- 1 KAMUIWORKS Rex&Regina FORGED アイアン STANDARD をレビュー
- 2 KAMUIWORKS Rex&Regina FORGED アイアン STANDARD 完全解説:上級者向けディスタンス系フォージドアイアンの徹底レビュー
- 3 1. KAMUIWORKS Rex&Regina FORGED アイアン STANDARDの基本概要
- 4 2. 詳細スペック解析
- 5 3. 技術的特徴と設計思想
- 6 4. カスタマイズオプション
- 7(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
- 8 5. 長所・短所の詳細分析
- 9 6. 適合するゴルファー・適合しないゴルファー
- 10 7. 価格情報と購入方法
- 11(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
- 12 8. 他社製品との比較
- 13 9. 使用上の注意点とメンテナンス
- 14 10. まとめ:KAMUIWORKS Rex&Regina FORGED アイアン STANDARDの総合評価
- 15 製品仕様一覧表
KAMUIWORKS Rex&Regina FORGED アイアン STANDARD をレビュー
先日、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブはKAMUIWORKS Rex&Regina FORGED アイアン STANDARD の7番 です。
シャフトはDynamic Gold MID 115。
ロフトは29度、シャフトフレックスはS200、クラブ長さは37インチ、バランスはD2、クラブ総重量は429.1g です。
軟鉄の質感が美しい、カムイワークスのアイアンで、しばらく見つめて目の保養をしていました。
疲れたとき、ストレスが溜まったとき、美しいクラブを見ると心が癒やされますね。
先日『Cグラインド』を試打しましたが、今回はスタンダードです。
昔ながらの伝統的なアイアン、美しさが際立っています。
トップラインの厚さも変わらないように見えます。
ソール幅はワイドですが、前回の『Cグラインド』とは明らかに違います。
Cグラインドはその名の通り、ヒール側が狭くなっている印象が強かったのですが、このアイアンは多少丸みがあるものの、そこまで狭くなっていません。
ソールを見て、『安定性』を感じたい方でしたら、このソールがとても有効なのではないでしょうか?
私は逆に『操作性』を求めたくなるので、Cグラインドのように、ヒールが狭くなっているほうが好きで安心感があります。
そのほうが、『フェースターンのスピード感』がイメージしやすいからです。
しかし、このソールもよく見かけますし、今はこのタイプが最も多いような気がします。
こうして見ても、フラットに近いソール形状だということが分かります。(実際は微妙に丸みを帯びているのですが・・・。)
リーディングエッジが削られているのが分かります。
角度を変えて見ても、やはりリーディングエッジの削りが目立っています。
今はこうした工夫が普通になりましたし、芝に刺さらず抜けが良い印象がありますし、ターフを取る時代ではないのかもしれません。
しかし、ここが丸ければ丸いほど良いということもなく、人によっては『鋭利さ』を残して欲しい・・・。ということもあるのではないでしょうか?
その『抜けの良さ』と『鋭利さ』を残したのが、この形なのだと思います。
アイアンは距離を刻むクラブであり、『抜く』というイメージのほうが、イメージが合いやすい方がいらっしゃると思いますし、逆に『切る』イメージのほうが、鋭利でイメージが色濃く出やすい・・・。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
人それぞれ、イメージの出方・出し方は違ってくると思います。
トレーリングエッジにも微妙に丸みがありますが、リーディングエッジほどではありません。
今はリーディングエッジよりも、このトレーリングエッジの削りのほうが大きいアイアンも多くなり、個性が分かれるようになってきました。
レベルブローのイメージで打っていきたい方は、トレーリングエッジの削りが大きいと安心感が得られやすいのかもしれません。
しかし私はダウンブローでゴルフを学んできたので、やはりリーディングエッジに注目してしまいます。
これはどちらがいいというものでもなく、『どちらも良い』というのが正解で、あとは私たちユーザーが自分に合うタイプを選ぶべきだと思います。
そしてゴルファーとゴルフクラブの関係性は面白いもので、自分に合わないだろうな・・・。と思ったものが、意外と相性が良かったり、逆にとても良さそうで、好きなプロが使っているから買ったクラブとの相性が合わなかったり・・・。
かなり高価なクラブを買ったけどイマイチだったり、逆に安く中古で購入した『ジャンク品』と言われるようなクラブが頼もしい相棒になってくれたり・・・。
クラブひとつとっても、ゴルフはとても奥深いスポーツですね。
その『クラブ選び』も、ゴルフの醍醐味のひとつです。
ネックの長さは標準的です。
こうして見ても、少し『遅れて入る』といいますか、『オフセット感』がありますが、これくらいが今は普通です。
『ちょいグース』くらいが、今のストレートということになるでしょうか?
しかし私の中では、このアイアンはストレートネックではなく、『セミグースネック』になります。
シンプルで綺麗に仕上げられたフェース面です。
ミーリングは見られません。
素振りをすると、適度な重さがあって、タイミングが取りやすいです。
やはり『(適度な)重さは正義』だな・・・。と思いました。
軽量クラブだと、テークバックからトップにいく過程で、ヘッドの位置がつかみづらかったり、全体的な感覚が伝わりづらかったりしますが、今日はスイング中、ずっと伝わっていて楽です。
ボールを前にして構えてみてもクセがなく、いい感じです。
方向性への不安は全くありません。
ただ、かなりロフトが立っているように見え、私の中では『5番アイアン』感覚でした。
私は37度や36度の7番アイアンをずっと使い続けて、それが体に染みついているのでしょうか?
『面の向き(ロフト)』で、いろいろなことを考えてしまいます。
私には5番アイアンくらいに見えますが、人によっては6番、あるいはこれが普通の7番アイアンだよ・・・。という方もいらっしゃるかもしれません。
今はロフトにこだわる時代ではないのかもしれませんが、私は昔から『ロフトを信じろ』という格言を大切にしてきたので、これからも、そうあり続けたいと思っています。
試打を開始しました。
『打感』はソフトで、好感が持てます。
これはCグラインドと変わりません。
実際に打ち比べてみると、細かな違いが見つかるのかもしれませんが、こうして打っていると変わらないように思います。
球のあがりやすさは『普通』で、これも同じです。
こうして見ると、結構鋭利に見えるかもしれませんが、実際は抜けもよく、それでいながら『切る』イメージも出しやすいのが良いな・・・。と思いました。
ただ、このアイアンも今のアイアンの中では重量があるほうだと思いますし、ロフトも立っていて、『それ用』のお助け機能も無いので、ある程度HSがある方のほうが、相性が良いのではないでしょうか?
一般的に『スタンディングロフト化』された、ディスタンス系アイアンは、お助け機能が満載でハードルができるだけ低くなるよう設計されていると思いますが、このアイアンには、そのような工夫は見られません。
最小限度の工夫で、後はプレイヤーの技量に任せてくれている感じです。
『安定性』も普通で、カッコいいアイアンでありながら、それほど気難しい感じはしません。
かといって『易しさ最優先』ということもなく、ちょうど『良い加減』で抑えられているように感じました。
アイアンに寛容さを最優先で求められる方には合いづらいかもしれませんが、マッスルバックに拒否感があるけど、大らか過ぎないキャビティアイアンを使いたい・・・。という方には合いやすいのかもしれません。
操作性は良く、『安定した曲線』を描いていけるアイアンです。
その曲線も大きくなく、『微曲線』といったらいいでしょうか?
曲がり幅が小さいのも、このアイアンの特長です。
『飛距離性能』は優れていますが、先ほども書きました通り、ある程度HSが無いと、球が浮ききらず、逆にキャリー不足となってしまうかもしれません。
そういう意味では、『合う人には飛ぶ』けど、『合わない人には飛ばない』といえるような気がします。
アイアンに飛距離が欲しいけど、形が整っていてカッコ良くて質感も良く、持っていて所有欲を満たして欲しい・・・。という方には合いやすいのではないでしょうか?
ウェッジで、いろいろなパターンのソールを同時に発売するというのは、よくありますが、このようにアイアンでは珍しいといいますか、私は初めて出会いました。
昔も今も、カッコ良くて打感の良いフォージドアイアンはたくさんあります。
どこが大きく変わったか?と言われれば、やはりネックの長さやソールではないでしょうか?
私はそう感じます。
細かいところを挙げれば、他にもいろいろあるのかもしれませんが、『ネックとソール』が大きく進化したような気がします。
あまり目立たないところかもしれませんが、大きな進化であり、今はカッコ良くて易しいアイアンがたくさんあります。
『カッコいい=難しい』とは、必ずしも言えなくなったのです。
私にはロフトが立ちすぎていて、このアイアンは購入の対象にはなりませんが、カッコ良くて飛距離も出て、易しすぎないフォージドアイアンを探しておられる方には、良き相棒になってくれるような気がします。
カムイワークスはもちろん、日本の地クラブメーカーのハイレベルを感じた一日でした。
項目 | 詳細 |
---|---|
モデル | KAMUIWORKS Rex&Regina FORGED アイアン STANDARD 7番 |
シャフト | Dynamic Gold MID 115 |
ロフト角 | 29度 |
シャフトフレックス | S200 |
クラブ長さ | 37インチ |
バランス | D2 |
クラブ総重量 | 429.1g |
ソール形状 | ワイドソール、安定性重視 |
リーディングエッジ | 削り加工されており、抜けが良い |
トレーリングエッジ | 微妙な丸みあり、操作性重視 |
ネックの長さ | セミグースネック |
フェース面 | シンプルで美しい、ミーリングなし |
打感 | ソフト、好感が持てる |
球の上がりやすさ | 普通、飛距離性能はHSによる |
操作性 | 微曲線で安定したショットが可能 |
対象ゴルファー | 操作性を重視し、安定性も欲しいゴルファー |
☆
構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆
※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P
※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)
KAMUIWORKS Rex&Regina FORGED アイアン STANDARD 完全解説:上級者向けディスタンス系フォージドアイアンの徹底レビュー
1. KAMUIWORKS Rex&Regina FORGED アイアン STANDARDの基本概要
KAMUIWORKS(カムイワークス)のRex&Regina FORGED アイアン STANDARDは、上級者が満足する顔つきに加え、ワイドソールが低重心化を促進し、優しい飛びと操作性を実現するディスタンス系フォージドアイアンです。1973年創業の老舗クラブメーカーであるカムイワークスが、長年の技術と経験を注ぎ込んで開発したプレミアムモデルとして位置づけられています。
このアイアンの最大の特徴は、S20C軟鉄鍛造による上質な打感と、ワイドソール設計による寛容性を両立している点にあります。上級者ゴルファーが求める操作性を保ちながら、やさしさも追求した設計思想が貫かれています。
2. 詳細スペック解析
基本仕様表
番手 | ロフト角(°) | ライ角(°) | ヘッド重量(g) | FP(mm) | バウンス角(°) |
---|---|---|---|---|---|
#5 | 24 | 60.5 | 255 | 3.3 | 0 |
#6 | 26 | 61.0 | 261 | 3.6 | 0.5 |
#7 | 29 | 61.5 | 267 | 3.9 | 1 |
#8 | 33 | 62.0 | 273 | 4.2 | 1 |
#9 | 37 | 62.5 | 279 | 4.5 | 2 |
PW | 42 | 63.0 | 285 | 4.8 | 2 |
GW | 47 | 63.5 | 297 | 5.1 | 3 |
スペックの詳細分析
ロフト角設定 ディスタンス系アイアンとして、5番アイアンのロフト角24°から始まり、PWの42°まで段階的に設定されています。この設定は現代的なストロングロフト設計を採用しており、飛距離性能を重視したセッティングとなっています。
ライ角プログレッション 60.5°(#5)から63.5°(GW)まで、0.5°刻みで適切に設定されており、番手間での弾道の一貫性を確保しています。この設定により、スタンダードな体格のゴルファーに適したライ角となっています。
ヘッド重量配分 255g(#5)から297g(GW)まで、番手ごとに約6gずつ重量が増加するよう設計されています。この重量フローにより、番手間でのスイングリズムの統一を図っています。
FP値(フェースプログレッション) 3.3mm(#5)から5.1mm(GW)まで段階的に設定されており、ロングアイアンでは捕まりやすく、ショートアイアンではコントロール性を重視した設計となっています。
3. 技術的特徴と設計思想
S20C軟鉄鍛造製法
KAMUIWORKS Rex&Reginaアイアンの最大の特徴は、S20C軟鉄を使用した鍛造製法にあります。この素材と製法により、以下の特性を実現しています:
- 上質な打感: 軟鉄鍛造特有の心地よい打感と音色
- 高い耐久性: 長期使用でも性能が維持される堅牢性
- 調整可能性: ライ角・ロフト角の調整が容易
ワイドソール設計による低重心化
ワイドソール設計は単なる寛容性向上だけでなく、以下の効果をもたらします:
- 低重心効果: ボールが上がりやすく、適正な弾道を実現
- 慣性モーメント向上: ミスヒット時の飛距離ロス軽減
- 抜けの良さ: ダフリのミスに対する寛容性向上
バウンス角の番手別設定
ロングアイアンではバウンス角を抑え(0°-1°)、ショートアイアンでは適度なバウンス(2°-3°)を設定することで、各番手での最適な抜け感を実現しています。
4. カスタマイズオプション
ソールカスタマイズ
KAMUIWORKS Rex&Reginaアイアンでは、以下の3つのソールオプションが選択可能です:
STANDARD(標準)
- 基本設計のワイドソール
- バランスの取れた寛容性と操作性
Mグラインド
- つま先上がり、つま先下がりなどあらゆるライからの抜け感向上
- 傾斜地でのショットに優れた性能
Cグラインド
- ワイドソールながらリーディングエッジとトレーディングエッジを削り落とし
- より打ち込むスタイルのゴルファーに適した設計
ロフト角・ライ角カスタム
- ロフト角調整: ±2°の範囲で調整可能
- ライ角調整: ±4°の範囲で調整可能
- 個々のゴルファーの体格とスイングに最適化可能
カラー・メッキバリエーション
ヘッドカラー: レッド、シルバー、イエロー、ブラック、ブルーから選択 メッキ仕上げ:
- クロムサテン(標準)
- ホワイトクロム
- ソフトブラック
- ブラックボロン艶消し
- 銅燻加工
- その他複数のオプション
5. 長所・短所の詳細分析
主な長所
1. 優れた打感と音響特性 S20C軟鉄鍛造による上質な打感は、多くの上級者ゴルファーが求める心地よいフィーリングを提供します。インパクト時の「しっかり感」と適度な手応えは、ショットへの自信につながります。
2. 高い飛距離性能 ディスタンス系設計により、従来のマッスルバックアイアンと比較して明らかな飛距離向上を実現。ストロングロフト設計ながら、適切な弾道高を維持しています。
3. 優秀な寛容性 ワイドソール設計により、ミスヒット時でも安定した結果を得られます。特にダフリ気味のショットに対する寛容性は顕著です。
4. 豊富なカスタマイズ性 ソールグラインド、ロフト・ライ角調整、カラーバリエーションなど、個々のプレーヤーのニーズに応じたカスタマイズが可能です。
5. 高い品質管理 日本国内での一貫した製造により、品質のバラツキが少なく、長期間の使用でも性能が維持されます。
主な短所・注意点
1. 価格の高さ 5本セット(#6-PW)で115,500円(税込)と、市販の量産アイアンと比較して高価格帯に位置します。初心者や予算重視のゴルファーには手が出しにくい価格設定です。
2. 入手性の問題 カスタムオーダー中心のため、即納は困難で、通常数週間から数ヶ月の納期を要します。急ぎでクラブを必要とする場合には不向きです。
3. 上級者向けの設計 基本的に上級者をターゲットとした設計のため、初心者や中級者には難しく感じる可能性があります。特に操作性を重視した設計は、ある程度の技術が前提となります。
4. メンテナンスの必要性 軟鉄鍛造のため、定期的なお手入れが必要です。錆びやすく、保管状況によっては外観が損なわれる可能性があります。
6. 適合するゴルファー・適合しないゴルファー
このクラブが適合するゴルファー
1. 上級者ゴルファー(ハンディキャップ10以下)
- 操作性と寛容性のバランスを求める上級者
- 質の高い打感にこだわりがある
- カスタマイズによる細かい調整を重視する
2. アスリート志向のゴルファー
- 飛距離と精度の両立を求める
- コースでの様々な状況に対応できる汎用性を重視
- 長期間使用できる高品質なクラブを求める
3. 中上級者で飛距離向上を目指すゴルファー
- 現在マッスルバックを使用しているが飛距離不足を感じている
- キャビティアイアンからのステップアップを考えている
- ある程度の技術があり、ディスタンス系への移行を検討している
このクラブが適合しないゴルファー
1. 初心者・初級者ゴルファー
- ハンディキャップ20以上のゴルファー
- まだスイングが安定していない段階のプレーヤー
- 基本的な技術習得が優先される段階
2. 予算重視のゴルファー
- コストパフォーマンスを最優先する
- 10万円以下でアイアンセットを求めている
- 中古市場での選択肢を重視する
3. 即納を求めるゴルファー
- 数週間の納期を待てない
- シーズン直前でのクラブ交換を検討している
- カスタマイズよりも入手の早さを重視する
7. 価格情報と購入方法
公式価格設定
- 5本セット(#6~PW): 105,000円(税込115,500円)
- 単品 #5: 21,000円(税込23,100円)
- 単品 GW: 21,000円(税込23,100円)
購入方法
- KAMUIWORKS公式オンラインショップ
- 最も確実な購入方法
- 各種カスタマイズオプションが選択可能
- 正規保証付き
- 全国特約店
- 実際のフィッティング可能
- 専門スタッフによるアドバイス
- カスタマイズの詳細相談可能
- 楽天
納期について
- 標準仕様: 約4-6週間
- カスタマイズ仕様: 約6-8週間
- 特殊加工: 約8-10週間
8. 他社製品との比較
同価格帯競合製品
- ミズノ MP-25: より伝統的なマッスルバック寄りの設計
- ブリヂストン JGR フォージド: より寛容性重視の設計
- ヤマハ RMX フォージド: バランス重視の設計
KAMUIWORKS Rex&Reginaの差別化ポイント
- カスタマイズ性の高さ: 他社では選択できないレベルの個別対応
- ソールバリエーション: 3種類のグラインドオプション
- 国内生産の品質: 一貫した品質管理体制
- アフターサービス: メーカー直販による長期サポート
9. 使用上の注意点とメンテナンス
使用上の注意点
- 慣らし期間: 新品時は数ラウンドの慣らしが推奨
- ライ角チェック: 定期的なライ角確認が重要
- 適正なシャフト選択: ヘッドの特性を活かすシャフト選びが重要
メンテナンス方法
- 日常のお手入れ: 使用後の水分除去と汚れ落とし
- 定期メンテナンス: 月1回程度の詳細清掃
- 保管方法: 湿気を避けた適切な保管環境の維持
- プロメンテナンス: 年1-2回の専門店でのメンテナンス推奨
10. まとめ:KAMUIWORKS Rex&Regina FORGED アイアン STANDARDの総合評価
KAMUIWORKS Rex&Regina FORGED アイアン STANDARDは、上級者向けフォージドアイアンとして非常に完成度の高い製品です。S20C軟鉄鍛造による上質な打感、ワイドソール設計による寛容性、そして豊富なカスタマイズオプションにより、個々のゴルファーのニーズに細かく対応できる点が最大の魅力です。
価格は決して安価ではありませんが、その品質と性能、そして長期間の使用に耐える耐久性を考慮すれば、投資に見合う価値があると言えます。特に、現在マッスルバックアイアンを使用していて飛距離向上を求める上級者や、キャビティアイアンからのステップアップを考えている中上級者には、理想的な選択肢となるでしょう。
ただし、初心者や技術がまだ発展段階にあるゴルファーには、より寛容性の高い他の選択肢を検討することを推奨します。また、即納を求める場合や予算に制約がある場合には、他の選択肢も併せて検討する必要があります。
総合的に見て、KAMUIWORKS Rex&Regina FORGED アイアン STANDARDは、上級者ゴルファーにとって長期間愛用できる高品質なフォージドアイアンとして、高く評価できる製品です。
製品仕様一覧表
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | KAMUIWORKS Rex&Regina FORGED アイアン STANDARD |
素材 | S20C軟鉄鍛造 |
番手構成 | #5, #6, #7, #8, #9, PW, GW |
ロフト角範囲 | 24°(#5)~47°(GW) |
ライ角範囲 | 60.5°(#5)~63.5°(GW) |
ヘッド重量範囲 | 255g(#5)~297g(GW) |
価格(5本セット) | 115,500円(税込) |
価格(単品) | 23,100円(税込) |
カスタマイズ | ロフト角(±2°)、ライ角(±4°) |
ソールオプション | STANDARD、Mグラインド、Cグラインド |
カラーバリエーション | 5色(レッド、シルバー、イエロー、ブラック、ブルー) |
メッキオプション | 7種類から選択可能 |
対象ゴルファー | 上級者~中上級者 |
特徴 | ディスタンス系フォージドアイアン、ワイドソール、低重心設計 |
納期 | 4-10週間(カスタマイズ内容による) |
製造国 | 日本 |
購入方法 | 公式オンラインショップ、全国特約店 |
出典元:
- カムイワークスジャパン公式サイト(https://kamuiworks1973.co.jp/iron/)
- KAMUIWORKS JAPAN オンラインショップ