Waoww - ゴルフクラブ試打日記

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2017年12月17日
  

Waoww ドライバー

                 
WAOWW ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは Waoww ドライバー です。



Arch
シャフトは Arch です。

ロフトは10度、クラブ長さは46.25インチ、クラブ総重量は303gです。



正面
初めて手にした、Waowwという名のドライバーです。


これがメーカー名なのか、それともモデル名なのか分かりませんが、とてもインパクトのある名前です。


このまま『ワオー』と発音するので良いのでしょうか?


とても珍しいですが、クラブ自体はとてもいい雰囲気があります。


ひょっとして海外メーカーなのかな?と思いましたが、この独特の丁寧さ・綺麗さから、おそらく日本のメーカーだろう・・・。と思いました。


よく見ると、ヒール側に『MADE IN JAPAN』の文字があったので、やはり日本のメーカーなのだということが分かりました。


いわゆる『地クラブメーカー』ということでいいのだと思うのですが、老舗メーカーなのでしょうか?それとも新興メーカーなのでしょうか?


これまで色々なクラブに出会ってきましたが、まだまだ知らないメーカーがたくさんあるな・・・。と思いました。



側面
シャローというよりは、適度な厚みもあって、全体が丸みを帯びています。


こうして見ていたら、私の中の『アンテナ』がピンと反応しました。


イメージでいえば、ゲゲゲの鬼太郎が妖怪に出会った時に髪の毛がピンと立つ感じといったらいいでしょうか?


実際に髪の毛が立つということではないのですが、それくらいはっきりと伝わってくるものがありました。


それは、これまでたくさんのゴルフクラブに出会ってきた経験からくるのかもしれません。


これはいいドライバーだぞ・・・。と、伝えてきました。


美しいブルーが目立っていますが、それ以外の『クラブの本質』のようなものが優れているように感じました。


ピンピンと伝わってくるものがありました。



ウェイト1
トゥ側(フェース寄り)

ウェイト2
トゥ側(バックフェース寄り)

ウェイト4
ヒール側(フェース寄り)

ウェイト3
ヒール側(バックフェース寄り)


ヘッドには4つのウェイトが配置されていました。


他のメーカーのドライバーと比べると、それほど大きくないウェイトですが、しっかりとした存在感を放っていました。


専用の工具を使えば簡単に交換できそうです。


色々な重さが用意されているのでしょうか?



w
これは数字の『3』なのかな?と思いましたが、おそらくアルファベットの『w』なのだろうと思いました。



フェース面のデザイン

フェース面のデザイン
フェース面のデザインが変わっていました。


シンプルなタイプでなく、とても個性的で美しいです。


フェース面のデザインにも、決して力を抜いていません。


マルマンのマジェスティを思い出しました。


全体的な雰囲気だけでなく、フェース面の印象でも、そのクラブがチープに感じられるか、逆に高級感を醸し出しているかが分かれますが、このドライバーは後者でした。


すごく綺麗で丁寧な造りで、最終仕上げも確かな印象を受けました。


フェース面にも『Waoww』の文字がありました。


遊び心満載です。



セミディープ形状
セミディープ形状といっていいでしょうか?


昔のクラブからすると、決してディープという感じではないのですが、今はシャローが圧倒的に多いので、それらと比べると多少ディープな感じがします。


とはいっても、『バリバリのディープ』というほどでもないので、セミディープが一番合っているような気がします。


やや立体的なヘッドです。


今は『シャロー全盛時代』といっていいと思いますし、『円盤』のような形をずっと見てきたせいか、この形状がとても新鮮に見えました。


丸みがあって、膨らんでいる感じがします。


私の『嗅覚』がどんどん反応してきました。


『いい匂い』がプンプンしてきました。


打つ前から、このように感じたのは久し振りです。



顔
美しい顔をしています。


この美しいブルーが鮮やかですが、形状的にも好感がもてました。


少しフックフェースに見えましたが、特に気になるほどではありませんでした。


それは極端なフックフェースというほどでもないのと、ディープな印象があったからかもしれません。


同じフックフェースでも、シャロータイプではどうにもならないように感じることも多いのですが、ディープタイプだと、まだ何とかなりそう・・・。ということを、これまで経験から感じることがあります。


今はディープタイプが少ないですし、円盤のようなシャローのフックフェースが多いので、なかなかこのように感じることがないのですが・・・。



クラウンにある☆のような模様
クラウンには、☆のような模様がありました。


これは視覚効果ということではなく、単なるデザインだと思うのですが、フェース面同様、遊び心があって面白いです。


ひょっとして、デザインが奇抜なだけのドライバーなのだろうか?と一瞬思ったのですが、全体から伝わってくる圧倒的な雰囲気から、それはないだろう・・・。と思いました。


クラウンにも『Waoww』の文字がありました。


ソール・フェース面・クラウンと、3つの場所に『Waoww』と記されていました。


おそらく、これはモデル名ではなく、メーカー名なのだろう・・・。と思いました。



振り感
素振りをしてみると、とてもいい感じでした。


46.25インチという長さは私にとって、かなりの長尺になってしまい、その長さを持て余すことも多かったのですが、今日はそれがありませんでした。


少し短く持ってタイミング重視で振っていくこともあったのですが、今日はこのまま振っていくことができました。


遅れることなく、しっかりとついてきてくれました。


全体的な重量としては、やや軽めな感じなのですが、頼りなさのようなものは全くありませんでした。


といっても、ガチガチに硬いハードなタイプでもありませんでした。


振りやすくて、反応が速いシャフトだという印象をもちました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、まずまず・・・。普通といった感じでした。


構えたときにクラウンの模様が見えましたが、邪魔には感じませんでした。


少しフェースが被っているように見えたのですが、苦手意識のようなものは芽生えませんでした。


今流行りのフックフェースだと思いましたが、この『被り具合』に好感を持たれる方も多いのではないでしょうか?


ドローのイメージが出しやすいです。


適度な『絶壁感』がいいな・・・。と思いました。


フェース面の見え具合が絶妙です。


このドライバーのロフトは10度ということなのですが、適度な絶壁感があって、とてもいい感じです。


以前も書きましたが、私はドライバーなどのような重心深度のあるクラブは、構えたときに絶壁感があったほうが、いいイメージが出しやすいです。


このドライバーはそれがとてもいいです。


昔から、多くのドライバーが『表示ロフト』と『リアルロフト』の二種類が混在していて、表示されている数字には見えず、違和感をおぼえることもあったのですが、このドライバーにはそれがありませんでした。


10度らしい構え感だな・・・。と思いました。


ロフトが寝て、もっとフェース面が見えたほうがいい・・・。という方もたくさんいらっしゃると思います。


そういった方には、このドライバーのロフトは立って見えるかもしれません。


高弾道をイメージしづらいかもしれません。


人によって好みや感じ方はいろいろあると思いますが、私はこのドライバーの構え感は好感がもてました。


フックフェースがきつくないですし、フェースの見え方もいいな・・・。と思いました。


フェースが被って見えると、私はアドレスを少し変えることも多いのですが、今日はそのまま打っていこうという思いになれました。


今日は寒さが厳しい一日でしたが、この美しいブルーが光を反射して温かみを醸し出していました。


私はどちらかというと『艶消しタイプ』のクラウンが好きなのですが、この美しいブルーはまた別物だな・・・。と思いながら、見とれてしまっていました。


まだ球を打つ前なのに、既にこのクラブに惚れてしまったのかもしれません。


このブルーもいいけど、もしブラックがあれば、是非そちらも見てみたいな・・・。と思いました。


リラックスし、集中力が高まってきました。




試打を開始しました。

飛距離性能
一球目から、この凄まじい飛距離性能に驚かされました。


かなりポテンシャルの高いドライバーです。


最初見たときは『デザイン重視』で基本性能などは二の次なのかな?と思うところもあったのですが、全く違いました。


デザインは確かに優れていますが、明らかに『性能重視』で開発されたドライバーであることは間違いありません。


昔から多くのドライバーが、そのドライバーの特長やシステムなどを英語で表記していて、それがいかに素晴らしいかということを謳っていましたが、このドライバーにはそういったものは全く見られません。


『Waoww』の文字が目立つだけです。


遊び心を忘れていません。


性能に自信があるからこそ、敢えて色々なことを表記していないのではないでしょうか?


この飛びは凄いです。


『ピカイチの飛び』といっていいでしょうか?


弾道が高く、とても力強いです。


初速の速さがハンパなく、グーンと伸びていって、なかなか落ちてきません。


そのまま一気に突き進む感じです。


『シャロー』『セミディープ』の違いはありますが、このように感じたのは、数年前に出会ったモンスタードライバー『グランプリ GP プラチナ』以来ではないかな?と思いました。


あのモンスタードライバーを初めて試打したときは強烈な印象が残りましたが、それと同じような弾道の力強さがありました。


打つ前から何とも言えない、いい雰囲気がありましたが、正直飛距離はそれほど期待していませんでした。


しかし、強烈な飛距離性能をもっていました。


今は『ゴチャゴチャ』した感じのドライバーも少なくないですし、それらと比べると、このドライバーはウェイトが4つあるものの、比較的シンプルなデザインです。


ネックには調整機能も搭載されていませんが、この飛びの凄さは本物です。


このシンプルで美しいドライバーのどこに、この飛びの凄さが秘められているのでしょうか?


かなり飛びに長けているので、高反発なのかな?と思いましたが、ルール適合モデルということでした。



フェース面
『打感』も好感がもてました。


しっかりしているのですが、硬くなくいい感じでした。


インパクトがボヤけていなくて、はっきりと感じとることができました。


弾きがとてもいいのですが、ほんの一瞬『くっつく感覚』を味わうことができました。


一瞬くっついて、それからグッと押せる感じです。


これまでたくさん経験を積んできていて、このように感じられるドライバーは間違いなくいいです。


こういったクラブにはなかなか出会えていないのですが、そのごく少数のドライバーはどれも優れたものばかりでした。


弾道を目で追わなくても、この打感を感じているだけで、いい弾道を放っていけているのが感覚的に分かります。


『肌が教えてくれる弾道』といったらいいでしょうか?


『皮膚感覚』で伝わってくるものがありました。


ブルーが印象的ですが、打感は『クール』ではなく、『ホット』でした。


『ノっていける』打感です。



打球音
『音』も良いです。


こもった感じの音ではなく、はっきりとしていますが、大きすぎず高すぎず、爽快感がありました。


私はいくら飛んでも、音が良くなければ魅力を感じないですし、打ちたくないですが、このドライバーの音は好感がもてました。


しっかりとしたインパクトを迎えられ、気持ち良く振り抜いていくことができたので、さらなる飛びにつながったような気がします。


音はとても大切です。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、打つ前に予想していたよりは、ずっとあがりやすくて、いい意味での意外性がありました。


構えたときはもうちょっと低く、ややライナー系に近い感じを予想していたのですが、実際は違いました。


予想以上に弾道が高く、なかなか落ちてきません。


一球目から、すごくいい感じのハイドローボールを打たせてくれました。


ロフトが10度ということもあるのかもしれませんが、打ち出しからしっかりとした高さを出してくことができました。


ディープなタイプではありますが、それほど『低スピン』という感じはしませんでした。


ある程度スピンも効いているように感じました。


何年か前に流行った海外メーカーの低スピン系のドライバーのようなタイプではないのは明らかでした。


見た目以上にハードルが高くなく、親しみやすい性質をもっていると思います。


タフな印象はありませんでした。


私はドライバーでは、『ライナー系』の弾道を好むのですが、このドライバーのもつ『強烈な中高弾道』も好感がもてました。


ただ高いだけで力の無い弾道だと全く魅力を感じませんが、この力強く高さのある弾道は頼もしいですし、武器になるな・・・。と思いました。


どこか分かりませんが、日本の優れたメーカーが、私たち『日本人ゴルファーに合った飛び』を熟知して開発されたのではないでしょうか?


輸入物もいいですが、改めて『メイドインジャパン』の良さを実感しました。


『自前の良さ』といったらいいでしょうか?


ややディープなタイプですし、どちらかといえばヒッター向けのドライバーに感じたのですが、そのハードルは全く高くなく、むしろ多くの方に合いやすいのではないかな?と思いました。


日頃、シャローなタイプを使っておられる方も敬遠されず、まずは試してみられるのがいいのではないでしょうか?


試打したクラブは10度ということですが、他のロフトも用意されているのであれば、さらに幅広い層に受け入れられるのは間違いありません。



バックフェース
『安定性』も高いです。


今のドライバーの中では明らかにディープなほうですが、シビアさは全く感じませんでした。


それは『左右の幅』でもそうですし、『上下の幅』も広いと感じました。


これはディープタイプの長所といえるように思います。


『フェースの上下』を使っていけます。


結構『下目』に打ってもしっかりあがってくれましたし、球があがりきらずドロップすることにはなりにくいので、緩やかな印象をもちました。


フェース中央付近を広く使っていけるドライバーだと思いました。


球のつかまりが良く、それもこのドライバーの長所なのは間違いありません。


私はフッカーなので、ここまでの球のつかまりは必要としないのですが、それでもこのつかまりの良さは明らかに武器になると思いました。


ああ、少し右にコスったかな?スライスしちゃうかな?と思っても実際は右に大きく曲がることはなく、かなり直線に近い感じで飛んでいきました。


シャロータイプと同等の大らかさもありました。


高い安定性がありますが、まるでワンパターンのように真っ直ぐ打つタイプのドライバーではなく、安定してドロー系の球が打ちやすいドライバーといっていいように思います。


それくらい、球のつかまりがいいです。


そのつかまりの良さでラインを出していき、方向性につなげられるような気がします。


人によって、イメージの出し方は色々あると思いますが、真っ直ぐやフェード系よりも、ドロー系のほうがイメージを出しやすいという方も多くいらっしゃると思います。


そういった方にも、かなり親しみやすいドライバーといえるのではないでしょうか?


イメージの出しやすさ・ラインの色の濃さは、そのまま高い安定性につながっていきます。



操作性
『操作性』という点では、球のつかまりがいいので、フック系のほうが自然でした。


この自然とドロー系になりやすいところも、大きな飛距離につながっているように思います。


コスリ球が出にくく、しっかりつかまってくれるので、インパクトでしっかりと力を伝えて行きやすい感じがしました。


『力の伝導率』といっていいでしょうか?


それがとても効率良く高いと感じました。


右にも曲げてみようと思い、かなりカットに打ってみたのですが、大きく右に曲げることは難しいと思いました。


少し右に曲がったかな?と思えるほどで収まってしまいました。



ヒール側
かなり情熱的で、ポテンシャルの高いドライバーです。


ブルーが特徴的ですが、クールなドライバーではなく、ホットなドライバーです。


打っていて、気持ちの昂ぶりを抑えることがなかなかできず、ずっとハイテンションのままでした。


今日の寒さを、このドライバーのおかげで忘れてしまっていました。



Waoww
この飛びの凄さを目にし、発する言葉がWaoww(ワオ)なのかな?と思いました。


それがそのままクラブの名前かメーカーの名前か知りませんが、採用されているのではないでしょうか?


私ならば、『ウワッ、スゴイな』になるような気がしたのですが、それではクラブには使えないような気もしました。


こういったところを名前にできるのは凄いな・・・。と思いましたし、柔軟性とセンスの良さを感じました。


メーカーも、それだけ性能に自信を持っているということなのではないでしょうか?



WAOWW ドライバー
このドライバーを造った人は凄いな・・・。天才ではないかな?と思いました。


設計した人も凄いですし、それをこうして形にした人も凄い才能と技術をもっていると思います。


外見では、それほどたくさんの工夫がされているようには見えないのですが、この飛びは確かです。


調整機能は付いていないので、そこに不満をもたれる方もいらっしゃるかもしれません。


しかし調整機能は、あくまでも基本性能の確かさがあってこそ成り立つものではないでしょうか?


私はこれまで、調整機能は付いているけど、飛距離など基本性能に不満をもったドライバーに出会ってきました。


色々なクラブを試打していると、あまり魅力を感じなかったり、他のメーカーと同じような感じだな・・・。とか、前のモデルのほうが良かったな・・・。と思えることは正直少なくありません。


このメーカーは初めてなので、前のモデルと比べることはできませんが、強烈な印象を私に残してくれました。


全力で打つのではなく、少し力を余した状態で打っているのに、全力で打ったような飛びが凄いな・・・。と改めて実感しました。


飛距離性能は優れているのですが、それがごく一部の人にだけでなく、多くの方に合いやすいのも、このドライバーの魅力です。


決してハードヒッター専用ドライバーではありません。


日頃シャロータイプを好んで使っておられる方の中には、このドライバーの厚みを見て敬遠される方がいらっしゃるかもしれません。


しかし見た目以上に、このドライバーは易しくてハードルも低いので、多くの方に試していただきたいと思いました。



Arch
装着されているArchというシャフトも私は初めてだったのですが、相性はバッチリ合っていました。


色々なシャフトでも試してみたいですが、まずはこのシャフトを選択肢に入れるのもいいのではないかな?と思いました。


このシャフトもヘッドに負けないくらい、かなり高性能だと感じました。


贅沢な印象をもちました。



WAOWW ドライバー
私はいいクラブに出会うと自分だけが楽しむのはもったいない、すぐ仲間たちに教えてあげたい・・・。と思ってしまうのですが、明日早速このドライバーを紹介してみよう・・・。と思いました。


彼らの驚き、また喜ぶ顔を想像するだけで楽しくなってきますし、このように思えたのもずいぶん久し振りのような気がします。


日頃の疲れを吹き飛ばす、強烈なドライバーでした。


このドライバーがとても良いので、もしラインアップされているのなら、FWやUTも試してみたいと思いました。


今夜は、このドライバーのことが頭から離れずになかなか寝付けないだろうな・・・。と思いながら、練習場を後にしました。



                         
        
ツアープロコーチ 谷将貴のゴルフシンプル理論完全マスタープログラム