ツアーチャンプ
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2013年07月27日
ツアーチャンプ QUATRO BLACK-FORGED DRIVER

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ツアーチャンプ BLACK-FORGED DRIVER です。

シャフトは GODIS 502 BORON です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は57g、トルクは5.0、キックポイントは中調子、クラブ総重量は305gです。

久しぶりに出会った、ツアーチャンプのドライバーです。
以前も書きましたが、ツアーチャンプには思い出がたくさんあります。
私にとって、『J’sメタル』と並ぶ、メタルドライバーの主役のひとつだったようにも思います。
今日は、そんなクラブに出会うことができて、とても懐かしく思いました。
あの頃は今と違い、とにかくブンブン振り回していたように思います。

今は、白いヘッドのクラブがドライバーに限らず増えていますが、このドライバーはオーソドックスな黒で、とてもカッコいいです。
白い色は清潔感や純粋さを感じやすいですが、黒はこの何ともいえない重厚感がたまりません。
この引き締まった感じが、やる気にさせてくれます。
汚れに強い色も、黒だと思います。

ソールには2つのウェイトがありました。
この位置にあるということは、かなりの重心深度があるのでしょうか?

ネックの部分は短めでした。
今のドライバーの中でも、比較的短いほうだと思います。

ソールをよく見てみると、小さな溝のようなものがありました。
これはおそらく製法によるものだと思うのですが、この位置にあるということは、やはりそれなりの理由があるのでしょうか?
テーラーメイドのRBZフェアウェイウッドが最初だとは思いませんし、もっと前にはプロギアやナイキのドライバーに見られた溝ですが、こうすることによって、距離の大きなアドバンテージが得られるのでしょうか?
それほど目立つ溝ではないのですが、結構存在感がありました。

セミディープバック形状といっていいでしょうか?
最近のドライバーの中では、結構厚みが感じられます。
ディープというと『絶壁感』が欲しいですが、このドライバーはそこまではないので、『セミ』がつくように思います。
こういった形状は、これまでもたくさん見てきました。
奇をてらっていない、王道をいっている感じがして、好印象をもてました。

スコアラインがX模様になっていたので、ヤマハのドライバーを思い出しました。
とてもオシャレなデザインです。
おそらく性能には大きく関わってはいないように思うのですが、こういったオシャレ心は好感がもてます。

顔はとてもいいです。
ツアーチャンプらしい、整った形をしています。
適度に立体感が感じられるのもいいな・・・。と思いました。

素振りをしてみたのですが、シャフトが軟らかすぎると思いました。
フレックスは一応『S』だったのですが、どう考えてみても、Sには思えませんでした。
よくしなる・・・。ということもできますが、これはちょっと難しそうだな・・・。と思いました。
クラブ全体も軽くて、見た目のイメージと、振ったイメージのギャップがありました。

装着されている『GODIS』というシャフトは、どこのメーカーなんだろう?と思っていたのですが、聞くところによると、このヘッドに対する、いわゆる『純正シャフト』なのだそうです。
これはちょっと『ミスマッチ感』があるな・・・。と思いました。
ボロンシャフトということで、これまでの経験から、ダウンスイングにおける走りのいいのは、だいたい想像できていたのですが、このシャフトは正直頼りない感じがしました。

ボールを前にして構えた感じは、かなりいいです。
『正統派』といいますか、昔ながらのいい構え感をそのまま踏襲しているように感じられます。
このドライバーは最新ドライバーですが、どことなくクラシカルな感じがしました。
すごく構えやすくて、目で楽しめるドライバーです。
いいイメージを出すことが、とても容易でした。
試打を開始しました。

『打感』は、なかなかいい感じだな・・・。と思いました。
すごく柔らかいというよりは、どちらかというと、はっきりした印象を受けました。
硬くないのがいいです。
弾き感が強く感じられました。

『音』は大きすぎず、程よい感じで好感がもてました。

『球のあがりやすさ』という点では、標準的なほうかな?と思いました。
タフなドライバーではありませんが、結構しっかりしています。
シャフトが違うタイプであれば、もっといい印象をもてたように思ったので、ちょっと残念でした。
適度に上げてはくれるのですが、何と言いますか『縦のバラつき』といいますか、高さにバラつきがでてしまいました。
ヘッドの特性とシャフトの特性があまり合っていないように感じられました。
大手有名メーカーのドライバーでも、『純正シャフト』が必ずしもベストマッチだとは思いませんし、今は『カスタム』が常識になっているのかもしれません。
しかし、今日ほどミスマッチ感を大きく感じることはあまりありません。

『安定性』という点では、想像していたよりも高いと思いました。
ヘッド自体は、ややディープ系だと思うのですが、今日は『シャローヘッドのような易しさ』を感じました。
ヘッド後方のウェイトも効いているのだと思うのですが、あまり大きく左右にバラつきにくい感じがしました。
シャフトにはやや気を遣ってしまいましたが、ヘッド自体はとても安定性の高い印象をもちました。

『飛距離性能』という点では、まずまずだと思いました。
シャフトを替えれば、もっと伸ばしていけそうな予感がしました。
ヘッドのポテンシャルの高さを、シャフトが支えきれていないように感じられました。
ヘッド自体は弾く力もありますし、色々なシャフトと合わせてみる楽しさがあるドライバーだと思いました。
結構厚みのあるヘッドではありますが、『ライナー系』というよりは、やや高めのキャリーをしっかりと稼いでいける感じがしました。

『操作性』という点では、平均的かな?と思いました。
左右に曲げることもできましたが、あまり意図的に大きく曲げたくはないと思いました。
それはやはりシャフトに難しさを感じていたからなのかもしれません。
極端にやり過ぎてしまうと、大きなミスにもつながりそうだったので、今日はちょっと自重しました。
ヘッド単体の性能も、操作性よりも安定性のほうが秀でているように感じました。

結構安定した球を打っていけましたし、大きなミスは出にくいタイプのドライバーだと思いました。
黒いヘッドで、形も整っていますが、見た目よりも敷居は決して高くないと思います。
『構えやすさ』と『弾きの良さ』が特に印象に残ったドライバーでした。

ただ、弾道にもう少し『重さ』が欲しいと思いました。
ちょっと球が軽い感じがしました。
しかし、これはシャフトを替えれば、かなり改善できるような気がしました。
このGODISというオリジナルのシャフトのままがいい・・・。という方もいらっしゃると思いますが、もし私が使うとするならば100%リシャフトします。

ヘッド自体はとても面白いと思いましたし、また試打する機会があれば是非試打してみたいです。
全体的にとてもバランスが取れていて、クセのないドライバーです。
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2010年05月05日
ツアーチャンプ XG Comp アイアン

今日はこのゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ツアーチャンプ XG Comp アイアン の7番 です。

シャフトは グラファイトデザイン AD-75 です。
ロフトは31度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は79g、キックポイントは中調子です。

初めて手にした『ツアーチャンプ』のアイアンです。
ドライバーは先日試打したばかりですし、よく覚えているのですが、アイアンがあるのは知りませんでした。
私の中では『ツアーチャンプ』といえば、『ドライバー』です。
それだけ、これまで印象深い素晴らしいドライバーを使い続けていたからだと思います。

『本格的なマッスルバック』ではなくて、今主流の『ポケキャビ』です。
とても易しさが滲み出ているような気がします。
それでいて、カッコ良さは決して失っていないアイアンです。
今では、これくらいの深い彫りは、もう当たり前のようになってきています。
メーカー問わず、すごく増えてきました。
こういった形状がとても易しさをもたらしてくれるのだと思いますし、それによって恩恵を受けるゴルファーも多いのだと思います。
『彫り』は結構深い感じがしますが、上品な感じのアイアンだと思いました。

このアイアンのバックフェース中央には、何やら丸いものが見えます。
こういった所を見ると、私はすぐにテーラーメイドのアイアンを思い出すのですが、このアイアンも同じような開発コンセプトになっているのでしょうか?
それともまた違った理由があるのでしょうか?

『ソールの幅』は、やや広めですが、最近のアイアンの中では、決して『ワイドソール』といった感じはしませんでした。
広すぎず、狭すぎず・・・。といったところでしょうか?
こうして見ていても、特に違和感を感じることはありませんでした。

『ホーゼルの長さ』という点でも、最近のアイアンの中でも『ノーマル』といっていいのではないでしょうか?
最近は、こういった感じのアイアンがすごく増えてきたような気がします。
難しすぎず、易しすぎず・・・。といったバランスが取れているような気がしました。

素振りをしてみると、かなり軽さが目立つアイアンではありますが、このスペックなので予め解っていたことではありました。
アイアンにカーボンシャフトというのは、やはり私には軽く感じてしまうのですが、意外としっかりとしている感じもしましたし、強い苦手意識は持ちませんでした。
ついつい上体だけで打ちにいってしまう、私の悪い癖が出ないように念入りに素振りをしました。
そして決して打ち急がないよう、ゆっくり振っていくことを心掛けていきました。

ボールを前にして構えてみると、日頃構え慣れている『シャープ』なアイアンとは、全く違った顔をしていると思いましたが、構えづらいアイアンではありませんでした。
見とれてしまうほどの美しいアイアンでは無いようにも、正直思えたのですが、決して難しく感じるような『構え感』ではありませんでした。
私の好みでは、もっと『小顔』で『シャープさ』が欲しいところですが、このアイアンの顔に好感を持たれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
『グース』も、思っていた以上にきつくないですし、結構『イメージライン』を描きやすいアイアンだと思いました。
試打を開始しました。

『球のあがりやすさ』という点では、予め予想していた感じでした。
初めてこのようなアイアンに出会ったときは、どんな感じなのか予想出来ないところもありましたが、もうこれまでずいぶんと回数を重ねてきたので、かなり慣れてきた感じがしますし、『予想の範囲内』だと思いました。
とても楽に球があがりやすいアイアンだと思います。
このような形状のアイアンらしい、『イージーさ』を感じます。
全くタフなアイアンだとは思いませんでした。

『打感』は、まずまず・・・。といったところでしょうか?
決して大きな不満を感じるほどではなかったのですが、日頃使い慣れているアイアンとは、やはり違った感じがしました。
ただ、打感については、それぞれの好みによるところが大きいので、このアイアンの感触がいい・・・。と言われる方もたくさんいらっしゃると思います。
打っていて、心が揺さぶられるような感触では無かったのですが、まずまずの好印象を得ることが出来ました。

『安定性』という点では、最初の3球程は、やや乱れてしまいましたが、それはこの『軽量感』に、まだ対応できていないからだと思いました。
次第に球も安定してきて、やはりこういった形状のアイアンが持つ高性能を充分に感じ取ることが出来ました。
かなりの『ワイドスイートエリア』だと思いますし、シビアな感じは全くしません。
この安定性の高さは、かなりの高性能です。
アイアンにおいて、スチールシャフトではなかなかいい結果が得られにくい・・・。という方もいらっしゃると思いますし、そういった方には、このようなアイアンはかなりいい結果が期待できるのではないでしょうか?
『軽量感』と『安定感』が上手くマッチしているアイアンだと思いました。

『操作性』という点では、あまり扱いやすい感じはしなかったのですが、それほど難しく感じるほどでもありませんでした。
安定性が高いアイアンではありますが、曲げようと思えば、それなりに楽に曲げていける感じがしました。
こういったスペックのアイアンは、私はどちらかというと苦手にしているところがあるので、それほど敏感に反応してくれる感じはしなかったのですが、扱いづらく感じるほどでもありませんでした。
慣れればもっといい感じで打っていけるような気がしました。
しかし正直いって、この『軽さ』には、あまり慣れたくはない・・・。と思っていたので、あまり球数を多く打っていきたい感じはしませんでした。

『飛距離性能』は、かなり素晴らしいアイアンです。
最近の『ストロングロフトアイアン』らしい、優れた飛距離性能を持っていると思います。
この『ロフト』『カーボンシャフト』『長さ』が、飛距離を出すためにかなり有利に働いているような気がします。
このようなアイアンは、初めてではないので大きく驚くことはありませんが、間違いなくよく飛距離を稼いでいきやすいアイアンだと思います。
『ヒッタータイプ』の方よりも、『スインガータイプ』の方にマッチしているアイアンといえるのではないでしょうか?

このアイアンは、見た目がかなりカッコいいので、やや敷居が高そうな雰囲気も漂っていましたが、実際はとても打ちやすい『イージーアイアン』だと思いました。
日頃、アイアンでカーボンシャフトを使っておられる方には、かなり打ちやすく感じられるのではないでしょうか?
それほど多く目にすることはないアイアンですが、間違いなく幅広い層に対応していけるアイアンだと思います。
大手有名メーカーの『イージーアイアン』と肩を並べるほどの高性能を持っていると思います。

初めての『ツアーチャンプ』のアイアンでしたが、なかなかいい印象を持ったまま試打を終えることが出来ました。
これまでも書いてきましたが、私はゴルフを止めるまで『軟鉄鍛造』しか使わないので、それ以外のアイアンを購入することはありませんが、このようなタイプのアイアンもとても素晴らしいと思います。
ゴルフを始めたばかりの方には、この『打ちやすさ』が大きなメリットになると思いますし、ベテランゴルファーの方には、この『飛距離性能』が大きなメリットになると思います。
今の多くのゴルファーの意見を取り入れたら、このようなタイプのアイアンに辿り着くのではないでしょうか?
だから、このようなアイアンが多いのかもしれません。
今度出来れば『軟鉄鍛造』に出会いたいと思いましたが、こういったアイアンもまた手にしてみたいと思いました。
また目にすることがあれば、是非試打してみたいです。
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2010年04月06日
ツアーチャンプ クアトロXGドライバー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ツアーチャンプ クアトロXGドライバー です。

シャフトは グラファイトデザイン TourAD PT-7 です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は72g、キックポイントは中調子、バランスはD2です。

初めての・・・。といいますか、ずいぶんと久し振りの『ツアーチャンプ クアトロ』です。
私はメタル時代に『ツアーチャンプ クアトロ』を使用していた時期があったので、とても懐かしく思いました。
メタル時代にゴルフをされていた方の中には、『ツアーチャンプ』を愛用されていた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
私の周りにもファンはたくさんいました。
私はこの『ツアーチャンプ クアトロ』のヘッドに『ターボテック』というシャフトを挿していた時がありました。
今でこそ『リシャフト』は、当たり前のようになっていますが、20年以上前から私は知り合いのショップの店長に勧められて行っていました。
『カーボンシャフト』や『ボロンシャフト』など、色々なシャフトを試していた時期があります。
シャフトを変えるだけで、こんなにもフィーリングが違ってくるものなのか・・・。とすごく驚いた記憶があります。
『ツアーチャンプ』は、かなり飛距離性能に優れたドライバーでした。
いい思い出がたくさんあります。

このドライバーよりも、もう少しシャローヘッドだった印象があり、球がとても上がりやすいドライバーでした。
かなりイメージが変わりましたが、この名前を聞いただけで、すごく懐かしくなってきました。
メタルドライバーをブンブン振り回していた頃を思い出します。
あの頃は方向性やスコアのことなど全く気にせずに、とにかく思い切り振っていました。
20年位前にタイムスリップしたようです。
結果を恐れないゴルフだったので、とても伸び伸びとゴルフを楽しんでいたような記憶があります。

こうして見ても、とても美しいヘッドです。
メタルドライバーの『ツアーチャンプ クアトロ』も、シルバーのすごく美しいヘッドでしたが、この黒いヘッドはさらに美しくなっている感じです。
いつの時代も美しいクラブというものは、とてもいいものだと思います。
こちらのテンションを上げてくれます。
素振りをしても、すごくいい感じで振っていくことが出来ました。
タイミングも合いやすかったですし、変なクセが感じられなかったので、スイングにブレーキが掛かりません。
楽な気分で振っていくことが出来ました。
素振りをすればするほど、いいスイングイメージが構築されていきました。
『ツアーチャンプ』は、すごく久し振りではありますが、上手く打てそうな気がしてきました。

ボールを前にして構えてみると、とても構えやすくて思わず眺めてしまいました。
これから球を打つ・・・。というよりも、しばらく眺めていたい・・・。と思いました。
この形状、光沢感がたまりません。
『品の良さ』『質の高さ』を合わせ持つ、日本のドライバーらしい感じがします。
難しそうな印象もありません。
すごく打ちやすそうな感じがしました。
思わず目尻が下がってしまいました。
試打を開始しました。

『球のあがりやすさ』という点では、すごく標準的な感じがしました。
よく上がってくれますが、決して上がりすぎる感じではなかったですし、タフで上がりづらい感じもしませんでした。
ちょうど中間的なポジションにあるように感じられました。
割と叩いていけるドライバーだと思います。
シャフトもなかなかしっかりとしているせいか、高く上がりすぎないようにコントロールしやすい感じがしました。
『スインガータイプ』の方には、やや合いづらいかもしれませんが、『ヒッタータイプ』の方には、かなりいい印象をもたらしてくれるドライバーといっていいのではないでしょうか?
『ヒッタータイプ』の方に合うドライバーだと思いますが、決してタフ過ぎるドライバーではないと思います。

『打感』は、適度にしっかり感があって、好感を持つことができました。
フェース面で乗せていきやすい感じだと思いました。
すごく扱いやすい感じのフィーリングです。

『音』も、大きすぎず小さすぎず・・・。といった感じで、とても好感を持つことができました。
最近のドライバーらしいところだと思います。
すごく集中して練習が出来ました。

『操作性』という点では、すごくいい感じです。
シャフトとの相性もあるとは思うのですが、とても楽に左右に打ち分けることが出来ました。
『曲げる楽しみ』を味わうことのできるドライバーです。
こういった練習はなかなか飽きません。
ついつい球数を多く打ってしまいます。
ちょっと前までドライバーを練習する球数があまり多くなかったのですが、先日素晴らしいドライバーに出会ったおかけで、すっかりドライバーを練習するのが楽しくなってしまった感じがします。

『安定性』という点でも、なかなか高いレベルにあるとは思いますが、どちらかというと『操作性』が長けているドライバーだと思います。
普通に打っていくならば、このドライバーもそれほど曲がりやすい感じもしなかったですし、ミスに対して極端に『シビア』な感じもしませんでした。
最近の『直進性』の強いドライバーのような感じではありませんが、そこそこ直進性を出していくことが出来ました。
しかし、どのように打ってもなかなか曲がりづらいドライバーとは違い、こちらの意志やイメージを伝えていきやすいドライバーなのだと思います。
『スイートエリア』も、それほど狭い感じはしなかったですが、決して『超・ワイドスイートエリア』というわけではないと思います。

『飛距離性能』という点では、最近のハイレベルドライバーの中では、標準的な部類といっていいでしょうか?
とても高い性能を持っていますが、他のハイレベルドライバーの中ではそれほど抜きん出ている感じはしませんでした。
決して飛ばないドライバーではありませんし、高い性能を持っていますが、私にとってもっとハイレベルに感じられるドライバーを経験してきているので、正直言って『最高レベル』だとは思いませんでした。
しかし、また何度でも楽しみたいドライバーであることに違いありません。

今日は、久し振りに『ツアーチャンプ』という名前を目にして、昔を懐かしみながら試打を行いました。
あの頃はとにかく『スコア』は『全く』といっていいほど重視していなくて、一日のうち一発でもいい当たりが出れば、それで満足でした。
今は『ワンストローク』に神経をすり減らしていて、昔とずいぶんと違ったゴルフをしているようにも思いますが、ゴルフというスポーツを楽しんでいることに変わりありません。
今日は運良く、このドライバーに出会うことが出来たのですが、また次回出会うことが出来たらとても嬉しく思います。
出会いたくても、なかなか出会うことが出来ないメーカーのクラブが多いですが、もっとたくさんの人が触れる機会が増えたらいいな・・・。と思いました。
日本には、まだまだこういった素晴らしいメーカーのクラブがたくさんあると思います。
今日も気持ちよく練習場を後にすることが出来ました。