2009年07月 - ゴルフクラブ試打日記

ライザップゴルフ

2009/07/31

2009年07月

      
2009年07月31日
  

テーラーメイド ツアー プリファード フォージド アイアン

                 
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今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド ツアー プリファード フォージド アイアンの7番 です。



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シャフトはダイナミックゴールドです。

ロフトは35度、クラブ長さは36.5インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は127g、トルクは1.7、バランスはD2、キックポイントは元調子です。



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久し振りのテーラーメイドのアイアンです。


すごくシンプルで美しいアイアンだと思いました。


このデザインを見ていると、以前試打したことがあり、とても好印象だった TP フォージドアイアンを思い出します。


見るからに良さそうなアイアンです。


『キャビティ』でありながら、『フェース中央部分』が『肉厚』になっているので、『キャビティ』と『マッスルバック』の良いところを合わせ持つアイアンなのだと思います。



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素振りをしてみると、予想通りすごくいい感じです。


いいタイミングで振り切ることができます。


『適度な重量感』があるので、余分な動きのするスキがないような気がします。


復元性の高いスイングがしやすく感じられます。




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構えてみても予想通り、すごくいい顔です。


こういったアイアンを構えているだけで、既に『ナイスショット』が約束されたような気がします。


ゴルフというスポーツは不思議なもので、『ナイスショット』が必ずしもスコアに結びつくとは限らず、『ミスショット』しても、それがピンに寄ったり・・・・。と、『運』によるところも大きいと思います。


だから、ゴルフは面白くて止められないところがあるのですが、やはり常に『ナイスショット』を打っていきたい・・・。とゴルファーなら誰もが思うことだと思います。


『ナイスショット』した方が気持ちいいですし、いいスコアが出る確率が高いのですから・・・・。


このアイアンを構えてみて、ふとそんなことを考えていました。


これから数秒後に打つ弾道のイメージを鮮明に描くことができました。




試打を開始しました。

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まず感じたのが、その『打感の良さ』です。


打つ前から、打感がいいのは解っていたことなのですが、やはりこういった打感は練習するのが何倍も楽しくなってきます。


こういった感触を味わえているだけで、日頃のストレスまで一気に吹き飛んでしまう感じです。


打つたびに心が晴れ晴れとしてきます。


『軟鉄鍛造』の素晴らしい感触が、ついつい球数を増やしていきました。


何球打っても、全く飽きることがありません。


今は色々なタイプのアイアンがありますが、やはり『アイアンの打感』というのは、こういった感じが『スタンダード』なのだと思います。



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『球のあがりやすさ』という点でも、私の普段の感覚と違わない、すごく『ナチュラル』でいい感じだと思いました。


『ロフトが35度』ということで、『ストロングロフト』全盛の今とあっては、かなり『寝ているタイプ』だと思います。


『ダイナミックゴールド』といい、この『ロフト設定』といい、メーカー側がターゲットにしているゴルファーが容易に想像できます。



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この『ソール幅』も適正ですし、『超・低重心』でなく、何が何でも球を上げる・・・・・。といったスタンスが感じられません。


必要最低限の性能を持ち、あとはプレイヤーに任せる・・・・・。といった感じの『ナチュラルアイアン』なのだと思います。


こうして見ていても、


「きちんと『ダウンブロー』で打ちなさいよ・・・・。」


といっているようでした。


私は普段通りの感覚ですごく気持ちよく打つことができたのですが、『ダウンブロー』が苦手な方は、やや苦戦されるかもしれません。



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『安定性』という点でも私はすごく高いと感じましたし、このアイアンは初対面でも、こういったアイアンの打ち方に慣れているせいか、自然体で打っていくことができました。


何球打っても、なかなかミスショットがでません。


すごくいい感じで球をまとめていけますし、わざとミスをしようとしない限り、なかなかミスショットが出ない感じがしました。


このアイアンの形状などを見ても解る通り、このアイアンは最新のアイアンでありながらも、決して『易しすぎない』『ごまかさない』感じの正統派アイアンだと思います。


数値的に見れば、おそらく他のアイアンの方が優れているのかもしれませんが、この『構えやすさ』や『打感の良さ』『バランスの良さ』『安定性』というのは、それらの数字を凌駕しているように思います。


余計な性能は一切足さずに、必要なところだけを取り込み、プレーヤーの感覚を大切にしているアイアンなのだと思いました。


見た目シャープで、色々なものがついていなくてシンプルなアイアンなので、難しく感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、見た目以上に易しいアイアンだと思います。


決して『敷居が高過ぎる』アイアンではないと思いました。



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『操作性』という点でも、とても満足度が高く、不満なところは見あたりません。


左右に曲げたりする練習も楽しく行えましたし、この『構えやすさ』のおかげなのか、『ターゲット』をかなり絞り込んで球を運んでいくことができました。


あまりにも小さく絞り込みすぎてもよくないとは思うのですが、『適度な絞り込み』は精度を増していきます。


集中力も増してきて、より密度の高い練習を行うことができました。


今日は自分自身の調子もすごく良かったと思いますし、このアイアンの高性能のおかげで、すごくいい練習ができました。


すぐにでもコースで使いたいアイアンです。


飛距離がよくでる『ストロングロフトアイアン』『高反発アイアン』なども、それはそれで素晴らしいとは思うのですが、どうしても扱いづらく感じてしまうことも多々あり、私は苦手としているのですが、こういった『軟鉄』のアイアンは、かなり手にフィットしてきますし、そのインパクトの感触がボールの操作性を高めてくれています。


インパクトの感じで、ボールが大体どの方向に飛んでいったか・・・?とか、ボールの高さは・・・?などボールを目で追わなくても把握しやすい感じがします。


私は調子が落ちてくると、『ヘッドアップ』してしまう悪い癖があるのですが、このようなアイアンはそれを抑制してくれます。


こういったところなども、数値では表されない素晴らしいところがあるのだと思います。



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『飛距離性能』という点でも、やはりこれまで通りの『スタンダードな距離感覚』といいますか、決して誰でも『7番アイアンの本来の距離』以上に運んでくれるアイアンではありません。


『飛ばし感』というよりは『止め感』が強く感じられるアイアンなのだと思います。


例え遠くに飛ばしても、肝心のグリーンで止まってくれず、奥へこぼれてしまうようなアイアンではなく、きちんと適正な距離を、適正な『高さ』と『スピン』でボールが芝をキャッチして止めてくれるアイアンなのだと思います。


私はこういったアイアンの方が信用できますし、『止まってくれる』という安心感があるせいか、ゴルフが楽になります。


打った直後に、心配になることがありません。


自分の仕事(スイング)をすれば、あとはクラブとボールに任せるだけ・・・・。といったシンプルな発想になれるので、ゴルフの内容が良くなってくることが多いです。


メンタル的にも、大きな影響がでてきます。



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このアイアンは、正直いいまして、それほどの『目新しさ』を感じることがありませんでした。


ここ数年よく見られる『ハイテク過ぎるアイアン』ではありません。


それよりも、むしろ昔からある『質の高いキャビティアイアン』といえるのだと思います。


最新のアイアンですし、全く何の新しい創意工夫が施されていない・・・。とは思えないのですが、私の中では、これまで通りの『シンプル』で美しく、扱いやすくて打感の良い、とても実戦的なアイアンです。


私は今日、このアイアンに出会って、すごくいい内容の練習ができました。


予定よりも球数を多く打ってしまいました。


テーラーメイドは海外メーカーですが、このアイアンはすごく『日本的な感じ』がしました。


このアイアンを試打する時に、『ダイナミックゴールド』と『NS PRO』の両方があり、私は迷わずこの『ダイナミックゴールド』を選択したのですが、『NS PRO』の方が好きな方にも対応しているので、かなりユーザーの幅が広がると思います。


こういったプレーヤーの感性を高めてくれつつも、決して難しすぎないアイアンを使っていると、アイアンショットに自信が持てるようになると思いますし、結果上達も速いように思います。



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これまでは、テーラーメイドはわりと新製品の出るサイクルが早く、私たちゴルファーを喜ばせてくれていましたが、最近は少しペースが落ちてきたような気もします。


少し寂しい気もしますが、きっとこれからどんどん新製品が登場してくるのだと思います。


秋以降に各社『2010年モデル』が発売されるのかもしれませんが、一日でも早く出会えるように願いたいものです。


『ルール』という縛りの中で、ある意味、研究しつくされた感のある『クラブ業界』ですが、まだまだ『研究の余地』は残されているのだと思います。


今は昔と違って、各社のクラブの『ボーダーレス化』といいますか、特徴がなくなってきているようにも思うのですが、斬新なアイデアとそれをうまく取り込む技術の高さをもつテーラーメイドには、我々ゴルファーをこれからも驚かせて欲しいです。