ゴルフクラブ試打日記。          

jBEAM FX BM フェアウェイウッド

jBEAM FX BM フェアウェイウッド 
今日はこのゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは jBEAM FX BM フェアウェイウッド です。
CRAZY BLACK FW-80

シャフトは CRAZY BLACK FW-80 です。
ロフトは15度、クラブ長さは43インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.3、シャフト重量は70g、キックポイントは中調子、クラブ総重量は332gです。
正面

JBEAMのとてもカッコいいフェアウェイウッドです。
私はこのクラブに以前からすごく興味があり、試打してみたいと思っていたのですが、なかなか実現に至らず、今日ようやく念願が叶いました。
私は最近フェアウェイウッドの試打をあまり行っていなかったのですが、今日はこのクラブを思う存分楽しんでみようと思いました。
側面

ソール部分にウェイトのような物がひとつ付いているだけで、それ以外はとてもシンプルなデザインになっています。
これまでJBEAMのドライバーには、すごくいい思い出がたくさんあるせいか、このフェアウェイウッドにも自然と期待値が高まってきました。
ウェイト

このウェイトも取り外せそうです。
この位置の取り付けられているということは、それほど重心深度を深くし過ぎていないのだという予測が立ちました。
ウェイトの下に、目立つように『MARAGING』と記されてあります。
以前はもっとたくさん使われていたような気もするのですが、最近ではやや少なくなったような気がします。
顔

『顔』も、とても整っています。
やや丸っこい感じが、いかにもJBEAMらしいですし、親しみやすさを感じさせます。
すごくシンプルで『男前』な感じがしました。
振り感

素振りをしてみた感じは、さすがにしっかりしていますが、『硬い』とか『重い』という感じはしませんでした。
ドライバーよりもヘッドサイズの小さいフェアウェイウッドで、ドライバー並にブレる感じがあると、すごく不安になるのですが、このフェアウェイウッドにはそんな不安感は感じませんでした。
『タフ』というよりも、安心して振っていけるフェアウェイウッドだと思いました。
構え感

ボールを前にして構えてみても、すごくいい気分で構えることができました。
それほどシャープな感じはしませんでしたが、打ちやすそうな印象を受けます。
以前試打した『BMα』ほどではありませんが、球をよく上げてくれそうな雰囲気がありました。
とてもオーソドックスな顔だと思いましたし、美しさを持ったフェアウェイウッドだと思いました。
『易しいイメージ』といったらいいのでしょうか?
難しさを感じる部分は全くありませんでした。
色々と細工もできそうな顔ですが、どちらかというと真っ直ぐ打ち出していきたい感じがしました。
試打を開始しました。
フェース面

『打感』はとてもマイルドな感じで好感を持てました。
すごく手に馴染みやすい感じがします。
JBEAMのこれまで出会ってきたクラブ同様に、このフェアウェイウッドの打感にもすごく好感を持つことができました。
『マレージング』というと、昔からクラブに使われてきた素材ですし、その『硬度』が高いことが印象にあるのですが、このクラブもそうですし、これまで出会ってきたクラブも、硬いというよりは、むしろ柔らかい打感を持った物が多いです。
こういった打感はすごく好きです。
打球音

『音』も、静かめで好感が持てました。
叩くことを邪魔しない音なので、今日は思う存分叩かせてもらいました。
練習場で、スプーンはドライバーほど、ブンブン振っていくことは多くないのですが、今日はすごくテンションが上がってしまい、ついつい振り回していきました。
とても楽しめている時のハイテンションさが、ずっと続いていきました。
トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、思っていたよりもタフな感じはしませんでした。
『BMα』ほど、球が浮きやすい感じはしなかったのですが、このフェアウェイウッドも、それほど敷居が高い感じはしませんでした。
勿論シャフトなども、しっかりとしたスペックになっているので、どのように打っても球が浮いてしまう・・・。という感じでもないですし、ある程度のヘッドスピードなども要求されるのかもしれませんが、その要求は決して高すぎるものではないと思いました。
ただ、やはりスインガータイプの方よりは、ヒッタータイプの方に合いやすいクラブなのは間違いないように思います。
バックフェース

『安定性』という点では、それほどシビア過ぎる感じはしませんでした。
球を揃えやすい高性能なフェアウェイウッドだと思いました。
それは、このヘッドの寛容さもあると思うのですが、相性のいい高性能なシャフトが装着されているからだと思いました。
勿論、それほど大きなミスに対する寛容さは持ち合わせていないのかもしれませんが、今日はシビアな感じは殆どしませんでした。
今日はテンションが上がって、かなりブンブン振っていったのですが、打点がブレる感じはしませんでした。
ずっと『易しさ』を感じていました。
飛距離性能

『飛距離性能』という点では、JBEAMらしい高性能なフェアウェイウッドだと思いました。
私にとっては、先日試打した『BMα』よりも、こちらのほうが距離を稼いでいきやすい感じがしました。
『JBEAM』というと、私はつい『EPON』のことを思い出してしまうのですが、同じフェアウェイウッドで『一発の最長飛距離』ということで考えてみると、少し『EPON』なのかな?と思ったのですが、これは同時に試打して比較してみないと解らないので、今度機会があれば、同時に試打してみたいと思いました。
EPONのフェアウェイウッドは、かなり飛距離性能が優れていますが、それを思い出させるほど、このフェアウェイウッドの性能も高いことを実感しました。
上手くまとめていきやすいのは、むしろこの『jBEAM FX BM フェアウェイウッド』なのかもしれない・・・。と思いました。
『バカっ飛び』という感じはしませんでしたが、全体的にとてもハイレベルな飛距離性能を持ったフェアウェイウッドであることは間違いないと思います。
操作性

『操作性』という点では、この『小顔』の印象通り、すごくいい感じがしました。
左右どちらにも敏感に反応してくれました。
このクラブも、いわゆる『ニュートラル』な感じがしたので、『ドローヒッター』の方にも、『フェードヒッター』の方にも使いやすく感じられるのではないでしょうか?
私はラウンド中、ドライバーの調子が悪くなると、すぐにスプーンに持ち替えてティショットを行うことが多いのですが、このような扱いやすくてコンスタントに飛距離も稼いでいけるクラブだと、すごく有利な展開にもっていけそうな気がしました。
私のホームコースはレイアウト上、レイアップを要求してくるホールも多いので、ドライバーを封印せざるを得ないことも多いのですが、そういった時にすごく活躍してくれそうな予感がしました。
ヒール側

私は練習場で、ホームコースやこれまでラウンドしたことのあるコースをイメージしながら、ショットの練習をしているのですが、今日はこのクラブのおかげで、すごくいい内容のショットを打つことができました。
本番にとっておきたいと思うくらい、今日は充実していたような気がします。
私は本来は、もう少しディープなタイプのフェアウェイウッドを好むのですが、このクラブに関してはすごく好感が持てました。
JBEAM FX BM FAIRWAY WOOD

ドライバー同様、フェアウェイウッドというクラブは、私の場合、ウェッジやショートアイアンに比べて、圧倒的に打つ球数が少ないのですが、今日はこのクラブだけで『お腹いっぱい』になるくらい球数を打ってしまいました。
何球打っていても楽しくて、飽きることがありませんでした。
今日は本来ならば、最近精度が少し落ちている8番アイアンを徹底的に打っていこう・・・。と思っていたのですが、こういったいいクラブに出会ってしまうと、なかなか予定通りにはいかないですし、自分の意思を弱さを痛感します。
JBEAM FX BM FAIRWAY WOOD

私は今、フェアウェイウッドを新調する予定はないのですが、このクラブに対してやはり『欲しい欲しい病』が出てしまいました。
私のいいクラブに対しての欲は底知れないのだと、いつも思います。
もし余裕があれば、是非キャディバッグに入れておきたくなるクラブですが、なかなか実現は難しいかもしれません。
以前も書きましたが、こうして色々なクラブを試打していて、一番辛いのは、『私自身の購買意欲』と戦わなければならないことです。
実際は諦めなければならないことが多いので、いつも後ろ髪を引かれる思いです。
もし、このクラブを手元に置いておくことができれば、きっといい相棒になってくれるだろうなあ・・・。と思うことがよくあります。
このクラブに対しても、当然そのような思いがありました。
JBEAM FX BM FAIRWAY WOOD

最近、ドライバーとアイアンの試打ばかりだったので、これからはもっとフェアウェイウッドにも目を向けて試打していこうと思いました。
今日はテンションがずっと上がりっぱなしだったので、なかなか寝付けないような気がします。
眠気を防止するということにおいて私の場合、緑茶やコーヒーのカフェインよりも、『いいクラブとの出会い』のほうが、よく効きます。
とても楽しい練習ができました。
すごく気に入ったので、明日早速、友人たちにも、このクラブを勧めてみたいです。