2017年02月19日 - ゴルフクラブ試打日記。
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方向性へのこだわり 握った瞬間、ロックオン スコッティキャメロン専門店 Himawari

2017年02月19日

      
2017年02月19日
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ミズノ T7 ウェッジ

                 
ミズノ T7 ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ミズノ T7 ウェッジ です。



ダイナミックゴールド

シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは56度、クラブ長さは35.25インチ、バランスはD3、シャフトフレックスはWEDGE、クラブ総重量は469g です。



正面

ミズノの新しいウェッジです。


ミズノらしい精悍さがありながら、それほど小振りな感じはなく、大らかさがあります。



側面

シンプルな形状ですが、ミズノの最新技術がたくさん取り入れられているのだと思います。


とても美しいウェッジです。



ソール幅

ソール幅は広めです。



バンス

バンスの高さはノーマルな感じですが、トレーリングエッジが大きく削られていました。



ヒール側の削り

ヒール側の削りも見られたので、開きやすそうだし、上手く抜いていけそうだな・・・。と思いました。


ソール全体の形状は丸みを帯びているというよりは、どちらかというと平らに近いタイプです。



ネック長さ

ネックの長さは適正です。


頼もしさといいますか、安心感が得られる長さです。


この長さを見ているだけで、ボールが芝に食い付いて、しっかりと止まってくれるイメージが浮かんできます。



GF FORGED 1025E

ホーゼルには『GF FORGED 1025E』の文字がありました。


他のメーカーには無い、ミズノ独自の技術なのだと思います。


一口に軟鉄鍛造といっても色々あるそうですが、ミズノはその鍛造方法にもすごくこだわっているように思います。


ミズノのフィーリングを楽しめば感性が豊かになり、それがゴルフのレベルアップにもつながるように思います。


人それぞれのフィーリングはとても大切です。



トップライン

トップラインの幅はノーマルでした。


厚すぎず、かといって薄めでもありませんでした。



ミーリングあり

フェース面には細かなミーリングがありました。


フェース面を指で触ってみたのですが、かなりのザラザラ感がありました。


見た目は控えめなミーリングですが、これはかなり効きそうだな・・・。と思いました。



ロフト&バンス

ロフトとバンスが表示されていました。


今は多くのウェッジが同じようになっています。



オリジナルグリップ

このオリジナルグリップは、いい感じでした。


ミズノのクラブではよく見かけるグリップです。


バックラインがありました。


フェースの開閉を使うウェッジのグリップは、バックラインが無いほうがいいと思うのですが、バックライン有りがあるということは、それだけ好まれる方も多いのだと思います。



構え感

とても構えやすいです。


ヘッドの据わりもいいです。


すぐにスッと構えることができました。



開きやすさ

フェースも開きやすいです。


ソールを丸く使っていけるタイプです。


グースタイプではなく、ストレートタイプです。


ミーリング加工がされていますが、構えたときにそれが目立たないところが気に入りました。


構え感を全く邪魔していません。


いつも通り、自然に構えられました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』はソフトで良いです。


球の食いつき感が強いです。


フェースに乗っかる感覚も楽しめました。


一瞬の『間』で勝負していけるウェッジだと思いました。



スピン性能

『スピン性能』は高いです。


ボールがよく止まってくれました。


強烈なバックスピンが掛かって戻ってくるというよりは、適正に止めやすいスピン性能だと思いました。


角溝が禁止になって数年が経ちましたが、メーカーの努力によって、今でもスピン性能の高いウェッジはたくさんあります。


私の周りにも、角溝禁止になってからのほうが、アプローチが上手くなった友人が何人かいます。


スピンの安定性が増し、計算しやすいウェッジが増えてきたのだと思います。


このウェッジも、そんなタイプだと思いました。



トゥ側

球のあがりやすさは、自然な感じです。


サンドウェッジらしいあがりやすさです。


出球の高さのイメージも合いやすいです。


ヒールから入れて抜いていって、フッと軽く舞う感じといったらいいでしょうか?


ロブ系のショットも易しいです。



バックフェース

『安定性』は普通だと思いました。


今はキャビティタイプで寛容さに長けたウェッジもたくさんありますが、このウェッジは普通といいますか、これまでの感覚で打っていける印象をもちました。


『易しすぎない』いいウェッジといったらいいでしょうか?


構えやすいので、ラインも出しやすいです。



距離感

『距離感』も合いやすいです。


『微調整』しなくても、そのままターゲットまで運んでいくことができました。


『球持ち』のいいウェッジなので、さらにフィーリングを出しやすいです。



ミズノ T7 ウェッジ

最近はアイアンの飛距離性能の進化が凄いですが、いずれウェッジでもそのようになっていくのかもしれません。


ウェッジは飛ばすよりも、狙ったところに正確に運ぶ為のクラブだから、そのようにはならないとは思うのですが、ウェッジと同じようにアイアンも飛ばすよりも狙うクラブで、そのようになっているのだから、いずれ『ディスタンス系ウェッジ』が登場してくるのかもしれません。


『スタンディングロフト』&『反発性能の向上』『長尺化』などによって、例えばSWで何ヤード飛んだ・・・。ということになるのかもしれません。


もしそうなったら、ゴルフがかなり難しくなるだろう・・・。と思いました。


クラブ本来の役目を果たさなくなるかもしれません。



操作性

『操作性』は、高いです。


色々な球を打って遊ぶことができました。


私はフェースを開いてウェッジを使いたいタイプなのですが、このウェッジはその私の要求にしっかりと応えてくれました。


微妙な距離の調整もしやすいです。


球を拾いやすく浮かせやすいので、前に向かう力を上に逃がしていけるのがいいと思いました。



ヒール側

美顔でとても扱いやすいウェッジなのですが、シビアな感じはしませんでした。


どちらかというと『セミオートマチック的』な印象をもちました。



MIZUNO T7 WEDGE

このウェッジは、それほどバンスが利いているタイプではないので、ハイバンスタイプを好まれる方はちょっと扱いづらいかな?と思っていたのですが、店員さんの説明によると、色々なタイプが用意されていてバリエーションに富んでいるということなので、安心しました。


多くのユーザーに対応していけるウェッジだと思います。



MIZUNO T7 ウェッジ

かなり科学のメスが入っているようなのですが、それをあまり強く感じさせず、あくまでもプレイヤーの感覚を大切にしてくれているように感じました。


こういったところは、ミズノのクラブの特長といっていいのかもしれません。



MIZUNO T7 ウェッジ

また何度でも試打したいですし、次回はバンカーでも試してみたいと思いました。