ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。


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 ドライバー

      
2022年10月02日
  

GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー

                 
GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー
今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。

打ち比べたドライバーは GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバーESTIVANT ES 460D ドライバー です。



<左>GP PLATINUM のスペック

ロフトは9度、クラブ総重量は315g です。



<右>ESTIVANT ES 460D ドライバー のスペック

ロフトは9.5度、クラブ総重量は299g です。




GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー
<上> RANDPRIX GP PLATINUM グランプリ オリジナルシャフト

<下> ESTIVANT PROTOTYPE-LD




GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー 正面
どちらもタイプの異なるドライバーですが、今日はせっかく両方借りることができたので、打ち比べてみることにしました。

タイプは違っていても、高級感があり、チープなクラブでないということは共通しています。



GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー 側面
両方とも何度か試打しているので、その性格は知っていますが、こうして見ていると、胸のときめきが抑えきれません。



GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー ネックの長さ
ネックはGP PLATINUMのほうが長いです。



GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー 振り感
素振りをしてみると、GP PLATINUMのほうが易しく感じます。

ESTIVANT ES 460Dはシャフトが軟らかくて、タイミングを合わせるのが難しいです。



ESTIVANT ES 460D ドライバー 構え感

GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー 構え感
ボールを前にして構えてみると、GP PLATINUMのほうが好感が持てます。

ESTIVANT ES 460Dは、フェースがかなりのフックフェースで、構えづらいです。

なかなか慣れることができないですし、慣れたいとも思いません。

いろいろなクラブを試打して、ある程度慣れてきたところもありますが、強いフックフェースだけはどうしても慣れません。



試打を開始しました。
GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー 打球音
『打感』はGP PLATINUMのほうが好きです。

『音』も、GP PLATINUMの圧勝でした。

圧勝というよりは、ESTIVANT ES 460Dの音があまりにも大きすぎて馴染めなかったといったほうが正しいかもしれません。



GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、少しESTIVANT ES 460D ドライバーです。



GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー バックフェース
『安定性』という点では、GP PLATINUMのほうが長けています。

ESTIVANT ES 460Dは、かなりのフックフェースということと、シャフトが軟らかすぎて、なかなかまとめることができません。



GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー ヒール側
『飛距離性能』は圧倒的にGP PLATINUMです。

ESTIVANT ES 460Dも決してポテンシャルの低いドライバーだとは思いませんが、音が飛距離の邪魔をし、そして左に曲がりすぎてしまうので、どうしても飛距離に対して不利になってしまいます。

そして何より、モンスタードライバーである、GP PLATINUMが凄いドライバーだから、仕方ないのかもしれません。



GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー
『操作性』という点でも、GP PLATINUMです。

どちらも積極的に操っていくドライバーではないと思いますが、あえて優劣を付けるとすれば、GP PLATINUMのほうが優れています。



GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー
タイプの異なるドライバーですし、こういった結果になることは打つ前から分かっていました。

改めてGP PLATINUMは凄いドライバーだと思いましたし、もう発売されていないのが残念です。

なので、後継モデルに期待したいですし、ESTIVANT ES 460Dも後継モデルが発売されたら、是非試してみたいです。

私に合わなかったというだけで、性能が低いとは思っていません。

また今回のように、いろいろなクラブを打ち比べてみたいと思います。



                         
        

                         
      
2022年09月28日
  

EPON AF-101 ドライバー & FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー

                 
EPON AF-101 ドライバー & FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー
今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。

打ち比べたドライバーは EPON AF-101 ドライバーFREIHEIT GXD EZ460 ドライバー です。




<左>EPON AF-101 のスペック

ロフトは9.5度、クラブ総重量は317g です。




<右>FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー のスペック

ロフトは9.5度、クラブ総重量は299g です。


ロフトは11度、クラブ総重量は311g です。






20220927163335



<上> GXD EZ460 Fire Express SL PROTOTYPE

<下> EPON  Fire Express





EPON AF-101 ドライバー & FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー 正面
タイプが違う、この2本のドライバーを打ち比べる機会に恵まれました。



EPON AF-101 ドライバー & FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー 側面
どちらも高級感があり、見ていて癒やされます。



EPON AF-101 ドライバー & FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー ネックの長さ
ネックの長さは、ほぼ同じで大きな差はありません。



EPON AF-101 ドライバー & FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー 顔
<左>AF-101  <右>GXD EZ460

顔はAF-101のほうが圧倒的に好きです。



EPON AF-101 ドライバー & FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー ディープ&シャロー
<左>AF-101  <右>GXD EZ460

ディープバックとシャローバックの違いがあります。



FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー 構え感
GXD EZ460

EPON AF-101 ドライバー 構え感
AF-101

ボールを前にして構えてみても、やはりAF-101のほうがいいですが、フックフェースを好まれる方はGXD EZ460のほうが合いやすいかもしれません。



EPON AF-101 ドライバー & FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー フェース面
<左>AF-101  <右>GXD EZ460

『打感』も、AF-101のほうが好きです。



EPON AF-101 ドライバー & FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー 打球音
<左>AF-101  <右>GXD EZ460

『音』もAF-101です。



EPON AF-101 ドライバー & FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー トゥ側
<左>AF-101  <右>GXD EZ460

『球のあがりやすさ』は明らかにGXD EZ460のほうが優れています。



EPON AF-101 ドライバー & FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー バックフェース
<左>AF-101  <右>ES 460D

『安定性』もGXD EZ460Dのほうが大らかで寛容さがあります。

AF-101も決して気難しいタイプだとは思いませんが、こうして打ち比べてみると、多少シビアなところはあるのかな・・・。と思いました。



EPON AF-101 ドライバー & FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー ヒール側
<左>AF-101  <右>ES 460D

『飛距離性能』もAF-101のほうが、高いパフォーマンスを発揮してくれました。



EPON AF-101 ドライバー & FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー
『操作性』も、AF-101です。



EPON AF-101 ドライバー & FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー
総合的に見て、私にはAF-101のほうが合いやすいように感じましたが、これはその人による好みも大きく影響しているので、GXD EZ460Dドライバーが劣っているとは思いません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。




                         
        

                         
      
2022年09月11日
  

EPON AF-101 ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー

                 
EPON AF-101 ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー
今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。

打ち比べたドライバーは EPON AF-101 ドライバーESTIVANT ES 460D ドライバー です。




<左>EPON AF-101 のスペック

ロフトは9.5度、クラブ総重量は317g です。




<右>ESTIVANT ES 460D ドライバー のスペック

ロフトは9.5度、クラブ総重量は299g です。




COMPOSITE TECHNO Fire Express&PROTOTYPE-LD
<上> EPON  Fire Express

<下> ESTIVANT PROTOTYPE-LD



正面
今日はこの2本の打ち比べをしてみることにしました。

どちらも以前試打したことがあり、特にエポンAF-101は何度も試打していて大好きなドライバーです。

両方とも、久しぶりに試打する機会に恵まれました。



側面
なかなか出会えないドライバーということもありますが、いい目の保養ができています。



ネックの長さ
ネックの長さもそうですし、ヘッドの形状も似ているように見えました。



セミディープヘッド
両方とも、セミディープ形状といっていいと思います。



顔
顔は圧倒的にEPON AF-101のほうが好きです。

それはESTIVANTのクラウンの模様が原因ではなく、フェースアングルの違いによるものです。

ESTIVANTは、かなりフェースが被っているように見えるので、構えづらくて苦手意識が強く出てしまいます。



構え感 ESTIVANT ES 460D ドライバー
STIVANT ES 460D ドライバー

構え感 EPON AF-101 ドライバー
EPON AF-101 ドライバー

ボールを前にして構えてみると、当然 EPON AF-101のほうがいいです。



フェース面
『打感』もエポンです。



音
『音』もエポンで、圧倒しています。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、少しESTIVANTがリードしています。



バックフェース
『安定性』はエポンです。



ヒール側
『飛距離性能』もエポンが圧倒しています。



顔
『操作性』もエポンです。



EPON AF-101 ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー
セミディープ形状で似ているところもありますが、顔もそうですし、フィーリング性能が全く違うので、大きな差が生じました。

私の中ではエポンが圧倒しましたが、これはあくまでも私の好みによるものなので、ESTIVANTのほうが好きだという方もいらっしゃると思います。



EPON AF-101 ドライバー & ESTIVANT ES 460D ドライバー
クラブには個性が大切なので、ESTIVANTもいいドライバーだな・・・。と思いましたが、久しぶりにAF-101を試打して、改めて素晴らしいドライバーだと思いました。

もうとっくに製造中止になっていますが、いいクラブというのは年月が経過しても色あせず輝きを放っているものです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



                         
        

                         
      
2019年03月31日
  

ESTIVANT ES 460D ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー

                 
ESTIVANT ES 460D ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー
今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。

打ち比べたドライバーは ESTIVANT ES 460D ドライバー と テーラーメイド GLOIRE F ドライバー です。



Speeder757&PROTOTYPE-LD
<上> GLOIRE F  Speeder757

<下> ESTIVANT PROTOTYPE-LD





<左>ESTIVANT ES 460D ドライバー のスペック

ロフトは9.5度、クラブ総重量は299g です。





<右>GLOIRE F ドライバー のスペック

ロフトは8.5度(LOWER)、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはX、キックポイントは先中調子、バランスはD2.5、クラブ総重量は322gです。






正面
先日試打した、クラウンが特徴的なESTIVANTと、白ヘッドドライバーの傑作ともいえる、テーラーメイドのグローレFを同時に借りることができたので、迷わず打ち比べてみることにしました。



側面
ヘッドのほぼ全てが黒のESTIVANTと、ホワイトカラーが特徴的なグローレFと、対照的ですが、このような比較も面白いです。


似たようなモデルを打ち比べてみるのもいいですが、見た目も形状も大きく異なるクラブというのは、それぞれの個性があって興味深いです。


シンプルなヘッドのESTIVANTと、いろいろなパーツが組み合わさった機能的なデザインのグローレFですが、共通点といえばネックに調整機能が搭載されていることです。



ネック長さ
どちらもショートネックタイプで、長さに大きな違いはありません。



顔
顔には、大きな違いが見られます。


ESTIVANTのほうが黒でシュッとしているので好感が持てるのですが、フェースが被って見えるので、苦手意識が芽生えてしまいます。


顔の好みでいえば、完全にグローレFです。



振り感
素振りをしてみても、かなり違います。


シャフトの性能といいますか、個性が全く違います。


私は青いシャフトであるスピーダーのほうが振りやすくて好きです。


ESTIVANTに装着されている、PROTOTYPE-LD シャフトの軟らかさには、まだ対応できていません。



構え感 テーラーメイド GLOIRE F ドライバー
テーラーメイド GLOIRE F

構え感 ESTIVANT ES 460D ドライバー
ESTIVANT ES 460D

ボールを前にして構えた感じも大きく違います。


クセのあるESTIVANTと、安定感を感じさせるGLOIRE Fの違いがあります。


立体的なヘッドは好きですが、フェースが左を向いていると、すごく難しそうに感じます。




試打を開始しました。

打球音
まずは、この打球音の違いを感じました。


グローレFもはっきりしている音ではありますが、その音の質が全く違います。


私は断然、グローレFのほうが好きです。



STIVANT ES 460D ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー
『打感』は、どちらもなかなかいい感じですが、あえていうならグローレFです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、同じロフトではないですが、ややグローレFのほうがあがりやすい印象をもちました。



安定性
『安定性』は断然、グローレFです。


久しぶりに試打して、その易しさを改めて感じました。



ヒール側
『飛距離性能』も、私はグローレFのほうが気持ちよく振れる分だけ好感を持ちました。


ESTIVANTも持っているポテンシャルがとても高いと思います。


音が改善されれば、もっと距離を伸ばしていけそうです。



ディープ&シャロー
『操作性』という点でも、グローレFのほうが扱いやすい感じがしました。


シャロータイプでありながら、クセのない感じのグローレFと、クセのあるESTIVANTでは、最初から結果が分かっていました。


どちらも球のつかまりがいいです。



ESTIVANT ES 460D ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー
ヘッドの色(白と黒)や形状(ディープorシャロー)など、個性の異なるドライバーの比較ですが、やはり音の違いが一番印象に残りました。



ESTIVANT ES 460D ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー
ESTIVANTの『静音モデル』が出れば、是非試打してみたいですし、グローレFは数年前のドライバーでありながら、今でも十分活躍できる高性能なドライバーです。

                         
        

                         
      
2019年02月16日
  

BUDDY Episode D ドライバー & プロギア RS ドライバー

                 
BUDDY Episode D ドライバー & プロギア RS  ドライバー
今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。

試打したドライバーは BUDDY Episode D ドライバー と PRGR RS ドライバー です。



Fire Express MAX Plus 6&Diamana FOR PRGR RS F
<上>Fire Express MAX Plus 6  BUDDY
<下>Diamana FOR PRGR RS   PRGR





<左>RS のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は54g、トルクは4.7、クラブ総重量は308gです。





<右>BUDDY Episode D のスペック

ロフトは10度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、キックポイントは中調子、トルクは3.3、クラブ総重量は310gです。





正面
PRGRとBUDDYのドライバーを同時に試打する機会に恵まれたので、打ち比べてみることにしました。


どちらも高性能なドライバーで、いい印象をもっています。



側面
最新のドライバーでありながら、形状の違いが見られます。


シャローとディープの違いはありますが、両方ともシンプルで美しいです。



ネックの長さ
<左>PRGR  <右>BUDDY

ネックの長さに、大きな違いは見られませんでした。



ディープ&シャロー
<左>PRGR  <右>BUDDY

こうして見ても、ディープバックタイプのBUDDYと、今の主流ともいえるシャロータイプのPRGRという違いが見られます。


今のシャロータイプの充実ぶりを知りながらも、やはりディープタイプには惹かれます。



顔
<左>PRGR  <右>BUDDY

顔の好みでは、圧倒的にBUDDYです。


BUDDYが正統派といえる顔をしているだけでなく、RSの顔はちょっとクセがあるので、あまり好きではありません。



振り感
<左>PRGR  <右>BUDDY

素振りをしてみるとBUDDYのほうが、タイミングが取りやすいので好きです。


しかし、ヘッドとシャフトの相性ということで考えてみると、PRGRも負けていないと思います。


それぞれタイプが異なるということです。



構え感 BUDDY
BUDDY

構え感 PRGR
PRGR

ボールを前にして構えてみても、明らかにBUDDYに魅力を感じますが、オートマチック系の顔を好まれる方でしたら、PRGRを好まれるのではないでしょうか?


タイプが異なるドライバーではありますが、共通していえるのは、どちらも高級感があって美しいということです。




試打を開始しました。


フェース面
<左>PRGR  <右>BUDDY

『打感』は、少しRSのほうがマイルドな感じです。



打球音
<左>PRGR  <右>BUDDY

『音』にも違いがありました。


明らかにRSのほうが大きくて高いです。


RSの高い音もいいですが、私はBUDDYの音のほうが好きです。



トゥ側
<左>PRGR  <右>BUDDY

『球のあがりやすさ』という点では、RSです。


これは、はっきりしていました。



BUDDY Episode D ドライバー & プロギア RS ドライバー
<左>PRGR  <右>BUDDY

『安定性』でも、RSです。


かなり大らかさが違うように感じました。


球のつかまりの良さも、RSが圧倒しています。



BUDDY Episode D ドライバー & プロギア RS ドライバー
<左>PRGR  <右>BUDDY

『飛距離性能』という点でも、RSのほうが秀でているように感じました。


しかも、『易しい飛び』です。


『大らかさのある飛び』といったほうがいいかもしれません。


ハードルが低いものの、高いレベルの飛距離性能をPRGR RSドライバーはもっています。



ヒール側
<左>PRGR  <右>BUDDY

『操作性』という点では、明らかにBUDDYに軍配が挙がります。


これは打つ前から予想していた通りです。


似たタイプではなく、明らかにタイプが異なる2つのドライバーなので、違いもはっきりしていましたが、色々なクラブに出会えるのはとても幸せなことだと思いながら、練習場を後にしました。


                         
        

                         
      
2019年01月27日
  

EPON AF-101 ドライバー & アストロツアー VS-1 ドライバー

                 
EPON AF-101 ドライバー & アストロツアー VS-1 ドライバー
今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。

試打したドライバーは EPON AF-101 ドライバー と アストロツアー VS-1 ドライバー です。



FIREEXPRESS
<上>アストロツアー VS-1 Fire Express MAX Plus 6

<下>EPON AF-101 Fire Express





<左>アストロツアー VS-1 ドライバー のスペック

ロフトは10度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.3、キックポイントは中調子 です。






<右>EPON AF-101 ドライバー のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは65S、トルクは3.8、キックポイントは中調子 です。







正面
今日は、この2本のカッコいいドライバーを試打する機会に恵まれて、とても嬉しいです。


いいクラブとの出会いは、胸を熱くさせてくれます。



側面
こうして見ていると、その美しさに見とれてしまいました。


VS-1のソールにある溝やウェイトが時代の流れを感じさせますが、基本的なコンセプトは似ているように思います。



ネック長さ
ネックの長さには大きな違いはありませんが、少しだけAF-101のほうが長いです。



顔
<左>VS-1 <右>AF-101

顔はよく似ています。


初めてVS-1を試打したときに、AF-101を思い出したのですが、こうして見比べてみて、その通りだと分かりました。



構え感 EPON AF-101 ドライバー
EPON AF-101 ドライバー


構え感 アストロツアー VS-1 ドライバー
アストロツアー VS-1 ドライバー

ボールを前にして構えてみると、どちらもとても良いですが、あえていうなら、AF-101のほうが左に行かなさそうな雰囲気があって、好感が持てます。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はAF-101のほうが好きです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、少しVS-1です。



EPON AF-101 ドライバー & アストロツアー VS-1 ドライバー
『音』は、圧倒的にAF-101のほうがいいです。


これは大差でした。



バックフェース
『安定性』という点では、ほぼ互角でした。



ヒール側
『飛距離性能』では、AF-101です。



EPON AF-101 ドライバー
『操作性』でも、AF-101のほうが優れていました。



EPON AF-101 ドライバー & アストロツアー VS-1 ドライバー
初めてAF-101を試打したのが、もう10年も前になるというのが信じられないほど早く感じられます。


初めて試打したときの感動を今でも忘れることができません。


AF-101は歴史に残る名器です。

                         
        

                         
      
2018年09月15日
  

プログレス BB4 ドライバー & GTD GT455 Plus ドライバー

                 
プログレス BB4 ドライバー & GTD GT455 Plus ドライバー
<左>BB4  <右>GT455 Plus

今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。

試打したドライバーは プログレス BB4 ドライバー と GTD GT455 Plus ドライバー です。



FUJIKURA Speeder 661 EVOLUTION V
シャフトはどちらも シャフトは フジクラ Speeder 661 EVOLUTION V です。





<左>BB4 のスペック

ロフトは10.5度、長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは3.7、キックポイントは先中調子 です。





<右>GTD GT455 Plus のスペック

ロフトは10.5度、長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは3.7、キックポイントは先中調子 です。






正面
<左>BB4  <右>GT455 Plus

BB4とGT455 Plusという素晴らしいドライバーの競演です。


どちらもつい先日試打したばかりですが、今日は2つとも借りることができたので、打ち比べてみることにしました。


両方とも素晴らしいドライバーなので、こうして見ているだけでワクワクしてきます。


周りに誰もいなければ、スキップしたくなるほどですが、今日はたくさんの方が練習しておられたので自重しました。


色々なクラブに接してきて、一度だけしか試打しないクラブはたくさんありますが、逆に何度でも試打したくなったり、購買意欲を強く刺激されたりするクラブもあります。


この2つのドライバーは後者で、購買意欲が強く刺激されています。


しかし、この2つ以外にも今年は既にいくつかの素晴らしいドライバーに出会えているので、ハイレベルな年といっていいですし、そのクラブに出会うことができた私は幸せ者です。


ゴルフが好きなだけで、何の取り柄もない私ですが、たくさんのクラブに出会えたおかげで、楽しいゴルフライフを歩んでおります。



側面
<左>BB4  <右>GT455 Plus

この2つのドライバーにはいくつかの共通点があります。


ヘッド全体が黒というのは勿論ですが、シャローというよりは適度な厚みもあって、『叩ける仕様』になっています。


ネックには調整機能が付いていて、ソールにはウェイトも組み込まれています。


相違点といえば、『溝の縦と横』といったところがありますが、どちらも高いパフォーマンスを発揮してくれます。


これまでに試打しているから飛ぶということは分かっているのですが、試打していなくても、この何ともいえない雰囲気はたまりません。


大手有名メーカーのクラブが素晴らしいのはもちろんですが、この2つのように大手とはいえなくても、素晴らしいメーカーにたくさん出会えるのが日本のいいところです。


海外に地クラブメーカーというのがあるか私は知らないのですが、もしあったとしても、おそらく日本の圧勝ではないかと思っています。


その質や性能の高さ。


細部にまでこだわったデザインなど、全体的なレベルの高さは凄いというしかありません。


品質や性能だけでなく、『美』という点でも優れています。


打感や音・構え感など、フィーリングにも手を抜いていません。



ネック長さ
<左>BB4  <右>GT455 Plus

ネックはGT455 Plusのほうが長いですが、ソケットを除くと、それほど違いは無いように見えます。


こうして見ていると、調整システムとネックの長さは、必ずしも関係していないのだということが判ります。



セミディープ
<左>BB4  <右>GT455 Plus

どちらもセミディープタイプのドライバーです。


『強セミディープ』といっていいでしょうか?


それくらい、この2つのドライバーのポテンシャルの高さを実感しています。


ドライバーは飛距離を求める為のクラブといえますが、そのドライバーには『強弱』があるように感じることがあります。


打っていても頼りない感じで、距離も望めないドライバーは『弱』ですが、明らかに高いポテンシャルを持っていて飛びの性能が高いドライバーは『強』です。


この2つのドライバーは間違いなく『強』です。


しかも、そのハードルが決して高すぎない『強』です。


ドライバーに限らずFWやUT・アイアンなど、最近のクラブを試打していると『親しみやすさ』という点が、重要なポイントのように感じますが、このドライバーは難しすぎないという魅力もあります。


ただ、誰にでも合うとか、幅広い層に・・・。というタイプではなく、ある程度のHSはあったほうがいいのは明らかです。



クラウン
<左>BB4  <右>GT455 Plus

似たところも多い中、クラウンは大きく違います。


ノーマルなタイプのBB4に比べ、GT455 Plusはカーボンコンポジットになっています。


先日も記事に書きましたが、かなり目立つ模様です。



顔
<左>BB4  <右>GT455 Plus

どちらもオーソドックスな美顔です。


飛ばしたり、方向性を出したりするのには、『いい顔』が必須条件ですが、この2つのドライバーはそれを見事にクリアしています。


こうして見比べてみると、顔つきも違いました。


GT455 Plusのほうが、少しコンパクトに見えます。


BB4もいい顔をしているな・・・。と思いましたが、GT455 Plusと見比べてみると、ヘッド後方が少し伸びています。


しかし違和感などは全くなく、むしろ易しさを醸し出しています。


『顔』といいますか、全体的なフォルムという点では、私はGT455 Plusのほうが好みではあるのですが、できればもう少しカーボンの模様が目立たなくなるともっといいかな・・・。などと贅沢なことを思っていました。



構え感 GT455 Plus
GT455 Plus

構え感 BB4
BB4

ボールを前にして構えてみると、どちらもとても良いです。


少しつかまりが良さそうに見えるのはGT455 Plusのほうですが、これはネックのポジションが『NU』になっているからなのかもしれません。


対してBB4はオーソドックスな感じで、やや投影面積も大きいですが、フェースが被っているようには見えなかったので、方向性への不安は全くありませんでした。


ちなみに、BB4のネックポジションは『N』です。


どちらも初めて試打したときと同じポジションで打ち比べてみました。


構え感の好みは人それぞれ違うと思いますが、より大きく見えて安心感をもちやすのはBB4だと思います。


私は小ぶりなタイプが好きなので、どちらかといえばGT455 Plusに魅力を感じます。


こうして見ているだけでも、とても贅沢な時間に感じられ、今日の幸運に感謝しました。




試打を開始しました。

フェース面
<左>BB4  <右>GT455 Plus

『打感』はGT455 Plusのほうがソフトなフィーリングで好感をもちました。


GT455 Plusと比べると、BB4は少し硬いフィーリングです。


この違いは、はっきりしていました。



打球音
<左>BB4  <右>GT455 Plus

『音』は、どちらもそれほど違いはありませんが、BB4のほうが少しだけ高いです。


どちらもインパクトを邪魔しない、『飛ばしていける音』です。



トゥ側
<左>BB4  <右>GT455 Plus

『球のあがりやすさ』という点では、BB4のほうが秀でています。


どちらも強い弾道が魅力ですが、少しBB4のほうが、打ち出しが高くて浮きやすいです。


GT455 Plusのほうが少しタフな感じがします。



バックフェース
<左>BB4  <右>GT455 Plus

『安定性』という点でも、少しBB4のほうが秀でているように感じました。


どちらも飛距離に優れたドライバーでありながら、それほどシビアさを感じさせないのが魅力ではありますが、こうして打ち比べてみると、BB4のほうが寛容なところがありました。


スイートエリアも、BB4のほうが広いと思いますし、重心深度も深いような気がします。


両方ともシビアで気難しいタイプではありませんが、この2つのドライバーを候補に絞っていて、より『安定性』『易しさ』を求めていきたいのであれば、私はBB4のほうが合いやすいように思います。



プログレス BB4 ドライバー & GTD GT455 Plus ドライバー 飛距離性能
<左>BB4  <右>GT455 Plus

『飛距離性能』という点では、どちらもかなりのハイレベルでなかなか優劣を見いだせなかった・・・。というのが正直なところです。


低いレベルではなく、かなり高いレベルでの争いとなってしまいました。


ドライバーを打ち比べるとき、飛距離性能の違いがはっきりしていることが多くて、迷うことは少ないのですが、今日はすぐに結果が出せませんでした。


何球も何球も打ち比べてみて、ようやく違いが少しずつ見えてきました。


私の場合、『一発の飛び』。


つまり『最大飛距離』という点では、おそらくGT455 Plusだと思いますが、『安定した飛び』という点では、ややBB4に分があるように感じました。


『最大飛距離』か『平均飛距離』か・・・。ということで選ぶというのもアリのような気がします。


ただ、この飛距離の違いは、おそらく人によって結果も変わってくるのではないでしょうか?


BB4のほうが、自分には合っている・・・。という方もたくさんいらっしゃると思います。


それくらい、ハイレベルな攻防を繰り広げていました。



ヒール側 操作性
<左>BB4  <右>GT455 Plus

『操作性』は、少しGT455 Plusのほうが勝っていました。


どちらも飛距離がウリで、操作性を求めて開発はされていないように思うのですが、こうして打ち比べてみると、GT455 Plusのほうが『曲げる楽しみ』がありました。


BB4もなかなかいい感じですし、いわゆる『曲げにくい』ドライバーではありません。


私の場合、自然に打つなら、いい感じのドローが出やすくて、球のつかまりもいいです。


私はひたすら真っ直ぐな球を追及するというよりも、曲げて楽しみたいという思いがあるので、そういう意味でGT455 Plusは魅力的です。



プログレス BB4 ドライバー & GTD GT455 Plus ドライバー
<左>BB4  <右>GT455 Plus

この2つのドライバーを試打していて、『剛』『柔』という言葉が頭に浮かびました。


『剛』と『柔』の違いを感じていました。


どちらもかなり強い(高性能)なドライバーで、武道家でいえば、間違いなく『達人』の域に達しています。


『柔よく剛を制す』という言葉が柔道にありますが、その言葉を試打しながら思い出していました。


ただ、今回の場合、剛が柔に負けているのではなく、その逆も無いということです。


剛はGT455 Plusで、柔はBB4です。


大人気漫画『北斗の拳』でいえば、ラオウがGT455 Plusで、トキがBB4だな・・・。と思いながら、この至高のドライバーたちを楽しんでいました。


ラオウのあの豪快な拳はとても魅力的ですが、トキのように悪人を倒すときの、たしか『有情拳』という名前だったと思いますが、苦痛を与えない倒し方にすごく惹かれたのを思い出します。


そんなことを考えながら、今日はこの2つのドライバーを楽しみました。


両者の比較は、


飛距離・・・甲乙つけがたい


顔・・・GT455 Plusのほうが少し小ぶり


打感・・・GT455 Plusのほうがソフトで好感が持てる


あがりやすさ・・・BB4


安定性・・・BB4


操作性・・・GT455 Plus


といったところです。


                         
        

                         
      
2018年08月28日
  

BUDDY Episode D ドライバー & アストロツアー VS-1 ドライバー

                 
BUDDY Episode D ドライバー & アストロツアー VS-1 ドライバー
今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。

試打クラブは BUDDY Episode D ドライバー と アストロツアー VS-1 ドライバー です。



Fire Express MAX Plus 6
シャフトはどちらも Fire Express MAX Plus 6 です。





<右>BUDDY Episode D のスペック

ロフトは10度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、キックポイントは中調子、トルクは3.3、クラブ総重量は310gです。





<左>アストロツアー VS-1 のスペック

ロフトは10度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、キックポイントは中調子、トルクは3.3、クラブ総重量は310gです。






正面
2本の男前ドライバーです。


最近はシャロータイプが多いですが、この2つのドライバーはディープタイプで、それだけでも存在感があります。


どちらも先日試打したばかりですが、男前のディープタイプということで打ち比べてみたいと思っていました。


ディープタイプのドライバーはアイアンに例えるならば、マッスルバックやハーフキャビティのような感じで、目にすると試打せずにはいられません。



側面
キュッと引き締まっています。


黒い色ということもあると思いますが、この立体的な形状が印象的です。


見とれてしまうほどの美しさがあります。



ネック長さ
ネックは少しBUDDYのほうが長いです。



顔
どちらもかなりの男前で好感が持てますが、あえていうなら、より丸形っぽいアストロのほうが好きです。



ディープタイプ
この適度な厚みが魅力的です。


シャロータイプばかり見ているので、新鮮な感じもします。


いいクラブというのは、正面だけでなく、こうして背面に回っても美しさが際立っています。



構え感 アストロツアー VS-1
アストロツアー VS-1

構え感 BUDDY Episode D
BUDDY Episode D

この2つのハイレベルな構え感にテンションがあがりっぱなしでした。


目の保養になりますし、爽やかな気分になれます。


シャロータイプのフックフェースを好まれる方には、やや構えづらいところがあるかもしれませんが、私はこういうタイプが昔から好きです。


どちらもとてもいいのですが、BUDDYは少し『面長感』があります。


小ぶりな感じのアストロに魅力を感じました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、アストロのほうが少しソフトな感じがしました。



打球音
『音』は、明らかにBUDDYのほうが好きです。


アストロの高くて大きい音にはどうしても馴染めません。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、アストロが少しリードしているように感じました。



バックフェース
『安定性』という点でも、アストロのほうが高いように感じました。



ヒール側
『飛距離性能』という点では、どちらもハイレベルで同じような弾道ですが、BUDDYのほうが力強くポテンシャルが高いように感じました。



BUDDY Episode D ドライバー & アストロツアー VS-1 ドライバー
操作性という点では、BUDDYのほうがいいです。



BUDDY Episode D ドライバー & アストロツアー VS-1 ドライバー
どちらも硬派でカッコいいドライバーですが、違いも見られました。


アストロドライバーの音が良くなれば、さらにレベルアップするのは間違いないと思います。

                         
        

                         
      
2018年08月26日
  

グランプリ GP PLATINUM ドライバー & ロマロ Ray TYPE R ドライバー

                 
グランプリ GP PLATINUM ドライバー & ロマロ Ray TYPE R ドライバー
今日は、この2本のドライバーを試打しました。

試打クラブは グランプリ GP PLATINUM ドライバー と ロマロ Ray TYPE R ドライバー です。



グランプリ オリジナルシャフト&FireExpress HR6
<上>FireExpress HR6 Ray TYPE R
<下>グランプリ オリジナルシャフト GP PLATINUM




<右>グランプリ GP PLATINUM のスペック

ロフトは9度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は315g です。





<左>ロマロ Ray TYPE R ドライバー のスペック

ロフトは10.5度、クラブ長さは46インチ、シャフトレックスはS、クラブ総重量は313g です。





正面
グランプリとロマロという、優れた地クラブメーカーのドライバーを同時に手にすることができたので、迷わず打ち比べてみることにしました。



GP PLATINUM

GP PLATINUM

GP PLATINUM
久しぶりにGP PLATINUMに出会うことができて、信じられない気持ちと嬉しさが入り混じっていました。


ロマロのドライバーも好きですが、やはりグランプリは特別な存在です。


こうして見ているだけでも、ワクワクどころか胸がときめいてたまりません。


どちらも、それほど多く試打できてはいないのですが、大好きなメーカーです。


特にグランプリのドライバーには心が震えます。


初めて試打したときの、あの強烈な印象は今でもはっきり残っています。


クラブの作りやデザインだけが印象に残るドライバーもありますが、このグランプリ GP PLATINUMは違います。


その強烈な弾道が一番印象に残っています。


昨年、私は『ブルーモンスター』ドライバーに出会いましたが、このGP PLATINUMは『元祖モンスター』といえます。


まだ鮮明に記憶に残っていますが、初めて試打してから、もう7年の時が経つというのが信じられないほどです。



側面
どちらもラージサイズ&シャロータイプのドライバーです。


今の主流といっていい形状です。


私はどちらかというと、シャロータイプよりもディープタイプのドライバーに魅力を感じることが多かったのですが、このグランプリのドライバーに出会って、全く印象が変わったと今でも思っています。


それくらい、私にとって強烈なインパクトを残したドライバーです。


もうGP PLATINUMは生産されていないようなので残念ですが、このドライバーを所有しておられる方はとてもラッキーだと思います。



ネック長さ
ネックの長さは大きな違いがありました。


明らかに右のGP PLATINUMのほうが長いです。



顔
顔にも大きな違いがありました。


私は断然、GP PLATINUMのほうが好きです。


GP PLATINUMの、独特のバルジを初めて見たときは珍しいな・・・。と思いましたが、もう見慣れました。


Ray TYPE Rは私の好みからは外れていますが、フックフェースを好まれる方は、GP PLATINUMよりも好感をもたれやすいのではないでしょうか?



シャローヘッド
同じようなタイプのシャロー形状です。


昔ならば『頼りない』という印象もありましたが、今は『パワフルシャロー』という言葉が似合う、頼もしいシャローが増えてきました。


その草分け的な存在というのが、私にとってGP PLATINUMです。



構え感 GP PLATINUM
GP PLATINUM


構え感 Ray TYPE R
Ray TYPE R

ボールを前にして構えてみても、やはり違いがはっきりしています。


私にはGP PLATINUMのほうが構えやすいです。


フェースの向きがいいです。


それは『左右』だけでなく、『上下』もあります。


方向性も出しやすいですし、フェース面が見えすぎないのがいいです。


球のつかまりやすさとあがりやすさを求めたい方は、RomaRo Ray TYPE Rのほうが好感をもたれやすいように思います。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はグランプリのほうが好きです。



打球音
『音』は少しロマロのほうが大きいですが、全く問題なく、優劣はつけられませんでした。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、Ray TYPE Rのほうが優れていました。


球の浮きやすさ・弾道の高さが際立っています。


『ハイフック仕様』ドライバーといっていいかもしれません。



バックフェース
『安定性』という点では、GP PLATINUMです。


Ray TYPE Rもシビアさは感じず、寛容なタイプですが、私にはつかまり過ぎました。



ヒール側
『飛距離性能』は明らかにGP PLATINUMです。


ロマロのドライバーも素晴らしいですが、今日改めてグランプリのモンスターぶりを体感しました。


強烈な弾道は健在です。


初めて試打したときのままです。



GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & RomaRo Ray TYPE R ドライバー
『操作性』という点でも、グランプリのほうが長けていました。


ロマロのドライバーはつかまりが良すぎて、私には扱いづらいところがありました。


今のドライバーはそれほど操作性を求められてはいないと思いますし、クセのあるドライバーが増えてきましたが、私はクセの少ないGP PLATINUMに魅力を感じました。



GRANDPRIX GP PLATINUM ドライバー & RomaRo Ray TYPE R ドライバー
私はこれまで、必ずしも『最新=最高』ではないと記事でも書いていますが、今日はそれを強く再認識しました。


初めて試打して7年の月日が経っていても、色あせず衰えない高性能があります。


それをGP PLATINUMというドライバーはもっています。


RomaRo Ray TYPE Rドライバーも、今のニーズに合った素晴らしいドライバーですが、私はあらゆる面で、GP PLATINUMの優位性を感じました。


購入できなかったのが残念でなりませんが、今日は久しぶりに試打することができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。

                         
        

                         
      
2018年08月19日
  

プロギア RS F ドライバー & ロマロ Ray TYPE R ドライバー

                 
プロギア RS F ドライバー & ロマロ Ray TYPE R ドライバー
今日は、この2本のドライバーを試打しました。

試打クラブは プロギア RS F ドライバー と ロマロ Ray TYPE R ドライバー です。



Diamana FOR PRGR & FireExpress HR6
<上>FireExpress HR6 Ray TYPE R
<下>Diamana FOR PRGR RS F





<左>Ray TYPE R のスペック

ロフトは10.5度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は65g、トルクは3.4、クラブ総重量は313g です。




<右>RS F のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は54g、トルクは4.7、クラブ総重量は308gです。






正面
プロギアとロマロの打ち比べです。


どちらも以前試打したことがあるのですが、同時に試打できる機会はなかなかないので、迷わず打ち比べてみることにしました。



側面
両方ともシャロー&ラージサイズのドライバーです。


今の主流といえる形状です。


大手有名メーカーのプロギアと、地クラブの有名メーカーのロマロという違いはありますが、共通していえるのは、両方とも優れているということです。


大手メーカーでも地クラブメーカーでも、高性能で高品質なゴルフクラブを作る能力があるのが、日本の素晴らしいところです。


私たちゴルファーにはとても嬉しいことです。


選択の幅が広がるのは、よりマッチしたクラブに出会う可能性が広がるということでもあります。



ネック長さ
ネックの長さはあまり変わりませんが、少しロマロのほうが長く見えました。



顔
<左>Ray TYPE R  <右>RS F

顔は大きな違いがありました。


私は断然RS Fのほうが好きですが、つかまり顔を好まれる方でしたら、ロマロのほうがいいかもしれません。


次回はRS Fではなく、RSと見比べてみたいです。



構え感 RS F
RS F

構え感 Ray TYPE R
Ray TYPE R

ボールを前にして構えてみても、かなり違いがあります。


クセがきつくないプロギアと、フェースが被っていてクセのあるロマロです。


私はRS Fのほうがリラックスして構えることができました。




試打を開始しました。


フェース面
<左>Ray TYPE R  <右>RS F

『打感』はどちらも好感がもてますが、ロマロのほうがソフトでした。



打球音
<左>Ray TYPE R  <右>RS F

『音』も、ほぼ互角ではありますが、あえていうならロマロのほうがいいです。



トゥ側
<左>Ray TYPE R  <右>RS F

『球のあがりやすさ』という点でも、どちらもよくあがりますが、ロマロのほうが、弾道が高いです。



バックフェース
<左>Ray TYPE R  <右>RS F

『安定性』という点では、RS Fのほうが勝っていました。


スイートエリアの広さもありますし、ラインを出しやすいのがいいです。



ヒール側
<左>Ray TYPE R  <右>RS F

『飛距離性能』という点でも、RS Fのほうが優れているように感じました。


ロマロのドライバーも高性能ですが、こうして打ち比べてみると、すぐに違いが判りました。



PRGR RS F ドライバー と RomaRo Ray TYPE R ドライバー
<左>Ray TYPE R  <右>RS F

『操作性』という点では、どちらも操るタイプではありませんが、あえていうならRS Fです。


両方ともつかまりのいいドライバーですが、ロマロはつかまりすぎる感じで、扱いづらい印象をもちました。


スライサーの方にはロマロのほうが合いやすいかもしれません。



PRGR RS F DRIVER と RomaRo Ray TYPE R DRIVER
<左>Ray TYPE R  <右>RS F

どちらもタイプは違いますが、今のハイテクが詰まった高性能なドライバーです。

                         
        

                         
      
2018年08月12日
  

Zodia Z921CC ドライバー & ミズノ GX ドライバー

                 
Zodia Z921CC ドライバー & ミズノ GX ドライバー
今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。

試打したドライバーは Zodia Z921CC ドライバー と ミズノ GX ドライバー です。



20180812172319
<上>MFUSION D  ミズノ
<下>Fire Express MAX Plus 6 Zodia





<右>Zodia Z921CC ドライバー のスペック

ロフトは10度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.3、クラブ総重量は313gです。





<左>ミズノ GX ドライバー のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、トルクは5.0、クラブ総重量は289gです。






正面
ミズノとゾディアの打ち比べです。


どちらも大好きなメーカーですが、同時に手にしたのは初めてです。


このような機会はめったに無いので、打ち比べてみることにしました。


今日のようにドライバーもいいですが、できればアイアンやウェッジも打ち比べてみたいです。


どんな感じだろう?と想像するだけでワクワクしてきます。



側面
こうして見ても、かなりタイプが違うということが判ります。


シャロータイプのミズノと、ディープタイプのゾディアです。


機能性を感じさせるミズノと、シンプルなゾディアという違いもあります。



ネック長さ
ネックの長さは、ほぼ同じで大きな違いは見られませんでした。



顔

顔は、かなり違いました。


ラージサイズのGXと、コンパクトで整った921CCです。



振り感

素振りをしてみても、かなり違いを感じました。


GXはかなり軽量タイプですが、今はこういったタイプが大半を占めるように思います。


ちょっと前までは、ドライバーで300gを切ると、かなり軽量だな・・・。と思っていたのですが、今はそれが大半ですし、280g台のドライバーもたくさんあります。


対してゾディアのほうは、『昔ながら』といいますか、適度な重さがあります。


昔はドライバーの重さもある程度統一されていたといいますか、重量の幅は今よりも狭まっていましたが、今はバリエーションが豊富になりました。


軽いクラブを好まれる方も多くいらっしゃると思いますが、『適度な重さ』は人によって違いますし、あまり軽すぎると、その弊害も出てくると思います。



構え感 ミズノ GX

ミズノ GX

構え感 Zodia Z921CC

Zodia Z921CC

ボールを前にして構えてみても、違いがはっきりしています。


私は断然921CCのほうが好きですが、GXの大きさに好感をもたれる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?




試打を開始しました。

フェース面

『打感』はどちらもソフトで良いですが、GXのほうが少し軽くて、弾き感がありました。



打球音

『音』は、どちらもほぼ同じ感じで、甲乙つけがたいです。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、明らかにGXです。



バックフェース

『安定性』という点でも、GXのほうが大きくリードしています。



Zodia Z921CC ドライバー & ミズノ GX ドライバー

『飛距離性能』はどちらもハイレベルですが、少しだけGXのほうが高いように感じました。



Zodia Z921CC ドライバー & ミズノ GX ドライバー

『操作性』という点では、921CCです。


クセの無さが魅力です。


どちらもタイプは違いますが、色々なメーカーのクラブを打ち比べてみるのは、とても楽しいです。

                         
        

                         
      
2018年06月13日
  

フォーティーン GelongD CT-416 ドライバー & ミズノ GX ドライバー

                 
フォーティーン GelongD CT-416 ドライバー & ミズノ GX ドライバー
今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。

試打したドライバーは フォーティーン GelongD CT-416 ドライバー と ミズノ GX ドライバー です。



MD-350ZD & MFUSION D カーボンシャフト
<上>MD-350ZD  フォーティーン
<下>MFUSION D  ミズノ



<右>フォーティーン GelongD CT-416 ドライバー

ロフトは9度、クラブ長さは47.75インチ、シャフトフレックスはS、トルクは4.2、クラブ総重量は302gです。



<左>ミズノ GX ドライバー のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、トルクは5.0、クラブ総重量は289gです。






正面
どちらも先日試打して、とても印象深いです。


今日は同時に試打する機会に恵まれたので、打ち比べてみることにしました。


両方とも高性能なドライバーですが、こうして見ていると違いも見られます。


色々な工夫がされているミズノと、すごくシンプルなフォーティーンです。



側面
どちらもラージサイズのドライバーです。


質感がいいのはミズノでした。



ネック長さ
<左>ミズノ  <右>フォーティーン

ネックの長さは、ほぼ同じでしたが、フォーティーンのほうが少し長く見えました。



顔
<左>ミズノ  <右>フォーティーン

こうして顔を見比べてみると、フォーティーンのコンパクト感が際立って見えて、ミズノGXの大きさが目立ちました。


顔は大きな違いがありました。


共通しているのは、どちらもフェースが左を向いているということです。



オリジナルグリップ
装着されているグリップにも違いが見られます。


ソフトなフィーリングのフォーティーンと、機能的で滑りにくいタイプのミズノという感じです。


どちらもいいグリップですが、フォーティーンのグリップのほうが、しっとりした感じがあるので、好感がもてました。



フォーティーン GelongD CT-416 ドライバー
フォーティーン GelongD CT-416 ドライバー


ミズノ GX ドライバー
ミズノ GX ドライバー

ボールを前にして構えてみると、どちらもクセのあるタイプですが、どちらかといえば、フォーティーン GelongD CT-416 ドライバーのほうが構えやすく感じました。


大きさやシャロー感を求めたい方は、ミズノGXのほうが、安心感を得られやすいのではないでしょうか?




試打を開始しました。

フェース面
<左>ミズノ  <右>フォーティーン

『打感』は、どちらも良いですが、少しGXのほうが柔らかく感じました。



打球音
<左>ミズノ  <右>フォーティーン

『音』は、どちらもはっきりとした音で好感がもてました。


音の優劣はつけられませんでした。



トゥ側
<左>ミズノ  <右>フォーティーン

『球のあがりやすさ・高さ』という点では、GXです。



バックフェース
<左>ミズノ  <右>フォーティーン

『安定性』という点でも、GXのほうが高く感じました。



ヒール側
<左>ミズノ  <右>フォーティーン

飛距離性能という点では、どちらも高い性能をもっていますが、『一発の飛び』という点では、CT-416で、安定した飛びといえば、GXだと思いました。


ハイレベルな争いとなってしまいました。



FOURTEEN GelongD CT-416 ドライバー & MIZUNO GX ドライバー
<左>ミズノ  <右>フォーティーン

『操作性』という点では、CT-416です。



FOURTEEN GelongD CT-416 ドライバー & MIZUNO GX ドライバー
<左>ミズノ  <右>フォーティーン

色々な工夫が外見からも分かるミズノと、外見からはすごくシンプルに見えるフォーティーンの違いがありましたが、こうして打ち比べてみても、シンプルなフォーティーンは全く負けていないと思いました。



FOURTEEN GelongD CT-416 ドライバー & MIZUNO GX ドライバー
<左>ミズノ  <右>フォーティーン

今は大手有名メーカーのドライバーもそうですし、地クラブメーカーのドライバーも素晴らしいものが多いです。


高品質・高性能なドライバーが世に溢れています。


この2つのドライバーも、その仲間入りをしている優秀なドライバーです。


                         
        

                         
      
2018年05月19日
  

ミズノ GX ドライバー & ONOFF DRIVER AKA

                 
ミズノ GX ドライバー & ONOFF DRIVER AKA 2018
今日はこの2本のドライバーを打ち比べてみました。

試打クラブは ミズノ GX ドライバー と ONOFF DRIVER AKA です。



MFUSION D カーボンシャフト&SMOOTH KICK MP-518D
<上>MIZUNO GX ドライバー MFUSION D カーボンシャフト

<下>ONOFF DRIVER AKA SMOOTH KICK MP-518D





<左>ONOFF DRIVER AKA のスペック

ロフトは11度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は46g、トルクは5.8、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は287g です。




<右>MIZUNO GX ドライバー のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は49g、トルクは5.0、キックポイントは中調子、クラブ総重量は289gです。






正面
オノフとミズノのニュードライバーの打ち比べです。


どちらもよく試打しているメーカーですが、こうして打ち比べるのは、おそらく初めてだと思います。



側面
黒を基調としたミズノと、赤を基調としたオノフです。


どちらも特徴がよく出ています。


黒はヘッドに適していて無難な色ですが、赤はインパクトのある色ですが、場合によってはデザインがおかしくなってしまう色でもあります。


しかし、それを感じさせないセンスのいいデザインは、さすがオノフといった感じです。


洗煉されていてオシャレな印象がオノフにはあります。


どちらもラージサイズのドライバーです。



ネック長さ
ネックの長さの違いは、はっきりしていました。


標準的なミズノと、短めのオノフです。


どちらもソールに溝のあるドライバーですが、その本数も違えば幅や深さも違います。


ウェイト有無の違いもあります。



顔
顔は大きな違いがありました。


どちらも見とれるような美顔だとは思いませんが、これが今のドライバーの顔といえるのかもしれません。


ちょっとクセのある顔が今の主流といえるでしょうか?


あえていうと私は右の、ミズノのほうが好きです。



シャローヘッド
両方ともシャローバックタイプのドライバーです。


見慣れた形状です。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインは違っていますが、それぞれ個性があっていいです。


飛距離の為には、どちらのデザインのほうが優れているのか私には分かりませんが、メーカーそれぞれの研究があるのだと思います。


アイアンでフライヤーは嫌ですが、ドライバーならば大歓迎といったところもあります。


ただし飛びすぎてラフや池など、トラブルに繋がらなければですが・・・。


ドライバーが曲がってトラブルはよくありますが、飛びすぎてトラブルということも、よくあります。



オリジナルグリップ
装着されているグリップにも、違いがあって面白いです。


今は各メーカーがグリップにも工夫をしています。


両方とも見比べてみて、それぞれパターンが違うのですが、どちらもいいので、優劣はつけられませんでした。



構え感 ミズノ GX
ミズノ GX

構え感 ONOFF DRIVER AKA
ONOFF DRIVER AKA


ボールを前にして構えてみても、違いがあります。


私はミズノのほうが構えやすいです。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はミズノのほうが好きです。



打球音
『音』は、圧倒的にミズノです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、どちらもあがりやすいタイプですが、あえていうならオノフです。


しかし、これはロフトなども違うので、正確な比較ができていませんが、おそらく同じロフト(表示ロフト)であっても、結果は同じだと思います。



バックフェース
『安定性』という点では、ミズノのほうが勝っているように感じました。


たくさんの工夫が上手く機能している感じがします。



ヒール側
『飛距離性能』という点でも、私はミズノのほうが勝っているように感じました。


オノフもイージー系ドライバーの中では平均的なほうだと思いますが、こうして打ち比べてみると、違いがよく分かります。


球の勢いや伸びも、ミズノのほうが勝っていました。


しかし、これは打感や音などのフィーリング性能が勝っているところも大きく関わっているような気がします。


音に馴染めないと、距離は望めません。



MIZUNO GX ドライバー & ONOFF DRIVER AKA 2018
『操作性』という点では、どちらも操作するタイプではないのですが、あえているならば、オノフかな?と思いました。


ミズノGXのほうが『オートマ性』が強いように感じました。



MIZUNO GX ドライバー & ONOFF DRIVER AKA 2018
ミズノとオノフという、国内人気メーカーの打ち比べでした。


今回は(あくまでも私の中でのことですが)、ミズノに軍配があがりましたが、これからのオノフの巻き返しにも期待したいです。


                         
        

                         
      
2018年05月12日
  

EPON AF-101 ドライバー & Zodia Z921CC ドライバー

                 
EPON AF-101 ドライバー & Zodia Z921CC ドライバー
今日はこの2本のドライバーを打ち比べてみました。

試打クラブは EPON AF-101 ドライバー と Zodia Z921CC ドライバー です。



Fire Express
<上>Zodia Z921CC Fire Express MAX Plus 6

<下>EPON AF-101 Fire Express





<左>Zodia Z921CC ドライバー のスペック

ロフトは10度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.3、キックポイントは中調子 です。





<右>EPON AF-101 ドライバー のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは65S、トルクは3.8、キックポイントは中調子 です。





正面
エポンとゾディアの打ち比べです。


豪華な競演です。


先日、このゾディアのドライバーを試打したときに、AF-101に似ているな・・・。と思っていたので、いつか機会があれば打ち比べてみたいと思っていました。


今日は思いがけなく、その願いが叶い、とても嬉しく思っています。


何という贅沢な日なんだろう・・・。と思いました。



EPON AF-101
エポンのAF-101に初めて出会ったのが、もう9年も前なのかと思うと、とても早く感じられます。


初めて出会って試打し、その衝撃は凄まじいものでした。


飛距離性能が高く、打感や音にもすごく魅力を感じました。


他のメーカーのドライバーと打ち比べていて、飛距離性能が圧倒していたのもよく覚えていて、そのインパクトの強さは忘れられません。


これまで数え切れないほどたくさんのゴルフクラブを試打してきましたが、AF-101は生涯記憶に残り続けるドライバーです。


AF-101を試打したときに、このドライバーが2009年のドライバー・オブ・ザ・イヤーに輝くだろうな・・・。と思っていました。


もうこれを超えるドライバーに出会うことはないだろう・・・。と思っていました。


しかし、同じ年にJBEAMのBM-435という素晴らしいドライバーに出会い、ドライバー・オブ・ザ・イヤーはBM-435になりました。


何という、ハイレベルな年だろう・・・。と思いましたし、贅沢にも感じられました。


AF-101は『準グランプリ』に輝きましたが、他の年だと間違いなくグランプリに輝いていたと思います。


2年経って、私はBM-435と同型モデルである、CRZ435というドライバーを購入し、今に到っています。


AF-101はとっくに廃番になっているので、今はもう購入することはできないのですが、BM435(CRZ435)は今でも購入することができるロングセラーモデルです。


まさかAF-101がすぐに廃番になるとは思っていなかったので、先にAF-101を購入したほうが良かったかな?と思うときもありましたが、私によりマッチしているのはCRZ435だったので仕方ないですし、正しい選択をしたのだと自分自身に言い聞かせています。


CRZ435はひとつだけでなく、同じスペックの物をもう一つ持っています。


このドライバーが無いと、私のゴルフは成り立ちません。


それくらい信頼している頼もしい相棒です。



EPON AF-101
このAF-101はエポンファンである、私の友人が貸してくれたものです。


彼には私がエポンのクラブを紹介して、すごく気に入り、ドライバーからパターまで全てエポンで、キャディバッグやキャップもエポンです。


まだキャップしか購入できていない私はとても羨ましく思うのですが、エポンに出会って彼のゴルフがすごく良くなりましたし、何より彼が楽しそうにゴルフをしているのを見て、紹介して本当に良かったな・・・。と思います。


ゴルファーにとって、ゴルフクラブとの出会いは、とても大切です。


いいクラブに出会うだけで、ゴルフの質が高まり、ゴルフの楽しさも倍増します。


彼は今日、私の為にわざわざ練習場まで持ってきてくれ、貸してくれました。


私がAF-101に惚れ込んでいたのを知っています。


彼の友情と優しさに感謝です。



側面
こうして見ていても、どちらもとても美しくて魅力的なドライバーです。


とてもいい目の保養ができています。


目尻が下がりっぱなしで、口角は上がりっぱなしです。


どちらも『恵比寿顔』にしてくれるドライバーです。


ゴルフクラブはゴルフボールを打つ為の道具ではありますが、このクラブのように、目で楽しませる要素も大切です。


まずは目で見て、打ってみたいと思えるクラブでないと、なかなか手に取ることはありません。


ゾディアにはウェイトがひとつだけ付いていますが、それ以外は特に何も見られず、どちらもシンプルなドライバーです。


『調整機能に逃げない』高性能ドライバーといったところでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは、ほぼ同じですが、少しだけAF-101のほうが長いです。


ゾディアのドライバーを試打したとき、この角度から見て、AF-101に似ているな・・・。と思ったので、今日こうして見比べてみることができて、とても幸運だと思いましたし、すっきりした気分です。


やはりとても似ています。


立体的で角張ったところがなく、輪郭の曲線がとても美しいです。


シャロータイプではない、ディープタイプのボリューム感があります。



顔
顔の違いは、はっきりしていました。


コンパクトでオーソドックスな感じのAF-101と、ややシャロー形状でつかまりそうなZodia 921ccです。


こういった顔は、『今の顔』といえるような気がします。


この顔の違いが、そのまま年月の流れといったところでしょうか?


顔の好みは人によって分かれると思いますが、私はAF-101のほうが好きです。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインも違っていました。


全体的にスコアラインの入っているゾディアと、ヒッティングポイントにスコアラインの入っていないエポンです。


どちらもオーソドックスでよく見られるデザインです。


高級感のある、美しいフェース面です。



構え感 EPON AF-101
EPON AF-101

構え感 Zodia Z921CC
Zodia Z921CC

どちらもとても構えやすいです。


敢えて言うなら、私はAF-101を選びますが、ゾディアのドライバーも今風(いまふう)な感じで好感がもてます。


つかまり感・あがりやすさをイメージしやすいのは、ゾディアでした。


日光に照らされ、ゾディアドライバーのクラウンのカーボン模様がよく見えました。


そうだった、このドライバーのクラウンはカーボンだったな・・・。と思い出しました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はどちらもすごく良いですが、AF-101のほうが少し『しっかり感』があって、Z921CCは少し軽めに感じられました。


敢えてどちらかを選ぶとするならば、私はAF-101を選びます。



打球音
『音』もとても良く、優劣がつけづらいです。


両方に共通しているのは、爽快感があるということです。


打っていて楽しいです。


少しだけ921CCのほうが、音が高いです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、少しZ921CCのほうが長けているように感じました。



バックフェース
『安定性』という点でも、少しZ921CCだと思いました。


AF-101も、決してシビアなタイプではないですが、こうして打ち比べてみると、ゾディアのほうが寛容な感じがしました。



ヒール側
『飛距離性能』は、どちらもとても高いですが、AF-101のほうが少し飛んでいるように感じました。


しかし、それはゾディアのドライバーが劣っているというよりは、私にはAF-101のほうが合っているといったほうがいいのかもしれません。


発売されて数年が経ち、廃番となったモデルではありますが、全く色褪せていません。


いいクラブは色褪せません。


魅力を保ち続けている、この美しさと力強い弾道はさすがだと思いました。



EPON AF-101 ドライバー & Zodia Z921CC ドライバー
『操作性』という点では、少しAF-101だと思いました。


球のつかまりがいいのはZ921CCです。


より『易しさ』を求めていくのであれば、Z921CCのように思います。



EPON AF-101 ドライバー & Zodia Z921CC ドライバー
久し振りにAF-101に出会い、テンションは上がりっぱなしでした。


どちらもなかなか出会えるクラブではないのですが、今日は運良く試打することができて、嬉しさ全開の一日でした。


目で楽しみ、打感を手から全身で楽しみ、音を耳で楽しみ・・・。という感じで、一球一球の密度がとても高いものになりました。


ワクワク感が止まりません。


Z921CCもいいドライバーですし、AF-101を所有しておられる方は、本当に幸せな方だと私は思います。


最初から最後までずっと笑みが絶えなかったですし、ご機嫌でした。


AF-101を貸してくれた友人も一緒に練習したので、彼にはささやかではありますが、缶コーヒーをごちそうさせてもらいました。


彼の優しさに感謝した一日でした。

                         
        

                         
      
2017年08月27日
  

ダンロップ スリクソン Z765 リミテッドモデル ドライバー & Ryoma MAXIMA TYPE-V ドライバー

                 
ダンロップ スリクソン Z765 リミテッドモデル ドライバー & Ryoma MAXIMA TYPE-V ドライバー
今日は、この2本のドライバーを試打しました。

試打したドライバーは スリクソン Z765 リミテッドモデル ドライバー と Ryoma MAXIMA TYPE-V ドライバー です。



TourAD M2-V&Miyazaki Kaula MIZU 6
<上>MAXIMA TYPE-V TourAD M2-V

<下>Z765 リミテッドモデル Miyazaki Kaula MIZU 6





<左>Z765 リミテッドモデル のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は61g、トルクは3.4、キックポイントは中調子 です。




<右>MAXIMA TYPE-V のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは65S、トルクは3.8、キックポイントは中調子 です。






正面
ハイレベルなドライバーの競演です。


どちらも以前試打したことがあるのですが、今日はたまたま同時に試打する機会に恵まれたので、打ち比べてみることにしました。


ダンロップとリョーマのクラブを同時に試打するのはとても珍しいので、今日は幸運な日だと思いました。



側面
こうして見ていても、どちらも美しいな・・・。と改めて思いました。


高級感がありますし、ダンロップにもリョーマにも、チープなイメージは似合いません。


この質感のいいドライバーを見ていると、自然にテンションも上がってきます。


最近はシャロータイプを試打することが多いですが、このドライバーは適度な厚みがあって好感がもてます。



ネック長さ
ネックの長さには大きな違いは見られませんが、ちょっとだけ Z765のほうが長く見えました。



顔
<左> TYPE-V  <右>Z765

どちらも小振りで丸っこさもあって、いい顔をしています。


甲乙付けがたいですが、Z765のほうが、よりシャープな感じがしました。



グリップ
グリップにも違いがありましたが、あえていうなら私はスリクソンのほうが好きです。


しかし、『滑りにくさ』『グリップ力』という点では、リョーマに装着されているグリップのほうが長けている感じがします。



振り感
素振りをしてみると、どちらもいい感じですが、あえて選ぶとするなら、Z765のほうが親しみやすい感じがしました。



構え感 Z765
Z765


構え感 リョーマ
MAXIMA TYPE-V

ボールを前にして構えてみても、どちらもとてもいいです。


いいイメージが出せました。


MAXIMA TYPE-Vの丸っこさが、マイドライバーのCRZ435に少し似ている感じがして、親近感をもちました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感は、少しMAXIMA TYPE-Vのほうが柔らかく感じました。


どちらも適度な手応えのある打感です。



打球音
『音』は大きさという点では、特に違いは無かったのですが、高さという点では、少しZ765のほうが高い音でした。



トゥ側
『あがりやすさ』という点では、MAXIMA TYPE-Vでした。


結構はっきりしていました。



バックフェース
『安定性』という点でも、MAXIMA TYPE-Vに軍配があがりました。


リョーマドライバーの直進性の高さを久し振りに体感しました。



ヒール側
『飛距離性能』という点でも、MAXIMA TYPE-Vでした。


これもはっきりしていました。


Z765も高性能なドライバーだとは思うのですが、私は初めて試打したときから、物足りなさを感じていました。


リョーマは相変わらずの飛びなので、この結果は予想していた通りでした。


Z765は落ち際に弱いといいますか、もっと粘ってくれればいいのに、結構早く落ちていくのに物足りなさを感じていました。


私はリョーマのほうが、ポテンシャルが高いように感じます。



ダンロップ スリクソン Z765 リミテッドモデル ドライバー & Ryoma MAXIMA TYPE-V ドライバー
『操作性』という点では、Z765だと思いました。


左右にもきちんと反応してくれました。


リョーマは曲がりにくい感じがしました。



ダンロップ スリクソン Z765 リミテッドモデル ドライバー & Ryoma MAXIMA TYPE-V ドライバー
どちらもハイレベルなドライバーですが、打ち比べてみると結構差がはっきりと出ました。


スリクソンの次のモデルに期待したいです。


対してリョーマはニューモデルが発売されるのに、結構年月がかかるので、もっと早くなればいいな・・・。と思っています。


このニューモデルもいいですが、私は前のモデルのほうが好きです。


                         
        

                         
      
2017年07月18日
  

CRAZY CRZ435 ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー

                 
CRAZY CRZ435 ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー
今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。

打ち比べたドライバーは、 CRAZY CRZ435 ドライバー と テーラーメイド GLOIRE F ドライバー です。



CB-50W&Speeder757
<上> CRZ435   CB-50W

<下>GLOIRE F  Speeder757





<右>CRZ435 ドライバー のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは8.2、キックポイントは中調子、バランスはD3、クラブ総重量は327gです。





<左>GLOIRE F ドライバー のスペック

ロフトは8.5度(LOWERにセット)、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはX、キックポイントは先中調子、バランスはD2.5、クラブ総重量は322gです。






正面
黒ヘッドの雄CRZ435と、白ヘッドの雄GLOIRE Fの競演です。


どちらもかなり高性能で気に入っているドライバーです。


CRZ435はマイドライバーで、セカンドモデルです。


初めてCRZ435を購入してすごく気に入っていったので、是非『予備』を買っておきたいと思い、初めて買ったモデルと同じスペックで購入しました。


GLOIRE F もすごくいいドライバーで、大好きなドライバーです。


このドライバーは友人が愛用しているもので、彼から貸してもらいました。



側面
CRZ435とGLOIRE F をいつか打ち比べてみたいな・・・。という思いはありましたが、もし打ち比べても記事には書かないだろう・・・。と思っていました。


それはスペックの違いが大きいからです。


しかし、今日は記事に書かせて頂くことにしました。



Xフレックス
それはGLOIRE F に挿してあるSpeeder757のフレックスがXだったからです。


なかなかXフレックスのシャフトを試打することは無いので、貸してくれた友人に感謝しました。


CRZ435に挿してあるCB-50Wのフレックスは8.2ですが、これはXということになるので、是非打ち比べてみよう・・・。と思いました。


練習場にドライバーを持ってこないことも多いですが、今日は持ってきていてラッキーだと思いました。


ちなみにフレックスの目安でもある振動数を計測してもらったら、CB-50Wが292cpmで、Speeder757が279cpmでした。


同じフレックスでも、メーカーによってかなり違いがあるものだと思いました。


必ずしも振動数が全てではありませんが、目安であることは間違いありません。


硬さというのは人によって感じ方が大きく異なりますが、数値で表そうとすれば、振動数ということになると思います。



ネックの長さ
ネックは、CRZ435のほうが少し長いです。


どちらも『調整機能付き』ドライバーです。


とはいっても、ウェイトを交換するだけのCRZ435と、ウェイトは交換できないけど、ロフトを変えられるGLOIRE Fの違いがあります。


CRZ435を使って数年が経っていますが、私は未だにウェイトを外したことがありません。


鉛なども貼っていません。


クラフトマンに調整してもらったまま使っています。


GLOIRE Fのオーナーである友人も、ロフトを一度調整して、あとは変えていないそうです。


このようなロフトを変えられるドライバーはシャフトが回ってしまうので、バックライン無しのグリップを使うのが鉄則のようで、一度決めたら変えないのがいいと聞きました。


バックライン有りをどうしても使いたいという方は、もう変えないということを決断して使うのがいいそうです。


『LOWER』にセットして、シャフトのスパインもそれに合わせているそうです。



ディープタイプとシャロータイプ
ディープタイプのヘッドとシャロータイプのヘッドです。


ディープタイプの力強さは今さら言うまでもありませんが、最近は力強いシャローもたくさんあります。


その代表格といっていいのが、テーラーメイドのドライバーだと思いますし、グローレFはそれに易しさが組み合わさっています。


私が信頼しきって何年も使っているドライバーと、友人の愛用しているドライバーを打ち比べることができるのは、とても贅沢なことのように思えました。



顔
顔の違いは、はっきりしていました。


もちろん『黒』と『白』という色の違いもありますが、こうして見比べてみると、CRZ435は小さく見えます。


普段使っていて、これが当たり前だと思っているので、小顔だと思ったことはないのですが、こうして見比べてみると、はっきりとした違いが分かりました。


いつも色々なクラブを試打しているのですが、マイクラブとは別物として見ているので、比べてみようとは思わないことが多いです。


でも年に何本かは比べてみたいと思えるドライバーに出会います。


タイプが違っているとは解っていても、打ち比べてみたいと思えるドライバーがあります。


GLOIRE Fはその中の一本です。



振り感
素振りをしてみても、違いがはっきりしていました。


スペックが違っているので当然かもしれませんが、GLOIRE F のほうが軟らかくて、しなやかな感じがします。


ハードな印象はありませんでした。


もちろんグローレFに装着されている元々のオリジナルシャフトよりは、はるかにしっかりしていると思うのですが、こうして比較してみると性格の違いをはっきりと感じとることができました。


私のドライバーは、他の方から『重い』とか『すごく硬い』・・・。よくこんなの振ってられるね・・・。と言われることがたまにありますが、毎日バット素振りをしている私は、マイドライバーが重いとか硬いと感じたことはありません。


しっかりしているとは思いますが、硬いとは感じません。


むしろタイミングがとりやすくて、安心して使っています。


軽すぎたり軟らかすぎるシャフトのほうがタイミングが取りづらくて、難しく感じます。


マイドライバーは私にとっての『基準線』のようなところがあり、このドライバーが振れているうちは他のクラブもスペックを変える必要が全く無いと思っていますし、ゴルフの内容を変えるつもりもありません。


いつも通り、気持ち良く振り抜いていきたいと思っています。



構え感 CRZ435

構え感 GLOIRE F
ボールを前にして構えてみると、両方ともとても構えやすいですが、左右どちらにも対応していて、逃がすイメージも出しやすいCRZ435と、ほぼ中立で、どちらかといえばつかまりそうなイメージのグローレFの違いがあります。


ヘッドが大きく見えますし、白いヘッドを好まれる方は圧倒的にグローレFを好まれるのではないでしょうか?


白いヘッドも好きですが、私は黒いヘッドのほうが好きで、大顔なタイプよりもやや小顔なタイプのほうが好きなので、CRZ435はやっぱりいいな・・・。と思いました。


使い慣れているという有利さもあり、私はCRZ435がいいな・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はどちらもとてもいいですが、CRZ435のほうが少ししっかりしていて、よりクリアな感じがしました。


グローレFもソフトで良いのですが、こうして打ち比べてみると、少しこもった感じもありました。


しかし、どちらも好感のもてるフィーリングです。



打球音
『音』は、CRZ435のほうが少し高めでした。



バックフェース
『安定性』という点では、明らかにグローレFのほうが勝っていると思いました。


CRZ435も、決してシビアさが全面に出ているタイプではないと思いますが、グローレFの大らかさを強く感じました。


美しいオートマチック系ドライバーといっていいと思います。


グローレFは飛びに優れていますが、この大らかさがあるからこそ、人気に火が付いたのだと思います。


ヘッドも違いますが、シャフトの性格の違いも感じとることができました。


自然に振って球を操作しやすいCB-50Wと、結構走る感じでシャフトが仕事をしてくれるスピーダーという違いもありました。


今は仕事をしてくれるシャフトが多くなったように思います。


シャフトの高性能化が進んでいます。


スピーダーエボリューションは、これまでもいくつか試していますが、この青いモデルが一番飛びに優れているのではないか?と思っています。


初期のモデルでも最新モデルに劣るということはないと思います。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点でも、明らかにグローレFのほうが勝っていると思いました。


打ち出しも高く、しっかりとしたキャリーが出せます。


このグローレFはロフト調整をしていて『LOWER』に合わせていて、目盛が3つ『STD LOFT』からずれています。


一目盛は『0.5度』だと聞いたので、10-(0.5×3)=8.5度ということになると思うのですが、それでもグローレのほうがあがりやすいと感じました。


それは単にロフトだけでなく、ヘッドの重心深度などもあると思いますし、シャフトの性能によるところも大きいです。


グローレFをトゥ側とヒール側からじっくりと見てみたのですが、ロフトが8.5度になっているようには見えませんでした。


もう少し寝ているように見えました。


今度正確に計測してもらうことにしました。


とはいっても、今は『リアル』がそれほど求められていないのかもしれません。


あくまでも『表示』の中でのイメージで使っていく時代なのかもしれません。


たくさんのドライバーを試打していて、そのように感じます。



ヒール側
『飛距離性能』は、どちらもかなりハイレベルですが、私には使い慣れているということもありますし、クセを知り尽くしている感じもするので、CRZ435のほうが合いやすいかな?と思いました。


飛びという点では、どちらも優れているドライバーですが、性格は異なるところもあります。


易しくキャリーで飛ばしていけるタイプのグローレFと、低スピン性能が高くライナー系で力強い弾道が魅力のCRZ435。


好みによって分かれるとは思いますが、今はグローレタイプのほうが、人気が出やすいかもしれません。


飛びにはこだわっていきたいけど、『易しい飛び』『オートマチック的な飛び』を求めていきたい・・・。という方は多いのではないでしょうか?



CRAZY CRZ435 ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー
『操作性』では、明らかにCRZ435のほうが勝っていました。


ヘッドもそうですし、シャフトも反応がいいです。


私は球筋を調整したいタイプで、『ちょいフック』『ちょいスライス』を打ちたいと思っています。


このドライバーを初めて試打したときに、それがすごく易しく感じたので購入に至ったのですが、それは今でも変わりません。


私をいつも助けてくれています。


ゴルフをプレーしていると、どうしても球筋を変えたくなるホールがいくつかあります。


いつもオートマチック的に真っ直ぐ飛ばしていければいいのですが、そうでないホールもあります。


コースレイアウトなどによって、真っ直ぐではダメなホールもあります。


左が怖いな・・・。右に置いておきたいな・・・。と思えるホールもありますし、逆に右が怖いホールもあります。


そういったときに扱いやすいドライバーだと、コースマネージメントが易しくなります。


私は今のドライバーを使いだして『逆球』を打ったことがありません。


ゴルフをプレーしていて、怖いと感じるものはたくさんありますが、その最たるものが逆球ではないかと私は思っています。


逆球が出てしまうと、ほぼ間違いなくトラブルになりますし、スコアを崩す原因になってしまいます。


ラージサイズのドライバーを使っていて、もっとつかまえようと思ったけどつかまりきれずに右にプッシュしてしまった・・・。という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


そういった方は、少し小振りなヘッドを試してみられるのも有効なのかもしれません。



CRAZY CRZ435 ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー
タイプはそれぞれ違いますが、どちらも総合力の高いドライバーです。


とてもハイレベルな争いになってしまいました。


グローレFはもうずいぶん前にニューモデルが発売されているので、このモデルはもう新品で購入するのは難しいと思います。


対してCRZ435(JBEAM BM-435)は、今でも購入できるロングセラーモデルです。


こういったところは大手メーカーには無い、地クラブメーカーの長所といえるのかもしれません。


いい物はいつまで経ってもいいですし、色褪せることはありません。


ロングセラーは、どのメーカーも目指すところではないでしょうか?


私はCRZ435をずっと使い続けていますが、それには理由があります。


他のメーカーの最新ドライバーをいつも試打していますが、マイドライバーが古いとか見劣りするという感じは全くありません。


むしろ、今でもずっと輝き続けている頼もしい相棒だな・・・。と思っています。


特に飛びの性能はピカイチです。


グローレFの持ち主である友人は、昨年発売された最新モデルも購入して使っているそうですが、このひとつ前のモデルのほうが気に入っているとのことでした。


性能的に大きな違いはないのだそうですが、何故か『勝ち運』が前のモデルにあるのだそうです。


最新モデルでコンペなどに臨んでも、思った成績が挙げられなかったことが続いたそうですが、前のモデル(このドライバー)に戻すといくつか優勝したり『ベスグロ』を取ったりしているそうです。


不思議なことだと思いますが、単なる巡り合わせに過ぎないのかもしれません。


心理的なことかもしれないですし、それ以上にゴルファーとクラブとの『縁』が関係しているといえるような気もします。


最新モデルは確かに素晴らしいものが多いですが、それまでのクラブでもいいものはたくさんあるのだと、私は強く感じます。


それはたくさんのクラブを試打してきた私の実感です。


私がゴルフを始めた頃と比べると、今はいいクラブがたくさんあり、溢れています。


私がビギナーの頃はあまり選択の余地がありませんでしたが、今はたくさんあってかえって迷ってしまうことも多いかもしれません。


ゴルファーである以上、自分にあった最高のクラブに出会いたいというのが共通の願いだと思いますし、そういったクラブをこれからも探し求めていきたいと思います。


私はこれからもゴルフを続けていきますが、この2つのドライバーのことはずっと私の中で生き続けると思います。


いつもはショートアイアンやウェッジ中心の練習をしている私ですが、今日はこの2本のドライバーを思いっきり楽しみました。


                         
        

                         
      
2017年03月12日
  

プロギア RS ドライバー & フォーティーン DT112 ドライバー

                 
プロギア RS ドライバー & フォーティーン DT112 ドライバー
今日は、この2本のドライバー試打しました。

試打したドライバーは プロギア RS ドライバー と フォーティーン DT112 ドライバー です。



MD-350ZD&Speeder 661 EVOLUTION III
<上>MD-350ZD  フォーティーン DT112 ドライバー

<下>Speeder 661 EVOLUTION III  プロギア RS ドライバー






<左>プロギア RS ドライバー のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66.5g、トルクは3.8、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は311g です。




<右>フォーティーン DT112 ドライバー のスペック

ロフトは9度、クラブ長さは46.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は55g、トルクは4.2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は300gです。





正面
プロギアとフォーティーンの高性能ドライバーの打ち比べです。


どちらも、かなりハイレベルなドライバーです。


以前試打したことがあるのですが、とても気に入っています。



側面
ハイレベルであることは共通していますが、ヘッド形状の違いは一目瞭然です。


シャロー系のプロギアは、今の主流といってもいい形状です。


対してフォーティーンのドライバーはディープタイプです。


今は少しずつ増えてきていますが、まだまだ少数派といっていいと思います。


今はタフなシャロータイプのドライバーもありますし、易しい感じのディープヘッドもあるので、外見だけでは判断がつきにくいところがあります。



ネック長さ
<左>PRGR RS  <右>FOURTEEN DT112

ネックの長さは違いが見られました。


シャロータイプであるPRGR RSのほうが長いです。


調整機能の有無も関係しているのかもしれません。



顔
<左>PRGR RS  <右>FOURTEEN DT112

顔も違いました。


クセのない、オーソドックスな感じのDT112に対して、プロギアのRSは『今風(いまふう)の顔』といいますか、個性的な感じがします。


ヘッド後方の伸びが、かなり目立っています。


初めて見たときは驚きましたが、今はずいぶん見慣れた感じがします。



シャロー&ディープ
<左>PRGR RS  <右>FOURTEEN DT112

シャローバックタイプのRSとディープバックタイプのDT112です。


『形の違う美人』といったらいいでしょうか?


どちらも違う個性があり、美しさがあります。



構え感 フォーティーン DT112 ドライバー
フォーティーン DT112 ドライバー


構え感 プロギア RS ドライバー
プロギア RS ドライバー


ボールの前にして構えた感じも、違いがありました。


球があがりやすそうで、つかまりが良さそうなRSと、ライナー系をイメージしやすく逃がすイメージの出しやすいDT112の違いです。


今の主流といえるのはRSだと思いますが、DT112もすごくいい感じがします。


つかまり過ぎ、上がりすぎを気にせず打っていける顔をしているのは、DT112だと思いました。


球があがりやすそうな印象が欲しいという方はRSのほうが好感をもちやすいかもしれません。


好みが分かれると思います。


どちらも、方向性への不安を感じさせることはありませんでした。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、どちらも好感がもてましたが、敢えていうならDT112のほうがソフトでした。



打球音
『音』は、どちらも遜色ない感じです。


少しだけDT112のほうがおとなしい音だと思いました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、少しRSのほうが勝っているように感じました。



バックフェース
『安定性』という点では、RSのほうが高いと思いました。


寛容さがありました。



ヒール側
『飛距離性能』という点では、どちらもかなりのハイレベルでしたが、あえていうなら少しだけRSのほうが勝っているかな?と思いました。


しかし、それはDT112が劣っているのではなく、RSがそれ以上の高いパフォーマンスを発揮してくれたということです。


どちらもかなり飛距離に優れたドライバーであることは間違いないです。



プロギア RS ドライバー & フォーティーン DT112 ドライバー
『操作性』という点では、DT112だと思いました。


私は左へつかまり過ぎるのが嫌なので、楽な気分で打てるのはDT112でした。


RSはオートマチック的につかまる感じがしました。


こういう特徴は、今の多くのドライバーに見られます。



プロギア RS ドライバー & フォーティーン DT112 ドライバー
かなりハイレベルなドライバーの競演でした。


試打しながらずっと贅沢だな・・・。と思いました。


どちらもかなり購買意欲を刺激してきます。


できれば、両方とも購入できればと考えていますが、なかなか思うようにいかないので残念でなりません。



PRGR RS DRIVER&FOURTEEN DT112 DRIVER
それぞれ違うコンセプトで開発されていると思いますし、共通する部分もありました。


このようなハイレベルなドライバーに出会うと、今年も飛ばしにこだわっていこう・・・。と思えてきました。


                         
        

                         
      
2017年01月14日
  

Ryoma MAXIMA TYPE-V ドライバー & ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 ドライバー

                 
Ryoma MAXIMA TYPE-V ドライバー & ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 ドライバー
<左> TYPE-V  <右>XD-7

今日は、この2本のドライバーを試打しました。

試打したドライバーは Ryoma MAXIMA TYPE-V ドライバー と ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 ドライバー です。



TX1-6&TourAD M2-V
<上>TOUR B XD-7   TX1-6

<下>MAXIMA TYPE-V TourAD M2-V






<左>MAXIMA TYPE-V のスペック


ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは65S、トルクは3.8、キックポイントは中調子 です。





<右>TOUR B XD-7 のスペック

ロフトは9度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は58g、バランスはD2、キックポイントは中調子 です。






正面
どちらもとてもカッコいい『骨太』タイプのドライバーです。


昨年試打して、両方とも好感を持つことができました。


BSとリョーマの打ち比べは珍しいので、今日は幸運な日だと思いました。



側面
形状は違いますが、どちらも黒をベースとしたデザインで落ち着いた感じがします。


重厚感があります。


ウェイトの数や配置はそれぞれ違っていて、特徴の違いが見られます。


浅重心タイプのドライバーを好まれる方でしたら、XD-7に魅力を感じられるかもしれません。


重心が深くて素晴らしいドライバーもたくさんありますし、選ぶのに迷ってしまいます。


しかし、それは嬉しい迷いといっていいのかもしれません。


選択肢が多いというのはいいことだと思います。



ネックの長さ
ネックは、XD-7のほうが長いです。



顔
<左> TYPE-V  <右>XD-7

顔にも違いがあります。


丸型のMAXIMA TYPE-Vと洋梨型のXD-7です。


どちらもタイプは異なりますが、好感のもてる顔です。



構え感 TOUR B XD-7
TOUR B XD-7

構え感 MAXIMA TYPE-V
MAXIMA TYPE-V

ボールを前にして構えてみても、違いがはっきりしています。


スタンダードな丸型もいいけど、洋梨型もいいな・・・。と思いました。


どちらかといえば、私は丸型が好きなのですが、洋梨型の懐かしさも感じました。




試打を開始しました。

打感
『打感』はどちらも良いですが、XD-7のソフトさが心地良く感じられました。



打球音
『音』も、どちらも好感がもてるのですが、あえて選ぶとするならば、私はXD-7を選びます。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、MAXIMA TYPE-Vだと思いました。


こちらのほうが、より幅広い層に対応していけそうです。



バックフェース
『安定性』という点でも、MAXIMA TYPE-Vのほうが高いと思いました。


大らかな印象をもちました。


リョーマらしい高い安定性がありました。


そういう点では、XD-7は少し正直なところもあるのかな?と思いました。



ヒール側
『飛距離性能』は、どちらもハイレベルですが、私にはXD-7のほうが、相性がいいように感じました。



Ryoma MAXIMA TYPE-V ドライバー & ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 ドライバー
『操作性』という点でも、XD-7のほうが優れていると思いました。



Ryoma MAXIMA TYPE-V ドライバー & ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 ドライバー
どちらもハイレベルなドライバーですが、こうして打ち比べてみると、それぞれの特徴が感じられました。


人それぞれ、好みが分かれるところだと思います。



Ryoma MAXIMA TYPE-V ドライバー & ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 ドライバー
両方とも大好きなドライバーですが、もしひとつだけ選ぶとするならば、私は XD-7を選びたいと思います。



                         
        

                         
      
2016年12月19日
  

ダンロップ スリクソン Z765 リミテッドモデル ドライバー & ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 ドライバー

                 
ダンロップ スリクソン Z765 リミテッドモデル ドライバー & ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 ドライバー
<左> XD-7  <右>Z765

今日は、この2本のドライバーを試打しました。

試打したドライバーは、スリクソン Z765 リミテッドモデル と ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-7 です。



Miyazaki Kaula MIZU 6&TX1-6
<上>Z765 LIMITED MODEL  Miyazaki Kaula MIZU 6

<下>TOUR B XD-7  TX1-6





<左>TOUR B XD-7 のスペック

ロフトは9度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は58g、バランスはD2、キックポイントは中調子 です。




<右>Z765 リミテッドモデル のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は61g、トルクは3.4、キックポイントは中調子 です。






正面
国内メーカーの雄、ブリヂストンとダンロップのカッコいいドライバーです。


どちらも以前試打したことがあるのですが、今日は同時に試打することができたので、打ち比べてみることにしました。


ブリヂストンとダンロップは老舗メーカーですし、時代を作ってきたメーカーでもあります。


クラブだけでなく、優れたボールメーカーとしても有名です。


親会社がゴムメーカーという強みもあるのだと思います。


そういえば、タイガー・ウッズ選手がブリヂストンとボール契約を結んだと友人から聞きました。


今年の夏頃だったと思うのですが、ナイキがクラブとボールから撤退するというニュースを聞いて驚くと同時に、とうとうナイキのクラブを購入することがなかったな・・・。と思いました。


これまでたくさん試打してきたのですが、購入するには至りませんでした。


よく目にしていましたし、試打はしてきましたが、私には縁遠いメーカーだな・・・。という思いがずっとありました。


やはりあの『四角いドライバー』の印象が強烈過ぎたのかもしれません。


ヘッドの形だけでなく、あの音も強烈でした。


それ以降のクラブは、形が洋梨型になったりしたのですが、購買意欲を強く刺激されることはありませんでした。


しかし、ボールはいくつか購入してコースで試してみたことがあります。


ツアーアキュラシーのDDを使っていたことがあります。



側面
両方とも厚みのあるドライバーですが、こうして見るとTOUR B XD-7のほうが少し小振りでまとまっている感じがします。


しかし『フェース高』でいえば、少しZ765のほうがディープです。



ネック長さ
<左> XD-7  <右>Z765

ネック形状は少し違いますが、長さには大きな違いは見られませんでした。


両方ともウェイトはありますが、調整機能は搭載されていません。


最近のニューモデルは『調整機能無し』が増えてきました。



顔
<左> XD-7  <右>Z765

どちらも、かなりの男前です。


Z765は、やや小振りで鋭角な感じです。


以前も書きましたが、あの名器ZR-30を思い出しました。


対してXD-7は洋梨型で艶っぽい感じがします。


タイプは違いますが、どちらも『和風の美しさ』があります。


甲乙付けがたいですが、Z765は左に向いているように見えるので、私はXD-7のほうが好きです。



グリップ
グリップは大きな違いがありました。


私はスリクソンのグリップのほうが好きです。


ソフトなフィーリングが楽しめます。


TOUR B XD-7はちょっとゴツゴツした感じです。



構え感 Z765 リミテッドモデル
Z765

構え感 TOUR B XD-7
TOUR B XD-7

ボールを前にして構えてみても、それぞれ違いがあります。


どちらも良いですが、私はXD-7のほうが好きです。




試打を開始しました。

フェース面
<左> XD-7  <右>Z765

『打感』はXD-7のほうがソフトで好きです。


微妙な差ではなく、はっきりしていました。



打球音
<左> XD-7  <右>Z765

音も、XD-7のほうが『おとなしめ』で良い感じでした。


Z765は少し高めでした。



トゥ側
<左> XD-7  <右>Z765

『球のあがりやすさ』という点では、最高到達地点も同じくらいですし、大きな違いはなかったのですが、あえていうなら XD-7だと思いました。


どちらも『叩ける』ドライバーです。



バックフェース
<左> XD-7  <右>Z765

『安定性』という点でも甲乙付けがたいですが、XD-7に易しさを感じました。


どちらも直進性をウリにしているドライバーではないと思いますが、シビア過ぎないのがいいと思いました。


最近のアスリート系ドライバーのいいところだと思います。


飛びの性能を追求しつつ、親しみやすさも残しているように感じます。


昔のような尖ったタイプのドライバーは、出会わなくなりました。



ヒール側
<左> XD-7  <右>Z765

『飛距離性能』という点では、どちらもハイレベルですが、私に合いやすいのはXD-7だと思いました。


これもはっきりしていましたが、好みの部分も大きかったような気がします。


しかし、何回試打を繰り返しても、私にはXD-7のほうが、いい結果が得られると思いました。



操作性
<左> XD-7  <右>Z765

『操作性』という点では、どちらも扱いやすいタイプですが、右へより大きく曲げられたのはXD-7でした。


球のつかまりの良さでいうと、Z765のほうが秀でているような気がします。


右へ行かせたくないという方にはZ765のほうが合いやすいかもしれません。



SRIXON Z765 LIMITEDMODEL & BRIDGESTONE GOLF TOUR B XD-7
<左> XD-7  <右>Z765

スリクソンとブリヂストンゴルフの高性能ドライバーを同時に試打することができて、今日はとてもラッキーな日でした。


高性能同士のドライバーですが、こうして打ち比べてみると、はっきりと違いが感じられました。


Z765も素晴らしいドライバーだと思いましたが、私の中ではXD-7の圧勝でした。


                         
        

                         
      
2016年07月19日
  

テーラーメイド GLOIRE F ドライバー & KRANK GOLF FORMULA 6 ドライバー

                 
テーラーメイド GLOIRE F ドライバー & KRANK GOLF FORMULA 6 ドライバー
今日は、この2本のドライバーを試打しました。

試打クラブは テーラーメイド GLOIRE F ドライバー と KRANK GOLF FORMULA 6 ドライバー です。



GL3300&オリジナルカーボンシャフト
<上> FORMULA 6

<下>GLOIRE F





<左> FORMULA 6 ドライバー のスペック

シャフトは オリジナルカーボンシャフト です。

ロフトは9度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は307gです。





<右>GLOIRE F ドライバー のスペック

シャフトは GL3300 です。

ロフトは10度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は294gです。





正面
今日は、この2本の珍しい取り合わせとなりました。


白と黒ということもありますが、それ以外にも、かなり特徴が異なるドライバーです。


色々なクラブがあるので、とても楽しいです。


タイプは違いますが、どちらも好感のもてるドライバーです。



側面
ディープタイプとシャロータイプの違いがあります。


ディープなKRANK GOLF FORMULA 6。


シャローなGLOIRE F です。



ネック長さ
ネックの長さも大きな違いがありました。


調整機能が付いていますが、GLOIRE Fのほうが短いです。



顔
顔は特徴の違いが見られましたが、どちらもいい感じです。


グローレFのほうが、少し柔和な印象をもちました。



構え感 KRANK GOLF FORMULA 6 ドライバー
KRANK GOLF FORMULA 6


構え感 テーラーメイド GLOIRE F ドライバー
テーラーメイド GLOIRE F

ボールを前に構えた感じも、印象が異なりました。


より自然な感じのするグローレと、やや尖った感じでつかまりそうなFORMULA 6という感じです。


こうして見比べてみると、FORMULA 6はちょっとクセがあるように感じられました。


しかし、この独特の『つかまえ顔』だからこそ、球をつかまえやすくなるのかもしれません。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、グローレFのほうがソフトでした。


FORMULA 6はやや重く、しっかりとした感じがしました。


打感はグローレFのほうが、私は好きです。



打球音
『音』はどちらもいい感じの音ですが、少しFORMULA 6のほうが大きかったです。



ヒール側
『あがりやすさ』は、ロフトもシャフトも違うので正確な比較はできないのですが、完全にグローレFでした。


もし同じシャフトとロフトであったとしても、この結果は変わらないように思います。



バックフェース
『安定性』も、明らかにグローレFのほうが勝っていました。


オートマチック系で、寛容さを感じます。



テーラーメイド GLOIRE F ドライバー & KRANK GOLF FORMULA 6 ドライバー
『飛距離性能』は、どちらもかなりポテンシャルが高いですが、私たち日本人にはグローレFのほうが合いやすいと思います。


かなり叩ける方の中には、FORMULA 6にハマる方もいらっしゃると思います。



『操作性』という点では、どちらもなかなか良いですが、FORMULA 6のほうが、反応がいいと思いました。


動きがシビアな感じがしました。



KRANK GOLFのドライバーは面白いと思いますし、興味がもてるのですが、日本ではそれほど高い支持が得られないかもしれません。


それはクラブが劣っているというのではなく、日本で支持されている性能と異なるからです。


かなりユーザー層が絞られると思います。


ただとてもしっかりしていると感じましたし、ピッタリとマッチする方にはたまらないドライバーといえるのではないでしょうか?


グローレFは、『名器』として、ゴルフクラブ史に名前を残すだろう・・・。と思いました。



                         
        

                         
      
2016年02月06日
  

テーラーメイド M1 430 ドライバー & jBEAM BM-435 BLACK ドライバー

                 
テーラーメイド M1 430 ドライバー & jBEAM BM-435 BLACK ドライバー
今日は、この2本のドライバー試打しました。

試打したドライバーは テーラーメイド M1 430 ドライバー と jBEAM BM-435 BLACK ドライバーです。



CB-50&TourAD GP-6
<上>BM-435 BLACK  <下>M1 430





<右> BM-435 BLACKのスペック

シャフトは CB-50 です。

ロフトは10度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスは7.7、シャフト重量は67g、トルクは3.2、キックポイントは中調子 です。





<左>M1 430 のスペック

シャフトは TourAD GP-6 です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは3.1、バランスはD4.5、キックポイントは中調子 です。




正面
JBEAMとテーラーメイドのドライバーを打ち比べるのは初めてだと思います。


偶然、この2本のドライバーを手にすることができたので、試打してみようと思いました。


日本のメーカーと、海外のメーカーという違いはありますが、どちらもドライバーを得意としているメーカーです。


これまでも、素晴らしいクラブを世に送り出してきました。



側面
どちらも『飛びのポテンシャル』が高いドライバーです。


BM-435 BLACKは、これまでのJBEAM同様、ディープなタイプですが、M1 430はシャローなタイプで、今主流の形状といっていいように思います。



ネックの長さ
ネックはBM-435 BLACKのほうが長いです。



顔
顔も特徴があります。


ヘッド体積はM1 430 が430ccで、BM-435 BLACKが448ccということなのだそうですが、こうして見比べてみると、シャローとディープの違いからか、M1 430のほうが大きく見えます。


この大きさが安心感につながりやすいのかもしれません。



M1 430 構え感

BM-435 BLACK 構え感
どちらもいい構え感です。


一度試打しているので、いい思い出が蘇ってきます。


両方とも好感がもてますが、敢えて私の好みでいいますと、BM-435 BLACKを選びます。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はどちらもいいですが、BM-435 BLACKのほうが好感度が高いです。



打球音
『音』も、BM-435 BLACKのほうが好きです。



ヒール側
『球のあがりやすさ』という点では、M1 430のほうが上回っているように思います。


ただ、これはシャフトが違うので正確な比較はできません。


しかし、おそらくシャフトが同じでもM1 430のほうがあがりやすいような気がします。



バックフェース
『安定性』もM1 430のほうが高いと思いました。


こうして打ち比べてみると、その性格の違いがはっきりと浮かんできます。



テーラーメイド M1 430 ドライバー & jBEAM BM-435 BLACK ドライバー
『飛距離性能』は、かなりハイレベルな争いとなってしまいましたが、私にはBM-435 BLACKの力強い弾道が合っているように感じました。



テーラーメイド M1 430 ドライバー & jBEAM BM-435 BLACK ドライバー
『操作性』も、BM-435 BLACKのほうが高いと思いました。


タイプの異なるドライバーの打ち比べは楽しかったです。


調整機能という点での『機能性』という点では、テーラーメイドの圧勝といえるのかもしれません。


今日は調整せずに試してみましたが、色々と変えてみると、また違う結果が出るのかもしれません。


対応能力の広さという点でも、テーラーメイドの軍配が上がると思いました。


この2つのメーカーには、これからも素晴らしいドライバーを発表し続けて欲しいです。


                         
        

                         
      
2015年11月28日
  

ダンロップ ゼクシオ9 ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー

                 
ダンロップ ゼクシオ9 ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー
今日は、この2本のドライバーを試打しました。

試打したドライバーは ダンロップ ゼクシオ9 ドライバー と テーラーメイド GLOIRE F ドライバー です。



MP900&GL3300
<上>XXIO 9 <下>GLOIRE F





<右>XXIO 9 のスペック

シャフトは MP900 です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は46g、トルクは6.2、バランスはD5、キックポイントは中調子 です。




<左>GLOIRE F のスペック

シャフトは GL3300 です。

ロフトは10度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は56g、トルクは3.8、バランスはD4、キックポイントは中調子 です。




正面
テーラーメイドの人気ドライバーと、ゼクシオの最新モデルを同時に試打する機会に恵まれました。


異色の組み合わせといえなくもないですが、どちらも優れたイージー系ドライバーです。


グローレFの人気は今でもすごく高いですし、ゼクシオ9もずっとロングセラーを続けるんだろうな・・・、と思いました。



側面
どちらもシャロータイプのドライバーです。


今、最も人気のある形状だと思います。


グローレも、ゼクシオもどちらも『日本人の為のブランド』ということがいえるように思います。


大小の違いはありますが、どちらもヒール側にウェイトが配置されています。



ネック長さ
ネックはどちらも短いです。


グローレFに調整機能がついていますが、ゼクシオにはありません。


調整機能はとても素晴らしいことですが、ゼクシオはあえて変える必要がないという、メーカーの自身の表れなのではないでしょうか?



顔
白い顔と、濃紺の顔を見比べてみました。


白い色もいいですが、私はどちらかというと黒やパーシモンカラー・紺色などが好きなので、色だけでいうとゼクシオかな?と思いました。


しかし、ヘッドの形状ということでいいますと、グローレFのほうが、クセがないので好きです。


ゼクシオ9は、いわゆる『つかまえ系の顔』なので、私は少し苦手にしています。


色の印象と顔全体の形状を組み合わせて考えてみると、私はグローレFのほうが好きです。


しかし、これは好みが分かれるところだと思いますし、つかまえ系の顔を好まれる方は、ゼクシオのほうが、安心感があるのではないでしょうか?



ゼクシオ9
ゼクシオ9

グローレF
グローレF

ボールを前にして構えてみても、印象が異なります。


ボールとの相性などで考えてみると、私はグローレFのほうが、好感がもてました。


ゼクシオ9は、まだ2回目の試打ですが、グローレFは去年から何度も試打しています。


なので、いい記憶が蓄積されているという有利さもあると思いますが、それを除いたとしても、グローレFのほうが安心して構えることができました。


それは主に、左へのプレッシャーが緩和されているからだと思います。


こうして見ると、同じイージー系のドライバーであっても、色々と特徴が違っているんだな・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
<左> GLOIRE F  <右>XXIO 9

『打感』は、どちらも良いのですが、グローレFのほうが少しマイルドな感じがして好感がもてました。



打球音
<左> GLOIRE F  <右>XXIO 9

『音』は、はっきりとした違いがありました。


ゼクシオ9のほうが明らかに大きくて高いです。


この音も、ターゲットとなるゴルファーの好みを反映して、メーカーがこだわっているのだと思います。


ヒッター向けとはいいづらいところもあるかもしれません。


ゼクシオ9の音は、すごく研究されているな・・・。と思いましたが、私はもうちょっとおとなしめのほうが好きなので、グローレFのほうがいいな・・・。と思いました。



ヒール側
<左> GLOIRE F  <右>XXIO 9

『球のあがりやすさ』という点では、どちらも弾道が高く、大きな違いはなかったのですが、ゼクシオ9のほうが、やや弾道が高くてキャリーを出せる感じがしました。


『球の落ち際』に強いのがグローレFなので、おそらくランはグローレFのほうが稼げるだろう・・・。と思いました。



バックフェース
<左> GLOIRE F  <右>XXIO 9

『安定性』という点では、どちらもシビアではなく、イージーなタイプですが、より『球のつかまりやすさ』を求めていきたいのであれば、明らかにゼクシオ9のほうがいいように思います。


グローレFでは球がつかまりきらなかったが、ゼクシオ9はちょうどいい感じでつかまってくれる・・・。という方は多いのではないでしょうか?


球がつかまりやすくて右に行きにくい。いわゆる『スプレータイプ』ではない・・・。ということなどから考えてみても、ゼクシオ9のほうが高いように感じました。



ダンロップ ゼクシオ9 ドライバー & テーラーメイド GLOIRE F ドライバー
<左> GLOIRE F  <右>XXIO 9

『飛距離性能』という点では、好みが分かれるところだと思いますが、私にはグローレFのほうが合っていると思いました。


今回は純正のシャフトですが、何度か『カスタムのシャフト』を試してみて、その飛距離性能の高さを実感しています。


ゼクシオは純正のシャフトをすごく研究して開発しているようですが、カスタムのシャフトでも試してみたいと思いました。



DUNLOP XXIO 9 DRIVER & TaylorMade GLOIRE F DRIVER
<左> GLOIRE F  <右>XXIO 9

『操作性』という点では、グローレFだな・・・。と思いました。


これはすぐに結論が出ました。


グローレFは大らかさがあり、それほど敏感に反応するタイプではないのですが、左右への対応力はもっていると思いました。


ゼクシオはつかまりがいいので、なかなか右には行きにくい感じがします。


なので、グローレFのほうが、操作性は高いように感じました。


歴代のシリーズを見ても、ゼクシオはずっとロングセラーを続けているそうです。


対して、テーラーメイドのグローレFも間違いなく、これからもずっと売れ続けると思います。


テーラーメイドは新しいクラブが登場してくる頻度が高いですが、このグローレFはロングセラーを続けていくと思います。


色褪せない強さをもったドライバーだと思います。


今日はタイプの違うドライバーを試打することができ、改めて両方の良さや特徴を感じとることができました。

                         
        

                         
      
2014年06月11日
  

クレイジー CRZ-435 & trpx D-013 ドライバー

                 
クレイジー CRZ-435 & trpx D-013 ドライバー 
今日は、この2本のドライバーを打ち比べてみました。

CRAZY CRZ-435 とtrpx D-013 ドライバー です。



CRAZY CB-50W&trpx X-LINE

<上>trpx X-LINE (trpx D-013)

<下>CRAZY CB-50W (CRAZY CRZ-435)




<左>trpx D-013 ドライバー のスペック

シャフトは trpx X-LINE です。

クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはSX、シャフト重量は67g、トルクは3.4、キックポイントは中調子、クラブ総重量は315gです。




<右>クレイジー CRZ-435 のスペック

シャフトはCRAZY BLACK 50Wです。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは8.2、シャフト重量は74g、トルクは3.1、キックポイントは中調子、バランスはD3、クラブ総重量は327gです。






正面

久しぶりにtrpxのドライバーを試打することができたので、今日はマイドライバーと打ち比べてみました。


このtrpxのD-13というドライバーはとても気に入っていて、印象深いドライバーです。


いろいろなドライバーに出会ってきて、車好きの私は、そのドライバーの性能を『総排気量』で考えることがあります。


総排気量は『飛距離性能』が主なのですが、それ以外には『球質』なども関係してきます。


軽い球質で、風に弱い弾道を私は好まないので、排気量が小さくなります。


逆に、どちらかというとライナー系で風に強くランも稼いでいける弾道だと、排気量は大きくなります。


たくさんのドライバーに出会っていて、このドライバーは1500ccクラスだな・・・。とか、このドライバーは2000ccくらいかな?などと、ドライバーを試打して感じることがあります。


手前味噌になってしまうかもしれませんが、マイドライバーは、かなり総排気量が高いです。


購入してから数年が経ちますが、全く色褪せません。


むしろ、かなり信頼感が増しています。


マイドライバーと打ち比べてみたい・・・。と思えるドライバーは、実はそれほど多くありません。


年間で、おそらく数本だと思います。


このTRPXのドライバーは、その中のひとつです。


私は今年、S-013 ドライバーも試打したのですが、このD-013 ドライバーのほうが好きです。



側面

昨年、D-013を初めて試打したときに、すごく気に入り、マイドライバーと打ち比べてみたいと思っていました。


今日は、その思いが叶って嬉しく思いました。


両方とも立体的なヘッドです。


どちらもJBEAMのヘッドです。


私はJBEAMのドライバーが大好きです。


かなりポテンシャルが高いことは、これまでの経験で強く感じています。


とくにCRZ435(JBEAM BM-435)という素晴らしいドライバーを世に送り出してくれたことを、とても感謝しています。


マイドライバーには、いつもかなり助けられています。



ネック長さ

<左>D-013   <右>CRZ-435

ネックの長さは、右のCRZ435のほうが、少しだけ長く見えます。



顔

<左>D-013   <右>CRZ-435

どちらも丸っこくて、いい顔をしています。


弾道の力強さが、この顔を見ても伝わってきます。


こうして見比べてみると、CRZ435のほうが、小顔感がありました。



ヒール側

<左>D-013   <右>CRZ-435

ごくわずかの違いですが、左のD-013のほうが、クラウンの高さがあります。



振り感

<左>D-013   <右>CRZ-435

素振りをしてみても、どちらもとてもいい感じです。


ただ、日頃から使い慣れている分だけ、マイドライバーであるCRZ435のほうが親しみやすさを感じます。


ヘッドよりも、シャフトのスペックによる違いがあるからだと思います。



CRZ-435

CRZ-435


trpx D-013

trpx D-013

ボールを前にして構えてみても、どちらもすごくリラックスして構えることができました。


完全に『ホーム感』があります。


構えづらいクラブだと『アウェイ感』を感じることもあるのですが、この2つのドライバーだと、すごく安心して構えることができます。


アドレスがすぐに決まりました。




試打を開始しました。

フェース面

<左>D-013   <右>CRZ-435

『打感』は、どちらもすごくいいですが、敢えていうならCRZ435かな?と思いました。


慣れ親しんだフィーリングです。



バックフェース

『安定性』という点では、ほぼ五分といったところでした。


大きな違いは見られませんでした。


ただ、使い慣れたシャフトの分だけ、CRZ435のほうが私には易しいかな?と思いました。



トゥ側

<左>D-013   <右>CRZ-435

『球のあがりやすさ』という点では、D-013でした。


しかし、これはシャフトやロフトによる違いもあると思います。



打球音

『音』は、どちらも互角でした。



クレイジー CRZ-435 & trpx D-013 ドライバー

『飛距離性能』は、どちらもかなりのハイレベルですが、それでもやはりCRZ435のほうが、私には合いやすいかな?と思いました。


これは私が使いやすいように調整されているクラブなので、当然の結果といえるのかもしれません。



クレイジー CRZ-435 & trpx D-013 ドライバー

『操作性』という点では、ほぼ五分に近いですが、やはりマイドライバーのほうが使い慣れている分だけ、扱いやすいかな?と思いました。



クレイジー CRZ-435 & trpx D-013 ドライバー
 
昨年のクレイジーのショッキングな事件もあって、どうなるのかな?と思っていたのですが、違う会社に身売りされるという噂を以前から聞いていました。


新しい会社『シングルB』も応援したいと思いますし、TRPXもすごくいいので、こちらも応援したいと思っています。


ショッキングな事件があっても、クラブに罪は無いですし、私にとってとても頼もしい相棒であるのは間違いないので、まだまだ使い続けていきたいです。

                         
        

                         
      
2014年04月26日
  

テーラーメイド SLDR ドライバー & タイトリスト 913D3 ドライバー

                 
SLDR&913D3 
今日は、この2本の高性能ドライバーを試打しました。

試打クラブは、テーラーメイド SLDR ドライバー と タイトリスト 913D3 ドライバー です。



ATTAS GOGO&ATTAS 4U

<上>SLDR <下>913D3





<左>SLDRのスペック

シャフトは ATTAS GOGO です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は67g、トルクは3.1、バランスはD4、キックポイントは中調子、クラブ総重量は318gです。




<右>913D3のスペック

シャフトは ATTAS 4U です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は62g、トルクは3.8、バランスはD3.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は317gです。




正面

どちらもよく見かけるドライバーですが、こうして打ち比べてみるのは初めてです。


この2つの共通点は『飛距離性能が高い』ということです。


気持ちよく叩けるドライバーです。



側面

こうして見ると、913D3のほうがシャロー感があります。


昔はシャロー感のあるドライバーは頼りないものが多かったのですが、913のようなドライバーがたくさん登場してきたおかげで、その印象も大きく変わりました。


2つとも基本性能が高いだけでなく、『チューニングドライバー』という一面も持ち合わせています。



顔

顔の好みという点では、どちらもいい感じではありますが、あくまでも私の好みとしては913D3です。



ネック長さ

ドライバーに限ったことではないですが、調整機能が付いていることにより、ネック付近が太くなったり、不格好になっているクラブもよく見かけますが、この2つのドライバーはすっきりとしているので好感がもてます。


ネックが不格好なのは、構えたときに目立ってしまうので、私はあまり好感を持っていません。


こうして見比べてみると、913D3のほうがシャロー感はありますが、ネックはやや長く見えます。



913D3 構え感

913D3


SLDR 構え感

SLDR

ボールを前にして構えてみた感じでは、私は913D3のほうが好感度が高かったです。


SLDRもいい感じですが、これまで両方試打してきていて、いい印象がより強いのが913D3なので、その影響もあるのかもしれません。


どちらも経験していますし、楽な気分で構えることができました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は、913D3のほうが好きです。



音
 
『音』も、どちらかというと913D3のほうが好きです。



バックフェース

『安定性』という点でも、913D3のほうが高いと感じました。


SLDRも、それほどシビアな感じはしないのですが、こうして打ち比べてみると、913D3のほうが易しく感じました。


ただ、シャフトに関して言えば、913D3に挿してある緑色の『4U』よりも、SLDRに挿してある『GOGO』のほうが私には合いやすいかな?と思いました。


『4U』もすごくいいシャフトだと思いますが、『GOGO』のほうがつかまり過ぎず、気持ちよく振っていくことができました。


どちらもタイプはやや異なりますが、飛距離性能に長けたシャフトです。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点でも、913D3のほうが優位に感じられました。


SLDRは913に比べると、やや性格的に尖っているのかな?と思いました。


このSLDRは『10.5度』のモデルが一番売れているのだそうですが、9.5度で充分あがるのであれば、無理に品薄の10.5度にしなくてもいいんじゃないかな?と思いました。


これらのドライバーは友人から借りたものなのですが、このSLDRを使っている友人も充分に高さが出せていますし、大きな飛距離を稼いでいます。


ロフトも変えられるドライバーなので、色々と試してみるのもいいのだと思います。



ヒール側

『飛距離性能』という点では、SLDRだな・・・。と思いました。


『一発の飛び』という点ではSLDRだと思いますが、『まとめやすさ』『安定した飛び』という点では、913D3のほうが高いような気もしました。


どちらにせよ、この2つのドライバーはとてもポテンシャルが高いということです。



テーラーメイド SLDR ドライバー & タイトリスト 913D3 ドライバー

この2つのドライバーは初めて試打した後も、何度も試打を楽しんでいます。


同時に打ち比べてみたのは初めてでしたが、やはりいいドライバーだな・・・。と思いました。


一発の飛びでは、SLDRのほうが高いと思いましたが、総合的に見て私は913D3のほうが魅力的に思えました。


どちらか1つを購入するとするならば、私は迷わず913D3を選びます。


SLDRに大きな不満は無いのですが、フィーリングなど他の要素を入れても、やはり913D3のほうが私は魅力的に見えました。


いわゆる『色褪せ』しにくいのも、913のほうだと思います。


SLDRの後継モデルといいますか、タイプの違うドライバーは既に発売されていますが、913の後継モデルがとても気になります。


かなり高いレベルにあるドライバーなので、それを超えるとなると、ハードルが上がってしまいます。


913は私の中で『タイトリスト史上最高のドライバー』です。


これまで『975D』や『983K』の印象が強いですが、913はそれらを凌駕しています。


次のモデルは『915』でしょうか?


まだ先のことは解りませんが、期待して待ちたいと思います。

                         
        

                         
      
2013年02月11日
  

タイトリスト 913D3 ドライバー & CRAZY CRZ435 ドライバー

                 
タイトリスト 913D3 ドライバー & CRAZY CRZ435 ドライバー 
<左>913D3  <右>CRZ435

今日は、この2本のドライバーを比較試打しました。

打ち比べたドライバーは タイトリスト 913D3 ドライバー と マイドライバーである CRZ435 です。



UST mamiya ATTAS 4U & CRAZY CB-50W

<上>UST mamiya ATTAS 4U  913D3  

<下>CRAZY CB-50W  CRZ435





<左>913D3 のスペック

シャフトは ATTAS 4U です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は62g、トルクは3.8、キックポイントは中調子、バランスはD3.5、クラブ総重量は317gです。





<右>CRZ435 のスペック

シャフトは CRAZY CB-50W です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは8.2、シャフト重量は74g、トルクは3.1、キックポイントは中調子、バランスはD3、クラブ総重量は327gです。






正面

<左>913D3  <右>CRZ435

久しぶりにタイトリスト913D3ドライバーを試打することができたので、今日はマイドライバーと打ち比べてみることにしました。



913D3

このタイトリスト913D3は、昨年試打して以来、すごく気に入っています。


大手有名メーカーのドライバーの中でも、特に印象深かった物のひとつです。


このドライバーはローリー・マキロイ選手のイメージが強かったのですが、契約がナイキに変わったので、彼はあの赤いドライバーでツアーを戦うのでしょうか?


ナイキの赤いドライバーも高機能で素晴らしいとは思いますが、私は断然、こちらのタイトリスト 913D3のほうが好きです。


今日は久しぶりに試打する機会に恵まれて、テンションが上がりました。



CRZ435

一方、こちらのCRZ435は、私が今愛用しているドライバーで、すごく気に入っています。


購入して約2年が経ちますが、全く色あせないですし、むしろ輝きを増しています。


このドライバーを購入してからも、たくさんの購買意欲が刺激される素晴らしいドライバーたちに出会ってきましたが、もしそれらを購入したとしても、『エース』になることはありません。


エースは、このCRZ435で決まりです。


それくらい気に入っていますし、信頼しています。


いつもコースや練習場で大活躍してくれています。


できれば、もうひとつ予備として、全く同じスペックを購入しておこうかな?と思えるほど、私にとって頼れる相棒になってくれています。


コースや練習場に行かない日でも、ほぼ毎日といっていいくらい、ヘッドカバーから外してワッグルをしてみたり、クラブ全体を磨いたりして楽しんでいます。


他にも魅力的なドライバーはたくさんありますが、このドライバーの存在感が揺らぐことはありません。



側面

<左>913D3  <右>CRZ435

こうして見ても、やはりどちらもすごくカッコいいです。


シャロー感のある913D3と、ややディープ感のあるCRZ435との違いはありますが、改めていいドライバーだな・・・。と思いました。


今はクレイジーやJBEAM、バルド、グランプリ、ウィンバードなどのドライバーでも『ホワイトヘッド』が発売されているようですが、逆にヘッドのほぼ全てを『ブラック』にすると精悍さが増して、よりカッコよくなるんじゃないかな?と思いました。


私は全然知らなかったのですが、友人の話によると、以前『EPON AF-101』のブラックバージョンが発売されて、すぐに売り切れになったそうです。


私は見たことが無いので、残念ではありますが、また『限定発売』でもいいから、目にできればいいな・・・。と思っています。


ホワイトヘッドのCRZ435もいいですが、『ブラック仕様』のCRZ435がどんなふうにカッコよくなるのか、とても興味があります。



ネック長さ

<左>913D3  <右>CRZ435

ネックの長さは、どちらもあまり変わりませんが、『調整機能』が付いているぶんだけ、少し913D3のほうが長く見えました。


ただ『シャロー感』は、913D3のほうが感じられます。



顔

<左>913D3  <右>CRZ435

顔の好みでいえば、CRZ435です。


どちらも丸っこくて親しみやすい形状をしていますが、私はCRZ435のほうが魅力を感じます。


913D3は、かなりシャロー感を感じていたせいか、私はずっと『460cc』だと思っていたのですが、実際は『445cc』なのだそうです。


こうして見ても、あまり小顔感は感じません。


CRZ435も、同じ『445cc』なのだそうですが、こちらのほうがコンパクト感があっていいです。


やはり『ディープ』『シャロー』による違いなのでしょうか?


球をあげやすいイメージをもちたい方は、913D3のようなシャロー感のあるヘッドのほうが、易しく感じられるように思います。


タイトリスト独特の『クラウンマーク』も印象的ですが、私はどちらかというと無いほうが曲線(意図的なカーブ)をイメージしやすいので、CRZ435に魅力を感じます。


ただ、クラウンマークは構えやすさを邪魔しないので、あっても無くてもどちらでもいいと思っているのですが・・・。



ヒール側

<左>913D3  <右>CRZ435

素振りをしてみた感じは、シャフトなど他のスペックも大きく違うので、一概にはいえませんし、どちらもいい感じではありますが、敢えていうならマイドライバーのほうが日頃使い慣れているせいか、親近感がありました。


私は、このCRZ435を信頼していますし、実際にコースや練習場でも実績をしっかりと積んでいるので、すごく楽に感じます。


暴れないのが解っているところがいいです。


余計な気を遣う必要がありません。


しかし913D3も、それほどハードではなく、またソフト過ぎず、とてもバランスが取れている感じがします。


ATTAS 4Uも、久しぶりではありましたが、改めていいシャフトだな・・・。と思いました。



913D3 構え感

913D3

CRZ435 構え感

CRZ435

ボールを前にして構えてみても、どちらも異なる個性が感じられます。


高い弾道をイメージしやすい913D3と、ライナー系をイメージしやすいCRZ435・・・。といったところでしょうか?


913D3も、実際は叩けるドライバーですが、より叩けるのはCRZ435だと思っています。


共通しているのは、どちらもいい安心感を与えてくれるドライバーだということです。




試打を開始しました。

フェース面

<左>913D3  <右>CRZ435
『打感』は、どちらもタイプが違いますが、すごくいいです。


弾き感が感じられる913D3と、まったりとしていてフェースに乗せる感じがもてるCRZ435といったところでしょうか?


勿論、CRZ435も弾きのいいヘッドではありますが、こうして打ち比べてみると、913D3の弾き感を強く感じました。


弾き感がありながらも、ソフトな打感です。



打球音

<左>913D3  <右>CRZ435

『音』という点では、913D3のほうが少しはっきりした音なのですが、どちらもすごくいいです。


CRZ435も、意図的にややトゥ寄りでヒットすると少し高めの音がするのですが、普段は大きすぎないおとなしめの音です。


軽めに振って距離を出したいときに、私はいつもよりも少しトゥ寄りにセットして打つのですが、そのときにいつもとは違う音がしながらも、しっかりと距離を稼いでくれるので、とても重宝しています。



バックフェース

<左>913D3  <右>CRZ435

『安定性』という点では、明らかに913D3だと思います。


ここが大きく違うように感じました。


昨年の秋に、初めて913D3を試打したときも、「易しいドライバーだな・・・。」という印象をもっていたのですが、こうして実際に打ち比べてみても、性格の違いがはっきりしています。


CRZ435も、シビア過ぎるドライバーではないですし、ある程度の寛容さも持っていると思うのですが、『ミスに対しての寛容さ』という点では、明らかに913D3だと思います。


こうして楽にティショットを打つのもいいかな?と思いました。


何と言いますか、表現はあまり適切ではないかもしれませんが、『少々雑に打ってもボールを運んでくれる感じ』といったらいいでしょうか?


適度なアバウト感が感じられます。


直進性も高いですし、まとめやすいのは913D3のほうだと思います。


この913D3とアッタス4Uとの相性もいいと思いますが、これ以外にも自分の好きなシャフトを組み合わせることによって、より安定した弾道が得られるような気がします。


できればクレイジーのシャフトも、913D3の可変システムに対応していればいいな・・・。と思いました。


せっかくのシステムなので、もっとたくさんのメーカーのシャフトから選んでみたい・・・。というのは、私たちユーザーの願いです。


とはいっても、昔と比べると、すごく選択肢の幅が増えました。


昔はプレイヤーがクラブに合わせる時代でしたが、今は全く逆になりました。


こういったことは、とてもいいことだと思いますし、プレイヤー自身が『自分に合う道具』という物を把握しやすくなっていると思います。


余計な回り道をすることなく、上達スピードが速くなっているように感じます。



トゥ側

<左>913D3  <右>CRZ435

『球のあがりやすさ』という点でも、はっきりと違いが出ました。


明らかに913D3のほうが弾道が高いですし、球も浮きやすいです。


勿論CRZ435も、高く打とうと思えば打てますし、逆に913D3も少し抑えていこうと思えば打てるのですが、あくまでも普通に打つと、性格の違いが感じられます。


ロフトという点でいえば、CRZ435は『リアル』ですし、913D3が『リアル』なのかどうかは解りませんが、同じ『9.5度』でも、全く違う印象をもちました。


勿論、シャフトも違うので、この結果は打つ前から、ある程度予想できていたことではあるのですが・・・。



飛距離性能
<左>913D3  <右>CRZ435

『飛距離性能』という点では、人によって明らかに好みが分かれるところだと思います。


一般的には913D3のほうが敷居が低く、受け入れられやすいのかもしれません。


CRZ435は多少性格が尖っているところがあるかもしれません。


ただ、私は両方を打ち比べてみて、改めてCRZ435の性能の高さを実感しました。


913D3もすごく魅力的ですが、私にはマイドライバーのほうが合っていると思いました。


寛容さがあるので、『平均飛距離』や『まとめやすさ』という点では、913D3に軍配があがるかもしれません。


これも人によって大きく異なるところかもしれません。


しかし、私はそれでも敢えてCRZ435の高い飛距離性能に魅力を感じました。


本当にずっと使っていても飽きないドライバーです。


『球質が違う』といったらいいでしょうか?


私の子供の頃からの愛読書で、今でも全巻所有している野球漫画の最高峰のひとつでもある『ドカベン』の主人公『山田太郎』の好敵手である『土門投手』と『不知火投手』のような違いかな?と、ふと思ってしまいました。


球がとても速い『快速球』を投げる不知火投手と、速さに加え『重さ』もある『剛速球』を投げる土門投手の違いを連想していました。


中学時代からパーフェクトを達成してきた不知火投手と、あまりにも剛速球過ぎて捕れるキャッチャーが見つからない土門投手の違いを感じていました。


CRZ435の、いい感じの重くて伸びのある球を見ていたら、そんなことを思い出していました。


気分と共に、自分の体重も乗せていくことに躊躇させないドライバーです。


こういったドライバーに出会うことは、なかなかありません。



Titleist 913D3&CRAZY CRZ435

<左>913D3  <右>CRZ435

『操作性』という点では、CRZ435だと思いました。


913D3も操作性はいいドライバーですが、こうして打ち比べてみると、より敏感に反応してくれるのは、明らかにCRZ435です。


『ちょいスラ』『ちょいフック』がとても打ちやすいので、コースでもすごく助かっています。


今の主流の直進性が高いドライバーも確かに魅力的なのですが、私はこういった融通の利くクラブが、ドライバーに限らず好きです。


扱いやすいドライバーは好きだけど、できるだけ曲げたくない・・・。少ない曲がり幅で勝負したい・・・。という方には、913D3のほうが合いやすいと思います。



Titleist 913D3&CRAZY CRZ435

<左>913D3  <右>CRZ435

久しぶりに913D3を試打することができたのですが、改めていいドライバーだと思いましたし、できれば一本購入したいな・・・。と思っています。


このドライバーの『優しい性格』に身を委ねて、楽にティショットするのもいいな・・・。と思いました。


適度な『アバウト感』が、ゴルフをもっと楽にしてくれるような気もしました。


といっても、『エースの座』はCRZ435に決まりです。


同時期にラインアップされた913D2もいいドライバーだとは思いますが、私は断然こちらのD3のほうが好きです。


今日は、このタイトリストのドライバーのおかげで楽しい試打ができましたし、改めて今自分が使っているドライバーの性能の高さを実感しました。


マイドライバーに対する『好き度』が、さらにアップしました。


今年も色々なメーカーから発売される、たくさんの素晴らしいドライバーに出会うと思いますし、その魅力を感じずにはいられないと思いますが、マイドライバーをこれからも大切に使っていきたいと思いますし、そのポテンシャルの高さに頼り切っていければ・・・。と思いました。


『これだ』と思えるような、いいクラブに出会えることは、ゴルファーにとって、とても幸せなことだと、改めて感じました。

                         
        

                         
      
2012年07月21日
  

グランプリ GP PLATINUM ドライバー & クリーブランド CLASSIC TOUR ドライバー

                 
グランプリ GP PLATINUM ドライバー & クリーブランド CLASSIC TOUR ドライバー 
<左>GP PLATINUM  <右>CLASSIC TOUR
今日は、この2本のドライバーを比較試打してみました。

試打したドライバーは グランプリ GP PLATINUM ドライバー と クリーブランド CLASSIC TOUR ドライバー です。



グランプリ オリジナルシャフト & Miyazaki Kusala Black 61 カーボンシャフト です。

<上>グランプリ  <下>クリーブランド





<左>GP PLATINUM のスペック

シャフトは グランプリ オリジナルシャフト です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は315g です。





<右>クリーブランド CLASSIC TOUR ドライバー のスペック

シャフトは Miyazaki Kusala Black 61 カーボンシャフト です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は310g です。





正面

<左>GP PLATINUM  <右>CLASSIC TOUR

この2つのドライバーは、とても大好きなドライバーで、今日は同時に試打する機会に恵まれてとても幸運な一日だと思いました。


今はたくさんのシャローヘッドドライバーがありますが、シャローヘッドといってすぐに思いついて、しかも好印象度が特に高いのは、この2つのドライバーです。


どちらも印象深く、決して忘れることはできません。

 

側面

<左>GP PLATINUM  <右>CLASSIC TOUR

これまでシャローなヘッドは、どちらかというと『飛距離が出しづらい』『頼りない』といったイメージもあったのですが、この2つのドライバーのように、決してそうではなくて高性能な物もあるのだという認識を持つようになりました。


今はシャローなヘッドでも高性能なドライバーはたくさんあります。



ネック長さ

<左>GP PLATINUM  <右>CLASSIC TOUR

ネックの長さでは、クリーブランドのドライバーのほうが長いです。



顔

<左>GP PLATINUM  <右>CLASSIC TOUR

顔は、どちらも特徴のある顔をしていますが、敢えて私の好みでいうと、クリーブランドのほうが好感がもてます。


しかし、グランプリのほうも、決して違和感を抱かせないですし、これまでのいいイメージが強く残っているせいか、すごく好感の持てる顔だと思います。



グランプリ GP PLATINUM ドライバー

GP PLATINUM

クリーブランド CLASSIC TOUR ドライバー

CLASSIC TOUR

投影面積の大きい、今時のチタンドライバーと、チタンでありながらパーシモンに似た雰囲気のドライバーは、言わば対照的であるようにも見えるのですが、共通しているのは、どちらも『高性能』であるということです。


クリーブランドのドライバーは、契約プロもたくさん使用しているのだそうで、しっかりと結果を残しているようですが、もしグランプリのドライバーをプロが使うとどうなるんだろう?と思ってしまいます。


おそらく、みんなかなり飛び過ぎてしまって、コースが短く感じるのではないかな?と思います。


できれば同じシャフトで比較してみたかったのですが、今日はこのままのスペックで試してみることにしました。




試打を開始しました。

バックフェース

<左>GP PLATINUM  <右>CLASSIC TOUR

『安定性』という点では、どちらもすごくいい感じですが、敢えていうならば『グランプリ』のほうが、少し寛容性があるのではないかな?と思いました。


しかし両方とも、とても楽にラインを出していけるドライバーです。



トゥ側

<左>GP PLATINUM  <右>CLASSIC TOUR

『球のあがりやすさ』という点でも、少し『グランプリ』のほうが高いのではないかな?と思いました。


クリーブランドは少しタフな部類に属すると思います。


しかし、どちらもとても叩いていけるドライバーなので、とても頼もしく感じます。



フェース面

<左>GP PLATINUM  <右>CLASSIC TOUR

『打感』は、どちらも好感のもてるフィーリングですが、敢えていうならば『しっかり感のクリーブランド』、『マイルド感のグランプリ』かな?と思いました。


弾く感じや『初速の速さ』はグランプリのほうが高く、クリーブランドは力で押していけるタイプ・・・。といったらいいでしょうか?


両方とも『打感』『音』に、とても好感のもてるドライバーです。



ヒール側

<左>GP PLATINUM  <右>CLASSIC TOUR

『飛距離性能』という点では、私はグランプリのほうにポテンシャルの高さを感じました。


勿論クリーブランドのドライバーもすごくいいのですが、こうして打ち比べてみると、私はグランプリのほうが弾道が力強くて距離を稼ぎやすい感じがしました。


シャフトは、クリーブランドに装着されているMIYAZAKIシャフトのほうがいい感じだったのですが、今回はヘッドの性能の差が出たように思います。



『操作性』という点では、少し『クリーブランド』だと思いました。


グランプリは、ある程度『直進性』で勝負したいドライバーです。


あまりインテンショナルに打ち分ける感じがしませんでした。


それに対し、クリーブランドは左右どちらにも対応してくれるドライバーだと思いました。


曲げる練習が楽しめるのはクリーブランドのドライバーです。



今日は、この至高のドライバーに出会うことができて、とても嬉しい一日でした。


そしてクリーブランドのドライバーはすごくいいと思いましたが、それ以上にグランプリのドライバーの良さを実感しました。


改めてメイドインジャパンのドライバーの凄さを感じた一日でした。

                         
        

                         
      
2012年04月07日
  

ドライバー最強トリオ

                 
CRAZY CRZ435&EPON AF-101&GRAND PRIX GP PLATINUM 
<左>AF-101 <中>CRZ435 <右>GP PLATINUM

今日は、この素晴らしいという言葉では言い尽くせない、まさに『最強トリオ』と呼ぶに相応しい3つのドライバーを同時に手にすることができました。


といっても、真ん中のCRZ435は、私の今のメインドライバーです。


エポンとグランプリのドライバーは、友人から借りることができました。


この3つのドライバーを同時に手にすることができたので、すごくテンションが上がりました。



CB50W&FIREEXPRESS65&GRAND PRIX ORIGINAL

<上>CB50W(CRZ435)
<中>FIRE EXPRESS65(AF-101)
<下>GRAND PRIX ORIGINAL(GP PLATINUM)




<左>AF-101 のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は69g、トルクは3.7、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は317gです。



<中>CRZ435 のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは8.2、シャフト重量は74g、トルクは3.1、キックポイントは中調子、バランスはD3、クラブ総重量は327gです。



<右>GP PLATINUM のスペック

ロフトは9度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は315g です。





顔

<左>AF-101 <中>CRZ435 <右>GP PLATINUM

この3つのドライバーは、私の心の中に強く生き続けています。


といっても、私はゴルフクラブのメーカーなどに対する知識が慢性的に乏しく、グランプリは昨年、エポンは3年前に初めて手にしました。


JBEAMやCRAZYも、つい最近知ったばかりです。


3つとも、ややタイプが異なるドライバーではありますが、共通しているのは、

1.飛距離性能が圧倒的に凄い
2.打感などフィーリングがすごくいい
3.そして何より、球を打っていてすごく楽しい

ということです。


他のメーカーも素晴らしいドライバーがたくさんありますが、初めて出会ったときの『衝撃の大きさ』という点でも私の中では、この3本が群を抜いています。


この3本のドライバーを初めて手にして、1球目を打ってみて、その強烈すぎる飛距離性能に驚かされました。


3本とも、昨年以前に出会ったモデルですが、飛距離性能という点でも、今の大手有名メーカーの最新ドライバーに負けていません。


といいますか、確実に凌駕している・・・。といった感じさえします。


大量生産とは違う、少数生産による『精度の高さ』といったらいいでしょうか?


価格は高くなってしまいますが、その性能の高さには驚かされます。



オリジナルグリップ

<上>CRZ435
<中>GRAND PRIX GP PLATINUM
<下>AF-101

グリップはどれもラバータイプで、なかなかいい感じですが、私が一番好感が持てたのは、エポンのオリジナルグリップです。


日頃使い慣れているツアーベルベットと同じようなフィーリングでしたし、柔らかい感じがしました。


グランプリのグリップも、まずまずですが、クレイジーのこのグリップは私は正直いって、もうちょっと『ソフト感』が欲しいと思っています。


もちろん違和感を感じるほどでもないのですが、今度グリップ交換をするときは、ツアーベルベットか、それ以外のゴルフプライドのグリップにする予定でいます。



ヘッドカバー

<左>AF-101 <中>CRZ435 <右>GP PLATINUM

ヘッドカバーも三者三様です。


エポンとグランプリのカバーは、いわゆる『ハイソックス式』といったらいいでしょうか?


上から被せるタイプです。


一方クレイジーはマグネット方式で、真ん中から開くタイプです。


私はCRZ435を購入するときに、ヘッドカバーも当然付属しているのだろうと思っていたのですが、『別売り』と聞いて、このヘッドカバーを別に購入しました。


しかし、エポンやグランプリのドライバーを貸してくれた友人たちの話によると、ヘッドカバーは無料で付いていたのだそうです。


やっぱり、クラブ(ヘッド)を購入したら、ヘッドカバーを付けていて欲しい・・・。と思っています。


エポンなどのように、『付属させるタイプ』と『販売するタイプ』に分けてみるのもいいのではないでしょうか?



CRZ435 構え感

CRZ435

AF-101 構え感

AF-101

GP PLATINUM 構え感

GP PLATINUM


こうしてボールを前にして構えてみても、それぞれの個性が感じられます。


一番丸っこい感じはCRZ435で、おそらく重心距離は一番短いのではないでしょうか?


やや洋梨型といった感じで美しさや気品の高さが感じられるのはAF-101。


他の2つに比べ、『バルジ』が真っ直ぐに近く、ヘッド後方が少し伸びていて、いかにも直進性が強そうな印象を与えてくれるのがGP プラチナ。


どれも私の中で、かなり実績を積んでいるので、こうして構えるだけで、ボールがロケットのように速く力強く飛んでいくイメージがもてます。



CRAZY CRZ435

このCRZ435は私の大切な相棒で、いつも練習場やコースで大活躍してくれています。


ドライバーの練習が楽しくてたまりません。


前に進む『推進力の強さ』はピカイチですし、『操作性』という点でも、この3本の中で、一番高いです。


それはシャフトの性能によるところも大きいと思うのですが、何より日頃から使い慣れているのも、その大きな理由のひとつだと思います。


曲げる練習が大好きな私は、このドライバーでボールを曲げて楽しい時間を過ごしています。


ロフトが9.5度ですが、いわゆる『リアル』ですし、高くあがり過ぎないところも気に入っています。


何と言いますか、このドライバーを上手く打つコツは、『クラブが動きたいようにさせてあげる』ということに尽きると思っています。


こちらの思いもヘッドに伝えながら、そうするにはクラブがどう動きたがっているのか?ということに意識を向けると自ずとアドレスやスイングスピードや軌道が決まってくるような気がします。


このドライバーとシャフトにチェンジして、明らかに飛距離が伸びましたし、すごく得をした気分になります。


今、流通しているドライバーの中では、それほど『寛容さ』が感じにくいタイプかもしれませんが、決してシビア過ぎるタイプでもなく、ある程度の安定性はもっているドライバーだと思います。


私は『JBEAM』や『CRAZY』のクラブに接した経験は、まだ長くはないのですが、すっかりハマってしまいました。



EPON AF-101

次に、このエポン AF-101も、私の中では大きな存在感があるドライバーです。


このドライバーに初めて出会ったときの、あの衝撃の大きさは今でも忘れることができません。


その圧倒的な飛距離性能と、打感や音の良さにずっと魅了されました。


初めて試打したときに、大手有名メーカーの当時の最新ドライバーもあったので、比較してみようと思っていたのですが、あまりにも飛距離性能が違い過ぎるので、比較にならなかったこともよく覚えています。


『性能の凄さ』と『全体的な美しさ』が見事に両立されたドライバーだと思っています。


後継モデルの『AF-102』も、すごく好きなドライバーですが、私はやはりこの『AF-101』のほうが好きですし、初めて試打したときの印象が強いです。


しかし、このドライバーはもう廃番になっているそうで、新たに購入することができないことを知ってショックを受けました。


AF-101に初めて出会ったときに、いつか必ずこのドライバーを購入するぞ・・・。と決心していたのですが、とうとうその夢は破れてしまいました。


私はこのドライバーに出会って、すっかりエポンファンになってしまい、周りの友人たちにも勧めたりして、エポンユーザーが増えていったのですが、その私自身がこのドライバーを購入できなくなったことはすごい皮肉なことだと思いました。


しかし、友人たちの嬉しそうな顔を見ていると、このドライバーを勧めて良かったな・・・。と思えてきます。


彼らはエポンのドライバーを使いだして、明らかに飛距離が伸びてきましたし、昔から『クラブがスイングを教えてくれる』という格言があるように、彼らのスイングもすごく良くなりました。


シャフトと合わせると、1本10万円以上するので、なかなかすぐには購入できないですが、それに見合う価値のあるドライバーだと思っています。


ファイヤーエクスプレスも高性能なシャフトですが、クレイジーシャフトとの相性も素晴らしく、何度か試打して、すごく魅了されました。


AF-102もすごくいいドライバーなのですが、AF-101が買えなくなったのなら、AF-102にしよう・・・。とはなかなか思えない自分がいます。


『思い入れ』という部分でも、『AF-101』のほうが強いですし、試打した回数も圧倒的に多いです。


いつも、色々なクラブを試打していて、その都度自分の『購買意欲』と戦わなくてはならないのですが、今回のようなことにならないよう、少ない小遣いをやりくりして、日頃からコツコツとお金を貯めておかなくては・・・。と思いました。



GRAND PRIX GP PLATINUM

そして、昨年初めて出会い、昨年の『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』に輝いた『GRAND PRIX GP PLATINUM』です。


このドライバーの顔を初めて見たときに、ちょっと特徴のある顔をしているな・・・。と思ったのですが、何球か打っているうちに全く気にならなくなりました。


その群を抜いた飛距離性能に強く驚かされました。


直進性が強く、安定感のあるドライバーです。


『寛容さ』という点では、この3本のなかで一番なのではないでしょうか?


左右に曲げることもとりあえずできましたが、あまり極端なことはしたくないドライバーです。


気持ちよく真っ直ぐ振り抜いていきたいドライバーです。


かなり高性能なクラブだと思いました。


ただ、この3本の中では、シャフトが一番馴染みにくいと思ったので、もし機会があれば、(三菱やグラファイトデザイン、フジクラ、マミヤ)といった大手有名メーカーのシャフトは勿論、クレイジーやファイヤーエクスプレスといった『フルレングス高弾性シャフト』でも試してみたいと思いました。


GPプラチナに出会ったのは久しぶりでしたが、改めて凄いドライバーだと思いました。


このドライバーは、まだ購入のチャンスがあるので、是非購入したいと考えています。



MADE IN JAPAN
 
この3つのドライバーに共通するのは、その性能の高さ以外にも『MADE IN JAPAN』ということを忘れてはいけないと思いました。


ゴルフクラブ以外でもそうですが、やはり日本製というのは品質が優れていますし、信頼感があり、何より安心できます。


コストパフォーマンスに優れた海外生産モデルにも魅力を感じますが、やはりいつもそばに置いておけるとしたら多少価格は高くても、こういったタイプかな?と思いました。


ゴルフクラブを『消耗品』『流行や年数によって変える』と考えるならば、コストパフォーマンスの高い、リーズナブルなクラブを選ぶのがいいのかもしれませんが、『永年の相棒』として考えると、価格だけでは決められないものもあるように思います。


勿論、リーズナブルなクラブでも、永年の友として活躍してくれる物もたくさんあるとは思うのですが・・・。



バックフェース

<上>CRZ435
<中>GRAND PRIX GP PLATINUM
<下>AF-101

大手有名メーカーのクラブが素晴らしいことは、昔から誰もが知るところだとは思いますが、そういった中で、この3本のようにそれほど知名度は高くなくても、高性能なクラブがまだまだたくさんあることを多くの方に知っていただきたいと思いました。


といっても、私もつい最近まで、これらのメーカーのことを何も知らなかったのですが・・・。


しかし、だからこそ、一人でも多くの方に、こういった素晴らしいクラブを試してみていただきたいと思いました。


今日は思いもかけずに、エポンとグランプリのドライバーを同時に借りることができて、CRZ435との『共演』が実現できたのですが、私はずっと夢見心地でした。


朝早くからマスターズを観ていて、寝不足で余計にテンションが上がっていたのかもしれないのですが、それにしても、今日はとてもラッキーな一日でした。


(ただ、タイガー・ウッズ選手がアイアンを蹴ってしまうシーンを見たときは、悲しくなってしまいました。プロ・アマ問わず、ゴルファーとしては絶対にやってはいけない行為だと思います。)


こういった素晴らしいクラブにたくさん出会える日本という国は、とても恵まれていると思いましたし、ある意味『ゴルファー天国』なのだと思います。


海外並みにプレーフィや練習場のボール代が安くなればもっといいのですが、こればかりは仕方のないことなのかもしれません。


今日はこの3本のドライバーの比較というよりは、最初から最後まで楽しんだ一日でした。


私は練習場では、ドライバーをそれほど多く打たないのですが、今日は200球以上打ってしまいました。


私が今すぐに思いつく『最強トリオ』と呼べる、まさに『極上』ドライバーたちでした。

                         
        

                         
      
2011年10月31日
  

ダンロップ スリクソン NEW Z-TX ツアー P-420 ドライバー と ミズノ MP THE CRAFT611 ドライバー

                 
SRIXON NEW Z-TX TOUR P-420 & MIZUNO MP THE CRAFT611 
<左>CRAFT611  <右>P-420
今日は、この2つのドライバーを比較試打してみました。

試打したドライバーは ダンロップ スリクソン NEW Z-TX ツアー P-420 ドライバー と ミズノ MP THE CRAFT611 ドライバー です。



QUAD for 611 カーボンシャフト&Miyazaki Kusala Indigo

<上>CRAFT611  <下>P-420





<右>SRIXON P-420のスペック

シャフトは Miyazaki Kusala Indigo です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.3、シャフト重量は69g、バランスはD3、キックポイントは中手元調子、クラブ総重量は318g です。





<左>MIZUNO CRAFT611のスペック

シャフトは クワッド for 611 カーボンシャフト です。

ロフトは9度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.6、シャフト重量は63g、バランスはD1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は315gです。





正面

<左>CRAFT611  <右>P-420

今日は今年後半を代表する、まさに『極上』といってもいい素晴らしいドライバーの2本を試打する機会に恵まれました。


ダンロップとミズノという日本を、いや世界をリードするメーカーのドライバーです。


ここにブリヂストンが無いのが寂しいと思いました。


今年はもうツアステの『Xシリーズ』は発売されないのでしょうか?


私も含め、全国のツアステファンが首を長くして待っていると思うのですが・・・。



側面

<左>CRAFT611  <右>P-420

こうして見ていても、まるで『JBEAM』と『EPON』のドライバーを見比べているような錯覚をおぼえます。


P-420もCRAFT611も、どちらも以前試打して、その美しさを充分感じてはいましたが、改めてその美しさに思わず見入っていました。


美しいクラブというのは、もうそれだけでかなりの高得点なのですが、この2つのドライバーはそれだけでなく物理的な性能も素晴らしいところが、さすが世界をリードする大手メーカーだと思います。


どちらも、いいドライバーの『お手本』のようなクラブです。



ネックの長さ

<左>CRAFT611  <右>P-420

こうして見ると、CRAFT611のほうが、やや『ディープ感』があるように見えました。


どちらもディープ系のヘッドだとは思いますが、このように比較すると細かな違いが見えてきます。


しかし、どちらもとても美しく、また叩きやすそうな形状です。


ちょっと前までの、あのシャロー過ぎるドライバーには、どうしても馴染むことができませんでしたが、こういったドライバーには、すごく魅力を感じます。


どちらも以前試打して、すごく好印象なドライバーなので、すごくテンションが上がってきます。



顔

<左>CRAFT611  <右>P-420

『顔』はどちらも正統派で、しかも『逃がし顔』なので、私はすごく好印象を持っています。


写真ではちょっと解りづらいのですが、実際にこうして見比べてみると、左の『CRAFT611』のほうが、少し『面長』に見えました。


右の『P-420』のほうが、ヘッド全体が丸っこい感じで、直進性も強そうな顔に見えます。


こういったところは、こうして実際に見比べてみないと解らないことでした。


しかし、ひとつ言えるのは、両方ともすごく美しい顔をしているので、手にするゴルファーに、いいイメージを抱かせてくれるドライバーだということです。


構えたときにいいイメージを抱けるということは、もうそれだけでナイスショットの確率が大幅にアップします。


逆に構えづらいクラブでナイスショットが出ても、それは単なる偶然に思えてきますし、満足感が得られません。


やはりいいイメージが浮かんで、それを忠実に実行するところに醍醐味があるような気がします。


この2つのドライバーの顔は、フックフェースを好まれる方以外は、すごく魅力的に見えるのではないでしょうか?


スライサーの方でも、フックフェースを苦手としておられる方が少なくないので、こういったタイプのドライバーで球筋を矯正していくのは、とても有効なことのように思われます。


易し過ぎるクラブは時として、ゴルファーの技量のアップを阻害してしまうように思います。


難し過ぎるクラブを使う必要はありませんが、悪いスイングをしたら、それを実感しやすいのが、いいクラブといえるのではないでしょうか?


それを修正することによって、ゴルファー自身がレベルアップできるような気がしますし、コースでは『オートマチックさ』が通用しないように感じる場面がたくさんあるように思います。


『オートマチックさ』よりも、ゴルファーの『技量』や『イメージ』『ニュアンス』など『マニュアルさ』を要求してくるホールがいくつもあるように思います。



P-420&CRAFT611 振り感

<左>CRAFT611  <右>P-420

素振りをしてみた感じは、どちらもすごくいいですが、敢えてどちらかが好みかといえば、私は『P-420』のほうが振りやすい感じがしました。


『CRAFT611』も好きですが、『P-420』に装着されている『MIYAZAKIシャフト』のほうが、感覚が馴染みやすい感じがしました。


ただ、こうして両方のドライバーで素振りをしていても、今日はすごく贅沢な日だと思えてきますし、とてもラッキーだと思います。


特に『P-420』は限定モデルということで、なるべく早く購入したいと考えているのですが、なかなか思うようにはいかないので歯がゆく思っています。


今年のスリクソンの、あのレベルの高いドライバーたちの中で、間違いなく『ベストドライバー』だと思います。


これは私の中で『確信』となっています。



DUNLOP SRIXON NEW Z-TX TOUR P-420 DRIVER

P-420

MIZUNO MP THE CRAFT611 DRIVER
 
CRAFT611

ボールを前にして構えてみても、やはりすごくいいです。


これが練習場ではなく、コースのティインググラウンドだったら・・・。と思ってしまいます。


P-420のヘッド体積が名前通り『420cc』、CRAFT611のヘッド体積が『410cc』ということだそうですが、こうして見ている限り、それほど大きな差は無いような気がしました。


P-420は今年のスリクソンのドライバーの中で最も『小顔』なモデルだと思うのですが、こうして『CRAFT611』と見比べていると、それほど小顔には見えなくなっていました。


ただ、先ほども書きましたが、『P-420』のほうがヘッド後方が伸びているように見えるせいか、直進性が高そうに見えました。


より繊細に左右のイメージを出しやすいのは『CRAFT611』でした。


どちらも私好みの『逃がし顔』をしたドライバーですが、こうして見比べてみると『CRAFT611』のほうが、より逃がしやすい感じがしました。


それは主に『トゥ側』の印象によるものでした。


両方とも以前試打をしていて初めてではないのですが、今日はまた見惚れてしまいました。


美しいものは、人の心を夢中にさせますし、同じゴルフを楽しむのであれば、やはり美しいクラブを手にしていたい・・・。と思ってしまいます。


『MP』と『SRIXON』のイメージにピッタリの素晴らしいドライバーです。




試打を開始しました。

フェース面

<左>CRAFT611  <右>P-420

『打感』は、どちらもすごくいいのですが、どちらがより『ソフト』か?といえば、ほんの少し『CRAFT611』だと思いました。


『P-420』も、すごくソフトなのですが、そのソフトさの中に『しっかり感』がある・・・。といったらいいでしょうか?


よりソフトなのは『CRAFT611』だと思いましたが、打感の好みの優劣は、はっきりとつけることができませんでした。



打球音

<左>CRAFT611  <右>P-420

『音』も、どちらもすごく耳に優しくて、優劣はつかない感じがしました。


とても気持ちよくショットさせてくれる音です。


フィーリング面でも、まさに『ハイレベルな争い』です。



トゥ側

<左>CRAFT611  <右>P-420

『球のあがりやすさ』という点では、こうして見ても『CRAFT611』のほうがディープであることが解りますが、それほど大きく弾道の高さに変化があるようには思えませんでした。


1球ずつ、打ち比べてみたのですが、それほど高さや浮きやすさなどに大きな違いはないように感じました。


ただ、それでも敢えてどちらが『タフ』か?といえば、やはり『CRAFT611』のほうだと思います。



バックフェース

<左>CRAFT611  <右>P-420

『安定性』という点では、両方とも決して『易しさ』を謳ったモデルではありませんが、よりシビアに感じたのは『CRAFT611』でした。


『P-420』も決してミスに大らかな感じはしませんが、『CRAFT611』よりは少し大らかさが感じられました。


それにトゥ側とヒール側のウェイトを交換することによって、もっと性能をアップできるのがいいと思いました。


ノーマルのままでもすごく高性能なのに、それでも敢えてチューニングできるということがすごくプラスに働くような気がします。


私が今愛用しているドライバーもウェイトを交換できるタイプなのですが、まだ取り外さすに使っています。


おそらくずっと外すことはないような気がします。



ヒール側

<左>CRAFT611  <右>P-420

『飛距離性能』という点では、どちらもかなりハイレベルですが、敢えて今日の感じでいいますと、やや『P-420』のほうかな?と思いました。


しかし、『CRAFT611』のほうも、気持ちよく叩いていけるので、かなりの距離が稼げます。


ドライバーの飛距離性能には『ボール初速の速さ』や『打出し角度』などの他に『バックスピン量』などが関係していると思うのですが、それ以外にも『気持ちよく振っていけるか?』という『フィーリング的』なことがすごく重要だと今日改めて実感しました。


この極上のドライバーを試打していたら、普段あまり感じないことがどんどん感じられます。


この2つのドライバーの魅力にどっぷりと浸かってしまいました。


いつも、色々なクラブを試打していて、時にはあまり集中できなかったりするときもあるのですが、今日は自然と集中できていたような気がします。


この精神状態をコースで発揮したいと思いました。



P-420&CRAFT611

<左>CRAFT611  <右>P-420

『操作性』という点では、どちらもかなり扱いやすいドライバーで、左右の打ち分けや高低もつけやすかったのですが、敢えていうなら『CRAFT611』でした。


どちらも『マニュアルタイプ』のドライバーだと思うのですが、それでもやはり『CRAFT611』の操作性は秀でているように思います。


その分、少しシビアに感じられ、敏感にショットの成否が表れやすいですが、とても楽しいドライバーであることに変わりありません。


ミスに易しいドライバーを求めておられる方には、どちらもあまり合わないのかもしれませんが、ミスに敏感で操作性の良いドライバーを使い続けることによって、自分のショットを磨いていきたい・・・。という上昇過程にある方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?


両方とも、私の購買意欲をかなり刺激しましたし、本当ならばどちらも欲しいドライバーなのですが、実際は難しいので、敢えてどちらかを選択するとするならば、私は『P-420』を選びます。


ただ、この2つの極上ドライバーを試打した、こんな贅沢な日はテンションが上がりっぱなしで、なかなか寝付けないだろうと思いました。


ドライバーの好みは、人によって色々と好みがあるとは思いますが、こういった素晴らしいドライバーは是非一人でも多くの方に試していただきたいです。


どちらも間違いなく日本を代表する秀作といっていいのではないでしょうか?


今日は超ハイレベルなドライバーを試打できた素晴らしい一日でした。

                         
        

                         
      
2010年06月04日
  

jBEAM FX BMα-440 ドライバー &エポン AF-102 ドライバー

                 
jBEAM FX BMα-440&EPON AF-102 
<左>BMα-440 <右>AF-102

今日はこの2本のドライバーを試打しました。

試打クラブは jBEAM FX BMα-440 と エポン AF-102 ドライバーです。



クレイジー ブラック 50
<上>BMα-440 <下>AF-102

シャフトはどちらも CRAZY BLACK 50 です。




<左>jBEAM FX BMα-440 のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは8.2(X)、シャフト重量は69g、トルクは3.1、キックポイントは中調子です。



<右>AF-102 のスペック

ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスは8.2(X)、シャフト重量は69g、トルクは3.1、キックポイントは中調子です。




JBEAM&エポンのドライバー
<左>BMα-440 <右>AF-102
私にとって、かなり贅沢に感じられる『極上ドライバー』の打ち比べです。


今日は何てラッキーな日だろう・・・。と思いました。


以前から、この両方のドライバーを打ち比べてみたいと思っていたのですが、殆どどちらか又は両方が『貸出中』となっていて、なかなかタイミングが合わずに残念な思いをしていました。


今日はやっとその念願が叶いました。


どちらも、大変気に入っているドライバーです。


今年出会ったドライバーの中で、『安定性』という点で考えてみると、私はこの2本が真っ先に思い浮かびます。


両方とも、普通に打っている限りでは、かなり曲がりづらいドライバーですが、『飛距離性能』はもとより、『打感』や『音』、『構えた時の顔』などが素晴らしいドライバーです。


私はこの2本のドライバーを忘れることができません。



09
<左>BMα-440 <右>AF-102

こうして見比べてみても、両方ともかなり美しい顔をしています。


どちらも大変美しい顔をしています。


すごく『易しさに満ちた顔』をしていると思いました。


これまでのいい印象もあるのですが、これらのドライバーがたとえ今日、初対面であったとしても、すごく『安心感』を感じただろうと思います。


何と言いますか『インスピレーションが湧く』といいますか、クラブからの印象だけでなく、こちらかもクラブ側に訴えかけていけるような気がします。


こういう球が打ちたいんだけど・・・。


と思っているだけで、クラブがそれを聞き入れてくれるような気がします。


ヘッドが秀逸なのは、これまでの経験から解ってはいることですが、やはり素晴らしいシャフトとのコラボレーションは、ヘッドの性能をさらに高めてくれると思います。


まさに『人馬一体』といったところでしょうか?


今日は安心できるシャフトなので、余計安心感が増してきました。



08
<左>BMα-440 <右>AF-102

素振りをしても、すごくいい感じです。


これから球を打つんだなあ・・・。と思うと、すごく嬉しくなってきます。


徐々に体にパワーが蓄積されていくような気がしました。


振っていて楽しいクラブというのは、本当に素晴らしいクラブだと思います。


『構えた時の顔』と、素振りをした時の『振り心地』で、大体のそのクラブの印象が決まってくるので、とても大切だと思っています。


好きなメーカーは確かにたくさんありますが、それほど強くメーカーにこだわっているわけではなく、こういった『フィーリング性能』の高いクラブを私は好みます。


『有名』『無名』などは関係ありません。


特に日本には、それほど知名度は無くても、素晴らしいクラブを作るメーカーがたくさんあると思います。


昨年から今年にかけて、特にその思いが強くなりました。


『地クラブ』の存在は知ってはいましたが、これまで『無難』に『大手有名メーカー』のクラブばかりを選んできたように思います。


しかし、今はそういった考えはありません。


たとえ有名でなくても、不安には感じなくなりました。


小さな工場で職人さんがひとつひとつ丁寧に作り上げているようなクラブには、すごく興味があります。


これからも知らないメーカーのクラブであっても、これまで以上にどんどん試打していきたい・・・。と思っていますし、その時はここに記事として書かせて頂きたいと思っております。



EPON AF-102
EPON AF-102

jBEAM FX BMα-440
jBEAM FX BMα-440

こうしてボールを前にして構えてみても安心できるので、すごく気分が楽です。


これまでのいい経験があるからだと思うですが、この両方のドライバーには、『ミスショット』のイメージがなかなか浮かびません。


これまで『マイナスイメージ』を描こうと思えばいくらでも描けるクラブにたくさん出会ってきましたが、この2本にはそういった感覚にはなりません。


すごく安心できます。


『大船に乗ったような気持ち』になれます。


あまり極端に左右に曲げたりするイメージは浮かびづらかったのですが、決して『直線一辺倒』というわけではありませんでした。


微妙に左右に曲げていくイメージも出していくことができました。


いずれにせよ、大ケガにはつながりにくいドライバーだと思います。


どちらもとても美しい顔ですが、敢えていうならば『AF-102』のほうが、少し美しい感じかな・・・?と思いました。




試打を開始しました。

jBEAM FX BMα-440 ドライバー &エポン AF-102 トゥ側
<左>BMα-440 <右>AF-102

『球のあがりやすさ』という点では、『ほぼ互角』といった感じで、なかなか大きな違いは見い出せませんでした。


どちらもすごくいい感じで上がってくれました。


先日 NEXGEN ND001 D-spec ドライバーというドライバーを試打したせいか、この2本のドライバーがすごくあがりやすい感じがします。


両方とも、決して高弾道過ぎるドライバーではないですし、『叩ける』ドライバーであることに変わりはないのですが、先日のイメージが強く残っているので、大きな違いを感じます。


『AF-102』も『BMα-440』も、『AF-101』や『BM-435』の『後継モデル』だと思いますし、前のモデルよりも『あがりやすさ』という点で、多少進化しているような気がします。


少し『敷居』が低くなっているような気がします。


そういった意味では、この2本のドライバーには、共通点があるのかもしれません。


『AF-101』や『BM-435』では、球が上がりづらかった・・・。と感じておられる方も、この2本のドライバーは、すごくいい感じをつかまれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


どのように打っても球が浮きすぎてしまうドライバーには、私は魅力を感じませんが、この2本のドライバーは『叩けるドライバー』なので、とても魅力を感じます。


やはり『叩いて』いくと、気分がすごくいいです。


今日の天気のように、心も『晴れ晴れ』としてきます。


私は日頃のストレスを練習場で発散することが多いのですが、今日もこの2本の素晴らしいドライバーのおかげで、健康的に『ストレス発散』できたような気がします。


スイングに『ブレーキ』がかからないので、余計に球が曲がりづらくなり、結果飛距離も伸びているような気がします。



jBEAM FX BMα-440 ドライバー &エポン AF-102 バックフェース
<左>BMα-440 <右>AF-102

『安定性』という点でも、両方ともとても高いです。


先ほども書きましたが、『安定性』というキーワードで考えると、私はこの2本を真っ先に思い浮かべます。


他にも安定性の優れたドライバーにたくさん出会ってきましたが、私にとってこの2本は、とても印象が強いです。


優れたシャフトがかなり力を貸してくれていることも大きいとは思うのですが、私のデタラメなスイングでもいい感じでまとめていくことができました。


かなり『ムチャ振り』をしていったのですが、なかなか曲がる気配を見せませんでした。


『強制的に曲げない』といいますか、より『直線』を出していきやすいのは、どちらかというと『FX BMα-440』のような気がします。


いずれにせよ、かなり安心して『ティグランド』で振っていけるドライバーだと思います。


最近は、こういった優れたドライバー達のお陰で、出だしのティショットにあまり不安を感じなくなりました。


この2本のドライバーは、とても均整のとれた美しいドライバーですが、『慣性モーメント』も、かなり大きいのではないでしょうか?


『慣性モーメントの大きいドライバー』というと、私はどうしても『異型ドライバー』を思い出してしまうのですが、この2本はそれらと比べてみてどうなっているのか解らないのですが、少なくとも『構えた時の安心感』という点が大きく優れているので、それだけでも私にとっては『曲がりづらいドライバー』といえるのだと思います。


『メンタルスポーツ』の代表的存在であるゴルフは、やはり少しでも『不安感』を排除しておきたいものです。


そういった意味では、この2本のドライバーは合格ラインを大きく超えて、『最高レベル』にある・・・。と私は思っております。


『美しいクラブ』というだけでなく、どこか『安心感』を与えてくれます。


それが今回の好結果にもつながっているのではないでしょうか?



jBEAM FX BMα-440 ドライバー &エポン AF-102 フェース面
<左>BMα-440 <右>AF-102

『打感』は、甲乙付けがたい感じがしました。


どちらもすごく心地良い感触です。


何度も出会っているドライバーではありますが、この感触は新鮮さを失いません。


どちらもドライバーの練習をとても楽しくさせてくれます。


手だけでなく、脳にもこの好感触が響き渡る感じがします。


やはり何度でも出会いたくなるドライバーですし、なるべく早く購入したい・・・。と思わせるドライバーです。



jBEAM FX BMα-440 ドライバー &エポン AF-102 ヒール側
<左>BMα-440 <右>AF-102

『飛距離性能』という点でも、かなりのハイレベルな争いとなってしまいました。


クラブの性能に頼り過ぎて、自分自身の『スキル』を上げていくことを怠ってはダメだ・・・。


と、私はいつも自分自身に言い聞かせているのですが、このようなドライバーに出会ってしまうと、やはりクラブによって『ショットの成否』は大きく違ってくるものだ・・・。と感じずにはいられません。


こういったドライバーを使っていくことは、飛距離を伸ばしていく上でも、かなり有利に働きます。


私が主宰する仲間内でのプライベートコンペでも、今、EPONのドライバーが『ドラコン三連覇』しているので、その性能の高さを充分に感じます。


エポンのクラブは美しいですが、ただ美しいだけでなく、その『飛距離性能』には目を見張るものがあります。


今日もそれを強く実感しました。


一方の『JBEAM』も、かなり高性能で、私はすごく魅力を感じています。


今日の私の感じでは、『jBEAM FX BMα-440』のほうが、すごくいい感じが出せたのですが、また何度でも比較してみたい・・・。と思わせる、両ドライバーです。




『操作性』という点では、少し『AF-102』だと思いました。


『jBEAM FX BMα-440』も扱いやすいドライバーなのですが、何しろなかなかボールが曲がってくれません。


色々と『小細工』をしてみたのですが、今日は全てこのドライバーにはね返されてしまったような気がします。


どちらも明らかに『操作性』よりは『安定性』に長けたドライバーだと思います。


高い『直進力』『推進力』を持っていると思います。


球が力強くグングン前へ進んでいってくれるので、とても頼もしく感じます。


永く付き合っていけるドライバーだと思いました。


今日は、はっきりとどちらかに優劣をつけることが出来ずに、つい楽しんでしまったのですが、次回また機会があれば、もっと詳しく検証してみたいと思います。


あまりにも楽しかったので、少し我を忘れてしまいました。

                         
        

                         
      
2010年05月30日
  

jBEAM FX TOUR-425 & バルド 8C CRAFT COMPETIZIONE ドライバー

                 
jBEAM FX TOUR-425&BALDO 8C CRAFT COMPETIZIONE 
<左> BALDO <右>jBEAM

今日はこの2本のドライバーを試打しました。

試打クラブは BEAM FX TOUR-425 と バルド 8C CRAFT COMPETIZIONE ドライバー です。





<右>jBEAM FX TOUR-425 のスペック

シャフトは撮り忘れてしまったのですが、 CRAZY BLACK 50 です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは8.2(X)、シャフト重量は69g、トルクは3.1、キックポイントは中調子、バランスはD2です。



<左>バルド 8C CRAFT COMPETIZIONE のスペック

シャフトはこちらも写真を撮り忘れてしまったのですが、 QUADRA FIREEXPRESS 65 です。

ロフトは10度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は69g、トルクは3.7、バランスはD2、キックポイントは先中調子です。




jBEAM FX TOUR-425&BALDO 8C CRAFT COMPETIZIONE 正面

<左> BALDO <右>jBEAM

どちらも今年試打したドライバーの中で、とても印象深いモデルです。


両方とも、前のモデルよりも『コンパクト化』しているのがとても好印象です。


『jBEAM』と『バルド』は、まだそれほど永い付き合いではなく、昨年初めて出会ったのですが、とても素晴らしいクラブを作るメーカーだという認識を私は持っています。


前のモデルも、とても魅力的でしたが、今回のモデルはさらに良くなっているような気がします。



FX TOUR-425&8C CRAFT COMPETIZIONE

<左> BALDO <右>jBEAM

ちょっと前まで、


ラージサイズ=易しい

コンパクトサイズ=難しい


と言われていた風潮があったと思いますし、今でも大なり小なり、そうなのかもしれませんが、必ずしもそういった図式は当てはまらないと思います。


この2本のドライバーを見ていたら特にそう思います。


ヘッドが大きくて、『スイートエリア』が広ければ、誰にでも易しく打てる・・・。とは単純には言えない部分があると思います。


ヘッドが大きくなりすぎて、スイングが変わってしまった人も、私は何人も見てきました。


それがいい方向へ変わっていったのならいいのですが、必ずしもいい方向でない人がたくさんいました。


最近は『460㎤』よりも、少しコンパクト化が進んできているので、私はとてもいいことだと思っていますし、ある意味『易しく』なっているのだと思います。



jBEAM & BALDO 傑作ドライバー

<左> BALDO <右>jBEAM

『易しいクラブ』とは、『スイートエリア』を広くして、ミスをミスと感じさせないクラブよりも、プレーヤー自身に気持ちよく『いいスイングをさせてくれるクラブ』のことを本来言うのではないでしょうか?


プレーヤーの『スキル』を上げてくれるクラブのことではないでしょうか?


『物理的な数値』だけを追うことは、ルールによる上限があるので、そろそろ限界に近づいていっているのかもしれませんが、プレーヤー自身のスキルを上げることは『無限』です。


これでいい・・・。ということには、決してならないですし、完璧にはなれないと思っています。


だからこそゴルフが楽しいのだと思います。


この2本の傑作ドライバーを見ていたら、ふとそのようなことを考えていました。



jBEAM FX TOUR-425&BALDO 8C CRAFT COMPETIZIONE 美顔

<左> BALDO <右>jBEAM

こうして見ていても、どちらもとても美しい顔ですが、やや個性の違いを見いだすことが出来ます。


かなり丸っこい感じの『jBEAM FX TOUR-425』に対し、『BALDO 8C CRAFT COMPETIZIONE』のほうが、均整がとれてシャープな感じがします。


『顔の美しさ』という点だけで考えてみると、私は『バルド』に魅力を感じました。


しかし『JBEAM』は、すごく『易しさ』を感じさせます。


これ以上、露骨に形状が変わってしまうと、余計なことを考えたりイメージしたりしてしまうので、これくらいまでが自然な感じで構えられる限界点に近い感じがしました。


いい『イメージライン』を色濃く頭の中に描いていくには、どうしてもクラブの顔の『シャープさ』を私は求めていきたいので、こうして見比べた感じでは、バルドのほうがいいイメージを色濃く描いていくことが出来ました。


どちらも初めてのドライバーだったら、また色々と想像してしまうのですが、以前1回ずつ試打したことがあり、その好印象は今でもはっきりと私の心に刻まれています。


1回試打しただけで、あまり印象に残らないクラブも、正直いってありますが、この2本はとても印象深いです。


やはり顔の美しいクラブというのは、それだけで心に残りやすいですし、プレーヤーに訴えかけるものがあるような気がします。



TOUR-425&COMPETIZIONE

<左> BALDO <右>jBEAM

素振りをしてみても、やはりどちらもすごく振りやすく感じます。


『クレイジー』も『クワドラ』も、やや性格の異なるシャフトではありますが、これまでの好印象度が大きく影響しているように思います。


ダイレクトにこちらの意思を伝えていきやすい『CRAZY BLACK 50』と、球をよく上げてくれ、曲がりづらい印象のある『ファイアーエクスプレス』です。


両方を所有することが出来たら、なんて贅沢なことだろう・・・。と思っていました。


ヘッドもそうですがシャフトだけでも、かなり高価なので、なかなかすぐには購入できずにいるのですが、私の周りはどんどんこれらのシャフトに移行していっているような気がします。


みんなドライバーショットの精度が上がっています。


こういった優れた製品に出会いやすい日本という国は、やはりとても恵まれているのだと思います。


コースの『プレーフィ』は海外と比べても、とても高いですが、こと道具に関しては『ゴルフ天国』といえるのではないでしょうか?


とてもいい振り心地に、そのようなことを考えていました。


『しなり感』を大きく感じやすいのは、『ファイアーエクスプレス』だと思いました。


とても飛距離性能に優れたシャフトですが、決して敷居が高すぎない、親しみやすいシャフトだと私は思います。



jBEAM FX TOUR-425

jBEAM FX TOUR-425

BALDO 8C CRAFT COMPETIZIONE

BALDO 8C CRAFT COMPETIZIONE

こうしてボールを前にして構えてみても、どちらもとても構えやすいです。


『ヘッドとボールの調和』が、すごくよく取れている感じがします。


不自然な感じが全くしないので、こちらも『平常心』でいられます。


どちらもいいイメージを描いていけるドライバーですが、『真っ直ぐなライン』よりも、『左右に打ち分けるライン』のほうが描きやすい感じがしました。


これから数秒後に打つ弾道のおおよそのイメージがしやすいので、すごく楽な気分で構えることが出来ます。


こういった『構えやすさ』が優れているドライバーというのは、ティグランドに立っても、すごく平常心を維持していきやすいです。


ゴルフクラブというのは、『大手有名メーカー』だけではないんだぞ・・・。と、私に言い聞かせてくれているような感じがしました。


『jBEAM』や『BALDO』以外にも、日本にはまだ私の知らないメーカーのクラブがたくさんあると思うので、これからもどんどん探索していきたいと思いました。




試打を開始しました。

jBEAM FX TOUR-425&BALDO 8C CRAFT COMPETIZIONE トゥ側

<左> BALDO <右>jBEAM

『球のあがりやすさ』という点では、ほんの少し『バルド』のほうだと思いました。


どちらもいい感じで上がっていきますが、バルドのほうが球が浮きやすい感じがしました。


勿論、これはシャフトによるところも大きいので、単純には答えを出せないところがあると思うのですが、今度同じシャフトで試す機会があれば、また挑戦してみたいと思いました。


『球の浮きやすさ』という点では、『バルド』ですが、敢えて私の好みの弾道でいえば、『JBEAM』かな?と思いました。


私はドライバーショットでは、あまり高弾道な球よりも『ハーフライナー性』な感じを好むので、『JBEAM』に魅力を感じます。


実戦でも、フォローの風に高い弾道で乗せていく方法も好きですがどちらかというと『アゲインストの風』に強い弾道を好みますし、出来ればそれを自分の持ち球にしたいと思っています。


しかし、実際は高く上がり過ぎているところもあるのですが・・・。



jBEAM FX TOUR-425&BALDO 8C CRAFT COMPETIZIONE フェース面

<左> BALDO <右>jBEAM

『打感』という点では、どちらもすごく良いのですが、『バルド』のほうが、少し軽い感じがしました。


『ライトフィーリング』とでもいったらいいでしょうか?


強く叩いていっても、それほど強く手に衝撃が残らない感じがしました。


この感触には、なかなかいい印象を持ちました。


対して、『JBEAM』のほうは、適度な『柔らかさ』と『しっかり感』が両立できている感じです。


ちょうどいい感じの『球の抵抗感』を感じることが出来るので、インパクトからフォローにかけて、少し『押していける』感じがします。


ほんの一瞬のことではありますが、『JBEAM』のほうが『球持ち感』がいいような気がしました。


どちらが好みかと聞かれれば、私は迷わず『JBEAM』と答えます。


しかし『BALDO』にも、決して不満はありません。


かなりハイレベルな争いでのことですし、『JBEAM FX TOUR-425 』の打感のほうが、私の好みにリンクしているのだと思います。



jBEAM FX TOUR-425&BALDO 8C CRAFT COMPETIZIONE バックフェース

<左> BALDO <右>jBEAM

『安定性』という点では、ほぼ互角な感じがしました。


なかなか差が見いだせない感じもしたのですが、敢えて言うならば少し『バルド』かな?と思いました。


しかし、これは決定的な差ではなく、ごく『微少な差』であるので、どちらを実戦で使っても、全く不安を感じることはないと思います。


この高性能を信用して、思い切って振り切ることが出来るタイプのクラブだと思います。


どちらのドライバーも、叩いていってもそれを強く受け止めてくれる『懐の深さ』のようなものを感じました。


決して『最大級の慣性モーメント』といった言葉が飛び交うドライバーではないと思いますし、そういったドライバーと比較すると、『スイートエリア』はそれほど大きくはないのかもしれません。


しかし、それをこの『形の美しさ』『バランスの良さ』『高性能シャフト』などが上手く支え合っているような気がします。


いくらスイートエリアが広くても、シャフトが良くないとボールはいくらでも曲がってしまうものですが、今回はそういった感じはしませんでした。


どの角度から見ても、バランス良く高性能なのだと思いましたし、精神的な部分も大きかったような気がします。



jBEAM FX TOUR-425&BALDO 8C CRAFT COMPETIZIONE ヒール側

<左> BALDO <右>jBEAM

『飛距離性能』という点では、どちらもかなりハイレベルで、差を導き出すことは難しい感じがしたのですが、敢えて今日の私の感じでいうと『jBEAM FX TOUR-425』に軍配を上げたいと思いました。


しかし、これは決定的な差ではないですし、練習場でははっきりとつかみきれない感じがしました。


『バルド』はよく球が上がったのですが、『JBEAM』は、適度に弾道の高さが抑えられているところに好感を持ちました。


それがこの結果につながっているような気もしました。


『jBEAM』の『球質』のほうが、何となく私に合っているように感じられました。


この2つのドライバーも、是非すぐにでもコースで試してみたいと思わせるドライバーです。


練習場だけでは勿体ないドライバーです。


どちらも、はっきりとした『ヒッター向け』のドライバーだと思いますし、このようなドライバーを待っておられた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


そして決して『タフ』過ぎずに、『易しさ』も感じ取れるドライバーだと思います。


昔はカッコいいクラブというのは、その美しさの代わりに『タフ』だとか『シビア』といった言葉が付いてきましたが、今はそんなことはありません。


この2本のドライバーのように、カッコいいクラブでも適度な易しさを兼ね備えている物が今はたくさんあります。


なので、決して敬遠すべきではないと思います。



JBEAM&バルド

<左> BALDO <右>jBEAM

どちらも初めて試打した時の好印象のまま、試打を終えることが出来ました。


すごくいい感触がずっと手に残っている感じがしました。


今日もまた私の『購入意欲』が刺激されてしまいました。


どちらか1本を選ぶとしたら、私は迷わず『JBEAM』を選びますが、『バルド』のほうも、これからも何度でも試打を楽しみたいと思います。




『楽しみながら練習する』というのが、私のやり方ですし、これからもそうしていきたいと思っています。


『歯を食いしばって』練習したという記憶は、私にはありません。


私は実際のラウンドよりも練習のほうが好きですし、時間をたくさんかけますが、今日もすごく時間の経つのが早く感じられました。


試打クラブによっては数球で終わってしまうこともある、私の試打ですが、今日は一体何球打ったのか解らないほどこの2本のドライバーで球をたくさん打ってしまいました。


いつも出来るだけ球数を数えるようにしているのですが、今日は楽しくてつい忘れてしまいました。


おそらく『バルド』のほうが、球数を多く打ったような気がします。


今日もとても『贅沢な時間』を過ごすことが出来ました。


またこの『JBEAM』と『BALDO』のクラブに出会って、今日のような楽しい練習をしたいです。