ダンスウィズドラゴン
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2012年02月05日
ダンスウィズドラゴン ウェッジ(ブラック)

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ダンスウィズドラゴン ウェッジ(ブラック) です。

シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは58度、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は469gです。

ダンスウィズドラゴンのとてもカッコいいウェッジです。
昨年の夏に、私はこのウェッジの『ノーマルタイプ』といいますか、メッキモデルに出会うことができたのですが、今日はこの『ブラックモデル』に出会うことができました。

何度見てもやはり、とてもカッコいいです。
シャープな形状もたまりませんが、このドラゴンの絵が好きだという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
私はまだダンスウィズドラゴンのウェアはもちろん、キャディバッグやヘッドカバーも使用したことがないのですが、練習場などでも時々見かけるようになりました。
ダンスウィズドラゴンファンの方には、『必携』といってもいいくらいのウェッジといえるのではないでしょうか?

このオリジナルのグリップも、とてもカッコいいです。
ダンスウィズドラゴンに限らず、今は色々なカラーのグリップが発売されていますが、私はやはりこのオーソドックスなブラックが一番好きです。
しかも、『コード入り』ではなくて、このグリップのように『ラバー系』が好きです。

『ソール幅』は、メッキタイプ同様、とてもノーマルな感じがします。

ホーゼルの長さも、メッキタイプ同様、やや長めだとは思いますが、操作性がより求められるウェッジでは、これくらいがノーマルといえるのかもしれません。
ダンスウィズドラゴンのウェアは、かなり個性的な物が多いようですが、クラブは『王道』といいますか、とても正統派な感じがするので、好感がもてます。

ボールを前にして構えてみても、やはりすごくいい感じです。
この美しさに目を奪われてしまったところもあったのですが、やはり『黒』という色は、『集中力を高めてくれる色』なのだと改めて感じました。
イメージラインは勿論、どこにボールを落としていけるかが、鮮明に頭に浮かんできました。
後は、そのイメージが消えないうちに、クラブを振ればいい・・・。という考えをもつことができました。
このウェッジに任せていけそうな予感がしました。
試打を開始しました。

『打感』は、予想通り、とてもいい感じでした。
軟鉄ウェッジの良さが存分に楽しめます。
ボールへの『喰いつき感』も、なかなかいい感じでした。

『操作性』も、かなりいい感じでした。
やはりこういった『奇をてらっていないクラブ』というのは、こちらのフィーリングやイメージが通用しやすいのが、すごくいいです。
初対面でも、まるでそうだとは感じさせないほど、一球目からとてもしっくりきました。

開いたり被せたり、色々な構え方ができるところも、このウェッジの大きな特長だと思います。
私は開いて使いたいタイプなので、このように開いて構えてもリーディングエッジが浮きづらいタイプのウェッジは大好きですし、安心できます。

『距離感』も、とてもつかみやすくて、すごくいい印象をもちました。
『58度』というロフトのおかげなのか、飛び過ぎないところがまたとてもいいと思いました。
ドライバーなどよりも、ウェッジやパターのように短い距離を打つクラブほど、『縦の距離感の狂い』がスコアに大きく直結すると思うのですが、そういった意味でも、このウェッジだととてもアグレッシブに攻めていけそうな予感がしました。
ドライバーなどは『飛べば飛ぶほどいい』といえると思うのですが、こういったウェッジでは『飛び過ぎないのがいい』といえるのだと思います。
今度、是非アプローチグリーンで、その性能を試してみたいと思いました。

『安定性』という点でもハイレベルで、ラインを出していくことがとても容易でした。
こういったロフトが寝ているクラブなので、なかなか大きく曲げたりすることは難しいですが、再現性の高い球を打つことができました。
こちらの感覚がとても伝えやすいウェッジだと思いました。

その独特のデザインや、なかなか目にすることができない・・・。ということなどから、ある意味、とても個性的なウェッジといえるのかもしれませんが、基本的性能がとても高いと思いました。
メッキタイプ同様、『顔』にこだわっておられる方にも、かなり好感をもたれやすいのではないでしょうか?

私はとても気に入りましたし、今日はできなかったのですが、今度もし機会があれば、アプローチグリーンで実際の転がりなどをじっくりと試してみたいと思いました。
購買意欲も刺激されましたし、また何度でも手にしたいウェッジでした。
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2011年08月21日
ダンスウィズドラゴン ウェッジ

今日はこのゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ダンスウィズドラゴン ウェッジ です。

シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは56度、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は469gです。

初めて手にしたダンスウィズドラゴンのウェッジです。
ダンスウィズドラゴンといえば、キャディバッグやヘッドカバーを目にしたことはありますが、ウェッジの実物を目にするのは初めてです。
ウェッジの試打をすることは、いつも以上に楽しいので、今日はとてもラッキーだと思いました。

ダンスウィズドラゴンは、いわゆる『アパレルメーカー』だと思うのですが、こうして見ていても『クラブメーカー』のウェッジといっていいほどの精悍さを持ち合わせています。
『軟鉄サテン仕上げ』の美しいウェッジだと思いました。
クラブメーカーのイメージによって、そのクラブの印象が決まることもあるのですが、初めて手にするメーカーのクラブなので、まだイメージが固まっていません。
しかし、既にこの段階で好感度がぐんと増してきました。

文字などの刻印が目立ちますが、形状的にはすごくシンプルなウェッジです。
最近はメーカーによって、いわゆる『ポケット』のようなものがある、キャビティ形状のウェッジもありますが、このダンスウィズドラゴンのウェッジはとてもシンプルな『マッスルバック』です。
ウェッジには、こういったシンプルさがベストだと私は思っています。
どこのメーカーが造っているのでしょうか?

上の文字は『Dance With Dragon』と読めるのですが、下はちょっと読みづらく『Created by M.Tomaru』と記されているのでしょうか?

『ソール幅』は標準的な感じがします。
バンスも効き過ぎていなくて、『抜け』が良さそうです。

ホーゼルの長さは、やや長めだと思いました。
最近は、ウェッジでもアイアンと同様に、昔に比べ『ホーゼル』は少し短くなる傾向にありますが、このウェッジはやや長めな感じがします。
すごくクラシカルな雰囲気があります。
アイアンでこれくらいロングホーゼルだと、かなり難しそうな印象を持たれる方もいらっしゃると思いますが、ロフトが寝ているウェッジは、これくらい長いほうが、却って扱いやすくなることを経験しておられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

素振りをしていても、いつも通りの感じで振っていけるので、すごく楽に感じました。
初めて手にするメーカーのウェッジですが、ダイナミックゴールドが装着されていることが嬉しく思いました。
他にも『NS』など、軽量スチールもラインアップされているそうです。
いつかウェッジだけでなく、アイアンやパターなどにも出会ってみたいな・・・。と思いました。

ボールを前にして構えてみると、すごく気持ちが昂りました。
一気にテンションが上がってしまうほどの、顔の『美しさ』『程よい小ささ』を持ち合わせています。
見惚れてしまうと同時に、すごく心が揺さぶられました。
『やる気ホルモン』であるドーパミンが一気に噴き出してしまったような感じです。
そう思えるほど、このウェッジの顔の良さは格別だと思いました。
いいイメージしか浮かんできませんでした。
試打を開始しました。

『打感』は、軟鉄らしい心地よい柔らかさを感じることができて、とても好印象でした。
これまで出会ってきた素晴らしいウェッジ同様、このアイアンの打感もとてもハイレベルな感じがしました。
アイアンもそうですが、よりシビアに距離感をつかんでいきたいウェッジでは、軟鉄以上の素材はないのではないでしょうか?
この独特の『球持ち感』が、ボールに色々な意思を伝えていける感じがします。
余計な物がゴチャゴチャついていなくて、すごくシンプルなので、プレイヤーのフィーリングが出しやすいのだと思いました。

『球のあがりやすさ』という点では、ごく標準的で56度らしい上がりやすさでした。
『出っ歯形状』なので、球を拾いやすく感じます。

『安定性』という点でも、ウェッジらしい易しさを感じることができました。
色々な球を打ってみても暴れることなく、忠実にそれをこなしてくれていました。
構えやすさがとても高いのでラインも出しやすく、左右にブレる感じもしませんでした。

距離感も合わせやすく、すごくいい感じで球を運んでいくことができました。
56度というと、ちょっとロフトの立ったサンドウェッジということになると思いますし、私は普段58度のサンドウェッジを使っているので、そういった点では、やや飛ぶ感じがしないでもないのですが、これはすぐに調整できる範囲内だと思いました。
できれば58度のモデルも試してみたいと思ったのですが、このクラブ1本しか無かったので、今回は諦めることにしました。
もし58度のモデルだと、もっと距離感が合いやすいだろうと思いました。
気持ちよく80Yのピンに絡めていけそうな感じがしました。

『操作性』がすごく良くて、色々な球を打っていくことができました。
私はコースでは開いて使うことが多いので、練習場でも自然とそういった打ち方から始めることが多いのですが、今日はそれがすごく易しく感じられました。
バンスが効きすぎていないので、フェースを開いてもリーディングエッジが浮き過ぎることもなく、とても易しくボールを拾っていくことができました。
手のひらの感覚がそのままフェース面に伝わっていくような感覚をもちました。
このウェッジも、いわゆる『新溝ルール適合モデル』なのだそうですが、スピンもよく効いていてくれました。
これくらいスピンが効いてくれると、実戦でも思い切って突っ込んでいけそうだな・・・。と思いました。

初めて手にしたダンスウィズドラゴンのウェッジでしたが、最初から最後までずっと、いい意味での『ノーマル感』を感じながら試打を楽しんでいました。
すぐにでも実戦投入したい感じです。
初対面とは思えないほどの親しみやすさをずっと感じながら球を打っていました。

ウェッジに求める性能には、
1.顔の良さ(構えやすさ)
2.スピンの効かせやすさ
3.距離感の出しやすさ
などが挙げられると思うのですが、それ以外にも特に重要なのが『抜けの良さ』だと思います。
上手くヒール側からトゥ側に抜けてくれると、実戦ではすごく助かります。
ここがつっかえてしまうと、いわゆる『ザックリ』になってしまったりします。
その点、このウェッジはフェースを開いて、ソールを滑らせやすいので、そういった心配は無用だと思いました。
私はこういったところに『ウェッジの易しさ』を感じるので、このウェッジはとても易しさに満ちていると思いました。

ドライバーからパターまで、『顔の良さ』はすごく大切ですが、特にウェッジはそれが強く求められているような気がします。
なので、これまで『異形ドライバー』は見られても、『異形ウェッジ』は目にしたことがありません。
よく見るとウェッジの形状も様々ですが、強い違和感を感じたりするものに出会ったことはありません。
グースの強いリンクスマスターモデルなども、昔から馴染んできました。
そういった『洋顔』のウェッジもいいですが、私はやはり『和顔』といいますか、日本製らしいコンパクトなウェッジに魅力を感じます。
なので、このウェッジは初めてでありながら、まるで『通い慣れた道』のように最初から最後まで寄り道せず手順通りに事が進んでいく感覚がありました。

ウェッジの顔にこだわっておられる方は、とても多いと思いますが、このダンスウィズドラゴンのウェッジは、そういった方々にも是非試していただきたいです。
『アパレルメーカーのウェッジ』という感覚は無く、『クラブメーカーのウェッジ』と感じられるくらい、スピン性能などの『基本性能』と、構えやすさ・打感などの『フィーリング性能』がとても高いウェッジだと思いました。
すごくシンプルでありながら、ウェッジに求められるものは全て搭載されているように思いましたし、このウェッジを購入することができれば、毎回この美しい顔に出会えることができるのかと思うと、それだけで嬉しく思いました。
『グース顔』や『大顔』のウェッジを好まれる方には、やや合いづらいところもあるかもしれませんが、『小顔』で『ストレート顔』を好まれる方には、かなり好印象を持たれるのではないでしょうか?
最近、エポンやP-tuneなどの素晴らしいウェッジに出会う機会に恵まれ、その都度購買意欲をすごく刺激されているのですが、今日もかなり購買意欲を刺激されましたし、なかなか寝付けないだろうと思いました。
また何度でも試打したいくらい、魅力的なウェッジです。