ピン - ゴルフクラブ試打日記

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2018/02/16

ピン

      
2019年04月02日
  

ピン G410 フェアウェイウッド

                 
ピン G410 フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブPING G410 フェアウェイウッド の5番 です。



ALTA J CB
シャフトは ALTA J CB です。

ロフトは17.5度、クラブ長さは42.5インチ、シャフトフレックスはSR です。



正面
PINGの新しいFWです。


先日、SFTというフェアウェイウッドを試打しましたが、今日は違うタイプです。


おそらく、これがノーマルモデルだと思います。



側面
SFT同様、シャロータイプのFWです。


姉妹モデルでありながら、『ディープ』『シャロー』という使い分けはしていないようです。


シャローヘッドはPINGらしい個性といえるかもしれません。


ソールにいろいろな工夫が見られ、機能的なデザインとなっています。


メーカーによっては、ソールの丸みが強いものもありますが、このクラブは平らに近い印象です。


こういったところも、PINGらしいです。



ソールのウェイト
ソールにあるウェイトもSFTと同じです。


近くでよく見てみたのですが、数字が刻印されていないので、重さは分かりません。


交換するタイプではないのかもしれません。



FORGED FACE
ソールのフェース寄りには、FORGED FACEの文字があります。


これもSFTと同じです。



ネックの長さ
ネックはやや短めではありますが、今では見慣れた長さです。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。


テーラーメイドなどと比べると、シンプルなシステムのように見えますが、この調整システムが必要だという方も多いのではないでしょうか?



○
試打するのは、この○のポジションです。



MARAGING STEEL
ヒール側にある、MARAGING STEELの文字も、SFTと同じです。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインも独特ではありますが、ピンらしいです。


見慣れた感じもします。



シャローヘッド
こうして見ても、かなり薄さが目立ちます。


シャローバックは今では当たり前になっていますが、このようにシャローフェースは今では少数派といっていいような気もします。


何年か前はシャローフェースも流行りましたが、一長一短あるように思います。


長所は極端にいえば、フェースに当てさえすれば、ボールが自然にあがってくれるところですが、逆にフェースを縦に使いづらいというデメリットも生じてしまいます。


ティアップして打つときや、フェアウェイやラフでもボールが浮いた状態になって、『ライが良すぎる』状態だと不安に感じることがあります。


ある程度のフェース高があると、そういった場面でも、フェースを縦に使えるので対応しやすくなります。


実戦でも、こういった場面は意外と多いです。


なので、私は極端なシャローフェースは敬遠することがあるのですが、PINGがあえて、こういった設計にしているということは、それだけの理由があるのは間違いありません。



顔
クセのない、いい顔をしています。


PINGらしい美顔です。


先日試打したSFTはクセがあり好みではなかったので、このクラブはどうかな?と思うところがあったのですが、とてもいい感じで好感が持てました。



クラウンの突起物
クラウンにある突起物がよく目立っています。


これはドライバーなどにも見られますが、ここまで大きくしているのも、それなりの理由があるのだと思いますが、私はあまり好きになれません。


これだけ大きくすることで得られるメリットよりも、苦手に感じるデメリットのほうが大きいような気がします。


ただ、これはあくまでも私の好みによるところですし、これだけ大きくても関係ないという方もたくさんいらっしゃると思いますし、使い続けていれば慣れてくるのかもしれません。


ただ、今の段階ではプラスよりもマイナスのほうが大きく感じられました。



振り感
素振りをしてみると、軟らかさが強く感じられましたが、それほど頼りない感じはしませんでした。


何度か素振りを繰り返して、タイミングを整えていきました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、クセがなくて構えやすいです。


方向性への不安は全くありません。


クリークではありますが、投影面積が結構あるので、小顔タイプが苦手だという方も、安心して構えられるのではないでしょうか?


PINGらしい、オートマチック感のある、構え感です。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、しっかりめといいますか、やや硬めでした。


硬めではありますが、嫌な衝撃が残ることもなく、普通に打てました。


このしっかりした打感も、PINGらしい個性といえるような気がします。



打球音
『音』も、やや大きめではありますが、想定していた範囲内ですし、これまで何度も耳にしてきました。


インパクトが緩むこともなく、しっかりと振り抜くことができました。


海外メーカーのクラブは日本のメーカーのクラブに比べて、音が大きめなものが多いように思いますが、このクラブもそんなタイプです。


このはっきりした機械的な音を好まれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


音は感情を司るところがあるように思いますが、このような音は『人間的』というよりは、『機械的』な感じで、感情を抑制しているように感じられます。


感情の起伏が小さいことは18ホールをプレーする上で有利なのかもしれませんが、私はゴルフをしている間、とにかく楽しくて楽しくて仕方がないので、常にフワフワしたような状態でプレーしているような気がします。


実際にはしませんが、心の中では『いつもスキップをしているような』状態です。



トゥ側
球はとてもあがりやすいです。


これだけのシャローヘッドと重心の深さがあれば、まさに『無敵のあがりやすさ』といってもいいのではないでしょうか?


このようなシャロータイプのヘッドは、『ヘッドを水平に動かす』というイメージや、『横からはらう』というイメージを好まれる方に、特に易しく感じられやすいような気がします。


カッコいいデザインですし、いかにも『本格派』な印象のあるクラブですが、タフさは全くありません。


ヒッタータイプの方だけでなく、スインガータイプの方にも、かなり親近感をもたれやすいFWだと思います。


私のように『上から潰すように打ちたい』タイプには、ある程度のフェース高があったほうが易しく感じられますし、実際に私は何度もフェースのクラウンに打球痕をつけてきたことがあります。


そういったときは間違いなく『テンプラ』でした。



バックフェース
『安定性』も高く、PINGの特長がよく出ています。


シビアさは無く、親しみやすさという性能をもっています。


ラインも出しやすく、優れたオートマ系FWです。



飛距離性能
飛距離性能も優れていて、しっかりと強い球でキャリーを稼いでいけます。


初速が出ていて、『パワーボール』が打てるFWです。


球はあがりやすいですが、『球質が軽い』感じはありませんでした。


易しくて力強い球が打てるので、今のハイレベルなFWの中でも、かなり上の方の位置にいます。



操作性
『操作性』という点では、まずまずでした。


クセのない顔をしていますが、どちらかというと操作するタイプではなく、安定性を活かしていきたいタイプです。


左右に曲げることもできましたが、大きく曲げるのは難しく感じられました。


左右どちらかに偏った感じはなく、『中立タイプ』のFWです。



ヒール側
PINGらしい、オートマチックタイプでありながら、飛距離性能も優れていて、ポテンシャルの高いクラブです。



PING G410 FW
飛距離性能も高いですが、そこに至るまでの『易しさ』が優れています。


どのように打ってもあがりやすい、『自動的なあがりやすさ』があるので、使い手を選ばないFWといってもいいのではないでしょうか?



PING G410 FW
メーカーも、この点を重要視して開発を進めたように思います。


幅広い層に対応していける易しさをもちながら、クセのないところがすごくいいです。



PING G410 FW
易しいクラブはクセがあったり、飛びの性能が劣っていたり・・・。といったことが昔からありましたが、今は研究が進んで、そのようなことが少なくなりました。


いろいろなクラブを試打していますが、本当に今はレベルの高いクラブが多くなったように思います。


このクラブもまさにそんなタイプです。


以前も書きましたが、私はPINGのFWは好感を持っていて、特に『i25』というクラブが気に入っています。


このクラブもそのハイレベルなクラブに迫る勢いがあります。



PING G410 FW
今日はクリークの試打でしたが、もし機会があれば、スプーンも試打してみたいです。

                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2019年03月14日
  

ピン G410 アイアン

                 
ピン G410 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブPING G410 アイアン の7番 です。



N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 です。

ロフトは30度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は106.5g、キックポイントは手元調子、トルクは1.7 です。



正面
PING G410シリーズのアイアンです。


先日ドライバーを試打しましたが、今日はアイアンを手にすることができました。



側面
PINGらしく、機能性あふれるデザインになっています。


ポケットタイプのアイアンですし、バックフェースにも色々な工夫が見られます。


フェース高が低めで横に広いので、PINGアイアンらしさもあります。



トゥ側にあるウェイトのようなもの
トゥ側にある、このパーツは何でしょうか?


おそらくウェイトだと思うのですが、違う意味があるのかもしれません。



彫りの深さ
彫りの深さはたっぷりありますが、今はこういうタイプが多いので、今の主流といっていいような気もします。


ポケキャビが登場して、もうずいぶん経ちますが、完全に人気が定着していますし、ポケキャビ以外買う気がしない・・・。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?



トップライン
トップラインの厚みは標準的です。


もっと厚いトップラインを予想していたので、ちょっと意外でした。


何となく、これまでと違うな・・・。と思いました。



ソール幅
ソール幅は標準ですが、PINGのアイアンにしては狭い感じがします。


これまでと大きく違う特徴です。


そして、ソール全体も丸みを帯びているのが、よく目立ちました。


最近では、ここまで丸みを帯びているのは珍しいです。


平らなソールを好まれる方は、ちょっと違和感があるかもしれないですし、ワイドソールを好まれる方には親しみづらいところがあるかもしれません。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。


太さも適正で、寸胴タイプではありません。



ネックの凹み
ネックにある、この凹みもPINGならではです。


他のメーカーのアイアンには見られない、PING独自の工夫です。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは見られませんでした。


これまでもたくさん出会ってきた、ごく普通のフェース面です。


バックフェースやソールには色々な工夫がされているようですが、フェース面はとてもシンプルに見えます。



オリジナルグリップ
装着されているグリップもシンプルなタイプで、他のモデルにも採用されています。


今は、こういったシンプルなグリップがトレンドなのでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみると、あれ?何だかいつもと違うぞ・・・。PINGの構え感ではないなぁ・・・。と思いました。


PINGのアイアンといえば、もっとごつくて、トップラインも厚く、強いグース・・・。というイメージがあります。


しかし、このアイアンは違いました。


妙にシュッとしています。


まるで、国内メーカーのアイアンのようです。


グースは利いているのですが、それが嫌味に見えませんでした。


一番下のスコアラインが白く塗られていますが、何となく日本的な顔に見えました。


いい意味での意外性があって、面白いです。


私の好みでいえば、できればもっとグースが弱いほうがいいのですが、この顔に満足される方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


明らかに、これまでと変えてきています。


イメージチェンジを図っているのでしょうか?




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。


思っていたよりも硬くなく、好感が持てました。


ガツーンという感じで、手に嫌な衝撃が残ることもありませんでした。


厚みで押して運ぶというタイプではなく、フェース面でバチンと弾くような感じです。



トゥ側
球はあがりやすくて、イージーです。


タフなアイアンではありません。


かなりシュッとしているアイアンですが、ハードルの高さは感じられません。


むしろ、かなり顔が良くなっているので、構えやすくて易しさを感じるようになった・・・。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?


これまでのピンのイメージとは変わっているような気がしました。



バックフェース
ポケキャビらしく、安定性は高いです。


見た目通りのオートマチック系のアイアンですが、ボテッとしていないので、より精度を求められるような気がします。


ラインを出しにいってもブレにくく、ラインの幅から外れることはありませんでした。


このアイアンはグースが利いていますが、それほど難しさは感じませんでした。


大顔過ぎずシュッとしていて、イメージが出しやすかったのが良かったのかもしれません。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていますが、今のディスタンス系アイアンの中では、標準的といったところでしょうか?


キャリーも稼げますし、かなり前に落ちていく印象がありますが、今はこれくらいが当たり前になってきているので、驚くようなことはなくなりました。


飛ぶときな飛ぶけど、その確率が低い・・・。といった性格の尖った飛びではなく、安定して飛ばしていけるので、性格の丸い飛距離性能をもったアイアンです。


ディスタンス系のアイアンらしく、優しく『フェースに乗る』というよりは、やや強めにバンと弾くような感覚です。



操作性
『操作性』という点では、『オートマ性』のほうが勝ってしまうところがありましたが、左右にも曲げることができました。


これだけのグースが利いていると、これまではかなりの大顔が当たり前のようになっていましたが、このアイアンはそこまで大顔ではなく、シュッとしているので、自然と球がつかまります。


大顔タイプの欠点である、右にプッシュするような球は出にくいです。


私はストレート系が好きですが、グースタイプを好まれる方で、ボテッとした顔は嫌だ・・・。シュッとしたグースタイプのアイアンを使いたい・・・。という方には、かなり魅力的なアイアンといえるのではないでしょうか?



ヒール側
ソールの幅や形状が、これまでと変わっているな・・・。と思いましたし、『男前度』があがっているのが印象的でした。


昔からPINGのアイアンには強い苦手意識があって、その印象が今でも抜けません。



PING G410 アイアン
しかし、ここ数年はすごくいい物も出会うようになりましたし、顔のイメージが変わりました。


素材がステンレスということは変わらないようですし、それがピンのこだわりなのかもしれませんが、色々と変化しているので好感が持てます。


次のモデルでは思わず見とれてしまうようなアイアンを発表するのではないか?と期待してしまいます。



PING G410 アイアン
顔の印象や打感などが良くなっていますが、全体的な易しさ・大らかさは、これまでと変わらないので、ハードルは上がっていません。


大味なタイプのアイアンではなく、こちらの思いを乗せていけるところがすごくいいです。



PING G410 アイアン
ここ数年、PINGはドライバーやFW・UTの充実ぶりが凄いですが、アイアンも要注目です。


私は軟鉄アイアンしか買わないと決めているので、このアイアンを購入することはないですが、素材にこだわらず、とにかく易しさと飛距離。


そして、ある程度の顔の良さや打感も求めていきたい・・・。という方には、是非試していただきたいアイアンです。

                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2019年03月04日
  

ピン G410 PLUS ドライバー

                 
ピン G410 PLUS ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブPING G410 PLUS ドライバー です。



三菱ケミカル TENSEI CK
シャフトは 三菱ケミカル TENSEI CK です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスは70S、シャフト重量は72g、キックポイントは手元調子、トルクは2.9 です。



正面
PING G410シリーズのドライバーです。


前のモデルであるG400がすごく良かったので、G410も早く試打したいと思っていました。


しかし、先日試打したフェアウェイウッドはあまり好感が持てなかったので、ドライバーもそうなっているのかな?という不安が少しありました。



側面
ラージサイズでシャロー感の強いドライバーです。


こういったところは、これまでのモデルと共通しています。


PINGのドライバーといえば、この形です。


かなり機能的なデザインですし、ヘッドが大きく見えました。



FORGED FACE
ソールのフェース寄りには、『FORGED FACE』の文字がありました。


これはFWと同じです。


FWはマレージング鋼が使われていました。


このドライバーは、ほぼ間違いなくチタンだと思いますが、このドライバーはチタンの鍛造フェースで、FWはマレージングの鍛造フェースなのでしょうか?


それともフェース面だけ違う素材が使われているのでしょうか?


ちょっとだけ気になりました。



フェース面のデザイン
この艶消しのフェース面がたまりません。


インパクトのときに、ボールをしっかりとキャッチしてくれそうです。


つるつるピカピカのフェース面は高級感があって美しいですが、ボールが滑ってしまうんじゃないか・・・。というときがあります。


しかし、この質感だとそれが無いですし、これまでも経験していて、いい印象が残っているので安心できます。


このフェース面はPINGらしいです。



シャローヘッド
シャローバックタイプです。


これはPINGだけでなく、多くのメーカーに採用されている『今のスタンダード』です。



ネックの長さ
ネックの長さは短めではありますが、今では普通といったところでしょうか?



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。



□
試打するのは、この□のポジションです。



センターとトゥ側の空いたところ
バックフェースにはウェイトが配置されていて、移動できるようになっています。



ウェイトはヒール側
ウェイトはヒール側に配置されています。


DRAWという文字があるので、球のつかまりが良くなるのは間違いありません。



ウェイト移動システム ヒール側に配置
こうして見ても、独特な感じがします。


水を飛ばしてハエを落とす、テッポウウオを思い出しました。



顔
PINGらしい顔です。


この顔が、PINGのスタンダードといっていいと思います。


ラージサイズで投影面積はかなり大きいですが、変なクセは見られません。


見慣れた顔ですし、これまでのモデルと比べても大きな違いは無いようです。



クラウンの突起物
しかしクラウンにある、この突起物がかなり大きくなっていて、よく目立ちます。


先日試打したFWにも見られましたが、このドライバーにもありました。


前のモデルよりも大きくなっていますし、これには大きな理由があると思うのですが、正直好きになれません。


前のモデルはもっと控えめだったので、それほど気にはなりませんでしたが、今回のモデルは気になってしまいます。


『視覚的範疇』を超えています。


ちょっと表現は良くないかもしれませんが、『イボイボ』『ブツブツ』といった感じがします。


これが無ければ、せめてもうちょっと控えめだったらいいのになぁ・・・。と思いました。



クラウンの工夫
クラウンのフェール寄りだけでなく、バックフェース付近にも工夫がされています。


これは空気抵抗を減らす為なのでしょうか?



グリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。


これまでも採用されていますし、今は多くがこのグリップです。


グリップにも流行があるのでしょうか?



振り感
素振りをしてみても、適度にしっかりしていてタイミングがとりやすいです。


軽量タイプが多い中、このドライバーは違いました。


先日試打したミズノのドライバーもそうですが、最近は『振れる』スペックの試打クラブに出会うことができるようになりました。


私はずっと感じていたのですが、やはりソフトスペックすぎると感じておられる方も多いのではないでしょうか?


これだけ大きなヘッドであれば、シャフトもそれに耐えられるしっかりしたシャフトが合いやすいと思うのですが、このドライバーはいい感じでした。


この TENSEI CK が純正シャフトなのでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみると、好感が持てました。


これまで通りの、PINGドライバーらしい構え感です。


私はどちらかというと、小顔タイプが好きなのですが、ラージサイズにするのであれば、これくらいはっきりしたほうがいいのかな?と思います。


こうして見ていても、かなり大らかそうな感じがしますし、気持ちよく『ぶっ叩いて』いけそうです。


フェースが被っているようには見えなかったので、方向性に対する不安もありません。


このドライバーのロフトは10.5度ということですが、こうして構えたときにフェース面が見えすぎないのがいいです。


こういった『構えたときのフェースの見え具合』は、各メーカー違いがあって面白いところでもあります。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、やや硬めです。


フォージドフェースということですが、ソフトな打感ではありませんでした。


しっかりとした手応えのある、ハードタイプのフィーリングですが、これもPINGらしい特徴のひとつですし、好感が持てます。


『らしい』フィーリングです。



打球音
『音』は高くて大きい金属音ですが、この音も、これまでたくさん耳にしてきました。


PINGらしい音です。



トゥ側
球はあがりやすいですが、いわゆる『軟弱』なタイプではなく、かなりしっかりしていて、硬派なところがあります。


弾道は高いですが、スピンは結構抑えられているようです。


これまでのこのようなタイプだと『スピン過多』で、結構吹き上がってしまうことも多かったのですが、このドライバーは違いました。


しっかりとした『芯の強さ』をもっています。



バックフェース側
『安定性』は、かなり高いです。


この安定性の高さはPINGの最大の特長といっていいと思うのですが、今回もそのように感じました。


このようなラージサイズ&シャローでクセが無いヘッドだと、シャフトさえ気を付けていけば、曲がりようがないような気がします。


それくらい、このドライバーのもつ高い安定性を感じました。


直進性があり、なかなか曲がる気配を見せません。



飛距離性能
『飛距離性能』は、とても高いです。


今回のモデルはどうなのかな?と打つ前は思っていました。


それくらい、前のモデルのG400シリーズを気に入っていたからです。


特に G400 LST ドライバー が大好きなのですが、このドライバーはそれに匹敵するほどの高いポテンシャルをもっています。


実際に打ち比べてみないと分かりませんが、いい勝負をするんじゃないかな?と思いました。


フェースの弾きもいいですし、何より弾道が力強いです。


ロフトが10.5度ということですが、頼りない感じは全くしませんでした。


頼もしい10.5です。



操作性
『操作性』という点では、あまり長けていないように思います。


このようなタイプなので、曲げたくても曲げにくい感じがしました。


かなりのラージサイズであり、フェースが被っているようには見えませんが、右に抜けていくこともなく、しっかりとつかまってラインを出していくことができました。


『ラージサイズの難しさ』を感じることはありませんでした。



PING G410 PLUS DRIVER
バックフェースに配置されているウェイトがヒール側にあり、『DRAW』のポジションだったのですが、これも良かったような気がします。


真ん中やトゥ側のポジションで打っていないので何とも言えないところがありますが、このヒール側のポジションがちょうどいいのかもしれません。


ヒール側にありますが、フェースが強く被って大きなフックが出る・・・。ということはありませんでした。


ドライバーにはフェースが『速く動くタイプ』と『ゆっくり動くタイプ』がありますが、このドライバーは後者の『ゆっくり動くタイプ』です。


このゆっくりな動きの中から、ラインを模索していく感じ・・・。といったらいいでしょうか?


トゥ側にウェイトを移動させれば、右に抜けやすくなるかもしれません。


今日はできませんでしたが、また機会があれば、色々なポジションで試してみたいです。



ヒール側
かなりポテンシャルの高い、オートマチック系ドライバーです。


私はオートマチック系にはあまり縁が無いといいますか、魅力を感じないこともあるのですが、PINGのドライバーは昔からいいな・・・。と思っています。


打つ前と打った後のギャップが小さいというのが、その大きな理由なのかもしれません。



PING G410 PLUS DRIVER
『オートマ性』だけでなく、『飛びの実力』も確かです。


かなりたくさんの技術が注ぎ込まれているのは間違いありません。


ハイテクタイプのドライバーですが、それが濁った印象を与えず、クリアな感じが残っているのも魅力的です。



PING G410 PLUS DRIVER
キャロウェイやテーラーメイドなどライバルメーカーの充実ぶりが凄いですが、このPINGも負けてはいません。


飛距離ではみんないい勝負をすると思いますが、『大らかさ』『安定性』『寛容さ』という点では、このPINGのドライバーが一歩抜きんでているのではないでしょうか?


これまでキャロウェイやテーラーメイドのニューモデルを試打し、このピンのニュードライバーを試打して、そのように感じました。



PING G410 PLUS DRIVER
『クラウンのブツブツ』が無ければもっといいのにな・・・。と思いましたが、全体的にはとてもいい印象が残りました。


また何度でも試打したい魅力的なドライバーです。

                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2019年02月19日
  

ピン G410 SFT フェアウェイウッド

                 
ピン G410 SFT フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブPING G410 SFT フェアウェイウッド の5番 です。



ALTA J CB RED
シャフトは ALTA J CB です。

ロフトは19度、クラブ長さは42.5インチ、シャフトフレックスはS です。



正面
PING G シリーズのニューモデルです。


前のモデルの400シリーズはとても良くて、変える必要はないんじゃないかな?と思えるほど気に入っているのですが、常に立ち止まらず新しいクラブを開発してくれるメーカーには感謝しかありません。


これまで、PINGのクラブはモデルチェンジされても、デザインがよく似ていましたが、今回は新たに変わりました。


かなりメカニカルといいますか、機能性を感じさせるデザインです。



側面
シャロータイプのFWです。


これまでのPINGらしい形状です。


クリークなので、もうちょっと小振りなのが普通ですが、違いました。


投影面積が結構あります。


ヘッド体積は変わらなくて、シャローなぶんだけ投影面積が大きくなっているのかもしれません。


スプーンとあまり変わらないような気もします。



ウェイト
ソールのバックフェース寄りには、大きなウェイトがひとつ配置されています。


このヘッドの形状だけであがりやすそうな印象を受けますが、さらに手を加えられています。


念には念を・・・。ということでしょうか?



MARAGING STEEL
ヒール側には『MARAGING STEEL』という文字があったので、マレージング鋼が使われていることが分かりました。


昔からヘッドにはよく使われてきた素材ですが、最近では珍しいような気もします。


素材にも『流行』のようなものがあるのかもしれません。


今はチタンが使われることも多くなりましたが、色々な素材が使われるのはいいことです。


昔からマレージング鋼のクラブを経験している私は、マレージングと聞くと『硬い』というイメージをもっています。



FORGED FACE
ソールのフェース寄りには溝ではなく、『FORGED FACE』の文字がありました。


鍛造フェースというのは、PINGでは珍しいような気がしますが、今回はフィーリングにも力を入れてきているということなのでしょうか?



ネック長さ
ネックは、やや短めではありますが、極端ではありません。


今ではすっかり見慣れた長さです。


ピンらしい、独特な『艶消し感』がたまりません。



シャローヘッド

シャローヘッド
かなりのシャローです。


ピンらしい感じもしますが、かなり薄いなぁ・・・。と思いました。


つい先日試打した テーラーメイドのFW を思い出しました。


トップメーカーである、ピンやテーラーメイドがこのようなタイプを発表しているということは、これからこういうタイプがトレンドになるのかもしれません。


私には明らかに『シャロー過ぎる』のですが、このシャロー形状に親近感をもたれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。


テーラーメイドなどと比べると、かなりシンプルな調整機能ですが、ピンらしいといえます。


あまり細かな調整をしても意味がないということなのでしょうか?



ネックのポジション
試打するのは、この○のポジションです。



フェース面のデザイン
フェース面にも色々な工夫が見られますが、これまでも目にしてきたので、目新しさのようなものはありません。


鍛造フェースということですが、このフェース面を見て、柔らかそうだな・・・。とは思いませんでした。


むしろ、ややしっかり・・・。といった印象をもちました。



顔
かなりクセのある顔です。


ひと目見て、何だこれは・・・。と思い、一気にテンションが下がってしまいました。


待望のニューモデルなのに残念でした。


かなりフェースが被っているように見えます。


単にフックフェースというだけでなく、プル角も効いているように感じました。


これが、このニューモデルに込めた、ピンの答えなのでしょうか?



クラウンの突起
クラウンにある、この突起物もお馴染みですが、これも正直好感が持てませんでした。


かなり大きくなり目立っていて、何だか大味な感じがします。


おそらく、この突起物にも大きな意味があると思うのですが、これだけ大きいと私にはマイナスでしかありませんでした。


前のモデルのほうが控えめな感じで、品があるな・・・。と思いました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプで、これまでもよく目にしてきました。


無難な感じのグリップです。



振り感
素振りをしてみると、まずまずで、これまでのモデルと大きな違いはないような気がします。


特に変わった感じはしませんでしたが、色々なシャフトが用意されているということなので、それらも試してみたいです。


クラブはシャフトで大きく変わります。



構え感
ボールを前にして構えてみると違和感があり、馴染みにくいです。


前のモデル(G400)のいい印象をそのまま引きずっていたのか、ちょっとショックでした。


FWで、しかもクリークで、ここまでする必要はなるのかな?と思ったのですが、メーカーも色々なゴルファーを対象にしているのだと思いますし、深い研究があるのは間違いないので、大きな意味があるのだろうと思います。


ただ、私は苦手意識が芽生えてしまい、さらっと試打を終わらせよう・・・。と思ってしまいました。




試打を開始しました。

PING G410 SFT FW
いきなり、『チョロ』を連発してしまいました。


2球続けてのチョロです。


自分自身がすごく恥ずかしくなりました。


これはクラブのせいではなく、苦手意識をもってしまった私に原因があるのは明らかです。


いつもはもっとどっしりと構えて、足に根が張ったようなイメージで打つのですが、今日は完全に真逆で浮足立ってしまったような気がします。


ふらふらと、まるで『浮き草』のようなまま、2球打ってしまったのがミスの要因です。


私は打席を外し、自分自身を反省して素振りをし、再びこのクラブに挑むことにしました。




試打を再開しました。

フェース面
『打感』は、やや硬めでした。


『鍛造フェース』ということで、柔らかい打感を期待していましたが、違いました。


ただ、このはっきりとした打感は、『ピンらしいといえばらしい』です。



打球音
『音』は少し大きめでした。


大きめではありますが、インパクトが緩むということはなく、普通に打っていけました。


できれば、もう少し小さくてもいいかな・・・。と思いましたが、大きな不満はありません。



トゥ側
球はとてもあがりやすいです。


これだけのシャローなので、フェースがボールにヒットさえすれば、必ず高く浮いてくれるという感じがします。


『フェース面を意識しないで良いあがりやすさ』といったらいいでしょうか?


フェースの縦面どこでヒットしても、ボールが自然とあがってくれるという印象をもちました。


クリークらしく、弾道も高いです。


私の場合、チョロさえ気を付ければいい・・・。という感じでした。


こういうタイプは上から打つと『テンプラ』になりやすいので、昔から言われているように、『横からはらう』といいますか『横から滑らせる』イメージのほうが易しいのは明らかです。



バックフェース
『安定性』は高く、シビアさは全く感じませんが、私はフックばかり出てしまいました。


構えたときに浮かんだマイナスイメージと苦手意識がそのままの球筋に表れてしまい、どうしようかと焦りました。


コースでなくて良かったです。


フックフェースのクラブは特にドライバーが多いですが、それはロフトが立っているからであって、このようにロフトが寝ているクラブでフェースを被せると、さらに球がつかまり過ぎるような気がします。


私は左方向ばかり打ってしまいました。



飛距離性能
『飛距離性能』はなかなかいい感じでしたが、私にはつかまり過ぎなので、明らかに『距離のロス』がありました。


ただ、スライサーの方には、とても易しいのではないでしょうか?


クリークは元々、FWの中では球がつかまりやすいクラブではありますが、それでもつかまりづらい、もっとつかまりが良くて自然にあげてくれるクラブが欲しい・・・。という方には魅力的といえるのかもしれません。



操作性
『操作性』という点では、私にはつかまりが良すぎて難しい印象をもちました。


マニュアル系ではなく、完全に左方向への『オートマ系FW』です。


真っ直ぐから右へはとても行きにくいクラブだと思います。


頑固といえば頑固なところもありますが、この頑固さに魅力を感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?



ヒール側
PINGは元々シャローの印象が強いですが、この410でさらに拍車がかかったような気がします。


こういったシャローは昔からありますが、最近では少なくなってきているので、珍しさもありますが、これから流行っていくのかもしれません。


シャローバックはいいですが、できれば『フェース高』が、もうちょっとあったほうが安心できただろうな・・・。と思いました。



PING G410 SFT FW
鍛造フェースということで、打感のソフトさや、弾きの良さを期待していましたが、実際に打ってみて、期待していたほどではありませんでした。


やや硬めの打感で、弾きが良くて初速がすごく速くなっている・・・。という印象はもちませんでした。



PING G410 SFT FW
このFWには苦手意識をもってしまいましたが、ドライバーをまだ試打していないですし、UT(ハイブリッド)やアイアンも試打していないので、そちらに期待していきたいです。

                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2019年02月12日
  

ピン G410 クロスオーバー

                 
ピン G410 クロスオーバー
今日は、このゴルフクラブを試打しました。

試打クラブ
PING G410 クロスオーバー の4番 です。



N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 です。

ロフトは23度、シャフトフレックスはS です。



正面
ピンクロスオーバーのニューモデルです。


前のモデルのG400を試打したのが、ちょっと前だったような気がするのですが、早くもニューモデルに出会うことができました。


昔に比べ、ピンのニューモデルの登場する頻度が上がってきたようで、とても嬉しいです。



側面
これまでのクロスオーバーよりも、少し引き締まって見えました。


『アイアンライク』している・・・。といったらいいでしょうか?


前のモデルから、少し変えてきているようです。



中空
これまで通り、中空タイプであることが分かります。


アイアンに近い感じで引き締まって見えますが、クロスオーバーなので、中空なのは基本といえるのかもしれません。



トゥ側にあるウェイトのようなもの
ソールのトゥ側にはウェイトのようなものが組み込まれているのが分かりました。


タングステンなのでしょうか?



彫りの深さ
彫りの深さは浅く、こうして見ているとハーフキャビティのように見えなくもないですが、中空ということで、かなり易しくなっているのだろうと思います。



トップライン
トップラインは、やや厚めです。


これくらいの厚みも、アイアン型ユーティリティでは標準的といっていいと思います。



ソール幅
ソール幅は適度にありますが、これまでのモデルからすると、狭く見えます。


この角度からだと、このクラブはユーティリティの4番ではなく、完全に『アイアンの4番』に見えます。


最近少なくなった、4番アイアンを発売してくれたのかな?と思いました。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。


PINGのクラブにしか見られない、凹みもあります。


これは何の為なのだろう?と思っていたのですが、以前、読者の方からライ角などを調整する為なのだと教えていただきました。


軟鉄であれば、このような工夫は要らないと思いますが、ステンレス素材にこだわるPING独自の工夫といえるのではないでしょうか?


そこまでPINGがステンレスにこだわる理由を知りたいです。


昔からの伝統ということなのでしょうか?



ミーリング無し
フェースにミーリングは見られませんでした。


これまで通りの、ごく普通のフェース面です。


すごくシンプルですが、こういったところにもメーカーの個性や考え方などが伺えます。



振り感
素振りをしてみると、好感が持てました。


やや軽量タイプではありますが、タイミングもすぐに合わせることができました。


ニューモデルには殆ど採用されているので、モーダス人気の高さが伺えます。


NSPRO950GHがあまり得意ではない私は、モーダスが挿してあると何故か安心できます。



構え感
ボールを前にして構えてみると、かなりアイアンに近いといいますか、完全にアイアンの感覚で構えることができたのに少し驚きました。


これまでのモデルは明らかに『ユーティリティらしい』構え感だったのですが、このクラブはユーティリティというよりはアイアンです。


ここが大きく変わっています。


私は前のモデルにあまり好感を持つことができなかったのですが、このクラブは違う印象をもちました。


私がアイアンに求めたい顔ではないのですが、これまで出会ってきた『アイアン顔』であることは間違いありません。


これまで、PINGのクロスオーバーというクラブを、私はユーティリティというカテゴリーで見ていたのですが、このクラブはユーティリティとアイアンの境界線上からアイアン寄りにあるクラブという認識をもちました。


普通のアイアンでグースが利いたタイプ・・・。という感じです。


私は淡々と見ていたのですが、グース系のアイアンを好まれる方でしたら、好感をもちやすいのではないでしょうか?


セミラージサイズで、面長過ぎないところもいいですし、割とすっきりしていました。


アイアン型ユーティリティにこれまでたくさん出会ってきて、その構えづらさからモヤモヤしたまま試打することが多かったのですが、このアイアンにはそんなモヤモヤ感はありませんでした。


いつも通り・・・。といいますか、すっきりした気分で構えることができました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、まずまずでした。


中空らしいといいますか、予想していた通りのフィーリングです。


実際に打ち比べてみないと詳しいことは分かりませんが、おそらく前のモデルと大きな違いはないと思います。



トゥ側
球はあがりやすいですが、これまでのモデルと比べると、ややしっかりしたタイプなのかな?と思いました。


ウッド系を好まれる方よりは、アイアン系を好まれる方の為のクラブではないでしょうか?


打っていて、そのように感じました。


アイアンを得意な方が、その感覚を活かしながら、易しく打っていけるように・・・。というところを、メーカーが目指しているような気がします。


感覚を邪魔しない範囲で、できるだけ易しくするように作っている・・・。という印象をもちました。


これまで私はたくさんのアイアン型ユーティリティで球を打ってきて、『中途半端的な打ち方』をしてきた・・・。といいますか、そうせざるを得なかったことがありました。


アイアンに近い形状だけど、アイアンのようには構えられないし打てない・・・。ということがよくあったのですが、このクラブはアイアンの感覚で打つことができました。


低重心のウッド系UTを好まれる方には上がりづらくて難しい・・・。と感じられるところがあるかもしれません。


『易しい4番アイアン』ですが、明らかにヒッタータイプの方に合いやすい4番だと思います。



バックフェース
『安定性』は優れていて、大らかなところもありますが、これまでのクロスオーバーと比べても、普通かな?と思うところがありました。


シビアさは全く感じませんでした。


トゥ側に配置されているウェイトのような物も、きちんと役目を果たしているのかもしれません。


小さくなっているから、すごくシビアになっている・・・。というようには感じませんでした。



飛距離性能
『飛距離性能』も普通でした。


特別よく飛ぶとは思いませんでした。


これまでの4番アイアンらしい飛距離だな・・・。と思ったのですが、それがまた私には魅力的でした。


今のアイアンはとにかくよく飛ぶといいますか、『飛びすぎ』『番手感覚を崩壊させるような飛び』を感じることが少なくなく、これから先どうなってしまうのだろう?と思ってしまうこともあるのですが、このアイアンはこれまで通りの感覚で打てたので安心できました。


やはりアイアンの『スタンディングロフト化』は7番などのロフトが寝たクラブに適しているのだということを改めて知ることができました。


最初からロフトが立っている4番などでは、ロフトの立てようが無いのかもしれません。


そういった意味では、『正直なクラブ』といえるような気もします。



操作性
『操作性』も普通といった感じで、特に変わったところは見られませんでしたが、これまでのモデルからすると、かなり扱いやすくなったような気がします。


もっと大顔タイプを好まれる方で、オートマチック性を求めていきたい方には、少し反応が良すぎるかもしれません。


そういった点では、好みが分かれると思いますが、私は好感を持ちました。



ヒール側
前のモデルのG400クロスオーバーよりも、私は断然この410のほうが気に入りました。


顔の印象が大きく変わったところが最大のポイントです。



PING G410 CROSSOVER
構えやすいので、狙っていけるアイアン型ユーティリティといっていいと思います。


ただグースが私にはきつかったので、もう少し抑えられているとさらにいいな・・・。と思いました。



PING G410 CROSSOVER
ただそれはあくまでも私の好みであって、ストレートなタイプはアイアン型ユーティリティには向かないのかもしれません。


ヘッドを大きくして反応を鈍くしているので、球がつかまりきらなくなってしまうような気もします。


おそらくメーカーも、ストレートタイプを試しに作ってみたと思いますが、ヒューマンテストなどで、球がつかまりづらくてNGということになってしまったのかもしれません。



PING G410 CROSSOVER
私のようなフッカーだけでなく、フェードヒッターなど、幅広い層に対応していく為には、『ちょうどいい設計』になっているような気もします。


外観もそうですが、ここまですっきりさせてアイアンに近づけてくれたことがとても嬉しいです。


ただ、これまでのようなモデルを好まれていた方もたくさんいらっしゃると思いますし、そういった方には、今回のモデルはあまり多くの支持は集めにくいのかもしれない・・・。と思うところもありました。



PING G410 CROSSOVER
ピンはこんなタイプは作らないだろうな・・・。と思っていたので、いい意味で意外でした。


これまでのクロスオーバーの中で、一番アスリート色が強いタイプだと思います。



PING G410 CROSSOVER
また何度も試打してみたいですし、違うメーカーとの打ち比べもやってみたいです。
                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2018年10月10日
  

ピン i210 アイアン

                 
ピン i210 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブPING i210 アイアン の7番 です。



N.S.PRO MODUS3 TOUR 120
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR 120 です。

ロフトは33度、長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は114g、トルクは1.7 です。



正面
PINGの新しいアイアンです。


PINGのアイアンの特徴は2種類あって、昔ながらの個性的なタイプと、ここ数年見られるようになった、オーソドックスなタイプです。


このアイアンは後者のような気がします。



側面
ラージサイズではなく、大きさもちょうどいい感じです。


シンプルなキャビティアイアンです。



彫りの深さ
彫りの深さも充分あって、典型的なフルキャビティです。


バックフェースには、パーツのようなものが組み込まれていて、昨年試打したモデルを思い出しました。


ヘッドに色々な工夫がされているようですが、シンプルですっきりしているのがいいです。


メーカーによっては、多くのパーツが張り付けられていてゴチャゴチャした感じのアイアンもありますが、やはりシンプルなほうが魅力的です。


ゴチャゴチャしたタイプだと、最初は良くてもすぐに飽きてしまうんじゃないか?と思うこともありますし、使っているうちに、そのパーツが剥がれ落ちてこないかな?と思うこともあります。


新品の状態をずっと維持し続けるのは難しいような気がします。


そういったことを考えてみても、このアイアンはとても好感が持てました。



トップライン
トップラインは少し厚めですが、気にならないレベルです。


角ばっていてシャープというよりは、少し丸みを帯びていました。



ソール幅
ソール幅はノーマルです。


この角度から見ても、やはりPINGのアイアンだと分かります。


他のメーカーには見られない独特な形状です。


構えたときに気にならないですし、これはPINGの個性といっていいのですが、正直私はあまり好きではありません。


昔の大味な感じのするアイアンと似た感じがします。


もうちょっと繊細さを感じさせるソール形状に魅力を感じますが、PINGのアイアンは昔からこのようになっています。


大味な感じが強く、その強さはピンとキャロウェイのツートップといえるような気がします。


なので、私は昔からPINGのアイアンを試打しても、購入したことはありません。


リーディングエッジはそうでもないですが、トレーリングエッジの削りは目立っていました。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。


特別長くはなく、かといって短いタイプでもありません。



ネックの凹み
ネックにはお馴染みの凹みがありました。


これはロフト角などを調整する為のものだと、以前読者の方から教えていただきました。


強度が気になるところではありますが、特別問題になったことはなく、画期的な工夫だと思います。


ただ、軟鉄好きの私は、こうしなくても、最初から軟鉄を使えば、このような工夫は要らないのにな・・・。といつも思います。


しかし、ステンレスを使い続けているのも、PINGのこだわりなのではないでしょうか?


昔のステンレス系アイアンは、風合いといいますか、見た目から好きになれないこともありましたが、このアイアンは見るからに柔らかそうに仕上げられています。


軟鉄アイアンしか購入したことがない私も、好感をもって見ることができました。


『構え感』はもちろんですが、それ以外の全体的な雰囲気も大切です。



ミーリングあり
フェース面には、とても細かなミーリングがありました。


指で触ってみたのですが、それほどザラザラ感はありません。



ツアーベルベット
装着されているグリップはツアーベルベットで、とても良いです。


アイアンやウェッジには最適なグリップだと思います。


バックラインがあったので、やはりバックライン有りを好まれる方が多いんだろうな・・・。と思いましたが、私はずっと『無し一辺倒』です。



振り感
素振りをしてみても、タイミングがとりやすくて、いい感じです。


ヘッドからくる雰囲気と、この振り感がマッチしていました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、好感を持てました。


前のモデルを試打しているので、この構えやすさは予想できていました。


実際に見比べてみないと詳しいことは分からないのですが、前のモデルよりも、少し『男前度』が増したような気がします。


クセのない、シンプルな構え感です。


一番下のスコアラインだけが白く塗られていて、これまでもよく見られた工夫ですが、私には全く不要なので、これが無いともっと構えやすくなるな・・・。と思いました。


これまでのPINGのアイアンはクセがきつく、かなり構えづらいものが多かったのですが、このアイアンは構えやすくて、魅力的です。


リラックスして構えることができました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。


しっかりめなのかな?と思っていたのですが、しっかりというよりはソフトなタイプです。


インパクトの衝撃がきつくなく、好感のもてる打感です。


前のモデルよりも、打感は向上したような気がします。



トゥ側
球はあがりやすいです。


タフなタイプのアイアンではありません。


色々な工夫がされているようですが、不自然さを感じなかったのが良いです。



バックフェース
『安定性』は高く、フルキャビティの特長が充分感じられます。


シビアさは全く感じず、大らかなタイプです。


『易しい』というタイプのアイアンにも色々あって、ラージサイズで色々な手が加えられた『機能的なタイプ』もあれば、あまり手を加えすぎずすっきりとシンプルで構えやすさをもったタイプもあります。


このアイアンは完全に後者で、構えやすさがさらに易しさを高めていると感じました。



飛距離性能
『飛距離性能』も、なかなか優れていますが、今では見慣れた感じがします。


今はこれくらいが『普通』といえるかもしれません。


それくらい、『よく飛ぶ』アイアンが多くなりました。



操作性
『操作性』は良いです。


クセはなく構えやすいので、扱いやすそうな感じはしていましたが、実際に打ってみても、その通りでした。


左右への反応もいいですが、マッスルバックのような反応の鋭さはなく、ややゆっくりした感じです。


そこがまたいいという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?


安定性と操作性のバランスがとれていますが、どちらかといえば、私は安定性のほうが強く感じられました。



ヒール側
ピンの易しくてカッコいいアイアンです。


打つ前は、前のモデルのi200とあまり変わらないのではないか?と思っていたのですが、打感がソフトに感じたのと構えやすさが増したような気がします。



PING i210 アイアン
これまでも書いてきましたが、私は軟鉄アイアンしか購入したことがないですし、これからもそれをずっと貫いていくので、このアイアンを購入することはないですが、ステンレス系のアイアンとしては、とてもいいな・・・。と思いました。



PING i210 IRON
これからもPINGには期待していきたいです。




                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2018年08月31日
  

ピン i500 アイアン

                 
ピン i500 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
ピン i500 アイアン の7番 です。



N.S.PRO ZELOS 7
シャフトは N.S.PRO ZELOS 7 です。

ロフトは29度、長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は77.5g、トルクは2.6、キックポイントは先調子 です。



正面
PINGの新しいアイアンです。


とてもシンプルですが、ただシンプルなだけではないと思うので、どんな技術が使われているのだろう?と興味津々です。


いい意味で『PINGらしくない』アイアンですが、このシンプルで美しい形状に、思わず笑みがこぼれてしまいました。



側面
大きさも標準的です。


ピンのアイアンはラージサイズのイメージがありますが、このアイアンは違いました。



フラットバック構造
フラットバック構造で、ついにピンもマッスルバックを発売したのかな?と思いました。



中空
しかし、中空構造であることがすぐに分かりました。


これまでの中空アイアンはボテッとした感じの物が多かったのですが、このアイアンは違います。


シュッとしていて、カッコいいです。


このパーツが無いと、マッスルバックと勘違いしそうです。


以前試打したモデルもそうでしたし、最近のPINGは中空構造に力を入れているようです。


『歴史は繰り返す』ではありませんが、かなり前に中空が流行って、次第に見なくなり、また流行りだしているように感じます。


ゴルフクラブにもファッションなどと同じように『流行り』というものがありますが、いいものはずっといいので、一度ブームが去っても、また復活するように思います。


最近のドライバーのカーボンクラウンも同じようなことかもしれません。



トップライン
トップラインの厚みはノーマルです。


丸っこくなく、厚すぎないので好感が持てます。


ピンのアイアンは大味な感じのものが多く、苦手に感じることもあったのですが、このアイアンにはそれが全くありません。


『日本市場向け』なのかな?と思いました。



ソール幅
ソール幅もノーマルです。


意外といえるほどの幅です。


ワイドソールを予想していましたが、違いました。


ソール幅はノーマルですが、形状はピンらしいです。


この形状を見ているだけで、ピンだとわかるほど個性的です。


ソールの形状にも、メーカーの個性が表れます。


見とれるようなソール形状ではないのですが、ここの部分にもピンらしさが見て取れます。


もし、自分がクラブデザイナーだったら、ここの部分をもうちょっと削りたいな・・・。ここの部分をもう少し足したいな・・・。などと考えていました。



リーディングエッジ
リーディングエッジは微妙に削られているように見えました。



トレーリングエッジ
トレーリングエッジには、特に工夫は見られませんでした。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。


ロングでもショートでもありません。



ネックの凹み
ネックの凹みも、PINGだけに見られる工夫です。


以前、読者の方から、この凹みはライ角やロフト角を調整するためのものだということを教えていただき、疑問が解決しました。


普通の軟鉄アイアンならば、この凹みが無くても簡単に調整できますが、ステンレスだから、この凹みが必要になってくるのでしょうか?


PINGはずっとステンレスにこだわっているように感じます。



FORGED
バックフェースのヒール側には『FORGED』の文字があったので、ひょっとしたら、このアイアンは軟鉄鍛造アイアンなのかな?と思い、店員さんに確認してみたら、いつも通りステンレスという返事が返ってきました。


ステンレスの鍛造なのでしょうか?


珍しいですが、これもメーカーのこだわりなのだと思います。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありません。


見慣れた感じの、ごく普通のフェース面です。



グリップ
装着されているグリップはツアーベルベットで、とてもいいです。


ソフトなフィーリングでアイアンには最適なグリップです。


微妙な距離感や方向性も、このグリップでは感じ取りやすいです。



構え感
ボールを前にして構えてみても、好感が持てました。


意外なほどといっては語弊がありますが、昔のPINGの面影はありません。


オーソドックスでとても構えやすいです。


ラージサイズでもなく、グースが強いわけでもなく、シュッとしています。


こうして構えてみていても、PINGのアイアンには思えませんでした。


グースは少し効いてはいますが、セミグースといっていいと思いますし、これくらいであれば、全く問題ありません。


ボールとの『大きさの対比』も適正です。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。


硬くなく、適度なソフト感もありました。


球の『乗っかり感』はあまり感じなかったのですが、こういう打感は今とても多いですし、それだけ支持されているのかもしれません。


中空タイプのアイアンで、あまり好感を持てない打感もありますが、このアイアンは好感が持てました。


構えやすさと打感がリンクしているようでした。



トゥ側
『球のあがりやすさ』は、いい感じです。


外見や構えた感じなどから、もっとタフなタイプかな?と思っていたのですが、実際に打ってみると、そんなことはありませんでした。


球はしっかりとあがってくれ、タフさはありませんでした。


いい意味での、見た目とのギャップがあります。


こういったところは中空構造の長所といっていいと思います。


キャビティ構造にも色々とあって、普通のキャビティやポケキャビなどは外見から見て分かるので、『外キャビティ』。


対して、このように中空構造のアイアンはヘッドの内側に工夫がされていて、外からは見えないので、『内キャビティ』といっていいのかもしれません。


外見の違いはありますが、共通しているのは『易しさ』です。


中空は外見がすっきりしているという、大きなメリットがありますし、ポケキャビと違い、使用後の掃除も簡単なので、そういったところにも魅力を感じます。



バックフェース
『安定性』も、好感を持ちました。


見た目はマッスルバックのようで、いかにも気難しそうな感じもしますが、実際は大らかさもあり、親しみやすい性格をしています。


外からは見えない、易しさの為の工夫がたくさんヘッド内部に施されているのではないでしょうか?


構えやすいのでラインも出しやすいですし、そこから大きくブレていかないので、大きなトラブルにはなりにくいように感じます。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていました。


見た目とてもシンプルで落ち着いた感じですが、飛距離性能にも長けています。


落ち着いた感じのディスタンス系アイアンといっていいでしょうか?


キャリーもしっかり出せましたし、2番手近い距離の違いを感じました。


すっきりしたデザインで、この飛距離性能をもっているので、多くのゴルファーから支持されるのではないでしょうか?



操作性
『操作性』も、なかなかいい感じでした。


クセがないので、左右へも対応してくれました。


右に抜けることもなく、つかまりやすいです。



ヒール側
外見はマッスルバックのようなシンプルで骨太なところがありながら、実際はとても優しくて親しみやすいアイアンです。



PING i500 アイアン
ネックも適度にありますし、ソールもワイドではないので、球が浮きづらいのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、とてもあがりやすくてイージーな性格をしているので、多くの方に試していただきたいです。


色々なシャフトが用意されているようですが、装着されているN.S.PRO ZELOS 7は球を上げやすいので、さらにハードルを下げているように感じました。



PING i500 アイアン
ドライバーなどに比べ、アイアンは設計自由度が高くないので、『見た目がそのまま性能』というところがありますが、このような中空タイプは、いい意味での『見た目とのギャップ』があるので面白いです。


易しいアイアンを使いたいけど、ごちゃごちゃしたのは嫌だ・・・。


ラージサイズでグースがきついタイプも苦手だ・・・。という方には、好感をもちやすいアイアンといえるのではないでしょうか?



PING i500 アイアン
このような形状なので、『ユーティリティアイアン』のような雰囲気もあったのですが、ごく普通のディスタンス系アイアンという認識をもちました。


易しく飛ばしていけるのも、このアイアンの特長です。



PING i500 アイアン
私はアイアンに飛距離性能を求めていないですし、軟鉄しか買わないと決めているので、このアイアンを購入することはないですが、素材にこだわらない方も多いと思いますし、このアイアンのもつ易しく飛ばしていけるところに魅力を感じる方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?


また試打してみたいですし、他のメーカーのアイアンとも打ち比べてみたいと思いました。




                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2018年05月29日
  

ピン G700 アイアン

                 
ピン G700 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブPING G700 アイアン の7番 です。



N.S.PRO ZELOS 6
シャフトは N.S.PRO ZELOS 6 です。

ロフトは28度、クラブ長さは37インチ です。



正面
PINGの新しいアイアンです。


シンプルなデザインが印象的です。


以前試打したことのある、G400クロスオーバーを思い出しました。



側面
大顔タイプのアイアンです。


これもPINGらしい特徴です。


PINGといえば小振りなフォージドアイアンよりも、ステンレスイメージのほうが強いです。



中空
中空構造であることが分かりました。


これもPINGらしい特徴ですし、最近はよく見かけます。


これからはポケキャビに変わり、中空アイアンが流行るのでしょうか?



彫りの深さ
彫りは浅く、普通のハーフキャビティのように見えます。


しかし、中空構造なので、かなり易しくなっているのだろうと思いました。


中空の長所のひとつとして、外見はシンプルでありながら、キャビティタイプのアイアンと変わらない易しさを実現できるところだと思います。


打感などは見た目と違うところもありますが、慣れてしまえば気にならないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?



トップライン
トップラインは、やや厚めでしたが、厚すぎないのがいいです。



ソール幅
ソール幅はワイドですが、今では見慣れた広さです。


こうして見ていると、このアイアンが大味な感じに見えました。


しかし、これもピンのアイアンらしいところといえるような気もします。


大切なのは『構え感』です。


構えてみてどうか?ということが、とても大切です。



ネック長さ
ネックの長さは適度にありました。


ちょっと意外でした。


PINGのアイアンといえば、ラージサイズでショートネックの、いわゆる『頭でっかち』のイメージが強いですが、このアイアンはそれらとは違っていました。


適度な長さがあるのに好感を持ちました。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは見られませんでした。


ごく普通の見慣れたフェース面です。


特に何か工夫がされているということはありませんでした。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはベルベットタイプでとても良いです。


大好きなグリップですし、微妙なフィーリングを求めたいアイアンには最適なグリップだと思っています。


今はたくさんの優れたグリップがありますが、ゴルフプライドのツアーベルベットが、私の中での『キング・オブ・グリップ』です。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずでした。


予想していた通りの振り感でした。


やや軽量タイプではありますが、ヘッドが大きいので、シャープに振っていくというよりは、ややゆっくりめに大きく振っていく感じで素振りをしました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、グースの利きがよく目立っていました。


これは想定内でした。


ピンらしい特徴ですし、ラージサイズのアイアンには、これくらいのグースが無いと、球がつかまりきらないのかもしれません。


ラージサイズのアイアンではありますが、それほど大味な感じはしませんでした。


昔のPINGのアイアンは『極端過ぎる』と感じることもありましたが、今ではすっかり解消されているような気もします。


ただラージサイズであることや、強いグースタイプであることに変わりはなく、好みではないので、やや『よそ行き』な感じで打っていくことにしました。


こちらの思いはひとまず置いておいて、まずはクラブに聞く感じで試してみることにしました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、予想していたよりも良かったです。


もっと大味で深みのない打感なのかな?と思っていたのですが、そうではありませんでした。


いい意味で意外でした。



トゥ側
球はあがりやすいです。


タフさは全く感じない、イージーなタイプのアイアンです。


横からはらって打ちたい方にも、親しみやすいアイアンといえるのではないでしょうか?


ヒッター向けというよりは、どちらかというとスインガー向けといったアイアンのように思いました。



バックフェース
『安定性』も高いです。


ラージサイズらしい、大らかで寛容さのあるタイプのアイアンです。


少々の打点のブレには動じない強さがありました。


外見はハーフキャビティのように見えますが、実際はフルキャビティに匹敵するような大らかさをもっています。


私はこのようなラージサイズのアイアンだと、ややトゥ寄りで打ってしまうクセがあるのですが、それでもこのアイアンは私のミスを帳消しにしてくれるような大らかで寛容な性質をもっているように感じました。


『打点』ではなく、『面全体』で運ぶイメージが合いやすいアイアンといっていいでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていました。


よく飛びました。


明らかに番手が2番手以上は違うアイアンです。


このような『番手ズラし』のアイアンが今は主流なので、そう驚くことはないのですが、やはり凄いです。


いつも思うことですが、これなら『7』という数字は要らないな・・・。と思いました。


『7』という表示があるので『飛ぶアイアン』になってしまいますが、これがもし『5』だったら、通常の5番アイアンで、かなり易しいタイプということになります。


アイアンにだけロフトが表示されていないので、いつかは他のクラブと同じようにロフト表示されたらいいように思います。



操作性
『操作性』という点では、難しく感じました。


『オートマ性』が強くて、なかなか思うように曲げることができませんでした。


何とか左右に曲げることもできたのですが、思うようにはいきませんでした。


この融通の利かない頑固なところも、G700アイアンのいいところではないでしょうか?



ヒール側
ピンらしいアイアンです。


ラージサイズで、大らかなタイプのアイアンです。



PING G700 アイアン
シビアさや気難しさとは無縁の、イージー系アイアンです。


ソール形状にも工夫が見られ、少々ダフり気味に入っても、上手くボールを拾ってくれる易しさもありました。



PING G700 アイアン
ポケキャビがある程度落ち着いて、やはり中空がこれからは増えてくるのかな?と、このアイアンを試打して改めて思いました。


私が好むタイプのアイアンとは全く違うタイプなので、正直あまり魅力的には感じなかったのですが、よく工夫されているな・・・。と思いました。



PING G700 アイアン
このような大らかで距離の出るアイアンを求めている・・・。という方も多いのではないでしょうか?



PING G700 アイアン
ここ数年、PINGのクラブは充実していて、特にドライバーやFWがすごくいいです。


昨年出会ったドライバーには、今でも魅了されています。


易しさと飛びのバランスがとてもいいです。



PING G700 アイアン
このアイアンは私の好みとは違うところもありましたが、これからもPINGには大いに期待していきたいです。




                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2018年02月16日
  

ピン G400 MAX ドライバー

                 
PING G400MAXドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブPING G400 MAX ドライバー です。



02ALTA J CB
シャフトは ALTA J CB です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS です。



03正面
PING G400のニューモデルです。


シリーズとしては、4作目ということでしょうか?


PINGのドライバーは優れものが多いですが、特にG400シリーズには好感を持っています。


そのニューモデルということで、とても期待感が高まりました。


いい印象があるので、ワクワクしながら見ていました。



04側面
PINGらしく、かなり大型でシャロー感のあるヘッドです。


こういうところを見るとPINGのドライバーだとすぐに分かります。


最大限のラージサイズと超シャローが、PINGのこだわりといえるのではないでしょうか?


PINGの最新モデルなので、おそらくたくさんの機能が詰め込まれていると思うのですが、こうして見る限り、ゴチャゴチャしたところはなく、すっきりしています。



07ネック長さ
ネックは短めではありますが、これまでのモデルと変わらないように見えます。


かなり重心が低そうです。



10ネックの調整システム
ネックには調整機能が搭載されていました。


これも、これまでのモデルと同じです。



06ウェイト
ソールにはウェイトが搭載されていました。


これも変わりません。


これまでのモデル(G400)と同じようなデザインで、どこが変わったんだろう?と思いながら見ていました。



15フェース面のデザイン

16フェース面のデザイン
すると、フェース面のデザインが変わっていることに気づきました。


はっきりとした違いでした。


これまでのモデルと同じくスイートエリアは広そうですが、機能性が加わったようなデザインになっています。


前のモデルはもっとシンプルでした。


フェース面に、おそらく新たな技術が加えられているのだろう・・・。と思いました。



28FORGED FACE
フェースのトゥ側には『FORGED FACE』の文字がありました。


鍛造フェースは他のメーカーのドライバーでもよく見られますが、PINGでは珍しいのでしょうか?


これまでそれほど意識したことが無かったのですが、こういったところもメーカーのこだわりのような気がします。


PINGのアイアンはテーラーメイドと同じく、ステンレスの印象が強くて、それほど打感にこだわっているような感じはしないのですが、ドライバーは違うコンセプトで開発されているのでしょうか?



11顔
PINGらしい個性的な顔をしています。


この顔を見ても、すぐにPINGだと分かります。


おそらくG400と変わらないような気がします。


今度見比べてみたいと思いました。


大らかそうな顔をしています。


ヘッド後方が大きく膨らんでいて、少しフックフェースに見えました。



12クラウンの突起

13クラウンの突起
クラウンにある、この突起のような物も、これまでのモデルと同じです。


この突起にも、大きな意味があるのだと思います。



21シャローヘッド
かなりのシャローヘッドです。


これ以上はもうシャローにできないといえるほどの『超シャロー』です。


今はディープタイプよりもシャロータイプのほうが圧倒的に多いですが、このPINGはその最たるものといっていいのではないでしょうか?



24オリジナルグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングで好感がもてます。


シンプルなタイプのグリップです。



18振り感
素振りをしてみた感じはまずまずでした。


コンパクトヘッドだと、もっとシャフトの動きに敏感になれるのですが、ここまでヘッドが大きいとヘッドの動きという視覚的効果も大きく感じました。


もし、これが白いヘッドだったら、もっと目立っていただろう・・・。と思いました。


シャフト自体はハードなタイプではなく、今のスタンダードといえるような気がします。


他にも色々なシャフトがラインアップされているそうですが、このシャフトが『純正』といえるでしょうか?



25構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じした。


ヘッドがかなり大きくて、どこに当ててもボールが飛んで行きそうです。


ヘッドが大きくボールが小さく見えるので、ピンポン球のように弾け飛ぶイメージが浮かんできました。


PINGのドライバーを構えていると、よく感じられることです。


クラウンの突起が目に入りますが、邪魔に感じることはありませんでした。


そして、改めて艶消しのブラックは落ち着いて構えることができるな・・・。と思いました。




試打を開始しました。

14フェース面
『打感』は好感がもてました。


予想していたよりもソフトでした。


打つ前はもう少ししっかりとした打感を予想していたのですが、違いました。


ただ、このソフトなフィーリングはPINGらしいな・・・。と思いました。


PINGのドライバーは大らかさが大きな特徴ですが、これまでもグッドフィーリングのドライバーはたくさんありました。


この打感の良さも『FORGED FACE』の効果でしょうか?



19打球音
『音』は、はっきりしていますが、甲高くなく大きすぎないので、好感がもてます。


インパクトをしっかりと感じとることができましたし、緩んだり減速したりすることなく、気持ち良く振り切ることができました。



17トゥ側
球はあがりやすいです。


タフな感じは全くなく、弾道も高めでした。


構えたときに浮かんできたイメージ通りの弾道でした。


浅重心のドライバーではなく、明らかに深重心のドライバーだと思いました。


ロフトが立っていても、球をしっかり浮かせてくれる易しさがありました。


色々と好みが分かれるとは思いますが、このような重心の深いドライバーのほうが、私たち日本人には合いやすいのではないでしょうか?


簡単そうに見えて実は難しそうなクラブと、逆に難しそうに見えて実は易しさ満点のクラブ。


どちらも見ためとのギャップがありますが、嬉しいギャップといえるのは後者のほうではないでしょうか?


このドライバーはそんな易しくてハードルの低いドライバーだと思いました。



22バックフェース
『安定性』も、かなり高いです。


PINGのドライバーは元々、安定性が高くブレにくいイメージが強いので、この高い安定性は予想していましたが、その予想通りでした。


かなり大らかでイージーなドライバーです。


構えたときにイメージしたラインの幅に忠実に乗せてくれ、途中から方向性がブレることもありませんでした。


この安定性の高さは、実戦でも大きな武器になるのは間違いないと思いました。


高安定性ドライバーですが、顔が崩れていないのも魅力的でした。


安定性を高める為に敢えてフィーリング(構えやすさ)は無視して徹底的に『物理的性能』を追求したであろうドライバーにも、これまでたくさん出会ってきました。


それらは確かに曲がりにくいのだろうけど、好感がもてないな・・・。と思えるものが殆どでした。


クセが強すぎて、違和感のあるものが多くありました。


そういった点でも、このドライバーは好感がもてました。


物理的性能が高くても、決してフィーリングを邪魔しないのがいいです。


こういった細かいところも、PINGの得意分野だと思います。



27飛距離性能
飛距離性能も高く、好感がもてました。


弾き感があって、ボールの勢いが強いです。


『オートマ性』があるので、方向性を気にせず思いっきり振っていけるというところもあるのだと思います。


キャリーもしっかり稼いでいけるタイプです。


ハイレベルな飛距離性能ですが、これまでのモデル(G400)も優れているので、大きな違いはないのではないかな?と思うところもありました。


G400よりも大きく飛距離が伸びているとは、正直思いませんでした。



26操作性
『操作性』という点では、難しい感じがしました。


明らかに大らかさが勝ってしまい、曲げるのが難しく感じました。


敏感に反応するタイプではありませんでした。


構えたときに曲げるイメージが出せなかったということもあるのですが、実際に曲げようとしても上手くいきませんでした。


フェースは少し被っているように見えていたのですが、実際には殆どストレートという弾道で飛んでいきました。


少々の左右のブレは、全てヘッドが吸収してしまっている感じでした。


見た目は比較的シンプルですが、見えないところ(ヘッド内部)に、色々な工夫がされているのではないでしょうか?


打ち出しの方向さえしっかりと出していくことができれば、あとはそのままボールは突き進んでいくので、大きなミスにはなりにくいですし、落下地点まで行ってボールを探すのも楽になるだろうな・・・。と思いました。


かなり直進性が高いので、真っ直ぐなホールだと最大限の力を発揮してくれそうです。


逆にドッグレッグホールでは、少し工夫が必要かな?と思いました。



20ヒール側
今のドライバーの中でも最高レベルといえるほどの高い安定性があり、飛距離性能も優れているので、日本のメーカーではリョーマとイメージがダブるところがありました。


リョーマほど高価ではないので、コストパフォーマンスという点では、こちらのPINGのほうが高いといえるような気もします。


どちらもシャロータイプで重心の深い、日本人ゴルファーに合いやすい高性能なドライバーです。



23PING G400MAXドライバー
前のモデルといっていいのか分かりませんが、G400のマイナーチェンジモデルといっていいと思います。


しかし、そのモデルチェンジがしっかりと形になっているな・・・。と思いました。


易しいモデルをさらに易しくしているという印象をもちました。



05PING G400MAXドライバー
PINGは、プロはもちろん、競技志向のアマチュアゴルファーにも人気が高いですし、幅広い層に対応できていると思います。


易しく飛ばすということに長けているドライバーが多いです。



08PING G400MAXドライバー
アイアンやウェッジではもっと丁寧にといいますか、繊細に狙っていきたいけど、ドライバーショットはある程度大らかさをもって、いい場所にアバウトに運んでいきたい・・・。という方も多いのではないでしょうか?


緊張するティショットを無難にやり過ごすことができれば、リズムに乗りやすくなりますが、それにはこのようなイージー系ドライバーが役に立つのではないかな?と思いました。



09PING G400MAXドライバー
最初見たときは、このシャロー感・ラージサイズに驚くこともあったのですが、たくさん試打してきて、理に適っているな・・・。と思えるところもありますし、大きな支持を集めているのも分かるような気がします。


易しくて大きく飛ばしていけるという『分かりやすい』ドライバーです。


これだけ性格がはっきりしているところも、このドライバーの長所のように感じました。


『分かりやすい』というのも性能の一部といえるのではないでしょうか?


PINGのドライバーはプロモデルというイメージもあり、難しそうと敬遠しておられる方がいらっしゃるかもしれませんが、決してそんなことはないので、多くの方に試していただきたいと思いました。
                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2017年11月05日
  

ピン G400 クロスオーバー & ピン G400 ハイブリッド

                 
ピン G400 クロスオーバー & ピン G400 ハイブリッド
今日は、この2本のPINGのクラブを試打しました。

試打クラブ
PING G400 ハイブリッド の2番 と PING G400 クロスオーバー の3番 です。



N.S.PRO MODUS3 TOUR 105&ALTA J CB
<上> クロスオーバー N.S.PRO MODUS3 TOUR 105

<下> ハイブリッド ALTA J CB





<左>G400 クロスオーバー のスペック

ロフトは19度、クラブ長さは39.25インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は391g です。




<右>G400 ハイブリッド のスペック

ロフトは17度、クラブ長さは40.75インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は339g です。





正面
どちらもハイブリッド(日本ではユーティリティという言い方が一般的)といえるクラブだと思いますが、今日は同時に借りることができたので、打ち比べてみることにしました。


両方とも以前試打していますし、違う番手でも試したことがあるのですが、こうして違うタイプを同時に試打する機会はそれほど多くないので、この幸運をありがたいと思いました。


このようなクラブ(ハイブリッド)は、ロフトの立ったクラブのほうが、真価が問われるような気がします。


ロフトの寝ている番手(22度など)ではあがりやすいものばかりですし、大きな特長はつかみづらいところもあります。


曖昧なところもあるような気がしますが、その曖昧さがまたいいのかもしれません。



ネック長さ
どちらもネックの長さがしっかりとキープされています。


PINGのクラブはショートネックのイメージが強いですが、最近はそうでもない物を見かけるようになりました。


こうして見比べてみると、クロスオーバーのほうが少し長く見えました。



顔
<左>クロスオーバー <右>ハイブリッド

顔は大きく違います。


『アイアン型』と『中間型』というようにタイプが異なるので、大きな違いなのは当然ではありますが、私は中間型であるハイブリッドのほうが、好感がもてました。


アイアン型のユーティリティは大好きなのですが、このようなタイプの顔であるのならば、最初から中間型のハイブリッドのほうがいいと思います。


クセのない、素直な顔をしています。



構え感 ハイブリッド
ハイブリッド

構え感 クロスオーバー
クロスオーバー

ボールを前にして構えてみても、違いは一目瞭然でした。


ハイブリッドのほうが構えやすいです。


クロスオーバーもアイアンのような感覚で構えることができるのですが、正直あまり好きになれませんでした。


私はアイアン型ユーティリティのいい物をいつも探しているのですが、このクロスオーバーにはあまり親近感がもてませんでした。


かといって、このクロスオーバーが良くないというのではありません。


あくまでも私がこのクラブに対してのいいところを見つけ出すことができなかったということにすぎません。


クロスオーバーのほうが好きだという方もたくさんいらっしゃると思います。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はハイブリッドのほうが好きです。



音
『音』もハイブリッドのほうが、好感がもてます。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点でも、はっきりハイブリッドに軍配があがりました。


ロフトやシャフトなど主要スペックが大きく違うので単純な比較はできませんが、こうして打ち比べてみても、差がはっきりしていました。


ハイブリッドのほうが、ロフトが立っていることになりますが、重心深度やシャフトの性能などが大きく関係しているのかもしれません。



バックフェース
『安定性』もハイブリッドのほうが、好感がもてました。


どちらも『易しさ最優先』というタイプのクラブではありませんが、こうして打ち比べると、ハイブリッドのほうが、寛容さがあるように感じました。



ヒール側
『飛距離性能』もハイブリッドでした。


易しくキャリーが稼げます。


クロスオーバーのほうが、少しハードルが高いような気がします。



PING G400 クロスオーバー & PING G400 ハイブリッド
『操作性』という点でも、私はハイブリッドのほうがいい印象をもちました。


クロスオーバーが面長なタイプではなくもっと小振りでいい顔をしていたら、また違う結果になったような気もするのですが、この状態だと、ハイブリッドに軍配を挙げます。



PING G400 クロスオーバー & PING G400 ハイブリッド
こうして打ち比べてみると、ほぼ全てにおいて、ハイブリッドのほうが、好感がもてました。


アイアン型は設計自由度が高くないのだと、改めて感じました。

                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2017年08月29日
  

ピン G400 SF TEC ドライバー

                 
ピン G400 SF TEC ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING G400 SF TEC ドライバー です。



ALTA J CB
シャフトは ALTA J CB です。

ロフトは10度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはSR です。



正面
PING G400シリーズのドライバーです。


ようやく、三兄弟のドライバー全てを試打することができました。


これまで試打してきたドライバーはとてもいいので、このクラブにも期待感が高まりました。



側面
シャロー系のドライバーです。


前に試打したモデルよりも、少しシャロー感が強くなっているような印象を受けました。



ウェイト
ソールにある、このウェイトが目立っていました。


このドライバーも、ウェイトが他の2つと微妙に違っていました。


重量配分などを変えてきているのでしょうか?



ネック長さ
ネックは短めですが、見慣れた長さです。



ネックの調整機能
ネックには調整機能が搭載されていました。


他のモデルと同じです。



○
試打するのは、この『O』の位置です。


シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。


フェース高が結構あるので、余計にシャローバックに見えます。



顔
なかなかいい感じの顔でした。


フェースがちょっと左を向いているように見えたのですが、極端ではないですし、これまでも経験しているので、特に苦手意識はありませんでした。


ただ、構えたときに少しプレッシャーを感じるかな?というのはありました。


このフェースアングルが、このドライバーの一番の個性といっていいのかもしれません。



クラウンの凹凸
クラウンにある、この突起部分は、これまでのモデルと同じです。



ドットのような模様
ヘッド後方にある、この『ドット』のような模様も同じです。



フェース面の仕上げ
フェース面の仕上げも同じでした。


指で触れてみたのですが、ザラザラ感がありました。



オリジナルグリップ
オリジナルグリップも同じでした。


ソフトなフィーリングで好感がもてます。



振り感
素振りをしてみても、特に不満はなく振っていくことができました。


全体的にソフトスペックに仕上がっていますが、頼りなさのようなものはありませんでした。



構え感
ボールを前にして構えてみると、『球のあがりやすさ』と『つかまりの良さ』をイメージしました。


ハイドロー系のドライバーだと思いました。


ヘッドがかなり大きく見えるので、ボールが小さく見えました。


しかし、このドライバーも他の2つ同様、460ccではないとの説明を受けました。


私は460ccだろうと思っていました。


このシャロー感がそうさせたのかもしれません。


ラージサイズのドライバーを好まれる方は、このヘッドの大きさに対して不安は感じにくいのではないでしょうか?


すごく大らかそうな感じがしました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は好感がもてました。


しっかりしているのですが、硬すぎることなく、手に嫌な衝撃が残ることもありませんでした。


つかまり感がありました。



打球音
『音』もはっきりしていて良いです。


高すぎることなく、しっかりと振り抜いていくことができました。



トゥ側
球はとてもあがりやすいです。


構えた時に感じていた通りの高弾道です。


かなりキャリーを稼いでいけるドライバーです。



バックフェース
『安定性』も高く、かなりイージーだと思いました。


『三兄弟』の中で、おそらくこのモデルが、一番安定性が高いのではないでしょうか?


それはスイートエリアの広さというよりも、『つかまりの良さ』にあるような気がします。


右にフケる球が一球も出ませんでした。


全て真っ直ぐよりも左へ向かう、つかまりの良い球が出ました。


これまでもたくさん出会ってきた『ハイドロー仕様』ドライバーといっていいと思います。



飛距離性能
『飛距離性能』も優れていました。


三兄弟の中で、このモデルが一番好きだという方も多いのではないでしょうか?


弾きの良さ・あがりやすさに加え、つかまりの良さがとても優れていました。


今は『つかまえて飛ばす』というのがトレンドのような気がするのですが、このドライバーはまさにそんなタイプだと思いました。



操作性
『操作性』という点では、あまり秀でているタイプではないと思うのですが、何といいますか『小回りが利く』感じがしました。


大型ヘッドにありがちな、『緩いターン』ではなく、小気味よく回ってくる感じです。


大外から回ってくるのではなく、インからキュッとターンしていく感じ・・・。といったらいいでしょうか?


こういうタイプは、これまでの大型ヘッドではあまり見られなかったような気もします。


この小回りが利くところがいいな・・・。と思いました。



ヒール側
スライス系よりは、圧倒的にフック系が打ちやすいドライバーです。


私がフッカーということもあるとは思いますが、もしフェードヒッターだとしても、このドライバーの球のつかまりやすさは強く感じていたと思います。


このつかまりの良さは、多くのゴルファーに支持されるのではないでしょうか?



PING G400 SF TEC ドライバー
安定性は高いけど、左右どちらにも散らばってしまう・・・。


少しつかまえに行ったつもりがつかまりきらずに右にプッシュしてしまった・・・。ということは、多くのゴルファーが経験していることだと思いますが、このドライバーではそれが極端に少なくなっていくのではないでしょうか?


『一方通行』といえるほどのはっきりとした性格をもっているので、球筋を安定させやすいと思います。


右に行かない(正確には行きづらい)という安心感から、よりアグレッシブなゴルフが展開できるのではないでしょうか?



PING G400 SF TEC ドライバー
三兄弟のドライバーを試打してみて、それぞれの特徴がはっきりしているのはとてもいいことだと思いました。


この3本で、多くのゴルファーをカバーしているのではないかな?と思いました。



PING G400 SF TEC ドライバー
人それぞれ好みが分かれるとは思いますが、私は最初に試打したLSTドライバーが一番親近感をもちました。


オリジナルもいいですが、違うシャフトでも試してみたいと思っています。



PING G400 SF TEC ドライバー
ここ数年のPINGドライバーの充実振りは目を見張る物がありますが、今年のモデルもハイレベルに仕上がっているな・・・。と思いました。


                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2017年08月26日
  

ピン G400 フェアウェイウッド

                 
ピン G400 フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING G400 フェアウェイウッド の3番 です。



ALTA J CB
シャフトは ALTA J CB です。

ロフトは14.5度、クラブ長さは42インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は318g です。



正面
ピンG400シリーズのFWです。


これまで、ドライバーやハイブリッド・アイアンを試打してきましたが、今日はフェアウェイウッドを試打する機会に恵まれました。


ドライバーやハイブリッドとのデザインの共通性が保たれていて好感がもてます。


ここ数年、PINGはドライバーの充実ぶりが目立ちますが、FWも優れた物があります。


好感のもてるものはいくつかありますが、その中でもi25というFWはとても印象に残っています。


試打していて、その球のあがりやすさといいますか、弾道の高さと飛距離性能の高さは素晴らしいと思いました。


PINGのFWの中で、一番好きです。


購入したいと思っていたのですが、お金が貯まる前に廃番になってしまったので、非常に残念です。


私は中古ショップには殆ど行ったことが無いのですが、今度中古ショップに行って探してみようかと思うくらい気に入っています。


名器といっていいクラブです。



側面
全体的にシャローな感じのFWです。


これまでのPINGのFWと共通する部分です。


ゴチャゴチャしたところはなく、むしろシンプルなデザインですが、おそらくかなりの技術や工夫が、このクラブにも注ぎ込まれているのだと思います。


ドライバーやハイブリッドで、それを実感しています。



ウェイト
ソールにはウェイトがひとつだけ配置されていました。


ドライバーやハイブリッドと共通しています。



MARAGING STEEL
ヒール側には『MARAGING STEEL』の文字があったので、マレージング鋼が使われているのが分かりました。


先日試打したハイブリッドと同じです。


ハイブリッドと同じような設計になっているのでしょうか?



ネックの長さ
ネックの長さは適度にありました。


ショートという感じはしません。


先日試打したハイブリッドよりは、少し短く見えます。



平らなソール
ソールが、かなり平らに近い感じがしました。


これもハイブリッドと同じ特徴です。


かなり共通点が多そうです。




ネックの調整機能
ネックには調整機能が搭載されていました。


ハイブリッドには無かったのですが、ドライバーにはありました。


ドライバーとフェアウェイウッドには調整機能をつけるけど、ハイブリッドには不必要というメーカーの考えがあるのでしょうか?



O
試打するのは、この『O』のポジションです。



シャローヘッド
かなりのシャローヘッドです。


PINGのFWらしい特徴です。


スプーンで、これだけの薄さは昔では考えられなかったですが、今はポピュラーになりました。


ディープなタイプを探すほうが難しいと思います。


スプーンの直打ちは、多くのゴルファーにとって『試練のひとつ』のようなところが昔はありましたが、今は簡単なクラブが多くなりました。


それだけメーカーの研究が進み、FWの重要性が認識されているのだと思いますし、FWやUTがスコアの鍵を握っているといえるのだと思います。



顔
PINGらしい三角形に近い顔で、大らかそうな雰囲気がありました。


大顔という感じはしませんが、易しそうな感じが見ていて伝わってきます。


この艶消しなところもすごくいいです。



クラウンの突起
クラウンにある、この突起も目立っていました。


ハイブリッド同様、ドライバーと比べるとシンプルではありますが、これはやはりヘッドの大きさによるところが大きいのかもしれません。



フェース面の仕上げ
フェース面を指で触ってみたのですが、ザラザラした感じはなく、むしろ『スベスベ』といいますか、『つるつる』に近い感じでした。


ドライバーはザラザラした感じがあったので、FWはどうかな?と思っていましたが、全く違う触感でした。


ドライバーとFWとの違いによって、あえてこのようにしているのかな?それともチタンとマレージングという素材の違いによるものなのかな?と思いました。



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップは、ソフトなフィーリングで、好感がもてます。


これまでも出会ってきたグリップです。


調整機能付きだからでしょうか?


ドライバーと同じく、バックラインはありませんでした。


シャフトが回ってしまうからだと思います。


今はバックライン有りを好まれる方のほうが多いと思うので、そういう方は調整するかしないかを決断し、するのであれば、調整した後にもう変えないということを決めて、バックライン有りのグリップに交換するのがいいように思います。


私は普段からバックライン無しをずっと使っているので、全く気になりませんでした。



振り感
素振りをしてみると、なかなかいい感じでした。


タイミングもすぐに合いました。


FWにしては少し軽量ではありますが、特に頼りない感じはしませんでした。



構え感
ボールを前にして構えてみると、好感がもてました。


いい顔をしているので、方向性に対する不安がありませんでした。


シャロー感もあるので、球もあがりやすそうです。


こうして構えていると、このクラブがスプーンだということを忘れてしまいそうです。


今始まったことではありませんが、今のFWは構えたときに番手感覚が曖昧になってしまいそうになることがあります。


昔のパーシモンやメタルでは、番手によって顔がはっきりと分かれていましたが、今の高性能化に伴い、こういったところが変わってきたように思います。


それだけ、今は昔では考えられないほど性能や機能性がアップしているのだと思います。


アイアンの『スタンディングロフト化』に伴い、FWも番手の区切りといいますか、境界線のようなものも曖昧になっているのかもしれません。


このFWはとても構えやすいですが、いい意味で、こちらにあまり情報を与えていない感じがしました。


何も考えず、このままスッと構えて振り抜けばいいように感じました。


それが、このクラブの私に対するメッセージのような気がしました。


まずは、このクラブに全て任せる感じで振っていこう・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。


少しこもったところもあったのですが、大きな不満はありませんでした。


感情の抑揚を抑えた・・・。といいますか、起伏の無い感覚で打っていきました。



打球音
『音』は、はっきりしているのですが、邪魔に感じることなく、いい感じでした。


インパクトが緩まず、最後までしっかりと振り切ることができました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通だと思いました。


ロフト(14.5度)もあると思いますが、少しタフな感じもしました。


FWはハイブリッドやアイアンと同じように、ティアップせずに直打ちで試打するようにしているのですが、すごくあがりやすくて高弾道というよりは、しっかりしている印象をもちました。


もちろん、あがりづらくてとてもハードルが高いという感じではなく、むしろ普通といえるのですが、今はあがりやすい3Wがたくさんありますし、このヘッドのシャローさからすれば少し意外でした。


いわゆる『当てさえすれば自然にあがる』というタイプではなく、しっかりととらえていかないとあがりきらないですし、ある程度のHSも要求されると思います。


どちらかといえば、ヒッター向けといえるかもしれません。


ただ、今回は3Wを試打したので、違う番手だと印象も大きく変わってくると思います。


このクラブで4Wや5Wがあるのであれば、そちらはもっと易しいのではないかな?と思いました。


最初はマットの上から直打ちで試してみたのですが、その後ティアップして打ってみました。


球は充分過ぎるほどあがって飛んでいきました。



バックフェース
『安定性』は高いです。


シビアさは感じません。


大らかなタイプのFWです。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じです。


安定していると思いました。


弾道も力強いですし、パワフルな感じでした。


最近のFWはドライバーと同じように弾きのいい物が多いですが、このFWも同じようなタイプでした。


今は低スピン性能タイプのFWもありますが、このクラブは低スピンという感じはしませんでした。


普通のスピン性能で、昔のFWよりは低スピン性能が優れていると思いました。



操作性
『操作性』という点では、まずまずでした。


左右に曲げるのは難しくないですが、大きな曲がりはあまり期待できない感じがしました。


ただ、今は大きく曲げるよりは、できるだけ真っ直ぐに近い感じで飛ばしていきたい・・・。というのが多くのゴルファーの願うところだと思うので、そういった意味ではニーズにマッチしているように思います。


左右どちらかにクセがあるタイプではなく、ニュートラルタイプでした。



ヒール側
易しすぎない『適度な易しさ』があって、弾きの強いFWというのが、このクラブに対しての印象です。


安定性も優れていますし、バランスがいいです。



PING G400 フェアウェイウッド
ドライバーやハイブリッドとの流れも良さそうで、セットで使ってみたいな・・・。と思いました。


価格的にも、それほど高価なタイプではないので、コストパフォーマンスは高いと思います。


性能的にも価格的にも親しみやすさを感じます。



PING G400 フェアウェイウッド
昔のPINGのドライバーやFWは多少気難しいといいますか、シビアなタイプが多かったのですが、今は真逆で大らかなタイプが殆どです。


このクラブも大らかさを充分に感じることができました。



PING G400 フェアウェイウッド
ちょっと前までの大らかなタイプのクラブは、大きなクセがあったり、フィーリングが良くなかったりする物もありましたが、このクラブにはそういうマイナスは感じませんでした。


物理的な性能とフィーリング性能のバランスがとれているように感じました。



PING G400 フェアウェイウッド
コースでも試してみたい、好感のもてるFWなので、次は違う番手でも試してみたいと思いました。


                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2017年08月20日
  

ピン G400 ハイブリッド

                 
ピン G400 ハイブリッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブはPING G400 ハイブリッド の2番 です。



ALTA J CB
シャフトは ALTA J CB です。

ロフトは17度、クラブ長さは40.75インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は339g です。



正面
PING G400シリーズのハイブリッドです。


G400シリーズはドライバーを試打していて、とてもいい印象があるので、このクラブにも期待できそうだと思いました。



側面
少しシャローな感じのハイブリッドです。


それよりも、ソールが平らに近い形状で、そこに目が行きました。


最近は丸みを帯びているものが多いので、このように平らなタイプは珍しいような気がします。


これにもPINGの緻密な計算があるのだと思います。


ウッド系のクラブを好まれる方は、この平らに近いソール形状に好感を持たれる方も多いのではないでしょうか?


接地面積の少なさで滑らせていくのではなく、ソール全体でまんべんなく滑ってくれそうな印象があります。



ソールのウェイト
ソールにはひとつだけウェイトがありました。


よく目立っていました。


専用の工具を使えば取り外しは簡単そうですが、数字が刻印されていなかったので、何gなのか分かりませんでした。


ウェイトを交換するタイプではないのかもしれません。



MARAGING STEEL
『MARAGING STEEL』という文字があったので、マレージング鋼が使われているのが分かりました。


最近は少しずつ増えてきたように思います。


今のドライバーは、チタンがほぼ100%といっていいと思いますが、UTやFWなどもっと小さいヘッドになると、今でもいろいろな素材が使われているようです。


チタンは強度が高いので、ヘッドを大きくしても薄くすることができ、軽量化できるのが大きなメリットだと思いますが、UTやFWはそれほど大きさが求められていないので、チタンにする必要性はないのかもしれません。



ネックの長さ
ネックの長さはたっぷりありました。


珍しいです。


今のハイブリッドの中でも確実にロングですし、ショートネックのイメージが強いPINGから、このようなクラブがでるのが少し意外でした。


しかしロングネックは嫌いではなく、むしろ好きですし、これまでもいいクラブが多かったので、期待感が大きくなりました。


こうして見ているだけだと、PINGのクラブだと分からないな・・・。と思いました。


ネックに調整機能は搭載されていませんでした。


ドライバーにはあったのですが、ハイブリッドには必要ないということなのかもしれません。


テーラーメイドなどはドライバーに限らず、FWやUTにも調整機能が搭載されていますが、こういったところはメーカーの考え方の違いなのかもしれません。


調整機能を必要とされている方には、物足りないところかもしれませんが、私はシンプルでいいな・・・。と思いました。



シャローバック
セミシャローバックタイプといっていいでしょうか?


最近はディープ系も多くなりましたが、この形もよく見かけます。


ドライバーの流れに沿っているような形状です。



顔
とてもいい顔をしていました。


最近はオフセットが強く利いていてアゴがでているUTが多いように思うのですが、このクラブは違いました。


昔ながらのオーソドックスな顔です。


ヘッドも小振りで、いい感じです。


この顔も、これまでのPINGのイメージとはちょっと違うように見えたのですが、いい感じで変わってきているので好感がもてました。


艶消しなのもいいです。


これなら天候に左右されず落ち着いて構えることができそうです。



クラウンの突起
クラウンの突起もありました。


先日試打したドライバーと比べるとシンプルです。


ヘッドの大きさによって変えているのでしょうか?


この突起があることによって、どれだけいい結果が得られるのか、はっきりとした数値で知りたいな・・・。と思いました。



フェース面のスコアライン
フェース面のスコアラインはきちんと『溝』になっていて、凹凸がありました。


最近はフラットな物も多いですが、このクラブは違いました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはベルベットタイプで、とても良いです。


この独特のしっとり感がたまりません。


他のグリップと比べても比較的安価で、量販店などでも購入しやすいのもいいです。


量販店で、このグリップを置いていない店はおそらく無いと思います。


それくらい、ポピュラーなグリップです。


グリップは消耗品なので、常に交換のことを考えておかなくてはなりません。



振り感
素振りをしてみても、なかなかいい感じでした。


ハードなタイプではありませんが、タイミングも取りやすく、頼りない感じはしませんでした。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じでした。


奇をてらったところが全く無く、オーソドックスでした。


独特の『静寂感』といったらいいでしょうか?


すごく落ち着いて構えることができました。


そこに邪念は無く、集中して構えることができました。


クセの無い、いい顔をしているということもありますし、適度な大きさというのもすごくポイントが高いです。


ボールとの大きさの対比も良くて、バランスが取れていました。


大味な感じは全くありませんでした。


最近のハイブリッド(UT)の中では小顔なほうだと思います。


少しボールが大きく見えたのでイメージが、より鮮明に浮かんできました。


球は適度にあがってくれそうですが、左へ引っかけそうな感じがしなかったのも好感がもてました。


クラウンの突起も、全くといっていいほど気になりませんでした。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は良いです。


すごくソフトという感じではないのですが、どっしりというよりは、ややライトなフィーリングでした。


球の抵抗感をあまり感じませんでした。


弾き感がありました。



打球音
『音』は小気味いい金属音でした。


高すぎず大きすぎず好感のもてる音です。


金属系クラブの見本となるような、いい音だと思いました。


フィニッシュまで気持ち良く振り切ることができました。



トゥ側
球のあがりやすさも、いい感じでした。


見た目シュッとしていてカッコいいので、難しそうと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に打ってみると見た目の印象以上にあがりやすいクラブだと思いました。


ソールにある大きなウェイトがよく効いているのかもしれません。


タフな印象はありませんでした。


このハイブリッドはロフトが17度ということで、FWでいえば今はバフィ(4W)が殆どないので、クリーク(5W)に相当するでしょうか?


私は昔からバフィは16度、クリークは18度というイメージをもっているのですが、このクラブはクリークに近い印象をもちました。


クリークのあがりやすさを、そのままこのクラブで体感できました。


高弾道でしっかりとキャリーを出して運んでいけるクラブです。


FWよりもUTが得意な方には、とても魅力的な性能をもったクラブといっていいように思います。


ただ、普段からクリーク(5W)を愛用しておられる方の中には、少しあがりづらく感じられる方もいらっしゃるかもしれません。


使い慣れているクリークのほうがあがりやすいかもしれません。


今のあがりやすい5Wと比べると、少しタフに感じられるかもしれません。


アイアンならば2番になると思います。


さすがに今は2番アイアンを見かけるのは難しいと思うので、アイアンを多く使っておられる方にとって魅力的なクラブといえるのではないでしょうか?


2番アイアンよりは、はるかにあがりやすくて易しいクラブなのは間違いありません。


ロングアイアンの代わりにUTを使いたい・・・。という方には、とても親しみやすいクラブといえるのではないでしょうか?


今回試打したのはロフトが立ったモデルですが、当然ながら違う番手のクラブもあると思いますし、そういったクラブではもっと親しみやすさが増すと思います。


17~18度くらいはFWを考えておられる方も多いと思いますが、意外とこれくらいのロフトのUTも掘り出し物がたくさんあるように思います。


タフさ全開のクラブではありませんが、ヒッター向けのクラブであることは間違いないと思います。



バックフェース
『安定性』は、なかなかいい感じでした。


小振りでいい顔をしていますが、気難しさのようなものはありませんでした。


むしろ穏やかといいますか、大らかな性格をしているな・・・。と思いました。


絶対に曲がらない、曲げるのが難しいというクラブではありませんが、普通に振り抜いていく限り、大きなミスにはつながりにくい印象をもちました。


クセの無い顔をしているからなのか、球を拾うタイミングも揃いやすく、安定しているな・・・。と思いました。


シビアさは全く感じず、直進性も高さを感じました。


この大きさのハイブリッドの中では、かなり安定性に長けていると思います。



飛距離性能
『飛距離性能』も優れていました。


弾きが良くて初速が速く、弾道の高さが印象に残りました。


ゴチャゴチャした感じはなく、むしろシンプルな感じがしますが、見えないところにも飛ばす為の工夫がたくさんされているのではないでしょうか?


この飛びを見て、先ほど見た『MARAGING STEEL』のことを思い出しました。


マレージング鋼を使っているのも、この飛距離性能につながっているのかもしれません。


最近のウッド系クラブはフェース面に色々な工夫がされている物が多く、おそらくこのクラブもそうだと思いますが、それ以外の部分でもマレージング鋼が活きているのかな?と思いました。


もしそうだとしたら、これからは再びマレージング鋼が脚光を浴びることもあるかもしれません。


もう既に浴びているのかもしれませんが・・・。


飛距離性能は優れていますが、飛ぶときはよく飛ぶけどミスしたら大きく距離をロスするという『一発の飛びタイプ』ではなく、安定して飛ばしていける『安定型』だと思いました。


反発エリアの広さがそうさせているのかもしれません。



操作性
『操作性』は普通でした。


顔がいいので色々と細工をしてみたくなりましたし、実際に左右に曲げるのも難しくはなかったのですが、できればあまり細工をせずに自然に振り抜いていきたい感じがしました。


適度な小顔ということもありますし、私がフッカーということもあると思いますが、『スライス』『フック』でいえば、私の場合はフックのほうが自然な感じがしました。



ヒール側
PINGの今年のニューモデルG400は、ドライバーの印象がとても強いですが、このハイブリッドもいいクラブだな・・・。と思いました。


ドライバーとの流れもいいので、セットで使っていけそうです。


海外メーカーで、ハイブリッド(UT)がいいメーカーといえば、やはりタイトリスト・キャロウェイ・テーラーメイドの『御三家』が真っ先に浮かびますが、そこにピンも加わってきて『四天王』といいかもしれません。



PING G400 HYBRID
かなりのハイテククラブだと思いましたが、そこに嫌味といいますか、変なクセのようなものが無かったところにも好感がもてました。


すぐにでも実戦投入できそうな感じがしました。



PING G400 ハイブリッド
顔が良くてカッコいいクラブですが、尖った性格ではなく、むしろ穏やかで丸い性格をもったクラブだと思いました。


性能的にも、どこか一カ所だけ優れているのではなく、バランス良く高性能なところもいいです。



PING G400 ハイブリッド
この番手(2番)でいい印象をもったので、次は違う番手でも試打してみたいと思いました。


私は今、ハイブリッドを買い替える予定は無いのですが、もし購入するなら、このクラブも候補に入れたいと考えています。



PING G400 ハイブリッド
今のPINGの充実振りが伺える、秀作ハイブリッドです。


                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2017年08月17日
  

ピン G400 ドライバー

                 
ピン G400  ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING G400 ドライバー です。



ALTA J CB
シャフトは ALTA J CB です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は305g です。



正面
ピンG400シリーズのドライバーです。


先日G400 LST というドライバーを試打したのですが、このドライバーはシンプルにG400という名前だけです。


おそらく、このモデルがメインといいますか、スタンダードなタイプなのだと思います。



側面
シャロー感があって、大きく見えますが、黒という色がよく効いていて、シブさがあります。


色々な工夫は見られますが、比較的シンプルでまとまっています。


機能性ドライバーにありがちな、ゴチャゴチャした感じはありませんでした。



ウェイト
ソールにはウェイトがありました。


これはLSTと同じですが、それぞれの位置が逆になっていました。


どういう意味があるのでしょうか?


重心深度などが変わっているのかもしれません。



ネック長さ
ネックは短めですが、PINGらしい長さといっていいのかもしれません。


最近のPINGのドライバーは、これくらいの長さでずっときているような気がします。



ネックの調整機能
ネックには調整機能が搭載されていました。



○
試打するのは、この『0』のポジションです。



顔
顔はいい感じでした。


先日試打したLSTの顔は好感を持っていたので、このドライバーにも期待していましたが、期待通りでした。


ヘッドは大きく見えましたが、艶消しのブラックということもあったのか、少しキュッと締まっているように見えました。


店員さんから、このドライバーは460ccよりも少し小さいんですよ・・・。と説明を受けました。


LSTは確かに小さく見えましたが、このドライバーは460ccくらいに見えました。


シャロー感があったからかもしれません。


今は460ccのヘッドが圧倒的に多く、間違いなく主流といっていいと思います。


日本のメーカーでは小振りなドライバーを発売することもありますが、海外のメーカーでは全くといっていいほど見られません。


460ccが当たり前といいますか、『460ccありき』で設計がされているように感じます。


460ccは『ルール上の最大値』であって、必ずしも『誰にでも合う最適な大きさ』とはいえないと思っています。


ルール上は上限10ccまで許容範囲が決められているので、460ccよりも大きいヘッドが普通に出回っているということも以前訊いたことがあります。


ドライバーが大きくなって易しくなったと感じておられる方は多いと思いますが、アイアンやウェッジなどと比べると、大きすぎるような気もします。


地面の上から直に打つクラブのアイアンやウェッジ、またはFWやUTもヘッドが大きくなりすぎてしまうと逆に難しさがでてしまいます。


これだけクラブが大きくなったのだから、それに合うようにボールも大きくなれば・・・。ということになりますが、ボールはクラブ以上に厳しいルールが決められていて、大きさの上限も決まっています。


クラブばかりが大きくなってきているのが現状といえるのかもしれません。


ドライバーだけが大きくて、あとのクラブがノーマルサイズで、ドライバーを難しく感じてしまい、使う頻度が少なくなってしまった・・・。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?


とはいっても、今は『460cc』が殆どなので、私たちラストユーザーにはあまり選択の余地がありません。


今ある道具の中で使っていくしかありません。


そういったことを考えると、このドライバーには好感がもてました。


PINGがどのような設計意図をもっているのか分かりませんが、このような大きさにしてくれているのはとてもいいと思いました。


必ずしも大きければ大きいほどいいというわけではないと思います。


先ほども書きましたが、460ccはあくまでも『ルール上の上限』であって、必ずしもベストな大きさ(体積)ではないと思いますし、その人に合った大きさというものがあるように思います。


ヘッドが大きくなりすぎて、逆にドライバーが難しくなった・・・。と感じておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?


ヘッドを大きくすればシャフトも長くしたくなりますが、クラブの長さも上限が決まっているので、これ以上大きくする必要もないのかもしれません。


先日試打したLSTや、このドライバーに出会い、『PING=460cc』という構図は崩れそうです。


小顔タイプは難しそう・・・。と敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、このドライバーはそれほど小ささが強調されているタイプではないので、普通の460ccと同じように感じられるのではないでしょうか?


小さくて不安にさせる要素は無いと思います。



クラウンの突起
クラウンには独特の突起物がありました。


これはLSTと同じです。


これにもし色が付いていたら邪魔に感じたと思うのですが、同じ色ですし、艶消しになっているので、あまり気にならないのがいいです。



クラウンの突起
バックフェース寄りにも、独特のドットのような模様がありました。


LSTと同じです。



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。


昔のPINGのドライバーはディープな印象が強かったですが、今はもうこのタイプがすっかり定着しています。


低重心を感じさせますし、重心の深さもありそうです。



フェース面の仕上げ
フェース面の仕上げもいい感じです。


指で触れてみたのですがLST同様、ザラザラしていました。


『粗仕上げ』な感じです。


ボールをしっかりつかまえてくれそうですし、インパクトのときに結構摩擦力も発生するのではないかな?と思いました。


これまでも同じようなフェース面のドライバーにいくつか出会ってきましたが、それらに共通しているのは、『飛びに長けている』ということです。


かなり仕事をしてくれそうなフェース面です。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、ソフトなフィーリングで好感がもてました。


LSTと同じグリップです。



振り感
素振りをしてみると、なかなかいい感じでした。


つい先日経験しているので、その感覚のまま振っていけばいいのだと思いました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じでした。


変なクセは見られませんでした。


ロフトが10.5度ということもあるのだと思いますが、フェース面が上を向いているのがよく分かりました。


おそらく『リアル』だと、もっと寝ているだろう・・・。と思いました。


こうして構えてみても、やはり普通の『460cc』くらいに見えました。


小振りな感じはしませんでした。


ヘッド後方の膨らみが大きく見えたからなのかもしれません。


球もあがりやすそうですし、方向性への不安もありませんでした。


大らかそうなドライバーだな・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は良いです。


しっかりとした手応えがありました。


ボールの重さを感じることができました。



打球音
『音』も良いです。


はっきりとした金属音です。


何といったらいいでしょうか?


『スイングを良くしてくれる音』といったらいいでしょうか?


伸び伸びと振っていくことができました。


はっきりしていますが、心地いい音でした。


これまで、インパクトが緩んでしまったり、スイングが萎縮してしまったりする音を発するドライバーに出会ったこともありましたが、この音は違いました。


飛ばす為のクラブであるドライバーは、やはり伸び伸びと振らせてくれる音でないといけないな・・・。と思いました。


このドライバーの音は好感がもてました。



トゥ側
球はあがりやすいです。


すごくイージーな感じがしました。


艶消しのブラックがシブくてカッコいいですが、タフなドライバーではないと思いました。


構えたときにフェース面がよく見えていたので、球はあがりやすそうだな・・・。と思っていたのですが、その予想通りのあがりやすさでした。


先日試打したLSTよりは、こちらのほうが明らかにあがりやすい印象をもちました。


LSTのロフトは10度で、このドライバーは10.5度なので、わずか『0.5度』の違いではありますが、かなり違うと思いました。


違うメーカーで、10.5度のタフなドライバーもありましたが、このドライバーはそんなタイプではなく、受け皿の大きい親しみやすさのあるドライバーだと思いました。



バックフェース
『安定性』も高いです。


スイートエリアも広めで、かなり弾く感じが強いです。


その弾くエリアも広く感じました。


少しトゥ寄りにヒットして、コスってしまったかな?と思うこともあったのですが、意外なほど球の伸びが良く、方向性も保たれていました。


大らかなタイプのドライバーだと思いました。


こういうタイプのドライバーは、PINGの得意とするところだと思います。


シビアさは全く感じませんでした。



飛距離性能
『飛距離性能』も優れています。


易しさのあるドライバーですが、そこに『頼りなさ』のようなものは感じませんでした。


高めで力強く、『熱い感じ』の弾道でした。


これまではイージーだけど弾道が弱い感じで、物足りなさを感じたことはたくさんありましたが、このドライバーは違いました。


易しさと力強さのバランスが取れているように感じました。


調整機能は一応付いていますし、ウェイトもありますが、それ以外は結構シンプルな感じのするドライバーです。


それでいて、この飛距離性能があるということは、見えないところにかなりの工夫がされているのだと思います。


ただ、私にはちょっと上がりすぎる感じがしましたし、先日試打したLSTの印象が強烈に残っているので、私にはLSTのほうが合いやすいのではないかな?と思うところはありました。


今度機会があれば、打ち比べてみたいと思います。



操作性
『操作性』という点では、オートマチック性を感じたのですが、一応左右に曲げることもできました。


ただ大きく曲げるのは難しく感じたので、小さい曲がり幅で勝負していくタイプのドライバーだと思いました。


できるだけ真っ直ぐに近いイメージをもって打っていくのもいいのではないかな?と思いました。


左右どちらかでいえば、私は少し左のほうが易しく感じました。


球のつかまりはいいように感じました。


それは、今のドライバーの多くに共通しているところです。



ヒール側
『易しさ』と『飛び』に長けているドライバーです。


易しいですが、ただ易しいだけでなく、力強さがありポテンシャルの高さを感じました。


上級者の方はもちろんですし、まだキャリアは浅くて球が少し散らばってしまうけど、体力には自信がある・・・。という方にも試していただきたいと思いました。


力強いスイングを支えてくれる『懐の深さ』のようなものを感じましたし、この力強い飛びは実戦でも多いに役立つのではないでしょうか?



PING G400 ドライバー
先日試打したLSTと見た目はとてもよく似ているように感じていたのですが、実際に打ってみると、結構違う感じがしました。


どちらも弾きが強くて力強い弾道ですが、LSTのほうが、よりしっかりしている感じがして、効率よく飛ばしていける感じがしました。


弾道の好みも分かれると思います。



PING G400 ドライバー
LSTは普段一桁ロフトを使っておられる方でも、まずは10度を試していただきたいと思いましたが、このG400はそのままでいいと思いました。


球がちょっと上がりすぎるかな?という方もいらっしゃるかもしれません。



PING G400 ドライバー
構えたときに方向性への不安が無いですし、実際に大らかさをもったドライバーなので、方向性を気にせず気持ち良く振っていけるのもいいです。


こういった特長は、これまでのPINGドライバーに共通したところです。


易しいだけのドライバーではなく、そこには大きな理由があり高い性能をもったドライバーです。


ドライバーにはまず易しさを求めていたけれど、やっぱり飛距離も譲りたくないな・・・。という方もいらっしゃると思います。


そんな方にも試していただきたいと思いました。



PING G400 ドライバー
今のPINGの充実振りが伺える、秀作ドライバーです。


このドライバーが出現してその性能を体感し、『PINGデビュー』される方も多いのではないでしょうか?


昔のPINGのドライバーはタフな物も多く、必ずしも日本人に合っていないようなところもありましたが、ここ数年は日本人にすごくフィットしたドライバーが増えてきたように思います。


このドライバーもそんなタイプのドライバーだと思いました。


とても気に入ったので、また何度でも試打したいと思いました。


                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2017年08月14日
  

ピン G400 アイアン

                 
ピン G400 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING G400 アイアン の7番 です。



N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 です。

ロフトは30度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS です。



正面
ピンG400シリーズのニューアイアンです。


これまで、ドライバーとアイアン型ユーティリティを試打してきましたが、今日はアイアンを試打することができました。



側面
大型でポケットのあるアイアンです。


ピンのアイアンといえば、このようなタイプを真っ先に連想するのですが、ニューモデルでも変わりませんでした。


デザインは多少変わっているものの、これまでのモデルとあまり変わらないように見えました。



彫りの深さ
彫りの深さもたっぷりあります。


フルキャビティ+ポケットタイプの、易しさ重視のアイアンのようです。


ナチュラルタイプとは正反対で、たくさんの手が加えられた、高い機能性を持ち合わせたアイアンといっていいように思います。


今はこういうタイプが多くなりました。


シンプルなキャビティアイアンは少なくなったような気がします。


マッスルバックが主流の頃は、ハーフキャビティにも易しさを感じていたものですが、今はそれではまた足りないのかもしれません。


易しさへの追求は尽きないような気もしますが、これ以上易しくするのが至難の業ではないかな?と思います。


それくらい、今のアイアンにはたくさんの工夫がされています。



バックフェースのアクセサリー
バックフェースにある、この黒くて丸いものは、インパクト時の衝撃を緩和させるものでしょうか?


よく目立っています。


ウェイトのような物が組み込まれているのが分かりました。


これまで出会ってきたピンのアイアンに見られる特徴です。



トップライン
トップラインは厚めでしたが、微妙に丸みがあって、どこかまろやかな雰囲気がありました。


独特の艶消し感もあって、いい感じです。



ソール幅
ソール幅はワイドでしたが、極端ではありませんでした。


トップライン同様、いい感じの丸みがあって、雑な感じはしませんでした。



トレーリングエッジ
特に、トレーリングエッジが大きく丸みを帯びているのが目立ちました。


これまでのピンのアイアンでは珍しいような気がします。


こういった部分には、あまり手が加えられなかったモデルが多かったように思います。


これも、他のメーカーとの兼ね合いといいますか、時代の流れのようなものがあるのかもしれません。



ネックの長さ
ネックの長さは普通でした。


昔のピンのアイアンと比べると、ちょっと長い感じもするのですが、他のメーカーも含め、今では主流といっていい長さだと思います。



ネックの凹み
このネックの凹みもお馴染みです。


ピンのアイアン型クラブには必ずといっていいほど見られる工夫です。


強度など色々な問題が出てくると思いますが、いずれドライバーやFWなどウッド系のクラブに採用されることもあるのかな?と思いました。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


見慣れた感じの『スタンプ式』フェース面です。


『削る』というタイプではありませんでしたが、これが普通ともいえます。


製造にはあまり手間をかけていないように見えます。


このフェース面はちょっと大味な感じがしました。


特に工夫のようなものは見られませんでした。


フェース面はボールとの唯一の接点なので、色々な工夫があってもいいのではないかな?と思うのですが、他のメーカーでもあまり見られないということは、それほど効果が期待できないのかな?と思いました。


それよりも、フェース面はルールで厳しく制限されていてデリケートな部分なので、工夫しづらいところもあるのかもしれません。



オリジナルグリップ
オリジナルグリップはベルベットタイプで好感がもてました。


微妙なフィーリングが要求されるアイアンやウェッジには最適なグリップだと思います。



振り感
素振りをしてみると、いい感じでした。


タイミングも取りやすいです。


しっかりと振っていくことができました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、ちょっと個性的ではあるのですが、クセはそれほど強くないです。


まずまずの構え感でした。


ラージサイズでグースの利きも強いですが、これまでのモデルよりは親しみやすい感じがしました。


私の好むタイプではないのですが、強い苦手意識は芽生えませんでした。


注意するのはグースタイプなのでダフったり、逆にトップしたりしないようにすることでした。


あまりグースを気にしすぎないように心がけました。


『フォーカスをずらす』といいますか、少し焦点をぼかして、気持ちを入れすぎないようにしました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、まずまずでした。


アイアンの打感は大きく分けて『集中型』と『分散型』の2つがあると思うのですが、このアイアンは分散型でした。


マッスルバックやハーフキャビティなどは集中型で、芯は小さいかもしれないですが、その芯で捉えたときのフィーリングの良さや球の強さは格別なものがあります。


逆に分散型は集中型のようなフィーリングや球の強さはありませんが、大らかさがあり、いい意味で『曖昧』に打っていけるように思います。


曖昧さは武器にもなりますが、それがあまりに強すぎたり、それに慣れすぎてしまうとプレイヤーのもつ感性にも影響を及ぼしてしまうような気もします。


このアイアンは分散型ではあるのですが、これまでのように大味で伝わってくるものが少ない・・・。という感じではありませんでした。


マイルドで、『コツコツ』した感触が伝わってきました。


打つ前はあまり期待していなかったので、このフィーリングはちょっと意外でした。


バックフェースの黒いパーツがよく効いているのかもしれません。



トゥ側
球はとてもあがりやすいです。


これは予想通りでした。


幅広い層に対応しやすい、オールマイティなタイプだと思いました。


ワイドソールタイプの利点といえるでしょうか?


ノーマル幅のアイアンでは普通に上からとらえたくなりますが、このようなワイドソールだと上手く滑ってくれるので、その滑りを利用していけるのがいいように思います。


昔からダフりは大きなミスのひとつで、弾道や球筋に大きな影響を及ぼしますが、そのミスがミスになりにくいような印象をもちました。


今はソール幅だけでなく、そのソール形状が、かなり研究されていると思います。



バックフェース
『安定性』は高く、かなり寛容な感じがします。


スイートエリアといいますか、『球を弾く部分』は大きいように思います。


シビアな感じは全くなく、大らかで易しさを充分感じました。



飛距離性能
『飛距離性能』も高く、今風の『飛びアイアン』です。


球がフェースにしっかり乗るというよりは、『バン』と小気味よく弾いて飛んでいく感じです。


飛ばす為の工夫が色々されているようです。


アイアンに寛容さと飛距離を求めておられる方には、魅力的なクラブといえるのではないでしょうか?



操作性
『操作性』という点では、あまり優れていないように感じました。


どうしても大らかさが勝ってしまう感じで、敏感に反応してくれませんでした。


ヒール寄りに打ってもいい感じでしたが、少しトゥ寄りにずらしても、球筋が大きく変わることはありませんでした。


見た目通りのオートマチック系アイアンです。



ヒール側
ピンのアイアンらしい特徴が充分ありましたが、これまで出会った同じようなタイプのモデルよりも構えやすさと打感が向上しているように感じましたし、それが一番強く印象に残りました。



PING G400 アイアン
かなり距離が稼げるので、時代のニーズにも合っているように思います。



PING G400 アイアン
ピンのたくさんのアイデアと工夫が組み込まれたハイテクタイプのアイアンです。


                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2017年08月08日
  

ピン G400 LST ドライバー

                 
ピン G400 LST ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING G400 LST ドライバー です。



ALTA J CB
シャフトは ALTA J CB です。

ロフトは10度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は307g です。



正面
PING Gシリーズのニュードライバーです。


前のモデルは30でしたが、今回は400です。


数字にはどのような意味が込められているのかな?と思いましたが、あまり気にしないようにしました。


これまでのPINGのドライバーと違い、どこか重厚な雰囲気がありました。



側面
シャロー系のドライバーです。


ラージサイズのドライバーです。


こういったところは、PINGらしいといえます。


ナチュラルというよりは、メカニカルなデザインです。



ネック長さ
ネックは短めですが、見慣れた長さです。


今はこれくらいがスタンダードといえるのかもしれません。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていました。


これは、これまでのモデルから継承されているところです。


最近は調整機能の付いていないドライバーも多くなりましたが、PINGはまだまだ採用するようです。


昔の小さいヘッド(パーシモンや初期のメタル)の頃は鉛を貼っても大きな効果が得られましたが、これだけヘッドが大きくなってしまうと、少し貼ったくらいではあまり効果が期待できないのかもしれません。


私も昔は同じ所に何枚か重ねてバランスを取っていたことがありますが、今は殆ど要らなくなりました。



○
試打するのは、この『O』のポジションです。


おそらく、この位置がニュートラルなのだと思います。


位置を変えたらどのように変わってくるのか、とても興味があります。



タングステン
ソールにはウェイトとしてタングステンが組み込まれているのが分かりました。


配置されているのも、よく見かける場所ですし、オーソドックスな感じがします。


メーカーによっては『頭(フェース寄り)』を重くしてあるドライバーもありますが、このドライバーは昔ながらの『お尻(バックフェース寄り)が重たいドライバーのようです。


数字が無かったので、このウェイトの重さが何グラムなのか分かりませんでした。


交換するタイプではないのかもしれません。



シャローバック
シャローバックタイプのドライバーです。


これもPINGの特徴といっていいと思います。


昔のPINGはディープな物もありましたが、もう何年も見ていません。


このシャローなところが、今のPINGらしさといえるのかもしれません。



顔
変なクセが無く、いい顔をしていました。


これまで出会ったモデルの中には、直進性を高める為でしょうか?


ヘッド後方が伸びている物もありましたが、このドライバーは違っていました。


オーソドックスな顔をしていました。


最初見ていたときはラージサイズに見えたのですが、こうして顔を見てみると、少しコンパクトな印象がありました。


PINGにしては珍しいな・・・。と思いました。


もっと大きめのサイズがPINGらしいといえるのですが、このコンパクト感は珍しく、ある意味新鮮でした。


しかし、私はコンパクトなヘッドが好きなので、この顔は好感がもてました。


クラウンが艶消しになっているのもいいです。


何ともいえない『まったり感』があり、落ち着いた雰囲気を醸し出していました。



クラウンの突起
独特なクラウンの突起も、見慣れました。


他のメーカーには見られない、PINGの個性です。


クラウンマークの代わりにもなるような気もするのですが、これには大きな意味があるのだと、以前聞いたことがあります。


空気抵抗を軽減させる効果があるのだそうです。


これによって、どれくらいHSがアップするのか、以前試打したときに感じとることはできなかったのですが、見た目が悪くなかったり、ルールに違反しないのであれば、こういった工夫はどんどん取り入れて欲しいと思っています。



クラウンの突起
フェース寄りだけでなく、バックフェース寄りにも細かなドットのようなものがありました。


これも空気抵抗を軽減させる効果が期待できるのでしょうか?


それとも単なるデザインなのでしょうか?


このドットのような模様は、おそらく初だと思います。



フェース面の仕上げ
フェース面を見ていても、いい雰囲気があります。


いかにも弾きの良さそうな感じがします。


このフェース面を見ているだけで、力強い弾道がイメージできます。


指で触れてみると、適度にザラザラしていました。


ヒッティング部分にはスコアラインは無かったのですが、このザラザラした感じが、ボールが滑らずにきちんとキャッチしてくれる役目を果たしているのかな?と思いました。


何といいますか、目の粗いサンドペーパーで仕上げたような感じです。



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップはソフトで良いです。


最近はドライバーのグリップも多様化してきたように思いますが、このグリップはシンプルなタイプです。


調整機能が搭載されているからでしょうか?


バックラインはありませんでした。



振り感
素振りをしてみてみると、なかなかいい感じでした。


適度な重さはありますが、ハードな感じはしませんでした。


動きとしては、速いというよりは少し緩やかといいますか、『振れ幅』が大きいシャフトだと思いました。


ちょっと待つ感じで、大きく振っていくのがいいのかな?と思いました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、好印象でした。


構える前にクセがなくて、いい顔をしているな・・・。と思いましたが、こうして構えてみると、よりコンパクト感が際立ちました。


これまで出会ってきた『PING顔』といっていいのですが、ここまでコンパクトにまとまっているのは久し振りのような気がします。


『PING=460cc』というイメージが定着しているのですが、このドライバーはそうではないのかもしれません。


少しコンパクトな感じもありますが、決して気難しそうなタイプではなく、PING顔らしい大らかさもありました。


フェース面の色々な突起が目に入りますが、邪魔に感じることはなく、イメージがぼやけてしまうこともありませんでした。


変なクセはないので、方向性に対する不安もありませんでした。


ただ、『独特の据わり感』のあるドライバーだと思いました。


自然にそのままボールの後ろにヘッドを置くと、フェースが開いて少し上を向く感じがありました。


いわゆる『お尻の重たい』ドライバーに時々見られる傾向です。


このままでもいいのですが、少しアレンジをしてロフトを立てて上を向かないようにし、スクエアになるようにしました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は良いです。


適度なしっかり感とソフト感の『間(はざま)』にあるような打感といったらいいでしょうか?


とても心地いいフィーリングです。


大味で雑な感じのフィーリングではありませんでした。


ボールを包み込むようなフィーリングだな・・・。と思いました。



打球音
『音』も良いです。


こもった感じではなく、小気味いい音です。


甲高くなく大きすぎず、ちょうどいいです。


インパクトを邪魔しない音なので、気持ち良く振り抜いていくことができました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、低スピン性能が高く、結構タフな印象をもちました。


かなりしっかりとしているといいますか、打つ前に予想していたよりも低めの弾道でした。


構えたときにフェース面もよく見えましたし、もっと高い弾道を予想していましたが、実際は違っていました。


いい意味での意外性がありました。


高弾道系ではなく、明らかに強弾道系です。


高く浮くというよりは、しっかりと前に進んでくれるタイプです。


スピン過多を気にせず、思いっきり叩いていきたいドライバーです。


以前試打した PING G30 LS TEC ドライバー を思い出したのですが、それに近い低スピン性能・タフさだと思いました。


しかし、PING G30 LS TEC ドライバーよりは性格が尖っていなくて、丸みがあるような気もしました。


ただ、ロフトなどスペックが違っているので、はっきりとしたことは分からないのですが・・・。


幅広い層をターゲットにしているのではなく、明らかにヒッターを対象に作られたドライバーなのは間違いないと思います。


球があがりきらない・・・。と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。


普段一桁ロフトを使っておられる方も、まずはこの10度から試してみられるのがいいのではないでしょうか?



バックフェース
『安定性』は、まずまずでした。


高い安定性があって曲がりにくいというよりは、結構自然な感じといいますか、使う人の持ち球が出やすいと思いました。


私の場合はストレート系ではなく、いい感じのドロー系の球を打たせてくれました。


最初から真っ直ぐをイメージして打つよりも、小さい曲がり幅で勝負していける感じがしました。


自分の得意な球で打っていけるので、コースで頼りになる、実戦向きのドライバーだと思いました。


球筋に感情といいますか、思いを入れていきやすい・・・。といったらいいでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は、かなり優れています。


一球目から、その弾道の素晴らしさ・力強さに頼もしさを感じました。


弾道・球筋に惚れる・・・。といったらいいでしょうか?


適度なあがりと強い弾道で、かなりのアドバンテージが得られるような気がします。


その強い弾道を目で追いながら、まるで『オーバースピン』が掛かっているように見えました。


もちろん実際はバックスピンが掛かりながら前に進んでいるのですが、そう思えるような弾道で、おそらくランも稼げるだろう・・・。と思いました。


グーンとあがって急速に落ちていくのではなく、落ち際が緩やかでなかなか落ちてこない感じ・・・。といったらいいでしょうか?


弾きも良く初速も速いのですが、『打って終わり』ではなく、その頼もしさがずっと続きました。



操作性
『操作性』は、まずまずだと思いました。


左右クセがなく、中立的な印象をもちました。


私の場合、自然に打つならフック系ですが、フェード系が持ち球の方も易しく感じられるのではないでしょうか?


適度に小顔なところもいいのかもしれません。


球のつかまりもいいですし、右に滑る感じもしませんでした。


あまり操作するタイプではなく、あくまでも『自然な曲がり幅(小さい曲がり幅)で勝負していける感じがしました。


適度な大らかさも持ち合わせているので、その性格を活かしていくのが得策のような気がしました。



ヒール側
その弾道・球筋に惚れたドライバーは、今年に入ってから3本目だな・・・。と思いました。


そんな弾道を打たせてくれるドライバーにも、必然的に惚れてしまいます。


このドライバーも含めて、その3本を思い出していました。


それらに共通するのは、弾道が力強くて高い飛距離性能がありながらも、決して難しすぎないで親しみやすい性格をもっているということです。



PING G400 LST DRIVER
ここ数年、PINGのドライバーは『易しさ』に特化した物が多かったように思います。


もちろん、このドライバーもシビアな感じはせずにPINGらしい大らかさはありますが、『オールマイティ』ではなく、『スペシャリティ』といったらいいでしょうか?


よりターゲットを絞り込んだ専門的な要素もあるように感じました。



PING G400 LST DRIVER
オールマイティではないので、人によっては合わない・難しい・・・。と感じられるかもしれません。


一般受けしやすいのは、別のタイプかもしれません。


ただ一般受けしにくい分だけ、ピッタリと当てはまる方には、たまらない魅力があるのではないでしょうか?



PING G400 LST DRIVER
この力強い弾道と飛びのアドバンテージを多くの方に体感していただきたいと思いました。


PINGは老舗パターメーカーとしてあまりにも有名ですが、ここ数年のドライバーの充実ぶりを見ていると、パターとドライバーのメーカーといっても過言では無いような気がします。


アイアンなどはまだクセのあるものがあるので馴染みづらいところもあるのですが、このドライバーには魅了されっぱなしでした。



PING G400 LST DRIVER
このLSTは素晴らしいドライバーだと思いましたが、このG400は『三兄弟』らしいので、違う2つのモデルにも期待しています。


テンションがあがりっぱなしで、試打をずっと楽しみました。


暑さは厳しいですが、木陰で涼風が吹き込んできたような爽やかさを感じました。


易しく低スピン系が打てるドライバーです。


今年のドライバー・オブ・ザ・イヤー候補がまたひとつ出てきたな・・・。と思いました。


購買意欲が刺激されてしまいました。


                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2017年08月05日
  

ピン G400 クロスオーバー

                 
ピン G400 クロスオーバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING G400 クロスオーバー の3番 です。



N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 です。

ロフトは19度、クラブ長さは39.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は106.5g、トルクは1.7、キックポイントは元調子、クラブ総重量は391g です。



正面
ピンの新しいユーティリティアイアンです。


ピンのニューモデルに出会うと、もうこの季節になったのかと、いつも思います。


毎日暑さは厳しいですが、季節の移り変わりを感じずにはいられません。


暑さに負けず、私のゴルフ熱も益々上昇中です。


ゴルフが楽しくてたまりません。



側面
ラージサイズのアイアン型ユーティリティです。


とはいっても、ユーティリティは日本の言い方で、海外ではハイブリッドが一般的なのだそうですが、何もかも全て海外に合わせるのではなく、『日本的な』といいますか、日本独自の言い方があってもいいと思っています。


必ずしも正解はひとつではないと思っています。


この大きさはピンの個性といえるのかもしれません。


見た目は比較的シンプルですが、見えないところにたくさんの技術が投入されているのだと思います。



彫りの深さ
彫りの深さも結構ありますが、見慣れた感じもします。


この『腫れぼったさ』から、中空であることが分かりました。


これがもし中空構造でなかったら、この大きさだと、かなりの重さになってしまうだろう・・・。と思いました。



トップライン
トップラインは厚めです。


これまでたくさん出会ってきた厚さです。



トゥ側のパーツ
トゥ側にある、このビスのようなパーツも、性能云々では無く、中空の製造工程によるものだと思います。


これまで出会ってきた中空ユーティリティアイアンによく見られる特徴です。



ウェイト コンポジット
トゥ側には異材がコンポジットされているのが分かりました。


これまでの例だと、おそらくタングステンだと思うのですが、この位置に採用されているということは、重心距離も長くなってしまうのではないかな?と思いました。


ソール全体ではなく、トゥ側だけに配置されているように見えました。



ソール幅
かなりのワイドソールです。


ピンらしいといえますし、これまでたくさん出会ってきたアイアン型ユーティリティに見られるソール幅です。


これだけ広くしないと、やはりあがりづらいのでしょうか?


直感的にダフりやすそうだな・・・。と感じました。


このソール幅や全体の大きさなどを見ると、やはりアイアンではなく、ユーティリティなんだな・・・。と思えてきます。



ネック長さ
ショートネックタイプです。


見慣れた長さですが、ワイドソールとラージサイズが組み合わさっているので、かなりの頭でっかちに見えました。


これがピンのアイアン型ユーティリティに対しての答えなのでしょうか?


これまでのモデルとあまり変わっていないように見えますし、大味な感じがします。


ピンは日本的なところも感じますが、こういったところを見ると、やはり海外メーカーなんだな・・・。と思えてきました。



ネックの凹み
ネックには凹みがありました。


これはピンのアイアンによく採用されている独自の工夫です。


他のメーカーでは見られません。


私はこの凹みは無くてもいいのではないか?と思うのですが、こうやって採用し続けているということは、それだけ大きなニーズがあるのだと思います。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


ユーティリティやロングアイアンなど、長い番手では必要ないのかもしれません。



オリジナルグリップ
ベルベットタイプの、このグリップはとても好感がもてます。


これまでのモデルと違っているので、少し意外でした。


前のモデルのグリップもいいですが、やはりこのタイプは落ち着きます。


手にしっとりと馴染む感じがします。


バックラインがありました。


私は無いほうが好きですが、最初からバックライン有りに決めておられる方も多いのではないでしょうか?



振り感
素振りをしてみると、なかなかいい感じです。


適度にしっかりしていてタイミングも取りやすいです。


気持ち良く振っていくことができました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、正直あまり好みではありませんでした。


かなり大きく見えましたし、グースもきついです。


これだけ大きなヘッドなのだから、この強めのグースも『セット』のように考えてもいいと思うのですが、私が好むタイプとは大きくかけ離れていました。


大味な感じです。


なかなかイメージが出てこないのですが、これまでも同じようなタイプはたくさん試打しているので、強い苦手意識はありませんでした。


最近は『アイアン感覚』で構えられるアイアン型UTもありますが、このクラブは全くの別物として考えたほうがいいと思いました。


これがPINGの出した答えなのかと、再び思いました。


この形が一番いいという方もいらっしゃると思いますが、私はあまり好きになれませんでした。


これならば、最初から違うタイプのユーティリティを使ったほうがいいと思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、しっかりしていました。


ソフトというよりは、明らかに『しっかり』でした。


やや硬めの打感です。


『ゴツい』感じといったらいいでしょうか?


手に少し衝撃も残りました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』は普通でした。


予想していた通りでした。


特別あがりやすくなっているとは思わなかったのですが、タフでもないと思いました。


どちらかといえばヒッター向けだと思いますが、高くあがりすぎない弾道で攻めていきたい方には合いやすいのかもしれません。



バックフェース
『安定性』は結構高い感じです。


ラージサイズらしい寛容さは充分感じました。


ヒッティングポイントも『点』ではなく、『面』といいますか、『エリア』で打っていける感じがしました。


面長なタイプらしく、右に抜けやすいのかな?と思っていましたが、そうでもありませんでした。


球はつかまりやすくて、最初からフック系の球を打つことができました。


ただ、これは私がフッカーということも大きく関係しているのかもしれません。



飛距離性能
『飛距離性能』は、まずまずでした。


特別秀でているとは思いませんでした。


これまで出会ってきた同じようなタイプのUTと変わらない感じがしました。



操作性
『操作性』という点では、やや難しいと思いました。


構えたときにイメージが出てこないというのもあると思うのですが、操作するタイプではないと思いました。


敏感に反応してくれる感じはしませんでした。


キビキビと小回りの利く『小船タイプ』ではなく、どっしりとした『大船タイプ』のUTだと思います。



ヒール側
最新モデルですし、おそらくたくさんの新しい技術が投入されているのだと思います。


見た目は、これまでのモデルと大きく変わらないようなところもありますが、見えないところに色々な工夫がされているのだと思います。



PING G400 クロスオーバー
ただそれを私は敏感に感じとることができませんでした。


大味な感じのクラブだな・・・。と思ってしまったせいか、私の感覚も大味になってしまったのかもしれません。


もしそうだとしたら、反省しなければいけないな・・・。と思いました。


もっと敏感に繊細さをもってこのクラブのことを感じとらなければ・・・。と思ったのですが、思うようにいかないまま予定の球数と時間が過ぎてしまいました。



PING G400 クロスオーバー
暑さのせいにもできないですし、もっといいところを感じとらなければ・・・。と思いました。


ドライバーなどもそうですし、PINGのクラブは大型のイメージが強いですが、やはりこのようなユーティリティアイアンも大きいほうがいいという結論が出ているのでしょうか?



PING G400 クロスオーバー
最近のアイアン型ユーティリティは小振りになって、アイアンと全く同じ感覚で構えられる物も多いです。


好感のもてるクラブが多くなりました。


200Y前後(以上)という距離は、クラブの選択肢が多くて、色々と分かれるところかもしれません。


色々なタイプのクラブが出てきています。



PING G400 クロスオーバー
距離はあっても、私はやっぱり構えやすくて狙いやすいクラブを使っていきたいので、今回のこのクラブは使わないと思いますが、これからもPINGのニューモデルに期待していきたいです。


                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2017年05月02日
  

ピン i BLADE アイアン

                 
PING i BLADE アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING i BLADE アイアン の5番 です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは27度、長さは38インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は129g、トルクは1.6、クラブ総重量は422g です。



正面
ピンのカッコいいアイアンです。


ピンのアイアンはどちらかというと、個性的な形状をしているイメージもありますが、このアイアンはとてもシンプルですっきりしています。


最近は、あまり見かけなくなったハーフキャビティアイアンです。



側面
大顔ではなく、適度にコンパクトです。


昔ながらのアイアンといった感じがします。


まさに『ブレード』という名に相応しいです。



彫りの深さ
彫りの深さも浅めです。


深いタイプのアイアンを見慣れているせいか、新鮮に感じられます。


しかし、昔はこういうアイアンがほとんどでした。



バックフェースのアクセサリー
バックフェースには、アクセサリーのようなものが組み込まれていました。


これは以前試打したアイアンウェッジと共通する部分です。



トップライン
トップラインはちょっと厚めで、細いという印象はありませんでした。



ソール幅
ソール幅は、狭い方だと思います。


このようなソール幅・形状は昔のアイアンを見ているようで懐かしくなってきます。


今はアスリートモデルと呼ばれるアイアンでも少しずつワイドになってきていますが、このアイアンは違うようです。



ネック長さ
ネックの長さは普通でした。


ロングというほどではありません。



ネックの凹み
ネックには凹みがありました。


これはピンのアイアンに見られる個性といっていいと思います。


他のメーカーでは見られません。



細かなミーリングあり
フェース面には細かなミーリングがありました。


非常に細かいですが、このミーリングにも大きな効果が期待できるのだと思います。



オリジナルグリップ
オリジナルグリップはソフトなフィーリングで好感がもてます。


PINGではお馴染みのグリップです。


バックラインがありました。


私はバックライン無しのほうが好きですが、ニューモデルはバックライン有りのほうが多いので、それだけ支持されているのだと思います。



振り感
素振りをしても、好感がもてました。


適度な重さがあって、タイミングも取りやすいです。


重さを利用してヘッドを落としていけるのがいいな・・・。と思います。


軽すぎると自分から振っていかなくてはいけませんが、適度な重さがあると重力が大きな味方をしてくれます。


重力はいつも一定なので、その重力に任せるところは任せておけば、スイングの精度も高められます。



構え感
ボールを前にして構えてみると、いい感じだな・・・。と思いました。


昔ながらの馴染みやすいタイプです。


『5鉄』らしい顔をしているな・・・。と思いました。


今はセッティングに5番を外しておられる方も多くなってきました。


アイアンは『7番から』という方も多いように思います。


確かに今は、それほど存在感が大きくないのかもしれませんが、実は5番アイアンというのは実戦でもとても幅広い活躍してくれるクラブです。


普通の場面でもそうですが、林に入ったときの脱出などトラブルの時にも活躍してくれますし、アプローチでも活躍してくれます。


私は普段、ランニングアプローチは5番を使うことが多いので、こうして構えていても、ノーマルショットを打つのと、アプローチをするイメージの両方が色々と出てきました。


低く抑えて打てそうなところもいいです。


少しグースが効いていますが、これくらいであれば、苦手意識は全く芽生えませんでした。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は好感がもてました。


しっかりとした打感でした。


硬すぎず、適度な柔らかさもありますが、球の重さをしっかりと感じて運ぶことができました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、明らかにタフなほうだと思います。


番手が5番ということを考慮しても、今のあがりやすいタイプのアイアンとは大きく違う感じがしました。


もしこのアイアンの7番を試打していても、この感想は変わらなかったと思います。


明らかにヒッター向けのアイアンといっていいと思います。



バックフェース
『安定性』という点では、正直なタイプだと思いました。


寛容さはあまり見られませんでした。


今主流の『易しさ重視』のアイアンとは大きな違いがありました。


PINGのアイアンはイージー系のイメージも強いですが、このアイアンは違っていました。


明らかにターゲットを絞り込んでいるようです。



飛距離性能
『飛距離性能』はノーマルです。


ノーマルですが、今のアイアンの中では飛ばないほうだと思います。


『5番らしい飛び』といっていいのかもしれません。


飛距離最優先の方には合いづらいところがあるかもしれません。



操作性
『操作性』は良いです。


構えたときにいい感じがしていたのですが、実際に打ってみても、その通りでした。


左右にクセがなく、同じように曲げてくれました。


少しグースが効いているな・・・。と思いましたが、打ちづらい感じはしませんでした。


この『ちょっとのグース』が球をつかまりやすくしてくれているのかもしれません。


ドローヒッターの方にもフェードヒッターの方にも合いやすいアイアンといえるのではないでしょうか?



ヒール側
いい意味でPINGらしくないアイアンだと思いました。


シンプルさが際立つアイアンです。



PING i BLADE アイアン
ただシンプルなだけでなく、そこにはメーカーの工夫も見て取れますが、それは必要最小限に抑えられているように感じます。


アイアン好きのヒッタータイプの方が、『邪魔に感じない機能』といったらいいでしょうか?


色々なものが邪魔せず、フリーに打っていける感じがしました。



ヒール側
PINGは海外の老舗メーカーですが、このアイアンは海外メーカーらしいところがありながらも、日本人ゴルファーを意識しているようにも見えました。


個性がありますが、それが主張し過ぎていないところに好感がもてました。



PING i BLADE アイアン
いわゆる『イージー系』ではないので、幅広い層に対応しているとはいえないかもしれません。


しかしターゲットを絞り込んでいるからこそ、そこに当てはまる方にはたまらないアイアンといえるのではないでしょうか?



PING i BLADE アイアン
ウッド系クラブよりもアイアンやウェッジが好きな方。


まだまだ5番アイアンをバッグに入れてプレーしたい・・・。という方にも試していただきたいと思いました。



PING i BLADE アイアン
PINGらしい工夫が見られましたし、面白いアイアンだな・・・。と思いました。


                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2017年04月15日
  

ピン i200 アイアン

                 
ピン i200 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ピン i200 アイアン の7番 です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは33度、長さは37インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は129g、トルクは1.6、クラブ総重量は434g です。



正面
ピンの新しいアイアンです。


ピンらしい『合理性』を感じさせるデザインになっていて、柔らかそうな雰囲気もあります。



側面
オーソドックスな感じのフルキャビティアイアンです。


最近はポケットタイプが多いので、新鮮に感じられます。



彫りの深さ
彫りの深さもたっぷりあります。


日頃、ポケットタイプを使用しておられる方も、これくらいの深さがあれば親近感が湧きやすいのではないでしょうか?



バックフェースのパーツ
バックフェースにある、このパーツもお馴染みです。


アイアンだけでなく、ウェッジにも採用されています。



ソール幅
ソール幅は広めでした。


ピンらしいソール幅といえるのかもしれません。


それよりも、『7』の数字が『白抜き』のようになっているのがよく目立っていました。


ピンでは珍しいような気もします。


この表示方法もいいですが、私はどちらかというと前のほうが好きです。



ネックの長さ
ネックは、やや短めでした。


短めですが、『寸胴』のようになっていないのがいいな・・・。と思いました。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


ごく普通のフェース面です。


ピンは、ウェッジにはミーリングを採用していますが、アイアンに採用していないということは、アイアンではミーリングの効果はあまり期待できないということなのでしょうか?


それとも次回以降のモデルでは採用されるのでしょうか?


メーカーによって色々な違いがあるので、面白いです。


過度なスピンは期待しませんが、フライヤーになりにくい『実用的な』スピン性能なら大歓迎です。



7
フェース面に番手が表示されているのも、ピンの個性といっていいと思います。


他のメーカーのアイアンでは見られません。


こうすることにより、コースでも番手を間違えてバッグから抜いたとしても、アドレスしたときに間違いに気づけるという利点があるのかもしれません。



ネックの凹み
このネックの凹みも、ピンのアイアンだけに見られる特徴です。


ピンのアイアンには、いつもこの凹みがありますが、ウェッジには見られないので、ウェッジには必要ないということなのでしょうか?



トップライン
トップラインは、やや厚めでしたが、極端ではなく見慣れた感じがします。



オリジナルグリップ
オリジナルグリップは、いい感じです。


ピンのクラブにはよく採用されているグリップです。


ラバータイプらしいソフトさがありながら、機能性も感じさせます。


ただバックラインがあったので、私は無いほうがいいな・・・。と思いました。



リーディングエッジ
リーディングエッジには適度な丸みがありました。



トレーリングエッジ
トレーリングエッジは削られているのが分かりました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、いい感じでした。


クセの無い易しさが感じられました。


オーソドックスな構え感ですが、シャープ過ぎないので親しみやすさを感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?


輪郭に丸みがあって、易しそうな雰囲気が伝わってきます。


スコアラインの一番下に白い線がありました。


よく見られる工夫です。


私は無いほうが好きですが、この白い線が一本あるだけで、ターゲットに対してすごく構えやすいという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


今は一本だけでなく、二本あるアイアンもあります。


この白い線はよく目立っていましたが、邪魔に感じることはありませんでした。


グースの効きも強くなく、優しく包み込むイメージが出せました。


『フワッと運ぶ』といったらいいでしょうか?


優しいタッチでボールとコンタクトしてみよう・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、しっかりしていました。


ソフトというよりもしっかり感がありました。


『ど真ん中のストライク』ではありませんが、好感のもてる打感です。


手に嫌な衝撃が残ることもありませんでした。


球の乗りも、なかなかいい感じだな・・・。と思いました。



トゥ側
球はあがりやすいです。


オーソドックスでカッコいいキャビティアイアンですが、タフなタイプではないと思いました。


球はよくあがってくれましたし、弾道も高めでした。


グリーンを上から攻めていけるイメージが出せました。



バックフェース
『安定性』も高いです。


フルキャビティらしい易しさがありました。


大らかさがあって、美しいアイアンだと思いました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなか高いですが、今のアイアンの中ではノーマルなほうといえるかもしれません。


私の感覚では6番アイアンに近い距離なのですが、今はもっと飛ぶアイアンがたくさんあります。


飛距離の『番手ずらし』が、今は当たり前のように起きています。


番手を表す数字の意味が、昔ほど無いのかもしれません。



操作性
『操作性』は、まずまずでした。


左右に曲げることは難しくなかったですが、どちらかというと安定性のほうが勝っている感じがしました。


とてもいい雰囲気があって、セミオートマチックタイプのアイアンだと思いました。



ヒール側
フルキャビティの易しさと、暴れにくい高安定性シャフトとのコンビはとてもいいと思いました。


打点も安定していました。


普通に打っている限り、なかなか大きなミスにはなりにくいように感じました。



PING i200 アイアン
ピンのクラブの長所として、かなり高い機能性をもちながら、それが嫌みになっていないというところがあります。


機能性が上手く溶け込んでいる・・・。といいますか、邪魔になっていないように思います。



PING i200 アイアン
『易しさ』を追求すると、時には違和感を生じてしまうこともあると思いますし、感性とは真逆に進んでしまうこともあるかもしれません。


私はこれまで色々なピンのクラブに接してきましたが、大らかさを感じることは多くても、それが嫌みになっていなくて、むしろ『長所』であり『個性』であると感じることが多いです。



PING i200 アイアン
私はどちらかというとマニュアルタイプのクラブが好きなのですが、ピンのクラブがもつ『オートマチック性』に任せてもいいかな・・・。と思うことがあります。



PING i200 アイアン
このアイアンもそんな感じがしました。


易しさが第一のウリだと思いますが、そこに感性が入り込むすき間がありますし、長く使っていけそうな感じがしました。


一口に『海外メーカー』といっても、色々なタイプがあるな・・・。と思いました。


試打はするけど、あまり好感がもてないな・・・。と思うこともありますし、購買意欲が全く刺激されない物も少なくありません。


ピンは海外の有名な老舗メーカーですが、どこか『温かみがある』といいますか、日本的なところを感じることが多いです。


日本市場向けと海外仕様向けとは大きく違うのかもしれませんが・・・。



PING i200 アイアン
ここが特別凄い・・・。というような、飛び抜けて性能をもっているのではなく、バランス良くハイレベルが実現できていると思いました。


『まるい性格』をもったアイアンといったらいいでしょうか?



PING i200 アイアン
また機会があれば、何度でも試打してみたいと思いました。



                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2017年03月28日
  

ピン Glide 2.0 ウェッジ

                 
ピン Glide 2.0 ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING Glide 2.0 ウェッジ です。



ダイナミックゴールド

シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは56度、クラブ長さは35.25インチ、シャフト重量は129g、トルクは1.6、クラブ総重量は474g です。



正面

シンプルで美しいウェッジです。


ピンらしい、艶消しな仕上げになっています。


最近はよく見かけるようになった、キャビティタイプのウェッジです。



側面

奇をてらったところは無くてオーソドックスな感じがしますが、輪郭はシャープではなく、丸みを帯びていて柔らかそうな雰囲気があります。


『柔和なイメージ』といったらいいでしょうか?



ソール幅
ソール幅は少しワイドに見えましたが、SWとしては標準的といえるような気もします。


ウェッジのソールを見ていると、このウェッジは『滑り』が良さそうだ・・・。とか、『砂の弾き』が良さそうだ・・・。とか、ベアグランドにも強そうだ・・・。と感じることがあるのですが、このウェッジはどちらかというと砂の弾きが良さそうだな・・・。と思いました。


バンカーだけでなく、色々な場面で活躍してくれるオールマイティタイプのような気がしました。



ネック長さ

ネックの長さは充分ありました。


ウェッジには維持して欲しい長さが、このウェッジにはありました。


ショートタイプもありますが、私はある程度長さのあるほうが、親しみがもてます。


PINGのアイアンはネックが凹んでいますが、このウェッジにはありません。


あの凹みはウェッジには不必要ということなのでしょうか?



バックフェースのパーツ

バックフェースにある、このパーツはウェイトでしょうか?


ピンのクラブには、よく見られる工夫です。



トップライン

トップラインはちょっと厚めに見えましたが、今のウェッジの中では標準といえるのかもしれません。


フォーティーンのウェッジのように、少しだけテーパーになっていました。


適度な重心の高さが計算され尽くしているのでしょうか?



リーディングエッジ

リーディングエッジの削りは特に見られませんでした。


最近は削られている物が圧倒的に多いので、珍しいな・・・。と思いました。


昔はこのようなタイプばかりでしたが、今はできるだけ易しくなるようにと、色々な工夫がクラブにされています。



トレーリングエッジ

バンスは結構利いていました。


トレーリングエッジの削りも目立っていました。


ヒール側の削りが目立っていたので、抜いていくのが易しそうだな・・・。と思いました。


私は開いて使うことが多いですし、ヒールから入れていきたくなるので、このウェッジの形状は好感がもてました。


こうして見ているだけで、いいインスピレーションが湧いてきます。



ミーリングあり


ミーリングあり

とても細かくて、なかなか写真には写りきらないのですが、フェース面には細かなミーリングがありました。


指で触れてみると、それほど強い『ザラザラ感』は無かったのですが、『ホールド性』が高そうだな・・・。と思いました。


フェースに上手く乗ってくれたときは、強いスピンが掛けられそうだな・・・。と思いました。



オリジナルグリップ

このオリジナルグリップも、PINGではお馴染みです。


ソフトなフィーリングで良いのですが、バックラインがあるのが不満でした。


私はどの番手のクラブも全てバックライン無しを使っているのですが、特にウェッジはフェースを回して使うことが多いので、必然的にグリップも回ります。


なので、バックラインがあると、ちょっと難しそうだな・・・。と思ってしまいます。


しかしバックライン有りを好まれる方もたくさんいらっしゃると思いますし、ウェッジでも採用しておられる方も多いと思います。



構え感

ボールを前にして構えてみると、いい感じでした。


とても構えやすいです。


据わりがいいな・・・。と思いました。


バンスは結構利いていますが、ヒール側が落とされているので、据わりがいいのではないかな?と思いました。


バンスが邪魔する感じはありませんでした。


スコアラインの一番下が白く塗られていましたが、私は白くないほうが好きです。


しかし、この白い線があったほうが目標に対して構えやすいという方もたくさんいらっしゃるのだと思います。


ほんの少し『出っ歯』タイプでした。


私が好むタイプでした。


グースがきつくても出っ歯が強すぎても、苦手意識が芽生えてしまうことがありますが、このウェッジはちょうどいい感じでした。



開きやすさ

フェースを開いて構えてみたのですが、いい感じでした。


このままロブショットも打てそうだな・・・。と思いました。


ウェッジは他の番手のクラブと比べても、『細工をする』といいますか、状況によって色々と変化させながら使うことも多いので、対応力の高いウェッジは魅力的です。


先ほども書きましたが、私はウェッジを開いて使うことが多いので、『開きやすさ』は重要なポイントです。


今は開きやすいウェッジが多くなりました。


昔は購入してから、グラインダーで削って使うこともありましたが、今は殆ど必要なくなりました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は、なかなかいい感じでした。


見た目から柔らかそうな印象があったのですが、実際に打ってみてもいい感じだったので、好感がもてました。


『球持ち感』もあって、コントロールしやすい打感だな・・・。と思いました。


雑な感じはしませんでした。


『どことなく』なのですが、『温かみのある』というよりは『クール』な打感だな・・・。と思いました。



トゥ側

球はあがりやすいです。


ストレートタイプで少し出っ歯なので、とても拾いやすいです。


少々『薄いライ』でも、いい感じで拾ってくれました。


季節は春になりましたが、まだまだ芝のコンディションが良くなく、荒れているところも多いです。


そういうときに、このようなタイプは頼もしく感じます。


グースタイプを好まれる方は合いづらいところがあるかもしれません。


人によって、好みが大きく分かれるところだと思います。



スピン性能

スピン性能は高いです。


今はルール適合モデルでもハイスピンなウェッジがたくさんあるので、特に目立つ感じはしませんが、ボールをしっかりとホールドしてスピンを掛けてくれました。


ボールへの『アジャスト』がいいといいますか、優しく接してくれる感じがしました。


『激スピン』タイプではありませんが、計算しやすいスピン性能だと思いました。



バックフェース

『安定性』は、なかなかいい感じでした。


大らかなところがありました。


オーソドックスな形状で、『易しさ最優先』という感じはしませんでしたが、キャビティ効果もあるのかもしれません。


シビアな印象はありませんでした。



距離感

『距離感』も合いやすいです。


ヘッドの優秀さもありますし、日頃使い慣れているシャフトということも大きいのだと思います。


暴れる感じがしないので、勇気をもって攻めていけそうです。



操作性

『操作性』は高いです。


色々と細工をして遊ぶことができました。


ボールを『掴む』時の音と、芝を滑る音がいいな・・・。と思いました。


距離感は色々なところで出していくと思いますが、『音』はとても大切な要素です。


インパクト音はもちろん大事ですし、芝と接する音も重要だと思います。


フェース面とソールで距離感を作っていく・・・。といってもいいのかもしれません。



ヒール側

派手さは無いですが、とても高機能なウェッジだと思いました。


ウェッジとしての基本性能はしっかりとありながら、易しさにも長けていると思いました。



バンカー

ソールに傷がつくことを気にせず、バンカーでも心おきなく試して欲しい・・・。ということだったので、遠慮無く試してみました。


砂の弾き感がいいな・・・。と思いました。


砂を切るイメージよりも、弾くイメージのほうが合いやすいように思いました。


バンスが仕事をしているのだと思います。


今は『バンカー専用』といいますか、かなりバンカーに重点を置いて開発されているウェッジも見かけるようになりました。


このウェッジはオーソドックスなタイプですが、バンカーでも易しいので、多くの方に試していただきたいと思いました。



PING Glide 2.0 ウェッジ

PINGはパターメーカーとしてあまりにも有名ですし、私もアンサー2というパターを愛用してきました。


しかし、ウェッジなどは苦手にしていました。


以前試打したこともある、EYE2 GORGE ウェッジのようなタイプが多くあったからです、


何とか打ちこなせるようになろう・・・。と練習を積みましたが、どうしても馴染むことができませんでした。


いわゆる『洋顔』のウェッジやアイアンは馴染めず、『距離感』を感じていました。



PING Glide 2.0 WEDGE

しかし今は違います。


『和顔』といいますか、親しみやすい顔をしたウェッジやアイアンがPINGからも発売されるようになりました。


親近感が一気に増しました。



PING Glide 2.0 WEDGE

このウェッジもそんなタイプです。


とても親しみやすいです。


初見から、いい印象をもっていました。



PING Glide 2.0 WEDGE

扱いやすいウェッジですが、どちらかといえばオートマチック的な印象を強くもちました。


自動的に易しい・・・。といったらいいでしょうか?


性格が尖っていなくて、丸い感じがしました。



PING Glide 2.0 WEDGE
易しいウェッジを使いたいけど、クセのあるタイプは嫌だ・・・。


グースタイプではなく、ストレートタイプを使いたい・・・。という方にも、試していただきたいと思いました。


                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2017年03月19日
  

ピン Vault ANSER 2 PLATINUM パター

                 
ピン Vault ANSER 2 PLATINUM パター
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING Vault ANSER 2 PLATINUM パター です。



オリジナルスチールシャフト
シャフトは オリジナルスチールシャフト です。

ロフトは3度、クラブ長さは34インチ、クラブ総重量は530g です。



正面
ピンの新しいパターです。


『PING型』パターは、多くのメーカーが採用していますが、やはり本家ということで、風格が感じられます。


ゴルフクラブが大きく変化してくなかで、ピン型パターはもうずっと存在し続けています。


とても珍しいことですし、それだけ優れた形状なのだと思います。



PING Vault ANSER 2 PLATINUM パター
細かく見ればPING型にも、色々とあるようですが、このパターはオーソドックスな感じがします。


『変えない良さ』というのもあるのだと思います。



ソール幅
ソール幅もノーマルな感じがします。



PRECISION MILLED
ヒール側には『PRECISION MILLED』の文字がありました。


精度の高い、特別な削り出しがされているのかな?と思いました。



ネック長さ
ネックの長さは普通でした。


昔はロングネックタイプも流行りましたが、ルールの改正によって、使えなくなりました。


私もロングネックタイプを試してみたことがありましたが、馴染めませんでした。



フェース面の模様
フェース面には、独特の模様がありました。


スコッティキャメロンを思い出しました。


ボールへの食いつきが良さそうです。



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップが、とても太いことに驚きました。


最近は太いグリップを挿しておられる方も増えてきました。


『スーパーストローク』は大人気です。


色々なタイプが用意されているようです。


私はスーパーストロークではなく、ノーマルな太さのグリップを使っていますが、『極太グリップ』でパッティングの調子が良くなったという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?


ルールに違反しない範囲で、色々なクラブやパーツが生み出されるべきだと思っています。



オデッセイとの比較
今日はオデッセイのパターも借りてみたので、太さを比較してみました。


一目瞭然でした。


パッと見た目ですが、おおよそ倍くらいの太さの違いがありました。


人によって好みが分かれると思いますが、私はノーマルのほうが好きです。



PING PISTOL
グリップには『PING PISTOL』の文字がありました。


グリップにクラブメーカーの名称があるのは珍しいような気もしましたが、グリップメーカーとの共同開発なのでしょうか?


ピストルの引き金を引くような感じでグリップするのかな?と一瞬思いましたが、おそらくそうではないだろう・・・。と思いました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、とてもいい感じでした。


やはりピン型がパターの『基本』といいますか、『戻ってくる場所』なんだな・・・。と思いました。


魚釣りには『釣りはフナに始まりフナに終わる』という格言がありますが、パターもそうなのかもしれない・・・。と思いました。


昔から、パターが上手くなりたかったら、ピン型パターで練習するといい・・・。と言われていました。


プロも使っている型ですが、ビギナーにも易しい形状ですし、フィーリングを出していきやすいのも長所だと言われてきました。


私もビギナーの頃から、ずっとピンのアンサー2というパターを使っていた時期があり、多くのことを教えられたような気がします。


このパターを構えていたら、色々なことが思い出されてきました。


とてもいい顔をしていました。


グリップがかなり太い以外、違和感などは全くありませんでした。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで好感がもてました。


ソフトですが『芯』があり、ボヤけた感じがしないのがいいと思いました。


芯があるので、フィーリングもつかみやすいです。



球の乗り
フェース面の『模様』も効いているのでしょうか?


『球の乗り』もいいです。



トゥ側
球の転がりはとてもいいです。


オーバースピンが掛かりやすいので、『目』や『凹凸』に負けにくい感じがしました。


今日はコースの練習グリーンではなく、練習場のグリーンで結構荒れていたのですが、いい感じでボールを転がしてくれました。


ピン型は少し上からぶつけていきたくなりますが、今の芝のコンディションのことなどを考えても、できるだけ横から乗せる感じがいいのかな?と思いました。


グリーン上の『デコボコ』に負けることなく、ボールがスーッと転がってくれました。


強いオーバースピンが掛かっているからだと思います。



バックフェース
『安定性』もいい感じです。


ピン型パターらしい、易しさを感じました。


今はパターも色々なタイプがあり、以前『フェース面のほぼ全部がスイートエリア』ではないか?と思えるようなパターを試打したことがあります。


そういったタイプと比べると、多少正直なところはあるのかな?と思いますが、この易しさで充分だと思いました。



操作性
大きいタイプのパターは慣性モーメントも大きく、ミスに強いタイプが多いですが、ショートパットでは安定していても、ロングパットでは距離感を出しづらいと感じることもありますし、それぞれ一長一短があるように思います。


こういった『中間型』が万能といえるのではないかな?と思いました。


ある程度の易しさがありながら、プレイヤーの感覚を大切にしてくるので、使えば使うほど馴染むような気がします。


永く愛されているのには、それなりの理由があるのだと思います。



距離感
『距離感』もすぐに合いました。


最初は太すぎるグリップなので、どうかな?と思ったのですが、すぐに慣れることができました。


ボールの転がりがいいですし、スピード感も合いました。


イメージしたスピードで転がしていきやすいのがいいと思いました。


『パチン』と打つよりも、結構ソフトに打ってタッチを合わせていきやすいパターだと思いました。


『ライン』という名の『レール』に乗せる感覚といったらいいでしょうか?


『新幹線の走り』ではなく、『各駅停車の普通列車のようなスピード感』といった感じがいいかな?と思いました。



ヒール側
見た目はオーソドックスですが、最新技術がふんだんに取り込まれているパターだと思います。


工夫(機能)ばかりが先行してしまって、肝心のフィーリングが良くないパターもありますが、このパターはそんな感じはしませんでした。


最新技術とフィーリング性能のバランスが取れていると思いました。



PING Vault ANSER 2 PLATINUM パター
いくら技術が進んで高性能なパターが誕生しても、『100%入る』パターは存在しません。


『易しい』『オートマチック』なパターはあっても、『必ず入る』パターはありません。


その時の状況によって色々と対応していかなければならないですが、それは『プレイヤーの役目』だと思います。


そのプレイヤーの感性を引き出すのは、クラブの役目といえるのかもしれません。


ピン型パターは、そういったことを考えてみても、理に適っているな・・・。と思いました。



PING Vault ANSER 2 PLATINUM パター
私は量販店には殆ど行かないのですが、先日久し振りに行ってパターコーナーを見てみると、ピン型やL字型がとても少ないことに驚かされました。


もちろん、いくつかはあったのですが、かなり少なめでした。


殆どがマレット型やネオマレット型でした。


マレットタイプが、今人気があるんだな・・・。と思いました。



PING Vault ANSER 2 PLATINUM パター
ピン型はプロや上級者の方も多く使っているので、ビギナーには難しそう・・・。と敬遠され、ネオマレットタイプを使っておられる方もいらっしゃるかもしれません。


しかし実際はそんなことはないので、是非多くの方に試していただきたいと思いました。


プロも『易しいパター』を使っているのだと思います。


変わったタイプのパターが流行ったりすることもありますが、結局はピン型に戻している・・・。という方も少なくないのではないでしょうか?



PING Vault ANSER 2 PLATINUM パター
このパターはとても好感がもてました。


できれば、次は『ノーマルタイプ』のグリップで試してみたいと思いました。


そのほうが、より易しく感じたような気がします。


パターメーカーらしい、レベルの高いパターだと思いました。


                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2016年05月28日
  

ピン G LS TEC ドライバー

                 
ピン G LS TEC ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING G LS TEC ドライバー です。



ALTA J50
シャフトは ALTA J50 です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は304g です。



正面
ピンGシリーズのドライバーです。


これまで、『G』『SF TEC』と試打してきたので、このシリーズが三兄弟だということが解りました。


メーカーによっては二兄弟もあれば、三兄弟もあり、より幅広い層に対応していこうというメーカーの意気込みがうかがえます。



側面
形状自体は、前の2つと同じような感じで特に変わったところは見られません。


ピンらしいシャローヘッドです。


ここ数年のピンはディープな印象はなく、シャローの印象が強いですが、これもメーカーのこだわりだと思います。


シャローで高性能なドライバーが増えてきました。


シャローだと『上がりやすそう』とか『曲がりにくそう』というプラスイメージを持ちやすいのが長所だと思います。


打つ前に安心感が得られます。


安心感が得られるので、心に余裕が生まれてきますし、それがショットの成功にもつながっていきます。



ネックの長さ
ネックは短めです。


これまでのモデルと同じような長さです。



ウェイト
このウェイトも見慣れた感じがします。


SF TECは少しヒール寄りにありましたが、このドライバーは中間にあります。


Gと同じです。


球のつかまり過ぎを抑えているのでしょうか?



トゥ側のアクセサリー
トゥ側

ヒール側のアクセサリー
ヒール側

トゥ側とヒール側にある、このアクセサリーのような物も見慣れてきました。


ただ、大きさがこれまでの物と少し違うような印象を受けました。


今度機会があれば見比べてみたいと思います。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていました。


これまで通り、シンプルなシステムです。


ピンは、調整システムはそれほど重視していないように思えてきます。


勿論、調整システムがあったほうがいいという方も多いと思いますし、その要望に応えていると思うのですが、あくまでも開発の重要ポイントはヘッド自体にあるのだと思います。


調整システムのあるドライバーを使い始めて、何だか余計な迷いが増えてしまった・・・。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?



クラウンの模様
この独特の模様もお馴染みです。


見た目のインパクトは大きいですが、構えたときに邪魔に感じないことを経験しているので、気になることはありませんでした。


これまで試打してきて、この模様のようなものが、どのような効果が得られるのか、まだ解っていないのですが、おそらく大きな理由があるのだと思います。


次のモデルでも採用されているかもしれませんし、また新たな違う模様になるかもしれません。



シャローヘッド
シャローバックタイプです。


このシャローバックに安心感をもたれる方は多いのではないでしょうか?



顔
シャロータイプの中では好感のもてる、いい顔をしています。


他の2モデルを試打したときも思いましたが、前のモデルである『G30』よりも明らかに良くなったのか、この『顔』です。


G30はちょっとクセのある顔をしていましたが、このニューモデルはそのクセが目立たなくなりました。


他にも改善されているところがあると思いますが、『顔の良さ』が、特に好感がもてます。


『物理性能』に『フィーリング』が加味されれば『鬼に金棒』となります。



振り感
素振りをしてみた感じは、全体的にソフトな印象を受けました。


シャフトも軟らかいですし、全体的な重量もそれほど感じず、見た目とのギャップが少しありました。


ヘッドの大きさや色などもありますし、もっとハードなタイプに仕上がっているのかと思いましたが、そうでもありませんでした。


今は、このように見た目とのギャップのあるドライバーも多くなりました。


それは決して悪いことではないのだと思います。



構え感
ボールを前にして構えてみても、好感がもてました。


構えやすいです。


何といいますか、『懐が深い』感じがしました。


投影面積も大きいですし、シャロー感がすごく伝わってきますが、『フェース面が見えすぎない』のがいいと思いました。


もっと見えたほうがいい。


上を向いていたほうがあがりやすそうで、易しく感じる。


という方もいらっしゃると思います。


しかし、私は『つかまり過ぎ』もそうですし、『上がりすぎ』があまり好きではないので、これくらいのフェース面の見え具合がちょうどいいように思いました。


ディープではなくシャローなタイプなので、ライナー系のイメージを出すのはなかなか難しいところもあるのですが、とりあえず細工をしないで打っていけそうだな・・・。と思いました。


フェース面が大きく左を向いていたり、上を向きすぎたりしていると、どうしても細工をしてしまう私の悪い癖が出てしまうこともあるのですが、今日はその心配は無用だと思いました。


これまでのモデルもそうですが、ヘッドがかなり大きいのでボールが小さく見えました。


これがもし、白や黄色・オレンジ色だったら、どのように感じただろう・・・。もっと小さく見えたに違いない・・・。と思いました。


この『艶消しブラック』がベストだな・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はしっかりめでした


ズシリとくる感じでした。


『球の重さ』を感じとることができました。



打球音
『音』は高めでした。


甲高い音ではないので、好感がもてます。


インパクトが緩むこともなく、しっかりと振り抜いていくことができました。



トゥ側
『球もあがりやすさ』は、まずまずだと思いました。


最近は高弾道系のドライバーが多いので、そういう意味ではしっかりしている印象を受けました。


『中高弾道』といった感じがしました。


叩いても吹き上がりにくく、スピンが抑えられている感じがしました。


球はドロップすることなく、しっかり浮いてくれたのですが、力強い弾道に頼もしさを感じました。


かなりのシャローヘッドではありますが、明らかにヒッター向けのドライバーだと思います。


先日試打したSF TECとは印象が違いました。



バックフェース
『安定性』という点では、これまでの2つのモデルを足して『三兄弟』として考えて、一番正直なタイプだと思います。


いい意味での『鈍感さ』はありませんでした。


シビアという印象はなかったのですが、正直さががあるように感じました。


球のつかまりの良さをウリにしているドライバーではないと思います。


私はこれくらいで充分だと思いましたが、このドライバーで球がつかまりづらいと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。


右に抜けやすいと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。


そういうときは調整機能を使うのが効果的なのかもしれません。


『三兄弟』の中で、一番つかまりが弱いタイプだと思います。



飛距離性能
『飛距離性能』は、かなり高めです。


高性能なドライバーだな・・・。と思いました。


易しすぎない適度なイージーさがありながらも、この弾きの強さと『スピンレス性能』は魅力的に感じました。


人によって好みが分かれるところだと思いますが、今回の『三兄弟』の中で、一番ポテンシャルが高いと思います。


叩けるドライバーです。


左を怖がらず、しっかりと振りぬいていくことができたので、大きな飛びにつながったような気もします。



操作性
『操作性』という点では、少し苦戦しました。


左右にも曲げることはできたのですが、なかなか思うような曲がりは得られませんでした。


左右でいえば、右に曲げるほうが易しく感じました。


調整機能を使わない、ノーマルな状態だと、スライサーの方には、やや扱いづらい感じがするかもしれません。



ヒール側
見た目の印象よりも、しっかりしているな・・・。と思いました。


シャフトがソフトなタイプなので、試打しながらずっとミスマッチ感を感じていました。


しかし、ヘッドは好感がもてました。



PING G LS TEC ドライバー
オートマチックタイプだと思いますが、オートマチックすぎない、『セミオートマチックタイプ』といっていいのかもしれません。


決して曲がりにくいドライバーではありませんが、かといって自在に曲げるという感じがしないのも、このドライバーの特徴のように感じました。



PING G LS TEC ドライバー
スライサーの方よりはフッカーの方に合いやすいのではないかな?と思いましたが、シャフトがもっとしっかりしていればさらにフッカーに合いやすくなるように感じました。


他にも色々なシャフトがラインアップされているそうなので、次回は是非違うシャフトでも試してみたいと思いました。



PING G LS TEC ドライバー
イージーさの中にも『骨太』なところも持ち合わせているドライバーだと思いました。


結構しっかりしているタイプなので、『三兄弟』の中では一番使い手を選ぶタイプかもしれないですし、『一番の売れ線』とはなりにくいかもしれません。


ヒッタータイプの方に是非試していただきたいドライバーです。



PING G LS TEC ドライバー
色々なドライバーを試打していると、前のモデルのほうが良かったな・・・。このニューモデルにはあまり魅力を感じないな・・・。ということも少なからずあります。


しかし、このGシリーズは前のG30よりも、明らかに進化しているように感じます。


顔の良さもそうですし、まだ実際に打ち比べてはいないのですが、おそらく飛距離性能も、このニューモデルのほうが少し高いように思います。


他の性能は、ほぼ横ばいといったところかもしれません。


高性能でありながら、決して敷居が高すぎない、親しみやすさもあるドライバーだと思いました。


コースでも試してみたいです。


                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2016年05月10日
  

ピン G クロスオーバー

                 
ピン G クロスオーバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING G クロスオーバー の3番 です。



ALTA J50
シャフトは ALTA J50 です。

ロフトは18度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は61g、トルクは2.9、キックポイントは中調子、クラブ総重量は349g です。



正面
PINGでは珍しい、アイアン型のハイブリッドです。


これまで、PINGのハイブリッドは試打してきましたが、このようなタイプは記憶にありません。


普通のハイブリッドもいいですが、私はアイアン型が好きなので、このクラブにはとても興味がもてました。


『アイアンの延長』として、ハイブリッド(ユーティリティ)を使っていきたいという思いがあるからだと思います。



側面
PINGらしい、黒いヘッドです。


艶消しタイプなのでシブさが増しています。


サイズも大きめです。



ソール幅
かなりのワイドソールです。


PINGはアイアンでもワイドソールが多いので、この広さは予想していました。


PINGらしい形状だな・・・。と思いました。



ソールのパーツ
ソールのヒール部分にある、この六角ビスのようなものは、どのような意味があるのでしょうか?


普通にウェイトなのでしょうか?


それとも、特に意味は無く、製造工程によるものなのかな?と思いました。


どんな意味があるのか解りませんが、よく目立っていました。



ネックの長さ
ネックの長さは結構ありました。


これは意外でした。


PINGのアイアンはショートタイプが多いので、短めを予想していました。



ネックの凹み
ネックに凹みがあるのはすっかりお馴染みです。


PINGのアイアンに見られる特徴です。


この凹みを見て、やはりメーカーも『アイアン』という認識で作っているのだろう・・・。と思いました。



トップライン
トップラインは、やや厚めでしたが、ハイブリッドということもありますし、予想していました。


アイアンという認識で見ると、もう少し薄くてもいいかな?と思えるのですが、『アイアン型ハイブリッド』ということであれば、適正といえるのかもしれません。



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップも、お馴染みになりました。


機能性を感じさせるグリップです。


ラバータイプらしい、ソフトさもあります。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは無く、ごく普通です。


やはり、このような番手のクラブにはミーリングはあまり効果が無いのでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。


予想していたよりも構えやすくて、好感がもてました。


もっと『アク』が強い顔をしているのかと思っていたのですが、そうではありませんでした。


見とれるようなことはなかったのですが、普通にアイアン感覚で構えることができました。


アイアン型ハイブリッドは少ないので、この構えやすさは好印象でしたし、嬉しくなりました。


グースの利きは強いですが、このラージサイズで長い番手だと、仕方ないような気もします。


ややイメージが出づらいところはありましたが、まずは細工をせずに普通に振っていこう・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、やや硬めでした。


ずっしりとくる感じでした。


球の重さをはっきりと感じとることができました。



トゥ側
球はあがりやすいです。


予想していたよりも、球が浮いてくれました。


PINGは易しいクラブを作るのがとても上手いメーカーなので、このあがりやすさは当然なのかな?と思いましたが、そのメーカーの強みが、このクラブにも感じられました。


これまで、アイアン型ユーティリティをいくつか試打してきましたが、おそらく『トップクラス』といっていいほどのあがりやすさといっていいと思います。


見た目の印象以上に、重心も低いのだと思います。



バックフェース
『安定性』も、高いです。


シビアさは感じませんでした。


かなり大らかで寛容さがあるな・・・。と思いました。


少々のミスヒットにも目をつぶってくれる易しさがあるように感じられました。


アイアン型ではありますが、『オートマチック系』といっていいように思いました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、いい感じでした。


球はしっかり浮いてくれますが高すぎず、力強い弾道でした。


『球離れ』も速いタイプで、『乗る』という感じはありませんでした。


初速が速いです。


ラージサイズではありますが、あまりゴチャゴチャした感じはなく、むしろシンプルなほうだと思います。


それでもこの飛距離が稼げるのは、見えないところに色々な工夫がされているのだと思います。


『驚くような飛び』という印象はなかったのですが、飛びに対してなかなかのポテンシャルがあるな・・・。と思いました。



操作性
『操作性』という点では、あまり操作したいという感じはしませんでした。


あまり細工をし過ぎてしまうと、逆に大きく暴れてしまうようなところがありました。


できるだけ、このクラブに任せて自然に振っていったほうがいいと思いました。


おそらく実戦では、『ライン出し』のイメージだけで打っていくだろうな・・・。と思いました。



ヒール側
PINGでは珍しいアイアン型ユーティリティですが、いい印象のまま試打を終えることができました。


予想以上に構えやすくて打ちやすかったです。



PING G CROSSOVER
難しく感じるところが殆どありませんでした。


飛距離も優れていますが、かなり『易しさ』に、メーカーが力を入れているのではないでしょうか?



PING G CROSSOVER
ドライバーやFWの進化も凄いですが、ハイブリッドはまだまだ進化の余地がたくさんあるように思います。


今はコースも長くなり、スコアメイクにおいてハイブリッドの役目も大きくなっていると思います。


そういう意味でも、このクラブのように易しくて結果を出しやすいクラブは、頼れる相棒になってくれるような気がします。



PING G CROSSOVER
『ハイブリッド』や『ユーティリティ』という言葉が、このクラブには使われていません。


『クロスオーバー』という名前です。


『交差して終わる』という意味なのかな?と思いましたが、おそらく違うと思います。


これからもこのようなネーミングで次のモデルが発売されるのでしょうか?



PING G CROSSOVER
ここ数年のピンの充実ぶりは目を見張るものがあります。


パターも素晴らしいですが、特にドライバーやFWがいいです。


このクロスオーバーも、そのいい流れに乗っている感じがします。


アイアン型のユーティリティを使いたいけど、易しくて飛距離も結構出るタイプを使いたい・・・。という方には、是非試していただきたいと思いました。



PING G CROSSOVER
最近はアイアン型ユーティリティを試打する機会が少ないので、ニューモデルを試打することができて嬉しく思いました。


いい印象をもつことができたので、また試打する機会があれば違うメーカーの『アイアン型ユーティリティ』と打ち比べてみたいと思いました。


                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2016年04月28日
  

ピン G SF TEC ドライバー

                 
PING G SF TEC ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING G SF TEC ドライバー です。



N.S.PRO REGIO FORMULA B
シャフトは N.S.PRO REGIO FORMULA B TYPE55 です。

ロフトは10度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は56.5g、トルクは3.6、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は303g です。



正面
PING G シリーズのニュードライバーです。


先日『G』を試打しましたが、今日は違うモデルです。


SF TEC ドライバーです。



側面
ピンらしく、とてもシャローでラージサイズのドライバーです。


こうして見る限り、先日試打した『G』との違いは見分けられません。


今度、同時に試打することができれば、見比べてみたいと思いました。



ウェイト
バックフェース付近にウェイトがひとつだけありました。


これも『G』と同じですが、位置が違っていました。


このドライバーのほうが少しヒール寄りにあります。


ということは、少しつかまりを良くしているのかもしれません。



ネック長さ
ネックは短めです。


ピンらしいショートネックです。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていました。



○
試打するのは、この『O』のポジションです。


PINGの調整システムはとてもシンプルです。


ニューモデルになっても、この調整システムは変わりません。


調整システムは、これで充分だという、メーカーの思いがあるようです。



シャローヘッド
シャローバックタイプです。


この形状はPINGの特徴といっていいかもしれません。


ラプチャーシリーズなど、昔からPINGのドライバーは、いいものがありましたが、このような『超シャロータイプ』に変わって、PINGの快進撃が始まったような気がします。


パターメーカーからドライバーメーカーへのイメージも定着していったように思います。



トゥ側のアクセサリー
トゥ側

ヒール側のアクセサリー
ヒール側

トゥ側とヒール側には、それぞれアクセサリーのようなものがありました。


これも『G』と同じです。


とても目立ちますが、これも大きな理由があるのではないでしょうか?



クラウンの模様
』もそうでしたが、このクラウンにある模様が特徴的です。


色が同じなので、あまり目立ちすぎないのがいいです。


この模様にも、大きな意味があるのだと思います。


『艶消しブラック』がとてもいいな・・・。と思いました。



オリジナルグリップ
この個性的なオリジナルグリップも見慣れてきました。


独特のグリップパターンが印象的です。


かなり研究されているようです。



顔
なかなかいい感じの顔です。


『G』と同じような顔です。


前のモデルの『G30』よりもクセが弱くなって男前度がアップしています。


ラージサイズの中では、いい顔の部類に入ると思います。



振り感
素振りをしてみた感じはまずまずでした。


外見ほどの重量感はありませんでした。


ハードなタイプではなく、親しみやすい振り感です。


私にとってベストスペックではなかったのですが、変なクセも無かったので、タイミングもすぐに合いました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、いい感じでした。


構えやすいです。


もっとクセがあるのかな?と思っていましたが、そんなことはありませんでした。


クラウンの突起が少し目に入りましたが、苦手に感じることはありませんでした。


いい球が打てそうな予感がしてきました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はしっかりめでした。


球の重さをズシリと感じました。



打球音
『音』は、やや大きめでしたが、気になるほどではありませんでした。



トゥ側
球はよくあがってくれました。


タフな感じは全くしません。


外見からくる印象通りのあがりやすさでした。


スインガータイプの方にも合いやすいドライバーだと思います。



バックフェース
『安定性』は、かなり高いです。


優れたイージードライバーといっていいと思います。


大型ヘッドにありがちな『つかまりの弱さ』は、このドライバーにはありませんでした。


しっかり球がつかまってくれました。


私はフッカーなので、ややつかまり過ぎて、少し逃がす感じでちょうどいいかな?と思ったのですが、スライス系の方はちょうどいい感じでつかまってくれ、方向性を出しやすくなるのではないでしょうか?


この安定性の高さは、さすがピンのドライバーという感じがします。


スイートエリアも広いです。



飛距離性能
『飛距離性能』も、好印象でした。


かなり強い球が打てます。


ライナー系でなく、弾道は高めですが、弱々しい球ではありませんでした。


反発力も感じますし、キャリーをしっかり稼いでいくことができました。


頼もしく感じるほどのボールの勢いがありました。



操作性
『操作性』という点では、大きく曲げるのは難しく感じられましたが、左右に曲げることはできました。


球がつかまりやすいので、どちらかというとフック系が出やすい印象をもちました。


しかし、操作性よりも明らかに安定性が勝っているドライバーです。


かなり『曲げにくい』印象をもちました。



ヒール側
先日試打した『G』もそうでしたが、このドライバーもかなり人気がでるだろうな・・・。と思いました。


前のモデルのG30よりも、進化している感じがします。


それは顔の良さもそうですし、飛距離性能にもいえます。


実際に打ち比べてみないと詳しいことは分かりませんが、おそらくこのニューモデルのほうが、前のモデルのG30よりも飛距離性能に長けていると思います。



PING G SF TEC DRIVER
ピンのドライバーは『曲がりにくい』のが特長としてありますし、それに飛距離がプラスされているように感じます。


いい意味で『鈍感』に打っていけるドライバーといったらいいでしょうか?


あまり細かいことを考えず、大まかな感じでちょうどいいのではないかな?と思いました。



PING G SF TEC DRIVER
『アバウトさ』で勝負できるドライバーといっていいのかもしれません。


最近はドライバーの性能に『飛距離性能』よりも『安定性』『曲がりにくさ』を第一に考えておられる方が多くなっているのだと聞いたことがあります。


確かに飛距離性能は大きなポイントではありますが、安定性を欠いて、いつも曲がっていたノではスコアになりません。


曲がりにくさ・ミスに対しての寛容さがあっての飛距離性能といえるのかもしれません。


そういった今のゴルファーのニーズを、このドライバーは具現化しているように思います。



PING G SF TEC DRIVER
スタートホールでのティショットなど、プレッシャーの掛かる場面でも、このようなドライバーは大活躍してくれると思います。


トラブルにはなりにくいような気がします。


昔は安定性と飛距離は両立できていないドライバーが多かったのですが、最近のドライバーはとてもレベルアップしています。


それだけ研究が進んでいるのだと思います。


このドライバーもまさに『いいところ取り』のドライバーだと思いました。


                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2016年04月13日
  

ピン G アイアン

                 
PING G アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブはPING G アイアン の7番 です。



AWT 2.0 LITE
シャフトは AWT 2.0 LITE です。

ロフトは30.5度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g です。



正面
ピンGシリーズのアイアンです。


ピンらしい、個性的な作りになっています。


昨年試打したG MAXアイアンを思い出しました。


ニューモデルではありますが、基本コンセプトは同じようです。



側面
ラージサイズで、機能性を感じさせるアイアンです。


先日試打した A GRIND のアイアンとはタイプが全く異なりますが、このようなアイアンを好まれる方も多いのではないでしょうか?



彫りの深さ
彫りの深さもしっかりとあって、ピンのアイアンらしい感じがします。


フルキャビティの、そのさらに上をいく多機能フルキャビティといったらいいでしょうか?



バックフェースのアクセサリー
バックフェースには、色々なパーツが組み込まれていました。


これも前のモデルのG MAXを思い出します。


ワンピースタイプで鍛造品のアイアンもあれば、このようにたくさんのパーツが組み合わさったアイアンもあります。


いったいどれくらいの数のパーツが、このアイアンに組み込まれているのでしょうか?



ソール幅
ソール幅はワイドです。


ピンらしいです。


『大らか』というよりは『大まか』という言葉が浮かびました。


海外メーカーというより、海外ゴルファーの方の求める『合理性』を追求したら、このような形になるのかな?と、このようなアイアンに出会うと感じることがあります。



ネック長さ
ネックは短めです。



トップライン
トップラインは、やや広めでしたが、気になるほどではありませんでした。


シャープな感じはしませんでしたが、輪郭がはっきりしているので、構えた時にイメージがボヤけにくいのではないかな?と思いました。



ネックの凹み
ネックの凹みはお馴染みです。


他のメーカーには見られない個性です。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


ごく普通のフェース面です。


これまでのPINGアイアンと変わらないように思います。



構え感
ピンらしい構え感です。


ラージサイズでグースもよく利いています。


これだけ大きいと、グースが利いていたほうが、球がつかまりやすくなるのだと思います。


独特の構え感ではありますが、クセが強すぎないのがいいと思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、ややしっかりめでしたが、衝撃が上手く分散されていたように感じられ、好感がもてました。


バックフェースの工夫が活きているのかもしれません。



トゥ側
球はかなりあがりやすいです。


タフな感じはしませんでした。



バックフェース
安定性も高く、スイートエリアは広く感じました。


ピンはオートマチック系のクラブを作るのが上手いイメージがありますが、このアイアンもそんな感じがしました。


少々の打点のブレには寛容なタイプのアイアンです。



飛距離性能
『飛距離性能』も高いです。


しっかりとキャリーを出していくことができました。


『乗っかり感』よりも、弾き感があり、飛ばすタイプのアイアンだと思いました。



操作性
『操作性』は、やや難しく感じました。


なかなか思うようにはいきませんでしたが、こういったところも、このアイアンの特徴のような気がします。



ヒール側
前のモデルG MAXのマイナーチェンジモデルといっていいと思います。


おそらく、新たな工夫が組み込まれているのだと思いますが、それほど大きな進化といいますか、変化は感じませんでした。


今度機会があれば、打ち比べてみたいと思いました。



                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2016年03月22日
  

ピン G ドライバー

                 
PING G ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING G ドライバー です。



ALTA J50
シャフトは ALTA J50 です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は53g、トルクは4.7、キックポイントは中調子、クラブ総重量は298g です。



正面
ピンGシリーズのドライバーです。


先日FWを試打しましたが、今日はドライバーを試打する機会に恵まれました。


ピンらしく、かなり大型サイズのドライバーです。



側面
シャロー感も、かなりあります。


多少のデザインの違いはありますが、前のモデルのG30によく似ています。


マイナーチェンジといったところでしょうか?


G30はとてもいいドライバーですし、私の周りでも大人気でした。


易しく飛ばせると、評判のドライバーです。


そのG30に近い感じがするので、期待感が高まりました。



ネック長さ
ネックは短めです。


見慣れた長さです。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていました。


これまでのモデルと変わらないようです。


ピンは元々、シンプルな調整システムでしたが、これからもこの流れは続くのではないでしょうか?



ヒール側のパーツ
ヒール側

トゥ側のパーツ
トゥ側

ヒール側とトゥ側に、それぞれ工夫が見られます。


おそらく、これにも大きな理由があるのだと思います。



ウェイト
ウェイトがひとつだけありました。


これも、これまでのモデルと共通しています。



シャローヘッド
かなりのシャローヘッドです。



TURBULATORS
『TURBULATORS』の文字がありました。


これも、これまでと共通しています。



VORTEC
バックフェースには、『VORTEC』の文字がありました。


何か特別な工夫がされているようです。



顔
PINGらしい、独特の顔です。


ラージサイズでシャロー感が、かなりあります。


ヘッド後方が大きく伸びています。


G30と大きな違いはないようです。



クラウンマーク
この独特の突起も、同じです。



クラウンの模様
しかし、この後ろ側の模様が新たに加わっていました。



振り感
素振りをしてみると、見た目以上にソフトスペックに仕上がっている感じがしました。


外見は重量感がありますが、実際に振ってみると、それほどでもありません。


今のドライバーの中では標準といえるでしょうか?


軽すぎない、重すぎないという感じがします。



構え感
ボールを前にして構えてみても、なかなかいい感じでした。


かなりの大型でシャロー感があります。


好感がもてたのは、少し『開き顔』に見えたところです。


引っ掛からず、素直に振っていけそうに見えました。


これがもし『被り顔』だったら、かなり構えづらかったと思うのですが、そうでもありませんでした。


このままでいいと思いました。


クラウンには色々な模様がありますが、目立ちすぎていないので、特に違和感はありませんでした。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は良いです。


適度な手応えがありました。


硬すぎないのがいいと思いました。



打球音
『音』は、はっきりしていました。


大きすぎることもなく、インパクトが緩むこともありませんでした。


この音と打感は、これまでのモデルで経験してきたように思います。



トゥ側
球はとてもあがりやすいです。


10.5度というロフトもあると思うのですが、かなりの高弾道でした。


重心も深そうです。


いわゆる『お尻の重たい』ドライバーという感じがします。


フェースが上を向きやすい感じがしたので、もう少しロフトが立ったモデルでも良かったかな?と思いました。


外見は重量感があって、タフそうな印象もありますが、実際はとてもあがりやすくて親しみやすいドライバーです。



バックフェース
『安定性』も高いです。


スイートエリアは、かなり広そうです。


ラージサイズ&シャロータイプらしい、大らかさがありました。


この易しさは前のモデルのG30と同じように感じます。



飛距離性能
『飛距離性能』も優れていました。


G30もいい印象が残っていますが、このニューモデルも優れているな・・・。と思いました。


弾きもあって、高弾道で飛ばしていけるタイプです。


シャフトがよくしなるからなのか、ヘッドがビュンビュン走っているのが分かりました。


あまりしなりすぎると、いいところに戻りづらいタイプのドライバーも多いですが、このドライバーはそんな難しさは感じませんでした。


オートマチックに、高弾道で飛ばしていけるドライバーだと思います。



操作性
『操作性』という点では、なかなか思うように曲げることはできなかったのですが、かなり極端に打っていって、何とか曲げることができました。


これまでのPINGと同様の、『曲げづらい』ドライバーだと思いました。


左右でいえば、ほぼ中立的な感じがしました。


構えたときの印象よりも、球のつかまりはいいと思いました。


かなりオートマチック感が強いので、球を操作していきたい方には、合いづらいところがあるかもしれません。



ヒール側
前のモデルのG30と、かなり近いドライバーだと思いました。


大きな違いはクラウンの模様と、ソールのデザインです。


これによって、おそらく飛距離アップが狙えるのだと思います。


G30はとても優れているドライバーなので、このドライバーと打ち比べてみたいと思いました。


いいところは全て受け継がれているように感じます。



PING G ドライバー
『球があがりやすい』


『方向性が安定している(曲がりにくい)』


『飛距離性能が優れている』


という、はっきりとした長所が感じられるドライバーです。



PING G ドライバー
シビアさを全く感じさせないように、そして易しく飛ばして欲しい・・・。というメーカーの思いが、このドライバーに詰め込まれているように思います。


細かいことを考えず、シンプルに飛ばしていけるドライバーだと思いました。


私はこのようなラージサイズ&シャロー系のドライバーを購入したことがまだ無いのですが、経験をたくさん積んできたせいか、好感のもてるドライバーも増えてきました。


前のモデルのG30は勿論、このGドライバーも好感がもてました。



PING G ドライバー
PINGは老舗海外メーカーですし、ババワトソン選手など、トップ選手が愛用しています。


しかし、日本市場を強く意識してクラブ作りをしているように感じます。


『日本人ゴルファーに優しいメーカー』という印象があります。


浅い重心で低スピンタイプのドライバーもいいですが、このように深重心で大らかさをもったドライバーも素晴らしいな・・・。と思いました。


また何度でも試打してみたいと思いました。


私は今でも操作性の良いドライバーが好きなのですが、オートマチック系にもっと慣れてきて使えるようになったら、このドライバーをコースでも使ってみたいと思いました。


PINGは易しくて高性能なドライバーを作るのが、とても上手いメーカーだと改めて思いました。

                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2016年03月18日
  

ピン G フェアウェイウッド

                 
PING G フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING G フェアウェイウッド の3番 です。



ALTA J50
シャフトは ALTA J50 です。

ロフトは14.5度、クラブ長さは43インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は53g、トルクは4.7 です。



正面
PINGの新しいフェアウェイウッドです。


先日試打したハイブリッド同様、青がアクセントになっていて、目を惹きます。


パターメーカーとしての地位を築いているPINGですが、最近はウッド系の印象も強いです。


ドライバーもいい物がたくさんありますし、FWも充実しています。


そのFWの中でも、私はi25というFWが強く印象に残っています。



側面
かなりシャローなタイプです。


PINGらしいです。



ヘッド後方のウェイト
ヘッド後方にウェイトがありました。


これもPINGの特徴といっていいと思います。



ネック長さ
ネックは短めに見えましたが、これまでのモデルと同じように見えます。


こうして見ると、外見に大きな違いは無いように見えます。


しかし、見えないところに様々な工夫がされているのだと思います。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていました。


このシンプルな調整システムも、これまでと変わっていないように思います。



○
試打するのは、この”O”の位置です。



顔
この顔も、PINGらしいです。


前のモデルG30を見ているようでした。



クラウンマーク
このクラウンにある突起も、前のモデルから継承されています。



TURBULATORS
ヒール側には、『TURBULATORS』の文字がありました。


PING独自の工夫がされているようです。


この文字も、前のモデルに見られました。


前のモデルの優れたところは、そのまま引き継がれているようです。


『マイナーチェンジ』なのかな?と思いましたが、『バージョンアップ』という言葉が相応しいのかな?と思いました。



シャローヘッド
かなりのシャローヘッドです。


これもPINGの特徴といってもいいですし、PINGはずっとこの形状なので、一貫性があっていいと思いました。


考え方がブレない印象があります。


メーカーのこだわりが感じられます。


色々なタイプのクラブを作って、より幅広い層に対応していこう・・・。というメーカーも多いですが、PINGはずっと『変えない良さ』があるように思います。


独自のクラブを発表しつづけている感じがして、好感がもてます。


そのクラブたちは優れものが多いです。



振り感
素振りをしてみると、外見よりは軽量感がありましたが、これは日本市場向けだからでしょうか?


それとも、最初から私たち日本人ゴルファーに向けて作られたクラブなのでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じでした。


前のモデルの印象がそのまま、このクラブにも当てはまるような気がしました。


ニューモデルではあっても、あくまでも前のモデルとほぼ同じ感じで打っていけばいいんだな・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、しっかりめでした。


結構手に衝撃が残りました。


予想とはちょっと違っていましたが、どちらかといえば好感がもてる打感です。



打球音
『音』は、はっきりしていましたが、甲高くないのがいいと思いました。


音で、スイングの勢いが削がれることもなかったので、気持ち良く振っていくことができました。



トゥ側
球はとてもあがりやすいです。


今日は直打ちで試してみたのですが、球を拾いやすいですし、いい感じで上がってくれました。


ロフトが14.5度ということで、3Wでもちょっと立っている部類だと思いますが、球が浮きづらいという感じはしませんでした。


かなりシャローフェースなので、ティアップして打つときは少し気を遣いそうでしたが、直打ちだと、すごく力を発揮するタイプのように感じられました。



バックフェース
『安定性』はいい感じでした。


シビアさはなく、かなり大らかなタイプだと思いました。


このイージーさが、ここ数年のPINGの個性といっていいように思います。


その前はもっとハードなクラブが多かったですが、最近は親しみやすいクラブが多くなって、新たなファンを獲得していると思います。



飛距離性能
『飛距離性能』も、なかなかいい感じでした。


ボールの弾きもいいですし、しっかりとキャリーを出していけました。


弾道がちょっと高めだったので、もう少し抑えめにしていけば、もっと距離が伸ばせたような気がします。


違うシャフトだと、さらに性能はアップするだろうな・・・。と思いました。



操作性
『操作性』は、まずまずでした。


前のモデルのG30同様、どちらかといえば曲げにくいFWだと思いました。


細かい細工をするのではなく、あくまでも自然に振り抜いていくのがベストだと思いました。


クラブに任せていったほうが、安定しやすいように感じました。



ヒール側
『あがりやすさ』『安定性』という、易しい要素を持ち合わせていながら、飛距離性能でも優れていると思いました。


高さをしっかりと出していけるので、かなり多くのゴルファーに支持されるのではないでしょうか?



PING G フェアウェイウッド
FWはどうも苦手だ・・・。


直打ちをしたいけど、苦手意識がどうしても抜けないので、ついついUTやアイアンでレイアップしてしまう・・・。


という方にも試していただきたいと思いました。



PING G フェアウェイウッド
難しいクラブではなく、高い確率で結果を残してくれるので、コースでもアグレッシブにプレーできるのではないでしょうか?


PINGのクラブで球を打っていると、『易しさも性能のひとつ』なんだな・・・。と改めて思います。


それまでがハードな物もあったので、今はすごく変わったような気がします。



PING G フェアウェイウッド
易しさがありながらも、その易しい部分が頼もしさを感じさせてくれます。


PINGファンの方は勿論、FWに苦手意識をもっておられる方には是非試していただきたいと思いました。


                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2016年02月26日
  

ピン G ハイブリッド

                 
PING G ハイブリッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING Gハイブリッド の4番 です。



ALTA J50
シャフトは ALTA J50 です。

ロフトは22度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は52g、トルクは3.1、クラブ総重量は340g です。



正面
PING Gシリーズの新しいハイブリッドです。


この時期にニューモデルに出会えるとは思っていなかったので、驚くと同時に嬉しく思いました。


ニューモデルということですが、前のモデルのG30にすごくよく似ていて、大きな違いはないように見えます。


マイナーチェンジということでしょうか?



側面
オーソドックスな形状です。


特に変わったところは見られません。


しかし、ニューモデルなので新たな技術が組み込まれているのは間違いありません。



ウェイト
ソールにひとつだけウェイトがありました。


これも前のモデルのG30と同じです。



ネックの長さ
ネックの長さはしっかりとキープされていました。



シャローヘッド
シャローバックタイプです。


よく見る形状です。



顔
いい顔をしています。


変なクセは無く、スタンダードな感じがします。


PINGらしく、艶消しブラックなところもいいです。



クラウンの突起
クラウンには独特の突起物がありました。


これは前のモデルのドライバーと共通しています。


やはりG30の後継モデルなんだな・・・。と思いましたし、大きな理由があるのだと思います。


G30ハイブリッドには見られなかったので、今回は新たに加えることによって、性能アップを図っているのではないでしょうか?


今のところ、このクラウンの突起物が一番の違いだな・・・。と思いました。



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップも、PINGらしいところです。


これまでのモデルと大きく変わった感じはしません。


個性的なグリップです。



構え感
ボールを前にして構えてみても、好感がもてました。


とても構えやすいです。


ラインもイメージしやすいです。


フェース面がよく見えたので、高弾道をイメージしました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなか良いです。


はっきりとした打感ですが、硬すぎないのがいいと思いました。



打球音
『音』は、やや大きめでしたが、全く問題ない大きさです。


これまでもたくさん耳にしてきた、聞き慣れた音です。



トゥ側
球はあがりやすいです。


今はあがりやすいハイブリッドがたくさんあるので、そういった意味でいいますと、標準的といえるのかもしれません。


タフな感じは全くしません。


直打ちでも、充分すぎるほど球を上げてくれました。



バックフェース
『安定性』は平均的な印象をもちました。


前のモデルと大きく変わらないように思います。


神経質でシビアなタイプではありませんが、高い直進性があって『曲がりにくい』と感じるタイプのハイブリッドではありませんでした。



飛距離性能
『飛距離性能』は、いい感じでした。


フェースの弾きもいいですし、高弾道で『速い球』が打てる感じがしました。


ヘッド全体で仕事をしてくれているハイブリッドだな・・・。と思いました。



操作性
『操作性』は、いい感じでした。


左右に曲げるのも難しくありませんでした。


構えたときに、どちらかといえばつかまりやすそうだな・・・。と思っていたのですが、その通りでした。


逃がすこともできましたが、性能的にはつかまりがいいタイプのハイブリッドだと思いました。



ヒール側
ピンらしい、高性能ハイブリッドです。


易しくて親しみやすいタイプですが、それがいきすぎていないところがいいな・・・。と思いました。



PING Gハイブリッド
前のモデルのG30と比べ、劇的に大きく変わったという印象はなかったのですが、いいところがしっかりと継承されているように感じられました。



PING Gハイブリッド
変なクセがなくて、しっかりと仕事をしてくれるクラブなので、長く付き合っていけそうだな・・・。と思いました。


                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2015年11月08日
  

ピン EYE2 GORGE ウェッジ

                 
ピン EYE2 GORGE ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING EYE2 GORGE ウェッジ です。



CFS
シャフトは CFS です。

ロフトは56度、クラブ長さは35.25インチ、シャフト重量は109g、トルクは1.8、クラブ総重量は452g です。



正面
最近はあまり見ないタイプのウェッジです。


しかし、昔はよく見ました。


PINGらしいウェッジといっていいと思います。


このウェッジはニューモデルということですが、クラシカルな雰囲気があります。


私がゴルフを始めた頃も、PINGのアイアンやウェッジは人気が高かったですし、『名器』と呼ばれる物がたくさんありました。


しかし、私は苦手にしていました。


どうしても馴染めないところがありました。


昔からPINGのアイアンやウェッジには苦手意識をもっていました。


最近のPINGは親しみやすい物も多いですが、このウェッジを見て、懐かしいな・・・。と思いました。



側面
軟鉄素材とはまた違う、ステンレスタイプのウェッジです。


昔からよく見ます。


私は軟鉄が好きですが、このようなタイプのウェッジを好まれる方も多いのではないでしょうか?


形状は独特ですが、全体的にはシンプルな作りになっています。


今はウェッジも『ハイテク化』が進んでいるように思いますが、このウェッジはそういった複雑な感じはしません。



GORGE
トゥ側には、『GORGE』の文字がありました。


PING独特の、ゴージ溝なのだと訊きました。



彫りの深さ
彫りの深さもたっぷりあります。


あくまでも合理的といいますか、機能性を重視しているように見えます。



ソール幅
かなりのワイドソールです。


大味な感じもしますが、この大きさや形状にもメーカーの計算があるのだと思います。


日本メーカーのウェッジは、かなり繊細で精密な印象を持つ物もありますが、このウェッジは対称的な感じがします。


大きいな・・・。と思いました。



ネック長さ
ネックの長さはまずまずだと思いました。


PINGらしく、ソケットが無いタイプです。


私はオーソドックスなタイプが好きですが、これもPINGの個性といっていいのだと思います。


PINGのアイアンやウェッジにはネックの凹みがある印象がありますが、このウェッジにはありませんでした。


軟鉄と違い、ステンレスはロフトやライ角の調整が難しいので、最初から調整しないという前提の元で作られているのかもしれません。



トップライン
トップラインは少しだけ厚く見えましたが、気になるほどではありませんでした。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップは、何度か出会ったことがあります。


ソフトなフィーリングで、好感がもてます。



構え感
ボールを前にして構えてみると、正直かなり苦手に感じるタイプです。


しかし、この構え感はある程度予想していましたし、昔から見てきた顔でもあります。


PINGは最近、『和顔のウェッジ』も発売していますが、このようなタイプのウェッジのイメージが強いです。


『洋顔』のウェッジといっていいと思います。


かなりグースも強くて、イメージも出づらいです。


ボールの手前から滑らせて拾っていこう・・・。と思いました。


それしかイメージが出ませんでした。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。


硬くなく、ソフトなほうだと思いました。


軟鉄のあの独特なソフト感とは違いますが、こういった打感もアリなのだと思います。



スピン性能
スピン性能は、なかなかいい感じでした。


強烈にバックスピンが掛かるという感じはしなかったのですが、適度な範囲で止まってくれました。


『止まりすぎず、計算しやすいスピン性能』といったらいいでしょうか?



トゥ側
『球のあがりやすさ』は普通かな?と思いました。


最初のうちは、なかなかいい感じでボールを拾っていくことができず、少し苦戦してしまいました。


グースがかなり利いているので、低く出していけるところが長所かな?と思いました。


高くあがるよりは、多少低めに打ち出していったほうが、距離感が出しやすく、落としどころを限定しやすい・・・。という方も多いと思います。


最近はなかなか見ない顔ではありますが、グースタイプを好まれる方には、とても扱いやすいウェッジといえるのではないでしょうか?



バックフェース
『安定性』は高いと思いました。


キャビティ効果が出ていると思います。


大らかさのあるウェッジだと思いました。



距離感
距離感はちょっと苦戦してしまいました。


なかなかイメージが出せなかったからだと思います。


ただ、これは私がこのようなタイプのウェッジをずっと敬遠してきていて、経験不足によって使いこなせていないだけだと思います。


昔からあるタイプなので、言い換えてみればそれだけ支持される方が多くいらっしゃるのだと思います。



操作性
『操作性』は難しく感じてしまいました。


極端なことをやってみようとしたのですが、いきなりシャンクしてしまいました。


やはり、全ては私の経験不足によるものだと思いました。



ヒール側
同じPINGのウェッジでも、私は今年試打したGLIDE ウェッジのほうが親しみやすい感じがしました。

                         
        
上田栄民「いまさら聞けないゴルフのお話し」



                         
      
2015年09月23日
  

ピン Cadence TR Anser 2 パター

                 
ピン Cadence TR Anser 2 パター
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING Cadence TR Anser 2 パター です。



オリジナルスチールシャフト
シャフトは オリジナルスチールシャフト です。

クラブ総重量は598g です。



PING Cadence TR Anser 2 パター
PINGのカッコいいパターです。


PINGのパターはカッパーのイメージが強いのですが、このように黒い色も引き締まって見え、いい感じです。



PING Cadence TR Anser 2 パター
オーソドックスな感じのPING型パターです。


結構ロングネックタイプです。


昔、スコッティキャメロンのロングネックが流行ったこともありましたが、ルールで規制されるようになって、ネックの長さも落ち着いてきたように思います。


何回かロングネックパターを試してみたことがあるのですが、あまり馴染めませんでした。


なので、このような長すぎないネックは好感がもてます。



PING Cadence TR Anser 2 パター
フェース面には溝がありました。


これは最近のPINGのアイアンによく見られる工夫です。


こうすることによって、ボールの転がりが良くなるのでしょうか?


以前『KARSTEN TR Anser2』というパターを試打したことがあるのですが、フェース面のほぼ全面に溝がありました。


しかし、このパターはそうでもありません。


やはりヒットする部分だけ溝があればいいということなのではないでしょうか?


このパターの溝も、結構広い面に見られます。


ミスヒットを考慮してのことだと思いますが、ここまで広くなくてもいいのかな?と思いました。


ただ、あまり狭くなりすぎてしまうと、プレイヤーにプレッシャーが掛かってしまうのかもしれません。


『芯』に当てよう・・・。という意識が強くなりすぎてしまって、スムーズなストロークが出来にくくなるのかもしれません。



フェース面の溝
フェース面の溝を指でなぞってみたのですが、結構凹凸がはっきりしていました。


これはボールによく食い付きそうだな・・・。と思いました。


実際に比べてみないと詳しいことは分かりませんが、今回のこのパターのほうが凹凸感といいますか、ザラザラ感のようなものが強くなっているように感じました。



長さ調節
長さ調節機能が付いていました。


これもPINGのパターですっかりお馴染みになりました。


平均的な背の高さの方だけでなく、背の高い方など、あらゆる層に対応できているので、画期的なシステムだと思います。


ただ、このシステムを採用すると、重量が少し増えてしまうので、そこが気になる・・・。という方もいらっしゃるかもしれません。



ソール
美しいデザインのソールですが、特に変わった工夫のようなものは見られませんでした。


それほど低重心ではなく、結構重心の高さのあるパターではないかな?と思いました。



Anser 2
『Anser 2』の文字を見ると懐かしくなります。


PINGのアンサー2にはずっとお世話になってきました。



構え感
PING型らしい、オーソドックスな構え感です。


黒い色のPING型パターはあまり経験していませんが、見慣れた形状ですし、黒い色はパターだけでなくクラブに適した色だと思うので、とても好感がもてました。


いいイメージが湧いてきました。


ほんの少しアップライトかな?と思ったのですが、全く問題ない範囲だと思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで好感がもてました。


フェース面の溝がよく効いていて、球への食いつきがとてもいいです。


『滑り』ではなく、明らかに『前進回転』をイメージさせる食いつき感です。


かなり食いつきがいいですが、正直、ここまで食い付かなくてもいいな・・・。と思いました。


もう少し滑らかに流すようなインパクトのほうが、タッチが合いやすいな・・・。と思いました。


このままだと、あまりにもインパクトがはっきりし過ぎのような気がしました。


もちろん違和感があるというほどでもないですし、ある程度球を転がしていれば慣れていくとは思うのですが、少し気になりました。


以前試打した、KARSTEN TR Anser2はもっとソフトな食いつき感だったような気がします。


少し目が粗いように感じました。



トゥ側
球の転がりがいいので、小さめのテークバックで打っていったほうがいいような気もしました。


ただ、今日は練習グリーンの芝が伸びていて、グリーン全体が重い感じがしたので、もっと速いグリーンのほうが、このパターのもつ威力を発揮しやすいように感じました。


私は遅いグリーンはどちらかというと苦手で、あまり練習しすぎないようにしています。



バックフェース
オーソドックスでいいパターだとは思いましたが、購買意欲が強く刺激されることはありませんでした。


また次のモデルに期待したいと思います。

                         
        
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