2018年07月
2018年07月30日
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プロギア RS & RS F ドライバー

<左>RS <右>RS F
今日は、この2本のプロギア最新ドライバーを試打しました。
試打クラブは プロギア RS と RS F ドライバー です。

シャフトは両方とも Diamana FOR PRGR です。
<左>RS のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は54g、トルクは4.7、バランスはD2、クラブ総重量は308gです。
<右>RS F のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は54g、トルクは4.7、バランスはD2.5、クラブ総重量は308gです。

どちらも、つい最近試打したばかりで、とても強く印象に残っています。
タイプは似ているようで、違いもはっきりしているのがいいです。

ラージサイズで、この大らかさが大きな武器になっています。
今は性格の『尖った飛び』もよりも、『丸い飛び』が求められている時代で、この2つはそれを見事に形にしています。

ネックの長さは同じです。
違いは見られませんでした。

顔は大きな違いがありました。
RSは、かなり左を向いているように見えます。
一昔前ならば、完全に『異型』と呼ばれていたと思いますが、今は多くなってきているので、見慣れた感じがします。

このシャロー感は同じです。
基本的なコンセプトは同じようです。

RS

RS F
ボールを前にして構えてみると、やはり違いがはっきりしています。
写真では判りづらいのですが、大きな違いがあります。
RSのフックフェースがきつく、RS Fが穏やかに見えました。
これだけのラージサイズでシャロータイプだと、RSのフェースアングルが『普通』といえるのかもしれませんが、私はどうしても苦手意識ばかりが先行してしまいます。
対してRS Fは、苦手意識は芽生えず、普通に構えることができました。
この構え感は、人によって好みが分かれるところだと思います。
試打を開始しました。

『打感』は、ほぼ同じでした。

『音』も同じで、違いはありませんでした。

『あがりやすさ』という点では、少しRS Fのほうだと思いました。
これはあくまでも微差で、大きな違いではありませんでした。

『安定性』という点では、どちらもかなりスイートエリアが広くて、大らかなドライバーですが、フェースの向きが違うので、よりつかまりのいいRSのほうが易しく感じる方も多いのではないでしょうか?
私は構えやすさからも、RS Fを支持しますし、実際に打ってみてもRSほど球がつかまり過ぎないので、ラインも出していけました。

『飛距離性能』は、どちらもかなりのハイレベルですが、少しRS Fかな?と思いました。
易しく高確率で飛ばしていけるドライバーです。
先日も書きましたが、不安を少し抱えたままでも、ほぼ自動的にナイスショットさせてくれるドライバーといったらいいでしょうか?
対してRSは、私にはつかまり過ぎるので、常に左方向へ不安がつきまといました。
どちらもボールの勢いがあって、ビッグキャリーで飛ばしていけるドライバーですが、曲がりがより少ない分、RS Fのほうが安定して距離を稼いでいけるように感じました。

『操作性』という点では、どちらも長けてはいません。
操るタイプではなく、完全にオートマチック系ドライバーです。
この高い安定性を活かして、いい意味で『適当』に打っていけるドライバーだな・・・。と思いました。
タイプは違いますが、どちらもプロギアらしい、ハイレベルなドライバーであることは間違いないです。