MOZ - ゴルフクラブ試打日記。


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2011年12月18日
  

MOZ ウェッジ

                 
MOZ ウェッジ 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは MOZ ウェッジ です。



ダイナミックゴールド

シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは56度、シャフトフレックスはS200、キックポイントは元調子、クラブ総重量は473gです。



正面

『MOZ』という名のウェッジです。


私はこのメーカーのことを全く知りませんでした。


『モズ』と読むのでしょうか?


『モズ』といえば、私は『もずが枯れ木で』という、子供の頃、音楽の授業で習った歌を思い出しました。


あの鳥の『もず』のことなのでしょうか?


とても懐かしい感じがしますが、この独特の美しい風合いから、おそらくメイドインジャパンのウェッジではないかな?と思いました。



側面

こうして見ていても、まさに『スタンダード』といえるくらい、とても精悍で美しさと同時にシャープさが感じられます。


とてもカッコいいウェッジだと思いました。


全体的に『艶消し』になっているのがいいと思いました。


これならば天気のいい日でも、太陽の光が邪魔に感じないのではないか?と思いました。



ソール幅

『ソール幅』も、標準的な感じがしました。


適度に丸みを帯びたソール形状になっていますが、一見すると平らに見えます。


ヒール側からトゥ側にかけて、ほぼストレートになっているのが、とても美しいと思いました。


最近のウェッジは、このソール部分に様々な工夫が施されているものが多いですが、このウェッジはとてもシンプルに見えました。


しかし、このシンプルさがまたいいです。



ネック長さ

ネックも、しっかりと長さがキープされていますし、スピンを掛けやすそうです。


『首長美人』のウェッジです。


まさに『ジャパニーズスタンダードウェッジ』といったところかな?と思いながら見ていました。



構え感

ボールを前にして構えてみても、この適度な『小顔感』と『独特な丸さ』がとてもいい雰囲気を醸し出していました。


一瞬でアドレスが決まりました。


気にならないほどの小さな『グース』が効いています。


私は強いグースネックは苦手ですが、このウェッジには何の不安材料もありませんでした。


セミグースを好まれる方にも、このウェッジはとても構えやすく感じられるのではないでしょうか?


とてもシンプルな発想でイメージが出せましたし、ナイスショットの予感がしてきました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は、ソフトな感じでとても好感をもてました。


顔の美しさに見合ったフィーリングの良さです。



トゥ側

球もとても拾いやすく、すごくイージーです。



バックフェース

ラインも出しやすく、初めて手にしたウェッジとは思えないほど、すごく手に馴染みます。


まるで永年共にしてきた相棒のように感じられました。



飛距離性能
 
『飛距離』という点では『56度』ということで、サンドウェッジだとするとややロフトが立っているので多少距離が出せる感じがしましたが、日頃56度のサンドウェッジを使っておられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


そういった方々にも、すごく好感をもたれるように思います。


すぐに距離感をつかむことができました。


この『反応しやすさ』『反復性の高さ』がいいウェッジの条件のひとつだと思います。


実戦でも、ウェッジはシビアなシチュエーションで使うことが多いですが、このウェッジのように距離感がつかみやすいと、すごく勇気をもらえるような気がします。



操作性

『操作性』は抜群だと思いました。


こういったロフトが寝ているクラブなので、なかなか大きく左右に曲げることはできませんでしたが、微妙な距離感を出していけるので、すごく融通が利くように感じられました。


イメージを描いていけば、それに忠実に応えてくれる頼もしさがありました。


私はウェッジを開いて使いたいタイプなのですが、このウェッジはとても開きやすくて易しく感じました。



スピン性能

『スピン性能』という点でも、なかなかいい感じでした。


先日試打した『アキラ』や『ロイコレ』のようなスピンの多さではないように思えたのですが、球のくいつきも良く、スピンを掛けやすいウェッジだと思いました。


思ったバウンドで止めてくれる感じがしました。



ヒール側

今日初めて出会い、このメーカーの存在を知ったのですが、とても親しみやすくていいウェッジだな・・・。と思いました。


いい意味で、すごくスタンダードだと思いました。


ドライバーなどに比べ、ウェッジで『異型』といえるような物は殆ど見かけないですし、それらの多くが『美形』といえるのですが、このウェッジはその美形の中でも、トップクラスといっていいほど美しいです。


いいイメージを出せるクラブが、やはり易しいのだと、このクラブが教えてくれているようです。


あとは手に馴染みやすいウェッジが実戦でも役に立つのだと、このウェッジを手にして改めて思いました。



MOZ WEDGE

今日のようにその存在すら知らなかったクラブでも、その素晴らしさを実感すると、まだまだ私は勉強不足・情報不足なのだと痛感させられます。


大手有名メーカーのクラブもいいですが、こういったそれほど知名度が高くないクラブにもいいクラブが日本にはたくさんあるのだと思い知らされました。


この『MOZ』というウェッジをすごく気に入ったので、また違うクラブに出会うことがあれば、是非試してみたいです。