2010年02月12日 - ゴルフクラブ試打日記


2010年02月12日

      
2010年02月12日
  

jBEAM FX BMα-440 ドライバー

                 
jBEAM FX BMα-440
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは jBEAM FX BMα-440 ドライバー です。



ROMBAX PROTOTYPE 70C
シャフトは フジクラ ランバックス プロトタイプ 70C です。

ロフトは10度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.3、シャフト重量は70.5g、キックポイントは先中調子、バランスはD2です。



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2度目の『jBEAM』のドライバーです。


昨年出会った jBEAM FX BM-435 ドライバーは、昨年の私の中での『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』に輝いたクラブでして、今でもその好印象は輝きを全く失っていません。


それどころか日々輝きを増し続け、すごく欲しくてたまらないドライバーのひとつです。


昨年から今年にかけて、これほど自分の『購入意欲』と戦わなければならない年は、過去に無かったような気がします。


他のメーカーのクラブもそうですが、今は欲しいクラブが多すぎます。


この『jBEAM』というメーカーのクラブは、あまり出会う機会には恵まれませんが、今日は偶然出会うことが出来て、私自身とてもテンションが上がってしまいました。



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『FX BM-435』は全体的に『黒』が目立って、とても精悍なイメージでしたが、このドライバーは『赤』が目立ちます。


少し『易しさ』を感じさせてくれているような気がしました。


『FX BM-435』も、打ちやすかったイメージがありますが、このドライバーはさらに打ちやすさが進化していっているような気がします。


こうして見ていても、全く『タフ』な印象は伝わってきません。


むしろ『ソフト路線』を行っているのかな?と思っていました。



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素振りをしてみても、すごくいい感じです。


このフジクラのシャフトも適度にしっかりとしていて、すごく振りやすいです。


タイミングが『ドンピシャ』で合う感じがしました。


ヘッドがブレたり、遅れてくるような感じもしませんでした。


すごく気持ちよく振っていくことができました。



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ボールを前にして構えてみると、そのあまりにも『美しい顔』に目が釘付けになってしまいました。


こうして構えるまでは、やや『平べったい顔』を予想していたのですが、実際はとても『立体感』を感じることのできる顔です。


すごく叩いていきやすそうな感じがします。


私は叩いていきたいタイプなので、こういった『立体的な顔』には、すごく安心感を感じます。


今は、あまりにも『薄いヘッド』が多くありすぎるような気もします。


確かに球が上がりやすくなったり、曲がりにくくなったり・・・・。と、大きなメリットもありますが、どこか寂しい部分も感じていました。


しかし、今日このドライバーに出会えて、私の目は爛々と輝きを増していったような気がします。


脳内に何らかの快感物質でも分泌されているのでしょうか?


構えているだけで、すごく気持ちが落ち着いてきました。


こうして色々なクラブを試打していると、様々な形状のクラブに出会うことがありますが、中には不安に感じたり、苦手意識を持ってしまうものも、決して少なくないですが、このドライバーは『構えやすさ』という点でも、『最高峰』にあると私は思いました。


この『顔』は私は大好きです。


丸みを帯びたこの『顔』と、『ボールの丸』がすごくマッチしているような気がします。


以前、四角形のドライバーを試打した時に、ボールも四角形だったら面白いな・・・・。と思ったことを覚えています。


ヘッド後方が少し膨らんでいるような予想もしていたのですが、こうして構えた感じは全く目に付きませんでした。


すごくいい『目の保養』になりました。


いいイメージが次から次へと頭の中で湧き起こっている感じがしました。


そして、それは大きな呼吸を与えてくれ、身体全体の余分な力を取り去ってくれました。


いいショットが打てそうな時によく感じる、私にとっての『ナイスショットの予感』がしてきました。


これまで沢山のクラブに出会ってきて、このように感じられた時は、すごく『幸せ』を感じます。


打つ前から既に『至福の時』を過ごすことができました。




試打を開始しました。

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まず感じたのが、その凄まじい『飛距離性能』です。


まだ2本目の『jBEAM』ではありますが、『FX BM-435 ドライバー』の印象があまりにも強いので、このような飛びはある程度は予測済みでした。


しかし、実際に打ってみるとさらに驚かせてくれる飛距離性能の高さです。


グーンと力強く伸びていき、なかなか球が落ちてきません。


『高い放物線』というよりは、『ハーフライナー』のような打球でグングン前へ前へと進んでいく感じです。


これまでも、『初速の速い球』や『高弾道の球』など、たくさん見てきましたが、どれも『球の落ち際』が早い物が多かったのですが、このドライバーの場合は、なかなか落ちてきません。


ずーーーっと、一直線に糸を引いているようでした。


一種の『棒球』を打っているような感覚でした。


一球目から強めに叩いていったのですが、『吹き上がり感』も感じなかったですし、『スピン』が余分に増えているような感じはしませんでした。


何と云いますか、小手先ではなく、上手く体全部を使って、『体重を乗せていける』感じ・・・。といったらいいでしょうか?


球質も重く、風に強そうでした。


『キャリー』も伸びていましたが、『ラン』も出ていそうな気がします。


この力強い弾道を見ていると、日頃よく飛ぶドライバーの弾道には、ボールに『ターボエンジン』がひとつ取り付けられているのではないか?と思えることがあるのですが、このドライバーで打つと『ターボエンジンが2つ』取り付けられているような気さえしてきます。


かなり『飛距離』という点で、大きなアドバンテージを握っていける感じがします。


今すぐにでも、この『超・高性能』をコースで試してみたい・・・・。と思いました。



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『打感』も、すごくいい感じです。


割と柔らかめの感触ですし、適度な『跳ね返り感』とでもいうのでしょうか?


いい感じの『手応え』をつかみ取ることができました。


『弾き感』が強く感じられ、よく飛んでいるのが実感できます。


このフェース面も、とても美しいと思いました。


今は『インパクトエリア』での『スコアライン』が無い物も目立ちますが、私はやはりこのようなオーソドックスな物が一番好きです。


『高反発時代』は、反発力を得る為になるべくフェースを薄くしていましたが、それと同時に、ある程度の強度を保つ為にも『スコアライン』が無い物も多くありましたが、今は少し減ってきているような気もします。


高反発全盛の頃には、フェース面が凹んだり、ヘッドが割れることもありましたが、今はそういったことは少し減ってきていると思います。


しかし、今でも多くのヘッドが『ルールギリギリ』の反発係数を持っているのだと思いますし、クラブによっては、強度的に不安を感じるものもあります。


今日は、そういった不安を感じることなく、気持ちよく振り抜いていくことができました。


手に残る感触がとても心地いいです。


何球打っても、全く飽きることがありません。



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『音』も、すごくいい音です。


『爽快感』が耳から体全体に行き渡っているような感じすらします。


叩いていけているのが実感できますし、弾道の力強さとこの音の響きがすごくマッチしているような気がしました。


はっきりした音ではありますが、決して周りが気になり、集中力を乱す感じはしないですし、逆にどんどん自分の集中力が上がってくる感じがしました。


私は普段、『左耳』で音を聞くようなイメージを持っているのですが、今日はこの左耳にいい音を残せたような気がします。


これまで、『飛距離性能』に優れていても、音が『ボコッ』という感じで、なんだか似つかわしくない感じがするものもあり、そういったドライバーで球を打っている時は、どこか物足りない部分を感じていました。


しかし、今日は全く違います。


『満足度』と『爽快感』を心から感じることができました。


打っていても、とても楽しくなってきました。


これまで色々なクラブを試打してきましたが、このように心から楽しませてくれるクラブというのは、ほんの『何割』かしかないような気がします。


今日は、その何割かのクラブに出会えた『ラッキーデー』です。



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『球のあがりやすさ』も、とてもいい感じです。


この角度から見ても、それほど『ディープ』だとは思いませんでした。


『セミディープ形状』といったらいいのでしょうか?


このドライバーは『ロフト10度』ということですが、全く不満を感じませんでした。


やはり『リアルロフト』と『表示ロフト』との違いなのでしょうか?


今でも、有名メーカーのクラブでは、これが本当に『9度』?と首をかしげたくなるものも多いです。


構えた時に、『9度』にしては、フェース面が見えすぎる物も多いと思います。


それらは全て、私の錯覚だと思うようにしていますし、高く上がりすぎる時は、自分の打ち方が悪いからだ・・・・。と思うようにしているのですが、今日はそういった『無意味な修正』は不要な感じがしました。


私は普段、『一桁台のロフト』のドライバーを使うことが多いのですが、それでもこのドライバーが放つ弾道が高すぎて、もっと低く抑えたい・・・・。とは思いませんでした。


日頃『9度』や『9.5度』を使っておられる方も、このドライバーでは『10度』くらいが、とても楽しめるのではないでしょうか?


『球の上がりすぎ』による、『弾道の貧弱さ』や『押し戻され感』などは一切感じませんでした。


力強くグングン前へと進んでいく感じです。


先ほども書きましたが、『上手く体重を乗っけていける感じ』で球を運んでいくことができました。


『球質が重そうな』感じの球を打つことができました。


かなり私にはマッチしているドライバーだと思いました。


出来れば、もっとロフトが立ったクラブも使ってみたい・・・。と思いましたが、このドライバーには不満を全く感じませんでした。


普段、『一桁台』のロフトを使っておられる方は、『二桁台』のロフトのあるドライバーを使うと、感覚的に『飛ばない』と感じられる方もたくさんいらっしゃると思いますが、このドライバーの場合は違うと思います。


もの凄くよく飛ぶ『ロフト10度ドライバー』です。


まさに色んな意味での『リアルドライバー』といえる気がします。



FUJIKURASHAFT ROMBAX PROTOTYPE 70C
勿論、クラブの性能は半分はシャフトが握っていると思うのですが、この『RAMBAX PROTOTYPE 70C』というシャフトは、このヘッドとの相性も良く、大変高性能な『叩けるシャフト』だと思いました。


変なクセが全く無く、素直にヘッドを戻してくれるシャフトだと思いました。


タイミングも合いやすく、気持ちよく叩いていくことができました。


自分の力をヘッドに伝えていきやすいシャフトだと思います。


『シャフトは手の延長』とは、昔からよく聞く言葉ではありますが、まさにそれを実感できる感じがしました。


メーカーは違いますが、以前試打した『クレイジー ブラック50』というシャフトを思い出していました。



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『安定性』という点でも、かなりの高性能です。


何しろ球が曲がりません。


打ち出し方向に球を乗っけてさえいけば、そのまま球は突き進んでいきます。


途中から曲がり始めることもありません。


すごく『直進性』が強いドライバーだと思います。


このヘッドに装備されている『ウェイト』のような物も、かなり効果を上げているのではないでしょうか?


そういった『物理的性能の高さ』と、『構えやすさ』や『振り抜きやすさ』といった『フィーリング性能の高さ』も、この安定性に大きく貢献していると思いました。


今日は練習場が比較的空いていたので、ほぼ真ん中の打席で練習していて、このドライバーで練習するのが楽しくて夢中になって打っていたのですが、ふと気が付くと2人の紳士が私の後ろでこのドライバーから放たれる打球を目で追っていました。


それに気付き、ふと手を休めた時に、ひとりの紳士の方が


「すごくよく飛びますねぇ。それにしても曲がりませんね。どうしたら曲がらない球を打てるのですか・・・?」


と聞いてこられました。


私は話しかけられるとは思っていなかったのですが、思わず、


「このドライバーのおかげです。」

と答えました。


答えになっていないかもしれませんが、私の偽らざる本音です。


このヘッドとシャフトの高性能のお陰で、いい練習ができているのだと答えました。


その2人の紳士は、この見慣れないドライバーに興味津々だったようで、私に色々と質問をされたのですが、何しろ打っている私本人がこのドライバーのことをよく知らないのですから、殆ど内容のある返事ができませんでした。


普段、なるべく『先入観』を持たないようにしながら試打をしているのですが、今の私のようにあまりにも不勉強すぎるのも、良くないのかもしれない・・・・。と思いました。


色々な質問をされながらも、それに上手く答えることの出来ない自分自身が何だか恥ずかしくなりました。


『スイートエリア』も広い感じがしましたが、そのような『広さ』というより、このドライバーの『押しの強さ』のようなものに魅力を感じました。


グングン力で押していきながら、高い直進性を両立していける感じがしました。


前回の『FX BM-435 ドライバー』も、すごく安定性が高いドライバーだと思いましたが、おそらくこの『FX BMα-440』の方が、より高いだろう・・・。と思いました。


普通に打っている限り、なかなか曲がりづらい感じがしました。


このヘッドとシャフトの高性能も上手くマッチしているのだと思います。


今日はなかなか打点がブレる感じはしませんでした。



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『操作性』という点では、少し苦戦してしまいました。


このような美しい顔をしていますし、本来ならば色々と操作していけそうな感じもしていたのですが、今日はこの『直進力』を強く感じてしまい、なかなかボールを大きく曲げることが出来ませんでした。


『バナナフック』や『バナナスライス』にも挑戦したのですが、なかなか上手くいきませんでした。


とにかく『打ち出し方向』に、そのままボールを運んでいってしまうドライバーなのだと思いました。


大きく曲げることは、今日は困難な感じがしたのですが、小さく曲げていくことは何とかできました。


多少曲げづらい感じは正直したのですが、この『曲がりにくさ』は、やはり実戦では大きな武器になってくれると思います。


安心してティショットを打つことができます。


このドライバーは『スクエア』フェースなので、『ドローヒッター』の方でも『フェードヒッター』の方でも、どちらでも対応していきやすい守備範囲の広いドライバーだと思います。


数年前から、ある一定のゴルファーを対象としたようなクラブを見かけることがありますが、このドライバーはそういった意味では『中立』といえるような気がしました。


見た目以上に、球がつかまりやすいドライバーだと思うので、日頃球がつかまりづらくて悩んでおられる方にも、とても打ちやすく感じられるのではないでしょうか?


かといって、決してつかまりすぎず、私のような『フッカー』でも安心して使っていけるドライバーだと思います。


『スインガータイプ』というよりは、明らかに『ヒッタータイプ』の方に適したドライバーだと思いますが、決して敷居は高すぎないので、多くの方がこのドライバーで飛距離と方向性を両立されるのではないでしょうか?



06
今日は、このような素晴らしいドライバーを手にすることができて、ずっとテンションが上がりっぱなしでした。


気持ちの高ぶりを抑えることができません。


心からこのドライバーを楽しむことができました。


いいクラブに出会うということは、ゴルフをしている上での、この上ない喜びだと思うのですが、今日はずっとその喜びを感じることができました。


このドライバーのおかげで、今日という日がすごくいい一日となりました。


これまでも書きましたが、私は練習場でもドライバーはあまり打たず、せいぜい『10球~20球程』です。


しかし、今日は90球打ってしまいました。


すっかりこのドライバーの魅力にはまってしまいました。


二度目の『jBEAM』でしたが、改めてこのメーカーのクラブの素晴らしさを実感しましたし、有名メーカーでなくてもいいクラブをつくるメーカーはたくさんあるのだと思います。


俗に言う『地クラブ』といっていいのだと思いますが、日本全国にはこのような素晴らしいメーカーが、まだまだたくさんあると思うので、もっともっと色々なメーカーのことを知りたいと思うようになりました。



10
このドライバーは、最初から最後まで私を魅了し続け、案の定、私はこのクラブとお別れするのが辛くなりました。


なかなか手放したくはないと思うようになりました。


いつもはもっと『ドライ』になっているのですが、今日の私の心模様はずっと『ウェット』のままでした。


やはりゴルファーにとって、『クラブとの出会い』は、『人と人との出会い』に近いものがあるような気がします。


素晴らしい人やクラブに出会うと、喜びも大きい分だけ別れが辛くなります。


逆にそうでもないクラブに出会うと、すぐに返却したくなることも多いです。


『10球未満』で返却するクラブも結構あります。


しかし、このドライバーは手放したくない・・・。ずっと手元に置いておきたい。キャディバッグの中に入れたい。実戦で使い続けたい・・・・。と思うようになりました。


ずっとずっとこのドライバーのことを考えそうです。


今、たくさん欲しいクラブがあるのですが、このドライバーもその仲間入りをしました。


また、私は自分の購入意欲と戦わなくてはならなくなりました。


試打をした後の、苦しい一面です。


また近いうちに是非、このドライバーを手にしたいと思いましたし、購入できるように頑張りたいです。


私は素晴らしいクラブに出会うと、仲間たちに知らせたくなるのですが、このドライバーのことも、真っ先に仲間たちに知らせてあげよう・・・・。と思いました。