2009年05月 - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

2009/05/30

2009年05月

      
2009年05月30日
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ホンマ MG813 ドライバー

                 
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今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ホンマ MG813 ドライバー です。



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シャフトはARMRQ UD54です。

ロフトは10度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は55.5g、トルクは3.95、バランスはD2、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は301gです。



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ホンマのニュードライバーです。


ついこの前、ホンマのニュードライバーを試打したばかりなのですが、こうしてまた新しいクラブに出会えるのは、とても嬉しいことです。


以前は『赤』と『黄色』のドライバーでしたが、今回は美しい『ブルー』です。


『信号』を思い出しました。



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素振りをしてみると、かなりシャフトが軟らかい感じがします。


以前も感じていましたが、ホンマのシャフト『S』は、本当に軟らかい感じがします。


各メーカー、硬さの基準はバラバラなのだと思いますし、やはり統一することは不可能なのでしょうか?


『硬い』とか『軟らかい』というのは、人それぞれの感じ方で抽象的な表現なのかもしれません。


やはり『振動数』という、明確な数値を表示してもらえれば、より解りやすい感じがします。


いつか全メーカー、そのような流れになってくれると嬉しいのですが・・・・・・。



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昔からの『ホンマユーザー』である私としては、この『モグラマーク』を見て、とても嬉しく思いましたし、懐かしく感じます。


やはりホンマのクラブやゴルフ用品には、この『モグラマーク』は欠かせません。


ビギナーの頃、スコアを全く気にせずに、ボールをひたすら強く引っぱたいていたのを思い出します。


スコアを気にしなかったので、怖いものはありませんでしたし、ボールがどこへ曲がろうと、打つこと自体が楽しくてたまりませんでした。


今もゴルフが楽しくてたまりませんが、今とはまた違った楽しみ方をしていたと思います。


ホンマのクラブには、これからも是非この『モグラマーク』が付いていて欲しいと思います。



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ボールに対して構えた感じは、よくみかける『やや丸みを帯びたトライアングルヘッド』ということでした。


こういった形を初めて見たときは、ずいぶんと驚いたものですが、今はすっかり見慣れた感じがします。


曲がりにくそうだなあ・・・・。と感じさせてくれる『面構え』です。


『ライン出し』も、それほど難しく感じることなく、自然とできました。




試打を開始しました。

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まず感じたのが、この形状から見てわかる通り、『球のあがりやすさ』です。


ずいぶん打ち出し角度の高い、高弾道の球が打てました。


これほどの高さを出せるのですから、なかなかボールを曲げる余地を与えません。


それと、こういったヘッドでも昔に比べ、今ではかなり吹き上がり感が少なくなってきているような気がします。


ずいぶんと技術が進歩しているのだと思います。


かなりの高弾道ではありますが、上に上がるだけの弱い弾道ではなく、勢いのある球だと思いました。



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『打感』は、とてもいい感じがしました。


何と言いますか、昔からのホンマ独特の感じなのですが、「つかまえた」と感じさせてくれる打感です。


程良い『球の抵抗感』が手に残りますし、こういった感触を味わえている時は、いい球が打てている時だと思います。


ちょっと前まで、こういった形状や大きさのドライバーというのは、『球のつかまり感』が弱く、実際球も右へと『滑り気味』に飛んでしまうことも多かったのですが、最近のドライバーは、こういったマイナスもずいぶんと改善されていると思います。


打感に『頼りなさ』や『物足りなさ』を感じることはありませんでした。


打っていて、とても心地良くなる感触だと思いました。



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『音』も、私はいい感じだと思いました。


決して甲高くなく、『質の高さ』を感じさせる・・・・。といいますか、打つのに集中できる感じの音だと思いました。


『打感』同様、こういったドライバーの出始めの頃は、その『音』にも不満を感じるものが多かったのですが、今はどのメーカーもずいぶんと改善されているような気がします。


以前も書きましたが、私は音が大きすぎると『耳栓』をしたくなりますが、今日は全くそんなことはありませんでした。


ずっと聞いていたくなる感じの『音』でした。



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『安定性』は、とても高いと思いました。


打ち出す方向さえ、しっかりととれていれば、決して大ケガすることはないドライバーだと思いました。


打ち出す方向は良かったけれど、ボールは途中から大きく曲がってしまった・・・・。ということがない弾道です。


つまり余計な『サイドスピン』を抱えたまま、飛び出していかない、『打ち出し方向に正直』な感じがしました。


このドライバーで余計な『サイドスピン』をかけるのは、とても困難なことだと思いました。


かなり『直進力』が強いドライバーだと思います。


ボールの後ろから、打ち出す方向を決めて、そのラインに『フェース』を合わせ、体をセットし、タイミングが合ったら、あとは思いっきり振り抜いてやるだけで、ボールは自然といい方向に飛びだしていってくれる感じがしました。


『セットアップ』さえ上手くいけば、かなり易しいドライバーといえるのではないでしょうか?



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『飛距離性能』という点でも、なかなかのハイレベルだと思います。


やはりこういったドライバーは、曲がりづらいので、『一発の飛び』というよりも『安定した飛び』というのが特徴になってくるのだと思います。


余計な曲がりが少ないので、それがこの飛距離性能につながっているのだと思います。


私はこのドライバーを試打していて、本当はもっとこの高すぎる弾道を抑えられた方が、より飛距離も稼げると思ったのですが、これはこのスペックが私には『ベストマッチ』ではなかったり、このドライバーに対応した打ち方が出来ていない、私のせいなのだと思います。


『高い直進性』と『大きなキャリーボール』で飛距離を稼いでいきたい方には、すごくいいのではないでしょうか?



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『操作性』という点では、あまり球を操作するタイプのドライバーではないと思いました。


先ほども書きましたが、ボールを曲げづらいドライバーなので、いろいろな球筋を打ち分けるよりも、この高い『直進性』を利用した方が、『理にかなっている』といいますか『得策』なのだと思います。


『フック』や『スライス』を打ち分けてみようとしたのですが、やはりこのヘッドとシャフトでは、なかなか思うようにはいきませんでした。


それほど『球離れ』の速いドライバーではありませんし、そういったドライバーは操作しやすい物が比較的多いのですが、このドライバーは敢えてそうしない方がいいような気がしました。



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ホンマも最近は他のメーカー同様、こういった『シャローヘッド』ばかりが目に付きますが、いずれ『立体的』で本格的なドライバーが復活してくれるのでしょうか?


一昨年、私は『アスポート』という、素晴らしいドライバーを試打して、その好フィーリングが今でも忘れられないのですが、またそういったドライバーに出会いたいと思いました。


そろそろ、『シャローヘッド』ばかりでなく『ディープヘッド』も増えてくるような気がするので、ホンマでもそういったドライバーを待ちたいです。


クラブヘッドの『素材』や『形状』などには『流行』や、ある程度の『周期』がある思うのですが、次は一体どんな物が見られるのかと思うと、すごくワクワクします。


伝統と格式のある『ホンマ』ですが、ホンマにも他のメーカーに負けない素晴らしいアイデアを出して、我々ゴルファーを驚かせて欲しいです。
                         
        

                         
    
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