テーラーメイド - ゴルフクラブ試打日記

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テーラーメイド

      
2019年05月29日
  

テーラーメイド MILLED GRIND ウェッジ

                 
テーラーメイド MILLED GRIND  ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド MILLED GRIND ウェッジ です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは58度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200、トルクは1.7、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は478gです。



正面
テーラーメイドのカッコいいニューウェッジです。


先日HI-TOEというウェッジを試打しましたが、このウェッジはまた別のタイプです。


HI-TOEは『カッパー(銅)感』がありましたが、このウェッジは見慣れた感じのメッキタイプです。


テーラーメイドは世界的なゴルフクラブメーカーですが、ウェッジの印象はそれほど強くありません。


もちろん良くないということはないですし、これまでも素晴らしいウェッジにたくさん出会ってきたのですが、クリーブランドやタイトリスト(ボーケイ)・キャロウェイ・ピンなど、海外のライバルメーカーと比べると、ウェッジの存在が薄いような気がします。


しかし、それは逆を言えば、それだけドライバーやFW・UTが充実しているといえるのかもしれません。



側面
シンプルな形状です。


テーラーメイドのアイアンはポケットタイプやラージサイズのイメージが強いですが、ウェッジは、このようなシンプルでオーソドックスなイメージがあります。


こうして見ても、やはり『クール(COOL)』なクラブだな・・・。と思いました。


どういうことかといいますと、クラブのもつ『温度』ということです。


もちろん、実際に触った温度ということではなく、全体的な雰囲気などから感じる温度です。


同じウェッジでも、クリーブランドやボーケイは何となく『あたたかい(WARM)』印象をもつことが多いのですが、テーラーメイドのウェッジは昔からクールといいますか、やや温度が低い印象があります。


それは『善悪』とか、その製品の『優劣』ということではなく、なぜかそう感じることが多いです。


なぜそう感じるのか私もよく分からないのですが、昔からの印象は変わっていません。



MILLED GRIND キャビティ
シンプルな形状ですが、完全なフラットバック構造ではありません。


中央付近は少し凹んでいます。


以前試打したことのある、キャロウェイのアイアンを思い出しました。


その溝といいますか凹んだ部分にある『MILLED GRIND』の文字が映えています。



MGマーク
トゥ側にはMGというマークがあって、どういう意味なのかな?と思いましたが、これはミルドグラインドのことだと分かりました。


これは以前試打したHI-TOEウェッジにも見られました。


これからテーラーメイドのウェッジは、このMILLED GRINDでいくのでしょうか?



ソール幅
ソール幅は標準的です。


今はワイドなタイプも多いですが、このウェッジはワイドというほどではありませんでした。


かといって、先日試打したウェッジのような『ナロー』でもありません。


こうして見ていても、ソール全体の微妙な丸みが分かりますし、ソールに溝のようなものもあるのが分かります。


これもHI-TOEで見られました。



スルーボア
HI-TOEと同じように、スルーボアのように見えます。


実際のところはどうなっているのか分かりませんが、やはりスルーボアを採用しているのでしょうか?


スルーボアはキャロウェイのビッグバーサの印象がとても強いですが、このウェッジの場合はどうなのでしょうか?



ヒール側の削り
ソール全体の丸みも目立ちますし、このヒール側の削りもよく目立っています。


バンスは多少あってもいいですが、代わりにヒール側が削られていると、構えたときにフェースを回しやすく(開閉しやすく)なります。


それはヒール側(といいますかネック側)を支点にフェースを開閉するからです。


このウェッジはそういったところにも配慮されて作られているのではないでしょうか?


オートマチックタイプのウェッジでは、あまり見られない削りです。



CARBON STEEL
ホーゼルには『CARBON STEEL』の文字があり、軟鉄だということが分かりました。


見た目の印象は違っていてもHI-TOEと同じです。


ヘッド全体の形状もいいですし、カッコいいですが、また違う仕上げがあってもいいのかな?と思いました。


今はメーカーによっては、そのウェッジの材質はもちろん、メッキ仕上げまで、すごくこだわって作られているものがあります。


そういったウェッジを手にすると、すごく贅沢だな・・・。と思うことがあるのですが、このウェッジにはそういったことを感じませんでした。


好感は持てましたが、テンションがすごくあがるということはなく、このウェッジと同じように、こちらも『クール』でいられました。


一口に『軟鉄』といっても、いろいろな質感があるんだな・・・。と思いました。


いかにも繊細で柔らかそうな質感のものもあれば、それとは逆のものもあります。


このウェッジは後者のほうです。


やや大味な感じがします。


ゴルフクラブには昔から『ハンドメイド感』のあるものと、『マシンメイド感』のあるものがあり、今は圧倒的に後者が多いですが、このウェッジもそんなタイプです。


好感の持てる形状だとは思いましたが、思わず近くで見入ってしまう・・・。とか、いい目の保養になる・・・。ということはありませんでした。


しかしそれは、このクラブが優れているとか優れていないということではなく、あくまでも私の好みによるものでしかありません。



TaylorMade MILLED GRIND WEDGE ネック長さ
ネックの長さは適度にあります。


テーラーメイドのアイアンはショートタイプが多いですし、ウェッジもそのようなタイプを見たことがあります。


そのウェッジを見て、ネックの長さが足りないな・・・。と思ったことを覚えているのですが、このウェッジはちょうどいい感じです。


ショートネックは好きじゃないけど、かといってロングネックは難しそう・・・。と敬遠される方がいらっしゃるかもしれません。


そういった方にも、このウェッジのネックの長さは好感がもたれやすいのではないでしょうか?


私はショートネックタイプのアイアンやウェッジを見ると、ボールがグリーンに着地してスピンがほどけるイメージが浮かぶことがあるのですが、このウェッジにはそんなことはありませんでした。


しっかりと芝をキャッチしてグリーンに止まってくれそうです。



細かなミーリングあり
フェース面には細かなミーリングが見られ、指で触れてみるとザラザラ感がありました。


強烈なザラザラ感ではなく、サンドペーパーの目の細かなタイプを触っているような、『微妙なザラザラ感』です。


これもメーカーの計算のうちに入るのではないでしょうか?


先日試打したHI-TOEはフェース面の、ほぼ全てにスコアラインが入っていましたが、このウェッジは違うオーソドックスなタイプです。


人によって好みが分かれるところだと思いますが、私はこちらのほうが好きです。



オリジナルグリップ
微妙なフィーリングを出していきたいクラブであるウェッジに最適なグリップが挿してありました。


ツアーベルベットです。


ソフトなフィーリングはもちろんですが、このなんともいえない『しっとり感』がたまりません。


こちらのイメージを最大限にクラブに伝えてくれるグリップといっても過言ではありません。


見慣れた『TaylorMade』のロゴも、いつも以上にカッコ良く見えます。



構え感
ボールを前にして構えてみると、すごく好感が持てました。


私好みのストレートタイプです。


この構えやすさは最初から予想していましたが、改めていいな・・・。と思いました。


今はセミグースタイプも多いですが、このウェッジはストレートで大きさもちょうどいいです。


ボールとの『大きさのバランス』がしっかりとれています。


最近ではあまり見ないのですが、『少し逃がすイメージ』が出しやすいのもいいです。


私は『カット』に使っていきたいタイプなので、この顔はすごく好きですが、『つかまえ系』の顔を好まれる方や、グースタイプを好まれる方には、好感が持たれないかもしれません。


ラージサイズを好まれる方にも、あまり好感度が高くないかもしれません。


私は『大好物』なので、すごく安心できましたし、いいイメージが湧いてきました。



開きやすさ
フェースも開きやすいです。


こうして開いて構えても、ソールのどこかが当たって不自然だと感じるところがありませんでした。


このウェッジは結構バンスがあるように見えたのですが、それが邪魔に感じることはなく、自然に開いて構えられました。


こういったソール形状の工夫も、今はすごく進歩していっているのは間違いありません。


今はソールの工夫が見られないウェッジを探すほうが難しいです。


各メーカー、それだけソールに力を入れているのではないでしょうか?




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで、とても良いです。


『球触り』がいい・・・。といったらいいでしょうか?


ソフトタッチを楽しめるウェッジです。


『球の乗っかり』もいいので、乗せて運ぶ感覚がもてました。



スピン性能
『スピン』も安定して、よく掛かっていました。


『激スピンタイプ』ではないですが、この高い安定性は武器になるような気がします。


計算がしやすいので、実戦向きといえるのではないでしょうか?



トゥ側
球も拾いやすくて易しく感じました。


グースタイプを好まれる方は、多少潰し気味に入れて低く出していくイメージを出したい方が多いと思うのですが、私はどちらかというと、『フワッ』というイメージが欲しいですし、多少ボールが沈んでも何とか先で拾っていてピンに絡めていきたいと思っています。


なので、このようなストレートタイプは易しく感じます。


こういったところも、かなり好みが分かれるところだと思いますが、私は大好きです。



バックフェース
『安定性』という点では、ラインも出しやすいですし、特別難しく感じるところはありませんが、今のウェッジでいえば『普通』といえるでしょうか?


『易しさ』。いわゆる『ミスヒットに対しての寛容さ』という点では、キャビティタイプのウェッジには敵わないかもしれません。


そういった意味では『大らか』なタイプとはいえないのかもしれませんが、『昔ながら』といったところもあるので、特別ハードルが高いタイプでもないですし、親近感をもたれやすい方も多いのではないでしょうか?


ソールが跳ねる感じもなく、よく滑ってくれたので、イージーだな・・・。と思いました。


何も細工をすることなく、このまま実戦投入できそうです。



距離感
『距離感』はとても出しやすくて、好感が持てました。


構えやすさやタッチの出しやすさはもちろん、ソールがスッと滑ってくれるところもいいです。


出球の高さのイメージがバッチリ合うので、落としどころをかなり絞り込むことができました。


こういうウェッジだと、練習が楽しくなります。



操作性
『操作性』もかなり高く、いろいろな球で遊ぶことができました。


転がすのはもちろん、ロブ系のショットも易しいです。


アプローチのときに、その距離や状況によってクラブを変える方もいらっしゃいますし、なるべく一本のクラブで対応するという方もいらっしゃいます。


私は前者のタイプですが、後者の方もたくさんいらっしゃると思います。


そういった方々にも、是非このウェッジを試していただきたいです。


かなり使い勝手がいいので通常のショットはもちろん、グリーン周りでも『手の延長』として機能してくれるのではないでしょうか?



ヒール側
最新のウェッジで、いろいろな工夫がされています。


こういったところはテーラーメイドらしいところですが、その工夫が邪魔になっていないのがいいです。



TaylorMade MILLED GRIND WEDGE
あくまでも構えた感じやタッチなどは王道をいきながら、その『補助』となる最新の工夫がされています。


クラブの機能といいますか、その工夫が全面に出過ぎてしまうと、逆にデメリットになってしまうこともあります。


まずはフィーリングを最優先すべきであって、それを補う意味で、いろいろな工夫がされて活きてくるのだと思いますが、このウェッジはそのバランスがとれていました。



TaylorMade MILLED GRIND WEDGE
テーラーメイドのクラブ(特にアイアン)は、機能性ばかりが前に出すぎてしまって、肝心のフィーリングが犠牲になっていると感じることが正直ありました。


しかし、このウェッジはそんなことはなく、フィーリングを出すことができました。


フィーリングの出せないウェッジは実戦で使うのはとても怖いですが、このウェッジだとすごく安心できそうです。



TaylorMade MILLED GRIND WEDGE
全体的な質感は、正直もうひとつだったのですが、使いづらさは無かったので、好感がもてました。


テーラーメイドのウェッジに、これからも期待していきたいです。


                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2019年05月14日
  

テーラーメイド M GLOIRE レスキュー

                 
テーラーメイド M GLOIRE レスキュー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド M GLOIRE レスキュー の4番 です。



Speeder Evolution TM
シャフトは Speeder Evolution です。

ロフトは21度、クラブ長さは42.75インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は50g、キックポイントは先中調子 です。



正面
テーラーメイドグローレシリーズの新しいレスキュー(ユーティリティ)です。


先日、フェアウェイウッドを試打することができましたが、今日はこのハイブリッドです。


今はゴルフクラブメーカーがたくさんあり、何となくですが、『人の温かみ』といいますか、人間的でどこか温かい感じのメーカーもあります。


対して、そういったものとは全く無縁で、『機械的』で温かみはなく、むしろ『冷たい』といいますか、『血の通っていないマシン』のように感じられるメーカーもあります。


テーラーメイドは後者のほうです。


温かみが感じられないといっても、それは優れていないということでは全くなく、クラブから感じられる『感覚的な表面温度』といったほうがいいかもしれません。


ハンドメイド感は全く無く、海外で大量生産されているからなのかな?と思いましたが、詳しいことは自分でもよく分かりません。


いつかメイドインジャパンで精度の高いテーラーメイドを見てみたいですが、それは叶わないような気がします。



側面
大きさや形状は標準的ですが、このデザインが個性的です。


一目でグローレと分かります。


それだけ、グローレが一般化してきたように思います。


グローレというブランド誕生時はもっと高級感・エグゼクティブ感を打ち出していたように思いますが、今はずいぶんと親しみやすさが感じられるようになりました。



ネック長さ
ネックの長さは標準的ですが、調整機能が搭載されていません。


テーラーメイドは調整機能のイメージが強いですが、ブランドというよりはそのモデルによって有り無しが決まっているようです。


これまでのグローレシリーズは調整機能付きの物もありましたが、今回のモデルにはありません。


私は重要視していませんが、テーラーメイドのクラブには全て搭載してほしいというテーラーメイドファンの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?



ソールの溝
ソールには溝があります。


これはおなじみです。



溝の深さ
溝は浅く、FWと同じです。


FWとは、かなり共通点が多そうな感じがします。


今度、機会があれば見比べてみたいです。



ヒール側のウェイト
ヒール側には大きなウェイトがひとつだけ配置されています。


数字は刻印されていなくて、『TUNGSTEN』の文字だけがありました。



顔
オーソドックスな、いい顔をしています。


テーラーメイドのハイブリッドらしい、『テーラー顔』といっていいように思います。


モデルは変わっても、この形状は変わらないようです。



カーボンクラウン
カーボンクラウンが採用されていて、ドライバーやFWと同じです。


このグレーも見慣れてきました。


クラウンの大部分を占めているので、かなり軽量化・低重心化されているのではないでしょうか?


ソールだけでなく、クラウンも機能的な感じがします。


ユーティリティ(ハイブリッド)はドライバーと比べると、ヘッド体積が大きくないので、組み込みたくても組み込めない工夫がたくさんあると思うのですが、このクラブは組み込めるだけ組み込まれているようです。


機能の『ごった煮』といったところでしょうか?



フェース面のデザイン
フェース面はシンプルで美しいです。


以前も書きましたが、今年のモデルはフェースの質感が向上した感じがします。


フェース面はとても微妙であり重要なパーツですが、メーカーによっては細心の注意を払う感じのところもあれば、あまり気を配っていないように思えるところもあります。


テーラーメイドはどちらかといえば、後者の印象だったのですが、今年になってすごく気を配っているようです。


これも、長年の研究の成果でしょうか?



TWIST FACE
トゥ側には『TWIST FACE』の文字があります。


これまでのモデルと共通していますし、これから登場してくるであろうクラブにも採用されるのではないでしょうか?



シャローヘッド
見慣れたシャローヘッドです。


スタンダードシャローといってもいいかもしれません。



オリジナルグリップ
装着されているグリップも、これまで経験してきました。


ソフトなフィーリングで好感が持てます。



振り感
素振りをしてみると、4番のハイブリッドにしては、かなり軽く感じましたが、これがグローレシリーズだからなのかもしれません。


軽量ではありますが、手に負えないほどの軽さではありませんでした。


シャフトは粘るというよりは、『よく動く』タイプです。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じです。


スタンダード感があって、これまでの経験が活かせそうです。


易しさを感じさせますが、変なクセのあるタイプではありません。


ヘッドは白い部分よりも、グレーの部分のほうが多いですが、この顔であれば、白いヘッドを好まれる方にも受け入れられやすいのではないでしょうか?


クセのない形というのもいいですし、ヘッドが大きすぎないのもいいです。


ボールとの大きさの対比もとれています。


これならば、いいイメージが描けます。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、しっかりしているといいますか、やや硬めでした。


ソフトなフィーリングではないですが、このフィーリングもテーラーメイドらしい感じがします。



打球音
『音』は、やや大きめですが高くなく、問題ありません。


この『機械的な』といいますか、はっきりした音を好まれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


正直、私はこの打感と音は、あまり好感が持てませんでした。



トゥ側
球はあがりやすくてイージーです。


ロフトが21度ということは、私の感覚では3番アイアンになるのですが、このような易しくあがってくれるハイブリッドが一般化したのだから、アイアンがどんどん少なくなっているのも当然のような気がします。


ボールの低スピン化が進めば進むほど、アイアンのような重心の浅いクラブは活躍の場を失うのかもしれません。


難しいクラブをあえて使うのではなく、『最初から易しい』クラブを使うほうが合理的で成功率も高まるのは間違いありません。


私がビギナーの頃は、難しいクラブを練習して『打ちこなせるようになった喜び』というものがあったのですが、今のクラブは最初から易しくなっているので、そういった『成長の喜び』というのは感じにくくなってきているのかもしれないですし、今はそういうものはなくてもいいという考え方が一般的なのかもしれません。



バックフェース
『安定性』も高いです。


構えやすいのでラインも出しやすいですし、寛容さも充分持ち合わせています。


球もつかまりやすく、右にフケる球も出づらいです。


シビアさは全く感じませんでした。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じですが、今のハイブリッドの中では平均的から少し優れているくらいかな?と思いました。


すごくよく飛ぶというよりは、易しく飛ばせる性能に長けているように感じます。


フェースの弾きもよく、高めの弾道でしっかりとキャリーを出していけました。



操作性
『操作性』はいい感じですが、今のハイブリッドの中でも普通といった感じがします。


左右にも曲げることはできましたが、あまり極端なことはしづらいタイプです。


装着されているシャフトが、かなり動くタイプなので、暴れすぎないようにすることのほうが重要でした。



ヒール側
テーラーメイドらしい高機能なクラブです。


全体的にとてもバランスがとれているな・・・。と思いました。



TaylorMade M GLOIRE RESCUE
高級感もあってカッコいいクラブですが、決してハードルが高いクラブではありません。


『易しさ』という性能が優れていて、アスリートタイプの方はもちろん、スインガータイプの方にも受け入れられやすいのではないでしょうか?



TaylorMade M GLOIRE RESCUE
テーラーメイドのレスキューと聞くと、私は今でも『下駄履きソール』のイメージが強く残っているのですが、時代は変わり、クラブが大きく進化してきて見られなくなりました。


当時は『接地面積』が少ないほうが、抜けが良くなるだろうという発想だったと思うのですが、時の経過と共に研究が進み、そういった工夫は必要ないと分かったのかもしれません。



TaylorMade M GLOIRE RESCUE
FWやハイブリッドもウェッジ同様、『ソールを使うクラブ』なので、今はいろいろな工夫が見られます。


こうして見ても、芝の抵抗を受けにくく、かなり滑ってくれそうに感じられます。



TaylorMade M GLOIRE RESCUE
このクラブはレスキュー(ハイブリッド)でありながら、先日試打したFWとかなり共通点が多いようなので、今度機会があれば、打ち比べてみたいです。


                         
        
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2019年04月12日
  

テーラーメイド M GLOIRE フェアウェイウッド

                 
テーラーメイド M GLOIRE フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M GLOIRE フェアウェイウッド の5番 です。



Speeder Evolution
シャフトは Speeder Evolution です。

ロフトは18度、クラブ長さは42.75インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は43g、キックポイントは先中調子 です。



正面
テーラーメイドMグローレのFWです。


昨年ドライバーを試打したのですが、そのときはまだFWが無かったので何故だろう?思っていました。


しかし、今日こうして出会えることができて、とても嬉しいです。


どうしてFWの発売が遅れたのでしょうか?


おそらく、メーカー側の都合だと思いますが、私と同じように首を長くして待っておられた方はたくさんいらっしゃると思います。



側面
シャロー感のあるヘッドです。


テーラーメイドらしい、高い機能性を感じさせるソールです。


シンプルとは真逆で、いろいろなものが付け加えられています。



ウェイト
ヒール側には大きなウェイトが配置されています。


数字が無かったので重さは分かりませんが、TUNGSTENの文字がありました。



ソールの溝
ソールにある、このフェール寄りの溝もおなじみです。


初めて見たときは驚きましたが、今はもうあるのが『常識』のようになっています。


テーラーメイドだけでなく、多くのメーカーが、この溝を採用しています。



浅い溝
ドライバーと違い、かなり浅い溝です。


これは強度と関係しているのでしょうか?


それとも、この浅さがベストという研究結果が出ているのでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは標準的で、ショートということはありませんでした。


ドライバー同様、ネックに調整システムは搭載されていません。


テーラーメイドは調整システムブームの火付け役といったところがあり、これまでも積極的に採用していますが、モデルによって搭載されていないものもあるところが興味深いです。


この角度から見ると、ソールの中央部分が少し凹んでいるのが分かります。


ヤマハのクラブを思い出しますが、こういった工夫はそれほど多くありません。


この凹みには、どういった効果が期待できるのでしょうか?



TWIST FACE
フェース面のトゥ寄りには『TWIST FACE』の文字があり、M3&M4からおなじみです。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインはとてもシンプルです。


これまで、テーラーメイドのフェース面はずっと同じといいますか、ややマンネリ感があったのですが、今年のモデルはいろいろと工夫されています。


このシンプルなデザインも工夫のひとつです。


味気ない感じはしません。



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。


この薄さも今のトレンドといっていいように思いますし、グローレシリーズらしい特徴といえます。



カーボンクラウン
ドライバーと同じ色のカーボンクラウンがよく目立っています。


最初のM1は黒で、今回はグレーなので、いずれ白く塗られるようになって、ホワイトヘッドが復活するのでしょうか?


ただ、これからもカーボンコンポジットは続くような気がします。



顔
クセのない、いい顔をしています。


テーラーメイドグローレのFWといえば、私は『』のイメージが強いのですが、Gはフェースが左を向いていてクセがありました。


顔の良さがすごく進化しているな・・・。と思いました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。


ソフトなフィーリングで好感が持てます。



振り感
素振りをしてみると、FWとしては軽量感が強いですが、頼りない感じはしませんでした。


シャフトは粘るというよりは、走るタイプです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、クリークとしては小顔感が無く、少し大きく見えましたが、全く問題ないです。


シャロー感もあって、球があがりやすそうです。


中立性があって、方向性への不安もありません。


ほぼ真っ直ぐなイメージラインが浮かんできました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトというよりは、やや硬めでした。


はっきりとした手応えがあります。



打球音
『音』は大きめですが、高くないのでいいです。


ただ、この音はちょっと意外でした。


もっと高めの『テーラーメイドらしい音』を予想していたのですが、違いました。


ある意味、『テーラーメイドらしくない音』です。


この音と打感は、正直好みではないのですが、気になるほどではありません。



トゥ側
球はよくあがってくれました。


タフなタイプではなく、かなりイージーです。


直打ちでも充分すぎるほどあがってくれて、ハードルの低さがあります。


球をあげやすいFWですが、シャローフェース過ぎないので、さらに好感度がアップしました。



バックフェース
『安定性』も高く、なかなか曲がる気配が見られません。


打ち出した方向からぶれることなく、真っ直ぐスーっと抜けていく感じ・・・。といったらいいでしょうか?


真っ直ぐな線を描きやすいFWです。


今はドライバーに限らず、FWでも直進性の高いクラブが多くなってきましたが、このM グローレはそれらの中でもトップクラスといっていいほどの性能を感じました。


ミスヒットにも寛容なところも魅力的です。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じです。


『易しく安定して飛ばしていける』ということでは、かなり優れていると思います。


キャリーもしっかり稼げますし、曲がりにくさが距離にもつながっています。


ヒッタータイプの方はもちろん、スインガータイプの方にも親近感をもちやすいのではないでしょうか?



操作性
『操作性』という点では、『曲がりにくさ』が強く感じられたので、大きくは曲げづらい感じがしました。


以前試打した『G』は球がつかまり過ぎましたが、このクラブは中立に近いです。


このMグローレもつかまりのいいクラブなので、どちらかといえば、私はドロー系のほうが打ちやすいと感じましたが、引っかかるところがなかったので好感が持てました。


フェードヒッターの方にも易しく感じられるのではないでしょうか?



ヒール側
機能的なFWですが、実際に打ってみると思っていた以上にクセがないのが気に入りました。


ちょっと前まで、オートマチック系のクラブはクセのきついものが多く、私はあまり馴染めなかったのですが、最近は様子が変わってきました。


親しみやすいクラブが増えてきて、とても嬉しく思っています。



TaylorMade M GLOIRE FW
易しくて美しいという、グローレのブランドイメージにマッチしたクラブです。


高い機能性をもちながら、美観を損ねていません。



TaylorMade M GLOIRE FW
このクラブを試打しながら、昨日から開幕したマスターズのことを思い出していました。


日本人選手の活躍はもちろん、タイガー・ウッズ選手が初日からいい位置につけているので、これからの展開が楽しみです。



TaylorMade M GLOIRE FW
タイガー・ウッズ選手の活躍も期待したいですし、日本人選手初のマスターズチャンピオンを毎年期待しながらTVを観ています。


特に松山英樹選手はグリーンジャケットがとても似合うと思いますし、彼がグリーンジャケットの袖に腕を通している姿が目に浮かびます。



TaylorMade M GLOIRE FW
普段はほとんどTVを観ない私ですが、今週は違います。


この4日間は寝不足の日が続きますが嬉しい寝不足ですし、年に一度の楽しみでもあります。


月曜日の朝に素晴らしい結果を期待しています。


                         
        
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2019年04月06日
  

魔法のパター

                 
今日は、いつもと内容を変えまして昔から愛用していて、今でも手放せないパターをご紹介したいと思います。


このパターは数々の場面で活躍してくれた、私にとってかけがえのない存在です。


『魔法のパター』といえます。


そのパターは、

テーラーメイド ナビンズ M8 パター
テーラーメイド ナビンズ M8 パター です。



NUBBINS
シャフトは オリジナルスチール です。

クラブ長さは34インチ、クラブ総重量は489g です。



TaylorMade NUBBINS M8 パター
テーラーメイドのパターは、ロッサというブランドが有名ですが、それより前は、このナビンズというブランドがありました。


私の中では、ロッサになってようやくテーラーメイドがパターに対して本腰を入れたような気がしています。


今は多くのメーカーが白いヘッドのドライバーやフェアウェイウッドを発売していて、それが一般的になりましたが、元々はテーラーメイドのロッサパターが白いヘッドが流行るきっかけとなりました。


テーラーメイドは他のメーカー以上に、実際に商品を投入して、どのように市場が動くのかテストしているところがあります。


白いヘッドのパターの人気が出たことで、白いヘッドのドライバーも誕生しました。


もし、白いヘッドのパターの人気が出なかったら、今のドライバーはどのようになっていたのでしょうか?



TaylorMade NUBBINS M8 PUTTER
テーラーメイドはドライバーやフェアウェイウッドのイメージがあまりにも強くて、パターはどうなのかな?と思うところがあったのですが、このパターを量販店で一目見て気に入り、購入しました。


今では普通になりましたが、『L字マレットのハシリ』といっていいように思います。


このパターを購入する前に、テーラーメイドのカタログを見ていて気になっていました。



フェース面の凹凸
このフェース面の凹凸がボールをしっかりとキャッチし、最初からオーバースピンが掛かりやすいという内容だったと思います。


そこにすごく惹かれ、実際に球を転がしてみてもバッチリでした。


オーバースピンが強いと、最初から芝目に負けにくい特長があるので、高麗グリーンでも大活躍してくれました。



ヒール側
L字マレットはL字パターと、マレットパターの『いいとこ取り』したパターです。


L字やピン型パターは上から見て、ラインをイメージしやすいというメリットがあるので、アイアン好きにはたまりません。


そしてマレットパターは重心が少し後ろのほうにあるので、ボールにオーバースピンを掛けて転がすイメージが出しやすいという利点があります。


あくまでも私の場合ですが、重心が高くて浅いL字やピン型は、どちらかというとボールを上から見て、ダウンブロー気味に打ちたくなります。


逆にマレット型は重心が低くてある程度の深さがあるので、ボールを上からではなく、後ろから見て『押す感覚』で距離感を合わせやすいメリットがあります。


ボールを右手で転がして距離感を出す感覚といったらいいでしょうか?


自然とアッパー気味にヒットしやすくなります。


ビリヤードでいえば、キューボールの上を突く、フォローボール(押し球)で転がすイメージと近いかもしれません。



バックフェース
このパターはL字マレットですが、それほどヘッド後方が膨らんではいなくて、どちらかといえばL字の特徴が濃い感じがするのですが、その絶妙なバランスが私にはベストマッチでした。


山を採掘していて、偶然ダイヤモンドの原石を掘り当てたような感覚といったらいいでしょうか?


それくらい、私にはこのパターが光り輝いていました。


『センチ』ではなく、『ミリ』あるいは『ミクロン』の単位でマッチしていたといっていいのかもしれません。


このパターは多くの競技(コンペも含む)で使い、大活躍してくれました。


原因は今でも不明なのですが、私は昔からフックラインのほうが得意で、スライスラインのパッティングを苦手にしていました。


これまでフックラインよりも長い時間を掛けて練習してきましたが、フックラインほど得意にはなれません。


スライスラインが残ると、いつも心臓はドキドキです。


しかし、このパターを使い始めて、真っ直ぐやフックラインはもちろん、スライスラインが面白いように決まるようになりました。


これはさすがに入らないだろう・・・。という場面でも、このパターがどんどんカップに沈めてくれました。


あくまでもイメージ的にですが、滝壺に向かって小さな笹舟が吸い込まれるような感じ・・・。といったらいいでしょうか?


それくらい、ボールがカップに吸い込まれていきました。


入れにいったときはもちろん、距離を合わせにいったときでも『あと一転がり』があり、ジャストタッチで入ったこともありますし、少々強めにカップに入ったこともあります。


これは明らかに私の実力ではなく、パターの力でした。


あまりにも入るので、同伴競技者の方がカートに置いてある、このパターのヘッドカバーを勝手に外して、見るほどでした。


「どんなメーカーなんですか?」


と聞かれたので、


「テーラーメイドのパターです。」


と答えたことをよく覚えています。


このパターのおかげで、様々なクラッチパットを決めることができました。


パターの調子がいいと、スコアはすごく良くなります。


パターがいいので、アイアンやアプローチも守りに入らずにどんどん攻めていくことができました。



フェース面
『打感』は独特で、お世辞にも『繊細さ』とか、『微妙なフィーリング』が出せるというものではありませんでした。


ゴムといいますか、プラスチックのような『ボコッ』という感じの打感です。


『打感』は『有』であって欲しいのですが、このパターの打感はどちらかというと『無』に近い印象です。


しかし、その無に近い打感が速いグリーンにも対応してくれました。



音
『音』もほとんどしません。


音はタッチの強弱といいますか、ボールの転がるスピード感を出しやすいところがありますが、このパターにはそれがほとんどありません。


しかし、何故か距離感が合うので、使っていて不思議でした。


私はどの番手のクラブでも『音』を重要視しています。


音が良くないといいショットは望めません。


絶対にこの音でないといけない・・・。という厳密な決まりはないのですが、インパクトを邪魔する音は苦手なので敬遠します。


パターで大きな音がするものは少ないですが、CUREパターは、そのヘッドの大きさだけでなく、音も特徴的でした。



重量感
今日、久しぶりにこうして手にしたのですが、やはり軽いな・・・。と思いました。


しかし、この軽さが先ほども書きましたが、『絶妙な空白』を生み出してくれ、その空白部分に私のイメージを付け加えることができました。


今、パッティングが不調だという方は、重さを変えられると、いい方向に向かわれるかもしれません。


私の場合は軽くしてタッチが出せましたが、人によっては重くしたほうがいい場合もあると思います。


ドライバーの重さは気にするけど、パターの重さなんて気にしたことがない・・・。という方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


クラブの重さを心に置いておくことで、これまで見えなかったものが見えるようになることもあると思います。


それくらい、クラブの重さは重要です。


私が初めて購入したパターはウィルソンの8813というL字パターで、その次はPINGのアンサー2で、このパターをずっと長く使いました。


その後マレットタイプに出会い、ボビー・グレースのキュートキッドというアルミのパターも使っていたので、マレットタイプの優秀さはすでに体感済みでした。


それ以外にもたくさんのパターを購入し、友人たちが譲って欲しいといってきたので、そうしてきましたが、このパターだけは譲ることができず『プロテクト』をかけていました。


他のパター以上に、いい思い出がたくさんあるからですし、私にとっての『魔法のパター』だからです。


『ミラクルパター』といってもいいかもしれません。


以前、『一生手放せない一本』ということで、キャロウェイのFWをご紹介しましたが、そういった意味では、このパターも一生手放せないクラブです。


これまでたくさんのパターを使ってきましたが、このパターの記憶が一番鮮明に残っています。



構え感
久しぶりにボールを前にして構えてみたのですが、やはりいいな・・・。と思いました。


数々の奇跡的なパットを思い出します。


先ほども書きましたが、このパターは量販店で購入したのですが、全く同じモデルが3つあり、私は瞬時にこのパターの顔を気に入りました。


なんと言いますか、上手く表現できないのですが、このパターを見て伝わってくるものがありました。


他の2つとは微妙に違っていました。


このテーラーメイド ナビンズパター以外にも、他のメーカーのL字マレットをたくさん試してきましたが、未だにこれを超えるものには出会えていません。


このパターの値段は確か1万円ちょっとで、当時として普通でしたが、今ではかなり安いほうになると思います。


今は2万円以上のパターがほとんどです。


しかし、他のクラブにもいえることですが、クラブは値段ではありません。


特にパターはそれが顕著です。


ドライバーと違い、距離を出すクラブではないので、必要以上の機能は邪魔になってしまうこともあります。


機能的で高価なパターを使ったからといって、パッティングが良くなるとは限りません。


数万円、あるいは数十万円・数百万円のヴィンテージパターを使ったから、よく入るようになることはありません。


逆に数千円、もっといえば中古ショップで見つけた数百円のパターのほうがその人にマッチしていて、カップインの確率があがったということはよくあることです。


パターは値段ではありません。


このパターを使い、それを私は自信を持っていえます。



トゥ側
球の転がりもとてもいいです。


初めて購入したときから色あせない転がりの良さがあります。


今は多くのメーカーがパターのフェース面を工夫して、転がりが良くなるようになっていますが、このナビンズがその『先駆け』のような気がします。


あくまでも『感覚的に』ですが、かなり調子がいいときは、直径4センチちょっとのボールが、カップまでだいたい何回転で入るな・・・。ということが、まるでアニメーションを見ているように打つ前からイメージできることもありました。


それは『理論』ではなく、あくまでも『イメージ』の世界です。


そのようにイメージできたパターは多くありません。


オーバースピンをイメージしやすいので、距離感(スピード感)が、かなり磨かれました。



距離感
このパターは500g未満で、パターとしては軽量タイプといえます。


初めて手にしたときも軽いな・・・。と思っていたのですが、このわずか『数十グラムの軽さ』が絶妙なフィーリングを出させてくれるといいますか、押していける部分を残してくれていたように思います。


いい意味で、『空白のあるパター』といえるでしょうか?


クラブの重さに任せて転がすのではなく、少しの軽さ(空白)でタッチを出させてくれました。


すごくいいな・・・。このパターを買って良かったな・・・。と思っていたのですが、不安に感じるところもありました。



フェース面の凹凸
それは、このフェース面です。


金属ではなく、いわゆる『樹脂』のようなタイプなので、ひょっとしたら使い続けているうちに、この丸いイボイボのようなものが欠けてしまうのではないか?という不安にかられるようになりました。


そうなると嫌だな・・・。せっかくのパターが台無しになってしまうな・・・。と思いました。


予備を買っておけば良かったと思うところもありましたが、すでに生産はストップしていました。


このフェース面の耐久性がどれだけあるのかは分からないのですが、私はここの部分を消耗させたくないので、使い続けることに不安を感じるようになり、キャディバッグから外し、倉庫に保管しました。


せっかくそれだけ合っているのに、どうして使わないの・・・?と思われる方もいらっしゃると思います。


人によっては、そのクラブの寿命がくるまで使い切るという方もいらっしゃると思いますが、私は逆のタイプです。


特に、このような『替えの効かない』クラブは消耗させたくなく、大切に保管しておきたいという思いが強くなります。


すごくいいので本当は使い続けたいのですが、もし使っていて、このフェース面の一部が欠けてしまったりしたら、私の精神的なダメージは計り知れません。


その後のラウンドにも影響してきますし、ずっと後悔し続けると思います。


そうなることが解っているので、私はこのパターが大好きなのですが、他のパターを購入し、このパターはあくまでも『心の支え』 といいますか、『保険』的な扱いで使うことをやめました。


なので、キャロウェイのFW同様、実用期間はそれほど長くありません。


パッティングがかなり不調になってどうしようもなくなったときが、このパターの出番ということになるのですが幸い、そこまでの不調はきていませんし、自宅でも不調にならないように時間を見つけてはカーペットの上でボールを転がしています。


このパターのお世話にならないことが、モチベーションの維持につながっています。



魔法のパター
今日、こうして久しぶりにボールを転がしてみたのですが、やはりいいな・・・。と思いましたし、昔の記憶が蘇ってきます。


このパターを構えたときに、外す気がしませんでした。


私は魔法使いではなく普通の人間ですが、魔法使いにとっては、まさに『魔法の杖』といった存在ではないでしょうか?


そう思えるほど、このパターの『ミラクルさ』が強烈でした。


このパターに全幅の信頼を置いていたので、グリーンの芝目や傾斜を読むことに全神経を使って集中することができました。


このように軽量で、転がりのいいパターは速いグリーンにも対応してくれるので、私はたくさん助けられました。


私はこれまで、たくさんのパターを購入してきましたが、このパターが一番心に残っています。


先ほども書きましたが、パターは値段ではありません。


安価でコストパフォーマンスの高いパターはたくさんあります。


カッコいいから、『あのメーカー』のパターを使う・・・。というのもいいと思いますが、そのメーカーのパターが必ずしもジャストフィットしているとは限りません。


もちろん、パターメーカーの最新モデルにも優れたものはたくさんありますし、中古ショップにも名器と呼ばれるパターはたくさんあります。


ひょっとしたら、今お使いのパターが一番の名器なのかもしれません。


本当のお宝は、案外近くにあるものです。


今使っているパターは好きなんだけど、どうしても感覚が出せないな・・・。タッチが出せないな・・・。という方は、鉛などを貼って重量調整をされてみてもいいのではないでしょうか?


パターに限ったことではありませんが、クラブはある程度『使い続ける』ということが大切だと思います。


クラブと同じ時間を共有して意思の疎通ができ、『皮膚感覚』でタッチを出すことができるようになれば、『しめたもの』です。


スコアアップはもちろん、ゴルフの楽しさが広がります。


私はこれまで、たくさんの方に支えられてゴルフをエンジョイすることができましたが、相棒であるゴルフクラブにも支えられてきたので、今日は私にとって魔法のパターといえるテーラーメイドのパターを紹介させていただきました。


                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2019年03月22日
  

テーラーメイド M5 アイアン

                 
テーラーメイド M5 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M5 アイアン の7番 です。



N.S.PRO 930GH
シャフトは N.S.PRO 930GH です。

ロフトは30度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドMシリーズのニューアイアンです。


先日M6を試打しましたが、今回はM5です。


M6と違い、モノクロ感のあるデザインです。


一瞬、レディスモデルなのかな?と思ったのですが、どうやら違うようです。



側面
テーラーメイドらしい、機能性のあるデザインです。


M6と『瓜二つ』ですが、こちらのほうがちょっとだけシュッとしているように見えます。



TUNGSTEN
トゥ側には『TUNGSTEN』の文字があったので、タングステンが組み込まれているのが分かりました。


昔から、ゴルフクラブに使われるウェイトはタングステンと決まっているようです。



SPEED BRIDGE
バックフェースにはバーのようなものがあり、SPEED BRIDGEと表記されています。


M6を試打したときにも思ったのですが、何年か前に試打した
ナイキのスリングショットというアイアンを思い出しました。


このスピードブリッジには、どのような効果が期待できるのでしょうか?



彫りの深さ
ポケットタイプのアイアンですが、それほど彫りは深くありません。


これならば構えたときに、バックフェースの膨らみが気になることはないような気がします。



トップライン
トップラインは少し厚めですが、気になるほどではありません。


むしろ、今では普通といえるような気もします。



ソール幅
ソール幅も標準的です。


もっとワイドだろうと予想していたのですが、違いました。


実際に見比べてみないと詳しいことは分かりませんが、おそらくM6よりは少し狭いと思います。


今度、機会があれば見比べてみたいです。



ネック長さ
ネックの長さも標準的です。


ロングでもなく、ショートでもありません。


今はこれくらいが一番多いです。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


いかにもステンレスっぽい質感です。


何となくですが、冷たい印象をもちました。



グリップ
装着されているグリップは、これまでもよく出会ってきたシンプルなタイプです。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずです。


やや軽量タイプですが、頼りない感じはなく、すぐにタイミングを整えることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、予想していた以上に構えやすいので、少し驚きました。


もっとクセのある顔を予想していたのですが、違いました。


テーラーメイドのアイアンといえば、グースがきつい印象がありますが、このアイアンは違います。


ほぼストレートといっていいように思います。


テーラーメイドのアイアンを構えているという実感はもてませんでした。


トップラインの厚さが少し目立ちますが、気になることはありませんでした。


私はもう少し薄いほうが好きなのですが、これくらいの幅が好きだという方も多いのではないでしょうか?


グースタイプのアイアンが苦手な方の、ほぼ全てをカバーできている構え感といっていいのかもしれません。


この『構え感』は、M6と大きく異なります。


私は断然、このM5のほうが好きです。


意外といいますか、いい意味で予想を裏切られましたが、期待感が膨らんできました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、まずまずでした。


『しっかりめ』な打感です。


ソフトなフィーリングではないですが、この打感は予想していましたし、テーラーアイアンらしい感じもします。


好みの打感ではないですが、質感に合っているな・・・。と思いました。


この打感でテンションがあがることはありませんでした。


フェース面がクールな感じでしたが、打っている私もクールでした。


感情の起伏がない試打を機械的に、ただ淡々とやっている感じ・・・。といったらいいでしょうか?



トゥ側
球はあがりやすくて、弾道も高めでした。


ただ、どちらかというとヒッタータイプの方に合いやすいのかな?と思いました。


M6のほうが、球があがりやすくて易しいと感じる方もいらっしゃるような気がします。



バックフェース
『安定性』は高くて、イージーなタイプです。


ポケキャビの特徴がよく出ています。


大顔タイプでない、ノーマルサイズのアイアンの中では、最大級の寛容さをもったアイアンといっていいのではないでしょうか?


シビアさは全く感じませんでした。


ただ、打感がもうちょっと良ければ、もっといろいろなことを感じ取れるのにな・・・。と思いました。



飛距離性能
『飛距離性能』も予想通り優れていますが、今のアイアンの中では普通といったところかもしれません。


よく飛びますが、驚くようなことはありませんでした。


確実性の高い、一番手上の飛びを実現したアイアンといえるように思います。


アイアンにはぜひ欲しい『球の乗り』で運ぶタイプではなく、フェースで弾き飛ばすタイプのアイアンです。


今のディスタンス系アイアンに多いフィーリングです。



操作性
『操作性』は、いい感じでした。


セミオートマチック的な易しさがありますが、左右に打ち分けるのも簡単でした。


クセのない顔がそうさせていたのかもしれません。


グースタイプのアイアンを使い慣れておられる方には、球のつかまりが悪いと感じられるかもしれません。


そういった方にはM6のほうが合っているような気がします。



ヒール側
M6はグースタイプで、このM5はストレートタイプということで、タイプの異なる姉妹モデルだということが分かりました。


最初見たときは、デザイン以外にどこに違いがあるのだろうと思っていましたが、顔つきが大きく違っていました。



TaylorMade M5 アイアン
M6のような『スタンダードなグース』が苦手な方のために、このM5が用意されているのではないでしょうか?



TaylorMade M5 アイアン
以前、テーラーメイドの中空アイアンを試打することができたのですが、今回のM5・M6はキャビティタイプです。


外見の違いは大きいですが、『易しい』という共通点があります。


打感が犠牲になってしまうという短所も共通点ですが、それを補ってあまりある易しさがあるので、今も大きな支持を集めているのではないでしょうか?



TaylorMade M5 アイアン
テーラーメイドのアイアンが好きな方。


マッスルバックやハーフキャビティといったベーシックなタイプではなく、いろいろな機能が組み合わさったハイテクアイアンを使いたいという方。


そして、素材などには特にこだわりがないという方。


そういった方々には、今回のM5・M6は合いやすいのではないでしょうか?



TaylorMade M5 アイアン
私はこのM5と、前回のM6アイアンを試打して、魅力を感じることは無かったのですが、それはこのアイアンが劣っているということではなく、あくまでも私の好みに過ぎません。


このアイアンに高い技術と柔軟なアイデアが凝縮されているのは間違いありません。



TaylorMade M5 アイアン
今回は私の好みから外れているところがありましたが、これからもテーラーメイドには期待していきたいです。


ありがとうございました
                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2019年03月13日
  

テーラーメイド M6 フェアウェイウッド

                 
テーラーメイド M6 フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M6 フェアウェイウッド の5番 です。



Speeder 661 Evolution V
シャフトは Speeder 661 Evolution V です。

ロフトは18度、クラブ長さは42インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは3.7、バランスはD3、キックポイントは先中調子 です。



正面
テーラーメイドM6シリーズのフェアウェイウッドです。


先日、ドライバーアイアンを試打しましたが、今日はFWを試打する機会に恵まれました。



側面
シャロー感のあるヘッドですが、クリークということもあり、コンパクトにまとまっています。


ソールのデザインがドライバーとよく似ているので、一目でM6だと分かりました。



ネック長さ
ネックの長さは適度にありますが、調整システムは搭載されていません。


先日試打したM5フェアウェイウッドM6ドライバーにも搭載されていたのですが、このFWだけはありません。


どういうことでしょうか?


このFWは搭載しなくても十分なパフォーマンスが期待できるということなのでしょうか?


それとも、設計上の理由があるのでしょうか?


同じFWでも、M5にはウェイト移動システムもありましたが、このM6にはなく、かなりシンプルに見えます。


しかし、私はシンプルなクラブが『大好物』なので、このクラブに興味が湧いてきました。


『シンプル・イズ・ベスト』ではありませんが、昔からシンプルなクラブは高性能なものが多いです。


とはいっても、このクラブも他と比べると、色々なパーツが組み合わさっていますし、充分機能的といえるのですが・・・。



ソールの溝
ソールには溝のようなものがあり、『SPEED POCKET』という文字があります。



溝の深さ
しかし、とても浅いです。


溝というよりは、『段差』といったほうがいいのかもしれませんが、これにもメーカーの深い研究があるのだと思います。



シャローヘッド
見慣れたシャロー形状です。


シャローバックタイプですし、フェース高もそれほどありません。



顔
無難な感じのいい顔をしています。


程よくコンパクトにまとまっているのですが、クリークだからでしょうか?


スプーンだと、もうちょっと投影面積が大きくなるのかもしれません。



カーボンクラウン
クラウンにはカーボンが組み込まれています。


今ではポピュラーな工夫です。


テーラーメイドだけでなく、他のメーカーも採用しています。


こうすることにより、かなりの低重心化が図れるのは間違いありません。



フェース面の仕上げ
これまで試打したモデルと同じように、フェース面の質感が良くなっています。


ドライバーには2つの赤いビスがありますが、このFWにはありません。


ルールギリギリまで反発力を高めていないということでしょうか?


それとも、あえて反発力は求めていないのでしょうか?



TWIST FACE
トゥ側にある、この『TWIST FACE』もお馴染みです。


M3M4からの新しい技術が、今回のM5M6にも搭載されているようです。



グリップ
グリップはとてもシンプルで無難なタイプです。


テーラーメイドはヘッドには色々な工夫をしますが、グリップはずっとシンプルなままが多いです。


消耗品なので、あえて力を入れないのでしょうか?



振り感
素振りをしてみた感じは、なかなかいいです。


タイミングもすぐに整えることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、好感が持てました。


クセのない顔で、リラックスして構えることができます。


テーラーメイドは時々、強いクセのあるものが見られるのですが、このクラブはとても自然な感じがして、いい印象をもつことができました。


先日試打したM5といい、今回のM6といい、今年のモデルは『顔の良さ』にもこだわっているのではないでしょうか?


テーラーメイドはどちらかというと、機能性を求めて、フィーリングは後回しな印象がありますが、必ずしもそうとはいえないような気もしてきました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトというよりは、ややしっかりめですが、テーラーらしいフィーリングですし、好感がもてました。


外観にマッチしたフィーリングといったらいいでしょうか?


予想していた通りでした。



打球音
『音』は、はっきりしていますが、高すぎず大きすぎず、しっかり振り抜いていけるので好感が持てます。


この音も、テーラーメイドらしいです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通です。


今のFWの中でも、平均的なほうだと思いました。


どちらかといえば、ヒッタータイプの方に合いやすいと思いますが、決してタフなタイプではありません。



バックフェース
小振りなヘッドですが、安定性はなかなか優れています。


この大きさにしては、『最大級』といっていい易しさ・寛容さをもっているような気がします。


小振りでシンプルなヘッドですが、見えないところにも色々な工夫がされているのでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は優れています。


フェースの弾きが良くて、弾道も力強いです。


よく飛ぶので、スプーンが要らないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?


最近のクリークはポテンシャルがあがり、本当によく飛ぶようになってきたのでバフィを殆ど見なくなりました。


スプーンが苦手だという方は、あえてバッグに入れないという選択肢があってもいいのではないでしょうか?


このクラブのように『飛ぶクリーク』を試打していると、そのように感じることが多いです。



操作性
『操作性』は、なかなかいい感じです。


左右にも反応してくれました。


小顔ということもありますが、自然につかまえていけるところがすごくいいです。


持ち球がスライス系でフックフェースを好まれる方も、これくらいのコンパクトな大きさならば、『ニュートラル』な顔で充分だと感じやすいのではないでしょうか?


フェースをかなりきつく被せるように作って、自動的につかまるようにしても、そこにプレイヤーの意思が伝わっていなければ、ただ単に『左に行ってしまう』クラブになってしまいますが、このクラブのように自然とつかまえていけるのなら、フィーリングを邪魔しないですし、余計な動作も必要なくなるので、易しく感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?



ヒール側
これまでのテーラーメイドのクラブの中では、比較的シンプルな外見です。


しかし、しっかりとした技術が感じられますし、シンプルな分だけ、見えないところにも工夫がされているのではないでしょうか?



TaylorMade M6 FW
調整機能を付けていない分、ヘッドの基本性能にこだわっているように感じました。



TaylorMade M6 フェアウェイウッド
シャロータイプですが、頼りなさのようなものはありません。


しっかりとボールを力強く弾き飛ばしてくれるクリークです。



TaylorMade M6 フェアウェイウッド
直打ちでも、しっかりと球を浮かせてくれたので、パー5のセカンドでも活躍してくれそうです。


M5フェアウェイウッドはTITANIUMの文字があったので、チタンだと分かりました。


このM6には何も表記されていないのですが、メタルなのでしょうか?


実際のところは分かりませんが、このクラブはとてもいいですし、M5にも引けを取っていません。


もし機会があれば、打ち比べてみたいです。



TaylorMade M6 フェアウェイウッド
基本性能がしっかりとしていて、高いパフォーマンスが期待できる、レベルの高いFWです。

                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2019年03月07日
  

テーラーメイド M5 TOUR ドライバー

                 
テーラーメイド M5 TOUR ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M5 TOUR ドライバー です。



KUROKAGE TM5
シャフトは KUROKAGE TM5 です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は56g、トルクは4.1、バランスはD3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は308g です。



正面
テーラーメイドの新しいドライバーです。


先日、M5を試打しましたが、このモデルはその姉妹モデルです。


こうして見ても、かなりそっくりで、まるで『双子』といえるほどです。



TOUR
トゥ側には『TOUR』の文字があったので、先日試打したのがレギュラーモデルで、こちらがツアーモデルなのだということが分かりました。


最近では珍しいですが、テーラーメイドは昔から、このような分け方をよくしていました。


こうして見ているだけでは『TOUR』以外、どこが違うのか分かりませんでした。



ウェイト移動システム
ウェイトを移動できるようになっています。


これはM5と同じです。



ソールの溝
ソールにある、この大きな溝も同じです。



SPEED INJECTED
SPEED INJECTEDという文字がありました。



ネック長さ
ネックはテーラーメイドらしい、見慣れた長さです。


ネックには調整システムが搭載されていて、これも同じです。


ツアーといっても、どこが違うんだろう?と思っていました。



STD LOFT
試打するのは、このSTD LOFTのポジションです。



フェース面の仕上げ
今年のM5M6からフェース面が良くなりました。


これまでのワンパターンで雑な感じが払拭されました。



フェース下部のビス
フェース下部にある、この赤いビスも今回のモデルから採用されましたが、フェース面にこのような物を組み込むのは他では見られない工夫です。


稀有といってもいいかもしれません。


指で触れてみても、『出っ張り感』は無く、たとえこの場所に当たったとしても、ボールの軌道に影響を与えることはないと思います。


とはいっても、どのクラブでもこの場所でヒットすれば大きなミスショットになりますし、あえて『当たりえない場所』に、もってきているのは間違いありません。


ボールとの唯一の接点であるフェース面に、しかも『外側』にパーツを組み込むという発想が素晴らしいです。



TWIST FACE
トゥ側には『TWIST FACE』の文字がありました。


これまでのモデルに共通するところです。



セミディープ
シャローバックではありますが、今はもっと薄いものが多いので、今のドライバーの中では、セミディープといっていいでしょうか?


適度な厚みがあるように見えます。


こういったところも、『TOUR』の特徴なのでしょうか?


クラウンの膨らみも、ちょっと目立ちます。



顔
顔はちょっと個性的でした。


この顔を見て、ようやくM5との大きな違いに気づきました。


ヘッド後方(バックフェース)の膨らみが抑えられていて、やや小ぶりになっています。


おそらくといいますか、ほぼ間違いなく460ccではないと思います。


この小振りなところが、TOURなのではないでしょうか?


日本のメーカーで小顔タイプを発売するのは珍しくないですが、海外メーカーのテーラーメイドが発売するのは珍しいです。


それだけ、小顔タイプに対するニーズが高いということなのではないでしょうか?


私は小顔タイプが好きですし、このドライバーは小顔ではありますが、『美顔』だとは思いませんでした。


ちょっとクセがありました。


バックフェース付近を見ると、逃がすイメージが出せそうで『逃がし顔』に見えるのですが、フェースは被っているように見えたので『つかまえ顔』にも見えました。


2つの顔をもつ、まさに『ダブルフェース』といったところでしょうか?


これが奇妙に見え、変わっているな・・・。と思いました。


『つぎはぎ感』もありました。


やや面長なところもありますし、顔につぎはぎをしているように見えて、フランケンシュタインの顔を連想しました。


美顔に見えなかったからかもしれません。


私はラージサイズよりも小顔のほうが好きですが、M5に関して言えば、このツアーよりもノーマルの顔のほうが好きです。



カーボンクラウン
クラウンの殆どをカーボンが占めています。


これは他のモデルと同じです。


かなり低重心化されているのではないでしょうか?



装着されているグリップ
装着されているグリップも、これまで試打したモデルと同じで、とてもシンプルです。


無難なグリップということがいえます。



振り感
素振りをしてみると、タイミングも取りやすく、好感が持てました。


振っていて、特に不安に感じることはありませんでした。



構え感
ボールを前にして構えてみた感じは、まずまずでした。


小顔タイプではありますが、やはりちょっとだけ違和感がありました。


それほど気になることはないのですが、ちょっと勿体ない感じがしました。


見とれることもなく、淡々と構えていました。


ずっと見ていると、頭の中がモヤモヤしてしまいそうだったので、すぐに打つことにしました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は好感が持てました。


しっかりしていますが硬すぎず、手に嫌な衝撃も残りません。


M5と同じフィーリングです。



打球音
音も、こもった感じはなく、はっきりしていて心地いいです。


これまでもたくさん聞いてきたので、テーラーメイドらしい音といっていいように思います。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、ややしっかりしている・・・。といいますか、少しタフな感じがしました。


M5よりは明らかに弾道が抑えられています。


しかし、ソールにあるウェイトを移動させれば、かなり印象も変わってくるのは間違いありません。


ウェイトを2つともフェース寄りにもってくれば、重心が前に来て浅くなり、タフなドライバーに変貌するのではないでしょうか?



バックフェース
『安定性』は、まずまずでした。


やや小ぶりではありますが、小振りになった為のシビアさのようなものは感じられませんでした。


ごく普通のドライバーといった感じです。


M5のほうがおそらく大らかさがあると思いますが、このドライバーも気難しさのようなものは感じませんでした。


顔を見たときに『逃がし感』と『つかまえ感』の両方を感じていて、実際に打ったらどうなっちゃうんだろう?と思っていましたが、これまでの他のドライバーと同じように普通に打てました。


『逃がし感』と『つかまえ感』がお互い相殺していたのかもしれません。


構えたときにモヤモヤ感があったのですが、ラインも出しやすく、易しいところがありました。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れています。


M5同様、弾きがいいですし、力強い弾道が魅力です。


音のイメージと、実際の弾道がマッチしていました。


ロフトが9度ということもあると思うのですが、高くあがりすぎないタイプで、強く叩いていけるタイプです。


低スピン性能も高く、ポテンシャルの高いドライバーです。


スインガーの方よりは、明らかにヒッタータイプの方に合いやすいドライバーだと思います。



操作性
『操作性』は、まずまずでした。


左右にも対応してくれたのですが、構えた時にあまりいいイメージが出せなかったので、ちょっと苦戦しました。


アバウトさの中に何かいい物を見つけ出す・・・。といった感じでした。


逃がすイメージも出せたのですが、どちらかというと私にはフック系のほうが出やすい印象をもちました。



ヒール側
第一印象の段階から、実際に打ってみるなかで、ノーマルモデルとどこが大きく違っているのだろう?と思っていました。


やはり、顔の大きさと雰囲気が大きな違いです。


それ以外にも、このツアーならではの工夫がされているのかもしれませんが、私の鈍い感性ではそれを敏感に感じ取ることはできませんでした。



TaylorMade M5 TOUR DRIVER
ややディープになって、強い弾道が打ちやすくなっているのも違いますが、特別大きく変わった感じはしません。


今日は、この一本だけの試打でしたが、もし機会があれば、このツアーとノーマルモデルを打ち比べてみたいです。



TaylorMade M5 TOUR DRIVER
テーラーメイドの最新モデルですし、タイガー・ウッズ選手をはじめ、多くの契約プロが使っているモデルだと思います。


最新の技術と多くの工夫が詰め込まれたハイテクドライバーです。


こういったところは、テーラーメイドの得意とするところではないでしょうか?



TaylorMade M5 TOUR DRIVER
『TOUR』となっていますが、特別難しくなっているとは思いません。


ラージサイズよりも、少し小ぶりを好まれる方には、かなり合いやすいのではないでしょうか?


ヘッドのあらゆるところに手が加えられていて、『これでもか』というくらい、たくさんの技術が注ぎ込まれていますが、やはりウェイトを移動させたり、ネックの調整システムを利用することで、細かなセッティングができるところも大きな魅力です。



TaylorMade M5 TOUR DRIVER
テーラーメイドの斬新な発想と、それを形にする凄さ・・・。


まさに『至れり尽くせり』のドライバーです。
                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2019年02月27日
  

テーラーメイド MILLED GRIND HI-TOE ウェッジ

                 
テーラーメイド MILLED GRIND HI-TOE ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド MILLED GRIND HI-TOE ウェッジ です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは58度、クラブ長さは34.75インチ、シャフトフレックスはS200、トルクは1.7、バランスはD5、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は478gです。



正面
久しぶりに出会った、テーラーメイドのウェッジです。


テーラーメイドはドライバーやFW・UT・アイアンと比べると、ウェッジにはあまり力を入れていないのかな?と思うこともありますが、これまでも高性能なウェッジをたくさん発表してきました。


このウェッジはこれまでと違い、かなり個性的なデザインです。



側面
大顔ということもなく、標準的な大きさです。


この角度から見ると、気をてらった感じはありません。



HI TOE&赤いマーク
HI-TOEということで、トゥが高いということなのでしょうか?


まさに、ここの膨らみのことをいっているのかもしれません。


HI-TOE以外にも、赤いマークが目に入りました。


MとGに見えるのですが、この意味は分かりません。



ソールの凹み
ソールには凹みがありました。


とても珍しいですが、おそらくこれはソールの部分をくり抜いて、重心の高さを出す為ではないでしょうか?


以前試打したエスヤードオノフのウェッジと同じような意味だと思います。



ソールの凹みの深さ
この凹みの深さは浅いですが、凹んでいる面積が大きいので、充分カバーできているのではないでしょうか?



ソール幅
ソール幅はややワイドですが、今のSWの中では標準的といっていいように思います。


トゥからヒールにかけてテーパーになっているのではなく、ストレートタイプです。


このようなウェッジも今は多いです。



スルーボアのよう
ヒール側には、このような赤いものがあったので、一瞬スルーボアなのかな?と思いましたが、ホーゼルもきちんとありますし、おそらく何か違う理由があるのだと思います。


ソールには細かな溝のようなものがありました。


とても珍しいですが、どのような効果が期待できるのでしょうか?


ショットをする時、接地して振り抜くスピードをあげる為なのかな?と思いました。


こうして見ていると、『蛇の腹』を思い出しました。


『SNAKE'S STOMACH ソール』と勝手に名づけました。


テーラーメイドは他のメーカーがやらないような工夫を積極的に取り入れている先進的なメーカーです。


常に足踏みをせずに、歩み続けているメーカーというイメージを私はもっています。



削られたトレーリングエッジ
バンスの利きは普通ですが、トレーリングエッジは大きく削られています。


独特なソール形状です。


バンカーではきちんと砂を弾いて、普通のアプローチでは開いたときに邪魔にならないようになっているのでしょうか?


もしそうであれば、まさに『至れり尽くせり』です。


昔に比べ、今はソール形状が大きく変わりました。


色々な工夫が施されています。



リーディングエッジ
リーディングエッジは、ほんのちょっとだけ丸みを帯びているように見えました。


大きな削りではありません。



ネック長さ
ネックの長さは充分あります。


ウェッジは高重心のほうが有利だと思いますし、それにはある程度のネックの長さが必要になってきます。


このウェッジはその基準を充分満たしていて、スピンが掛かりやすそうです。


ネックの長さが足りないウェッジは、頼りなさそうに見えることもあるのですが、このウェッジは頼もしい感じがします。



CARBON STEEL
ホーゼルには『CARBON STEEL』の文字があったので、ステンレスではなく軟鉄(カーボン鋼)タイプなのだということが分かりましたが、テーラーメイドはステンレスのイメージが強いです。


このウェッジを見て、カッパー的な感じがしますし、PINGのクラブを思い出したのですが、それはおそらく私だけではないのではないでしょうか?


独特の質感をもっています。


使っていけばいくほど、後からいい味が出そうです。



個性的なフェース面
そして何と言っても、このウェッジの最大の特徴といえば、このフェース面です。


フェース面いっぱいにスコアラインが刻まれています。


ここまでする必要はあるのかな?と率直に思いましたが、別にルールに違反しているわけではないですし、個性があるのはとてもいいことです。


私は常に芯付近でヒットするように心がけていますが、人によってはアプローチのときに、わざと芯を外してトゥ寄りでヒットして球の勢いを殺すアプローチが得意だという方もいらっしゃると思います。


このウェッジはそういう方には、とても魅力的なのではないでしょうか?


私も普通に打つときはそうでもないですが、大きくカットに打つときは、少しトゥ寄りに当たるので、こういった工夫があってもいいのかな?と思います。


しかし、それにしても凄すぎます。


一度見ただけで忘れられません。


こういった思い切った設計ができるのも、テーラーメイドのいいところです。


このフェース面は好き嫌いがはっきりすると思います。


好意的に見られる方もいらっしゃると思いますし、これまで通りノーマルなタイプのほうが好きだという方もいらっしゃると思います。


私はノーマルなほうが好きです。


このようにフェース面いっぱいのスコアラインの必要性を感じていません。



ミーリングあり
凄いフェース面だな・・・。と思いながらしばらく見つめていたのですが、一応ミーリングがあるかどうか確かめてみることにしました。


すると、細かなミーリングがあることに気づきました。


指で触れてみると、なかなかの『ザラザラ感』がありました。


このミーリングの模様は変わったものではなく、オーソドックスで、これまでもよく見られたタイプです。



彫りの深さ
バックフェースはキャビティタイプではなく、フラットタイプですが、ソールの凹みがよく目立っています。



トップライン
トップラインの厚さは標準的です。


こういったところは大味ではありません。



オリジナルグリップ
ツアーベルベットが採用されていて、好感度がグンとあがりました。


微妙なフィーリングを必要とするアイアンやウェッジには最適なグリップです。


この何ともいえない、しっとり感がたまりません。


テーラーメイドがツアーベルベットを採用するのは久しぶりのような気がします。



構え感
ボールを前にして構えてみると、やはり独特な感じがして、違和感があったのですが、大きさが適正でボールとのバランスがとれているところが大きなプラスポイントです。


それと、ネック回りがいい感じで絞り込まれているところがいいです。


最近はウェッジだけでなくアイアンでも、このネック回りがちょっと太くてボテッとした感じのものが多いのですが、このウェッジは絞り込まれているので、すっきりしています。


こういったところは、海外メーカーの特長のひとついっていいのかもしれません。


どうしてもフェース面いっぱいのスコアラインに目が行ってしまいますが、これも慣れたらあまり気にならなくなるのかもしれないな・・・。と思いました。



開きやすさ
フェースを開いて構えてみたのですが、とてもいいです。


開いて邪魔するところがありません。


大きく削られているので、色々と変えられます。


いくつかの『段階的に』ではなく、『シームレス的に』開きを調整できます。


こういったウェッジは実戦的です。


私は昔から、フェースの開閉を大きく使うタイプなので、このようなウェッジには魅力を感じます。


以前も書きましたが、アプローチがどうしても苦手だという方の多くがフェースの開閉をあまりしておられないように思います。


私はそういう方をたくさん目にしてきました。


フェースを開いて使えば、細かなショットがとても簡単で楽になります。


最初から飛ばさない構えを作ることがとても大切です。


フェースの開閉を使えば、私のように感性が鈍いタイプでも、ウェッジが本来持っている性能を発揮してくれるので成功の確率が高まります。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。


こういった外見なので、フィーリングの予想ができなかったのですが、いい意味で意外なところがあり、好感が持てました。


大味な打感ではありません。


フェースにあるミーリングも効いているのだと思います。


ボールへの食いつき感もありました。



トゥ側
ボールも拾いやすいです。


ストレートネックなので、少々薄く当たっても、上手く拾ってくれる易しさをもっています。


グースが利きすぎていると、どうしても上から『潰し過ぎ』に打っていきたくなるのですが、このようにストレートだとボールの下をすくって『フワッ』という感じで運んでいくことができます。


出球の高さも適正で、高く浮かせることが得意なウェッジです。


ロブ系のショットも易しいだろうな・・・。と思い試してみたのですが、その予想はピタリと当たりました。


いわゆる『ダルマ落とし』的な感じでボールの下をサッとくぐらせていけるので、かなり飛びすぎを抑えることができます。


高さと球の重さでボールを止めていけるウェッジです。


いわゆる『点で攻めていける』ウェッジといったらいいでしょうか?


私のホームコースは砲台グリーンが多く、どうしてもロブ系が必要になってくるので、このようなウェッジだと助かります。



スピン性能
スピン性能も優れています。


フェースがボールにしっかりと食いついてくれ、よく止めてくれました。


『激スピン』とまではいきませんが、安定して高いスピン性能を発揮してくれるウェッジです。


グリーン回りでの計算も立てやすそうです。


まさに『スピンの優等生』といったところでしょうか?



バックフェース
『安定性』という点では、平均的だと思います。


特別シビアだとは思いませんが、ラインも出しやすいですし、『気難しさ』のようなものはありませんでした。


フェース面が独特なので、構えたときにラインをイメージしづらいところがあったのですが、先ほども書きました通り、慣れてしまえば気にならなくなるのではないかな?と思いました。


かなり個性的なウェッジですが、いわゆる『大味タイプ』ではないので、フィーリングを出しやすいと感じる方も多いのではないでしょうか?



距離感
『距離感』は最初の数球はちょっと合いづらく、前後にブレてしまったのですが、球数をこなしていくうちにまとめることができました。


やはりこれも慣れだと思います。


球の乗りもいいですし、バーンと弾くタイプではないので、それを気にせずしっかりと運んでいけるところがいいです。


フェースを被せれば転がしもいけますが、どちらかといえば、打ち出しを高くしてキャリー重視で寄せていきたい・・・。という方に合いやすいのではないでしょうか?


スピン性能が高く、しっかり止めてくれるので、予想以上に足(ラン)が出る心配は少なくなるような気がします。



操作性
『操作性』はとても高いです。


先ほども書きました通り、フェースの開閉がスムーズなので、色々なショットで遊ぶことができました。


SWやLWなどロフトが寝たウェッジでは、どうしてもロブ系の球で遊びたくなるのですが、その私の思いを、このウェッジは充分すぎるほど受けとめてくれました。


ロブ系はもちろんですが、普段『ピッチショット』中心のアプローチをしておられる方にも、このウェッジの構え感が気にならないのであれば、頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?



ヒール側
あくまでも『感覚的に』なのですが、このウェッジなら『硬いグリーン』でも上手く対応してくれそうだな・・・。と打ちながら感じていました。


フワッと打てるので、『球質を軽くして高さで止める』こともできますし、スピンも効いているので、ダラダラと転がっていく感じはしません。


落としどころを明確に設定できるウェッジなので、実戦でも安心感が得られます。



TaylorMade MILLED GRIND HI-TOE WEDGE
この独特なフェース面が特徴的ですが、基本性能はとても高くてバランスもとれています。


ただ先ほども書きました通り、どうしてもこのフェース面を好きになれないという方もいらっしゃると思いますし、グースタイプを好まれる方には、かなり合いづらいかもしれません。



TaylorMade MILLED GRIND HI-TOE WEDGE
人によって好みが分かれるところではありますが、私は面白いウェッジだな・・・。と思いました。


テーラーメイドらしい、斬新なデザインと基本性能の高さが印象的でした。



TaylorMade MILLED GRIND HI-TOE WEDGE
ただ、私がこのウェッジを購入するか?と聞かれれば、今の段階では購入しません。


やはり、独特なフェース面がどうしても気になってしまいますし、今は他にも素晴らしいウェッジがたくさんあるので、敢えてこのようなタイプにしなくてもいいな・・・。と思っています。


慣れれば使いやすそうですが、私には『慣れれば』というよりも、『即戦力』といいますか、すぐに『一片の曇りもない』イメージをもたせてくれるウェッジを求めています。


そういったこともあり、私がこのウェッジを購入することは今のところ無いですが、とても印象深いですし、また機会があれば試してみたいです。




                         
        
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2019年02月21日
  

テーラーメイド M6 アイアン

                 
今夜、北海道で震度6弱の地震が発生しました。


ニュースを聞いて驚きました。


揺れが治まり、被害が拡大しないことを祈ります。


とても心配です、どうかお気を付けください。



テーラーメイド M6 アイアン
さて今日は、このアイアン試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド M6 アイアン の7番 です。



REAX 85
シャフトは REAX 85 です。

ロフトは28.5度、クラブ長さは37.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は94g、トルクは1.8、バランスはD1、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドM6シリーズのアイアンです。


先日M6ドライバーを試打して好感を持っているので、アイアンも試打したいとずっと思っていました。


テーラーメイドらしい、機能的なデザインですが、ゴチャゴチャした感じがしないので、好感が持てます。



側面
ラージサイズでプクッと膨れているタイプなのかな?と思っていましたが、そうでもありませんでした。


小顔ということはないですが、大きすぎないのがいいです。


セミラージサイズといったところでしょうか?


テーラーメイドらしいポケットタイプのアイアンです。


中空タイプのアイアンも試打しましたが、このポケットタイプがメインのような気がします。



SPEED BRIDGE
薄くて小さいので、写真では見えづらいのですが、トゥ側には『SPEED BRIDGE』という文字がありました。


どういう工夫なのか分かりませんが、次ぎから次へと柔軟な発想で新たな工夫を取り入れてくれるテーラーメイドは凄いです。



トゥ側の工夫
トゥ側の、この部分にも工夫が見られました。


色々な物が組み込まれているようです。



彫りの深さ
ポケキャビらしく彫りの深さはたっぷりありますが、バックフェースが大きく膨れていないのがいいです。


これなら構えたときに、邪魔にならないだろうな・・・。と思いました。



トップライン
トップラインは少し厚めですが、気になるほどではなかったですし、テーラーメイドらしい厚さです。


薄くてシャープなタイプではありませんが、これくらいの厚みがあるほうが、安心感が得られるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?



ソール幅
ソール幅は少しだけワイドに見えますが、今のアイアンの中では普通といった感じがします。


ワイドソールを好まれる方は、もうちょっと広さが欲しい・・・。と思われるかもしれませんが、私は広すぎるアイアンは難しく感じることが多いので、これくらいで収まっていると親近感が持てます。



ネック長さ
ネックの長さは普通です。


見慣れた長さですし、特に変わったところは見られませんでした。


こうして見ても、ちょっとグースが利いているのが分かります。


私はこの角度から見て、そのクラブに見とれることもあるのですが、今日はそれがありませんでした。


感情が高ぶることもなく、機械的に淡々と見ていました。


これまでのテーラーアイアンと同じような感覚です。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは無く、普通といった感じで、特に変わった工夫は見られませんでした。


先日試打したホンマのアイアンのときに、スコアラインの数について書かせていただいたのですが、このアイアンは14本です。


だいたい13本前後が普通だと思うので、このアイアンもその範囲になりますが、こうしてフェース面を見ていても、海外メーカーらしい感じがします。


ホットといいますか、熱い思いがこみ上げてくるようなフェース面ではなく、クールでマシン的な印象をもちました。



グリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。


ソフトなフィーリングで好感が持てますが、テーラーメイドはあまりグリップには気を遣っていないようにも見えます。


グリップは消耗品で変える頻度も高いので、あえて手を加えないという戦略なのかもしれません。



振り感
素振りをしてみると、少し軽く感じました。


顔が『ゴツい』感じなので、もうちょっと重量感があるかな?と思っていたのですが、違いました。


『よくある重さ』ではありますし、これくらいが今一番支持されているのかもしれません。



構え感
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。


テーラーアイアンらしい構え感といえますが、私の好みではありませんでした。


とはいっても、これまでもたくさん出会ってきた顔ですし、予想通りといえます。


マニュアルタイプの繊細さを感じさせる顔つきではなく、いい意味での鈍感さがあり、大らかそうな感じがします。


オートマ系のアイアンを好まれる方には、親しみをもちやすいのではないでしょうか?


私の好みから外れるところはあるのですが、これまでのテーラーメイドアイアンの中では、好感が持てるほうです。


グースが利いていますし、やや大味な感じがしますが、苦手意識などは芽生えませんでした。


テーラーメイドのアイアンだから、こんな感じかな・・・。と思いながら見ていました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は予想していたよりも良くて、一球目から、


あれ、これまでとちょっと違うぞ・・・。と思いました。


これまでのテーラーメイドのアイアンは、やや硬めでありながら、『芯』のない打感が多かったのですが、このアイアンの打感には芯があります。


いわゆる「ベチャッ」という感じの打感でもなく、程よい手応えがありました。


しかも硬すぎず、手に嫌な衝撃は残りませんでした。


ステンレス系アイアンの中では、好感度の高いアイアンです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通だと思いました。


構えたときに、結構『立って』見えたので、ひょっとしたらタフなタイプなのかな?と思うところもありましたが、実際に打ってみて、そういう感じではありませんでした。


ソールなどに施されている工夫もありますし、『ポケットタイプ』の優位性もあるのだと思います。


これまでたくさんのポケキャビを試打してきましたが、ポケットにする大きな目的のひとつといいますか、最大の目的は『ロフトを立ててもあがりやすくする』ということなのだと、改めて感じました。


わざわざポケットにして、ロフトを立てないのであれば、ポケットにする意味はないのかもしれません。


ポケットにして重心深度を深くするということも重要ですし、タングステンなどのウェイトを組み込むのも同じ目的です。


『スタンディングロフト』でも、あがりやすいアイアンはたくさんあります。



バックフェース
『安定性』は高く、見た目通りの大らかなアイアンです。


ヘッドはやや大きめですが、大きすぎないので、打点が安定していて易しく感じました。


易しいアイアンですが、これまでも同じようなタイプをたくさん試打してきているので、このアイアンが特別易しくなったという印象はもちませんでした。


『これまで通り易しい』といえるアイアンです。


オートマチック系のアイアンを好まれる方には、とても親しみやすい『易しさ性能』をもったアイアンといえるのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていますが、今はこれくらいでも驚くようなことはありません。


私には完全に『2番手上』の飛距離性能をもっているのですが、ディスタンス系アイアンとしては、標準といえるのではないでしょうか?


そう思えるほど、今は『番手の概念』が崩壊しました。


易しい5番アイアンという感じですが、果たしてこのようなタイプで、グリーンでしっかり止まってくれるのかな?と思ってしまいました。


アイアンには『止め性能』を求めたいですが、このアイアンには止めるイメージが出てきませんでした。


キャリーも稼げますし、難しいアイアンではないですが、どうしてもそこから(グリーンに着地してから)が不安に感じます。


とはいっても、こういったことは、このアイアンだけでなく、多くのディスタンス系アイアンに共通していえることなので、あまり気にしないほうがいいのかもしれません。


これが今のトレンドだと割り切ったほうがいいような気もします。



操作性
『操作性』は、まずまずでした。


敏感に反応するというよりは、やや大らかさが勝ってしまうところがありましたが、左右に曲げることもできました。


マッスルバックなどのように大きく曲げることは難しく感じましたが、普通に対応してくれました。


『オートマ系』の顔をしているので、曲げるイメージがあまり出せなかったというところもあるのかもしれません。


私もちょっと淡々としすぎていたような気もします。



ヒール側
テーラーメイドM6ドライバーを試打していたので、このM6アイアンは少しスタイリッシュで精悍さがあるタイプのアイアンなのかと、実物を見るまでは予想していたのですが、違いました。


これまでもよく目にしてきた、ディスタンス系イージーアイアンです。


新たな工夫も見られますが、基本的には大きく変わっていないように思います。



TaylorMade M6 アイアン
球も普通にあがりやすいですし、距離も出ますが、私が一番印象に残ったのは打感です。


予想していたよりも、いい打感だったので、少しだけテンションがあがりました。



TaylorMade M6 アイアン
これまでテーラーメイドのアイアンは『大味』なものも多く、テンションがあがらないまま試打を終えることもたくさんあったのですが、このアイアンはちょっと違いました。


色々な工夫がされているんだろうな・・・。と思いました。



TaylorMade M6 アイアン
テーラーメイドはとにかく機能性を追求し、打感や構えやすさなどのフィーリングは『何番目かの優先順位』という認識をもっています。


その機能性と斬新な発想で、常に時代の先端を突っ走っているメーカーです。



TaylorMade M6 アイアン
テーラーメイドは、これからもこのような機能的なアイアンを発表し続けると思いますが、またいつか昔のようなフォージドタイプも発表して欲しいです。


テーラーメイドは、やっぱり『ウッド系』に力を入れているメーカーなのだと再認識しました。



TaylorMade M6 アイアン
これからもテーラーメイドの斬新な発想と、それを形にする技術力に期待していきたいです。



                         
        
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2019年02月14日
  

テーラーメイド M5 フェアウェイウッド

                 
テーラーメイド M5 フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M5 フェアウェイウッド の5番 です。



KUROKAGE TM5
シャフトは KUROKAGE TM5 です。

ロフトは19度、クラブ長さは42.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は52g、トルクは4.1、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は320g です。



正面
テーラーメイドの新しいフェアウェイウッドです。


先日ドライバーを試打する機会に恵まれましたが、今日は同じシリーズのFWです。


とっくに木は使われなくなっているのに、今でもFW(FAIRWAYWOOD)になっていますが、これはもうすっかり定着しているので仕方ないですし、このままでもいいような気がします。



側面
シャロー感の強いヘッドです。


今はドライバーに限らず、シャロータイプのFWが主流なので、このクラブはノーマルといえるのかもしれません。


特別変わった感じはしませんでした。



TITANIUM
ソールのバックフェース寄りにはTITANIUMの文字があったので、このクラブがチタンだということが分かりました。


もし、この文字を見つけていなかったら、おそらくこれまで通りメタルという認識をもっていたと思います。


ドライバーのようにヘッドを大きくする必要が無いので、FWをチタンにする必要性は無いのかもしれませんが、これまでもたくさんFWでチタンが使われてきました。


その多くがソフトな打感で、よく飛ぶという特徴をもっています。


特に、ミステリーロッディオのFWは強烈なインパクトを残しました。


初めて試打して数年が経ちますが、今でも強く心に残っていますし、購買意欲を刺激し続けています。


ドライバーだけでなく、FWもチタンが有効なのだと思いますし、これからも増えていくのではないでしょうか?



ソールのウェイト移動システム

ウェイトの移動システム
そしてソールにある、このウェイト移動システムを見て、斬新なデザインだな・・・。と感心させられました。


この目的は分かりやすいのですが、このようなデザインであることが凄いです。


発想の柔軟さといいますか、色々なアプローチの仕方があるものだと思いましたし、もし私がクラブデザイナーだったら、このような設計は出来なかったと思います。


常に時代の最先端を行き、これまでたくさんの斬新なアイデアと、それを形にする製作力・・・。


実行力といっていいかもしれません。


まさにテーラーメイドは、ゴルフクラブ業界の『魔法使い』といったところでしょうか?


この形状にすごく感心しました。


私には思いつきません。



DRAW

FADE
両端にはそれぞれ、DRAWとFADEの文字がありました。


ドライバーほどヘッドが大きくないので、ウェイト移動システムの効果は小さいような気もするのですが、しっかりと役目を果たしてくれるのだろうと思います。



ソールにある溝のようなもの
ソールのフェース寄りには、溝のようなものがあります。


これはもうすっかりお馴染みです。


RBZが、いわゆる『溝ブーム』を引き起こしましたが、最新モデルでこのようになっているということは、溝が大きければ大きいほど、そして深ければ深いほどいいというものではないのだと思います。


強度的な問題もあるのかもしれません。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていました。


これもお馴染みです。


ウェイトの移動と、この調整システムで、幅広い層をカバーできるのではないでしょうか?


私はドライバーやFWに、このような調整システムを重要視していませんが、まだまだ根強い人気があるのは確かですし、最重要視しておられる方も多いのではないでしょうか?


クラブを購入後も、自分に合うようにカスタマイズすることができるのは、とても大きなことだと思います。



STD LOFT
試打するのは、このSTD LOFTのポジションです。



TWIST FACE
フェース面のトゥ寄りには、TWIST FACEの文字がありました。


先日試打したドライバーにも見られましたし、前のモデルから続いています。



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。



かなりのシャロー
こうして角度を変えて見ても、かなりシャローであることが分かります。


ここまでの薄さがちょっと意外でした。


もう少し厚みがあるタイプだと思っていました。



顔
好感のもてる、いい顔をしています。


もっとクセがあるのかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。


シャロータイプのヘッドですが、それをあまり感じさせない顔つきです。



カーボンクラウン
カーボンクラウンタイプで、ドライバーと同じコンセプトになっているようです。


こうすることで、かなりの低重心化が図れるのだと思います。


一番効果的なのは、クリーブランドやプロギアのように、クラウンの部分をえぐりとって空洞にすることだと思うのですが、そうすると見た目のインパクトがあり過ぎて売れにくくなるのかもしれません。


プロギアのFWは、かなり個性的でしたが、その個性(見た目のインパクトの強さ)と同じくらい高性能でした。


クラブは決して外見だけじゃないんだな・・・。と思ったことを覚えています。


今でもあのクラブは忘れることができません。


かなり易しくて大きく飛ばしていけるクラブでした。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングで好感が持てます。


これまでもよく見られる、シンプルなタイプです。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずでした。


少し軽量感がありますが、今はこれくらいが標準といえるでしょうか?


何回か素振りを繰り返して、タイミングを整えることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じでした。


前のモデル(M3&M4)もそうですし、今回のモデルのドライバーも試打しているので、この構えやすさは予想通りでした。


クラブによっては、『顔』として見たときと、ボールを前にして構えてみたときでは印象が変わってしまう物もあるのですが、このクラブの場合は同じでした。


とても自然で楽に構えることができました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は予想していたよりも、しっかりめでした。


チタンなので、もうちょっとソフトな感じなのかな?と思っていましたが、違いました。


しかし、この打感にも大きな不満は無く、普通に打っていくことができました。



打球音
『音』は、はっきりしていますが、大きすぎず好感が持てます。


インパクトが緩むということもありませんでした。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、今のクリークの中では普通といった印象をもちました。


普通ですが、その普通はとてもあがりやすいということです。


今はタフなFWを殆ど見かけなくなりました。


私はFWを試打するときはティアップせずに、直打ちすることに決めているのですが、直打ちでも充分球を上げてくれました。


タフさは全く感じられません。


かなりシャローだからでしょうか?


フェースの下目でヒットして、当たりが薄くなっても、しっかりと拾って上げてくれました。


ソールには色々な物がついていますが、『ソールの滑り』を邪魔することはありませんでした。


しかし、今日はマットの上からなので、実際の芝でも試してみたいです。


特に逆目のライでどうなるか、興味があります。



バックフェース
『安定性』は高いです。


構えやすかったということもあるのですが、イメージした通りのラインに沿って運んでくれました。


今日は調整をしないまま試打をしたのですが、すごく自然な印象をもちました。


シビアさのようなものは感じませんでした。


今は易しいFWがたくさんありますが、それらの中でも、かなり高い大らかさがあるタイプだと思います。


その大らかさとは、『構えやすいFWの中でのトップクラス』という意味です。



飛距離性能
『飛距離性能』は高いですが、今のFWの中では、『やや飛び』といった印象をもちました。


驚くほど強い球が出るという感じはしませんでしたが、コンスタントに稼いでくれるFWです。


飛距離性能もいい感じですが、それよりも私は安定性の高さが魅力的でした。



操作性
『操作性』は、まずまずといった印象をもちました。


クセのない構えやすいFWなので、色々な細工をしてみたくなりますが、少し安定性のほうが勝る感じがしました。


いい顔をしていて、それでいて難しさを感じさせない・・・。という、今のニーズにマッチしているFWです。



ヒール側
テーラーメイドらしく、ソールやネックには色々な機能が付け加えられていますが、実際に打ってみて、ゴチャゴチャしたり、モヤモヤしたり・・・。といったことがなく、最初からずっと楽しむことができました。



TaylorMade M5 FW
最初見たときは、この薄さとソールにあるウェイト移動システムが印象的だったのですが、決して機能性だけでなく、他の部分の性能もしっかり出せているように感じました。



TaylorMade M5 フェアウェイウッド
シャロータイプで、すごくあがりやすいですが、私はもうちょっと厚みが欲しいので、姉妹モデルのM6に期待したいです。


試打していて、今日は殆ど感じなかったのですが、日を改めると『シャローによる不安』も感じてしまうのではないかな?と思いました。


フェースも『シャローめ』なので、特にティアップして打つときは、少し注意が必要かもしれません。



TaylorMade M5 フェアウェイウッド
カッコいいデザインで機能性も十分ですが、見た目だけでなく、基本性能もしっかりしているので、多くの層から支持されるのではないでしょうか?


正直、『ぶっ飛びクリーク』だとは思いませんでしたが、バランスのとれた性能が魅力的です。


機会があれば、また何度でも試打してみたいですし、姉妹モデルのM6と打ち比べてみたいと思いました。


シンプルで分かりやすいFWです。



                         
        
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2019年02月08日
  

テーラーメイド M5 ドライバー

                 
テーラーメイド M5 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド M5 ドライバー です。



KUROKAGE TM5
シャフトは KUROKAGE TM5 です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は56g、トルクは4.1、バランスはD3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は308g です。



正面
テーラーメイドのニュードライバーです。


先日、M6を試打しましたが、今日は姉妹モデルのM5を試打する機会に恵まれました。


今回のテーラーメイドのニューモデルは私の周りでも話題になっていて、その人気の高さが伺えます。


私は、ゴルフクラブに『鮮度』を感じることがあります。


どういうことかといいますと、食料品のように、ゴルフクラブにも鮮度といいますか『旬』のようなものがあって、早く食べなければ(使わなければ)、腐らせるというと表現が良くないですが、最も美味しい時期を逃してしまう・・・。ということです。(それは性能や品質の劣化ということではありません。)


そういった意味でも、テーラーメイドのクラブは、生鮮食料品で魚や野菜に近いところがあるかもしれません。


もちろん、長く使おうと思えば問題なく使えますが、鮮度といいますか、流行に敏感なところがあるように思います。


対して地クラブメーカーと呼ばれるクラブの多くは、何年も同じモデルが発売されていて、それが色褪せることはありません。


いいものはいつまで経ってもいいです。


食料品でいえば、長く保存がきくように作られた、燻製や漬物・干し柿・・・etcといったところでしょうか?


燻製や漬物・干し柿などは、その素材を長持ちさせるだけでなく、そうすることでその素材の美味しさをさらに引き出すという大きな長所があります。


昔冷蔵庫が無くて、貴重な食料品の保存をどうするかということについて、先人の知恵は素晴らしいですし有り難いです。


渋柿も干してしまえば、甘みが増します。


生鮮食料品と燻製・・・etc。どちらがいい悪いではなく、常に新たな発想で、しかも早いサイクルで私たちゴルファーを楽しませてくれるテーラーメイドにはいつも感謝しています。



側面
ちょっと話が横に逸れてしまいましたが、このドライバーは、形状的にはシャロー系のラージサイズドライバーです。


これまでのモデルと変わらないような感じがします。



ソールのウェイト
しかし、ソールにはウェイトが配置されていて、それが色々なポジションへ移動できるようになっています。


こういったウェイトを移動させるのはテーラーメイドのドライバーでは、ごく普通のことだと思いますが、M6には無かったので、姉妹モデルであっても、特徴を大きく変えてきているのが分かります。


まずは買ったときの状態から試してみて、それから色々な位置にウェイトを移動させて、自分に合うように調整していくのはメリットも大きいですし、とても楽しいことではないでしょうか?



SPEED INJECTED
ソールのフェース寄りには『SPEED INJECTED』の文字がありました。


これはM6と同じです。


M5とM6では、機能性に違いをもたせているけれど、基本的なコンセプトは同じなのだということが分かります。



ネック長さ
ネックは少し短いですが、見慣れた長さです。


おそらくM6と同じ長さではないでしょうか?


M6同様、ネックには調整システムが搭載されています。



フェース面の仕上げ
このフェース面もM6と同じです。


これまでのモデルよりも、フェース面の質感が良くなりました。



フェース面のビス

フェース面のビス
このビスのような物も同じです。


ゴルフクラブの中で、フェース面は色々なルールで規制されている部分でもありますし、強度的なことなどからも、とてもデリケートな部分だと思うのですが、それにあえて手を加えているのが凄いです。


これまでに無い発想ですし、こういったことができるのが、テーラーメイドの強みでもあります。


まさに『コロンブスの卵』的メーカーといったところでしょうか?


テーラーメイドがいくつもの流行を生み出したといっても過言ではありません。


テーラーメイドというメーカーが存在しなかったら、まだまだパーシモンの時代は長く続いたような気もしますし、メタルやチタンの登場が遅れていたかもしれません。


テーラーメイドの功績はとても大きいです。



見慣れたシャロー
見慣れた感じのシャローです。


今ではこういったタイプが一番多いような気がします。


シャローではありますが、シャロー過ぎないところがいいです。


先日も書きましたが、『スタンダードシャロー』といっていいのではないでしょうか?


ディープタイプは敬遠してしまうけど、かといって薄すぎるのもなあ・・・。という方にも、この形状は親しみやすく感じられるのではないでしょうか?



顔
顔の印象は、M6と少し変わりました。


M6と同じような感じではあるのですが、このM5のほうが、若干ヘッド後方が膨らんでいて、フック系をイメージさせます。


極端な違いではないのですが、異なるタイプだということが分かりました。


今度同時に打ち比べてみる機会があれば、まずはこの顔の違いを見比べてみたいです。



カーボンクラウン
このカーボンクラウンはM6と同じです。


素材も大きさも統一してあるように見えます。



オリジナルグリップ
装着されているグリップも、これまで同様、シンプルなタイプです。


ヘッドにすごくたくさんの工夫がされているので、少し味気ないような感じがしないでもないですが、あえてこういうシンプルなタイプにしてあるのだと思いますし、これもいいものです。



振り感
素振りをしてみると、なかなかいい感じです。


最近のテーラーメイドのドライバーの中では、結構重量感があるように感じました。


このKUROKAGEが標準シャフトなのでしょうか?


それとも、カスタムシャフトという扱いになっているのでしょうか?


おそらく、違うシャフトも用意されているんだろう・・・。と、先日M6を試打したときに違うシャフトだったので思いました。


ここ数年のテーラーメイドの弱点といえば、あくまでも私なりの考えですが、シャフトにあったように思います。


せっかくヘッドがいいのに、シャフトとのバランスが取れていないといいますか、シャフトが負けてしまっている・・・。と感じるドライバーがいくつかあり、その度に勿体ないなぁ・・・。と思うこともありました。


しかし今年のニューモデルである、このM5とM6には、そういったことを感じませんでした。


タイミングも取りやすいです。



構え感
ボールを前にして構えてみた感じは、まずまずでした。


ちょっとクセがあり、かなり前に試打し、強烈なインパクトを残したドライバー『バーナードロー』というドライバーとイメージが少し被りました。


一度だけしか試打していないのですが、私は全く打てずお手上げになってしまったドライバーです。


ボールが左にしか行きませんでした。


このドライバーはそこまで極端ではないですが、少し似ているところがありました。


フェード系というよりは、明らかにドロー系をイメージしやすいドライバーです。


『顔』として見たときはあまり気にならなかったのですが、こうしてボールを前にして構えてみると、フェースが少し被っているように見えました。


やはりラージサイズでは、これくらいが標準といいますか、当たり前のことなのかな?と思いました。


姉妹モデルで似ているのは当然ですが、顔という点では、私は先日試打したM6のほうが好きです。




試打を開始しました。

フェース面
打感は好感が持てました。


M6を試打して、まだ間もないので、このような打感を予想していました。


しっかりしていますが、硬いということはなく、適度な手応えを楽しめます。


フェースに乗るというよりは、完全に弾く感じが強いですが、これも今のドライバーの特徴といっていいように思います。


右に滑る感じは無く、しっかりとつかまえてくれているのが弾道を目で追わなくてもわかる打感です。



打球音
『音』もはっきりしていて、こちらに伝わってくるものがありました。


高すぎず大きすぎず、インパクトを邪魔しません。


テーラーメイドはどちらかというと、『フィーリング重視』というよりは、『機能性重視』『合理性重視』といった印象もありますが、今回のニューモデルのフィーリングは『ど真ん中』というわけではありませんが、好感が持てました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点ではM6同様、普通だと思いました。


タフなタイプではないですが、かといって特別あがりやすくなっているような感じはしませんでした。


このドライバーのロフトは一桁ですが、昔のドライバーのようなハードルの高さは感じません。


今のドライバーの中でも標準的だと思いますが、どちらかといえばヒッター向けなのかな?と思いました。



TaylorMade M5 DRIVER
もちろん、これは2つのウェイトを移動させれば、その印象もかなり違ってくるのは間違いありません。


専用の工具が無かったので、このまま試打したのですが、このポジションがノーマルなのでしょうか?


テーラーメイドは、これまでも色々なパターンでウェイトを移動させてきました。


今回も違うパターンできましたが、その効果は、これまでと大きく変わらないような気がします。



バックフェース
『安定性』は、かなり高いです。


しっかりとつかまった球が、ブレることなく飛んでいきました。


私にはつかまる感じがして、ややドロー系になったのですが、それでも大きくは曲がりませんでした。


私は左側へのミスを嫌うのですが、このドライバーは気になりません。


先日試打したM6も、かなり安定性が高いと感じましたが、このドライバーも同様です。


しかし、このドライバーのほうがつかまりがいいように感じますし、何よりウェイトを移動させて自分に合うようにカスタマイズできるという大きな長所をもっているので、このM5のほうが好きだという方も多いのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』も優れていました。


予想していたといいますか、期待していたところまで、安定して運んでくれました。


今は初速の速いドライバーがたくさんあります。


しかし、テーラーメイドのドライバーはそれらと比べると、若干緩めかな?と思うことがよくありました。


今年のモデルは、そういったことが感じられません。


ルールギリギリまで反発係数を高めているということで、メーカーの本気度が伺えます。


ただ、たくさんのロットの反発係数を厳密に計測すると、そこにはある程度のバラつきがあるような気がします。


日本の地クラブメーカーはその点を、かなり厳密にといいますか、シビアに作っているものが多いですが、テーラーメイドはそういった点に少し『大らか』なところがあるので、個体差も出てくるのではないか?と思いました。



操作性
『操作性』という点ではM6同様、安定性が勝ってしまって、なかなか思うようには曲げられませんでした。


私はフッカーだということもあるせいか、どちらかといえばフック系のほうが易しく感じられましたが、それでも大きく曲げるのは難しく感じました。


今日は練習場でしたが、もしコースで使うのであれば、ほんの少し右を向いてそこから小さく戻していく感じがちょうどいいかな?と、試打しながら感じていました。


実際に打ち比べてみないと分かりませんが、M6よりはこのM5のほうがつかまりやすい設計になっているのではないでしょうか?



TaylorMade M5 DRIVER
とはいっても、先ほどから書いている通り、このドライバーにはウェイトを移動させる機能が付いているので、かなり性能を変えられます。


ウェイト移動システムは、ひとつのクラブに色々な顔をもたせてくれます。


私はこのままのポジションが一番いいように思うのですが、球がつかまりすぎる・・・。とか、もっと弾道を高くしたい、低く抑えたい・・・。といった感じで調整できるのが、このドライバーのM6にはない魅力です。



ヒール側
M5とM6を試打してみて、おそらくこのM5のほうが、M6よりは多くの支持を集めるのではないかな?と思いました。


球もつかまりやすいですし、ウェイト移動システムが大きく効いています。



TaylorMade M5 DRIVER
ただ私は、調整機能を重視していないですし、顔の好みなどからも、どちらかひとつを選ぶとするならば、迷わずM6を選びます。


これはすぐに判断できました。



TaylorMade M5 DRIVER
テーラーメイドらしい、斬新で柔軟な発想力。


そして、それを形にしていく技術力。


私たちユーザーは、簡単にこういった高機能なクラブを手にすることができますが、作る側としては、色々なアイデアを出していき、それだけでも大変なのに、それを実際に形にするのに、すごくたくさんの努力や苦労があるのは間違いありません。


変わったドライバーを作っても、飛ばなければ売れないですし、それにプラス今は安定性も強く求められています。


それらをクリアするのはとても大変なことだと思いますが、テーラーメイドは常に時代の最先端を走っていて、私たちゴルファーを楽しませてくれているメーカーです。


このM5とM6は、何度も試打をして楽しみたいです。

                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2019年01月31日
  

テーラーメイド M6 ドライバー

                 
テーラーメイド M6 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M6 ドライバー です。



FUBUKI TM5
シャフトは FUBUKI TM5 です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は54g、トルクは4.6、バランスはD2.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は299g です。



正面
テーラーメイドのニュードライバーです。


この寒さが厳しいときにニューモデルが発売されるのは異例な感じもするのですが、テーラーメイドはいつも不定期でニューモデルを発表してきましたし、特別珍しいことではありません。


数か月後の本格的なゴルフシーズンに向けて、しっかりと使い込んで、備えていて欲しいというメーカーの願いもあるのかもしれません。


昨年試打したM3やM4の印象がとても強いのですが、早くも後継モデルの登場です。


テーラーメイドは世界一ニューモデルが登場する頻度が高いメーカーではありましたが、ここ最近変わってきました。


しかし、この時期にあえて発表してくるということは、それだけ自信作ということではないでしょうか?


カラーリングなどもあると思うのですが、何となく『ウルトラマン』を連想しました。



側面
テーラーメイドらしい、メカニカルなラージサイズのドライバーです。


色々な工夫が見られますが、これまでのモデルと比べると、少しすっきりしたようにも見えます。



バックフェースのウェイト
バックフェースには小さなウェイトがひとつだけ配置されています。


数字が刻印されていなかったので、重さは分かりません。


これだけ小さいウェイトなので、交換式ではないのかもしれません。



ネック長さ
ネックは少し短く見えましたが、今のドライバーの中では平均的なほうだと思います。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。


これはテーラーメイドのドライバーなので、『常識』といっていいのかもしれません。


この調整システムが無いと不満だという方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか?



STD LOFT
試打するのは、この『STD LOFT』のポジションです。



ソールの溝
ソールには大きな溝があります。


これは前のモデルから継承されている特徴です。



SPEED INJECTED
溝のそばには、『SPEED INJECTED』と表記されています。


これはどういったことなのでしょうか?



フェース面のデザイン
フェース面のデザインが変わりました。


前のモデル(M3&M4)も変わりましたが、さらに変わった感じがします。


質感が良くなったといったほうがいいかもしれません。


これまでのテーラーメイドのフェース面ではなく、弾きの良い地クラブメーカーの、ドライバーのフェース面に近い感じがします。


『あのメーカー』のフェース面にちょっとだけ似ているな・・・。と、フェース面を指で触れながら思っていました。


今までテーラーメイドのニューモデルはたくさん試打してきましたが、ここ数年はバックフェースやクラウン・ソールなどは大きな工夫が見られても、肝心のフェース面がずっと同じで変わらないな・・・。と思っていました。


あまりいい表現ではないかもしれませんが、正直チープに見えてしまうこともありました。


なので、ニューモデルに出会っても、これまで心が動くことは少なかったです。


いつも淡々と見ていました。


しかし、今回は大きく変わっています。


ここまで変えるのは久しぶりのような気がします。


フェース面のソール付近に、2つの丸いビスのような物が見えたので、これはウェイトの役目を果たしているのかな?と思いましたが、ここの位置にするのは不自然ですし、ウェイトを組み込むならソールだろう・・・。と思っていました。


しかし、実際は違っていました。


このドライバーのフェース面は、弾きが良くなるように最初から、かなり薄く作られていて、それだと高反発になって、ルール不適合になってしまうので、反発力を落とす為に、ジェルのようなものが充填されているのだと聞きました。


その為のパーツなのだそうです。


なるほど・・・。それは画期的なことだな・・・。と思いました。


これまでのドライバーは、反発係数を超えないように、いつも『ギリギリ』に削られていて、そこに神経をとがらせていたと思うのですが、このドライバーは最初から薄くしておいて、あとからルールに適合するように改良されているということで、逆転の発想だな・・・。と思いましたし、そういった柔軟な発想ができるところが、テーラーメイドの凄いところです。


だんだんとマイナスにする(削る)のではなく、最初から大きくマイナスにしておいて、あとからプラスにして、ちょうどいいところまでもっていく・・・。というのは、とても合理的だと思います。


ただ、どのくらい異材(樹脂のようなもの)が充填されているのか分かりませんが、フェースが最初からかなり薄く作られているということで、強度が気になりました。


今まで、高反発ドライバーでフェース面が凹んでしまったり、ヘッドが割れてしまったものをいくつか見てきたので、このテーラーメイドのニュードライバーはどうなのだろう?と気になりました。


しかし世界的なメーカーですし、多くの契約プロも使うので、そういったところはきちんとクリアになっているのだと思います。


最初から薄くしていて、あとから足していくほうが、ルールギリギリまでもっていくのが易しいのは間違いありません。


極端な話、全部組み終わってからでも、充分調整ができそうです。



TWIST FACE
フェース面のトゥ側には『TWIST FACE』の文字がありました。


これは前のモデルのM3とM4にも見られました。


このツイストフェースは、しっかりと継承されているようです。



スタンダードシャロー
ヘッドの大きさは充分ありますし、フェース高もありますが、シャローバックタイプになっています。


しかし、今はこれくらいが一番多いので、『スタンダードシャロー』といえるでしょうか?


見慣れた形状です。


今はディープバックタイプを探すほうが難しいです。



顔
顔は予想していたよりも、いい感じでした。


もっとクセがあるのかと思っていましたが、そうではありませんでした。


前のモデルと同じような顔なので、前のモデルを使っておられる方も、そのままシフトしていきやすいのではないでしょうか?


これが新たな『テーラー顔』といっていいのかもしれません。



カーボンクラウン
クラウンには、カーボンがコンポジットされています。


最初はM1からでしたが、その面積がどんどん大きくなってきているような気がします。


テーラーメイドは『ホワイトヘッドブームの立役者』といった印象がありますし、多くのメーカーが追随してきましたが、今はすっかりカーボンコンポジットが主流になりました。


私は白いヘッドも好きですが、どちらかというと黒いヘッドのほうが好きです。


しかし、白いヘッドを好まれる方もたくさんいらっしゃると思いますし、白いヘッドのニューモデルを待ち焦がれている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


こうして見ていると、一口にカーボンコンポジットと言っても、色々な質感があるものだと気づかされます。


このドライバーの場合は、『量産型』といった質感です。


高級感はそれほど感じないですし、近くでよく見てみると、クラウンとカーボンの接合部分に、ちょっとだけムラがありました。


しかし、それは目立つものではないですし、強度的にも問題ないと思うので、あまり気にしないようにしました。


それと、たまたま私が手にした試打クラブがそうなっていただけなのかもしれません。


ただラウンド中、このカーボンが何処かへ飛んで行ってしまったら、大きなショックを受けるだろうな・・・。と思いました。


正しい使い方をして、保証期間内であれば、おそらくメーカーも補償してくれるだろうけど、自分ならそんなクラブはもう使いたくないな・・・。ということも思っていました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。


これまでもよく見てきました。


テーラーメイドはようやくフェース面の工夫に取り組みましたが、グリップはまだまだ気を配っていないようです。


とはいっても、特に不満のあるグリップではないですし、普通に使えます。


色々な工夫がされている機能的なヘッドには、このようなシンプルなグリップのほうが、相性がいいのかもしれません。



振り感
素振りをしてみると、なかなかいい感じでした。


今のドライバーは、かなりソフトスペックなものが多いですが、このドライバーはソフトスペック過ぎない感じがしました。


ハードなタイプではなく、シャフトもよくしなってくれますが、頼りない感じはありませんでした。


数回素振りを繰り返して、タイミングを整えることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、いい感じでした。


クセは感じられず、ラインもイメージしやすいです。


今のドライバーはちょっとクセのあるもののほうが多いですが、このドライバーは違いました。


前のモデルの構え感とよく似ています。


今度機会があれば、見比べてみたいです。


ヘッドが大きく見えたので、安心感をもたれる方も多いのではないでしょうか?


私はもう少しコンパクト感があったほうが、いいイメージが描きやすいのですが、それは贅沢なことかもしれません。


今風(いまふう)の、大らかそうなドライバーだな・・・。と思いながら見ていました。


左方向へのミスが気にならないので、リラックスして構えることができました。




試打を開始しました。

バックフェース
まず感じたのが、この『安定性の高さ』といいますか、イメージしたラインを忠実に沿って描いていく『描写力の高さ』といったらいいでしょうか?


一球目から、かなりいい球を打たせてくれました。


ボールは白いので、白い絵の具で真っ直ぐ線を描いていくような感覚といったらいいでしょうか?


かなり力強いストレートボールです。


最近は曲がりづらいドライバーが多いですが、ここまで直進力が高いのは珍しいような気もします。


前のモデルも曲がりにくいドライバーですが、このニューモデルはそれに『ナチュラルさ』が加わったような印象をもちました。


それはヘッドの工夫もそうですし、装着されているシャフトFUBUKIの性能もあると思います。


元々FUBUKIはラインを出しやすいシャフトですが、それは今でも健在で、この最新ドライバーとの相性もバッチリなようです。


それから続けて打っていったのですが、まるで再現VTRを見ているように、同じような軌道を描いていきました。


なかなかブレる気配がありません。


球もしっかりつかまっていて、コスる感じはありませんでした。



フェース面
『打感』は前のモデルと似ているところもあるのですが、少しクリアになったといいますか、『芯』のようなものを感じることができました。


これまでのモデルの打感を『分散型』とするならば、このドライバーはそれに少し『集中』が加わった感じ・・・。といったらいいでしょうか?


力の伝達効率もいいように感じました。


これまでのモデルも良かったですが、このドライバーも弾きの良さがあります。


ただ、私はこれまでたくさんの優れた地クラブドライバーを試打していますし、それとは別に高反発ドライバーも試打しています。


なので、このドライバーの反発力がルールギリギリに設定されているといっても、正直それほど強く感じませんでした。


弾きが弱いというのではなく、『特別感』は無いということです。


しかし、とても優れているのは間違いないですし、前のモデルよりも、明らかにパフォーマンス力が上がっています。



打球音
『音』は、はっきりとしていますが、大きすぎず高すぎないので、好感が持てます。


これまでも耳にしてきましたし、気になることはありませんでした。


インパクトが緩むこともなく、しっかりと振り抜くことができました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通だと思いました。


タフなタイプではありませんが、どちらかというとヒッター向けです。


ロフトが10.5度ということもあり、しっかりとした打ち出しをキープしていけましたが、『あがりやすさ最優先』ではなく、しっかりと叩いていきたい方に合いやすいように作られているように感じました。


しっかりと速く強く振っていけるからこそ、この新たなフェースの弾き性能が活かされるような気もします。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていました。


これくらいは飛んで欲しいな・・・。というところまで、充分過ぎるほどクリアしていました。


前のモデルのM3やM4も優れていると思いますが、私はこのM6のほうが好きです。


すごく大きく飛距離が伸びたとか、驚くような飛びということは正直感じませんでしたが、高いポテンシャルを発揮してくれました。


飛び性能の優れたドライバーにも、『ホットな性格』をしたタイプと、『クールな性格』をしたタイプがあるとするならば、このドライバーは後者のクールなタイプだな・・・。と思いました。


これまではクラブの性能や個性が、『足踏み状態』だと感じることは多くありましたが、このドライバーは確実に一歩前に進んでいるような気がします。


メーカーの工夫がちゃんと活きているドライバーです。


キャリーもしっかり稼げましたし、弾道も力強く、頼もしさがあります。



操作性
『操作性』という点では、かなり直進性が高いので、曲げることに苦労しました。


小さくは曲げられたのですが、大きく曲げるのはとても難しく感じました。


かなり極端にやったらどうだろうか?と思ったのですが、それは全く実戦的ではないので、やめました。


私はフッカーですが、このドライバーは易しく感じましたし、フェードボールヒッターの方にも、易しく感じられる『中立的なタイプ』です。


最近はこういうドライバーも増えてきました。


ネックにある調整機能を使えば、もっと色々な顔を見せてくれそうです。



ヒール側
寒さが厳しい今の時期に、こんな楽しいドライバーに出会うことができ、心も体も暖まりました。


あまり好感が持てないドライバーだと、数球で試打を終えることもありますが、今日は気づけば100球近く打ってしまいました。


このドライバーの魅力にハマり、夢中になってしまったのかもしれません。



TaylorMade M6 DRIVER
色々なハイテクが搭載されているのはテーラーメイドらしいところですが、前のモデルの優れたところがしっかり継承されています、


高い機能性がありながら、それが邪魔に感じさせないところがすごくいいな・・・。と思いました。



TaylorMade M6 DRIVER
ドライバーに限らず、アイアンなど他の番手のクラブでも、メーカーとしては、『フェース面』が一番気を遣うところといっていいのではないでしょうか?


スコアラインなどもそうですし、常に『反発係数』を気にしなければならないので、制限が多いパーツだと思います。


テーラーメイドは海外メーカーらしく、いつも『合理的』という印象をもっています。


日本の地クラブメーカーには『合理的』とは真逆の『緻密さ』『繊細さ』を感じることもあり、かなり気を配って作られているのが分かるときがあります。


こういったところは海外メーカーではあまり感じられないのですが、テーラーメイドがあえて、そのフェース面に独自の工夫を施してきたということで、メーカーの本気度が伺えます。


テーラーメイドはいつも『時代の先駆者』で『流行の担い手』といったところがありますが、今回も斬新なアイデアでクラブを私たちに届けてくれました。



TaylorMade M6 DRIVER
このテーラーメイドのニュードライバーはとてもいいので、ライバルメーカーである、キャロウェイやタイトリストのドライバーとの打ち比べもしてみたいです。


どれも素晴らしいドライバーでポテンシャルが高いですが、『直進性の高さ』『ラインの正確さ』では、おそらくこのドライバーに軍配が挙がるだろうな・・・。と思いました。


それくらい、方向性に長けたドライバーです。


このドライバーもいいですが、私には弾道が高すぎたので、違うロフトでも試してみたいですし、せっかく調整機能が付いているので、色々なポジションでも試してみたいです。


今年は早くも一か月が経とうとしていますが、いいドライバーに出会うことができました。


                         
        
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2018年12月06日
  

テーラーメイド P760 アイアン

                 
テーラーメイド P760 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド P760 アイアン の7番 です。



N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 です。

ロフトは33度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS です。



正面
テーラーメイドのカッコいいアイアンです。


先日790というアイアンを試打したのですが、今日はまた違うモデルです。


姉妹モデルなのでしょうか?



側面
オーソドックスな形状のアイアンです。


ここ数年、テーラーメイドのアイアンはラージサイズでボテッとした形が多かったのですが、このアイアンは違います。


アイアンらしいアイアンといったらいいでしょうか?


この形状には惹かれるものがあります。


トゥ側にFORGEDの文字があったので、フォージドアイアンだということがわかりました。


テーラーメイドはずっとステンレスのイメージが強いのですが、昔から軟鉄鍛造が無かったわけではありません。


これからはニーズの高いフォージドアイアンも発表していくということなのでしょうか?


ただ、独特な『膨らみ感』などから、標準的な軟鉄鍛造ではなく、中空タイプなのだということがすぐに分かりました。


易しさを追求するために色々な工夫が今はされていますが、より易しさを追求していけば大きくなりすぎたり、形が崩れてしまったりすることがあります。


それを解消する為には中空構造が有効だとは思いますが、中空は打感が犠牲になってしまうことが多いです。


しかし全ての中空アイアンの打感が劣るということはなく、いい印象をもった中空アイアンもありました。



彫りの深さ
彫りは浅く、こうして見ているとハーフキャビティに見えますが、中空構造なので普通のハーフキャビティよりはさらに易しくなっていると思います。



トップライン
トップラインの厚みはノーマルです。


キュッと締まった感じで好感が持てます。



ソール幅
ソール幅は昔から見慣れた感じの『標準タイプ』ですが、今のアイアンの中では明らかに狭いです。


これも中空のなせる業でしょうか?



ネック長さ
ネックは少し短く見えましたが、今では標準的といっていいと思います。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはツアーベルベットでとても良いです。


ソフトなフィーリングと、何ともいえない『しっとり感』がたまりません。


テーラーメイドがこのグリップを採用しているのは珍しいように思います。


もうずっと、テーラーメイドはフィーリングから離れた開発をしてきたように思っていたのですが、フィーリング重視にシフトチェンジしたのでしょうか?



振り感
素振りをしてみると、タイミングがとりやすくて、いい感じです。


やや軽量タイプではありますが、軽すぎないところに好感が持てます。



構え感
ボールを前にして構えてみると、いい感じでした。


オーソドックスな形状と、標準的な大きさですが、少し『被って』いるように見えました。


それは製造工程における、熱の冷める過程での収縮によって、フェースが少し左を向いているような感じでした。


ネック形状も完全なストレートというよりは、少しグースが利いています。


今はこういうタイプの人気がとても高いように思います。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。


フォージドアイアンということで、もっとソフトでいい打感を予想していたのですが、ちょっと違いました。


大きな不満は無いのですが、ちょっと『ゴツン』といいますか、硬い感じがしました。


しかし、中空ということを考えると、仕方ないのかもしれません。


『球の乗っかり感』も、あまり感じられませんでした。



トゥ側
球はあがりやすいです。


この見た目とは違う、ハードルの低さが魅力です。


こういったところが中空の最大の利点といえると思います。


外見からくる印象とは違う易しさがあります。


ワイドソールではなく、ボテッとした形状ではないですが、あがりやすくする為に、色々な工夫がされているのは間違いないと思います。


ヘッド内部にウェイトなどが組み込まれているのかもしれません。



バックフェース
『安定性』も、なかなかいい感じです。


それほどワイドスイートエリアという感じはしませんでしたが、ある程度の寛容さのある、『難しすぎないアイアン』です。


外見はハーフキャビティ。


だけど実際はフルキャビティと同等の易しさをもっている。


そんなタイプのアイアンだと思います。



飛距離性能
『飛距離性能』は普通の範囲内です。


特別飛距離が出るタイプではありませんが、弾く感じで『やや飛びタイプ』といっていいかもしれません。


いくら中空とはいっても、このようなタイプでロフトを立てすぎてしまうと、かなり難易度があがってしまうので、メリットは少ないのかもしれません。


アイアンに飛距離を求めていきたい方には、やや物足りないところがあるかもしれませんが、飛びすぎを嫌う方には親近感のもてるアイアンといえるのではないでしょうか?



操作性
『操作性』は高いです。


このようなシュッとした感じで大顔タイプではないので、操りやすさがあります。


左右へも曲げやすく、反応のいいアイアンです。


適度な易しさと扱いやすさの両立ができています。



ヒール側
先日試打した790もそうですし、この760アイアンに出会うことができて、テーラーメイドのアイアンも変わりつつあるのかな?と思いました。


海外メーカーのトップ4といえば、タイトリスト・テーラーメイド・ピン・キャロウェイだと思いますが、テーラーメイドだけずっとアイアンが『独自路線』を走っていたように思います。



TaylorMade P760IRON
タイトリストは昔からですし、キャロウェイはXフォージドから、軟鉄のカッコいいアイアンを発表して今に続いています。


ピンも昔はかなり個性的な物が多かったですが、数年前からオーソドックスで構えやすいアイアンを発表しています。



TaylorMade P760IRON
しかし、テーラーメイドだけはずっとラージサイズでボテッとした感じのアイアンが続いていて、正直私はあまり興味をもてず、試打する回数も少なくなりました。


機能性を重視するあまり、フィーリングが疎かになってしまったような気がしていました。


いわゆる『ワンピース構造』ではなく、色々なパーツが組み合わさって外見も派手になりましたが、物足りなさを感じていました。



TaylorMade P760IRON
とはいっても、フィーリングのいいアイアンは他のメーカーからたくさん発表されているので、そちらを使えばいい・・・。というのもありましたが、やっぱりテーラーメイドからもカッコいいアイアンを見たいな・・・。と思っていました。


テーラーメイドはアイアンというよりも、完全のウッド系が得意なメーカーですが、これからも、このようなフォージドアイアンも発表して欲しいです。



TaylorMade P760IRON
中空ということもあり、打感はもうひとつでしたが、外観が良くカッコいいアイアンです。


操作性が高いので、実戦でも大いに役立ちそうです。


飛距離や安定性にすごく長けているという感じはしませんが、バランスの良さがあります。



TaylorMade P760 アイアン
フォージドアイアンではありますが、どことなく『ステンレス感』も残っているな・・・。と思いました。


いつも色々なアイアンを試打していると、そのクラブの『温度』を感じることがあります。


それは手で触れてみた実際の温度ではなく、あくまでも『感覚的な温度』です。


どうしてそう感じるのか上手く説明できないのですが、クラブの温度を感じることはよくあります。


今日もその温度を感じ、ホットというよりは、ちょっと冷たいといいますか、クールな感じがしました。


よく言えば冷静沈着に・・・。その逆でいえば、あまり感情移入できない・・・。というタイプのアイアンです。


それは、このアイアンが良くないというのでは全くなく、ただ単にそう感じただけです。


本来のアイアンらしいカッコ良さがあり、操作性も高いので、魅力を感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?


これまでの『機能的すぎる』アイアンにちょっと距離を置いていたけど、久しぶりにテーラーメイドのカッコいいアイアンを使ってみたいな・・・。という方には是非試していただきたいと思いました。






                         
        
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2018年10月19日
  

テーラーメイド M GLOIRE ドライバー

                 
テーラーメイド M GLOIRE ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M GLOIRE ドライバー です。



Speeder Evolution
シャフトは Speeder Evolution です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は50g、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は281g です。



正面
テーラーメイドグローレシリーズの新しいドライバーです。


先日アイアンを試打しましたが、今日はドライバーを試打することができました。


アイアンはちょっとクセがありましたが、このドライバーはそんな感じがしません。



側面
これまでのグローレドライバーと同じく、ラージサイズでシャロー感のあるヘッドです。


シャロータイプではありますが、円盤タイプのように薄さが強調されているのではなく、丸みもあって適度な厚みもあります。


派手さはなく落ち着いたデザインですが、すごくセンスのいいデザインだな・・・。と思いながら見ていました。



ソールの溝
ソールには大きな溝がありました。


よく目立ちます。


溝の中には『HAMMERHEAD』の文字があり、以前試打したM3ドライバーを思い出しました。


Mシリーズとグローレは別のモデルですが、同じメーカーということもあり、いいところはモデルの垣根を越えて採用するということなのでしょうか?



溝の深さ
溝の幅も深さもたっぷりあります。



ウェイト
ソールのヒール側にウェイトがひとつだけありました。


これはよく見られる工夫です。



ネック長さ
ネックは短く、調整機能は搭載されていませんでした。


これまでのグローレシリーズと違うところです。


調整機能を求めておられる方には、やや不満が残るところかもしれません。



ヒール側の凹み
調整機能はありませんが、トゥ側とヒール側に凹みがありました。


ここの部分が大きく凹んでいるということは、重量を軽くして、重心深度を深くしているということでしょうか?


SLDR以来、テーラーメイドのドライバーは『浅重心』のイメージがつきましたが、グローレは日本市場向けのモデルなので、私たち日本人に合いやすいように、重心を深くしているのかもしれません。



M GLOIRE
『M GLOIRE』の文字が目立っています。


これまでは『Fシリーズ』でしたが、これからは『Mシリーズ』になるということなのでしょうか?


それとも溝を見ても分かるように、『M3』『M4』シリーズの特長も兼ね備えているという意味なのでしょうか?



顔
グローレらしく、大らかそうないい顔をしています。


ラージサイズですが、クセのないところがいいです。



カーボンコンポジット
クラウンの色が変わっているのに、少し驚きました。


最近よく見られるカーボンコンポジットですが、黒ではなく、薄いグレーになっています。


これにも何か意味があるのでしょうか?


そういえばテーラーメイドがカーボンコンポジットクラウンを採用したことにより、再び流行りだしたような気がします。


テーラーメイドは『先進性』があり、いつも流行の最先端といいますか、『流行を創り出すメーカー』といったところが昔からあります。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインもこれまでの物と違い、一新されています。


テーラーメイドのドライバーのフェース面はずっと同じといいますか、変わり映えしなくてチープに見えてしまうこともありました。


ヘッドは色々と変えてきても、フェース面やシャフトには、ちょっと無頓着な印象をもっていましたが、今回はグローレのニューモデルということもあり、少し変えてきているようです。


これまでのモデルのデザインよりも、私はこちらのほうが好きです。


シンプルなデザインではありますが、チープな感じはしませんでした。


複雑であればいいということではなく、シンプルでいいのですが、フェース面はボールとの『唯一の接点』でとても大切な部分なので、もっと気を使った設計やデザインであって欲しいと思っています。



FORGED TWIST FACE
フェース面のトゥ側には『FORGED TWIST FACE』の文字がありました。


TWIST FACEというのは、今回のM3・M4ドライバーで新たに取り入れられた工夫です。


それを、このグローレのニューモデルに投入しているということで、やはりM3やM4の特徴も引き継いでいるから、Mグローレになっているんだろうな・・・。と思いました。


それがFORGED(鍛造)になっているのだから、どんなフィーリングなんだろう・・・。と、興味津々で見ていました。


M3やM4ドライバーよりも、ひとつグレードをアップさせているのでしょうか?



シャローヘッド
見慣れた感じのシャローヘッドです。


シャロータイプではありますが、適度なフェースの厚みのあるところが魅力的です。


シャローフェース&シャローバックではなく、ディープフェース&シャローバックのほうが、フェースの厚みを利用して、『分厚い』インパクトができそうです。


シャローフェースは球があがりやすいですが、フェースの高低を使うのが難しいです。


昔のディープフェースは球があがりにくくハードな物が多かったのですが、今はかなり親しみやすくなっているので、FWはともかくドライバーはディープフェースのほうが、好感が持てます。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。


ソフトなフィーリングで好感が持てます。


以前からずっとそうですが、テーラーメイドはあまりグリップに対してはこだわっていないように感じられます。


こういったところはメーカーによって違いがあるので面白いです。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずでした。


ヘッドを見ていたときは、もうちょっと重量感がありそうな感じがしていたのですが、実際に振ってみるとそうではありませんでした。


今の『主流』ともいえる軽量タイプで、『ど真ん中』といったところです。


イージー系のスペックになっていますが、それがグローレらしいといえるのかもしれません。


グローレにハードなスペックは似合わないといいますか、ブランドイメージに合いづらいような気もします。


『易しくて美しいからグローレ』といえるのではないでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみると、いい感じでした。


これまでのモデル同様、安心して構えることができました。


クラウンにあるグレーのカーボンコンポジットが目立っていますが、構えづらくはありません。


黒よりは『白に近い色』なので、黒よりもいい・・・。という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?


これからもこの色でいくのかな?それとも違う色に変えてくるのかな?と思いながら見ていました。


白は膨張色ということもあり、大きく見えて、大らかそうな印象をもったので、このままいい意味で『アバウト』に打ってみよう・・・。と思いました。


方向性に対する不安は全くありませんでした。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、しっかりしていました。


やや硬い感じですが、全く問題はなく、このフィーリングはこれまでも経験してきました。


インパクトのときに、グッとボールの質感といいますか、抵抗感のようなものを感じ取ることができました。


ボヤけた感じがしないのがいいです。



打球音
『音』は大きめで、少し耳に響きますが、インパクトが緩んでしまうほどではありませんでした。


聞き覚えのある音で、グローレらしいフィーリングだな・・・。と思いました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』は、いい感じでした。


ロフトが9.5度ということですが、タフな感じはしませんでした。


『一桁ロフト(表示)』ということで、やはり重心を後ろにもってきているんだろうな・・・。と思いました。


これが前にもってきていれば、球があがりにくくなるかもしれませんが、このドライバーはそんなタフさは感じませんでした。


今日試打したモデルのロフト(9.5度)は、どちらかというとヒッタータイプの方に合いやすいように思いますが、当然ながら違うロフトも用意されていると思うので、それはまた違う印象をもつような気がします。


先ほども書きましたが、調整機能が搭載されていないところが『ミソ』です。



バックフェース
『安定性』は、かなり高いです。


この安定性の高さ・方向性の出しやすさが、このドライバーの最大の長所といえるのではないでしょうか?


ボールは曲がる気配を見せず、定規をあてて線を描くようにスーッと真っ直ぐ飛んでいくのですが、スイートエリアもかなり広く、ミスがミスになりにくい感じがしました。


自分ではちょっとコスったかな?ちょっと引っかけちゃったかな?と思っても、それほど球筋に大きな影響を与えません。


どう表現していいのか分かりませんが、『大船』ではなく、『不沈艦』と表現していいほど、沈まない安定感のようなものを感じました。


構えたときにクセがなく、リラックスすることができたのも大きな要因だと思いますが、それ以外にも色々な工夫が取り込まれているのは間違いありません。



飛距離性能
『飛距離性能』も、いい感じです。


グローレらしく、易しく飛ばしていけるドライバーです。


前のモデルのグローレドライバーよりも、私はこちらのほうが明らかにいいと思いましたが、前のモデルを試打したのがもう2年も前のことかと思うと、恐ろしくなるくらい時の経つのが早く感じられます。


フェースの弾きも良く、キャリーをしっかり出していけます。


キャリーはしっかり出ますが、弱々しい感じではなく、しっかりと意思を持った勢いのある弾道です。


これまでのグローレファンの方はもちろん、グローレを打ったことがないテーラーメイドファンの方や、他のメーカーのファンの方のハートもキャッチしてしまうのではないでしょうか?


グローレはブランド誕生当時から、ヤングゴルファーというよりはどちらかというとベテランゴルファーを対象にしたところがあると思うのですが、このモデルは頼りない感じはしないですし、シャフトを選べばもっとしっかり振っていけるので、アスリートタイプの方にもマッチしやすいのではないでしょうか?



操作性
『操作性』という点では、どうしても大らかさのほうが勝ってしまうので、なかなか思うようにはいきませんでした。


一応何とか左右に曲げることもできたのですが、かなり不自然な感じがしましたし、真っ直ぐに近い、『小さい曲がり幅』で勝負していくべきドライバーです。


左右はもちろんですが、打ち出しの高さも安定していました。



ヒール側
色々なドライバーを試打していると、このドライバーは『スプリンター(短距離)タイプ』だな・・・。とか、『ランナー(中長距離)タイプ』だな・・・。と思うことがあります。


短距離が長距離に飛距離で負けているというのではなく、その逆もありません。


あくまでも、ドライバーのタイプによる違いです。


これは感覚的なことなので、説明しづらいのですが、そのように感じることはよくあります。


これまでの短距離タイプでは、マイドライバーであるCRZ435や、今年試打したドライバーではGTD GT455 Plusがすぐに思い浮かびます。


『瞬発系』ドライバーといっていいでしょうか?


このM GLOIREは『中距離タイプ』のような印象をもちました。



TaylorMade M GLOIRE DRIVER
これまでツアープリファードやRシリーズ・Mシリーズなど、違うタイプのテーラーメイドドライバーを愛用してきたけど、グローレはまだ試したことがない・・・。という方にも、是非試していただきたいと思いました。


頼りなさのようなものは感じにくいような気もします。


他にも違うシャフトがラインアップされているのでしょうか?



TaylorMade M GLOIRE ドライバー
これまでのグローレドライバーとデザインが似ているところもありますが、新たに変えてきていて、それがカッコよく仕上がっているのが魅力的です。


グローレではありますが、性格的には『Mシリーズ』に近づけている感じもします。



TaylorMade M GLOIRE ドライバー
シンプルなヘッドではなく、多機能なタイプです。


こういったヘッドはテーラーメイドの得意とするところではないでしょうか?


テーラーメイドのドライバーやFWを試打すると、やはりウッド系が得意なメーカーだな・・・。と、改めて実感しました。


アイアンとは明らかに『クラブのもつ勢い』といいますか、『機能性』や『斬新さ』が違います。


まさに『水を得た魚』といったところでしょうか?



TaylorMade M GLOIRE ドライバー
すごく気に入ったので、このモデルのFWやUTも試打してみたいです。


機会があれば、私が大好きなモデル『グローレF』とも打ち比べてみたいと思いました。




                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2018年10月01日
  

テーラーメイド M GLOIRE アイアン

                 
テーラーメイド M GLOIRE アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M GLOIRE アイアン の7番です。



N.S.PRO 820GH
シャフトは N.S.PRO 820GH です。

ロフトは27度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は85g、キックポイントは先中調子 です。



正面
テーラーメイドグローレの新しいアイアンです。


グローレブランドが誕生してから数年が経ちましたが、すっかり人気ブランドへと定着しています。


他のモデルはあまり手にしないけど、グローレは親しみやすいと感じておられる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?


テーラーメイドは海外メーカーですが、グローレシリーズは日本市場を意識しているように思います。



側面
ラージサイズで、ちょっとゴツいのが意外でした。


以前試打したモデルは、もうちょっとシュッとしていたので、今回もそのようになっているのだろうと思っていました。


ある意味、海外メーカーらしい形状といえます。


テーラーメイドらしく、様々なハイテクが搭載されているようですが、私の中ではテーラーメイドは『アイアンメーカー』というよりは、『ウッド系メーカー』という認識があります。



RIBCOR HT
トゥ側には『RIBCOR HT』という文字がありました。


どういう意味なのかよく分かりませんが、何やら新しい技術が投入されているようです。


フィーリングというよりは、飛距離の為の工夫ではないでしょうか?


こうして、このアイアンを見ていても、『フィーリングの雰囲気』は伝わってきませんでした。


表情豊かというよりは、無表情に近い感じで、機械的なオートマチック性を感じさせます。



彫りの深さ
彫りの深さは結構ありますが、バックフェースが大きく膨れすぎていないのがいいです。


キャビティ形状としてはノーマル的な感じがしますが、きっと中には色々なパーツが組み込まれているのだろう・・・。と思いました。



トップライン
トップラインは厚めです。


このようなタイプには、よく見られる厚さです。


大味に見えました。



ソール幅
ソール幅は、やや広めではありますが、広すぎないですし、今のアイアンの中では平均的といっていいように思います。



ソールの溝
ソールには溝のようなものがあります。


今のテーラーメイドのアイアンといえば、これです。


数年前からずっと継続しているので、おそらく大きな意味があるのだろうと思います。



溝の深さ
溝の深さも浅く、これまでと変わりません。


溝というよりは、『段差』といったほうがいいのかもしれません。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。


こうして見ても、かなりグースが利いているのが分かります。


ラージサイズのアイアンですが、この角度から見る限り、それほど『頭でっかち』には見えませんでした。



リーディングエッジ&トレーリングエッジ
リーディングエッジもトレーリングエッジも、微妙に『面取り』されていました。


抜けにもこだわっているようです。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


これまで何度も何度も見てきた、ごく普通のフェース面です。


『削る』というよりも、『スタンプ感』のあるスコアラインですが、今は殆どがこのようなタイプです。


バックフェースやソールには色々な工夫がされているけど、ボールとの唯一の接点でもあるフェース面はずっと変わらないままなんだな・・・。と思いました。


他のパーツに比べ、フェース面だけはあまり進化しないようです。


とはいっても、フェース面(スコアライン)には、色々な規制があり、それに違反してしまうと、適合モデルとして売り出せなくなるというリスクもつきまとうので、積極的な工夫はしづらいのかもしれません。


以前も書きましたが、競技に出場せずにプライベートで楽しむゴルファーが高反発ドライバーを使うのであれば、アイアンやウェッジも角溝を使うのもアリなのでは?と思います。


ドライバーだけルール非適合を使うのではなく、他の13本のクラブも全て非適合モデルでもいいのではないでしょうか?


ついでにボールも初速オーバーを使ってみるのもいいように思います。


アイアンの反発力を高めて、ドライバーと同じように高反発アイアンというのもアリのような気がします。


USGAやR&Aが定めたルールに当てはまらない、独自の進化も見てみたいです。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、なかなかいい感じです。


オーソドックスなタイプで、親しみやすいです。



振り感
素振りをしてみると、軽量感はあるのですが、結構ヘッドが利いている感じがしました。


最近はドライバーだけでなく、アイアンも『軽量化』が進んできているように感じることもあるのですが、このアイアンはちょっと違うように感じました。


軽いだけのアイアンではないような気がします。



TaylorMade M GLOIRE アイアン
トゥに『TUNGSTEN』の文字があり、タングステンが組み込まれていることを知りました。


ウェイトが組み込まれているタイプのアイアンで、昔からよく見られます。



構え感
ボールを前にして構えてみると、正直好みとは全く違うタイプなのですが、これまでもたくさん試打してきました。


海外メーカーらしい顔をしているな・・・。と思いましたが、少しテンションが下がってしまいました。


グローレはもっと日本的な印象をもっていたのですが、このMは違うようです。


とはいっても、このようなタイプも昔からありますし、好まれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


大顔タイプでグースもよく利いています。


トップラインも厚くて、大味な感じがしました。


鮮明なイメージを描くことがなかなかできず、頭の中がモヤモヤしたところはあったのですが、これまでの経験でカバーしていくことにしました。


淡々とした感じです。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は硬く、好みではありませんでした。


ガツンという感じで、結構手応えはありました。



トゥ側
球はよくあがってくれるのですが、グースがきつかったせいか、最初の数球は少しダフり気味に入ってしまいました。


それでも充分球をあげてくれました。


組み込まれているタングステンがよく効いているのかもしれません。



バックフェース
スイートエリアは広くて、大らかなタイプです。


どこでヒットしたかが分かりづらく、なかなか『意思の疎通』ができなかったのですが、それを大らかさがカバーしているように感じました。


見た目通りの性能で、シビアさは全くありません。



飛距離性能
『飛距離性能』は高く、今のアイアンらしい特徴をもっています。


フェースの弾きが良く、しっかりとキャリーを出していけるタイプのアイアンです。


飛びの為の色々な工夫がされていますが、最も大きいのはロフトを立てて飛ぶようにし、それによって生じるあがりづらさを上手くカバーしているという、今のアイアンそのもの・・・。といった感じがします。


グローレは元々、ヤングゴルファーというよりは、経験を積んだベテランゴルファーの方を対象にしたイメージがあるのですが、このアイアンもそういったタイプだと思いました。


そういった意味では、このアイアンはブランドのイメージ通りといっていいのかもしれません。



操作性
『操作性』という点では、難しいです。


左右にも曲げて見ようと思いましたが、なかなか思うようにはいきませんでした。


何とか曲げることはできましたが、やはり難しいな・・・。と思いました。


このアイアンのもつオートマ性を活かしたほうがいいような気がします。



TaylorMade M GLOIRE アイアン
これまでのモデルとデザインが一新し、目を引くようになっています。


フェース面など、変わらないところもありますが、色々な工夫がされているアイアンです。



TaylorMade M GLOIRE アイアン
フィーリングというよりは、機能性を重視していて、メーカーの特徴がよく出ているように思います。


フィーリングは『慣れ』という部分も大きいと思いますし、このようなタイプを好まれる方にはとても魅力的といえるのではないでしょうか?



TaylorMade M GLOIRE アイアン
ピュアな・・・。といいますか、色々なパーツが組み合わさった複合的なアイアンで、以前試打したM4アイアンを思い出しました。



TaylorMade M GLOIRE アイアン
たくさんの機能が詰まったアイアンですが、やはりテーラーメイドは『ウッド系』のメーカーだな・・・。と思いました。




                         
        
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2018年05月21日
  

テーラーメイド P790 アイアン

                 
テーラーメイド P790 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド P790 アイアン の7番 です。



ダイナミックゴールド105
シャフトは ダイナミックゴールド105 です。

ロフトは30.5度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は103g、キックポイントは元調子 です。



正面
テーラーメイドの新しいアイアンです。


最近のテーラーメイドでは、珍しいタイプのアイアンです。


機能的なデザインが目立つ今のテーラーメイドのアイアンの中で、このアイアンはベーシックタイプに近い、シンプルなデザインが特徴的です。


いわゆる『ゴチャゴチャ系』ではありません。


テーラーメイドのアイアンは、色々なパーツが組み合わさっているイメージが強いですが、昔は、このようなシンプルなタイプのアイアンもありました。



側面
形状的にはシンプルで、すっきりした感じがします。


大きさも標準的です。



中空のようなパーツ
トゥ側には中空タイプのアイアンによく見られるパーツがあるので、このアイアンもおそらく中空なのだろう・・・。と思いました。


これまで中空タイプは、どちらかというとボテッとした感じの物が多かったですが、このアイアンはそれが殆どないのがいいです。


ほんの少し膨らんでいるようにも見えますが、基本的には『普通のアイアン』のように見えます。


軟鉄の雰囲気もあります。



ウェイトのようなもの
トゥ側にはウェイトのようなものが見えます。



TUNGSTEN
もっと近くで見てみると、TUNGSTENの文字があったので、おそらくこれのことだろうと思いました。


最近のテーラーメイドのアイアンの中では、とてもシンプルなタイプのアイアンですが、『ワンピースタイプ』ではなく、色々な物が組み合わさっているようです。


常に工夫をするのが、テーラーメイドらしいところといえるでしょうか?



彫りの深さ
彫りは浅く、こうして見るとマッスルバックのようでもありますが、これが『中空の強み』といえるのではないでしょうか?


見た目はマッスルバックのようでも、実際に打ってみると易しさはキャビティという印象が、昔から中空にはありました。


あとは打感だけです。



トップライン
トップラインは少し厚く見えましたが、気になるほどではありませんでした。



ソール幅
ソール幅は少し広く見えましたが、今のアイアンでは標準といっていいと思います。


少し冷たい感じがしたので、ひょっとしたらステンレスなのかな?と思いました。



FORGED
しかしホーゼルに『FORGED』の文字があったので、やはり軟鉄鍛造なのだと分かりました。


ひとくちに軟鉄鍛造といっても色々とあるようで、ミズノのように素材や製法にすごくこだわっているメーカーもあれば、それほどでもなく、『ただのフォージドアイアン』といった感じの物もあります。



ソールの溝
ソールには溝がありました。


テーラーアイアンらしい特徴で、他のメーカーでは見られません。


これまでもたくさん試打してきていますし、おそらく大きな理由があるのだろうと思うのですが、私はまだそれを実感できていません。


コースでずっと使い続けていかないと分からないことなのかもしれません。



リーディングエッジ
リーディングエッジは微妙に丸みを帯びていました。


『削られている』というよりは、微妙な丸みといった表現のほうが合っているような気がします。



トレーリングエッジ
トレーリングエッジは特に工夫が見られず、普通でした。


こういった特徴はメーカーによっても大きく違います。


今はしない方のほうが多いと思いますが、昔はアイアンやウェッジをプレイヤー自身が『削る』ということを普通にしていました。


私も電動グラインダーをもっていて、自分の好みに合うように、削っていました。


しかし、このアイアンは中空であれば、それも出来ないだろう・・・。と思いました。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。


長くもなく短くもないという感じです。


ネックが太くてボテッとしていないのがいいな・・・。と思いました。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは見られませんでした。


ごく普通の『スタンプ的』なスコアラインです。


メーカーによっては、見とれてしまうほど丁寧で美しいフェース面のアイアンもありますが、このアイアンはそういった感じはしませんでした。


ひとつひとつ手作りというのではなく、大量生産モデルらしいスコアラインに見えます。


ルールの範囲内で、もっとエッジが利いていてもいいな・・・。と思いました。


昔から思うことですが、テーラーメイドはグリップやフェース面には、あまりこだわりをもっていないように思います。


ヘッドには色々なパーツが付いていますが、ちょっと角度を変えてみてみると、すごくシンプル過ぎて味気なく感じてしまうこともあります。


ドライバーやフェアウェイウッドなどでは、シャフトとのマッチングに疑問を感じたこともあります。


いわゆる『純正シャフト』が合っていないと感じたことはたくさんあります。


もちろん、カスタムシャフトが用意されているので、それで補えると思うのですが、純正でももっと使えるのがあるといいな・・・。と思ったことはたくさんあります。


ヘッドのポテンシャルの高さに、シャフトがついていけていないと思うことがよくありました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはベルベットタイプでとても良いです。


テーラーメイドが、このグリップを採用するのは珍しいので意外でした。


これまでもシンプルなタイプのグリップは装着されていましたが、このベルベットタイプのほうが『しっとり感』があるので、好きです。


フィーリングを大切にしているアイアンだから敢えてこのベルベットタイプが装着されているのでしょうか?


微妙なフィーリングや距離感を出したいときに最適なグリップだと私は思います。



振り感
素振りをしてみても、なかなかいい感じです。


それほど重量があるタイプではありませんが、タイミングも合いやすいです。


クラブに合わせていくのではなく、こちらの『感じ』を出しながら普通に振っていけるのがいいです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。


大きさは標準的ですが、セミグースタイプです。


今はこの『顔』が、一番人気があるのではないでしょうか?


最近のテーラーメイドのアイアンには無い顔だな・・・。と思いました。


私はストレートタイプが好きなのですが、このセミグースも苦手意識は芽生えませんでした。


むしろ試打しなれているので、いつもの感じで試打していけばいいんだと思えました。


グースが利いているので、つかまるイメージも出しやすいですが、トップラインが真っ直ぐで逃がすイメージも出せるので、それらが相殺してプラスマイナスゼロになっているように感じました。


私はフッカーだからなのかもしれませんが、『つかまえ顔』のアイアンよりは『逃がし顔』のアイアンのほうが好きで、左へ巻いてしまいそうなタイプは苦手に感じることも多いですが、このアイアンは楽な気分で構えることができました。


ヘッドの大きさもちょうどいい感じで、ボールとのバランスもとれていました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、いい感じでした。


ガツンという感じではなく、ややソフトな感じでした。


中空タイプによくある『ペチャッ』とした感じはあまりありませんでした。


『普通のアイアン』として打っていくことができました。


予想していたよりも打感がいいので、中空のデメリットはかなり解消されているように感じました。


中空アイアンも色々ありますが、このアイアンの打感はかなりいいです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』も、いい感じです。


このようなベーシックなタイプのアイアンの中では、かなりあがりやすいほうだと思います。


ロフトは立っていますが、それを感じさせない球の浮きやすさ・弾道の高さがありました。


ヘッドに組み込まれているタングステンがよく効いているのでしょうか?


見た目はシンプルでカッコいいアイアンなので、タフなアイアンなのではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はそうでもなく、親しみやすいところも充分あるので、敬遠せず試していただきたいと思いました。



バックフェース
『安定性』という点では、まずまずでした。


このような『標準サイズ』のアイアンの中では、かなり大らかなタイプだと思います。


今のラージサイズのハイテクアイアンと比べると、多少ハードルも上がってしまうのかもしれませんが、むしろこれくらいでちょうどいいという方も多いのではないでしょうか?


スイートエリアも結構広い感じがしました。


気難しいタイプではないですが、易しすぎないので、感性を邪魔しないような気がします。



飛距離性能
『飛距離性能』は、予想していたよりも優れていました。


少し距離を抑えているタイプなのかな?と打つ前は思っていましたが、そんなことはありませんでした。


高さも充分でましたし、ビッグキャリーを打たせてくれました。


今のアイアンの特徴ともいえる『番手ずらし』タイプのアイアンです。


完全に一番手以上は違います。


しかも易しく飛ばしていけるところが大きなポイントです。


『飛ばしのハードル』も低いです。



操作性
『操作性』も、いい感じでした。


構えづらさが無いので、色々と遊べそうだな・・・。と思っていたのですが、実際その通りでした。


私には球のつかまりが良すぎる感じがしたので、どちらかといえばフック系のほうが易しく感じましたが、右に曲げることも難しくありませんでした。


グースの利きはありますが、それほどクセがあるようには感じませんでした。


もっと『大顔タイプ』になると、『オートマ性』が出たのかもしれませんが、私はこれくらいがちょうどいいように感じました。



ヒール側
最近のハイテクテーラーアイアンにはない、シンプルでベーシックなタイプのアイアンです。


ベーシックなタイプではありますが、テーラーメイドらしい、色々な工夫が施されているのが特徴です。


構えやすさがあって距離も欲しい・・・。という、今のニーズに合っているように思います。



TaylorMade P790 アイアン
アイアンには易しさも欲しいけど、あまりゴチャゴチャしたものは欲しくない・・・。


できればシンプルなカッコ良さがあって、それでいて易しい・・・。


そんなアイアンを使いたい・・・。という方は多いのではないでしょうか?



TaylorMade P790 アイアン
マッスルバックはカッコいいし、確かに昔よりも易しくなっているのは知っているけど、どうしても敬遠してしまう・・・。という方もいらっしゃると思います。


キャビティタイプもいいけど、ポケットタイプはちょっと違うな・・・。という方もいらっしゃると思います。


見た目はマッスルで、『易しさ性能』はキャビティ・・・。という特徴を、このアイアンはもっているので、そういった方々にも是非試していただきたいと思いました。



TaylorMade P790 アイアン
ドライバーは絶対曲げたくないので、直進性とあとは飛距離を求めるけど、アイアンは直進性よりも、自分の持ち球を活かしていきたい・・・。という方もいらっしゃると思います。


直進性が邪魔して扱いづらいタイプのアイアンは使いたくない・・・。という方にも、このアイアンは魅力的に感じられやすいのではないでしょうか?



TaylorMade P790 アイアン
易しさがありながら、易しすぎないのが、このアイアンのいいところだと思います。


最近は中空タイプのアイアンが増えていますが、このアイアンはそれらの中で、かなり好感を持ちました。


ボテッとしていないところもそうですし、打感がそれほど落ちていないところも気に入りました。



TaylorMade P790 アイアン
テーラーメイドはドライバーやFWなどの『ウッド系』が強いメーカーで、アイアンはそれほどでもないように感じることも正直あります。


確かに高い機能性をもっているな・・・。と思いますが、それほど魅力を感じないこともあります。


しかし、それはこれまでのテーラーメイドのアイアンが良くないのではなくて、私がそのアイアンの魅力に気づけていないだけです。


このP790というアイアンは久し振りに魅力を感じました。


ハイテクなところもありますが、そのハイテクが出しゃばっていなくて邪魔していないところがいいです。


また何度でも試打してみたいですし、できれば他のメーカーのアイアンと打ち比べてみたいと思いました。








                         
        
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2018年04月07日
  

テーラーメイド M4 フェアウェイウッド

                 
テーラーメイド M4 フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド M4 フェアウェイウッド の3番 です。



GRAPHITE DESIGN Tour AD IZ-6
シャフトは GRAPHITE DESIGN Tour AD IZ-6 です。

ロフトは15度、クラブ長さは43インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は63g、トルクは3.2、バランスはD3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は324g です。



正面
テーラーメイドM4シリーズのフェアウェイウッドです。


これまで、ドライバーとユーティリティ(レスキュー)・アイアンは試打してきたのですが、今日はFWを試打する機会に恵まれました。


テーラーメイドの中では、比較的シンプルなデザインで好感がもてます。


ドライバーやユーティリティとの形の統一感があります。


ウェイトのような物は見られません。



側面
シャロー感のある形状です。


今はこういうタイプが一番多いように思います。



ネック長さ
ネックの長さは適度にありました。


調整機能は搭載されておらず、すっきりとしています。



ソールの溝
ソールには溝がありました。



溝の深さ
とても浅い溝です。


ユーティリティと同じような深さです。


ドライバーの溝とは明らかに違うので、このFWはどちらかというとユーティリティに近い性質をもっているのかもしれません。



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。


見慣れた薄さです。


『テーラーシャロー』といっていいように思います。



顔
テーラーメイドらしい、いい顔をしています。


『テーラー顔』のFWです。


このツートンカラーも見慣れました。


シャロー感のある顔をしていますが、それがボテッと広がる感じではなく、適度にコンパクトで引き締まって見えるところがいいです。



カーボンコンポジット
このカーボンコンポジットも見慣れました。


テーラーメイドだけでなく、他のメーカーも採用しはじめています。


それだけ、優れた構造なのだと思います。


シンプルに『単色』でもいいように思いますが、これがまたいいのかもしれません。


ヘッド後方部分にカーボンが採用されているので、後ろが軽量化されていると思うのですが、『色の認識度』という点では、逆に重そうなイメージを与えているのが面白いです。


後ろが重そうなので、球があがりやすそうです。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、シンプルなタイプでした。


ソフトなフィーリングです。



振り感
素振りをしてみると、いい感じです。


タイミングも取りやすいです。


テーラーメイドはヘッドとシャフトとのバランスが取れていないと感じることも多く、ヘッドのポテンシャルに対して、シャフトがついていけていないと感じることがあるのですが、このクラブの場合はマッチしていると思いました。


動き過ぎる感じはないですし、タイミングも取りやすいです。


とにかく、シャフトが『当たり負け』しないで欲しいな・・・。と思っています。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じでした。


自然な感じでクセが無く、構えやすいです。


テーラーメイドらしい、オートマ系の構え感です。


シャロー感もあるので、球があがりやすそうです。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトです。


この打感は、これまでもたくさん経験してきました。



打球音
『音』も、いい感じです。


テーラーメイドらしい、『カチッ』という独特な音です。


この音も、たくさん耳にしてきました。


クラブは変わっても、フィーリングはずっと前からあまり変わっていないように思います。


テーラーメイドファンの方には嬉しいことではないでしょうか?



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、いい感じでした。


どちらかといえばヒッター向けのクラブだと思いますが、直打ちでもいい感じで球を拾ってくれましたし、力強い弾道が頼もしいです。



バックフェース
『安定性』という点では、まずまずです。


ラインも出しやすいですし、シビアさは感じませんでしたが、『易しさ最優先』のクラブではないと思います。


ミスすれば球は曲がりますし、ある程度のHSがあったほうが球は安定して浮いてくれるように感じました。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていました。


テーラーメイドのFWらしい、レベルの高さがあります。


直打ちでもドロップすることなく、力強いキャリーで攻めていけるクラブです。


フェースの弾きもいいです。



操作性
『操作性』という点では、まずまずだと思いました。


細工をせずに自然な感じで振っていきたいクラブです。


フェードヒッターの方にも、ドローヒッターの方にも対応してくれるFWだと思います。



ヒール側
一番の長所は飛びの確かさだと思いましたが、その飛びの種類の中でも、比較的『穏やかな性質』をもっているように感じました。


RBZが登場したときは衝撃的でしたが、どちらかというとやや尖った性質をもっていて、飛ばせる人にはすごくいいけど、そうでない人には難しい・・・。というところがありました。


日本人向けに造っていない、海外メーカーらしい特徴といえるのかもしれません。



TaylorMade M4 FW
日本市場を意識したブランドといえば、やはりグローレでしょうか?


高級感もありますし、易しく飛ばせるクラブです。


親しみやすい性格が魅力のひとつです。



TaylorMade M4 FW
このM4は、いわゆる『アスリート向け』だとは思いますが、RBZよりは性格が尖っていなくて、ややグローレ寄りな性質があるように感じました。


飛び性能は高いのですが、どこか穏やかといいますか、トゲトゲした部分が感じられません。


それは以前試打したドライバーやユーティリティにも共通している特徴です。



TaylorMade M4 FW
ちょっと前まで、このようなシャロー感の強いクラブは、あがりやすいけど飛距離に物足りなさを感じることが多くありました。


それを一気に払拭したのが、テーラーメイドのクラブではなかったかな?と思っています。


シャローでも強い弾道と高い飛距離性能を持ち合わせたクラブが登場してきました。


特に印象深いのは、最近は見かけなくなりましたが、『バーナーシリーズ』です。


テーラーメイドがゴルフクラブ全体に与えた影響はとても大きいです。


時代を変えてきたメーカーといえるかもしれません。


今はまだアイアンも含め、ステンレスを多く採用しているようですが、だんだんとチタンのFWの人気も高まってきているので、そのうちテーラーメイドのチタンFWも登場してくるのではないでしょうか?



TaylorMade M4 FW
チタンのFWをいくつか試打してきて、やはり飛距離を出すにはチタンはとても有効だと感じています。


そうするとテーラーメイドの特徴でもある『コストパフォーマンス』『リーズナブル』というところから離れてしまうかもしれませんが、テーラーメイドの高級感溢れるクラブにも出会ってみたいと思いました。


同じような特徴のクラブが多いなか、テーラーメイドはいつも『一石を投じる』メーカーのひとつだと思っているので、これまでに無い斬新なクラブを開発して、私たちゴルファーをこれまで以上に喜ばせて欲しいです。




                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2018年03月22日
  

テーラーメイド M3 440 ドライバー

                 
テーラーメイド M3 440 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M3 440 ドライバー です。



KUROKAGE TM5
シャフトは KUROKAGE TM5 です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は55g、トルクは4.1、バランスはD2.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は309g です。



正面
テーラーメイドM3ドライバーの姉妹モデルです。


先日460を試打したのですが、今日は440です。


ヘッドの大きさには人それぞれ好みがあって、ルールギリギリの460ccがいいという方もいらっしゃいますし、少し小振りなほうがいいという方もいらっしゃいます。


海外メーカーは殆ど460ccしか造っていないと思うのですが、こうして違う大きさの物を発売してくれるのはとてもありがたいことです。


私は少し小振りなほうが好きなので、このドライバーにはとても興味がもてます。



側面
形状的にはシャロー感が強くて、460と変わらないような感じです。


今度見比べてみたいと思いました。


テーラーメイドのドライバーは、『バーナー』から、シャロー感が強くなったような印象があるのですが、それが今でも脈々と受け継がれています。



2つのウェイト
テーラーメイドらしい、機能性のあるドライバーです。


2つのウェイトがよく目立っています。



FADE
FADE

DRAW
DRAW

FADEやDRAW・LOW・HIGHなど、色々と移動させられるのが特長です。


これだけ広く移動できるのに、ウェイトが2つだけでは物足りないのではないかな?と思いましたが、ウェイトを増やしてしまうとヘッドが重くなりすぎて、バランスが取りづらくなるのかもしれません。



ソールの溝
ソールにある、この深い溝も、お馴染みです。



TWIST FACE
フェースのトゥ側にあるTWIST FACEも同じです。


やはり設計は同じにして、大きさだけを変えているのでしょうか?


メーカーによっては、大きさを変えることによって、機能性にも違いをもたせてある物もありますが、このドライバーの場合は同じような感じがします。



ネック長さ
ネックも見慣れた長さです。


特に変わったところは見られません。



セミシャロー
セミシャローバック形状といっていいでしょうか?


シャローバック系ではありますが、フェースの厚みはしっかりとあって、ディープフェース&シャローバックタイプの、今よく見られる形状です。


昔はディープフェースだと、かなりハードルが高いものが多かったですが、今はシャローバックタイプが多いですし、メーカーの研究が進み、易しさが増しています。


親しみやすい物が多くなりました。



顔
顔もいい感じです。


見慣れた感じの『テーラー顔』といっていいでしょうか?


この形状と、ツートンカラーも変わりません。


こうして見ていても、それほど小振りな感じはしませんでした。


これが460ccと言われれば、そうなのかな・・・。と思えるほどです。


わずか20ccの違いであれば、視覚による違いはそれほど大きくないのかもしれません。



振り感
素振りをしてみると、なかなかいい感じでした。


やや軽量タイプですが、タイミングはすぐに合わせることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、予想していた通りで、好感がもてました。


テーラーメイドらしい、機械的でクセのない構え感です。


『クール』に構えられる・・・。といったらいいでしょうか?


何かこう、こみ上げてくるものは無かったのですが、すごく冷静に構えることができ、ラインも出しやすそうですし、不安要素は全くありませんでした。


顔の印象を変えていないのがいいです。


これまでの経験が、モデルが変わっても、そのまま活かしていけそうです。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じです。


これまでよく感じてきた、テーラーメイドらしいフィーリングです。


ややはっきりとした打感ですが硬すぎず、嫌な衝撃も残りませんでした。


フェースの弾きもいい感じです。


この打感は『テーラーフィーリング』といっていいでしょうか?



打球音
『音』も、はっきりしていますが、嫌な音ではなく、インパクトが緩むこともありませんでした。


気持ち良く振り切ることができました。


この音も耳慣れた感じがします。


『テーラーサウンド』といったところでしょうか?


広く認知されていると思います。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、ややしっかりした印象をもちました。


高弾道というよりは、中弾道に近い感じでした。


しかし、決してタフなタイプではなく、キャリーもしっかり稼ぐことができました。


調整機能付きドライバーの最大の利点だと思うのですが、購入して自分に合いづらいな・・・。と思っても、そこから簡単に弾道を調整できるのがいいです。


しかも、クラフトマンに頼むのではなく、ゴルファー自身が簡単に調整できるというのは、やはり凄いことなのだと思います。


ウェイトを2つともフェース寄りにすれば、おそらく『浅重心』になって、低スピン性能があがるのだと思いますし、バックフェース寄りにすれば、『深重心』になって球があがりやすくなるのだと思います。


見た目で性能がつかみやすいところがいいです。



バックフェース
『安定性』は、なかなかいい感じでした。


シビアさのようなものは感じませんでした。


460ccと、殆ど変わらないような感じがします。


ラインも出しやすいですし、多少小振りではあっても、大らかな印象をもちました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、いい感じでした。


弾きが強く、勢いのある球を打つことができました。


フェースもよく仕事をしてくれているように感じます。


私はどちらかというと、テーラーメイドのフェースのデザインはあまり好きではないのですが、このドライバーのフェース面もよく機能しているのだと思います。



操作性
『操作性』という点では、なかなかいい感じでした。


左右に敏感に反応してくれるという感じではないのですが、『扱いやすい』という印象をもちました。


『操る』のではなく、『扱いやすい』という印象でした。


ラージサイズに感じる親しみづらさを、このドライバーにはあまり感じませんでした。


球もしっかりつかまってくれましたし、右にプッシュする感じの球は出なかったので、コースでもきっちりとラインを決めて打っていけそうだな・・・。と思いました。


ラージサイズのドライバーは確かにスイートエリアが広くなって易しくなっていると思うのですが、逆球が出やすいデメリットもあります。


コースに行くと、全てフェアウェイの真ん中を狙ってればいい・・・。というものではなく、そのホールのレイアウトや風など、様々な条件によって狙い所も変わってきます。


オートマチックタイプでは難しく感じるところを、マニュアルタイプでは易しく感じることも多いです。


このドライバーはマニュアルタイプだとは思いませんでしたが、逆球が出にくいのはいいと思いました。


普段はオートマ性を活かして打っていきたいですが、ここという場面では、自分の持ち球で狙っていけるような印象をもちました。



ヒール側
先日460を試打しましたが、私は断然、こちらの440のほうが気に入りました。


少し小振りになったというだけではなく、飛距離も少しこちらのほうが出ているのではないかな?と思いました。


460よりも力が『分散』しづらく、少し『押して』いける感じがありました。


打感や音は変わらないような気がします。



TaylorMade M3 440 DRIVER
テーラーメイドがブームの火付け役となって、調整システムを多くのメーカーが採用しましたが、テーラーメイドほど複雑な変化は見られません。


R1』が一番凄かったと思いますが、ここまで細かい調整ができれば、ユーザーの満足度も高いかもしれません。


この複雑な調整システムは『本家の意地』といったところでしょうか?



TaylorMade M3 440 ドライバー
私はゴルフクラブに調整機能をそれほど必要とはしていないのですが、求めておられる方もたくさんいらっしゃると思います。


もうこれ以上複雑になることはないような気もしますし、複雑にしてもあまり意味がないのかもしれません。


大切なのはヘッドの性能とシャフトの性能と、プレイヤーとのマッチングです。


そして、製品としての『精度の高さ』です。


いわゆる『アタリハズレ』を出すのではなく、全て高い精度でルールギリギリの最大限のポテンシャルを発揮してくれるクラブを造って欲しいです。



TaylorMade M3 440 ドライバー
『M1』『M2』『M3』『M4』とくれば、普通に考えると、次は『M5』『M6』になるのでしょうか?


それとも、また違う名前になるのでしょうか?


どのような名称で、どのようなクラブが登場してくるのか、今からとても楽しみです。


これからもテーラーメイドには、大いに期待していきたいです。




                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2018年03月14日
  

テーラーメイド M4 レスキュー

                 
テーラーメイド M4 レスキュー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド M4 レスキュー の4番 です。



FUBUKI TM6
シャフトは FUBUKI TM6 です。

ロフトは22度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は62g、トルクは3.0、バランスはD1.5、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドM4シリーズのユーティリティです。


テーラーメイドだけは『レスキュー』という呼び方をしますが、この呼び方もすっかり定着しています。



側面
4番のユーティリティにしては、ちょっとだけ大きく見えたのですが、標準の範囲内といっていいと思います。


ソール形状が平らに近いですが、所々様々な工夫がされています。


先日試打したM3は、調整機能が搭載されていましたが、このM4にはありません。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。


調整機能が搭載されていないからでしょうか?


すっきりしているように見えました。


ドライバーと違い、ユーティリティのようなヘッドの小さいクラブは調整機能が無くても、鉛だけで十分対応できそうな気もするのですが、やはり調整機能があったほうがいい・・・。という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


そういった方には、やや物足りないと感じられるかもしれません。


調整機能はとても便利なシステムですが、私はこのすっきりしたM4に魅力を感じました。



ソールの溝

ソールの溝
ソールには溝がありました。


RBZから続く、テーラーメイドらしい個性です。


RBZと比べると、かなり浅くなっていますが、これにも大きな理由があるのだと思います。


深ければいいというものでもないと思いますし、各メーカー違いがあって面白いです。


『フェースの強度』という点で考えると、溝が無いほうがいいような気もするのですが、溝による効果は大きいのだと思います。



ソールの凹み
ソールのバックフェース付近も少し凹んでいました。


これにもおそらく理由があるのではないでしょうか?



GEOCOUSTIC
この凹みの部分には『GEOCOUSTIC』と表示されていました。


どのような効果が期待できるのでしょうか?



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。


よく見られる、ノーマルな形状です。



顔
顔はいい感じでした。


クセが無くて、好感がもてます。


もっと大顔を予想していたのですが、思っていた以上にすっきりしていて、いい感じでした。


好感度がどんどんあがっていきました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、これまでのモデルと同じく、オーソドックスでシンプルなグリップです。


ソフトなフィーリングで好感がもてます。


これまでも感じてきましたが、テーラーメイドはあまりグリップにはこだわっていないんだな・・・。と思いました。



振り感
素振りをしてみると、タイミングを合わせやすく、なかなかいい感じでした。


ソフトなスペックではありますが、頼りなさのようなものはあまり感じませんでした。



構え感
ボールを前にして構えてみると、好感がもてました。


ツートンカラーが目に付きますが、これまでもたくさん経験しているので、気になることはなく、普通に構えられました。


ユーティリティのテーラー顔だな・・・。と思いながら見ていました。


これまで何度も目にしてきた顔です。


易しそうな雰囲気がありました。


大味な感じはしませんが、『オートマチック感』が漂っていました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。


これまでもたくさん経験してきた、『テーラーフィーリング』といったらいいでしょうか?


予想通りの打感だったので、好感がもてました。



打球音
『音』も、これまでたくさん耳にしてきた、テーラーメイドらしい音です。


テーラーメイドファンの方には、とても親しみがもてる音なのではないでしょうか?



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点でも、いい感じでした。


球を拾いやすく、じゅうぶんあがってくれました。


姉妹モデルのM3よりも、このM4のほうがあがりやすいような気がします。


今度打ち比べてみたいと思いました。



バックフェース
『安定性』という点では、平均的な印象をもちました。


シビアに感じるところは無く、大らかなタイプだと思いました。


ラインも出しやすいですし、親近感のもてるユーティリティです。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていました。


テーラーメイドらしい、距離に長けているクラブです。


最近のクラブの中では比較的シンプルな構造ですが、距離を求めていくうえで、かなりの技術が注ぎ込まれているのではないでしょうか?


ソールにある溝も、効果を発揮しているのではないでしょうか?


キャリーがしっかりでるタイプです。



操作性
『操作性』という点では、なかなかいい感じでした。


クセは無く、左右へも普通に対応してくれました。


あまり操作するタイプではないように思うのですが、ドローヒッターの方にも、フェードヒッターの方にも合いやすいのではないでしょうか?



ヒール側
いい意味で、テーラーメイドらしいクラブだな・・・。と思いました。


正直、驚くような進化は感じなかったのですが、テーラーメイドらしいレベルの高さはもっているように感じました。



TaylorMade M4 Rescue
RBZのようなインパクトは無いですが、いいところはしっかりと継承されていると思います。



TaylorMade M4 Rescue
ゴルフクラブは何年かに一度、驚くようなインパクトのあるクラブが登場してきますが、このクラブはそういうタイプではなく、流れを継承しているように思いました。


驚くようなクラブに出会うのは数年後なのかもしれません。



TaylorMade M4 Rescue
驚くようなことはありませんでしたが、決してレベルが低いというのではなく、高いところをキープしているのがいいな・・・。と思いました。



TaylorMade M4 Rescue
M3もいいクラブだと思いますが、どちらかというと、私はこのM4のほうが、好感がもてました。




                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2018年02月26日
  

テーラーメイド M3 レスキュー

                 
テーラーメイド M3 レスキュー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M3 レスキュー の4番 です。



KUROKAGE TM6
シャフトは KUROKAGE TM6 です。

ロフトは21度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は69g、トルクは2.7、バランスはD1、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドM3のユーティリティです。


テーラーメイドらしく、機能的なデザインですが、これまでも出会ってきているので、特に目新しさのようなものは感じませんでした。


しかし、テーラーメイドのニューモデルなので、また新たな技術や工夫が取り入れられているのは間違いありません。



側面
オーソドックスなタイプのユーティリティです。


大型ではなく、コンパクトに仕上がっているのがいいです。


テーラーメイドのクラブ(ドライバー・FW・UT)は白のイメージが強いですが、このM3からシルバーといいますか、グレーっぽくなっています。


白を使っておられる方も違和感なく、使っていけるのではないでしょうか?



ソールのウェイト
ソールにはウェイトがあり、移動できるようになっています。


こんな小さなヘッドに、果たして必要なのかな?と思うところもありますが、ウェイトを移動させて自分好みに調整したいというテーラーメイドファンの方の為にデザインされているのでは無いでしょうか?


『DRAW』と『FADE』だけなので、シンプルです。



ソールの凹み
ソールのフェース寄りにある、この工夫も見慣れた感じがします。


これまでのテーラーメイドのクラブにも採用されてきました。


『溝の代わり』といえるのでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは結構ありましたが、テーラーメイドではよく見られる長さです。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていて、テーラーメイドの特徴がよく出ています。


ロフトを変えられるようです。



クラウン
このクラウンのデザインも見慣れてきました。


カーボンコンポジットタイプなのかな?と思い、近くで見てみたのですが、カーボン独特の模様のようなものは見られなかったので、違う素材が使われているのかもしれません。



フェースのデザイン
フェースのデザインもシンプルで、これまでもよく見られたデザインです。


テーラーメイドといえば、『これ』といってもいい、代表的なタイプです。



セミディープ系
コンパクトな形状だからだと思うのですが、それほどシャロー感はなく、むしろ適度な厚みがあるようにも見えます。



顔
小顔タイプで、とても好感がもてました。


最近のUTの中でも、明らかに小さい部類に入ると思います。


ドライバーのように、UTも大型化が進んできていたような感じもしていたのですが、このコンパクトな顔を見て、珍しく思いましたし、新鮮な感じがしました。


ちょっと小さすぎる・・・。もうちょっと大きいほうが、安心感がある・・・。という方もいらっしゃると思いますし、人によって好みが分かれるところだと思います。


テーラーメイドがこのようなコンパクトなサイズで発表してきたことがちょっと意外でした。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。


ソフトなフィーリングで好感がもてます。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずでした。


少し軽量タイプに感じましたが、素振りを繰り返し、タイミングを合わせることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、好感がもてました。


適度な小振り感があるので、ボールの存在が大きくなり、イメージが色濃く浮かんできました。


大顔タイプだと、イメージがボヤけてしまうこともあるのですが、今日は鮮明でした。


あくまでも『主役』はクラブではなく、『ボール』なので、この大きさのバランスはいいです。


私はシンプルな『ワンカラー』が好きなのですが、このツートンカラーも違和感なく構えられました。


フェースが被っている感じもなく、方向性への不安もありませんでした。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はテーラーメイドらしいフィーリングで、好感がもてました。


最新モデルではありますが、この打感はこれまでもたくさん経験してきました。


ソフトさはあるのですが、適度な手応えもあり、いい感じです。



打球音
『音』は大きすぎず、はっきりした音でした。


この音も、これまで何度も耳にしてきました。


テーラーメイドファンの方には、とても馴染みのある親しみやすい音といえるのではないでしょうか?



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通だと思いました。


コンパクトなサイズですし、もっとタフなタイプなのかな?と思っていましたが、それほどでもなく、球はいい感じで浮いてくれました。


ソールにある、移動できるウェイトがよく効いているのかもしれません。


ただ、どちらかといえばヒッタータイプの方に合いやすいユーティリティだと思います。


今のユーティリティの中では、それほどイージーさが前に出ているタイプではないと思いました。


高弾道タイプではなく、中弾道タイプだと思います。



バックフェース
『安定性』という点では、コンパクトサイズということもあると思うのですが、それほど寛容さは望めないかもしれません。


ある程度の正直さはもっているように思います。


『曲がりにくい』というタイプのUTではありませんでした。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じでした。


4番のUTで、ここまで遠くに球を運んでいけるのはいいな・・・。と思いました。


キャリーもしっかり稼いでいくことができましたし、弾道も力強いです。



操作性
『操作性』は、なかなかいい感じでした。


左右にも対応してくれました。


直進性で勝負するタイプのUTではなく、その人の持ち球で勝負していけるUTだと思いました。


球もしっかりつかまってくれました。



ヒール側
これまでのテーラーメイドのユーティリティと、どこが変わっているのかな?と思いながら試打していたのですが、最後までそれを発見することができませんでした。


おそらく、新たな工夫がされていると思うのですが、これまでのモデルと同じような感じで試打を終えました。



テーラーメイド M3 レスキュー
以前試打したドライバーは『ツイストフェース』というものが採用されているので、おそらくこのユーティリティにも採用されているのだろう・・・。と思いました。


それが、今回の新たな変化なのではないか?と思いました。



テーラーメイド M3 レスキュー
機能的なデザインがテーラーメイドらしいですが、フィーリング性能も良く、適度な大きさで扱いやすいクラブだな・・・。と思いました。

                         
        
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2018年02月19日
  

テーラーメイド M3 アイアン

                 
テーラーメイド M3 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド M3 アイアン の7番 です。



N.S.PRO 930GH
シャフトは N.S.PRO 930GH です。

ロフトは30.5度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g、トルクは2.0、バランスはD2、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドの新しいアイアンです。


先日M4を試打したのですが、今日は姉妹モデルのM3を手にすることができました。



側面
テーラーメイドらしいといいますか、シンプルというよりは、色々なパーツが組み合わさっているタイプのアイアンです。


機能性重視のアイアンといっていいように思います。



RIBCOR
トゥ側には『RIBCOR』の文字がありました。


これはどういう効果が期待できるのでしょうか?


M4にもあったような気がします。



彫りの深さ
彫りの深さも充分ありますが、M4ほど深くないですし、シンプルな感じもします。


M4よりは重心も浅めで、形も整っているように見えました。



トップライン
トップラインは少し厚く見えましたが、今ではこれくらいが普通といえるでしょうか?


見慣れた厚さです。



ソール幅
ソール幅も少し広く見えましたが、今のアイアンの中ではノーマルといっていいように思います。



ネック長さ
ネックの長さも標準的です。



ソールの溝
このソールの溝も見慣れてきました。


他のメーカーのアイアンには見られない、テーラーメイドアイアンの個性です。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプで好感がもてました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、予想していたよりもいい顔をしていたので、ちょっと意外でした。


M4よりもコンパクト感があってすっきりしていますし、グースの利きも弱いです。


セミグースタイプといっていいように思います。


シャープさは感じなかったのですが、緊張することなく、普通に構えることができました。




試打を開始しました。


フェース面
『打感』は、まずまずでした。


球離れの速い、今のアイアンらしいフィーリングでした。


打感に『温度』があるとすると、このアイアンの場合は低めだな・・・。と思いました。



トゥ側
球はあがりやすくてイージーです。


シュッとしていてカッコいいアイアンですが、タフなタイプではなく、親しみやすい性格をもっています。



バックフェース
『安定性』も高く、ブレに強い印象をもちました。


適度な大きさでセミグースのオートマチックタイプのアイアンといっていいように思います。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていましたが、今のアイアンの中では普通といっていいのかもしれません。


よく飛びますが、飛距離最優先のアイアンではないように感じました。



操作性
『操作性』は普通でした。


構えたときに少しグースの利きが目立ちましたが、扱いやすそうな印象を与えてくれていたので、インテンショナルなショットも打てるのではないか?と思っていましたが、その通りでした。


敏感に反応する感じはしませんでしたが、左右にも曲げることができました。


どちらかといえばオートマチック性が強いですが、オートマチックとマニュアルの性質を持ち合わせているアイアンだと思いました。



ヒール側
テーラーメイドらしいアイアンだな・・・。と思いました。




                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2018年02月06日
  

テーラーメイド M4 アイアン

                 
テーラーメイド M4 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M4 アイアン の7番 です。



REAX90
シャフトは REAX90 です。

ロフトは28.5度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は99g、トルクは1.8、バランスはD1.5、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドの新しいアイアンです。


先日M4ドライバーを試打したのですが、今日はアイアンを手にすることができました。


なかなかシブいデザインです。



側面
テーラーメイドらしい、機能性を感じさせるデザインです。


易しく打てるような工夫がたくさんされているように見えます。


輪郭もシャープなタイプではなく、かなり丸っこいです。


こういったところも、テーラーアイアンの特徴です。



ソールにあるウェイトのようなもの
ソールにはウェイトのようなものが組み込まれているように見えました。


重心の深さ・低さを実現させる為の物でしょうか?



彫りの深さ
彫りの深さはたっぷりとあります。


今風のアイアンです。



ポケットの中のパーツ
黒い樹脂のようなものがありました。


これはどういう役目を果たすのでしょうか?


インパクトの衝撃を和らげる為のものなのかな?と思いました。


近くで見てみると、結構仕上がりにムラがあって、雑に見えました。


性能とは直接関係ないと思いますが、少し気になりました。



ソール幅
ソール幅は広めですが、極端な感じはしません。



ネック長さ
ネックの長さは普通です。


こうして見ても、かなりグースが利いているのが分かります。


テーラーアイアンらしいです。



ソールの溝
ソールにある、この溝もお馴染みです。


トレーリングエッジの丸みも目立っていました。



ネックの溝
ネックにある溝も見慣れた感じがします。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


ステンレスらしい、冷たさを感じさせるフェース面だな・・・。と思いました。


すごくクールで、何といいますか、こみ上げてくるものはありませんでした。



ヒール側の溝
ヒール側

トゥ側の溝
トゥ側

フェース面にある、この溝もテーラーメイドらしい個性です。


PINGアイアンのネックの凹みのように、他のメーカーでは見られない工夫です。


この溝のあるアイアンを何度か試打しているのですが、未だにその優位性を見いだせずにいます。


やはり実戦で使い込んでいって初めて感じ取れるのかもしれません。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルな物でした。


ソフトなフィーリングで好感がもてます。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずでした。


今の主流ともいうべき、軽量タイプのアイアンです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、トップラインの厚さや丸み。


そしてグースの利きが目立ちましたが、思っていたよりもクセがきつくないので、好感がもてました。


これならば普通に打てそうだな・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、まずまずでした。


ステンレスらしいといいますか、後を引かないあっさりとした打感でした。


フォージドアイアンのあの独特の、いいフィーリングが少し糸を引くような感じで残るのではなく、インパクト後すぐに無くなる感じです。


ちょっと例えは違いますが、イメージとしてはオクラや納豆のような糸を引く感じではなく、素麺をつるっと喉に流し込む感じに似ているといったらいいでしょうか?


インパクトの余韻を楽しむタイプのアイアンではないですが、これはこれでアリなのだと思います。


これまで多く経験してきました。


真夏に砂浜を歩いていると、波打ち際で砂が濡れてもすぐに乾いていくのをよく見かけますが、それを連想しました。


砂が乾くスピード感と、打感が消えるスピード感が似ているように感じました。


軟鉄素材以外の、オートマチック系アイアン独特のフィーリングといえるかもしれません。



トゥ側
球はとてもあがりやすいです。


自然に球があがっていく感じです。


タフな感じは全くしませんでした。



バックフェース
『安定性』も高く、寛容なタイプのアイアンです。


ここに一番、メーカーも力を入れているのではないでしょうか?


スイートエリアも、かなり広い感じがします。


いい意味で、アバウトに打っていけるアイアンです。



飛距離性能
『飛距離性能』も優れていて、完全に『飛び』と『安定性』に優れたアイアンです。


今は多くのメーカーが、こういうタイプを採用しています。


そういう意味で、最新モデルではありますが、目新しさのようなものは感じませんでした。


ただ、これを『7番アイアン』として考えると『飛ぶ』ということになりますが、ロフトで番手を考え『5番アイアン』とすると、やや飛ぶタイプといえるように思います。


今始まったことではないですが、アイアンのロフトと番手の関係は完全に崩壊してしまっているといえるような気がします。


早く、ウェッジのようにロフトで呼ぶ時代になればいいな・・・。と思います。



操作性
『操作性』は、それほど操るタイプではないですが、何とか左右にも曲げることができました。


自在に、そして敏感に反応するタイプではないので、大らかさの中から何とか曲げている感じ・・・。といったらいいでしょうか?


明らかにオートマチック性が勝っていました。



ヒール側
テーラーメイドらしい、易しさと飛びに長けた、高い機能性をもったアイアンです。

                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2018年01月23日
  

テーラーメイド M CGB アイアン

                 
テーラーメイド M CGB アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド M CGB アイアン の7番 です。



N.S.PRO 840
シャフトは N.S.PRO 840 です。

ロフトは29.5度、クラブ長さは37.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は87g です。



正面
とてもカッコいい、テーラーメイドのアイアンです。


テーラーメイドらしい、メカニカルなデザインになっています。


ワンピースタイプのシンプルなアイアンではなく、色々なパーツが組み合わさった、『複合的』なアイアンです。


こういったところが、テーラーメイドアイアンの特徴といっていいように思います。



ヒール側のウェイト

トゥ側のウェイト

ヒール側とトゥ側には、それぞれ2つずつ丸いものがありました。


ウェイトだろうということは想像に難くありません。



彫りの深さ
彫りの深さもたっぷりありました。


ウェイトもあるということで、かなり重心の深さもあるようです。


最近のテーラーメイドのドライバーは『浅重心』の印象が強いですが、アイアンでは逆に『深重心』を目指しているのでしょうか?



トップライン
トップラインは厚めでした。


かなり厚く見えましたが、これも海外メーカーの特徴といっていいのかもしれません。



ソール幅
ソール幅は広めでしたが、極端な感じではありませんでした。


見慣れた感じの、『今風(いまふう)』の広さだと思いました。



ソールの溝
ソールには溝がありました。


テーラーメイドのアイアンによく見られます。



ネック長さ
ネックは、やや短めでしたが、今はこれくらいが多いように思います。


重心の低さを感じさせる長さです。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


フェース面を見ていると、そのアイアンの雰囲気といいますか、『温度』のようなものを感じることがあります。


このアイアンは淡々とした感じで、いい意味で冷たい感じがしました。


『スタンプタイプ』の、量産式フェース面です。


ヘッド全体には、色々な物は付け加えるけど、なるべく手間をかけたくない、フェース面よりも他のところに工夫をしていきたい・・・。というメーカーの意図があるように見えました。


スコアラインなどはルールで厳しく制限されているので、メーカーとしてはなるべく手を加えたくないというところがあるのかもしれません。



トゥ側の溝

ヒール側の溝
スコアラインの両端には溝のようなものがありました。


これもテーラーメイドのアイアンではよく見られる工夫です。


この溝によって、どのような効果が得られるのは分かりませんが、ずっと前から採用されていて継続しているということはそれだけ効果があるのだと思います。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプで、ソフトなフィーリングがあり、好感がもてます。


これはもうずっとなのですが、テーラーメイドのクラブを試打していると、グリップにはあまり関心が無いように思えてきます。


もちろん、全然気を配っていないということはないと思いますし、毎回ニューモデルを発売するときに、そのクラブに合うようにと決められていると思うのですが、他のメーカーが色々なタイプを採用しているのに対し、テーラーメイドはそういった工夫が見られません。


私はシンプルなタイプのグリップが好きですし、硬いグリップは苦手なので、このグリップには好感がもてますが、ヘッドと比べるとシンプルさが際立っているように見えました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、トップラインの厚さが目立ち、海外メーカーらしいな・・・。と思いました。


ヘッドの大きさはそれほど大型というわけではなく、標準といっていいように思うのですが、トップラインの厚さと丸さ、そしてグースの利きが目立っていました。


好みの構え感ではなく、イメージも少し出づらいところがありましたが、これまでも経験しているので強い苦手意識は芽生えませんでした。


最初に見たときの印象と、この構えたときの印象が違っていました。




試打を開始しました。

打感
『打感』は、まずまずでした。


フィーリング重視のアイアンではないですが、大きな不満はありませんでした。



あがりやすさ
球はとてもあがりやすく、タフな感じは全くしません。


近未来的なデザインでメカニカルなタイプのアイアンですが、タフなタイプではなく、かなりのイージーさがありました。


このメカニカルな感じも、全て易しさの為なのではないかな?と思いました。


ハードルが高いタイプではないので、幅広い層に受け入れられやすいのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていました。


『番手感覚』を無くすタイプのアイアンといっていいのかもしれません。


明らかに飛びを求めて作られているアイアンです。


今のニーズに合っていると思います。



操作性
『操作性』という点では、それほど敏感に反応してくれる感じはしなかったのですが、左右に曲げることもできました。


球がつかまりやすいですが、極端な感じがしなかったのがいいです。


操作するタイプのアイアンではなく、なるべく真っ直ぐに近い持ち球で勝負していけるアイアンといえるのではないでしょうか?



私が好むタイプのアイアンとは違うところもありますが、これぞ『テーラーアイアン』といった印象をもちました。




                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2017年07月25日
  

テーラーメイド M1 フェアウェイウッド

                 
テーラーメイド M1 フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド M1 フェアウェイウッド の3番 です。



TM1-117
シャフトは TM1-117 です。

ロフトは15度、クラブ長さは43.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は54g、トルクは4.2、バランスはD2.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は323g です。



正面
テーラーメイドM1シリーズの新しいFWです。


先日
M2を試打しましたが、今日はM1を試打することができました。



側面
形状的にはオーソドックスなシャロー系という感じがします。


今はこの形が主流といえるのではないでしょうか?



ネック長さ
ネックは、やや長めでした。



調整システム
調整システムが搭載されています。


テーラーメイドではお馴染みの機能ですが、M2には無かったので、モデルによって使い分けをしているのでしょうか?



ウェイト
このクラブで一番目立つのが、このウェイト移動システムです。


これまでも見られたので、珍しさはありませんが、大きなインパクトがあります。


試打するのは、この真ん中のポジションです。



ソールの工夫
ソールにある、この工夫も以前グローレで見たことがあります。


これも飛距離アップにつながっているのだと思います。


文字は無かったのですが、これも『SPEED POCKET』ということになるのでしょうか?



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。


シャローではありますが、それほど大きさが強調されておらず、コンパクト感があるのがいいな・・・。と思いました。



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップはシンプルなタイプです。


これまでもよく採用されています。



顔
なかなかいい顔をしています。


機能系FWの中でのオーソドックスな顔といえるでしょうか?


形状も整っているのがいいです。


この白と黒のツートンカラーも、ずいぶん見慣れた感じがします。



振り感
素振りをしてみると、まずまずでした。


それほどハードな感じはしませんでした。



構え感
ボールを前にして構えてみても、好感がもてました。


クセが無くて、不安を感じさせない顔をしています。


メカニカル系のテーラー顔といっていいでしょうか?


今ではよく見られます。


先日試打したM2は、もっとあがりやすそうな印象があったのですが、このM1は少し抑えた感じがします。


コンパクト感があったからかもしれません。


いずれにせよ、方向性への不安を感じることはありませんでした。


他のFW同様、ティアップせず、マットの上から直打ちで試してみることにしました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、ややしっかりめでした。


これまでたくさん感じてきた打感です。



打球音
『音』も、耳慣れた感じの、独特な『金属音』です。


『機械音』といってもいいのかもしれません。


テーラーメイドのウッドいえば、この音といっても過言では無いと思います。


モデルは新しくなっても、この打感や音には、大きな変化は無いように思いますし、それがテーラーメイドファンのハートをキャッチしているところがあるのかもしれません。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、結構しっかりしている感じがしました。


M2のあがりやすさとは違い、少しタフな印象をもちました。


幅広い層に対応していけるM2に比べ、このM1はヒッター系の方に合いやすいように思います。


ある程度のHSが無いと、球は浮ききらないかもしれません。


見た目はそれほどハードそうな感じはしなかったのですが、実際に打ってみるとそうでもありませんでした。


最近は『直打ちでもあがりやすい3W』が増えていますが、このM1はそれらとは違う印象をもちました。



バックフェース
『安定性』は、まずまずでした。


高い寛容性があって、曲がりにくいという感じはしなかったのですが、シビアさも感じませんでした。


ラインも出しやすく、イージーな印象をもちました。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていました。


最初見たときは、ウェイトを交換できるのが一番の長所で、それ以外はそれほど秀でてはいないのでは?と思いました。


これまで、そういったクラブにたくさん出会ってきたからなのかもしれません。


しかし、このクラブはとても力強い弾道で、頼もしさがありました。


低スピン性能も優れていて、しっかりと叩いていけるFWだと思いました。


形は違いますが、一世を風靡したRBZのDNAがしっかり受け継がれているのではないでしょうか?


『誰にでも』というタイプではないですが、かなりポテンシャルが高く、はっきりとした『飛び系FW』といっていいと思います。



操作性
『操作性』は、なかなかいい感じでした。


左右へ曲げるのもそれほど難しく感じませんでした。


ただ、敏感というよりは、いい意味での『鈍感さ』のようなものを感じました。


大きな曲がり幅というよりは『ほどほどの曲がり幅』で勝負していけるFWだと思います。


左右にクセが無い感じがしたので、ドローヒッターの方にも、フェードヒッターの方にも合いやすいのではないでしょうか?



ヒール側

TaylorMade GOLF M1 フェアウェイウッド
最初見たときは、ソールのウェイトに目が行きましたが、実際に打ってみると、飛距離性能が一番の特長なのだと思いました。


ウェイトとクラウンがよく目立ちますが、それ以外にも色々な工夫がされているのかもしれません。



TaylorMade M1 FW
テーラーメイドの柔軟な発想が生んだ、高機能高性能FWといっていいように思います。



TaylorMade GOLF M1 フェアウェイウッド
ただ、先ほども書きました通り、ややタフなところもあるので、日本市場ではM2のほうが、人気が出やすいのかな?という思いもありました。


どちらもいいFWであることに間違いないので、機会があれば打ち比べてみたいと思いました。


                         
        
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2017年04月11日
  

テーラーメイド M1 アイアン

                 
テーラーメイド M1 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド M1 アイアン の7番 です。



N.S.PRO 930GH
シャフトは N.S.PRO 930GH です。

ロフトは30.5度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g、トルクは2.0 です。



正面
テーラーメイドの新しいアイアンです。


先日M2というアイアンを試打しましたが、今日はM1です。


テーラーメイドのアイアンらしい、機能性を感じさせるデザインです。


フィーリングよりも機能を重視しているのだと思います。



側面
シンプルというよりはメカニカルなタイプのアイアンですが、大顔タイプではないのがいいと思いました。


これまで、こういうタイプのアイアンは大顔タイプが多かったのですが、このアイアンは違いました。


バックフェースには、色々なパーツが組み合わさっているように見えます。


これまでも、こういうタイプのアイアンはたくさんありました。



TUNGSTEN
トゥ側には『TUNGSTEN』の文字がありました。


ひょっとしたら、ソールのほぼ全てにタングステンが使われているのではないかな?と思いました。



彫りの深さ
彫りの深さはたっぷりとあります。


機能性アイアンらしい特徴です。



トップライン
トップラインは厚めでした。



ソール幅
ソール幅はまずまずでした。


極端なワイドという感じはしませんでした。


むしろ、普通といった印象をもちました。



ネック長さ
ネックの長さも、見慣れた感じがします。


ロングでもショートでもない、今のアイアンの『ノーマル』といっていいのかもしれません。



ソールの溝

ネックの溝
ソールとネックに溝がありました。


これは先日試打したM2と同じです。



ホーゼルの凹み
このホーゼルの凹みのようなものも同じです。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


ごく普通のフェース面でした。



オリジナルグリップ
オリジナルグリップは、これまでのモデルと同じ、シンプルなラバーグリップです。


ヘッドの複雑さと、このグリップのシンプルさとの対比が面白いな・・・。と思いました。


テーラーメイドはあまりグリップにはこだわっていないように見えますが、このグリップがベストなのだというメーカーの答えなのかもしれません。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずでした。


軽量タイプのアイアンですが、頼りない感じはしませんでした。


タイミングもすぐに合わせることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、予想していたよりも構えやすくて好感がもてました。


もっとクセのある感じを予想していました。


先日試打したM2よりも、私はこちらのほうが構えやすいです。


高い機能性がありながらも、構えやすさにも気を配って作られているのではないかな?と思いました。


トップラインの厚さやグースの効きも目に入りますが、気になるほどではありませんでした。


普通に打っていけそうだな・・・。と思いました。


見とれるようなことはなく、淡々としていたのですが、苦手意識も芽生えず、リラックスして構えることができました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はしっかりめでした。


『ガツン系』といっていいかもしれません。


この打感はある程度予想していました。


テーラーメイドのアイアンらしい打感といっていいと思います。



トゥ側
球もあがりやすくてイージーな感じがします。


かなり底の部分(ソール)に重量があるように感じました。


見た目以上に重心の低さを感じます。


『どっしり感』のあるあがりやすさといったらいいでしょうか?


ロフトは立っていますが、球はよくあがってくれました。


軽量シャフトのアシストもあるように感じました。



バックフェース
『安定性』も高く、なかなかブレる感じがしません。


構えやすいということもあると思うのですが、私はM2よりも、このM1のほうが易しく感じました。


安定性と構えやすさの両立ができているアイアンだと思いました。



飛距離性能
『飛距離性能』も高いです。


テーラーメイドらしい、ディスタンス系アイアンといっていいと思います。


いつもひとつふたつ先をいっているイメージのあるテーラーメイドですが、その先進メーカーの出した答えが、このディスタンス系ということでしょうか?


海外メーカーらしい合理性を感じました。


よく飛びますが、ある程度しっかり振っていったほうが、いいパフォーマンスを発揮してくれるように感じました。


ヒッター向けといっていいと思います。



操作性
『操作性』は、まずまずでした。


左右に曲げることはできましたが、どちらかというと安定性のほうが勝っている感じがしました。


大きく曲げづらくて、小さい曲がり幅で打っていけるタイプのアイアンだと思いました。



ヒール側
最新モデルですし、おそらくこれまでに無い新たな技術がたくさん注ぎ込まれているのだと思います。


しかし、テーラーメイドのアイアンはもうずっとこういうタイプが多いせいか、特に目新しい感じがしませんでした。



TaylorMade M1 アイアン
バックフェースのデザインなど少し変わった感じもしますが、大きな性能アップを感じることはありませんでした。



TaylorMade M1 アイアン
このM1と先日試打したM2では、私はM1のほうが気に入りましたが、すごく似ている部分も多くて、『違い』というよりも『類似性』を感じながら試打していました。


今度機会があれば、同時に打ち比べてみたいと思いました。



TaylorMade M1 アイアン
これからのテーラーメイドのアイアンに期待していきたいです。



                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2017年03月29日
  

テーラーメイド M2 アイアン

                 
テーラーメイド M2 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド M2 アイアン の7番 です。



REAX STEEL 90
シャフトは REAX STEEL 90 です。

ロフトは28.5度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は99g、トルクは1.8 です。



正面
テーラーメイドM2アイアンです。


以前も同じ名前のアイアンを試打したことがありますが、このアイアンは2017モデルということでいいのだと思います。


『M3』とか『M4』とか出るのかな?と思いましたが、『M1』と『M2』だけのようです。


子供の頃に夢中になった仮面ライダーのように、『1号』『2号』『3号(V3)』『4号(ライダーマン)』『5号(X)』『6号(アマゾン)』・・・。といった具合にシリーズ化しても面白いのではないかな?と思いましたが、そうはいかないようです。


人それぞれ好きな数字は違いますし、思い入れも違います。


色々な数字があってもいいのではないかな?と思いました。


私の友人にも、ボールのナンバーにすごくこだわっている人がいます。


奇数しか使わないという人もいますし、逆に偶数しか使わないという人もいます。


『二桁数字』しか使わないという人もいます。


数字というのは、強い力のようなものがあるような気がします。


私は小学生の頃、少年野球チームに入っていて、初めてつけた背番号が『7』だったので、7という数字には特別な思い入れがあります。



側面
テーラーメイドらしい、機能性を感じさせるアイアンです。


メカニカルな感じがします。


フィーリングよりも、見た目のインパクトを狙っているように見えます。



彫りの深さ
彫りの深さも充分あります。


こうして見ても、色々なパーツが組み合わさっているのが分かります。



トップライン
トップラインは厚めです。


機能性アイアンの特徴のひとつといってもいいのかもしれません。



ソール幅
ソール幅は少しワイドでしたが、今のアイアンの中では平均的といえるような気もします。



ネック長さ
ネックの長さも平均的です。


こうして見ても、グースネックであることが分かります。



ホーゼル
ホーゼルにある、この形状はどういう意味があるのでしょうか?


シャフトを簡単に交換する為の物なのかな?と思いましたが、よく分かりません。


調整機能の一部なのでしょうか?


テーラーメイドのクラブなので、おそらく大きな意味があるのだと思います。



ソールの溝
ソールには溝がありました。


これはもうすっかりお馴染みです。



ネックの溝
ネックにも溝がありました。


これはどういう意味があるのでしょうか?



フェース面の溝
フェース面にも溝がありました。


これも、テーラーメイドのアイアンでは見慣れた感じがします。


私は無いほうが好きなのですが、こうすることにより大きな効果が得られるのであれば、あるべきなのかな?と思いました。


これまで、こういうタイプのアイアンをいくつか試打してきて、この溝による効果を私は実感できていませんが、それは私の感性が鈍いからなのかもしれません。


感性の鋭い方は、この溝の効果をはっきりと実感されているのかもしれません。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


ちょっと表現が良くないかもしれませんが、少し雑な仕上がりだな・・・。と思いました。


使っていけばいくほど魅力の増すフェース面もありますが、逆に『使い減り』するタイプもあります。


このアイアンは後者だと思いました。


フェース面はボールとの『唯一の接点』ですし、とても大切な部分です。


このフェース面を見ていて、打感や音を予想したり、ずっと使い続けていくことによる変化を予想することもあります。


あまり興味をもてなかったり、魅力的に見えないフェース面もたくさんあります。


正直、このアイアンはそんなタイプに見えました。



オリジナルグリップ
オリジナルグリップは、これまでも出会ってきたシンプルなタイプです。


ソフトなフィーリングで好感がもてます。



構え感
ボールを前にして構えてみると、少し違和感がありました。


構えづらさがありました。


グースもきつめでした。


ただ単にグースというよりも、ネック自体が途中から曲がっている・・・。といいますか、シャフトがかなり右から入っているように感じました。


とはいっても、これまでもこういうタイプはたくさん経験しているので、強い苦手意識が芽生えるということもありませんでした。


ヘッドが大きすぎないのが、いいと思いました。


ボールとの大きさのバランスもとれていると思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、しっかりめでした。


こういうタイプのアイアンらしいフィーリングです。


手に衝撃が伝わってきました。


私が好む打感とは大きく違うのですが、こういう打感もアリなのだと思います。


高機能性ステンレスアイアンを長く使っておられる方には、親しみのもてる打感なのだと思います。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、結構しっかりしていると思いました。


易しそうな雰囲気もありますが、どちらかといえばタフなほうだと思います。


ある程度HSが無いと、球が浮きづらいかもしれません。


ヒッター向けのアイアンだと思いました。



バックフェース
『安定性』は、なかなかいい感じでした。


機能性アイアンらしい、寛容さがありました。


これまでのモデルよりも、大きく飛躍したという印象はありませんでしたが、易しさがそのまま受け継がれている感じがしました。


もうこれ以上、アイアンは易しくならないのかもしれない・・・。と思いました。



飛距離性能

『飛距離性能』は優れていました。


7番アイアンとしては、かなり飛ぶほうだと思います。


飛び系アイアンはロフトが立っている分、球がつかまりにくいという欠点がありますが、このアイアンはよくつかまえてくれました。


極端なネック形状によるところなのかもしれません。


強い球が打てるアイアンです。


アイアンにも飛距離を追求しておられる方には、魅力的なアイアンといえるのではないでしょうか?


よく飛ぶのですが、私は頭の中で球筋を描くことができませんでした。


私の技術と想像力の未熟さが原因だと思いました。


いい感じの球は出るのですが、全て『結果オーライ』に見えました。



操作性
『操作性』は、まずまずでした。


左右に曲げることもできましたが、大きく曲げるのは少し難しいかな?と思いました。


どちらかというと、『大らかさ』が勝っている感じがしました。



ヒール側
テーラーメイドらしい、機能性を感じさせるアイアンです。


もう何年もテーラーメイドは、こういうタイプのアイアンを発売し続けているように思います。


これがテーラーメイドのアイアンに対する答えなのでしょうか?



TaylorMade Golf M2 アイアン
このアイアンもいいとは思いますが、テーラーメイドはドライバーやFWなどの『ウッド系』が得意なメーカーなんだな・・・。と改めて思いました。



TaylorMade Golf M2 アイアン
ニューモデルではありますが、正直『真新しさ』を感じることはありませんでした。


バックフェースのデザインがちょっと変わっていたり、ちょっとした工夫が見られたりしますが、大きな進化ではないと思いました。



TaylorMade Golf M2 アイアン
ニューモデルを試打するときは、ドライバーやFWなどに限らず、アイアンでもワクワクするものですが、今日はそんなこともなく、ずっと淡々とした感じで試打を続けていました。


テンションが最初から最後まで、ずっと上がることがありませんでした。



TaylorMade Golf M2 アイアン
それは、このアイアンが良くないというのでは決してありません。


私が好むタイプと違うというだけです。


私がアイアンに求めるものとは大きくかけ離れているので、購買意欲が刺激されることはありませんでした。



TaylorMade Golf M2 アイアン
テーラーメイドファンの方にはとても魅力的なアイアンといえるのかもしれません。


私もテーラーメイドは好きですし、メタルが登場したばかりの『ツアープリファード時代』から馴染みがありますが、アイアンはちょっと縁遠い感じがしています。


このアイアンにも、それほど魅力を感じませんでした。



TaylorMade Golf M2 アイアン
しかし、テーラーメイドは常に『先を見ているメーカー』だと思います。


『変化を恐れないメーカー』といってもいいのかもしれません。


テーラーメイドの画期的なクラブのおかげで、これまでもたくさん楽しい思いをさせてもらいました。


なので、これからどんなクラブが登場してくるのか楽しみですし、期待していきたいです。


                         
        
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2017年03月17日
  

テーラーメイド M2 フェアウェイウッド

                 
テーラーメイド M2 フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド M2 フェアウェイウッド の3番 です。



TM1-217

シャフトは TM1-217 です。

ロフトは15度、クラブ長さは43.25インチ、シャフトフレックスはS です。



正面

テーラーメイドM2シリーズのフェアウェイウッドです。


先日ドライバーを試打しましたが、今日はフェアウェイウッドを手にすることができました。


多少の違いはありますが、デザインの統一性はとれています。



側面

厚みがあるというよりは、完全に薄いタイプのFWです。


今は多くのFWが、このような形状になっています。


円盤のような感じがします。



ネック長さ

ネックの長さは平均的です。


ネックに調整機能は搭載されていませんでした。



ソールの溝

ソールには溝がありました。


テーラーメイドのクラブらしい特徴です。



溝の深さ

溝はそれほど深くありませんでした。


おそらく、これまでのモデルと比べても浅い方だと思います。



M2

クラウンにある、この『M2』のロゴが控えめでオシャレです。



シャローヘッド

シャローバックタイプです。


かなりシャローな感じがしますが、今はこういう形状が多く見られます。



オリジナルグリップ

このシンプルなオリジナルグリップは、ソフトなフィーリングで好感がもてます。


これまでのモデルにも採用されていました。



顔

クセのない、いい顔をしていました。


『テーラー顔』といっていいと思います。


バルジが真っ直ぐに近いのも、テーラーメイドといいますか、海外メーカーの特徴だと思います。


国内メーカーはバルジが美しいカーブを描いている物が多いように思いますし、それぞれの特徴が見られて面白いです。


バルジが真っ直ぐに近いと直進性をイメージさせますが、適度にカーブを描いていると、操作性の良さをイメージしやすいです。


人それぞれ好みが分かれるところだと思いますが、私は多少カーブを描いている、国内メーカーのバルジに親しみを感じます。


パーシモンを経験しているからかもしれません。


ボールにサイドスピンが掛からず、バックスピンのみで曲げずに真っ直ぐ飛ばすのは理想ですが、それはかなり難しいことなので、『自分の持ち球』でコントロールしながら飛ばしていく・・・。というのが染みついているのかもしれません。


曲がりを避けるのではなく、上手く付き合っていくという発想をもっておられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?



振り感

素振りをしてみた感じは、まずまずでした。


結構軽量でタフな感じはしませんでした。


シャフトもよくしなりました。



構え感

ボールを前にして構えてみても、好感がもてました。


この白と黒のツートンカラーも見慣れた感じがします。


クセの無い顔なので、『負のイメージ』が出てきませんでした。


バルジが真っ直ぐに近いからでしょうか?


左右に曲げるというよりも、ど真ん中に真っ直ぐのラインをイメージできました。


まずは、このイメージのまま振っていこう・・・。と思いました。


球もよくあがってくれそうな感じがしました。


ヘッドが大きすぎないので、ボールとの大きさのバランスもいいです。


ヘッドが大きすぎると、私は当てにいってしまうという悪い癖が出ることもあるのですが、この大きさはとてもいいので、気持ち良く振っていけそうだな・・・。と思いました。


リラックスすることができました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は好感がもてました。


これまでのテーラーメイドのFWで経験してきたフィーリングです。


すごく馴染んでいるといいますか、慣れた感じの打感です。


はっきりと伝わってきますが、こもった感じもなく、かといって硬すぎる打感でもありませんでした。


多くのテーラーファンの方が支持される打感といっていいのではないでしょうか?



打球音

『音』もいい感じでした。


はっきりとした金属音です。


これまで何度も耳にしてきた音です。


こうしてみると、テーラーメイドはクラウンやソールには色々な工夫をこらすけど、打感や音はあまり変えていないんだな・・・。と思いました。


それとグリップもあまり変わらないようです。


このままがベストなのだと、あえて変えていないのかもしれませんし、これから登場してくるモデルには、大きな変化が見られるのかもしれません。



トゥ側

球はあがりやすくて、好感がもてました。


タフな感じはしませんでした。


素直に球を拾ってくれ、弾き飛ばしてくれる感じでした。


イージーなFWだと思いました。


テーラーメイドのクラブは、色々な変化が見られるので、見た目の印象と違うこともありますが、このFWは見た目通りの易しさがあると思いました。



バックフェース

『安定性』は、なかなかいい感じです。


今は易しいFWが多いので、それらの中でも平均レベルの易しさがあるといっていいでしょうか?


シビアさはありませんでした。


構えやすさからくる易しさもあるのかもしれません。


ラインも出しやすく、方向性をまとめやすいと感じました。



飛距離性能

『飛距離性能』は優れていました。


テーラーメイドらしい、ハイレベルな飛びです。


球は拾いやすく適度に上がっていきますが、強烈な弾道でした。


イージー系FWの中には、弾道が弱々しいと感じる物もありますが、このクラブは違っていました。


弾きもいいですし、ボールの勢いがありました。


テーラーメイドのクラブにしては、シンプルなタイプのFWですが、飛距離性能は優れていると思いました。


ティアップせずに、マットの上から打ったのですが、いい感じで球を上げてくれ、充分なキャリーを稼ぐことができました。


高すぎず、力強い弾道でした。



操作性

『操作性』は、まずまずでした。


大きく曲がる感じはしなかったのですが、左右に曲げることもできました。


どちらかに偏った感じもしなかったので、ドローヒッターの方にも、フェードヒッターの方にも扱いやすいのではないでしょうか?



ヒール側

シンプルなクラブは高性能な物が多い・・・。というのは、私がこれまで多くのクラブを試打して感じてきたことです。


もちろん、色々なパーツが組み合わさった機能性の高いクラブも高性能な物がありますが、どちらかといえば、機能性ばかりが表立ってしまい、肝心の性能はもうひとつ・・・。ということも多くありました。



TaylorMade M2 FW

このFWはソールに溝があり、クラウンにはカーボンコンポジットされていますが、比較的シンプルな印象をもちました。


そして、そのシンプルさと技術の組み合わせが、レベルの高い飛びにつながっているのだと思いました。



TaylorMade M2 フェアウェイウッド

最近のテーラーメイドは『RBZ』でFWの飛距離アップを実現し、多くのメーカーやゴルファーに影響を与えてきたと思います。


今でも多くの方がRBZを使っておられます。


そのいい流れが、このクラブにも受け継がれていると思いました。



TaylorMade M2 フェアウェイウッド

構えやすさや打感・音などのフィーリングと、あがりやすさ・飛距離性能のバランスが取れているFWといっていいと思います。


テーラーメイドは本当にドライバーやFWなどの『ウッド系』が得意なメーカーだな・・・。と再認識させられました。


                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2017年03月13日
  

テーラーメイド M1 レスキュー

                 
テーラーメイド M1 レスキュー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド M1 レスキュー の4番 です。



TM5-117
シャフトは TM5-117 です。

ロフトは21度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は68g、トルクは2.7、キックポイントは先調子 です。



正面
テーラーメイドM1シリーズのユーティリティです。


先日ドライバーを試打したばかりですが、今日はユーティリティを手にすることができました。


色使いや機能性を感じさせるデザインが統一されています。



側面
それほど大きくはなく、むしろコンパクトな感じがします。



ソールのウェイト
そして、このウェイトを移動できるのが大きな特徴です。


ドライバーやFWでは普通に見られるこの工夫も、ついにユーティリティにまで採用されるようになったか・・・。と思いました。


ユーティリティに、このような工夫が必要なのか、私は疑問に思うところもあるのですが、ここまで徹底しているのがテーラーメイドらしいところかもしれません。


ドライバーやFWだけでなく、UTも調整機能を求めておられる方にとって、待望のクラブといえるのではないでしょうか?


いずれテーラーメイドから、調整機能付きのアイアンやウェッジが登場してくるかもしれません。


調整機能もそうですし、白いアイアンやウェッジを心待ちにしておられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


試打するのは、この真ん中のポジションです。



ネック長さ
ネックの長さは適度にありました。


ユーティリティにも、ウッドに近いタイプもあれば、どちらかといえばアイアンに近いタイプもあります。


このクラブは後者だと思いました。


今はUTも重心の深い物が多いように思いますが、このクラブは結構浅いように見えます。



ネックの調整システム
ネックには調整機能が付いていました。


テーラーメイドらしい工夫です。



セミディープ
セミディープ形状といっていいでしょうか?


最近のUTの中では、明らかに厚みがあります。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインはとてもシンプルでした。


特に目新しい工夫は見られませんでした。



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップもシンプルでした。


これまでたくさん出会ってきたタイプです。



顔
顔は予想していたよりも良くて、好感がもてました。


ちょっとクセのある顔を予想していたのですが、そうではなくて比較的オーソドックスなタイプでした。


結構小顔に見えました。


私は大きすぎる顔は苦手に感じることも多いので、このコンパクトさは好感がもてました。



振り感
素振りをしてみると、なかなかいい感じでした。


タイミングもすぐに合いました。


ハードスペックではありませんが、それほど暴れる感じがしないのがいいと思いました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、好感がもてました。


適度な大きさと、クセの無い構え感のおかげでリラックスして構えることができました。


方向性に不安を感じることもなく、ラインもイメージできました。


ボールの高低でいいますと、高~い球というよりは、ややライナー系に近い、抑え気味の打球をイメージしました。


横から大きく滑らせるというよりは、少し上からぶつける感じで拾っていけそうだな・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。


硬すぎず、心地良い感触が残りました。


これまでもテーラーメイドのクラブで経験してきたフィーリングです。



打球音
『音』もおとなしめで好感がもてました。


甲高くなく、普通に打っていけました。


『機能性重視』のクラブは、これまでも打感や音が良くない物も多くありましたが、このクラブは違っていました。


すごくフィーリングにこだわって作られているとは正直思わなかったのですが、結果的に良くなってクラブだな・・・。と思いました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、今のユーティリティの中では、結構タフなほうだと思います。


誰でもあがりやすくなるようには作られていないと思います。


明らかにヒッター向けのUTだと思いました。


構えたときの印象通り、高弾道というタイプではなくて、やや低めの弾道でした。


最近のテーラーメイドのクラブの中では、珍しいな・・・。と思いました。


イージー系のクラブが圧倒的に多かったので、このクラブのタフさはちょっと意外でした。


調整機能は搭載されていますが、幅広い層をターゲットにしている感じはしませんでした。


むしろ、ある程度ターゲットを絞り込んでいるように感じました。



バックフェース
『安定性』という点でも、それほど寛容なタイプではないと思いました。


ある程度の正直さがあると思いました。


調整機能が付いているので、かなり安定性に長けているのかな?と思いましたが、そうではありませんでした。


易しさ最優先のクラブではないと思います。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じでした。


テーラーメイドらしい、飛距離性能をもっていると思いました。


ビッグキャリーで攻めていくタイプではないですが、上がりすぎない強い弾道でした。


結構いい感じで飛んでいくけど、グリーンをキャッチしてしっかり止まってくれるかな?と思いました。



操作性
『操作性』は、まずまずでした。


クセのない顔をしているのですが、あまり細工をしたくなるタイプではありませんでした。


なるべく素直に自然な感じで振り抜いてみたくなりました。


一応左右に曲げることにも挑戦して曲げることができたのですが、あまりやりたくないと思いました。



ヒール側
UTをあくまでも『アイアンの延長』として使っていきたい方には魅力的なクラブといえるかもしれません。


しっかりと振っていきたい方の為のユーティリティといえると思います。



TaylorMade M1 RESCUE
先ほども書きましたが、幅広い層に対応しているUTではないと思います。


『易しさ』を求めておられる方には、やや合いづらいところがあるかもしれません。



TaylorMade M1 RESCUE
しかしウェイトを移動させれば、もっと印象も変わると思います。


自分の持ち球を活かしたい・・・。絶対に逆球は打ちたくない・・・。


という方には、このウェイト移動システムは有効なのかもしれません。



TaylorMade M1 RESCUE
『易しさ』が全面に出たクラブではないですが、基本性能はしっかりしていました。


飛距離性能や安定性など、特に驚くようなところは正直無かったのですが、上手くバランスが取れていると思いました。


                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2017年03月06日
  

テーラーメイド M1 440 ドライバー

                 
テーラーメイド M1 440  ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド M1 440 ドライバー です。



TM1-117
シャフトは TM1-117 です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は57g、トルクは4.1、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は312gです。



正面
テーラーメイドのニュードライバーです。


先日M2というドライバーを試打しましたが、今日は兄弟モデルのM1です。


昨年のモデルM2を試打したときに、次は『M3』かな?と思っていたのですが、M1とM2だけのようです。


テーラーメイドはどんどん名前を変えてくるので、次が楽しみでもあります。



側面
オーソドックスな感じの機能性ドライバーです。


もう何年も、テーラーメイドのドライバーで、ウェイトや調整機能などが付いていない物を見ていないような気がします。


チューニング機能といえば、テーラーメイドといったところでしょうか?


ブームの火付け役であることは間違いないです。



ソールのウェイト
このウェイト移動システムもお馴染みです。


一昨年試打したM1を思い出しました。


このウェイト移動システムは一目見ただけで、目的が分かりやすいところがいいです。


『重心深度』と『重心距離』を一度に変えられる画期的なシステムです。


ウェイトを移動できるドライバーは他のメーカーからも発売されていますが、その多様さといいますか、複雑な調整ができるという点では、テーラーメイドに一日の長があるような気がします。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていました。



STD LOFT
試打するのは、この『STD LOFT』のポジションです。



ネックの長さ
ネックの長さは普通です。


見慣れた長さです。



カーボンコンポジット
クラウンがカーボンコンポジットになっているのはM2や、それ以外のモデルと同じです。


続けてこのシステムを採用しているということは、それだけ大きな効果が期待できるということなのだと思います。



ソールの溝
ソールに溝があり、その溝を有効利用して、ウェイトが移動できるようになっているので、SLDRを思い出しました。


時は流れて新しいモデルが誕生しても、それぞれがつながっているんだな・・・。と思いました。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインは見慣れたタイプです。


シンプルです。


テーラーメイドらしいデザインです。


このデザインを見ただけで、テーラーメイドだと分かります。



シャローバック
シャローバックタイプです。


テーラーメイドらしいです。


シャローバックですが、クラウンは盛り上がっているように見えましたし、フェース高タイプでした。


『ディープフェース』&『シャローバック』という組み合わせです。


よく見られます。



顔
顔はまずまずでした。


この白と黒のツートンカラーは見慣れてきました。


少しフェースが被っているように見えましたが、違和感などはありませんでした。


このドライバーのヘッド体積は『440cc』ということですが、シャロー感があったからでしょうか?


それほど小顔には見えませんでした。


『460cc』と言われれば、それを疑うことなく構えていたような気がします。


適度な厚みがありますが、それほどコンパクト感はありませんでした。



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップは、なかなかいい感じです。


これまでもたくさん出会ってきた、シンプルなタイプです。


こうして見ていると、テーラーメイドはフェース面とグリップには、あまり力を入れていないのかな?と思いました。


今はメーカーによっても、個性的なフェース面やグリップが見られることもありますが、テーラーメイドはずっと変わっていないように思います。


以前も書きましたが、私は以前テーラーメイドの『ツチノコ』シャフト装着ドライバーを愛用していた時期がありました。


ずっと使い続けていって、グリップが摩耗してきたので交換しようとしたのですが、なかなかツチノコシャフト合う物が無く、苦労したことがあります。


グリップは消耗品なので交換しないわけにはいかないのですが、なかなかそれができず、ラウンドに間に合わないので、他のドライバーを使ったという苦い経験をしています。


しかし、最近のドライバーはそういったことは殆どないように思います。


今考えてみても、ツチノコシャフトは特殊なシャフトだったんだな・・・。と思えてきます。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずでした。


適度な重量がありますが、それほど重さは感じませんでした。


ヘッドの効きも普通でしたし、強い個性は感じられませんでした。


シャフトも軟らかめで、結構動きました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。


『見慣れた顔』ということもあると思うのですが、リラックスして構えることができました。


『自然な感じの構えやすさ』と『人工的な感じの構えやすさ』があるとすれば、このドライバーは完全に後者だと思いました。


色々な工夫が目に飛び込んできます。


先ほど書きましたが、それほど小顔感は無く、オーソドックスなラージサイズのドライバーという印象をもちました。


ヘッド後方が膨れすぎていないのがいいな・・・。と思いました。


特にヒール側が膨れていたら、左に巻いてしまいそうに感じることもあるのですが、このドライバーにはそれが無いので好感がもてました。


いい意味で淡々としていました。


冷静になれていました。


すごくテンションがあがるとか、ワクワクするということはなく、落ち着いていました。


マニュアルタイプのドライバーを構えるときと、オートマチックタイプのドライバーを構えるときの感じ方があるのですが、このドライバーはオートマチックタイプに近い感じでした。


あまり球を操るというイメージが出なくて、このまま真っ直ぐ振り抜いていく感じが強くでました。


弱々しい感じではなく、強い球が打てそうな予感がしました。


そう感じさせる、『顔つき』をしていました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はしっかりめでした。


軽い感じではなく、球の重さも感じとることができました。


テーラーメイドらしい打感だと思いました。



打球音
『音』は、はっきりしていました。


少し大きめでしたが、全く嫌な感じではありませんでした。


叩きにいっても問題ない音でした。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、結構タフな印象をもちました。


最近のテーラーメイドのドライバーの中では、タフなほうだと思います。


『あがりやすさ』を追求している感じはしませんでした。


しかしウェイトを移動させれば、もっと印象も変わると思います。


今回試打したポジションが、おそらく『ノーマル』だと思うのですが、結構しっかりしている印象をもちました。


『中弾道』に近い、力強い弾道です。


明らかにヒッター向けドライバーです。



バックフェース
『安定性』は、まずまずでした。


『易しさ重視』のドライバーではないと思います。


『寛容さ』というよりは、『正直さ』があると思いました。


もちろんシビア過ぎることはないですし、神経質なタイプではないのですが、最近の大らかなタイプのドライバーとは明らかに性格の違うドライバーだと思いました。


『当てにいく』のではなく、フィニッシュまで気持ち良く振り抜いて方向性を出していく・・・。といったらいいでしょうか?


振りのスピードで方向性を出していける感じがしました。


書道をイメージすれば伝わりやすいのかもしれませんが、筆でゆっくり真っ直ぐな線を描くのは難しいけど、ある程度の速さがあって、シュッと書いたときはいい感じの線が書きやすいです。


そんなイメージを、このドライバーにもちました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、いい感じでした。


テーラーメイドらしい飛びだと思いました。


先ほども書きましたが、ヒッタータイプの方に合いやすいと思います。


ある程度HSが無いと、球が浮ききらないかもしれません。


キャリー不足で距離が伸ばせないかもしれません。


そういった意味では性格が丸くなく、多少尖ったところがあるかもしれませんが、こういうタイプを好まれる方には、頼もしい存在になってくれるのではないでしょうか?



操作性
『操作性』は、なかなかいい感じでした。


最初顔を見たときに少しフェースが被っているように見えたのですが、実際に打ってみると球がつかまり過ぎることもなかったので、左へのプレッシャーが緩和されました。


むしろ、少し『滑る感じ』といいますか、右に流れる感じがしました。


ウェイトを移動させれば、この性質も大きく変わると思いますが、この『ノーマル』なポジションでは、それほど『球のつかまり』は強くないように感じました。


左右どちらにも対応してくれました。



ヒール側
純正シャフトが装着されているモデルなので、もっとアンダースペックタイプなのかな?と思っていたのですが、結構しっかりしていたので少し意外でした。


できればカスタムシャフトで試してみたいと思いましたが、このスペックのままでも楽しむことができました。



テーラーメイド M1 440  ドライバー
ゆっくり振った方が合いやすいドライバーは、それに合わせるように振っていきますが、このドライバーのようにスピードで合わせたほうが合いやすいドライバーは、そのまま合わせずにこちらのスピードで振っていったほうがまとめやすいと思いました。


しっかり振っていけるドライバーだと思いました。



TaylorMade M1 440 DRIVER
調整機能も付いていますし、飛距離などの基本性能も優れていますが、特別大きく変わっているという印象はもちませんでした。


これまでのモデルのイメージのまま打っていきました。


試打しながら、ずっと一昨年試打したM1ドライバーのことを考えていました。


おそらく、性能などは殆ど変わっていないように思います。


もちろん、実際に打ち比べてみないと詳しいことは分かりませんが、そのような印象をもちました。


性能が大きくアップしたという感じはしませんでした。


それは進化していないのではなく、いいレベルがそのまま維持できているといっていいのかもしれません。



TaylorMade M1 440 DRIVER
私はゴルフクラブに調整機能をそれほど重視していませんが、重視しておられる方もたくさんいらっしゃると思いますし、今でも根強い人気があります。


ドライバーには調整機能を求めていて、しっかりと叩いていけるタイプが好きだという方には、是非試していただきたいと思いました。


                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム



                         
      
2017年03月02日
  

テーラーメイド M2 ドライバー

                 
テーラーメイド M2 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド M2 ドライバー です。



TM1-217
シャフトは TM1-217 です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は53g、トルクは4.6、バランスはD2、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は298gです。



正面
テーラーメイドM2シリーズの新しいドライバーです。


前のモデルは今でも印象深く残っているのですが、あれからもう1年が経ったのかと思うと、すごく早く感じられます。


全体的に落ち着いたデザインですが、インパクトのある色使いをしています。


前のモデルよりもオシャレになっていて、機能性がアップしているように見えます。



側面
テーラーメイドらしい、ラージサイズのドライバーです。


このドライバーは勿論、これまで通りチタンだと思いますが、色々なパーツが組み合わさっていて、硬質プラスチックのような質感もあります。


テーラーメイドのドライバーは『シンプルさ』というよりは『高機能性』のイメージがありますが、このドライバーもそんなタイプです。



ネックの長さ
ネックの長さは普通です。


テーラーメイドらしい長さといっていいかもしれません。



ネックの調整機能
ネックには調整機能が搭載されていました。


一時期はどんどん複雑化していった、この機能ですが、今はこれくらいで落ち着いてきた感じがします。


これくらいで充分だということなのかもしれません。


調整機能を複雑化させるよりも、クラブ本来の性能を高めることのほうが、メリットが大きいように思います。



STD LOFT
試打するのは、この『STD LOFT』のポジションです。



ソールの溝
ソールには大きな溝がありました。


テーラーメイドらしい工夫です。


今は多くのメーカーが採用しています。



溝の深さ
溝の深さも結構あります。


これもテーラーメイドらしい個性だと思います。


メーカーによっては、もっと浅く幅の狭い溝もあります。


あまり溝を大きくし過ぎてしまうと、強度の問題や反発係数の問題もでてきそうですが、メーカーがこうして製品として世に送り出しているということで、そういったところはクリアされているのだと思います。



ソールの形状
この独特なソール形状に目が行きました。


よく目立っています。


どういう意味があるのか、こうして見ているだけでは分からないのですが、おそらく大きな意味があるのだと思います。



ソールのウェイト
そして、このウェイトがとても目立っていました。


前のモデルとの一番の違いのように見えました。


前のモデルにもありますが、このニューモデルのほうが大きく目立っています。


数字が刻印されていなかったので、何グラムかは分かりませんでしたが、大きなインパクトがあります。


最近のテーラーメイドは『浅重心』のイメージがあって、この位置にウェイトを置くのは珍しいような気もするのですが、浅重心を目指しながらも綿密に重心を計算して、より打ちやすくなるように設計されているのではないかな?と思いました。



GEOCOUSTIC
ソールには『GEOCOUSTIC』の文字がありました。


何やら、また新しい工夫がされていそうです。



クラウン カーボンコンポジット
クラウンはカーボンコンポジットタイプでした。


これは前のモデルと変わりません。


前のモデルの特徴がそのまま採用されているということは、それだけ優れているということなのだと思います。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインは特に変わった感じはしません。


『バーナー』の頃から、ずっと変わっていないような気がします。


勿論、『中身』は色々と変えていると思うのですが、このデザインをずっと変えていないということは、それなりの理由があるのではないでしょうか?


メーカーによっては、ニューモデルが出る度にフェース面のデザインを変えていることもあるので、こういったところにも『メーカーの個性』が見られ、面白いです。


フェース面は『ボールとの唯一の接点』なので、もっと色々な工夫がされていてもいいと思うのですが、テーラーメイドはあまり変わっていないようです。



シャローヘッド
シャロータイプのドライバーです。


テーラーメイドらしい形状です。


『テーラーシャロー』といっていいかもしれません。


見慣れた感じがします。



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップはソフトで好感がもてます。


今はグリップも多様化していますが、このドライバーのグリップはとてもシンプルです。


テーラーメイドは、グリップをあまり工夫しないのかな?と思うことがあります。


今は、メーカーによって、色々なタイプのグリップが装着されています。



顔
顔は好感がもてました。


この『ツートンカラー』も見慣れたせいか、特に違和感もありません。


それよりも、ヘッド全体がクセのない、いい顔をしているので親しみやすさを感じました。


マニュアル系ではなく、オートマチック系の顔をしていますが、親しみやすいです。


黒の面積が多いですが、白のイメージも強いです。



振り感
素振りをしてみると、予想していた通り、ソフトなスペックに仕上がっている印象を受けました。


シャフトもよく動くタイプですし、重量感もそれほど感じません。


これまで通りのスペックだと思いました。


このまま使うのも良し、カスタムシャフトを選ぶのも良し。


選択肢が増えるのはいいことだと思います。


テーラーメイドのドライバーは、色々なシャフトと組み合わせてみたいと思える魅力的な物が多いです。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じでした。


ニューモデルではありますが、これまでの構え感を踏襲している感じがします。


違和感などは全くなく、リラックスして構えることができました。


何といいますか、合理性を感じさせる構え感だな・・・。と思いました。


易しそうな感じが伝わってきました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はしっかりしていますが、硬すぎず好感がもてました。


『テーラーらしい打感』といってもいいのかもしれません。


これまでもたくさん経験していますし、これがあのフェース面のデザインによる打感なのかな?と思いました。


『球の重さ』が手にしっかりと伝わってきました。



打球音
『音』も好感がもてました。


はっきりしていますが、高すぎずいい感じでした。


打感も音も、前のモデルと変わらないように感じました。


今度機会があれば、打ち比べてみたいと思います。



トゥ側
『球のあがりやすさ』は、なかなかいい感じでした。


球はしっかりとあがってくれましたが、ひ弱な感じではなく、強さのある弾道でした。


ロフトは9.5度ということですが、タフな印象は全くありませんでした。


スピンも極端に少ないという感じはしませんでした。


これくらいが『適正スピン』だと感じられる方も多いのではないでしょうか?


高めの弾道で、キャリーをしっかり稼ぐことができました。



バックフェース
『安定性』は、なかなかいい感じでした。


前のモデルも難しい印象は残っていないのですが、前のモデルよりも易しさがアップしているのではないかな?と思いました。


あがりやすさと寛容さが増しているように感じました。



飛距離性能
『飛距離性能』も優れていました。


『安定感のある飛び』といったらいいでしょうか?


前のモデル同様、易しく飛ばせるドライバーだと思いました。


易しさが出すぎてしまうと、時には飛距離を邪魔してしまうこともあると思いますが、このドライバーにはそういうことを感じませんでした。


易しさと飛びのバランスがいいと思いました。



操作性
『操作性』はまずまずでした。


どちらかといえば、あまり操作するタイプではないと思いますが、左右に曲げることもできました。


ラージサイズのドライバーですが、球のつかまりはいいほうだと思いました。


右に滑る感じはなく、しっかりとつかまえてくれました。


クセの無い顔をしていますし、ドローヒッターの方も、フェードヒッターの方も、扱いやすいドライバーといえるのではないでしょうか?



ヒール側
テーラーメイドの深い研究と高い技術力が感じられるドライバーです。


『ナチュラル』というよりは、完全に『メカニカル』なドライバーだと思いました。


調整機能もついていますし、高い機能性も持ち合わせています。



TaylorMade M2 DRIVER
去年のモデルも良かったけど、できればもうちょっと易しめのドライバーを使いたい。


グローレはまだ自分には早いけど、易しく飛ばせるドライバーが欲しい・・・。というテーラーメイドファンの方には魅力的なドライバーといえるのではないでしょうか?



テーラーメイド M2 ドライバー
メカニカルな感じのドライバーですが、実際に構えて打ってみると、すごくシンプルに感じました。


シンプルに飛ばせる印象をもちました。


『最大飛距離』というよりも『安定感のある飛び』と求めていきやすいドライバーだと思いました。


最高到達点よりも、最低到達点にある程度の高さがある・・・。といったらいいでしょうか?


計算しやすいように感じました。



TaylorMade M2 ドライバー
テーラーメイドはアイアンやウェッジも発売していますが、こうして見ると、やはりドライバーが得意なメーカーだということがはっきりと分かります。


色々な工夫が活かされているように思います。


私たちゴルファーは『プレーする楽しみ』とか、『クラブを使う楽しみ』などがありますが、メーカーにも『新たな技術を開発する喜び』『アイデアを形にする喜び』というものがあるのではないかな?と、テーラーメイドのニュークラブに出会うといつも感じます。


時代を作ってきたメーカーですし、その斬新さは時には驚かされます。


テーラーメイドが最初にやって驚かれたことでも、今は普通になってきていることがたくさんあります。


『固定概念にとらわれない強み』といっていいのかもしれません。


前のモデルのM2も好感がもてましたが、私は今回のニューモデルのほうが気に入りました。


色々なクラブを試打していると、必ずしも最新モデルのほうが優れているとは思わないのですが、このドライバーに関しては前のモデルよりも好印象をもちました。


コースでも試してみたいドライバーです。


                         
        
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