2020年12月
2020年12月30日
今年下半期の印象深いドライバー 2020
今日は、今年下半期に出会った、印象深いドライバーを紹介させていただきます。
尚、掲載順は試打した順番であり、ランキングではありません。
また、試打していながら、ここに載っていないクラブもありますが、それらが良くないということではありません。
あくまでも『印象深い』クラブを紹介させていただいています。

プロギア RS ドライバー
まずはプロギアのドライバーです。
かなりのラージサイズでシャロー感が強いですが、過去のモデルRSとの共通点が多かった印象が残っています。
それは外観であったり、弾道であったり・・・。
フェース面に『CNC MILLED』という文字があったのも印象的です。
プロギアはクラブ開発に手を抜くことをしないといいますか、あらゆるところまで細かな計算と豊富なデータの蓄積で作られているのがひしひしと伝わってきますし、このドライバーにもそのようなことを感じました。
顔はかなりクセがあって、私の好みではなかったのですが、これくらいヘッドが大型化すれば、仕方ないのかもしれません。
カーボンクラウンで、かなりの低重心化がされているのだと思います。
構え感は馴染めませんでしたが、打感や音は良く、球もよくあがってくれました。

グランプリ ONE MINUTE S7 ドライバー
そして久しぶりにグランプリのドライバーに出会いました。
グランプリといえば、あのモンスタードライバーのことが常に頭をよぎりますが、このドライバーも高いポテンシャルをもっていました。
デザインは少し変わったところも見られましたが、基本的な性能という点では、これまでのモデルと大きく変わっていないような気がします。
球の弾きが良く、パワフルな弾道が打てるドライバーです。
ポテンシャルの高さは素晴らしく、ハードルが高くないところも好感が持てました。

PING G425 LST ドライバー
次はPINGのドライバーです。
もう何年もPINGのクラブ(特にドライバー)は充実しているように感じていますが、さらに磨きが掛かったような気がします。
PINGドライバーの特徴は『飛んで曲がらない』というシンプルなものです。
ラージサイズとシャローにこだわりがあるようで、重心も結構後ろにあるような気がします。
このドライバーは低スピンタイプですが、それでも球がドロップするというほどではなく、程よい親しみやすさがあります。
飛距離性能はピカイチで、安定性もすごく高いです。
オートマチック性が強いので、途中で軌道を修正するのは難しいですが、このドライバーのもつオートマ性に全てを委ねるようにして打っていくのもいいのかもしれません。
毎年、いろいろなドライバーに出会ってきて、中には前のモデルのほうが良かったな・・・。とか、あまり変わっていないな・・・。と思うことはよくありますが、このドライバーは確実に前進しているといいますか、前のモデルの410よりも進化しているといいますか、パワフルさが増しているように感じました。

ダンロップ スリクソン ZX7 ドライバー
次はスリクソンのカッコいいドライバーです。
トゥ側とヒール側には比較的小さなウェイトがひとつずつ配置されていて、ネックには調整機能も搭載されていました。
フェース面のデザインがかなり変わっていることも印象的でした。
他のメーカーにもいえることですが、これからはフェース面の研究開発がトレンドになるのでしょうか?
これまではあまりフェース面に工夫が見られないドライバーが多かったのですが、少しずつ変化が起きているようです。
シャローバックタイプではありますが、ヘッド全体で見れば、適度な厚みがあるところに好感を持ちました。
ある程度フェース高があるほうが、弾きが良くなりますし、フェース面を立てに使えるので有利になることも多いです。
カーボンクラウンなのがダンロップらしくない感じがしましたが、これも時代の流れなのかもしれません。
構えやすくて打感や音にも好感のもてる、バランスのいいドライバーです。

ブリヂストンゴルフ TOUR B X ドライバー
次はブリヂストンのドライバーです。
フェアウェイウッド同様、ソールにある赤いアクセサリーのようなものが目立っていますが、それ以外は特に変わったところは見られず、比較的シンプルなデザインなのが好感が持てます。
バックフェースにはウェイトを移動できるシステムが装備されていて、ブリヂストンでは珍しいような気がします。
このドライバーにもフェース面に工夫が見られましたが、元々BSはミーリングをいち早く採用してきて、フェース面に重点を置いているメーカーだと思います。
丸顔で大らかそうなのも印象的で、このドライバーのクラウンもカーボンコンポジットでした。
構えやすくて打感や音もいいですが、ヒッター向けといった印象をもちました。
高弾道系というよりは、ややライナー系の強い球が打てるドライバーです。
ヒッタータイプの方には、かなり頼もしく感じられるのではないでしょうか?

テーラーメイド SIM グローレ ドライバー
そして、テーラーメイドのグローレニュードライバーに出会いました。
SIMという名前がついていますが、ほとんどグローレだな・・・。という印象をもちました。
球があがりやすくて、つかまりの良いドライバーです。
ヘッドにはいろいろなところに工夫が見られ、『シンプルさ』よりも『機能性』を重視したドライバーだと思いますが、美観が損なわれてないのがいいですし、グローレらしいです。
打感はややしっかりめで、高めの金属音だったのを覚えています。
球はよくあがりましたし、低スピン性能はあまり感じませんでした。

ミズノ ST200 ドライバー
次はミズノのドライバーです。
ミズノはアイアンやウェッジの印象が強いですが、これまでドライバーも秀作をいくつも発表しています。
以前も書きましたが、特に『T-1』というドライバーのことが私は忘れられなくて、購入できなかったのが今でも残念でなりません。
すごく構えやすくて、飛距離性能が素晴らしいドライバーでした。
自分で打っていていうのも何ですが、その弾道に見とれてしまいました。
このモデルは、それからかなり年月が経っていますが、いい意味で機能的になって進化しているように思います。
ミズノのドライバーはシンプルさがウリのようなところがありましたが、数年前のモデルから、いろいろな工夫が見られるようになりました。
アイアンに限らずドライバーでも、ミズノは『美顔』という印象が強いですが、このドライバーは美顔というよりは『機能性を重視した顔』で、これも時代の流れなのかもしれません。
打感や音は好感が持てました。
あがりやすさという点では、結構タフなタイプで、ライナー系の弾道が打てるドライバーです。
球質が軽くてフワッと浮く感じはなく、(あくまでもイメージとして)鉛のような重い球が打てるドライバーだな・・・。と思いました。

Ryoma MAXIMAII TYPED ドライバー
そしてドライバーの性能の高さ・質の高さで定評のあるリョーマゴルフのドライバーに出会いました。
それほどたくさん試打してきたわけではないのですが、過去に試打したモデルがハイレベルなものが多いので、毎回ニューモデルに出会う度に期待感が高まります。
このドライバーもリョーマらしいポテンシャルの高さを感じました。
ヘッドには細かな工夫がいくつか見られますが、比較的シンプルなデザインです。
構えやすさはまずまずで、打感や音は好感が持てました。
球はよくあがってくれたので、タフな印象はありませんでした。
飛距離性能も高いですが、このドライバーに関しては飛距離よりも直進性の高さのほうが印象に残りました。

タイトリスト TSi3 ドライバー
次はタイトリストのドライバーです。
このドライバーで一番強く印象に残っているのは、フェース面のデザインです。
先ほども書きましたが、今は各メーカーがフェース面の開発に力を入れているようで、タイトリストはそれがとても強く感じられました。
これまでに無いデザインです。
フェース面だけでなく、ヘッド全体のデザインも大きく変わりました。
バックフェースにはウェイトが『狭い範囲』で移動できるのも印象的です。
ウェイトを重くして、可動範囲を狭くしても効果が得られるようになっているのでしょうか?
顔の良さはさすがで、打感はしっかりめでした。
あがりやすさでいえば、かなりしっかりとした・・・。といいますか、明らかにヒッター向けで幅広い層に対応はしていないと思います。
ターゲットを絞り込んでいるようですが、これに当てはまる方には、かなり魅力的なドライバーといえるのではないでしょうか?
弾道が強く、かなり前に進む力があります。
姉妹モデルのTSi2ドライバーも試打しましたが、私はこのTSi3のほうが印象深いですし好きです。

ヤマハ インプレス UD+2 ドライバー
次はヤマハのオートマ系ドライバーです。
ここまで性格をはっきりさせたドライバーは分かりやすくて好感が持てます。
タイプ的に私がやや苦手に感じるドライバーなのですが、大らかさやあがりやすさ・軽くて弾きの良い弾道を求めて開発されているのがよく分かります。
ソールのデザインが特徴的で、これにもきっと理由があるのだと思いますし、見ていてカッコいいな・・・。と思いました。
顔は独特で構えづらいところはあったのですが、これはこのようなタイプのドライバーでは普通といえるのかもしれません。
打感や音は好感が持てましたし、球はとてもよくあがりました。
フェースの弾きがかなり良いので、高反発なのかと思ったのをよく覚えています。
高反発モデルがまだルール違反ではなかった頃、このような弾き方と球の伸びをするドライバーがたくさんありました。

PXG 0811 ドライバー
そして初めてPXGのドライバーを試打することができました。
アイアンなどでもそうですが、たくさんの小さなウェイトが見た目のインパクト大です。
これが、メーカーのこだわりなのかもしれません。
ヘッドには色々な工夫が見られるのですが、『道を外れていない』といいますか、行きすぎていない感じがして、好感を持ちました。
艶消しの黒などもそうですし、ヘッド全体を見ていたときに、PINGのドライバーに似ているな・・・。と思ったことも覚えています。
すごく構えやすくて打感や音も良かったのですが、特に印象的だったのが、飛距離性能の高さです。
かなり高性能なドライバーだということを一球打って実感しました。
弾道が強くブレない心の強さのようなものもありました。
ヒッター向けのドライバーであることは間違いないですが、ロフトを選べば幅広い層に対応していそうです。

ミステリー CF-455 TOUR ドライバー
最後はミステリーのドライバーです。
久しぶりにミステリーのドライバーに出会いましたが、相変わらず質感が良くて美しいドライバーだな・・・。と思いました。
フェース面には綺麗なミーリングもあり、印象的です。
構えやすさ・打感・音が良くて、打っていて楽しくなります。
ヒッター向けのドライバーなので、飛距離は人によって好みが分かれると思いますが、レベルの高さを感じました。
ミステリーらしく美しくて、性能のバランスがとれているドライバーです。
以上が、今年下半期に出会った、印象深いドライバーたちです。
こうして見ていても、素晴らしいドライバーが多く、購買意欲を刺激されるものがいくつかありました。
今年のドライバー・オブ・ザ・イヤーは既に決まっているので、年が明けてから発表させていただきたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
尚、掲載順は試打した順番であり、ランキングではありません。
また、試打していながら、ここに載っていないクラブもありますが、それらが良くないということではありません。
あくまでも『印象深い』クラブを紹介させていただいています。

プロギア RS ドライバー
まずはプロギアのドライバーです。
かなりのラージサイズでシャロー感が強いですが、過去のモデルRSとの共通点が多かった印象が残っています。
それは外観であったり、弾道であったり・・・。
フェース面に『CNC MILLED』という文字があったのも印象的です。
プロギアはクラブ開発に手を抜くことをしないといいますか、あらゆるところまで細かな計算と豊富なデータの蓄積で作られているのがひしひしと伝わってきますし、このドライバーにもそのようなことを感じました。
顔はかなりクセがあって、私の好みではなかったのですが、これくらいヘッドが大型化すれば、仕方ないのかもしれません。
カーボンクラウンで、かなりの低重心化がされているのだと思います。
構え感は馴染めませんでしたが、打感や音は良く、球もよくあがってくれました。

グランプリ ONE MINUTE S7 ドライバー
そして久しぶりにグランプリのドライバーに出会いました。
グランプリといえば、あのモンスタードライバーのことが常に頭をよぎりますが、このドライバーも高いポテンシャルをもっていました。
デザインは少し変わったところも見られましたが、基本的な性能という点では、これまでのモデルと大きく変わっていないような気がします。
球の弾きが良く、パワフルな弾道が打てるドライバーです。
ポテンシャルの高さは素晴らしく、ハードルが高くないところも好感が持てました。

PING G425 LST ドライバー
次はPINGのドライバーです。
もう何年もPINGのクラブ(特にドライバー)は充実しているように感じていますが、さらに磨きが掛かったような気がします。
PINGドライバーの特徴は『飛んで曲がらない』というシンプルなものです。
ラージサイズとシャローにこだわりがあるようで、重心も結構後ろにあるような気がします。
このドライバーは低スピンタイプですが、それでも球がドロップするというほどではなく、程よい親しみやすさがあります。
飛距離性能はピカイチで、安定性もすごく高いです。
オートマチック性が強いので、途中で軌道を修正するのは難しいですが、このドライバーのもつオートマ性に全てを委ねるようにして打っていくのもいいのかもしれません。
毎年、いろいろなドライバーに出会ってきて、中には前のモデルのほうが良かったな・・・。とか、あまり変わっていないな・・・。と思うことはよくありますが、このドライバーは確実に前進しているといいますか、前のモデルの410よりも進化しているといいますか、パワフルさが増しているように感じました。

ダンロップ スリクソン ZX7 ドライバー
次はスリクソンのカッコいいドライバーです。
トゥ側とヒール側には比較的小さなウェイトがひとつずつ配置されていて、ネックには調整機能も搭載されていました。
フェース面のデザインがかなり変わっていることも印象的でした。
他のメーカーにもいえることですが、これからはフェース面の研究開発がトレンドになるのでしょうか?
これまではあまりフェース面に工夫が見られないドライバーが多かったのですが、少しずつ変化が起きているようです。
シャローバックタイプではありますが、ヘッド全体で見れば、適度な厚みがあるところに好感を持ちました。
ある程度フェース高があるほうが、弾きが良くなりますし、フェース面を立てに使えるので有利になることも多いです。
カーボンクラウンなのがダンロップらしくない感じがしましたが、これも時代の流れなのかもしれません。
構えやすくて打感や音にも好感のもてる、バランスのいいドライバーです。

ブリヂストンゴルフ TOUR B X ドライバー
次はブリヂストンのドライバーです。
フェアウェイウッド同様、ソールにある赤いアクセサリーのようなものが目立っていますが、それ以外は特に変わったところは見られず、比較的シンプルなデザインなのが好感が持てます。
バックフェースにはウェイトを移動できるシステムが装備されていて、ブリヂストンでは珍しいような気がします。
このドライバーにもフェース面に工夫が見られましたが、元々BSはミーリングをいち早く採用してきて、フェース面に重点を置いているメーカーだと思います。
丸顔で大らかそうなのも印象的で、このドライバーのクラウンもカーボンコンポジットでした。
構えやすくて打感や音もいいですが、ヒッター向けといった印象をもちました。
高弾道系というよりは、ややライナー系の強い球が打てるドライバーです。
ヒッタータイプの方には、かなり頼もしく感じられるのではないでしょうか?

テーラーメイド SIM グローレ ドライバー
そして、テーラーメイドのグローレニュードライバーに出会いました。
SIMという名前がついていますが、ほとんどグローレだな・・・。という印象をもちました。
球があがりやすくて、つかまりの良いドライバーです。
ヘッドにはいろいろなところに工夫が見られ、『シンプルさ』よりも『機能性』を重視したドライバーだと思いますが、美観が損なわれてないのがいいですし、グローレらしいです。
打感はややしっかりめで、高めの金属音だったのを覚えています。
球はよくあがりましたし、低スピン性能はあまり感じませんでした。

ミズノ ST200 ドライバー
次はミズノのドライバーです。
ミズノはアイアンやウェッジの印象が強いですが、これまでドライバーも秀作をいくつも発表しています。
以前も書きましたが、特に『T-1』というドライバーのことが私は忘れられなくて、購入できなかったのが今でも残念でなりません。
すごく構えやすくて、飛距離性能が素晴らしいドライバーでした。
自分で打っていていうのも何ですが、その弾道に見とれてしまいました。
このモデルは、それからかなり年月が経っていますが、いい意味で機能的になって進化しているように思います。
ミズノのドライバーはシンプルさがウリのようなところがありましたが、数年前のモデルから、いろいろな工夫が見られるようになりました。
アイアンに限らずドライバーでも、ミズノは『美顔』という印象が強いですが、このドライバーは美顔というよりは『機能性を重視した顔』で、これも時代の流れなのかもしれません。
打感や音は好感が持てました。
あがりやすさという点では、結構タフなタイプで、ライナー系の弾道が打てるドライバーです。
球質が軽くてフワッと浮く感じはなく、(あくまでもイメージとして)鉛のような重い球が打てるドライバーだな・・・。と思いました。

Ryoma MAXIMAII TYPED ドライバー
そしてドライバーの性能の高さ・質の高さで定評のあるリョーマゴルフのドライバーに出会いました。
それほどたくさん試打してきたわけではないのですが、過去に試打したモデルがハイレベルなものが多いので、毎回ニューモデルに出会う度に期待感が高まります。
このドライバーもリョーマらしいポテンシャルの高さを感じました。
ヘッドには細かな工夫がいくつか見られますが、比較的シンプルなデザインです。
構えやすさはまずまずで、打感や音は好感が持てました。
球はよくあがってくれたので、タフな印象はありませんでした。
飛距離性能も高いですが、このドライバーに関しては飛距離よりも直進性の高さのほうが印象に残りました。

タイトリスト TSi3 ドライバー
次はタイトリストのドライバーです。
このドライバーで一番強く印象に残っているのは、フェース面のデザインです。
先ほども書きましたが、今は各メーカーがフェース面の開発に力を入れているようで、タイトリストはそれがとても強く感じられました。
これまでに無いデザインです。
フェース面だけでなく、ヘッド全体のデザインも大きく変わりました。
バックフェースにはウェイトが『狭い範囲』で移動できるのも印象的です。
ウェイトを重くして、可動範囲を狭くしても効果が得られるようになっているのでしょうか?
顔の良さはさすがで、打感はしっかりめでした。
あがりやすさでいえば、かなりしっかりとした・・・。といいますか、明らかにヒッター向けで幅広い層に対応はしていないと思います。
ターゲットを絞り込んでいるようですが、これに当てはまる方には、かなり魅力的なドライバーといえるのではないでしょうか?
弾道が強く、かなり前に進む力があります。
姉妹モデルのTSi2ドライバーも試打しましたが、私はこのTSi3のほうが印象深いですし好きです。

ヤマハ インプレス UD+2 ドライバー
次はヤマハのオートマ系ドライバーです。
ここまで性格をはっきりさせたドライバーは分かりやすくて好感が持てます。
タイプ的に私がやや苦手に感じるドライバーなのですが、大らかさやあがりやすさ・軽くて弾きの良い弾道を求めて開発されているのがよく分かります。
ソールのデザインが特徴的で、これにもきっと理由があるのだと思いますし、見ていてカッコいいな・・・。と思いました。
顔は独特で構えづらいところはあったのですが、これはこのようなタイプのドライバーでは普通といえるのかもしれません。
打感や音は好感が持てましたし、球はとてもよくあがりました。
フェースの弾きがかなり良いので、高反発なのかと思ったのをよく覚えています。
高反発モデルがまだルール違反ではなかった頃、このような弾き方と球の伸びをするドライバーがたくさんありました。

PXG 0811 ドライバー
そして初めてPXGのドライバーを試打することができました。
アイアンなどでもそうですが、たくさんの小さなウェイトが見た目のインパクト大です。
これが、メーカーのこだわりなのかもしれません。
ヘッドには色々な工夫が見られるのですが、『道を外れていない』といいますか、行きすぎていない感じがして、好感を持ちました。
艶消しの黒などもそうですし、ヘッド全体を見ていたときに、PINGのドライバーに似ているな・・・。と思ったことも覚えています。
すごく構えやすくて打感や音も良かったのですが、特に印象的だったのが、飛距離性能の高さです。
かなり高性能なドライバーだということを一球打って実感しました。
弾道が強くブレない心の強さのようなものもありました。
ヒッター向けのドライバーであることは間違いないですが、ロフトを選べば幅広い層に対応していそうです。

ミステリー CF-455 TOUR ドライバー
最後はミステリーのドライバーです。
久しぶりにミステリーのドライバーに出会いましたが、相変わらず質感が良くて美しいドライバーだな・・・。と思いました。
フェース面には綺麗なミーリングもあり、印象的です。
構えやすさ・打感・音が良くて、打っていて楽しくなります。
ヒッター向けのドライバーなので、飛距離は人によって好みが分かれると思いますが、レベルの高さを感じました。
ミステリーらしく美しくて、性能のバランスがとれているドライバーです。
以上が、今年下半期に出会った、印象深いドライバーたちです。
こうして見ていても、素晴らしいドライバーが多く、購買意欲を刺激されるものがいくつかありました。
今年のドライバー・オブ・ザ・イヤーは既に決まっているので、年が明けてから発表させていただきたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。