ドライバー
2023年10月29日
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GTD Black ice The MAXドライバー & EPON AF-156S ドライバー

先日、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
打ち比べたドライバーは GTD Black ice The MAXドライバー と EPON AF-156S ドライバー です。
<左>EPON AF-156S のスペック
シャフトは DEAD OR ALIVE 飛燕H65 です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフト重量は68g、バランスはD0、トルクは4.6、キックポイントは先調子、クラブ総重量は313g です。
<右>GTD Black ice The MAX のスペック
シャフトは FUJIKURA SPEEDER NX50 です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は53g、トルクは4.6、バランスはD0.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は301g です。

EPONとGTDという、とても贅沢な組み合わせです。
どちらも以前試打して、とても気に入っているので、打ち比べてみることにしました。

どちらも高性能高品質のドライバーです。
こうして見ているだけで、気分が和んできます。

ネックは少しGTDのほうが長いですが、大きな違いではありません。

どちらも、とてもいい顔をしています。
タイプは少し違いますが、優劣はつけられません。
より丸っこいのがEPON。
ヒール側が膨らみすぎずシブいのがGTDといったところです。

シャフトの個性が大きく異なるので、素振りをしてみても、かなり違いがありました。
私はGTDのほうが、タイミングが合わせやすかったのですが、これは好みが分かれると思います。

GTD Black ice The MAXドライバー

EPON AF-156S ドライバー
ボールを前にして構えてみても、どちらもとても優れていますが、あえて私の好みでいうと、GTDのほうが好きです。
試打を開始しました。

『打感』はEPONのほうが柔らかくて好きです。

『音』も、EPONのほうが好きです。
打感と音は大差といっていいほど違います。

ロフトや挿してあるシャフトが違うので、単純にヘッドの比較はできませんが、球のあがりやすさでもEPONで、はっきりしていました。

『安定性』という点では、タイミングの取りやすさ、挙動の安定性という点では、GTDですが、ヘッドだけで見た安定性・寛容さはEPONだと思います。

『飛距離性能』はGTDのほうが優れています。
EPONも優れていますが、GTDがあまりにも凄すぎる・・・。といった感じです。

『操作性』はヘッドというよりも、シャフトの特性でGTDに軍配を上げます。

タイプは違いますが、どちらもとても個性が光っていて、今のニーズに合っていると思いますし、改めて秀作ドライバーだな・・・。と思いました。
大手量販店には並ばないクラブだとは思いますが、日本にはこのような素晴らしいクラブを作るメーカーがたくさんあります。
私たちは日本に住んでいるというだけで、すごく恵まれていて幸せなのだと思います。
メーカーの規模や宣伝だけで、クラブの優劣は付けられません。
それを、この2本のドライバーが証明してくれました。
エポンゴルフ 公式 オンラインショップ
2023年09月24日
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GTD Black ice The MAXドライバー & CRAZY CRZ435 ドライバー

先日、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
打ち比べたドライバーは CRAZY CRZ435 ドライバー と

<上>FUJIKURA SPEEDER NX50 GTD
<下>CRAZY CB50W CRZ435
<左>GTD Black ice The MAX のスペック
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は53g、トルクは4.6、バランスはD0.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は301g です。
<右>CRZ435 ドライバー のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは8.2、シャフト重量は74g、トルクは3.1、バランスはD3,キックポイントは中調子、バランスはD3、クラブ総重量は327gです。

GTDの高性能ドライバーと、マイドライバーであるCRZ435を打ち比べることにしました。
最新モデルが素晴らしいのはもちろんですが、昔のモデルでも素晴らしいものがたくさんあると、私はこれまで書き続けてきました。
それはアイアンなどもそうですし、一部のドライバーにも言えることです。
その代表格が、このCRZ435です。
発売されてもう10年以上経ちますが、今も輝きが失われず、売れ続けているロングセラーです。
地クラブメーカーということもあると思いますが、ここまでロングセラーというのはシャフトやグリップを除けば、ほぼ無いのではないでしょうか?
ドライバーのロングセラーというと、私はゼクシオをすぐに思い浮かべるのですが、それでも2年に一度モデルチェンジされます。
しかし、このCRZ435(JBEAM BM435)は10年以上売れ続け、メーカーとしてはこれほど嬉しいことは無いのではないでしょうか?
『使い続けることが何よりの証明』といいますか、私は今もこのドライバーを愛用しつづけていて、その性能に惚れ込んでいます。
毎年のように素晴らしいドライバーに出会いますが、それでも私のエースドライバーはこのCRZ435です。
飛距離性能が高いのはもちろんですが、操作性が抜群で、シャフトとの相性も良く、一球試打しただけで、買うと決めたモデルです。
対して、GTDのドライバーですが、こちらもとても素晴らしく、気に入っているドライバーです。
CRZ435と打ち比べてみたい・・・。と思えるドライバーは年間通して、それほど多くないですが、このGTDのドライバーはその数少ない秀作ドライバーです。

ディープとシャローという違いがあります。
どちらにも共通しているのは、『飛距離性能が凄い』ということです。

ネックは少しCRZ435のほうが長いですが、大きな違いはありません。
ウェイトを交換できるだけのCRZ435と、調整システムが搭載されているGTDという違いがあります。

<左>GTD <右>CRAZY
顔は人によって好みが分かれるところだと思います。
大顔タイプを好まれる方はGTDのほうがいいと思いますし、小ぶりなタイプを好まれる方はCRZ435がいいのではないでしょうか?
どちらも変なクセはありません。
普段、CRZ435を使っていて、それほど小顔感は感じないのですが、こうして他のドライバーを見比べてみると、小ぶりであることに気づかされます。
改めて、『その人に合った大きさ』というものがあって、大きければいいというものでもないのではないでしょうか?
通常の光沢タイプのCRZ435と、艶消しタイプのGTDという違いもあります。
最近はカーボンクラウンが多いですが、この2つのドライバーは違っていて、通常のクラウンです。
『真っ直ぐ』をイメージしやすいのはGTDのほうですが、曲線をイメージしていきたい私はCRZ435のほうがいいですし、『強い球』をイメージしやすいのもCRZ435です。

CRZ435

GTD Black ice The MAX
ボールを前にして構えてみると、CRZ435のほうが私の好みではありますが、それは大きさであったり、これまで得た成功体験の多さも関係しているのかもしれません。
大らかそうな雰囲気を醸し出しているのはGTDです。
打ち比べを開始しました。

『打感』は、CRZ435のほうが、私は好きです。
GTDのドライバーは初めて試打したときに、少し物足りなさを感じていたのですが、こうして打ち比べてみると、それがはっきりとしてきました。

『音』もCRZ435のほうが、私は好きです。

『球の上がりやすさ』という点では、明らかにGTDです。
これはロフトの違いもありますし、ヘッド形状の違いもあります。
そして装着されているシャフトも全くタイプが異なるので、正確はヘッドの比較ではないですが、もし同じロフト、シャフトであったとしても、この結果は変わらないと思います。

『安定性』もGTDのほうが優れています。
これは打つ前から予想できていました。
CRZ435は『反応のいいヘッド』。
GTDは『大らかで寛容なヘッド』です。

『飛距離性能』は、どちらもかなりのハイレベルで甲乙つけがたいですが、安定して効率よく飛ばしていけるのは、GTDだと思います。
大らかさの恩恵を受けやすく、幅広い層に支持されやすいのもGTDです。

『操作性』は明らかにCRZ435です。
CRZ435を初めて試打したときから、その操作性に魅了されていて、まさに『手の延長』として働いてくれる頼もしいドライバーです。
GTDはマニュアルタイプではなく、オートマチックタイプなドライバーです。
今は多くのゴルファーが『飛距離』はもちろん、それ以上に『大らかさ・寛容さ』を求めているのではないでしょうか?
そういった点でも、GTDは今のニーズに合致しているドライバーです。

こうして打ち比べてみると、いろいろな違いが見られました。
最新ドライバーの性能が素晴らしいのは勿論ですが、だからといって昔のモデルが必ず劣っているとはいいきれません。
それくらい、昔からハイレベルなクラブがたくさんあるということです。
むしろ、飛距離でいえば、『高反発時代』が最も熱かった時代なのかもしれません。
地クラブメーカーのレベルの高さを実感しましたし、これからも地クラブメーカーのクラブの良さを定期的にお伝えしていければいいな・・・。と思っています。
2023年08月07日
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EMILLID BAHAMA CV-11 PRO ドライバー と GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー

先日、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
打ち比べたドライバーは EMILLID BAHAMA CV-11 PRO ドライバー と GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー です。

<上> CRAZY CB-50W GP PLATINUM
<下> THE ATTAS V2 CV-11 PRO
<左>CV-11 PROのスペック
ロフトは10度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスは5S、シャフト重量は56g、トルクは4.2、バランスはD1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は296g です。
<右>GP PLATINUMのスペック
ロフトは10度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは7.7、シャフト重量は76g、トルクは3.2、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は321g です。

グランプリとエミリッドバハマの共演です。
同じメーカーとはいえ、とても贅沢な組み合わせで、気持ちの高ぶりが抑えられません。

どちらも美しく、良い雰囲気があります。
以前試打して、良い印象が残っているということもありますが、こうして見ているだけでテンション爆上がりです。
グランプリをEMILLID BAHAMAのクラブは試打した回数がまだ少ないのですが、『ハズレ』が無いな・・・。と思いました。

<左>CV-11 PRO <右>GP PLATINUM
どちらもいい顔をしていますが、CV-11 PROのほうが少しだけ、ヘッド後方が伸びています。
甲乙つけがたい顔ですが、『易しさ』をイメージしやすいのはCV-11 PROです。
GP PLATINUMも初めて試打したときは、かなり大きく見えましたし、ヘッド後方が伸びているように見えたのを覚えていますが、10年以上の年月が流れ、クラブの傾向も変わってきたのかもしれません。
GP PLATINUMのほうが少し小ぶりに見えました。

<左>CV-11 PRO <右>GP PLATINUM
どちらも適度にネックの長さがあって好感が持てます。
CV-11 PROにだけ、ネックに調整システムが搭載されていて、これも時代の流れなのかと思いますし、クラブを選ぶときのポイントにしておられる方は多いのではないでしょうか?

GRANDPRIX GP PLATINUM

EMILLID BAHAMA CV-11 PRO
同じメーカーということで、構え感は似ています。
特にバルジに共通点が多いな・・・。と思いました。
私は小ぶりに見えるGP PLATINUMのほうが好みですが、大らかそうに見えるのはCV-11 PROなので、こちらのほうがいいという方は多いような気がします。
試打を開始しました。

<左>CV-11 PRO <右>GP PLATINUM
『打感』は、ほぼ互角で優劣がつけられません。

<左>CV-11 PRO <右>GP PLATINUM
『音』も同様です。
どちらも、とても良い音で好感が持てます。

<左>CV-11 PRO <右>GP PLATINUM
『球の上がりやすさ』という点では、明らかにCV-11 PROですが、これはヘッドというよりも、シャフトの違いによるところが大きいです。
同じシャフトで試せれば良かったのですが、なかなか思うようにいきません。

<左>CV-11 PRO <右>GP PLATINUM
『操作性』はGP PLATINUMで、これもシャフトの特徴がよく出ているように感じました。
CRAZY CB-50Wは本当に反応のいいシャフトです。

<左>CV-11 PRO <右>GP PLATINUM
『飛距離性能』はどちらも素晴らしく、ほぼ互角といっていいと思いますが、より高弾道で攻めていけるのはCV-11 PROで、これは好みがはっきりすると思います。

<左>CV-11 PRO <右>GP PLATINUM
素晴らしいドライバーの共演でした。
2023年08月01日
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EPON AF-101 ドライバー & ロイヤルコレクション TM-X ドライバー

先日、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
打ち比べたドライバーは EPON AF-101 ドライバー と Royalcollection TM-X ドライバー です。

<上> AF-101 Fire Express
<下> TT-5 Royal Collection TT-5
<左>EPON AF-101のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは6X、シャフト重量は69g、トルクは3.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は317g です。
<右>Royal Collection TT-5のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は50g、バランスはD1、トルクは5.7、クラブ総重量は303g です。

エポンとロイヤルコレクションという、贅沢な組み合わせです。
『夢の競演』といったらいいでしょうか?
こういう機会はなかなか無いので、同時に試打してみることにしました。

EPONのクラブは本当にいいですね。
魅力的なクラブが多いですが、特にAF-101は私のハートをキャッチして離しません。
私はゴルフが大好きですが、それでもゴルフクラブの夢を唯一見たのが、このAF-101で、それだけ印象に強く残ったのだと思います。
プレー中はなるべく心を平穏に保ち、感情の起伏を出さないように心がけていますが、ゴルフクラブに対しては『感激屋』なのかもしれません。
いつまで経っても、ゴルフ、そしてゴルフクラブへの興味が尽きることがありません。

どちらもかなり男前ですが、こうして見ると、ロイコレのほうがシャロー感が強いです。
とはいっても、発売時期が違い、今はほぼ全てがシャローなので、これは当然といえるのかもしれません。

<左>AF-101 <右>TM-X
顔は、AF-101のほうが好きです。
でも、ロイコレも『今風(いまふう)』の顔だと思います。

<左>AF-101 <右>TM-X
ネックの長さはほぼ同じです。

Royalcollection TM-X

EPON AF-101
ボールを前にして構えてみても、それぞれ個性が見られます。
顔は変わらないので当然ですがAF-101は、いつ見てもいい顔だな・・・。と、見とれながら、そして初めて試打したときの興奮が蘇ってきました。
このドライバーに出会えて、本当に運が良かったと思います。
もちろん出会っていなくてもゴルフをエンジョイしていたと思いますが、このドライバーに出会って楽しさが何倍にもなりました。
生涯、忘れることのないドライバーです。
試打を開始しました。

<左>AF-101 <右>TM-X
『打感』はどちらも秀逸ですが、AF-101を選びます。

<左>AF-101 <右>TM-X
『音』も同様です。
AF-101の音は本当に素晴らしく、耳が欲しているような気さえしてきます。
心を落ち着かせてくれる音でありながら、気持ちも高めてくれる音です。
音というのは、クラブの性能の中で、それほど重要視されていないかもしれませんが、とても重要なファクターです。
音ひとつで、全てが台無しになってしまうことがよくあります。

<左>AF-101 <右>TM-X
『安定性』は、少しロイコレかな・・・。と思いました。

<左>AF-101 <右>TM-X
『球のあがりやすさ』もロイコレで、これははっきりしていました。

<左>AF-101 <右>TM-X
『飛距離性能』は、ロイコレも素晴らしいですが、AF-101はやはり凄いなぁ・・・。と思いました。
ボールが『矢のように飛んでいく』と表現したらいいでしょうか?
ドライバーを打ちながら、矢を射るような感覚です。
初速の速さ・弾道の力強さ。
そして、その弾道には『品』があります。
美しくてカッコ良く、打感や音が最高で、飛距離も出る・・・。
これほど心を震わせるドライバーはそうそうあるものではありません。
AF-101はもうとっくに廃番になっているので、新品を購入することはできませんが、中古ショップで状態の良いものがあれば、購入するのもアリだと思いますし、AF-106という素晴らしいドライバーがラインアップされています。
ゴルフはとても楽しいスポーツですが、それにはこういう素晴らしいクラブが欠かせません。

<左>AF-101 <右>TM-X
『操作性』は、ややAF-101かな?と思いましたが、大きな差ではありません。

<左>AF-101 <右>TM-X
この2本のドライバーのおかげで、贅沢で楽しい時間を過ごすことができました。
こういう素晴らしいクラブに出会うことのできた私は、とても幸運なゴルファーで感謝しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2023年07月07日
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GTD Black ice The MAXドライバー & GRAND PRIX GP PLATINUM ドライバー

先日、この2本の素晴らしいドライバーを打ち比べました。
打ち比べたドライバーは GTD Black ice The MAXドライバー と GRAND PRIX GP PLATINUM ドライバー です。

<上>CRAZY CB50W GRAND PRIX
<下>FUJIKURA SPEEDER NX50 GTD
<左>GTD Black ice The MAX のスペック
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は53g、トルクは4.6、バランスはD0.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は301g です。
<右>GP PLATINUM のスペック
ロフトは9度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは7.7、シャフト重量は76g、トルクは3.2、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は321g です。

久しぶりに、『元祖モンスタードライバー』を手にしました。
このドライバーの飛距離性能はすさまじく、年月が経過しても色あせません。
大切に扱っていれば、ゴルフクラブは品質も性能も低下しないですね。
このモンスタードライバーと打ち比べてみたいと思えるドライバーはそれほど多くありませんが、打ち比べたいと思わせてくれるものは明らかに凄いです。
それがこのGTDのドライバーです。
GTD Black ice The MAXドライバーを初めて試打して、すごく気に入ったので、モンスタードライバーと打ち比べてみたいと、ずっと思っていました。

どちらもいい雰囲気があります。
共通しているのは、その『圧倒的な飛距離性能』です。
飛ばしたいなら、このドライバーを使うべき・・・。といえるほどの存在感があります。
とはいっても、万人向けのドライバーなど、この世に存在しないので、誰にでも勧められるというものではないのですが・・・。

どちらも『パワフル』という言葉がピッタリのドライバーです。
それくらい弾道が力強く、圧倒的な飛びを実現させてくれます。
いろいろなクラブを試打していて、クラブに惚れることはあっても、弾道に惚れることはあまりありません。
しかし、この2本のドライバーは弾道まで惚れさせてくれるドライバーです。
どちらも質感が良く、高級感がありますね。

ネックはGTDのほうが短いです。

顔は違いがありました。
GPプラチナを初めて見たときは、ラージサイズでヘッド後方が膨らんでいるな・・・。と思ったことを今でも覚えていますが、こうしてGTDと見比べてみると、GPプラチナが小顔に見えます。
GPプラチナは私の中ではラージサイズになるのですが、GTDのほうが明らかに大きく見ました。
これはヘッドの厚みの違いによるものだと思います。

GRAND PRIX GP PLATINUM ドライバー

GTD Black ice The MAXドライバー
こうして構えてみても、どちらもとてもいい雰囲気があります。
あの強烈な弾道が頭の中で蘇ってきました。
試打を開始しました。

『打感』はどちらも良いですが、少しGPプラチナのほうがソフトで好きです。

『音』もGPプラチナのほうが、好感が持てました。
GTDも悪くはないですが、私には少し大きいです。
しかし、これくらい大きいほうが好きだという方は多いと思います。

『球のあがりやすさ』という点では、明らかにGTDです。
ロフトも違えば、装着されているシャフトも違うので、単純にヘッドだけの比較でないのが残念ですが、もし同じシャフト・同じロフトでも結果はおそらく変わらないと思います。
GPプラチナもいい感じであがっていくのですが、GTDのほうが高弾道です。

『安定性』もGTDのほうが高くて、いい意味での『鈍感さ』もあります。
GTD Black ice The MAXドライバーは『飛ばせるオートマ系ドライバー』なのだと再認識しました。
GPプラチナも初めて試打したときから、ずっとオートマ系の印象があったのですが、今はもっとオートマ色の強いものがたくさんありますね。

『飛距離性能』は、どちらも秀逸で『極限』ともいえるほどハイレベルです。
爆発的で粘りと弾きのGPプラチナ。
弾きとキレのGTDといったところでしょうか?
ビールのCMではないですが、『コク』がGPプラチナで、『キレ』がGTDという印象をもちました。
この2本の素晴らしいドライバーをせっかく打ち比べる機会に恵まれたのに、今日は失敗しちゃったな・・・。と思いました。
それは練習場を間違えたということです。
初めて訪れた練習場だったのですが、この2つのドライバーを打つには狭すぎます。
もっと広い練習場で試打するべきでした。
ハイレベルな争いで、なかなか優劣がつけづらいのですが、おそらくGTDのほうが受け皿も広く、多くの支持を集めるのではないでしょうか?
『安定の飛び』も『一発の飛び』も、少しGTDが上回るような気がしました。

『操作性』では、明らかにGPプラチナです。
GPプラチナも私にとっては『オートマ系』に近いのですが、こうして打ち比べてみると、GPプラチナのほうがインテンショナルなショットは打ちやすいと感じました。
GTDは弾きの良さや低スピン性能に加え、高い直進性があるので、それを活かしていけば、かなりの飛距離が望めるドライバーです。

今回は最新のハイレベルドライバーGTDと、10年以上前のモデルとの打ち比べでした。
本来なら圧倒的不利なはずのGPプラチナが今も通用するという、色あせないところが凄くて、改めていいドライバーだということが分かりました。

どちらも多少違いはあるものの、『飛距離性能が凄い』という共通項があります。
これらのドライバーについてこれるのは、いったいどれほどあるでしょうか?
これからも、いろいろなクラブの打ち比べをしてみたいと思います。
2022年10月02日
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GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー

今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
打ち比べたドライバーは GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー と ESTIVANT ES 460D ドライバー です。
<左>GP PLATINUM のスペック
ロフトは9度、クラブ総重量は315g です。
<右>ESTIVANT ES 460D ドライバー のスペック
ロフトは9.5度、クラブ総重量は299g です。

<上> RANDPRIX GP PLATINUM グランプリ オリジナルシャフト
<下> ESTIVANT PROTOTYPE-LD

どちらもタイプの異なるドライバーですが、今日はせっかく両方借りることができたので、打ち比べてみることにしました。
タイプは違っていても、高級感があり、チープなクラブでないということは共通しています。

両方とも何度か試打しているので、その性格は知っていますが、こうして見ていると、胸のときめきが抑えきれません。

ネックはGP PLATINUMのほうが長いです。

素振りをしてみると、GP PLATINUMのほうが易しく感じます。
ESTIVANT ES 460Dはシャフトが軟らかくて、タイミングを合わせるのが難しいです。


ボールを前にして構えてみると、GP PLATINUMのほうが好感が持てます。
ESTIVANT ES 460Dは、フェースがかなりのフックフェースで、構えづらいです。
なかなか慣れることができないですし、慣れたいとも思いません。
いろいろなクラブを試打して、ある程度慣れてきたところもありますが、強いフックフェースだけはどうしても慣れません。
試打を開始しました。

『打感』はGP PLATINUMのほうが好きです。
『音』も、GP PLATINUMの圧勝でした。
圧勝というよりは、ESTIVANT ES 460Dの音があまりにも大きすぎて馴染めなかったといったほうが正しいかもしれません。

『球のあがりやすさ』という点では、少しESTIVANT ES 460D ドライバーです。

『安定性』という点では、GP PLATINUMのほうが長けています。
ESTIVANT ES 460Dは、かなりのフックフェースということと、シャフトが軟らかすぎて、なかなかまとめることができません。

『飛距離性能』は圧倒的にGP PLATINUMです。
ESTIVANT ES 460Dも決してポテンシャルの低いドライバーだとは思いませんが、音が飛距離の邪魔をし、そして左に曲がりすぎてしまうので、どうしても飛距離に対して不利になってしまいます。
そして何より、モンスタードライバーである、GP PLATINUMが凄いドライバーだから、仕方ないのかもしれません。

『操作性』という点でも、GP PLATINUMです。
どちらも積極的に操っていくドライバーではないと思いますが、あえて優劣を付けるとすれば、GP PLATINUMのほうが優れています。

タイプの異なるドライバーですし、こういった結果になることは打つ前から分かっていました。
改めてGP PLATINUMは凄いドライバーだと思いましたし、もう発売されていないのが残念です。
なので、後継モデルに期待したいですし、ESTIVANT ES 460Dも後継モデルが発売されたら、是非試してみたいです。
私に合わなかったというだけで、性能が低いとは思っていません。
また今回のように、いろいろなクラブを打ち比べてみたいと思います。

2022年09月28日
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EPON AF-101 ドライバー & FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー

今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
打ち比べたドライバーは EPON AF-101 ドライバー と FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー です。
<左>EPON AF-101 のスペック
ロフトは9.5度、クラブ総重量は317g です。
<右>FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー のスペック
ロフトは9.5度、クラブ総重量は299g です。
ロフトは11度、クラブ総重量は311g です。

<上> GXD EZ460 Fire Express SL PROTOTYPE
<下> EPON Fire Express

タイプが違う、この2本のドライバーを打ち比べる機会に恵まれました。

どちらも高級感があり、見ていて癒やされます。

ネックの長さは、ほぼ同じで大きな差はありません。

<左>AF-101 <右>GXD EZ460
顔はAF-101のほうが圧倒的に好きです。

<左>AF-101 <右>GXD EZ460
ディープバックとシャローバックの違いがあります。

GXD EZ460

AF-101
ボールを前にして構えてみても、やはりAF-101のほうがいいですが、フックフェースを好まれる方はGXD EZ460のほうが合いやすいかもしれません。

<左>AF-101 <右>GXD EZ460
『打感』も、AF-101のほうが好きです。

<左>AF-101 <右>GXD EZ460
『音』もAF-101です。

<左>AF-101 <右>GXD EZ460
『球のあがりやすさ』は明らかにGXD EZ460のほうが優れています。

<左>AF-101 <右>ES 460D
『安定性』もGXD EZ460Dのほうが大らかで寛容さがあります。
AF-101も決して気難しいタイプだとは思いませんが、こうして打ち比べてみると、多少シビアなところはあるのかな・・・。と思いました。

<左>AF-101 <右>ES 460D
『飛距離性能』もAF-101のほうが、高いパフォーマンスを発揮してくれました。

『操作性』も、AF-101です。

総合的に見て、私にはAF-101のほうが合いやすいように感じましたが、これはその人による好みも大きく影響しているので、GXD EZ460Dドライバーが劣っているとは思いません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2022年09月11日
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EPON AF-101 ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー

今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
打ち比べたドライバーは EPON AF-101 ドライバー と ESTIVANT ES 460D ドライバー です。
<左>EPON AF-101 のスペック
ロフトは9.5度、クラブ総重量は317g です。
<右>ESTIVANT ES 460D ドライバー のスペック
ロフトは9.5度、クラブ総重量は299g です。

<上> EPON Fire Express
<下> ESTIVANT PROTOTYPE-LD

今日はこの2本の打ち比べをしてみることにしました。
どちらも以前試打したことがあり、特にエポンAF-101は何度も試打していて大好きなドライバーです。
両方とも、久しぶりに試打する機会に恵まれました。

なかなか出会えないドライバーということもありますが、いい目の保養ができています。

ネックの長さもそうですし、ヘッドの形状も似ているように見えました。

両方とも、セミディープ形状といっていいと思います。

顔は圧倒的にEPON AF-101のほうが好きです。
それはESTIVANTのクラウンの模様が原因ではなく、フェースアングルの違いによるものです。
ESTIVANTは、かなりフェースが被っているように見えるので、構えづらくて苦手意識が強く出てしまいます。

STIVANT ES 460D ドライバー

EPON AF-101 ドライバー
ボールを前にして構えてみると、当然 EPON AF-101のほうがいいです。

『打感』もエポンです。

『音』もエポンで、圧倒しています。

『球のあがりやすさ』という点では、少しESTIVANTがリードしています。

『安定性』はエポンです。

『飛距離性能』もエポンが圧倒しています。

『操作性』もエポンです。

セミディープ形状で似ているところもありますが、顔もそうですし、フィーリング性能が全く違うので、大きな差が生じました。
私の中ではエポンが圧倒しましたが、これはあくまでも私の好みによるものなので、ESTIVANTのほうが好きだという方もいらっしゃると思います。

クラブには個性が大切なので、ESTIVANTもいいドライバーだな・・・。と思いましたが、久しぶりにAF-101を試打して、改めて素晴らしいドライバーだと思いました。
もうとっくに製造中止になっていますが、いいクラブというのは年月が経過しても色あせず輝きを放っているものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2019年03月31日
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ESTIVANT ES 460D ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー

今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
打ち比べたドライバーは ESTIVANT ES 460D ドライバー と テーラーメイド GLOIRE F ドライバー です。

<上> GLOIRE F Speeder757
<下> ESTIVANT PROTOTYPE-LD
<左>ESTIVANT ES 460D ドライバー のスペック
ロフトは9.5度、クラブ総重量は299g です。
<右>GLOIRE F ドライバー のスペック
ロフトは8.5度(LOWER)、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはX、キックポイントは先中調子、バランスはD2.5、クラブ総重量は322gです。

先日試打した、クラウンが特徴的なESTIVANTと、白ヘッドドライバーの傑作ともいえる、テーラーメイドのグローレFを同時に借りることができたので、迷わず打ち比べてみることにしました。

ヘッドのほぼ全てが黒のESTIVANTと、ホワイトカラーが特徴的なグローレFと、対照的ですが、このような比較も面白いです。
似たようなモデルを打ち比べてみるのもいいですが、見た目も形状も大きく異なるクラブというのは、それぞれの個性があって興味深いです。
シンプルなヘッドのESTIVANTと、いろいろなパーツが組み合わさった機能的なデザインのグローレFですが、共通点といえばネックに調整機能が搭載されていることです。

どちらもショートネックタイプで、長さに大きな違いはありません。

顔には、大きな違いが見られます。
ESTIVANTのほうが黒でシュッとしているので好感が持てるのですが、フェースが被って見えるので、苦手意識が芽生えてしまいます。
顔の好みでいえば、完全にグローレFです。

素振りをしてみても、かなり違います。
シャフトの性能といいますか、個性が全く違います。
私は青いシャフトであるスピーダーのほうが振りやすくて好きです。
ESTIVANTに装着されている、PROTOTYPE-LD シャフトの軟らかさには、まだ対応できていません。

テーラーメイド GLOIRE F

ESTIVANT ES 460D
ボールを前にして構えた感じも大きく違います。
クセのあるESTIVANTと、安定感を感じさせるGLOIRE Fの違いがあります。
立体的なヘッドは好きですが、フェースが左を向いていると、すごく難しそうに感じます。
試打を開始しました。

まずは、この打球音の違いを感じました。
グローレFもはっきりしている音ではありますが、その音の質が全く違います。
私は断然、グローレFのほうが好きです。

『打感』は、どちらもなかなかいい感じですが、あえていうならグローレFです。

『球のあがりやすさ』という点では、同じロフトではないですが、ややグローレFのほうがあがりやすい印象をもちました。

『安定性』は断然、グローレFです。
久しぶりに試打して、その易しさを改めて感じました。

『飛距離性能』も、私はグローレFのほうが気持ちよく振れる分だけ好感を持ちました。
ESTIVANTも持っているポテンシャルがとても高いと思います。
音が改善されれば、もっと距離を伸ばしていけそうです。

『操作性』という点でも、グローレFのほうが扱いやすい感じがしました。
シャロータイプでありながら、クセのない感じのグローレFと、クセのあるESTIVANTでは、最初から結果が分かっていました。
どちらも球のつかまりがいいです。

ヘッドの色(白と黒)や形状(ディープorシャロー)など、個性の異なるドライバーの比較ですが、やはり音の違いが一番印象に残りました。

ESTIVANTの『静音モデル』が出れば、是非試打してみたいですし、グローレFは数年前のドライバーでありながら、今でも十分活躍できる高性能なドライバーです。
2019年02月16日
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BUDDY Episode D ドライバー & プロギア RS ドライバー

今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
試打したドライバーは BUDDY Episode D ドライバー と PRGR RS ドライバー です。

<上>Fire Express MAX Plus 6 BUDDY
<下>Diamana FOR PRGR RS PRGR
<左>RS のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は54g、トルクは4.7、クラブ総重量は308gです。
<右>BUDDY Episode D のスペック
ロフトは10度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、キックポイントは中調子、トルクは3.3、クラブ総重量は310gです。

PRGRとBUDDYのドライバーを同時に試打する機会に恵まれたので、打ち比べてみることにしました。
どちらも高性能なドライバーで、いい印象をもっています。

最新のドライバーでありながら、形状の違いが見られます。
シャローとディープの違いはありますが、両方ともシンプルで美しいです。

<左>PRGR <右>BUDDY
ネックの長さに、大きな違いは見られませんでした。

<左>PRGR <右>BUDDY
こうして見ても、ディープバックタイプのBUDDYと、今の主流ともいえるシャロータイプのPRGRという違いが見られます。
今のシャロータイプの充実ぶりを知りながらも、やはりディープタイプには惹かれます。

<左>PRGR <右>BUDDY
顔の好みでは、圧倒的にBUDDYです。
BUDDYが正統派といえる顔をしているだけでなく、RSの顔はちょっとクセがあるので、あまり好きではありません。

<左>PRGR <右>BUDDY
素振りをしてみるとBUDDYのほうが、タイミングが取りやすいので好きです。
しかし、ヘッドとシャフトの相性ということで考えてみると、PRGRも負けていないと思います。
それぞれタイプが異なるということです。

BUDDY

PRGR
ボールを前にして構えてみても、明らかにBUDDYに魅力を感じますが、オートマチック系の顔を好まれる方でしたら、PRGRを好まれるのではないでしょうか?
タイプが異なるドライバーではありますが、共通していえるのは、どちらも高級感があって美しいということです。
試打を開始しました。

<左>PRGR <右>BUDDY
『打感』は、少しRSのほうがマイルドな感じです。

<左>PRGR <右>BUDDY
『音』にも違いがありました。
明らかにRSのほうが大きくて高いです。
RSの高い音もいいですが、私はBUDDYの音のほうが好きです。

<左>PRGR <右>BUDDY
『球のあがりやすさ』という点では、RSです。
これは、はっきりしていました。

<左>PRGR <右>BUDDY
『安定性』でも、RSです。
かなり大らかさが違うように感じました。
球のつかまりの良さも、RSが圧倒しています。

<左>PRGR <右>BUDDY
『飛距離性能』という点でも、RSのほうが秀でているように感じました。
しかも、『易しい飛び』です。
『大らかさのある飛び』といったほうがいいかもしれません。
ハードルが低いものの、高いレベルの飛距離性能をPRGR RSドライバーはもっています。

<左>PRGR <右>BUDDY
『操作性』という点では、明らかにBUDDYに軍配が挙がります。
これは打つ前から予想していた通りです。
似たタイプではなく、明らかにタイプが異なる2つのドライバーなので、違いもはっきりしていましたが、色々なクラブに出会えるのはとても幸せなことだと思いながら、練習場を後にしました。
2019年01月27日
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EPON AF-101 ドライバー & アストロツアー VS-1 ドライバー

今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
試打したドライバーは EPON AF-101 ドライバー と アストロツアー VS-1 ドライバー です。

<上>アストロツアー VS-1 Fire Express MAX Plus 6
<下>EPON AF-101 Fire Express
<左>アストロツアー VS-1 ドライバー のスペック
ロフトは10度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.3、キックポイントは中調子 です。
<右>EPON AF-101 ドライバー のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは65S、トルクは3.8、キックポイントは中調子 です。

今日は、この2本のカッコいいドライバーを試打する機会に恵まれて、とても嬉しいです。
いいクラブとの出会いは、胸を熱くさせてくれます。

こうして見ていると、その美しさに見とれてしまいました。
VS-1のソールにある溝やウェイトが時代の流れを感じさせますが、基本的なコンセプトは似ているように思います。

ネックの長さには大きな違いはありませんが、少しだけAF-101のほうが長いです。

<左>VS-1 <右>AF-101
顔はよく似ています。
初めてVS-1を試打したときに、AF-101を思い出したのですが、こうして見比べてみて、その通りだと分かりました。

EPON AF-101 ドライバー

アストロツアー VS-1 ドライバー
ボールを前にして構えてみると、どちらもとても良いですが、あえていうなら、AF-101のほうが左に行かなさそうな雰囲気があって、好感が持てます。
試打を開始しました。

『打感』はAF-101のほうが好きです。

『球のあがりやすさ』という点では、少しVS-1です。

『音』は、圧倒的にAF-101のほうがいいです。
これは大差でした。

『安定性』という点では、ほぼ互角でした。

『飛距離性能』では、AF-101です。

『操作性』でも、AF-101のほうが優れていました。

初めてAF-101を試打したのが、もう10年も前になるというのが信じられないほど早く感じられます。
初めて試打したときの感動を今でも忘れることができません。
AF-101は歴史に残る名器です。
2018年09月15日
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プログレス BB4 ドライバー & GTD GT455 Plus ドライバー

<左>BB4 <右>GT455 Plus
今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
試打したドライバーは プログレス BB4 ドライバー と GTD GT455 Plus ドライバー です。

シャフトはどちらも シャフトは フジクラ Speeder 661 EVOLUTION V です。
<左>BB4 のスペック
ロフトは10.5度、長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは3.7、キックポイントは先中調子 です。
<右>GTD GT455 Plus のスペック
ロフトは10.5度、長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは3.7、キックポイントは先中調子 です。

<左>BB4 <右>GT455 Plus
BB4とGT455 Plusという素晴らしいドライバーの競演です。
どちらもつい先日試打したばかりですが、今日は2つとも借りることができたので、打ち比べてみることにしました。
両方とも素晴らしいドライバーなので、こうして見ているだけでワクワクしてきます。
周りに誰もいなければ、スキップしたくなるほどですが、今日はたくさんの方が練習しておられたので自重しました。
色々なクラブに接してきて、一度だけしか試打しないクラブはたくさんありますが、逆に何度でも試打したくなったり、購買意欲を強く刺激されたりするクラブもあります。
この2つのドライバーは後者で、購買意欲が強く刺激されています。
しかし、この2つ以外にも今年は既にいくつかの素晴らしいドライバーに出会えているので、ハイレベルな年といっていいですし、そのクラブに出会うことができた私は幸せ者です。
ゴルフが好きなだけで、何の取り柄もない私ですが、たくさんのクラブに出会えたおかげで、楽しいゴルフライフを歩んでおります。

<左>BB4 <右>GT455 Plus
この2つのドライバーにはいくつかの共通点があります。
ヘッド全体が黒というのは勿論ですが、シャローというよりは適度な厚みもあって、『叩ける仕様』になっています。
ネックには調整機能が付いていて、ソールにはウェイトも組み込まれています。
相違点といえば、『溝の縦と横』といったところがありますが、どちらも高いパフォーマンスを発揮してくれます。
これまでに試打しているから飛ぶということは分かっているのですが、試打していなくても、この何ともいえない雰囲気はたまりません。
大手有名メーカーのクラブが素晴らしいのはもちろんですが、この2つのように大手とはいえなくても、素晴らしいメーカーにたくさん出会えるのが日本のいいところです。
海外に地クラブメーカーというのがあるか私は知らないのですが、もしあったとしても、おそらく日本の圧勝ではないかと思っています。
その質や性能の高さ。
細部にまでこだわったデザインなど、全体的なレベルの高さは凄いというしかありません。
品質や性能だけでなく、『美』という点でも優れています。
打感や音・構え感など、フィーリングにも手を抜いていません。

<左>BB4 <右>GT455 Plus
ネックはGT455 Plusのほうが長いですが、ソケットを除くと、それほど違いは無いように見えます。
こうして見ていると、調整システムとネックの長さは、必ずしも関係していないのだということが判ります。

<左>BB4 <右>GT455 Plus
どちらもセミディープタイプのドライバーです。
『強セミディープ』といっていいでしょうか?
それくらい、この2つのドライバーのポテンシャルの高さを実感しています。
ドライバーは飛距離を求める為のクラブといえますが、そのドライバーには『強弱』があるように感じることがあります。
打っていても頼りない感じで、距離も望めないドライバーは『弱』ですが、明らかに高いポテンシャルを持っていて飛びの性能が高いドライバーは『強』です。
この2つのドライバーは間違いなく『強』です。
しかも、そのハードルが決して高すぎない『強』です。
ドライバーに限らずFWやUT・アイアンなど、最近のクラブを試打していると『親しみやすさ』という点が、重要なポイントのように感じますが、このドライバーは難しすぎないという魅力もあります。
ただ、誰にでも合うとか、幅広い層に・・・。というタイプではなく、ある程度のHSはあったほうがいいのは明らかです。

<左>BB4 <右>GT455 Plus
似たところも多い中、クラウンは大きく違います。
ノーマルなタイプのBB4に比べ、GT455 Plusはカーボンコンポジットになっています。
先日も記事に書きましたが、かなり目立つ模様です。

<左>BB4 <右>GT455 Plus
どちらもオーソドックスな美顔です。
飛ばしたり、方向性を出したりするのには、『いい顔』が必須条件ですが、この2つのドライバーはそれを見事にクリアしています。
こうして見比べてみると、顔つきも違いました。
GT455 Plusのほうが、少しコンパクトに見えます。
BB4もいい顔をしているな・・・。と思いましたが、GT455 Plusと見比べてみると、ヘッド後方が少し伸びています。
しかし違和感などは全くなく、むしろ易しさを醸し出しています。
『顔』といいますか、全体的なフォルムという点では、私はGT455 Plusのほうが好みではあるのですが、できればもう少しカーボンの模様が目立たなくなるともっといいかな・・・。などと贅沢なことを思っていました。

GT455 Plus

BB4
ボールを前にして構えてみると、どちらもとても良いです。
少しつかまりが良さそうに見えるのはGT455 Plusのほうですが、これはネックのポジションが『NU』になっているからなのかもしれません。
対してBB4はオーソドックスな感じで、やや投影面積も大きいですが、フェースが被っているようには見えなかったので、方向性への不安は全くありませんでした。
ちなみに、BB4のネックポジションは『N』です。
どちらも初めて試打したときと同じポジションで打ち比べてみました。
構え感の好みは人それぞれ違うと思いますが、より大きく見えて安心感をもちやすのはBB4だと思います。
私は小ぶりなタイプが好きなので、どちらかといえばGT455 Plusに魅力を感じます。
こうして見ているだけでも、とても贅沢な時間に感じられ、今日の幸運に感謝しました。
試打を開始しました。

<左>BB4 <右>GT455 Plus
『打感』はGT455 Plusのほうがソフトなフィーリングで好感をもちました。
GT455 Plusと比べると、BB4は少し硬いフィーリングです。
この違いは、はっきりしていました。

<左>BB4 <右>GT455 Plus
『音』は、どちらもそれほど違いはありませんが、BB4のほうが少しだけ高いです。
どちらもインパクトを邪魔しない、『飛ばしていける音』です。

<左>BB4 <右>GT455 Plus
『球のあがりやすさ』という点では、BB4のほうが秀でています。
どちらも強い弾道が魅力ですが、少しBB4のほうが、打ち出しが高くて浮きやすいです。
GT455 Plusのほうが少しタフな感じがします。

<左>BB4 <右>GT455 Plus
『安定性』という点でも、少しBB4のほうが秀でているように感じました。
どちらも飛距離に優れたドライバーでありながら、それほどシビアさを感じさせないのが魅力ではありますが、こうして打ち比べてみると、BB4のほうが寛容なところがありました。
スイートエリアも、BB4のほうが広いと思いますし、重心深度も深いような気がします。
両方ともシビアで気難しいタイプではありませんが、この2つのドライバーを候補に絞っていて、より『安定性』『易しさ』を求めていきたいのであれば、私はBB4のほうが合いやすいように思います。

<左>BB4 <右>GT455 Plus
『飛距離性能』という点では、どちらもかなりのハイレベルでなかなか優劣を見いだせなかった・・・。というのが正直なところです。
低いレベルではなく、かなり高いレベルでの争いとなってしまいました。
ドライバーを打ち比べるとき、飛距離性能の違いがはっきりしていることが多くて、迷うことは少ないのですが、今日はすぐに結果が出せませんでした。
何球も何球も打ち比べてみて、ようやく違いが少しずつ見えてきました。
私の場合、『一発の飛び』。
つまり『最大飛距離』という点では、おそらくGT455 Plusだと思いますが、『安定した飛び』という点では、ややBB4に分があるように感じました。
『最大飛距離』か『平均飛距離』か・・・。ということで選ぶというのもアリのような気がします。
ただ、この飛距離の違いは、おそらく人によって結果も変わってくるのではないでしょうか?
BB4のほうが、自分には合っている・・・。という方もたくさんいらっしゃると思います。
それくらい、ハイレベルな攻防を繰り広げていました。

<左>BB4 <右>GT455 Plus
『操作性』は、少しGT455 Plusのほうが勝っていました。
どちらも飛距離がウリで、操作性を求めて開発はされていないように思うのですが、こうして打ち比べてみると、GT455 Plusのほうが『曲げる楽しみ』がありました。
BB4もなかなかいい感じですし、いわゆる『曲げにくい』ドライバーではありません。
私の場合、自然に打つなら、いい感じのドローが出やすくて、球のつかまりもいいです。
私はひたすら真っ直ぐな球を追及するというよりも、曲げて楽しみたいという思いがあるので、そういう意味でGT455 Plusは魅力的です。

<左>BB4 <右>GT455 Plus
この2つのドライバーを試打していて、『剛』『柔』という言葉が頭に浮かびました。
『剛』と『柔』の違いを感じていました。
どちらもかなり強い(高性能)なドライバーで、武道家でいえば、間違いなく『達人』の域に達しています。
『柔よく剛を制す』という言葉が柔道にありますが、その言葉を試打しながら思い出していました。
ただ、今回の場合、剛が柔に負けているのではなく、その逆も無いということです。
剛はGT455 Plusで、柔はBB4です。
大人気漫画『北斗の拳』でいえば、ラオウがGT455 Plusで、トキがBB4だな・・・。と思いながら、この至高のドライバーたちを楽しんでいました。
ラオウのあの豪快な拳はとても魅力的ですが、トキのように悪人を倒すときの、たしか『有情拳』という名前だったと思いますが、苦痛を与えない倒し方にすごく惹かれたのを思い出します。
そんなことを考えながら、今日はこの2つのドライバーを楽しみました。
両者の比較は、
飛距離・・・甲乙つけがたい
顔・・・GT455 Plusのほうが少し小ぶり
打感・・・GT455 Plusのほうがソフトで好感が持てる
あがりやすさ・・・BB4
安定性・・・BB4
操作性・・・GT455 Plus
といったところです。
2018年08月28日
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BUDDY Episode D ドライバー & アストロツアー VS-1 ドライバー

今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
試打クラブは BUDDY Episode D ドライバー と アストロツアー VS-1 ドライバー です。

シャフトはどちらも Fire Express MAX Plus 6 です。
<右>BUDDY Episode D のスペック
ロフトは10度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、キックポイントは中調子、トルクは3.3、クラブ総重量は310gです。
<左>アストロツアー VS-1 のスペック
ロフトは10度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、キックポイントは中調子、トルクは3.3、クラブ総重量は310gです。

2本の男前ドライバーです。
最近はシャロータイプが多いですが、この2つのドライバーはディープタイプで、それだけでも存在感があります。
どちらも先日試打したばかりですが、男前のディープタイプということで打ち比べてみたいと思っていました。
ディープタイプのドライバーはアイアンに例えるならば、マッスルバックやハーフキャビティのような感じで、目にすると試打せずにはいられません。

キュッと引き締まっています。
黒い色ということもあると思いますが、この立体的な形状が印象的です。
見とれてしまうほどの美しさがあります。

ネックは少しBUDDYのほうが長いです。

どちらもかなりの男前で好感が持てますが、あえていうなら、より丸形っぽいアストロのほうが好きです。

この適度な厚みが魅力的です。
シャロータイプばかり見ているので、新鮮な感じもします。
いいクラブというのは、正面だけでなく、こうして背面に回っても美しさが際立っています。

アストロツアー VS-1

BUDDY Episode D
この2つのハイレベルな構え感にテンションがあがりっぱなしでした。
目の保養になりますし、爽やかな気分になれます。
シャロータイプのフックフェースを好まれる方には、やや構えづらいところがあるかもしれませんが、私はこういうタイプが昔から好きです。
どちらもとてもいいのですが、BUDDYは少し『面長感』があります。
小ぶりな感じのアストロに魅力を感じました。
試打を開始しました。

『打感』は、アストロのほうが少しソフトな感じがしました。

『音』は、明らかにBUDDYのほうが好きです。
アストロの高くて大きい音にはどうしても馴染めません。

『球のあがりやすさ』という点では、アストロが少しリードしているように感じました。

『安定性』という点でも、アストロのほうが高いように感じました。

『飛距離性能』という点では、どちらもハイレベルで同じような弾道ですが、BUDDYのほうが力強くポテンシャルが高いように感じました。

操作性という点では、BUDDYのほうがいいです。

どちらも硬派でカッコいいドライバーですが、違いも見られました。
アストロドライバーの音が良くなれば、さらにレベルアップするのは間違いないと思います。
2018年08月26日
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グランプリ GP PLATINUM ドライバー & ロマロ Ray TYPE R ドライバー

今日は、この2本のドライバーを試打しました。
試打クラブは グランプリ GP PLATINUM ドライバー と ロマロ Ray TYPE R ドライバー です。

<上>FireExpress HR6 Ray TYPE R
<下>グランプリ オリジナルシャフト GP PLATINUM
<右>グランプリ GP PLATINUM のスペック
ロフトは9度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は315g です。
<左>ロマロ Ray TYPE R ドライバー のスペック
ロフトは10.5度、クラブ長さは46インチ、シャフトレックスはS、クラブ総重量は313g です。

グランプリとロマロという、優れた地クラブメーカーのドライバーを同時に手にすることができたので、迷わず打ち比べてみることにしました。



久しぶりにGP PLATINUMに出会うことができて、信じられない気持ちと嬉しさが入り混じっていました。
ロマロのドライバーも好きですが、やはりグランプリは特別な存在です。
こうして見ているだけでも、ワクワクどころか胸がときめいてたまりません。
どちらも、それほど多く試打できてはいないのですが、大好きなメーカーです。
特にグランプリのドライバーには心が震えます。
初めて試打したときの、あの強烈な印象は今でもはっきり残っています。
クラブの作りやデザインだけが印象に残るドライバーもありますが、このグランプリ GP PLATINUMは違います。
その強烈な弾道が一番印象に残っています。
昨年、私は『ブルーモンスター』ドライバーに出会いましたが、このGP PLATINUMは『元祖モンスター』といえます。
まだ鮮明に記憶に残っていますが、初めて試打してから、もう7年の時が経つというのが信じられないほどです。

どちらもラージサイズ&シャロータイプのドライバーです。
今の主流といっていい形状です。
私はどちらかというと、シャロータイプよりもディープタイプのドライバーに魅力を感じることが多かったのですが、このグランプリのドライバーに出会って、全く印象が変わったと今でも思っています。
それくらい、私にとって強烈なインパクトを残したドライバーです。
もうGP PLATINUMは生産されていないようなので残念ですが、このドライバーを所有しておられる方はとてもラッキーだと思います。

ネックの長さは大きな違いがありました。
明らかに右のGP PLATINUMのほうが長いです。

顔にも大きな違いがありました。
私は断然、GP PLATINUMのほうが好きです。
GP PLATINUMの、独特のバルジを初めて見たときは珍しいな・・・。と思いましたが、もう見慣れました。
Ray TYPE Rは私の好みからは外れていますが、フックフェースを好まれる方は、GP PLATINUMよりも好感をもたれやすいのではないでしょうか?

同じようなタイプのシャロー形状です。
昔ならば『頼りない』という印象もありましたが、今は『パワフルシャロー』という言葉が似合う、頼もしいシャローが増えてきました。
その草分け的な存在というのが、私にとってGP PLATINUMです。

GP PLATINUM

Ray TYPE R
ボールを前にして構えてみても、やはり違いがはっきりしています。
私にはGP PLATINUMのほうが構えやすいです。
フェースの向きがいいです。
それは『左右』だけでなく、『上下』もあります。
方向性も出しやすいですし、フェース面が見えすぎないのがいいです。
球のつかまりやすさとあがりやすさを求めたい方は、RomaRo Ray TYPE Rのほうが好感をもたれやすいように思います。
試打を開始しました。

『打感』はグランプリのほうが好きです。

『音』は少しロマロのほうが大きいですが、全く問題なく、優劣はつけられませんでした。

『球のあがりやすさ』という点では、Ray TYPE Rのほうが優れていました。
球の浮きやすさ・弾道の高さが際立っています。
『ハイフック仕様』ドライバーといっていいかもしれません。

『安定性』という点では、GP PLATINUMです。
Ray TYPE Rもシビアさは感じず、寛容なタイプですが、私にはつかまり過ぎました。

『飛距離性能』は明らかにGP PLATINUMです。
ロマロのドライバーも素晴らしいですが、今日改めてグランプリのモンスターぶりを体感しました。
強烈な弾道は健在です。
初めて試打したときのままです。

『操作性』という点でも、グランプリのほうが長けていました。
ロマロのドライバーはつかまりが良すぎて、私には扱いづらいところがありました。
今のドライバーはそれほど操作性を求められてはいないと思いますし、クセのあるドライバーが増えてきましたが、私はクセの少ないGP PLATINUMに魅力を感じました。

私はこれまで、必ずしも『最新=最高』ではないと記事でも書いていますが、今日はそれを強く再認識しました。
初めて試打して7年の月日が経っていても、色あせず衰えない高性能があります。
それをGP PLATINUMというドライバーはもっています。
RomaRo Ray TYPE Rドライバーも、今のニーズに合った素晴らしいドライバーですが、私はあらゆる面で、GP PLATINUMの優位性を感じました。
購入できなかったのが残念でなりませんが、今日は久しぶりに試打することができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。
2018年08月19日
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プロギア RS F ドライバー & ロマロ Ray TYPE R ドライバー

今日は、この2本のドライバーを試打しました。
試打クラブは プロギア RS F ドライバー と ロマロ Ray TYPE R ドライバー です。

<上>FireExpress HR6 Ray TYPE R
<下>Diamana FOR PRGR RS F
<左>Ray TYPE R のスペック
ロフトは10.5度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は65g、トルクは3.4、クラブ総重量は313g です。
<右>RS F のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は54g、トルクは4.7、クラブ総重量は308gです。

プロギアとロマロの打ち比べです。
どちらも以前試打したことがあるのですが、同時に試打できる機会はなかなかないので、迷わず打ち比べてみることにしました。

両方ともシャロー&ラージサイズのドライバーです。
今の主流といえる形状です。
大手有名メーカーのプロギアと、地クラブの有名メーカーのロマロという違いはありますが、共通していえるのは、両方とも優れているということです。
大手メーカーでも地クラブメーカーでも、高性能で高品質なゴルフクラブを作る能力があるのが、日本の素晴らしいところです。
私たちゴルファーにはとても嬉しいことです。
選択の幅が広がるのは、よりマッチしたクラブに出会う可能性が広がるということでもあります。

ネックの長さはあまり変わりませんが、少しロマロのほうが長く見えました。

<左>Ray TYPE R <右>RS F
顔は大きな違いがありました。
私は断然RS Fのほうが好きですが、つかまり顔を好まれる方でしたら、ロマロのほうがいいかもしれません。
次回はRS Fではなく、RSと見比べてみたいです。

RS F

Ray TYPE R
ボールを前にして構えてみても、かなり違いがあります。
クセがきつくないプロギアと、フェースが被っていてクセのあるロマロです。
私はRS Fのほうがリラックスして構えることができました。
試打を開始しました。

<左>Ray TYPE R <右>RS F
『打感』はどちらも好感がもてますが、ロマロのほうがソフトでした。

<左>Ray TYPE R <右>RS F
『音』も、ほぼ互角ではありますが、あえていうならロマロのほうがいいです。

<左>Ray TYPE R <右>RS F
『球のあがりやすさ』という点でも、どちらもよくあがりますが、ロマロのほうが、弾道が高いです。

<左>Ray TYPE R <右>RS F
『安定性』という点では、RS Fのほうが勝っていました。
スイートエリアの広さもありますし、ラインを出しやすいのがいいです。

<左>Ray TYPE R <右>RS F
『飛距離性能』という点でも、RS Fのほうが優れているように感じました。
ロマロのドライバーも高性能ですが、こうして打ち比べてみると、すぐに違いが判りました。

<左>Ray TYPE R <右>RS F
『操作性』という点では、どちらも操るタイプではありませんが、あえていうならRS Fです。
両方ともつかまりのいいドライバーですが、ロマロはつかまりすぎる感じで、扱いづらい印象をもちました。
スライサーの方にはロマロのほうが合いやすいかもしれません。

<左>Ray TYPE R <右>RS F
どちらもタイプは違いますが、今のハイテクが詰まった高性能なドライバーです。
2018年08月12日
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Zodia Z921CC ドライバー & ミズノ GX ドライバー

今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
試打したドライバーは Zodia Z921CC ドライバー と ミズノ GX ドライバー です。

<上>MFUSION D ミズノ
<下>Fire Express MAX Plus 6 Zodia
<右>Zodia Z921CC ドライバー のスペック
ロフトは10度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.3、クラブ総重量は313gです。
<左>ミズノ GX ドライバー のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、トルクは5.0、クラブ総重量は289gです。

ミズノとゾディアの打ち比べです。
どちらも大好きなメーカーですが、同時に手にしたのは初めてです。
このような機会はめったに無いので、打ち比べてみることにしました。
今日のようにドライバーもいいですが、できればアイアンやウェッジも打ち比べてみたいです。
どんな感じだろう?と想像するだけでワクワクしてきます。

こうして見ても、かなりタイプが違うということが判ります。
シャロータイプのミズノと、ディープタイプのゾディアです。
機能性を感じさせるミズノと、シンプルなゾディアという違いもあります。

ネックの長さは、ほぼ同じで大きな違いは見られませんでした。

顔は、かなり違いました。
ラージサイズのGXと、コンパクトで整った921CCです。

素振りをしてみても、かなり違いを感じました。
GXはかなり軽量タイプですが、今はこういったタイプが大半を占めるように思います。
ちょっと前までは、ドライバーで300gを切ると、かなり軽量だな・・・。と思っていたのですが、今はそれが大半ですし、280g台のドライバーもたくさんあります。
対してゾディアのほうは、『昔ながら』といいますか、適度な重さがあります。
昔はドライバーの重さもある程度統一されていたといいますか、重量の幅は今よりも狭まっていましたが、今はバリエーションが豊富になりました。
軽いクラブを好まれる方も多くいらっしゃると思いますが、『適度な重さ』は人によって違いますし、あまり軽すぎると、その弊害も出てくると思います。

ミズノ GX

Zodia Z921CC
ボールを前にして構えてみても、違いがはっきりしています。
私は断然921CCのほうが好きですが、GXの大きさに好感をもたれる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
試打を開始しました。

『打感』はどちらもソフトで良いですが、GXのほうが少し軽くて、弾き感がありました。

『音』は、どちらもほぼ同じ感じで、甲乙つけがたいです。

『球のあがりやすさ』という点では、明らかにGXです。

『安定性』という点でも、GXのほうが大きくリードしています。

『飛距離性能』はどちらもハイレベルですが、少しだけGXのほうが高いように感じました。

『操作性』という点では、921CCです。
クセの無さが魅力です。
どちらもタイプは違いますが、色々なメーカーのクラブを打ち比べてみるのは、とても楽しいです。
2018年06月13日
PR
フォーティーン GelongD CT-416 ドライバー & ミズノ GX ドライバー

今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
試打したドライバーは フォーティーン GelongD CT-416 ドライバー と ミズノ GX ドライバー です。

<上>MD-350ZD フォーティーン
<下>MFUSION D ミズノ
<右>フォーティーン GelongD CT-416 ドライバー
ロフトは9度、クラブ長さは47.75インチ、シャフトフレックスはS、トルクは4.2、クラブ総重量は302gです。
<左>ミズノ GX ドライバー のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、トルクは5.0、クラブ総重量は289gです。

どちらも先日試打して、とても印象深いです。
今日は同時に試打する機会に恵まれたので、打ち比べてみることにしました。
両方とも高性能なドライバーですが、こうして見ていると違いも見られます。
色々な工夫がされているミズノと、すごくシンプルなフォーティーンです。

どちらもラージサイズのドライバーです。
質感がいいのはミズノでした。

<左>ミズノ <右>フォーティーン
ネックの長さは、ほぼ同じでしたが、フォーティーンのほうが少し長く見えました。

<左>ミズノ <右>フォーティーン
こうして顔を見比べてみると、フォーティーンのコンパクト感が際立って見えて、ミズノGXの大きさが目立ちました。
顔は大きな違いがありました。
共通しているのは、どちらもフェースが左を向いているということです。

装着されているグリップにも違いが見られます。
ソフトなフィーリングのフォーティーンと、機能的で滑りにくいタイプのミズノという感じです。
どちらもいいグリップですが、フォーティーンのグリップのほうが、しっとりした感じがあるので、好感がもてました。

フォーティーン GelongD CT-416 ドライバー

ミズノ GX ドライバー
ボールを前にして構えてみると、どちらもクセのあるタイプですが、どちらかといえば、フォーティーン GelongD CT-416 ドライバーのほうが構えやすく感じました。
大きさやシャロー感を求めたい方は、ミズノGXのほうが、安心感を得られやすいのではないでしょうか?
試打を開始しました。

<左>ミズノ <右>フォーティーン
『打感』は、どちらも良いですが、少しGXのほうが柔らかく感じました。

<左>ミズノ <右>フォーティーン
『音』は、どちらもはっきりとした音で好感がもてました。
音の優劣はつけられませんでした。

<左>ミズノ <右>フォーティーン
『球のあがりやすさ・高さ』という点では、GXです。

<左>ミズノ <右>フォーティーン
『安定性』という点でも、GXのほうが高く感じました。

<左>ミズノ <右>フォーティーン
飛距離性能という点では、どちらも高い性能をもっていますが、『一発の飛び』という点では、CT-416で、安定した飛びといえば、GXだと思いました。
ハイレベルな争いとなってしまいました。

<左>ミズノ <右>フォーティーン
『操作性』という点では、CT-416です。

<左>ミズノ <右>フォーティーン
色々な工夫が外見からも分かるミズノと、外見からはすごくシンプルに見えるフォーティーンの違いがありましたが、こうして打ち比べてみても、シンプルなフォーティーンは全く負けていないと思いました。

<左>ミズノ <右>フォーティーン
今は大手有名メーカーのドライバーもそうですし、地クラブメーカーのドライバーも素晴らしいものが多いです。
高品質・高性能なドライバーが世に溢れています。
この2つのドライバーも、その仲間入りをしている優秀なドライバーです。
2018年05月19日
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ミズノ GX ドライバー & ONOFF DRIVER AKA

今日はこの2本のドライバーを打ち比べてみました。
試打クラブは ミズノ GX ドライバー と ONOFF DRIVER AKA です。

<上>MIZUNO GX ドライバー MFUSION D カーボンシャフト
<下>ONOFF DRIVER AKA SMOOTH KICK MP-518D
<左>ONOFF DRIVER AKA のスペック
ロフトは11度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は46g、トルクは5.8、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は287g です。
<右>MIZUNO GX ドライバー のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は49g、トルクは5.0、キックポイントは中調子、クラブ総重量は289gです。

オノフとミズノのニュードライバーの打ち比べです。
どちらもよく試打しているメーカーですが、こうして打ち比べるのは、おそらく初めてだと思います。

黒を基調としたミズノと、赤を基調としたオノフです。
どちらも特徴がよく出ています。
黒はヘッドに適していて無難な色ですが、赤はインパクトのある色ですが、場合によってはデザインがおかしくなってしまう色でもあります。
しかし、それを感じさせないセンスのいいデザインは、さすがオノフといった感じです。
洗煉されていてオシャレな印象がオノフにはあります。
どちらもラージサイズのドライバーです。

ネックの長さの違いは、はっきりしていました。
標準的なミズノと、短めのオノフです。
どちらもソールに溝のあるドライバーですが、その本数も違えば幅や深さも違います。
ウェイト有無の違いもあります。

顔は大きな違いがありました。
どちらも見とれるような美顔だとは思いませんが、これが今のドライバーの顔といえるのかもしれません。
ちょっとクセのある顔が今の主流といえるでしょうか?
あえていうと私は右の、ミズノのほうが好きです。

両方ともシャローバックタイプのドライバーです。
見慣れた形状です。

フェース面のデザインは違っていますが、それぞれ個性があっていいです。
飛距離の為には、どちらのデザインのほうが優れているのか私には分かりませんが、メーカーそれぞれの研究があるのだと思います。
アイアンでフライヤーは嫌ですが、ドライバーならば大歓迎といったところもあります。
ただし飛びすぎてラフや池など、トラブルに繋がらなければですが・・・。
ドライバーが曲がってトラブルはよくありますが、飛びすぎてトラブルということも、よくあります。

装着されているグリップにも、違いがあって面白いです。
今は各メーカーがグリップにも工夫をしています。
両方とも見比べてみて、それぞれパターンが違うのですが、どちらもいいので、優劣はつけられませんでした。

ミズノ GX

ONOFF DRIVER AKA
ボールを前にして構えてみても、違いがあります。
私はミズノのほうが構えやすいです。
試打を開始しました。

『打感』はミズノのほうが好きです。

『音』は、圧倒的にミズノです。

『球のあがりやすさ』という点では、どちらもあがりやすいタイプですが、あえていうならオノフです。
しかし、これはロフトなども違うので、正確な比較ができていませんが、おそらく同じロフト(表示ロフト)であっても、結果は同じだと思います。

『安定性』という点では、ミズノのほうが勝っているように感じました。
たくさんの工夫が上手く機能している感じがします。

『飛距離性能』という点でも、私はミズノのほうが勝っているように感じました。
オノフもイージー系ドライバーの中では平均的なほうだと思いますが、こうして打ち比べてみると、違いがよく分かります。
球の勢いや伸びも、ミズノのほうが勝っていました。
しかし、これは打感や音などのフィーリング性能が勝っているところも大きく関わっているような気がします。
音に馴染めないと、距離は望めません。

『操作性』という点では、どちらも操作するタイプではないのですが、あえているならば、オノフかな?と思いました。
ミズノGXのほうが『オートマ性』が強いように感じました。

ミズノとオノフという、国内人気メーカーの打ち比べでした。
今回は(あくまでも私の中でのことですが)、ミズノに軍配があがりましたが、これからのオノフの巻き返しにも期待したいです。
2018年05月12日
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EPON AF-101 ドライバー & Zodia Z921CC ドライバー

今日はこの2本のドライバーを打ち比べてみました。
試打クラブは EPON AF-101 ドライバー と Zodia Z921CC ドライバー です。

<上>Zodia Z921CC Fire Express MAX Plus 6
<下>EPON AF-101 Fire Express
<左>Zodia Z921CC ドライバー のスペック
ロフトは10度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.3、キックポイントは中調子 です。
<右>EPON AF-101 ドライバー のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは65S、トルクは3.8、キックポイントは中調子 です。

エポンとゾディアの打ち比べです。
豪華な競演です。
先日、このゾディアのドライバーを試打したときに、AF-101に似ているな・・・。と思っていたので、いつか機会があれば打ち比べてみたいと思っていました。
今日は思いがけなく、その願いが叶い、とても嬉しく思っています。
何という贅沢な日なんだろう・・・。と思いました。

エポンのAF-101に初めて出会ったのが、もう9年も前なのかと思うと、とても早く感じられます。
初めて出会って試打し、その衝撃は凄まじいものでした。
飛距離性能が高く、打感や音にもすごく魅力を感じました。
他のメーカーのドライバーと打ち比べていて、飛距離性能が圧倒していたのもよく覚えていて、そのインパクトの強さは忘れられません。
これまで数え切れないほどたくさんのゴルフクラブを試打してきましたが、AF-101は生涯記憶に残り続けるドライバーです。
AF-101を試打したときに、このドライバーが2009年のドライバー・オブ・ザ・イヤーに輝くだろうな・・・。と思っていました。
もうこれを超えるドライバーに出会うことはないだろう・・・。と思っていました。
しかし、同じ年にJBEAMのBM-435という素晴らしいドライバーに出会い、ドライバー・オブ・ザ・イヤーはBM-435になりました。
何という、ハイレベルな年だろう・・・。と思いましたし、贅沢にも感じられました。
AF-101は『準グランプリ』に輝きましたが、他の年だと間違いなくグランプリに輝いていたと思います。
2年経って、私はBM-435と同型モデルである、CRZ435というドライバーを購入し、今に到っています。
AF-101はとっくに廃番になっているので、今はもう購入することはできないのですが、BM435(CRZ435)は今でも購入することができるロングセラーモデルです。
まさかAF-101がすぐに廃番になるとは思っていなかったので、先にAF-101を購入したほうが良かったかな?と思うときもありましたが、私によりマッチしているのはCRZ435だったので仕方ないですし、正しい選択をしたのだと自分自身に言い聞かせています。
CRZ435はひとつだけでなく、同じスペックの物をもう一つ持っています。
このドライバーが無いと、私のゴルフは成り立ちません。
それくらい信頼している頼もしい相棒です。

このAF-101はエポンファンである、私の友人が貸してくれたものです。
彼には私がエポンのクラブを紹介して、すごく気に入り、ドライバーからパターまで全てエポンで、キャディバッグやキャップもエポンです。
まだキャップしか購入できていない私はとても羨ましく思うのですが、エポンに出会って彼のゴルフがすごく良くなりましたし、何より彼が楽しそうにゴルフをしているのを見て、紹介して本当に良かったな・・・。と思います。
ゴルファーにとって、ゴルフクラブとの出会いは、とても大切です。
いいクラブに出会うだけで、ゴルフの質が高まり、ゴルフの楽しさも倍増します。
彼は今日、私の為にわざわざ練習場まで持ってきてくれ、貸してくれました。
私がAF-101に惚れ込んでいたのを知っています。
彼の友情と優しさに感謝です。

こうして見ていても、どちらもとても美しくて魅力的なドライバーです。
とてもいい目の保養ができています。
目尻が下がりっぱなしで、口角は上がりっぱなしです。
どちらも『恵比寿顔』にしてくれるドライバーです。
ゴルフクラブはゴルフボールを打つ為の道具ではありますが、このクラブのように、目で楽しませる要素も大切です。
まずは目で見て、打ってみたいと思えるクラブでないと、なかなか手に取ることはありません。
ゾディアにはウェイトがひとつだけ付いていますが、それ以外は特に何も見られず、どちらもシンプルなドライバーです。
『調整機能に逃げない』高性能ドライバーといったところでしょうか?

ネックの長さは、ほぼ同じですが、少しだけAF-101のほうが長いです。
ゾディアのドライバーを試打したとき、この角度から見て、AF-101に似ているな・・・。と思ったので、今日こうして見比べてみることができて、とても幸運だと思いましたし、すっきりした気分です。
やはりとても似ています。
立体的で角張ったところがなく、輪郭の曲線がとても美しいです。
シャロータイプではない、ディープタイプのボリューム感があります。

顔の違いは、はっきりしていました。
コンパクトでオーソドックスな感じのAF-101と、ややシャロー形状でつかまりそうなZodia 921ccです。
こういった顔は、『今の顔』といえるような気がします。
この顔の違いが、そのまま年月の流れといったところでしょうか?
顔の好みは人によって分かれると思いますが、私はAF-101のほうが好きです。

フェース面のデザインも違っていました。
全体的にスコアラインの入っているゾディアと、ヒッティングポイントにスコアラインの入っていないエポンです。
どちらもオーソドックスでよく見られるデザインです。
高級感のある、美しいフェース面です。

EPON AF-101

Zodia Z921CC
どちらもとても構えやすいです。
敢えて言うなら、私はAF-101を選びますが、ゾディアのドライバーも今風(いまふう)な感じで好感がもてます。
つかまり感・あがりやすさをイメージしやすいのは、ゾディアでした。
日光に照らされ、ゾディアドライバーのクラウンのカーボン模様がよく見えました。
そうだった、このドライバーのクラウンはカーボンだったな・・・。と思い出しました。
試打を開始しました。

『打感』はどちらもすごく良いですが、AF-101のほうが少し『しっかり感』があって、Z921CCは少し軽めに感じられました。
敢えてどちらかを選ぶとするならば、私はAF-101を選びます。

『音』もとても良く、優劣がつけづらいです。
両方に共通しているのは、爽快感があるということです。
打っていて楽しいです。
少しだけ921CCのほうが、音が高いです。

『球のあがりやすさ』という点では、少しZ921CCのほうが長けているように感じました。

『安定性』という点でも、少しZ921CCだと思いました。
AF-101も、決してシビアなタイプではないですが、こうして打ち比べてみると、ゾディアのほうが寛容な感じがしました。

『飛距離性能』は、どちらもとても高いですが、AF-101のほうが少し飛んでいるように感じました。
しかし、それはゾディアのドライバーが劣っているというよりは、私にはAF-101のほうが合っているといったほうがいいのかもしれません。
発売されて数年が経ち、廃番となったモデルではありますが、全く色褪せていません。
いいクラブは色褪せません。
魅力を保ち続けている、この美しさと力強い弾道はさすがだと思いました。

『操作性』という点では、少しAF-101だと思いました。
球のつかまりがいいのはZ921CCです。
より『易しさ』を求めていくのであれば、Z921CCのように思います。

久し振りにAF-101に出会い、テンションは上がりっぱなしでした。
どちらもなかなか出会えるクラブではないのですが、今日は運良く試打することができて、嬉しさ全開の一日でした。
目で楽しみ、打感を手から全身で楽しみ、音を耳で楽しみ・・・。という感じで、一球一球の密度がとても高いものになりました。
ワクワク感が止まりません。
Z921CCもいいドライバーですし、AF-101を所有しておられる方は、本当に幸せな方だと私は思います。
最初から最後までずっと笑みが絶えなかったですし、ご機嫌でした。
AF-101を貸してくれた友人も一緒に練習したので、彼にはささやかではありますが、缶コーヒーをごちそうさせてもらいました。
彼の優しさに感謝した一日でした。
2017年08月27日
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ダンロップ スリクソン Z765 リミテッドモデル ドライバー & Ryoma MAXIMA TYPE-V ドライバー

今日は、この2本のドライバーを試打しました。
試打したドライバーは スリクソン Z765 リミテッドモデル ドライバー と Ryoma MAXIMA TYPE-V ドライバー です。

<上>MAXIMA TYPE-V TourAD M2-V
<下>Z765 リミテッドモデル Miyazaki Kaula MIZU 6
<左>Z765 リミテッドモデル のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は61g、トルクは3.4、キックポイントは中調子 です。
<右>MAXIMA TYPE-V のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは65S、トルクは3.8、キックポイントは中調子 です。

ハイレベルなドライバーの競演です。
どちらも以前試打したことがあるのですが、今日はたまたま同時に試打する機会に恵まれたので、打ち比べてみることにしました。
ダンロップとリョーマのクラブを同時に試打するのはとても珍しいので、今日は幸運な日だと思いました。

こうして見ていても、どちらも美しいな・・・。と改めて思いました。
高級感がありますし、ダンロップにもリョーマにも、チープなイメージは似合いません。
この質感のいいドライバーを見ていると、自然にテンションも上がってきます。
最近はシャロータイプを試打することが多いですが、このドライバーは適度な厚みがあって好感がもてます。

ネックの長さには大きな違いは見られませんが、ちょっとだけ Z765のほうが長く見えました。

<左> TYPE-V <右>Z765
どちらも小振りで丸っこさもあって、いい顔をしています。
甲乙付けがたいですが、Z765のほうが、よりシャープな感じがしました。

グリップにも違いがありましたが、あえていうなら私はスリクソンのほうが好きです。
しかし、『滑りにくさ』『グリップ力』という点では、リョーマに装着されているグリップのほうが長けている感じがします。

素振りをしてみると、どちらもいい感じですが、あえて選ぶとするなら、Z765のほうが親しみやすい感じがしました。

Z765

MAXIMA TYPE-V
ボールを前にして構えてみても、どちらもとてもいいです。
いいイメージが出せました。
MAXIMA TYPE-Vの丸っこさが、マイドライバーのCRZ435に少し似ている感じがして、親近感をもちました。
試打を開始しました。

『打感は、少しMAXIMA TYPE-Vのほうが柔らかく感じました。
どちらも適度な手応えのある打感です。

『音』は大きさという点では、特に違いは無かったのですが、高さという点では、少しZ765のほうが高い音でした。

『あがりやすさ』という点では、MAXIMA TYPE-Vでした。
結構はっきりしていました。

『安定性』という点でも、MAXIMA TYPE-Vに軍配があがりました。
リョーマドライバーの直進性の高さを久し振りに体感しました。

『飛距離性能』という点でも、MAXIMA TYPE-Vでした。
これもはっきりしていました。
Z765も高性能なドライバーだとは思うのですが、私は初めて試打したときから、物足りなさを感じていました。
リョーマは相変わらずの飛びなので、この結果は予想していた通りでした。
Z765は落ち際に弱いといいますか、もっと粘ってくれればいいのに、結構早く落ちていくのに物足りなさを感じていました。
私はリョーマのほうが、ポテンシャルが高いように感じます。

『操作性』という点では、Z765だと思いました。
左右にもきちんと反応してくれました。
リョーマは曲がりにくい感じがしました。

どちらもハイレベルなドライバーですが、打ち比べてみると結構差がはっきりと出ました。
スリクソンの次のモデルに期待したいです。
対してリョーマはニューモデルが発売されるのに、結構年月がかかるので、もっと早くなればいいな・・・。と思っています。
このニューモデルもいいですが、私は前のモデルのほうが好きです。
2017年07月18日
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CRAZY CRZ435 ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー

今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
打ち比べたドライバーは、 CRAZY CRZ435 ドライバー と テーラーメイド GLOIRE F ドライバー です。

<上> CRZ435 CB-50W
<下>GLOIRE F Speeder757
<右>CRZ435 ドライバー のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは8.2、キックポイントは中調子、バランスはD3、クラブ総重量は327gです。
<左>GLOIRE F ドライバー のスペック
ロフトは8.5度(LOWERにセット)、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはX、キックポイントは先中調子、バランスはD2.5、クラブ総重量は322gです。

黒ヘッドの雄CRZ435と、白ヘッドの雄GLOIRE Fの競演です。
どちらもかなり高性能で気に入っているドライバーです。
CRZ435はマイドライバーで、セカンドモデルです。
初めてCRZ435を購入してすごく気に入っていったので、是非『予備』を買っておきたいと思い、初めて買ったモデルと同じスペックで購入しました。
GLOIRE F もすごくいいドライバーで、大好きなドライバーです。
このドライバーは友人が愛用しているもので、彼から貸してもらいました。

CRZ435とGLOIRE F をいつか打ち比べてみたいな・・・。という思いはありましたが、もし打ち比べても記事には書かないだろう・・・。と思っていました。
それはスペックの違いが大きいからです。
しかし、今日は記事に書かせて頂くことにしました。

それはGLOIRE F に挿してあるSpeeder757のフレックスがXだったからです。
なかなかXフレックスのシャフトを試打することは無いので、貸してくれた友人に感謝しました。
CRZ435に挿してあるCB-50Wのフレックスは8.2ですが、これはXということになるので、是非打ち比べてみよう・・・。と思いました。
練習場にドライバーを持ってこないことも多いですが、今日は持ってきていてラッキーだと思いました。
ちなみにフレックスの目安でもある振動数を計測してもらったら、CB-50Wが292cpmで、Speeder757が279cpmでした。
同じフレックスでも、メーカーによってかなり違いがあるものだと思いました。
必ずしも振動数が全てではありませんが、目安であることは間違いありません。
硬さというのは人によって感じ方が大きく異なりますが、数値で表そうとすれば、振動数ということになると思います。

ネックは、CRZ435のほうが少し長いです。
どちらも『調整機能付き』ドライバーです。
とはいっても、ウェイトを交換するだけのCRZ435と、ウェイトは交換できないけど、ロフトを変えられるGLOIRE Fの違いがあります。
CRZ435を使って数年が経っていますが、私は未だにウェイトを外したことがありません。
鉛なども貼っていません。
クラフトマンに調整してもらったまま使っています。
GLOIRE Fのオーナーである友人も、ロフトを一度調整して、あとは変えていないそうです。
このようなロフトを変えられるドライバーはシャフトが回ってしまうので、バックライン無しのグリップを使うのが鉄則のようで、一度決めたら変えないのがいいと聞きました。
バックライン有りをどうしても使いたいという方は、もう変えないということを決断して使うのがいいそうです。
『LOWER』にセットして、シャフトのスパインもそれに合わせているそうです。

ディープタイプのヘッドとシャロータイプのヘッドです。
ディープタイプの力強さは今さら言うまでもありませんが、最近は力強いシャローもたくさんあります。
その代表格といっていいのが、テーラーメイドのドライバーだと思いますし、グローレFはそれに易しさが組み合わさっています。
私が信頼しきって何年も使っているドライバーと、友人の愛用しているドライバーを打ち比べることができるのは、とても贅沢なことのように思えました。

顔の違いは、はっきりしていました。
もちろん『黒』と『白』という色の違いもありますが、こうして見比べてみると、CRZ435は小さく見えます。
普段使っていて、これが当たり前だと思っているので、小顔だと思ったことはないのですが、こうして見比べてみると、はっきりとした違いが分かりました。
いつも色々なクラブを試打しているのですが、マイクラブとは別物として見ているので、比べてみようとは思わないことが多いです。
でも年に何本かは比べてみたいと思えるドライバーに出会います。
タイプが違っているとは解っていても、打ち比べてみたいと思えるドライバーがあります。
GLOIRE Fはその中の一本です。

素振りをしてみても、違いがはっきりしていました。
スペックが違っているので当然かもしれませんが、GLOIRE F のほうが軟らかくて、しなやかな感じがします。
ハードな印象はありませんでした。
もちろんグローレFに装着されている元々のオリジナルシャフトよりは、はるかにしっかりしていると思うのですが、こうして比較してみると性格の違いをはっきりと感じとることができました。
私のドライバーは、他の方から『重い』とか『すごく硬い』・・・。よくこんなの振ってられるね・・・。と言われることがたまにありますが、毎日バット素振りをしている私は、マイドライバーが重いとか硬いと感じたことはありません。
しっかりしているとは思いますが、硬いとは感じません。
むしろタイミングがとりやすくて、安心して使っています。
軽すぎたり軟らかすぎるシャフトのほうがタイミングが取りづらくて、難しく感じます。
マイドライバーは私にとっての『基準線』のようなところがあり、このドライバーが振れているうちは他のクラブもスペックを変える必要が全く無いと思っていますし、ゴルフの内容を変えるつもりもありません。
いつも通り、気持ち良く振り抜いていきたいと思っています。


ボールを前にして構えてみると、両方ともとても構えやすいですが、左右どちらにも対応していて、逃がすイメージも出しやすいCRZ435と、ほぼ中立で、どちらかといえばつかまりそうなイメージのグローレFの違いがあります。
ヘッドが大きく見えますし、白いヘッドを好まれる方は圧倒的にグローレFを好まれるのではないでしょうか?
白いヘッドも好きですが、私は黒いヘッドのほうが好きで、大顔なタイプよりもやや小顔なタイプのほうが好きなので、CRZ435はやっぱりいいな・・・。と思いました。
使い慣れているという有利さもあり、私はCRZ435がいいな・・・。と思いました。
試打を開始しました。

『打感』はどちらもとてもいいですが、CRZ435のほうが少ししっかりしていて、よりクリアな感じがしました。
グローレFもソフトで良いのですが、こうして打ち比べてみると、少しこもった感じもありました。
しかし、どちらも好感のもてるフィーリングです。

『音』は、CRZ435のほうが少し高めでした。

『安定性』という点では、明らかにグローレFのほうが勝っていると思いました。
CRZ435も、決してシビアさが全面に出ているタイプではないと思いますが、グローレFの大らかさを強く感じました。
美しいオートマチック系ドライバーといっていいと思います。
グローレFは飛びに優れていますが、この大らかさがあるからこそ、人気に火が付いたのだと思います。
ヘッドも違いますが、シャフトの性格の違いも感じとることができました。
自然に振って球を操作しやすいCB-50Wと、結構走る感じでシャフトが仕事をしてくれるスピーダーという違いもありました。
今は仕事をしてくれるシャフトが多くなったように思います。
シャフトの高性能化が進んでいます。
スピーダーエボリューションは、これまでもいくつか試していますが、この青いモデルが一番飛びに優れているのではないか?と思っています。
初期のモデルでも最新モデルに劣るということはないと思います。

『球のあがりやすさ』という点でも、明らかにグローレFのほうが勝っていると思いました。
打ち出しも高く、しっかりとしたキャリーが出せます。
このグローレFはロフト調整をしていて『LOWER』に合わせていて、目盛が3つ『STD LOFT』からずれています。
一目盛は『0.5度』だと聞いたので、10-(0.5×3)=8.5度ということになると思うのですが、それでもグローレのほうがあがりやすいと感じました。
それは単にロフトだけでなく、ヘッドの重心深度などもあると思いますし、シャフトの性能によるところも大きいです。
グローレFをトゥ側とヒール側からじっくりと見てみたのですが、ロフトが8.5度になっているようには見えませんでした。
もう少し寝ているように見えました。
今度正確に計測してもらうことにしました。
とはいっても、今は『リアル』がそれほど求められていないのかもしれません。
あくまでも『表示』の中でのイメージで使っていく時代なのかもしれません。
たくさんのドライバーを試打していて、そのように感じます。

『飛距離性能』は、どちらもかなりハイレベルですが、私には使い慣れているということもありますし、クセを知り尽くしている感じもするので、CRZ435のほうが合いやすいかな?と思いました。
飛びという点では、どちらも優れているドライバーですが、性格は異なるところもあります。
易しくキャリーで飛ばしていけるタイプのグローレFと、低スピン性能が高くライナー系で力強い弾道が魅力のCRZ435。
好みによって分かれるとは思いますが、今はグローレタイプのほうが、人気が出やすいかもしれません。
飛びにはこだわっていきたいけど、『易しい飛び』『オートマチック的な飛び』を求めていきたい・・・。という方は多いのではないでしょうか?

『操作性』では、明らかにCRZ435のほうが勝っていました。
ヘッドもそうですし、シャフトも反応がいいです。
私は球筋を調整したいタイプで、『ちょいフック』『ちょいスライス』を打ちたいと思っています。
このドライバーを初めて試打したときに、それがすごく易しく感じたので購入に至ったのですが、それは今でも変わりません。
私をいつも助けてくれています。
ゴルフをプレーしていると、どうしても球筋を変えたくなるホールがいくつかあります。
いつもオートマチック的に真っ直ぐ飛ばしていければいいのですが、そうでないホールもあります。
コースレイアウトなどによって、真っ直ぐではダメなホールもあります。
左が怖いな・・・。右に置いておきたいな・・・。と思えるホールもありますし、逆に右が怖いホールもあります。
そういったときに扱いやすいドライバーだと、コースマネージメントが易しくなります。
私は今のドライバーを使いだして『逆球』を打ったことがありません。
ゴルフをプレーしていて、怖いと感じるものはたくさんありますが、その最たるものが逆球ではないかと私は思っています。
逆球が出てしまうと、ほぼ間違いなくトラブルになりますし、スコアを崩す原因になってしまいます。
ラージサイズのドライバーを使っていて、もっとつかまえようと思ったけどつかまりきれずに右にプッシュしてしまった・・・。という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
そういった方は、少し小振りなヘッドを試してみられるのも有効なのかもしれません。

タイプはそれぞれ違いますが、どちらも総合力の高いドライバーです。
とてもハイレベルな争いになってしまいました。
グローレFはもうずいぶん前にニューモデルが発売されているので、このモデルはもう新品で購入するのは難しいと思います。
対してCRZ435(JBEAM BM-435)は、今でも購入できるロングセラーモデルです。
こういったところは大手メーカーには無い、地クラブメーカーの長所といえるのかもしれません。
いい物はいつまで経ってもいいですし、色褪せることはありません。
ロングセラーは、どのメーカーも目指すところではないでしょうか?
私はCRZ435をずっと使い続けていますが、それには理由があります。
他のメーカーの最新ドライバーをいつも試打していますが、マイドライバーが古いとか見劣りするという感じは全くありません。
むしろ、今でもずっと輝き続けている頼もしい相棒だな・・・。と思っています。
特に飛びの性能はピカイチです。
グローレFの持ち主である友人は、昨年発売された最新モデルも購入して使っているそうですが、このひとつ前のモデルのほうが気に入っているとのことでした。
性能的に大きな違いはないのだそうですが、何故か『勝ち運』が前のモデルにあるのだそうです。
最新モデルでコンペなどに臨んでも、思った成績が挙げられなかったことが続いたそうですが、前のモデル(このドライバー)に戻すといくつか優勝したり『ベスグロ』を取ったりしているそうです。
不思議なことだと思いますが、単なる巡り合わせに過ぎないのかもしれません。
心理的なことかもしれないですし、それ以上にゴルファーとクラブとの『縁』が関係しているといえるような気もします。
最新モデルは確かに素晴らしいものが多いですが、それまでのクラブでもいいものはたくさんあるのだと、私は強く感じます。
それはたくさんのクラブを試打してきた私の実感です。
私がゴルフを始めた頃と比べると、今はいいクラブがたくさんあり、溢れています。
私がビギナーの頃はあまり選択の余地がありませんでしたが、今はたくさんあってかえって迷ってしまうことも多いかもしれません。
ゴルファーである以上、自分にあった最高のクラブに出会いたいというのが共通の願いだと思いますし、そういったクラブをこれからも探し求めていきたいと思います。
私はこれからもゴルフを続けていきますが、この2つのドライバーのことはずっと私の中で生き続けると思います。
いつもはショートアイアンやウェッジ中心の練習をしている私ですが、今日はこの2本のドライバーを思いっきり楽しみました。
2017年03月12日
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プロギア RS ドライバー & フォーティーン DT112 ドライバー

今日は、この2本のドライバーを試打しました。
試打したドライバーは プロギア RS ドライバー と フォーティーン DT112 ドライバー です。

<上>MD-350ZD フォーティーン DT112 ドライバー
<下>Speeder 661 EVOLUTION III プロギア RS ドライバー
<左>プロギア RS ドライバー のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66.5g、トルクは3.8、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は311g です。
<右>フォーティーン DT112 ドライバー のスペック
ロフトは9度、クラブ長さは46.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は55g、トルクは4.2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は300gです。

プロギアとフォーティーンの高性能ドライバーの打ち比べです。
どちらも、かなりハイレベルなドライバーです。
以前試打したことがあるのですが、とても気に入っています。

ハイレベルであることは共通していますが、ヘッド形状の違いは一目瞭然です。
シャロー系のプロギアは、今の主流といってもいい形状です。
対してフォーティーンのドライバーはディープタイプです。
今は少しずつ増えてきていますが、まだまだ少数派といっていいと思います。
今はタフなシャロータイプのドライバーもありますし、易しい感じのディープヘッドもあるので、外見だけでは判断がつきにくいところがあります。

<左>PRGR RS <右>FOURTEEN DT112
ネックの長さは違いが見られました。
シャロータイプであるPRGR RSのほうが長いです。
調整機能の有無も関係しているのかもしれません。

<左>PRGR RS <右>FOURTEEN DT112
顔も違いました。
クセのない、オーソドックスな感じのDT112に対して、プロギアのRSは『今風(いまふう)の顔』といいますか、個性的な感じがします。
ヘッド後方の伸びが、かなり目立っています。
初めて見たときは驚きましたが、今はずいぶん見慣れた感じがします。

<左>PRGR RS <右>FOURTEEN DT112
シャローバックタイプのRSとディープバックタイプのDT112です。
『形の違う美人』といったらいいでしょうか?
どちらも違う個性があり、美しさがあります。

フォーティーン DT112 ドライバー

プロギア RS ドライバー
ボールの前にして構えた感じも、違いがありました。
球があがりやすそうで、つかまりが良さそうなRSと、ライナー系をイメージしやすく逃がすイメージの出しやすいDT112の違いです。
今の主流といえるのはRSだと思いますが、DT112もすごくいい感じがします。
つかまり過ぎ、上がりすぎを気にせず打っていける顔をしているのは、DT112だと思いました。
球があがりやすそうな印象が欲しいという方はRSのほうが好感をもちやすいかもしれません。
好みが分かれると思います。
どちらも、方向性への不安を感じさせることはありませんでした。
試打を開始しました。

『打感』は、どちらも好感がもてましたが、敢えていうならDT112のほうがソフトでした。

『音』は、どちらも遜色ない感じです。
少しだけDT112のほうがおとなしい音だと思いました。

『球のあがりやすさ』という点では、少しRSのほうが勝っているように感じました。

『安定性』という点では、RSのほうが高いと思いました。
寛容さがありました。

『飛距離性能』という点では、どちらもかなりのハイレベルでしたが、あえていうなら少しだけRSのほうが勝っているかな?と思いました。
しかし、それはDT112が劣っているのではなく、RSがそれ以上の高いパフォーマンスを発揮してくれたということです。
どちらもかなり飛距離に優れたドライバーであることは間違いないです。

『操作性』という点では、DT112だと思いました。
私は左へつかまり過ぎるのが嫌なので、楽な気分で打てるのはDT112でした。
RSはオートマチック的につかまる感じがしました。
こういう特徴は、今の多くのドライバーに見られます。

かなりハイレベルなドライバーの競演でした。
試打しながらずっと贅沢だな・・・。と思いました。
どちらもかなり購買意欲を刺激してきます。
できれば、両方とも購入できればと考えていますが、なかなか思うようにいかないので残念でなりません。

それぞれ違うコンセプトで開発されていると思いますし、共通する部分もありました。
このようなハイレベルなドライバーに出会うと、今年も飛ばしにこだわっていこう・・・。と思えてきました。
2017年01月14日
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Ryoma MAXIMA TYPE-V ドライバー & ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 ドライバー

<左> TYPE-V <右>XD-7
今日は、この2本のドライバーを試打しました。
試打したドライバーは Ryoma MAXIMA TYPE-V ドライバー と ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 ドライバー です。

<上>TOUR B XD-7 TX1-6
<下>MAXIMA TYPE-V TourAD M2-V
<左>MAXIMA TYPE-V のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは65S、トルクは3.8、キックポイントは中調子 です。
<右>TOUR B XD-7 のスペック
ロフトは9度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は58g、バランスはD2、キックポイントは中調子 です。

どちらもとてもカッコいい『骨太』タイプのドライバーです。
昨年試打して、両方とも好感を持つことができました。
BSとリョーマの打ち比べは珍しいので、今日は幸運な日だと思いました。

形状は違いますが、どちらも黒をベースとしたデザインで落ち着いた感じがします。
重厚感があります。
ウェイトの数や配置はそれぞれ違っていて、特徴の違いが見られます。
浅重心タイプのドライバーを好まれる方でしたら、XD-7に魅力を感じられるかもしれません。
重心が深くて素晴らしいドライバーもたくさんありますし、選ぶのに迷ってしまいます。
しかし、それは嬉しい迷いといっていいのかもしれません。
選択肢が多いというのはいいことだと思います。

ネックは、XD-7のほうが長いです。

<左> TYPE-V <右>XD-7
顔にも違いがあります。
丸型のMAXIMA TYPE-Vと洋梨型のXD-7です。
どちらもタイプは異なりますが、好感のもてる顔です。

TOUR B XD-7

MAXIMA TYPE-V
ボールを前にして構えてみても、違いがはっきりしています。
スタンダードな丸型もいいけど、洋梨型もいいな・・・。と思いました。
どちらかといえば、私は丸型が好きなのですが、洋梨型の懐かしさも感じました。
試打を開始しました。

『打感』はどちらも良いですが、XD-7のソフトさが心地良く感じられました。

『音』も、どちらも好感がもてるのですが、あえて選ぶとするならば、私はXD-7を選びます。

『球のあがりやすさ』という点では、MAXIMA TYPE-Vだと思いました。
こちらのほうが、より幅広い層に対応していけそうです。

『安定性』という点でも、MAXIMA TYPE-Vのほうが高いと思いました。
大らかな印象をもちました。
リョーマらしい高い安定性がありました。
そういう点では、XD-7は少し正直なところもあるのかな?と思いました。

『飛距離性能』は、どちらもハイレベルですが、私にはXD-7のほうが、相性がいいように感じました。

『操作性』という点でも、XD-7のほうが優れていると思いました。

どちらもハイレベルなドライバーですが、こうして打ち比べてみると、それぞれの特徴が感じられました。
人それぞれ、好みが分かれるところだと思います。

両方とも大好きなドライバーですが、もしひとつだけ選ぶとするならば、私は XD-7を選びたいと思います。
2016年12月19日
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ダンロップ スリクソン Z765 リミテッドモデル ドライバー & ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 ドライバー

<左> XD-7 <右>Z765
今日は、この2本のドライバーを試打しました。
試打したドライバーは、スリクソン Z765 リミテッドモデル と ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 です。

<上>Z765 LIMITED MODEL Miyazaki Kaula MIZU 6
<下>TOUR B XD-7 TX1-6
<左>TOUR B XD-7 のスペック
ロフトは9度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は58g、バランスはD2、キックポイントは中調子 です。
<右>Z765 リミテッドモデル のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は61g、トルクは3.4、キックポイントは中調子 です。

国内メーカーの雄、ブリヂストンとダンロップのカッコいいドライバーです。
どちらも以前試打したことがあるのですが、今日は同時に試打することができたので、打ち比べてみることにしました。
ブリヂストンとダンロップは老舗メーカーですし、時代を作ってきたメーカーでもあります。
クラブだけでなく、優れたボールメーカーとしても有名です。
親会社がゴムメーカーという強みもあるのだと思います。
そういえば、タイガー・ウッズ選手がブリヂストンとボール契約を結んだと友人から聞きました。
今年の夏頃だったと思うのですが、ナイキがクラブとボールから撤退するというニュースを聞いて驚くと同時に、とうとうナイキのクラブを購入することがなかったな・・・。と思いました。
これまでたくさん試打してきたのですが、購入するには至りませんでした。
よく目にしていましたし、試打はしてきましたが、私には縁遠いメーカーだな・・・。という思いがずっとありました。
やはりあの『四角いドライバー』の印象が強烈過ぎたのかもしれません。
ヘッドの形だけでなく、あの音も強烈でした。
それ以降のクラブは、形が洋梨型になったりしたのですが、購買意欲を強く刺激されることはありませんでした。
しかし、ボールはいくつか購入してコースで試してみたことがあります。
ツアーアキュラシーのDDを使っていたことがあります。

両方とも厚みのあるドライバーですが、こうして見るとTOUR B XD-7のほうが少し小振りでまとまっている感じがします。
しかし『フェース高』でいえば、少しZ765のほうがディープです。

<左> XD-7 <右>Z765
ネック形状は少し違いますが、長さには大きな違いは見られませんでした。
両方ともウェイトはありますが、調整機能は搭載されていません。
最近のニューモデルは『調整機能無し』が増えてきました。

<左> XD-7 <右>Z765
どちらも、かなりの男前です。
Z765は、やや小振りで鋭角な感じです。
以前も書きましたが、あの名器ZR-30を思い出しました。
対してXD-7は洋梨型で艶っぽい感じがします。
タイプは違いますが、どちらも『和風の美しさ』があります。
甲乙付けがたいですが、Z765は左に向いているように見えるので、私はXD-7のほうが好きです。

グリップは大きな違いがありました。
私はスリクソンのグリップのほうが好きです。
ソフトなフィーリングが楽しめます。
TOUR B XD-7はちょっとゴツゴツした感じです。

Z765

TOUR B XD-7
ボールを前にして構えてみても、それぞれ違いがあります。
どちらも良いですが、私はXD-7のほうが好きです。
試打を開始しました。

<左> XD-7 <右>Z765
『打感』はXD-7のほうがソフトで好きです。
微妙な差ではなく、はっきりしていました。

<左> XD-7 <右>Z765
音も、XD-7のほうが『おとなしめ』で良い感じでした。
Z765は少し高めでした。

<左> XD-7 <右>Z765
『球のあがりやすさ』という点では、最高到達地点も同じくらいですし、大きな違いはなかったのですが、あえていうなら XD-7だと思いました。
どちらも『叩ける』ドライバーです。

<左> XD-7 <右>Z765
『安定性』という点でも甲乙付けがたいですが、XD-7に易しさを感じました。
どちらも直進性をウリにしているドライバーではないと思いますが、シビア過ぎないのがいいと思いました。
最近のアスリート系ドライバーのいいところだと思います。
飛びの性能を追求しつつ、親しみやすさも残しているように感じます。
昔のような尖ったタイプのドライバーは、出会わなくなりました。

<左> XD-7 <右>Z765
『飛距離性能』という点では、どちらもハイレベルですが、私に合いやすいのはXD-7だと思いました。
これもはっきりしていましたが、好みの部分も大きかったような気がします。
しかし、何回試打を繰り返しても、私にはXD-7のほうが、いい結果が得られると思いました。

<左> XD-7 <右>Z765
『操作性』という点では、どちらも扱いやすいタイプですが、右へより大きく曲げられたのはXD-7でした。
球のつかまりの良さでいうと、Z765のほうが秀でているような気がします。
右へ行かせたくないという方にはZ765のほうが合いやすいかもしれません。

<左> XD-7 <右>Z765
スリクソンとブリヂストンゴルフの高性能ドライバーを同時に試打することができて、今日はとてもラッキーな日でした。
高性能同士のドライバーですが、こうして打ち比べてみると、はっきりと違いが感じられました。
Z765も素晴らしいドライバーだと思いましたが、私の中ではXD-7の圧勝でした。
2016年07月19日
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テーラーメイド GLOIRE F ドライバー & KRANK GOLF FORMULA 6 ドライバー

今日は、この2本のドライバーを試打しました。
試打クラブは テーラーメイド GLOIRE F ドライバー と KRANK GOLF FORMULA 6 ドライバー です。

<上> FORMULA 6
<下>GLOIRE F
<左> FORMULA 6 ドライバー のスペック
シャフトは オリジナルカーボンシャフト です。
ロフトは9度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は307gです。
<右>GLOIRE F ドライバー のスペック
シャフトは GL3300 です。
ロフトは10度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は294gです。

今日は、この2本の珍しい取り合わせとなりました。
白と黒ということもありますが、それ以外にも、かなり特徴が異なるドライバーです。
色々なクラブがあるので、とても楽しいです。
タイプは違いますが、どちらも好感のもてるドライバーです。

ディープタイプとシャロータイプの違いがあります。
ディープなKRANK GOLF FORMULA 6。
シャローなGLOIRE F です。

ネックの長さも大きな違いがありました。
調整機能が付いていますが、GLOIRE Fのほうが短いです。

顔は特徴の違いが見られましたが、どちらもいい感じです。
グローレFのほうが、少し柔和な印象をもちました。

KRANK GOLF FORMULA 6

テーラーメイド GLOIRE F
ボールを前に構えた感じも、印象が異なりました。
より自然な感じのするグローレと、やや尖った感じでつかまりそうなFORMULA 6という感じです。
こうして見比べてみると、FORMULA 6はちょっとクセがあるように感じられました。
しかし、この独特の『つかまえ顔』だからこそ、球をつかまえやすくなるのかもしれません。
試打を開始しました。

『打感』は、グローレFのほうがソフトでした。
FORMULA 6はやや重く、しっかりとした感じがしました。
打感はグローレFのほうが、私は好きです。

『音』はどちらもいい感じの音ですが、少しFORMULA 6のほうが大きかったです。

『あがりやすさ』は、ロフトもシャフトも違うので正確な比較はできないのですが、完全にグローレFでした。
もし同じシャフトとロフトであったとしても、この結果は変わらないように思います。

『安定性』も、明らかにグローレFのほうが勝っていました。
オートマチック系で、寛容さを感じます。

『飛距離性能』は、どちらもかなりポテンシャルが高いですが、私たち日本人にはグローレFのほうが合いやすいと思います。
かなり叩ける方の中には、FORMULA 6にハマる方もいらっしゃると思います。
『操作性』という点では、どちらもなかなか良いですが、FORMULA 6のほうが、反応がいいと思いました。
動きがシビアな感じがしました。
KRANK GOLFのドライバーは面白いと思いますし、興味がもてるのですが、日本ではそれほど高い支持が得られないかもしれません。
それはクラブが劣っているというのではなく、日本で支持されている性能と異なるからです。
かなりユーザー層が絞られると思います。
ただとてもしっかりしていると感じましたし、ピッタリとマッチする方にはたまらないドライバーといえるのではないでしょうか?
グローレFは、『名器』として、ゴルフクラブ史に名前を残すだろう・・・。と思いました。
2016年02月06日
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テーラーメイド M1 430 ドライバー & jBEAM BM-435 BLACK ドライバー

今日は、この2本のドライバーを試打しました。
試打したドライバーは テーラーメイド M1 430 ドライバー と jBEAM BM-435 BLACK ドライバーです。

<上>BM-435 BLACK <下>M1 430
<右> BM-435 BLACKのスペック
シャフトは CB-50 です。
ロフトは10度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスは7.7、シャフト重量は67g、トルクは3.2、キックポイントは中調子 です。
<左>M1 430 のスペック
シャフトは TourAD GP-6 です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは3.1、バランスはD4.5、キックポイントは中調子 です。

JBEAMとテーラーメイドのドライバーを打ち比べるのは初めてだと思います。
偶然、この2本のドライバーを手にすることができたので、試打してみようと思いました。
日本のメーカーと、海外のメーカーという違いはありますが、どちらもドライバーを得意としているメーカーです。
これまでも、素晴らしいクラブを世に送り出してきました。

どちらも『飛びのポテンシャル』が高いドライバーです。
BM-435 BLACKは、これまでのJBEAM同様、ディープなタイプですが、M1 430はシャローなタイプで、今主流の形状といっていいように思います。

ネックはBM-435 BLACKのほうが長いです。

顔も特徴があります。
ヘッド体積はM1 430 が430ccで、BM-435 BLACKが448ccということなのだそうですが、こうして見比べてみると、シャローとディープの違いからか、M1 430のほうが大きく見えます。
この大きさが安心感につながりやすいのかもしれません。


どちらもいい構え感です。
一度試打しているので、いい思い出が蘇ってきます。
両方とも好感がもてますが、敢えて私の好みでいいますと、BM-435 BLACKを選びます。
試打を開始しました。

『打感』はどちらもいいですが、BM-435 BLACKのほうが好感度が高いです。

『音』も、BM-435 BLACKのほうが好きです。

『球のあがりやすさ』という点では、M1 430のほうが上回っているように思います。
ただ、これはシャフトが違うので正確な比較はできません。
しかし、おそらくシャフトが同じでもM1 430のほうがあがりやすいような気がします。

『安定性』もM1 430のほうが高いと思いました。
こうして打ち比べてみると、その性格の違いがはっきりと浮かんできます。

『飛距離性能』は、かなりハイレベルな争いとなってしまいましたが、私にはBM-435 BLACKの力強い弾道が合っているように感じました。

『操作性』も、BM-435 BLACKのほうが高いと思いました。
タイプの異なるドライバーの打ち比べは楽しかったです。
調整機能という点での『機能性』という点では、テーラーメイドの圧勝といえるのかもしれません。
今日は調整せずに試してみましたが、色々と変えてみると、また違う結果が出るのかもしれません。
対応能力の広さという点でも、テーラーメイドの軍配が上がると思いました。
この2つのメーカーには、これからも素晴らしいドライバーを発表し続けて欲しいです。
2015年11月28日
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ダンロップ ゼクシオ9 ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー

今日は、この2本のドライバーを試打しました。
試打したドライバーは ダンロップ ゼクシオ9 ドライバー と テーラーメイド GLOIRE F ドライバー です。

<上>XXIO 9 <下>GLOIRE F
<右>XXIO 9 のスペック
シャフトは MP900 です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は46g、トルクは6.2、バランスはD5、キックポイントは中調子 です。
<左>GLOIRE F のスペック
シャフトは GL3300 です。
ロフトは10度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は56g、トルクは3.8、バランスはD4、キックポイントは中調子 です。

テーラーメイドの人気ドライバーと、ゼクシオの最新モデルを同時に試打する機会に恵まれました。
異色の組み合わせといえなくもないですが、どちらも優れたイージー系ドライバーです。
グローレFの人気は今でもすごく高いですし、ゼクシオ9もずっとロングセラーを続けるんだろうな・・・、と思いました。

どちらもシャロータイプのドライバーです。
今、最も人気のある形状だと思います。
グローレも、ゼクシオもどちらも『日本人の為のブランド』ということがいえるように思います。
大小の違いはありますが、どちらもヒール側にウェイトが配置されています。

ネックはどちらも短いです。
グローレFに調整機能がついていますが、ゼクシオにはありません。
調整機能はとても素晴らしいことですが、ゼクシオはあえて変える必要がないという、メーカーの自身の表れなのではないでしょうか?

白い顔と、濃紺の顔を見比べてみました。
白い色もいいですが、私はどちらかというと黒やパーシモンカラー・紺色などが好きなので、色だけでいうとゼクシオかな?と思いました。
しかし、ヘッドの形状ということでいいますと、グローレFのほうが、クセがないので好きです。
ゼクシオ9は、いわゆる『つかまえ系の顔』なので、私は少し苦手にしています。
色の印象と顔全体の形状を組み合わせて考えてみると、私はグローレFのほうが好きです。
しかし、これは好みが分かれるところだと思いますし、つかまえ系の顔を好まれる方は、ゼクシオのほうが、安心感があるのではないでしょうか?

ゼクシオ9

グローレF
ボールを前にして構えてみても、印象が異なります。
ボールとの相性などで考えてみると、私はグローレFのほうが、好感がもてました。
ゼクシオ9は、まだ2回目の試打ですが、グローレFは去年から何度も試打しています。
なので、いい記憶が蓄積されているという有利さもあると思いますが、それを除いたとしても、グローレFのほうが安心して構えることができました。
それは主に、左へのプレッシャーが緩和されているからだと思います。
こうして見ると、同じイージー系のドライバーであっても、色々と特徴が違っているんだな・・・。と思いました。
試打を開始しました。

<左> GLOIRE F <右>XXIO 9
『打感』は、どちらも良いのですが、グローレFのほうが少しマイルドな感じがして好感がもてました。

<左> GLOIRE F <右>XXIO 9
『音』は、はっきりとした違いがありました。
ゼクシオ9のほうが明らかに大きくて高いです。
この音も、ターゲットとなるゴルファーの好みを反映して、メーカーがこだわっているのだと思います。
ヒッター向けとはいいづらいところもあるかもしれません。
ゼクシオ9の音は、すごく研究されているな・・・。と思いましたが、私はもうちょっとおとなしめのほうが好きなので、グローレFのほうがいいな・・・。と思いました。

<左> GLOIRE F <右>XXIO 9
『球のあがりやすさ』という点では、どちらも弾道が高く、大きな違いはなかったのですが、ゼクシオ9のほうが、やや弾道が高くてキャリーを出せる感じがしました。
『球の落ち際』に強いのがグローレFなので、おそらくランはグローレFのほうが稼げるだろう・・・。と思いました。

<左> GLOIRE F <右>XXIO 9
『安定性』という点では、どちらもシビアではなく、イージーなタイプですが、より『球のつかまりやすさ』を求めていきたいのであれば、明らかにゼクシオ9のほうがいいように思います。
グローレFでは球がつかまりきらなかったが、ゼクシオ9はちょうどいい感じでつかまってくれる・・・。という方は多いのではないでしょうか?
球がつかまりやすくて右に行きにくい。いわゆる『スプレータイプ』ではない・・・。ということなどから考えてみても、ゼクシオ9のほうが高いように感じました。

<左> GLOIRE F <右>XXIO 9
『飛距離性能』という点では、好みが分かれるところだと思いますが、私にはグローレFのほうが合っていると思いました。
今回は純正のシャフトですが、何度か『カスタムのシャフト』を試してみて、その飛距離性能の高さを実感しています。
ゼクシオは純正のシャフトをすごく研究して開発しているようですが、カスタムのシャフトでも試してみたいと思いました。

<左> GLOIRE F <右>XXIO 9
『操作性』という点では、グローレFだな・・・。と思いました。
これはすぐに結論が出ました。
グローレFは大らかさがあり、それほど敏感に反応するタイプではないのですが、左右への対応力はもっていると思いました。
ゼクシオはつかまりがいいので、なかなか右には行きにくい感じがします。
なので、グローレFのほうが、操作性は高いように感じました。
歴代のシリーズを見ても、ゼクシオはずっとロングセラーを続けているそうです。
対して、テーラーメイドのグローレFも間違いなく、これからもずっと売れ続けると思います。
テーラーメイドは新しいクラブが登場してくる頻度が高いですが、このグローレFはロングセラーを続けていくと思います。
色褪せない強さをもったドライバーだと思います。
今日はタイプの違うドライバーを試打することができ、改めて両方の良さや特徴を感じとることができました。
2014年06月11日
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クレイジー CRZ-435 & trpx D-013 ドライバー

今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。
CRAZY CRZ-435 とtrpx D-013 ドライバー です。

<上>trpx X-LINE (trpx D-013)
<下>CRAZY CB-50W (CRAZY CRZ-435)
<左>trpx D-013 ドライバー のスペック
シャフトは trpx X-LINE です。
クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはSX、シャフト重量は67g、トルクは3.4、キックポイントは中調子、クラブ総重量は315gです。
<右>クレイジー CRZ-435 のスペック
シャフトはCRAZY BLACK 50Wです。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは8.2、シャフト重量は74g、トルクは3.1、キックポイントは中調子、バランスはD3、クラブ総重量は327gです。

久しぶりにtrpxのドライバーを試打することができたので、今日はマイドライバーと打ち比べてみました。
このtrpxのD-13というドライバーはとても気に入っていて、印象深いドライバーです。
いろいろなドライバーに出会ってきて、車好きの私は、そのドライバーの性能を『総排気量』で考えることがあります。
総排気量は『飛距離性能』が主なのですが、それ以外には『球質』なども関係してきます。
軽い球質で、風に弱い弾道を私は好まないので、排気量が小さくなります。
逆に、どちらかというとライナー系で風に強くランも稼いでいける弾道だと、排気量は大きくなります。
たくさんのドライバーに出会っていて、このドライバーは1500ccクラスだな・・・。とか、このドライバーは2000ccくらいかな?などと、ドライバーを試打して感じることがあります。
手前味噌になってしまうかもしれませんが、マイドライバーは、かなり総排気量が高いです。
購入してから数年が経ちますが、全く色褪せません。
むしろ、かなり信頼感が増しています。
マイドライバーと打ち比べてみたい・・・。と思えるドライバーは、実はそれほど多くありません。
年間で、おそらく数本だと思います。
このTRPXのドライバーは、その中のひとつです。
私は今年、S-013 ドライバーも試打したのですが、このD-013 ドライバーのほうが好きです。

昨年、D-013を初めて試打したときに、すごく気に入り、マイドライバーと打ち比べてみたいと思っていました。
今日は、その思いが叶って嬉しく思いました。
両方とも立体的なヘッドです。
どちらもJBEAMのヘッドです。
私はJBEAMのドライバーが大好きです。
かなりポテンシャルが高いことは、これまでの経験で強く感じています。
とくにCRZ435(JBEAM BM-435)という素晴らしいドライバーを世に送り出してくれたことを、とても感謝しています。
マイドライバーには、いつもかなり助けられています。

<左>D-013 <右>CRZ-435
ネックの長さは、右のCRZ435のほうが、少しだけ長く見えます。

<左>D-013 <右>CRZ-435
どちらも丸っこくて、いい顔をしています。
弾道の力強さが、この顔を見ても伝わってきます。
こうして見比べてみると、CRZ435のほうが、小顔感がありました。

<左>D-013 <右>CRZ-435
ごくわずかの違いですが、左のD-013のほうが、クラウンの高さがあります。

<左>D-013 <右>CRZ-435
素振りをしてみても、どちらもとてもいい感じです。
ただ、日頃から使い慣れている分だけ、マイドライバーであるCRZ435のほうが親しみやすさを感じます。
ヘッドよりも、シャフトのスペックによる違いがあるからだと思います。

CRZ-435

trpx D-013
ボールを前にして構えてみても、どちらもすごくリラックスして構えることができました。
完全に『ホーム感』があります。
構えづらいクラブだと『アウェイ感』を感じることもあるのですが、この2つのドライバーだと、すごく安心して構えることができます。
アドレスがすぐに決まりました。
試打を開始しました。

<左>D-013 <右>CRZ-435
『打感』は、どちらもすごくいいですが、敢えていうならCRZ435かな?と思いました。
慣れ親しんだフィーリングです。

『安定性』という点では、ほぼ五分といったところでした。
大きな違いは見られませんでした。
ただ、使い慣れたシャフトの分だけ、CRZ435のほうが私には易しいかな?と思いました。

<左>D-013 <右>CRZ-435
『球のあがりやすさ』という点では、D-013でした。
しかし、これはシャフトやロフトによる違いもあると思います。

『音』は、どちらも互角でした。

『飛距離性能』は、どちらもかなりのハイレベルですが、それでもやはりCRZ435のほうが、私には合いやすいかな?と思いました。
これは私が使いやすいように調整されているクラブなので、当然の結果といえるのかもしれません。

『操作性』という点では、ほぼ五分に近いですが、やはりマイドライバーのほうが使い慣れている分だけ、扱いやすいかな?と思いました。

昨年のクレイジーのショッキングな事件もあって、どうなるのかな?と思っていたのですが、違う会社に身売りされるという噂を以前から聞いていました。
新しい会社『シングルB』も応援したいと思いますし、TRPXもすごくいいので、こちらも応援したいと思っています。
ショッキングな事件があっても、クラブに罪は無いですし、私にとってとても頼もしい相棒であるのは間違いないので、まだまだ使い続けていきたいです。
2014年04月26日
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テーラーメイド SLDR ドライバー & タイトリスト 913D3 ドライバー

今日は、この2本の高性能ドライバーを試打しました。
試打クラブは、テーラーメイド SLDR ドライバー と タイトリスト 913D3 ドライバー です。

<上>SLDR <下>913D3
<左>SLDRのスペック
シャフトは ATTAS GOGO です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は67g、トルクは3.1、バランスはD4、キックポイントは中調子、クラブ総重量は318gです。
<右>913D3のスペック
シャフトは ATTAS 4U です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は62g、トルクは3.8、バランスはD3.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は317gです。

どちらもよく見かけるドライバーですが、こうして打ち比べてみるのは初めてです。
この2つの共通点は『飛距離性能が高い』ということです。
気持ちよく叩けるドライバーです。

こうして見ると、913D3のほうがシャロー感があります。
昔はシャロー感のあるドライバーは頼りないものが多かったのですが、913のようなドライバーがたくさん登場してきたおかげで、その印象も大きく変わりました。
2つとも基本性能が高いだけでなく、『チューニングドライバー』という一面も持ち合わせています。

顔の好みという点では、どちらもいい感じではありますが、あくまでも私の好みとしては913D3です。

ドライバーに限ったことではないですが、調整機能が付いていることにより、ネック付近が太くなったり、不格好になっているクラブもよく見かけますが、この2つのドライバーはすっきりとしているので好感がもてます。
ネックが不格好なのは、構えたときに目立ってしまうので、私はあまり好感を持っていません。
こうして見比べてみると、913D3のほうがシャロー感はありますが、ネックはやや長く見えます。

913D3

SLDR
ボールを前にして構えてみた感じでは、私は913D3のほうが好感度が高かったです。
SLDRもいい感じですが、これまで両方試打してきていて、いい印象がより強いのが913D3なので、その影響もあるのかもしれません。
どちらも経験していますし、楽な気分で構えることができました。
試打を開始しました。

『打感』は、913D3のほうが好きです。

『音』も、どちらかというと913D3のほうが好きです。

『安定性』という点でも、913D3のほうが高いと感じました。
SLDRも、それほどシビアな感じはしないのですが、こうして打ち比べてみると、913D3のほうが易しく感じました。
ただ、シャフトに関して言えば、913D3に挿してある緑色の『4U』よりも、SLDRに挿してある『GOGO』のほうが私には合いやすいかな?と思いました。
『4U』もすごくいいシャフトだと思いますが、『GOGO』のほうがつかまり過ぎず、気持ちよく振っていくことができました。
どちらもタイプはやや異なりますが、飛距離性能に長けたシャフトです。

『球のあがりやすさ』という点でも、913D3のほうが優位に感じられました。
SLDRは913に比べると、やや性格的に尖っているのかな?と思いました。
このSLDRは『10.5度』のモデルが一番売れているのだそうですが、9.5度で充分あがるのであれば、無理に品薄の10.5度にしなくてもいいんじゃないかな?と思いました。
これらのドライバーは友人から借りたものなのですが、このSLDRを使っている友人も充分に高さが出せていますし、大きな飛距離を稼いでいます。
ロフトも変えられるドライバーなので、色々と試してみるのもいいのだと思います。

『飛距離性能』という点では、SLDRだな・・・。と思いました。
『一発の飛び』という点ではSLDRだと思いますが、『まとめやすさ』『安定した飛び』という点では、913D3のほうが高いような気もしました。
どちらにせよ、この2つのドライバーはとてもポテンシャルが高いということです。

この2つのドライバーは初めて試打した後も、何度も試打を楽しんでいます。
同時に打ち比べてみたのは初めてでしたが、やはりいいドライバーだな・・・。と思いました。
一発の飛びでは、SLDRのほうが高いと思いましたが、総合的に見て私は913D3のほうが魅力的に思えました。
どちらか1つを購入するとするならば、私は迷わず913D3を選びます。
SLDRに大きな不満は無いのですが、フィーリングなど他の要素を入れても、やはり913D3のほうが私は魅力的に見えました。
いわゆる『色褪せ』しにくいのも、913のほうだと思います。
SLDRの後継モデルといいますか、タイプの違うドライバーは既に発売されていますが、913の後継モデルがとても気になります。
かなり高いレベルにあるドライバーなので、それを超えるとなると、ハードルが上がってしまいます。
913は私の中で『タイトリスト史上最高のドライバー』です。
これまで『975D』や『983K』の印象が強いですが、913はそれらを凌駕しています。
次のモデルは『915』でしょうか?
まだ先のことは解りませんが、期待して待ちたいと思います。
2013年02月11日
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タイトリスト 913D3 ドライバー & CRAZY CRZ435 ドライバー

<左>913D3 <右>CRZ435
今日は、この2本のドライバーを比較試打しました。
打ち比べたドライバーは タイトリスト 913D3 ドライバー と マイドライバーである CRZ435 です。

<上>UST mamiya ATTAS 4U 913D3
<下>CRAZY CB-50W CRZ435
<左>913D3 のスペック
シャフトは ATTAS 4U です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は62g、トルクは3.8、キックポイントは中調子、バランスはD3.5、クラブ総重量は317gです。
<右>CRZ435 のスペック
シャフトは CRAZY CB-50W です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは8.2、シャフト重量は74g、トルクは3.1、キックポイントは中調子、バランスはD3、クラブ総重量は327gです。

<左>913D3 <右>CRZ435
久しぶりにタイトリスト913D3ドライバーを試打することができたので、今日はマイドライバーと打ち比べてみることにしました。

このタイトリスト913D3は、昨年試打して以来、すごく気に入っています。
大手有名メーカーのドライバーの中でも、特に印象深かった物のひとつです。
このドライバーはローリー・マキロイ選手のイメージが強かったのですが、契約がナイキに変わったので、彼はあの赤いドライバーでツアーを戦うのでしょうか?
ナイキの赤いドライバーも高機能で素晴らしいとは思いますが、私は断然、こちらのタイトリスト 913D3のほうが好きです。
今日は久しぶりに試打する機会に恵まれて、テンションが上がりました。

一方、こちらのCRZ435は、私が今愛用しているドライバーで、すごく気に入っています。
購入して約2年が経ちますが、全く色あせないですし、むしろ輝きを増しています。
このドライバーを購入してからも、たくさんの購買意欲が刺激される素晴らしいドライバーたちに出会ってきましたが、もしそれらを購入したとしても、『エース』になることはありません。
エースは、このCRZ435で決まりです。
それくらい気に入っていますし、信頼しています。
いつもコースや練習場で大活躍してくれています。
できれば、もうひとつ予備として、全く同じスペックを購入しておこうかな?と思えるほど、私にとって頼れる相棒になってくれています。
コースや練習場に行かない日でも、ほぼ毎日といっていいくらい、ヘッドカバーから外してワッグルをしてみたり、クラブ全体を磨いたりして楽しんでいます。
他にも魅力的なドライバーはたくさんありますが、このドライバーの存在感が揺らぐことはありません。

<左>913D3 <右>CRZ435
こうして見ても、やはりどちらもすごくカッコいいです。
シャロー感のある913D3と、ややディープ感のあるCRZ435との違いはありますが、改めていいドライバーだな・・・。と思いました。
今はクレイジーやJBEAM、バルド、グランプリ、ウィンバードなどのドライバーでも『ホワイトヘッド』が発売されているようですが、逆にヘッドのほぼ全てを『ブラック』にすると精悍さが増して、よりカッコよくなるんじゃないかな?と思いました。
私は全然知らなかったのですが、友人の話によると、以前『EPON AF-101』のブラックバージョンが発売されて、すぐに売り切れになったそうです。
私は見たことが無いので、残念ではありますが、また『限定発売』でもいいから、目にできればいいな・・・。と思っています。
ホワイトヘッドのCRZ435もいいですが、『ブラック仕様』のCRZ435がどんなふうにカッコよくなるのか、とても興味があります。

<左>913D3 <右>CRZ435
ネックの長さは、どちらもあまり変わりませんが、『調整機能』が付いているぶんだけ、少し913D3のほうが長く見えました。
ただ『シャロー感』は、913D3のほうが感じられます。

<左>913D3 <右>CRZ435
顔の好みでいえば、CRZ435です。
どちらも丸っこくて親しみやすい形状をしていますが、私はCRZ435のほうが魅力を感じます。
913D3は、かなりシャロー感を感じていたせいか、私はずっと『460cc』だと思っていたのですが、実際は『445cc』なのだそうです。
こうして見ても、あまり小顔感は感じません。
CRZ435も、同じ『445cc』なのだそうですが、こちらのほうがコンパクト感があっていいです。
やはり『ディープ』『シャロー』による違いなのでしょうか?
球をあげやすいイメージをもちたい方は、913D3のようなシャロー感のあるヘッドのほうが、易しく感じられるように思います。
タイトリスト独特の『クラウンマーク』も印象的ですが、私はどちらかというと無いほうが曲線(意図的なカーブ)をイメージしやすいので、CRZ435に魅力を感じます。
ただ、クラウンマークは構えやすさを邪魔しないので、あっても無くてもどちらでもいいと思っているのですが・・・。

<左>913D3 <右>CRZ435
素振りをしてみた感じは、シャフトなど他のスペックも大きく違うので、一概にはいえませんし、どちらもいい感じではありますが、敢えていうならマイドライバーのほうが日頃使い慣れているせいか、親近感がありました。
私は、このCRZ435を信頼していますし、実際にコースや練習場でも実績をしっかりと積んでいるので、すごく楽に感じます。
暴れないのが解っているところがいいです。
余計な気を遣う必要がありません。
しかし913D3も、それほどハードではなく、またソフト過ぎず、とてもバランスが取れている感じがします。
ATTAS 4Uも、久しぶりではありましたが、改めていいシャフトだな・・・。と思いました。

913D3

CRZ435
ボールを前にして構えてみても、どちらも異なる個性が感じられます。
高い弾道をイメージしやすい913D3と、ライナー系をイメージしやすいCRZ435・・・。といったところでしょうか?
913D3も、実際は叩けるドライバーですが、より叩けるのはCRZ435だと思っています。
共通しているのは、どちらもいい安心感を与えてくれるドライバーだということです。
試打を開始しました。

<左>913D3 <右>CRZ435
『打感』は、どちらもタイプが違いますが、すごくいいです。
弾き感が感じられる913D3と、まったりとしていてフェースに乗せる感じがもてるCRZ435といったところでしょうか?
勿論、CRZ435も弾きのいいヘッドではありますが、こうして打ち比べてみると、913D3の弾き感を強く感じました。
弾き感がありながらも、ソフトな打感です。

<左>913D3 <右>CRZ435
『音』という点では、913D3のほうが少しはっきりした音なのですが、どちらもすごくいいです。
CRZ435も、意図的にややトゥ寄りでヒットすると少し高めの音がするのですが、普段は大きすぎないおとなしめの音です。
軽めに振って距離を出したいときに、私はいつもよりも少しトゥ寄りにセットして打つのですが、そのときにいつもとは違う音がしながらも、しっかりと距離を稼いでくれるので、とても重宝しています。

<左>913D3 <右>CRZ435
『安定性』という点では、明らかに913D3だと思います。
ここが大きく違うように感じました。
昨年の秋に、初めて913D3を試打したときも、「易しいドライバーだな・・・。」という印象をもっていたのですが、こうして実際に打ち比べてみても、性格の違いがはっきりしています。
CRZ435も、シビア過ぎるドライバーではないですし、ある程度の寛容さも持っていると思うのですが、『ミスに対しての寛容さ』という点では、明らかに913D3だと思います。
こうして楽にティショットを打つのもいいかな?と思いました。
何と言いますか、表現はあまり適切ではないかもしれませんが、『少々雑に打ってもボールを運んでくれる感じ』といったらいいでしょうか?
適度なアバウト感が感じられます。
直進性も高いですし、まとめやすいのは913D3のほうだと思います。
この913D3とアッタス4Uとの相性もいいと思いますが、これ以外にも自分の好きなシャフトを組み合わせることによって、より安定した弾道が得られるような気がします。
できればクレイジーのシャフトも、913D3の可変システムに対応していればいいな・・・。と思いました。
せっかくのシステムなので、もっとたくさんのメーカーのシャフトから選んでみたい・・・。というのは、私たちユーザーの願いです。
とはいっても、昔と比べると、すごく選択肢の幅が増えました。
昔はプレイヤーがクラブに合わせる時代でしたが、今は全く逆になりました。
こういったことは、とてもいいことだと思いますし、プレイヤー自身が『自分に合う道具』という物を把握しやすくなっていると思います。
余計な回り道をすることなく、上達スピードが速くなっているように感じます。

<左>913D3 <右>CRZ435
『球のあがりやすさ』という点でも、はっきりと違いが出ました。
明らかに913D3のほうが弾道が高いですし、球も浮きやすいです。
勿論CRZ435も、高く打とうと思えば打てますし、逆に913D3も少し抑えていこうと思えば打てるのですが、あくまでも普通に打つと、性格の違いが感じられます。
ロフトという点でいえば、CRZ435は『リアル』ですし、913D3が『リアル』なのかどうかは解りませんが、同じ『9.5度』でも、全く違う印象をもちました。
勿論、シャフトも違うので、この結果は打つ前から、ある程度予想できていたことではあるのですが・・・。

<左>913D3 <右>CRZ435
『飛距離性能』という点では、人によって明らかに好みが分かれるところだと思います。
一般的には913D3のほうが敷居が低く、受け入れられやすいのかもしれません。
CRZ435は多少性格が尖っているところがあるかもしれません。
ただ、私は両方を打ち比べてみて、改めてCRZ435の性能の高さを実感しました。
913D3もすごく魅力的ですが、私にはマイドライバーのほうが合っていると思いました。
寛容さがあるので、『平均飛距離』や『まとめやすさ』という点では、913D3に軍配があがるかもしれません。
これも人によって大きく異なるところかもしれません。
しかし、私はそれでも敢えてCRZ435の高い飛距離性能に魅力を感じました。
本当にずっと使っていても飽きないドライバーです。
『球質が違う』といったらいいでしょうか?
私の子供の頃からの愛読書で、今でも全巻所有している野球漫画の最高峰のひとつでもある『ドカベン』の主人公『山田太郎』の好敵手である『土門投手』と『不知火投手』のような違いかな?と、ふと思ってしまいました。
球がとても速い『快速球』を投げる不知火投手と、速さに加え『重さ』もある『剛速球』を投げる土門投手の違いを連想していました。
中学時代からパーフェクトを達成してきた不知火投手と、あまりにも剛速球過ぎて捕れるキャッチャーが見つからない土門投手の違いを感じていました。
CRZ435の、いい感じの重くて伸びのある球を見ていたら、そんなことを思い出していました。
気分と共に、自分の体重も乗せていくことに躊躇させないドライバーです。
こういったドライバーに出会うことは、なかなかありません。

<左>913D3 <右>CRZ435
『操作性』という点では、CRZ435だと思いました。
913D3も操作性はいいドライバーですが、こうして打ち比べてみると、より敏感に反応してくれるのは、明らかにCRZ435です。
『ちょいスラ』『ちょいフック』がとても打ちやすいので、コースでもすごく助かっています。
今の主流の直進性が高いドライバーも確かに魅力的なのですが、私はこういった融通の利くクラブが、ドライバーに限らず好きです。
扱いやすいドライバーは好きだけど、できるだけ曲げたくない・・・。少ない曲がり幅で勝負したい・・・。という方には、913D3のほうが合いやすいと思います。

<左>913D3 <右>CRZ435
久しぶりに913D3を試打することができたのですが、改めていいドライバーだと思いましたし、できれば一本購入したいな・・・。と思っています。
このドライバーの『優しい性格』に身を委ねて、楽にティショットするのもいいな・・・。と思いました。
適度な『アバウト感』が、ゴルフをもっと楽にしてくれるような気もしました。
といっても、『エースの座』はCRZ435に決まりです。
同時期にラインアップされた913D2もいいドライバーだとは思いますが、私は断然こちらのD3のほうが好きです。
今日は、このタイトリストのドライバーのおかげで楽しい試打ができましたし、改めて今自分が使っているドライバーの性能の高さを実感しました。
マイドライバーに対する『好き度』が、さらにアップしました。
今年も色々なメーカーから発売される、たくさんの素晴らしいドライバーに出会うと思いますし、その魅力を感じずにはいられないと思いますが、マイドライバーをこれからも大切に使っていきたいと思いますし、そのポテンシャルの高さに頼り切っていければ・・・。と思いました。
『これだ』と思えるような、いいクラブに出会えることは、ゴルファーにとって、とても幸せなことだと、改めて感じました。