藤本技工 FG Believer アイアン

藤本技工 FG Believer アイアン を試打 レビュー

藤本技工 Believer アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは 藤本技工 Believer アイアン の7番 です。

 

ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは32度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは元調子、クラブ総重量は422gです。

 

正面
藤本技工の美しいニューアイアンです。

光沢感はありますが、あまりピカピカしていないところに好感が持てます。

独特の風合いがあり、気持ちを和ませてくれました。

 

Believer
『Believer』ということで、モンキーズの大ヒット曲『デイ・ドリーム・ビリーバー』を思い出しました。

意味は、『信じる人』ということでいいのでしょうか?

 

側面
形状的にシャープではありますが、エッジが尖っていなくて、丸っこく、親しみやすい雰囲気があります。

ハードトップタイプというよりは、明らかにセダンタイプの寛ぎ(くつろぎ)感のあるタイプのアイアンだな・・・。と思いました。

 

彫りの深さ
彫りの深さもしっかりとあって、伝統的なフルキャビティです。

 

ヒッティングポイントの肉厚部分
ヒッティングポイント後方がしっかりと肉厚になっています。

打感にも配慮されているのでしょうか?

 

ソール幅
ワイドソールです。

 

ネック長さ
ネックも短めで、ある程度の低重心設計になっているようです。

今は、これくらいの長さのアイアンが多いように感じます。

短すぎると、私は難しそうな印象をもってしまうのですが、これくらいの長さであれば何の問題もありません。

 

FUJIMOTO GIKOH
ホーゼルには『FUJIMOTO GIKOH』の文字が刻まれていました。

藤本技工ファンの方にはたまらないのではないでしょうか?

私は藤本技工のクラブに接した経験はそれほど多くないのですが、とても存在感のあるメーカーです。

 

ミーリング無し
フェース面にミーリングが刻まれているのかな?と思い、よく見てみましたが、刻まれてはいませんでした。

ごくノーマルなフェース面です。

 

振り感
素振りをしても、いい感じです。

適度な重量感がリズムを良くさせてくれました。

信頼のおけるシャフトと、このアイアン(ヘッド)の醸し出す、いい雰囲気が上手くマッチしています。

やはりクラブは、ヘッドとシャフトのハーモニーが大切だな・・・。と改めて実感しました。

構え感

構え感
ボールを前にして構えてみると、セミラージ感があって、それほど小顔には見えませんでしたが、とてもいい印象をもつことができました。

整った顔立ちではありますが、シャープというよりは『丸っこさ』があります。

グースも少し効いてはいますが、苦手に感じるほどではありません。

これくらいであれば、ターゲットに対して、きちんと構えることができます。

ミスショットのイメージは全く湧いて来ず、落ち着いた気分で構えることができました。

何の雑味も無い、クリアな気分です。

試打を開始しました。

打感

フェース面
この素晴らしい打感に魅了されてしまいました。

とても心地いいフィーリングです。

適度な柔らかさと球の質感が感じられて満足できました。

ヒッティングポイント後方だけが肉厚になっているのもいいのかもしれません。

こういった打感を味わえるからこそ、軟鉄アイアンに魅力を感じますし、練習が楽しくなるので、必然的に上達スピードが速まるような気がします。

『練習』というと、歯を食いしばって苦しい思いをして・・・。と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、本来練習は楽しいものであるべきだと私は思っています。

楽しいからこそ、色々なアイデアも浮かんできます。

苦しくて『やらされている感』が強くなりすぎると何のアイデアも浮かばないですし、続けていくのはとても大きなストレスが掛かってしまいます。

そのスポーツ自体が嫌いになってしまいかねません。

私はコースに行ってラウンドするのも好きですが、それ以上に練習が好きです。

基本の反復練習もしますが、それよりも「こう打ったらどうなるかな?」とか「ちょっと立ち方を変えてみよう」・・・。などと色々なことを試しています。

 

音
『音』も、とても良いです。

私のようなアイアン好きには、この音はたまりません。

「ピシィッ、ピシィッ」という小気味いい音が耳を伝って脳を揺さぶってきました。

『耳でも楽しめる』アイアンです。

最近はアイアンも一時期に比べ、すごくカッコよくなっていますし、高フィーリングの物が増えてきましたが、ここまで耳でも魅力を感じたアイアンは記憶にありません。

この音だけで、このアイアンの存在感が、より大きくなりました。

打感というのは、その打った本人にしか解りませんが、音は周りにいる人たちにも伝わります。

この音を耳にするだけで他の人も、そのショットの成否が解りやすいのではないでしょうか?

コースだけでなく練習場でも、いい音をさせるクラブだと、ちょっと打ってみたいな・・・。と思いますが、このアイアンが、まさにそんなタイプです。

私はいつも『左耳』で音を聞く習慣がついています。

ドライバーからパターまで左耳で聞いています。

それは球を打つ時だけでなく、毎日行っている素振りでも変わりません。

もちろん、実際は両方の耳で音を聞いているのですが、今日は左耳がすごく喜んでいるように感じました。

そう思えるくらい、このアイアンの発する音が魅力的です。

時間の許す限り、いくらでも打っていたくなります。

 

トゥ側
球はあがりやすいです。

タフな感じは一切しません。

親しみやすいアイアンだと思います。

私はこの装着されているシャフトが好きですが、このアイアンはいわゆる『パーツ販売』されているそうなので、自分の好きなシャフトに組めることも魅力ですね。

量販店で売られている有名メーカーのアイアンは最初からシャフトも組まれていますが、必ずしも自分の好きなシャフトでないこともあります。

そういったときには『リシャフト』ということになると思いますが、このように最初から自分が好きなシャフトを組めることはメリット大です。

フィッティングをして、自分に合うように組んでもらえば、あとはずっと使い続けていくことができます。

購入した後に『リシャフト』をしなくていいので、費用の面でも大きなメリットがありますね。

 

バックフェース
『安定性』という点では、キャビティらしい高い性能が感じられました。

外見的にとてもカッコいいアイアンですが、シビアな感じは全くしません。

むしろ寛容さのほうが強く感じられます。

ラインも出しやすく、易しさと美しさの両立ができているアイアンです。

 

飛距離性能
『飛距離性能』という点でも、最近のアイアンらしい、優れた性能をもっています。

『激飛び』とは思わなかったですが、コンスタントに距離を稼いでくれるアイアンです。

あくまでも私の感覚では『だいたい一番手』くらい飛ぶ感じですが、今はこれくらいが当たり前といえますし、『多数派』といえるのではないでしょうか?

もし私が使うとすると、少しロフトを寝かしたいと思いますが、そういった要求にもきちんと応えてくれるのも、軟鉄アイアンのいいところです。

『飛び最優先』というわけではないけれど、アイアンにもある程度の飛びを求めていきたい・・・。という方には、このアイアンはとても魅力的に感じられるのではないでしょうか?

この試打クラブにはダイナミックゴールドが挿してありましたが、違うシャフトだともっと距離を稼いでいけるように思います。

 

操作性
『操作性』という点でも、いい感じです。

左右に曲げるのも難しくなく、素直に反応してくれました。

こういったタイプのアイアンらしい性能だと思うのですが、ある程度の『ハンドルの遊び』があります。

ちょっとの動作で過敏に反応するのではなく、『ある程度の遊びの中』で操作していけるアイアンです。

こういったところも、このアイアンが『セダンタイプ』であるといえるのだと思います。

 

ヒール側
とても楽しいアイアンでした。

一球一球、球を打つ度に笑顔にしてくれました。

 

藤本技工 Believer アイアン
先ほども書きましたが、時間が許す限り、何球でも打っていたくなるアイアンです。

バックフェースのデザインを見ると、ヒッティングポイントはそれほど大きくないようにも見えますが、実際はとても広いと思います。

そして何より、『芯を外しにくい』です。

球がいつもいいところに集中してくれました。

これは、装着されている高性能シャフトの力もあるのは間違いありません。

ブレないところがいいです。

 

藤本技工 Believer アイアン
とても優しくプレイヤーの上達を促してくれそうな雰囲気があります。

マッスルバックはすごくいいですが、ある程度のハードルの高さは仕方ないのかもしれません。

カッコいいけど、シビア過ぎて親しみがもてない・・・。という方もいらっしゃると思います。

しかし、このアイアンは『親のような優しさ』といいますか、遠くで優しく見守っていてくれそうな感じがしました。

『親』という字は『木の上に立って子どもを見守る』というのを聞いたことがあるのですが、今日はそんな親のような優しさを感じました。

ゴルファーにとってクラブは大切な『相棒』ですが、今日はそれだけでなく親のような存在感もありました。

いい方向に促してくれることはあっても、悪い方向にはいかないだろうと思いました。

 

藤本技工 ビリーバー アイアン
使い続けても全く飽きのこないタイプのアイアンです。

アイアンはドライバーに比べ、比較的流行といったものや、大きな性能の進化は出にくいところがあります。

そういったときに大切なのが『飽きが来ない』『信頼できる』・・・。というところです。

使い続けていけばいくほど、そのクラブに信頼を寄せていける・・・。ということが大切なのではないでしょうか?

そういった意味でも、このアイアンはとても優れています。

アイアンもドライバーなどと同じで、何か月かしたら新しい物に買い替えるのが好きだ・・・。という方にはあまりお勧めできませんが、じっくりと永く大切に使っていきたい・・・。という方には是非お勧めしたいアイアンです。

 

藤本技工 Believer アイアン
毎年、素晴らしいアイアンに出会えるので、とてもありがたいことだと思っているのですが、このアイアンはそれらの中でも、ごく一部に限られる『極上』という言葉に相応しいアイアンだと思いました。

まさに『トップ中のトップ』といえるのではないでしょうか?

誰もが知っている有名メーカーのクラブしか使いたくない・・・。という方には、やや合いづらいところがあるのかもしれませんが、日本製で、しかも信頼のおける実績のあるメーカーのアイアンを使っていきたい・・・。という方にはとても魅力的な存在といえるのではないでしょうか?

私は今年、『Adject』という藤本技工のアイアンを試打しましたが、この『Believer』のほうが気に入りました。

球を打ちながら、じっくりと語り合っていきたい・・・。と思えるアイアンです

年に数本しか出会えない極上で、しかも希少性の高いアイアンなのは間違いありません。

私の購買意欲が強く強く刺激されました。


藤本技工「FG Believer アイアン」徹底レビュー

はじめに

藤本技工(Fujimoto Gikoh)は、日本の伝統的な鍛造技術を活かし、高品質なゴルフクラブを製造しているメーカーです。その中でも「FG Believer アイアン」は、セミラージヘッドと深いCNC加工により、優れた打感と寛容性を兼ね備えたモデルとして注目されています。


製品概要


スペック詳細

 

番手ロフト角(°)ライ角(°)フェースプログレッション(mm)
7番3262.03.75

注:​上記スペックは7番アイアンの例です。他の番手については公式サイトをご参照ください。


特徴と技術

1. 素材と鍛造技術

FG Believer アイアンは、SS400軟鉄を使用し、鍛造後にCNC加工を施しています。これにより、シャープな形状と高い寛容性を実現しています。Japanese Golf Clubs at Golf To Impress+3Golf Shafts Australia+3Golf Shafts Australia+3

2. ヘッドデザイン

セミラージヘッドと深いキャビティバックにより、構えた際の安心感とミスヒット時の寛容性を提供します。また、適切なソール厚と重心設計により、スムーズな抜けと安定した弾道を実現しています。

3. ロフトとネック設計

セミグースネックとストロングロフト設定により、適度なつかまりと飛距離性能を両立しています。これにより、幅広いゴルファーに対応可能です。


ユーザーの声(口コミ)

実際にFG Believer アイアンを使用したゴルファーからは、以下のような評価が寄せられています:​

  • 「打感が非常に柔らかく、インパクト時のフィーリングが素晴らしい」

  • 「ミスヒットにも寛容で、安定した弾道が得られる」

  • 「構えた際の安心感があり、自信を持ってスイングできる」​

出典:MyGolfSpy Forum


長所と短所

長所

  • 優れた打感とフィーリング

  • 高い寛容性と安定性

  • 美しいデザインと構えやすさ

  • 幅広いゴルファーに対応可能​

短所

  • 特になし
  • ラージサイズの強いグースネックを好まれる方には合いづらいかも

ヘッドスピード別の飛距離性能(参考値)

 

ヘッドスピード(m/s)7番アイアンの想定キャリー(ヤード)
35約130
40約145
45約160
50約175

注:上記は一般的な参考値であり、個人差があります。


適合するゴルファー

  • 中級者から上級者まで、幅広いレベルのゴルファー

  • 打感やフィーリングを重視するゴルファー

  • ミスヒット時の寛容性を求めるゴルファー

  • 美しいデザインと構えやすさを重視するゴルファー​


まとめ

藤本技工の「FG Believer アイアン」は、伝統的な鍛造技術と現代の設計が融合した高品質なアイアンです。優れた打感と寛容性、美しいデザインを兼ね備えており、多くのゴルファーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。


出典元