2020年10月09日 - ゴルフクラブ試打日記

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ライザップゴルフ

2020年10月09日

      
2020年10月09日
  

PING G425 LST フェアウェイウッド

                 



PING G425 LST フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
PING G425 LST フェアウェイウッド の3番 です。



ALTA J CB SLATE
シャフトは ALTA J CB SLATE です。

ロフトは14.5度、クラブ長さは43インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は54g、キックポイントは中調子、トルクは4.5 です。



正面
PINGの新しいフェアウェイウッドです。

先日ドライバーを試打したのですが、今日はフェアウェイウッドです。

ドライバーは『横長』のイメージがありますが、このフェアウェイウッドは逆の『縦長』といいますか、少し面長な感じがします。

黒のデザインがシブくてカッコいいです。

カラフルなクラブもオシャレでいいですが、やはりこのようなシブいデザインに惹かれます。



側面
大きさは標準的ですが、シャロー感とソールの平らな感じがすごく伝わってきました。

これは前のモデルから変わらないようです。

これまでのモデルを見てきて、この『平らさ』にPINGがこだわっているように感じます。

他のメーカーではソールに丸みをもたせたり、『下駄履き』のようにして、設置面積を小さくして抜けを良くするものもありますが、『面全体で滑らせるように』するのであれば、このような平らに近い形状のほうが理にかなっているような気がします。

下駄履きなどにすると、どうしても重心が高くなってしまうのかもしれませんが、私は重心の高いクラブは嫌いではありません。



ウェイト
ソールにはウェイトがひとつだけ配置されています。

ヘッドサイズに対して、大きめのウェイトですが、数字が刻印されていないので、重さは分かりません。

専用の工具を使えば簡単に取り外しができそうですが、交換するタイプではないのかもしれません。



FACE WRAP
ソールのフェース寄りには『FACE WRAP』という文字が見られます。

どのような効果が期待できるのでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは標準的ですが、今はもっと短いものが多いので、そういった意味では、やや長めといえます。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていて、試打するのは『○』のポジションです。



シャローヘッド
こうして見ても、かなりシャローなのが分かります。

いわゆる『薄っぺらい』タイプです。

最近はシャローバックでも、ディープフェースなクラブが多くなりましたが、このクラブはシャローバック&シャローフェースタイプです。

これだけ薄いと、フェースに当てるだけで、ボールがあがりそうです。

上から打つイメージは出しづらいので、横からはらうイメージで打つべきクラブのように見えます。



顔
顔は独特なタイプで、『三角顔』ですが、ヘッド後方がそれほど伸びている感じはしません。

なので『面長感』が出てしまいますが、シュッとした感じがして好感が持てます。

クラウンはPINGらしい、艶消しタイプです。

最近はカーボンコンポジットが多くなりましたが、このフェアウェイウッドには採用されていないようです。



クラウンマーク
クラウンには、あの独特のブツブツのような突起物が無く、このクラウンマークなのが意外でした。

このモデルにも採用されていると思っていたのですが、これは何故でしょうか?

前のモデルにはブツブツがありましたし、先日試打したドライバーにもありました。

あのブツブツはフェアウェイウッドには効果が薄いということなのでしょうか?

それとも構造や設計理念を一からやり直したのでしょうか?

詳しいことは分からないですし、人によって好みが分かれるところだとは思いますが、私はこちらのほうが好きです。

構えたときに、なるべく余計なものが見えないほうがイメージが出やすいですが、これも『慣れ』という部分が大きく、慣れれば気にならなくなると思います。



構え感
ボールを前にして構えてみると、好感が持てました。

シャロー感はあるのですが、大顔感は無く、スッキリしています。

フェースが少し左を向いているように見えるのですが、これくらいでればたくさん経験していますし、極端ではないので、特に不安はありません。

おそらく、色々なハイテクが搭載されていると思うのですが、それを感じさせないシンプルなデザインに好感が持てます。

大顔タイプではないですが、シャロー感が強く伝わってくるので、高くあがるイメージが強く浮かんできました。

方向性への不安は特にありません。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、いい感じです。

しっかりめで、適度な手応えがあるのですが、堅くなく程よい感触が手に残ります。

『球乗り感』というよりは、『球離れ感』といったらいいでしょうか?

かなり弾く感じがしますが、これは今のクラブに共通する特徴といっていいように思います。



打球音
『音』は、はっきりしているのですが、甲高くなく大きすぎず、心地いい感じの金属音です。

この音は、これまで何度も耳にしてきました。

インパクトが緩むこともなく、しっかりと振り抜いていける音です。

昔のPINGのクラブは、やや大味に感じられたことがあったのですが、最近のモデルにはそのようなことを感じません。

いい意味で、一番イメージチェンジできたのは、ライバルメーカーの『C社』でも『T社』でも『t社』でもないPINGだと思います。



トゥ側
『球のあがりやすさ』も優れています。

どちらかというとヒッター向けのクラブだと思いますが性格が偏りすぎず、充分な高さを出していける易しいクラブです。

私はFWやUTを試打するときは、どの番手でも全て直打ちで試すようにしていて、今日もそうしたのですが、すごくあがりやすいと感じました。

これはシャローフェースのいいところなのかもしれません。

フェース高がそれほど無いので、上から打ち込むよりはレベルに近い感じで振り抜いていったのですが、よくあがってくれました。

ロフトが14.5度のスプーンということですが、それを感じさせない『球の浮きやすさ』をもっています。

見た目以上に重心の低さや深さがあるのかもしれません。



バックフェース
『安定性』も高く、一球目からほぼ真っ直ぐ飛んでいきました。

少々の打点のブレにも寛容で、気難しさを感じません。

大顔タイプでは打点がブレやすいこともあるのですが、この大きさだとそういったことが出にくいところがいいです。

それでも打点は多少ブレることもありますが、そのブレを感じさせない球筋と高さの安定性を感じました。

最初からオートマチック系で直進性にもこだわって開発されているのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』はとても優れていて、明らかに『ディスタンス系スプーン』です。

私はいわゆる『ディスタンス系アイアン』にはあまり魅力を感じないのですが、スプーンはドライバー同様、飛距離を稼いでいくためのクラブだと思っているので、この飛距離性能は魅力的です。

弾道が高いですし、球がよくあがってくれるのですが、弾き感が強くてパワフルな弾道です。

かなりシャロー感がありますが、昔のような頼りなさは感じません。

昔のシャロー系クラブはあがりやすいけど、飛距離性能が物足りないものがたくさんありました。

しかし今は研究も進んで、あがりやすさと飛距離性能の両方を追求できるクラブが作られるようになってレベルアップしています。

このクラブは球があがりやすいですが、強く吹き上がって急激に落ちてくるという弾道ではありません。

LSTということで、ロースピンモデルだと思うのですが、実際に打ってみて正直それほど極端な低スピンだとは思いませんでした。

結構スピンも入っている感じで、『低スピン』というよりは、『程(よい)スピン』といったところでしょうか?

ドロップすることもありませんでした。



操作性
『操作性』は、まずまずです。

直進性が高いですが、全く曲げられないということはなく、少し左右に曲げることができました。

シャローフェースなので、それほど操作するイメージは出ないのですが、対応してくれました。

ほぼストレートに近い球が出ますが、球がつかまりやすいので、私はドロー系のほうが自然に感じられました。

PINGのクラブは重心距離が長めなクラブが多い印象があり、『フェースの遅れ』を感じることもありましたが、このクラブにはそのようなマイナスは感じませんでした。

小顔ということはないですが、適度な大きさだからなのかもしれません。



試打後の感想


ヒール側
すごくいいクラブだな・・・。と思ったので、違う番手でも試してみたかったのですが、このLSTはスプーンしかないのだと知りました。

これくらい高性能だと、クリークも試してみたかったので残念ですが、それだけ、このクラブが飛距離に重きを置いて開発されているからではないでしょうか?

違う番手は姉妹モデルで対応しているということなのだと思います。

このクラブは3番なのでスプーンということになりますが、飛距離でいえば完全にブラッシーですし、あがりやすさはクリークに近いです。

『直ドラ』はもちろん、FWを地面から直接打つのが苦手だという方にも、是非試していただきたいです。

今はアイアンもそうですが、ウッド系のクラブにおいても、番手を感じさせないモデルが多くなりました。



PING G425 LST フェアウェイウッド
LSTは低スピンであがりにくいと敬遠しておられる方もいらっしゃると思うのですが、このスプーンに関しては、そんなハードさは感じないという方は多いような気がします。

なので、多くの方に試していただきたいです。



PING G425 LST フェアウェイウッド
昔は違いましたが、今のPINGは『易しい』ということを大前提にしてクラブ設計をしていると思います。

どれが易しいかは、人によって差がありますが、あくまでも『一般的な易しさ』を追求しながら、飛距離性能を伸ばすことに重点を置いているのではないでしょうか?

車に例えると、高級セダンでありながら、常にカーレースに出場できるようなポテンシャルの高さをもった車ということになるでしょうか?

ハードルが高くないので、性格が尖っていなくて丸いところも魅力です。



PING G425 LST フェアウェイウッド
このフェアウェイウッドを試打しながら、そのことを強く感じました。

オートマ性がありながら、決して扱いづらいタイプではなく、ドローヒッターの方はもちろん、フェードヒッターの方には特に好印象をもたれやすいのではないでしょうか?

球がつかまりやすいと感じたので、フェードヒッターの方には頼もしい相棒になってくれるような気がします。

コースでも使いたいと思いましたが、このままではちょっと合いづらいところもあったので、調整システムを使うのではなく、まずはシャフトをもっとしっかりしたものに替えたいです。

もう少し重さがあったほうが、もっと球が強くなると思います。

球が少し上がりすぎだな・・・。と思ったのと、できればもう少しフェース高があったほうが私は安心感がもてるのですが、かなりポテンシャルが高いのは間違いありません。

色々なシャフトがラインアップされているのであれば、是非そちらも試してみたいです。



PING G425 LST フェアウェイウッド
前のモデルもかなり高性能だと思いましたが、私は断然こちらのほうが好きです。

これまでも『最新=最高』ではないと、書いてきましたが、このクラブは前のモデルよりも明らかにレベルアップしています。

今年もハイレベルなFWをいくつか試打してきましたが、このPING 425LSTは特に凄いな・・・。と思いました。

是非コースでも試してみたい魅力的なクラブです。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。