テーラーメイド - ゴルフクラブ試打日記

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テーラーメイド

      
2020年06月17日
  

テーラーメイド ミルドグラインド 2 ウェッジ

                 

テーラーメイド ミルドグラインド 2 ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド ミルドグラインド 2 ウェッジ です。



N.S.PRO 950GH
シャフトは N.S.PRO 950GH です。

ロフトは56度、クラブ長さは35.25インチ、シャフトフレックスはS、トルクは1.9、キックポイントは中調子、クラブ総重量は454gです。



正面
テーラーメイドの新しいウェッジです。

昨年、MILLED GRINDというウェッジを試打したのですが、このウェッジは『2』ということで、後継モデルであるということが分かります。

これまでと違い、デザインがちょっと凝っています。



ソールの黒いパーツ
この黒いパーツは何でしょうか?

どのような意味があるのか分かりませんが、ひょっとしたら打感に関係しているのかな?と思いました。

しかし、実際のところは分かりません。



側面
大きさもちょうど良く、シャープなウェッジです。

最近は丸っこくてボテッとしたウェッジも見られるようになりましたが、このウェッジはオーソドックスなタイプです。

イメージを鮮明に出しやすくするには、やはり贅肉の無い、このようなタイプのほうが有利な気がします。

そういった点でも、このウェッジは好感が持てました。



彫りの深さ
シンプルなフラットフェースタイプのウェッジです。

トゥ側が、少し厚みが薄くなっているので、これも重量バランスを考えてのことでしょうか?

アイアンと同じように、ウェッジも重心距離が長くなりすぎてしまうと、操作性が落ちてしまいますが、このようにトゥ側が少し薄くしてあるということは、適正な重心距離が保たれているのかな?と思いました。



トップライン
トップラインの厚さは標準的です。

特別厚くも狭くもなく、見慣れた厚みです。

輪郭も丸みを帯びていて、それほど尖った感じはしません。



ソール幅
ソール幅は標準的ですが、最近はワイドなタイプが増えてきているので、そういった意味では少し狭いといえるかもしれません。

特にバンカーが苦手な方には、もう少しワイドで丸みを強調したソールが受け入れられやすいかもしれません。

ソール形状を見ているだけでも、色々なことがイメージできますが、少なくともこのソールを見て、バンカーの砂を強烈に弾くイメージは出てきませんでした。

バンカーショットは確かに『エクスプロージョンショット』というくらい、砂を弾いて爆発させていきますが、私はそれに加えて、砂を薄くカットしていきたいので、このソール形状や雰囲気は好感が持てます。

トゥからヒールにかけて、テーパーになっているのではなく、ストレートに近いです。

最近は、このようなタイプが多くなったように思います。



ソールのミーリングのようなもの
ソール形状には独特な工夫が見られます。

これにはどのような効果が期待できるのでしょうか?

おそらく大きな意味は無いと思うのですが、テーラーメイドのクラブなので、何らかの意味があるような気もします。

この工夫があるおかげで、『ソールの質感』がとても良いです。

ウェッジ(特にサンドウェッジ)において、ソールは『最大の摩耗箇所』といっていいので、新品のときには良くても、すぐにこの模様のようなものは見られなくなると思います。

摩耗する度に『金太郎飴』のように、新たな模様が浮かんできたら面白いだろうな・・・。と思いました。



ソール形状
ソール形状は平らというよりは全体的に微妙に丸みを帯びていますが、極端ではありません。

今はソール形状にも色々な工夫が見られるようになりましたが、このウェッジはすごくシンプルで変わったところは見られません。

リーディングエッジやトレーリングエッジにも削りは見られますが、それほど大きくはありません。

バンスは結構利いているといいますか、かなり『膨らんでいる』ように見えました。

このバンスの効きが、このウェッジの大きな特徴なのかもしれません。



ネックの長さ
ネックの長さは適度にあって好感が持てます。

私はウェッジを見るときに、色々なところを確認するのですが、ネックの長さも重要です。

これくらい長さがあると、スピンを掛けやすそうです。

グースタイプではないのが、こうして見ても分かりますし、オーソドックスな美しさがあります。

以前試打したMILLED GRINDMILLED GRIND HI-TOEはスルーボアタイプでしたが、このウェッジは違うようです。



特殊なミーリングあり
フェース面には特殊なミーリングのようなものがありました。

かなり細かいのですが、はっきりと分かります。

個性的で特殊な模様をしています。

指で触ってみたのですが、結構ザラザラ感がありました。

『つるつる』した触感のフェース面ではありませんでした。

『エッジ』も結構利いています。



構え感
ボールを前にして構えてみると、最高レベルでした。

かなり良くて、思わず目尻が下がってしまいました。

ストレートタイプですが、『出っ歯』過ぎず、ちょうどいいです。

このウェッジのロフトは56度ということですが、フェース面がかなり上を向いているように見え、ロブ系やカットのイメージも出しやすいです。

『1時から7時』あるいは『2時から8時』の方向へ抜いていける感じ・・・。といったらいいでしょうか?

ヒール側が絞り込まれてシュッとしているのもいいです。

ストレートネックでもヒール側が広くてボテッとしていると、少し好感度が下がるのですが、このウェッジは素晴らしいです。

フェース面にある、ミーリングのような物も目立たず邪魔になりません。

『安心感を与えてくれる構え感』といったらいいでしょうか?

大きさもちょうどいいので、ボールとのバランスもとれていて、男前なのでイメージが出しやすいです。

ウェッジに限ったことではないですが、構えづらいクラブというのは、クラブとボールがつながっていなくて、バラバラになっているように見えるのですが、このクラブのようにすごく構えやすいと、まるで『糸でつながっている』かのように思えてきます。

ボールだけでもダメですし、クラブだけでもダメです。

ボールとクラブの一体感が大切ですが、それがきちんとできています。

こういったときはミスショットのイメージが浮かばないですし、実際に打ってもかなり成功率が高まります。

ひとつ注意するとすれば、私には少し重さが足りないので、そこだけを注意し、小さめのスイングで、まずは30Yのアプローチから始めてみることにしました。



開きやすさ
フェースを開いて構えてみたのですが、なかなかいい感じです。

ソールを見たときに、結構バンスが利いているように見えたのですが、それが『開きやすさ』を邪魔していません。

昔のウェッジはハイバンスだと開きづらいという欠点があったのですが、最近のウェッジではそれが解消されているものが多いです。

私はウェッジを開いて使うことが多いので、開きやすさは重要な項目のひとつなのですが、このウェッジはそれがいい感じです。

ただ、もし私がこのウェッジを使うとするならば、もう少しヒール側を落とし(削り)ます。

そうするともっと『据わり』が良くなって、構えやすさが高まります。

私は『ノーマルバンス(10度以下)』が好きですが、最近はハイバンスタイプの人気が高まっています。

バンスを上手く活かしてソールを滑らせるように使いたい・・・。という方もいらっしゃると思いますし、やはりバンカーにはバンスがあったほうがエクスプロージョンをしやすくなるので、ハイバンスが求められているのかもしれません。

ローバンスでもフェースを開けば自然とバンスが利いてくるのですが、今はそれほど開かなくてもいいようにメーカーも工夫しているのかもしれません。



試打を開始しました


フェース面
『打感』はソフトで、とても良いです。

ソフトなのですが、しっかりと『芯』があって、ボヤけていないのがいいです。

ダイレクトに伝わってくるので、クラブとの『意思の疎通』がしやすいです。

『サラサラした感じの摩擦感』といったらいいでしょうか?

ガツガツくる感じではなく、サラサラしています。

小学生のときに理科の実験で磁石に砂鉄をくっつけるというのがあったのですが、その砂鉄を指で触った感触を試打しながら思い出していました。

『鉄の柔らかさ』といったらいいでしょうか?

鉄も塊となると硬いですが、『微粉』にすると、素材のもつ硬さがなくなります。

サラサラしたパウダーを指で触っているような感触を思い出しました。

普通に触ると柔らかくて何の硬さのない水でも、時速100㎞で走るモーターボートから落ちると、水面がコンクリートのような堅さになると聞いたことがあるのですが、そういった場面場面による素材の硬さの違いを思い出していました。

インパクトでボールを弾くのではなく、グッと乗ってくれるのがいいです。

乗っかり感があって、フォローにかけて運ぶ感覚が楽しめます。



トゥ側
球を拾いやすくてイージーです。

出球の高さのイメージも合いやすいです。

ストレート系の長所のひとつといっていいと思うのですが、出球が高く、フワッと運んでいけるのがいいです。

対して、やや低めの高さで、強めに出てギュッと止めるには、ある程度グースが利いていたほうが有利なのかもしれません。



スピン性能
『スピン性能』はとても高くて、かなり優秀です。

適度な摩擦感があるからなのか、ボールにギュッとスピンが掛かって、よく止まってくれました。

重心の高さによるところもあると思いますし、フェース面の工夫も、このスピン性能に活きているのかもしれません。

かなりスピンが効いてくれるので、コースでもアグレッシブに寄せていけそうです。

ガツーンというよりも、私の場合は『フワッ』くらいのほうが、イメージが合いました。



バックフェース
とても構えやすくてラインも出しやすいのですが、それほど『お助け機能』のようなものは感じないので、『安定性』という点では普通といっていいように思います。

オートマチック性でなく、マニュアル性で勝負していけるウェッジです。

フェースの開閉を使って、一球一球『感情のこもった活きた球』が打てるウェッジといったらいいでしょうか?

高すぎない安定性が逆に魅力なのかもしれません。



TaylorMade MILLED2 GRIND ウェッジ 距離感
『距離感』という点では、最初ちょっとイメージよりも少しキャリーが出てしまいました。

装着されていたシャフトが軽すぎたのかもしれません。

しかし、これまでもたくさん試打してきたシャフトなので、何球か打って合わせることができました。

出球のイメージで運ぶことができるので、その上昇曲線をイメージして着地点を決められるのがいいです。

あとはウェッジの『止め性能』に委ねる感じで、とにかく『出球』と『落としどころ』に意識をもっていけるので、自分の仕事に集中することができ、ウェッジとの『分業制』でショットの成功率を高めていけます。

アプローチでは『手の感覚』が重要だと言われることもありますが、今日は『左脳』と『右脳』を目一杯使ったような気がします。

それに上手く反応してくれる、このウェッジが愛おしくてたまりません。



操作性
『操作性』は最高レベルです。

開きやすいので、色々な球で遊ぶことができました。

56度のウェッジですが、球がかなりあがりやすくてロブ系のショットも簡単です。

イメージの出しやすさが、この扱いやすさにもつながっているように感じます。

先ほども書きましたが、『乗っかり感』がいいので、乗せて運ぶことができ、微妙な距離感や『浮き・沈み』を使っていけるところがいいです。



試打後の感想


ヒール側
かなりいいウェッジだな・・・。と思いました。

アプローチの練習が何より好きな私はすごくハマってしまいました。

海外メーカーのトップ3といえば、タイトリスト・テーラーメイド・キャロウェイだと思いますが、その中で、ウェッジではタイトリストとキャロウェイの後塵を拝しているような気がしていました。

もちろん、テーラーメイドのウェッジも健闘していましたし、決して劣ってはいないのですが、それだけタイトリストとキャロウェイの充実ぶりが凄いといえるのかもしれません。

しかし、このウェッジの登場で、改めてテーラーメイドウェッジの魅力を強く感じました。

私の周りにいるテーラーメイドファンの人は、ドライバーやFW・UTはテーラーメイドを使っているけど、ウェッジはボーケイやフォーティーン・キャロウェイ・ブリヂストン・地クラブメーカーを使っている人が多いのですが、このウェッジを試すと、ウェッジもテーラーメイドにする可能性が高まるような気がします。



TaylorMade MILLED2 GRIND ウェッジ
テーラーメイドはドライバーやフェアウェイウッドなど、ウッド系が得意なクラブだと私は思っています。

もちろん、アイアンやウェッジなどもいいものがあったのですが、その割合は高くありません。

逆に好感が持てなかったアイアンやウェッジはたくさんあります。

テーラーメイドのニューアイアンが出ても、ちょっと見ただけで試打せずにスルーしていたことも昔はありました。




正直、テーラーメイドのクラブは『良し悪し』が、他のメーカーに比べて、はっきりしていると思います。

もちろん、それはどのメーカーのクラブにもいえることだと思うのですが、特にテーラーメイドはそれを強く感じていました。

しかし、今日はいい印象をもてました。



TaylorMade MILLED2 GRIND ウェッジ
先日も書きましたが、テーラーメイドのクラブは『MADE IN CHINA』が多いですし、今は大変な状況なので、ニューモデルの発売はどうなるんだろう?と心配になってきます。

もちろん、テーラーメイド以外にも、多くのメーカーが中国製だと思いますが、これからニューモデルがどうなるのかが気になります。

中国製は安いのが魅力でしたが、今は中国製も国産と同じくらいの値段になっているので、中国製のメリットは少なくなったように思います。

中国以外の国で生産されるかもしれないですし、日本製のテーラーメイドだと、ときめきます。



TaylorMade MILLED2 GRIND ウェッジ
これからもテーラーメイドには、私たちゴルファーをワクワクさせるようなクラブを開発し続けて欲しいです。


構えやすさ・・・・・☆☆☆☆☆
打感・・・・・・・・☆☆☆☆☆
スピン性能・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・・・☆☆☆
距離感・・・・・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・・・☆☆☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。




                         
        
                         
      
2020年05月20日
  

テーラーメイド SIM MAX レスキュー

                 



テーラーメイド SIM MAX レスキュー
先日、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド SIM MAX レスキュー の4番 です。



TENSEI TM60
シャフトは TENSEI TM60 です。

ロフトは22度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は62g、トルクは2.9、バランスはD1、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドSIMシリーズのレスキュー(ユーティリティ)です。

以前、FWを試打していて、すごく気に入っているので、ユーティリティ(ハイブリッド)も試打してみたいと思っていました。

機能性を感じさせるデザインですが、割とスッキリしているところに好感が持てます。



トゥ側の突起
トゥ側にある、この細かい突起物のようなものが目立ちますが、おそらく大きな理由はないのだと思います。

テーラーメイドだけ、ユーティリティ(ハイブリッド)をレスキューという名称を使っていて、もう一般化しました。

まさにいろいろなところで活躍してくれる救命士のような役割を果たしてくれる存在でもあります。



側面
SIM MAXという名前が付いていますが、ラージサイズではなく、ノーマルサイズです。

MAXというのは大きさのことを表しているのではないのかもしれません。

FWのように『SIM』だけのモデルもラインアップされているのでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。

こうして見ると、結構重心が高そうにも見えるのですが、実際のところはどうなのでしょうか?

これだけの長さがあると、やはり上から捉えるイメージが湧いてきます。



SPEED POCKET
ソールのフェース寄りには『SPEED POCKET』がありました。

溝のようにはなっていませんが、これがRBZの溝の役目を果たしているのでしょうか?

強度の問題などもあるのかもしれません。

RBZのような深い溝にしてしまうと、フェースが割れてしまうのかな?と思いました。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインもシンプルで良いです。

SIMシリーズはフェース面の質感も良くなりました。



TWIST FACE
トゥ側にはお馴染みの『TWIST FACE』の文字があります。



ノーマルシャロー
ノーマルシャローといっていいでしょうか?

シャロー感がありながらも、薄すぎないのがいいです。

シャロー(特にシャローフェース)過ぎると、フェース面の使える範囲が小さくなるので、少しプレッシャーを感じてしまいますが、このクラブだとそれがありません。



顔
クセのない、いい顔をしています。

このツートンカラーも見慣れました。

もうホワイトに戻すことはないのでしょうか?

ユーティリティらしい、『卵型』です。

これがユーティリティにおける、『テーラー顔』といっていいように思います。

今はまだ新品なのでいいですが、おそらく使い続けていると、塗装が剥げたり黄色く変色したりして、チープになっていくんだろうな・・・。と思いながら見ていました。

ゴルフクラブは長く使い続けていくものですが、テーラーメイドのクラブはどのメーカーのクラブよりも『鮮度』が求められているような気がするのは私だけでしょうか?



カーボンコンポジット
クラウンの大部分を占める、このカーボンコンポジットもお馴染みです。

今は多くのメーカーが採用するようになりました。

重心を低くするには、やはいカーボンなどの軽い素材を用いるのが最善なのだと思います。

最も手っ取り早くて効率的なのは、クラウンをごっそりくり抜いていくことですが、こうすると売れにくくなるのかもしれません。

やはり見た目というのは大事です。

クリーブランドやプロギアのクラブはとても性能が高かったのですが、それほど人気は出なかったと聞きました。



装着されているグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングで好感が持てます。

最近よく見かけるグリップです。

ドライバーにもFWにもUTにもマッチしています。



振り感
素振りをしてみた感じはまずまずです。

重いという印象はありませんが、最近のクラブの中では結構重量があるほうかもしれません。

何度か素振りを繰り返して、タイミングをつかむことができました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じです。

とても構えやすいです。

見慣れたツートンカラーということもありますし、違和感はありません。

『顎(アゴ)』が少し被っているように見えましたが、クラウンの白い色がそれを目立たせなくしてくれているので、左へ巻いてしまうイメージも湧いてきませんでした。

何の細工もせずに、普通に打っていけそうです。

私はこのユーティリティも含め、ウッド系のクラブは出だしが低くライナー系のイメージを出していきたいのですが、このクラブは4番だからなのか、フェース面がよく見えて、高く打ち出すイメージが出ました。

絶壁に見えるフェース面で上から潰し気味に打って、低く打ち出して、そこからめくれるように飛んでいく・・・。という昔からのイメージが未だに抜けきれませんが、今ではそういうクラブは少なくなっていて、方向性も浮揚力も『一定』に飛んでいくように性質が変わってきたような気がします。

ある意味『無機質』になったというべきでしょうか?



試打を開始しました


フェース面
『打感』はしっかりと手に伝わってくるのですが、硬すぎず手に嫌な衝撃も残りません。

ソフトフィーリングというほどではありませんが、好感が持てます。



打球音
『音』もテーラーメイドらしい、やや高めの金属音でありながら、高すぎないのがいいです。

『テーラー音』といっていいでしょうか?

耳慣れた感じがします。



トゥ側
球はとてもよくあがってくれました。

4番ということもあると思うのですが、打ち出しから高く、まるで『機械的に』といえるほど一定に飛んでいきました。

構えたときにイメージした高さよりも高めに浮いていき、タフさは全く感じませんでした。

とてもカッコいいクラブですし、おそらく契約プロも使っているモデルなのだと思いますが、昔のプロモデルのようなハードルの高さは、今はありません。

プロモデルでも一般アマチュアが使えるものも多いですし、逆に市販モデルでもプロが使えるモデルも多くなりました。

ただ、やはりシャフトは色々と好みがあるので、変えるとは思うのですが・・・。



バックフェース
『安定性』も高く、最初からほぼストレートな球筋で飛んでいきました。

構えたときに『中立感』が強かったからなのか、その感じたままの球筋で飛んでいきました。

大きすぎないのがいいのだと思います。

球は自然につかまっていきました。

ラインも出しやすく、途中からブレることもないので、安心して攻めていけそうです。

余計なサイドスピンが掛からないような設計になっているのかもしれません。

こういったことは、今のクラブではよく感じられる特徴でもあります。



飛距離性能
『飛距離性能』も優れていました。

以前FWを試打していたので、このクラブにも期待していたのですが、期待通りの高いパフォーマンスを発揮してくれました。

『安定感のある飛び』といったらいいでしょうか?

飛ぶときにはすごく飛ぶけど、ミスヒットしたら極端に落ちる・・・。といった昔のクラブにありがちなことがありません。

安定して高いレベルで飛ばしていってくれます。

そういった意味では『オートマ性の飛距離』といえるのかもしれません。

フェースの弾きも良く、高い打ち出しでビッグキャリーを稼いでいけます。

直打ちするときに、どうしてもFWは苦手だ・・・。かといってアイアンでは浮ききらないし・・・。という方には、頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?



操作性
『操作性』という点では、最初からストレート系が出て、ほぼ中立的に感じたのですが、どちらかといえば私はフッカーだからなのか、ドロー系のほうが出やすいように感じました。

しかし、右に逃がして打つこともできました。

もともと球のつかまりもいいので、右に曲げても大きく逃げては行かないですし、プッシュ気味の球も出にくいです。

曲線というよりは『ほぼ直線』に近い感じで攻めていけるクラブです。



試打後の感想


ヒール側
かなりまとまった性能をもったユーティリティです。

どこかに偏った感じがしません。

構え感や打感・飛距離なども含めて、総じてバランスがとれています。

カッコいいクラブですが、気難しさのようなものはありません。

ただ、どちらかというとアスリート向けといった感じがします。

『易しいアスリート仕様』といったらいいでしょうか?



TaylorMade SIM MAX レスキュー
テーラーメイドはアメリカの企業ですが、クラブなどの生産は全て中国だという認識をもっています。

アメリカのトランプ大統領が、今回のコロナ騒動でサプライチェーンの見直しを進めていて、中国に進出している全てのアメリカ企業を本国のアメリカに戻すような政策を打ち出していますが、そうするとテーラーメイドは『MADE IN U.S.A』となるのでしょうか?

昔はメーカー問わず、ほぼ全てのパターが『MADE IN U.S.A』が多かったのですが、いつの間にか『MADE IN CHINA』になりました。

品質や性能がしっかりしていれば、生産国はあまり気にならないという方もいらっしゃると思いますが、中国製は低価格がメリットだったのに、今では変わらなくなってきています。

そうすると、無理に海外で生産する理由も無くなってくるのかもしれないですし、本国に雇用が生まれて経済が活性化するのはいいことなのかな?と思います。



TaylorMade SIM MAX レスキュー
今のゴルフクラブの殆どがメイドインチャイナだと思いますが、日本のメーカーもメイドインジャパンに戻ってきてくれたら嬉しいです。

メイド・イン・ジャパンやメイド・イン・USAを望んでおられる方も多いのではないでしょうか?

『MADE IN JAPAN』や『MADE IN U.S.A』という表示がされていたら、やはりテンションがあがりますが、今はこれだけ世界が混乱している状況なので、新しいゴルフクラブが生産されるのかな?という不安もあります。

元々日本製のメーカーなら、何も問題ないと思うのですが・・・。

他の製品同様、ゴルフクラブも『脱グローバル化』に進むのでしょうか?



TaylorMade SIM MAX レスキュー
あらゆる性能が優れていてバランスがとれていますが、一番印象に残ったのが、『弾道の高さ』です。

直打ちでも、これだけあがってくれれば、グリーンを狙っていけそうです。

上から落とすイメージも出しやすいです。

ロフトが22度ということなので、私の感覚では『3番アイアン』くらいになるのですが、『浮きやすさ』や『弾道の最高点』を見ると、6番から7番アイアンに近いような印象をもちました。



TaylorMade SIM MAX レスキュー
是非とも、コースで使ってみたいクラブです。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

                         
        
                         
      
2020年04月30日
  

テーラーメイド SIM フェアウェイウッド

                 



テーラーメイド SIM フェアウェイウッド
先日、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド SIM フェアウェイウッド の3番 です。



TENSEI SILVER TM50
シャフトは TENSEI TM50 です。

ロフトは15度、クラブ長さは43.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は52g、トルクは4.0、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は315g です。



正面
とてもカッコいい、テーラーメイドのフェアウェイウッドです。

先日、SIM MAXというフェアウェイウッドを試打したのですが、今日はSIMです。

テーラーメイドらしく、メカニカルで機能性を感じさせるデザインになっています。

このヘッドにも色々な工夫が見られます。



側面
シャロー感があって、円盤のように薄いタイプのFWです。

このクラブはスプーンでありながら、かなりシャロー感があって、しかも小ぶりです。

こうして見る限り、先日試打したSIM MAXと大きな違いはないような気もするのですが、おそらく微妙に変えられているのだと思います。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。

最近はこれくらいの長さが主流といっていいように思います。

いずれ、またショートタイプが流行るような気もしますが、私はこれくらい長さのあるほうが好きです。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。

SIM MAXには見られませんでした。

こういったところがテーラーメイドの面白いところです。

同時期に発売されたクラブでも、モデルによって調整システムの有無の違いがあり、一貫していません。

これも、おそらく大きな意味があるのだと思います。

SIM MAXには調整システムを搭載する必要がない(というか取り付ける余裕がなかった)が、SIMには余剰重量があって、搭載することができなのかな・・・。と思いましたが、本当のところは分かりません。

私は調整システムを重要視していませんが、このシステムが無いと困る・・・。という方もいらっしゃると思うので、SIM MAXよりも好感を持たれる方も多いのではないでしょうか?



STD LOFT
試打するのは、このSTD LOFTのポジションです。

テーラーメイドはずっと調整システムを採用し続けていますが、この機能自体は大きな変化は見られません。

もうこれ以上、手の加えようがないのかもしれません。



TITANIUM
ヒール側に『TITANIUM』の文字があったので、このFWがチタンなのだということを知りました。

これまでもフェアウェイウッドにチタンが使われてきたことがたくさんありますが、なかなか定着しません。

ドライバーのようにヘッドを大きくする必要がないからなのかもしれません。

しかし、チタンはメタルよりも強度があって比重が軽いので、設計自由度が高くなるというメリットもあります。

私はFWにはチタンでなければならないと思ってはいませんが、チタンも適しているのは間違いないですし、いい印象もあります。

チタンのフェアウェイウッドといって真っ先に思い出すのが、ミステリー C-HT511 フェアウェイウッドです。

このFWは顔が良くて、とにかくよく飛びました。

打感も良くて球もあがりやすくて、易しさと飛び、そしてフィーリング性能が優れたFWです。

初めて試打してから数年が経っていますが、今でも私の心の中に生き続け、購買意欲を刺激し続けるクラブです。

それからもたくさんFWを試打してきましたが、このクラブを超える購買意欲を刺激してくるFWはありません。

今でもFWを買うのであれば、このクラブを第一候補にしたいほどです。

テーラーメイドがFWにチタンを採用しているということで、他のメーカーも追随してくるかもしれません。



ウェイト
ソールにはウェイトがひとつ配置されています。

数字が刻印されていないので、重さは判りません。

この位置にあるということは、重心が浅くなっているのかもしれません。

『SPEED POCKET』という溝の代わりのようなものも見られます。

トゥ側に『V STEEL』の文字があり、懐かしいです。

私は数年使っていたことがあり、とても気に入っていました。

テーラーメイドのクラブにはたくさん接してきましたが、忘れられないクラブのひとつです。

テーラーメイドは『歴史を作ったクラブ』『歴史を変えたクラブ』『ブームを作ったクラブ』など、名器と呼ばれるクラブがたくさんありますが、V STEELは間違いなく名器と呼べるクラブです。

先日試打したSIM MAXにもV STEELの文字が見られたので、このSIMシリーズのフェアウェイウッドはV STEELの流れをくみ、後継モデルという位置づけなのでしょうか?



フェース面のデザイン
フェース面はシンプルですっきりしています。

一時期に比べ、フェース面のチープさが解消されてきました。

先日試打したヨネックスのFWはスコアラインが斜めだったのがとても印象的なのですが、このクラブの場合は水平です。

ミーリングも見られません。

どれがベストなのか私には分かりませんが、色々なタイプが出てきてくれると嬉しいです。



TWIST FACE
トゥ側には『TWIST FACE』の文字があり、これまでの技術が採用されているようです。



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。

これはSIM MAXと変わらないように思います。

FWでの、このシャロー形状が今はスタンダードになりました。

一昔前までは、スプーンでこのような形状は考えられなかったのですが・・・。

それは昔、スプーンがドライバーの『縮小版』といいますか、ドライバーを基準にして設計されていたところがあると思うのですが、今はクリークやUT側に寄せて作られているからではないかと思います。

バフィやクリークはシャローでもスプーンだけはドライバーのようにディープな印象が未だに抜けないのですが、クラブは様変わりしました。

しかし、それは今のクラブがそれだけ易しくなって親しみやすくなっているということでもあります。



顔
クセのないまとまった、いい顔をしています。

SIM MAXも好感が持てましたが、このSIMもいい感じです。

コンパクトで、やや逃がしやすそうな感じがします。

SIM MAXは少しつかまえ系に見えたのを覚えているのですが、このクラブは違いました。

しっかりと見比べて見ないと詳しいことは分かりませんが、顔の印象は違いました。

どちらもいい顔ですが、私はこちらのほうが好きです。

つかまえ系の顔を好まれる方には、SIM MAXのほうが好感を持たれるかもしれません。

いずれにせよ、どちらも殆どクセのない顔をしています。

最近のテーラーメイドのクラブは顔がいいものが増えてきたような気がします。



カーボンコンポジット
クラウンはカーボンコンポジットになっています。

これはお馴染みです。

ちょっと前まで、テーラーメイドのウッド系のクラブは『白』が主流でしたが、今はこのカーボンコンポジットが主流になりました。

これは流行のようなもので、また色々なタイプが登場するのではないでしょうか?

テーラーメイドは常に止まらず、進み続けている印象があります。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、これまで同様ソフトなフィーリングで好感が持てます。

好感が持てるグリップです。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずです。

それほどしっかりしているとは思いませんが、タイミングも取りやすく、すぐに合わせることができました。

このシャフトが純正なのでしょうか?



構え感
とても構えやすくて、いい感じです。

クセがなく、イメージも出しやすいです。

このニュートラル感がたまりません。

クラブ(顔)の影響を受けず、自分のスイングで方向性を決められるのがいいです。

一時期に比べ、最近はクセの強いクラブは少なくなったように思いますが、それでも『つかまえ顔』が多いので、このクラブの顔には好感が持てました。

つかまえ系の顔を好まれる方でも、強すぎるフックフェースは苦手だという方もたくさんいらっしゃると思いますし、このクラブはそれほど逃がす感じが強くないので、好感を持たれやすいのではないでしょうか?



試打を開始しました


フェース面
『打感』はいい感じです。

ソフトでありながら、ボヤけた感じはしません。

はっきりと球の質感を感じ取ることができました。

ガツーンと手に強く響くこともなく、『球当たり』が優しいです。



打球音
『音』も好感が持てました。

はっきりした音ですが、大きすぎず高すぎず、インパクトを邪魔しません。

小気味いい感じの音で、打っていて心地よいです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点でも、いい感じですが、どちらかといえばヒッター向けという印象をもちました。

スプーンだからそう感じたのか、これがもしクリークだったらまた違う印象をもったのかもしれませんが、このスプーンはタフというほどではありませんが、ある程度HSがあったほうがいいようです。

ソールのフェース寄りにウェイトがあるので、かなり浅重心になっていて球が浮きづらいのかな?と打つ前は思いましたが、実際に打ってみてそうではないと思いました。

直打ちでも球はしっかりとあがってくれましたが、高~くあがっていく感じはしませんでした。。

どちらかというとライナー系で飛んでいくタイプで、高弾道で飛ばしていくタイプではありません。

スピン量も抑えられている感じで、『スピン過多』で距離をロスしておられる方には、是非試していただきたいFWです。



バックフェース
構えやすいのでラインも出しやすくて、まとめやすいのが印象的です。

つかまえ系の顔には見えなかったのですが、適度に小ぶりなせいなのか、普通に打ってもしっかりと球をつかまえてくれました。

私はこれくらいがちょうどいいです。

『寛容さ』という点では、普通といいますか、特別変わった感じはしませんが、気難しさもなく親しみやすいところがあります。

こういったところはシャロー系の長所といえるのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は、かなり優れています。

今流通しているFWの中でも、間違いなく『トップレベル』といえる高性能なFWです。

一球打って、うわぁ、凄いなぁ・・・。と声が出てしまいました。

テーラーメイドはFWでも実績があるので、この高性能も納得できるのですが、それでも凄いです。

これまでテーラーメイドのFWはたくさん試打してきましたが、このクラブがベストといっていいように思います。

テーラーメイドはRBZが大人気でしたが、間違いなく、こちらのほうがレベルアップしています。

弾道が力強く、伸びが力強いです。

スプーンでこれだけ飛ぶのだから、ドライバーの出番は少なくなるといいますか、必要性を感じない・・・。という方も増えてくるのではないでしょうか?

そう感じられるほど、このクラブはよく飛びます。

弾道だけ見ると、FWとは思えないところがありました。

打ち出しの高さ(高すぎず抑えられている)と、球の伸びが私の心を熱くさせました。



操作性
『操作性』という点では、左右にも曲げられましたが、どちらかというとオートマ性のほうが強く感じられました。

私は普通に打つとドロー系の球が出たのですが、かなり曲がりが抑えられたストレートボールに近い球を連発することができました。

完全に、このクラブの性能です。

フェード系のボールもいい感じですが、しっかりとつかまってくれるので、弱々しい弾道ではありません。



試打後の感想


ヒール側
見た目もカッコいいですが、打ってみてすごく気に入りました。

一球打っただけで、心が躍らされました。

一番の魅力は高い飛距離性能ですが、球もいい感じであがってくれて、寛容さもあるので、気楽に飛ばしていけるのも魅力的です。



テーラーメイド SIM フェアウェイウッド
先日試打したSIM MAXもいいクラブだと思いましたが、私は断然こちらのほうがいいです。

このスプーンは『ドライバー要らず』という別名を与えてもいいくらいの高性能なスプーンです。

直打ちはもちろん、ティショットでも威力を発揮してくれそうです。

できればもう少しフェース高があるのがいいような気もしたのですが、このフェース高でも特に問題はありません。



TaylorMade SIM フェアウェイウッド
振りにいくと、つかまり感が増し、ストレートがドローになる感じです。

普通に打つと、限りなくストレートな球筋です。

私の持ち球が関係していると思うのですが、右に曲がる球は一球も出ませんでした。



TaylorMade SIM フェアウェイウッド
装着されているTENSEI TM50というシャフトがおそらく純正だと思いますが、このシャフトとのマッチングも素晴らしいと思いました。

できれば、もうちょっと重量感があってしっかりしていると、もっと振っていけるような気がしたのですが、今は『チョイ軽』のクラブが流行っているようですし、今のニーズにマッチしているのではないでしょうか?

このシャフトのままでもすごくいいですが、色々なシャフトでも試してみたいと思わせてくれるハイレベルなFWです。

『飛ばし損じ』が無いといいますか、普通に打てば自動的に飛ばしてくれるスプーンだな・・・。と思いました。



TaylorMade SIM フェアウェイウッド
テーラーメイドのSIMシリーズをこれまで何本か試打してきて、このSIMフェアウェイウッドが一番気に入り、購買意欲を強く刺激されてしまいました。

これまでも書いてきましたが、私はFWはドライバーと違い、無理にチタンでなくてもメタルで充分だと思っています。

しかし、このような高性能なチタンFWに出会うと、これからはチタンが主流になるのかな?と思いました。

もちろん、このクラブがここまでよく飛ぶのはチタンだけが理由ではなく、様々な要素が絡み合っているのは間違いないですが、そのバランスの良さが魅力的です。

構え感や打感・音も好感が持てて、フィーリング性能も高いクラブです。


構えやすさ・・・☆☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。





テーラーメイド ゴルフ 直営オンラインショップ

                         
        
                         
      
2020年03月19日
  

テーラーメイド SIM MAX OS アイアン

                 





テーラーメイド SIM MAX OS アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド SIM MAX OS アイアン の7番 です。



TENSEI BLUE TM60
シャフトは TENSEI BLUE TM60 です。

ロフトは26度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は59g、トルクは2.9、キックポイントは中調子 です。


今、猛威を振るっている新型コロナウィルスですが、日本のアビガンという薬が有効だというニュースを見ました。

以前からインフルエンザに有効だということが知られていたようですが、中国の臨床試験でいい結果が得られたようですね。

しかし日本での臨床試験が必要ですし、それも着々と進んでいるようですね。

副作用も報告されていて、生殖機能に影響を及ぼすかもしれないということなので、若い世代には使えないのかもしれませんが、中国の臨床試験では特に副作用は無かったという報告があがっているそうです。

しかし、それでも日本でしっかりと検査して欲しいですね。

中国での「アビガン有効」を喜べない富士フイルム

しっかりとした臨床試験の結果、有効だと分かればすぐにでも日本中はもとより、全世界に届けて欲しいです。

製造元の富士フイルム富山化学工業とライセンス契約している中国の製薬大手・浙江海正薬業が増産に動いているようですが、日本には200万人分の備蓄が既にあるそうです。

今日現在(2020.3.19)、全世界での感染者数が20万人を突破したということなので、充分対応できる備蓄数ですね。

日本はやっぱり凄いなと思いました。

世界貢献できる日本が本当に素晴らしいです。

今回感染された方も、自宅療養で自然治癒される方も多いようですし、重症者の方はアビガンで治療して、一刻も早く収束して欲しいですね。

マスクが足りない状況が続いていますが、充分な量が流通する頃には、この騒ぎが収まっているかもしれません。

マスクの備蓄が大切だという教訓が残りましたし、常に新しい病気を想定した、色々な種類の薬を開発し備蓄しておくことが重要なのだと思いました。

私は健康なので、この薬は今のところ必要ないですが、世界中には苦しんでおられる方がたくさんいらっしゃいます。

そういった方々の苦しみが一刻でも早く和らぎますように。

これ以上、尊い命が失われないことを願います。



正面
さて、このアイアンですが、テーラーメイドSIMシリーズのアイアンです。

先日SIMアイアンを試打しましたが、このアイアンはSIM OSという名前です。

OSとはどういう意味でしょうか?

私はウィドウズやマックを連想したのですが、このアイアンの場合はどうなのでしょうか?



側面
形状はSIMと同じですが、明らかにこちらのほうが大きいです。

実際に見比べて見ないと、どれくらい大きいかは分かりませんが、ラージサイズであることは明らかです。

大顔タイプのアイアンで、よく見られます。



彫りの深さ
彫りの深さも大きく、今のアイアンの中でもトップクラスです。

テーラーメイドはポケキャビに力を入れているメーカーといっていいように思います。

易しくゴルフを楽しんで欲しいという、メーカーの思いがあるのかもしれません。



トップライン
トップラインは、やや厚めではありますが、見慣れた厚みです。

SIMと同じだと思います。



SPEED BRIDGE

SPEED BRIDGE
SPEED BRIDGEと名付けられた、このバーのようなものも見慣れてきました。

今のテーラーアイアンにはよく見られますし、こうすることへの大きな理由があるのだと思います。

これまでいくつか試打してきているのですが、正直このSPEED BRIDGEの効果を実感できていません。

しかし、おそらく大きな意味があるのだと思いますし、これからも採用され続けるのではないでしょうか?



ソール幅
ソール幅も広めです。

全体的につや消しになっているのも好感が持てます。

つや消しではありますが、軟鉄っぽい質感はありません。

テーラーメイドやピンのアイアンはステンレスのイメージが強いですが、おそらくこのアイアンもそうなのだと思います。

ステンレス素材のアイアンも根強い人気がありますし、ステンレスを好まれる方には、たまらない質感なのではないでしょうか?



ネック長さ
ネックは短めで、やや『寸胴タイプ』です。

正直、美しくないな・・・。と思いました。

どの部分でも感じますが、私は特にこの『後ろ姿』でクラブの美しさを感じ、魅了されることも多いのですが、今日は全く魅了されませんでした。

気持ちが高ぶることもなく、淡々と見ていました。

テーラーアイアンらしいな・・・。と思いましたし、海外メーカーアイアンは昔から、このようなタイプが多いです。

グースもよく利いています。

この『後ろ姿』は、クラブを美しく見せる大切な『ビューポイント』なのですが、今日は見所なく終わったという感じです。

ただ、これはあくまでも私の好みによるもので、この後ろ姿を好まれる方も多くいらっしゃると思います。



ミーリング無し
ミーリングも無く、シンプルなフェース面です。

ステンレスっぽい質感です。

このフェース面を見て、ホットな打感のイメージは湧いてきませんでした。

アイアンによっては、フェース面を見ているだけでワクワクしてくるようなこともあるのですが、今日はありませんでした。

ステンレスタイプだからでしょうか?

少しクールといいますか、冷たい印象をもちました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、よく見かけるタイプです。

ソフトフィーリングで好感が持てます。



振り感
軽量感のあるアイアンですが、振り感はまずまずです。

これくらいの重さが、今の主流といえるでしょうか?

私はもっと全体的な重さを感じたいのですが、この軽さもアリなのだと思います。



構え感
ボールを前にして構えてみると、好みではなかったのですが、これは予想していました。

ラージサイズでグースもよく利いていて、同様のアイアンをたくさん見てきました。

海外メーカーのアイアンらしい顔だな・・・。と思いました。

このような顔のアイアンは国内メーカーではあまり見ませんが、海外メーカーは昔からよく見られます。

これはどちらがいいというものではなく、あくまでも好みによって選ぶべきなのだと思います。

好みや感覚といったものにもメーカーによって違いがあって、日本メーカーのクラブの多くが『これまでの経験』を活かせるものが多いように思いますが、海外メーカーは『好みというよりは機能性』『使えば慣れる』といった考えが大きいような気がします。

顔にこだわらない、とにかく飛んで易しいクラブが好きだという方も多いのではないでしょうか?

『クラブの顔』といった概念をもたない方や、イメージが湧かないまま打っているという方もいらっしゃるかもしれません。

顔や打感よりもまずは、この『易しさ』や『飛び』を体感して欲しい・・・。というメーカーの思いが詰まったクラブが多いような気がしますが、このアイアンもまさにそんな感じがします。

私の好みの構え感ではないのですが、これまでもたくさん経験していますし、苦手意識や違和感などもありません。

ただ淡々と見つめている・・・。といった感じです。

鮮明ですごくいいイメージが浮かんでくることはなく、どちらかというとアバウトな感じで、まずは『出たとこ勝負』という感じで打つことにしました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は物足りないですが、これは予想していました。

なんと言いますか、『薄さ』があって、硬いというのではないのですが、少しボヤけた感じで『芯』を感じにくいです。

私がアイアンに求めたい打感ではなく、心が躍ることも無かったのですが、機能性アイアンではこういうのもアリなんだと思います。

バチーンと弾く感じで、乗っかり感がないので、乗せて運ぶ感覚を楽しめなかったのですが、仕方のないことだと思いました。

私が好む打感ではないですが、あくまでも私の好みによるものなので、このアイアンの打感を好まれる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?



トゥ側
球はとてもよくあがってくれました。

ロフトが立っているのを感じさせない弾道の高さです。

構えたときは5番アイアンに近いフェース面の見え方だったのですが、弾道の高さは7番から8番くらい感じられました。

弾道が高く、球が浮きやすいです。

今のアイアンの中でも明らかに超『低重心・深重心』タイプだと思いますが、そのメーカーの工夫が、この弾道に活かされているのでしょうか?

ヒッタータイプの方よりは、スインガータイプの方に合いやすいアイアンといえるような気がします。

タフなアイアンではありません。



バックフェース
『安定性』も高く、かなりイージーです。

打点のブレにも強く、寛容さがあります。

私はこういうラージサイズのアイアンだと、トゥ側に外してしまうことがあり、今日もそんなミスが出てしまったのですが、それを感じさせない高い安定性と直進性があります。

高慣性モーメントがなせる技といったところでしょうか?

こういったアイアンは昔からあるので、驚くことはないですが、これだけ易しくなるとコースでもメリットが大きいだろうな・・・。と思いました。

私はどちらかというと小ぶりなタイプが好きで、センターからややヒールに近い部分でヒットしたくなるのですが、このようなラージサイズだとそれがちょっと難しいです。

構えたときに、センターからトゥの部分の存在感が大きかったのか、そこの部分でヒットすることが多くありました。

しかし、それでも全くボールは曲がりませんでした。



飛距離性能
『飛距離性能』は、かなり優れています。

軽く振って、大きな飛距離が望めるディスタンス系アイアンです。

ロフトが立っていることもありますし、その他にも飛びの為の工夫がたくさん組み込まれているのではないでしょうか?

装着されているシャフトも、この飛距離に大きく関係していると思います。

フェースの弾きが良く、高弾道で飛ばしていけるアイアンです。

私の感覚では『2番手』ではなく、『3番手』くらい違う飛距離性能です。

こういう飛ぶアイアンが『7番アイアン』なのだから、アイアンの本数が少なくなるのも仕方ないような気がします。

アイアンは飛ばすクラブではなく、距離を刻むクラブではありますが、ここ数年そういった概念は希薄になっているのかもしれません。

アイアンでも飛ばせるクラブが求められているような気がします。

『ドラコン大会』はドライバーで行われますが、アイアンでも開催されると面白いかもしれません。

今のアイアンはロフトがバラバラなので、ロフトを同じにして、長さやシャフトを全て同じにして距離を競ってみるのも面白いだろうな・・・。と思いました。

その大会が開催されたとすると、このアイアンはいいところまでいくような気がします。

しかし同じロフトや長さなど、スペックを同じにすると、ドライバーほどの差は出ないように思います。

そんな飛距離のことを考えさせるくらい、このアイアンの飛びは優れていました。



操作性
『操作性』という点では、少し苦戦しました。

曲げたくても、なかなか曲げられないアイアンです。

いい意味で『融通が利かない』といいますか、『意思の疎通が難しい』タイプのアイアンですが、こういったタイプのアイアンが今は多いです。

私は軽量タイプやグースがきついタイプだと、大きくダフってしまうこともありますし、フックがきつくなることも多いのですが、今日はそれほど大きなミスにはつながらず、安定してしました。

本当はミスをしていたと思うのですが、それを感じさせない大らかさが、このアイアンにはあります。

左右に曲げてみようと試みたのですが、小さく曲げられるくらいで、大きく曲げるのは難しかったです。

『敏感さ』はなく、『鈍感さ』が武器になるアイアンといっていいのではないでしょうか?



試打後の感想


ヒール側
『ラージサイズ』と『飛距離性能』が強く印象に残りました。

テーラーメイドも、ここの部分にこだわりをもって開発をしたのではないでしょうか?

好みが分かれるところだと思いますが、この易しい飛びに魅力を感じられる方は多くいらっしゃるような気がします。



TaylorMade SIM MAX OS アイアン
ラージサイズらしく大らかで、寛容なところも今のニーズに合っているように思います。

球もあがりやすくて、こちらが何もしなくても、ボールに当てさせすれば自然にあがっていく感じです。

完全に『オートマチックタイプ』のアイアンです。



TaylorMade SIM MAX OS アイアン
ドライバーでは飛びを求める為に『低スピン化』の開発が進められていますが、このアイアンもそういった印象をもちました。

ドライバーでは低スピン性能や『適性スピン』を数値化することが当たり前のようになってきましたが、このアイアンもスピンは少ないような気がしました。

球は高くあがってくれたのですが、スピンはやや少ない印象をもちました。



TaylorMade SIM MAX OS アイアン
高重心の軟鉄マッスルバックで上からつぶして打って、ボールがフェース面を駆け上がる感覚・・・。といったらいいでしょうか?

あの独特の『くっつく感じ』『乗っかる感じ』はなく、瞬時に離れていく感じで、弾道も高いですが、『めくれる』弾道ではなく、一定といいますか、『無機質』な感じがします。

その無機質さがあるから、安定性につながっているような気もするのですが、こちらの『思い』や『心』まで、ボールと一緒に運んでいってはくれませんでした。

実戦でもグリーンでしっかり止まってくれるかは、正直疑問が残りました。

平らで柔らかいグリーンなら止まってくれるかもしれませんが、コンパクションが硬めでアンジュレーションのきついグリーンだと、奥にこぼれてしまうのではないかな?と思いました。

こういったことは好みや、これまでの経験からくることが多いのですが、不安が残ったのは事実です。



TaylorMade SIM MAX OS アイアン
私のホームコースは砲台グリーンやポテトチップスグリーン・そして二段グリーンや三段グリーンなど、落としどころが制限される難しいグリーンが多いので、どうしても『止め性能』を求めたくなります。

手前ではなく、奥に受けているグリーンもあるので、止め性能は必須です。

『食いつき感(スピン)』で止めたくなるときもありますし、『高さ』で止めたくなるときもあります。

飛ぶアイアンは確かに魅力的かもしれませんが、私は飛びすぎるアイアンは苦手に感じるので、このアイアンには魅力を感じませんでした。

しかし、これはあくまでも私の好みによるもので、このアイアンが優れていないということではありません。



TaylorMade SIM MAX OS アイアン
逆に、これだけ性格がはっきりしたアイアンは潔くて気持ちいい感じがします。

メーカーがターゲットをはっきりと決めていて、そのユーザー層にマッチするように開発されたアイアンです。

色々な機能が詰め込まれていて、『至れり尽くせり』といいますか、ユーザーに優しいアイアンだと思いました。


構えやすさ・・・☆☆
打感・・・・・・☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。





テーラーメイド ゴルフ 直営オンラインショップ

                         
        
                         
      
2020年03月09日
  

テーラーメイド SIM ドライバー

                 



テーラーメイド SIM ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド SIM ドライバー です。



TENSEI SILVER TM50
シャフトは TENSEI SILVER TM50 です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は56g、トルクは4.0、キックポイントは中調子、クラブ総重量は307g です。



正面
テーラーメイドSIMシリーズのドライバーです。

先日、SIM MAXというドライバーを試打しましたが、このドライバーは姉妹モデルのようです。

SIM MAXがラージサイズで、このSIMがノーマルサイズなのかと思いましたが、小ぶりな感じはしません。

こちらがノーマルモデルということなのでしょうか?



側面
シャロータイプのヘッドで、こうして見てもスモールサイズではなくラージサイズです。

MAXという名前は付いていなくても、こちらもルールギリギリの460ccのように見えます。



ソールの突起物
ソールにある、この出っ張りのようなものも、MAXと同じです。

ルール上、ヘッド体積の上限は『460cc』ということになっていますが、この出っ張りといいますか、突起物のようなものはヘッド体積には入れられていないのでしょうか?

あくまでもヘッドの『付属物』ということで、ヘッド体積の計算の中には入っていないのかな?と思ったのですが、詳しいことは分かりません。

そんなことを考えさせるくらい、この突起物が大きくて、存在感を示しています。



ソールのウェイト
ソールにはウェイトが配置されていました。

移動できるタイプなので、以前試打したSLDRというドライバーを思い出しました。

重心の長さを調整できるようです。

今日は専用の工具が無かったので、この真ん中のポジションで試打することにしました。

ウェイトを移動させる目的と、RBZから続く『溝』のような役目の二つを果たしているのではないかな?と思いました。

このウェイトが、SIMとの一番の違いではないでしょうか?

この位置にウェイトがあるということは、ウェイトが無かったSIM MAXよりも重心が少し浅くなっているのかもしれません。



溝の深さ
溝の深さも結構あります。



SPEED INJECTED
ソールのフェース寄りには『SPEED INJECTED』の文字があり、これもSIMと同じです。

テーラーメイド独自の技術のようです。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。

こうして見てもウェイト以外、SIMとの違いが分かりませんでした。

今度機会があれば、見比べてみたいです。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていて、これもSIMと同じです。



STD LOFT
試打するのは、この『STD LOFT』ポジションです。



HIGHER

LOWER
他に『HIGHER』と『LOWER』がありました。

おそらくロフト角の調整ができるのだと思います。

最近は以前ほど調整システムが採用されているモデルが多くないような気がするのですが、今でもニーズがありますし、『調整ブームの火付け役』ともいえるテーラーメイドは、このシステムにこだわりがあると思いますし、ファンからの厚い要望があるのかもしれません。

私は調整システムを重要視していませんが、このシステムが無いと買う気が起こらない・・・。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?



シャローヘッド
ソールにある出っ張りが目立ちますが、形状的にはシャローです。

シャロータイプですが、極端に薄い感じはしません。

シャロータイプのヘッドでも、今はディープフェースタイプが増えてきましたが、このドライバーはそこまでディープな感じはしません。

フェース高がそれほどあるようには見えませんが、高さはしっかりと確保されているので叩いていけそうですし、フェースで包み込んで弾き飛ばすイメージも出せそうです。



フェース面の仕上げ
このフェース面の質感もお馴染みです。

前のモデルからフェースの質感が良くなりました。

フェース下部にある、2つの青いビスもSIMと同じです。

前のモデルのM5・M6と同じように、『ルールギリギリ』の弾きにこだわっているのではないでしょうか?

今はルール適合モデルしか競技では使えませんが、高反発規制されるまでは、ほぼ全てのメーカーが反発係数にこだわっていて、フェースの薄いモデルがたくさんありました。

そういった高反発ドライバーにたくさん接してきて、中にはフェースにクラック(割れ)が入ったものもありましたし、凹んでしまったものもありました。

友人のクラブはヘッドが2つに割れたこともありました。

なので、ドライバーのフェースを見て、このドライバーはフェースが割れそうだなとか、クラックが入りそうなタイプだな・・・。と、思うことがよくありました。

このドライバーも耐久性はしっかり確保されていると思いますが、長い間使い続けて(ハードヒットを続けて)、もし何らかの損傷が出てくるとするならば、おそらくクラックではないかな?と、このフェース面を見て思いました。

これには科学的な根拠が全くなく、あくまでも私の経験や勘からくるものに過ぎません。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングです。

最近はテーラーメイド以外のメーカーのクラブにも採用されるようになりました。

グリップにも流行があるのでしょうか?

それともグリップメーカーの営業努力の賜(たまもの)でしょうか?

グリップにもいえますが、グローブにも柔らかさやしっとり感が必要です。

ちょっと贅沢かもしれませんが、私はビギナー時代からグローブの素材はエチオピアシープ(主にブリヂストンのレクスターをまとめ買い)を愛用していて、人工皮革を使う気にはなれませんでした。

ウェアやバッグなど、それ以外の物にあまりこだわりはなかったのですが、グリップとグローブには強いこだわりが何故かありました。

今は人工皮革のグローブも、すごく良くなっているので、使わない理由は全くありませんが、昔のものはゴワゴワ感があって硬く、手にフィットしないものがほとんどでした。

『安かろう悪かろう』のグローブが多くありました。

フィットしないので、手とグローブの間に隙間が生じて、それが微妙にフィーリングを狂わせていました。

しかしエチオピアシープだと、それがありません。

手にすごくフィットして、まるで『皮膚の一部』になったかのようです。

密着感があって、それがグリップにも伝わり、クラブとの一体感をもたらしてくれました。

私は日本人としては手が大きいほうで、できれば27センチのグローブを使いたいのですが、ショップではほとんど売られていないですし、メーカーも作っていないことが多いので、26センチというワンサイズ小さめを使っているのですが、そのワンサイズ小さめでも、エチオピアシープはいい感じで伸びてくれて小ささを感じさせず、手の一部になってくれました。

エチオピアシープのおかげで、色々な感覚を養うことができたといっても過言ではありません。

今は人工皮革のグローブもすごく良くなっているので、私は練習だけでなく試合でも愛用しています。

ちょっと話が横にそれてしまいましたが、私はそれくらい『皮膚感覚』を重要視しているので、グリップに対しても好みがはっきり分かれるのですが、このグリップは好感が持てます。



顔
この顔もお馴染みです。

どちらかというと『丸型』というよりも『洋梨型』といっていいように思います。

ヘッド後方の膨らみが目立ち、フェースが被っているように見えました。

私の中では『美顔』ではないのですが、この顔に好感を持たれる方は多いのではないでしょうか?

こうして見ても、SIM MAXとの違いが分からなかったので、やはり見比べてみるしかありません。



カーボンコンポジット
このカーボンコンポジットもお馴染みです。

『ワンカラー』ではなく『ツーカラー』も最初見たときは少し驚きましたが、今では市民権を得たような気がします。

そろそろ、このカーボンコンポジットの色も変えてくるのではないでしょうか?



振り感
素振りをしてみると、300g超えとは思えないほど重量感がありませんでしたが、この振り感は今のスタンダードといえるでしょうか?

ハードなセッティングになっていませんが、しっかりしていながらも適度にしなり、動きが滑らかな印象です。

頼りない感じはしません。

このシャフトが純正なのでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみても、これまで通りの顔で、特に印象に残るところはありません。

いい意味で、淡々と構えられます。

少しフェースが被っているように見えたのですが、これが今のスタンダードだと思いますし、たくさん経験しているので、不安はありません。

テーラー顔ドライバーです。

シャロー感があって、ヘッドが大きく見えるので、ボールが小さく見えました。




試打を開始しました


フェース面
『打感』は、これまで通りで好感が持てました。

『テーラーフィーリング』といっていいと思います。

程よい手応えがありながら硬すぎず、嫌な衝撃は残りません。

サクサク打てる打感です。

いい意味で『繊細さ』とか『鮮明さ』が無く、『曖昧』なところがある打感です。

すごく伝わりやすいドライバーの打感を10だとすると、このドライバーは6くらいに感じられます。

数値的にちょっと低いと感じやすいかもしれませんが、実際はそうでなくて、こういった打感もアリだということです。

メタルが出始めの頃の『ツアーバーナー』からテーラーメイドのクラブに接してきていますが、これまでもずいぶんと色々なフィーリングがありました。



打球音
『音』も、はっきりしていて好感が持てます。

叩きにいっても不満はありません。

インパクトを邪魔しない音です。

この音も、SIM MAXと変わらないような気がしますが、実際に打ち比べてみると、微妙な音の違いがあるのかもしれません。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、SIM MAXのイメージが残っているので、このドライバーもそんな感じだろうと思っていたのですが、その通りでした。

今は打ち出しが高く、そのまま高~い弾道で飛んでいく『ビッグキャリータイプ』もありますが、このドライバーはライナー系で力強く飛んでいきます。

明らかにヒッター向けです。

ロフトが9度ということもあると思うのですが、やや低めの弾道で効率よく飛ばしていけます。

ヒッター向けのドライバーだと思いますが、ハードすぎて球が上がりにくいということはありませんでした。

このドライバーにはウェイト移動システムがソールにあって、SLDRを思い出したのですが、SLDRよりは明らかに重心が後ろにあるのではないでしょうか?

インパクト後に『頭(フェース部分)が垂れやすいタイプ』と『お尻(バックフェース)が垂れやすいタイプ』があるのですが、このドライバーはどちらかというと後者に近い感じなので、重心が後ろにあり、私たち日本人に扱いやすいタイプのドライバーのような気がします。

SIM MAXにはないウェイトが、このドライバーにはあったので、かなり重心が浅くてタフな設計になっているのかな?と思いましたが、それほど極端ではないように感じました。

しかし、おそらくSIM MAXよりも、こちらのSIMのほうが『叩ける設計』になっていると思います。

ちょっと前まで、9度とか9.5度という『表示ロフト』で、実際に打ってみると、絶対に『一桁ロフト』ではないな・・・。と思えるほど高くあがりすぎるドライバーがたくさんありましたが、このドライバーは一桁ロフトにふさわしい打ち出しの高さと抑えられた弾道が魅力的でした。


ネックの調整システム
ただ、このドライバーは9.0と表示されていますが、実際はもっと寝ているのは明らかです。

しかし、それはずっと昔から続くことなので、あまり気にしないようにしています。

表示ロフトはあくまでも『目安』に過ぎません。

このドライバーの調整機能を使って、ロフトを立たせると、どんな弾道になるのか、とても興味があります。



バックフェース
『安定性』はかなり高く、球筋がブレる感じはしません。

少しつかまえ顔に見えましたし、私にはストレート系に近いドローが自然な感じだったのですが、ほぼ中立的なストレート系が得意なドライバーだと思います。

打ち出し方向から球が逸れる感じがしません。

まさに『糸を引くようなストレート』です。


TENSEI SILVER TM50
装着されているシャフトは、やや軽量ではありますが、タイミングもとりやすくてヘッドの挙動を安定させてくれていて、高い確率でストレート系の球が打ちやすいです。

もし用意されているのであれば、色々なシャフトでも試してみたいですが、まずはこのTENSEIで試してみるべきではないかな・・・。と思いました。

ヘッドとの相性もいいです。

以前も書きましたが、最近のテーラーメイドはヘッドだけでなく、シャフトにも少し気を使い出したような気がします。

これまではヘッドとシャフトの相性が良くないと感じることが多かったのですが、今回のSIMはとてもいいように感じます。

昔のドライバーはしっかりと芯で捉えていないと、インパクトのときにヘッドがブレて球筋が乱れることが多かったのですが、最近のドライバーにはそれがありません。

少々芯を外しても、それを感じさせないほど、ほぼ真っ直ぐに飛んでいきます。

このSIMも、そんなタイプのドライバーです。

大らかさがウリなのは間違いありません。



飛距離性能
『飛距離性能』も高く、かなりポテンシャルが高いです。

やはりルールギリギリの反発係数になっているのでしょうか?

フェースの弾きが良くて、初速が出ています。

『マン振り』で叩くというよりも、少し軽めで叩く感じがちょうどいいように感じました。

高過ぎる弾道は力強さに欠けることがありますが、このドライバーのように少し高さを抑えられていると、その分『推進力』のほうにパワーが注ぎ込まれていて、効率よく飛ばしていける感じがします。

『飛びのベクトル全開』といったところでしょうか?

昔から思っていたことですが、ドライバーに限らず全てのクラブで『バックスピン』ではなく、『オーバースピン』のイメージで飛ばしていきたいです。

実際はオーバースピンでは飛ばないですし、適度なバックスピンが掛かるからボールが浮いてしっかりと飛ばせるのですが、あくまでも『イメージとして』、飛んでいる姿をバックスピンで『吹き上がる』感じで飛ばすのではなく、『オーバースピン』でランがでるようなイメージで飛ばしていきたいという思いがありました。

パーシモンで吹き上がる球をたくさん打ってきたから、余計にそのように感じるのかもしれません。

ドライバーからウェッジまでは『バックスピン』ですが、パッティングだけは『オーバースピン』です。

そのオーバースピンの感覚をドライバーにもってこれないか?という思いがありました。

これまで『スピン過多』で、かなり飛距離を損してきたので、スピン量には昔から敏感です。

このドライバーの弾道を目で追いながら、そんなことを考えていました。



操作性
『操作性』は、まずまずです。

それほどクセが大きくなく、どちらかといえば中立的な感じがしますが、左右へ曲げることはできました。

大きく曲げるのは難しかったのですが、それは今のクラブの特徴といえるような気がします。

左右どちらかというと、私はドロー系のほうが易しく感じましたが、右に少し逃がす感じで打つこともできました。

球のつかまりはいいほうだと思いますが、スライスを抑制してくれるドライバーではないのでスライサーの方で、クラブでスライスを無くしたいという方には、少し難しく感じるところがあるかもしれません。

かなり直進性が高いドライバーですが、『決して曲げられない』ドライバーではありません。



試打後の感想


ヒール側
全体的にバランスがとれていて、ポテンシャルの高いドライバーだな・・・。と思いました。

前のモデルのM5やM6もいいドライバーだと思っていましたが、このSIMもいい感じです。

今度機会があれば、打ち比べてみたいです。



TaylorMade SIM ドライバー
長い間テーラーメイドを見てきて、『安定しない』時期があったのですが、最近はクラブの性能もあがって、安定感があります。

安定しない時期が『成長期』だとすると、今は『円熟期』といえるでしょうか?

もちろん、まだまだテーラーメイドは成長していくと思いますが、かなり円熟味が増したような気がします。

それくらい、ここ数年のクラブは充実しています。



TaylorMade SIM ドライバー
私に限らず、これまで最初のモデルからテーラーメイドのクラブに接してこられた方の中には、その年によってクラブ(モデル)の当たり外れが他のメーカーよりも大きくて、すごく魅力的なクラブもあれば、そうではなくて全く興味が持てなかったクラブもあったという方はいらっしゃるのではないでしょうか?

それはクラブの質という部分であったり、性能的な部分であったりして、他のメーカーに大きく置いて行かれていると感じることがありました。

発売時期が同じでなければ、また違ったものになったのかもしれませんが、逆にいえば、それだけ他のメーカーが充実していたということかもしれません。

テーラーメイドはちょっと前まで、ニューモデルの出る頻度がとても早くて、しかも価格が抑えられていたので、購入しやすいというメリットがありましたし、他のメーカーも価格面で追随していったところもありました。

しかし、最近は海外製であっても、かなり高価なクラブばかりになったので、『コストパフォーマンス』という点でいえば、昔のほうが良かったのかな?と思います。

高価なクラブのほうが飛んで、安価なクラブは飛ばないんじゃないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことは全く無いと、私の経験から断言できます。

高価であっても、全く飛ばない(飛ばせない)ドライバーはたくさんありましたし、逆に安価で購入しやすいドライバーでも、高価なドライバーに負けないといいますか、完全に勝っているドライバーもたくさんありました。

クラブの価格と性能は比例していません。



TaylorMade SIM ドライバー
ちょっと話が逸れてしまいましたが、最近のテーラーメイドのクラブは『円熟期』といいますか『充実期』に入ったような気がします。

色々な工夫がされていても、それが性能に直結していないクラブはたくさんありましたが、このドライバーはとてもポテンシャルが高いので、メーカーの研究や技術がクラブの性能アップに活かされているのではないでしょうか?

実際に打ち比べてみないと、はっきりとはいえないのですが、今日の感じだと、以前試打したSIM MAXよりも、私はこちらのSIMのほうが合っているように感じました。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。





テーラーメイド ゴルフ 直営オンラインショップ

                         
        
                         
      
2020年02月14日
  

テーラーメイド SIM MAX フェアウェイウッド

                 



テーラーメイド SIM MAX フェアウェイウッド
先日、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド SIM MAX フェアウェイウッドの5番 です。



TENSEI BLUE TM50
シャフトは TENSEI BLUE TM50 です。

ロフトは18度、クラブ長さは42.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は51g、トルクは4.4、キックポイントは中調子、クラブ総重量は313g です。



正面
テーラーメイドSIMシリーズのフェアウェイウッドです。

これまで、ドライバーとアイアンを試打したのですが、フェアウェイウッドを試打することができました。



側面
ソールが平らでシャロー感もありますが、クリークだからでしょうか?

大きさは感じず、むしろ適度にコンパクトな感じがします。



SPEED POCKET
ソールには『SPEED POCKET』の文字がありました。

これがRBZにあった溝の役目を果たしてくれているのでしょうか?

『V STEEL』という文字があったので、懐かしさがこみ上げてきました。

Vスチールを昔愛用していた時期があり、ずいぶんとお世話になったので、とても感謝しています。

キャロウェイの『スチールヘッドIII』もそうですし、私は昔からテーラーメイドとキャロウェイのFWにはずいぶんと助けられたような気がします。

ゴルファーにとって『いいクラブとの出会い』というのは、レベルアップの為にも、そしてゴルフライフをエンジョイしていくうえでも欠かせないことですが、そういった意味でいうと、私は最適な時期にいいクラブに出会うことができて、本当にラッキーなゴルファーだと思います。



フェース面の質感
前のモデル(M6)同様、フェース面の質感が良くなっています。

フェースの弾きも良さそうです。

以前も書きましたがテーラーメイドは、しばらくフェース面のデザインを変えておらず、あまり工夫が見られないといいますか、やや物足りない質感であった時期が続いたのですが、それも少しずつ解消されているようです。

ヘッドやシャフトはいくら研究が進んでも、ボールと接することはありません。

『インパクト以外』の性能を担っているといっても過言ではないと思います。

しかしフェース面は違います。

フェース面はボールとの『唯一の接点』なので、もっと研究が進んで色々なデザインのものが増えて欲しいですし、その見た目だけでインパクトやボールの弾道の強さをイメージできるようになって欲しいです。

物理的なことも大切ですし、見た目で私たちゴルファーに、いいイメージを与えてくれるフェース面に魅力を感じます。

そういったことを、ちょっと前までテーラーメイドのクラブに対して不満をもっていたのですが、このフェース面は以前のものよりも改善されているので好感が持てます。

しかし、さらなる研究・工夫を続けて欲しいです。



TWIST FACE
トゥ側には、お馴染みの『TWIST FACE』の文字がありました。

このツイストフェースは、これからもテーラーメイドのクラブに採用され続けるのではないでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは適度にあって、全体的なバランスがとれています。

ネックに調整機能はついていません。

テーラーメイドといえば調整機能のイメージが強いですが、実際に使ってみて、それほど効果が得られないとか、それほどニーズが高まってはいないということなのでしょうか?

まだ見られますが、最近は少なくなったような気がします。



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。

この形状はお馴染みです。

今はディープなものを探すほうが難しくなりましたし、シャローのほうが球をあげやすいとか、投影面積を大きくできるので、安心感を得られやすいというメリットもあるのかもしれません。



顔
いい顔をしています。

これまでのモデルと変わらないような気がします。

どちらかというと、ややつかまりそうな印象を与えていますが、引っかけるとか、左に巻いてしまいそう・・・。といったマイナスな感じはありませんでした。

ほぼ中立に近いつかまえ顔で、このまま普通に打っていけそうです。



SIM
クラウンのヒール側にあるSIMの文字も目立っています。



オリジナルグリップ
最近よく見かける、このグリップはソフトなフィーリングでとても好感が持てます。



振り感
素振りをしてみると、軽さと軟らかさを感じますが、これくらいが今の『標準』といえるような気がします。

必ずしもヘッドにマッチした最適な重量・硬さではないと思うのですが、ちょっとハードにすると、売れにくくなるということになるのかもしれません。

今は(既製品では)、ソフトスペックのクラブが多いですが、そういったことをメーカーが恐れているのかもしれません。

本当はもっと違うスペックで売り出したいと思うこともあるのではないでしょうか?

ちょっと振りにいくと、かなり動きが大きいように感じましたが、もう慣れているので、特に不安は無く、どちらかというと合わせる感じで振っていきました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、好感が持てました。

やはり、これまでのモデルと共通する構え感です。

ソールなどに新たな工夫を取り入れて、顔はいじらないようにしているのでしょうか?

コンポジットされている部分も『黒』というよりは、ややグレーに近く、M GLOIREを思い出しました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は好感が持てました。

テーラーメイドらしい、やや独特なフィーリングです。

『サクサク打てちゃう』打感といったらいいでしょうか?

ボヤけた感じはなく、はっきりしているのですが、硬くなく自然に振り抜いていけました。

最近のドライバーやFWに共通する、『弾き感』のあるフィーリングです。



打球音
『音』も、独特な機械音です。

私は人間ですが、まるでマシンが打っているような音・・・。といいますか、どちらかというと『無機質』な感じです。

この音も、これまで何度も耳にしてきました。

はっきりした音ですが、大きすぎず、また高くないのでインパクトが緩むこともなく、気持ちよく打っていけます。



トゥ側
球もあがりやすくてイージーです。

試打したのがクリークということもあると思うのですが、球が浮きやすくて弾道も高めです。

直打ちでも充分あげてくれました。



バックフェース
『安定性』という点でもシビアさは感じず、大らかなところがありますが、私は最初からちょっと『つかまり過ぎ』といいますか、左に引っかかる感じの球を打ってしまいました。

構えたときは、そこまで左へ行くイメージは出なかったのですが、実際に打ってみると左への球が多くなりました。

それは私のスイングが未熟であるということと、このクラブ(特にシャフト)を使いこなせていないのが大きな原因のような気がします。

ただ、つかまりのいいクラブであることは明らかなので、日頃から球がつかまらず右に抜けてしまいやすいという方には、ちょうどいいのではないでしょうか?

フッカーにはちょっと厳しいクラブかな?と思いましたが、シャフトを変えると全然いけそうです。

合わせにいく感じだと、それほどでもありませんが、ちょっと振りにいってしまうと、左へ行きやすくなるので、注意が必要でした。

打感や音では、気持ちよく振らせてくれたのですが、シャフトがそうはさせてくれなかったような気がします。

できればもう少し『逃がし顔』のクラブだと、もっとラインを出していけるかな・・・。と思いましたが、ヘッドよりもシャフトに難しさを感じました。

こういうクラブだと、少し右を向いて回していく感じが、私にはちょうどいいように感じられました。

ただ、『出球の方向』はブレにくく安定していて、途中から曲がり始めるということもないので、最初の『ライン出し』さえしっかりできていれば、特に問題はないように思います。



飛距離性能
『飛距離性能』も高く、クリークとしては、いいパフォーマンスを発揮してくれていますが、今のFWの中では平均的といえるでしょうか?

特別よく飛ぶという印象はありませんでした。

しかし、それはこのクラブが劣っているというのではなく、それだけ今のFWのレベルがあがってきているということです。

高さをしっかりと出していくことができたので、ウッド系が得意な方なら、グリーンを上から攻めるイメージが出しやすいのではないでしょうか?

『上から狙えるFW』といっていいと思います。



操作性
『操作性』という点では、どちらかというと『オートマ性』が勝っていて、それほど細工をするタイプではないと思います。

12球ほど続けて打ってみたのですが、右に抜ける球は一球も出ませんでした。

つかまりがいいので、ドロー系のほうが自然な感じです。

そういった意味では、『顔の印象通りの球筋』といえるのかもしれません。

今は顔のイメージと球筋がマッチしないクラブも多くなってきているのですが、そういった意味では、このクラブは正直な感じがします。

ただ先ほども書きましたが、シャフトを変えれば、さらに性格が変わると思います。

私にはつかまりが良すぎたので、もっとつかまりを抑えられるシャフトにすると、真っ直ぐにいく確率が高まるような気がします。



試打後の感想


ヒール側
先日試打したアイアンも、球のつかまりが良くてあがりやすい印象をもったのですが、番手が変わってFWになっても同じ印象をもちました。

今日はクリークでしたが、スプーンではまた違った印象をもつことになるのかもしれません。

実際に試打してみないと詳しいことは分かりませんが、つかまりの良さと弾道の高さ。

そして弾き感を感じられるFWです。



TaylorMade SIM MAX フェアウェイウッド
一時期と比べると、すごくシンプルなデザインになっているのがいいです。

それでいて、高い性能は維持されています。



TaylorMade SIM MAX フェアウェイウッド
ウェイトなどヘッド(主にソール)に色々なパーツが組み合わさって『複雑化』しているほうが飛びそうとか、曲がりにくそう・・・。と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はそうは思いません。

逆に、このパーツの意味は何だろう?とか、これは要らないんじゃないかな?もっとシンプルなほうがいいのに・・・。と思うことはよくあります。

色々なものがつきすぎてしまって、バランスを崩してしまっているクラブにも出会いましたし、ヘッド自体のパフォーマンスが邪魔されていると思えるクラブもありました。



TaylorMade SIM MAX フェアウェイウッド
そういった意味でも、このクラブは好感が持てました。

これまでのテーラーメイドのクラブよりはシンプルな感じがしますが、ポテンシャルが高く、バランスもいいです。

特に大きな欠点は見られないですし、良いところとそうでないところの差が小さい印象をもちました。

先ほども書きましたが、私には球がつかまり過ぎるところがあるので、できれば違うシャフトでもう一度トライしてみたいです。

ただ、それは私がフッカーだからそう感じるのであって、スライサーの方であれば、ちょうどいい球筋が描けるのではないでしょうか?



TaylorMade SIM MAX フェアウェイウッド
このフェアウェイウッドもMAXという名前がついていたので『大顔』かと最初は思いましたが、全然そんなことはなく、むしろ普通でしたし、そういったところにも好感が持てました。

ドライバーはルールギリギリの460ccのものが大半を占めていますし、なかには460ccをオーバーしているものもあります。

ティアップして打てるドライバーは大きくしても打てますが、直打ちするクラブであるFWは大きくしすぎると打ちづらくなります。

なのでパーシモンの頃と違い、ドライバーとフェアウェイウッドの大きさが大きく変わり、ドライバーだけがポツンと孤立したようになっています。

人間には『慣れる力』といいますか『対応力』があるので、それでも使っていけますが、FWにマッチしたドライバーを選んでいきたいという方も多いのではないでしょうか?

以前も書きましたが、いずれドライバーが影を潜め、フェアウェイウッドが主役をはる時代が来るかもしれません。

実際、ドライバーをバッグから外しておられる方も、よく見かけます。

それでも普通にラウンドできるのは、このような高性能なフェアウェイウッドがたくさん登場してきたからではないでしょうか?


構えやすさ・・・☆☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。




                         
        
                         
      
2020年02月12日
  

テーラーメイド SIM MAX アイアン

                 


テーラーメイド SIM MAX アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド SIM MAX アイアン の7番 です。



KBS
シャフトは KBS です。

ロフトは28.5度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は94g、トルクは1.8、キックポイントは先中調子 です。



正面
テーラーメイドの新しいアイアンです。

先日はドライバーを試打したのですが、今日はアイアンです。

テーラーメイドらしく、機能性あふれるデザインと、ステンレスの質感がはっきりしたアイアンです。

私は軟鉄の、あの何ともいえない感じが好きなのですが、ステンレスが好きだという方もたくさんいらっしゃると思います。



側面
MAXの名の通り、面長なタイプです。

やや大きめの顔でフェース高が抑えられているので、シャロー感があります。

私はフェース高があって、上から押さえ込んでいけるタイプのアイアンが好きですが、このようなタイプは『上から』とか『ダウンブロー』というよりも、『横から』とか『レベルブロー』というイメージで打っていきたい方に合いやすいような気がします。



SPEED BRIDGE
SIMのロゴがはっきりしていてカッコいいです。

これからも、このブランドは続いていくのでしょうか?

バックフェース中央にある、バーのようなものも目立っていますし、これまでのモデルでも見られました。

SPEED BRIDGEという文字があるので、ボールの初速を高める為のものなのでしょうか?

詳しいことは判りませんが、おそらく大きな効果があるのだと思います。

このパーツを見ると、昔試打した『ナイキ スリングショット』をどうしても思い出してしまいます。

ナイキがゴルフクラブ業界から撤退というニュースは多くのゴルファーにショックを与えましたし、残念に思ったのは私だけではないはずです。



彫りの深さ
彫りの深さはたっぷりあります。

見慣れた感じのポケキャビですが、SPEED BRIDGEというバーがあるだけで、特別な感じがします。

このアイアンは一本だけですが、いずれ『X』など、違う形も登場して目先を変えてみるのも面白いかな・・・。と思いました。

今のゴルフクラブの新たな機能とか、付け加えられたパーツは『性能の為』というよりも、『目新しさ』や『目先を変えるため』だと感じるのは私だけでしょうか?



トップライン
トップラインは、やや厚めですが、極端ではありません。

このようなタイプのアイアンでは標準といえるような気もします。



ソール幅
ソール幅も少しワイドですが、広すぎないといいますか、今のアイアンでは普通といった感じがします。



ソールの溝
テーラーメイドのアイアンといえば、このソールにある溝です。

もう、すっかりお馴染みです。



ネック長さ
ネックの長さも標準的です。

重心の深さはたっぷりありそうですが、重心は低くしすぎていないように見えます。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありません。

ごく普通の、見慣れた感じのステンレスタイプです。

私はアイアンのフェース面を見て、気持ちがグッと盛り上がることがあるのですが、今日はそれが無く、淡々と見ていました。

ゴルフクラブにもし、『温度』があるとするならば、このアイアンは『低温タイプ』です。

『COOL』という表現が合っているかもしれません。

スコアラインの間隔は、少し狭く見えます。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングで好感が持てます。

最近、よく出会うグリップです。

これまでテーラーメイドは、ヘッドにばかり気を配っていて、シャフトやグリップは『置き去り』な印象もありました。

しかし、最近は少しずつ改善されているようです。

ゴルフクラブはヘッドとシャフトとグリップの3つで構成されているので、どれが欠けても良くありません。



振り感
素振りをしてみると、やや軽量感はあるものの、特に不満は無く、普通に振ることができました。

頼りないところもなく、タイミングはすぐに整えられました。



構え感
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。

『MAX』という名前があるので、かなりの大顔で構えづらいんじゃないかと思っていたのですが、そうではありませんでした。

違和感などもなく、普通に構えられました。

見とれるようなこともなく、次から次へと泉のように、いいイメージが浮かんでくるということもなかったのですが、苦手意識も芽生えず、淡々と構えられました。

トップラインの厚みや、グースの利きも見られますが、極端ではないのがいいです。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、まずまずでした。

見た目からくる印象よりは、柔らかい感じがしますが、『ソフトフィーリング』というほどではないですし、『乗っかり感』もありません。

マイルドな打感といえなくもないですが、『芯』のない感じで、ちょっとボヤけた印象をもちました。

手に嫌な衝撃が残ることもなく、大きな不満はありませんが、私がアイアンに求めたいフィーリングではありませんでした。

しかし、こういったフィーリングが機能性アイアンの個性といえるような気もします。

『コントロール』よりも『ディスタンス』にこだわるのであれば、このような打感のほうが自然といえるのかもしれません。

アイアンによっては、一球打っただけで、そのあまりのグッドフィーリングから、思わずスキップしてしまったこともありますし、打席の周りが暖かい空気に包まれたような感覚になったこともありますが、今日はそういったことは全くありませんでした。

いい意味でいえば、『平坦』といいますか『常温』といえるような気がします。

逆の意味でいえば、『感情を揺さぶらない打感』といえるのかもしれません。

『球の乗っかり感』は無く、『弾き感』のあるアイアンです。



トゥ側
球はあがりやすくて、イージーです。

見た目通り、タフなアイアンではありません。

かなりロフトが立っているように見えたのですが、最近のアイアンはそういった見た目と実際のギャップのあるアイアンが多くなりました。

『出球のイメージ』が合いづらいアイアンが多くなりましたが、そういったことを気にされない方も多いのだと思いますし、『出球のイメージ』よりも『トータルの飛距離』が重視される時代になったのかもしれません。

かなりのイージー系アイアンに見えたのですが、ソールが広すぎないからでしょうか?

一球目からダフることなく、いい感じで打っていくことができました。



バックフェース
『安定性』は高く、かなりイージーです。

ポケキャビとフルキャビを足した易しさといったらいいでしょうか?

完全にオートマ系アイアンです。

打点のブレにも寛容で大らかさがあります。

やや軽量タイプですが、シャフトが頼りないものではなく、適度なしっかり感もあるので、易しさがアップしているのかもしれません。

高い確率で、ハイドローが自然に出ました。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れています。

弾く感じもありますし、2番手以上の距離を易しく、そして確実に稼いでいけるアイアンです。

この飛びは、過去のモデル(M5やM6)と変わりません。

今は飛び系アイアンが多くなりましたが、その『最大飛距離』は、ある程度落ち着いたような気がします。

このアイアンを『7番アイアン』と考えると、すごくよく飛びますが、ロフト通り『5番』として考えると、『普通』です。

以前も書きましたが、アイアンの飛距離は、メーカーが何番と刻印するかで決まるといっても過言ではないのではないでしょうか?

そういったことを、今の多くのゴルファーが感じ取っていると思いますし、このようなアイアンで打っていて、『飛ぶ』という感覚は、ディスタンス系アイアンが出始めの頃よりは希薄になっているような気がします。

このアイアンを『5』と刻印して売ると、飛距離では普通になってしまいますが、大きな利点もあります。

それは、昔の5番アイアンとは比べものにならないほどあがりやすくなっていて、安定性も高いということです。

これは大きな進化といえます。

最近はアイアンのロフトが立ちすぎてしまって、アイアンの本数を少なくしておられる方が多くなってきたように思いますが、ウッド系のクラブよりもアイアンのほうが好きな方は、『適正ロフトで適正な刻印』がされているアイアンが登場すると、アイアンの本数を増やしていけるのではないでしょうか?

そのようなことを、このアイアンの放つ弾道を目で追いながら考えていました。



操作性
『操作性』という点では、どちらかというと『オートマ性』が勝ってしまうので、敏感に反応する感じはしなかったのですが、構えたときにそれほどクセがきつくなかったからでしょうか?

左右に曲げることもできました。

小さい幅ではありましたが、曲線を描いて打つことができました。

少し大顔に見えましたが、『ラージサイズ』というよりは『セミラージサイズ』といっていいと思いますし、球のつかまりが良くて、扱いづらいタイプではありません。

私はフッカーなのでフック系が自然な感じがしましたが、引っかける不安はありませんでした。

球のつかまりがいいので、普段つかまりきらずに右にフケてしまうことが多い・・・。という方には、かなり易しいアイアンといえるのではないでしょうか?



試打後の感想


ヒール側
テーラーメイドらしく、高い機能性のあるアイアンですが、クセがきつくないのがいいです。

高機能ではありますが、近寄りがたい感じで独特の『目がチカチカ』する感じも無く、普通に打っていくことができました。



TaylorMade SIM MAX アイアン
感覚的にといいますか、あくまでも『私の好みの中で』ですが、気持ちが盛り上がることもなく、淡々としていたのですが、苦手意識も芽生えず、普通に打っていくことができました。



TaylorMade SIM MAX アイアン
つかまりの良さと弾道の高さが長所のアイアンです。

『スタンディングロフト』アイアンらしい、飛距離の出るタイプですが、最新モデルではあっても、過去のディスタンス系と比べて、特別よく飛ぶという印象はありませんでした。



TaylorMade SIM MAX アイアン
ディスタンス系アイアンは『飛距離』が魅力ですが、その『飛びすぎ』といったところや『高さ不足』もありますし、アイアンにしては『スピン』がやや足りない感じがして、コースでもグリーンで止まらずオーバーしてしまうのでは?と思い、怖くてなかなか使えないのですが、このアイアンはロフトが立っているものの、弾道が高いので、意外とグリーンでも止められるのではないか?と思いました。

しかし、軟鉄マッスルバックのような、あの『めくれるような』弾道ではないので、そこまで期待してはいけないのかな・・・。という思いもありました。



 taylormade sim maxアイアン
『ディスタンス系のイージーアイアン』といっていいと思いますが、これまでの多くのモデルとは違い、クセが抑えられていてフィーリングを邪魔していないのがいいです。

どこかひとつが極端に秀でているとは感じなかったのですが、全体的なバランスはとれています。



TaylorMade SIM MAX アイアン
全体的なバランスがとれているせいか、これまでのものよりも、ややおとなしい印象をもちました。

『トゲトゲ』した感じはなく、どこか『まったり』したところも印象的なアイアンです。



構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

テーラーメイド ゴルフ 直営オンラインショップ
                         
        
                         
      
2020年02月04日
  

テーラーメイド SIM MAX ドライバー

                 



テーラーメイド SIM MAX ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド SIM MAX ドライバー です。



TENSEI BLUE TM50
シャフトは TENSEI BLUE TM50 です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は54g、トルクは4.4、キックポイントは中調子、クラブ総重量は298g です。



正面
テーラーメイドの新しいドライバーです。

テーラーメイドはここ数年、年明け早々にニューモデルを発表しています。

前のモデルといってもいいと思うのですが、M6を試打したのが、もう一年前なのかと思うと、早く感じられます。

テーラーメイドのドライバーは派手なデザインが多くて、目を引く物が多いように思うのですが、このドライバーには派手さがなく、落ち着いたデザインでカッコいいです。



側面
ラージサイズでシャロー感のあるヘッドです。

これまでのモデルと変わりません。



ソールの出っ張り
ソールにある、この出っ張りのようなものが目立っています。

これはM6にもありましたが、さらに強調されているように見えます。



ウェイトのようなもの
ウェイトのようなものがあり、これもM6と同じです。

去年のモデルはM5とM6だったので、今年はM7とM8かと思っていましたが、違うようです。



SPEED INJECTED
ソールには溝のようなものがありますが、これまでのように深くはありません。

テーラーメイドといえば、やはりRBZのイメージが強いですが、常に進化していて、深くする必要はないということなのでしょうか?



溝の深さ
こうして見ても、溝の深さはかなり浅いです。

強度的な問題があるのかもしれません。



AERO DYNAMIC SOLE DESIGN
AERO DYNAMIC SOLE DESIGNという文字があります。

特別なソール形状のようです。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。



STD LOFT
試打するのは、このSTDのポジションです。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインは前と変わりません。



TWIST FACE
トゥ側に『TWIST FACE』の文字があったので、前のフェースをそのまま採用しているようです。



フェース下部のビス
フェース下部には2本のビスがあります。

M6は赤でしたが、このモデルは青です。

色に意味は無いと思いますが、イメージカラーが変わったのかもしれません。



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドですが、こうして見ても、ソールの膨らみが目立ちます。

前のモデル(M6)よりも、極端です。

なんと言いますか、『受け口』といいますか、顎が出ているように見えます。

この形状を見ながら、構えたときに邪魔にならなければいいな・・・。と思いました。



顔
そう思いながら顔を見たのですが、見事なまでに隠されていて、全く違和感はありません。

これまで通りの『テーラー顔』です。

どちらかというと『逃がし顔』というよりは『つかまえ顔』に見えますが、極端ではありません。



カーボンコンポジット
クラウンの大部分がカーボンコンポジットなのもお馴染みです。

これは『M1』から続いています。

もう『純白』のヘッドは登場しないのでしょうか?



SIM
SIMとはどういう意味でしょうか?

SIMというと、『格安SIM』を思い出しますが、このドライバーの場合は違う意味だと思います。



装着されているグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングで好感が持てます。

調整機能付きだからだと思いますが、バックラインはありません。

私はバックラインが無いほうが好きですが、バックライン有りを好まれる方には、やや物足りないかもしれません。



振り感
素振りをしてみると、これまで通りといいますか、特別変わった感じはしません。

この『やや軽』が、今の標準スペックといっていいように思います。

今人気の三菱ケミカルTENSEIが挿してありますが、このシャフトが純正なのでしょうか?

それとも、このシャフトはカスタムで、違うシャフトが純正として用意されているのでしょうか?

ちょっと前まで、テーラーメイドのクラブはヘッドに力を入れすぎて、シャフトは置き去りになっているような印象がありました。

ヘッドのもつポテンシャルにシャフトが追いついていないと思うことがよくあったのですが、最近は違うようです。

軽量感もあり、シャフトも軟らかいですが、頼りない感じはなく、すぐにタイミングを整えることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じです。

これまで通り、違和感なく普通に構えられました。

いい意味で、『感情の起伏』がない構え感といったらいいでしょうか?

見とれてすごくテンションがあがるということも無い代わりに、特にマイナス的なところもありませんでした。

淡々としながら、イメージを描いていくことができました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は好感が持てました。

前のモデルのM6と同じようなフィーリングです。

すごくソフトというほどではないのですが、嫌な衝撃が残らず、気持ちよく打っていくことができました。

『サクサク』打てちゃう感じです。

程よい手応えがあり、これは『テーラーフィーリング」といっていいのかもしれません。



打球音
『音』もはっきりしていますが、高すぎず大きすぎず、邪魔をしません。

無難な音です。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、9度ということもあり、やや低めのライナー系の球が出やすいです。

タフであがらないということはないですが、結構しっかりしたスペックに仕上がっています。

『リアル』では、確実に『きっちり9度』ではないと思いますが、高~い放物線を描くタイプではなく、ライナー系で強い球が打てるドライバーで、こういうタイプは好きです。

ヒッター向けのドライバーだといっていいと思います。



バックフェース
『安定性』は、かなり高いです。

球はよくつかまってくれますが、つかまり過ぎて左に曲がるということもなく、ほぼ真っ直ぐに飛んで行ってくれました。

右にコスる感じもなく、フェースが自動的につかまえてくれる感じ・・・。といったらいいでしょうか?

これぞ『TWIST FACE』の真骨頂といっていいのかもしれません。



飛距離性能
初速も出ていて、飛距離性能も高いです。

ルールギリギリの反発性能なのか分かりませんが、弾きがいいです。

『フェースの接触時間』がとても短いように感じられます。

曲がりが抑えられていて飛距離性能は高いですが、正直前のモデルのM6と大きく変わらないような印象をもちました。

それは、このドライバーの性能が低いのではなく、M6がそれだけ優れているということです。



操作性
『操作性』という点では、直進性が高くて、なかなか思うようには曲げられませんでした。

かなり極端にやってみたのですが、大きく曲げるのは難しいです。

球のつかまりがいいので、どちらかといえばドロー系が打ちやすい印象をもちました。



試打後の感想


ヒール側
このドライバーで一番強く感じたのが、『直進性の高さ』です。

昔、『異型』が流行ったときに『トライアングルヘッド』を試打したことがあるのですが、そのトライアングルヘッドの直進性を思い出しました。



TaylorMade SIM MAX ドライバー
メーカーも、おそらく飛距離よりも直進性の高さを求めたのではないでしょうか?

そう思えるほど、このドライバーの曲がりにくさを感じました。

SLEルールがあるので、飛距離性能には『上限』がありますが、『直進性』はまだまだ高められるのかもしれません。



TaylorMade SIM MAX DRIVER
オーソドックスな顔をしていながら、曲がりにくさは最高レベルにあるとってもいいと思います。

スイートエリアも広いのか、ミスヒットにも動じない、いい意味での『鈍感さ』をもっているドライバーです。



TaylorMade SIM MAX DRIVER
試打したのは9度ですが、もっとロフトが寝ているモデルだと、さらにその直進性が高まるような気がします。

オートマチックタイプのドライバーですが、それはやはり、このソールにある『出っ張り』が大きく関係しているのではないでしょうか?



TaylorMade SIM MAX DRIVER
高い直進性と弾きの良さが際立つドライバーです。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。






テーラーメイド ゴルフ 直営オンラインショップ



                         
        
                         
      
2019年09月24日
  

テーラーメイド New P790 アイアン

                 
テーラーメイド New P790 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド New P790 アイアン の7番 です。



ダイナミックゴールド 120 VSS
シャフトは ダイナミックゴールド120 VSSです。

ロフトは30.5度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は121g、キックポイントは元調子 です。



正面
とても美しい中空アイアンです。


一瞬、タイトリストのアイアンかな?と思ったほどです。


テーラーメイドもカッコいいアイアンをこれまで世に送り出していますが、見た目よりも機能性を重視したアイアンのほうが多いイメージがあるので、そう思いました。


中空らしく、バックフェースがすっきりしています。


見た目はすっきりしていますが、内部にはいろいろな工夫や努力があるのだと思います。


水面を優雅に泳ぐ水鳥といったところでしょうか?


端から見たら優雅でも、水中では必死に足を動かしています。



側面
オーソドックスなタイプです。


形状もそうですし、大きさも標準的です。


ポケキャビなどではラージサイズもよく見られますが、中空タイプでは見かけません。


ゴチャゴチャしていないところがすごくいいです。


トゥ側に『TUNGSTEN』の文字があったので、タングステンが配置されているのが分かりました。


こういう『異材混合』タイプが今は主流ですし、中に空洞部分をもうけることで、いろいろな工夫がしやすいのだと思います。



彫りの深さ
彫りは浅くてシンプルです。


中空の魅力といえば、何といってもマッスルバックのようなカッコ良さがありながら、キャビティと同等の易しさがあるということです。


私は中空アイアンを購入したことがないですが、易しさとカッコ良さの両立を求める方には、理にかなっているといえるのではないでしょうか?



トップライン
トップラインの厚さは普通です。



ソール幅
ソール幅は標準的です。


ウェイトが組み込まれているので、極端なワイドにする必要がないのではないでしょうか?


トゥ側とヒール側のソール幅には大きな差は見られません。



ソールの溝
ソールには溝があります。


この溝を見ただけで、テーラーメイドのアイアンだと分かります。


もう何年も採用され続けていますが、それだけ効果があるということなのではないでしょうか?


ただ、私は未だに、この溝の効果を実感できていません。



ネック長さ
ネックは少し短く見えましたが、今のアイアンの中では普通といったところでしょうか?



FORGED
ホーゼルには『FORGED』の文字があります。


一時期ステンレス系のアイアンが多く見られましたが、今はフォージドアイアンも多くなりました。


それだけ多くのニーズがあるということではないでしょうか?


一口に鍛造といっても、いろいろとありますし、『フル(ヘッド全て)』の鍛造もあれば、ヘッドの一部分だけ鍛造ということもあります。


このアイアンの場合はどうなのでしょうか?


フォージドだからそれでいいということではないですが、魅力的であることは事実です。


テーラーメイドのアイアンはステンレス系のイメージが強いですが、このアイアンが全て軟鉄であれば、購入後もライ角やロフト角を微調整できるということになります。


もしそうであればとてもいいことで、その人に合ったクラブになりますし、長く使っていくことができます。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは見られません。


ごく普通の見慣れたフェース面です。


こういったところは、『大量生産』っぽいところが出ています。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングで、好感が持てます。


しっとり感もあって、優しく手に馴染みます。



振り感
素振りをしてみると、適度な重量感もあって、いい感じです。


先が暴れることもなく、しっかりとしています。


『動きすぎ』を気にしないでいいので、気持ちよく振っていくことができました。


素振りをしながら、いいイメージが湧いてきましたし、いわゆる『上がり系』のアイアンでないことが判りました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、好感が持てました。


こうして構えていると、テーラーメイドのアイアンではないようです。


『テーラー顔』ではありませんでした。


クラシカルな顔をしていて、懐かしさがあります。


少しグースが利いていますが、気になることはありませんでした。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで、いい意味で意外でした。


最近は中空アイアンを試打する機会が増えてきましたが、ここまで打感がソフトなのは、なかなか出会えません。


中空らしい、『薄い打感』ではあったのですが、『ガツーン』とくることもなく、ソフトでした。


このソフトな打感を感じながら、以前試打したことのある、タイトリストのユーティリティアイアンを思い出しました。


私は中空タイプのアイアンで、タイトリストの712U ユーティリティアイアンの打感が一番好きなのですが、このP790 アイアンは、それに匹敵するほどのグッドフィーリングです。


正直打つ前は、打感に期待をしていなかったのですが、いい意味で期待を裏切られ、このアイアンへの興味がどんどん湧いてきました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、中空らしい親しみやすさもありますが、どちらかといえばヒッター向けのアイアンだと思います。


誰にでもあがるようには設計されていません。


ある程度重量感もありますし、HSは40後半以上の方に合いやすいのではないでしょうか?


キャビティアイアンを普段使っておられる方でも、ハーフキャビティを使っておられる方が易しく感じやすいアイアンだと思います。



バックフェース
『安定性』は、まずまずです。


こうして見るとマッスルバックのように見えますが、見た目以上に大らかで易しくなっているところがいいです。


シビアなタイプではないですが、ワイドスイートエリアではないので、ある程度正直なところもあります。


とはいっても、今は『大らか過ぎる』アイアンが多いので、そういったタイプが苦手だという方には、ちょうどいい易しさといえるのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は、今時のアイアンらしく、結構飛ぶ感じがしますが、全体的に見れば普通といえるでしょうか?


打ち出しが高く、速さもあります。


しっかりとキャリーを稼ぐこともできました。


ディスタンス系とノーマル系の中間くらいといったところにいるような気がします。



操作性
『操作性』は、いい感じです。


左右へも同じように反応してくれました。


球の乗っかり感は無いですが、扱いづらいアイアンではありません。


安定性と操作性でいえば、どちらかというと操作性のほうが勝っているような気がします。



ヒール側
中空らしい落ち着いたデザインで、これまでのモデルと同じで大きな違いはないのかな?と、打つ前は思っていました。


しかし、違うところもありました。



TaylorMade P790 アイアン
打感がいいです。


ソフトなフィーリングを楽しむことができました。


球を打つ度、心地良い打感が手を包みます。



TaylorMade P790 アイアン
それが、このアイアンの一番強く印象に残ったところです。



TaylorMade P790 アイアン
ヘッド内部には、おそらくたくさんの工夫がされていると思いますし、ウェイトも配置されていますが、それによる『にごった感じ』は無く、クリアなフィーリングを楽しむことができました。


メーカーも、この打感に力を入れているのではないでしょうか?



TaylorMade P790 アイアン
機能性を最優先し、フィーリングは後回しになっているという印象が、テーラーメイドにはありますが、このアイアンは違う印象をもちました。


先ほども書きましたが、タイトリストのアイアンとイメージがダブるところがありました。



TaylorMade P790 アイアン
飛距離が他のアイアンと比べても、かなり秀でているとか、曲がりにくいと感じるほどの高い安定性があるというタイプのアイアンではありません。


出過ぎたところが無く、全てにおいてバランスがとれているアイアンです。


私は中空タイプのアイアンを購入したことが無いですし、これからも購入する予定はありません。


私の周りでも、中空を購入したけど飽きてしまって、普通のアイアンに戻した人がいます。


アイアンの好みは人それぞれですが、このアイアンは結構長く楽しめるのではないかな?と思いました。
                         
        
                         
      
2019年07月17日
  

テーラーメイド MILLED GRIND HI-TOE ウェッジ (52°)

                 
テーラーメイド MILLED GRIND HI-TOE ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド MILLED GRIND HI-TOE ウェッジ の52度 です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは52度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子 です。



正面
カッパー(銅)の雰囲気が美しい、テーラーメイドのウェッジです。


以前、58度を試打したことがあるのですが、今日はロフトが52度ということで、改めて試打してみることにしました。



側面
形状的にはオーソドックスなタイプです。


58度を試打したときに感じた、何ともいえない雰囲気はありませんでした。


このウェッジは『CARBON STEEL』ということを、以前試打して知っているのですが、テーラーメイドといえばステンレスのイメージが強いです。


ウェッジ好きの私としては、カーボンもいいですし、カッパー(銅)には特別な思い入れがあります。


初めて使ったのは『J's』のウェッジだったのですが、その何ともいえない柔らかい打感のおかげで、すごく感性が磨かれたような気がします。


『押し』一辺倒でなく、『引き』というものがあるのを知ったのも、確かこのウェッジを使ってからだと思います。



ビリヤード
ビリヤードをされる方には理解していただけると思うのですが、キューで球を突くときはボールの上を突く『フォローショット』と、下を突く『ドローショット』、そして中心を突く『センターショット』の3つに分けられます。


もちろん、左右を入れたらもっと撞点(突くポイント)は増えますが、『上中下』が基本ですし、だいたい7割くらいは、この3つでポジションプレーはできます。


そのドローショット(引きのショット=引き球)を、カッパーウェッジを使っていたときに思い出したことを覚えています。


それくらい、柔らかい打感が魅力です。


いい意味で、『ボールに当たり負けしてくれる』ような打感といったらいいでしょうか?


飛距離を出す為のドライバーなどは、ボールに当たり負けしてしまうと、距離もロスしてしまいますし不満も残りますが、距離を出す必要がない、もしくは距離を出しすぎてはいけないウェッジでのコントロールショットは『当たり負けするくらいがちょうどいい』といえるのかもしれません。


この当たりの『柔らかさ・優しさ』が絶妙な距離感を導き出してくれます。


『銅』というよりも、『アルミの柔らかさ』を求めていた時期もありました。


『理想のイメージ』としては、両手に乗せた『ひよこ』を優しく地面においてあげて、ひよこがゆっくり歩きだしていけるように送り出す感じ・・・。といったらいいでしょうか?


それくらいスローなイメージでアプローチできれば、どんなピンポジションでも全く怖くないな・・・。と、よく思っていましたが、技術が未熟で感性の鈍い私は未だにできていません。


アプローチグリーンでアプローチの練習をするときはいつも『テーマ』を決めているのですが、楽しむことはできても、全て思い通りにはなりません。


いつも『気づきの場』であり、『勉強の場』になっています。



ソール幅
ソール幅はノーマルです。


ロフトが52度ということで、AWという認識でいいと思うのですが、そのせいでしょうか?


トゥからヒールにかけて、大きく絞り込まれていません。


ほぼストレートといった感じです。


ソール形状も『平ら』というよりは、微妙に丸みを帯びています。



スルーボア
リーディングエッジとトレーリングエッジに大きな削りは見られません。


58度のモデルはもっと大きな削りが見られました。


58度同様、この52度もスルーボアタイプであることが分かります。


以前試打したときに、このスルーボアにする大きな理由は見いだせなかったのですが、それは私の感性が未熟だからかもしれません。


感性の鋭い方は、スルーボアの長所をはっきりと感じ取られるのかもしれません。



ソールの溝

ソールの溝
ソールには溝があり、はっきりと分かります。


これも以前見ました。


私はフェース面を、ストレートだけでなくカットに使うことも多いので、このように水平ではなく、斜めでもいいのかな?と思いますが、真っ直ぐだったからといってカットで打ちづらくなるということありません。


ソールが跳ねたり突っかかったりすることもなく、スムーズに振り抜ければそれでいいです。


私はウェッジのソールを見ていて、『滑るスピード』といいますか『抜けるスピード』をイメージすることがあります。


このウェッジの場合は、『なかなかの速度』で滑ってくれそうな予感がします。



ネック長さ
ネックの長さも適正で、ストレートタイプなのが分かります。


ここ数年テーラーメイドのアイアンは、ショートネック・グースタイプ・ラージサイズ・ステンレスといったものが多かったのですが、やはりモデルによっていろいろと変えてきているのだな・・・。と思いました。


私たちユーザーの幅広いニーズに応えてくれているのだと思います。



CARBON STEEL
58度同様、ホーゼルには『CARBON STEEL』の文字がありました。


炭素鋼は安価でありながら、ゴルフクラブにはとても適した素材です。


昔、TVで『純金のゴルフクラブ』を見たことがありますが、高価すぎるというだけでなく、実戦には向かないだろうな・・・。と思ったことを覚えています。



3つの凹み
ソールには、この3つの凹みがあります。


これも前に見たことがあります。


どのような意味があるのか分かりませんが、メカニカルな感じでとてもカッコいいです。



ミーリングあり
58度とは違い、この52度はオーソドックスなフェース面です。


58度はフェース面のほぼ全てにスコアラインがありましたが、この52度は違います。


それは58度と52度ではフェース面の使い方も変わってくるということなのでしょうか?


確かに58度はカットに使うことも多いですし、その分、打点がトゥ寄りに集まりやすくなりますが、52度はそこまで極端な使い方をしないので、そのようになっていないのかもしれません。


同じモデルなので、このような違いはないだろう・・・。ロフトが違っても、このHI-TOE ウェッジは独特なフェース面なのだろうと思っていたので意外でした。


しかし番手(ロフト)毎に役目や使い方も変わってくるので、こういった設計にしているのは、さすがテーラーメイドだな・・・。と思いました。


52度のウェッジでは、あの独特な形状は不要ということなのではないでしょうか?


フェース面には細かなミーリングがあり、これは予想通りでした。


細かではありますが、指で触れてみるとザラザラ感がありました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはベルベットタイプで、最高です。


細かなフィーリングを出していくには最適なグリップです。


クラブ(この場合は主にヘッドのみ)の直接の性能とは関係ないですが、このグリップが挿してあるだけで好感度もあがります。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じです。


58度では正直違和感があったのですが、この52度は全く無く、スッと自然に構えることができます。


海外メーカーらしく『洋顔』のウェッジです。


ヒール側がキュッと絞り込まれているのがいいです。


こういう顔をしたウェッジはフェースを開閉するイメージが出しやすいです。


ストレートタイプなので、さらに魅力が増します。


グースネックタイプを好まれる方には、あまり魅力的ではないかもしれません。



開きやすさ
フェースも開きやすいです。


特に邪魔するところもなく、自然に開閉できました。


フェースを回しやすいソール形状のおかげだと思います。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じです。


すごくソフトという感じではなかったのですが、『球当たり』もいいですし、乗せて運ぶ感覚が味わえました。


ミーリングのおかげなのか、適度な食いつき感もありました。



スピン性能
『スピン性能』は高く、よく止まってくれました。


AW(52度)は、SWほど止める性能がシビアに求められることはありませんが、程良く止めてくれました。


小気味いい感じ・・・。といったらいいでしょうか?


ダラダラとスピンがほどけながらようやく止まるというのではなく、メリハリが利いている感じです。


これがずっと安定していたら実戦でも計算がたちやすいですし、頼もしいだろうな・・・。と思いました。



トゥ側
球も拾いやすく、出球の高さも適正です。


このような優れたウェッジを試打していると、改めて52度というロフトは『アプローチウェッジ』という名前がピッタリだと思います。


ずっと昔のセッティングでは、PWの次はSWでした。


AWはありませんでした。


尾崎将司選手がPWとSWとの間に『PS(ピッチングサンド)』というものを取り入れ、それが瞬く間に広がり、今では常識となりました。


BSでは『PS(ピッチングサンド)』ですが、他のメーカーでは『AW(アプローチウェッジ)』であったり、単に『A』と表記されるようになりました。


しかし、今はこういった表記もあまりされなくなり、ロフトだけが表示されているものが多くなりました。


クラブ毎の名称はあまり意味をなさないのかもしれません。


しかしアイアンは今でも数字(7番アイアン等)で呼ばれていて、ロフトでは呼ばれませんが、いつかは32度アイアンとか、36度アイアンといった感じで呼ばれる日が来るような気もします。



バックフェース
『安定性』は普通といったところでしょうか?


特別易しくなっているようには思いませんし、かといってシビアという印象もありません。


これくらいがちょうどいいような気もします。



距離感
『距離感』はとても出しやすいです。


構えやすくて、出球のイメージが出やすかったというのもありますし、『ボールの乗り』がいいので、フェースに乗せて運ぶ感覚で送り出していけました。


この安心感といいますか、微妙に調整できるのは大きな魅力です。



操作性
『操作性』も高く、扱いやすいです。


ウェッジ好きの私にはたまらない時間です。


SWほどフェースを大きく開閉して使うことはありませんが、いろいろと遊ぶことができました。


ボールもよく止まってくれるので、実戦でもアグレッシブに攻めていけそうです。



ヒール側
以前試打した58度と違い、オーソドックスな顔だったのが、とても意外で一番印象に残りましたが、全体的にとてもバランスがとれていて優れたウェッジだと思いました。



テーラーメイド ミルド グラインド ハイトゥ ウェッジ
『打感』などのフィーリングは『最高』とまではいかなかったのですが、特に大きな不満もなく、楽しんで試打することができました。



TaylorMade MILLED GRIND HI-TOE WEDGE
今日は試打しながら、


どうしてスルーボアになっているのだろう?スルーボアの良さをつかんでみよう・・・。


と思っていたのですが、それができず、球数をこなしていくうちに忘れてしまいました。


純粋に試打だけを楽しみました。



TaylorMade MILLED GRIND HI-TOE WEDGE
『銅タイプ』のクラブの良さとして、まず思いつくのが『使い込めば使い込むほどいい味を出す』ということです。


普通、ゴルフクラブは未使用の状態が一番美しいと思うのですが、全てがそうとは限りません。


使い込んでいって、いい意味での『風化』といいますか、時間と歴史が感じられるような美しさが出てきます。


私はPINGのアンサー2というパターを何年が使っていたのですが、買いたてのときはあまりにも新品過ぎる感じで、早く色が変わっていかないかな・・・。と思っていました。


いい色が出るまでに数年掛かります。


こういったところは、ヴィンテージジーンズと共通するのかもしれません。



TaylorMade MILLED GRIND HI-TOE WEDGE
ギターでいえば、フェンダーのテレキャスターが新品の状態ではなく、何度も練習やレコーディング・ライブを重ねて、よく押さえるところの指板が変色した感じと似ているでしょうか?


指板の材質にもよりますが、この使い込んでのカッコ良さはストラトキャスターやレスポールよりも、テレキャスターのほうがいい味が出ます。


私は昔から、キース・リチャーズさんや、ブルース・スプリングスティーンさんの使うテレキャスターに見とれていました。


試打しながら、そんなことを考えていました。


人と物が同じ時間を共有すれば、その時間が美しい形となって後に残ります。


私たちゴルファーとゴルフクラブは、まさにそんな関係といえるのではないでしょうか?


もちろん、新品には新品の良さがありますが、使い込んでいった物には新品のときには決して出せない味があります。



TaylorMade MILLED GRIND HI-TOE WEDGE
58度のモデルは正直、私の好みではなかったのですが、この52度はいい感じでした。


すごくシンプルというよりは、ところどころにいろいろな工夫がされていて、それが邪魔をしていないといいますか、嫌みになっていないところがいいです。


普段通り、リラックスして打つことができたので、また試打してみたいと思いました。

                         
        
                         
      
2019年05月29日
  

テーラーメイド MILLED GRIND ウェッジ

                 
テーラーメイド MILLED GRIND  ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド MILLED GRIND ウェッジ です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは58度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200、トルクは1.7、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は478gです。



正面
テーラーメイドのカッコいいニューウェッジです。


先日HI-TOEというウェッジを試打しましたが、このウェッジはまた別のタイプです。


HI-TOEは『カッパー(銅)感』がありましたが、このウェッジは見慣れた感じのメッキタイプです。


テーラーメイドは世界的なゴルフクラブメーカーですが、ウェッジの印象はそれほど強くありません。


もちろん良くないということはないですし、これまでも素晴らしいウェッジにたくさん出会ってきたのですが、クリーブランドやタイトリスト(ボーケイ)・キャロウェイ・ピンなど、海外のライバルメーカーと比べると、ウェッジの存在が薄いような気がします。


しかし、それは逆を言えば、それだけドライバーやFW・UTが充実しているといえるのかもしれません。



側面
シンプルな形状です。


テーラーメイドのアイアンはポケットタイプやラージサイズのイメージが強いですが、ウェッジは、このようなシンプルでオーソドックスなイメージがあります。


こうして見ても、やはり『クール(COOL)』なクラブだな・・・。と思いました。


どういうことかといいますと、クラブのもつ『温度』ということです。


もちろん、実際に触った温度ということではなく、全体的な雰囲気などから感じる温度です。


同じウェッジでも、クリーブランドやボーケイは何となく『あたたかい(WARM)』印象をもつことが多いのですが、テーラーメイドのウェッジは昔からクールといいますか、やや温度が低い印象があります。


それは『善悪』とか、その製品の『優劣』ということではなく、なぜかそう感じることが多いです。


なぜそう感じるのか私もよく分からないのですが、昔からの印象は変わっていません。



MILLED GRIND キャビティ
シンプルな形状ですが、完全なフラットバック構造ではありません。


中央付近は少し凹んでいます。


以前試打したことのある、キャロウェイのアイアンを思い出しました。


その溝といいますか凹んだ部分にある『MILLED GRIND』の文字が映えています。



MGマーク
トゥ側にはMGというマークがあって、どういう意味なのかな?と思いましたが、これはミルドグラインドのことだと分かりました。


これは以前試打したHI-TOEウェッジにも見られました。


これからテーラーメイドのウェッジは、このMILLED GRINDでいくのでしょうか?



ソール幅
ソール幅は標準的です。


今はワイドなタイプも多いですが、このウェッジはワイドというほどではありませんでした。


かといって、先日試打したウェッジのような『ナロー』でもありません。


こうして見ていても、ソール全体の微妙な丸みが分かりますし、ソールに溝のようなものもあるのが分かります。


これもHI-TOEで見られました。



スルーボア
HI-TOEと同じように、スルーボアのように見えます。


実際のところはどうなっているのか分かりませんが、やはりスルーボアを採用しているのでしょうか?


スルーボアはキャロウェイのビッグバーサの印象がとても強いですが、このウェッジの場合はどうなのでしょうか?



ヒール側の削り
ソール全体の丸みも目立ちますし、このヒール側の削りもよく目立っています。


バンスは多少あってもいいですが、代わりにヒール側が削られていると、構えたときにフェースを回しやすく(開閉しやすく)なります。


それはヒール側(といいますかネック側)を支点にフェースを開閉するからです。


このウェッジはそういったところにも配慮されて作られているのではないでしょうか?


オートマチックタイプのウェッジでは、あまり見られない削りです。



CARBON STEEL
ホーゼルには『CARBON STEEL』の文字があり、軟鉄だということが分かりました。


見た目の印象は違っていてもHI-TOEと同じです。


ヘッド全体の形状もいいですし、カッコいいですが、また違う仕上げがあってもいいのかな?と思いました。


今はメーカーによっては、そのウェッジの材質はもちろん、メッキ仕上げまで、すごくこだわって作られているものがあります。


そういったウェッジを手にすると、すごく贅沢だな・・・。と思うことがあるのですが、このウェッジにはそういったことを感じませんでした。


好感は持てましたが、テンションがすごくあがるということはなく、このウェッジと同じように、こちらも『クール』でいられました。


一口に『軟鉄』といっても、いろいろな質感があるんだな・・・。と思いました。


いかにも繊細で柔らかそうな質感のものもあれば、それとは逆のものもあります。


このウェッジは後者のほうです。


やや大味な感じがします。


ゴルフクラブには昔から『ハンドメイド感』のあるものと、『マシンメイド感』のあるものがあり、今は圧倒的に後者が多いですが、このウェッジもそんなタイプです。


好感の持てる形状だとは思いましたが、思わず近くで見入ってしまう・・・。とか、いい目の保養になる・・・。ということはありませんでした。


しかしそれは、このクラブが優れているとか優れていないということではなく、あくまでも私の好みによるものでしかありません。



TaylorMade MILLED GRIND WEDGE ネック長さ
ネックの長さは適度にあります。


テーラーメイドのアイアンはショートタイプが多いですし、ウェッジもそのようなタイプを見たことがあります。


そのウェッジを見て、ネックの長さが足りないな・・・。と思ったことを覚えているのですが、このウェッジはちょうどいい感じです。


ショートネックは好きじゃないけど、かといってロングネックは難しそう・・・。と敬遠される方がいらっしゃるかもしれません。


そういった方にも、このウェッジのネックの長さは好感がもたれやすいのではないでしょうか?


私はショートネックタイプのアイアンやウェッジを見ると、ボールがグリーンに着地してスピンがほどけるイメージが浮かぶことがあるのですが、このウェッジにはそんなことはありませんでした。


しっかりと芝をキャッチしてグリーンに止まってくれそうです。



細かなミーリングあり
フェース面には細かなミーリングが見られ、指で触れてみるとザラザラ感がありました。


強烈なザラザラ感ではなく、サンドペーパーの目の細かなタイプを触っているような、『微妙なザラザラ感』です。


これもメーカーの計算のうちに入るのではないでしょうか?


先日試打したHI-TOEはフェース面の、ほぼ全てにスコアラインが入っていましたが、このウェッジは違うオーソドックスなタイプです。


人によって好みが分かれるところだと思いますが、私はこちらのほうが好きです。



オリジナルグリップ
微妙なフィーリングを出していきたいクラブであるウェッジに最適なグリップが挿してありました。


ツアーベルベットです。


ソフトなフィーリングはもちろんですが、このなんともいえない『しっとり感』がたまりません。


こちらのイメージを最大限にクラブに伝えてくれるグリップといっても過言ではありません。


見慣れた『TaylorMade』のロゴも、いつも以上にカッコ良く見えます。



構え感
ボールを前にして構えてみると、すごく好感が持てました。


私好みのストレートタイプです。


この構えやすさは最初から予想していましたが、改めていいな・・・。と思いました。


今はセミグースタイプも多いですが、このウェッジはストレートで大きさもちょうどいいです。


ボールとの『大きさのバランス』がしっかりとれています。


最近ではあまり見ないのですが、『少し逃がすイメージ』が出しやすいのもいいです。


私は『カット』に使っていきたいタイプなので、この顔はすごく好きですが、『つかまえ系』の顔を好まれる方や、グースタイプを好まれる方には、好感が持たれないかもしれません。


ラージサイズを好まれる方にも、あまり好感度が高くないかもしれません。


私は『大好物』なので、すごく安心できましたし、いいイメージが湧いてきました。



開きやすさ
フェースも開きやすいです。


こうして開いて構えても、ソールのどこかが当たって不自然だと感じるところがありませんでした。


このウェッジは結構バンスがあるように見えたのですが、それが邪魔に感じることはなく、自然に開いて構えられました。


こういったソール形状の工夫も、今はすごく進歩していっているのは間違いありません。


今はソールの工夫が見られないウェッジを探すほうが難しいです。


各メーカー、それだけソールに力を入れているのではないでしょうか?




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで、とても良いです。


『球触り』がいい・・・。といったらいいでしょうか?


ソフトタッチを楽しめるウェッジです。


『球の乗っかり』もいいので、乗せて運ぶ感覚がもてました。



スピン性能
『スピン』も安定して、よく掛かっていました。


『激スピンタイプ』ではないですが、この高い安定性は武器になるような気がします。


計算がしやすいので、実戦向きといえるのではないでしょうか?



トゥ側
球も拾いやすくて易しく感じました。


グースタイプを好まれる方は、多少潰し気味に入れて低く出していくイメージを出したい方が多いと思うのですが、私はどちらかというと、『フワッ』というイメージが欲しいですし、多少ボールが沈んでも何とか先で拾っていてピンに絡めていきたいと思っています。


なので、このようなストレートタイプは易しく感じます。


こういったところも、かなり好みが分かれるところだと思いますが、私は大好きです。



バックフェース
『安定性』という点では、ラインも出しやすいですし、特別難しく感じるところはありませんが、今のウェッジでいえば『普通』といえるでしょうか?


『易しさ』。いわゆる『ミスヒットに対しての寛容さ』という点では、キャビティタイプのウェッジには敵わないかもしれません。


そういった意味では『大らか』なタイプとはいえないのかもしれませんが、『昔ながら』といったところもあるので、特別ハードルが高いタイプでもないですし、親近感をもたれやすい方も多いのではないでしょうか?


ソールが跳ねる感じもなく、よく滑ってくれたので、イージーだな・・・。と思いました。


何も細工をすることなく、このまま実戦投入できそうです。



距離感
『距離感』はとても出しやすくて、好感が持てました。


構えやすさやタッチの出しやすさはもちろん、ソールがスッと滑ってくれるところもいいです。


出球の高さのイメージがバッチリ合うので、落としどころをかなり絞り込むことができました。


こういうウェッジだと、練習が楽しくなります。



操作性
『操作性』もかなり高く、いろいろな球で遊ぶことができました。


転がすのはもちろん、ロブ系のショットも易しいです。


アプローチのときに、その距離や状況によってクラブを変える方もいらっしゃいますし、なるべく一本のクラブで対応するという方もいらっしゃいます。


私は前者のタイプですが、後者の方もたくさんいらっしゃると思います。


そういった方々にも、是非このウェッジを試していただきたいです。


かなり使い勝手がいいので通常のショットはもちろん、グリーン周りでも『手の延長』として機能してくれるのではないでしょうか?



ヒール側
最新のウェッジで、いろいろな工夫がされています。


こういったところはテーラーメイドらしいところですが、その工夫が邪魔になっていないのがいいです。



TaylorMade MILLED GRIND WEDGE
あくまでも構えた感じやタッチなどは王道をいきながら、その『補助』となる最新の工夫がされています。


クラブの機能といいますか、その工夫が全面に出過ぎてしまうと、逆にデメリットになってしまうこともあります。


まずはフィーリングを最優先すべきであって、それを補う意味で、いろいろな工夫がされて活きてくるのだと思いますが、このウェッジはそのバランスがとれていました。



TaylorMade MILLED GRIND WEDGE
テーラーメイドのクラブ(特にアイアン)は、機能性ばかりが前に出すぎてしまって、肝心のフィーリングが犠牲になっていると感じることが正直ありました。


しかし、このウェッジはそんなことはなく、フィーリングを出すことができました。


フィーリングの出せないウェッジは実戦で使うのはとても怖いですが、このウェッジだとすごく安心できそうです。



TaylorMade MILLED GRIND WEDGE
全体的な質感は、正直もうひとつだったのですが、使いづらさは無かったので、好感がもてました。


テーラーメイドのウェッジに、これからも期待していきたいです。

                         
        
                         
      
2019年05月14日
  

テーラーメイド M GLOIRE レスキュー

                 
テーラーメイド M GLOIRE レスキュー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド M GLOIRE レスキュー の4番 です。



Speeder Evolution TM
シャフトは Speeder Evolution です。

ロフトは21度、クラブ長さは42.75インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は50g、キックポイントは先中調子 です。



正面
テーラーメイドグローレシリーズの新しいレスキュー(ユーティリティ)です。


先日、フェアウェイウッドを試打することができましたが、今日はこのハイブリッドです。


今はゴルフクラブメーカーがたくさんあり、何となくですが、『人の温かみ』といいますか、人間的でどこか温かい感じのメーカーもあります。


対して、そういったものとは全く無縁で、『機械的』で温かみはなく、むしろ『冷たい』といいますか、『血の通っていないマシン』のように感じられるメーカーもあります。


テーラーメイドは後者のほうです。


温かみが感じられないといっても、それは優れていないということでは全くなく、クラブから感じられる『感覚的な表面温度』といったほうがいいかもしれません。


ハンドメイド感は全く無く、海外で大量生産されているからなのかな?と思いましたが、詳しいことは自分でもよく分かりません。


いつかメイドインジャパンで精度の高いテーラーメイドを見てみたいですが、それは叶わないような気がします。



側面
大きさや形状は標準的ですが、このデザインが個性的です。


一目でグローレと分かります。


それだけ、グローレが一般化してきたように思います。


グローレというブランド誕生時はもっと高級感・エグゼクティブ感を打ち出していたように思いますが、今はずいぶんと親しみやすさが感じられるようになりました。



ネック長さ
ネックの長さは標準的ですが、調整機能が搭載されていません。


テーラーメイドは調整機能のイメージが強いですが、ブランドというよりはそのモデルによって有り無しが決まっているようです。


これまでのグローレシリーズは調整機能付きの物もありましたが、今回のモデルにはありません。


私は重要視していませんが、テーラーメイドのクラブには全て搭載してほしいというテーラーメイドファンの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?



ソールの溝
ソールには溝があります。


これはおなじみです。



溝の深さ
溝は浅く、FWと同じです。


FWとは、かなり共通点が多そうな感じがします。


今度、機会があれば見比べてみたいです。



ヒール側のウェイト
ヒール側には大きなウェイトがひとつだけ配置されています。


数字は刻印されていなくて、『TUNGSTEN』の文字だけがありました。



顔
オーソドックスな、いい顔をしています。


テーラーメイドのハイブリッドらしい、『テーラー顔』といっていいように思います。


モデルは変わっても、この形状は変わらないようです。



カーボンクラウン
カーボンクラウンが採用されていて、ドライバーやFWと同じです。


このグレーも見慣れてきました。


クラウンの大部分を占めているので、かなり軽量化・低重心化されているのではないでしょうか?


ソールだけでなく、クラウンも機能的な感じがします。


ユーティリティ(ハイブリッド)はドライバーと比べると、ヘッド体積が大きくないので、組み込みたくても組み込めない工夫がたくさんあると思うのですが、このクラブは組み込めるだけ組み込まれているようです。


機能の『ごった煮』といったところでしょうか?



フェース面のデザイン
フェース面はシンプルで美しいです。


以前も書きましたが、今年のモデルはフェースの質感が向上した感じがします。


フェース面はとても微妙であり重要なパーツですが、メーカーによっては細心の注意を払う感じのところもあれば、あまり気を配っていないように思えるところもあります。


テーラーメイドはどちらかといえば、後者の印象だったのですが、今年になってすごく気を配っているようです。


これも、長年の研究の成果でしょうか?



TWIST FACE
トゥ側には『TWIST FACE』の文字があります。


これまでのモデルと共通していますし、これから登場してくるであろうクラブにも採用されるのではないでしょうか?



シャローヘッド
見慣れたシャローヘッドです。


スタンダードシャローといってもいいかもしれません。



オリジナルグリップ
装着されているグリップも、これまで経験してきました。


ソフトなフィーリングで好感が持てます。



振り感
素振りをしてみると、4番のハイブリッドにしては、かなり軽く感じましたが、これがグローレシリーズだからなのかもしれません。


軽量ではありますが、手に負えないほどの軽さではありませんでした。


シャフトは粘るというよりは、『よく動く』タイプです。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じです。


スタンダード感があって、これまでの経験が活かせそうです。


易しさを感じさせますが、変なクセのあるタイプではありません。


ヘッドは白い部分よりも、グレーの部分のほうが多いですが、この顔であれば、白いヘッドを好まれる方にも受け入れられやすいのではないでしょうか?


クセのない形というのもいいですし、ヘッドが大きすぎないのもいいです。


ボールとの大きさの対比もとれています。


これならば、いいイメージが描けます。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、しっかりしているといいますか、やや硬めでした。


ソフトなフィーリングではないですが、このフィーリングもテーラーメイドらしい感じがします。



打球音
『音』は、やや大きめですが高くなく、問題ありません。


この『機械的な』といいますか、はっきりした音を好まれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


正直、私はこの打感と音は、あまり好感が持てませんでした。



トゥ側
球はあがりやすくてイージーです。


ロフトが21度ということは、私の感覚では3番アイアンになるのですが、このような易しくあがってくれるハイブリッドが一般化したのだから、アイアンがどんどん少なくなっているのも当然のような気がします。


ボールの低スピン化が進めば進むほど、アイアンのような重心の浅いクラブは活躍の場を失うのかもしれません。


難しいクラブをあえて使うのではなく、『最初から易しい』クラブを使うほうが合理的で成功率も高まるのは間違いありません。


私がビギナーの頃は、難しいクラブを練習して『打ちこなせるようになった喜び』というものがあったのですが、今のクラブは最初から易しくなっているので、そういった『成長の喜び』というのは感じにくくなってきているのかもしれないですし、今はそういうものはなくてもいいという考え方が一般的なのかもしれません。



バックフェース
『安定性』も高いです。


構えやすいのでラインも出しやすいですし、寛容さも充分持ち合わせています。


球もつかまりやすく、右にフケる球も出づらいです。


シビアさは全く感じませんでした。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じですが、今のハイブリッドの中では平均的から少し優れているくらいかな?と思いました。


すごくよく飛ぶというよりは、易しく飛ばせる性能に長けているように感じます。


フェースの弾きもよく、高めの弾道でしっかりとキャリーを出していけました。



操作性
『操作性』はいい感じですが、今のハイブリッドの中でも普通といった感じがします。


左右にも曲げることはできましたが、あまり極端なことはしづらいタイプです。


装着されているシャフトが、かなり動くタイプなので、暴れすぎないようにすることのほうが重要でした。



ヒール側
テーラーメイドらしい高機能なクラブです。


全体的にとてもバランスがとれているな・・・。と思いました。



TaylorMade M GLOIRE RESCUE
高級感もあってカッコいいクラブですが、決してハードルが高いクラブではありません。


『易しさ』という性能が優れていて、アスリートタイプの方はもちろん、スインガータイプの方にも受け入れられやすいのではないでしょうか?



TaylorMade M GLOIRE RESCUE
テーラーメイドのレスキューと聞くと、私は今でも『下駄履きソール』のイメージが強く残っているのですが、時代は変わり、クラブが大きく進化してきて見られなくなりました。


当時は『接地面積』が少ないほうが、抜けが良くなるだろうという発想だったと思うのですが、時の経過と共に研究が進み、そういった工夫は必要ないと分かったのかもしれません。



TaylorMade M GLOIRE RESCUE
FWやハイブリッドもウェッジ同様、『ソールを使うクラブ』なので、今はいろいろな工夫が見られます。


こうして見ても、芝の抵抗を受けにくく、かなり滑ってくれそうに感じられます。



TaylorMade M GLOIRE RESCUE
このクラブはレスキュー(ハイブリッド)でありながら、先日試打したFWとかなり共通点が多いようなので、今度機会があれば、打ち比べてみたいです。

                         
        
                         
      
2019年04月12日
  

テーラーメイド M GLOIRE フェアウェイウッド

                 
テーラーメイド M GLOIRE フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M GLOIRE フェアウェイウッド の5番 です。



Speeder Evolution
シャフトは Speeder Evolution です。

ロフトは18度、クラブ長さは42.75インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は43g、キックポイントは先中調子 です。



正面
テーラーメイドMグローレのFWです。


昨年ドライバーを試打したのですが、そのときはまだFWが無かったので何故だろう?思っていました。


しかし、今日こうして出会えることができて、とても嬉しいです。


どうしてFWの発売が遅れたのでしょうか?


おそらく、メーカー側の都合だと思いますが、私と同じように首を長くして待っておられた方はたくさんいらっしゃると思います。



側面
シャロー感のあるヘッドです。


テーラーメイドらしい、高い機能性を感じさせるソールです。


シンプルとは真逆で、いろいろなものが付け加えられています。



ウェイト
ヒール側には大きなウェイトが配置されています。


数字が無かったので重さは分かりませんが、TUNGSTENの文字がありました。



ソールの溝
ソールにある、このフェール寄りの溝もおなじみです。


初めて見たときは驚きましたが、今はもうあるのが『常識』のようになっています。


テーラーメイドだけでなく、多くのメーカーが、この溝を採用しています。



浅い溝
ドライバーと違い、かなり浅い溝です。


これは強度と関係しているのでしょうか?


それとも、この浅さがベストという研究結果が出ているのでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは標準的で、ショートということはありませんでした。


ドライバー同様、ネックに調整システムは搭載されていません。


テーラーメイドは調整システムブームの火付け役といったところがあり、これまでも積極的に採用していますが、モデルによって搭載されていないものもあるところが興味深いです。


この角度から見ると、ソールの中央部分が少し凹んでいるのが分かります。


ヤマハのクラブを思い出しますが、こういった工夫はそれほど多くありません。


この凹みには、どういった効果が期待できるのでしょうか?



TWIST FACE
フェース面のトゥ寄りには『TWIST FACE』の文字があり、M3&M4からおなじみです。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインはとてもシンプルです。


これまで、テーラーメイドのフェース面はずっと同じといいますか、ややマンネリ感があったのですが、今年のモデルはいろいろと工夫されています。


このシンプルなデザインも工夫のひとつです。


味気ない感じはしません。



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。


この薄さも今のトレンドといっていいように思いますし、グローレシリーズらしい特徴といえます。



カーボンクラウン
ドライバーと同じ色のカーボンクラウンがよく目立っています。


最初のM1は黒で、今回はグレーなので、いずれ白く塗られるようになって、ホワイトヘッドが復活するのでしょうか?


ただ、これからもカーボンコンポジットは続くような気がします。



顔
クセのない、いい顔をしています。


テーラーメイドグローレのFWといえば、私は『』のイメージが強いのですが、Gはフェースが左を向いていてクセがありました。


顔の良さがすごく進化しているな・・・。と思いました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。


ソフトなフィーリングで好感が持てます。



振り感
素振りをしてみると、FWとしては軽量感が強いですが、頼りない感じはしませんでした。


シャフトは粘るというよりは、走るタイプです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、クリークとしては小顔感が無く、少し大きく見えましたが、全く問題ないです。


シャロー感もあって、球があがりやすそうです。


中立性があって、方向性への不安もありません。


ほぼ真っ直ぐなイメージラインが浮かんできました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトというよりは、やや硬めでした。


はっきりとした手応えがあります。



打球音
『音』は大きめですが、高くないのでいいです。


ただ、この音はちょっと意外でした。


もっと高めの『テーラーメイドらしい音』を予想していたのですが、違いました。


ある意味、『テーラーメイドらしくない音』です。


この音と打感は、正直好みではないのですが、気になるほどではありません。



トゥ側
球はよくあがってくれました。


タフなタイプではなく、かなりイージーです。


直打ちでも充分すぎるほどあがってくれて、ハードルの低さがあります。


球をあげやすいFWですが、シャローフェース過ぎないので、さらに好感度がアップしました。



バックフェース
『安定性』も高く、なかなか曲がる気配が見られません。


打ち出した方向からぶれることなく、真っ直ぐスーっと抜けていく感じ・・・。といったらいいでしょうか?


真っ直ぐな線を描きやすいFWです。


今はドライバーに限らず、FWでも直進性の高いクラブが多くなってきましたが、このM グローレはそれらの中でもトップクラスといっていいほどの性能を感じました。


ミスヒットにも寛容なところも魅力的です。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じです。


『易しく安定して飛ばしていける』ということでは、かなり優れていると思います。


キャリーもしっかり稼げますし、曲がりにくさが距離にもつながっています。


ヒッタータイプの方はもちろん、スインガータイプの方にも親近感をもちやすいのではないでしょうか?



操作性
『操作性』という点では、『曲がりにくさ』が強く感じられたので、大きくは曲げづらい感じがしました。


以前試打した『G』は球がつかまり過ぎましたが、このクラブは中立に近いです。


このMグローレもつかまりのいいクラブなので、どちらかといえば、私はドロー系のほうが打ちやすいと感じましたが、引っかかるところがなかったので好感が持てました。


フェードヒッターの方にも易しく感じられるのではないでしょうか?



ヒール側
機能的なFWですが、実際に打ってみると思っていた以上にクセがないのが気に入りました。


ちょっと前まで、オートマチック系のクラブはクセのきついものが多く、私はあまり馴染めなかったのですが、最近は様子が変わってきました。


親しみやすいクラブが増えてきて、とても嬉しく思っています。



TaylorMade M GLOIRE FW
易しくて美しいという、グローレのブランドイメージにマッチしたクラブです。


高い機能性をもちながら、美観を損ねていません。



TaylorMade M GLOIRE FW
このクラブを試打しながら、昨日から開幕したマスターズのことを思い出していました。


日本人選手の活躍はもちろん、タイガー・ウッズ選手が初日からいい位置につけているので、これからの展開が楽しみです。



TaylorMade M GLOIRE FW
タイガー・ウッズ選手の活躍も期待したいですし、日本人選手初のマスターズチャンピオンを毎年期待しながらTVを観ています。


特に松山英樹選手はグリーンジャケットがとても似合うと思いますし、彼がグリーンジャケットの袖に腕を通している姿が目に浮かびます。



TaylorMade M GLOIRE FW
普段はほとんどTVを観ない私ですが、今週は違います。


この4日間は寝不足の日が続きますが嬉しい寝不足ですし、年に一度の楽しみでもあります。


月曜日の朝に素晴らしい結果を期待しています。

                         
        
                         
      
2019年04月06日
  

魔法のパター

                 
今日は、いつもと内容を変えまして昔から愛用していて、今でも手放せないパターをご紹介したいと思います。


このパターは数々の場面で活躍してくれた、私にとってかけがえのない存在です。


『魔法のパター』といえます。


そのパターは、

テーラーメイド ナビンズ M8 パター
テーラーメイド ナビンズ M8 パター です。



NUBBINS
シャフトは オリジナルスチール です。

クラブ長さは34インチ、クラブ総重量は489g です。



TaylorMade NUBBINS M8 パター
テーラーメイドのパターは、ロッサというブランドが有名ですが、それより前は、このナビンズというブランドがありました。


私の中では、ロッサになってようやくテーラーメイドがパターに対して本腰を入れたような気がしています。


今は多くのメーカーが白いヘッドのドライバーやフェアウェイウッドを発売していて、それが一般的になりましたが、元々はテーラーメイドのロッサパターが白いヘッドが流行るきっかけとなりました。


テーラーメイドは他のメーカー以上に、実際に商品を投入して、どのように市場が動くのかテストしているところがあります。


白いヘッドのパターの人気が出たことで、白いヘッドのドライバーも誕生しました。


もし、白いヘッドのパターの人気が出なかったら、今のドライバーはどのようになっていたのでしょうか?



TaylorMade NUBBINS M8 PUTTER
テーラーメイドはドライバーやフェアウェイウッドのイメージがあまりにも強くて、パターはどうなのかな?と思うところがあったのですが、このパターを量販店で一目見て気に入り、購入しました。


今では普通になりましたが、『L字マレットのハシリ』といっていいように思います。


このパターを購入する前に、テーラーメイドのカタログを見ていて気になっていました。



フェース面の凹凸
このフェース面の凹凸がボールをしっかりとキャッチし、最初からオーバースピンが掛かりやすいという内容だったと思います。


そこにすごく惹かれ、実際に球を転がしてみてもバッチリでした。


オーバースピンが強いと、最初から芝目に負けにくい特長があるので、高麗グリーンでも大活躍してくれました。



ヒール側
L字マレットはL字パターと、マレットパターの『いいとこ取り』したパターです。


L字やピン型パターは上から見て、ラインをイメージしやすいというメリットがあるので、アイアン好きにはたまりません。


そしてマレットパターは重心が少し後ろのほうにあるので、ボールにオーバースピンを掛けて転がすイメージが出しやすいという利点があります。


あくまでも私の場合ですが、重心が高くて浅いL字やピン型は、どちらかというとボールを上から見て、ダウンブロー気味に打ちたくなります。


逆にマレット型は重心が低くてある程度の深さがあるので、ボールを上からではなく、後ろから見て『押す感覚』で距離感を合わせやすいメリットがあります。


ボールを右手で転がして距離感を出す感覚といったらいいでしょうか?


自然とアッパー気味にヒットしやすくなります。


ビリヤードでいえば、キューボールの上を突く、フォローボール(押し球)で転がすイメージと近いかもしれません。



バックフェース
このパターはL字マレットですが、それほどヘッド後方が膨らんではいなくて、どちらかといえばL字の特徴が濃い感じがするのですが、その絶妙なバランスが私にはベストマッチでした。


山を採掘していて、偶然ダイヤモンドの原石を掘り当てたような感覚といったらいいでしょうか?


それくらい、私にはこのパターが光り輝いていました。


『センチ』ではなく、『ミリ』あるいは『ミクロン』の単位でマッチしていたといっていいのかもしれません。


このパターは多くの競技(コンペも含む)で使い、大活躍してくれました。


原因は今でも不明なのですが、私は昔からフックラインのほうが得意で、スライスラインのパッティングを苦手にしていました。


これまでフックラインよりも長い時間を掛けて練習してきましたが、フックラインほど得意にはなれません。


スライスラインが残ると、いつも心臓はドキドキです。


しかし、このパターを使い始めて、真っ直ぐやフックラインはもちろん、スライスラインが面白いように決まるようになりました。


これはさすがに入らないだろう・・・。という場面でも、このパターがどんどんカップに沈めてくれました。


あくまでもイメージ的にですが、滝壺に向かって小さな笹舟が吸い込まれるような感じ・・・。といったらいいでしょうか?


それくらい、ボールがカップに吸い込まれていきました。


入れにいったときはもちろん、距離を合わせにいったときでも『あと一転がり』があり、ジャストタッチで入ったこともありますし、少々強めにカップに入ったこともあります。


これは明らかに私の実力ではなく、パターの力でした。


あまりにも入るので、同伴競技者の方がカートに置いてある、このパターのヘッドカバーを勝手に外して、見るほどでした。


「どんなメーカーなんですか?」


と聞かれたので、


「テーラーメイドのパターです。」


と答えたことをよく覚えています。


このパターのおかげで、様々なクラッチパットを決めることができました。


パターの調子がいいと、スコアはすごく良くなります。


パターがいいので、アイアンやアプローチも守りに入らずにどんどん攻めていくことができました。



フェース面
『打感』は独特で、お世辞にも『繊細さ』とか、『微妙なフィーリング』が出せるというものではありませんでした。


ゴムといいますか、プラスチックのような『ボコッ』という感じの打感です。


『打感』は『有』であって欲しいのですが、このパターの打感はどちらかというと『無』に近い印象です。


しかし、その無に近い打感が速いグリーンにも対応してくれました。



音
『音』もほとんどしません。


音はタッチの強弱といいますか、ボールの転がるスピード感を出しやすいところがありますが、このパターにはそれがほとんどありません。


しかし、何故か距離感が合うので、使っていて不思議でした。


私はどの番手のクラブでも『音』を重要視しています。


音が良くないといいショットは望めません。


絶対にこの音でないといけない・・・。という厳密な決まりはないのですが、インパクトを邪魔する音は苦手なので敬遠します。


パターで大きな音がするものは少ないですが、CUREパターは、そのヘッドの大きさだけでなく、音も特徴的でした。



重量感
今日、久しぶりにこうして手にしたのですが、やはり軽いな・・・。と思いました。


しかし、この軽さが先ほども書きましたが、『絶妙な空白』を生み出してくれ、その空白部分に私のイメージを付け加えることができました。


今、パッティングが不調だという方は、重さを変えられると、いい方向に向かわれるかもしれません。


私の場合は軽くしてタッチが出せましたが、人によっては重くしたほうがいい場合もあると思います。


ドライバーの重さは気にするけど、パターの重さなんて気にしたことがない・・・。という方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


クラブの重さを心に置いておくことで、これまで見えなかったものが見えるようになることもあると思います。


それくらい、クラブの重さは重要です。


私が初めて購入したパターはウィルソンの8813というL字パターで、その次はPINGのアンサー2で、このパターをずっと長く使いました。


その後マレットタイプに出会い、ボビー・グレースのキュートキッドというアルミのパターも使っていたので、マレットタイプの優秀さはすでに体感済みでした。


それ以外にもたくさんのパターを購入し、友人たちが譲って欲しいといってきたので、そうしてきましたが、このパターだけは譲ることができず『プロテクト』をかけていました。


他のパター以上に、いい思い出がたくさんあるからですし、私にとっての『魔法のパター』だからです。


『ミラクルパター』といってもいいかもしれません。


以前、『一生手放せない一本』ということで、キャロウェイのFWをご紹介しましたが、そういった意味では、このパターも一生手放せないクラブです。


これまでたくさんのパターを使ってきましたが、このパターの記憶が一番鮮明に残っています。



構え感
久しぶりにボールを前にして構えてみたのですが、やはりいいな・・・。と思いました。


数々の奇跡的なパットを思い出します。


先ほども書きましたが、このパターは量販店で購入したのですが、全く同じモデルが3つあり、私は瞬時にこのパターの顔を気に入りました。


なんと言いますか、上手く表現できないのですが、このパターを見て伝わってくるものがありました。


他の2つとは微妙に違っていました。


このテーラーメイド ナビンズパター以外にも、他のメーカーのL字マレットをたくさん試してきましたが、未だにこれを超えるものには出会えていません。


このパターの値段は確か1万円ちょっとで、当時として普通でしたが、今ではかなり安いほうになると思います。


今は2万円以上のパターがほとんどです。


しかし、他のクラブにもいえることですが、クラブは値段ではありません。


特にパターはそれが顕著です。


ドライバーと違い、距離を出すクラブではないので、必要以上の機能は邪魔になってしまうこともあります。


機能的で高価なパターを使ったからといって、パッティングが良くなるとは限りません。


数万円、あるいは数十万円・数百万円のヴィンテージパターを使ったから、よく入るようになることはありません。


逆に数千円、もっといえば中古ショップで見つけた数百円のパターのほうがその人にマッチしていて、カップインの確率があがったということはよくあることです。


パターは値段ではありません。


このパターを使い、それを私は自信を持っていえます。



トゥ側
球の転がりもとてもいいです。


初めて購入したときから色あせない転がりの良さがあります。


今は多くのメーカーがパターのフェース面を工夫して、転がりが良くなるようになっていますが、このナビンズがその『先駆け』のような気がします。


あくまでも『感覚的に』ですが、かなり調子がいいときは、直径4センチちょっとのボールが、カップまでだいたい何回転で入るな・・・。ということが、まるでアニメーションを見ているように打つ前からイメージできることもありました。


それは『理論』ではなく、あくまでも『イメージ』の世界です。


そのようにイメージできたパターは多くありません。


オーバースピンをイメージしやすいので、距離感(スピード感)が、かなり磨かれました。



距離感
このパターは500g未満で、パターとしては軽量タイプといえます。


初めて手にしたときも軽いな・・・。と思っていたのですが、このわずか『数十グラムの軽さ』が絶妙なフィーリングを出させてくれるといいますか、押していける部分を残してくれていたように思います。


いい意味で、『空白のあるパター』といえるでしょうか?


クラブの重さに任せて転がすのではなく、少しの軽さ(空白)でタッチを出させてくれました。


すごくいいな・・・。このパターを買って良かったな・・・。と思っていたのですが、不安に感じるところもありました。



フェース面の凹凸
それは、このフェース面です。


金属ではなく、いわゆる『樹脂』のようなタイプなので、ひょっとしたら使い続けているうちに、この丸いイボイボのようなものが欠けてしまうのではないか?という不安にかられるようになりました。


そうなると嫌だな・・・。せっかくのパターが台無しになってしまうな・・・。と思いました。


予備を買っておけば良かったと思うところもありましたが、すでに生産はストップしていました。


このフェース面の耐久性がどれだけあるのかは分からないのですが、私はここの部分を消耗させたくないので、使い続けることに不安を感じるようになり、キャディバッグから外し、倉庫に保管しました。


せっかくそれだけ合っているのに、どうして使わないの・・・?と思われる方もいらっしゃると思います。


人によっては、そのクラブの寿命がくるまで使い切るという方もいらっしゃると思いますが、私は逆のタイプです。


特に、このような『替えの効かない』クラブは消耗させたくなく、大切に保管しておきたいという思いが強くなります。


すごくいいので本当は使い続けたいのですが、もし使っていて、このフェース面の一部が欠けてしまったりしたら、私の精神的なダメージは計り知れません。


その後のラウンドにも影響してきますし、ずっと後悔し続けると思います。


そうなることが解っているので、私はこのパターが大好きなのですが、他のパターを購入し、このパターはあくまでも『心の支え』 といいますか、『保険』的な扱いで使うことをやめました。


なので、キャロウェイのFW同様、実用期間はそれほど長くありません。


パッティングがかなり不調になってどうしようもなくなったときが、このパターの出番ということになるのですが幸い、そこまでの不調はきていませんし、自宅でも不調にならないように時間を見つけてはカーペットの上でボールを転がしています。


このパターのお世話にならないことが、モチベーションの維持につながっています。



魔法のパター
今日、こうして久しぶりにボールを転がしてみたのですが、やはりいいな・・・。と思いましたし、昔の記憶が蘇ってきます。


このパターを構えたときに、外す気がしませんでした。


私は魔法使いではなく普通の人間ですが、魔法使いにとっては、まさに『魔法の杖』といった存在ではないでしょうか?


そう思えるほど、このパターの『ミラクルさ』が強烈でした。


このパターに全幅の信頼を置いていたので、グリーンの芝目や傾斜を読むことに全神経を使って集中することができました。


このように軽量で、転がりのいいパターは速いグリーンにも対応してくれるので、私はたくさん助けられました。


私はこれまで、たくさんのパターを購入してきましたが、このパターが一番心に残っています。


先ほども書きましたが、パターは値段ではありません。


安価でコストパフォーマンスの高いパターはたくさんあります。


カッコいいから、『あのメーカー』のパターを使う・・・。というのもいいと思いますが、そのメーカーのパターが必ずしもジャストフィットしているとは限りません。


もちろん、パターメーカーの最新モデルにも優れたものはたくさんありますし、中古ショップにも名器と呼ばれるパターはたくさんあります。


ひょっとしたら、今お使いのパターが一番の名器なのかもしれません。


本当のお宝は、案外近くにあるものです。


今使っているパターは好きなんだけど、どうしても感覚が出せないな・・・。タッチが出せないな・・・。という方は、鉛などを貼って重量調整をされてみてもいいのではないでしょうか?


パターに限ったことではありませんが、クラブはある程度『使い続ける』ということが大切だと思います。


クラブと同じ時間を共有して意思の疎通ができ、『皮膚感覚』でタッチを出すことができるようになれば、『しめたもの』です。


スコアアップはもちろん、ゴルフの楽しさが広がります。


私はこれまで、たくさんの方に支えられてゴルフをエンジョイすることができましたが、相棒であるゴルフクラブにも支えられてきたので、今日は私にとって魔法のパターといえるテーラーメイドのパターを紹介させていただきました。

                         
        
                         
      
2019年03月22日
  

テーラーメイド M5 アイアン

                 
テーラーメイド M5 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M5 アイアン の7番 です。



N.S.PRO 930GH
シャフトは N.S.PRO 930GH です。

ロフトは30度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドMシリーズのニューアイアンです。


先日M6を試打しましたが、今回はM5です。


M6と違い、モノクロ感のあるデザインです。


一瞬、レディスモデルなのかな?と思ったのですが、どうやら違うようです。



側面
テーラーメイドらしい、機能性のあるデザインです。


M6と『瓜二つ』ですが、こちらのほうがちょっとだけシュッとしているように見えます。



TUNGSTEN
トゥ側には『TUNGSTEN』の文字があったので、タングステンが組み込まれているのが分かりました。


昔から、ゴルフクラブに使われるウェイトはタングステンと決まっているようです。



SPEED BRIDGE
バックフェースにはバーのようなものがあり、SPEED BRIDGEと表記されています。


M6を試打したときにも思ったのですが、何年か前に試打した
ナイキのスリングショットというアイアンを思い出しました。


このスピードブリッジには、どのような効果が期待できるのでしょうか?



彫りの深さ
ポケットタイプのアイアンですが、それほど彫りは深くありません。


これならば構えたときに、バックフェースの膨らみが気になることはないような気がします。



トップライン
トップラインは少し厚めですが、気になるほどではありません。


むしろ、今では普通といえるような気もします。



ソール幅
ソール幅も標準的です。


もっとワイドだろうと予想していたのですが、違いました。


実際に見比べてみないと詳しいことは分かりませんが、おそらくM6よりは少し狭いと思います。


今度、機会があれば見比べてみたいです。



ネック長さ
ネックの長さも標準的です。


ロングでもなく、ショートでもありません。


今はこれくらいが一番多いです。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


いかにもステンレスっぽい質感です。


何となくですが、冷たい印象をもちました。



グリップ
装着されているグリップは、これまでもよく出会ってきたシンプルなタイプです。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずです。


やや軽量タイプですが、頼りない感じはなく、すぐにタイミングを整えることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、予想していた以上に構えやすいので、少し驚きました。


もっとクセのある顔を予想していたのですが、違いました。


テーラーメイドのアイアンといえば、グースがきつい印象がありますが、このアイアンは違います。


ほぼストレートといっていいように思います。


テーラーメイドのアイアンを構えているという実感はもてませんでした。


トップラインの厚さが少し目立ちますが、気になることはありませんでした。


私はもう少し薄いほうが好きなのですが、これくらいの幅が好きだという方も多いのではないでしょうか?


グースタイプのアイアンが苦手な方の、ほぼ全てをカバーできている構え感といっていいのかもしれません。


この『構え感』は、M6と大きく異なります。


私は断然、このM5のほうが好きです。


意外といいますか、いい意味で予想を裏切られましたが、期待感が膨らんできました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、まずまずでした。


『しっかりめ』な打感です。


ソフトなフィーリングではないですが、この打感は予想していましたし、テーラーアイアンらしい感じもします。


好みの打感ではないですが、質感に合っているな・・・。と思いました。


この打感でテンションがあがることはありませんでした。


フェース面がクールな感じでしたが、打っている私もクールでした。


感情の起伏がない試打を機械的に、ただ淡々とやっている感じ・・・。といったらいいでしょうか?



トゥ側
球はあがりやすくて、弾道も高めでした。


ただ、どちらかというとヒッタータイプの方に合いやすいのかな?と思いました。


M6のほうが、球があがりやすくて易しいと感じる方もいらっしゃるような気がします。



バックフェース
『安定性』は高くて、イージーなタイプです。


ポケキャビの特徴がよく出ています。


大顔タイプでない、ノーマルサイズのアイアンの中では、最大級の寛容さをもったアイアンといっていいのではないでしょうか?


シビアさは全く感じませんでした。


ただ、打感がもうちょっと良ければ、もっといろいろなことを感じ取れるのにな・・・。と思いました。



飛距離性能
『飛距離性能』も予想通り優れていますが、今のアイアンの中では普通といったところかもしれません。


よく飛びますが、驚くようなことはありませんでした。


確実性の高い、一番手上の飛びを実現したアイアンといえるように思います。


アイアンにはぜひ欲しい『球の乗り』で運ぶタイプではなく、フェースで弾き飛ばすタイプのアイアンです。


今のディスタンス系アイアンに多いフィーリングです。



操作性
『操作性』は、いい感じでした。


セミオートマチック的な易しさがありますが、左右に打ち分けるのも簡単でした。


クセのない顔がそうさせていたのかもしれません。


グースタイプのアイアンを使い慣れておられる方には、球のつかまりが悪いと感じられるかもしれません。


そういった方にはM6のほうが合っているような気がします。



ヒール側
M6はグースタイプで、このM5はストレートタイプということで、タイプの異なる姉妹モデルだということが分かりました。


最初見たときは、デザイン以外にどこに違いがあるのだろうと思っていましたが、顔つきが大きく違っていました。



TaylorMade M5 アイアン
M6のような『スタンダードなグース』が苦手な方のために、このM5が用意されているのではないでしょうか?



TaylorMade M5 アイアン
以前、テーラーメイドの中空アイアンを試打することができたのですが、今回のM5・M6はキャビティタイプです。


外見の違いは大きいですが、『易しい』という共通点があります。


打感が犠牲になってしまうという短所も共通点ですが、それを補ってあまりある易しさがあるので、今も大きな支持を集めているのではないでしょうか?



TaylorMade M5 アイアン
テーラーメイドのアイアンが好きな方。


マッスルバックやハーフキャビティといったベーシックなタイプではなく、いろいろな機能が組み合わさったハイテクアイアンを使いたいという方。


そして、素材などには特にこだわりがないという方。


そういった方々には、今回のM5・M6は合いやすいのではないでしょうか?



TaylorMade M5 アイアン
私はこのM5と、前回のM6アイアンを試打して、魅力を感じることは無かったのですが、それはこのアイアンが劣っているということではなく、あくまでも私の好みに過ぎません。


このアイアンに高い技術と柔軟なアイデアが凝縮されているのは間違いありません。



TaylorMade M5 アイアン
今回は私の好みから外れているところがありましたが、これからもテーラーメイドには期待していきたいです。

                         
        
                         
      
2019年03月13日
  

テーラーメイド M6 フェアウェイウッド

                 
テーラーメイド M6 フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M6 フェアウェイウッド の5番 です。



Speeder 661 Evolution V
シャフトは Speeder 661 Evolution V です。

ロフトは18度、クラブ長さは42インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは3.7、バランスはD3、キックポイントは先中調子 です。



正面
テーラーメイドM6シリーズのフェアウェイウッドです。


先日、ドライバーアイアンを試打しましたが、今日はFWを試打する機会に恵まれました。



側面
シャロー感のあるヘッドですが、クリークということもあり、コンパクトにまとまっています。


ソールのデザインがドライバーとよく似ているので、一目でM6だと分かりました。



ネック長さ
ネックの長さは適度にありますが、調整システムは搭載されていません。


先日試打したM5フェアウェイウッドM6ドライバーにも搭載されていたのですが、このFWだけはありません。


どういうことでしょうか?


このFWは搭載しなくても十分なパフォーマンスが期待できるということなのでしょうか?


それとも、設計上の理由があるのでしょうか?


同じFWでも、M5にはウェイト移動システムもありましたが、このM6にはなく、かなりシンプルに見えます。


しかし、私はシンプルなクラブが『大好物』なので、このクラブに興味が湧いてきました。


『シンプル・イズ・ベスト』ではありませんが、昔からシンプルなクラブは高性能なものが多いです。


とはいっても、このクラブも他と比べると、色々なパーツが組み合わさっていますし、充分機能的といえるのですが・・・。



ソールの溝
ソールには溝のようなものがあり、『SPEED POCKET』という文字があります。



溝の深さ
しかし、とても浅いです。


溝というよりは、『段差』といったほうがいいのかもしれませんが、これにもメーカーの深い研究があるのだと思います。



シャローヘッド
見慣れたシャロー形状です。


シャローバックタイプですし、フェース高もそれほどありません。



顔
無難な感じのいい顔をしています。


程よくコンパクトにまとまっているのですが、クリークだからでしょうか?


スプーンだと、もうちょっと投影面積が大きくなるのかもしれません。



カーボンクラウン
クラウンにはカーボンが組み込まれています。


今ではポピュラーな工夫です。


テーラーメイドだけでなく、他のメーカーも採用しています。


こうすることにより、かなりの低重心化が図れるのは間違いありません。



フェース面の仕上げ
これまで試打したモデルと同じように、フェース面の質感が良くなっています。


ドライバーには2つの赤いビスがありますが、このFWにはありません。


ルールギリギリまで反発力を高めていないということでしょうか?


それとも、あえて反発力は求めていないのでしょうか?



TWIST FACE
トゥ側にある、この『TWIST FACE』もお馴染みです。


M3M4からの新しい技術が、今回のM5M6にも搭載されているようです。



グリップ
グリップはとてもシンプルで無難なタイプです。


テーラーメイドはヘッドには色々な工夫をしますが、グリップはずっとシンプルなままが多いです。


消耗品なので、あえて力を入れないのでしょうか?



振り感
素振りをしてみた感じは、なかなかいいです。


タイミングもすぐに整えることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、好感が持てました。


クセのない顔で、リラックスして構えることができます。


テーラーメイドは時々、強いクセのあるものが見られるのですが、このクラブはとても自然な感じがして、いい印象をもつことができました。


先日試打したM5といい、今回のM6といい、今年のモデルは『顔の良さ』にもこだわっているのではないでしょうか?


テーラーメイドはどちらかというと、機能性を求めて、フィーリングは後回しな印象がありますが、必ずしもそうとはいえないような気もしてきました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトというよりは、ややしっかりめですが、テーラーらしいフィーリングですし、好感がもてました。


外観にマッチしたフィーリングといったらいいでしょうか?


予想していた通りでした。



打球音
『音』は、はっきりしていますが、高すぎず大きすぎず、しっかり振り抜いていけるので好感が持てます。


この音も、テーラーメイドらしいです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通です。


今のFWの中でも、平均的なほうだと思いました。


どちらかといえば、ヒッタータイプの方に合いやすいと思いますが、決してタフなタイプではありません。



バックフェース
小振りなヘッドですが、安定性はなかなか優れています。


この大きさにしては、『最大級』といっていい易しさ・寛容さをもっているような気がします。


小振りでシンプルなヘッドですが、見えないところにも色々な工夫がされているのでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は優れています。


フェースの弾きが良くて、弾道も力強いです。


よく飛ぶので、スプーンが要らないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?


最近のクリークはポテンシャルがあがり、本当によく飛ぶようになってきたのでバフィを殆ど見なくなりました。


スプーンが苦手だという方は、あえてバッグに入れないという選択肢があってもいいのではないでしょうか?


このクラブのように『飛ぶクリーク』を試打していると、そのように感じることが多いです。



操作性
『操作性』は、なかなかいい感じです。


左右にも反応してくれました。


小顔ということもありますが、自然につかまえていけるところがすごくいいです。


持ち球がスライス系でフックフェースを好まれる方も、これくらいのコンパクトな大きさならば、『ニュートラル』な顔で充分だと感じやすいのではないでしょうか?


フェースをかなりきつく被せるように作って、自動的につかまるようにしても、そこにプレイヤーの意思が伝わっていなければ、ただ単に『左に行ってしまう』クラブになってしまいますが、このクラブのように自然とつかまえていけるのなら、フィーリングを邪魔しないですし、余計な動作も必要なくなるので、易しく感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?



ヒール側
これまでのテーラーメイドのクラブの中では、比較的シンプルな外見です。


しかし、しっかりとした技術が感じられますし、シンプルな分だけ、見えないところにも工夫がされているのではないでしょうか?



TaylorMade M6 FW
調整機能を付けていない分、ヘッドの基本性能にこだわっているように感じました。



TaylorMade M6 フェアウェイウッド
シャロータイプですが、頼りなさのようなものはありません。


しっかりとボールを力強く弾き飛ばしてくれるクリークです。



TaylorMade M6 フェアウェイウッド
直打ちでも、しっかりと球を浮かせてくれたので、パー5のセカンドでも活躍してくれそうです。


M5フェアウェイウッドはTITANIUMの文字があったので、チタンだと分かりました。


このM6には何も表記されていないのですが、メタルなのでしょうか?


実際のところは分かりませんが、このクラブはとてもいいですし、M5にも引けを取っていません。


もし機会があれば、打ち比べてみたいです。



TaylorMade M6 フェアウェイウッド
基本性能がしっかりとしていて、高いパフォーマンスが期待できる、レベルの高いFWです。

                         
        
                         
      
2019年03月07日
  

テーラーメイド M5 TOUR ドライバー

                 
テーラーメイド M5 TOUR ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M5 TOUR ドライバー です。



KUROKAGE TM5
シャフトは KUROKAGE TM5 です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は56g、トルクは4.1、バランスはD3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は308g です。



正面
テーラーメイドの新しいドライバーです。


先日、M5を試打しましたが、このモデルはその姉妹モデルです。


こうして見ても、かなりそっくりで、まるで『双子』といえるほどです。



TOUR
トゥ側には『TOUR』の文字があったので、先日試打したのがレギュラーモデルで、こちらがツアーモデルなのだということが分かりました。


最近では珍しいですが、テーラーメイドは昔から、このような分け方をよくしていました。


こうして見ているだけでは『TOUR』以外、どこが違うのか分かりませんでした。



ウェイト移動システム
ウェイトを移動できるようになっています。


これはM5と同じです。



ソールの溝
ソールにある、この大きな溝も同じです。



SPEED INJECTED
SPEED INJECTEDという文字がありました。



ネック長さ
ネックはテーラーメイドらしい、見慣れた長さです。


ネックには調整システムが搭載されていて、これも同じです。


ツアーといっても、どこが違うんだろう?と思っていました。



STD LOFT
試打するのは、このSTD LOFTのポジションです。



フェース面の仕上げ
今年のM5M6からフェース面が良くなりました。


これまでのワンパターンで雑な感じが払拭されました。



フェース下部のビス
フェース下部にある、この赤いビスも今回のモデルから採用されましたが、フェース面にこのような物を組み込むのは他では見られない工夫です。


稀有といってもいいかもしれません。


指で触れてみても、『出っ張り感』は無く、たとえこの場所に当たったとしても、ボールの軌道に影響を与えることはないと思います。


とはいっても、どのクラブでもこの場所でヒットすれば大きなミスショットになりますし、あえて『当たりえない場所』に、もってきているのは間違いありません。


ボールとの唯一の接点であるフェース面に、しかも『外側』にパーツを組み込むという発想が素晴らしいです。



TWIST FACE
トゥ側には『TWIST FACE』の文字がありました。


これまでのモデルに共通するところです。



セミディープ
シャローバックではありますが、今はもっと薄いものが多いので、今のドライバーの中では、セミディープといっていいでしょうか?


適度な厚みがあるように見えます。


こういったところも、『TOUR』の特徴なのでしょうか?


クラウンの膨らみも、ちょっと目立ちます。



顔
顔はちょっと個性的でした。


この顔を見て、ようやくM5との大きな違いに気づきました。


ヘッド後方(バックフェース)の膨らみが抑えられていて、やや小ぶりになっています。


おそらくといいますか、ほぼ間違いなく460ccではないと思います。


この小振りなところが、TOURなのではないでしょうか?


日本のメーカーで小顔タイプを発売するのは珍しくないですが、海外メーカーのテーラーメイドが発売するのは珍しいです。


それだけ、小顔タイプに対するニーズが高いということなのではないでしょうか?


私は小顔タイプが好きですし、このドライバーは小顔ではありますが、『美顔』だとは思いませんでした。


ちょっとクセがありました。


バックフェース付近を見ると、逃がすイメージが出せそうで『逃がし顔』に見えるのですが、フェースは被っているように見えたので『つかまえ顔』にも見えました。


2つの顔をもつ、まさに『ダブルフェース』といったところでしょうか?


これが奇妙に見え、変わっているな・・・。と思いました。


『つぎはぎ感』もありました。


やや面長なところもありますし、顔につぎはぎをしているように見えて、フランケンシュタインの顔を連想しました。


美顔に見えなかったからかもしれません。


私はラージサイズよりも小顔のほうが好きですが、M5に関して言えば、このツアーよりもノーマルの顔のほうが好きです。



カーボンクラウン
クラウンの殆どをカーボンが占めています。


これは他のモデルと同じです。


かなり低重心化されているのではないでしょうか?



装着されているグリップ
装着されているグリップも、これまで試打したモデルと同じで、とてもシンプルです。


無難なグリップということがいえます。



振り感
素振りをしてみると、タイミングも取りやすく、好感が持てました。


振っていて、特に不安に感じることはありませんでした。



構え感
ボールを前にして構えてみた感じは、まずまずでした。


小顔タイプではありますが、やはりちょっとだけ違和感がありました。


それほど気になることはないのですが、ちょっと勿体ない感じがしました。


見とれることもなく、淡々と構えていました。


ずっと見ていると、頭の中がモヤモヤしてしまいそうだったので、すぐに打つことにしました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は好感が持てました。


しっかりしていますが硬すぎず、手に嫌な衝撃も残りません。


M5と同じフィーリングです。



打球音
音も、こもった感じはなく、はっきりしていて心地いいです。


これまでもたくさん聞いてきたので、テーラーメイドらしい音といっていいように思います。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、ややしっかりしている・・・。といいますか、少しタフな感じがしました。


M5よりは明らかに弾道が抑えられています。


しかし、ソールにあるウェイトを移動させれば、かなり印象も変わってくるのは間違いありません。


ウェイトを2つともフェース寄りにもってくれば、重心が前に来て浅くなり、タフなドライバーに変貌するのではないでしょうか?



バックフェース
『安定性』は、まずまずでした。


やや小ぶりではありますが、小振りになった為のシビアさのようなものは感じられませんでした。


ごく普通のドライバーといった感じです。


M5のほうがおそらく大らかさがあると思いますが、このドライバーも気難しさのようなものは感じませんでした。


顔を見たときに『逃がし感』と『つかまえ感』の両方を感じていて、実際に打ったらどうなっちゃうんだろう?と思っていましたが、これまでの他のドライバーと同じように普通に打てました。


『逃がし感』と『つかまえ感』がお互い相殺していたのかもしれません。


構えたときにモヤモヤ感があったのですが、ラインも出しやすく、易しいところがありました。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れています。


M5同様、弾きがいいですし、力強い弾道が魅力です。


音のイメージと、実際の弾道がマッチしていました。


ロフトが9度ということもあると思うのですが、高くあがりすぎないタイプで、強く叩いていけるタイプです。


低スピン性能も高く、ポテンシャルの高いドライバーです。


スインガーの方よりは、明らかにヒッタータイプの方に合いやすいドライバーだと思います。



操作性
『操作性』は、まずまずでした。


左右にも対応してくれたのですが、構えた時にあまりいいイメージが出せなかったので、ちょっと苦戦しました。


アバウトさの中に何かいい物を見つけ出す・・・。といった感じでした。


逃がすイメージも出せたのですが、どちらかというと私にはフック系のほうが出やすい印象をもちました。



ヒール側
第一印象の段階から、実際に打ってみるなかで、ノーマルモデルとどこが大きく違っているのだろう?と思っていました。


やはり、顔の大きさと雰囲気が大きな違いです。


それ以外にも、このツアーならではの工夫がされているのかもしれませんが、私の鈍い感性ではそれを敏感に感じ取ることはできませんでした。



TaylorMade M5 TOUR DRIVER
ややディープになって、強い弾道が打ちやすくなっているのも違いますが、特別大きく変わった感じはしません。


今日は、この一本だけの試打でしたが、もし機会があれば、このツアーとノーマルモデルを打ち比べてみたいです。



TaylorMade M5 TOUR DRIVER
テーラーメイドの最新モデルですし、タイガー・ウッズ選手をはじめ、多くの契約プロが使っているモデルだと思います。


最新の技術と多くの工夫が詰め込まれたハイテクドライバーです。


こういったところは、テーラーメイドの得意とするところではないでしょうか?



TaylorMade M5 TOUR DRIVER
『TOUR』となっていますが、特別難しくなっているとは思いません。


ラージサイズよりも、少し小ぶりを好まれる方には、かなり合いやすいのではないでしょうか?


ヘッドのあらゆるところに手が加えられていて、『これでもか』というくらい、たくさんの技術が注ぎ込まれていますが、やはりウェイトを移動させたり、ネックの調整システムを利用することで、細かなセッティングができるところも大きな魅力です。



TaylorMade M5 TOUR DRIVER
テーラーメイドの斬新な発想と、それを形にする凄さ・・・。


まさに『至れり尽くせり』のドライバーです。
                         
        
                         
      
2019年02月27日
  

テーラーメイド MILLED GRIND HI-TOE ウェッジ

                 
テーラーメイド MILLED GRIND HI-TOE ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド MILLED GRIND HI-TOE ウェッジ です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは58度、クラブ長さは34.75インチ、シャフトフレックスはS200、トルクは1.7、バランスはD5、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は478gです。



正面
久しぶりに出会った、テーラーメイドのウェッジです。


テーラーメイドはドライバーやFW・UT・アイアンと比べると、ウェッジにはあまり力を入れていないのかな?と思うこともありますが、これまでも高性能なウェッジをたくさん発表してきました。


このウェッジはこれまでと違い、かなり個性的なデザインです。



側面
大顔ということもなく、標準的な大きさです。


この角度から見ると、気をてらった感じはありません。



HI TOE&赤いマーク
HI-TOEということで、トゥが高いということなのでしょうか?


まさに、ここの膨らみのことをいっているのかもしれません。


HI-TOE以外にも、赤いマークが目に入りました。


MとGに見えるのですが、この意味は分かりません。



ソールの凹み
ソールには凹みがありました。


とても珍しいですが、おそらくこれはソールの部分をくり抜いて、重心の高さを出す為ではないでしょうか?


以前試打したエスヤードオノフのウェッジと同じような意味だと思います。



ソールの凹みの深さ
この凹みの深さは浅いですが、凹んでいる面積が大きいので、充分カバーできているのではないでしょうか?



ソール幅
ソール幅はややワイドですが、今のSWの中では標準的といっていいように思います。


トゥからヒールにかけてテーパーになっているのではなく、ストレートタイプです。


このようなウェッジも今は多いです。



スルーボアのよう
ヒール側には、このような赤いものがあったので、一瞬スルーボアなのかな?と思いましたが、ホーゼルもきちんとありますし、おそらく何か違う理由があるのだと思います。


ソールには細かな溝のようなものがありました。


とても珍しいですが、どのような効果が期待できるのでしょうか?


ショットをする時、接地して振り抜くスピードをあげる為なのかな?と思いました。


こうして見ていると、『蛇の腹』を思い出しました。


『SNAKE'S STOMACH ソール』と勝手に名づけました。


テーラーメイドは他のメーカーがやらないような工夫を積極的に取り入れている先進的なメーカーです。


常に足踏みをせずに、歩み続けているメーカーというイメージを私はもっています。



削られたトレーリングエッジ
バンスの利きは普通ですが、トレーリングエッジは大きく削られています。


独特なソール形状です。


バンカーではきちんと砂を弾いて、普通のアプローチでは開いたときに邪魔にならないようになっているのでしょうか?


もしそうであれば、まさに『至れり尽くせり』です。


昔に比べ、今はソール形状が大きく変わりました。


色々な工夫が施されています。



リーディングエッジ
リーディングエッジは、ほんのちょっとだけ丸みを帯びているように見えました。


大きな削りではありません。



ネック長さ
ネックの長さは充分あります。


ウェッジは高重心のほうが有利だと思いますし、それにはある程度のネックの長さが必要になってきます。


このウェッジはその基準を充分満たしていて、スピンが掛かりやすそうです。


ネックの長さが足りないウェッジは、頼りなさそうに見えることもあるのですが、このウェッジは頼もしい感じがします。



CARBON STEEL
ホーゼルには『CARBON STEEL』の文字があったので、ステンレスではなく軟鉄(カーボン鋼)タイプなのだということが分かりましたが、テーラーメイドはステンレスのイメージが強いです。


このウェッジを見て、カッパー的な感じがしますし、PINGのクラブを思い出したのですが、それはおそらく私だけではないのではないでしょうか?


独特の質感をもっています。


使っていけばいくほど、後からいい味が出そうです。



個性的なフェース面
そして何と言っても、このウェッジの最大の特徴といえば、このフェース面です。


フェース面いっぱいにスコアラインが刻まれています。


ここまでする必要はあるのかな?と率直に思いましたが、別にルールに違反しているわけではないですし、個性があるのはとてもいいことです。


私は常に芯付近でヒットするように心がけていますが、人によってはアプローチのときに、わざと芯を外してトゥ寄りでヒットして球の勢いを殺すアプローチが得意だという方もいらっしゃると思います。


このウェッジはそういう方には、とても魅力的なのではないでしょうか?


私も普通に打つときはそうでもないですが、大きくカットに打つときは、少しトゥ寄りに当たるので、こういった工夫があってもいいのかな?と思います。


しかし、それにしても凄すぎます。


一度見ただけで忘れられません。


こういった思い切った設計ができるのも、テーラーメイドのいいところです。


このフェース面は好き嫌いがはっきりすると思います。


好意的に見られる方もいらっしゃると思いますし、これまで通りノーマルなタイプのほうが好きだという方もいらっしゃると思います。


私はノーマルなほうが好きです。


このようにフェース面いっぱいのスコアラインの必要性を感じていません。



ミーリングあり
凄いフェース面だな・・・。と思いながらしばらく見つめていたのですが、一応ミーリングがあるかどうか確かめてみることにしました。


すると、細かなミーリングがあることに気づきました。


指で触れてみると、なかなかの『ザラザラ感』がありました。


このミーリングの模様は変わったものではなく、オーソドックスで、これまでもよく見られたタイプです。



彫りの深さ
バックフェースはキャビティタイプではなく、フラットタイプですが、ソールの凹みがよく目立っています。



トップライン
トップラインの厚さは標準的です。


こういったところは大味ではありません。



オリジナルグリップ
ツアーベルベットが採用されていて、好感度がグンとあがりました。


微妙なフィーリングを必要とするアイアンやウェッジには最適なグリップです。


この何ともいえない、しっとり感がたまりません。


テーラーメイドがツアーベルベットを採用するのは久しぶりのような気がします。



構え感
ボールを前にして構えてみると、やはり独特な感じがして、違和感があったのですが、大きさが適正でボールとのバランスがとれているところが大きなプラスポイントです。


それと、ネック回りがいい感じで絞り込まれているところがいいです。


最近はウェッジだけでなくアイアンでも、このネック回りがちょっと太くてボテッとした感じのものが多いのですが、このウェッジは絞り込まれているので、すっきりしています。


こういったところは、海外メーカーの特長のひとついっていいのかもしれません。


どうしてもフェース面いっぱいのスコアラインに目が行ってしまいますが、これも慣れたらあまり気にならなくなるのかもしれないな・・・。と思いました。



開きやすさ
フェースを開いて構えてみたのですが、とてもいいです。


開いて邪魔するところがありません。


大きく削られているので、色々と変えられます。


いくつかの『段階的に』ではなく、『シームレス的に』開きを調整できます。


こういったウェッジは実戦的です。


私は昔から、フェースの開閉を大きく使うタイプなので、このようなウェッジには魅力を感じます。


以前も書きましたが、アプローチがどうしても苦手だという方の多くがフェースの開閉をあまりしておられないように思います。


私はそういう方をたくさん目にしてきました。


フェースを開いて使えば、細かなショットがとても簡単で楽になります。


最初から飛ばさない構えを作ることがとても大切です。


フェースの開閉を使えば、私のように感性が鈍いタイプでも、ウェッジが本来持っている性能を発揮してくれるので成功の確率が高まります。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。


こういった外見なので、フィーリングの予想ができなかったのですが、いい意味で意外なところがあり、好感が持てました。


大味な打感ではありません。


フェースにあるミーリングも効いているのだと思います。


ボールへの食いつき感もありました。



トゥ側
ボールも拾いやすいです。


ストレートネックなので、少々薄く当たっても、上手く拾ってくれる易しさをもっています。


グースが利きすぎていると、どうしても上から『潰し過ぎ』に打っていきたくなるのですが、このようにストレートだとボールの下をすくって『フワッ』という感じで運んでいくことができます。


出球の高さも適正で、高く浮かせることが得意なウェッジです。


ロブ系のショットも易しいだろうな・・・。と思い試してみたのですが、その予想はピタリと当たりました。


いわゆる『ダルマ落とし』的な感じでボールの下をサッとくぐらせていけるので、かなり飛びすぎを抑えることができます。


高さと球の重さでボールを止めていけるウェッジです。


いわゆる『点で攻めていける』ウェッジといったらいいでしょうか?


私のホームコースは砲台グリーンが多く、どうしてもロブ系が必要になってくるので、このようなウェッジだと助かります。



スピン性能
スピン性能も優れています。


フェースがボールにしっかりと食いついてくれ、よく止めてくれました。


『激スピン』とまではいきませんが、安定して高いスピン性能を発揮してくれるウェッジです。


グリーン回りでの計算も立てやすそうです。


まさに『スピンの優等生』といったところでしょうか?



バックフェース
『安定性』という点では、平均的だと思います。


特別シビアだとは思いませんが、ラインも出しやすいですし、『気難しさ』のようなものはありませんでした。


フェース面が独特なので、構えたときにラインをイメージしづらいところがあったのですが、先ほども書きました通り、慣れてしまえば気にならなくなるのではないかな?と思いました。


かなり個性的なウェッジですが、いわゆる『大味タイプ』ではないので、フィーリングを出しやすいと感じる方も多いのではないでしょうか?



距離感
『距離感』は最初の数球はちょっと合いづらく、前後にブレてしまったのですが、球数をこなしていくうちにまとめることができました。


やはりこれも慣れだと思います。


球の乗りもいいですし、バーンと弾くタイプではないので、それを気にせずしっかりと運んでいけるところがいいです。


フェースを被せれば転がしもいけますが、どちらかといえば、打ち出しを高くしてキャリー重視で寄せていきたい・・・。という方に合いやすいのではないでしょうか?


スピン性能が高く、しっかり止めてくれるので、予想以上に足(ラン)が出る心配は少なくなるような気がします。



操作性
『操作性』はとても高いです。


先ほども書きました通り、フェースの開閉がスムーズなので、色々なショットで遊ぶことができました。


SWやLWなどロフトが寝たウェッジでは、どうしてもロブ系の球で遊びたくなるのですが、その私の思いを、このウェッジは充分すぎるほど受けとめてくれました。


ロブ系はもちろんですが、普段『ピッチショット』中心のアプローチをしておられる方にも、このウェッジの構え感が気にならないのであれば、頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?



ヒール側
あくまでも『感覚的に』なのですが、このウェッジなら『硬いグリーン』でも上手く対応してくれそうだな・・・。と打ちながら感じていました。


フワッと打てるので、『球質を軽くして高さで止める』こともできますし、スピンも効いているので、ダラダラと転がっていく感じはしません。


落としどころを明確に設定できるウェッジなので、実戦でも安心感が得られます。



TaylorMade MILLED GRIND HI-TOE WEDGE
この独特なフェース面が特徴的ですが、基本性能はとても高くてバランスもとれています。


ただ先ほども書きました通り、どうしてもこのフェース面を好きになれないという方もいらっしゃると思いますし、グースタイプを好まれる方には、かなり合いづらいかもしれません。



TaylorMade MILLED GRIND HI-TOE WEDGE
人によって好みが分かれるところではありますが、私は面白いウェッジだな・・・。と思いました。


テーラーメイドらしい、斬新なデザインと基本性能の高さが印象的でした。



TaylorMade MILLED GRIND HI-TOE WEDGE
ただ、私がこのウェッジを購入するか?と聞かれれば、今の段階では購入しません。


やはり、独特なフェース面がどうしても気になってしまいますし、今は他にも素晴らしいウェッジがたくさんあるので、敢えてこのようなタイプにしなくてもいいな・・・。と思っています。


慣れれば使いやすそうですが、私には『慣れれば』というよりも、『即戦力』といいますか、すぐに『一片の曇りもない』イメージをもたせてくれるウェッジを求めています。


そういったこともあり、私がこのウェッジを購入することは今のところ無いですが、とても印象深いですし、また機会があれば試してみたいです。

                         
        
                         
      
2019年02月21日
  

テーラーメイド M6 アイアン

                 
今夜、北海道で震度6弱の地震が発生しました。


ニュースを聞いて驚きました。


揺れが治まり、被害が拡大しないことを祈ります。


とても心配です、どうかお気を付けください。



テーラーメイド M6 アイアン
さて今日は、このアイアン試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド M6 アイアン の7番 です。



REAX 85
シャフトは REAX 85 です。

ロフトは28.5度、クラブ長さは37.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は94g、トルクは1.8、バランスはD1、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドM6シリーズのアイアンです。


先日M6ドライバーを試打して好感を持っているので、アイアンも試打したいとずっと思っていました。


テーラーメイドらしい、機能的なデザインですが、ゴチャゴチャした感じがしないので、好感が持てます。



側面
ラージサイズでプクッと膨れているタイプなのかな?と思っていましたが、そうでもありませんでした。


小顔ということはないですが、大きすぎないのがいいです。


セミラージサイズといったところでしょうか?


テーラーメイドらしいポケットタイプのアイアンです。


中空タイプのアイアンも試打しましたが、このポケットタイプがメインのような気がします。



SPEED BRIDGE
薄くて小さいので、写真では見えづらいのですが、トゥ側には『SPEED BRIDGE』という文字がありました。


どういう工夫なのか分かりませんが、次ぎから次へと柔軟な発想で新たな工夫を取り入れてくれるテーラーメイドは凄いです。



トゥ側の工夫
トゥ側の、この部分にも工夫が見られました。


色々な物が組み込まれているようです。



彫りの深さ
ポケキャビらしく彫りの深さはたっぷりありますが、バックフェースが大きく膨れていないのがいいです。


これなら構えたときに、邪魔にならないだろうな・・・。と思いました。



トップライン
トップラインは少し厚めですが、気になるほどではなかったですし、テーラーメイドらしい厚さです。


薄くてシャープなタイプではありませんが、これくらいの厚みがあるほうが、安心感が得られるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?



ソール幅
ソール幅は少しだけワイドに見えますが、今のアイアンの中では普通といった感じがします。


ワイドソールを好まれる方は、もうちょっと広さが欲しい・・・。と思われるかもしれませんが、私は広すぎるアイアンは難しく感じることが多いので、これくらいで収まっていると親近感が持てます。



ネック長さ
ネックの長さは普通です。


見慣れた長さですし、特に変わったところは見られませんでした。


こうして見ても、ちょっとグースが利いているのが分かります。


私はこの角度から見て、そのクラブに見とれることもあるのですが、今日はそれがありませんでした。


感情が高ぶることもなく、機械的に淡々と見ていました。


これまでのテーラーアイアンと同じような感覚です。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは無く、普通といった感じで、特に変わった工夫は見られませんでした。


先日試打したホンマのアイアンのときに、スコアラインの数について書かせていただいたのですが、このアイアンは14本です。


だいたい13本前後が普通だと思うので、このアイアンもその範囲になりますが、こうしてフェース面を見ていても、海外メーカーらしい感じがします。


ホットといいますか、熱い思いがこみ上げてくるようなフェース面ではなく、クールでマシン的な印象をもちました。



グリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。


ソフトなフィーリングで好感が持てますが、テーラーメイドはあまりグリップには気を遣っていないようにも見えます。


グリップは消耗品で変える頻度も高いので、あえて手を加えないという戦略なのかもしれません。



振り感
素振りをしてみると、少し軽く感じました。


顔が『ゴツい』感じなので、もうちょっと重量感があるかな?と思っていたのですが、違いました。


『よくある重さ』ではありますし、これくらいが今一番支持されているのかもしれません。



構え感
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。


テーラーアイアンらしい構え感といえますが、私の好みではありませんでした。


とはいっても、これまでもたくさん出会ってきた顔ですし、予想通りといえます。


マニュアルタイプの繊細さを感じさせる顔つきではなく、いい意味での鈍感さがあり、大らかそうな感じがします。


オートマ系のアイアンを好まれる方には、親しみをもちやすいのではないでしょうか?


私の好みから外れるところはあるのですが、これまでのテーラーメイドアイアンの中では、好感が持てるほうです。


グースが利いていますし、やや大味な感じがしますが、苦手意識などは芽生えませんでした。


テーラーメイドのアイアンだから、こんな感じかな・・・。と思いながら見ていました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は予想していたよりも良くて、一球目から、


あれ、これまでとちょっと違うぞ・・・。と思いました。


これまでのテーラーメイドのアイアンは、やや硬めでありながら、『芯』のない打感が多かったのですが、このアイアンの打感には芯があります。


いわゆる「ベチャッ」という感じの打感でもなく、程よい手応えがありました。


しかも硬すぎず、手に嫌な衝撃は残りませんでした。


ステンレス系アイアンの中では、好感度の高いアイアンです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通だと思いました。


構えたときに、結構『立って』見えたので、ひょっとしたらタフなタイプなのかな?と思うところもありましたが、実際に打ってみて、そういう感じではありませんでした。


ソールなどに施されている工夫もありますし、『ポケットタイプ』の優位性もあるのだと思います。


これまでたくさんのポケキャビを試打してきましたが、ポケットにする大きな目的のひとつといいますか、最大の目的は『ロフトを立ててもあがりやすくする』ということなのだと、改めて感じました。


わざわざポケットにして、ロフトを立てないのであれば、ポケットにする意味はないのかもしれません。


ポケットにして重心深度を深くするということも重要ですし、タングステンなどのウェイトを組み込むのも同じ目的です。


『スタンディングロフト』でも、あがりやすいアイアンはたくさんあります。



バックフェース
『安定性』は高く、見た目通りの大らかなアイアンです。


ヘッドはやや大きめですが、大きすぎないので、打点が安定していて易しく感じました。


易しいアイアンですが、これまでも同じようなタイプをたくさん試打してきているので、このアイアンが特別易しくなったという印象はもちませんでした。


『これまで通り易しい』といえるアイアンです。


オートマチック系のアイアンを好まれる方には、とても親しみやすい『易しさ性能』をもったアイアンといえるのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていますが、今はこれくらいでも驚くようなことはありません。


私には完全に『2番手上』の飛距離性能をもっているのですが、ディスタンス系アイアンとしては、標準といえるのではないでしょうか?


そう思えるほど、今は『番手の概念』が崩壊しました。


易しい5番アイアンという感じですが、果たしてこのようなタイプで、グリーンでしっかり止まってくれるのかな?と思ってしまいました。


アイアンには『止め性能』を求めたいですが、このアイアンには止めるイメージが出てきませんでした。


キャリーも稼げますし、難しいアイアンではないですが、どうしてもそこから(グリーンに着地してから)が不安に感じます。


とはいっても、こういったことは、このアイアンだけでなく、多くのディスタンス系アイアンに共通していえることなので、あまり気にしないほうがいいのかもしれません。


これが今のトレンドだと割り切ったほうがいいような気もします。



操作性
『操作性』は、まずまずでした。


敏感に反応するというよりは、やや大らかさが勝ってしまうところがありましたが、左右に曲げることもできました。


マッスルバックなどのように大きく曲げることは難しく感じましたが、普通に対応してくれました。


『オートマ系』の顔をしているので、曲げるイメージがあまり出せなかったというところもあるのかもしれません。


私もちょっと淡々としすぎていたような気もします。



ヒール側
テーラーメイドM6ドライバーを試打していたので、このM6アイアンは少しスタイリッシュで精悍さがあるタイプのアイアンなのかと、実物を見るまでは予想していたのですが、違いました。


これまでもよく目にしてきた、ディスタンス系イージーアイアンです。


新たな工夫も見られますが、基本的には大きく変わっていないように思います。



TaylorMade M6 アイアン
球も普通にあがりやすいですし、距離も出ますが、私が一番印象に残ったのは打感です。


予想していたよりも、いい打感だったので、少しだけテンションがあがりました。



TaylorMade M6 アイアン
これまでテーラーメイドのアイアンは『大味』なものも多く、テンションがあがらないまま試打を終えることもたくさんあったのですが、このアイアンはちょっと違いました。


色々な工夫がされているんだろうな・・・。と思いました。



TaylorMade M6 アイアン
テーラーメイドはとにかく機能性を追求し、打感や構えやすさなどのフィーリングは『何番目かの優先順位』という認識をもっています。


その機能性と斬新な発想で、常に時代の先端を突っ走っているメーカーです。



TaylorMade M6 アイアン
テーラーメイドは、これからもこのような機能的なアイアンを発表し続けると思いますが、またいつか昔のようなフォージドタイプも発表して欲しいです。


テーラーメイドは、やっぱり『ウッド系』に力を入れているメーカーなのだと再認識しました。



TaylorMade M6 アイアン
これからもテーラーメイドの斬新な発想と、それを形にする技術力に期待していきたいです。


                         
        
                         
      
2019年02月14日
  

テーラーメイド M5 フェアウェイウッド

                 
テーラーメイド M5 フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド M5 フェアウェイウッド の5番 です。



KUROKAGE TM5
シャフトは KUROKAGE TM5 です。

ロフトは19度、クラブ長さは42.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は52g、トルクは4.1、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は320g です。



正面
テーラーメイドの新しいフェアウェイウッドです。


先日ドライバーを試打する機会に恵まれましたが、今日は同じシリーズのFWです。


とっくに木は使われなくなっているのに、今でもFW(FAIRWAYWOOD)になっていますが、これはもうすっかり定着しているので仕方ないですし、このままでもいいような気がします。



側面
シャロー感の強いヘッドです。


今はドライバーに限らず、シャロータイプのFWが主流なので、このクラブはノーマルといえるのかもしれません。


特別変わった感じはしませんでした。



TITANIUM
ソールのバックフェース寄りにはTITANIUMの文字があったので、このクラブがチタンだということが分かりました。


もし、この文字を見つけていなかったら、おそらくこれまで通りメタルという認識をもっていたと思います。


ドライバーのようにヘッドを大きくする必要が無いので、FWをチタンにする必要性は無いのかもしれませんが、これまでもたくさんFWでチタンが使われてきました。


その多くがソフトな打感で、よく飛ぶという特徴をもっています。


特に、ミステリーロッディオのFWは強烈なインパクトを残しました。


初めて試打して数年が経ちますが、今でも強く心に残っていますし、購買意欲を刺激し続けています。


ドライバーだけでなく、FWもチタンが有効なのだと思いますし、これからも増えていくのではないでしょうか?



ソールのウェイト移動システム

ウェイトの移動システム
そしてソールにある、このウェイト移動システムを見て、斬新なデザインだな・・・。と感心させられました。


この目的は分かりやすいのですが、このようなデザインであることが凄いです。


発想の柔軟さといいますか、色々なアプローチの仕方があるものだと思いましたし、もし私がクラブデザイナーだったら、このような設計は出来なかったと思います。


常に時代の最先端を行き、これまでたくさんの斬新なアイデアと、それを形にする製作力・・・。


実行力といっていいかもしれません。


まさにテーラーメイドは、ゴルフクラブ業界の『魔法使い』といったところでしょうか?


この形状にすごく感心しました。


私には思いつきません。



DRAW

FADE
両端にはそれぞれ、DRAWとFADEの文字がありました。


ドライバーほどヘッドが大きくないので、ウェイト移動システムの効果は小さいような気もするのですが、しっかりと役目を果たしてくれるのだろうと思います。



ソールにある溝のようなもの
ソールのフェース寄りには、溝のようなものがあります。


これはもうすっかりお馴染みです。


RBZが、いわゆる『溝ブーム』を引き起こしましたが、最新モデルでこのようになっているということは、溝が大きければ大きいほど、そして深ければ深いほどいいというものではないのだと思います。


強度的な問題もあるのかもしれません。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていました。


これもお馴染みです。


ウェイトの移動と、この調整システムで、幅広い層をカバーできるのではないでしょうか?


私はドライバーやFWに、このような調整システムを重要視していませんが、まだまだ根強い人気があるのは確かですし、最重要視しておられる方も多いのではないでしょうか?


クラブを購入後も、自分に合うようにカスタマイズすることができるのは、とても大きなことだと思います。



STD LOFT
試打するのは、このSTD LOFTのポジションです。



TWIST FACE
フェース面のトゥ寄りには、TWIST FACEの文字がありました。


先日試打したドライバーにも見られましたし、前のモデルから続いています。



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。



かなりのシャロー
こうして角度を変えて見ても、かなりシャローであることが分かります。


ここまでの薄さがちょっと意外でした。


もう少し厚みがあるタイプだと思っていました。



顔
好感のもてる、いい顔をしています。


もっとクセがあるのかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。


シャロータイプのヘッドですが、それをあまり感じさせない顔つきです。



カーボンクラウン
カーボンクラウンタイプで、ドライバーと同じコンセプトになっているようです。


こうすることで、かなりの低重心化が図れるのだと思います。


一番効果的なのは、クリーブランドやプロギアのように、クラウンの部分をえぐりとって空洞にすることだと思うのですが、そうすると見た目のインパクトがあり過ぎて売れにくくなるのかもしれません。


プロギアのFWは、かなり個性的でしたが、その個性(見た目のインパクトの強さ)と同じくらい高性能でした。


クラブは決して外見だけじゃないんだな・・・。と思ったことを覚えています。


今でもあのクラブは忘れることができません。


かなり易しくて大きく飛ばしていけるクラブでした。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングで好感が持てます。


これまでもよく見られる、シンプルなタイプです。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずでした。


少し軽量感がありますが、今はこれくらいが標準といえるでしょうか?


何回か素振りを繰り返して、タイミングを整えることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じでした。


前のモデル(M3&M4)もそうですし、今回のモデルのドライバーも試打しているので、この構えやすさは予想通りでした。


クラブによっては、『顔』として見たときと、ボールを前にして構えてみたときでは印象が変わってしまう物もあるのですが、このクラブの場合は同じでした。


とても自然で楽に構えることができました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は予想していたよりも、しっかりめでした。


チタンなので、もうちょっとソフトな感じなのかな?と思っていましたが、違いました。


しかし、この打感にも大きな不満は無く、普通に打っていくことができました。



打球音
『音』は、はっきりしていますが、大きすぎず好感が持てます。


インパクトが緩むということもありませんでした。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、今のクリークの中では普通といった印象をもちました。


普通ですが、その普通はとてもあがりやすいということです。


今はタフなFWを殆ど見かけなくなりました。


私はFWを試打するときはティアップせずに、直打ちすることに決めているのですが、直打ちでも充分球を上げてくれました。


タフさは全く感じられません。


かなりシャローだからでしょうか?


フェースの下目でヒットして、当たりが薄くなっても、しっかりと拾って上げてくれました。


ソールには色々な物がついていますが、『ソールの滑り』を邪魔することはありませんでした。


しかし、今日はマットの上からなので、実際の芝でも試してみたいです。


特に逆目のライでどうなるか、興味があります。



バックフェース
『安定性』は高いです。


構えやすかったということもあるのですが、イメージした通りのラインに沿って運んでくれました。


今日は調整をしないまま試打をしたのですが、すごく自然な印象をもちました。


シビアさのようなものは感じませんでした。


今は易しいFWがたくさんありますが、それらの中でも、かなり高い大らかさがあるタイプだと思います。


その大らかさとは、『構えやすいFWの中でのトップクラス』という意味です。



飛距離性能
『飛距離性能』は高いですが、今のFWの中では、『やや飛び』といった印象をもちました。


驚くほど強い球が出るという感じはしませんでしたが、コンスタントに稼いでくれるFWです。


飛距離性能もいい感じですが、それよりも私は安定性の高さが魅力的でした。



操作性
『操作性』は、まずまずといった印象をもちました。


クセのない構えやすいFWなので、色々な細工をしてみたくなりますが、少し安定性のほうが勝る感じがしました。


いい顔をしていて、それでいて難しさを感じさせない・・・。という、今のニーズにマッチしているFWです。



ヒール側
テーラーメイドらしく、ソールやネックには色々な機能が付け加えられていますが、実際に打ってみて、ゴチャゴチャしたり、モヤモヤしたり・・・。といったことがなく、最初からずっと楽しむことができました。



TaylorMade M5 FW
最初見たときは、この薄さとソールにあるウェイト移動システムが印象的だったのですが、決して機能性だけでなく、他の部分の性能もしっかり出せているように感じました。



TaylorMade M5 フェアウェイウッド
シャロータイプで、すごくあがりやすいですが、私はもうちょっと厚みが欲しいので、姉妹モデルのM6に期待したいです。


試打していて、今日は殆ど感じなかったのですが、日を改めると『シャローによる不安』も感じてしまうのではないかな?と思いました。


フェースも『シャローめ』なので、特にティアップして打つときは、少し注意が必要かもしれません。



TaylorMade M5 フェアウェイウッド
カッコいいデザインで機能性も十分ですが、見た目だけでなく、基本性能もしっかりしているので、多くの層から支持されるのではないでしょうか?


正直、『ぶっ飛びクリーク』だとは思いませんでしたが、バランスのとれた性能が魅力的です。


機会があれば、また何度でも試打してみたいですし、姉妹モデルのM6と打ち比べてみたいと思いました。


シンプルで分かりやすいFWです。

                         
        
                         
      
2019年02月08日
  

テーラーメイド M5 ドライバー

                 
テーラーメイド M5 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M5 ドライバー です。



KUROKAGE TM5
シャフトは KUROKAGE TM5 です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は56g、トルクは4.1、バランスはD3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は308g です。



正面
テーラーメイドのニュードライバーです。


先日、
M6を試打しましたが、今日は姉妹モデルのM5を試打する機会に恵まれました。


今回のテーラーメイドのニューモデルは私の周りでも話題になっていて、その人気の高さが伺えます。


私は、ゴルフクラブに『鮮度』を感じることがあります。


どういうことかといいますと、食料品のように、ゴルフクラブにも鮮度といいますか『旬』のようなものがあって、早く食べなければ(使わなければ)、腐らせるというと表現が良くないですが、最も美味しい時期を逃してしまう・・・。ということです。(それは性能や品質の劣化ということではありません。)


そういった意味でも、テーラーメイドのクラブは、生鮮食料品で魚や野菜に近いところがあるかもしれません。


もちろん、長く使おうと思えば問題なく使えますが、鮮度といいますか、流行に敏感なところがあるように思います。


対して地クラブメーカーと呼ばれるクラブの多くは、何年も同じモデルが発売されていて、それが色褪せることはありません。


いいものはいつまで経ってもいいです。


食料品でいえば、長く保存がきくように作られた、燻製や漬物・干し柿・・・etcといったところでしょうか?


燻製や漬物・干し柿などは、その素材を長持ちさせるだけでなく、そうすることでその素材の美味しさをさらに引き出すという大きな長所があります。


昔冷蔵庫が無くて、貴重な食料品の保存をどうするかということについて、先人の知恵は素晴らしいですし有り難いです。


渋柿も干してしまえば、甘みが増します。


生鮮食料品と燻製・・・etc。どちらがいい悪いではなく、常に新たな発想で、しかも早いサイクルで私たちゴルファーを楽しませてくれるテーラーメイドにはいつも感謝しています。



側面
ちょっと話が横に逸れてしまいましたが、このドライバーは、形状的にはシャロー系のラージサイズドライバーです。


これまでのモデルと変わらないような感じがします。



ソールのウェイト
しかし、ソールにはウェイトが配置されていて、それが色々なポジションへ移動できるようになっています。


こういったウェイトを移動させるのはテーラーメイドのドライバーでは、ごく普通のことだと思いますが、M6には無かったので、姉妹モデルであっても、特徴を大きく変えてきているのが分かります。


まずは買ったときの状態から試してみて、それから色々な位置にウェイトを移動させて、自分に合うように調整していくのはメリットも大きいですし、とても楽しいことではないでしょうか?



SPEED INJECTED
ソールのフェース寄りには『SPEED INJECTED』の文字がありました。


これはM6と同じです。


M5とM6では、機能性に違いをもたせているけれど、基本的なコンセプトは同じなのだということが分かります。



ネック長さ
ネックは少し短いですが、見慣れた長さです。


おそらくM6と同じ長さではないでしょうか?


M6同様、ネックには調整システムが搭載されています。



フェース面の仕上げ
このフェース面もM6と同じです。


これまでのモデルよりも、フェース面の質感が良くなりました。



フェース面のビス

フェース面のビス
このビスのような物も同じです。


ゴルフクラブの中で、フェース面は色々なルールで規制されている部分でもありますし、強度的なことなどからも、とてもデリケートな部分だと思うのですが、それにあえて手を加えているのが凄いです。


これまでに無い発想ですし、こういったことができるのが、テーラーメイドの強みでもあります。


まさに『コロンブスの卵』的メーカーといったところでしょうか?


テーラーメイドがいくつもの流行を生み出したといっても過言ではありません。


テーラーメイドというメーカーが存在しなかったら、まだまだパーシモンの時代は長く続いたような気もしますし、メタルやチタンの登場が遅れていたかもしれません。


テーラーメイドの功績はとても大きいです。



見慣れたシャロー
見慣れた感じのシャローです。


今ではこういったタイプが一番多いような気がします。


シャローではありますが、シャロー過ぎないところがいいです。


先日も書きましたが、『スタンダードシャロー』といっていいのではないでしょうか?


ディープタイプは敬遠してしまうけど、かといって薄すぎるのもなあ・・・。という方にも、この形状は親しみやすく感じられるのではないでしょうか?



顔
顔の印象は、M6と少し変わりました。


M6と同じような感じではあるのですが、このM5のほうが、若干ヘッド後方が膨らんでいて、フック系をイメージさせます。


極端な違いではないのですが、異なるタイプだということが分かりました。


今度同時に打ち比べてみる機会があれば、まずはこの顔の違いを見比べてみたいです。



カーボンクラウン
このカーボンクラウンはM6と同じです。


素材も大きさも統一してあるように見えます。



オリジナルグリップ
装着されているグリップも、これまで同様、シンプルなタイプです。


ヘッドにすごくたくさんの工夫がされているので、少し味気ないような感じがしないでもないですが、あえてこういうシンプルなタイプにしてあるのだと思いますし、これもいいものです。



振り感
素振りをしてみると、なかなかいい感じです。


最近のテーラーメイドのドライバーの中では、結構重量感があるように感じました。


このKUROKAGEが標準シャフトなのでしょうか?


それとも、カスタムシャフトという扱いになっているのでしょうか?


おそらく、違うシャフトも用意されているんだろう・・・。と、先日M6を試打したときに違うシャフトだったので思いました。


ここ数年のテーラーメイドの弱点といえば、あくまでも私なりの考えですが、シャフトにあったように思います。


せっかくヘッドがいいのに、シャフトとのバランスが取れていないといいますか、シャフトが負けてしまっている・・・。と感じるドライバーがいくつかあり、その度に勿体ないなぁ・・・。と思うこともありました。


しかし今年のニューモデルである、このM5とM6には、そういったことを感じませんでした。


タイミングも取りやすいです。



構え感
ボールを前にして構えてみた感じは、まずまずでした。


ちょっとクセがあり、かなり前に試打し、強烈なインパクトを残したドライバー『バーナードロー』というドライバーとイメージが少し被りました。


一度だけしか試打していないのですが、私は全く打てずお手上げになってしまったドライバーです。


ボールが左にしか行きませんでした。


このドライバーはそこまで極端ではないですが、少し似ているところがありました。


フェード系というよりは、明らかにドロー系をイメージしやすいドライバーです。


『顔』として見たときはあまり気にならなかったのですが、こうしてボールを前にして構えてみると、フェースが少し被っているように見えました。


やはりラージサイズでは、これくらいが標準といいますか、当たり前のことなのかな?と思いました。


姉妹モデルで似ているのは当然ですが、顔という点では、私は先日試打したM6のほうが好きです。




試打を開始しました。

フェース面
打感は好感が持てました。


M6を試打して、まだ間もないので、このような打感を予想していました。


しっかりしていますが、硬いということはなく、適度な手応えを楽しめます。


フェースに乗るというよりは、完全に弾く感じが強いですが、これも今のドライバーの特徴といっていいように思います。


右に滑る感じは無く、しっかりとつかまえてくれているのが弾道を目で追わなくてもわかる打感です。



打球音
『音』もはっきりしていて、こちらに伝わってくるものがありました。


高すぎず大きすぎず、インパクトを邪魔しません。


テーラーメイドはどちらかというと、『フィーリング重視』というよりは、『機能性重視』『合理性重視』といった印象もありますが、今回のニューモデルのフィーリングは『ど真ん中』というわけではありませんが、好感が持てました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点ではM6同様、普通だと思いました。


タフなタイプではないですが、かといって特別あがりやすくなっているような感じはしませんでした。


このドライバーのロフトは一桁ですが、昔のドライバーのようなハードルの高さは感じません。


今のドライバーの中でも標準的だと思いますが、どちらかといえばヒッター向けなのかな?と思いました。



TaylorMade M5 DRIVER
もちろん、これは2つのウェイトを移動させれば、その印象もかなり違ってくるのは間違いありません。


専用の工具が無かったので、このまま試打したのですが、このポジションがノーマルなのでしょうか?


テーラーメイドは、これまでも色々なパターンでウェイトを移動させてきました。


今回も違うパターンできましたが、その効果は、これまでと大きく変わらないような気がします。



バックフェース
『安定性』は、かなり高いです。


しっかりとつかまった球が、ブレることなく飛んでいきました。


私にはつかまる感じがして、ややドロー系になったのですが、それでも大きくは曲がりませんでした。


私は左側へのミスを嫌うのですが、このドライバーは気になりません。


先日試打したM6も、かなり安定性が高いと感じましたが、このドライバーも同様です。


しかし、このドライバーのほうがつかまりがいいように感じますし、何よりウェイトを移動させて自分に合うようにカスタマイズできるという大きな長所をもっているので、このM5のほうが好きだという方も多いのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』も優れていました。


予想していたといいますか、期待していたところまで、安定して運んでくれました。


今は初速の速いドライバーがたくさんあります。


しかし、テーラーメイドのドライバーはそれらと比べると、若干緩めかな?と思うことがよくありました。


今年のモデルは、そういったことが感じられません。


ルールギリギリまで反発係数を高めているということで、メーカーの本気度が伺えます。


ただ、たくさんのロットの反発係数を厳密に計測すると、そこにはある程度のバラつきがあるような気がします。


日本の地クラブメーカーはその点を、かなり厳密にといいますか、シビアに作っているものが多いですが、テーラーメイドはそういった点に少し『大らか』なところがあるので、個体差も出てくるのではないか?と思いました。



操作性
『操作性』という点ではM6同様、安定性が勝ってしまって、なかなか思うようには曲げられませんでした。


私はフッカーだということもあるせいか、どちらかといえばフック系のほうが易しく感じられましたが、それでも大きく曲げるのは難しく感じました。


今日は練習場でしたが、もしコースで使うのであれば、ほんの少し右を向いてそこから小さく戻していく感じがちょうどいいかな?と、試打しながら感じていました。


実際に打ち比べてみないと分かりませんが、M6よりはこのM5のほうがつかまりやすい設計になっているのではないでしょうか?



TaylorMade M5 DRIVER
とはいっても、先ほどから書いている通り、このドライバーにはウェイトを移動させる機能が付いているので、かなり性能を変えられます。


ウェイト移動システムは、ひとつのクラブに色々な顔をもたせてくれます。


私はこのままのポジションが一番いいように思うのですが、球がつかまりすぎる・・・。とか、もっと弾道を高くしたい、低く抑えたい・・・。といった感じで調整できるのが、このドライバーのM6にはない魅力です。



ヒール側
M5とM6を試打してみて、おそらくこのM5のほうが、M6よりは多くの支持を集めるのではないかな?と思いました。


球もつかまりやすいですし、ウェイト移動システムが大きく効いています。



TaylorMade M5 DRIVER
ただ私は、調整機能を重視していないですし、顔の好みなどからも、どちらかひとつを選ぶとするならば、迷わずM6を選びます。


これはすぐに判断できました。



TaylorMade M5 DRIVER
テーラーメイドらしい、斬新で柔軟な発想力。


そして、それを形にしていく技術力。


私たちユーザーは、簡単にこういった高機能なクラブを手にすることができますが、作る側としては、色々なアイデアを出していき、それだけでも大変なのに、それを実際に形にするのに、すごくたくさんの努力や苦労があるのは間違いありません。


変わったドライバーを作っても、飛ばなければ売れないですし、それにプラス今は安定性も強く求められています。


それらをクリアするのはとても大変なことだと思いますが、テーラーメイドは常に時代の最先端を走っていて、私たちゴルファーを楽しませてくれているメーカーです。


このM5とM6は、何度も試打をして楽しみたいです。
                         
        
                         
      
2019年01月31日
  

テーラーメイド M6 ドライバー

                 
テーラーメイド M6 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド M6 ドライバー です。



FUBUKI TM5
シャフトは FUBUKI TM5 です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は54g、トルクは4.6、バランスはD2.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は299g です。



正面
テーラーメイドのニュードライバーです。


この寒さが厳しいときにニューモデルが発売されるのは異例な感じもするのですが、テーラーメイドはいつも不定期でニューモデルを発表してきましたし、特別珍しいことではありません。


数か月後の本格的なゴルフシーズンに向けて、しっかりと使い込んで、備えていて欲しいというメーカーの願いもあるのかもしれません。


昨年試打したM3やM4の印象がとても強いのですが、早くも後継モデルの登場です。


テーラーメイドは世界一ニューモデルが登場する頻度が高いメーカーではありましたが、ここ最近変わってきました。


しかし、この時期にあえて発表してくるということは、それだけ自信作ということではないでしょうか?


カラーリングなどもあると思うのですが、何となく『ウルトラマン』を連想しました。



側面
テーラーメイドらしい、メカニカルなラージサイズのドライバーです。


色々な工夫が見られますが、これまでのモデルと比べると、少しすっきりしたようにも見えます。



バックフェースのウェイト
バックフェースには小さなウェイトがひとつだけ配置されています。


数字が刻印されていなかったので、重さは分かりません。


これだけ小さいウェイトなので、交換式ではないのかもしれません。



ネック長さ
ネックは少し短く見えましたが、今のドライバーの中では平均的なほうだと思います。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。


これはテーラーメイドのドライバーなので、『常識』といっていいのかもしれません。


この調整システムが無いと不満だという方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか?



STD LOFT
試打するのは、この『STD LOFT』のポジションです。



ソールの溝
ソールには大きな溝があります。


これは前のモデルから継承されている特徴です。



SPEED INJECTED
溝のそばには、『SPEED INJECTED』と表記されています。


これはどういったことなのでしょうか?



フェース面のデザイン
フェース面のデザインが変わりました。


前のモデル(M3&M4)も変わりましたが、さらに変わった感じがします。


質感が良くなったといったほうがいいかもしれません。


これまでのテーラーメイドのフェース面ではなく、弾きの良い地クラブメーカーの、ドライバーのフェース面に近い感じがします。


『あのメーカー』のフェース面にちょっとだけ似ているな・・・。と、フェース面を指で触れながら思っていました。


今までテーラーメイドのニューモデルはたくさん試打してきましたが、ここ数年はバックフェースやクラウン・ソールなどは大きな工夫が見られても、肝心のフェース面がずっと同じで変わらないな・・・。と思っていました。


あまりいい表現ではないかもしれませんが、正直チープに見えてしまうこともありました。


なので、ニューモデルに出会っても、これまで心が動くことは少なかったです。


いつも淡々と見ていました。


しかし、今回は大きく変わっています。


ここまで変えるのは久しぶりのような気がします。


フェース面のソール付近に、2つの丸いビスのような物が見えたので、これはウェイトの役目を果たしているのかな?と思いましたが、ここの位置にするのは不自然ですし、ウェイトを組み込むならソールだろう・・・。と思っていました。


しかし、実際は違っていました。


このドライバーのフェース面は、弾きが良くなるように最初から、かなり薄く作られていて、それだと高反発になって、ルール不適合になってしまうので、反発力を落とす為に、ジェルのようなものが充填されているのだと聞きました。


その為のパーツなのだそうです。


なるほど・・・。それは画期的なことだな・・・。と思いました。


これまでのドライバーは、反発係数を超えないように、いつも『ギリギリ』に削られていて、そこに神経をとがらせていたと思うのですが、このドライバーは最初から薄くしておいて、あとからルールに適合するように改良されているということで、逆転の発想だな・・・。と思いましたし、そういった柔軟な発想ができるところが、テーラーメイドの凄いところです。


だんだんとマイナスにする(削る)のではなく、最初から大きくマイナスにしておいて、あとからプラスにして、ちょうどいいところまでもっていく・・・。というのは、とても合理的だと思います。


ただ、どのくらい異材(樹脂のようなもの)が充填されているのか分かりませんが、フェースが最初からかなり薄く作られているということで、強度が気になりました。


今まで、高反発ドライバーでフェース面が凹んでしまったり、ヘッドが割れてしまったものをいくつか見てきたので、このテーラーメイドのニュードライバーはどうなのだろう?と気になりました。


しかし世界的なメーカーですし、多くの契約プロも使うので、そういったところはきちんとクリアになっているのだと思います。


最初から薄くしていて、あとから足していくほうが、ルールギリギリまでもっていくのが易しいのは間違いありません。


極端な話、全部組み終わってからでも、充分調整ができそうです。



TWIST FACE
フェース面のトゥ側には『TWIST FACE』の文字がありました。


これは前のモデルのM3とM4にも見られました。


このツイストフェースは、しっかりと継承されているようです。



スタンダードシャロー
ヘッドの大きさは充分ありますし、フェース高もありますが、シャローバックタイプになっています。


しかし、今はこれくらいが一番多いので、『スタンダードシャロー』といえるでしょうか?


見慣れた形状です。


今はディープバックタイプを探すほうが難しいです。



顔
顔は予想していたよりも、いい感じでした。


もっとクセがあるのかと思っていましたが、そうではありませんでした。


前のモデルと同じような顔なので、前のモデルを使っておられる方も、そのままシフトしていきやすいのではないでしょうか?


これが新たな『テーラー顔』といっていいのかもしれません。



カーボンクラウン
クラウンには、カーボンがコンポジットされています。


最初はM1からでしたが、その面積がどんどん大きくなってきているような気がします。


テーラーメイドは『ホワイトヘッドブームの立役者』といった印象がありますし、多くのメーカーが追随してきましたが、今はすっかりカーボンコンポジットが主流になりました。


私は白いヘッドも好きですが、どちらかというと黒いヘッドのほうが好きです。


しかし、白いヘッドを好まれる方もたくさんいらっしゃると思いますし、白いヘッドのニューモデルを待ち焦がれている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


こうして見ていると、一口にカーボンコンポジットと言っても、色々な質感があるものだと気づかされます。


このドライバーの場合は、『量産型』といった質感です。


高級感はそれほど感じないですし、近くでよく見てみると、クラウンとカーボンの接合部分に、ちょっとだけムラがありました。


しかし、それは目立つものではないですし、強度的にも問題ないと思うので、あまり気にしないようにしました。


それと、たまたま私が手にした試打クラブがそうなっていただけなのかもしれません。


ただラウンド中、このカーボンが何処かへ飛んで行ってしまったら、大きなショックを受けるだろうな・・・。と思いました。


正しい使い方をして、保証期間内であれば、おそらくメーカーも補償してくれるだろうけど、自分ならそんなクラブはもう使いたくないな・・・。ということも思っていました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。


これまでもよく見てきました。


テーラーメイドはようやくフェース面の工夫に取り組みましたが、グリップはまだまだ気を配っていないようです。


とはいっても、特に不満のあるグリップではないですし、普通に使えます。


色々な工夫がされている機能的なヘッドには、このようなシンプルなグリップのほうが、相性がいいのかもしれません。



振り感
素振りをしてみると、なかなかいい感じでした。


今のドライバーは、かなりソフトスペックなものが多いですが、このドライバーはソフトスペック過ぎない感じがしました。


ハードなタイプではなく、シャフトもよくしなってくれますが、頼りない感じはありませんでした。


数回素振りを繰り返して、タイミングを整えることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、いい感じでした。


クセは感じられず、ラインもイメージしやすいです。


今のドライバーはちょっとクセのあるもののほうが多いですが、このドライバーは違いました。


前のモデルの構え感とよく似ています。


今度機会があれば、見比べてみたいです。


ヘッドが大きく見えたので、安心感をもたれる方も多いのではないでしょうか?


私はもう少しコンパクト感があったほうが、いいイメージが描きやすいのですが、それは贅沢なことかもしれません。


今風(いまふう)の、大らかそうなドライバーだな・・・。と思いながら見ていました。


左方向へのミスが気にならないので、リラックスして構えることができました。




試打を開始しました。

バックフェース
まず感じたのが、この『安定性の高さ』といいますか、イメージしたラインを忠実に沿って描いていく『描写力の高さ』といったらいいでしょうか?


一球目から、かなりいい球を打たせてくれました。


ボールは白いので、白い絵の具で真っ直ぐ線を描いていくような感覚といったらいいでしょうか?


かなり力強いストレートボールです。


最近は曲がりづらいドライバーが多いですが、ここまで直進力が高いのは珍しいような気もします。


前のモデルも曲がりにくいドライバーですが、このニューモデルはそれに『ナチュラルさ』が加わったような印象をもちました。


それはヘッドの工夫もそうですし、装着されているシャフトFUBUKIの性能もあると思います。


元々FUBUKIはラインを出しやすいシャフトですが、それは今でも健在で、この最新ドライバーとの相性もバッチリなようです。


それから続けて打っていったのですが、まるで再現VTRを見ているように、同じような軌道を描いていきました。


なかなかブレる気配がありません。


球もしっかりつかまっていて、コスる感じはありませんでした。



フェース面
『打感』は前のモデルと似ているところもあるのですが、少しクリアになったといいますか、『芯』のようなものを感じることができました。


これまでのモデルの打感を『分散型』とするならば、このドライバーはそれに少し『集中』が加わった感じ・・・。といったらいいでしょうか?


力の伝達効率もいいように感じました。


これまでのモデルも良かったですが、このドライバーも弾きの良さがあります。


ただ、私はこれまでたくさんの優れた地クラブドライバーを試打していますし、それとは別に高反発ドライバーも試打しています。


なので、このドライバーの反発力がルールギリギリに設定されているといっても、正直それほど強く感じませんでした。


弾きが弱いというのではなく、『特別感』は無いということです。


しかし、とても優れているのは間違いないですし、前のモデルよりも、明らかにパフォーマンス力が上がっています。



打球音
『音』は、はっきりとしていますが、大きすぎず高すぎないので、好感が持てます。


これまでも耳にしてきましたし、気になることはありませんでした。


インパクトが緩むこともなく、しっかりと振り抜くことができました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通だと思いました。


タフなタイプではありませんが、どちらかというとヒッター向けです。


ロフトが10.5度ということもあり、しっかりとした打ち出しをキープしていけましたが、『あがりやすさ最優先』ではなく、しっかりと叩いていきたい方に合いやすいように作られているように感じました。


しっかりと速く強く振っていけるからこそ、この新たなフェースの弾き性能が活かされるような気もします。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていました。


これくらいは飛んで欲しいな・・・。というところまで、充分過ぎるほどクリアしていました。


前のモデルのM3やM4も優れていると思いますが、私はこのM6のほうが好きです。


すごく大きく飛距離が伸びたとか、驚くような飛びということは正直感じませんでしたが、高いポテンシャルを発揮してくれました。


飛び性能の優れたドライバーにも、『ホットな性格』をしたタイプと、『クールな性格』をしたタイプがあるとするならば、このドライバーは後者のクールなタイプだな・・・。と思いました。


これまではクラブの性能や個性が、『足踏み状態』だと感じることは多くありましたが、このドライバーは確実に一歩前に進んでいるような気がします。


メーカーの工夫がちゃんと活きているドライバーです。


キャリーもしっかり稼げましたし、弾道も力強く、頼もしさがあります。



操作性
『操作性』という点では、かなり直進性が高いので、曲げることに苦労しました。


小さくは曲げられたのですが、大きく曲げるのはとても難しく感じました。


かなり極端にやったらどうだろうか?と思ったのですが、それは全く実戦的ではないので、やめました。


私はフッカーですが、このドライバーは易しく感じましたし、フェードボールヒッターの方にも、易しく感じられる『中立的なタイプ』です。


最近はこういうドライバーも増えてきました。


ネックにある調整機能を使えば、もっと色々な顔を見せてくれそうです。



ヒール側
寒さが厳しい今の時期に、こんな楽しいドライバーに出会うことができ、心も体も暖まりました。


あまり好感が持てないドライバーだと、数球で試打を終えることもありますが、今日は気づけば100球近く打ってしまいました。


このドライバーの魅力にハマり、夢中になってしまったのかもしれません。



TaylorMade M6 DRIVER
色々なハイテクが搭載されているのはテーラーメイドらしいところですが、前のモデルの優れたところがしっかり継承されています、


高い機能性がありながら、それが邪魔に感じさせないところがすごくいいな・・・。と思いました。



TaylorMade M6 DRIVER
ドライバーに限らず、アイアンなど他の番手のクラブでも、メーカーとしては、『フェース面』が一番気を遣うところといっていいのではないでしょうか?


スコアラインなどもそうですし、常に『反発係数』を気にしなければならないので、制限が多いパーツだと思います。


テーラーメイドは海外メーカーらしく、いつも『合理的』という印象をもっています。


日本の地クラブメーカーには『合理的』とは真逆の『緻密さ』『繊細さ』を感じることもあり、かなり気を配って作られているのが分かるときがあります。


こういったところは海外メーカーではあまり感じられないのですが、テーラーメイドがあえて、そのフェース面に独自の工夫を施してきたということで、メーカーの本気度が伺えます。


テーラーメイドはいつも『時代の先駆者』で『流行の担い手』といったところがありますが、今回も斬新なアイデアでクラブを私たちに届けてくれました。



TaylorMade M6 DRIVER
このテーラーメイドのニュードライバーはとてもいいので、ライバルメーカーである、キャロウェイやタイトリストのドライバーとの打ち比べもしてみたいです。


どれも素晴らしいドライバーでポテンシャルが高いですが、『直進性の高さ』『ラインの正確さ』では、おそらくこのドライバーに軍配が挙がるだろうな・・・。と思いました。


それくらい、方向性に長けたドライバーです。


このドライバーもいいですが、私には弾道が高すぎたので、違うロフトでも試してみたいですし、せっかく調整機能が付いているので、色々なポジションでも試してみたいです。


今年は早くも一か月が経とうとしていますが、いいドライバーに出会うことができました。

                         
        
                         
      
2018年12月06日
  

テーラーメイド P760 アイアン

                 
テーラーメイド P760 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド P760 アイアン の7番 です。



N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 です。

ロフトは33度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS です。



正面
テーラーメイドのカッコいいアイアンです。


先日790というアイアンを試打したのですが、今日はまた違うモデルです。


姉妹モデルなのでしょうか?



側面
オーソドックスな形状のアイアンです。


ここ数年、テーラーメイドのアイアンはラージサイズでボテッとした形が多かったのですが、このアイアンは違います。


アイアンらしいアイアンといったらいいでしょうか?


この形状には惹かれるものがあります。


トゥ側にFORGEDの文字があったので、フォージドアイアンだということがわかりました。


テーラーメイドはずっとステンレスのイメージが強いのですが、昔から軟鉄鍛造が無かったわけではありません。


これからはニーズの高いフォージドアイアンも発表していくということなのでしょうか?


ただ、独特な『膨らみ感』などから、標準的な軟鉄鍛造ではなく、中空タイプなのだということがすぐに分かりました。


易しさを追求するために色々な工夫が今はされていますが、より易しさを追求していけば大きくなりすぎたり、形が崩れてしまったりすることがあります。


それを解消する為には中空構造が有効だとは思いますが、中空は打感が犠牲になってしまうことが多いです。


しかし全ての中空アイアンの打感が劣るということはなく、いい印象をもった中空アイアンもありました。



彫りの深さ
彫りは浅く、こうして見ているとハーフキャビティに見えますが、中空構造なので普通のハーフキャビティよりはさらに易しくなっていると思います。



トップライン
トップラインの厚みはノーマルです。


キュッと締まった感じで好感が持てます。



ソール幅
ソール幅は昔から見慣れた感じの『標準タイプ』ですが、今のアイアンの中では明らかに狭いです。


これも中空のなせる業でしょうか?



ネック長さ
ネックは少し短く見えましたが、今では標準的といっていいと思います。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはツアーベルベットでとても良いです。


ソフトなフィーリングと、何ともいえない『しっとり感』がたまりません。


テーラーメイドがこのグリップを採用しているのは珍しいように思います。


もうずっと、テーラーメイドはフィーリングから離れた開発をしてきたように思っていたのですが、フィーリング重視にシフトチェンジしたのでしょうか?



振り感
素振りをしてみると、タイミングがとりやすくて、いい感じです。


やや軽量タイプではありますが、軽すぎないところに好感が持てます。



構え感
ボールを前にして構えてみると、いい感じでした。


オーソドックスな形状と、標準的な大きさですが、少し『被って』いるように見えました。


それは製造工程における、熱の冷める過程での収縮によって、フェースが少し左を向いているような感じでした。


ネック形状も完全なストレートというよりは、少しグースが利いています。


今はこういうタイプの人気がとても高いように思います。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。


フォージドアイアンということで、もっとソフトでいい打感を予想していたのですが、ちょっと違いました。


大きな不満は無いのですが、ちょっと『ゴツン』といいますか、硬い感じがしました。


しかし、中空ということを考えると、仕方ないのかもしれません。


『球の乗っかり感』も、あまり感じられませんでした。



トゥ側
球はあがりやすいです。


この見た目とは違う、ハードルの低さが魅力です。


こういったところが中空の最大の利点といえると思います。


外見からくる印象とは違う易しさがあります。


ワイドソールではなく、ボテッとした形状ではないですが、あがりやすくする為に、色々な工夫がされているのは間違いないと思います。


ヘッド内部にウェイトなどが組み込まれているのかもしれません。



バックフェース
『安定性』も、なかなかいい感じです。


それほどワイドスイートエリアという感じはしませんでしたが、ある程度の寛容さのある、『難しすぎないアイアン』です。


外見はハーフキャビティ。


だけど実際はフルキャビティと同等の易しさをもっている。


そんなタイプのアイアンだと思います。



飛距離性能
『飛距離性能』は普通の範囲内です。


特別飛距離が出るタイプではありませんが、弾く感じで『やや飛びタイプ』といっていいかもしれません。


いくら中空とはいっても、このようなタイプでロフトを立てすぎてしまうと、かなり難易度があがってしまうので、メリットは少ないのかもしれません。


アイアンに飛距離を求めていきたい方には、やや物足りないところがあるかもしれませんが、飛びすぎを嫌う方には親近感のもてるアイアンといえるのではないでしょうか?



操作性
『操作性』は高いです。


このようなシュッとした感じで大顔タイプではないので、操りやすさがあります。


左右へも曲げやすく、反応のいいアイアンです。


適度な易しさと扱いやすさの両立ができています。



ヒール側
先日試打した790もそうですし、この760アイアンに出会うことができて、テーラーメイドのアイアンも変わりつつあるのかな?と思いました。


海外メーカーのトップ4といえば、タイトリスト・テーラーメイド・ピン・キャロウェイだと思いますが、テーラーメイドだけずっとアイアンが『独自路線』を走っていたように思います。



TaylorMade P760IRON
タイトリストは昔からですし、キャロウェイはXフォージドから、軟鉄のカッコいいアイアンを発表して今に続いています。


ピンも昔はかなり個性的な物が多かったですが、数年前からオーソドックスで構えやすいアイアンを発表しています。



TaylorMade P760IRON
しかし、テーラーメイドだけはずっとラージサイズでボテッとした感じのアイアンが続いていて、正直私はあまり興味をもてず、試打する回数も少なくなりました。


機能性を重視するあまり、フィーリングが疎かになってしまったような気がしていました。


いわゆる『ワンピース構造』ではなく、色々なパーツが組み合わさって外見も派手になりましたが、物足りなさを感じていました。



TaylorMade P760IRON
とはいっても、フィーリングのいいアイアンは他のメーカーからたくさん発表されているので、そちらを使えばいい・・・。というのもありましたが、やっぱりテーラーメイドからもカッコいいアイアンを見たいな・・・。と思っていました。


テーラーメイドはアイアンというよりも、完全のウッド系が得意なメーカーですが、これからも、このようなフォージドアイアンも発表して欲しいです。



TaylorMade P760IRON
中空ということもあり、打感はもうひとつでしたが、外観が良くカッコいいアイアンです。


操作性が高いので、実戦でも大いに役立ちそうです。


飛距離や安定性にすごく長けているという感じはしませんが、バランスの良さがあります。



TaylorMade P760 アイアン
フォージドアイアンではありますが、どことなく『ステンレス感』も残っているな・・・。と思いました。


いつも色々なアイアンを試打していると、そのクラブの『温度』を感じることがあります。


それは手で触れてみた実際の温度ではなく、あくまでも『感覚的な温度』です。


どうしてそう感じるのか上手く説明できないのですが、クラブの温度を感じることはよくあります。


今日もその温度を感じ、ホットというよりは、ちょっと冷たいといいますか、クールな感じがしました。


よく言えば冷静沈着に・・・。その逆でいえば、あまり感情移入できない・・・。というタイプのアイアンです。


それは、このアイアンが良くないというのでは全くなく、ただ単にそう感じただけです。


本来のアイアンらしいカッコ良さがあり、操作性も高いので、魅力を感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?


これまでの『機能的すぎる』アイアンにちょっと距離を置いていたけど、久しぶりにテーラーメイドのカッコいいアイアンを使ってみたいな・・・。という方には是非試していただきたいです。

                         
        
                         
      
2018年10月19日
  

テーラーメイド M GLOIRE ドライバー

                 
テーラーメイド M GLOIRE ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド M GLOIRE ドライバー です。



Speeder Evolution
シャフトは Speeder Evolution です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は50g、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は281g です。



正面
テーラーメイドグローレシリーズの新しいドライバーです。


先日アイアンを試打しましたが、今日はドライバーを試打することができました。


アイアンはちょっとクセがありましたが、このドライバーはそんな感じがしません。



側面
これまでのグローレドライバーと同じく、ラージサイズでシャロー感のあるヘッドです。


シャロータイプではありますが、円盤タイプのように薄さが強調されているのではなく、丸みもあって適度な厚みもあります。


派手さはなく落ち着いたデザインですが、すごくセンスのいいデザインだな・・・。と思いながら見ていました。



ソールの溝
ソールには大きな溝がありました。


よく目立ちます。


溝の中には『HAMMERHEAD』の文字があり、以前試打したM3ドライバーを思い出しました。


Mシリーズとグローレは別のモデルですが、同じメーカーということもあり、いいところはモデルの垣根を越えて採用するということなのでしょうか?



溝の深さ
溝の幅も深さもたっぷりあります。



ウェイト
ソールのヒール側にウェイトがひとつだけありました。


これはよく見られる工夫です。



ネック長さ
ネックは短く、調整機能は搭載されていませんでした。


これまでのグローレシリーズと違うところです。


調整機能を求めておられる方には、やや不満が残るところかもしれません。



ヒール側の凹み
調整機能はありませんが、トゥ側とヒール側に凹みがありました。


ここの部分が大きく凹んでいるということは、重量を軽くして、重心深度を深くしているということでしょうか?


SLDR以来、テーラーメイドのドライバーは『浅重心』のイメージがつきましたが、グローレは日本市場向けのモデルなので、私たち日本人に合いやすいように、重心を深くしているのかもしれません。



M GLOIRE
『M GLOIRE』の文字が目立っています。


これまでは『Fシリーズ』でしたが、これからは『Mシリーズ』になるということなのでしょうか?


それとも溝を見ても分かるように、『M3』『M4』シリーズの特長も兼ね備えているという意味なのでしょうか?



顔
グローレらしく、大らかそうないい顔をしています。


ラージサイズですが、クセのないところがいいです。



カーボンコンポジット
クラウンの色が変わっているのに、少し驚きました。


最近よく見られるカーボンコンポジットですが、黒ではなく、薄いグレーになっています。


これにも何か意味があるのでしょうか?


そういえばテーラーメイドがカーボンコンポジットクラウンを採用したことにより、再び流行りだしたような気がします。


テーラーメイドは『先進性』があり、いつも流行の最先端といいますか、『流行を創り出すメーカー』といったところが昔からあります。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインもこれまでの物と違い、一新されています。


テーラーメイドのドライバーのフェース面はずっと同じといいますか、変わり映えしなくてチープに見えてしまうこともありました。


ヘッドは色々と変えてきても、フェース面やシャフトには、ちょっと無頓着な印象をもっていましたが、今回はグローレのニューモデルということもあり、少し変えてきているようです。


これまでのモデルのデザインよりも、私はこちらのほうが好きです。


シンプルなデザインではありますが、チープな感じはしませんでした。


複雑であればいいということではなく、シンプルでいいのですが、フェース面はボールとの『唯一の接点』でとても大切な部分なので、もっと気を使った設計やデザインであって欲しいと思っています。



FORGED TWIST FACE
フェース面のトゥ側には『FORGED TWIST FACE』の文字がありました。


TWIST FACEというのは、今回のM3・M4ドライバーで新たに取り入れられた工夫です。


それを、このグローレのニューモデルに投入しているということで、やはりM3やM4の特徴も引き継いでいるから、Mグローレになっているんだろうな・・・。と思いました。


それがFORGED(鍛造)になっているのだから、どんなフィーリングなんだろう・・・。と、興味津々で見ていました。


M3やM4ドライバーよりも、ひとつグレードをアップさせているのでしょうか?



シャローヘッド
見慣れた感じのシャローヘッドです。


シャロータイプではありますが、適度なフェースの厚みのあるところが魅力的です。


シャローフェース&シャローバックではなく、ディープフェース&シャローバックのほうが、フェースの厚みを利用して、『分厚い』インパクトができそうです。


シャローフェースは球があがりやすいですが、フェースの高低を使うのが難しいです。


昔のディープフェースは球があがりにくくハードな物が多かったのですが、今はかなり親しみやすくなっているので、FWはともかくドライバーはディープフェースのほうが、好感が持てます。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。


ソフトなフィーリングで好感が持てます。


以前からずっとそうですが、テーラーメイドはあまりグリップに対してはこだわっていないように感じられます。


こういったところはメーカーによって違いがあるので面白いです。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずでした。


ヘッドを見ていたときは、もうちょっと重量感がありそうな感じがしていたのですが、実際に振ってみるとそうではありませんでした。


今の『主流』ともいえる軽量タイプで、『ど真ん中』といったところです。


イージー系のスペックになっていますが、それがグローレらしいといえるのかもしれません。


グローレにハードなスペックは似合わないといいますか、ブランドイメージに合いづらいような気もします。


『易しくて美しいからグローレ』といえるのではないでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみると、いい感じでした。


これまでのモデル同様、安心して構えることができました。


クラウンにあるグレーのカーボンコンポジットが目立っていますが、構えづらくはありません。


黒よりは『白に近い色』なので、黒よりもいい・・・。という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?


これからもこの色でいくのかな?それとも違う色に変えてくるのかな?と思いながら見ていました。


白は膨張色ということもあり、大きく見えて、大らかそうな印象をもったので、このままいい意味で『アバウト』に打ってみよう・・・。と思いました。


方向性に対する不安は全くありませんでした。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、しっかりしていました。


やや硬い感じですが、全く問題はなく、このフィーリングはこれまでも経験してきました。


インパクトのときに、グッとボールの質感といいますか、抵抗感のようなものを感じ取ることができました。


ボヤけた感じがしないのがいいです。



打球音
『音』は大きめで、少し耳に響きますが、インパクトが緩んでしまうほどではありませんでした。


聞き覚えのある音で、グローレらしいフィーリングだな・・・。と思いました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』は、いい感じでした。


ロフトが9.5度ということですが、タフな感じはしませんでした。


『一桁ロフト(表示)』ということで、やはり重心を後ろにもってきているんだろうな・・・。と思いました。


これが前にもってきていれば、球があがりにくくなるかもしれませんが、このドライバーはそんなタフさは感じませんでした。


今日試打したモデルのロフト(9.5度)は、どちらかというとヒッタータイプの方に合いやすいように思いますが、当然ながら違うロフトも用意されていると思うので、それはまた違う印象をもつような気がします。


先ほども書きましたが、調整機能が搭載されていないところが『ミソ』です。



バックフェース
『安定性』は、かなり高いです。


この安定性の高さ・方向性の出しやすさが、このドライバーの最大の長所といえるのではないでしょうか?


ボールは曲がる気配を見せず、定規をあてて線を描くようにスーッと真っ直ぐ飛んでいくのですが、スイートエリアもかなり広く、ミスがミスになりにくい感じがしました。


自分ではちょっとコスったかな?ちょっと引っかけちゃったかな?と思っても、それほど球筋に大きな影響を与えません。


どう表現していいのか分かりませんが、『大船』ではなく、『不沈艦』と表現していいほど、沈まない安定感のようなものを感じました。


構えたときにクセがなく、リラックスすることができたのも大きな要因だと思いますが、それ以外にも色々な工夫が取り込まれているのは間違いありません。



飛距離性能
『飛距離性能』も、いい感じです。


グローレらしく、易しく飛ばしていけるドライバーです。


前のモデルのグローレドライバーよりも、私はこちらのほうが明らかにいいと思いましたが、前のモデルを試打したのがもう2年も前のことかと思うと、恐ろしくなるくらい時の経つのが早く感じられます。


フェースの弾きも良く、キャリーをしっかり出していけます。


キャリーはしっかり出ますが、弱々しい感じではなく、しっかりと意思を持った勢いのある弾道です。


これまでのグローレファンの方はもちろん、グローレを打ったことがないテーラーメイドファンの方や、他のメーカーのファンの方のハートもキャッチしてしまうのではないでしょうか?


グローレはブランド誕生当時から、ヤングゴルファーというよりはどちらかというとベテランゴルファーを対象にしたところがあると思うのですが、このモデルは頼りない感じはしないですし、シャフトを選べばもっとしっかり振っていけるので、アスリートタイプの方にもマッチしやすいのではないでしょうか?



操作性
『操作性』という点では、どうしても大らかさのほうが勝ってしまうので、なかなか思うようにはいきませんでした。


一応何とか左右に曲げることもできたのですが、かなり不自然な感じがしましたし、真っ直ぐに近い、『小さい曲がり幅』で勝負していくべきドライバーです。


左右はもちろんですが、打ち出しの高さも安定していました。



ヒール側
色々なドライバーを試打していると、このドライバーは『スプリンター(短距離)タイプ』だな・・・。とか、『ランナー(中長距離)タイプ』だな・・・。と思うことがあります。


短距離が長距離に飛距離で負けているというのではなく、その逆もありません。


あくまでも、ドライバーのタイプによる違いです。


これは感覚的なことなので、説明しづらいのですが、そのように感じることはよくあります。


これまでの短距離タイプでは、マイドライバーであるCRZ435や、今年試打したドライバーではGTD GT455 Plusがすぐに思い浮かびます。


『瞬発系』ドライバーといっていいでしょうか?


このM GLOIREは『中距離タイプ』のような印象をもちました。



TaylorMade M GLOIRE DRIVER
これまでツアープリファードやRシリーズ・Mシリーズなど、違うタイプのテーラーメイドドライバーを愛用してきたけど、グローレはまだ試したことがない・・・。という方にも、是非試していただきたいと思いました。


頼りなさのようなものは感じにくいような気もします。


他にも違うシャフトがラインアップされているのでしょうか?



TaylorMade M GLOIRE ドライバー
これまでのグローレドライバーとデザインが似ているところもありますが、新たに変えてきていて、それがカッコよく仕上がっているのが魅力的です。


グローレではありますが、性格的には『Mシリーズ』に近づけている感じもします。



TaylorMade M GLOIRE ドライバー
シンプルなヘッドではなく、多機能なタイプです。


こういったヘッドはテーラーメイドの得意とするところではないでしょうか?


テーラーメイドのドライバーやFWを試打すると、やはりウッド系が得意なメーカーだな・・・。と、改めて実感しました。


アイアンとは明らかに『クラブのもつ勢い』といいますか、『機能性』や『斬新さ』が違います。


まさに『水を得た魚』といったところでしょうか?



TaylorMade M GLOIRE ドライバー
すごく気に入ったので、このモデルのFWやUTも試打してみたいです。


機会があれば、私が大好きなモデル『グローレF』とも打ち比べてみたいと思いました。

                         
        
                         
      
2018年10月01日
  

テーラーメイド M GLOIRE アイアン

                 
テーラーメイド M GLOIRE アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド M GLOIRE アイアン の7番です。



N.S.PRO 820GH
シャフトは N.S.PRO 820GH です。

ロフトは27度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は85g、キックポイントは先中調子 です。



正面
テーラーメイドグローレの新しいアイアンです。


グローレブランドが誕生してから数年が経ちましたが、すっかり人気ブランドへと定着しています。


他のモデルはあまり手にしないけど、グローレは親しみやすいと感じておられる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?


テーラーメイドは海外メーカーですが、グローレシリーズは日本市場を意識しているように思います。



側面
ラージサイズで、ちょっとゴツいのが意外でした。


以前試打したモデルは、もうちょっとシュッとしていたので、今回もそのようになっているのだろうと思っていました。


ある意味、海外メーカーらしい形状といえます。


テーラーメイドらしく、様々なハイテクが搭載されているようですが、私の中ではテーラーメイドは『アイアンメーカー』というよりは、『ウッド系メーカー』という認識があります。



RIBCOR HT
トゥ側には『RIBCOR HT』という文字がありました。


どういう意味なのかよく分かりませんが、何やら新しい技術が投入されているようです。


フィーリングというよりは、飛距離の為の工夫ではないでしょうか?


こうして、このアイアンを見ていても、『フィーリングの雰囲気』は伝わってきませんでした。


表情豊かというよりは、無表情に近い感じで、機械的なオートマチック性を感じさせます。



彫りの深さ
彫りの深さは結構ありますが、バックフェースが大きく膨れすぎていないのがいいです。


キャビティ形状としてはノーマル的な感じがしますが、きっと中には色々なパーツが組み込まれているのだろう・・・。と思いました。



トップライン
トップラインは厚めです。


このようなタイプには、よく見られる厚さです。


大味に見えました。



ソール幅
ソール幅は、やや広めではありますが、広すぎないですし、今のアイアンの中では平均的といっていいように思います。



ソールの溝
ソールには溝のようなものがあります。


今のテーラーメイドのアイアンといえば、これです。


数年前からずっと継続しているので、おそらく大きな意味があるのだろうと思います。



溝の深さ
溝の深さも浅く、これまでと変わりません。


溝というよりは、『段差』といったほうがいいのかもしれません。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。


こうして見ても、かなりグースが利いているのが分かります。


ラージサイズのアイアンですが、この角度から見る限り、それほど『頭でっかち』には見えませんでした。



リーディングエッジ&トレーリングエッジ
リーディングエッジもトレーリングエッジも、微妙に『面取り』されていました。


抜けにもこだわっているようです。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


これまで何度も何度も見てきた、ごく普通のフェース面です。


『削る』というよりも、『スタンプ感』のあるスコアラインですが、今は殆どがこのようなタイプです。


バックフェースやソールには色々な工夫がされているけど、ボールとの唯一の接点でもあるフェース面はずっと変わらないままなんだな・・・。と思いました。


他のパーツに比べ、フェース面だけはあまり進化しないようです。


とはいっても、フェース面(スコアライン)には、色々な規制があり、それに違反してしまうと、適合モデルとして売り出せなくなるというリスクもつきまとうので、積極的な工夫はしづらいのかもしれません。


以前も書きましたが、競技に出場せずにプライベートで楽しむゴルファーが高反発ドライバーを使うのであれば、アイアンやウェッジも角溝を使うのもアリなのでは?と思います。


ドライバーだけルール非適合を使うのではなく、他の13本のクラブも全て非適合モデルでもいいのではないでしょうか?


ついでにボールも初速オーバーを使ってみるのもいいように思います。


アイアンの反発力を高めて、ドライバーと同じように高反発アイアンというのもアリのような気がします。


USGAやR&Aが定めたルールに当てはまらない、独自の進化も見てみたいです。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、なかなかいい感じです。


オーソドックスなタイプで、親しみやすいです。



振り感
素振りをしてみると、軽量感はあるのですが、結構ヘッドが利いている感じがしました。


最近はドライバーだけでなく、アイアンも『軽量化』が進んできているように感じることもあるのですが、このアイアンはちょっと違うように感じました。


軽いだけのアイアンではないような気がします。



TaylorMade M GLOIRE アイアン
トゥに『TUNGSTEN』の文字があり、タングステンが組み込まれていることを知りました。


ウェイトが組み込まれているタイプのアイアンで、昔からよく見られます。



構え感
ボールを前にして構えてみると、正直好みとは全く違うタイプなのですが、これまでもたくさん試打してきました。


海外メーカーらしい顔をしているな・・・。と思いましたが、少しテンションが下がってしまいました。


グローレはもっと日本的な印象をもっていたのですが、このMは違うようです。


とはいっても、このようなタイプも昔からありますし、好まれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


大顔タイプでグースもよく利いています。


トップラインも厚くて、大味な感じがしました。


鮮明なイメージを描くことがなかなかできず、頭の中がモヤモヤしたところはあったのですが、これまでの経験でカバーしていくことにしました。


淡々とした感じです。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は硬く、好みではありませんでした。


ガツンという感じで、結構手応えはありました。



トゥ側
球はよくあがってくれるのですが、グースがきつかったせいか、最初の数球は少しダフり気味に入ってしまいました。


それでも充分球をあげてくれました。


組み込まれているタングステンがよく効いているのかもしれません。



バックフェース
スイートエリアは広くて、大らかなタイプです。


どこでヒットしたかが分かりづらく、なかなか『意思の疎通』ができなかったのですが、それを大らかさがカバーしているように感じました。


見た目通りの性能で、シビアさは全くありません。



飛距離性能
『飛距離性能』は高く、今のアイアンらしい特徴をもっています。


フェースの弾きが良く、しっかりとキャリーを出していけるタイプのアイアンです。


飛びの為の色々な工夫がされていますが、最も大きいのはロフトを立てて飛ぶようにし、それによって生じるあがりづらさを上手くカバーしているという、今のアイアンそのもの・・・。といった感じがします。


グローレは元々、ヤングゴルファーというよりは、経験を積んだベテランゴルファーの方を対象にしたイメージがあるのですが、このアイアンもそういったタイプだと思いました。


そういった意味では、このアイアンはブランドのイメージ通りといっていいのかもしれません。



操作性
『操作性』という点では、難しいです。


左右にも曲げて見ようと思いましたが、なかなか思うようにはいきませんでした。


何とか曲げることはできましたが、やはり難しいな・・・。と思いました。


このアイアンのもつオートマ性を活かしたほうがいいような気がします。



TaylorMade M GLOIRE アイアン
これまでのモデルとデザインが一新し、目を引くようになっています。


フェース面など、変わらないところもありますが、色々な工夫がされているアイアンです。



TaylorMade M GLOIRE アイアン
フィーリングというよりは、機能性を重視していて、メーカーの特徴がよく出ているように思います。


フィーリングは『慣れ』という部分も大きいと思いますし、このようなタイプを好まれる方にはとても魅力的といえるのではないでしょうか?



TaylorMade M GLOIRE アイアン
ピュアな・・・。といいますか、色々なパーツが組み合わさった複合的なアイアンで、以前試打したM4アイアンを思い出しました。



TaylorMade M GLOIRE アイアン
たくさんの機能が詰まったアイアンですが、やはりテーラーメイドは『ウッド系』のメーカーだな・・・。と思いました。


                         
        
                         
      
2018年05月21日
  

テーラーメイド P790 アイアン

                 
テーラーメイド P790 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド P790 アイアン
の7番 です。



ダイナミックゴールド105
シャフトは ダイナミックゴールド105 です。

ロフトは30.5度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は103g、キックポイントは元調子 です。



正面
テーラーメイドの新しいアイアンです。


最近のテーラーメイドでは、珍しいタイプのアイアンです。


機能的なデザインが目立つ今のテーラーメイドのアイアンの中で、このアイアンはベーシックタイプに近い、シンプルなデザインが特徴的です。


いわゆる『ゴチャゴチャ系』ではありません。


テーラーメイドのアイアンは、色々なパーツが組み合わさっているイメージが強いですが、昔は、このようなシンプルなタイプのアイアンもありました。



側面
形状的にはシンプルで、すっきりした感じがします。


大きさも標準的です。



中空のようなパーツ
トゥ側には中空タイプのアイアンによく見られるパーツがあるので、このアイアンもおそらく中空なのだろう・・・。と思いました。


これまで中空タイプは、どちらかというとボテッとした感じの物が多かったですが、このアイアンはそれが殆どないのがいいです。


ほんの少し膨らんでいるようにも見えますが、基本的には『普通のアイアン』のように見えます。


軟鉄の雰囲気もあります。



ウェイトのようなもの
トゥ側にはウェイトのようなものが見えます。



TUNGSTEN
もっと近くで見てみると、TUNGSTENの文字があったので、おそらくこれのことだろうと思いました。


最近のテーラーメイドのアイアンの中では、とてもシンプルなタイプのアイアンですが、『ワンピースタイプ』ではなく、色々な物が組み合わさっているようです。


常に工夫をするのが、テーラーメイドらしいところといえるでしょうか?



彫りの深さ
彫りは浅く、こうして見るとマッスルバックのようでもありますが、これが『中空の強み』といえるのではないでしょうか?


見た目はマッスルバックのようでも、実際に打ってみると易しさはキャビティという印象が、昔から中空にはありました。


あとは打感だけです。



トップライン
トップラインは少し厚く見えましたが、気になるほどではありませんでした。



ソール幅
ソール幅は少し広く見えましたが、今のアイアンでは標準といっていいと思います。


少し冷たい感じがしたので、ひょっとしたらステンレスなのかな?と思いました。



FORGED
しかしホーゼルに『FORGED』の文字があったので、やはり軟鉄鍛造なのだと分かりました。


ひとくちに軟鉄鍛造といっても色々とあるようで、ミズノのように素材や製法にすごくこだわっているメーカーもあれば、それほどでもなく、『ただのフォージドアイアン』といった感じの物もあります。



ソールの溝
ソールには溝がありました。


テーラーアイアンらしい特徴で、他のメーカーでは見られません。


これまでもたくさん試打してきていますし、おそらく大きな理由があるのだろうと思うのですが、私はまだそれを実感できていません。


コースでずっと使い続けていかないと分からないことなのかもしれません。



リーディングエッジ
リーディングエッジは微妙に丸みを帯びていました。


『削られている』というよりは、微妙な丸みといった表現のほうが合っているような気がします。



トレーリングエッジ
トレーリングエッジは特に工夫が見られず、普通でした。


こういった特徴はメーカーによっても大きく違います。


今はしない方のほうが多いと思いますが、昔はアイアンやウェッジをプレイヤー自身が『削る』ということを普通にしていました。


私も電動グラインダーをもっていて、自分の好みに合うように、削っていました。


しかし、このアイアンは中空であれば、それも出来ないだろう・・・。と思いました。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。


長くもなく短くもないという感じです。


ネックが太くてボテッとしていないのがいいな・・・。と思いました。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは見られませんでした。


ごく普通の『スタンプ的』なスコアラインです。


メーカーによっては、見とれてしまうほど丁寧で美しいフェース面のアイアンもありますが、このアイアンはそういった感じはしませんでした。


ひとつひとつ手作りというのではなく、大量生産モデルらしいスコアラインに見えます。


ルールの範囲内で、もっとエッジが利いていてもいいな・・・。と思いました。


昔から思うことですが、テーラーメイドはグリップやフェース面には、あまりこだわりをもっていないように思います。


ヘッドには色々なパーツが付いていますが、ちょっと角度を変えてみてみると、すごくシンプル過ぎて味気なく感じてしまうこともあります。


ドライバーやフェアウェイウッドなどでは、シャフトとのマッチングに疑問を感じたこともあります。


いわゆる『純正シャフト』が合っていないと感じたことはたくさんあります。


もちろん、カスタムシャフトが用意されているので、それで補えると思うのですが、純正でももっと使えるのがあるといいな・・・。と思ったことはたくさんあります。


ヘッドのポテンシャルの高さに、シャフトがついていけていないと思うことがよくありました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはベルベットタイプでとても良いです。


テーラーメイドが、このグリップを採用するのは珍しいので意外でした。


これまでもシンプルなタイプのグリップは装着されていましたが、このベルベットタイプのほうが『しっとり感』があるので、好きです。


フィーリングを大切にしているアイアンだから敢えてこのベルベットタイプが装着されているのでしょうか?


微妙なフィーリングや距離感を出したいときに最適なグリップだと私は思います。



振り感
素振りをしてみても、なかなかいい感じです。


それほど重量があるタイプではありませんが、タイミングも合いやすいです。


クラブに合わせていくのではなく、こちらの『感じ』を出しながら普通に振っていけるのがいいです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。


大きさは標準的ですが、セミグースタイプです。


今はこの『顔』が、一番人気があるのではないでしょうか?


最近のテーラーメイドのアイアンには無い顔だな・・・。と思いました。


私はストレートタイプが好きなのですが、このセミグースも苦手意識は芽生えませんでした。


むしろ試打しなれているので、いつもの感じで試打していけばいいんだと思えました。


グースが利いているので、つかまるイメージも出しやすいですが、トップラインが真っ直ぐで逃がすイメージも出せるので、それらが相殺してプラスマイナスゼロになっているように感じました。


私はフッカーだからなのかもしれませんが、『つかまえ顔』のアイアンよりは『逃がし顔』のアイアンのほうが好きで、左へ巻いてしまいそうなタイプは苦手に感じることも多いですが、このアイアンは楽な気分で構えることができました。


ヘッドの大きさもちょうどいい感じで、ボールとのバランスもとれていました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、いい感じでした。


ガツンという感じではなく、ややソフトな感じでした。


中空タイプによくある『ペチャッ』とした感じはあまりありませんでした。


『普通のアイアン』として打っていくことができました。


予想していたよりも打感がいいので、中空のデメリットはかなり解消されているように感じました。


中空アイアンも色々ありますが、このアイアンの打感はかなりいいです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』も、いい感じです。


このようなベーシックなタイプのアイアンの中では、かなりあがりやすいほうだと思います。


ロフトは立っていますが、それを感じさせない球の浮きやすさ・弾道の高さがありました。


ヘッドに組み込まれているタングステンがよく効いているのでしょうか?


見た目はシンプルでカッコいいアイアンなので、タフなアイアンなのではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はそうでもなく、親しみやすいところも充分あるので、敬遠せず試していただきたいと思いました。



バックフェース
『安定性』という点では、まずまずでした。


このような『標準サイズ』のアイアンの中では、かなり大らかなタイプだと思います。


今のラージサイズのハイテクアイアンと比べると、多少ハードルも上がってしまうのかもしれませんが、むしろこれくらいでちょうどいいという方も多いのではないでしょうか?


スイートエリアも結構広い感じがしました。


気難しいタイプではないですが、易しすぎないので、感性を邪魔しないような気がします。



飛距離性能
『飛距離性能』は、予想していたよりも優れていました。


少し距離を抑えているタイプなのかな?と打つ前は思っていましたが、そんなことはありませんでした。


高さも充分でましたし、ビッグキャリーを打たせてくれました。


今のアイアンの特徴ともいえる『番手ずらし』タイプのアイアンです。


完全に一番手以上は違います。


しかも易しく飛ばしていけるところが大きなポイントです。


『飛ばしのハードル』も低いです。



操作性
『操作性』も、いい感じでした。


構えづらさが無いので、色々と遊べそうだな・・・。と思っていたのですが、実際その通りでした。


私には球のつかまりが良すぎる感じがしたので、どちらかといえばフック系のほうが易しく感じましたが、右に曲げることも難しくありませんでした。


グースの利きはありますが、それほどクセがあるようには感じませんでした。


もっと『大顔タイプ』になると、『オートマ性』が出たのかもしれませんが、私はこれくらいがちょうどいいように感じました。



ヒール側
最近のハイテクテーラーアイアンにはない、シンプルでベーシックなタイプのアイアンです。


ベーシックなタイプではありますが、テーラーメイドらしい、色々な工夫が施されているのが特徴です。


構えやすさがあって距離も欲しい・・・。という、今のニーズに合っているように思います。



TaylorMade P790 アイアン
アイアンには易しさも欲しいけど、あまりゴチャゴチャしたものは欲しくない・・・。


できればシンプルなカッコ良さがあって、それでいて易しい・・・。


そんなアイアンを使いたい・・・。という方は多いのではないでしょうか?



TaylorMade P790 アイアン
マッスルバックはカッコいいし、確かに昔よりも易しくなっているのは知っているけど、どうしても敬遠してしまう・・・。という方もいらっしゃると思います。


キャビティタイプもいいけど、ポケットタイプはちょっと違うな・・・。という方もいらっしゃると思います。


見た目はマッスルで、『易しさ性能』はキャビティ・・・。という特徴を、このアイアンはもっているので、そういった方々にも是非試していただきたいと思いました。



TaylorMade P790 アイアン
ドライバーは絶対曲げたくないので、直進性とあとは飛距離を求めるけど、アイアンは直進性よりも、自分の持ち球を活かしていきたい・・・。という方もいらっしゃると思います。


直進性が邪魔して扱いづらいタイプのアイアンは使いたくない・・・。という方にも、このアイアンは魅力的に感じられやすいのではないでしょうか?



TaylorMade P790 アイアン
易しさがありながら、易しすぎないのが、このアイアンのいいところだと思います。


最近は中空タイプのアイアンが増えていますが、このアイアンはそれらの中で、かなり好感を持ちました。


ボテッとしていないところもそうですし、打感がそれほど落ちていないところも気に入りました。



TaylorMade P790 アイアン
テーラーメイドはドライバーやFWなどの『ウッド系』が強いメーカーで、アイアンはそれほどでもないように感じることも正直あります。


確かに高い機能性をもっているな・・・。と思いますが、それほど魅力を感じないこともあります。


しかし、それはこれまでのテーラーメイドのアイアンが良くないのではなくて、私がそのアイアンの魅力に気づけていないだけです。


このP790というアイアンは久し振りに魅力を感じました。


ハイテクなところもありますが、そのハイテクが出しゃばっていなくて邪魔していないところがいいです。


また何度でも試打してみたいですし、できれば他のメーカーのアイアンと打ち比べてみたいと思いました。

                         
        
                         
      
2018年04月07日
  

テーラーメイド M4 フェアウェイウッド

                 
テーラーメイド M4 フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド M4 フェアウェイウッド
の3番 です。



GRAPHITE DESIGN Tour AD IZ-6
シャフトは GRAPHITE DESIGN Tour AD IZ-6 です。

ロフトは15度、クラブ長さは43インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は63g、トルクは3.2、バランスはD3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は324g です。



正面
テーラーメイドM4シリーズのフェアウェイウッドです。


これまで、ドライバーとユーティリティ(レスキュー)・アイアンは試打してきたのですが、今日はFWを試打する機会に恵まれました。


テーラーメイドの中では、比較的シンプルなデザインで好感がもてます。


ドライバーやユーティリティとの形の統一感があります。


ウェイトのような物は見られません。



側面
シャロー感のある形状です。


今はこういうタイプが一番多いように思います。



ネック長さ
ネックの長さは適度にありました。


調整機能は搭載されておらず、すっきりとしています。



ソールの溝
ソールには溝がありました。



溝の深さ
とても浅い溝です。


ユーティリティと同じような深さです。


ドライバーの溝とは明らかに違うので、このFWはどちらかというとユーティリティに近い性質をもっているのかもしれません。



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。


見慣れた薄さです。


『テーラーシャロー』といっていいように思います。



顔
テーラーメイドらしい、いい顔をしています。


『テーラー顔』のFWです。


このツートンカラーも見慣れました。


シャロー感のある顔をしていますが、それがボテッと広がる感じではなく、適度にコンパクトで引き締まって見えるところがいいです。



カーボンコンポジット
このカーボンコンポジットも見慣れました。


テーラーメイドだけでなく、他のメーカーも採用しはじめています。


それだけ、優れた構造なのだと思います。


シンプルに『単色』でもいいように思いますが、これがまたいいのかもしれません。


ヘッド後方部分にカーボンが採用されているので、後ろが軽量化されていると思うのですが、『色の認識度』という点では、逆に重そうなイメージを与えているのが面白いです。


後ろが重そうなので、球があがりやすそうです。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、シンプルなタイプでした。


ソフトなフィーリングです。



振り感
素振りをしてみると、いい感じです。


タイミングも取りやすいです。


テーラーメイドはヘッドとシャフトとのバランスが取れていないと感じることも多く、ヘッドのポテンシャルに対して、シャフトがついていけていないと感じることがあるのですが、このクラブの場合はマッチしていると思いました。


動き過ぎる感じはないですし、タイミングも取りやすいです。


とにかく、シャフトが『当たり負け』しないで欲しいな・・・。と思っています。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じでした。


自然な感じでクセが無く、構えやすいです。


テーラーメイドらしい、オートマ系の構え感です。


シャロー感もあるので、球があがりやすそうです。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトです。


この打感は、これまでもたくさん経験してきました。



打球音
『音』も、いい感じです。


テーラーメイドらしい、『カチッ』という独特な音です。


この音も、たくさん耳にしてきました。


クラブは変わっても、フィーリングはずっと前からあまり変わっていないように思います。


テーラーメイドファンの方には嬉しいことではないでしょうか?



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、いい感じでした。


どちらかといえばヒッター向けのクラブだと思いますが、直打ちでもいい感じで球を拾ってくれましたし、力強い弾道が頼もしいです。



バックフェース
『安定性』という点では、まずまずです。


ラインも出しやすいですし、シビアさは感じませんでしたが、『易しさ最優先』のクラブではないと思います。


ミスすれば球は曲がりますし、ある程度のHSがあったほうが球は安定して浮いてくれるように感じました。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていました。


テーラーメイドのFWらしい、レベルの高さがあります。


直打ちでもドロップすることなく、力強いキャリーで攻めていけるクラブです。


フェースの弾きもいいです。



操作性
『操作性』という点では、まずまずだと思いました。


細工をせずに自然な感じで振っていきたいクラブです。


フェードヒッターの方にも、ドローヒッターの方にも対応してくれるFWだと思います。



ヒール側
一番の長所は飛びの確かさだと思いましたが、その飛びの種類の中でも、比較的『穏やかな性質』をもっているように感じました。


RBZが登場したときは衝撃的でしたが、どちらかというとやや尖った性質をもっていて、飛ばせる人にはすごくいいけど、そうでない人には難しい・・・。というところがありました。


日本人向けに造っていない、海外メーカーらしい特徴といえるのかもしれません。



TaylorMade M4 FW
日本市場を意識したブランドといえば、やはりグローレでしょうか?


高級感もありますし、易しく飛ばせるクラブです。


親しみやすい性格が魅力のひとつです。



TaylorMade M4 FW
このM4は、いわゆる『アスリート向け』だとは思いますが、RBZよりは性格が尖っていなくて、ややグローレ寄りな性質があるように感じました。


飛び性能は高いのですが、どこか穏やかといいますか、トゲトゲした部分が感じられません。


それは以前試打したドライバーやユーティリティにも共通している特徴です。



TaylorMade M4 FW
ちょっと前まで、このようなシャロー感の強いクラブは、あがりやすいけど飛距離に物足りなさを感じることが多くありました。


それを一気に払拭したのが、テーラーメイドのクラブではなかったかな?と思っています。


シャローでも強い弾道と高い飛距離性能を持ち合わせたクラブが登場してきました。


特に印象深いのは、最近は見かけなくなりましたが、『バーナーシリーズ』です。


テーラーメイドがゴルフクラブ全体に与えた影響はとても大きいです。


時代を変えてきたメーカーといえるかもしれません。


今はまだアイアンも含め、ステンレスを多く採用しているようですが、だんだんとチタンのFWの人気も高まってきているので、そのうちテーラーメイドのチタンFWも登場してくるのではないでしょうか?



TaylorMade M4 FW
チタンのFWをいくつか試打してきて、やはり飛距離を出すにはチタンはとても有効だと感じています。


そうするとテーラーメイドの特徴でもある『コストパフォーマンス』『リーズナブル』というところから離れてしまうかもしれませんが、テーラーメイドの高級感溢れるクラブにも出会ってみたいと思いました。


同じような特徴のクラブが多いなか、テーラーメイドはいつも『一石を投じる』メーカーのひとつだと思っているので、これまでに無い斬新なクラブを開発して、私たちゴルファーをこれまで以上に喜ばせて欲しいです。

                         
        
                         
      
2018年03月22日
  

テーラーメイド M3 440 ドライバー

                 
テーラーメイド M3 440 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド M3 440 ドライバー です。



KUROKAGE TM5
シャフトは KUROKAGE TM5 です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は55g、トルクは4.1、バランスはD2.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は309g です。



正面
テーラーメイドM3ドライバーの姉妹モデルです。


先日460を試打したのですが、今日は440です。


ヘッドの大きさには人それぞれ好みがあって、ルールギリギリの460ccがいいという方もいらっしゃいますし、少し小振りなほうがいいという方もいらっしゃいます。


海外メーカーは殆ど460ccしか造っていないと思うのですが、こうして違う大きさの物を発売してくれるのはとてもありがたいことです。


私は少し小振りなほうが好きなので、このドライバーにはとても興味がもてます。



側面
形状的にはシャロー感が強くて、460と変わらないような感じです。


今度見比べてみたいと思いました。


テーラーメイドのドライバーは、『バーナー』から、シャロー感が強くなったような印象があるのですが、それが今でも脈々と受け継がれています。



2つのウェイト
テーラーメイドらしい、機能性のあるドライバーです。


2つのウェイトがよく目立っています。



FADE
FADE

DRAW
DRAW

FADEやDRAW・LOW・HIGHなど、色々と移動させられるのが特長です。


これだけ広く移動できるのに、ウェイトが2つだけでは物足りないのではないかな?と思いましたが、ウェイトを増やしてしまうとヘッドが重くなりすぎて、バランスが取りづらくなるのかもしれません。



ソールの溝
ソールにある、この深い溝も、お馴染みです。



TWIST FACE
フェースのトゥ側にあるTWIST FACEも同じです。


やはり設計は同じにして、大きさだけを変えているのでしょうか?


メーカーによっては、大きさを変えることによって、機能性にも違いをもたせてある物もありますが、このドライバーの場合は同じような感じがします。



ネック長さ
ネックも見慣れた長さです。


特に変わったところは見られません。



セミシャロー
セミシャローバック形状といっていいでしょうか?


シャローバック系ではありますが、フェースの厚みはしっかりとあって、ディープフェース&シャローバックタイプの、今よく見られる形状です。


昔はディープフェースだと、かなりハードルが高いものが多かったですが、今はシャローバックタイプが多いですし、メーカーの研究が進み、易しさが増しています。


親しみやすい物が多くなりました。



顔
顔もいい感じです。


見慣れた感じの『テーラー顔』といっていいでしょうか?


この形状と、ツートンカラーも変わりません。


こうして見ていても、それほど小振りな感じはしませんでした。


これが460ccと言われれば、そうなのかな・・・。と思えるほどです。


わずか20ccの違いであれば、視覚による違いはそれほど大きくないのかもしれません。



振り感
素振りをしてみると、なかなかいい感じでした。


やや軽量タイプですが、タイミングはすぐに合わせることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、予想していた通りで、好感がもてました。


テーラーメイドらしい、機械的でクセのない構え感です。


『クール』に構えられる・・・。といったらいいでしょうか?


何かこう、こみ上げてくるものは無かったのですが、すごく冷静に構えることができ、ラインも出しやすそうですし、不安要素は全くありませんでした。


顔の印象を変えていないのがいいです。


これまでの経験が、モデルが変わっても、そのまま活かしていけそうです。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じです。


これまでよく感じてきた、テーラーメイドらしいフィーリングです。


ややはっきりとした打感ですが硬すぎず、嫌な衝撃も残りませんでした。


フェースの弾きもいい感じです。


この打感は『テーラーフィーリング』といっていいでしょうか?



打球音
『音』も、はっきりしていますが、嫌な音ではなく、インパクトが緩むこともありませんでした。


気持ち良く振り切ることができました。


この音も耳慣れた感じがします。


『テーラーサウンド』といったところでしょうか?


広く認知されていると思います。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、ややしっかりした印象をもちました。


高弾道というよりは、中弾道に近い感じでした。


しかし、決してタフなタイプではなく、キャリーもしっかり稼ぐことができました。


調整機能付きドライバーの最大の利点だと思うのですが、購入して自分に合いづらいな・・・。と思っても、そこから簡単に弾道を調整できるのがいいです。


しかも、クラフトマンに頼むのではなく、ゴルファー自身が簡単に調整できるというのは、やはり凄いことなのだと思います。


ウェイトを2つともフェース寄りにすれば、おそらく『浅重心』になって、低スピン性能があがるのだと思いますし、バックフェース寄りにすれば、『深重心』になって球があがりやすくなるのだと思います。


見た目で性能がつかみやすいところがいいです。



バックフェース
『安定性』は、なかなかいい感じでした。


シビアさのようなものは感じませんでした。


460ccと、殆ど変わらないような感じがします。


ラインも出しやすいですし、多少小振りではあっても、大らかな印象をもちました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、いい感じでした。


弾きが強く、勢いのある球を打つことができました。


フェースもよく仕事をしてくれているように感じます。


私はどちらかというと、テーラーメイドのフェースのデザインはあまり好きではないのですが、このドライバーのフェース面もよく機能しているのだと思います。



操作性
『操作性』という点では、なかなかいい感じでした。


左右に敏感に反応してくれるという感じではないのですが、『扱いやすい』という印象をもちました。


『操る』のではなく、『扱いやすい』という印象でした。


ラージサイズに感じる親しみづらさを、このドライバーにはあまり感じませんでした。


球もしっかりつかまってくれましたし、右にプッシュする感じの球は出なかったので、コースでもきっちりとラインを決めて打っていけそうだな・・・。と思いました。


ラージサイズのドライバーは確かにスイートエリアが広くなって易しくなっていると思うのですが、逆球が出やすいデメリットもあります。


コースに行くと、全てフェアウェイの真ん中を狙ってればいい・・・。というものではなく、そのホールのレイアウトや風など、様々な条件によって狙い所も変わってきます。


オートマチックタイプでは難しく感じるところを、マニュアルタイプでは易しく感じることも多いです。


このドライバーはマニュアルタイプだとは思いませんでしたが、逆球が出にくいのはいいと思いました。


普段はオートマ性を活かして打っていきたいですが、ここという場面では、自分の持ち球で狙っていけるような印象をもちました。



ヒール側
先日460を試打しましたが、私は断然、こちらの440のほうが気に入りました。


少し小振りになったというだけではなく、飛距離も少しこちらのほうが出ているのではないかな?と思いました。


460よりも力が『分散』しづらく、少し『押して』いける感じがありました。


打感や音は変わらないような気がします。



TaylorMade M3 440 DRIVER
テーラーメイドがブームの火付け役となって、調整システムを多くのメーカーが採用しましたが、テーラーメイドほど複雑な変化は見られません。


R1』が一番凄かったと思いますが、ここまで細かい調整ができれば、ユーザーの満足度も高いかもしれません。


この複雑な調整システムは『本家の意地』といったところでしょうか?



TaylorMade M3 440 ドライバー
私はゴルフクラブに調整機能をそれほど必要とはしていないのですが、求めておられる方もたくさんいらっしゃると思います。


もうこれ以上複雑になることはないような気もしますし、複雑にしてもあまり意味がないのかもしれません。


大切なのはヘッドの性能とシャフトの性能と、プレイヤーとのマッチングです。


そして、製品としての『精度の高さ』です。


いわゆる『アタリハズレ』を出すのではなく、全て高い精度でルールギリギリの最大限のポテンシャルを発揮してくれるクラブを造って欲しいです。



TaylorMade M3 440 ドライバー
『M1』『M2』『M3』『M4』とくれば、普通に考えると、次は『M5』『M6』になるのでしょうか?


それとも、また違う名前になるのでしょうか?


どのような名称で、どのようなクラブが登場してくるのか、今からとても楽しみです。


これからもテーラーメイドには、大いに期待していきたいです。

                         
        
                         
      
2018年03月14日
  

テーラーメイド M4 レスキュー

                 
テーラーメイド M4 レスキュー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド M4 レスキュー
の4番 です。



FUBUKI TM6
シャフトは FUBUKI TM6 です。

ロフトは22度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は62g、トルクは3.0、バランスはD1.5、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドM4シリーズのユーティリティです。


テーラーメイドだけは『レスキュー』という呼び方をしますが、この呼び方もすっかり定着しています。



側面
4番のユーティリティにしては、ちょっとだけ大きく見えたのですが、標準の範囲内といっていいと思います。


ソール形状が平らに近いですが、所々様々な工夫がされています。


先日試打したM3は、調整機能が搭載されていましたが、このM4にはありません。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。


調整機能が搭載されていないからでしょうか?


すっきりしているように見えました。


ドライバーと違い、ユーティリティのようなヘッドの小さいクラブは調整機能が無くても、鉛だけで十分対応できそうな気もするのですが、やはり調整機能があったほうがいい・・・。という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


そういった方には、やや物足りないと感じられるかもしれません。


調整機能はとても便利なシステムですが、私はこのすっきりしたM4に魅力を感じました。



ソールの溝

ソールの溝
ソールには溝がありました。


RBZから続く、テーラーメイドらしい個性です。


RBZと比べると、かなり浅くなっていますが、これにも大きな理由があるのだと思います。


深ければいいというものでもないと思いますし、各メーカー違いがあって面白いです。


『フェースの強度』という点で考えると、溝が無いほうがいいような気もするのですが、溝による効果は大きいのだと思います。



ソールの凹み
ソールのバックフェース付近も少し凹んでいました。


これにもおそらく理由があるのではないでしょうか?



GEOCOUSTIC
この凹みの部分には『GEOCOUSTIC』と表示されていました。


どのような効果が期待できるのでしょうか?



シャローヘッド
シャロータイプのヘッドです。


よく見られる、ノーマルな形状です。



顔
顔はいい感じでした。


クセが無くて、好感がもてます。


もっと大顔を予想していたのですが、思っていた以上にすっきりしていて、いい感じでした。


好感度がどんどんあがっていきました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、これまでのモデルと同じく、オーソドックスでシンプルなグリップです。


ソフトなフィーリングで好感がもてます。


これまでも感じてきましたが、テーラーメイドはあまりグリップにはこだわっていないんだな・・・。と思いました。



振り感
素振りをしてみると、タイミングを合わせやすく、なかなかいい感じでした。


ソフトなスペックではありますが、頼りなさのようなものはあまり感じませんでした。



構え感
ボールを前にして構えてみると、好感がもてました。


ツートンカラーが目に付きますが、これまでもたくさん経験しているので、気になることはなく、普通に構えられました。


ユーティリティのテーラー顔だな・・・。と思いながら見ていました。


これまで何度も目にしてきた顔です。


易しそうな雰囲気がありました。


大味な感じはしませんが、『オートマチック感』が漂っていました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。


これまでもたくさん経験してきた、『テーラーフィーリング』といったらいいでしょうか?


予想通りの打感だったので、好感がもてました。



打球音
『音』も、これまでたくさん耳にしてきた、テーラーメイドらしい音です。


テーラーメイドファンの方には、とても親しみがもてる音なのではないでしょうか?



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点でも、いい感じでした。


球を拾いやすく、じゅうぶんあがってくれました。


姉妹モデルのM3よりも、このM4のほうがあがりやすいような気がします。


今度打ち比べてみたいと思いました。



バックフェース
『安定性』という点では、平均的な印象をもちました。


シビアに感じるところは無く、大らかなタイプだと思いました。


ラインも出しやすいですし、親近感のもてるユーティリティです。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていました。


テーラーメイドらしい、距離に長けているクラブです。


最近のクラブの中では比較的シンプルな構造ですが、距離を求めていくうえで、かなりの技術が注ぎ込まれているのではないでしょうか?


ソールにある溝も、効果を発揮しているのではないでしょうか?


キャリーがしっかりでるタイプです。



操作性
『操作性』という点では、なかなかいい感じでした。


クセは無く、左右へも普通に対応してくれました。


あまり操作するタイプではないように思うのですが、ドローヒッターの方にも、フェードヒッターの方にも合いやすいのではないでしょうか?



ヒール側
いい意味で、テーラーメイドらしいクラブだな・・・。と思いました。


正直、驚くような進化は感じなかったのですが、テーラーメイドらしいレベルの高さはもっているように感じました。



TaylorMade M4 Rescue
RBZのようなインパクトは無いですが、いいところはしっかりと継承されていると思います。



TaylorMade M4 Rescue
ゴルフクラブは何年かに一度、驚くようなインパクトのあるクラブが登場してきますが、このクラブはそういうタイプではなく、流れを継承しているように思いました。


驚くようなクラブに出会うのは数年後なのかもしれません。



TaylorMade M4 Rescue
驚くようなことはありませんでしたが、決してレベルが低いというのではなく、高いところをキープしているのがいいな・・・。と思いました。



TaylorMade M4 Rescue
M3もいいクラブだと思いますが、どちらかというと、私はこのM4のほうが、好感がもてました。


                         
        
                         
      
2018年02月26日
  

テーラーメイド M3 レスキュー

                 
テーラーメイド M3 レスキュー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド M3 レスキュー の4番 です。



KUROKAGE TM6
シャフトは KUROKAGE TM6 です。

ロフトは21度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は69g、トルクは2.7、バランスはD1、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドM3のユーティリティです。


テーラーメイドらしく、機能的なデザインですが、これまでも出会ってきているので、特に目新しさのようなものは感じませんでした。


しかし、テーラーメイドのニューモデルなので、また新たな技術や工夫が取り入れられているのは間違いありません。



側面
オーソドックスなタイプのユーティリティです。


大型ではなく、コンパクトに仕上がっているのがいいです。


テーラーメイドのクラブ(ドライバー・FW・UT)は白のイメージが強いですが、このM3からシルバーといいますか、グレーっぽくなっています。


白を使っておられる方も違和感なく、使っていけるのではないでしょうか?



ソールのウェイト
ソールにはウェイトがあり、移動できるようになっています。


こんな小さなヘッドに、果たして必要なのかな?と思うところもありますが、ウェイトを移動させて自分好みに調整したいというテーラーメイドファンの方の為にデザインされているのでは無いでしょうか?


『DRAW』と『FADE』だけなので、シンプルです。



ソールの凹み
ソールのフェース寄りにある、この工夫も見慣れた感じがします。


これまでのテーラーメイドのクラブにも採用されてきました。


『溝の代わり』といえるのでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは結構ありましたが、テーラーメイドではよく見られる長さです。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていて、テーラーメイドの特徴がよく出ています。


ロフトを変えられるようです。



クラウン
このクラウンのデザインも見慣れてきました。


カーボンコンポジットタイプなのかな?と思い、近くで見てみたのですが、カーボン独特の模様のようなものは見られなかったので、違う素材が使われているのかもしれません。



フェースのデザイン
フェースのデザインもシンプルで、これまでもよく見られたデザインです。


テーラーメイドといえば、『これ』といってもいい、代表的なタイプです。



セミディープ系
コンパクトな形状だからだと思うのですが、それほどシャロー感はなく、むしろ適度な厚みがあるようにも見えます。



顔
小顔タイプで、とても好感がもてました。


最近のUTの中でも、明らかに小さい部類に入ると思います。


ドライバーのように、UTも大型化が進んできていたような感じもしていたのですが、このコンパクトな顔を見て、珍しく思いましたし、新鮮な感じがしました。


ちょっと小さすぎる・・・。もうちょっと大きいほうが、安心感がある・・・。という方もいらっしゃると思いますし、人によって好みが分かれるところだと思います。


テーラーメイドがこのようなコンパクトなサイズで発表してきたことがちょっと意外でした。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。


ソフトなフィーリングで好感がもてます。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずでした。


少し軽量タイプに感じましたが、素振りを繰り返し、タイミングを合わせることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、好感がもてました。


適度な小振り感があるので、ボールの存在が大きくなり、イメージが色濃く浮かんできました。


大顔タイプだと、イメージがボヤけてしまうこともあるのですが、今日は鮮明でした。


あくまでも『主役』はクラブではなく、『ボール』なので、この大きさのバランスはいいです。


私はシンプルな『ワンカラー』が好きなのですが、このツートンカラーも違和感なく構えられました。


フェースが被っている感じもなく、方向性への不安もありませんでした。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はテーラーメイドらしいフィーリングで、好感がもてました。


最新モデルではありますが、この打感はこれまでもたくさん経験してきました。


ソフトさはあるのですが、適度な手応えもあり、いい感じです。



打球音
『音』は大きすぎず、はっきりした音でした。


この音も、これまで何度も耳にしてきました。


テーラーメイドファンの方には、とても馴染みのある親しみやすい音といえるのではないでしょうか?



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通だと思いました。


コンパクトなサイズですし、もっとタフなタイプなのかな?と思っていましたが、それほどでもなく、球はいい感じで浮いてくれました。


ソールにある、移動できるウェイトがよく効いているのかもしれません。


ただ、どちらかといえばヒッタータイプの方に合いやすいユーティリティだと思います。


今のユーティリティの中では、それほどイージーさが前に出ているタイプではないと思いました。


高弾道タイプではなく、中弾道タイプだと思います。



バックフェース
『安定性』という点では、コンパクトサイズということもあると思うのですが、それほど寛容さは望めないかもしれません。


ある程度の正直さはもっているように思います。


『曲がりにくい』というタイプのUTではありませんでした。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じでした。


4番のUTで、ここまで遠くに球を運んでいけるのはいいな・・・。と思いました。


キャリーもしっかり稼いでいくことができましたし、弾道も力強いです。



操作性
『操作性』は、なかなかいい感じでした。


左右にも対応してくれました。


直進性で勝負するタイプのUTではなく、その人の持ち球で勝負していけるUTだと思いました。


球もしっかりつかまってくれました。



ヒール側
これまでのテーラーメイドのユーティリティと、どこが変わっているのかな?と思いながら試打していたのですが、最後までそれを発見することができませんでした。


おそらく、新たな工夫がされていると思うのですが、これまでのモデルと同じような感じで試打を終えました。



テーラーメイド M3 レスキュー
以前試打したドライバーは『ツイストフェース』というものが採用されているので、おそらくこのユーティリティにも採用されているのだろう・・・。と思いました。


それが、今回の新たな変化なのではないか?と思いました。



テーラーメイド M3 レスキュー
機能的なデザインがテーラーメイドらしいですが、フィーリング性能も良く、適度な大きさで扱いやすいクラブだな・・・。と思いました。