2019年03月
2019年03月31日
PR
ESTIVANT ES 460D ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー

今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
打ち比べたドライバーは ESTIVANT ES 460D ドライバー と テーラーメイド GLOIRE F ドライバー です。

<上> GLOIRE F Speeder757
<下> ESTIVANT PROTOTYPE-LD
<左>ESTIVANT ES 460D ドライバー のスペック
ロフトは9.5度、クラブ総重量は299g です。
<右>GLOIRE F ドライバー のスペック
ロフトは8.5度(LOWER)、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはX、キックポイントは先中調子、バランスはD2.5、クラブ総重量は322gです。

先日試打した、クラウンが特徴的なESTIVANTと、白ヘッドドライバーの傑作ともいえる、テーラーメイドのグローレFを同時に借りることができたので、迷わず打ち比べてみることにしました。

ヘッドのほぼ全てが黒のESTIVANTと、ホワイトカラーが特徴的なグローレFと、対照的ですが、このような比較も面白いです。
似たようなモデルを打ち比べてみるのもいいですが、見た目も形状も大きく異なるクラブというのは、それぞれの個性があって興味深いです。
シンプルなヘッドのESTIVANTと、いろいろなパーツが組み合わさった機能的なデザインのグローレFですが、共通点といえばネックに調整機能が搭載されていることです。

どちらもショートネックタイプで、長さに大きな違いはありません。

顔には、大きな違いが見られます。
ESTIVANTのほうが黒でシュッとしているので好感が持てるのですが、フェースが被って見えるので、苦手意識が芽生えてしまいます。
顔の好みでいえば、完全にグローレFです。

素振りをしてみても、かなり違います。
シャフトの性能といいますか、個性が全く違います。
私は青いシャフトであるスピーダーのほうが振りやすくて好きです。
ESTIVANTに装着されている、PROTOTYPE-LD シャフトの軟らかさには、まだ対応できていません。

テーラーメイド GLOIRE F

ESTIVANT ES 460D
ボールを前にして構えた感じも大きく違います。
クセのあるESTIVANTと、安定感を感じさせるGLOIRE Fの違いがあります。
立体的なヘッドは好きですが、フェースが左を向いていると、すごく難しそうに感じます。
試打を開始しました。

まずは、この打球音の違いを感じました。
グローレFもはっきりしている音ではありますが、その音の質が全く違います。
私は断然、グローレFのほうが好きです。

『打感』は、どちらもなかなかいい感じですが、あえていうならグローレFです。

『球のあがりやすさ』という点では、同じロフトではないですが、ややグローレFのほうがあがりやすい印象をもちました。

『安定性』は断然、グローレFです。
久しぶりに試打して、その易しさを改めて感じました。

『飛距離性能』も、私はグローレFのほうが気持ちよく振れる分だけ好感を持ちました。
ESTIVANTも持っているポテンシャルがとても高いと思います。
音が改善されれば、もっと距離を伸ばしていけそうです。

『操作性』という点でも、グローレFのほうが扱いやすい感じがしました。
シャロータイプでありながら、クセのない感じのグローレFと、クセのあるESTIVANTでは、最初から結果が分かっていました。
どちらも球のつかまりがいいです。

ヘッドの色(白と黒)や形状(ディープorシャロー)など、個性の異なるドライバーの比較ですが、やはり音の違いが一番印象に残りました。

ESTIVANTの『静音モデル』が出れば、是非試打してみたいですし、グローレFは数年前のドライバーでありながら、今でも十分活躍できる高性能なドライバーです。