テーラーメイド - ゴルフクラブ試打日記。
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テーラーメイド

      
2024年03月26日
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テーラーメイド Qi10 Max ドライバー

                 



テーラーメイド Qi10 Max ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド Qi10 Max ドライバー です。



Diamana BLUE TM50
シャフトは Diamana BLUE TM50 です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は58g、トルクは4.3、バランスはD3,5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は310g です。



正面
テーラーメイドの新しいドライバーです。

先日Qi10を試打しましたが、今日はMaxです。



側面
ラージサイズでシャロー感がありながら、ソールに丸みがあって、立体的な印象もあります。

形状的にはQi10と大差ないように見えますが、これは実際に見比べてみないと分かりません。



CARBON WOOD
ソールには『CARBONWOOD』の文字があります。

昔のような全てカーボンということではなく、あくまでも『チタンとの複合ヘッド』ということなのだと思います。

ウッド(木)ではないのだから、CARBONTITANIUMでもいいのではないかな?と思ったのですが、それだけウッドという言葉が定着しているということではないでしょうか?

私たちユーザーは何気なく、このようなクラブを手にしていますが、違う素材をひとつの形にするというのは、どれだけの高い技術が必要で大変なことか、メーカーも多くの苦悩があったと思いますし、それに負けずに製品にまで仕上げた努力には頭がさがります。



Q10 MAX
Q10 MAXということで、何がMAXなのか気になりました。

ヘッド体積がMAXなのか、それとも飛距離なのか、安定性なのか・・・。

これまでの経験からMAXといっても『ドローバイアス』が掛かったモデルのような気がします。



バックフェースの大きなウェイト
バックフェースには大きなウェイトがあり、これは過去のモデルと同じです。

この位置にあるということで、PINGのドライバーを思い出します。

深重心の優秀なドライバーといえば、PINGはもちろん、プロギアやリョーマを思い出すのですが、これからテーラーメイドは深重心に舵を切り、浅重心は止めてしまったのでしょうか?



SPEED POCKET
フェース寄りには『SPEED POCKET』があります。

色使いや名前は変わりましたが、過去のモデルとの共通点もあり、フルモデルチェンジのように見せて、実はマイナーチェンジなのかもしれません。



ネックの調整システム
ヒール側にもウェイトがあり、ネックには調整システムが搭載されています。



STD LOFT
試打するのは、この『STD LOFT』です。



ネック長さ
ネックの長さは標準的で、特に変わったところは見られません。



カーボンフェース
カーボンフェースです。

テーラーメイドのクラブは変化が激しいので、ずっとこのままカーボンフェースが採用され続けるとは思えませんが、しばらくは続けるのでしょうか?

それとも次のモデルでは変えてくるのでしょうか?

カーボンは『夢の素材』と言われ、可能性が高いことで知られていますが、私は、フェース面はカーボンでなくてもいいな・・・。と思っています。

カーボンフェースの優位性をそこまで感じていないからです。

しかし、メーカーがあえてこのようにしているということは、それだけの大きな理由があるのだと思います。

私としては、例えばPINGのアンサーパターのように、使っていけばいくほどシブさが増してカッコ良くなって欲しい・・・。と思っているのですが、こうして見る限り、『使い減り』するといいますか、使っていけばいくほど魅力が失われていくように見えてしまいます。

もちろん長く使わず、ニューモデルが登場する度に買い替えられる方にとっては気にならないところだと思いますし、メーカーも長く使い続けるよりも、頻繁に買い替えてもらいたい・・・。という思いがあるのかもしれません。

私は気に入れば、ずっと使い続けるタイプなので、どうしても『クラブの未来』を想像してしまいます。



テーラーシャロー
見慣れたシャロー形状です。

『テーラーシャロー』といっていいでしょうか?

シャローではありますが、薄すぎないところに好感が持てます。



顔
『つかまえ顔』で、予想通りでした。

MAXというのは、『フックフェースですよ』という、メーカーからのメッセージなのかと、他のメーカーも含め思ってしまいます。

素直に『HOOK FACE』という名前でもいいのではないか?と思ってしまいますが、それでは売れにくいのかもしれません。

ロフトに『リアルロフト』と『表示ロフト』があるように、フェースアングルも事実を表記しないということが、ゴルフクラブにはあります。

使っている側も、フックフェースなのは知っているけど、それをあえて表記して欲しくない。

ロフトも9.5度ではなく、11度くらいはあるのを分かっているけど、10度未満で表記して欲しい・・・。というゴルファー心理が働くのかもしれません。

ただ今は、以前のようにリアルロフトと表示ロフトの違いが大きくないように感じますし、フェースアングルもきつすぎないものが多くなったように感じます。



カーボンクラウンではないよう
こうして見ていると、カーボンの模様は見られなかったので、チタンなのか?と思いましたが、後から店員さんにカーボンクラウンだと教えてもらいました。

ステルスまでは、カーボンとチタンの境目がはっきりしていましたが、Qi10からはそれが見られません。

フルカーボンクラウンなのでしょうか?



装着されているグリップ
装着されているグリップは、好感が持てました。

いい意味でクセが無く、万能なタイプで、このドライバーとの相性も良いです。

グリップはゴルファーとクラブの唯一の接点ですが、ヘッドやシャフトほどスポットが当たらないのが残念ですが、役回りとして黒子に徹しているのかもしれません。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずです。

軽量タイプではありますが、何度か素振りを繰り返してタイミングを整えることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、やはりフェースが左を向いているように見えて、正直構えづらいです。

最初から左へ飛び出すイメージしか浮かんできません。

目がチカチカしてきて、頭の中はモヤモヤ感でいっぱいです。

しかし、これが今の主流の顔で、こういったことが長く続いているということはそれだけユーザーからの高い支持があり、左に向いているのが当たり前なのかもしれません。

私はアドレスを一旦ほどき、右に向き直して、そこから回すイメージで打つことにしました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は良いです。

球の重さを感じましたし、程よい手応えもあって、カーボンらしいな・・・。と思いました。



打球音
『音』も小気味良い感じで好感が持てます。



トゥ側
球もあがりやすく、イージーです。

打つ前は、もう少し低めの弾道でタフなタイプかな?と思っていましたが違っていて、高くあがりキャリーもしっかり稼ぐことができました。

ロフト10.5度らしい、弾道の高さですが、実際はもう少し寝ているように感じました。



バックフェース
『安定性』はとても高く、曲がる気配を見せません。

このドライバーもPINGのドライバーと同じように、慣性モーメントが10,000を超えているのだと教えてもらいました。

つまり『10K』ということでしょうか?

曲がりにくいドライバーですが、絶対に曲がらないということではなく、フック系の球も打てました。

私にはつかまり過ぎな感じがしますが、このドライバーで真っ直ぐ打てる方には、頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?

球がつかまり、右にフケる球は出にくいドライバーです。

今はプレイヤーの技術で球を真っ直ぐ遠くに飛ばすのではなく、クラブの性能に任せて打つ時代になりました。

『高性能すぎる』といっていいかもしれません。



操作性
『操作性』は、あまり優れていません。

良い意味で鈍感といいますか、頑固なタイプです。

右には行きにくく、真っ直ぐから左へしか行かない感じがします。



飛距離性能
『飛距離性能』はいい感じではありますが、正直過去のモデルと比べて、大きく伸びているとは思いません。

『飛距離の現状維持』といったらいいでしょうか?

そういったことが長く続いていると思います。

しかしそれはこのドライバーが良くないとか劣っているということではなく、それだけこれまでのドライバーが優れていて、その優れた遺伝子を受け継いでいるということです。



試打後の感想


ヒール側
後で店員さんから聞いたのですが、このドライバーはとてもよく売れていて、売り上げもナンバーワンなのだそうです。

テーラーメイドの根強い人気がうかがえます。



TaylorMade Qi10 Max DRIVER
このドライバーも、かなり曲がりにくいドライバーですが、先日試打したPINGのドライバーも凄いです。

今度機会があれば打ち比べてみたいですが、おそらく曲がりにくさという点では、PINGのほうが長けていると思います。

それくらい、あのドライバーは強烈でした。



TaylorMade Qi10 Max DRIVER
『飛距離性能』はとっくに『頭打ち』になっていて、ルールで反発係数や長さなどたくさん規制されているので、これ以上は伸ばせないのかもしれません。

そうすると、次は『曲がりにくさ』を求めるのは自然な流れだと思います。

元々曲がりにくいドライバーは過去にたくさんありましたが、それに磨きが掛かっているようです。



TaylorMade Qi10 Max DRIVER
つかまりが良くて曲がりにくい。

そしてカッコ良くて、テーラーメイドというブランドイメージ。

よく売れているのも分かるような気がしますし、ユーザーの好みを熟知しているメーカーだな・・・。と思いました。

私はこのMAXよりも、先日試打したQi10ドライバーのほうが好感が持てましたが、これはどちらが優れているということではなく、あくまでも好みの問題に過ぎません。



TaylorMade Qi10 Max DRIVER
テーラーメイドはいつも私たちゴルファーをあっと驚かせてくれるので、次はどのようなクラブが登場するのか、とても楽しみです。


構えやすさ・・・☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
感謝しています。

テーラーメイド キャディバッグ

テーラーメイド ヘッドカバー

テーラーメイド ゴルフグローブ
                         
        

                         
      
2024年03月16日
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テーラーメイド Qi アイアン

                 

テーラーメイド Qi アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド Qi アイアン の7番 です。



N.S.PRO® 910GH
シャフトは N.S.PRO 910GH です。

ロフトは28度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は105g、トルクは2.0、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は412g です。



正面
テーラーメイドQiシリーズのアイアンです。

先日ドライバーを試打したのですが、今日はアイアンを試打する機会に恵まれました。



側面
このアイアンをひと目見て、

「あまり好みではないな・・・。」

と思ってしまいました。

デザイン的にも質感的にも魅力を感じませんでした。

しかし、それはこのアイアンが良くないということではなく、あくまでも私がこのアイアンのデザインの良さに気づけなかっただけのことです。



バックフェースにあるウェイトのようなもの
独特な膨らみから、おそらく中空だろう・・・。という予測が立ちました。

バックフェースに組み込まれている、このパーツのようなものはウェイトでしょうか?



彫りの深さ
こうして見ていても、やはり中空だな・・・。と思いました。



トップライン
トップラインは、やや厚めではありますが、これくらいが今は多いですし、特に気になることはありません。

丸くなってボヤッとしていないところに好感が持てます。



ソール幅
ソール幅は標準的です。

こうして見ていても、ステンレスの質感がありました。

海外メーカーは、ライ角の調整などは『しない前提』なのでしょうか?



ソールの溝
ソールには、この溝のようなものがあり、ひと目でテーラーメイドのアイアンだと分かります。

初めて見たときは少し驚きましたが、今は『当たり前』といった感じです。

もう10年以上続いていると思いますが、これだけ長く続けているということは、それなりに大きな理由があるのだと思います。



ネック長さ
ネックは、やや短めですが、これも今のアイアンでは見慣れた長さです。

今はナローソールやロングネックは敬遠される時代なのかもしれません。



ミーリングなし
フェース面にミーリングはなく、普通です。

いわゆる『スタンプ式』で手が掛かっていないのが見て取れます。

フェース面を見て、テンションが上がることもあれば、逆に下がることもありますが、今日は後者でした。

最近、テーラーメイドはドライバーのフェース面には最近力を入れているようですが、アイアンにはそれが見られないのが残念です。

ただ、それは私の勘違いであって、実はとても力を入れていて優秀なフェース面なのかもしれません。



装着されているグリップ
装着されているグリップはシンプルで無難なタイプです。



振り感
素振りをしてみると、軽量感はあるものの、シャフトは結構しっかりしているので、タイミングをすぐに合わせることができました。

ヘッドが大きく感じたからでしょうか?

素振りをしながら、いつも以上に『ヘッドの存在感』を感じていました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、グースの利きが強いのと、トップラインの厚みが目立っていて、私の好みからは外れていました。

ただ、これはあくまでも私の好みの問題であり、この構え感に好感を持たれる方はたくさんいらっしゃると思います。

面長でグースが利いていて、トップラインが厚めなので、安心感をもたれる方は多いのではないでしょうか?

こうして見ていると頭がモヤモヤしてしまうのですが、打つタイミングを逃す前に打ってしまおう・・・。と思いました。

このままだと、硬直してぎこちない動きになってしまいそうです。

呼吸が浅くなっているのが分かりました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は予想していたよりも、いい感じでした。

もっと硬く、ベチャッとしたフィーリングを予想していたのですが、思っていたよりもマイルドで嫌な衝撃は残りませんでした。



トゥ側
球はあがりやすく、イージーです。

重心も低めで、レベルで打っていきたい方には、かなり合いやすいのではないでしょうか?



バックフェース
『安定性』も高く、フルキャビティのような易しさがあります。

これが中空にするメリットです。

アイアンはドライバーなどと比べて、設計自由度はそれほど高くないですが、少しでも高くしようと工夫して中空が生まれたのではないでしょうか?

ゴルフを易しくして、少しでも多くの人にゴルフを楽しんでもらいたい・・・。というメーカーの思いが伝わってきます。

ゴルフは止まっている球を打つスポーツですし、野球など他の球技経験者からすると、すごく簡単そうに見えますが、実はとても難しいスポーツです。

見るのとやるのでは大きく違います。

私は今でもはっきり覚えていますが、初めて練習場に行って、第一球は『空振り』でした。

止まっている球を打つなんて、楽勝だと思っていましたが、全く違っていました。

ちなみに初めてのボーリングでの第一投は『G(ガター)』でした。

一見簡単そうで、実はとても難しいスポーツであるゴルフを、できるだけ易しくして多くの人にゴルフを楽しんでもらうことが重要なのかもしれません。

なので、フィーリングは二の次でいいのかもしれないな・・・。と思いました。

私は難しいからこそ『燃える』タイプで、何事も最初から上手くいかないのは当たり前という考えを昔から持っていたので、『易しさ優先』でクラブを選びませんでした。

最初から最高のクラブを選びました。

今は主流といえない考え方なのかもしれませんが、今振り返ってみると、私の考えは正解だったと、はっきり言えます。

それは私が『惚れられるクラブ』に出会ったからです。

なので、難しいとは分かっていても、たまに芯を食ったときの感触や弾道は最高でしたし、それをなるべく続けられるよう、練習に実が入り、毎日の練習が楽しくてたまりませんでした。

毎日毎日通うものだから、練習場の受付の方が、遠くで私の姿を見つける度に、受付票に私の名前を書いていたほどです。

晴れの日はもちろん、大雨の日も、雪の日も通い、閉店時間まで球を打ちまくっていたので、すぐに顔と名前を覚えられました。



操作性
『操作性』は普通です。

どちらかといえばオートマチック的な要素が強いアイアンではありますが、左右にも少し曲げることができました。

『ブレ』に強く、安定性が高いですが、いざとなったら曲げることにも対応してくれるアイアンです。

私はフッカーだからなのか、左へ曲げるほうが易しく感じました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、かなり高いですが、これはもう『今の常識』といえるのかもしれません。

ロフトを立てることで生じるデメリットを、技術の力でカバーしているアイアンといったらいいでしょうか?

メーカーの工夫が感じられます。

アイアンには球持ちが良く、距離感を求めていきたいですが、今はこのような『別ジャンル』のアイアンが主流なのではないでしょうか?

距離感よりも『易しい飛び』が受け入れられているのだと感じます。

飛んでいく弾道を目で追いながら、グリーンでは止まってくれないような気もしたのですが、もしベーシックタイプのアイアンのように、ビタッと止まってくれたら、頼もしく感じるだろうな・・・。と思いました。



試打後の感想


ヒール側
今のニーズにしっかりと応えたアイアンだと思います。

多くのメーカーが同じようなタイプのアイアンを発表しているので、差別化できなくなりました。



TaylorMade Qi アイアン
かなり工夫されたハイテクタイプのアイアンですが、先ほども書いた通り、もう少し『見た目』が良くなったらいいな・・・。と思いました。

それは色をたくさん使って派手にするというのではなく、せっかく新製品を発売するのだから、質感を良くして、私たちゴルファーを目で楽しませて欲しいです。

ここ数年のテーラーメイドのアイアンで、魅力を感じたものは・・・?と自分に問いかけてみたのですが、なかなか思い浮かびません。



テーラーメイド Qi アイアン
このアイアンを見て、美しいな・・・。打ってみたいな・・・。と思われた方はどれだけいらっしゃるでしょうか?

もちろんテーラーメイドファンの方をはじめ、多くの方が興味をもたれたのかもしれませんが、私はテンションがあがることもなく、淡々と見ていました。



TaylorMade Qi アイアン
ステンレスにこだわるのなら、それでもいいけど、もっと良くすることができると思いますし、バックフェースのデザインにも魅力を感じませんでした。



TaylorMade Qi アイアン
このアイアンを試打して、やはりテーラーメイドは『ウッド系』に強いメーカーだな・・・。と再認識しました。

このようなタイプのアイアンも良いと思いますが、できれば違う角度から攻めてきて欲しいです。



TaylorMade Qi アイアン
ドライバーはいいのに、アイアンはちょっと残念だな・・・。と思いましたが、これからのニューモデルに期待していきたいです。


構えやすさ・・・☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
感謝しています。

テーラーメイド キャディバッグ

テーラーメイド ヘッドカバー

テーラーメイド ゴルフグローブ
                         
        

                         
      
2024年02月14日
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テーラーメイド Qi10 ドライバー

                 

テーラーメイド Qi10 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド Qi10 ドライバー です。



Diamana BLUE TM50
シャフトは Diamana BLUE TM50 です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は58g、トルクは4.3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は307g です。



正面
テーラーメイドの新しいドライバーです。

ステルスシリーズではなく、『 Qi10』という新しいネーミングになっています。

ステルスはもう終わりなのでしょうか?

そういえば最近、グローレのニューモデルにも出会えていません。

Qi10には、どのような意味が込められているのでしょうか?

最初、パッと見たときに、iが見えず『Q10』と見えたので、ダイエットなどで有名な『コエンザイムQ10』を思い出しました。



側面
大きさや形状はこれまでと変わっていないようです。

ステルスシリーズの黒いデザインも良かったのですが、今回のニューモデルも落ち着いた感じのデザインで好感が持てます。



ヘッド後方にある大きなウェイト
バックフェースにある、この大きなウェイトが存在感大です。

これは過去のモデル『SIM』や『ステルス』と同じで、設計の骨格は大きく変わっていないような気がします。

名前は大きく変わっても、中身はそれほど変わっていなくて、フルモデルチェンジに見えて、実はマイナーチェンジということなのでしょうか?



ヒール側のウェイト
ヒール側にあるウェイトもSIMステルス2で見てきました。



SPEED POCKET
ソールのフェース寄りにある、『SPEED POCKET』もお馴染みです。



CARBONWOOD
『CARBONWOOD』という文字がありますが、フルカーボンではなく、チタンとカーボンの複合ヘッドなのだと思います。

カーボンヘッドは昔からありますし、今はチタンが主流ですが、いずれフルカーボンヘッドが登場してくるのではないでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。



STD LOFT
試打するのは、このSTDポジションです。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインも独特です。

プラスチックのような質感で、以前試打したことのある、グローレリザーブを思い出しました。

カーボンクラウンやカーボンフェースは今に始まった技術ではないですが、テーラーメイドがやると『説得力』があって、他のメーカーが追随するということになりやすいような気がします。

テーラーメイドはゴルフ業界における『先駆者』といいますか、『先頭ランナー』のような存在です。



テーラーシャロー
このシャロー形状も見慣れた感じで、『テーラーシャロー』といっていいように思います。



顔
『顔』は、まずまずです。

昔からある『洋なし顔』といっていいでしょうか?

丸顔とは違う顔です。

バックフェースのトゥ側にボリューム感があるので、フェード系をイメージしやすいので好感が持てました。

しかし、ドロー系をイメージしたい方は、ヒール側にボリュームがあったほうが好まれやすいのではないでしょうか?

カーボン独特の模様は見られません。

これまであった、『白と黒のツートンカラー』でもないですし、一世を風靡したホワイトクラウンでもありません。

もう白いヘッドは止めたのでしょうか?

白いヘッドを好まれる方には、やや不満が残るところかもしれません。

私は白でも黒でもどちらでもいいですが、できれば黒のほうが好きなので、この色は好感が持てます。



装着されているグリップ
装着されているグリップはシンプル且つ、ソフトなフィーリングで好感が持てます。



振り感
素振りをしてみると、軽量感はあるもののシャフトの『感じ』をつかみやすく、タイミングをすぐに合わせることができました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じです。

テーラーメイドのドライバーはどちらかというと、『バルジが主張しない』といいますか、存在感はあまりなく、クラウンにばかり目が行きがちだったのですが、このドライバーは違っていて、国内メーカーに近いものを感じました。

特にトゥ側が主張していないので、フッカーの私には好感が持てるポイントです。



フェース面のデザイン
フェース上部のクラウン近くにある、白い線が結構目立っていました。

私としては無いほうがいいですが、メーカーもあえてこうしているので、何らかの狙いがあるのだと思います。

こうすることで、フェースが被っていないように見せるための『強調』なのではないか?と思いました。

バルジだけ見ると逃がすイメージも出しやすいのですが、フェース面だけを見ると、若干被っているように見えます。



試打を開始しました


フェース面
『打感』はソフトというよりは、結構『ズシリ』とくるといいますか、『球の重量感』がありました。

これはカーボンフェース独特のフィーリングといっていいように思います。

私が昔愛用していたカーボンドライバーも、似たような打感だったな・・・。と思い出しながら打っていました。

今はチタンが主流になって、かなりの年月が経っているせいか、チタンだと、大体どこの部分でヒットしたか打感だけで把握できるのですが、今日はそれが少し難しく感じられ『よそ行き』気分です。

一球打ってみて、少しトゥ寄りでヒットしたかな・・・?と思っていたら、フェース中央付近だったり、逆に今度は中央付近で捉えることができたかな?と思っていたら、少しヒール寄りだったり・・・。と、そんなことを繰り返していました。

だんだんと慣れてきて、フィーリングをつかむことができるようになり、センター付近で捉えられると、『分厚い打感』といいますか、適度な手応えを感じられます。

カーボン素材は軽量で高い強度がありますが、打感でいえば『重量感』がありました。



打球音
『音』は、はっきりしていますが、高すぎず大きすぎず、いい感じです。

これがカーボンの長所の一部だと思います。

これまでは甲高かったり、大きすぎる音を発するドライバーがたくさんありましたが、カーボンではそれがありません。

ずっと聴いていたくなるような『美音』だとは思いませんが、特に不満のない『無難音』といったところでしょうか?

インパクトが緩むこともなく、気持ちよく振り抜いていくことができ、集中力も高まってきました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、今のドライバーの中でも普通です。

ロフトが9°ということですが、一桁ロフトのハードさは感じません。

しかし基本的には、ある程度HSが速い方向けのドライバーだと思います。

HS43以上はあったほうがいいのではないでしょうか?



バックフェース
『安定性』は最高レベルといっていいほど高いです。

私は何球かミスヒットをしてしまったのですが、全くそれを顔に出さない・・・。といったらいいでしょうか?

球筋は乱れることなく、安定して飛んでいきました。

スイートエリアも広いと思いますが、センターヒットしたときはもちろん、ミスヒットしても『当たり負け』してブレることなく安定していて、それがこの再現性の高い球筋と弾道を生み出しているのではないでしょうか?

前のモデルのステルスやSIMもかなり直進性が高いな・・・。と思っていましたが、それがさらに強化されたような印象です。

打感でミスヒットしたのが分かっているのですが、そのミスがミスにならない、高い寛容さをもっています。

これはフェース面の工夫もそうですし、ウェイトなど様々な要因が重なって起きているのは間違いありません。

大きいヘッドなので安心感を与えてくれますが、その良いイメージをもったまま、狙ったラインに送り出す感じで打っていけば、後はクラブが仕事をしてくれて、ボールはほぼ真っ直ぐ飛んでいきました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなか良いです。

テーラーメイドらしいハイレベルなドライバーではありますが、正直前のモデルから大きく飛びが進化したとは感じないですし、今のドライバーの中でも最高レベルというほどではありません。

それは、このドライバーの性能が低いということではなく、それだけ今のドライバーがハイレベルだということです。

ただ、曲がり幅がかなり小さいので、効率よく飛ばしていけるドライバーであることは間違いありません。



操作性
『操作性』は、良い意味でかなり苦手なドライバーだと思います。

曲げようとしてもなかなか曲げられません。

これは左右どちらにもいえます。

構えたときに曲げるイメージが出せなかったということもあるのですが、このドライバーが『頑固』といえるほど、こちらの要求(曲げる要求)を聞き入れてくれない感じがしました。

この頑固さをメーカーが目指して開発しているのではないでしょうか?



試打後の感想


ヒール側
ゴルファーがドライバーに求めるものは?というアンケートにおいて、私は『飛距離』だろうと思っていたのですが、実際は違っていて、『安定性(寛容さ)』が1位だったそうです。

少しでも飛ばすよりも、ミスしても曲がりにくい寛容さを求めているということを知りました。

確かに少しだけ飛ぶようになるよりも、ボールが曲がらず安定してフェアウェイにあったほうがスコアメイクがしやすいですし、仲間に迷惑をかけずゴルフをエンジョイできるのではないでしょうか?

私はビギナー時代、とにかくボールがよく曲がって、林に打ち込むくらいだったらまだいいのですが、OBやロストボールがかなり多くて、クラブを常に数本持ってコース内を走っていました。

フェアウェイを悠々と歩いてみたい・・・。という思いは持っていましたが、技術不足でなかなかできませんでした。

その頃、このような高性能なドライバーに出会っていたら、確実にゴルフが変わっていただろうな・・・。と思います。

しかし、大きく曲げたから、たくさんミスをしたから、今の私のゴルフができあがったのではないか?という思いがあるのも事実です。

ボールを曲げずに打とうとしたら難しいけど、曲がることを受け入れるといいますか、むしろ積極的にこちらから曲げてやる・・・。という思いを持っていたら、目から鱗が落ちるように、ゴルフが易しくシンプルに感じられOBやロストボールが激減し、スコアもアップしていきました。

あの頃の自分にひとつだけアドバイスするとするならば、ボールを真っ直ぐ打とうとするのではなく、左右どちらに自分は曲げやすいか、どちらが自然なのかを見極め、自分の持ち球を磨け・・・。と言いたいです。



TaylorMade Qi10 DRIVER
『安定性が一番』という、今のニーズに、このドライバーはしっかり応えています。

過去のモデルのSIMやステルスと比べ、どれだけ安定感が増したかは、実際に打ち比べてみないと分かりませんが、かなり高いレベルにあるのは間違いありません。

何球か曲げようと試みましたが、これはダメだ・・・。なかなか曲げられないな・・・。と断念せざるを得ないほど『頑固』です。



TaylorMade Qi10 DRIVER
こうして外見だけ見ると、SIMやステルスと大きな違いは無いように感じるのですが、過去のデータを分析して、さらに改良が加えられているのだと思います。

これだけの曲がりにくさが果たして必要なのか?

もっと正直なドライバーでもいいのではないか?という思いもあったのですが、これは大きな支持を集めるように感じます。



TaylorMade Qi10 DRIVER
高い直進性があり、それがこのドライバー最大のウリだと感じました。

昔から高い直進性をもった、いわゆる『イージー系』ドライバーはたくさんありましたが、まだ研究が不十分だったのか、見た目がボテッとしていたりして、不格好なものが多かったです。

しかし、このドライバーは高い寛容性をもちながら、スタイリッシュなデザインで、カッコいいのも好感が持てます。

テーラーメイドファンの方はもちろん、ライバルメーカーのドライバーを愛用しておられる方にも、魅力的なドライバーといえるのではないでしょうか?



TaylorMade Qi10 DRIVER
テーラーメイドは、いくら大ヒット作を生み出しても、それに満足することなく、現状維持を好まないメーカーだと思いますし、それが人気のひとつになっているのだと思います。

常に変化(進化)していき、私たちゴルファーにアプローチしているように感じます。

だから新鮮さを失わないですし、今度はどんなクラブなんだろう・・・?とニューモデルにも興味を持たせてくれます。

このQi10も、そんなテーラーメイドの思いが伝わった高性能ドライバーです。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
感謝しています。


テーラーメイド ゴルフ 直営オンラインショップ

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2023年09月28日
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テーラーメイド NEW P790 ('23) アイアン

                 



テーラーメイド NEW P790 ('23) アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド NEW P790 ('23) アイアン の7番です。



N.S.PRO® MODUS3 TOUR 105
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 です。

ロフトは33度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は106.5g、バランスはD2、キックポイントは元調子 です。



正面
テーラーメイドの新しいアイアンです。

モデルチェンジしても名前を変えないということは、この『790』という数字に、何か特別な意味があるのではないでしょうか?

過去のモデルから、このクラブもおそらく中空なのだろうという予測が立ちました。

P770、P790の『P』とは、どういう意味があるのでしょうか?



TUNGSTEN
トゥ側に『TUNGSTEN』の文字があります。

タングステンは今でこそポピュラーになりましたが、登場したての頃は、ヘッドに比重の異なる素材を組み込むということがとても画期的なことで、これによりクラブの設計自由度があがり、プレイヤー側も鉛を貼ることが少なくなりました。

ソールの一部分に使われることもありますし、全体的に大きく使われることもあり、同じメーカーでも大きく変わってきます。

あまり多く使うとヘッドが重くなってしまいますが、このクラブの場合はどうでしょうか?



側面
中空らしく、少し膨らんだ感じがするので、やはり中空なんだな・・・。と思いました。

最近は中空に力を入れているメーカーが多くなりましたが、テーラーメイドはその代表格といっていいように思います。



彫りの深さ
見た目マッスルバックやハーフキャビティのようにすっきりとシンプルでありながら、キャビティ並の易しさがあるところが、中空最大のメリットです。

『見た目とのギャップ』こそが、技術革新といっていいのかもしれません。



トップライン
トップラインはやや厚めで、もう少し薄いほうが私は好きですが、低重心系のアイアンは、これくらいが多いように思います。



ソール幅
ソール幅は普通で、過去のモデルと変わらないのではないでしょうか?

ソールにある、この黒い溝のようなものもすっかり定着してきました。

他のメーカーが採用していないので、これを見るだけで、テーラーメイドのアイアンだと分かります。



FORGED
ホーゼルには『FORGED』の文字がありました。

フォージドというと『柔らかい』というだけでなく、それ以外にも『密』というイメージがあります。

空洞だらけの打感ではなく、鉄を極限まで叩きあげて素材を密にし、空洞を無くして不純物を取り除く・・・。といった感じでしょうか?

今回のニューモデルは打感にも力を入れているんじゃないか?と期待感がこみあげてきます。



ソール形状
ソール形状も普通で、特に変わったところは見られません。

ヘッド内部に力を入れて、ソールには力を入れなかったのか、それともこの形がベストというように結論づけられているのか、どちらかだと思います。

このアイアンは軟鉄鍛造ということのようですが、こうして見ていると『ステンレスのような冷たさ』を感じました。

軟鉄特有の、あの独特な柔らかくて温かい雰囲気は伝わってこず、質感もあまり好きではありません。



リーディングエッジ
リーディングエッジの削りに大きな工夫は見られません。



トレーリングエッジ
トレーリングエッジも同様です。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは無く、シンプルです。

スコアラインにも、特に工夫は見られず、いわゆる『スタンプ式』の機械的なタイプです。

人ではなく、機械がクラブを作っているのがわかります。

いろいろなクラブを見ていると、そのクラブの生産されている工程をイメージし、『早く作られるタイプ』と、『じっくり手間を掛けてこだわって作られるタイプ』があり、このアイアンは前者です。

じっくり時間を掛ければ掛けるほどいいというわけではありませんが、プレイヤーは『使い勝手』を大切にするのと同時に、作り手が『手間を惜しまずこだわり』をもって大切に作られているクラブは魅力を感じます。

目の前のクラブに興味をもち、もっと知ってやろう・・・。と思えるクラブか、それとも興味をもてず、TVで言えば『ワンクール』でOKという付き合いになるか・・・。

そんなことを考えていました。

メーカーによって、フェース面に力を入れているところもあれば、全く変えず工夫が見られないところもあり、テーラーメイドは後者です。

フェース面はいろいろな規制があり、メーカーとしても、あまり手を加えたくはないのかもしれません。

私が設計家なら、いろいろなアイデアがあり、やってみたい工夫もいくつかあるのですが・・・。



装着されているグリップ
装着されているグリップはこれまでも見てきた、タイプです。

ソフトなフィーリングで好感が持てます。

グリップがグレーというのは珍しい感じもしますが、晴れの日のラウンドや練習で、黒よりも日光を吸収しないので熱くなりにくいですし、白よりも汚れが目立たないという利点もあります。

私はオーソドックスな黒が好きですが、今はカラフルなグリップもたくさんありますし、自分のラッキーカラーなどで選ぶのもいいのではないでしょうか?



振り感
素振りをしてみると、なかなかいい感じで好感が持てました。

やや軽量ではありますが、頼りない感じはなく、タイミングも整えやすいです。

今はスチールシャフトではモーダスの採用率が最も高いように感じますし、それだけ品質や精度の高さでユーザーからの信頼を得ているのだと思います。



構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じです。

一番目に付いたのは、やはり『トップラインの厚さ』で、このせいで少しイメージが出づらいといいますか、ボヤけた感じがしました。

クリアなイメージは浮かんできません。

グースは弱く、大きさも適正で方向性は出しやすそうです。



試打を開始しました


フェース面
一球目から、この中空独特の『ペチャッ』という打感にテンションが下がってしまいました。

最新モデルであっても、打感は改善されていないんだな・・・。と思いましたし、メーカーもあえて、この打感にこだわっているのかもしれません。

中空アイアンをもっと幅広い層に認識してもらって、アイアンの中でのひとつのカテゴリーにしたいという思惑があるのかな・・・。と思いました。

マッスルバック・ハーフキャビティ・ノーマルキャビティ・フルキャビティ・ポケットキャビティと同等の中空というカテゴリーの中で勝負していくのかもしれません。

中空なので、端からマッスルバックやハーフキャビティなどと打感で争わない・・・。と決めているのかもしれません。

テーラーメイドは毎回斬新なアイデアからクラブを作り続け、時には『革新的』といえるような歴史に残るクラブを世に送り出してきました。

なので、このアイアンにもかなり工夫がされていて、打感が良くなるように設計されているのかもしれませんが、私の鈍い感性ではそれを敏感に感じ取ることができませんでした。

最新モデルであっても、打感はこれまでの中空と一緒。

『ペチャッ』という薄くて物足りない打感です。



トゥ側
『球のあがりやすさ』は普通ですが、どちらかというと、アスリート向けのアイアンといっていいのではないでしょうか?

ロフトが立っていますが、他のモデルだとそのロフトが立ったデメリットを他の技術で上手くカバーしているようなところがありますが、このアイアンはそれほどお助け機能は感じません。

人によっては、球があがりづらい・・・。と感じられるのではないでしょうか?

アイアン(特に7番から下の番手)は、インパクトからフォローにかけて、ボールがグッとフェースに乗って、フェースを駆け上がっていくようなイメージが欲しいですが、中空アイアンにはそれが無く、弾き感があって、そのまま前に進むような感じです。

ヘッドの厚みで押していく・・・。というよりは、少し『当たり負け』しているような打感で、プレイヤーの意志がボールに乗っていきません。



バックフェース
『安定性』は、いい感じで、ノーマルキャビティと変わらない感じがします。

見た目はマッスルバックのようでも、実際はキャビティのような大らかさがあるのが中空の良いところで、おそらく見えないところ(ヘッド内部)にたくさんの工夫がされているのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』も優れていて、よく飛びますが、今のディスタンス系アイアンの中では平均的』といっていいような気がします。

バチンと弾く感じで、『クール』といいますか、『無機質』な弾道で飛んでいきました。

このようなタイプのアイアンで、プレイヤー自身のイメージや感情・距離感をボールに乗せていくことができたら、かなりのアドバンテージになるだろうな・・・。と思いましたが、私は長く打ちたいとは思わないので、そのアドバンテージを得られることは無いかもしれません。



操作性
無難な顔と大きさなので、操作性はなかなかいい感じでした。

見た目よりも大らかな性能をもっているので、自在に操るというよりは、『自然な流れ』で使っていくべきアイアンなのかな・・・。と思いました。

ドローヒッターの方にも、フェードヒッターの方にも扱いやすいアイアンだと思います。



試打後の感想


ヒール側
中空アイアンが多くなり、テーラーメイドは今や、そのトップメーカーといっていい存在です。

なので、おそらく今回も様々な技術が投入されていると思います。



TaylorMade NEW P790 ('23) アイアン
ヘッド内部のパーツの形状や素材の変更。

空洞部分の面積の増減。

いろいろあると思いますし、どの形状が最適な、CADなどを使って綿密に設計されているのだと思います。



TaylorMade NEW P790 ('23) アイアン
しかし私の雑な感性はそういった繊細なところを感じることができず、『いつもの中空』という印象しかありませんでした。

もっと中空に興味をもって、たくさん接していれば、また違った発見があったのかもしれません。

中空を長く使っておられる方は、過去のモデルとの大きな違いを敏感に感じ取られたかもしれません。



テーラーメイド NEW P790 ('23) アイアン
これから中空アイアンが益々進化していくことを期待します。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2023年06月27日
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テーラーメイド オリジナルワン ミニドライバー

                 



テーラーメイド オリジナルワン ミニドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド オリジナルワン ミニドライバー です。



KUROKAGE
シャフトは KUROKAGE です。

ロフトは11.5度、クラブ長さは43.75インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は320g です。



正面
テーラーメイドのミニドライバーです。

ミニというだけあって、ヘッドが少し小ぶりでシャフトも短くなっています。

最近では珍しいですが、昔はこれくらいのスペックが普通でした。

それがいつの間にかシャフトが長くなり、ヘッドもゴツくなりました。

ミニドライバーというと、先日試打したGTD M.D.280ミニドライバーを思い出します。



ORIGINAL ONE MINI DRIVER
ORIGINAL ONE MINI DRIVERというネーミングです。

オリジナルワンというのがカッコいいですね。



側面
多少コンパクトになっているものの、ヘッドの形状や雰囲気はラージサイズと変わりません。



SPEED POCKET
このSPEED POCKETも組み込まれています。

ヘッドサイズが変わって、どのように効果が変わっていくのか、興味があります。



PITTSBURGH PERSIMMON
SPEED POCKETの近くには『PITTSBURGH PERSIMMON』という文字があります。

ピッツバーグというと、私はパイレーツを思い出すのですが、パーシモンということで、どのような意味があるのでしょうか?

ピッツバーグはカナダとの国境に近い都市で、パーシモンは北米産が多かったので、それと関係あるのかもしれません。

パーシモンといえば、ホンマやマグレガーを私は思い出すのですが、『メタルの申し子』ともいえる、テーラーメイドのパーシモンを経験したかったです。



トゥ側のウェイト
トゥ側

ヒール側のウェイト
ヒール側

トゥ側とヒール側にはそれぞれ小さなウェイトがひとつずつ配置されています。

ウェイトがこんなに小さいのは、ヘッド自体が小さいからでしょうか?

おそらく、交換するタイプではないと思います。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。

こうして見ると、ドライバーというよりはスプーンのように感じます。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが配置されています。



STD LOFT
試打するのは『STD LOFT』です。



HIGHER
HIGHER


LOWER
LOWER

他にHIGHERとLOWERがありました。



フェース面のデザイン
フェース面はシンプルで綺麗です。

このフェース面は過去に試打したモデルでも見られました。



TWIST FACE
トゥ側には『TWIST FACE』の文字があります。



ノーマルシャロー
ノーマルシャローといっていいでしょうか?

見慣れた形状です。



顔
顔はクセが無く、いい感じです。

昔から、テーラーメイドドライバーの顔は、クセのないものと、クセがきつく違和感を覚えるものがあるのですが、このドライバーは前者で好感が持てます。



カーボンクラウン
カーボンクラウンであることが分かりました。

やはり、ブームの火付け役として、これからもしばらくは採用し続けるのではないでしょうか?



装着されているグリップ
装着されているグリップはソフトなタイプで好感が持てます。



振り感
素振りをしてみても、いい感じです。

320gということで、今のドライバーの中では重量があるほうですが、短さのせいか、重さは感じません。

今はFWも軽量化が進みすぎているので、せめてこれくらいの重さに戻って欲しいな・・・。と思います。



構え感
ボールを前にして構えてみると、すごくいい感じです。

大顔タイプではないので、小さく見えて不安に感じる方がいらっしゃるかもしれません。

好みが分かれるところだと思いますが、私は大好きです。

方向性の不安も感じません。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、ややしっかりめですが、硬すぎず好感が持てます。



打球音
『音』もはっきりしていますが、インパクトが緩む音ではなく、気持ちよく振り抜いていくことができました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通です。

11.5度らしい高さがありますが、どちらかといえばヒッタータイプの方に試していただきたいドライバーです。

短くなっているので、イージー系かと思っていたのですが、違います。

長尺でその長さを持て余すのではなく、やや短めで振り抜いていきたい方のためのドライバーなのだと思いました。



バックフェース
ラージサイズではないですが、安定感は抜群です。

『広すぎるスイートエリア』ではなく、『標準的な広さのスイートエリア』といったところでしょうか?

シビアさは全く感じません。

ヘッドがコンパクトな分だけ、イメージも色濃く出やすいのがいいです。



操作性
『操作性』は、なかなかいい感じです。

左右へも少し曲げられましたが、どちらかというと、安定感のほうが強く感じられました。



飛距離性能
『飛距離性能』は高く、ポテンシャルの高さがうかがえます。

『一発の飛び』でいうと、どうしても長尺タイプには勝てないのかもしれませんが、『平均飛距離』は高く、実戦的なドライバーです。

フェースの弾きが強く、弾道も力強いのが魅力です。



試打後の感想


ヒール側
シャフトの長さもルールで上限が定められているということもあり、メーカーもルールギリギリに長尺には舵を切らなくなったのかもしれません。

ヘッドの大きさや短尺感。

そして、11.5度というロフト。

私はブラッシーのイメージで打っていました。

パーシモンのときはドライバーとブラッシーによる性能の差なんて、微差だと思っていましたが、チタンになって、かなり違うように感じます。



TaylorMade ORIGINAL ONE MINI DRIVER
小ぶりで短めのシャフトなので物足りないと感じる方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際はとても実戦的でコースで活きるドライバーだと思います。



テーラーメイド オリジナルワン ミニドライバー
こういう流れは、これからも続いて欲しいです。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2023年03月22日
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テーラーメイド ステルス2 レスキュー

                 



テーラーメイド STEALTH2 レスキュー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド STEALTH2 レスキュー の4番 です。



TENSEI RED TM60
シャフトは TENSEI RED TM60 です。

ロフトは22度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は61g、トルクは3.1、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドレスキュー2シリーズのユーティリティです。

とはいっても、ユーティリティという言い方は日本国内だけのようで、海外ではハイブリッドが一般的です。

しかしテーラーメイドはずっと昔からレスキューとネーミングを用いています。

同じクラブでもいろいろな呼び方があるのは面白いですが、使う人が一番しっくりくるものを使えばいいのだと私は思っています。

海外ではハイブリッドと呼ばれるからといって、日本も必ずそうしなければならないということはないのではないでしょうか?

ちなみに私はユーティリティが一番しっくりきます。



側面
大きさや形状など、昨年試打したモデルとあまり変わらないように見えましたし、今回はマイナーチェンジということでいいのだと思います。



ソールのデザイン
ソールのデザインも、あまり変わっていないようです。



SPEED POCKET
このスピードポケットもお馴染みです。



溝の深さ
溝というよりは段差といったほうがいい深さで、違うところを見つけるほうが難しいような気がします。

実際に見比べてみるといろいろな違いが分かるのかもしれませんが、今日はこの一本しか無かったので、よく分かりません。



ネック長さ
ネックの長さがしっかりとキープされているのがいいです。

調整システムは搭載されていません。



フェース面のデザイン
このフェース面のデザインも前のモデルと同じようです。

シンプルで美しいフェース面です。

チープさはありません。



ノーマルシャロー
見慣れたシャローバックです。

ノーマルシャローといっていいように思います。



振り感
素振りをしてみると、フレックスがRということもあり、かなり軟らかく感じました。

このようなときはコンパクトに、そしてなるべくシャフトをしならせないイメージで少し短く持って振るのが私の流儀です。

シャフトはしなりが大きければいいというものではありません。



構え感
ボールを前にして構えてみると、好感が持てました。

方向性も問題無さそうです。

前のモデルのクラウンは『コールタール感』があり、あまり好きではなかったのですが、このモデルはそれが解消されています。

これは先日試打したドライバーにもいえることです。

球を打つという性能とは直接的関係は無いかもしれませんが、やはり『質感』はとても大事無視できません。

打つ前からテンションが下がってしまうクラブでは満足感が得られないからです。



試打を開始しました


フェース面
打感は、しっかりめで、前のモデルと変わっていないように感じました。

今度機会があれば打ち比べてみたいと思います。

この打感は私にとって『普通』で、可もなく不可も無くといったところです。



打球音
『音』は高すぎず大きすぎず、好感が持てます。

甲高い金属音というよりは、ややこもった感じの音ですが、特に問題ありません。



トゥ側
球はあがりやすく、見た目よりもイージーです。

最初の打ち出しから、ぐんぐん高さが出ていく感じ・・・。といったらいいでしょうか?

4番ユーティリティらしい球の浮きやすさで、グリーンを高さで攻めていけそうです。



バックフェース
『安定性』も高く、左右にぶれる感じはしません。

球のつかまりがいいので、フェードヒッターの方に合いやすいのではないでしょうか?

スイートエリアの広さという点では、今のクラブの中でも平均的といった感じがします。

しかしそれは、今のクラブがワイドで易しくなっていて、その傾向がこのクラブにもあるということです。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じですが、他のクラブと比べても普通だな・・・。という感じです。

特別よく飛ぶという印象はありませんでしたが、『安定して飛ぶ』という印象をもちました。



操作性
『操作性』はまずまずです。

どちらかといえばオートマチックタイプに近いクラブだと思います。

大きさも手頃で細工をしやすそうですが、いい意味での『鈍感さ』『愚直さ』があり、大きなサイドスピンは掛けづらいです。

私はドロー系のほうが自然な感じがしましたが、フェード系の方だと、ほぼストレートになるのではないでしょうか?



試打後の感想


ヒール側
ヘッド全体が黒でシブいデザインになっています。

一見すると上級者用かな・・・?と思ってしまうかもしれませんが、実際はそんなことはなく、かなり親しみやすくなるように設計されているようです。



TaylorMade Golf STEALTH2 RESCUE
カッコいいけど気難しく易しい。



TaylorMade Golf STEALTH2 RESCUE
そして全体的な性能のバランスもとれている・・・。

そんなクラブです。



TaylorMade Golf STEALTH2 RESCUE
このクラブで一番印象に残ったのは弾道です。

途中からグイッと浮いていく感じがあって、上から攻めるイメージが出しやすいクラブだな・・・。と思いました。

スピンも結構利いているようです。

結構振っていくと、吹き上がる感じがしたので、少し抑えて打つくらいがちょうどいいのかもしれません。



TaylorMade Golf STEALTH2 RESCUE
尖った性格ではなく、丸くて親しみやすいクラブです。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
音・・・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


テーラーメイド ゴルフ 直営オンラインショップ

テーラーメイド ゴルフ 直営オンラインショップ
                         
        

                         
      
2023年02月16日
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テーラーメイド STEALTH2 フェアウェイウッド

                 

テーラーメイド STEALTH2 フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド STEALTH2 フェアウェイウッド の5番 です。



TENSEI RED TM50
シャフトは TENSEI RED TM50 です。

ロフトは18度、クラブ長さは42.25インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は52g、トルクは5.0、キックポイントは中調子 です。



正面
ステルスレスキューのフェアウェイウッドです。

先日、ドライバーを試打しましたが、フェアウェイウッドを試打する機会に恵まれました。

ちょうど一年前に前のモデルを試打したのですが、とても早く感じられますし、よく似ています。



側面
かなりシャローな感じがします。

前のモデルもシャロータイプでしたが、さらに拍車が掛かったようです。

今度機会があれば、見比べてみたいです。



SPEED POCKET
SPEED POCKETがあり、これは過去のモデルと変わりません。



溝の深さ
溝ではなく、このように『段差』のようになっているのも変わりません。



ネック長さ
ネックの長さは適度にあります。

調整システムが搭載されていないので、不満に感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、私はこのほうが好きです。

SPEED POCKETはありますが、ウェイトも搭載されていないですし、比較的シンプルな造りになっています。

テーラーメイドはドライバーだけでなく、フェアウェイウッドやレスキューにも『ウェイト移動システム』を採用していましたが、最新モデルで搭載していないということは、ウェイトを移動させて設計自由度を下げるよりも、ウェイトをつけないでヘッドの性能アップを目指しているということなのでしょうか?



シャローヘッド
かなりのシャローバックですが、クラウンは少し盛り上がっているように見えます。



TWIST FACE
フェース面のトゥ側には『TWIST FACE』の文字があり、これも前のモデルと同じです。

こうして見ても、どこが進化したのか分かりません。

ただ、見えないところ(ヘッド内部)に新たな技術が注ぎ込まれているのではないでしょうか?



装着されているグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングで好感が持てます。

前のモデルもいい感じでしたが、私はこのほうが好きです。



顔
顔も、前のモデルより好感が持てます。

前のモデルはクラウンが『コールタール』のようで、イマイチだな・・・。と思っていました。

このクラブもカーボンクラウンのようで、『つかまえ系』の顔です。

そして、その『つかまえ度』がさらに強くなったように感じます。

フェアウェイウッドは元々小顔なので、ドライバーのようにフェースを被せる必要はないと思うのですが、今はフックフェースが『ニュートラルな時代』なので、これも仕方ないのかもしれません。

右に行くミスはすぐに修正できますが、左に行き出すと連発しますし、対処が難しいです。

もう少しトゥ側が『開けている』といいますか、逃がすようにカーブしていると、もっと好感が持てるのですが・・・。



振り感
素振りをしてみると、軽量感もあり軟らかさも凄いです。

線が細いシャフトだな・・・。と思いました。

TENSEIといっても、いろいろなタイプがあるようです。



構え感
ボールを前にして構えた感じは、まずまずです。

フェースが左を向いているように見える以外、特に不満はありません。

いわゆる『つかまえ系』の顔にも、『巻いちゃうタイプ』と、『最初から真っ直ぐ左に飛び出していくタイプ』があるのですが、このクラブは後者です。

打ち出し方向がそもそも左を向いているので、右に向き直して構えました。

フェースは左を向いているけど、やっぱり黒いヘッドはいいな・・・。と思いながら見ていました。

苦手なところではなく、なるべく好感が持てるところを探していくのが、クラブと付き合うコツだと私は思っています。

それで上手く相殺できればいいのですが、現実はなかなか上手くいきません。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、なかなかいい感じです。

ソフトというよりは、ややしっかりめな打感ですが、球の質感も感じ取れましたし、実戦向きの打感だと思います。

おそらく、前のモデルと変わらないような気がしました。



打球音
『音』は、ややはっきりしていて、少し耳に響きましたが、高すぎず大きすぎず嫌な感じはしません。

最近のテーラーメイドのウッド系のクラブは音が読めなくなっていて、実際に打ってみないと分かりません。

なので、いつもドキドキしているのですが、今回も苦手な音ではなかったのでホッとしました。



トゥ側
球はすごくあがりやすいです。

打つ前から、ヘッドの形状を見て予想していましたが、その通りのあがりやすさ・弾道の高さでした。

もちろん、クリークということもあると思いますし、シャフトもあがりやすい性質をもっているのだと思います。

ステルスはSIMに代わる、契約プロ使用モデルだと思いますが、プロはもちろん、ビギナー・アベレージの方まで、幅広く使ってもらいたい・・・。というメーカーの思いが伝わってきました。

正直、上がりすぎだな・・・。と思ったので、私がコースでこのクラブを使うことは無いと思います。

それくらい、弾道が高くてイージーなクラブです。



バックフェース
『安定性』も高く、シビアさは全く感じません。

今のイージー系FWの中では普通といいますか、もうこれ以上寛容にはできないのではないか?と思えるほど、同じようなタイプで溢れかえっています。

球のつかまりが良く、右にフケる感じはしないので、スライサーの方にはとても易しく感じられるのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』はなかなかいい感じではありますが、元々テーラーメイドのFWは高性能なものが多いですし、前のモデルと比べても、特に飛距離が伸びたという印象はありません。

それはこのクラブの性能が低いのではなく、元々もっているスキルが高いということです。



操作性
『操作性』という点では、少し苦労しました。

フェースが被っているということもありますし、シャフトがなかなか対応してくれないといいますか、扱いづらい感じがして、思うように打てませんでした。

先ほども書きましたが、右には行きづらいので、スライサーの方には頼もしい相棒となってくれるのではないでしょうか?

私は何とか左に行きすぎないよう、気を遣いながらの試打となりました。



試打後の感想


ヒール側
イージー系でハードルを下げた、プロ使用ブランドといったところでしょうか?



TaylorMade STEALTH2 フェアウェイウッド
ビギナーやアベレージの方はもちろん、これまでグローレを使ってきた・・・。というシニアの方にも親しみやすい性格をしていると思います。

最大の特長は『球のあがりやすさ』です。

次に『球のつかまりやすさ』が挙げられます。



TaylorMade STEALTH2 フェアウェイウッド
ティアップしなくて直打ちでこれだけ高くあがってくれるのだから、今度はスプーンで試してみたいです。



TaylorMade STEALTH2 フェアウェイウッド
私にはシャロー過ぎるので、そこがどうしても気になりますが、今はこの薄さが主流なのだと思います。

試打しながら、前のモデルであるステルスと、どこが変わったのか、進化したのか探っていたのですが、とうとう分からないまま、予定の時間が来てしまいました。

テーラーメイドらしい、オートマチック系クリークなのは間違いありません。



TaylorMade STEALTH2 フェアウェイウッド
クラウンが少し良くなったのと、球のつかまりがさらに良くなったくらいしか感じられませんでしたが、これも人気が出るんだろうな・・・。と思いながら、練習場を後にしました。


構えやすさ・・・☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
音・・・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2023年01月28日
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テーラーメイド ステルス HD アイアン

                 

テーラーメイド ステルス HD アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド ステルス HD アイアン の7番 です。



KBS MAX MT80 JP
シャフトは KBS MAX MT80 JP です。

ロフトは30度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は102g、トルクは2.3、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は399g です。



正面
テーラーメイドの新しいドライバーです。

名前に『ステルス』という文字が入っているので、『ステルス2』シリーズのアイアンということになるのでしょうか?

テーラーメイドのアイアンといえば、『ステンレス』のイメージが強いですが、このアイアンもステンレスのような質感があります。

国内メーカーではどちらかというと、軟鉄アイアンのイメージが強いですが、海外メーカーでは逆でステンレスのほうが多いかもしれません。

これはどちらがいいというものではなく、私たちユーザーの好みで選ぶべきだと思いますし、そもそも素材を気にしておられる方はそれほど多くないのかもしれません。

どんな素材でもいいから、とにかく易しくてよく飛ぶアイアンが欲しい・・・。というのが多数派ではないでしょうか?

どちらも一長一短あり、完全なものなど存在しません。

大切なのは、手にして『ワクワク』できるクラブを選ぶことではないでしょうか?



側面
テーラーメイドらしく、『ごっつい』感じのアイアンです。

普通のアイアンというよりは、ユーティリティタイプにも見え、その『いいとこ取り』したデザインのように見えました。



HD
『HD』とは、どういう意味があるのでしょうか?



彫りの深さ
ラージサイズでプクッと膨れてはいますが、深いキャビティではないので、中空タイプだということが分かります。



トップライン
トップラインは太めで想定内でした。

このようなタイプで細いのは見たことがありません。



ソール幅
ソール幅はワイドで、こうして見ても、やはりユーティリティタイプに見えてしまいます。

テーラーメイドは『ユーティリティっぽい』アイアンを作りたかったのでしょうか?

いろいろなタイプのクラブを発表できる、テーラーメイドは『時代の先駆者』『流行の担い手』として、素晴らしいメーカーだと思います。

開発会議で、いろいろな意見が出ても、まずは世に出してみて、ユーザーの反応を見てそれを次に活かす・・・。というスタンスが感じられ、こういったことができるのは豊富な資金源をもつ、大手メーカーの優位性といえるのかもしれません。



ソールの溝
ソールにある、この溝も、お馴染みです。

私は無くてもいいのではないかな・・・?と常々思っているのですが、こうして何年も採用し続けているということは、それだけ大きな意味があるのだと思います。

メーカーではなく、テーラーメイドのアイアンを使い続けておられる方に、この溝の効果を教えていただきたいです。



ネック長さ
ネックは、やや短めといったところですが、今のアイアンの中では『普通』といえるでしょうか?



ミーリング無し
フェース面にミーリングは無く、特に工夫は見られません。

『スタンプ式』の、あまり手が掛かっていないような、量産型のフェース面です。

時代は変わっても、ここの部分は昔とあまり変わらないな・・・。と思いながら見ていました。

テーラーメイドは『前(フェース面)』よりも、『後ろ(バックフェース側)に重きを置くメーカーという印象があり、これは他の多くのメーカーと共通しています。

バックフェースを工夫するほうが、効率的で易しいからなのでしょうか?

テーラーメイドは革新的なメーカーなので、いつか『フェース面』でも、私たちユーザーをあっと言わせるようなクラブを開発してくれると期待しています。

あまり目立ちませんが、スコアラインの一番下だけが、白く塗られています。

これは、ユーザーからの要望が多いのでしょうか?

この工夫は他のメーカーでも見られますが、メーカーによっては、一本ではなく二本塗られていることもあります。



装着されているグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプです。



振り感
素振りをしてみると、ヘッドが大きい割には軽く感じましたが、シャフトは頼りない感じはしません。

シャフトに求めるイメージは人それぞれだと思いますが、私の場合、飛ばす為のクラブ(ドライバーなど)は『ムチのようにしなる』イメージで、『後ろから押せる』タイプを好みます。

逆に正確な距離感を必要とするクラブ(アイアンやウェッジ・パター)は、全くしならずに『完全に棒のイメージ』で、余計なことをせず、こちらのイメージを正確にヘッドに伝えて欲しいと思っています。

実際にはしなっているのですが、それを感じさせず、『裏方』に回って欲しいです。

それがカーボンであろうとスチールであろうと関係ないですが、今のところスチールで問題なく使えていますし、私にはスチールのほうが合っているようで、今のところカーボンシャフトをアイアンやウェッジ・パターに挿す予定はありません。

ただ、今はカーボンシャフトの性能もすごくあがっているので、コスト面をクリアできれば、いずれスチールに変わってカーボンが主流になるのではないでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみると、まずまずでした。

ヘッドは大きく、やや大味なところがありましたが、グースがきつすぎないのがいいです。

白いスコアラインも少し目立ちました。



構え感 トップライン
私はリーディングエッジをターゲットラインと垂直に合わせるタイプなので、スコアラインに色を付けるのは理にかなっていると思うのですが、プレイヤーにはそういうタイプだけでなく、トップラインをターゲットラインに対して垂直に合わせる方も多くいらっしゃいます。

そういった方にとって、白いスコアラインは理にかなっているどころか、逆に邪魔になっているのではないでしょうか?

トップラインを白く塗ってくれたらいいのにな・・・。と思っておられるかもしれません。

ただ、私はこういう色は求めていないので、どちらも無いほうが好きです。

グリップのバックラインもそうですし、『ウッド系』クラブのクラウンマークも無いほうが好きです。

それは『限定させない』で欲しいからです。

クラウンマークはビギナーの頃はあってもいいな・・・。くらいにしか思っていなかったのですが、キャリアを積んでくると次第に『要らない』と感じるようになりました。

しかし、これも人の好みなので、こういう工夫があったほうがいいという方はたくさんいらっしゃると思います。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は好感が持てませんでした。

しかし、これは想定通りで、特別驚くようなこともなく、『見た目通り』のフィーリングで、「ああ、やっぱりな・・・。」と思いました。

やや硬めでゴツく、中空らしい『ペチャッ』という打感で、テンションも下がりっぱなしです。

下がっていったというよりは、『淡々と・・・』といったほうがいいのかもしれません。

このようなタイプでフィーリングを求めるほうが不自然なのかもしれません。

フィーリングを犠牲にして、物理的な易しさを手に入れているので、仕方ないのかな・・・。と思いました。

ただこれはあくまでも私の好みであって、このアイアンの打感が好きだという方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?



打球音
『音』も、しっくりきません。

アイアンがこう、球をくわえた(キャッチした)ときの、グッとくる感じがなく、耳に訴えてくるものがありませんでした。



トゥ側
球はあがりやすく、タフなタイプではありません。

『通常のあがりやすさ』といったらいいでしょうか?

イージー系らしい、『オートマチック』なあがりやすさです。

出球の高さも安定していて、かなり研究されているのではないでしょうか?

球はあがりやすいですが、通常といいますか、ベーシックタイプの7番アイアンとは全く違う弾道です。

ベーシックタイプのアイアンは『弾道に動きがある』といいますか、『一球一球に個性がある』と感じているのですが、このアイアンから放たれる弾道はオートマチックで、ロボット的な感じがしました。

自分自身が『試打マシーン』となって、機械になったようが気分です。

いい意味で個性が無く、『コピペ』したような弾道だな・・・。と思いながら見ていました。

ユーティリティタイプのように、『ソールを滑らせる』という感じで、『ソールを使って』打っていくべきアイアンだと思います。

少々ダフり気味にヘッドが入っても、それを上手く処理してくれる懐の深さが、このアイアンにはあります。

上からダウンブローに・・・。というタイプのアイアンではありません。

私がアイアンに求めたい弾道ではないですが、今はこのようなタイプが主流ですし、ニーズも高いのではないでしょうか?

ウッド系クラブが得意な方に受け入れられやすいアイアンだと思いました。



バックフェース
『安定性』は高く、完全なオートマチックタイプのアイアンです。

普通に打っている限り、球は真っ直ぐ飛んで、大きなミスにはつながりにくい感じがします。

グースタイプではありますが、それがきつすぎず、左へ引っかけることなく打つことができました。

ラージタイプでありながら、それほど大顔過ぎず、『K点を超えない大きさ』といったらいいでしょうか?

その大きすぎないサイズでの『大船タイプ』の大らかさがあります。

球を曲げたくない・・・。

自分の持ち球というよりは、とにかく真っ直ぐ飛ばしたい・・・。という方の為のアイアンといえるのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』も優れていて、軽く振ってよく飛んでくれますが、今のディスタンス系アイアンの中では標準的といえるような気がしました。

もちろん私の中では『飛びすぎ』で、よく飛ぶアイアンではあるのですが、これまで同等か、それ以上のアイアンにたくさん出会っているので、飛距離についての優位性は特に感じませんでした。



操作性
『操作性』という点では、オートマチックタイプであり、なかなか上手くいかず、それが長所でもあり短所なのかもしれません。

構えたときに曲げるイメージが出にくかったということもありますし、このクラブ自体、曲げることを想定して設計されていないように思います。

今はオートマチック系のクラブの人気が高いので、これは正解ではないでしょうか?

インテンショナルなショットを打つ時代ではないのかもしれません。

左右に曲げてみようとトライしてみたのですが、いい意味で反応が鈍く、大きく曲げることが難しく感じられました。



試打後の感想


ヒール側
打つ前からテンションがあがらず、実際に試打しても、そのままでした。

しかし、これは私がこのアイアンの魅力に気づけなかっただけであって、このアイアンの性能が低いわけではありません。



テーラーメイド ステルス HD アイアン
むしろ、このアイアンのもつ『大らかさ』や『あがりやすさ』に魅力を感じられる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?



テーラーメイド ステルス HD アイアン
このアイアンをテーラーメイドが主力と考えているか分かりませんが、テーラーらしいアイアンだな・・・。と思いました。



テーラーメイド ステルス HD アイアン
通常のアイアンとユーティリティアイアンの間(はざま)のアイアン・・・。という印象です。



テーラーメイド ステルス HD アイアン
私が好むタイプのアイアンとは違いますが、これからもテーラーメイドには、これまでに無い、様々なクラブを開発して、クラブ業界の『カンフル剤』としても、業界をリードしてもらいたいです。


構えやすさ・・・☆☆
打感・・・・・・☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2023年01月19日
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テーラーメイド STEALTH2 ドライバー

                 



テーラーメイド STEALTH 2 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド STEALTH 2 ドライバー です。



Tour AD CQ-6
シャフトは Tour AD CQ-6 です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は64g、トルクは3.4、キックポイントは中調子、クラブ総重量は311g です。



正面
テーラーメイドステルスシリーズのニューモデルです。

前のモデルが発売されて、まだ間もないような気がしていましたが、早くも新製品の登場です。

この『スパンの短さ』が、テーラーたる所以といったところでしょうか?



側面
前作は比較的シンプルな構成でしたが、今回は『お約束』というべき、ウェイトが配置されています。

こうして見ると、デザイン的にはステルスでも、その前のモデルのSIMの特徴も取り入れたように見えます。

カッコ良さが増して、好感が持てます。

前作と見比べてみないと分かりませんが、少し質感も良くなったような気がします。

私は黒いヘッドは好きですが、前のモデルはちょっと『コールタール感』があって、あまり好きではありませんでした。

こうして見る限り、『黒いSIM』のように感じますが、クラブ自体の性能はそれほど変わっていないのかもしれません。



バックフェースのウェイト
バックフェースには大きなウェイトがあり、これもお馴染みになりました。

かなり大きなウェイトなので、重心も深そうです。

『25G』という文字があったので、そのまま25gということでいいのだと思います。

専用の工具を使えば取り外せそうですが、ウェイトを交換できるタイプなのでしょうか?

ヘッドの重さは、だいたい『200g前後』が多いので、そのなかでの25gということは、かなりのウェイトを占めています。

こういったところは、PINGを意識しているのでしょうか?

デザインは違っていても、性能を近づけているように見えます。



SPEED POCKET
このSPEED POCKETもお馴染みです。

今は『溝の無い溝』になってしまいましたが、今のところ、これがベストなのかもしれません。

こういったところを見ると、やはり今回も『フルモデルチェンジ』ではなく、『マイナーチェンジ』なんだな・・・。と思いました。



溝の深さ
溝も深くなく、『段差』といっていいと思います。

もうRBZのようなクラブをテーラーメイドは作らないのでしょうか?

時が経てば、また形を変えて同じようなモデルが登場するような気もするのですが・・・。



ヒール側のウェイト
ヒール側にも大きなウェイトがあり、重心を短くしているようです。

テーラーメイドのドライバーはどちらかというと、『重心距離長め』というイメージがありますが、ラージサイズで球のつかまりを良くする為に、このウェイトを配置しているのかもしれません。

しかし、トゥ側に重心があったほうが振りやすく、球をつかまえやすい・・・。という方もたくさんいらっしゃると思います。

シャフトを軸として振っていくか、それとも『ヘッドの先』を意識して振っていくか・・・。という、プレイヤーのイメージの持ち方によっても変わってくるのではないでしょうか?

私は重心距離が長いドライバーはどちらかというと苦手で、もっと言えばラージサイズ自体が苦手に感じることが多いです。

アイアンとの大きさの対比においても、ドライバーヘッドはあまり大きすぎないほうがいい・・・。という結論に達しています。

これまでも書きましたが、ヘッド体積『460cc』というのは、あくまでも『ルール上許された最大体積』ということであって、必ずしも『最適な大きさ』ではないからです。

今は殆どのドライバーが460ccだと思いますが、ドライバーが難しくなった・・・。と感じておられる方は思い切って、少し小ぶりなドライバーにチェンジしてみるのもひとつの策だと思いますし、私の周りにはそれで調子を取り戻し成功した人がいます。

多くのメーカーは『プレイヤーのためのクラブ』ではなく、『売れるクラブ』を作るのであって、それはビジネスである以上仕方ありません。

大切なのは、私たちプレイヤー自身が、自分に合ったクラブを選択していくことです。

最新のクラブが必ずしも最高ではありません。

最新のクラブを使って、かえって調子を落としてしまうゴルファーはプロアマ関係なくたくさんいます。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていて、一時期少なくなったように思っていましたが、最近はまた少しずつ復活してきているようです。

ユーザーからの要望が多いからではないでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは前のモデルと変わらないような気がしますが、今度機会があれば見比べてみようと思います。

『STD LOFT』のポジションで試打することにしました。



綺麗なフェース面
カーボンフェースということもあり、独特な質感です。

新品のうちは、このように綺麗ですが、使っていくうちに、かなり質感なども変わってくるように見えます。

ゴルフクラブには使っていけばいくほど『味の出るもの』と、逆に『摩耗して魅力的でなくなるもの』がありますが、このドライバーは後者のほうだと思います。

とはいっても、テーラーメイドはクラブを長く大切に使ってもらいたい・・・。という考えは昔からもっていないようで、できるだけ早いスパンで新製品を買い替えて欲しい・・・。というスタンスのようです。

ビジネスである以上、それが正解なのかもしれませんが、私は気に入ったクラブをある程度長く使っていきたいタイプです。



セミシャロー
標準的なシャローで、前作と変わっていないようです。

テーラーメイドではよく見るシャローなので、『テーラーシャロー』といったところでしょうか?



顔
顔はとても良くなったように思います。

先ほども書きましたが、前のモデルは『コールタール感』が強すぎて、あまり好きではありませんでした。

黒いヘッドが好きで、艶消しもいいですが、前のモデルはクラウンの質感もそうですし、フェースが被っているように見えたので、あまりテンションがあがりませんでした。

ソールのデザインなど、いろいろなところが変わっていますが、この顔の印象が一番違います。

明らかにこちらのほうが良くて、だんだんとテンションがあがってきました。



装着されているグリップ
装着されているグリップはシンプルなタイプで、なかなかいい感じです。

テーラーメイドのドライバーにはあまり見られないグリップですが、これも今年の流行でしょうか?

その年によって、グリップの流行があるのかもしれません。

メーカーは違っても、同じグリップが挿してあることが多くなりました。

テーラーメイドはどちらかというとグリップにはあまり力を入れていないイメージがあり、今回もそうなのかもしれません。

ゴルフキャリアが長くなると、そのクラブの未来が見えるようになる・・・。といいますか、『経年劣化』をイメージすることがあるのですが、このグリップは使用して、しばらくすると、『細かなひび割れ』が生じ、『つるつる度』も増してくるような未来が通常のグリップよりも強く浮かんできました。

しかし、それはゴムである以上、仕方ありません。

ゴムは使わなくても劣化していくものです。



グリップエンド
グリップエンドがとても変わっていることに気づきました。

これは、このグリップだからでしょうか?

それとも、ステルス2に対しての特別バージョンなのでしょうか?

シャフト専用のグリップエンドなのかもしれません。

以前試打したヨネックスのドライバーのグリップエンドに特別な工夫がされていたのを思い出しました。



振り感
素振りをしてみると、すごく良くて、いい意味で意外でした。

いつものようにアンダースペック過ぎて、しなりが大きく『当たり負け』しちゃうタイプなのかな?と思っていましたが、違います。

結構しっかりしていてタイミングもとりやすいです。

素振りをしていて、ヘッドの挙動が不安定でその位置を感じにくいシャフトは今もたくさんありますが、今日は違います。

しっかりヘッドを感じながら振っていくことができました。



Tour AD CQ-6
このツアーデザインの『CQ-6』というシャフトを手にするのは初めてで、とてもカッコいいデザインだな・・・。と思いながら見ていたのですが、このシャフトが純正なのでしょうか?

それともカスタムシャフトという位置づけなのでしょうか?

詳しいことは分かりませんが、店員さんに聞くことなく、試打を勧めていくことにしました。

分からないまま試打するほうが、いろいろと想像力を働かせられるので楽しいです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、いい感じでした。

『逃がし顔』というほどではなく、どちらかといえば、『ややつかまりそうな顔』に見えましたが、それはごくわずかで、かなり『中立』に近いように見えたので、方向性への不安はありません。

いわゆる『つかまえ系』の顔だと、私は予め少し右を向いて構えることが多いのですが、今日は普通に構えて試打することにしました。

フックフェースがきついと、どうしても『逃がすイメージ』で打ちたくなりますが、今日は自然な感じ・・・。といいますか、ニュートラルに構えることができ、まずは『お手並み拝見』といった感じで試打することにしました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、『ややしっかりめ』でありながら、硬すぎず好感が持てました。

ソフトな打感ではないですが、むしろこれくらいはっきりした『抵抗感』のある打感のほうが好きだ・・・。という方は多いのではないでしょうか?

前のモデルは少し『こもった』ような打感だったと記憶しているのですが、このドライバーは違っていて、はっきりしています。

実際に打ち比べてみないと、その違いは分かりませんが、おそらく大きな違いがあるように感じます。

程よい『抵抗感』と『球の質感』が感じられ、インパクトの瞬間、グッと乗せて『球を変形』させるイメージが浮かんできました。



打球音
『音』は、やや大きめですが、高すぎず、嫌な感じはしません。

しっかりと叩いていっても、邪魔になることはありませんでした。

『聞き惚れる』音ではないですが、何の不満もなく、気持ちよく振り抜けました。

テーラーメイドはこれまで、どちらかというと『フィーリングは後回し』で、とにかく『機能性重視』といった印象がありましたが、今回は変えてきているのでしょうか?

『構え感』『打感』『音』で、そのように感じました。

とはいっても、劇的に変わっているということではなく、少し改善されている・・・。というのが正しいような気もするのですが・・・。



トゥ側
『球の上がりやすさ』という点では、明らかにヒッター向けで、HSは40後半~を対象にしているのではないでしょうか?

それはロフトもそうですし、やはりシャフトの特性が大きく関わっています。

テーラーメイドのドライバーを試打して、久しぶりに『叩ける』ドライバーに出会ったような気がします。

もちろん、ロフトを選んだり、シャフトを選べば、以前から叩けるスペックのドライバーはあったと思いますが、試打する段階で、なかなかこのようなスペックに出会うことはありません。



バックフェース
『安定性』は高く、ミスに寛容といいますか、ミスを感じさせない、いい意味での『曖昧さ』があります。

球はよくつかまり、右に抜けることもなく、ほぼ真っ直ぐに飛んでいきました。

最近はイメージが出しづらいドライバーもあるのですが、このドライバーは構えたときにイメージがすぐに湧いてきましたし、実際に打ってもそのイメージにかなり近いものがありました。

スイートエリアも広く、『頑固』なまでのオートマチックタイプです。

私には少しつかまりがいい感じがしますが、スライスがフェードへと、実戦で使える球を量産できるドライバーといっていいのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は、好感が持てました。

叩いても球が吹き上がらず、強い球が打てるのがいいです。

後ろから押していけるのがすごくいいな・・・。と思いました。

これは特にシャフトが大きく関わっているのは間違いありません。

かなり昔から、テーラーメイドは『ヘッドとシャフトのバランスがとれていない』印象が強くありました。

それはどういうことかといいますと、せっかくヘッドはよく仕上がっているのに、肝心のシャフトが頼りなく『当たり負け』しちゃっているものがたくさんあったからです。

シャフトがしっかりしていれば、『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』に輝いたのにな・・・。というドライバーも過去に何本かありました。

そういった残念なドライバーもたくさんあったのですが、今回はいい感じです。

早くも『前半のMVPか?』と思えるほど、高いポテンシャルを発揮してくれました。



操作性
『操作性』という点では、あまり秀でていないようです。

高い直進性が邪魔して、なかなか大きく曲げることができません。

自分では大きくスライスを打ったつもりでも、構えた方向へそのまま真っ直ぐ飛んで、大きなカーブを描くことができませんでした。

曲がりが小さく、かなり真っ直ぐに近い球で飛んでいくので、アドレスをしっかりとり、『出球の方向』が良ければ、後は全て良し・・・。と言えるドライバーです。

方向性を気にするあまり、『当てにいこう』と意識してスピードが減速してしまえば、それが曲がる要因となることもありますが、最近のドライバーはそれを気にする必要はありません。

昔のドライバーのように、打ち出し方向は良くても、途中から曲がってしまった・・・。ということが無いので、強く叩いていくことに集中できます。

インテンショナルなショットを打つのには向かないかもしれませんが、それが短所でもあり、長所でもあるドライバーです。



試打後の感想


ヒール側
前のモデル(ステルス1)は正直、あまり好きになれなかったのですが、今回のセカンドモデルは良くなり、明らかに改良されています。

クラブの質感と、飛距離性能が前作よりも良くなっています。



テーラーメイド STEALTH2 ドライバー
『黒いSIM』といったらいいでしょうか?

ステルスの後継モデルでありながら、かなり『SIM』に近いな・・・。と思いながら試打していました。

私は前のモデルのステルスよりも、その前のモデルのSIMのほうが好きだったので、このステルス2のほうが好きです。

ただ、『曲がりにくさ』という点では、大きな違いは無いような気がします。



TaylorMade STEALTH2 ドライバー
こうして見ても、まるでSIMのようです。

たくさんの新たな技術も導入されていると思いますが、今回は『デザインの焼き直し』といったところでしょうか?



TaylorMade STEALTH2 ドライバー
全体的に質感も良くなり、垢抜けた感じがします。

性能的なことも含め、『新たな前進』というよりは、『いい意味での後進』といえるのではないでしょうか?

良かったものを、時が経って再び採用しているように感じました。

改良したつもりが、実は『改悪』だった・・・。ということは、ゴルフクラブに限らず、よくあることですが、このドライバーは過去のモデルの良かったところを再現して、輝きを取り戻したような気がします。



TaylorMade STEALTH2 ドライバー
毎回毎回、前作を上回るクラブを開発するのは、どのメーカーでも難しいと思いますが、このステルスに関しては『1』よりも『2』のほうが明らかにいいです。

今回のモデルも、『カーボンとチタンの混合』だと思いますが、いずれ昔のヨネックスのように『フルカーボンヘッド』が登場する日も、そう遠くないのかもしれません。

テーラーメイドは常に『時代の先駆者』である、クラブの流行・方向性を見いだしていくメーカーなので、これからも私たちゴルファーをワクワクさせてくれるドライバーを開発しつづけて欲しいです。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
音・・・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2023年01月08日
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テーラーメイド NEW P770 アイアン

                 



テーラーメイド NEW P770 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド NEW P770 アイアン の7番です。



Dynamic Gold EX Tour Issue
シャフトは Dynamic Gold EX Tour Issue です。

ロフトは33度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS200、バランスはD2 です。



正面
テーラーメイドの新しいアイアンです。

これまでもP770やP790を試打しているので、その後継モデルだということがすぐに分かりました。

ということは、やはり中空タイプのアイアンなのだと思います。



TUNGSTEN
ヒール側には『TUNGSTEN』の文字があります。

刻印ではなく、プリントのようになっていますが、中空だからでしょうか?



ブランドマーク
このテーラーメイドのブランドマークもお馴染みです。

もうかなりの年月が経っているので、そろそろ変えるかな?と思っているのですが、なかなか変わりません。

変えることはもう無いのでしょうか?



側面
標準的な大きさでシャープなアイアンです。

過去のモデルよりも、シャープさが増してカッコ良くなっています。



中空
中空といえば、プクッと膨れ上がったヘッドの厚みがありますが、このアイアンは違っていて、通常のアイアンと同じような外観です。

今回は、このシャープなところに、メーカーはすごくこだわっているのではないでしょうか?

テーラーメイドはどちらかというと『見た目を気にしない』メーカーという印象があるのですが、とうとう気にするようになって、フィーリングも大切にしてきたのかな?と思いました。



彫りの深さ
こうして見ると、普通のマッスルバックのようにも見えますが、中には空間があり、そこに様々な技術が注ぎ込まれているのではないでしょうか?



トップライン
トップラインの厚みは標準的です。

こういったところも、いい意味でテーラーメイドのアイアンらしくない感じがします。

もちろん、過去に全く無かったわけではないですが、バーナーアイアンのような、あの独特のフォルムのイメージが強すぎるのかもしれません。

ラージサイズ&ワイドソールでボテッとしていてグースで素材はステンレス・・・。

そして質感はイマイチ・・・。

これが私のテーラーメイドアイアンに対する、イメージです。

しかし、過去には魅了されたアイアンもいくつかあり、気に入って使っていたこともありました。

特に『V10』というアイアンは、ドライバーとセットで一時期使っていました。



ソール幅
ソール幅はノーマルですが、今のアイアンの中では明らかに狭いです。

ここも意外でした。

もっとワイドで低重心に見せる工夫をしているだろうと予想していました。



ソールの溝
ソールにある、この溝のようなものは、もうすっかりお馴染みです。

ここを見るだけで、テーラーメイドのアイアンだと分かります。

これまでたくさん、このようなアイアンを試打してきましたが、私にはその効果が実感できていません。

コースで試してみれば、また違うのかもしれないですが・・・。



ソール形状
ソール形状もシンプルといいますか、特に変わったところは見られません。

リーディングエッジとトレーリングエッジも少し削られていて、抜けは良さそうですが、もっとソールが丸みを帯びているのかと思っていましたが違います。

このシンプルな形状にも理由があるのではないでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。

太くなく、シュッとしているのがすごくいいな・・・。と思いました。



FORGED
ホーゼルには『FORGED』の文字があります。

ということは、軟鉄鍛造なのでしょうか?

普段よく見かけるS25CやS20Cとは質感が違いますが、ひとくちに軟鉄といってもいろいろな素材がありますし、仕上げによっても質感は変わってくるので、あえてそうしているのかもしれません。

今はS20Cが多いように思いますし、とてもいい素材だと思いますが、私としては『SS400』という素材がもっと増えてくると嬉しいです。

それは何故かと言いますと、もうかなり前に出会った、『藤本技工のFG-Believer』というアイアンの、あの柔らかい打感が忘れられないからです。

あの打感をまた味わいたいと思っているのですが、なかなか出会う機会がありません。



ミーリング無し
見慣れたフェース面ですが、何だか『鉄の冷たさ』を感じさせるフェース面だな・・・。と思いました。

ごく普通の見慣れた『スタンプ式スコアライン』です。

ここの部分にはあまり力を入れていないようで、コスト的な問題もあるのかもしれません。



装着されているグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングで、いい感じです。



振り感
素振りをしてみると、好感が持てました。

最近は軽量タイプが多く、少し苦戦することもありましたが、今日は適度な重量があるので、タイミングを合わせやすいです。

今は100g以下の軽量タイプが主流となっているので、重量タイプという位置づけなのかもしれませんが、重さに対する好みも人それぞれですし、この重量が気にならない方であれば、あえて軽量タイプを使う理由は無いと思っています。

年月を重ね、重くて振れないな・・・。と感じる年代になってから、少しずつ軽くしていけばいいのです。

軽量クラブを使うことはメリットも大きいかもしれませんが、必ずデメリットも生じてきます。



構え感
ボールを前にして構えてみると、クセが無く、いい感じです。

見とれるようなことはなかったのですが、普通に肩に力が入らず構えられました。

小顔というほどではないですが、標準的な大きさで、ボールとの大きさの対比も良いです。

いい意味で、テーラーらしくない顔だな・・・。と思いました。

何だか『よそ行き』といいますか、かしこまっているように見えたからです。

もちろん、クセがなく構えやすいのですが、これまでのテーラーアイアンとは違うジャンルのアイアンなのだという認識をもちました。

いい意味で『クセが無い』。

また違う意味で『個性が無い』。

そんな印象をもちました。

強いグースタイプを好まれる方には、構えづらいところがあるかもしれません。

無難な顔なのですが、なぜかしっくりきませんでした。

あくまでも私の感覚的に・・・。なのですが、ネック付近の角度がもうひとつでした。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は硬く、全く馴染めませんでした。

この打感は予想しておらず、もっと柔らかくて、中空らしい『ペチャ』という打感だろうと思っていました。

最初から硬くて手に響く感じだったので、薄めに当たりすぎたのかな?と思い、再び打ち直しましたが、やはり良くありません。

私がアイアンに求めたいものとは大きくかけ離れていますし、だんだん私の表情が硬くなっていったような気がします。

おそらく、『苦虫をかみつぶしたよう』な顔になっていたのではないか?と思います。

最近では、このような打感に出会っていません。

この硬めで、しっかりした打感が好きだという方もいらっしゃると思いますが、私は全く馴染めません。

大きなマイナスポイントです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通だと思いますが、打感が合わず、3球しか打たなかったので、詳しくは分かりません。



バックフェース
『安定性』も同様です。



操作性
『操作性』も同様です。



飛距離性能
『飛距離性能』も同様です。



試打後の感想


ヒール側
最初は『やる気満々』でいたのですが、一球打っただけで、テンションが大きく下がり、結局3球で止めてしまいました。



TaylorMade NEW P770 アイアン
もう少し打ってみなければ・・・。という思いもあったのですが、嫌な感触が残り、また打っていてもストレスになってしまいそうだったので、試打を止めました。



TaylorMade NEW P770 アイアン
ただ、これはこのアイアンのせいというよりは、私の技量不足が大きく関係しているのかもしれません。



TaylorMade NEW P770 アイアン
詳しくはもっと検証してみなければならないのですが、今日はもう打ち直す気にもなれず、通常の練習をして、足早に練習場を後にしました。

また機会があれば、試打してみたいと思いますが、他のアイアンが優先されるのは明らかです。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2022年11月23日
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テーラーメイド ステルス グローレ アイアン

                 



テーラーメイド ステルス グローレ アイアン
先日、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド ステルス グローレ アイアン の7番です。



N.S.PRO 790GH
シャフトは N.S.PRO 790GH です。

ロフトは27度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはS、バランスはD1 、クラブ総重量は382g です。



正面
テーラーメイドグローレシリーズのアイアンです。

グローレシリーズは、ドライバーの印象が強いのですが、アイアンも人気があります。



側面
面長で、フェース高が低めの、いわゆる低重心タイプであることが分かります。

この独特な膨らみから、中空だろうな・・・。と思いました。



バックフェースの形状
バックフェースのデザインがオシャレです。

中空でありながら、このようにキャビティ構造になっているということは、『易しさ×易しさ』で、易しさが倍増しているのかもしれません。

これまでの中空は、いわゆるフラットバック構造が多かったのですが、このような形状になっているということは、空洞の部分は少ないような気がします。



バックフェースに組み込まれたパーツ
こうして見ても、かなり大きなパーツが組み込まれているのが分かります。

これはどういった効果が期待できるのでしょうか?



彫りの深さ
こうして見ると、普通のキャビティアイアンのようにも見えます。



トップライン
トップラインは、やや厚めですが、極端ではありません。

こうして見ていても、テーラーメイドアイアンらしい雰囲気が感じられ、やはりテーラーメイドだな・・・。と思いました。



ソール幅
ソール幅は、ややワイドではありますが、これも広すぎず、『ノーマルの範囲内』といっていいと思います。

ちょっと前まで、ワイドソール化が進んでいたように思うのですが、最近はこのように『広すぎない』ものが多くなったような気がします。

しかし、これも流行のようなもので、いずれまたワイドソールが流行るのではないでしょうか?

これはどちらがいいというものではなく、あくまでも『その人に合った幅』がベストです。

ワイドソールのほうが易しそう・・・。と思っておられる方は多いかもしれませんが、実際は必ずしもそうだとはいいきれず、『適度な幅』が最適なのは間違いありません。

上から捉える方は、やや狭めがいいように思いますし、レベルで打っていきたい方は広めで滑らせるようにソールを使っていくのがベストな気もします。

『どれが正解』というものが無いのが、ゴルフクラブの奥深いところです。

アイアンやウェッジは『浅重心』。

つまり重心が前にあるのが普通ですが、今はかなり深くなっているものもあります。

そういったタイプは『後輪駆動』に近いといえるかもしれませんが、私は『前輪駆動』タイプが好きです。



スキー
またスキーをやられる方は理解していただけると思いますが、スキー板をコントロールするには『前傾』が基本というか『必須』です。

下り斜面であればあるほど重心を前にもっていかなければなりません。

下り坂が怖くて腰が引け、いわゆる『後傾』になると、スピードは出ますがコントロールできず、転倒してしまいます。

今は『後傾タイプ』のクラブが多いような気がします。



スキー転倒
スキー初心者の転倒の原因のほとんどが、この後傾ではないでしょうか?

私もよく転びました。

漫画のように、スキー場にある木に勢いよくぶつかって、枝に積もった雪がそのまま私に落ちてきたこともあります。

しかし運が良く、これまでスキーでの怪我はゼロです。

スキー板をコントロールするためにも、そして上手くブレーキをかけていくためにも、常に『前傾姿勢』が求められますが、このアイアンを見て、そのようなことを思い出していました。

ここ数年、スキーには行けていないですが、今年はチャンスがあれば久しぶりに行ってみたいと思っています。

私の夢といいますか理想は、憧れの地である北海道でスキーやゴルフをして、その後ゆっくりと温泉につかることです。

そして地元の美味しい料理がいただければ言うことありません。

以前、札幌で食べた『毛ガニラーメン』が今も強烈に印象に残っています。



ネック長さ
ネックはやや短めで、グースが強いのが分かりました。

正直、ちょっとテンションが下がってしまったのですが、このようなタイプのアイアンではこれが普通なのかもしれないですし、グースネックへのニーズが高いのも事実です。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは無く、ごく普通です。

いかにも『量産型』といいますか、あまり手間をかけていないのが分かりました。

最新モデルであっても、フェースに工夫が足りないクラブは今もたくさんあります。

とはいっても、ミーリングがあれば必ずしも高性能とは限らないですし、このようなシンプルな『スタンプタイプ』のフェース面が性能的にも充分で、製造コストも抑えられるのかもしれません。

私はそのクラブのフェース面を見て、テンションがあがることもあれば、逆に下がることもあるのですが、今日はちょっと下がってしまいました。

とはいっても、テーラーメイドのアイアンはこのようなタイプが多いので、特に気にすることもありません。

私の認識では、テーラーメイドはあくまでも『ウッド系に強い』メーカーということです。

トゥ側には小さな文字で『FORGED』という文字がありました。

全体的に、このアイアンはステンレスだろうと思っていたのですが、軟鉄なのでしょうか?

それとも他の素材の鍛造アイアンなのかもしれません。

私はフォージドアイアンに見えなかったのですが、今はヘッド全体ではなく、『フェース面だけの鍛造』もあるので、『フォージドフェース』ということなのかな?と思いました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは、以前試打したグローレと同じです。

バックラインが強く入っていて、しかもそれが目で分かるようになっています。

バックラインを好まれる方には頼もしい機能といえるのではないでしょうか?



振り感
ヘッドは、ややゴツい感じがしますが、振ってみると重くはありません。

軽量タイプでありながら、装着されているシャフトは安心感をもたせてくれました。

何と言いますが、普段は『振る』を意識しているのですが、このような軽量シャフトは『振る』の何パーセントかを『ぶつける』という意識に置き換えるようにしています。

あくまでも私の感覚ですが、そのほうがヘッドが暴れずボールを捉えやすくなるからです。

普段はスイング中、ヘッドよりはシャフトを感じながら振っているのですが、このようなタイプだとヘッドを意識したくなります。



構え感
ボールを前にして構えてみると、かなり面長でグースの利きも強いのが分かりました。

最近はこのようなタイプが少なくなっているので、昔に逆戻りしちゃったのかな?と思いましたが、このようなヘッドも昔から人気が高いです。

ヘッドを大きくしたほうが安心感があるという方は多いと思いますし、ヘッドを大きくすればどうしてもつかまりが悪くなるので、それをカバーするためのグースネックなのだと思います。

ドライバーやフェアウェイウッドなど、ウッド系クラブのグースネックと同じようなことでしょうか?

グースが強いと、私は大きくダフるか、それを気にしすぎて逆にトップしてしまうことがあるので、とにかく顔(目の位置)とボールの距離を変えないよう、前傾角度を保ちながらコンパクトに振っていく(ぶつける)ことを意識しました。

私にとって構えやすいアイアンではないので、少し頭の中がモヤッとしましたが、これまでもたくさん経験していますし、昔はもっときつい(構えづらい)アイアンはたくさんあったので、それを考えると大丈夫な気がします。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、まずまず・・・。といいますか、予想していた通りです。

アイアンに求めたい打感とは大きくかけ離れていますが、これも合理性を求めた結果であり、『合理性フィーリング』といったところでしょうか?

少し硬く、また球乗り感も感じられず、この打感で方向性や高さを感じ取ることができるようになるには、かなりの球数と時間が必要になります。



トゥ側
球はあがりやすくてイージーです。

アイアンの基本ともいえるダウンブローではなく、レベルブロー気味に打っていくのがいいように感じます。

アイアンには『アイアン好きが好むタイプ』と、『ウッド好きが好むタイプ』の2種類があるように思うのですが、このアイアンは後者です。

最近はどんどんアイアンの本数が減ってきていますが、私はその流れに逆行するかのようにアイアンの本数は変わらず、むしろもっと増やしたいと思っているほどです。

先日ラウンドしたときに、キャディさんから、「最近は珍しいですね・・・。」と言われました。

グースタイプだと、どうしても出球が低くなりやすい印象があるのですが、このアイアンはしっかり高さも出せましたし、ヘッドに当てさえすれば、ほぼ自動的にあげてくれる易しさがあります。

プレイヤーの仕事はテークバックをして、トップを迎え、そのままダウンスイングでボールに当てるだけ・・・。といったところでしょうか?



バックフェース
『安定性』は高く、グローレらしいオートマチックタイプのアイアンだということが分かります。

グースがきつい分、どうしてもインパクトのタイミングがずれる(遅れる)感覚があるのですが、ボールは曲がることなく、ほぼ真っ直ぐな球で飛んでいきました。

私は左右の曲がり幅よりも、『ボールの前後』といいますか、インパクトのタイミングだけを気をつけておけばいい感じです。

球筋をイメージしないまま打って、真っ直ぐ飛んじゃうアイアン・・・。という認識をもちました。



飛距離性能
『飛距離性能』も優れていて、軽く振って飛んじゃうアイアンです。

よく飛ぶので、距離の調節ができない(難しい)アイアンといえるかもしれません。

普通に持っても、短く持っても同じように飛んでいってしまうので、『飛びすぎ』で実戦では難しいかもしれないな・・・。と思えるほどです。

かなりロフトが立っていますが、それを感じさせないあがりやすさと弾道の高さがあります。

どう表現したらいいのか分かりませんが、『常にフォロー(追い風)で打っているような感覚』といったらいいでしょうか?

自分以外の力が大きく作用しているように感じられる飛びです。

それがこのアイアンの凄いところだと思いますし、メーカーの深い研究が形になっているのではないでしょうか?

グローレはタフなクラブは無く、親しみやすいという印象がありますが、このアイアンもそのような流れになっています。



操作性
『操作性』という点では、物足りないところがありますが、それを上回るほどの寛容さがあるので、『プラマイゼロ』なのかもしれません。

アイアンに操作性よりも安定性を求めていきたい方はたくさんいらっしゃると思いますし、そういう方のためのアイアンだといえます。

左右にも曲げてみようかと思いましたが、普段マニュアルタイプのアイアンを愛用していると、どうしてもこのようなタイプのアイアンだと『時差』を感じることがあって、なかなか思うようにはいきません。

フェースコントロールが難しい分、その鈍感さを活かしてショットにつなげていくべきなのだと思います。

船でいえば、完全のタンカー並の大らかさがあるアイアンです。



試打後の感想


ヒール側
昔と違って、今はイージー系クラブの見た目がとても良くなっています。

一時期、とにかく易しさ(あくまでも物理的性能)にこだわるあまり、外観が受け入れづらいものが多くありました。

しかし、それが改善されているように思います。



TaylorMade STELTH GLOIRE アイアン
もちろんクラブの好みは人それぞれですが、最近のクラブはいい意味で『おとなしい』といいますか、昔のような『荒々しい』といいますか『異端』ともいえるような見た目のクラブが少なくなりました。

私はオーソドックスなタイプのクラブが好きなので、試打していても、大きなミスをすることが減り、まとめやすくなったような気がします。



TaylorMade STELTH GLOIRE アイアン
このアイアンはグースがきついので、そこだけ注意して、いつもの『振る』のではなく、ヘッドを最短距離でボールに『ぶつける』イメージで打っていきました。



TaylorMade STELTH GLOIRE アイアン
ワンピースタイプではなく、複合素材が組み合わさった『ブレンドタイプ』のアイアンを好まれる方には魅力的なアイアンといえるのではないでしょうか?

試打した後に、店員さんからこのアイアンは3つのパーツによって構成されていると聞いたので、『魚を三枚におろした様子』を思い浮かべました。



TaylorMade STELTH GLOIRE アイアン
私はコーヒーが大好きで、普段はブレンドコーヒーを飲んでいます。

どの豆を組み合わせるかで、味や香りは大きく変わっていて、私は行きつけのショップの店員さんにお任せした豆を買って帰って家で楽しんでいます。

コーヒーは一つの豆だけを挽いて飲むのもいいですが、ブレンドすると風味やまろやかさが大きく増します。

また、豆同士の相性のようなものがあるので、どの豆をブレンドしてもいいというものではありません。

相性の良い同士の豆をブレンドすると、お互いの個性を活かし合って、美味しさが何倍にも膨れ上がります。

なのでブレンドコーヒーは大好きですが、アイアンに関しては、やはり私はワンピース(単一素材』が好きです。



TaylorMade STELTH GLOIRE アイアン
先ほども書きましたが、ウッド系のクラブを好み、とにかく易しくてボールがあがりやすくて距離を出していきたい・・・。という方には、グースが気にならないのであれば、かなり頼もしい相棒となってくれるのではないでしょうか?


構えやすさ・・・☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2022年10月08日
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テーラーメイド ステルス グローレ ドライバー

                 

テーラーメイド ステルス グローレ ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド ステルス グローレ ドライバーicon です。



FUJIKURA SPEEDER NX for TM
シャフトは FUJIKURA SPEEDER NX for TM です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は43g、トルクは7.2、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は272g です。



正面
テーラーメイドグローレシリーズのニュードライバーです。

先日、レスキューを試打しましたが、今日はドライバーを試打する機会に恵まれました。

グローレらしい白と黒のパンダカラーがとても綺麗です。

グローレといえば、このカラーリングと誰もがピンとくるように、これからも継続していってもらいたいですが、おそらくイメチェンを図って色を変えてくるのではないでしょうか?

前のモデルよりも、カッコ良くなっています。

テーラーメイドの最新モデルなので、おそらくたくさんの最新技術が『てんこ盛り』だと思うのですが、ゴチャゴチャしていなくて、シンプルなのが魅力的です。



側面
ラージサイズのドライバーですが、薄さが強調されたヘッドではなく、適度に厚みがあるので好感が持てます。

私のこれまでの経験から、飛ばす為のクラブであるドライバーは『あがりやすさ』を追求するために薄くするよりも、適度に厚みをもたせて叩けるようにしたほうが良いという認識をもっています。

ある程度の厚みがあると強い球が打て、安定して飛ばせるようになるからです。



SPEED POCKET
ソールには『SPEED POCKET』があり、これまでのモデルと共通しています。



CARBON WOOD
カーボンウッドの時代がこれから続くのでしょうか?

もう各メーカーとも、チタンはやり尽くしちゃったのかもしれません。

カーボンはまだまだ高い可能性を秘めた、夢の素材なのだそうです。

私たち人類の夢のひとつである『宇宙エレベーター』も、かなり研究が進んでいて、その素材にはカーボンが使われると聞いたことがあります。



バックフェースのウェイト
バックフェースには大きなウェイトがあります。

これまでのような『剥き出し』のウェイトではなく、機能的でカッコ良くなっています。

これもグローレだから、このようにしているのでしょうか?

ブランド毎の差別化を図っているのかもしれません。



ネック長さ
ネックは短めですが、これまでと変わらない長さです。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインが、かなり変わっています。

カーボンだから、このような工夫ができるのではないでしょうか?

金属でここまで細かいのは難しいです。

テーラーメイドはこれまでずっと、フェース面にこだわりが無いメーカーだと思っていましたが、M4が出た頃から変わってきたように思っています。

それがカーボンになって、さらに進化していきました。

これまでの、テーラーメイドのドライバーのフェース面は、変わり映えしないどころか、チープに見えてしまうものも多く残念に思っていたのですが、カーボンになってすごく変わったような気がします。

ただカーボンの質感がチタンよりもいいかといえば、それはまた別問題なのですが・・・。

フェース面の耐久性も気になります。

ひとくちにカーボンといっても『ピンキリ』で、その差は大きいです。

昔(メタル時代)、私はあるメーカーの飛ぶといわれるカーボンシャフト(T)にリシャフトしてしばらく使っていたのですが、ネック付近で縦にクラックが入り、すぐに購入したショップに持って行きました。

すると、その店主は「やっぱり割れましたか・・・。無償で別のシャフトと交換します。」といって交換してもらいました。

そのシャフトは割れやすいと口コミで広がっていたようです。

確かに振りやすくて飛距離も出ていましたが、簡単に壊れてしまっては元も子もありません。

『耐久性』も性能のひとつです。

最近のカーボンシャフトにはそういったことを経験していないので安心しているのですが、同じカーボンということで、ヘッドにも同様のことがいえると思っています。

ある程度の傷や摩耗は仕方ないですが、『使い減り』するようだと魅力も半減します。

私が以前使っていた、ヨネックスのエアロナ300というカーボンヘッドのドライバーは飛距離性能も高かったのですが、耐久性もあり、信頼して使っていました。

45インチという、当時では『長尺』といわれたドライバーでシャフトも軟らかかったのですが、ボールに当たり負けすることなく、ムチのようにしなり、後ろから押して飛ばしていけるシャフトでした。

カーボンも優劣がはっきりしているので、このドライバーのカーボン素材が『優』だったら嬉しいです。

今もクラブの破損が無いわけではないですが、昔に比べ、かなり減りました。

それだけ、各メーカーの実力の底上げができているのは間違いありません。

特に昔のパーシモンヘッドは『いつか割れるもの』という、暗黙の了解といいますか、仕方ないと諦めている部分もありました。

いくら硬いといわれる、寒さで鍛えられ目が詰まった北米産の柿の木でも所詮は木なので仕方ありません。

今のように金属ではなく、木なので同じモデルでも個体差があり、いわゆる『アタリハズレ』があったのも事実です。

その後、高反発ドライバーが登場して、その薄さから割れたり、凹んだりしてしまうこともあり、高反発だから仕方ない・・・。という風潮もありました。

今もゼロではないですが、そういった不具合がかなり少なくなり、メーカーのレベルがあがったのは間違いありません。

信じられないという方も多いと思いますが、昔は練習場で球を打っていたら突然、

「お客様のクラブのヘッドが飛んでしまい、回収に行きますので、こちらが合図するまで打つのを止め、ご休憩ください。」

という場内アナウンスが流れることがしょっちゅうではないですが、たまにありました。

シャフトが折れたり、ヘッドの接着が不十分だったのか、抜けて飛んでいったりしたのです。

私はそういったことに慣れていたので、特に驚くこともなく、こういうものだという認識をもっていましたし、他の方もおそらく同じだったのではないでしょうか?

今はそういった不具合はほぼ無くなったので信じられないという方もいらっしゃると思いますが、それくらい昔と今では製品の質が違っていたのです。

今は『良くて当たり前』の時代です。



ノーマルシャロー
ノーマルシャローといったところでしょうか?

シャロータイプなのは間違いないですが、一時期のように薄さを強調せず、適度にフェース高もあり、シャロー過ぎないのがいいです。

シャローバックで、おまけにバックフェースに大きなウェイトが配置されていて、インパクトでフェースが上を向きすぎてしまうものが多く、メーカーもあえてそのように設計していると思うのですが、できればもっと抑えられたらいいな・・・。と思っています。

ここの部分はクラブが勝手にやるのではなく、プレイヤーにイニシアチブを持たせて欲しいです。

高弾道だけが飛ぶとは限らないからです。

中には低めのライナー系弾道のほうが距離が出るという方はたくさんいらっしゃると思います。



顔
顔はなかなかいい感じです。

これまでのグローレと大きな違いは見られません。

フェースは少し左を向いているように見えますが、これはもう仕方ないですし、ある程度慣れました。

『つかまえ顔』ではありますが、それほど極端ではありません。

今は昔と違い、プレイヤーにクラブを合わせる時代だと言われますが、こういうクラブが多いので、まだまだプレイヤーがクラブに合わせなければならないこともあるのだと実感させられますし、私が好む『中立顔』『逃がし顔』が今のトレンドでないことは事実です。



カーボンコンポジット
クラウンがカーボンコンポジットなのが分かります。

クラウンのほぼ全てがカーボンになっていて、かなりの軽量化が実現できているのではないでしょうか?



バックラインあり
装着されているグリップは以前試打したものと同じで、強いバックラインがありました。

これはネックに調整システムが無いからで、もしあれば、バックライン無しになっていたと思います。



振り感
素振りをしてみると、かなりの軽量感がありますが、これも仕方ありません。

とてもカッコいいデザインで、アスリート仕様っぽい雰囲気もありますが、グローレということで、基本的にシニア向けということになるのでしょうか?

それにしても装着されているシャフトが40g台ということで、その『軽さ』に驚かされます。

最近は女性ゴルファーの方が男性用クラブを使うことが珍しくなくなりましたが、このスペックだと女性ゴルファーの方にも受け入れられやすいのではないでしょうか?

そしていかにシニア向けといっても、『軽すぎる・軟らかすぎる』と感じられる方も多いような気がします。

『重いとか軽い』そして『硬い・軟らかい』というのはあくまでもその人の感じ方なので、一概にどれがいいとはいいきれないところがあるのですが・・・。

メーカーもリシャフトを前提にしているのかもしれません。



構え感
これまでのグローレドライバーと同じ感覚で構えられました。

いい意味での『変わらなさ』といったらいいでしょうか?

ゴルフクラブは常に新しく進化していくものですが、全てが変わらなければならないというものではなく、変わらなくていいこと、変える必要が無いというものがありますが、グローレドライバーに関して言えば、それはこの顔です。

ニューモデルではあっても、これまでの経験が活かせそうですし、だからこそ打ってみて違いも把握しやすいということになります。

ロフトは10.5度ということですが、フェース面が見えすぎないのがいいです。

このドライバーのロフトも、もっと寝ているように見えますが、それをはっきり見せないところがいいな・・・。と思いました。

今のドライバーやFW・UTのほとんどがクラウンでは被るように見せていなくても、実際に球との唯一の接点であるフェース面は被っているので、見えすぎないほうがいいですし、すっきりします。

あとはこちらの打ち方次第です。

フェースが被って見えるのは嫌だけど、だからといって被せないとつかまらず飛ばないので、このような工夫がされていると思うのですが、こういったメーカー側の企業努力には頭が下がります。

メーカーが本当に作りたいクラブと、実際に製品化して発売しているクラブは違うのではないでしょうか?

ロマンよりも実益といったところかもしれません。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、もうひとつ(もふたつもみっつも)物足りませんでした。

すごく嫌な打感というのではないのですが、クリアな感じがしないといいますか、伝わってくるものが少ないように感じられました。

カーボン独特の打感といっていいのかもしれませんが、私が使っていたカーボンヘッドドライバーは、ここまでの曖昧さはありませんでした。

何と言いますか、『ボールの芯』と『フェースの芯』が中心で一直線に交わることなく、ズレているような感覚・・・。といったらいいでしょうか?

打っていて心地よくありません。

この打感で、グローレリザーブを思い出しました。

とはいっても、すごく大きな不満ということでもないのですが、まだまだフェース面に関する研究課題は多いように感じました。

ヒッターの方よりは、スインガータイプの方のほうが合いやすい打感なのかもしれません。



打球音
『音』は可も無く不可も無くといったところです。

ややはっきりめの音で大きすぎず小気味良い感じの音で、少しこもったような音ですが、これはカーボンだからなのかな?と思いました。



トゥ側
球はあがりやすくてイージーです。

見た目カッコいいドライバーですが、タフなドライバーではありません。

スピンも多めで、高く吹き上がるように飛んでいきました。

もっとスピンが抑えられたらいいな・・・。と思いましたが、シャフトを替えたらもっといい結果が得られるような気がします。



バックフェース
『安定性』も高く、シビアさは全く感じません。

ほぼ自動的に球を捕まえてくれるドライバーです。

私にはつかまり過ぎだったのですが、スライサーの方はもちろん、フェードヒッターの方にも打ちやすく、かなり右への曲がりを抑えられるのではないでしょうか?

スイートエリアも広く感じましたが、この打感に慣れていないからなのか、どこでヒットしたかがなかなか把握できませんでした。

結構ブレていたと思うのですが、それでもボールは安定してドローからフック軌道で飛んでいきました。



飛距離性能
『飛距離性能』も、なかなかいい感じだとは思いますが、今のイージー系ドライバーの中では平均的といっていいかもしれません。

実際に打ち比べていないので分かりませんが、グローレドライバーの中で『飛距離』といえば、やはりグローレFを思い浮かべますが、おそらくグローレFのほうが飛ばしやすいだろうと思います。

もちろん、これは好みの問題などもありますし、シャフトなど様々な要因が重なりますが、そのように感じました。

このドライバーは飛距離に特化しているのではなく、あくまでもつかまりの良さで安定してドロー系のドライバーで飛ばしていけるタイプなのだと思います。



操作性
『操作性』という点では、フック系のほうが明らかに打ちやすく、なかなか右へ大きく曲げられませんでした。

それはヘッドのつかまりの良さもありますし、シャフトが扱いづらく、こちらのイメージをヘッドに伝えるのが難しく感じたからです。

ただ、これは今のドライバーの大きな特徴で、つかまりを良くして右にフケる弱々しい球を打たせない・・・。という強い意志が感じられました。

オートマチックタイプのドライバーで、球筋を操るタイプではないと思います。



試打後の感想


ヒール側
シンプルでカッコいいドライバーです。

グローレらしく、球のつかまりの良さとあがりやすさが秀逸で、ターゲットにしているゴルファーのニーズを上手くつかんでいるように感じます。



テーラーメイド ステルス グローレ ドライバー
球がよくつかまってあがりやすいドライバーを使いたいけど、カッコ悪いクラブを使うのは嫌だ・・・。

つかまりがいいけど、それが構えたときに強く感じられないドライバーが好きだ・・・。という方には合いやすいのではないでしょうか?



テーラーメイド ステルス グローレ ドライバー
そして先ほども書きましたが、かなりの『ソフトスペック』になっているので、女性ゴルファーの中でも合いやすいという方は多いのではないでしょうか?

このドライバーやレディスモデルも発売されているようですが、それでもあえてこの男性用クラブを選ぶという方もいらっしゃると思います。

現に私の知り合いの女性ゴルファーの方は、レディスクラブはバリエーションが少ないからメンズクラブを好んで使うという方がいて、ヘッドはそのままでシャフトも替えずに使っておられます。

それで良い結果が得られ、ゴルフを楽しんでおられるのだから、それでいいのだと私は思います。

女性ゴルファーの方が男性用クラブを使ってはいけないということは無いですし、その逆も然りです。

しかし現実問題として、男性が女性用クラブを使うのは危険性が増すということもあります。



テーラーメイド ステルス グローレ ドライバー
このドライバーは『圧倒的な飛距離』というのではなく、『安定した飛距離』を得られやすいドライバーだと思います。

それは球のつかまりの良さが関係しているのは間違いありません。

飛距離よりも『あがりやすさ』『安定性』に長けたドライバーです。



テーラーメイド ステルス グローレ ドライバー
私は打感が好きになれなかったので、次のモデルでは改良されていることを期待します。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆
音・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

テーラーメイド ゴルフ 直営オンラインショップ

テーラーメイド ステルス グローレ プラス ドライバー
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2022年09月21日
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テーラーメイド ステルス グローレ レスキュー

                 



テーラーメイド ステルス グローレ レスキュー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド ステルス グローレ レスキュー の4番 です。



FUJIKURA SPEEDER NX for TM
シャフトは FUJIKURA SPEEDER NX for TM です。

ロフトは21度、クラブ長さは40インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は52g、トルクは4.2、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は319g です。



正面
テーラーメイドの人気シリーズ、グローレのニューモデルです。

グローレが登場したての頃は、『高級感』『シニア向け』といったイメージもありましたが、素晴らしいモデルも多く、シニアだけでなく若い世代にも人気があります。

私の周りにもファンはたくさんいますし、私もグローレは好きです。

そして男性だけでなく、女性ゴルファーにも愛用者が多いことに気づかされます。

そのグローレニューモデルということで、自然にテンションもあがってきました。

前のモデルを試打したのは去年ですが、早くもあり、遅くもあり・・・。といった感じです。

他のメーカーでは、だいたい2年ごとにニューモデルが発売されることが多いですが、テーラーメイドは毎年です。

一時期のように、『年に数回』ニューモデルが発売されることは無くなりましたが、その分精度の高い製品を作ってくれれば満足です。



側面
すごくシンプルですっきりしたデザインになっています。

前のモデルには大きなウェイトが配置されていましたが、このニューモデルには見られません。

ウェイト無しのモデルなのかな?と思ったのですが、ソールに『TUNGSTEN』の文字があったので、ヘッド内部に交換できないタイプのウェイトがあるのだということが分かりました。

外ではなく、何故わざわざ中に組み込んだのでしょうか?

見た目をすっきりさせたかったのかもしれないですし、設計上の大きな理由があるのかもしれません。

直打ちすることの多いユーティリティやフェアウェイウッドはドライバーよりも、ソール形状が重要になってきますが、このクラブはいい感じで、滑りも良さそうです。

その滑りの良さを追求するために、ウェイトを内部に組み込んだのかな?と思いました。

テーラーメイドは昔から、ソールの滑り(抜け)の良さにこだわっています。

昔の『ゲタバキソール』がその証拠です。

接地面積が少なくなって芝の抵抗が減るという利点があるものの、どうしても重心が高くなってしまうというデメリットもあったようです。

長所と短所は常に表裏一体なのだということを認識しました。

ゴルフクラブの設計は奥が深く、面白いです。



STEALTH GLOIRE
ソールに『STEALTH GLOIRE』とあるので、ちょっと驚きました。

今人気のステルスとグローレが合体したのでしょうか?

外見的にはグローレの色が濃いですが、ステルスの技術を注ぎ込んでいるのというのは想像に難くありません。

前のモデルはSIMと合体していましたし、いいものはどんどん組み合わせちゃおう・・・。ということなのでしょうか?

ステルスは何度か試打しましたが、私は『飛距離』よりも『直進性』の印象が強く、その長所がグローレに組み込まれているのではないか・・・。と思いました。



ソールの溝
ソールに溝のようなものがあるのは前のモデルと同じで、深くありません。

そしてステルスにもありました。

『段差』といったほうがいいほどの浅さです。



ネックの長さ
ネックの長さは適度にキープされていますが、ロングというほどでもなく、やや短く見えました。

ただ、これくらいの長さであれば、今は普通といっていいように思います。

ネックに調整システムは搭載されていません。



フェース面のデザイン
グローレらしく、綺麗なフェース面です。

トゥ寄りには『TWIST FACE』の文字があり、これはステルスだけでなく、もっと前のM3からではないでしょうか?

一時期に比べ、テーラーメイドはかなりフェース面のデザインが良くなったように感じます。

テーラーメイドはソールやクラウンにはすごく力を入れているけど、肝心のフェース面は置いてけぼりになっているな・・・。と長い間思っていました。

ボールとの唯一の接点でもあるフェース面は決して研究の手を緩めてはいけないところです。

しかしルールによって、厳しい規制が掛かっているので、難しいところだとは思いますが・・・。

せっかく作っても、それがルールに違反していれば、回収しなければならなくなります。

これまでもいろいろなメーカーがその憂き目に遭ってきました。

私のこれまでの経験でいえば、クラブよりもボールのほうが圧倒的に多かったように思います。

それらは全て『初速オーバー』で、発売前に回収ではなく、発売して何ヶ月も経ってから回収ということがよくありました。



標準的なシャロー
標準的なシャローバックといっていいのではないでしょうか?

他のメーカーでは、シャローバックというだけでなく、ヘッド全体がかなり薄いものもあり、私は苦手にしています。

シャローフェースは確かに球があがりやすくなりますが、『縦の許容度』が狭いのでシビアな一面もあります。

ミスヒットしてクラウンに当たり、『大テンプラ』になりそうです。

ドライバーでティアップした状態でしたがビギナー時代、フェース面でなく、クラウンに何度も当ててしまい、クラウンに打球痕がついたことがあります。

しかし、このクラブはシャロータイプでありながら、適度にヘッドの厚みがあり、打ちやすそうです。

ユーティリティは海外ではハイブリッドといわれるだけあって、まさにウッドとアイアンの間に位置するクラブだと思います。

『ウッドの短い版』として捉えるのか、それとも『アイアンの延長』として使っていくのか、人によって分かれると思いますが、私はアイアンの延長として使ってきたいです。

私がユーティリティに求めるのは、今は全くといっていいほど見かけなくなった、ロングアイアンの代わりです。

昔はこのようなシャローバックはお尻が垂れたみたいでカッコ悪く、いかにも球があがらないから、こうしている・・・。的なところもありました。

そして何より『顔』が崩れてしまっているものがたくさんあり、今思うと『混迷の時』だったのかもしれません。

しかし今は顔が整ってきていますし、構えたときに邪魔にならず、理にかなった設計であれば問題にならなくなりました。

今後、昔のような『ハイバック』『ディープバック』はドライバーやフェアウェイウッドを含め、登場しないのかもしれません。



顔
いい顔をしています。

最新モデルでありながら、これまでのグローレハイブリッド(テーラーメイドではレスキュー)の流れを汲んでいます。

なじみのある顔ですし、これまでもいい記憶があるので、好感が持てますし、安心感がありました。

最近はオフセットのきついユーティリティが多いですが、私はこのような顔のほうが好きです。

オフセットがきついと、どうしても『遅れてあたる』イメージがあって、頭の中がすっきりしません。

それが狙いで、つかまりを良くする役目もあると思うのですが、私はどうしても苦手意識をもってしまいます。

実際に打ってみると意外と易しいと感じることも多いのですが、それでも満足できません。

自分の好みの顔で、自分のイメージしたラインに運んでいけるクラブでないと、相棒には迎え入れられません。

とはいっても、これはあくまでも私の好みであり、今はオフセットのついたモデルが多いということは、それだけたくさんの人から支持されているということだと思います。



カーボンクラウン
カーボンクラウンはお馴染みです。

前のモデルにも搭載されていましたし、今は多くのメーカーが採用しています。

テーラーメイドはステルスから、また黒いヘッドに戻っていったようですが、グローレは白系の色がよく似合うと思うのは私だけでしょうか?



オリジナルグリップ
装着されているグリップはちょっと変わったデザインで、なかなか見ないですが、グローレのイメージからすると合っているのかもしれません。

握ってみて、かなり強いバックラインが入っていました。

バックライン有りのグリップは多いですが、ここまで強い(出っ張った)のは珍しいです。

とはいっても、全く無かったわけではなく、過去にいくつか出会ったことがあります。



強めのバックライン有り
強烈なバックラインは触感だけでなく、こうして見た目でも分かるようにデザインされています。

コードが入っているようです。

バックライン有りを好まれる方には、かなり頼もしいデザインといえるのではないでしょうか?

私はバックライン無しのほうが好きで、どの番手にもバックライン無しのグリップを挿しているせいか、このグリップのバックラインはかなり強烈で握り方を限定しているように感じられました。

もし、このクラブに調整システムが搭載されていれば、バックライン無しが採用していたのではないでしょうか?



TaylorMade STEALTH GLOIRE レスキュー 振り感
素振りをしてみると、なかなかいい感じです。

軽量タイプのクラブで、シャフトも軟らかめではありますが、これが『グローレスペック』なのだと思うと、普通に感じられました。

シャフトは結構動いて、走るタイプです。

先が動くシャフトだと、球が『あがりやすい』とか、『つかまりやすい』というメリットがありますが、あまりグラグラし過ぎて、『面』を保てないと難しく感じてしまいます。

しかし、このシャフトはフレックスRでありながら、結構堪えてくれる感じがしました。

走り系もいいですが、この厚み(立体感)のあるヘッドであれば、粘り系でも試してみたいです。



構え感
ボールを前にして構えてみても、好感が持てました。

これまでのグローレに採用されている、『グローレ顔』です。

ヘッドが白なので、フェースを被せればかなり目立ってしまい、それがいいという方もいらっしゃると思いますが、私は難しく感じてしまいます。

ドライバーからウェッジ、パターに至る全ての番手のクラブで、私は『二分割(二等分)感』が欲しいと、ゴルフを始めたときから思っていました。

つまりフェースの向きがターゲットラインに対して垂直で、右と左(上下といったほうが伝わりやすいかもしれません)が同じ面積になっていて、偏っていないということです。

そのど真ん中にボールを通す(運ぶ)イメージで打っていきたいと思っています。

『モーゼの十戒』をイメージしたら伝わりやすいでしょうか?

しかし今は左を向いているクラブが圧倒的に多く、二等分ができていません。

なので、モヤモヤ感がありながら試打をすることもあるのですが、今日はそんなモヤモヤ感は無く、普通に構えることができました。

いつか技術がもっと進んで、フックフェースにしなくても、球がつかまりやすくなると嬉しいです。

クラウンはニュートラルに仕上げていますが、実際のフェース面は左を向いています。

しかし、それを目立たせないような工夫がされていて、それはこのクラブだけではありません。

他の多くのクラブに採用されています。

この『アンバランス感』が、『今のクラブの顔』といえるのかもしれません。



試打を開始しました


フェース面
好きな打感です。

すごくソフトというよりは適度なしっかり感があって、球の重さを感じることができました。

軽めの打感ではなく、やや重めなのも、またいいです。

フェースの弾きも良く、強い球が打てますが、前のモデルと変わらない感じで、これが『グローレフィーリング』といっていいのかもしれません。



打球音
音も小気味いい感じで、好感が持てます。

過去に何度も聞いた音です。



トゥ側
球はとてもあがりやすいです。

スピンも多めでドロップすることもなく、グーンと一気にあがって伸びていきました。

シャロータイプではありますが、シャロー過ぎないクラブの易しさと、メーカーも最初からスピンが掛かるように設計しているように感じました。

それはあくまでもターゲット層がシニアゴルファーだからです。

軽く振って楽にあがる気楽さが、このクラブの長所といえるのではないでしょうか?

シャフトを替えればヒッタータイプの方にも合いやすいと思いますし、それ以外の幅広い層に対応していけるクラブだと思います。



バックフェース
『安定性』も高く、シビアさは全く感じません。

ライン出しも簡単ですし、スイートエリアも広めです。

ただ、こういったところは、このクラブだけでなく、過去のモデルから継承されている長所といえます。

最新のモデルだから、前のモデルよりも格段曲がりにくくなったということはありません。



飛距離性能
『飛距離性能』も高く、『一発の飛び』というよりは『易しい飛び』『安定した飛び』が、このクラブの長所です。

『性格の丸い飛び』といったらいいでしょうか?

これも『グローレらしさ』といえます。

少々薄く当たっても上手く拾ってくれますし、スピンが利いてキャリーをしっかり出していけるクラブです。

このクラブはロフトが21度ということで、私の感覚では『3番アイアン』になるのですが、これだけ楽に球があがり、しかも距離を安定して稼いでいくことができるのだから、ゴルフが『楽』になりました。

プレイヤーはショットの大部分をクラブに任せて振っていくだけでいい・・・。という時代になったのかもしれません。

プレイヤーが振らないとクラブは動けないですし、プレイヤーもいくら頑張ってもクラブが無ければボールを遠くへは飛ばせません。

なので、プレイヤーとクラブはお互いの力を出し合って『50対50(フィフティフィフティ)』の関係だと思うのですが、今はクラブの性能が勝ちすぎて、プレイヤーの仕事が減ってきたように感じています。

クラブの性能があがれば、プレイヤーの仕事は減り、技量も下がっていくということです。



操作性
構えやすいので、操作性はいい感じだろうな・・・。と思っていましたが、その通りでした。

高い直進性があるので、敏感に反応するという印象はないですが、変なクセもなく、左右に対応してくれました。

大きくゆったりとした弧(曲がり幅)で飛ばしていく・・・。といったところでしょうか?

極端なミスにはつながりにくい安心感があります。

特にフックフェースが苦手なフェードヒッターの方との相性が抜群ではないかな?と思いました。

車でいえば、完全にセダンタイプのゆったりとした性質のクラブです。

飛んでいく打球を目で追いながら、今の多くの車に搭載されている、『運転支援機能』『自動運転システム(クルーズコントロール)』を連想していました。

クラブがプレイヤーをカバーしてくれる時代になったのかもしれません。



試打後の感想


ヒール側
見た目はグローレで、中身はステルスの色が濃いクラブという印象をもちました。

その割合はフィフティフィフティではなく、『ロクヨン』くらいでしょうか?

お互いの長所が組み合わさったクラブだと思いますが、その反面お互いの短所も組み合わさっているのかな・・・?と思いました。

違う意味での『ハイブリッド感』を感じました。

それはステルスとグローレの混血ということです。



TaylorMade STEALTH GLOIRE レスキュー
今年出会ったステルスも黒い色と小ぶりなヘッドで好感が持てましたが、このステルスレスキューと比較すると、今の時点ではステルスレスキューのほうが少しいいかな・・・。と思いました。

落ち着いたデザインと大らかさが魅力的です。



TaylorMade STEALTH GLOIRE レスキュー
私は今人気のステルスよりも、ひとつ前のSIMのほうが好きでした。

先ほども書きましたが、ステルスは飛ぶというよりも、直進性が高いという印象が強く、それはとても素晴らしいことだと思うのですが、質感や『使い減り』するのが早そうだな・・・。と思っていて、しっくりきていないところがあります。

買ったばかりのクラブの性能を100とすると、それがどんどん減っていくスピードが速そうな印象をもったのも事実です。

あくまでも私の感覚においてですが、カーボンヘッドにも使い減りするタイプと、しにくいタイプがあって、私が昔愛用していたヨネックスの『エアロナ300』というドライバーは後者のほうで、使い減りする感覚はありませんでした。

テニスやバドミントンなどで高い実績を積んで、カーボンを知り尽くしているメーカーだからこそ作ることができた、傑作ドライバーだと今でも思っています。



TaylorMade STEALTH GLOIRE レスキュー
このステルスグローレと、ステルスの比較も面白そうですが、前のモデルのSIMグローレとの比較のほうが私は興味があります。

どれも『TWIST FACE』が採用されていたり、似た性質をもっています。

外見は変わっていても、基本的な性能は外見ほどの違いはないのかもしれません。

このように、いろいろな想像をするのも試打することの楽しみです。

テーラーメイドは本当にドライバーやFW・UTのようなウッド系のクラブが得意なメーカーだな・・・。と思いました。

このユーティリティi(レスキュー)がいいので、ドライバーやフェアウェイウッドも期待できそうです。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

テーラーメイド ゴルフ 直営オンラインショップ
                         
        

                         
      
2022年04月03日
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テーラーメイド MG3 クローム ウェッジ

                 



テーラーメイド MG3 クローム ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド MG3 クローム ウェッジicon です。



N.S.PRO® MODUS3 TOUR 105
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 です。

ロフトは58度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は106.5g、トルクは1.7、キックポイントは元調子 です。



正面
とてもカッコいい、テーラーメイドのウェッジです。

アイアンとウェッジは似た部分が多いですが、テーラーメイドの場合、アイアンとウェッジは、かなり差別化しているように感じます。

それは質感であったり、フォルムであったり、いろいろです。

テーラーメイドのアイアンはステンレスのイメージが強いですが、ウェッジに関してはそうではなくて、軟鉄も多いように感じています。



テーラーメイド ロゴ
トゥ側にある、テーラーメイドのロゴもカッコいいですね。

このデザインになって、ずいぶん経ちました。

このデザインが出始めの頃、何年かしたら、新しいデザインになるだろうと思っていましたが、今でもこのデザインが使われていて、ピーター・モアさんのデザインというのは有名です。

ちなみに私は前のデザインのほうが好きですし、そろそろ新しいデザインになって欲しいと思っています。



MILLED GRIND3
ヒール側にある、『MILLED GRIND3』のロゴもカッコいいです。

3ということは、これまで1や2があったのでしょうか?



側面
ミラー仕上げではなく、全体的に艶消しになっていて、カッコいいです。

ただ、結構『使い減り』する仕上げのように見えました。

ゴルフクラブには使っているといい味が出てきてシブさが増すものと、そうでないものに分けられ、このウェッジは後者のように感じられます。

あくまでも私が見た感じなのですが、使っていくうちに塗膜が剥がれてみすぼらしくなってしまう未来が見えたからです。

これまでいろいろなクラブを試打してきて、『日焼け』してしまったものもありましたが、ひょっとしたら、このウェッジもそうなのではないかな?と思いました。

大きさは標準的で、オーソドックスなタイプです。



トップラインがテーパー
しかしトップラインが、いわゆる『テーパー』になっているのがすぐに分かりました。

テーラーメイドのウェッジにしては珍しいように思います。

フォーティーンなど、他のメーカーではすっかりお馴染みとなりましたが、テーラーメイドもついに採用したのでしょうか?

このウェッジ以前にも、ひょっとしたらあったのかもしれませんが、少なくとも私の記憶ではテーラーメイドのウェッジでは初のような気がします。



TaylorMade MG3 CHROME WEDGE HB
こうして見ても、やはりフォーティーンのウェッジを思い出しました。



バックフェースの形状
バックフェースの形状はシンプルですが、完全なフラットバックではなく、微妙に凹凸があります。



バックフェースの丸み
バックフェースの、この凹みと丸みが結構目立っています。

大きな凹みではないですがトップライン側に重さを集めて、少しでも重心を高くしようということなのでしょうか?



トップライン
トップラインは少し厚く見えましたが、今は多いですし、これくらいであれば構えても邪魔にならないような気がします。

トゥからヒールにかけて一定の幅ではなくて、トゥ側のほうが広くなっていて、ここの部分もテーパーです。

かなり細かなところまでこだわって設計されているのではないでしょうか?

『雑さ』が感じられません。



ソール幅
ソール幅は標準です。

トゥからヒールにかけて、テーパーになっているものも多いですが、この幅に関してテーパーではなく、真っ直ぐに近いです。

私はソール幅がテーパーになっていたほうが(ヒール側が狭くなっているほうが)、フェースを開閉するイメージが出しやすいので好きですが、このようなタイプも全く問題ありません。

私はウェッジのソールでは、トゥ側よりも特にヒール側に着目しています。

ヒール側がボテッとしていたり、こんもりと膨らんでいたりすると、少し手を加えたくなります。

それは、これまでの経験(ミスショットの蓄積)によるものが大きいのかもしれません。

なんとなく感覚的にそう感じますし、キャリアを積んでくると、いくら私のように感性の鈍い人間でも自分の好みがはっきりしてきます。



ソールにあるミーリング
ソールにはミーリングがありました。

これが『MILLED GRIND3』なのではないでしょうか?

ウェッジのソールにミーリングを入れるメーカーは少ないですが、テーラーメイドのウェッジは過去のモデルにも採用されていました。

私はフェースを開いて使うことが多いので、このように真っ直ぐ(垂直)ではなく、斜めでもいいのかな・・・?と思いましたが、実際はこれでも問題ないのは明らかです。

アプローチでウェッジを使うときに、どうしてもリーディングエッジの『刺さり』が気になる・・・。という方は開いて使えば回避できるということを経験されると、アプローチの難易度が下がり成功率もあがってくるのではないでしょうか?

ウェッジのように、かなりロフトが寝たクラブは、開いて使うのが基本だと思います。

逆に今のドライバーは『かぶせ気味』が標準となっているようです。

フェースの被せ具合は、ロフトが大きく関係しています。



ソール形状
かなりバンスが効いているのがわかりました。

最近では珍しいように思いますが、昔から無かったわけではありません。

私はどちらかというと少なめ(ローバンス)か標準が好きなのですが、ハイバンスを好まれる方はたくさんいらっしゃると思います。

バンスが強いほうがソールを滑らせやすいという方もいらっしゃると思いますが、ローバンスでもフェースを開けばバンスはかなり効いてきますし、フェースを開いて使うことが多いので、バンスの強いものを必要としていません。

といいますか、逆に強すぎるものには多くのミスショットをしているので、苦手意識もあります。

これだけの大きなバンスは、このウェッジの『個性』といっていいのではないでしょうか?

フェースの入れ方(ソールを滑らせる角度)、つまり入射角が限定されているように感じました。

バンスの効きが弱かったら、もっと汎用性が大きくなったような気がします。

そういった意味でも、このウェッジはマニュアルタイプというよりは、オートマチックタイプの色が強いのかな・・・。と思いました。



ネック長さ
ネックは長くなく、標準的です。

むしろ、少し短めに見えました。

ウェッジには物足りない長さに見えたのですが、テーラーメイドのウェッジにロングのイメージは無いですし、この長さがテーラーメイドの答えなのだと思います。



ミーリングあり
フェース面にはミーリングがあり、よく目立っていました。

他のメーカーのウェッジには見られない個性があり、これが『MILLED GRIND3』なのかもしれません。

フェース面を指で触ってみたのですが、強烈なザラザラ感は無いものの、つるつるした感じはなく、はっきりとした凹凸感がありました。

比較的シンプルではあるものの、かなり研究されているようです。

昔よくやっていた、ノーメッキのウェッジを水につけてわざと錆びさせて使っていたのを思い出しました。

それと似たような触感です。

少しでもスピンを高めようという思いからだったのですが、今思えばそれほど有効的ではなかったような気もします。



構え感
ボールを前にして構えてみると、好感が持てました。

テーラーメイドのウェッジには複数の顔がありますが、この顔も『テーラーウェッジ顔』です。

ヒールがキュッと締まっていて、ティアドロップ型といっていいと思います。

ここの部分がボテッとしていたら、少し好感度が下がってしまうのですが、このウェッジはいい感じです。

私はウェッジを構えたときに『逃がすイメージ』を出せるかどうか?ということにすごくこだわっているのですが、このウェッジは好感が持てました。

フェースの使い方はいろいろありますが、基本カットに打っていきたいというのもありますし、つかまり過ぎて左に行くのが嫌だということも大きいのだと思います。

グースでなく、ストレートなのも親近感が増しました。



開きやすさ
『開きやすさ』はまずまずです。

最初見たときにバンスの効きが強く、フェースが浮きすぎるかな?と思いましたが、実際はそこまでではありません。

ただ、もし私が購入して使うとなれば、結構削るのは間違いないですし、特にヒール側は大きく落としていくだろうと思います。

そのほうが『据わり』が良くなるからです。

このまま打てば、おそらくヒール側(のバンス)が邪魔する(跳ねる)だろうな・・・。と思ったのですが、このようなタイプは昔からありますし、今日は練習場のマットの上からなので、そこまで気にする必要はないのかもしれません。



試打を開始しました


フェース面
『打感』はソフトで、かなりいいです。

フェース面を見たときに、打感をイメージできなかったのですが、とてもソフトで好感が持てました。

何と言っていいかわかりませんが、フカフカでキメの細かな砂にボールを落として、少し沈むような柔らかさ・・・。といったらいいでしょうか?

もちろん実際は金属なので、そのようなことはないのですが、この柔らかな打感をどう表現したらいいのかな?と考えていたら、このような表現が浮かびました。

ガツンとくることもなく、あたりが柔らかくて、球持ちがいいのも魅力です。

バケツに水を張って、水滴を落としてジワーッと波打つイメージ・・・。といったらいいでしょうか?



トゥ側
球も拾いやすく、ロフトなりの高さが出せますが、やはり私はもう少しソール形状に加工が必要だと感じました。

このようなハイバンスタイプを好まれる方には、よく滑ってくれ扱いやすいと思いますが、私は少し気を遣わなければならない感じです。

ただ、これはこのウェッジのバンスが良くないということではなく、あくまでも私が使いこなせていないということに過ぎません。



スピン性能
スピン性能は優秀です。

高速で安定したスピン性能をもっています。

これはやはりフェース面がかなり仕事をしているのではないでしょうか?

適度にボールに食いつきますし、『打って終わり』ではなく、乗せて運べるウェッジです。

インパクトを一個の『点』でとらえるのではなく、『数個の点が集まった集合体』、つまり『線』で乗せて運んでいくことができます。

ボールがよく止まってくれましたし、すぐにでも実戦投入できそうです。



バックフェース
ラインも出しやすく、安定しています。

キャビティタイプのような寛容さは無いですが、もともとロフトが寝ているウェッジはこれくらいがちょうどいいように感じます。

必要以上の寛容さは曖昧さを生み、それがプレイヤーの感覚を邪魔することにもなりかねません。



距離感
『距離感』という点では、私には少し軽く感じたので、最初の何球かは少しばらついてしまいました。

『重力を味方につけられない』感じ・・・。といったらいいでしょうか?

しかし、これも私がこの軽さに対応できていないからであって、この軽さがちょうどいいという方もたくさんいらっしゃると思います。

クラブが軽く感じると、手打ちになりやすくなったり、タイミングが速くなりすぎてしまったりすることがありますが、こういうときこそ、背中の筋肉を意識して、スローで打っていくイメージが欲しいです。

何度か球数をこなして、縦の距離感がまとまってきましたが、私はこの軽さに慣れたくはありません。



操作性
『操作性』も悪くはないですが、やはりバンスが少し気になって、いつものような思い切った細工は少しやりづらいです。

『遊び』が少ない・・・。といいますか、ある程度『一定の幅』で収めたほうがいいように感じました。

最近はあまり意識していなかったのですが、こうしてバンスの効きが強いウェッジに出会うと、ソール(特に後ろ側)を普段からよく使っていることに気づかされました。



試打後の感想


ヒール側
これまでのテーラーウェッジにはない質感で、それがとても印象的でした。

テーラーメイドはどちらかというと、『機能性』を重視したメーカーで、『質感』や『打感』などのフィーリングは二の次といったところもありましたが、このウェッジはかなりこだわってつくられているようです。



TaylorMade MG3 CHROME WEDGE HB
これまでになかった斬新な質感でいいな・・・。と思いましたが、この質感に見とれることはありませんでした。

それは先ほども書きましたが、『使い減り』するタイプのように見えたからです。

テーラーメイドのクラブに対する考えは、『クラブは時間と共に劣化していく、だから買ったばかりが一番美しい』ということなのかもしれません。



TaylorMade MG3 CHROME WEDGE HB
もちろん道具である以上、それは正しいのですが、ゴルファーにとってゴルフクラブは大切な相棒で『一心同体』なので、共に過ごした時間がプレイヤーの記憶に、そしてクラブにも美しく形として残っていて欲しい・・・という思いがあります。



TaylorMade MG3 CHROME WEDGE HB
ただ実際に球を打ってみて、バンス以外は気になるところがありませんでした。

打感もいいですし、スピン性能も高いです。



TaylorMade MG3 CHROME WEDGE HB
聞くところによると、このウェッジは様々なバージョンがラインアップされていて、違うバンスもあるということなので、もし機会があれば違うタイプを試してみたいと思いました。



TaylorMade MG3 CHROME WEDGE HB
テーラーメイドには、これからも様々な性能・性格をもったクラブを開発して、私たちゴルファーに届けて欲しいです。


構えやすさ・・・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・・・☆☆☆☆☆
スピン性能・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・・・☆☆☆☆
安定性・・・・・・・☆☆☆
距離感・・・・・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2022年03月14日
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テーラーメイド STEALTH アイアン

                 

テーラーメイド STEALTH アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド STEALTH アイアンicon の7番 です。



TENSEI RED TM60
シャフトは TENSEI RED TM60 です。

ロフトは28度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は68g、トルクは2.9、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドステルスシリーズのアイアンです。

以前、ドライバーフェアウェイウッドレスキューを試打しましたが、今日はアイアンを試打する機会に恵まれました。



側面
テーラーメイドのアイアンとしては珍しいデザインです。

名前の通り、ステルス爆撃機を連想しました。

このシンプルなデザインにも、テーラーメイドの深い研究があるのだと思います。

最近のテーラーアイアンは、どちらかといえば『分厚くて大顔』タイプが多かったように思うのですが、このアイアンは違います。

シャープさはあまり感じませんが、適度な大きさで分厚くもありません。



彫りの深さ
彫りは浅く、こうして見るとハーフキャビティといっていいように思います。

テーラーアイアンで、このようなタイプは久しぶりです。



トップライン
トップラインは少し厚めですが、気になるほどではありません。



目立つ工夫
ヘッドをいろいろな角度から見回していて、ここの部分が目立っていました。



ソール幅
ソール幅は少しワイドですが、極端ではないですし、これくらいが今の標準といっていいように思います。



ソールの溝
ソールにある、この溝のようなものもお馴染みです。

これを見るだけで、テーラーアイアンだと分かります。



ソール形状
ソールは全体的に丸みを帯びています。

スリクソンのアイアンほど極端ではないですが、『二分割』されているような形状で、かなり抜けが良さそうです。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。

ネックが太く、ボテッとしていないところに好感が持てました。

これまでのテーラーアイアンとは趣が違うようです。

ヘッドの大きさも適正で、『頭でっかち感』がありません。

グースタイプであることが分かりましたが、テーラーアイアンはグースタイプがほとんどなので、これも普通といっていいと思います。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは無く、スタンプ式の量産タイプであることが分かりました。

これまでテーラーメイドのアイアンをたくさん試打してきて、ヘッドのいろいろなところを工夫するのに、このフェース面だけはいつも手を加えない印象があります。

こういったところはメーカーによって大きく違うので、興味深いです。

ステンレス系の、冷たい印象をもちました。



振り感
素振りをしてみた感じはまずまずです。

これまで軽量感を感じることが多かったテーラーアイアンですが、このアイアンはカーボンシャフトが挿してあるタイプにしては、結構重さがあるように感じました。

とはいっても全体的に見れば軽量タイプであることに変わりは無いのですが、シャフトもしっかりしていて、頼りなさのようなものは感じませんでした。



装着されているグリップ
装着されているグリップは、色が違いますが、これまでユーティリティなどで試打したタイプと同じです。

ツアーベルベットのような『しっとり感』は無いですが、適度に柔らかく滑りにくさも兼ね備えているので好感が持てました。



構え感
ボールを前にして構えた感じはまずまずです。

グースの利きが目立ちますが、それほど大きいグースではありません。

しかし、グースネック特有の『少し遅れる』感じがするので、注意しなければならないな・・・。と思いました。

トップラインの厚みも見えましたが、イメージがボヤけて構えづらいということはありません。

こうして構えてみても、やはりステンレスだな・・・。と、独特の質感で、そう感じました。

見とれることもなく、淡々と・・・。といいますか、このアイアンの質感と同じ温度感をもって構えていました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は結構しっかりといいますか、ズシリときました。

これは予想通りでした。

『球乗り感』は無く、球離れが速くて、『空洞感』のようなものを感じました。

ちょっと表現は良くないかもしれませんが、『雑味』のある打感です。

いろいろなものが混ざり合って、お互いの長所を消し合っているような印象をもちました。

ワンピースタイプではなく、『複合タイプ』だからかもしれませんが、『素材の相性』というものがあるのではないでしょうか?

ただ単に重量配分など『物理的な理由』だけで、異材を分配させていくのではなく、この素材とあの素材を組み合わせれば、相乗効果で打感が良くなる・・・。ということも深い研究で明らかになるのではないか?と試打しながら考えていました。

私がアイアンに求めたい打感ではないのですが、この打感もアリだと思いますし、好まれる方も多いのではないでしょうか?



テーラーメイド ステルスアイアン
『音』も、あまり好きになれませんでした。

何と言いますか、いろいろな物が混ざっちゃって素材の良さを消してしまっている・・・。というような印象です。

『音』で、弾道や方向性を耳で探っていくことができるのですが、このアイアンの音だと、それがなかなか上手くいきませんでした。

球は曲がらず真っ直ぐ飛んで行ってくれたのですが、それを音だけで感じ取ることができず、少し不満が残りました。

とはいっても、これは私の感性が鈍いからであって、この音で弾道や方向性を感じ取ることができる方はたくさんいらっしゃると思います。



トゥ側
弾道は高く、よくあがってくれましたが、結構タフなタイプのアイアンで、人によって好みが分かれるのではないでしょうか?

最初見たときは、これまで同様、幅広い層をターゲットにした、いわゆる『オールマイティタイプ』かと思っていましたが、実際に打ってみて、違うと感じました。

タフなアイアンではないですが、どちらかというとヒッタータイプの方に合いやすいアイアンだと思います。

最近はロフトが立っていても、それを補うあがりやすさをもつアイアンが多いですが、このアイアンにはそれと違う印象をもちました。

ロフトが立っている分、しっかりと振っていかなければならないアイアンだと思います。

アベレージ用というよりは『アスリート用』に近いアイアンで、球があがりにくいと感じられる方は結構いらっしゃるかもしれません。



バックフェース
『安定性』はとても高く、ストレート系の球が出やすいアイアンです。

これまでのような、『いかにも』といった形状のオートマチック系アイアンとは見た目も違いますが、高い寛容性と直進性を感じました。

いい意味で、ヘッドがブレないといいますか、ボールに当たり負けすることなく、強く押し込んでいけるアイアンです。

外見はマニュアルタイプのように見えますが、実際はオートマチック系アイアンの特徴をもっています。

大顔タイプではないですが、この大きさではかなりの寛容さがあるので、好感を持たれる方は多いのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は高いですが、これまで同じようなタイプを試打しているので驚くようなことはありませんでした。

『スタンディングロフトアイアン』が一般的になってきましたが、そのほとんどは『スインガー向け』といいますか、それほど速いHSを持たない方向けといった印象がありましたが、このアイアンは違います。

ある程度HSがある方のほうが、相性がいいようです。

先ほども書きましたが、球があがりづらいと感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ロフトは立っていますが、高い弾道でしっかりとキャリーを稼いでいけるアイアンで、『1番手』ではなく、『2番手上』の飛距離性能をもったアイアンです。



操作性
『操作性』という点では、それほど秀でてはいないように感じました。

しかし、それは高い直進性があるからです。

距離を合わせるには、直線よりも曲線(自分の持ち球)のほうが易しいですが、このアイアンはミサイルのように真っ直ぐ飛んでいくので、少し難しく感じられました。

『微妙な機微』といったらいいでしょうか?

距離感には『足し算』『引き算』が必要になってきますが、それがこのアイアンでは少し難しいように感じました。

それくらい、球の弾きが強く、高い直進性があります。

いい意味で、多少アバウトに打っていく感じが、一番いいのかもしれません。

あまり細かいことを気にせず、大らかな気持ちで打っていったほうが、感覚的に距離感も合いやすくなるような気がします。



試打後の感想


ヒール側
これまでとデザインが大きく変わっていて、ゴチャゴチャしていないのがいいです。

テーラーメイドらしく機能性に富んだアイアンで、様々な工夫が見られました。

このアイアンを試打して、やはりテーラーメイドはアイアンよりはウッド系クラブのほうが得意なメーカーだな・・・。と再認識しました。



TaylorMade STEALTH アイアン
高機能なアイアンだとは思いますが、打っていて楽しくないのです。

打感もそうですし、意思が通じない感じで、気持ちよくありません。

プレーするときは相棒を手に、常に『ホーム感』が欲しいですが、このアイアンだとずっと『アウェイ感』をもったままだろうな・・・。と思いました。



TaylorMade STEALTH アイアン
実際に『熱い』『冷たい』ということではないのですが、クラブを試打していて、そのクラブの『温度』を感じることがあります。

あくまでも『感覚的に』であって、それを説明するのは難しいのですが、私は『ホット』といいますか、『温かみ』が感じられるクラブが好きだな・・・。とこれまで自分自身を分析してみて感じます。

それはアイアンの素材(軟鉄・ステンレス等)で決まるのではなく、あくまでも『感覚的に』です。

ステンレスでもホットに感じたアイアンは過去にもありましたし、軟鉄でもあまり興味を持てないアイアンもたくさんありました。



TaylorMade STEALTH アイアン
そういった意味で、このアイアンは少しクールといいますか、冷たい印象が拭えません。

球を打っていて、気持ちが高ぶることもなく、淡々と・・・。といった感じです。

テーラーメイドのアイアンに対する考え方がはっきりしたように感じました。

PINGと同じように、テーラーメイドはステンレスにこだわっているようです。

もちろんPINGもテーラーメイドも軟鉄が無いわけではないのですが、その比率は低く、ステンレスが多くなっています。

こういったところがタイトリストやキャロウェイと違うところです。



TaylorMade STEALTH アイアン
テーラーメイドのニューアイアンでしたが、私はあまり興味をもちませんでした。

とはいっても、このアイアンが優れていないというのではなく、あくまでも私がこのアイアンの良さを感じ取ることができなかったに過ぎません。

このアイアンを好きだという方はたくさんいらっしゃると思います。

しかし、私は次のモデルに期待したいです。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2022年02月23日
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テーラーメイド STEALTH レスキュー

                 



テーラーメイド STEALTH レスキュー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド STEALTH レスキューicon の4番 です。



TENSEI TM60
シャフトは TENSEI TM60 です。

ロフトは22度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は68g、トルクは2.9、キックポイントは中調子 です。



SPEED POCKET
ソールにはこれまで通り、SPEED POCKETがあります。



溝の深さ
深さもフェアウェイウッドと同じです。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインもフェアウェイウッドと同じで、大きさだけ縮小したような印象を受けます。

やはり、ドライバーとは違うようです。



TWIST FACE
トゥ側には『TWIST FACE』の文字があります。



ノーマルシャロー
見慣れたノーマルシャローです。


顔
この小ぶりな顔が、いい味を出しています。

ドライバーやフェアウェイウッド同様、『コールタールブラック』といったらいいでしょうか?

独特な艶消し感があります。

艶消しなクラウンはこれまでもたくさんありましたが、テーラーメイド独自のブラックといった感じです。



カーボンクラウン
近くでよく見てみると、カーボンの模様があったので、やはりカーボンコンポジットなのだということが分かりました。

接合部分を見ると、やはりムラがあって均一性がとれていません。

こんな細かなところを見る人はあまりいないと思いますし、性能とは直接関係ないので、気にしないという方も多いのではないでしょうか?

しかし、私はどうしても細かなところまで見てしまいます。

ただ、昔からテーラーメイドはこういったところは、『ざっくばらん』といいますか、『大味』な感じがして、テーラーらしいです。

ずっと使い続けていると、どこかへ飛んでいってしまわないかな・・・。とか、形が崩れてしまわないかな・・・。などと考えていましたが、おそらくその心配は無用だと思います。

私は気に入ったら、そのクラブを長く使い続けるほうなのですが、テーラーメイドのクラブは長く使うというよりは、ニューモデルが出る度に買い換えてくださいよ・・・。というメーカーからのメッセージが込められているような気がするのは私だけでしょうか?



装着されているグリップ
装着されているグリップはフェアウェイウッドと同じです。



振り感
素振りをしてみると、なかなかいい感じでした。

最近はフェアウェイウッドのシャフトでもドライバーと同じように50g台のものが挿してあるものが多く、私はそこに不満があったのですが、このクラブはそれよりも少し重量感があります。

あくまでも私見なのですが、おそらく多くの方が、このクラブを振って重く感じられないのではないでしょうか?

それよりも、これまでのクラブが『軽すぎた』というほうが大きいように思います。

最近は若い方のゴルフデビューが増えてきて、メーカーもスペックを戻しつつあるのかもしれません。



構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。

適度な小ぶり感があるので好きですが、小さく見えて逆に不安を感じる方がいらっしゃるかもしれません。

見とれるようなことは無かったのですが、ごく自然に楽に構えることができました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、まずまずです。

ややしっかりめですが、硬くないですし、嫌な衝撃も残りません。

うっとりするような心地よい打感ではないですが、『可も無く不可も無く』といったところです。

ずっと『ドライ』な感情のままです。



打球音
『音』は、あまり好みではありませんが、だからといってインパクトが緩むこともないですし、これまで耳にしてきた音なので、特に不安などもありません。

もちろん、この打感や音が好きだという方はたくさんいらっしゃると思いますが、私には『もうひとつ』という感じでした。



トゥ側
『球のあがりやすさ』は普通で、特別あがりやすいとか、タフであがりづらいということもありませんでした。

あくまでも『予想通り』といいますか、ハイブリッドらしい浮きやすさと拾いやすさがありました。



バックフェース
『安定性』は、かなり高く、球筋が乱れません。

球のつかまりも良く、少しコスり気味にヒットしても、右にフケることはありませんでした。

小ぶりでありながら、直進性の高さは秀逸です。

どうしても曲げたくなくて、だからといってラージサイズのハイブリッドは使いたくない・・・。という方には、頼もしい相棒となってくれるのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』もいい感じですが、特別よく飛ぶという印象はありません。

今はこれくらいが普通です。

しかし、この普通というのが、とてもレベルの高い普通なのですが。

『当たり外れ』の幅が小さいといいますか、上手くヒットできたときと、少し薄く当たったなどミスしたときの差が小さく、安定して距離を稼いでいけるのがいいです。

何と言いますか、ターゲットに対し、『球をぶつけていく感じ』といったところでしょうか?

ラインを出しやすく、ほぼ真っ直ぐの球が打てるので、目標に対してぶつけていくイメージで打つことができました。



操作性
『操作性』という点では、これだけ小ぶりでありながら、かなり直進性が高いので、敏感に反応する印象はありませんが、少し左右にも曲げてみることができました。

私はフッカーなので、フック系のほうが易しいですし、元々このクラブは球を捕まえやすい性質をもっていると思います。

フェード系も打ってみたのですが、ほぼストレートに飛んでいき、大きく右に曲げることはできませんでした。



試打後の感想


ヒール側
ドライバーやフェアウェイウッド同様、直進性の高いクラブという印象をもちました。

ここが一番のセールスポイントではないでしょうか?

あがりやすさや飛距離は普通ですが、この安定感はコースでも役に立ってくれそうです。



テーラーメイド ステルス レスキュー
ドライバーやフェアウェイウッドもいい感じでしたが、それらよりも私はこのハイブリッドのほうが気に入りました。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
音・・・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆
                         
        

                         
      
2022年02月14日
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テーラーメイド STEALTH フェアウェイウッド

                 



テーラーメイド STEALTH フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド STEALTH フェアウェイウッドicon の5番 です。



TM50
シャフトは TENSEI TM50 です。

ロフトは18度、クラブ長さは42.25インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は55g、トルクは4.7、キックポイントは中調子、クラブ総重量は310g です。



正面
テーラーメイドステルスのフェアウェイウッドです。

先日、ドライバーを試打しましたが、今日はクリークを試打する機会に恵まれました。

同じシリーズということもあり、デザインが統一されているようです。



側面
ソール全体は平らっぽい形ですが、微妙に丸みを帯びていて、滑りが良さそうに見えます。

ドライバー同様、全体的にシンプルになっていて、好感が持てます。

ちょっと前まで、ドライバーだけでなく、フェアウェイウッドにもウェイト移動システムが搭載されていましたが、このステルスにはありません。

もう必要ないということでしょうか?

それとも、次のモデルで搭載されるのでしょうか?

どうなるか分かりませんが、こうしていろいろ想像するだけでもワクワクします。

そういったワクワクさせる魅力が、テーラーメイドにはあります。

『革新』という言葉が、これほど似合うメーカーは他にないのではないでしょうか?



V STEEL
V STEELという文字を見て、思わずニコッとしました。

あの名器V STEELを受け継いだモデルなのでしょうか?

V STEELを数年使っていた時期があり、とてもお世話になって、いい思い出しかないので、この文字を見るだけでも嬉しくなってきます。

ひょっとしたら、私のようなV STEELファンのために作られたのかな?と思ってしまいましたが、メーカーは私というゴルファーの存在を知らないはずなので、私以外のV STEELファンのために開発されたのだと思います。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。

最近はずっとショートネックが続いていましたが、このクラブは違います。

とはいっても、高重心を感じさせるほどではありません。

シャロータイプだからだと思います。

ネックに調整システムは搭載されていません。

ドライバーには搭載されていたのですが、このクリークにはありません。

スプーンはどうなのでしょうか?

ドライバーに搭載して、FWに搭載していないということは、ヘッドの大きさなどの縛りにより、搭載できなかったということなのかもしれません。

必要とはまではいえない、調整システムを搭載して、バランスが崩れてしまっては元も子もないですし、そういったクラブにいくつか出会ってきました。



SPEED POCKET
ドライバーと同じく、『SPEED POCKET』があります。



溝の深さ
溝の深さも同じで、ほぼフラットといっていいです。

ティアップするときは関係ないですが、直打ちすることを考えると、ここの形状はとても大切で、突っかかるようなイメージをもってしまうと、コースでは余計な不安が生じてしまうことがあります。

そういった意味でも、このクラブは抜けも特に問題無さそうです。

ただ、最高クラスというほどでもなく、抜けの『スピード感』はありません。



シャローヘッド
見慣れたシャローヘッドです。

今は多くのメーカーが、このような形になっています。

今風の『ノーマルシャロー』といったところでしょうか?

まるで『金型』で製作したように、各メーカー同じような形状になっています。



顔
なかなかいい顔です。

逃がし系の顔ではなく、ややつかまえ系の顔ですが、嫌みはありません。

ちょっと三角っぽい形で、これも『テーラー顔』といっていいと思います。

これまでも何度か見てきました。

艶消しのブラックがカッコいいです。

『漆黒』といったらいいでしょうか?

ドライバーと同じ『色感』です。

ヘッドの黒は高級感を醸し出すことが多いですが、このクラブも、そして先日試打したドライバーも、正直あまり感じません。



カーボンコンポジット
ドライバー同様、このフェアウェイウッドのクラウンもカーボンコンポジットであることが分かります。

カーボン特有の模様が目立ったほうがいいという方もいらっしゃると思いますが、私はこのように目立たないほうが好きです。

ニューモデルとはいっても、ヘッドとクラウンの接合部分に結構『ムラ』が見え、仕上げが少し雑に見えます。

性能には直接関係ないと思うのですが、こういったところが少し残念です。

細かいところはあまり気にしない、大らかさがありますが、私はつい目に入ってしまうので、あまり気にしないほうがいいような気もします。

国民性などもあると思いますが、海外メーカーだと『センチの精度』が求められるのであれば、国内メーカーでは『数ミリの精度』が求められるのかもしれません。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインが、ドライバーと大きく違います。

同じシリーズのクラブであっても、番手によって設計方法を変えているのでしょうか?

ドライバーのフェース面は『目』のようで、インパクト大でしたが、このフェアウェイウッドは見慣れた感じのシンプルなタイプです。

質感もいい感じで、チープさはありません。

フェース面を見て、だいたいの弾道イメージが浮かぶのですが、このようなフェース面だと、重さと弾きの良さをイメージできます。



TWIST FACE
トゥ側には、『TWIST FACE』という文字があったので、これまで使われてきた技術が搭載されているのが分かりました。



装着されているグリップ
装着されているグリップは、適度にグリップ力があって好感が持てます。

最近はいろいろなパターンが見られますが、このグリップはシンプルです。

特に不満はありません。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じでした。

クリークということもあり、大きすぎないのがいいです。

やはり直打ちするクラブは、ヘッドが大きくなりすぎてしまうと、違う難しさが出てしまいます。

艶消しの黒なので、ギュッと引き締まって見えるのも高ポイントですが、白などの膨張色を好まれる方には、ヘッドが小さく見えて、あまり好感が持たれないかもしれません。

好みが分かれるところだと思いますが、私は好きです。

顔だけ見ていたときは、少しフェースの被り具合が目に入ったのですが、こうして構えたときはほとんど気になりませんでした。

クリークに限らずスプーンでも、そしてドライバーでもウッド系のクラブは『球のあがりやすさ』をイメージしやすいように作られているものが今は圧倒的に多いですが、このクラブにはそれがあまり感じられず、結構ナチュラルな感じで好感が持てました。

プレイヤーとヘッドの『距離感』といいますか、『立ち位置』がちょうど良くて、アドレスがすぐに決まります。

今は『近すぎる』クラブが多いように思うのですが、昔はもっと離れていたような感覚があります。

それは球のつかまりを良くするためにアップライトになっているからかもしれないですし、ネックが短くなったことも関係しているのかな?と、このクラブを構えて思いました。



試打を開始しました


フェース面
打感は、ややしっかりめですが、硬くなくいい感じです。

ドライバーと打感が全然違いますが、私はこのほうが好感が持てました。

この打感は過去に何度も体感しています。



打球音
『音』も、聞き覚えがあり、親しみやすいです。

『カチッ』という、やや高めの金属音ですが、高すぎず大きすぎず、気持ちよく振り抜いていくことができました。



トゥ側
球はあがりやすく、直打ちでも問題なく浮かせてくれました。

クリークなのであがりやすいのは当たり前ですが、おそらくスプーンでもあまり変わらないような気がします。

このステルスというクラブを初めて試打したときは、アスリート仕様なのかと思っていましたが、そうではないようです。

スインガータイプの方にも親しみやすい性能になっています。

ハードルの高さは感じません。



バックフェース
極端なラージサイズではありませんが、高い安定性があります。

いわゆる『線を引きやすい』クラブです。

ほぼ真っ直ぐに、空中に白いラインを描いていけ、それが高い確率でまとめやすいのが、このクラブの特長といっていいのではないでしょうか?

左右の幅はもちろん、高さも安定していました。

気難しいタイプなのかもしれない・・・。と、打つ前はちょっと思っていたのですが、実際は違っていて、易しさは『セミラージサイズ級』といっていいと思います。

直進性が高く、シビアさは一切感じません。



飛距離性能
『飛距離性能』は、いい感じではありますが、特別優れているとは思いません。

必ずしも『最新』=『最高』ではないということです。

驚くような飛距離性能ではないですが、それはドライバーと同じく、それだけテーラーメイドの過去のクラブが凄かったということになります。

それを経験していると、このニューモデルが特別飛ぶとは思えなくなってしまいます。

しかし、それはこのクラブが劣っているというのではなく、優れたレベルを維持しているということです。



操作性
『操作性』は、まずまずです。

それほど大顔ではないので、操りやすそうな感じもしますが、直進性のほうが勝っているように感じました。

ドライバーと同じく、『後ろから押す感じ』といったらいいいでしょうか?

『前で操作』するタイプではなく、『後ろから押して』飛ばすような感覚がありました。

つかまりがいいので、フェードヒッターの方には、特に相性がいいのではないでしょうか?



試打後の感想


ヒール側
ドライバーがステルスの本来の性能といいますか、性質があるのだとすれば、このフェアウェイウッドはステルスというよりも、過去のモデルに近い印象をもちました。

もちろん、デザインはステルスそのものですが、実際に打ってみると、目新しさというよりは、既視感のほうが強いです。



テーラーメイド STEALTH フェアウェイウッド
ドライバーの性能をあえてもってこなかったのか、それとも持ってこられなかったのか分かりませんが、デザインはドライバーと似ていても、性質は異なるように感じました。



TaylorMade STEALTH フェアウェイウッド
精悍さがあって、骨太なところもありますが、全体的に『イージー系』という印象をもちました。

しかし、結構スピンが抑えられている感じがして、弾道のばらつきが出にくいのが、このクラブの特長といっていいように思います。



テーラーメイド STEALTH フェアウェイウッド
最新モデルなのですが、ずっと既視感をもちながら試打していました。

同じシリーズでありながら、ドライバーとはちょっと違うタイプのような気がしましたが、コースで使ったとしても、特に違和感なく使えると思います。



テーラーメイド STEALTH フェアウェイウッド
いつも新たな発想で、私たちゴルファーを楽しませてくれる、テーラーメイドのクラブを試打するのは、本当に楽しいです。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
音・・・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆
                         
        

                         
      
2022年02月04日
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テーラーメイド STEALTH ドライバー

                 



テーラーメイド STEALTH ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド STEALTH ドライバー です。



20220204004836
シャフトは TENSEI TM50 です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は57g、トルクは4.3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は302g です。



正面
テーラーメイドのニュードライバーです。

久しぶりのモデルチェンジに、興奮を抑えきれません。

SIMが結構長く続いたように思いますし、その前のM2・M3なども印象深いです。

名前も変わってステルスになりました。

ステルスというと、『ステルス爆撃機』を真っ先に思い浮かべるのですが、このネーミングにはどういう意味が込められているのでしょうか?

ステルスはレーダーに探知されないということが知られていますが、このドライバーにも同じような意味が込められているのかもしれません。

空中のハザードといえる風に邪魔されないよう(探知されないよう)な強い球を打てるドライバーという意味なのかもしれない・・・。と思いました。



側面
大きさ、そして形状的にはこれまでのモデルと大差ないように見えますが、デザインが大きく変わりました。

こうして見ただけでは、テーラーメイドだと分かりません。

これまでと違い、黒を基調としたモデルです。

そこに赤がいいアクセントになっています。

テーラーメイドはウェイトを移動させたり、いろいろなパーツが組み合わさったりして、時にはゴチャゴチャした印象をもつこともあったのですが、このニューモデルは比較的シンプルでスッキリしています。



CARBONWOOD
トゥ寄りには、『CARBONWOOD』の文字がありました。

ヘッド(ソール)を見ると、チタンのような質感なのですが、どこかにカーボンが使われているのだと思います。

『フルカーボン』ではないようです。

以前も書きましたが、メタル全盛時代、私はカーボンヘッドのドライバーを使っていたことがありました。

ヨネックスのエアロナ300というドライバーです。

その頃は43~43.5インチが主流で、44インチもたまに出ていました。

44インチでも長いと言われていたのに、エアロナ300は45インチで『長尺』と呼ばれるドライバーでした。

おそらく『長尺』という単語がゴルフクラブに使われるようになったのは、この頃からではないでしょうか?

今でこそ45インチは長くないですが、昔はヘッドが小さかったので長く感じられました。

ヘッドの大きさが、シャフトの長さを変えるのです。

しかしヘッドの大きさ(体積)も、シャフトの長さ(クラブ全体の長さ)も、ルールで上限が定められています。

エアロナ300は軽くてシャフトも軟らかかったのですが、一発当たったときの飛びは素晴らしかったです。

ヘッドも凄かったですが、装着されていたカーボンシャフトを鞭のようにしならせて打つことができました。

その頃はキャロウェイのビッグバーサの人気が大爆発した時代でもあり、練習場一階の2番打席(右から2番目)が私の定位置であり、そこで打っていると、後からいつもビッグバーサをもった人が来て、お互いに『飛ばし合い』をしていたのを思い出します。

いつも最後は2人になって、練習場の閉店を知らせる『蛍の光』が流れるまで、球を打っていました。

お互い会話をすることはありませんでしたが、意識し合っていたのは間違いありません。

練習を終えて、近くのラーメン屋さんでラーメンやチャーハンを食べて帰るのが私の日課でした。

そんな懐かしい記憶が『CARBONWOOD』という文字を見て、蘇ってきました。

その頃はメタルが大人気で、私は『J’sメタル』などのメタルドライバーも持っていましたが、カーボンの有効性をすごく感じていたので、何故多くのメーカーがカーボンを採用しないのだろう?と、ずっと不思議に思っていました。

ヨネックスはラケットが特に有名で、『カーボンを扱うのが上手』なメーカーなので、それがクラブ作りにも活かされたのは間違いありません。



ウェイト
バックフェースには大きなウェイトがひとつだけ配置されています。

SLDRというドライバーが登場して以来、テーラーメイドは『浅重心』の印象が強いですが、今はそうでもないようです。

海外(特にアメリカ)で人気だからといって、日本市場で受け入れられるとは限りません。

私たち日本人には『深重心』のほうが合いやすいのではないでしょうか?(とはいっても、私は元々スピンが多く吹き上がりやすいので、浅重心は好きだったのですが・・・)

実際はどうなのか分かりませんが、こうして見るだけだと、結構重心は深そうです。

数字が刻印されていないので重さは分からないですし、交換するタイプではないのかもしれません。

こうしてたくさんのウェイトを見てきましたが、メーカーによって『質感』が異なるということを感じています。

このドライバーのウェイトは少しチープに見えました。

海外メーカーらしく、細部にまでこだわっていないのかもしれません。

メーカー曰く、「そんな細かいところを見ないで、もっと違うところを見てくれよ・・・。」ということなのかもしれません。



SPEED POCKET
ソールのフェースよりには『SPEED POCKET』がありました。

これはテーラーメイドではおなじみです。

初期の頃は溝になっていましたが、すぐにこのような形になりました。

はっきりとは断言できないのですが、おそらく『強度』を保つためではないでしょうか?



浅い溝
溝も深くありません。

ほぼフラットに近い状態です。



ネックの長さ
ネックは短いですが、今はこれくらいが普通です。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていました。

最近は採用するメーカーも少なくなりましたし、モデルによってはテーラーメイドのドライバーにも搭載されていなかったので、おそらく何らかの理由があるのだと思います。

私は全く重視していませんが、調整システムを重視しておられる方は親近感をもたれるのではないでしょうか?



STD LOFT
試打するのは、この『STD LOFT』のポジションです。

スタンダードロフトということだと思いますし、他にロフトを立てたり寝かせたりできるようです。

ロフト以外にもフェースアングルなどは変えられるのでしょうか?



フェース面のデザイン
フェース面が大きく変わりました。

赤い色が目立ちますが、それよりも質感が全く変わっています。

おそらく、ここの部分にカーボンが使われているのだろう・・・。と思いました。

テーラーメイドは常に最新の研究を怠らず、様々な取り組みをしています。

『変化を恐れないメーカー』といっていいのではないでしょうか?

そのテーラーメイドが先駆者のひとりとなって、ゴルフクラブは大きく進化していきました。

テーラーメイドの功績はとても大きいです。

フェース下部に『60X CARBON TWIST FACE』と表記されています。

これまで採用されてきた、ツイストフェースのカーボン版ということなのでしょうか?



TaylorMade STEALTH DRIVER
この角度からだと、『一つ目』に見えて、昔見た仮面ライダーストロンガーの敵『一つ目タイタン』や、『フジテレビ逃走中に出てくる一つ目』を思い出しました。

好みが分かれるところだと思いますが、こういった斬新なデザインができるのも、テーラーメイドの魅力です。



ノーマルシャロー=テーラーシャロー
標準的なシャローヘッドです。

バックフェースの下の部分が強調されていて、M6あたりから見られました。

なので、『テーラーシャロー』といっていいでしょうか?



顔
顔が真っ黒なのが衝撃的です。

もちろん、テーラーメイドも他のメーカー同様、黒い顔のドライバーを昔から発売していましたが、R11RBZなどで白いイメージが定着し、大人気となりました。

ドライバーの前はパターから白いヘッドを採用したテーラーメイドですが、パターの好評を受けてドライバーにも白いヘッドを採用し、それが定番化して他のメーカーが追随しました。

白いヘッドのほうが、ヘッドが大きく見えるので安心感があるとか、残像効果があるので真っ直ぐ引きやすいといった視覚的効果も大きかったのだと思います。

白い色は『ヘビー色』ではなく、『ライト色』なので、球が浮きやすそうな印象を与えてくれ、下からカチ上げる動きを抑制する効果もあったのかもしれません。

私は白も好きですが、どちらかといえば収縮色である黒のほうが好きだったので、いずれは黒い色も発売して欲しいな・・・。と思っていました。

その後もR1グローレなど白いヘッドが続きましたが、M1ドライバーでカーボンコンポジットが採用されて黒が目立つようになり、いずれまた黒が復活するのではないか?と思っていました。

そして、また白いヘッドが登場する日がやってくるのではないでしょうか?

フェースが少し左を向いているように見えましたが、これはある程度予想していましたし、極端ではありません。

今はこのようなタイプが多いからで、『今のニュートラル』といえるような気がします。

人によっては、スクエアに見えるということもあると思いますし、逆に開いて(右に)見える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、私は少し左を向いているように見えました。

バルジが微妙に利いているのがいいです。



クラウンのデザイン
黒いヘッドにも光沢感のあるものとそうでないものがあり、このドライバーは後者です。

コールタールを思い出させる黒といったらいいでしょうか?

コールタールブラックといっていいかもしれません。

C重油のような深くて重い黒で、C重油が空気に触れて表面にできた膜と質感が似ています。

じゅうぶん乾燥していなくて、『生乾き感』といったところでしょうか?

そして以前試打したことのある、ミズノのドライバーを思い出しました。

これまではカーボンコンポジットになっていたので、このニューモデルはどうなのかな?と思いましたが、カーボンコンポジットではないように見えました。



STEALTH
よく見ると『STEALTH』の文字がありました。

細かいところまでこだわっているところに好感が持てます。

ただ、近くでよく見ると、細かいところの仕上げにムラがあったのが気になりました。

しかし、これは海外メーカーらしいといいますか、細かいところを気にせず、もっと大きなポイントを重視しているのだろうと思います。

私があまりにも細かいところをチェックしすぎなのかもしれません。

普段は疲れて細かいところに目が行かなくても、ゴルフクラブを見るときは、目がらんらんと輝き、視力も一時的にアップするのかもしれません。

粗探しをするつもりはないので、あまり細かなところは見ないようにしていたのですが、このドライバーにはすごく興味があったので、ついつい凝視してしまいました。

ここまで近くで見てみると、カーボンの模様のようなものが見えたので、やはりカーボンクラウンになっているのが分かり、それがクラウンの大部分を占めています。

これまでの私の経験から、カーボンクラウンは『軽量感』がありましたが、このドライバーにはそれがありません。

むしろ、やや重そうな印象を受けました。

それはクラウン全体に『塗装感』があり、塗膜の分だけわずかに重く感じられたのかもしれません。

重いといっても、ずっしりと重いというのではなく、これまでの軽さから少し標準に近づいたくらいの重量感です。



装着されているグリップ
装着されているグリップは好感が持てました。

すごくソフトというほどではないですが、適度な柔らかさと、いい感じで肌(手のひらや指)に絡みつく感じがあります。

ドライバーのグリップは『滑りにくさ』も求められるので、そういった意味でも、このグリップは適しています。



TaylorMade STEALTH DRIVER 振り感
見た目は重量感がありますが、振ってみると『普通』といった印象をもちました。

重量感は感じなかったのですが、かといって軽量タイプでもないですし、これくらいが平均的なのかもしれません。

シャフトのフレックスはSですが、硬くはありません。

これがもし海外仕様だと、もっとしっかりしているのではないでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみた感じは、まずまずです。

これだけクラウンが黒いと、打ち出すボールの重さをイメージできるところがいいです。

白いヘッドだと、なかなかこのようなイメージは浮かんできません。

羽のようにふわふわと軽く飛ぶイメージは出せますが、私が欲しいのは『重い球』なので、そういった意味でも、このドライバーの『重さ』を感じさせる構え感は好感が持てました。

ただ、やはりフェースの向きが少し気になりましたし、クラウンの質感がもっと良くなれば、さらに魅力的に見えたと思います。

黒は収縮色ではありますが、このドライバーはそれほど小さくは見えませんでした。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、あまり好きになれませんでした。

独特なフェース面なので、最初からフィーリングを予想できなかったのですが、少しこもったような打感で好きになれませんでした。

以前試打したことのある、グローレを思い出しました。

弾き感が特別強いわけでもなく、かといって球持ち感があるわけでもなく、爽快感はありませんでした。

なんとなく後味が悪いといいますか、次から次へと打ちたくなるような打感ではありません。



打球音
『音』も中途半端な感じでした。

高すぎず大きすぎず、異音ではないので、インパクトが緩むこともなかったのですが、聞いていて心地いい音ではありませんでした。

インパクトのイメージと弾道に合致していないという印象をもちました。

爽快感を得られず、物足りない感じです。



トゥ側
『球の上がりやすさ』という点では、明らかにヒッター向けで、性格がはっきりしています。

ただ、このドライバーはロフトが9度ということもあり、違うロフトのモデルを選べば、結果が変わってくるのは間違いありません。

これまでロフト9度でも、それを感じさせないほどのあがりやすさ・高弾道のドライバーがたくさんあり、それが今も続いているので、久しぶりにそれらしいドライバーに出会ったな・・・。と思いました。

最低でもHS40後半は無いと、球が浮いてくれないかもしれません。

シャフトは結構親しみやすいタイプなのに、ヘッドが硬派な印象を受けました。

高~く浮いていく弾道ではなく、ライナー系の強い球が出やすいドライバーです。



バックフェース
安定性はかなり高く、今のドライバーの中でも、『最高レベル』といっていいのではないでしょうか?

このドライバーは異型ではないですが、昔あった、『トライアングルヘッド』ドライバーを思い出しました。

異型ヘッドは『構えづらさ』が最大のマイナスですが、その分直進性はかなり秀でていました。

『曲げたくても曲げられない』ということを初めて感じたのも、異型ヘッドに出会ってからだと思います。

このドライバーはそんな昔に出会った、いい意味でクセのあるドライバーの特長に似た印象をもちました。

スイートエリアも広く、ミスヒットに強いドライバーで、当たり負けしません。

シャフトがちょっと頼りない感じですが、それをヘッドがカバーしている感じです。

自分では少しコスったようなあたりでも、ボールは右にふけることなく、ほぼ真っ直ぐ飛んでいきました。

TWIST FACEということもあり、インパクトの瞬間、フェースがアジャストしてくれているのでしょうか?

昔の小ぶりなヘッドのときは、プレイヤーがアジャストして曲がりを抑えていたことがありましたが、今はそれをクラブが勝手にやってくれます。

プレイヤーの仕事がまたひとつ減りました。

プレイヤーはただ単に構えた方向へ打ち抜くだけ・・・。

そう感じさせてくれるほど、このドライバーの直進性は高く、ミスカバー率も最高レベルです。

コースでも曲がりを気にしないでいいので、ティッショットが楽になりますし、その分意識をセカンド以降に向けられるようになるかもしれません。



飛距離性能
『飛距離性能』も高く、ポテンシャルの高さをじゅうぶん発揮してくれました。

弾道が強く叩いていけるので、ヒッターとの相性は良さそうです。

いい弾道でよく飛んでくれるな・・・。と思いましたが、驚くほどではありませんでした。

それは、このドライバーが良くないというのではなく、過去のテーラーメイドのドライバーがハイレベルなものが多く、その特長を受け継いでいるという印象です。

私はライナー系の弾道が好きなので、このドライバーの放つ弾道は魅力的でした。

高~く打ち上がって最高到達点に達し、そこから急激に落下していく弾道ではないので、ランも期待できそうです。



操作性
『操作性』は高くなく、かなり小さい幅で収まってしまいました。

球がつかまるというよりは、ヘッド(特にフェース)がブレにくく感じられ、構えた方向に真っ直ぐ飛ばしていけるドライバーです。

ハイレベルなオートマチックドライバーなので、インテンショナルに打つのは難しいです。

しかし、限りなくストレートに近い球筋で勝負していけるドライバーなので、コースマネージメントも楽になるのではないでしょうか?



TaylorMade STEALTH DRIVER
ウェイトはそれほど大きくないですし、ひとつしか配置されていませんが、結構『お尻(バックフェース)』が重いタイプなんだろうな・・・。と思いました。

車に例えると『後輪駆動タイプ』です。

駆動するのが後輪(ヘッド後方)なので、前輪(フェース寄り)で引っ張っていくのではなく、お尻(ヘッド後方)で押していくような感じ・・・。といったらいいでしょうか?

リヤカー
リヤカーを引っ張るのではなく、後ろから押す感覚・・・。といったら伝わりやすいかもしれません。

かなり革新的なデザインに変わりましたが、実際に球を打ってみて、これまでのモデルと基本性能が見た目ほど大きく違わないように感じました。



試打後の感想


ヒール側
このドライバー最大の特長は飛距離ではなく、高い安定性です。

曲がりにくさ、直進性の高さがずば抜けています。

結果的に平均飛距離が伸びた・・・。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

曲がらないから、安心して振り切っていけますし、それが飛距離につながるように思います。

一時期は『叩けるドライバー』が、かなり減っていて、試打していて物足りなさを感じることがたくさんありました。

アンダースペック過ぎるものが多くて、クラブの性能が偏っているように感じたこともありました。

それはゴルファー人口の大多数の年齢が50代以上にシフトしていったということで、メーカーもターゲット層をそちらに絞ったからだと思いますが、コロナによってゴルフ人気が再燃しているようです。

必然的に若いゴルファーが増えていくので、これからは昔のように『しっかりしたスペック』のクラブも必要になってくるのではないでしょうか?

これまでは若くて力のある方は、最初からリシャフトするのが当然のようになっていて、余計にコストがかさむことが多くあったので、それが改善されるようになると嬉しいです。

私の後輩たちが余計な出費をするのをたくさん見てきました。

純正シャフトが最初からピッタリ合えば、それに越したことはありません。



TaylorMade STEALTH DRIVER
このドライバーを試打して、さすがテーラーメイドだな・・・。と思いました。

これまでも書いてきましたが、テーラーメイドは常に『流行をつくる側』で、『時代の先駆者』といえます。

常に前進し、改革を恐れません。

だから、私たちゴルファーに大きな恩恵を与えてくれているのです。

衝撃的なこのドライバーが登場してきたことにより、追随するメーカーもあるのではないでしょうか?

私個人的にはフェース面のカーボンに疑問が残りましたが、これからもっと良くなることを期待しています。

久しぶりのフルモデルチェンジでしたが、これからもどんどん進化していくのは間違いありません。

テーラーメイドにはいつも期待しています。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆
音・・・・・・・・・☆☆
あがりやすさ・・☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2021年12月05日
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テーラーメイド P790 アイアン

                 



テーラーメイド P790 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド P790 アイアン の7番 です。



日本シャフト NSPROMODUS3 TOUR 105 スチール
シャフトは N.S.PRO MODUS3 105です。

ロフトは30.5度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は106.5g、キックポイントは元調子、クラブ総重量は422g です。



正面
テーラーメイドの新しいアイアンです。

昨年、
770というアイアンを試打したので、その後継モデルであることは想像に難くありません。



側面
シンプルなデザインで、カッコいいです。



中空
中空であることが分かりますが、他の中空と違い、プクッと膨れていないところに好感が持てます。



TUNGSTEN
字が薄くて読みづらいのですが、ヒール側に『TUNGSTEN』の文字があったので、ウェイトとして組み込まれているのが分かりました。

中空はもちろん、他のアイアンでもおなじみです。

それだけウェイトを組み込まないと、適正な重量バランスや重心位置を維持できないということでしょうか?

中空の利点でもある、『外すっきり、中複雑』だと思います。



彫りの深さ
外見的な彫りは浅く、こうして見るとマッスルバックのようにも見えますが、中空独特の何ともいえない雰囲気があります。

しかし、かなり工夫しているようです。

中空っぽく見えないよう、メーカーが配慮して設計しているのではないでしょうか?

クラブはまず『外見』から入るので、決して無視することはできません。



トップライン
トップラインはちょっと厚めですが、中空タイプのアイアンの中では標準的といっていいように思います。



ソール幅
ソール幅も見慣れた感じで、特に変わったところは見られません。



ソール形状
ソール形状は平らというわけではないですが、かなり緩やかな丸みがあって、リーディングエッジとトレーリングエッジが微妙に削られています。

今のアイアンはソール形状にも、『メーカーの主張』といいますか、独自の変わった工夫が見られることが多くなりましたが、このアイアンにはそういったところは見られません。



ネック長さ
ネックは、やや短めですが、今はこれくらいがスタンダードです。



ミーリング無し
フェース面は『スタンプタイプ』のシンプルな仕上げになっています。

中空だからでしょうか?

フェース面にミーリングを入れたり、スコアラインを工夫したりすることは無いようです。

あまり手をかけたくないのかもしれません。

たとえ中空であっても、日本で少数生産のアイアンだったら、もっといろいろな物が見られるんだろうな・・・。と思いました。

こういったところは合理的な海外メーカーらしい特徴です。



装着されているグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングで好感が持てます。

最近はこのグリップに出会うことが多いように思います。

今年の流行なのでしょうか?



振り感
素振りをしてみると、なかなか良いです。

やや軽量感がありますが、頼りない感じはしません。



構え感
ボールを前にして構えてみても、好感が持てました。

ストレートタイプで、ラインも出しやすそうです。

トップラインの厚みが目立ち、もっと狭い方が私は好きなのですが、これは仕方ありません。

『中空の置き土産』といったところでしょうか?

中空タイプによく見られる厚みです。

ユーティリティアイアンだけでなく、普通のアイアンでも中空タイプはボテッとして、アイアンのイメージで構えづらいものも過去にはありましたが、このアイアンは完全にアイアンとして構えることができます。

どっちつかずではなく、しっかりとアイアンとして主張しているところがいいです。

こうして構えてみると、結構『小顔感』があることに気づきました。

こういったことは、これまでの中空にはあまり見られなかった特徴です。



試打を開始しました


フェース面
『打感』はもうひとつでした。

中空なので予想していたのですが、ひょっとしたらすごく良くなっているのではないかと期待していました。

しかし、よくある『中空らしい』打感です。

私はこの打感があまり好きではないのですが、中空を普段使っておられる方には馴染みがあって、好感が持てるのではないでしょうか?



トゥ側
球はよくあがってくれました。

構えたときにイメージした高さよりも、高い弾道で飛んでいきました。

バックフェースにTUNGSTENの文字があったので、かなりたくさんのタングステンが使われていて、重心が低くなっているのでしょうか?

このようなタイプはどうしても『上から』潰して打ちたくなりますが、横からはらうイメージでも、結構浮かせてくれるアイアンだと思いました。

カッコ良くてシャープなアイアンが好きだけど、ダウンブローが苦手だ・・・。という方は、頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?

球はよくあがってくれてイージーさを感じたのですが、いわゆる『めくれるような』弾道ではないので、結構スピンも少なめで、グリーンでは止まってくれないのではないかな?と思いました。

球質が、やや軽めで少し流されるような弾道です。

あくまでも私の理想として、グリーンの真上からズドーンと落としていって、そこから短く2バウンドくらいして、ピンに絡んで欲しいのですが、このようなタイプのアイアンではそれが難しいように感じました。



バックフェース
『安定性』が高く、打点のブレにも強いです。

ここに一番驚くといいますか、このアイアンの特長が出ているように感じました。

打感を犠牲にして、ここの部分を高めているのは間違いないようです。

外見はマッスルバックのようでも、実際はフルキャビティの易しさがある・・・。

これこそが『中空の醍醐味』といえるのではないでしょうか?

結構な小顔タイプでありながら、ここまでの寛容さを感じるアイアンは記憶にありません。

少しヒール側で厚く入っても、逆にトゥ側で薄く入っても球筋はブレにくく、ストレートに近い弾道で飛んでいきました。

見た目はマッスルバック、易しさはフルキャビティ、あるいはポケキャビ並のアイアンといっていいように思います。



飛距離性能
『飛距離性能』も優れていて、よくある『番手飛ばし』のアイアンです。

この飛距離を見ると、7番アイアンには思えなくなりますが、これが今のスタンダードではないでしょうか?

ヒッター向けなのは間違いないですが、そのハードルは意外と低く、それほど使い手を限定しないアイアンです。



操作性
『操作性』という点では、結構いい顔をしているせいか、曲げることもできましたが、どうしても安定感が勝ってしまうように感じました。

いい意味で、『安定性』『易しさ』が操作性を邪魔しているといっていいでしょうか?

球がつかまり過ぎないので、私のようなフッカーでも安心感がありますし、フェードヒッターの方にもまとめやすいアイアンといっていいように思います。

自然につかまえてくれるアイアンではないですが、右へすっぽ抜ける感じはしません。

曲球も打てますが、どちらかといえば『セミーオートマチックタイプ』のアイアンだという印象をもちました。



試打後の感想


ヒール側
見た目はシンプルですが、かなり工夫されているといいますか、ハードルを下げているというのが、球数をこなしていくほど強く感じられました。

ヘッドの中はどうなってるんだろう?と中を割ってみたくなるほどでした。



TaylorMade P790 アイアン
易しいアイアンを使いたいけど、それでもやっぱりカッコよさは捨てられない・・・。

という方にピッタリのアイアンだと思います。

マッスルバックのようなシンプルな形状でありながら、実際の性能はポケキャビ並の易しさがあるので、そのギャップに驚かれる方がいらっしゃるかもしれません。



TaylorMade P790 アイアン
テーラーメイドのアイアンといえば、過去にフォージドアイアンがありながらも、どちらかというと『ステンレスのポッチャリ系』というイメージが強く、親近感をもてないことも多かったのですが、このように全く別のモデルも発表し、さすが開発力があるな・・・。と思いました。



TaylorMade P790 アイアン
シャープでカッコいいアイアンではありますが、全体的な質感や構え感、打感などが私の好みからは外れているので、いいアイアンだな・・・。と思いつつも、それ以上気持ちが盛り上がることはありませんでした。



TaylorMade P790 アイアン
ただ、これはあくまでも私の好みであり、このアイアンが優れていないということではありません。

むしろ、これだけたくさんの工夫をして、私たちゴルファーを楽しませてくれるメーカーには感謝しています。



TaylorMade P790 アイアン
一時期、テーラーメイドはニューモデルの出る頻度がとても高くて、他のメーカーが追随できないところがありました。

それがいつの間にか落ち着いてきて、他のメーカーと足並みをそろえるようになりましたが、これからもテーラーメイドには、『流行の先駆者』で有り続けて欲しいです。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2021年06月09日
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テーラーメイド HI-TOE RAW ビッグフット ウェッジ

                 



テーラーメイド HI-TOE RAW ビッグフット ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド HI-TOE RAW ビッグフット ウェッジicon です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは58度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子 です。



テーラーメイド ハイ・トウ ロウ ビッグフット ウェッジ 正面
テーラーメイドの新しいウェッジです。

昨年、
同じようなモデルを試打しましたが、このウェッジはまた微妙に違うようです。

前のモデルは『カッパーっぽい』質感でしたが、このウェッジは違います。

カッパーもいいですが、このウェッジも重厚感があっていい感じです。

私はクラブを見たときに『重厚感』といいますか『重量感』といったほうがいいのかもしれませんが、『軽さ』ではなく、『重さ』を連想させるクラブに魅力を感じます。

それは軽すぎるクラブでたくさんミスをしてきたからなのかもしれません。



側面
標準的な大きさです。

名前の通り、トゥ側が伸びていますが、こうして見てもそれほど違和感はありません。



ソールの穴
この大きな凹みは前のモデルにも見られました。

ここをくり抜いて重心を高くしているのだろうと思います。



HI-TOE
HI-TOE、まさにトゥ側が高くなっているウェッジです。

こうすることで、さらに重心が高くなっているのではないでしょうか?

クラシックバレエのトゥシューズではないですが、『つま先立ち』のウェッジといっていいのかもしれません。



WIDE・15
この文字は前のモデルにも見られました。



ソール幅
ソール幅はやや広めですが、サンドウェッジということを考えると普通です。

トゥからヒールにかけて、テーパーになっているのではなく、真ん中部分が少し狭くなっています。



ソール形状
ソール形状にかなりの工夫が見られます。

最近はこのようなウェッジが多くなったので驚くようなことはないですが、クラブに革新的な技術を注ぎ込むテーラーメイドなので、この形にも理由があるのだと思います。

ソールにもミーリングがありました。



ネック長さ
ネックの長さはしっかりキープされていますが、ウェッジとしては普通です。

ロングというほどではありません。

前のモデルはスルーボアのようになっていましたが、このウェッジは違うようです。



ノーメッキのフェース面 錆びているところが懐かしい ミーリングあり
フェース面だけがノーメッキのようです。

ノーメッキといえば、クリーブランドやフォーティーンのウェッジを愛用していたことがあるので、懐かしいです。

フェース面を指で触ってみるとザラザラしていました。

ザラザラしているのですが、ガツガツくるような『強め』ではなく、『目の細かな』感じのザラザラ感です。

砂鉄をフェース面にまぶしているような感じ・・・。といったら伝わりやすいでしょうか?

このフェース面は好みがはっきり分かれるところだと思います。

ノーメッキなので錆びが発生しますが、それがまたいい味を醸し出します。

フェース面には変わった形のミーリングがありました。

これは見たことがありません。

何となくですが、『水はけ』が良さそうです。



装着されているグリップ
装着されているグリップは最近よく見かけます。

ソフトなフィーリングで、アイアンやウェッジに適したグリップです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、見惚れるようなことはなかったのですが、なかなかいい感じでした。

ヘッドの据わりがいいので、グラグラ浮くことなく、アドレスがすぐに決まります。

ソール形状(特にヒール側)を見たときに、この据わりの良さは予想できました。

『ブラックホール』といったらオーバーですが、何もかも吸収するかのような、この雰囲気が魅力的です。

黒は収縮色ですが、『吸収色』といっていいかもしれません。

これなら晴れの日のラウンドで、太陽がどの位置にあっても眩しくはならないと思います。

このウェッジはフェース面のほぼ全てにスコアラインがあって変わっているのですが、それがあまり目立たず、前のモデルと大きく違うところです。

顔自体も『逃し系』で、カットに打っていくイメージが出しやすいです。



開きやすさ
開いて構えてみたのですが、いい感じです。

開きづらいウェッジはヒールの部分が膨らんで邪魔することが多いのですが、このウェッジはそうではありません。

このまま開いてボールの下をくぐり抜けていけそうです。

グースタイプではなく、ストレートタイプではありますが、ほんの少し『ベントネック』になっていて、微妙に曲がっています。

これは好みが分かれるところかもしれませんが、私は好感を持ちました。

勢いを殺した『弱い球』をイメージしやすくなるからです。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は好感が持てました。

ソフトではあるものの、結構しっかりしている感じです。

ボールの乗っかり感もありました。

ボヤケた打感ではなく、ボールの質感もはっきりと感じ取ることができる打感です。



スピン性能
スピン性能はとても高いです。

摩擦力が高く、よく食いつき、ボールがよく止まってくれました。

『静かなるスピン性能』といったらいいでしょうか?

『剛』と『柔』でいえば、柔だな・・・。と思いました。

穏やかで計算しやすいスピン性能です。

高重心だからでしょうか?

途中でスピンが解けること無く、しっかりと掛かり続けてくれました。



トゥ側
球を拾いやすく、いい感じであがってくれます。

ストレートタイプで『歯先』で拾うことができ、薄いライでも活躍してくれそうですし、出球のイメージよりも少し高めに浮いてくれました。

ロブ系のショットにも、かなり適したウェッジです。



バックフェース
『安定性』は普通です。

特別大らかなタイプだとは思いませんが、これくらいの普通がベストな気がします。

オートマチック系のウェッジではありません。



距離感
『距離感』という点では、何球か転がして(浮かせて)みて合わせることができました。

イメージよりも少し浮く感じだったので、飛びすぎないといいますか、やや突っ込み気味くらいがちょうどいいように感じました。

飛びすぎないウェッジなので、実戦でも大いに役立ってくれそうです。



操作性
『操作性』はとても高いです。

フェースの開閉をしやすく、抜けが良いので、かなり思い切った使い方をすることができます。

私はこういうタイプのウェッジはロブ系の球で遊びたくなるのですが、それがとてもイージーでした。

『転がし系』もいけると思いますが、どちらかといえば『浮かし系(ロブ系)』で真価を発揮するウェッジだと思います。



試打後の感想


ヒール側
テーラーメイドらしい、かなり工夫がされたウェッジです。

テーラーメイドはアイアンやウェッジ系が得意なメーカーですが、ウェッジにも力を入れてきているということなのだと思います。



TaylorMade ハイ・トウ ロウ ビッグフット ウェッジ
テーラーメイドのウェッジはこれまでいくつか手にしたことがありますが、タイトリスト(ボーケイ)やキャロウェイほど多くありません。

最も親近感をもつのがクリーブランドですが、これからはテーラーメイドのウェッジも、もっと積極的に試してみたいと思います。



テーラーメイド HI-TOE RAW BIGFOOT WEDGE
一時期、かなりノーメッキが流行りましたが、いつの間にか見なくなりました。

メッキタイプよりもノーメッキのほうが高価なことが多いので、何故なんだろう?と思っていました。



TaylorMade HI-TOE RAW BIGFOOT WEDGE
ノーメッキのほうがメッキよりも確実にスピンを掛けられるとは思いませんが、使う価値は充分あると思います。

フェース面がツルツル滑るようなウェッジは今も普通にありますが、このウェッジのようにザラザラ感があって、しかも特別なミーリングが施されているものは実戦向きだといえます。

テーラーメイドはいつも『流行の発信者』なので、再びノーメッキが流行りだすかもしれません。

ただどうしても錆が発生してしまうので、メッキタイプよりもこまめな手入れが必要となってきます。



TaylorMade HI-TOE RAW ビッグフット WEDGE
キャビティタイプやウェイトが組み込まれたようなオートマチックタイプのウェッジを好まれる方には合いづらいところがあるかもしれません。

完全にマニュアルタイプのウェッジで、ショートゲームが得意でロブ系やピッチ系のような『止める球』で勝負していきたい方には頼もしい相棒となってくれるのではないでしょうか?



TaylorMade HI-TOE RAW ビッグフット WEDGE
久しぶりにノーメッキウェッジに触れたので、懐かしさがこみあげてきました。


構えやすさ・・・・・☆☆☆
打感・・・・・・・・☆☆☆☆
スピン性能・・・・・☆☆☆☆☆
あがりやすさ・・・・☆☆☆☆
安定性・・・・・・・☆☆☆
距離感・・・・・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・・・☆☆☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2021年06月02日
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テーラーメイド P7TW アイアン

                 

テーラーメイド P7TW アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド P7TW アイアン の7番 です。



TRUE TEMPER Dynamic Gold TOUR ISSUE
シャフトは ダイナミックゴールド ツアーイシュー です。

ロフトは35度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子 です。



正面
とてもカッコいいテーラーメイドのマッスルバックアイアンです。

テーラーメイドのアイアンといえば、ポケキャビや中空のイメージが強いですが、昔から無かったわけではありません。

タイガー・ウッズ選手モデルということで、やはりマッスルバックです。

タイガー・ウッズ選手はアマチュア時代からずっとマッスルバックを使っていて、キャビティのイメージはありません。

ナイキのクラブを使っていた時代が長かったのですが、私はやはりミズノやタイトリストアイアンのイメージが強いです。

アイアンはミズノかタイトリスト。

ドライバーはコブラかタイトリスト。

特に975Dは印象に強く残っています。

それから、アーニー・エルス選手が使って大ヒットした『983K』『V1』へと続いていきます。



側面
一切贅肉の無い、シンプルな形状です。

余分な機能を付けずに、全てタイガー・ウッズ選手の技量でカバーするということなのでしょうか?

お助け機能は無い分、リターンも大きいような気がします。

易しすぎると、そこに『曖昧さ』が生じてしまいますが、このアイアンにはそのようなことが無いようです。

ショットにおける全てのこと(高さやスピン・方向性や距離感など)を把握しておきたいというプレイヤーのためのクラブといえるのかもしれません。



フラットバック
フラットバックタイプです。

最近はマッスルバックでもバックフェースの形状の工夫が見られるものが多くなって多様化していますが、このアイアンは昔ながらのシンプルなデザインです。

タフな環境で行われるUSPGAツアーは、このようなタイプのほうが合いやすいのかもしれません。

こうして見ても、やはり『刀』だな・・・。と思いました。

切れ味が鋭そうな名刀の雰囲気があります。



トップライン
トップラインも薄くてシャープです。

すごく構えやすそうで、いいイメージが出せそうです。

このイメージの出しやすさが、クラブの『易しさ』に直結するように思います。

球があがりやすいとか、スイートエリアが広いといったことも重要ですが、私は『構えやすさ』を重視しています。

いいイメージが色濃く出れば出るほど、ショットの成功率が高まることを実感しているからです。



ソール幅
ソール幅は狭いですが、昔のアイアンからすると普通といっていいように思います。

特別狭いとは思いませんが、今のアイアンの中では明らかに狭いですが、レベルブローではなくダウンブローで捉えていきたい方には親近感のもてるソールといえるのではないでしょうか?



ソールのミーリング
ソールにはミーリングのような工夫が見られます。

これは以前試打したウェッジにもありました。

他のメーカーでは見られない工夫ですが、テーラーメイドがやっていることなので、おそらく大きな意味があるのだと思います。

この溝は真っ直ぐですが、円を描くような曲線だと、どうなるのかな・・・?などと思いながら見ていました。

アイアンに限らず、クラブは『自然に閉じながら』ボールを捉えていくものなので、それに合わせて曲線でも面白いと思います。

アイアンやウェッジのフェース面へのミーリングには、いろいろなタイプがあり、メーカーによって特徴があるので面白いです。

ソールにこの溝を入れることで接地面積を減らし、抜けが良くなるということなのでしょうか?

だとしたら、昔の『ゲタバキソール』のアイアン版といったところかもしれません。



ネック長さ
ネックは今のアイアンの中では、やや長めですが、ロングというほどではありません。

こういったところが、今のアイアンの特徴といっていいように思います。

ネックの長さよりも、細さのほうが印象に残りました。

今は太くてボテッとしたアイアンが多くなりましたが、このようにシュッとした『後ろ姿美人』のアイアンを見ると目尻も下がります。

クラブを見て、頭の中がどんよりとした曇りになることもありますが、今日はとてもクリアな快晴です。

ゴルフクラブには直接的な性能とは関係ないですが、『雰囲気』も大切です。



FORGED
ホーゼルには『FORGED』の文字があります。

FORGEDにもいろいろとあるようですが、どのような製造工程で作られているのでしょうか?

タイガー・ウッズ選手モデルということで、特別な鍛造がされているのかもしれませんが、こうして見るだけでは分かりません。

メッキの質感も普通で、特別な印象はありません。

ミラー仕上げになっていて、ピカピカ光を反射するタイプです。

私はサテン仕上げのほうが好きですが、海外メーカーはミラー仕上げが多いような気がします。

ウェッジではノーメッキを今でも見かけますが、アイアンでは見られません。

かなり錆が出てしまいますが、どのようになるのか興味があります。



MILLED GRIND
ヒール側には『MILLED GRIND』の文字があります。

ウェッジもそうでしたし、テーラーメイド独自の技術が用いられているようです。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありません。

指で触ってみると、ツルツルしたタイプではなく、適度にザラザラしています。

テーラーアイアンらしいデザインだな・・・。と思いました。

スコアラインは16本あって、7番アイアンとしては多いほうです。

私は13~14本くらいが好きですが、この間隔の狭さと本数の多さを好まれる方も多いのではないでしょうか?

本数が13本くらいだと、『押す』イメージが出しやすいですが、このように数が多いと押すというよりは『摩擦』をイメージしやすくなります。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じです。

予想通りの構えやすさです。

新しいアイアンではありますが、クラシカルな雰囲気があります。

物理的な寛容さがそれほど大きくないマッスルバックは『構えやすさ』『イメージの出しやすさ』が命です。

なので、この自然な構えやすさは必要不可欠です。

とても構えやすいですが、見惚れるようなことはありませんでした。

それは全体的な質感や雰囲気によるものです。

良くないというのではなく、あくまでも私の好みの顔・雰囲気・質感ではないということに過ぎません。

グースというのではなく、シャフトの入り方に特徴があります。

少し『右側』から挿してあるタイプです。

昔はよく見られましたが、ここまではっきりしているのは珍しいような気もします。

右に逃げるイメージが出やすいので、ストレートタイプということもあり、スライサーの方には構えづらいところがあるかもしれません。

それと当然ながら、『小顔タイプ』なので、ラージサイズやセミラージサイズを好まれる方は苦手意識が芽生えてしまうかもしれません。



軽トラック
こうして構えながら、『軽トラック』を連想しました。

どういうことかというと、『重心が浅い』ということです。

このアイアンに限らず、アイアンはウッド系のクラブと違い、重心が浅いものですが、それでもポケットにしたりウェイトを組み込んだりして重心を少しでも深くしようとして作られているアイアンが多くなりました。

ゴルフクラブと違い、車には『重心の浅さ』という表現は使われないと思いますが、軽トラックは明らかに重心が浅い(前にある)タイプです。

これははっきりしています。

最も重量のあるエンジンが前にあり、荷台が空だとそれが顕著です。

荷物を積むことを想定して、設計されているということもあると思います。

普通の軽トラで荷台が空の状態であれば、ちょっと力のある人だと1人で荷台を持ち上げる(車を斜めにする)ことができます。

私も過去にやったことがあり、近くで見ていた人から驚かれました。

1センチ2センチ浮かせるのではなく、数十センチ浮かせるのです。

これは凄いことかと思われがちですが、荷台が空の状態だと、それほど難しいことではありません。

逆に前を浮かせることはとても重いので難しいですが、大人が数人いればできます。

私も友人と二人で持ち上げることができました。

昔は車(特にセダンタイプ)は必ずといっていいほど『FR(前にエンジンが積んであり後輪駆動)』でしたが、今は高級車も含めほとんどが『FF(前にエンジンが積んであり前輪駆動)』になっています。

FFは振動が伝わりやすいから乗り心地が悪いと言われた時期が長くありましたが、今は技術が進んでかなり改善されています。

私の今の愛車もFFです。

昔はFRに乗っていて、FRは普段はいいのですが、雪が降ったときなどは大変です。

こういったときはFFのほうが助かります。

FFもFRも舵を取るのは前輪ですが、駆動するタイヤが後輪だとかなり厳しいです。

最適なのは四駆ですが、燃費の問題もありますし、FFだと前輪にチェーンを掛けただけで普通に走れます。


チェーンを掛ける
昔、友人と二人でスキーに行ったとき、小雪が降り続いていて、途中のチェーン脱着場でチェーンを掛けたのですが、雪が多くの車に踏み固められてアイスバーン状態になっていました。

安全第一で徐行するようなスピードで進んでいったのですが、チェーンを掛けた前輪だけが回転していて、チェーンを掛けていなくて駆動していない後輪は回転することなく止まったまま、氷の上を滑った状態で車が前に進んでいたのを見て、ゾッとしたことがあります。

四駆だから雪道でも必ず安全というわけでもなく、スキー場に向かう道で横滑りして身動きがとれない状態になっているのは四駆が多かったです。

四駆だから安心だと過信せずに、しっかりとチェーンを掛けて安全運転しなければなりません。

昔の車(特にポルシェなどの外車に多い)は『RR(後ろにエンジンが積んであり、後輪駆動)』などもありましたが、日本車はもちろん今の車の多くが前にエンジンを積んでいます。

なので、前に重心がきていて、ゴルフクラブ風にいうと『浅重心タイプ』です。

これからガソリンエンジン車が作られなくなり、電気自動車になると、また構造が大きく変わってくるかもしれません。

かなり話が横にそれてしまいましたが、このアイアンの顔を見ながら、そんなことを考えていました。

そう考えると、今のクラブ(特にドライバーやFWなどのウッド系)は『RRタイプ』が多いのかもしれません。

ヘッド後方に膨らみが大きくなり、大きなウェイトがバックフェース寄りに組み込まれていることが多いです。



試打を開始しました


フェース面
打感はとても素晴らしいです。

心地よい柔らかさと厚みのある打感がたまりません。

ボールへの食いつき方も凄いです。

この『分厚い』打感があるから、マッスルバックはやめられません。

フェースがボールをしっかりとつかんで乗せて運ぶイメージが出せます。

インパクトからフォローにかけて距離感を出していけるタイプです。

今のディスタンス系はバーンと弾いて終わり・・・。といったところがあるので、このようなフィーリングは得られません。

『濃い接触』ではなく、『薄い接触』です。

希薄な関係といっていいかもしれません。

そのような今どきの打感が好きだと言われる方もいらっしゃると思いますが、私はやはりこのような厚みと柔らかさのある打感が好きです。

一球打つ毎の情報量も半端ありません。



トゥ側
球のあがりやすさという点では、打ち出しのイメージも合いやすいですし、昔ながらのノーマルな感じがしますが、明らかにヒッター向けです。

標準的なロフトではありますが球が浮きづらいと感じられる方は少なくないかもしれません。

最近のアイアンはロフトが立っているものがほとんどで5番アイアンのような見え方なのに、あがりやすさは8番から9番くらいに感じられるものが多くなりました。

それはメーカーの研究が進んで素晴らしいことだと思うのですが、どうしても構えたときに浮かんだイメージと実際のギャップがあって、打っていても易しいと感じることはあっても、もやもやした感じ・・・。といいますか、心地いいと感じないことが多いです。

なので構えたときに、フェースの傾き(ロフト)をあまり見ないようにしているのですが、このアイアンは構えたときのイメージと出球の高さが合いやすいです。

接触時間の短い、フワ~っとしたあがりやすさではなく、ボールがしっかりとフェースに乗って駆け上がっていっていくような『スピンの効いたあがり方』です。

『スタンディングロフト』のイージー系アイアンは確かにロフトが立っているもののあがりやすくなっていて、『高さで止める』ことができるのかもしれませんが、どうしてもスピンが足りないように感じます。

ボールの低スピン化と同時に、ドライバーも低スピン性能があがりましたが、アイアンも低スピン化が進んでいるのではないでしょうか?

いろいろなアイアンを試打して、そう感じます。

手前に受けていてグリーンが柔らかい状態だとボールも止まってくれるように思いますが、砲台グリーンやポテトチップスグリーンでコンパクションが高いと、なかなか止まってくれないような気がします。

やはりインパクトでしっかりとフェースに乗せて『押せる』タイプでないと、スピンが効きづらく、止められないように感じます。

ラウンドしているときは、ティショットでは普通『無風』か少しフォローくらいがちょうどいいですが、グリーンに近づくにつれて無風か少し『アゲインスト』になってくれるほうが易しいです。

ずっと無風がベストではありますが、自然のなかでそれはありえません。

グリーンが近くなってボールを止めたいときに、フォローだとスピンがほどけて、なかなか止まってくれないので難易度があがってしまいます。

しかし適度にアゲていると、スピンが効いて止めやすくなるので易しさは倍増します。

ウレタンカバーのスピンタイプのボールは確かによくスピンが効いてくれますが、昔の糸巻き(ロイヤルマックスフライ)を愛用していた者から言わせていただくと、だいたい『5~6割』くらいといったところでしょうか?

もちろんバックスピンが掛かりすぎてしまうとまた違う難しさが生じてしまいますが、どうしてもスピンを効かせたいときがありますし、ゴルフに限らずどの球技でもスピンは切っても切れない関係にあります。

そんなことを、このアイアンが放つ弾道を見ながら考えていました。

やはり、これくらいの食いつきがあって、『弾く』のではなく、『しっかりと押して(乗せて)』運んでいけるアイアンに魅力を感じます。



バックフェース
『安定性』という点では、かなり正直なタイプで、シビアさは今のマッスルバックアイアンの中でもトップクラスといえるのではないでしょうか?

『エリア』や『ゾーン』ではなく、『点』として捉えていくべきアイアンです。

アイアンに寛容さを求めておられる方には合いづらいところがあるかもしれません。

今のマッスルバックやハーフキャビティは結構易しさが進化していて、ハードルが下がってきているように感じることがありますが、このアイアンは本来のマッスルバックらしい特徴をもっています。

『白は白、黒は黒』というように、このはっきりとした性格を好まれる方もいらっしゃると思いますし、はっきりせずに曖昧さを良しとされる『グレー派』の方には親近感がもてないかもしれません。



飛距離性能
『飛距離性能』という点では、今のアイアンの中でも明らかに飛ばないタイプです。

飛ばないというよりは『飛びすぎない』ことにフォーカスして作られたアイアンといっていいのではないでしょうか?

アイアンは元々飛ばすのが目的のクラブではなく、『正確に刻む』のが目的のクラブなので、『本来の性能』に戻ったといえるかもしれません。

最近はアスリート系のアイアンでも距離が出やすいものが多くなりましたが、このアイアンは全く違います。

飛距離よりも距離感、『縦のコントロール』を重視したアイアンといっていいのではないでしょうか?


凧揚げ
球を打ちながら、子供の頃によくやった『凧揚げ』を思い出しました。

最近はなかなか空き地が無いので、凧揚げをしたことがないという方もいらっしゃると思います。

私が子供の頃は凧揚げやコマ回しなど、アナログな遊びをよくしていましたが、今はそのような場所が少なくなっているので、子供の遊びはデジタル化しているように思います。

凧揚げは凧を風に乗せて高くあげたり、凧同士を喧嘩させたりする遊びですが、大切なのは『コントロールする』ということです。

10mくらいではどうということはないですが、微風状態でも100mくらい高くあげるとかなり風の影響を受けて凧が暴れだしますし『抵抗』を受けて重くなってしまいます。

そんなときは負けないように、糸をしっかりと張って凧をコントロールしなければなりません。

丈夫な糸でしっかりと張っているから凧を操作できるわけですが、そういったことを、このアイアンの『飛びすぎない』性能を肌で感じながら思い出していました。

しかし今の多くのアイアンは、まるで『糸が張っていない状態』といいますか、『糸が切れてしまったような状態』に感じられるものがあります。

距離をコントロールできず、飛びすぎてしまい、まさに『糸が切れた状態』です。

昔のクラブは縦の距離はもちろん、かなり方向性もばらついていましたが、今のクラブは曲がりにくいものが多いので、コントロールできなくても、ほぼ真っ直ぐ飛ぶものが多くなっているのですが・・・。

アイアンに求めるものは人それぞれで、少しでも飛ばしたいという方もいらっしゃると思いますが、私は飛びすぎないアイアンが好きなので、このアイアンには親近感をもちます。

先程も書きましたが、『出球のイメージ』が合いやすいのも魅力的です。



操作性
『操作性』は最高で、いろいろなショットを楽しめるアイアンです。

直進性といいますか、必要最低限の寛容さだけを残して、あとは全て『打感』と『操作性』にもってきているようです。

グースタイプではなく、ストレートタイプを好まれる方でしたら、ドローヒッターの方にもフェードヒッターの方にも扱いやすいアイアンといえるのではないでしょうか?

プレイヤーの持ち球で勝負していけるアイアンです。

タイガー・ウッズ選手のように、まるで『顕微鏡をもったかのような高い精度』をほこるプレイヤーのために作られたアイアンといえるのではないでしょうか?

最近は少なくなりましたが、大きく曲げることも苦にしないアイアンなので、曲げることを楽しみたい方、真っ直ぐ飛ばそうとするのではなく、あえていろいろな球を打ってスイングを作っていきたい方にも合いやすいのではないでしょうか?

今は大きなクセではなく、『ちょっとだけ』クセのあるアイアンもありますが、このアイアンには見られず、『ニュートラル』な印象をもちました。

そういった意味では、まだ色のついていない『純白』な状態といえるのかもしれません。



試打後の感想


ヒール側
構えやすくて、打感や操作性も最高レベルで、アイアン好き・マッスルバック好きにはたまらないアイアンです。

先程も書きましたが、テーラーメイドにはマッスルバックのイメージはありません。

しかし、またこのようなアイアンを発表して欲しいです。

タイガー・ウッズ選手モデルということで、限定販売なのだそうです。

昔はプロモデルのクラブが飛ぶように売れた時代がありましたが、今は違いますし、特にタイガー・ウッズ選手モデルは爆発的に売れるといったことが無いように思います。

世界ナンバーワンプレイヤーで多くのファンをもっていますし、常人離れしたパフォーマンスを発揮するので、タイガー・ウッズ選手だから使いこなせるのだろう・・・。という心理が働いているのではないでしょうか?



TaylorMade P・7TW アイアン
タイガー・ウッズ選手モデルで限定発売ということで、かなり高価なようですが、全体的な質感も普通で、特別感はないですし、コスパが高いとは正直思いませんでした。

もちろんタイガー・ウッズ選手のファンの方は注目のクラブだと思います。

私もタイガー・ウッズ選手が大好きですが、購買意欲が強く刺激されたか?と聞かれれば、『それほどでもない』というのが正直な感想です。



TaylorMade P・7TW アイアン
それはこのクラブに決定的な落ち度があるというのではなく、昔と違い『プロモデル』にあまり興味が無くなったということもありますし、値段に見合う『特別な何か』を感じないからです。

全体的な質感などもそうですし、他のアイアンと差別化できているとは思いませんでした。

それと、今は魅力的なクラブがたくさんあるというのも大きな理由です。



TaylorMade P・7TW アイアン
特別だけど特別じゃない・・・。といったところでしょうか?

確かにカッコいいアイアンだけど、もし違うメーカーがタイガーモデルを作るとしたら、別のアプローチの仕方(設計や製造・仕上げ)をしただろうな・・・。と思いました。



TaylorMade P・7TW アイアン
タイガーウッズ選手の事故はとてもショッキングなことでしたが、順調に回復して、しっかりと治してから、再び私たちファンにその勇姿を見せてもらいたいです。

そしてマスターズで松山選手と優勝争いをして、日本だけでなく世界中を熱狂させて欲しいです。

タイガー・ウッズ選手の一日も早い回復を祈ります。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆
安定性・・・・・☆
飛距離性能・・・☆
距離感・・・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2021年05月27日
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テーラーメイド SIM グローレ レスキュー

                 

テーラーメイド SIM グローレ レスキュー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド SIM グローレ レスキューicon の4番 です。



Air Speeder TM
シャフトは Air Speeder TM です。

ロフトは21度、クラブ長さは40インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は50g、トルクは3.9、キックポイントは先中調子 です。



正面
テーラーメイドグローレシリーズのハイブリッドです。

このクラブは発売されて半年以上経ちますが、まだ試打していなかったことに気づき、試打してみることにしました。



側面
やや大きめなサイズで、ソールの丸さが強調されています。



ウェイト
ヒール側には大きなウェイトが配置されています。



溝
ソールには溝があります。



溝の深さ
溝は深くなく、『段差』といったほうがいいほどです。



TWIST FACE
フェース面のトゥ側には『TWIST FACE』の文字がありました。



ネック長さ
ネックの長さは標準的で、調整機能は搭載されていません。



シャローバック
シャローバックタイプです。



顔
つかまりそうな顔ですが、極端ではありません。

ボリュームもありますし、つかまりそうで安心感をもたれる方は多いのではないでしょうか?



カーボンクラウン
このカーボンクラウンも見慣れてきました。

次のモデルは何色になるのでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみると、好感が持てました。

こうしてボールとの対比で見てみると、それほど大きすぎない感じがします。

つかまえ系の顔ですが、それが強調されていません。

こういったところがグローレのいいところです。

易しさの中にも『気品』のようなものが感じられます。

白は膨張色なので、フェースを被せればそれが黒よりも強調されてしまいますが、それを感じさせないほど、いい具合に仕上がっています。

フェースだけを見ると被っているように見えますが、白く塗られたバルジがそう見えないように工夫されています。

最近はこのようにバルジとフェースの向きが一致しないものが多くなりました。

フェースは被っているけど、そう見えないようにメーカーが工夫しているのではないでしょうか?



オリジナルグリップ
装着されているグリップはこれまでも出会ってきました。

ソフトなフィーリングと、グリップパターンに特徴があります。

テーラーメイドはシャフトやグリップにはあまり力を入れていないといいますか、ヘッドほどの熱意を感じないことがあるのですが、グローレシリーズはそうではありません。



振り感
素振りをしてみた感じはまずまずです。

軽量感があって、走るタイプのシャフトです。

顔もそうですが、シャフトも先が動く感じなので、かなり『つかまり』に力を入れているように感じます。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、なかなかいい感じです。

これまでも出会ってきた、テーラーメイドらしい弾き感のあるフィーリングです。

『球持ち』というよりは、明らかに『球離れ』で勝負している感じがします。



打球音
『音』も、これまで何度も耳にしてきた音です。

ややはっきりした音ではありますが、大きすぎず高すぎず、好感が持てます。



トゥ側
球はあがりやすいですが、今のクラブの中では平均的といっていいと思います。

球のあがりやすさよりも、つかまりやすさのほうが印象に残りました。

オシャレでカッコいいクラブですが、タフなタイプではなく、ハードルは高くありません。



バックフェース
スイートエリアは広めでイージーですが、私にはややつかまりすぎた感じで、初球からフックボールを打ってしまいました。

構えたときはそこまでフックするイメージはなかったのですが、思いの外つかまりやすいです。

これは顔の向きというよりは、ソールにある大きなウェイトが効いているんじゃないかな?と思いました。

フェースが返りやすいクラブです。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れています。

易しく高確率で飛ばしていけるハイブリッドです。

ミスヒットへの寛容さもあり、飛距離にそれほどバラつきは見られません。



操作性
『操作性』という点では、私はフック系のほうが自然に感じましたが、スライサーの方はちょうど相殺されて真っ直ぐ飛びやすくなるのではないでしょうか?

コスって右にフケるはずの球がフケず、ほぼ真っ直ぐ飛ぶ感じです。

絶対に曲がらないというクラブではないので、『セミオートマチック』タイプのクラブだという印象をもちました。

右に曲がりにくいのは確かです。



試打後の感想


ヒール側
グローレらしく、美しくて高級感がありますが、基本性能もしっかりしています。



TaylorMade SIM GLOIRE レスキュー
エグゼクティブゴルファーの方はもちろん、アスリートゴルファーの方にも支持されやすいのではないでしょうか?



TaylorMade SIM GLOIRE レスキュー
美しいクラブでありながら美しいだけでなく、易しさもあって、クセがあまり無いのがいいです。

もし私がスライサーであれば、購入したかもしれません。



TaylorMade SIM GLOIRE レスキュー
次回作にも期待が持てます。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2021年05月12日
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テーラーメイド SIM2 MAX レスキュー

                 



テーラーメイド SIM2 MAX レスキュー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド SIM2 MAX レスキュー の4番 です。



TM60
シャフトは TM60 です。

ロフトは22度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は63g、トルクは2.9、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドSIM2シリーズのハイブリッドです。

先日フェアウェイウッドを試打したのですが、今日はハイブリッドを試打する機会に恵まれました。

デザインが同じで、ヘッドを小さくしただけのように見えます。



側面
ハイブリッドとして、大きさは標準的です。

フェアウェイウッド同様、いろいろな工夫が見られますが、ゴチャゴチャしていないのがいいです。



SPEED POCKET
この『SPEED POCKET』はおなじみです。

フェアウェイウッドだけでなく、このハイブリッドにも『V STEEL』の文字が見られます。

私は昔、V STEELのFWは使っていましたが、ハイブリッド(テーラーメイドの場合はレスキュー)にもV STEELがあったかな?などと考えていました。



TWIST FACE
『TWIST FACE』も定番のようになりました。



ネック長さ
ネックの長さはたっぷりあって、調整機能は搭載されていません。

テーラーメイドは、この調整機能に最も積極的なメーカーだと思うのですが、最近のモデルでは見ないことも多くなりました。

調整機能よりも、ヘッドの性能に重きをおいたのでしょうか?

ウェイトも見られません。

ヘッドにウェイトがあると『芯の位置(範囲)』がブレやすくなり、見た目とのギャップが生じてしまいますが、このクラブの場合は見た目通りなのかもしれません。



ノーマルシャロー
見慣れた形状で、ノーマルシャローといってもいいように思います。



顔
予想通りのオーソドックスな顔をしています。

いわゆる『卵型』といっていいでしょうか?

ハイブリッド(ユーティリティ)には最も多い顔です。

しかし、私には『逆くの字型』といいますか、フェースが少し左を向いているように見えました。

ただ苦手意識が芽生えてしまうというほどではありません。



カーボンコンポジット
このカーボンコンポジットも見慣れた感じがします。

白いヘッドだけでなく、白と黒のツートンも、テーラーメイドが流行らせました。



装着されているグリップ
装着されているグリップも、これまで試打しています。

ソフトなフィーリングで好感が持てます。



振り感
素振りをしてみた感じはまずまずです。

ハードなセッティングではないですが、頼りなさのようなものはあまり感じず、タイミングもすぐにとれました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、まずまずです。

前のモデルとあまり変わらないような気がします。

つかまりそうな感じがしたので、少し右に向き直して、回すイメージで立ちました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は予想通りでした。

これまでのモデルと変わらないような打感ですが、少し『弾き感』が抑えられているかな?と思いました。

ガツーンと強く弾くというよりは、ややまったりした感じです。

飛ばすイメージのクラブだと、弾き感が強いほうがいいのかもしれませんが、『グリーンに乗せる』『止める』というイメージが欲しいときは、ソフトでまったりした感じがいいように思います。



打球音
『音』は聞き慣れた金属音で、『テーラー音』といっていいように思います。

『キーン』という甲高い金属音ではなく、『カチッ』という硬い感じの音ですが、大きすぎず高すぎず、集中して打っていくことができます。

音にも『温度』を感じることがあり、熱い感じのするものもあれば、このクラブのように『クール』といいますか、あまり『感情』がないような機械的な音も多いです。

起伏の激しい音と、乏しい音といったほうがいいかもしれません。



トゥ側
球はあがりやすくて、タフさは全く感じません。

4番(22度)というロフトもあると思うのですが、弾道は高めです。

アイアンで22度というと、『4番アイアン』になりますが、しっかり打たなくても、言い換えれば少しダフる感じでアバウトに打ってもしっかりあげてくれるのがハイブリッドの利点です。

これまでは『ヒッター有利』といわれてきた『200y前後』の距離ですが、今はこのような高性能で親しみやすいクラブがたくさん登場しているので、有利さは縮まったような気がします。

このクラブは高い放物線を描いてキャリーをしっかり稼いでいけるので、グリーンに乗っても結構止まってくれるような気がしました。



バックフェース
気難しさはなく、イージーなタイプですが、安定性という点では、今のクラブの中では普通です。

ある程度の直進性があるので、打ち出し方向さえ間違わなければ大きなケガにはなりにくいように思います。

球はしっかりとつかまってくれ、右にフケる感じはしません。



飛距離性能
『飛距離性能』も、好感が持てました。

易しく飛ばしていけるタイプです。

先ほども書きましたが、スインガータイプの方にも、距離が出やすいクラブといっていいように思います。

スピンも効いていて弾道も高くなりやすく、やや軽めの球質が特徴です。

風に乗って、『フワー』と浮かんでいくような弾道でした。

羽毛を手のひらに乗せて、フゥーと息を吹きかけて飛ばしていく感じ・・・。といったらいいでしょうか?

弾道を目で追いながら、昔、子供の頃にしていた遊びを思い出しました。



操作性
『操作性』はそれほど秀でている感じはなく、どちらかといえばオートマタイプのクラブだと思います。

私にはつかまりが良すぎたので、左へ行きやすく、強めにカットボールも打ってみたのですが、あまり大きく右には曲がりませんでした。

やはり打ち出し方向を決めて、そのラインにヘッドを沿わせるくらいがちょうどいいのかもしれません。



試打後の感想


ヒール側
外見上は大きな変化は見られないですし、前のモデルのマイナーチェンジ版といっていいと思うのですが、一番印象に残ったのが『イージーさ』です。

球はよくあがりますし、左右へのブレも出にくいです。



TaylorMade  SIM2 MAX レスキュー
打ち比べていないのではっきりとは分かりませんが、おそらく前のモデルよりもハードルが下がり親しみやすさが増しているのではないでしょうか?

大きさなどはあまり変わらないものの、弾道の高さが印象的でした。

最近のハイブリッドは反発性能と低スピン性能が増して、グリーンを『上から』ではなく、『やや斜め上から』狙うイメージのものが多くなったような気がするのですが、このクラブだと上から狙っていきやすいです。



TaylorMade  SIM2 MAX レスキュー
カッコいいクラブですし、おそらく契約プロも使うモデルだと思いますが、私たち一般ゴルファーにも手の届きやすいクラブだという印象をもちました。



TaylorMade  SIM2 MAX レスキュー
オートマチックタイプでありながら、昔のようなあのゴツゴツとした感じがなく、すっきりしているのもいいです。

『狙いやすさ』という点でも向上しています。



TaylorMade  SIM2 MAX レスキュー
バランスのとれた、『性格の丸い』ハイブリッドです。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2021年04月21日
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テーラーメイド SIM2 MAX アイアン

                 

テーラーメイド SIM2 MAX アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド SIM2 MAX アイアン の7番です。



20210421163552
シャフトは TENSEI BLUE TM60 です。

ロフトは28.5度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は54g、トルクは3.1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は369g です。



正面
テーラーメイドのニューアイアンです。

テーラーメイドらしい、ステンレス色の強い、メカニカルなアイアンです。

先日、『OS』というアイアンを試打しましたが、姉妹モデルであることは明らかです。



側面
結構大きめのヘッドです。

OSがオーバーサイズで、こちらがノーマルサイズということでいいと思うのですが、大きさも充分あり、セミラージサイズといっていいように思います。

ステンレス系で、いろいろなパーツが組み合わさったアイアンを好まれる方には、とても魅力的なデザインといえるのではないでしょうか?



彫りの深さ
彫りの深さもたっぷりあって、フルキャビティに後からパーツを付け足したように見えます。

そういえば、最近はポケキャビをあまり見なくなりました。

ただ、こういったことは流行のようなもので、いずれまた見られるようになると思います。



トップライン
トップラインは厚めです。



ソール幅
ソール幅は、やや広めではありますが、極端な広さではありません。



ネック長さ
ネックの長さも今のアイアンの中でも標準的です。

こうして見ると、極端な低重心にはしていないのかもしれません。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありません。

ごく普通の『貼り付け感』のあるフェース面です。

ただ、以前のモデルよりもフェース面の質感が良くなったような気がします。

テーラーメイドのアイアンは、フェース面に好感が持てないことが多かったのですが、このアイアンはなかなかいい感じです。



装着されているグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングで好感が持てます。



振り感
かなり軽量感がありますが、こういうクラブこそ手先で振らずに、体全体を使って振るように心がけています。

手先で振ってしまうと、大きなミスを誘発してしまうので、ゆっくり振ってタイミングを整えました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。

もっとクセがあって、きつい感じだろうと思っていたのですが違いました。

グースが利いていますが、強すぎません。

トップラインも厚いですが、イメージがボヤけるほどではありません。

グースタイプではありますが、ヒール周りがボテッとしていないのがいいです。

これまでのモデルは、ここがボテッとしているものが多かったので、かなり良くなったように感じました。

見とれてしまうということはないものの、苦手意識が芽生えることはありませんでした。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、まずまずです。

こういうタイプに多い『球離れ』が速いタイプで、まったり感はありません。

この球離れの速さも、メーカーが狙っているのではないでしょうか?

私はアイアンには、『乗っかり感』を求めたくなるのですが、このアイアンは全く違うタイプです。

しかし、これまでたくさん試打してきた同様のアイアンのフィーリングよりは好感が持てました。

球離れが速いのですが、大味な感じはしません。

私がアイアンに求めたい打感ではないものの、こういう打感もアリなのだと思います。



トゥ側
球はよくあがってくれ、イージーです。

弾道も高く、スインガー向けのアイアンといっていいと思います。

構えたときにイメージする『出球の高さ』と、『実際の弾道』が大きく違いますが、今はこのようなアイアンが大半です。

もっと低めの弾道をイメージしていたのですが、実際はとても高く、浮かせることが容易です。

『ノーマルロフト』のアイアンは、ボールがフェース面を駆け上がるイメージで『食いつかせながら』めくれるように高さを出すイメージですが、このようなアイアンは全く違っていて、球離れの速さと重心の低さで高さを出していく感じでしょうか?

私はなかなかイメージが合いませんが、このようなアイアンを使い込んでおられる方には、とても親しみやすい性能だと思います。



バックフェース
『安定性』はかなり高く、シビアさは全く感じません。

完全にオートマチック系のアイアンです。

フェース面の大部分がスイートエリアではないか?と思えるほど、打点のブレには寛容さをもっています。

ミスヒットしてもフェースがブレにくく、方向性が乱れません。

この大らかさは多くのゴルファーの支持を集めるのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていますが、今のディスタンス系アイアンでは普通で、特に珍しい感じはしません。

優しく、なでるように飛ばしていけるアイアン・・・。といいますか、ゆっくり振って距離を出していけるアイアンです。

弾道の高さとフェースの弾きで飛ばしていけます。



操作性
『操作性』はまずまずです。

オートマ性のほうが勝ってしまいますが、左右に曲げることもできました。

マッスルバックやハーフキャビティのような敏感さはありませんが、そこがまたいいのかもしれません。



試打後の感想


ヒール側
外観は、これまでのテーラーアイアンですが、構え感や打感などが良くなっていると感じました。



TaylorMade SIM2 MAX アイアン
テーラーメイドはフィーリングよりも、機能性を重視するメーカーという印象をもっていますが、フィーリングにも力を入れだしたのでしょうか?


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2021年03月16日
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テーラーメイド SIM2 MAX-D フェアウェイウッド

                 

テーラーメイド SIM2 MAX-D フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド SIM2 MAX-D フェアウェイウッド の5番 です。



20210315231613
シャフトは TENSEI BLUE TM50 です。

ロフトは19度、クラブ長さは42.25インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は47g、トルクは5.0、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドSIM2シリーズのフェアウェイウッドです。

昨年試打したモデルと、すごく似ていて、後継モデルなのが分かります。

テーラーメイドは一時期、FWでもウェイトを移動できるものがありましたが、この最新モデルはそれが無くなりシンプルになっています。

私はこのようなシンプルなタイプが好きなので、このクラブのデザインには好感が持てました。



側面
よく見られる平凡なシャローヘッドです。

特別変わったところは見られません。



ソールの溝 V STEEL
ソールには『SPEED POCKET』という溝のようなものがあり、そのそばには『V STEEL』の文字がありました。

とても懐かしいです。

V STEELは数年使っていたことがあり、とてもお世話になりました。

数年間、私のゴルフライフを支えてくれた相棒で、とても感謝しています。

このクラブはV STEELの後継モデルという位置づけなのでしょうか?

詳しいことは分かりませんが、懐かしさがこみあげてきて、このクラブにも親近感を覚えました。



ネック長さ
ネックの長さは標準的で、調整機能は搭載されていません。

調整機能を重視する方には物足りないところかもしれませんが、私は重視していないので、気になりません。

むりやり調整機能を搭載してヘッドの性能を落としてしまうよりも、最初から無くしてしまったほうがいいです。



DRAW
ヒール側には『DRAW』の文字がありました。

以前 SIM2 MAX-D ドライバー を試打したときに『D』は『ディープ』のDではなく『DRAW』のDだと、読者の方から教えていただきました。



フェース面の仕上げ
フェース面は姉妹モデルと同じです。

数年前のモデルよりも格段に質感が良くなっています。

これまではチープに見えたものもありましたが、このクラブは違います。



TWIST FACE
トゥ側には『TWIST FACE』の文字があり、これまでの技術が使われているようです。



シャローヘッド
見慣れたシャローです。

明らかにディープではありません。



顔
顔はまずまずです。

『ドローモデル』ということで、フックフェースがきついのかな?と思いましたが、それほどでもありません。

白は膨張色で、いい顔もそうでない顔も強調してしまうので、難しいところがありますが、あえてこの色を採用しているということは、ヘッドの形にも自信があるということではないでしょうか?

ドライバーに比べ、ヘッド体積が小さいFWはフェースを被せなくても自然にターンしやすいので、顔をいじる必要はないのだと思います。

どちらかといえば『つかまる』イメージが出ましたが、極端ではありません。

ドライバーに限らず、フェアウェイウッドも昔はフックフェースがきついものがたくさんありましたが、最近では少し緩和されているようです。



装着されているグリップ
装着されているグリップは、これまでのモデルと共通しています。

シンプルなデザインと、ソフトな握り心地で好感が持てます。



構え感
ボールを前にしても、なかなかいい感じでした。

FWには、ちょうどいい大きさです。

コンパクトなので、ボールが大きく際立って見えるのがいいです。

直打ちすることも多いFWは、ボールが際立って見えたほうが易しさがアップします。

フェースが被って見えたのですが、これくらいであれば、特に問題なく打てそうです。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は好感が持てました。

しっかりとしていながら硬くなく、程よい手応えがあります。

弾き感が、かなり強いです。

打感にも『パワー系』と『スピード系』があるとするならば、このクラブは後者のような気がします。



打球音
『音』も、いい感じです。

聞き慣れた金属音ですが、高すぎず大きすぎず、気持ちよく振っていくことができました。

インパクトが緩むこともありません。

テーラーメイドファンの方や、金属音を好まれる方には、合いやすいのではないでしょうか?



トゥ側
弾道が高く、球はあがりやすいですが、クリークということで考えると、標準的といっていいように思います。

軽量タイプのフェアウェイウッドですが、ヒッタータイプの方にも合いやすいのではないでしょうか?



バックフェース
『安定性』という点では、まずまずです。

シビアな感じはしませんが、高い直進性があるということではなく、ドロー系が出やすいです。

構えたときにつかまりそうなイメージが湧いていたのですが、実際に打ってみても、その通りでした。

私にはつかまり過ぎな感じがするのですが、このつかまりの良さを求めておられる方は多いのではないでしょうか?

この大きさでありながら、スイートエリアは結構広い感じがしますが、今はこのようなクラブが多いので、特別広いという印象はありません。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れています。

よく飛ぶので、スプーンを打っているような感覚があり、クリークでここまで飛ぶのは凄いな・・・。と率直に思いました。

フェースの弾き性能。

球のつかまりの良さ。

高弾道。

この3つが組み合わさって、抜群の飛距離性能をもたらしているようです。

いろいろなクラブを試打していて、フェアウェイウッドでは、スプーンだけでなくクリークを試打することも多くなってきたのですが、最近のクリークの中でもトップクラスの飛距離性能といっても過言ではないように思います。

ただ、球質は軽めな感じがします。

もう少し重めでライナー系の強い球が私の好みですが、これは仕方ありません。



操作性
『操作性』という点では、球のつかまりが勝ってしまうので、それほど高いとは思いませんでしたが、右にも曲げることができました。

私はフッカーなのですが、このクラブは球のつかまりがいいので、フェード系の方に合いやすいように思います。



試打後の感想


ヒール側
抜群の飛距離性能で、『飛び系クリーク』とだという認識をもちました。

フェアウェイウッドで、クリークは得意だけど、スプーンは苦手だという方は多いのではないでしょうか?

そういった方にもぜひ試していただきたいクラブです。



TaylorMade SIM2 MAX-D フェアウェイウッド
ヘッド自体も球をつかまえやすいのですが、シャフトもかなりつかまえ系のようで、私はヘッドよりもシャフトを違うタイプで試してみたくなりました。

少し逃していけるシャフトだと、もっと直進性が高まり、結果的に飛距離が伸びるような気がします。



TaylorMade SIM2 MAX-D フェアウェイウッド
ゴチャゴチャしたものよりも、比較的シンプルなクラブのほうが、もっているポテンシャルが高いことが多いですが、今回もそのように感じました。

調整機能など、ユーザーに便利な機能は無いけれど、その分飛距離などに重きをおいて開発されているようです。



TaylorMade SIM2 MAX-D フェアウェイウッド
調整機能を使って、自分の好みに合わせるか?

それとも調整機能を省いて、とことん性能を高めているクラブを選ぶか?

そういった選択が必要なのかもしれません。

この青いシャフトでもいいと思いますが、もっと腰のあるシャフトだと、もっと飛ぶだろうな・・・。と弾道を目で追いながら思いました。



TaylorMade SIM2 MAX-D フェアウェイウッド
飛距離に特化したクラブなので、スプーンを入れずに、このクリークと、それ以下の番手を充実させるというセッティングもアリだと思います。

しかし、クリークでこれだけ飛ぶのだから、スプーンもぜひ試してみたいと思いました。

ポテンシャルの高いクラブですが、ハードルは高くないので、多くの方に支持されるのではないでしょうか?


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2021年03月10日
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テーラーメイド SIM2 MAX OS アイアン

                 



テーラーメイド SIM2 MAX OS アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド SIM2 MAX OS アイアン の7番です。



TENSEI BLUE TM60
シャフトは TENSEI BLUE TM60 です。

ロフトは25.5度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は54g、トルクは3.1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は359g です。



正面
テーラーメイドSIM2シリーズのアイアンです。

OSというのは『オーバーサイズ』だということを、以前読者の方から教えていただきました。

昨年、SIM MAX OS というアイアンを試打しましたが、後継モデルだけあって、かなり似ているので、マイナーチェンジということでいいのだと思います。



側面
名前の通り、かなり大きいアイアンです。

これだけフェース高が低くて、面長なアイアンを作るのがテーラーメイドらしいです。

ラージサイズのアイアンを好まれる方には好感が持てるサイズ・形状ではないでしょうか?

実際に見比べてみないと詳しいことは分かりませんが、前のモデルよりも質感が良くなったような気がします。



彫りの深さ
彫りが深く、前のモデルと同じです。



バックフェースにあるバー
バックフェースにある、このバーのような物も前のモデルに見られました。

フェースの真ん中ではなく、少しトゥ側に寄っているということで、ここの部分でヒットして欲しいというメーカーの思いがあるのでしょうか?

ラージサイズのアイアンを使っておられる方の多くが、トゥ寄りでヒットしているということらしいので、メーカーがあえて、この位置に配置しているのかもしれません。

普通のキャビティアイアンは打感が犠牲になるところがありますが、このアイアンはそれをカバーしているような気がします。



トップライン
トップラインは、やや厚めです。

厚いですが、それほど大味な感じはしません。



ソール幅
ソール幅はワイドですが、見慣れた感じがします。

以前はもっとワイドな物もたくさんありましたが、今はこれくらいで落ち着いたのかもしれません。

重心が、かなり低そうです。



ソール形状
ソール形状は『無機質』といいますか、それほど凝った感じはしません。

最近はアイアンのソール形状に工夫が見られることが多くなりましたが、このアイアンには見られません。

こうして見ても、結構バンスが利いているように見えます。



ネック長さ
ネックは短めですが、今では一番多い長さです。

やや太めで、グースが利いているのが分かります。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありません。

いかにもステンレスというような、テーラーアイアンらしい質感です。

アイアン好きの私はフェース面を見て、テンションがあがることがあるのですが、今日はあがりませんでした。

少し大味な感じがして、テーラーメイドはやはりフェース面をそれほど重視していないんだな・・・。と思いましたが、これは私の好みによるところが大きいので、このアイアンが良くないということではありません。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはシンプルで、ソフトなフィーリングです。

このグリップも最近、よく見かけるようになりました。



振り感
素振りをすると、軽量感とヘッドの大きさを感じましたが、何度か繰り返してタイミングを合わせることができました。

一応アイアンということになっているけど、半分くらいは『ユーティリティアイアン』のような性質をもっているな・・・。と思いながら素振りを繰り返しました。



構え感
ボールを前にして構えてみた感じは、まずまずです。

予想していたよりも、クセのある顔ではありません。

グースが利いてトップラインも厚いですが昔のラージサイズアイアンよりは構えやすくなっているので好感が持てました。

トップラインがあまり丸まっていないのもいいです。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、なかなかいい感じです。

予想していたよりも硬くなく、いい打感でした。

硬くて『ゴツン』という打感かと思っていましたが、そうではなく、改善されているようです。

『ペチャッ』という、独特なフィーリングですが、この打感は以前も経験したことがあります。

球離れが速く、スピード感があります。

『球持ち感』が無いですが、この打感を好まれる方は多いのではないでしょうか?



トゥ側
球はあがりやすくて、弾道も高いです。

構えたときに、かなりロフトが立っているように見えたのですが、あがりやすくなるようにたくさんの技術が導入されているのだと思います。

横からはらうように、少々ダフってもボールを前に押し出してくれるタイプのアイアンです。



バックフェース
『安定性』という点では、最高レベルといっていいほど高いです。

打点のブレには動じません。

見た目通りのオートマチックタイプのアイアンです。

このおおらかさは、多くの方が魅了されるのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』もずば抜けて高く、今のディンスタンス系アイアンの中でも間違いなくトップクラスです。

弾きもいいですし、安定しています。

7番というよりは、4番に近い飛びです。



操作性
『操作性』という点では、秀でていません。

曲げようとしても、曲がらないアイアンです。

球のつかまりがいいので、左のほうが易しいです。

特に右には曲がる気配すら見せません。



試打後の感想


ヒール側
かなり極端な・・・。といいますか、狙いを絞って開発されているように感じました。



TaylorMade SIM2 MAX OS アイアン
特に優れているのが『飛距離』と『安定性』です。

それに『あがりやすさ』がプラスされ、最先端のオートマチック系アイアンといっても過言ではありません。



TaylorMade SIM2 MAX OS アイアン
ビギナーの方にも、かなり人気が出るのではないでしょうか?

あがりやすくて曲がりにくく、よく飛ぶという、『いいとこ取り』のアイアンです。



TaylorMade SIM2 MAX OS アイアン
『接待系アイアン』といっていいように思います。

これは、仕事の接待のときに使うクラブというのではなく、ゴルフクラブ自体がプレイヤーを接待するような、易しさに満ちたゴルフという意味です。

昔から使われてきた表現で、今はこのようなクラブが主流になりました。

人の感性や技術よりも、物理的性能を最優先させたアイアンです。



TaylorMade SIM2 MAX OS アイアン
『オートマチックの極致』ともいえるアイアンですが、過去のモデルよりもクセのない顔になっているのがいいな・・・。と思いました。

それと、以前よりも質感が良くなっていて、チープさは感じません。

全体的に見て、私がアイアンに求めたいものとは大きくかけ離れているので、購入することは無いですが、面白いクラブだと思いましたし、テーラーメイドの飛距離と易しさへのこだわりが感じられました。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2021年02月19日
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テーラーメイド SIM2 MAX-D ドライバー

                 



テーラーメイド SIM2 MAX-D ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド SIM2 MAX-D ドライバー です。



TENSEI BLUE TM50
シャフトは TENSEI BLUE TM50 です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は55g、トルクは4.4、キックポイントは中調子、クラブ総重量は299g です。



正面
テーラーメイドSIM2シリーズのニューモデルです。

先日試打した SIM2 MAX の姉妹モデルです。

パッと見た感じだと、特に違いは無いように見えますが、見えないところや細かなところに違いをもたせてあるのかもしれません。

Dという名前がついているので、ディープということなのかな?と思いましたが、SIM2 MAXと厚さも変わらないような気がします。

今度機会があれば、見比べてみたいです。



側面
こうして見てもMAX同様、ラージサイズでシャロー感があり、ディープタイプではありません。

ただ、超シャローでもありません。

このブルーが、いいアクセントになっています。



バックフェースのウェイト
バックフェースにある、このウェイトのようなものも、よく目立っています。

もし、これがウェイトならば、かなり重心が後ろにきている(=深い)ようです。

テーラーメイドは深重心にシフトしたのでしょうか?

先日試打したMAXには『24G』という表記がされていましたが、このDは『22G』となっていて、やはりこれはウェイトなんだろうと思いました。

こちらのほうが2gも軽いことになりますが、それでもかなり重いウェイトです。

他にもいろいろな重さが用意されているのでしょうか?

重心を前にもってきて(=浅くして)、ロフトを寝かせて飛ばすのも有効ですが、私達日本人には重心を深くしてロフトを立てるほうが合いやすいような気もします。

ただ、これも人によって好みが分かれるので一概には言えません。

アイアンやウェッジが好きな私は、浅い重心のドライバーは結構好きでした。

ダイレクトに伝わる感じで、操作性が高まるからなのかもしれません。

重心の深いドライバーは、車に例えると『FR』ということになるかな?などと考えていました。

最近は『FF』の車が多いです。

私は昔、FRの車でスキーに行き、怖い思いをしたことがあるので、それからは四躯かFFで行くようにしました。



FORGED ALUMINUM
ウェイトのそばには『FORGED ALUMINUM』の文字があり、MAXと同じです。

アルミニウムは金属の中では『柔らかい』印象があり、ドライバーよりはパターに使われる印象が強いのですが、テーラーメイドが採用しているということは、それだけの理由があるのだと思います。

私が昔愛用していた、ボビーグレースのキュートキッドというパターがアルミだったのを思い出しました。

『鍛造のアルミニウム』・・・。イマイチ想像ができません。

どういった工夫なのでしょうか?



ソールの溝のようなもの SPEED POCKET
ソールのフェース寄りにはSPEED POCKETがあります。



溝の深さ
溝というよりは、段差といったほうが良くて、深い溝にするよりも、こちらのほうがいいのかもしれません。



ネック長さ
ネックの長さは普通です。

ヘッドが大きく見えて、少し『頭でっかち』に見えます。

シンプルとは真逆の、いろいろな工夫が見られます。

最近はいろいろな工夫がされていても、それをあえて表面には見せないように工夫しているクラブもありますが、テーラーメイドは全て見える位置に配置し、プレイヤーに安心感を与えようとしているのでしょうか?



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。



STD LOFT
試打するのは、このSTD LOFT です。



HIGH MOI DRAW
ヒール側にある、この丸いものはMAXにも見られました。

しかし、位置が少し違います。

このドライバーのほうが、より『ヒール寄り』といいますか、ネックに近い位置にあります。

この位置にあるので、おそらくウェイトなのだろうと思いますが、ここに配置しているということは、重心距離を短くする狙いがあるのでしょうか?

ラージサイズのドライバーは、『重心が長い』という利点を活かして、ややトゥ側にスイートエリアをもってくるのがいいような気もするのですが、フェースの返りがかなり遅く感じて難しく感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?(逆にトゥ側が重いほうがヘッドを返しやすいという方もいらっしゃるので、どれがベストなのか使ってみないとわからないですし、あとはプレイヤー自身で微調整するしかないのかもしれません。)

重心距離が適正(私の場合はだいたい35ミリ以下)だと、自然に返ってくれるので易しく感じますが、ラージサイズにすることで、どうしても重心が長くなってしまうのは仕方ないことです。

アイアンは調子がいいのに、ドライバーが全く駄目だ・・・。とか、その逆の経験をされた方は今も多くいらっしゃると思います。

様々な要因があると思うのですが、そのひとつが『重心距離がバラバラ』ということが考えられます。

私が愛用しているドライバーはラージサイズではなく、重心距離が長くないので、アイアンとの相性も良く、どちらが良くてどちらが良くない・・・。といったことにはなりにくいです。

ラージサイズのドライバーを使いたいけど、ラージサイズは球が逃げやすい、だからといってフックフェースは苦手だ・・・。という方は、このような重心距離を短くしているドライバーを使われるのもひとつの方法なのではないでしょうか?



TWIST FACE
フェース面のトゥ側には『TWIST FACE』の文字があります。

M3やM4の印象が強いですが、過去のモデルの優れたところを継承させていて、どんどんいいところが増えていって強化されているようです。

イメージとしては鎧の厚みを増して、強度を高める・・・。といった感じでしょうか?



セミシャロー
形状的にはセミシャローですが、バックフェースに大きなウェイトが組み込まれているので、セミディープに見えなくもないです。

クラウンの丸みも目立っています。



顔
テーラーメイドらしい、機能性を感じさせる顔です。

カーボンコンポジットされていますが、クラウンが黒になっているので、私的には好感が持てます。

フェースは左を向いているように見えたのですが、あまり凝視せずさらっと流すような感じでいこうと思いました。

私にはフックなのですが、これが今の『ニュートラル』なのかもしれません。

ただ、一昔前のような『極端な被り顔』ではなく、見せ方にも工夫がされているようです。

テーラーメイドはどちらかというと、フィーリングや見た目などよりも、とにかく機能性重視で、後からフィーリングはついてくる・・・。という考えでクラブ開発しているようメーカーだな・・・。と思っていたのですが、最近はフィーリングなどにも少しずつ力を入れ始めているのかもしれません。

近くでよく見てみると、クラウンに採用されているカーボンとヘッドの接着部分に少しムラがあるように見えましたが、気になるほどではないですし、性能に大きく関係しているようには思えなかったので、忘れることにしました。



装着されているグリップ
装着されているグリップは前回試打したモデルと同じです。

ソフトなフィーリングで好感が持てます。



振り感
素振りをしてみるとMAX同様、軽くて軟らかさを感じました。

ヘッドのポテンシャルとシャフトのポテンシャルが必ずしも合致していないような気もしますが、これが今の流れのような気がします。

今はヘッドよりもシャフトのほうがアンダースペック化しているように感じているのは私だけでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じです。

少しつかまえ顔に見えましたが、左が気になるほどではありません。

むしろ、抑えめな感じがします。

ロフトが9°ということもあるのかもしれないですが、フェース面が見えすぎないのがいいな・・・。と思いました。

これまで、9°や9.5°でもフェース面が見えすぎてギャップがあり、いいイメージが出なかったこともありましたが、このドライバーはそこまでではありません。

『絶壁感』はないですが、あがりすぎを気にしなくて、普通に打っていけそうです。

見慣れたテーラー顔に安心感がありました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は効果が持てました。

予想していた通りのテーラーフィーリングです。

モデルが変わっても、最近はこのような打感が多くなってきたような気がします。

接触時間が短く、弾き感のある打感です。



打球音
『音』も聞き慣れた小気味いい音です。

この音にも、『単一素材的な音』と、『複合素材的な音』があるとするならば、明らかに後者です

いろいろな素材の音が組み合わさったような感じ・・・。といったらいいでしょうか?

いつの間にか、このような音が増えてきたような気がします。

いつまでも聞いていたい・・・。というような『耳で惚れる音』ではないですが、無難な音です。

『金属製』をあまり感じさせません。

どちらかといえば、『樹脂っぽい』音です。

同じハイテクメーカーでもある、キャロウェイとはまた違った感じがします。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、明らかにライナー系で強い球が打てるタイプです。

高弾道系ではないので、タフに感じる方がいらっしゃるかもしれません。

ヒッター向けのドライバーです。

昔は9°でも『あがりすぎる9°』がたくさんありましたが、このドライバーにはそのようなことを感じませんでした。

シャフトは軟らかめではありますが、叩けるドライバーです。

スピンは結構抑えられているように感じました。



バックフェース
『安定性』という点では、なかなかいい感じで、『オートマ系』なドライバーだと思います。

『叩けるオートマ系』といったらいいでしょうか?

スイートエリアも広く、少々のブレには動じない感じがします。

バックフェースにある大きなウェイトが作用しているのは間違いありません。

少しつかまる感じがしますが、これくらいが今の標準といえるのではないでしょうか?

オートマ系のドライバーではありますが、いわゆる『曲がらない』とか『曲げにくい』というほどではありません。

私はフッカーだからなのか、フック系の球が出やすい印象をもちました。

シャフトを変えれば、もっと直進性を高められるような気がします。



飛距離性能
フェースの弾きが良くて初速も出ていますし、スピンも抑えられているので、飛距離性能も高いです。

ボールが勢いよく飛び出していくところに頼もしさを感じます。

最近は、多くのドライバーの低スピン性能が安定しているので、叩いていきたい方には魅力的に感じられるのではないでしょうか?

ドライバーには、あまり振りすぎないほうがいいタイプと、目一杯振っていったほうが良いパフォーマンスを発揮してくれるタイプがありますが、このドライバーは明らかに後者です。



操作性
『操作性』という点では、自然につかまる感じがするので、私はフック系のほうが出やすい感じがしますが、どのように打っても左にしか行かないというドライバーではありません。

『カットめ』に打ってみると、少し右に曲げてくれました。

構えたときはフックのイメージが出やすいですが、少しのスライスは打たせてくれるドライバーです。

球が逃げづらくつかまえやすいので、フェードヒッターの方には、ちょうどいいストレート系の球が打ちやすいのではないでしょうか?

オートマ系のドライバーではありますが、少しの融通は利く感じで、そこがまた魅力なのかもしれません。

球のつかまりはですが、昔のようなスライスを撲滅してくれるドライバーではありません。



試打後の感想


ヒール側
昨年のモデルSIMもいいドライバーでしたが、私はこのSIM2のほうが気に入りました。

デザインもいいですし、前のモデルよりも少しポテンシャルがあがっているようです。

ライナー系で力強い弾道ということもあるのですが、低スピン性能が『安定』しているところが気に入りました。

これまでも低スピン系のドライバーをたくさん試打してきて、その性能が安定せず突然吹き上がってしまうようなことも過去にはありましたが、今は技術がもっとあがって方向性だけでなくスピン性能も安定性が増しているようです。



TaylorMade SIM2 MAX-D DRIVER
『D』というのは最初ディープのことかな?と思いましたが、それほどディープな感じはしないですし、どういう意味なんだろう?と考えながら試打していました。

少しフェースが被って見えたところや、丸いウェイトがヒール側にあるせいなのか、球のつかまりがいいので、『ドロー』ということなのかな?と思いましたが、実際のところは分かりません。

ドロータイプのドライバー『D』は需要があって売れやすいと思いますが、逆のスライスタイプの『S』は需要が無く、売れにくいような気がします。

それくらい、今もスライスに悩んでおられる方が多いのだと思いますし、今のドライバーは易しくなりすぎて球が右に行きづらいものが多いので、自然とカット軌道のスイングが身についてしまい、スライス打ちが治らないということもあるように思います。



TaylorMade SIM2 MAX-D ドライバー
しかもオートマ性が増しているので、余計に治りにくいかもしれません。

カットに打って真っ直ぐボールが飛ぶのだから、そのままスイングが変わらないのも仕方ありません。

もちろんゴルフは『結果(スコア)が全て』という側面もあるので、どのようなスイングをしてもいいのですが、クラブがプレイヤーのスイングを決めるところがあります。

特にビギナーのうちは、いろいろなミスショットを経験し、それを上達の糧にしたほうがいいと思うのですが、最近のドライバーはつかまりが良くて曲りづらくなっているので、そういった経験がしづらくなっているのかもしれません。

少しのフックフェースが『ニュートラル』といえるような時代になったような気がします。

このドライバーのつかまりの良さを感じながら、そのようなことを考えていました。

ちょっと気を抜いてしまうと左へ行きそうだったので、保険をかける意味で、少し右から回す感じで打ちました。



TaylorMade SIM2 MAX-D ドライバー
球のつかまりがいいドライバーですが、昔のような極端さがないのがいいです。

ドローヒッターの方でも、このドライバーがいい・・・。という方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?

シャフトのブレが少し大きい(=遊びが多い)ので、もう少し締まっていると、もっとラインを出しやすいかな・・・。と思いました。



TaylorMade SIM2 MAX-D ドライバー
先日試打したMAXと性格がすごく似ているような気がします。

実際に打ち分けてみたわけではないので、はっきりとはいえませんが、おそらくこのドライバーのほうがつかまりがいいような気がします。

カッコいいドライバーですが、ハードルは高くなく、親しみやすいドライバーです。

球があがりやすいタイプではないですが、違うロフトだと、もっとハードルも下がると思います。

カッコ良さと基本性能がアップしたドライバーです。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2021年02月09日
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テーラーメイド SIM2 MAX ドライバー

                 



テーラーメイド SIM2 MAX ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド SIM2 MAX ドライバー です。



TENSEI BLUE TM50
シャフトは TENSEI BLUE TM50 です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は55g、トルクは4.4、キックポイントは中調子、クラブ総重量は300g です。



正面
テーラーメイドSIMの新しいドライバーです。

前のモデルを試打したのが、もう1年近く前になるのかと思うと、すごく早く感じます。

2代目のモデルということで、SIM2という名前になっています。

ということは、来年はSIM3なのかな?と思ってしまいますが、テーラーメイドは名前をいろいろと変えてくるので先が読めません。

ブルーがよく目立っていてカッコいいです。

前のモデルよりも見た目のインパクトがあり、いい意味での派手さがあってオシャレになっています。

テーラーメイドにブルーのイメージはあまり無いのですが、いい感じです。

昨年のモデルはウェイトを移動できるようになっていましたが、この最新モデルでは採用されていません。

必要ないということでしょうか?

それとも何か他の理由があるのかもしれません。



側面
ラージサイズでシャロー系なのは、これまでのモデルと同じです。



バックフェースのウェイト
この出っ張ったようなウェイトも前と同じです。

こうして見ると、かなり目立ちますが、ボールを前にして構えたときに邪魔にならないので、好感が持てます。

『24G』という文字があるので、24gということなのかもしれませんが、真偽のほどは定かではありません。

違う意味があるのかもしれないですし、もし24gだとすると結構な重さになります。

専用の工具があれば取り外しができそうですが、いろいろな重さが用意されているのでしょうか?



ヒール側のウェイトのようなもの
ヒール側にもウェイトのようなものがあります。

刻印が無いので重さは分かりませんが、『HIGH』『MOI』という文字があるので、違う意味があるのかもしれません。



ソールの溝
ソールには溝のようなものがあり、『SPEED POCKET』と表示されています。



溝の深さ
角度を変えて見ると、かなり浅いので、『段差』といったほうがいいかもしれません。

深い溝は必要なくなったというよりは、反発係数があがりすぎて不適合になったり、強度的な問題があったりするのかな?と思いました。



ネック長さ
ネックの長さは標準的で、前のモデルと変わりません。

こうして見ても、ゴツいタイプのヘッドです。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。

試打するのは『STD LOFT』です。



シャローバックなのに、セミディープに見える
シャローバックなのに大きなウェイトがあるので、セミディープに見えるようになっていて、かなり重心が深そうです。

このバックフェースの工夫に、かなり大きな意味があるような気がします。

テーラーメイドは『浅重心』を流行らせたメーカーですし、かなりそのイメージが強いですが、このドライバーは深重心のようです。

ライバルメーカーのPINGを意識しているのかな?と思いました。

トライアングルヘッドもそうですが、このようにバックフェースの中央部分が重くなっていると、フェースローテーションのイメージがあまり浮かばず、どちらかというと、そのまま真っすぐ振り抜いていくような感じです。

しかし実際は、フェースローテーションは自然に行われるものなので、それにも対応できているのだと思います。



顔
顔はまずまずです。

異型ということもないですし、特に強いクセのようなものはありませんが、見惚れるようなこともありませんでした。

今回のモデルは、クラウンが黒くなっています。



カーボンコンポジット
このカーボンコンポジットはお馴染みです。

一口にカーボンクラウンといっても色々とあるような気もするのですが、こうして見る限り、これまでのモデルを踏襲しているようです。

あまり変えようが無いのかもしれません。

しかし、色には変化が見られます。

白いヘッドが好きだという方は多くいらっしゃると思いますし、グレーが好きだという方もいらっしゃると思いますが、私はこのような黒はビシッと引き締まって見えるので好きです。

ヘッドを大きく感じたい・・・。とか、『残像効果』を得たいという方は白いヘッドのほうが合いやすいのかもしれません。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインも過去のモデルと同じです。

トゥ側には『TWIST FACE』の文字があります。

特に変わったところは見られませんが、前のモデルにあった、2本のビスのようなものがありません。

一旦高反発にして、後でルール適合にするように反発係数を調整するという方法をとらなくなったのかもしれません。

違う方法で、フェースの弾きをルールギリギリまで高められているような気がします。

クラブメーカーの中でも、テーラーメイドは特に『アイデアが豊富』なメーカーで、常に先進的な開発をしてくるので、そのアイデアがどんどんクラブに取り入れられているのではないでしょうか?



装着されているグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングですごくいいです。

14本のクラブの中で、一番ヘッドスピードが速くなり、ハードヒットすることの多いドライバーは、やはりソフトなグリップを挿したくなります。

雨の日のラウンドで滑りにくいという機能も大切になってきますが、それと同等かそれ以上にソフトなフィーリングが欲しいです。

そういった点でも、このグリップには好感が持てます。

私はビギナーの頃、滑りにくさと耐久性を重視してグリップを選んでいましたが、今は完全にソフトフィーリング派になりました。

『握る』というよりは、優しく手のひらで包み込むようにグリップに接していたいと思うようになったからです。



振り感
素振りをしてみると、フレックスはSですが、これまで同様シャフトがかなり動く感じがしました。

シャフト全体がしなる感じで、スピード感があります。

大きな不満はありませんが、なんとなく『押す力』が弱そうです。

重さは300gということですが、実際はもう少し軽く感じられました。



構え感
ボールを前にして構えてみた感じは、まずまず・・・。といいますか、普通です。

おおらかさもありながら、どこか大雑把といいますか、大味な感じがしました。

研ぎ澄まされた顔でイメージを色濃く出していくというよりは、全体的に少しぼやけた感じにしながら、アバウトさを出して方向性を出していく感じ・・・。といったらいいでしょうか?

これは打ちながら慣れていくしかない・・・。と思いました。

違和感は特に無く、変なクセも無いですが、見とれてしまったりテンションが急激にあがっていくということもなく、淡々と構えていました。



試打を開始しました


フェース面
打感はいい感じでした。

想像していた通りの『テーラーフィーリング』です。

ズシリとくるというよりは、サクサク打てる打感で、『球持ち感』よりは『弾き感』がありました。



打球音
音は小気味いい感じです。

はっきりしているのですが、甲高くなく大きすぎないので、好感が持てました。

音にも『長い』『短い』があるのですが、このドライバーの音は短いタイプです。

余韻を楽しむタイプではありません。



トゥ側
球はよくあがりました。

ゴツいタイプのヘッドで、少しタフなタイプかと思いましたが、実際に打ってみると全然そんなことはありませんでした。

ロフトが10.5°ということもあったのかもしれませんが、私にはあがり過ぎな感じがしました。

もう少し打ち出しを抑えたほうが、いい伸びをしてくれたような気がしましたが、このままでも大きな不満はありません。

次試打することがあれば、違うロフトでも試してみたいです。

スピンも結構あって、球がドロップすることはありませんでした。

深重心タイプのドライバーによくありますが、インパクト後にフェースが急激に上を向きやすいタイプです。

バイクの『ウィリー』や、乗馬で手綱を引っ張りすぎて馬が後ろ足で立ち上がる感じ・・・。といったらイメージしやすいでしょうか?

ちょっと極端な例かもしれませんが、そういったことが浮かびました。



バックフェース
『安定性』も高く、シビアさは全く感じません。

構えたときに球筋のイメージはあまり鮮明に出なかったのですが、球のつかまりはいいほうだと思います。

私はフッカーだからなのか、つかまりが強く感じられましたが、これくらいのつかまりが今は標準といっていいように思います。

シャフトが結構動くタイプなので、タイミングが合えば、かなり球筋を揃えやすいように感じました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じです。

前のモデルのイメージが残っているので、それとダブルところがあり、『予想の範囲内』した。

ヘッドの見た目はすごく似ていますが、見えないところにも、おそらく最新の技術が投入されているのだと思います。

球は高く打ち出され伸びていき、そこから急激に落ちることなく、緩やかに下降していきました。

テーラーメイドらしい、弾きの良さが感じられますが、強烈に初速が出ているという印象はありませんでした。

『一発の飛び』というよりも、『安定した飛び』といえるのかな?と思いました。



操作性
『操作性』はまずまずです。

私には球がつかまりやすいので、ドロー系が自然な感じがしましたが、フェード系の方はかなりストレートに近い球が打ちやすいのではないでしょうか?

オートマチックタイプのドライバーであることは間違いないですが、曲がりにくいというタイプではなく、プレイヤーの持ち球を活かしてくれるセミオートマチックタイプというように感じました。

シャフトも軟らかいですし、あまりインテンショナルなショットは打ちたくないタイプです。



試打後の感想


ヒール側
試打していて、やはりお尻(ヘッド後方)が重いタイプだな・・・。と思いました。

フェース面近くのヒール側にウェイトのようなものがありますが、バックフェースにあるウェイトのほうがよく効いているように感じました。

いい意味での『反応の鈍さ』といったらいいでしょうか?

『深重心』らしい、『お尻(バックフェース)で押すような感覚』です。

(フェース面との)『時間差』のようなものを感じました。



TaylorMade SIM2 MAX DRIVER
特に欠点も見当たらず、今のニーズに合っていて、全体的なバランスの取れたドライバーだと思います。

私は叩きたいタイプなので、叩きにいくと少し暴れる感じがありましたが、これはシャフトを替えればかなり改善できるような気がしました。

できれば、もっと押せたらなぁ・・・。と、少し残念でした。



TaylorMade SIM2 MAX DRIVER
少し逃がすイメージで私にはちょうどいいような気がします。

ブルーが見た目のインパクト大で、オシャレになっていますが、使い続けていくうちに、あちこちの塗装が剥げなければいいな・・・。と思いました。

ちょっと前のモデルでも、そのようなことがあったので・・・。

ただ、テーラーメイドはそのようなことを気にせずにクラブ作りをしているのかもしれません。

使い続けていくうちに味の出るクラブというよりは、どんどん新商品を買ってもらいたいというスタンスのメーカーだと思います。



TaylorMade SIM2 MAX DRIVER
前のモデルよりも、いろいろな工夫が加わっていると思うのですが、あくまでも『マイナーチェンジ』であり、特別驚くようなことはありませんでした。

ただ、それはこのドライバーのポテンシャルが低いということではなく、むしろ逆で、それだけこれまでのモデルが高性能だということです。

まだ寒さは厳しいですが、もうちょっとしたら本格的なゴルフシーズンがやってきます。

その新たなシーズンスタートを、この高性能なドライバーで飾るのはいいことではないでしょうか?


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。







                         
        

                         
      
2020年12月21日
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テーラーメイド SIM グローレ アイアン

                 

テーラーメイド SIM グローレ アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド SIM グローレ アイアン の7番 です。



Air Speeder TM
シャフトは Air Speeder TM です。

ロフトは27度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は43g、トルクは4.1、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は356g です。



正面
テーラーメイドグローレシリーズのアイアンです。

グローレらしく、美しいデザインで好感が持てます。

素材がステンレスなのが一目瞭然ですが、くすみがかったようなステンレス特有のチープさはありません。



トゥ側の溝

ヒール側の溝
バックフェースのトゥ側とヒール側に溝といいますか、『スリット』のようなものがあります。

これはどういう意味があるのでしょうか?

ソールの溝と同じような意味があるのかもしれません。

以前は、このような溝がバックフェースではなく、フェース面にありました。

前と後ろでは、どのような違いがあるのでしょうか?



側面
比較的シンプルなポケキャビです。

ラージサイズのアイアンではありますが、それほど極端ではなく嫌みがありません。



彫りの深さ
彫りの深さはたっぷりあって、重心が深そうに見えます。

ポケキャビとフルキャビティとの複合体のようなアイアンです。



トップライン
トップラインは、やや厚めです。



ソール幅
ワイドソールで、リーディングエッジとトレーリングエッジの丸みが目立ちます。



ネック長さ
ネックの長さは標準的で、こうして見てもグースが利いているのが判ります。



ミーリング無し
綺麗なフェース面です。

テーラーメイドのアイアン(特にステンレス系)は、これまでチープなタイプも少なくなかったのですが、このSIM GLOIREアイアンは違います。

さすがグローレといったところでしょうか?

こういった細かいところに、そのメーカーやブランドのイメージが反映されることが多いですが、このアイアンのフェース面はグローレのブランドイメージを保っています。

フェース面にミーリングは見られませんでした。



FORGED
よく見ると、トゥ側に『FORGED』と小さく表記されていました。

ステンレスっぽい質感だな・・・。と思って見ていたのですが、鍛造ヘッドなのでしょうか?

それともフェース面だけ鍛造なのでしょうか?

昔はヘッド全体の鍛造が主流でしたが、今はパーツに限定された『分割鍛造』もあるようです。

ヘッドにFORGEDの文字があると、そのクラブの魅力があがりますが、フォージドであれば何でもいいというわけではないですし、ピンからキリまであるようです。



オリジナルグリップ
とても変わった珍しくて美しいグリップが挿してあります。

先日試打したFWと同じようです。

グローレというブランドで統一されているのかもしれません。

バックラインが強めに入っていました。

ここまでバックラインが強調されているのは、最近では珍しいような気もします。



振り感
素振りをしてみると、軽量感が目立ったので、入念に素振りを繰り返しました。

軽いのでどうしても小手先だけで打ちたくなりますが、それを戒めるためにも、全体(特に背中を意識して)を使うようにして素振りをしました。

アイアンは『狙うクラブ』なので、粘るタイプのシャフトのほうが易しく感じますが、このアイアンに挿してあるシャフトは結構走るタイプです。

シャフトまでFWと合わせているのでしょうか?

どの番手も同じシャフトで・・・。というメーカーの思いがあるのかもしれません。



構え感
ボールを前にして構えてみると、かなりグースの利きが強く、フェースも左を向いているように見えました。

トップラインの厚みも目立ち、真っ直ぐではなくカーブが掛かっていますが、輪郭が丸っこくなくシャープなところに好感が持てます。

フェース面は、かなり光沢感があり、ボールを反射しているようです。

形状は私の好みからは外れるのですが、この光沢感は最近よく見かけるようになりました。

私のイメージでは、かなり左に飛びそうなのですが、今日はそのまま打ってみることにしました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は薄くて、やや物足りないところがありましたが、予想通りでした。

『球乗り感』は無く、『弾き感』の強いタイプのアイアンです。

この弾いて飛ばす感じを好まれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

アイアンは『飛ばさないで距離をコントロール』するところがありますが、今のアイアンはディスタンス系全盛で、『飛ばしながら距離をコントロールする』という新たな局面に入ったのかもしれません。

それが機動戦士ガンダム風に言うと、『ニュータイプ』なのかもしれません。

この打感(薄い情報)の中から、たくさんのものを取り込まないといけないので、かなり使い込まないと感覚が合わないような気がするのですが、感覚が合い始める頃にはもう次のモデルが発売されているのだと思います。



トゥ側
球はとてもあがりやすくて、タフな印象は全くありません。

構えたときに、かなりフェースが立っているのは判りましたが、それでもボールは高くあがっていきました。

少々ダフっても突っかかることなく、ソールがよく滑ってくれ、ほぼ自動的にボールを押し上げていく感じ・・・。といったらいいでしょうか?

球はドロップすることなく、パターン化されたように浮き上がっていきましたが、球質的には軽い感じで、風にもっていかれやすそうだな・・・。と思いながら目で追っていました。



バックフェース
『安定性』は、かなり高く、完全なる『オートマチック系』アイアンです。

スイートエリアがかなり広いのですが、ヘッドが大きすぎないので、まとめやすいという利点も兼ね備えています。

アイアンは『点』ではなく、『面全体』で打っていくべきだと主張しているようです。

ゆっくりめで振ったほうが、球はよくあがってくれました。

少し速めに振っていくと暴れる感じがしたのですが、それはシャフトが大きく影響していると思われます。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていて、完全に2番手以上を易しく・軽く飛ばしていけるアイアンです。

これからのアイアンは7番で180~200Yくらいが常識となってくるかも・・・。といいますか、もう既にそのようになっているのかもしれません。

7番アイアンでこれだけ飛んでくれるのだから、アイアンの本数が少なくなっていくのも頷けます。

今の時代、アイアンは『飛ばすクラブ』というのが当たり前となったのかもしれません。

弾き感があって、初速も出ていて、しっかりキャリーが出ています。

高低の打ち分けは難しいので、この自動的に飛ばしていく性能を活かして距離のコントロールや風への対応をしていかなければならないのかもしれません。

グローレのブランドイメージ通り、かなりイージーで距離も出るアイアンです。



操作性
『操作性』という点では、それほど優れていなくて、オートマ性が勝ってしまいます。

私は最初から、フックボールを打ってしまったのですが、それは構えたときのイメージ通りでした。

普通に打つなら、全てフックといっていいほど、よくつかまりました。

ヘッドが大きすぎないのがいいのか、右にプッシュ気味の球が出ないところがいいです。

右にも曲げてみようと思ったのですが、なかなか思うようにはいきませんでした。



試打後の感想


ヒール側
グローレらしく、美しくて高機能なアイアンです。

易しさが全面に出ていますが、それが嫌みになっていないところがいいです。



テーラーメイド SIM グローレ アイアン
以前試打したグローレGシリーズのように、かなり『球のつかまりの良さ』にも力を入れているような印象をもちました。



テーラーメイド SIM グローレ アイアン
オートマチック系のクラブにも、『ニュートラル系』と『フック系』、そして『スライス系』の3つがあるように思うのですが、このアイアンは二つ目のフック系だな・・・。と思いました。



テーラーメイド SIM グローレ アイアン
SIM GLOIREという名前になっているので、SIMとGLOIREのちょうど中間くらいの性質をもっているのかと思いましたが、試打してみて、かなりグローレの性質が色濃く感じられます。



テーラーメイド SIM グローレ アイアン
メーカーがターゲットにしているゴルファー層がはっきりしているようです。

オートマ系でつかまりが良く、球を逃がさず、しっかりつかまえて易しく飛ばしていきたい方には、かなりイージーなアイアンといえるのではないでしょうか?



テーラーメイド SIM グローレ アイアン
ディスタンス系にしては、打感もそれほど悪くないところもいいです。

外見的な美しさと、実際に打ったときの易しさと飛距離が両立できているアイアンです。


構えやすさ・・・☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         
      
2020年11月30日
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テーラーメイド SIM DHY

                 



テーラーメイド SIM DHY
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド SIM DHY の4番 です。



N.S.PRO 910GH
シャフトは N.S.PRO 910GH です。

ロフトは22度、クラブ長さは39.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g、バランスはD2.5、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は392g です。



正面
テーラーメイドのアイアン型ユーティリティです。

今は多くのメーカーがアイアン型ユーティリティを発売していますし、テーラーメイドにも見られるようになりました。

ステンレスの質感がはっきりしています。

こういったところは海外メーカーらしい特徴かもしれません。



側面
最近はスタイリッシュといいますか、贅肉が削ぎ落とされたようなものもありますが、このクラブは違います。

かなりの大型ですし、これだけ膨れているのだから、中空であることが明白です。



彫りの深さ
この角度から見ても、『のっぺり』としています。

比較的シンプルな形状です。

この角度から見ると、マッコウクジラを思い出します。



トップライン
トップラインは厚めです。



ソール幅
ソール幅はワイドですが、アイアン型ユーティリティとしては普通といえます。

ソールには溝があって、テーラーメイドらしいですし、ウェイトが配置されているのも分かりました。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。

こうして見ても、結構グースが利いているのが分かります。

やはりロフトを立てたクラブはグースにするほうが理にかなっているのかもしれません。

あくまでも私の理想としては、昔のようなロングアイアンと同じ構え感をしていて、実際に打ってみると今のアイアン型ユーティリティのようなあがりやすさと安定感があることなのですが、そういうクラブは見られず、物理的に無理なのかもしれません。



FORGED
ホーゼルには『FORGED』の文字があり、ステンレスではないのかな?と思いましたが、どう見てもステンレスに見えたので、違うパーツが鍛造になっているのかもしれない・・・。と思いました。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは見られませんでした。

すごくシンプルできれいなフェース面です。



装着されているグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングで好感が持てます。

このグリップは他のモデルにも採用されていました。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずです。

予想していたよりも重量感があって、タイミングが取りやすいです。

ヘッドが結構利いていて、シャフトの先が動く感じがしたのですが、難しく感じるような挙動の不安定さはありませんでした。

タイミング重視で振っていきました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、予想していたよりもいい顔をしていたので、親近感が湧きました。

『美顔』というほどではないですが、特に大きなクセはありません。

面長なところやトップラインの厚みが見えますが、目立つほどではありません。

グースも、最初予想していたよりも弱くて、苦手意識は芽生えませんでした。

ちょっと『ボテッ』としたところがありましたが、昔と比べると、かなりスッキリしているように見えます。

これまでの経験から、テーラーメイドはあまり顔にはこだわっていないように感じることが多かったのですが、最近はこだわりだしたのかもしれません。

アイアンと同じように構えられない『アイアン型ユーティリティ』はたくさんありますが、このクラブはなかなかです。

最近は見かけなくなりましたが、ロングアイアンとして構えられますし、そのロングアイアンに『丸っこさ』を足したような感じです。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は硬めで、ガツンとくる感じでした。

正直、好きな打感ではないですが想定内です。

この硬めの打感が好きだという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

ただ、このクラブはアイアンではないですし、アイアンとしては物足りない打感ですが、『アイアン型ユーティリティ』として考えたら、これまで出会ってきた中では、いいほうだと思います。

『アイアン型ユーティリティ』というと、私はどうしてもプロギアズームの初期モデルを思い出すのですが、あの頃に比べて、かなり進化したのは間違いありません。

顔や打感・あがりやすさ・安定性もアップしています。



トゥ側
球はあがりやすいです。

打つ前はもっと低めの弾道をイメージしていたのですが、一球目から高い軌道を描いて飛んでいきました。

ソールにあるウェイトがよく効いているのでしょうか?

重心がかなり低そうで、横からはらう感じで高くあがっていきました。

ソールがワイドでよく滑ってくれるので、少々のダフりを気にしないでいいところも、このようなクラブの特長といえます。

弾道が高く、タフなタイプのアイアン型ユーティリティではないと思いましたが、どちらかというと『ヒッター向け』だと思います。

これまでアイアン型ユーティリティで球があがらなかったので、苦手にしている・・・。という方は、ウッド型のほうが合いやすいかもしれません。



バックフェース
『安定性』は普通です。

シビアさは感じませんが、このようなタイプをたくさん試打しているので、特別変わった感じはしません。

グースタイプではありますが、面長だからでしょうか?

少し右に逃げる球も出ました。

もう少しコンパクトだったら、もっといい球筋を描けたのにな・・・。と思ったのですが、メーカー問わず、このようなタイプは大顔が多いです。

ノーマルサイズがなかなか見られません。

小顔でなくてもいいので、できればノーマルサイズのアイアン型ユーティリティがもっと出てきて欲しいです。

ヘッドをなるべく大きくして、スイートエリアを広げたいというメーカーの思惑もあるのかもしれません。

今はトゥ側でヒットしても、当たり負けしにくいクラブが多くなりました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、まずまずです。

テーラーメイドは色々な工夫を毎回していますし、おそらくこのクラブにもハイテクな部分がたくさんあると思うのですが、飛距離に特化した印象はありません。

安定してよく飛ばしてくれましたが、『最大飛距離』とか『これまでにない飛び』という尖った部分を感じることはありませんでした。

『セダンタイプ』のアイアン型ユーティリティです。

『重たい』感じがするな・・・。と、ずっと思っていました。

それはクラブが重いというのではなく、球・弾道が重いという意味です。

その重さはいい意味であることが多く、今回もそのように感じたのですが、『ハードルの低い飛び』を目指すのであれば、また違ったアプローチの仕方があるのかもしれないな・・・。と思いました。

どの番手のクラブも全て『最高の飛び』を求めておられる方には、多少物足りないところがあるかもしれませんが、飛距離に安定性を求めたい方には魅力的なクラブといえるのではないでしょうか?

今回試打したモデルはスチールが挿してありましたが、カーボンシャフトだと、また違った結果が得られたかもしれないですし、飛距離を求めるのであれば、同じロフトでもウッド型のほうがいいように思います。



操作性
このようなタイプなので、あまり操作したいとは思わなかったのですが、左右にも曲げることはできました。

グースが利きすぎていなかったからなのか、球がつかまり過ぎず、少し右に飛びやすい性格をしているな・・・。と感じました。

なので、スライサーの方には、ややキツいところがあるかもしれません。

私はフッカーなので、ドロー系の球が出ましたが、日頃ストレートボールを打っておられる方は少しフェード気味になることもあるような気がします。



試打後の感想


ヒール側
いい意味で、打つ前の印象と、打った後の印象が異なるクラブでした。

意外なほど、フィーリングが良く、親近感をもつことができました。



テーラーメイド SIM DHY
テーラーメイドのアイアンはステンレスのイメージが強いですが、このクラブにもそのように感じました。

しかしホーゼルにはFORGEDの文字があり、どこかのパーツがFORGEDなのだろうと思いましたし、打ちながらどこかな?と思っていたのですが、それを突き止めることはできませんでした。



テーラーメイド SIM DHY
普通、鍛造といえば、『ヘッド全体』になりますが、このクラブは全体ではなく、『部分鍛造』なのだろうと思います。

なかなか見られないことですが、こういったところがテーラーメイドらしさといえます。

他のメーカーがやらないことをやるのが、先進的なメーカーであるテーラーメイドの特長です。



テーラーメイド SIM DHY
ヘッドの素材にこだわり、そのパーツに最適な素材を使っているということではないでしょうか?

中空らしい、ボテッとしたところがありますが、構えてみると昔ほど気にならないところが印象的でした。

昔のクラブはヘッド後方がかなり大きく膨らんでいて、構えたときに邪魔に感じたことがたくさんありました。



テーラーメイド SIM DHY
このクラブはSIMという名前が付いているので、SIMドライバーのような工夫がされているのだと思います。

試打してみると、特別目新しさがあったというわけではないのですが、私がそう感じないだけで、ヘッドの中にはたくさんの最新技術が組み込まれているのだと思います。

DHYって、どういう意味なんだろう?と思いました。

化粧品のDHCを思い浮かべましたが、このDHYの意味が分かりませんでした。

契約プロの名前をとっているのかな?と思いましたが、ダスティンしか浮かびませんでした。



テーラーメイド SIM DHY
いい意味で、すごくまとまっていて、親近感のもてるクラブです。

これまでテーラーメイドのクラブはどちらかというと、性能のバランスに片寄りがあることが多いと感じていたのですが、このクラブはいい感じでバランスがとれています。

ソールにある溝やウェイトなど、色々な工夫が見られますが、それがマイナスに働いていないところがいいです。

なかなか面白いクラブだな・・・。と思いました。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。