FREIHEIT - ゴルフクラブ試打日記。

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FREIHEIT

      
2021年08月23日
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FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー

                 



FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブFREIHEIT GXD EZ460 ドライバー です。



Fire Express SL PROTOTYPE
シャフトは Fire Express SL PROTOTYPE です。

ロフトは11度、クラブ長さは44.75インチ、シャフト重量は65g、トルクは3.3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は311g です。



正面
久しぶりに出会った、FREIHEITのドライバーです。

全身黒でカッコいいな・・・。と思いながら見ていました。



GXD
最初、私は『GXD』という、まだ手にしたことが無いメーカーのクラブなのだろうと思っていました。



FREIHEIT
しかしトゥ側に『FREIHEIT』の文字を見て、FREIHEITのニューモデルなのだということを知りました。

手にする機会が少ないメーカーなので詳しいことは分からないですが、どのメーカーであっても、ニューモデルを手にすることができるというのは嬉しいです。



側面
全体的にはかなりシャロー感があります。

このような質感だと、ディープかセミディープのほうが似合うような感じがしますが、シャローでないと、今は売れにくい時代なのかもしれません。



2つのウェイト
ソールには2つのウェイトが配置されています。

バックフェース側には『10』

ヒール側には『2』という刻印がありました。

ヒール側よりもバックフェース側を重くして、重心を深くしているようです。



ネック長さ
ネックは短めですが、今はこれくらいが普通です。

ネックに調整システムは搭載されていません。



フェース面のデザイン
フェース面はシンプルで美しいです。

いかにも弾きが良さそうな印象を受けます。

ヒッティングエリアにある4つの白い線はフラットですが、それ以外のスコアラインは溝になっていました。

強度を考えてのことなのかもしれません。



丸っこいシャローヘッド
シャローバックタイプのヘッドです。

ただ単に薄いというのではなく、『丸っこさ』もあります。

シャローバックではあるものの、クラウンが盛り上がっているので、適度なフェース高も維持されていそうです。

最近は『シャローフェース&シャローバック』よりも、『ディープフェースあるいはセミディープフェース&シャローバック』の組み合わせが多くなりました。

ディープバック形状に苦手意識をもっておられる方は多いかもしれませんが、ディープフェースにはそれほど苦手意識をもたない・・・。という方は多いのではないでしょうか?

シャローフェースだと、フェースの『上下』といいますか『高低』を使うことができませんが、ある程度ディープだと、意識的に上でヒットしたり下を使ったりすることができるので実戦的です。



顔
全体の雰囲気などから、かなりの美顔を予想していたのですが、ちょっと違っていました。

少し『つかまえ顔』に見えます。

バルジはカーブを描いているというよりは真っ直ぐに近い感じです。

このバルジを見て、以前試打したことのあるグランプリのドライバーを思い出しました。



ノーマルクラウン
最近はカーボンコンポジットが増えているので、このドライバーはどうなのかな?と、クラウンを近くで見てみましたが、あの独特なカーボン模様が見られないので、おそらく普通のクラウンなのだと思います。

最近は異材組み込み型ドライバーが多くなっていますが、このドライバーはウェイトを除いた『フルチタン』なのかもしれません。



振り感
素振りをしてみると、すぐにタイミングが合いました。

加速感はありますが、先が動きすぎることなく、適度に耐えてくれます。

これならフェース面の向きを意識しなくて振っていけるな・・・。と思いました。

最近は長尺系を試打することが多く、久しぶりに45インチ以下のドライバーを試打し、この短さに親近感を覚えました。

とはいっても、昔(43インチや43.5インチが主流の頃)は44インチでも立派な『長尺』だったのですが・・・。

ルールで許されたギリギリの長さを使って、1センチでも1ミリでも遠くへ飛ばしたい・・・。という方は短尺には物足りなさを感じられるかもしれませんが、アイアンなど他のクラブとのマッチングや方向性の出しやすさ・扱いやすさを考えれば、少し短くすることには大きなメリットがあります。

スコアメイクには、その人にマッチした『適度な長さ』というものがあると思います。

『最長飛距離』ではなく、方向性を高め『平均飛距離』を伸ばしていくことが重要ではないでしょうか?

例えば二球打ったとして、一球目は300ヤード飛ばしても、二球目がOBであれば『0』なので、平均飛距離は150ヤードということになります。

それよりも1球目が260ヤードで、二球目が240ヤード飛べば、平均飛距離は250ヤードになり、どちらがスコアメイクに必要かは誰の目にも明らかです。

私はビギナー時代から、とにかくブンブン振り回していたので、すごくよく飛ぶときもあれば、OBやロストボールを打つことも多かったので、平均飛距離ということを考えると、とても短いです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。

つかまりそうな顔ですが、気になるほどでもないですし、スタンスの向きを変えることなく、普通に構えられました。

ロフトが11度ということもあり、私にとってはフェース面が見えすぎで、『高くあがりすぎ』を気にしてしまいました。

あくまでも私の好みとしては『絶壁感』があって、やや低めの強いライナー系のイメージを出していけると、『あがりすぎ』を気にしないでいいので、少し楽になります。

私は昔から弾道が高くて『スピン過多』に悩んでいたので、どうしてもその悪い記憶を消すことができません。

いつもよりティを低くして、少しアゴ(フェースの下部分)で拾っていくイメージで打ってみようかな・・・。などと考えていました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、まずまずです。

ガツンという堅い感じではないですが、少しこもったような打感で、爽快感はありません。

できれば、もう少し爽快感があったらいいな・・・。と思いました。

やや『まったり』した打感です。



打球音
『音』は、はっきりしていますが、高くなく大きくなく、いい感じです。

無難な音といっていいかもしれません。



トゥ側
球はあがりやすいですが、11度のドライバーということを考えると、普通かな・・・。と思いました。

タフさは感じないですが、すごくイージーで、誰でもあがりやすいドライバーではありません。

どちらかといえば、ヒッターというよりは『セミヒッター』向けのドライバーといった感じがします。

全体的なスペックと、ヘッドのスペックとの不協和音といいますか、ミスマッチ感を感じました。

これなら、もう少しロフトが立っていたほうが、いいパフォーマンスを発揮してくれそうです。

重心が後ろにあるタイプのドライバーはお尻(バックフェース側)が重いので、少しロフトを立て気味のほうが距離を出しやすいように思うので、できれば違うロフトでも試してみたいと思いました。



バックフェース
『安定性』は普通です。

とはいっても、充分な寛容さをもっているのですが、最近のオートマチック系ドライバーの中では普通といったポジションにいると思います。

シビアさは無く、球のつかまりもいいですが、高い寛容性があって、どこでヒットしても曲がらないというドライバーではなく、結構曲がりました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、いい感じですが、他と比べても特別凄いとは思いませんでした。

それはこのドライバーに魅力が無いというのではなく、それだけ今はどのメーカーのドライバーもレベルが上がってきているということです。

弾きが良く、強い弾道が打てますが、今では見慣れた感じがして、驚くようなことはありませんでした。

言い換えれば、今のハイレベルなドライバーにも全く見劣りすることなく、性能を発揮するドライバーということです。



操作性
『操作性』は、まずまずです。

私はフック系のほうが易しく感じましたが、スライスも打つことができました。

直進性が高くて、曲がりづらいドライバーではありません。

ただ、大きく右に曲げるのは難しく感じました。



試打後の感想


ヒール側
シャロー系のドライバーではありますが、昔のような頼りないタイプではなく、『パワー系のシャロー』だな・・・。と思いました。

ただ単にあがりやすいだけのドライバーではなく、弾きが良くて力強く、重い球が打てるドライバーです。



FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー
『セミオートマチック系』のドライバーといっていいように思います。

ヘッドとシャフトの相性は、それほど合っていないような印象をもちました。

ヘッドよりもシャフトのほうが気になったので、できればマニュアルタイプのディープ系のドライバーで試してみたいです。



FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー
シャローでありながら、この立体感。

これも計算され尽くしてのことだと思います。

あがりやすいけど、あがりやすいだけでなく、強い球が打てるように設計されているのだと思います。



FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー
外見ではウェイトが2つありますが、それ以外は特に工夫は見られず、シンプルな印象をもちましたが、ヘッドの内部にはたくさんの工夫がされているのではないでしょうか?



FREIHEIT GXD EZ460 ドライバー
FREIHEITというメーカーのクラブは試打した本数が少ないので、分からないことが多いですが、これからも試打することがあれば、積極的に試打してみたいと思います。

日本の地クラブメーカーは本当に優秀なところが多いです。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


                         
        

                         
      
2018年05月13日
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FREIHEIT THE-G HYBRID アイアン

                 
FREIHEIT THE-G HYBRID アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは FREIHEIT THE-G HYBRID アイアン の7番 です。



N.S.PRO MODUS3 TOUR125
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR125 です。

ロフトは30度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS です。



正面
FREIHEITの新しいアイアンです。


FREIHEITはドライバーの印象が強いですが、以前アイアンも試打したことがあります。


地クラブメーカーといっていいと思うのですが、個性的でカッコいいイメージを持っています。


日本に地クラブメーカーがどれくらいあるのか分かりませんが、素晴らしいクラブを造るメーカーが増えてきています。


逆に昔は輝いていたけど、今はその輝きを失ってきているように感じられる大手有名メーカーもいくつかあります。


昔は大好きだったので、残念でなりません。



側面
ボテッとしているので、おそらく中空構造になっているのだろうと思いました。


ヘッドに膨らみがあります。


中空アイアンは一時期よく見られましたが、今は少なくなりました。


中空にするメリットはあるものの、デメリットもあり、それほど浸透しなかったのではないでしょうか?



彫りの深さ
彫りは浅く、こうして見るとハーフキャビティのようにも見えますが、おそらく中空なので、かなり易しくなっているだろうと思いました。



トップライン
トップラインは、ちょっとだけ厚く見えましたが、気になるほどではありませんでした。



トゥ側のウェイト
トゥ側

ヒール側のウェイト
ヒール側

トゥ側とヒール側にはウェイトがひとつずつ配置されていて、よく目立っています。


こうすることで、慣性モーメントを高めているのが分かります。


とても小さい数字ですが、トゥ側には『5』、ヒール側には『7』の刻印がありました。



ソール幅
ソール幅は広いですが、今のアイアンの中では普通といえるでしょうか?



リーディングエッジ
リーディングエッジは削られていました。



トレーリングエッジ
トレーリングエッジは大きく削られていました。


今のアイアンの特徴が、このアイアンにも見られます。



HI7
『7』という数字は番手を表していると思うのですが、『HI』の意味が解りませんでした。


どういう意味があるのでしょうか?



ネック長さ
ネックは短めで、ヘッドが大きいので、いわゆる『頭でっかち』タイプです。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


中空構造にミーリングのイメージは無いですし、殆どのアイアンのフェース面にミーリングが採用されていないので、これがノーマルといえるのかもしれません。


ウェッジほどのミーリングの効果は、アイアンには無いということなのでしょうか?


以前も書きましたが、アイアンには『激スピン』は求めないものの、フライヤーを軽減してくれると嬉しいです。



振り感
素振りをしてみた感じは、なかなかいいです。


適度な重さもあって、タイミングもとりやすいです。


普通の7番アイアンを持っているというよりは、ユーティリティアイアンの印象のほうが強いです。



構え感
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。


セミラージサイズのアイアンです。


このようなタイプなので、これくらいの大きさが普通といえるのかもしれません。


中空の印象が強いので、もっと大顔を予想していたのですが、それほどでもありませんでした。


『7番』という番手だからでしょうか?


これがもし『3』とか『4』になると、もっと大顔になってくるのかもしれません。


グースは利いていますが、苦手意識が芽生えるほどではありませんでした。


むしろ、このようなタイプのアイアンでは『控えめなグース』といっていいような気もします。


こうして構えてみると、普通のアイアンというよりは、やはり『中空感』といいますか、『ハイブリッド感』があるな・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、まずまずでした。


予想していた通りの打感です。


やや『ペチャッ』とした感じで、中空らしい打感です。


この打感で、やはり中空なのだということが分かりました。


中空ということになると、このクラブがアイアンというよりは『UT』に近い印象をもちました。


普通、アイアン型のユーティリティ(ハイブリッド)は『3番』や『4番』が多いので、この番手(7番)というのは珍しいです。


フィーリングを犠牲にしても、あがりやすさを選択した結果といえるのでしょうか?



トゥ側
球はとてもあがりやすいです。


タフなタイプではありません。


2つのウェイトがよく効いていて、重心も低くなっているように感じます。



バックフェース
『安定性』は高いです。


大らかなタイプで、オートマチック系のアイアンです。


中空構造は打感が犠牲になることが多いですが、その代わり、見た目をそれほど損ねることなく、易しさを高めていくことができます。


これまでもそのような中空アイアンにたくさん出会ってきました。


このアイアンのようにハイブリッド感のあるアイアンは珍しいですが、中空の長所・短所はしっかり出ていました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなか高いですが、今のアイアンでは普通かな?と思いました。


距離が稼げるアイアンですが、特別秀でているとは思いませんでした。


性格が丸く、穏やかな飛距離性能をもっています。


安定した飛びが、このアイアンの魅力です。



操作性
『操作性』という点では、正直それほど長けてはいないと思いました。


オートマチック感が勝ってしまいました。


一応左右にも曲げてみたのですが、大きく曲げることはできませんでした。


大きく『ギュイーン』と曲がるのではなく、緩やかに『スーッ』という感じで小さく曲げていくことができました。



ヒール側
他のメーカーではなかなか見られない、個性的なアイアンだな・・・。と思いました。


今はポケットタイプが多いので、このような中空は少なくなってきていますが、ハイブリッドには適した構造だと思います。



FREIHEIT THE-G HYBRID IRON
ポケキャビタイプのハイブリッド(ユーティリティアイアン)って、どうなんだろう?と思いました。


あまり見ないような気がします。


ポケットタイプにすると、もっとボテッとした感じが強くなりすぎてしまって、構えづらくなってしまうのかもしれません。


構えづらくなれば、かなりマイナスになるので、作るメリットが無いのかもしれません。



FREIHEIT THE-G HYBRID IRON
中空タイプの7番アイアンは、今では珍しいですが、昔は普通にありました。


しかし、見た目は普通にアイアンに似ていても、打感が大きく落ちるので、あまり人気は出なかったように思いますし、7番という番手で中空にするメリットはそれほど無いように思います。



FREIHEIT THE-G HYBRID IRON
中空ということと、バックフェースにある2つの大きなウェイトが特徴的ですが、それ以外はシンプルで普通な感じがしました。


今の多くのアイアンに見られるような『ハイテク感』は見られませんでしたが、リーディングエッジやトレーリングエッジの削りなど、今のアイアンと共通するところも見られます。



FREIHEIT THE-G HYBRID IRON
打感に不満をもったので、このアイアンを魅力的に思うことは無かったのですが、これが『2番』や『3番』『4番』ならばアリなのかな?と思いました。



FREIHEIT THE-G HYBRID IRON
ひとくちに『中空』といっても、今は研究が進み、色々なタイプがあるようなので、もっと打感が良くなるといいな・・・。と思いました。


これからもFREIHEITには注目していきたいです。

                         
        

                         
      
2018年02月11日
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FREIHEIT THE-G Ti フェアウェイウッド

                 
FREIHEIT THE-G Ti フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは FREIHEIT THE-G Ti フェアウェイウッド の5番 です。



Raver FW60
シャフトは Raver FW60 です。

ロフトは18度、クラブ長さは42.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは4.3、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は331g です。



正面
初めて手にしたFREIHEITのフェアウェイウッドです。


FREIHEITのクラブを試打した経験はまだ浅いのですが、以前ドライバーとアイアンを試打したことがあります。


今日はFWを試打することが出来て、嬉しく思いました。



側面
派手さはなく、シンプルなデザインです。


硬派な感じで、カッコいいです。


ゴチャゴチャしていなくて、シンプルなのもいいです。


何といいますか、濁った感じがなく、クリアな感じがしました。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。


見慣れた感じの長さです。


初めて試打するクラブですが、もう何度も試打してきたような『見慣れた感』があります。


すごくオーソドックスなクラブだな・・・。と思いました。


奇をてらった感じがしない、正統派なタイプです。



ソールの溝とウェイト
ソールにはウェイトと溝がありますが、それ以外は特に見られず、シンプルな造りになっています。


ネックの調整機能やウェイト移動システムを求めておられる方には物足りないところがあるかもしれませんが、私はこういうシンプルなタイプは大好きです。


以前試打したドライバーにはウェイトが2つありましたが、このFWはひとつだけです。


ヘッドの大きさなどもあって、ひとつで充分ということなのではないでしょうか?


専用の工具を使えば、簡単に取り外しできそうです。



溝の深さ
溝は浅いです。


今は溝も見慣れてきましたが、メーカーによって深さに違いがあります。


色々な研究が進んでいるとは思うのですが、このクラブには、この深さがベストなのでしょうか?



Ti upper body & Heavy weight sole
ソールのトゥ側には『Ti upper body & Heavy weight sole』の文字ありました。


つまり、ボディの上部はチタンが使われていて、ソールに重量のあるウェイトが配置されているということでいいのでしょうか?


重心の低さを示しているようです。


今は低重心のクラブが全てといっていいのかもしれません。


昔のような高重心のクラブを探すのが難しくなりました。


それはクラブの進化もありますし、ボールとの兼ね合いもあるのだと思います。



セミディープ形状
セミディープ形状といっていいでしょうか?


それほどディープという感じはしないのですが、今はもっとシャローなタイプが主流なので、それらと比べると厚みがあるように見えます。


もっと薄いタイプを好まれる方には、少し厚みがあるように見えるかもしれませんが、私はシャロー過ぎるタイプよりも、このようにある程度の厚みがあるほうが好きなので、好感がもてました。


特に『フェース高』は、ある程度高さが保たれているタイプが好きなので、このクラブには好感がもてました。


すごくオーソドックスなFWだな・・・。と思いました。


最新モデルではありますが、もう何年も前のクラブを見ているようです。


やはり、変えなくていいところはそのままにしているのだと思います。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインもすごくシンプルです。


今は色々と凝ったデザインの物も見られるようになってきましたが、このクラブは昔ながらのシンプルなデザインです。


このフェース面を見ているだけでも、フィーリングの良さそうな感じが伝わってきます。



顔
とてもいい顔をしています。


以前試打したドライバーがいい顔をしていて、それが強く印象に残っているので、おそらくこのFWもいいだろう・・・。と思っていましたが、その期待通りでした。


好感度がグッとあがりました。


すごくオーソドックスな正統派な美顔です。


FWにおいての、永久不変の顔といっていいでしょうか?


これからずっと時は流れて、色々なクラブが登場してくると思いますが、このような美しい顔は変わらないでいて欲しいと思います。


最近は違和感をもつような、いわゆる『異型ヘッド』が少なくなり、好感のもてる顔が多くなりました。


このクラブはそれらいい顔の中でも、トップクラスといっていい整った顔をしています。


私は、顔にはこだわりがあるので、この顔を見て、かなり気持ちが高まってきました。


初めてなので分からないところも多いですが、この美顔を見て、どこかホッとしたところがありました。



振り感
素振りをしてみた感じは、なかなかいい感じです。


特に難しく感じることもなく、普通に振っていくことができました。


タイミングも合わせやすいです。



構え感
ボールを前にして構えてみても、とてもいいです。


スプーンとは違う、クリークらしい小振りなヘッドがいい感じです。


今はシャロー系が多いので、それらと比べると投影面積の違いがあるように見えますが、昔からこのようなタイプが多いので、慣れているといいますか、懐かしいな・・・。と思いました。


『技術の革新』というよりも『原点回帰』といったほうが合っているかな?と、このクラブを構えて思いました。


すごく自然でオーソドックスだな・・・。と思いました。


これまでの経験が、そのまま活かされそうな感じがしたので、リラックスして構えることができました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで、好感がもてます。


シブいデザインらしい、予想のできるグッドフィーリングです。



打球音
『音』は、とても静かです。


気持ち良く振っていくことができました。


『大人のクラブ』といったらいいでしょうか?


すごく落ち着いた感じです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通だと思いました。


球は拾いやすいです。


昔からあるタイプではありますが、今はとてもあがりやすいFWがたくさんあるので、それらと比べると、ややしっかりしている印象を受けました。


決してタフなタイプではないですが、『あがりやすさ最優先』のFWではないと思います。



バックフェース
『安定性』は、まずまずでした。


構えやすいですし、ライン出しも簡単ですが、『曲がりにくさ』『直進性の高さ』がウリのクラブではないと思います。


スイートエリアの広さも標準的です。


物理的な性能よりも、フィーリングや基本性能を重視した、易しすぎないFWだと思いました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、優れていました。


すごくシンプルなデザインですし、それほど飛距離に特化した印象はなかったのですが、弾道も力強いですし、高いパフォーマンスを発揮してくれました。


ウェイト配置や溝による効果なのかもしれません。


こういう優れたFWを試打していると、ドライバーだけでなく、FWもチタンの流れになっていくのではないかな?と思います。


飛んで易しいFWにするなら、メタルよりもチタンのほうが有利のような気がします。


とはいっても、ドライバーのようにヘッドが大きくなりすぎてしまうと、違う難しさが出てしまうので、それほど大型化しないほうがいいとは思うのですが・・・。



操作性
『操作性』は良いです。


クセのない、いい顔をしているので扱いやすそうだな・・・。と思っていたのですが、実際に打ってみても、その通りでした。


左右どちらにも同じように対応してくれました。


直進性よりも操作性に長けている、今では少数派といっていい性能をもっているクラブだと思いました。


曲がりやすいというのではなく、普通に打っている限り大きく暴れることなく、大らかなところもあるのですが、インテンショナルに打っていきたいとき、それに応えてくれるFWです。


ドローヒッターの方にも、フェードヒッターの方にも合いやすいのではないでしょうか?



ヒール側
派手さを抑えたデザインで、人によっては地味に見えるかもしれません。


もっとカラフルさや色々なパーツが付けられているほうがいい・・・。という方もいらっしゃるかもしれません。



FREIHEIT THE-G Ti FAIRWAY WOOD
調整機能が無いと物足りない・・・。と思っておられる方もいらっしゃるかもしれません。


日々、色々なクラブを試打してきて、一時期の調整機能ブームは落ち着いたように感じますし、メーカーもあえて付けなくなってきたのではないかな?と思えることが多くなりました。


このFREIHEITというメーカーも、あえてそのようにしているのではないでしょうか?



FREIHEIT THE-G Ti FAIRWAY WOOD
ドライバーと『瓜二つ』といっていいほど、よく似たデザインで、関連性があるのもいいです。


顔の良さやフィーリングの良さなども共通しているので、さらに好感度があがりました。


ドライバーとFWは違うメーカーにすることも多いですが、ドライバーとセットで使ってみたいな・・・。と思いました。



FREIHEIT THE-G Ti FAIRWAY WOOD
派手さはないですが、基本性能はしっかりしていて、大切なところはしっかりおさえている感じがしました。


これまでたくさんのクラブに出会ってきて、打つ前に何ともいえない独特なものを感じたり、何故か分からないけど、このクラブには惹かれるものがあるな・・・。などと感じたりすることもあります。


逆にあまり興味をもてなかったり、伝わってくるものが殆ど無いようなクラブもあります。


このクラブは前者のほうで、打つ前からいいな・・・。と思いながら見ていました。



FREIHEIT THE-G Ti FAIRWAY WOOD
顔の良さや打感の良さ・音の静けさ。


そして飛び性能の確かさ・適度な操作性。


どこかが飛び抜けているのではなく、どれもバランス良く保たれているのがいいと思いました。


本格的な造りでカッコいいですが、難しすぎないのもいいですし、これは今のクラブの特徴といっていいような気がします。



FREIHEIT THE-G Ti FAIRWAY WOOD
初めてFREIHEITのFWを試打したので、どうなのかな?と思う部分はありましたが、すごくいい印象をもったまま試打を終えることができました。


チャンスがあれば、是非コースでも試してみたいと思わせてくれるクラブでした。


最初から最後まで楽しむことができ、後味がいいまま練習場を後にしました。


                         
        

                         
      
2017年10月15日
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FREIHEIT THE-G FORGED アイアン

                 
FREIHEIT THE-G FORGED アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは FREIHEIT THE-G FORGED アイアン の7番 です。



ダイナミックゴールド 105
シャフトは ダイナミックゴールド 105 です。

ロフトは31度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は422g です。



正面
初めて手にする FREIHEIT のアイアンです。


以前ドライバーを試打したことがあったのですが、アイアンは初めてです。


まだ手にした回数が少ないので、このメーカーのクラブのことがよく分からないですし、イメージも強くありません。


しかし、いい雰囲気を感じていました。


派手さはなく、落ち着いたデザインです。



側面
オーソドックスな感じのポケキャビだな・・・。というのが第一印象です。


小さくはないですが、かといってラージサイズで大味なタイプのアイアンでもありませんでした。


輪郭も丸すぎず、適度なシャープさがあるのでカッコいいな・・・。と思いました。


ポケットというよりは溝のようにも見えたのですが、ポケットという認識をもちました。



彫りの深さ
彫りの深さは意外と浅く、ポケキャビでありながらハーフキャビティのような要素も兼ね備えています。


最近では珍しいような気もします。



ヒール側のポケット部分
ヒール側

トゥ側のポケット部分
トゥ側

このポケットはトゥ側とヒール側とにセパレートされていました。



バックフェースのウェイト
中央にウェイトがあるから、構造上こうなったのでしょうか?


あまり見ない形です。


ポケットタイプなので易しそうな感じがしますが、それが強調されすぎていないのがいいと思いました。


ヒール側には『FORGED』の文字があったのですが、フォージドアイアンのような雰囲気はあまり感じませんでした。



トップライン
トップラインは少し厚めに見えましたが、問題ない範囲です。



ソール幅
ソール幅は少しワイドに見えましたが、今では標準的といえるような気もします。


セミワイドといっていいかもしれません。


先日試打したタイトリストのアイアンのように、狭いソールを見つけるほうが、今は難しいような気もします。


狭いのは難しそうでためらってしまうけど、かといってワイド過ぎるのは使いたくない・・・。という方には親しみやすいソール幅といえるのではないでしょうか?


今のクラブは、こういった『中間的』な要素をもっているものが多くなりました。


例えば『1か2か』ではなく、『1.4~1.7くらい』までのクラブが多いような気がします。


それだけ、ゴルファーの好みも多様化していて、メーカーがそれに対応できるよう努力してくれているのだと思います。



リーディングエッジ
リーディングエッジは少し削られていました。


刺さらず抜けが良さそうです。


今は多く見られる形です。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。


長さはしっかりとキープされていますが、ロングネックというほどでもなく、かといってショートでもありませんでした。


全体的に見て、高重心タイプではなく、『やや低重心タイプ』のアイアンに見えました。


とはいっても、今のアイアンの中では、そこそこの重心高さをもったアイアンなのは間違いないだろうと思いました。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


スコアラインの間隔も広めで、本数は13本でした。



振り感
素振りをしてみると、いい感じでした。


タイミングも取りやすく、すぐにでも打っていけそうでした。



構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。


小顔というよりは、少し大きめで『アゴ(ヒール側の膨らみ)』が目立ちますが、苦手意識は芽生えませんでした。


ストレートネックというよりは、セミグースタイプのアイアンです。


マニュアル的な顔というよりは、セミオートマチック系の顔に見えました。


この顔を好まれる方は多いのではないでしょうか?


今はこういうタイプが一番多いように思います。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで良いです。


球を優しく包み込んで飛ばしてくれているように感じました。


心地良い感触が手に残りました。



トゥ側
球はあがりやすいですが、今のアイアンの中では平均的といえるような気がします。


カッコいいアイアンで、アスリート色も強いですが、ハードルが高いタイプではないと思いました。


ポケットがあることや、バックフェースにあるウェイトが利いているのか、重心深度もこのようなタイプのアイアンでは深いほうだといえるのではないでしょうか?


タフなタイプのアイアンではないと思いました。



バックフェース
『安定性』は高いです。


セミオートマチックタイプのアイアンです。


シビアさは感じませんでした。


ポケットキャビティらしい易しさをもったアイアンだな・・・。と思いました。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていますが、今の飛び系アイアンの中ではまずまずといえるでしょうか?


私の感覚では明らかに1番手以上の飛びを感じるのですが、今では珍しくなくなりました。


2番手以上の飛び性能をもったアイアンが多くなりました。


アイアンに飛距離性能を最優先して求めておられる方には少し物足りないところがあるかもしれませんが、そこそこ飛んで感覚を邪魔しないアイアンが好きだという方には、魅力的に感じやすいのではないでしょうか?



操作性
『操作性』という点では、左右にも普通に曲げることができましたし、なかなかいい感じだと思いましたが、大きく曲げるタイプではないと思いました。


小さい曲がり幅で勝負していけるアイアンだと思います。


左右どちらかに偏った性能ではなく、中立的なタイプだと思いました。


私はフッカーなのでフック系の球が易しく感じましたが、右に曲げることも普通にできました。


操作性よりは安定性が勝る、セミオートマチック系の中立的なアイアンという印象をもちました。



ヒール側
初めて試打したFREIHEITのアイアンでしたが、いい印象をもったまま試打を終えることができました。


派手さはなく落ち着いたデザインに好感がもてました。



FREIHEIT THE-G FORGED IRON
『易しさ』の為の機能を追求していながら、ゴチャゴチャしていないところにも魅力を感じました。


クラブの『第一関門』は、まず『見た目』だと私は思っているのですが、このアイアンはそれを見事クリアしていました。



FREIHEIT THE-G FORGED IRON
見た目が良くないと、手に取ってみたいとも思えないですが、このクラブはカッコいいですし、思わず手にとってしまいました。


実際に打ってみても、フィーリングが良かったので、好感度はさらに増しました。



FREIHEIT THE-G FORGED IRON
カッコ良くて構えやすくて打感もいいですが、『易しさ』も兼ね備えているところがまたいいです。


カッコいいですが、ハードルが高すぎて一部のゴルファーしか対応できないというタイプのアイアンではなく、多くの方に楽しいと思えるように設計されているのではないかな?と思いました。



FREIHEIT THE-G FORGED IRON
ポケットやウェイトが付いていて機能的なところもありますが、先ほども書いた通りゴチャゴチャせず、むしろシンプルな印象をもてたところも気に入りました。


ハイテクタイプのアイアンではなく、ベーシックなタイプだな・・・。と思いました。



FREIHEIT THE-G FORGED IRON
『性能のバランス』が上手くとれているアイアンだな・・・。と思いました。


構えやすさ・打感・あがりやすさ・飛距離・安定性・操作性が、上手くバランスを取り合っていて、どこかひとつが大きく抜きん出ているとか、逆に大きく劣っているということはありませんでした。


飽きが来ず、長く付き合っていけそうなアイアンだな・・・。と思いました。


アイアン好きの方に是非試していただきたいと思いました。


コースでも試してみたいアイアンです。



                         
        

                         
      
2014年11月02日
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FREIHEIT THE-G ドライバー

                 
FREIHEIT THE-G ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは FREIHEIT THE-G ドライバー です。



ATTAS 6☆
シャフトは ATTAS 6☆ です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は64g、トルクは3.3、キックポイントは中調子 です。



正面
初めて手にした『THE-G』という名前のドライバーです。


私はこのメーカーのことを全く知りませんでした。


新しいメーカーなのでしょうか?


私は最新のクラブ事情に疎いので、知らないメーカーがまだたくさんあるのだと、改めて感じます。


初対面ではありますが、何とも言えない、いい雰囲気がありました。


私はクラブを、まずは目で楽しみたいと思っているのですが、このドライバーはそれができる美しさをもっていました。


球を打つ前に、まずはそのクラブに興味がもてないと、テンションもあがっていきません。


そういった意味でも、このクラブのもつ何とも言えない雰囲気が、私のテンションをどんどんあげてくれました。



THE-G
そのまま『ザ・ジー』と読むのでしょうか?


『G』は何の略なのでしょうか?


2つの『輪っか』にも、何らかの意味があるのでしょうか?


初めてのクラブは知らないことばかりですが、とても興味があります。



側面
今のドライバーの中では、明らかにディープなほうです。


シャロー系が多いので、この厚みは新鮮に映りますが、今は少しずつ他のメーカーでもディープタイプが増えてきています。


シャロー系ドライバーも素晴らしいですが、やはりディープにはディープの良さがあるのだと思います。



ディープタイプ
この『げんこつのような塊感』が、パワーを感じさせます。


気持ちよく叩いていけそうです。



SOFT FEEL AND STRONG TRAJECTORY
ソールには『SOFT FEEL AND STRONG TRAJECTORY』と記されていました。


つまり、『ソフトなフィーリングと強い弾道』ということでいいのでしょうか?


シンプルな構造のヘッドですが、メーカーの自信が窺えます。



ソールの溝
ソールには浅い溝がありました。


今は、こういったタイプが増えてきました。


テーラーメイドのクラブを思い出しますが、やはり飛距離性能に大きく関わっているのでしょうか?



ディープバック
ディープバック形状です。


ディープフェースはよく見かけても、なかなかここまでのディープバックタイプは見かけないように思います。


いかにも『男っぽい』といいますか、『骨太』な感じがしました。



顔
とてもいい顔をしています。


一目見て気に入りました。


初めて手にするメーカーのクラブは解らないことも多いですが、少なくともこの顔を見て好感度がアップしましたし、メーカーへの印象も良くなってきます。


いい顔をしたクラブに出会うと、それだけで気分も良くなります。


違和感のある顔をしたクラブに出会うと、モヤモヤした感じが残ることもありますが、このドライバーは全く違います。


頭の中がすっきりとクリアになりました。



トゥ側のウェイト
トゥ側

ヒール側のウェイト
ヒール側

トゥ側とヒール側には、ウェイトがひとつずつありました。


専用の工具を使えば交換できそうです。



FREIHEIT
バックフェースには『FREIHEIT』の文字が目立っていました。


これもウェイトじゃないのかな?と思いました。



構え感
すごく構えやすいです。


昔ながらのオーソドックスな構え感です。


奇をてらった感じは全く無く、『正統派』といった感じがします。


いいイメージがたくさん出ました。


思わず顔がほころんでしまいました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。


ソフトな打感というよりは、少しはっきりしている感じがしました。


もっとソフトなフィーリングを予想していたのですが、実際はしっかりしているな・・・。と思いました。


すごく柔らかいというよりは、少し手に残る感じでした。


しかし、好感のもてる打感です。



打球音
『音』は、やや高めですが、全く問題ないです。


気持ちよくインパクトを迎えることができました。


球を揃えていきやすい感じの音です。



トゥ側
『球のあがりやすさ』が意外でした。


予想以上に球があがりやすく感じられました。


もっと低弾道でライナー系だろう・・・。と思っていたのですが、実際は違っていました。


イメージよりも弾道は高いです。


もちろん、『高弾道系』というほどでもないですし、ヒッター向けのドライバーだとは思うのですが、ヘッド形状のイメージよりも球はあがりやすい感じがしました。


この『見た目とのギャップ感』が面白いと思いました。


やはり、バックフェースの『FREIHEIT』と記されたものはウェイトなのではないかな?と思いました。


重心深度も、結構深いのかもしれません。


タフな感じはしませんでした。



バックフェース
『安定性』は、まずまずです。


とても構えやすいので、ラインも出しやすいですが、何が何でも曲がりにくいタイプではありませんでした。


普通に打っていく限り、大きく暴れる感じはしませんが、『高い直進性』をもっているドライバーとは、またちょっと違う印象をもちました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなか高いです。


弾きも良く、ボールが力強く飛んでいきます。


構えやすいですし、フィーリングもいいので、強く叩いていくこともできたのですが、軽く振って距離の出るタイプだと思いました。


ヘッドが美しいから、余計にそう感じたのかもしれませんが、ボールの弾道もすごく美しいな・・・。と思いました。



操作性
『操作性』は高いです。


左右にも易しく曲げることができました。


頑固なタイプではなく、融通が利く感じがしました。



ヒール側
初めて手にした『FREIHEIT THE-G』のドライバーですが、すごく気に入りました。


ウェイトも付いていますし、機能性を感じさせますが、それよりもフィーリングにこだわって作られているように思います。


打っていて、とても楽しい時間を過ごすことができました。



FREIHEIT THE-G DRIVER
フィーリングだけでなく、飛距離性能や操作性が高いのも魅力です。


ポテンシャルの高さを感じました。


装着されていたアッタスのニューシャフトとの相性もいいと思いました。



FREIHEIT THE-G DRIVER
私は日頃から、新しいゴルフクラブのことについて勉強不足で、知らないことも多いのですが、このドライバーは一部のファンの間で人気が高く、『知る人ぞ知るメーカー』なのだそうです。


私は自分の無知を恥ずかしくなりました。


恥ずかしくなりましたが、このような素晴らしいクラブに出会えたことを嬉しく思います。



FREIHEIT THE-G DRIVER
球を打っているのが楽しくて、あっという間に時間が過ぎていきました。


ちょっとタイプは違いますが、2年前に出会った『Lutin』のドライバーを思い出しました。


この『THE-G』というドライバーも派手さはないですが、その分いいところがギュッと凝縮されている感じがしました。


構えやすくてフィーリングがいいところと、意外なほど球があがりやすかったのが印象的でした。


私の知らない素晴らしいメーカーがまだまだたくさんあるんだな・・・。と思いましたし、そういったいいクラブにこれからもたくさん出会っていきたいです。


清々しい気分のまま、練習場を後にしました。