記になっていました。

なんとかタイミングをつかんでいこうと、素振りを繰り返しました。

ゆっくりテークバックをして、ヘッドを起こさないようなイメージで、ダウンスイングにかけてシャフトに任せる感じで振っていきました。

静かなスイングイメージです。

スイングを『風』に例えるとするならば、『台風』や『突風』という『荒々しさ』をイメージしたスイングではなく、『そよ風』のような静かで心地よいイメージといったらいいでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えた感じは、まずまずです。

『美顔』ではなく見惚れることもありませんが、違和感などはありません。

少しつかまるイメージが出ましたが、左が気になるほどでもなく、このまま自然に打っていけそうです。

テンションがあがることも無く、淡々と見つめていました。



試打を開始しました


飛距離性能
まず感じたのが、この高い飛距離性能です。

正直、あまり期待していなかったのですが、予想に反した飛び性能に驚きました。

一球目から、たまたまタイミングが合って、いい感じで打つことができたのですが、初速があって、かなり強い球が打てます。

低スピン性能が高く、『棒の球』が打てるドライバーです。

素振りをしていたときは、『アンダースペック感』がかなり強かったので、それほどポテンシャルが高いドライバーではないような気がしていたのですが、違いました。

ここ最近のホンマのドライバーで、一番ポテンシャルが高いのではないかと思いました。

フェースの弾きが強く、初速が出ていて、球のつかまりの良さと程よい低スピン性能をもったドライバーです。



フェース面
『打感』は弾き感が感じられ、球離れが速いですが、硬いということもなく好感が持てました。

『つかまえ系(フックフェース)』ドライバーに感じられる、『くっつくのが早い』といいますか、『逃し系』にはない、『密着感』が味わえるのも特徴です。

密着感というよりは『フェースが先にボールに触れる感覚』が早いといったほうがいいかもしれません。

『隙間の無い』打感です。

ゴルフにはアイアンでよく出てくる、『ハンドファースト』という言葉があり、その逆の意味の『ヘッドファースト』という言葉もあります。

それに倣って言うならば、このドライバーは『フェースファースト』という言葉が合うんじゃないかな?と思いながら試打していました。

それくらい、フェースが先に当たり、しばらくボールをホールドしている感じがします。

こういったところが、今のつかまえ系ドライバーの共通した特徴です。

最近は逃し系が少なくなり、逃し系には独特の『間(ま)』があり、それが私たちフッカーに安心感を与えてくれたのですが、今はその間がなくなり、フェースが先にボールに触れて、つかまえてくれているのかもしれません。



打球音
『音』は、はっきりとした金属音で、やや高めですが、大きすぎず気持ちよく振っていくことができました。

インパクトが緩むこともなく、周りを気にする必要もありません。

聞き惚れることはありませんでしたが、無難な音です。



トゥ側
ライナー系の弾道が頼もしいです。

構えたときにイメージした高さと、ほぼ合致していました。

ロフト(9.5度)もあると思うのですが、一時期のような『高すぎる9.5度』ではありません。

ライナー系ではありますが、ドロップすることもなく、いい感じの弾道を描いてくれました。

ヘッド自体はヒッター向けなのかな?と思いましたが、シャフトは違っていて、かなりアンバランスな印象です。

あまり叩かなくても、むしろ優しめにヒットしたほうが、いいような気がします。



バックフェース
『安定性』は高いですが、今のドライバーの中では標準的といえるでしょうか?

シビアさは全く感じないですし、球がよくつかまります。

フェースが開く感じがしないので、右へは行きづらいです。

オートマチック系のドライバーであることは間違いないですが、『真っ直ぐ』というよりは、つかまりがいいので、『ドロー系』の球が出やすいドライバーです。

フェードヒッターの方や、スライスに悩んでおられる方には、頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?



操作性
『操作性』という点では、秀でていません。

それはヘッドの性格もありますし、シャフトがかなり軟らかくて軽いので、球筋を操るのは難しいです。

一球目から、いい感じのドローボールを打たせてくれました。

スライスを打ってみようと思ったのですが、なかなか右に曲がる球が打てませんでした。

しかし、シャフトを変えれば打てそうです。



試打後の感想


ヒール側
フェースの弾きの良さとつかまりの良さ。

そして程よい低スピン性能で飛ばしていけるドライバーです。

最近のドライバーで、この3つが、ここまでバランスがとれているのは珍しいような気がします。

たいてい、どれかが一つ飛び抜けているか、大きく劣っているか・・・。といったところですが、このドライバーはバランスがいいです。



HONMA T//WORLD GS DRIVER
日頃から、球のつかまりが弱くてスピン過多に悩んでおられる方にはぜひ試していただきたいです。



HONMA T//WORLD GS DRIVER
試打しながら、このドライバーのポテンシャルの高さを実感していたのですが、シャフトが合っていなくて残念でした。

もちろん、このままのシャフトがいいという方も多くいらっしゃると思いますが、かなり軟らかいので、タイミングが取りづらくて、もっと骨太な感じで『押せる』シャフトだと、さらに飛ばしていけたような気がします。

もし『ディアマナ』や『クレイジー』のシャフトが挿してあったら、どうなるのかな・・・?と思いながら球を打っていました。

ヘッドとシャフトが合っていないように感じられ、そこが残念でした。

もし、違うシャフトが挿してあるモデルがあれば、ぜひ試打してみたいです。



HONMA T//WORLD GS DRIVER
フックフェースのドライバーでありながら、昔のように極端ではないですし、調整機能が搭載されているので、どのように変えられるか、興味があります。

もう少し逃がす顔にできれば、私としてはもっと扱いやすくなるような気がするのですが、スライスに悩んでおられる方は、これくらいがベストなのかもしれません。

人によっては、この9.5度よりも違うロフトのほうが高さも出て、いい結果が得られるような気がします。



HONMA T//WORLD GS DRIVER
最初見たときは、それほど期待していなかったのですが、試打してみて高いポテンシャルを感じ、いいドライバーだな・・・。と思いました。

『HONMAドライバーの復活』といったら、ちょっと大げさかもしれませんが、そう思わせるくらい、このドライバーの性能は高く、バランスがいいです。

ドローヒッターよりはフェードヒッターに合いやすいドライバーだと思いますが、調整機能をフルに活用すれば、ドローヒッターにも易しくなるのではないでしょうか?

ソールに溝やウェイトがありますが、それ以外は特に変わった工夫もなく、『ゴチャゴチャ感』もありません。

『機能性ドライバー』の中では比較的シンプルなほうだと思いますが、見えないところにたくさんの工夫がされているのは間違いありません。

HONMAの人気が爆上がりしそうな予感がします。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。