2021年02月 - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

2021年02月

      
2021年02月28日
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ホンマ T//WORLD GS アイアン

                 

ホンマ T//WORLD GS アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブホンマ T//WORLD GS アイアン の7番です。



20210227170702
シャフトは SPEEDTUNED 48 です。

ロフトは29度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は53g、トルクは4.0、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は372g です。



正面
ホンマ T//WORLD GSシリーズの新しいアイアンです。

昨年、TR20-Vというアイアンを試打しましたが、違うシリーズのようです。

TR20-Vにはモグラマークがあったのですが、このアイアンにはありません。

モグラマークがあるからこそ、ホンマといえるのですが、新たなシリーズということで仕方ないような気もします。



側面
セミラージサイズのシンプルなアイアンです。

こうして見る限り、特別な工夫は見られません。



彫りの深さ
ポケキャビではないですが、ポケキャビ並に彫りが深いです。



トップライン
トップラインは厚いです。

シャープさもなく、構えたらイメージが少しボヤケてしまうかもしれないな・・・。と思いました。



ソールの溝
ソールに溝のようなものがあり、驚きました。

テーラーメイドのアイアンを思い出したのですが、この溝にはどのような意味があるのでしょうか?

テーラーメイドのアイアンよりも深さがあります。



ソール形状
ソールは全体的になだらかな感じがします。

丸みがありますが、それほど強調はされていません。

リーディングエッジもトレーリングエッジにも丸みがあります。

昔からホンマのアイアンには馴染みがありますが、正直、このアイアンの質感にはあまり魅力を感じませんでした。



ネック長さ
ネックの長さは、やや短めではありますが、今ではポピュラーな長さです。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは無く、綺麗です。

『磨きあげた』とか『叩きあげた』という質感ではなく、『吹付け感』があり、ホンマ独特な感じがします。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、ソフトというよりはしっかりしたタイプです。

これは以前試打したFWにも使われていました。



振り感
軽量タイプのアイアンで、今ではポピュラーな振り感です。

私はもっと重量があるほうが好きですが、この軽さが好きだという方も多いのではないでしょうか?

軽量感があり、シャフトも軟らかいですが、頼りない感じはなく、タイミングもすぐに合わせることができました。



構え感
ボールを前にして構えた感じは、まずまずです。

少し大味な印象を受けますが、クセが強いタイプではありません。

むしろ、これくらいのほうが安心感があるという方もいらっしゃると思います。

セミラージサイズでグースが効いていて、トップラインも厚めです。

トップラインがギューッと丸くなりすぎていないのがいいです。

真っ直ぐというよりはカーブを描いているのですが、それが強すぎないので『被る』イメージが強く出ないところに親近感をもちました。

シャープでスッキリした構え感ではなく、いい意味で少しボヤッとした構え感です。

『アバウトさ』で勝負していけそうな雰囲気があります。

見惚れるような構え感ではないのですが、特に違和感もなく、苦手意識も芽生えませんでした。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は『弾き感』があり、今どきなタイプです。

かなり球離れが速く、一瞬で飛び去っていく感じです。

ゴツンという硬い打感ではないのですが、くっつくような感覚はなく、伝えづらい・伝わりづらい打感です。

厚みはなく薄いのですが、それがスピード感を醸し出しているようにも感じます。



トゥ側
球はよくあがってくれ、タフさは全くありません。

ヒッタータイプというよりは、スインガータイプの方が易しく使えるアイアンといっていいと思います。

これまでたくさん出会ってきた、イージー系アイアンです。



バックフェース
『安定性』も高く、シビアさは全くありません。

フルキャビティらしいおおらかさがあり、ミスヒットにも寛容です。



飛距離性能
『飛距離性能』が高く、完全にディスタンスタイプのアイアンです。

弾き感が強く初速も出ているので、飛距離にこだわって作られているのが分かります。

弾道が高く、ビッグキャリーで攻めていけるアイアンです。

アイアンに飛距離を求めておられる方には、かなり魅力的なのではないでしょうか?



操作性
『操作性』という点では、セミラージサイズではありますが、球が右に抜けることなく、しっかりとつかまえてくれ、どちらかといえばドロー系が打ちやすい印象をもちました。

クラブ自体は『オートマ系』ですが、小さく曲げるのであれば、それほど苦労しないタイプのアイアンです。



試打後の感想


ヒール側
易しさと飛距離性能に長けたアイアンです。

『球持ちの良さ』が無く、打っていて伝わってくるものが少ないのですが、飛距離を求めるのであれば仕方ないのかもしれません。



HONMA T//WORLD GS アイアン
昔からホンマのアイアンを使ってきたものとしては、ずいぶん変わった印象をもちますが、これも時代の流れなので仕方ありません。



HONMA T//WORLD GS アイアン
他のメーカーと同じようなタイプで、『ホンマ独自』の特徴などは見られませんが、今求められているものを全て凝縮したような印象を受けます。



HONMA T//WORLD GS アイアン
ハイテク&ハイパフォーマンスでありながら、比較的シンプルなデザインに好感が持てます。



HONMA T//WORLD GS アイアン
見とれてしまうような美しさはありませんが、機能性を重視するのであれば、全く問題ないです。



HONMA T//WORLD GS アイアン
これからもホンマには期待していきたいと思います。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。