LOOP - ゴルフクラブ試打日記。


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2018年12月09日
  

LOOP prototype GK

                 
LOOP prototype GK
今日は、いつもと内容を変えまして、このシャフトをご紹介したいと思います。


LOOP prototype GK です。


LOOPのシャフトは、このGK以外にも何度か試打していて、初めて試打したときから、すごくいいな・・・。という印象をもっていました。


最初に振って感じたのは『雑さが無くて丁寧であること』です。


何と言いますか、『振り感にムラが無い』という印象をもちました。


色々なシャフトを試打していると、すごくいいな・・・。と思えるものもあれば、逆にあまり好感を持てなかったり、印象が薄いのもあります。


LOOPシャフトは前者で、振っていて心地いい感じがしました。


そんな好印象なシャフトがたくさんあるLOOPシャフトの中で、私はこのGKというシャフトに一番親近感をもちました。


色々なクラブを試打していると、ヘッドというよりはシャフトに気を使うことが、ここ数年多くなってきました。


それはクラブの軽量化やシャフトが軟らかくなってきたことが大きな要因です。


クラブ(特にシャフト)のご機嫌を伺いながら、なるべく方向性を保つように振ることが多いです。


しかし、このLOOPはそういった気遣いは無用という感じで、素直に振っていけます。


ハードなシャフトではありませんが、頼りなさのようなものは全くありません。



ループ プロトタイプ GK
重量はそれほど無いですが、今の代表的なドライバー用シャフトの中では、結構あるほうといってもいいかもしれません。


50g台のシャフトを振り慣れておられる方には、少し重く感じられるところがあるかもしれませんが、軽すぎるクラブが多くなってきているので、これくらいは必要ではないかな?と思うところもあります。


『プロトタイプ』という名前がついていますが、一般販売もされていて、手に入れやすいところも魅力です。


全体的に、滑らかにしなる感じで、パワーを伝えやすいのも魅力です。


ムラのない振り感なので、インパクトの正確性が高まり、ヒッティングポイントが常に一定になりやすいです。


安定性だけでなく、飛距離性能にも優れていて、ヘッドの特性を活かしてくれます。


ヘッドの魅力を上手に引き立てる、『名プロデューサー』といったところでしょうか?


すごく信頼できるシャフトだな・・・。と思いました。


私はドライバーに70g台のシャフトを挿しているので、重量的に少し足りないところもあるのですが、親近感をもっています。


もし70g台のシャフトがあれば是非試打してみたいです。


いわゆる『先が走りやすいタイプ』ではないので、つかまりのいいシャフトを好まれる方には合いづらいところがあるかもしれませんが、つかまり過ぎを嫌い、自然なしなり感を好まれる方には、とても相性がいいのではないでしょうか?


とてもいいシャフトなので後輩にも勧め、リシャフトしたところ、ドライバーの方向性が良くなり、飛距離も伸びました。


彼には、今流行りの先走り系シャフトは合わなかったようです。



LOOP prototype GK
シャフトメーカーといえば、グラファイトデザイン・藤倉・三菱レイヨン・UST Mamiyaが『四天王』といえるでしょうか?


どれも素晴らしいメーカーで、私はどのメーカーのシャフトも愛用していました。


日本のシャフトはとても優秀で、海外でも大人気です。


これらのメーカーは大手有名メーカーですが、そういったメーカー以外にも素晴らしいシャフトを作るメーカーが日本にはたくさんあります。


その代表的なメーカーのひとつに、このLOOPが挙げられます。


『地クラブメーカー』ではなく、『地シャフトメーカー』といっていいでしょうか?


その多くは高品質で高性能なシャフトを世に送り出しています。


ヘッドも素晴らしいメーカーがたくさんあるのは多くの方が知るところだと思いますし、シャフトも然りです。


ヘッドとシャフトの組み合わせは、まさに『無数』にあるので、どれを選べばいいか迷うところがあると思いますが、私はこのLOOPシャフトはすごくいいな・・・。と思っていますし、これまでも記事にそう書いてきました。


いわゆる『量販店』と呼ばれるお店では出会えないシャフトかもしれませんが、いいシャフトなので、一人でも多くの方が試されるよう、試打会などが全国各地で開催されるといいな・・・。と思っています。


このような素晴らしいシャフトやヘッドにたくさん出会えるのは、世界中を見ても、おそらく日本だけではないでしょうか?


そういった恵まれた環境にいる私たち日本人は、もっと多くのギアに触れるべきではないでしょうか?


しかし実際に、手にしたくてもなかなか出会えない・・・。という方もたくさんいらっしゃると思うので、メーカーにも私たちユーザーに触れる機会を増やして欲しいです。


ヘッドは、その見た目だけである程度の性能や性格などをつかむことができますが、シャフトは見た目だけでは絶対に分かりません。


振ってみないと分からないですし、振ったときと、実際に球を打ったときで印象が微妙に違うこともよくあります。


まずは試してみることがとても大切です。


もちろん、LOOP以外にも素晴らしいメーカーはたくさんあるので、これからも随時ご紹介できたら・・・。と思っております。