ゴルフクラブ試打日記。          

私のアルバイト経験 2

今日は先日に引き続きまして、私が経験したアルバイトについて、書かせて頂きたいと思います。
先日は新聞配達と引っ越しのアルバイトについて書かせていただきましたが、それ以外のアルバイトも経験しました。
安全第一
まずは建設現場でのアルバイトです。
このアルバイトは大学生のとき、主に夏休みや冬休み・春休みといった長期休暇のときにまとめてやりました。
工事現場の重機
建設現場や工事現場では作業員以外にも、たくさんの重機などがあり、所狭しと動き回っています。
工事現場の人々
現場にいる人も様々で、元請けの責任者や現場監督。
そして、業者も様々で配管会社や左官屋さん、電気工事や保温関係・空調設備・計装などたくさんの方がお互い自分の仕事をしているので、現場は騒然としています。
現場ではたくさんのプロフェッショナルがいて、それぞれ長い経験に基づいた高いスキルが要求されます。
私はただの学生でズブの素人なので、当然そういったスキルはありません。
運ぶ
なので、私は物を運ぶとか、現場を片付けたり、言われたものをもってきたり・・・。といった雑用係のようなことをしていました。
経験もないですし、何もスキルがないので、当然のことです。
セメント袋
その日によって作業内容は違っていて、ある日はセメント袋を一階から五階まで運ぶといったことをしていました。
その現場には作業用のエレベーターも無かったので、階段を上がり降りして運ぶしかありませんでした。
今は25㎏の物もありますが、私が運んでいたものはひとつが40㎏ありました。
それを朝から夕方まで、ひたすら運ぶということをしていました。
セメント袋の山
セメント袋はひとつではなく、たくさん山積みされていました。
ひとつ40㎏といえば、ほぼ成人女性の体重と変わらないほどの重さですが、元々体力には自信があったので、運ぶだけという単純作業をただひたすら続けていました。
先ほども書きました通り、現場にはいろいろな人が作業しているので、邪魔にならないよう気を配りながらやっていました。
結構重いですが、それでもトレーニングのつもりで運びました。
一袋40㎏という重さで腕や背筋は鍛えられますし、階段の上り下りばかりしているので足腰も鍛えられ、体も絞られてきます。
有酸素運動と無酸素運動を同時にやっているような状態でした。
筋肉はつきますが、余計な脂肪はそぎ落とされ、体が引き締まりました。
ジムに行くとお金がかかりますが、私はお金(アルバイト代)を頂いて、自分の体を鍛えていました。
その作業に慣れてくると、あまり苦にならないですし、『力を入れるポイント』のようなものも分かってきます。
ここだけを抑えておいたら、あまり体力を消耗しないで運べるようになるという、急所といいますかポイントがありました。
日によってはセメント袋だけではなく、いろいろな形のものを運んでいたので、自然とその物の重心を感じ取って運ぶことができていたように思います。
そして『手で持つ』のではなく、『腰に乗せる』感じで運ぶと、疲労度が軽減されることを知りました。
ふたつ一緒に
山積みされたセメント袋の山を見て気が遠くなりましたが、これを全部運んだら今日は帰っていいよ・・・。と言われると、私は何とか早く終わらそうと、2袋ずつ(計80㎏)を運ぶようになりました。
最初のうちはきつかったですが、体がその作業に慣れてきたといいますか、コツをつかんだら楽になり、鼻歌交じりで運べるようになりました。
二つ重ねて運ぶこともありましたし、両肩にひとつずつ乗せて運ぶこともしていました。
そういったことを昼の休憩時間を除き、朝から夕方まで行うという日が続きました。
その現場には10歳くらい年上で、筋骨隆々の人がいたので、自分も頑張れば、この人のようになれるかな・・・。と思いながら作業をしていたのを思い出します。
物を運ぶ(シャドウ)
最初の山がどんどん少なくなってくると、俄然ファイトが湧いてきます。
早く運び終えて、早めに帰ってやろう・・・。と思っていましたが、結局はだいたい定時までかかりました。
それくらいの作業量が最初から計算されていたのかもしれません。
重い物を運ぶということと、ずっと同じことをする単純作業なので、肉体的にも精神的にもきついのですが、私の頭の中は、晩ご飯は何を食べよう・・・。ばっかりだったので、それほど苦痛は感じませんでした。
体を動かしていても、頭の中は楽しいことばかり考えていました。
作業内容はきついですが、周りの人はみんなとても親切で優しい人ばかりだったので、私はいつも助けられていたような気がします。
私の腕(特に上腕部分)が、日に日に太くなっていくのが分かりました。
筋力トレーニングをしても、筋肉が付きやすい人と、そうでない人というように分けられるそうですが、私は前者のほうでした。
その頃、私は『週刊ゴング』というプロレス雑誌を愛読していて、憧れのプロレスラーの一人である、ロードウォリアーズのホーク・ウォリアーさんの写真をよく見ていたのですが、少しずつ近づいていけているかな?と思い、仕事の励みにしていました。
配管
大きめの配管を運ぶこともありました。
これは形状が単純なので運ぶのは比較的容易でしたが、階段では立て気味にして運ばなければならず、ちょっとしたコツが必要でした。
また配管は同じ外径、例えば150A(6B)だったとしても厚みが違えば、かなり重さが変わってくるので、注意が必要でした。
見た目の予想と、実際の重さが違うこともよくありました。
スコップ ツルハシ
物を運ぶだけではなく、日によっては、ツルハシやスコップをもって土を掘るということもありました。
埋設管を埋める為の穴が必要だったからです。
その部屋の前には階段があり、狭いので重機(ユンボなど)がその部屋に入れず、人力で掘るしかないので、私は体力と若さにものをいわせ、ツルハシを振っていました。
つるはし
最初のうちは元気いっぱいで掘り始めるのですが、数分経つと、もうバテバテになってしまいます。
あれだけ勢いよく大きく振りかぶっていたのが、すごく小さく振るようになりました。
一日やり続けると、両手に10個ずつのマメが出来ていて、その日の晩は手が上がらず、箸と茶碗がもてませんでした。
ツルハシを持って
しかし一晩寝るとすぐ元気になり、また掘り続ける日々が続きました。
物を運ぶときと同じく、同じ作業を続けていると、だんだんとコツのようなものが分かってきます。
力一杯に大きく降り続けるよりもちょっと短く持って、ストロークをコンパクトにして、ツルハシの先が土に触れるほんの一瞬だけに力を入れるほうが効率よく掘れることに気づきました。
手首を使ったほうが、伝わる力も大きくなることに気づけたのも大きな収穫でした。
そのほうが疲れないですし、土が大きく掘れました。
ゴルフのスイングと共通する部分です。
工事現場のお兄さん
私が掘っている部屋には先輩がいて、その人は私よりも上手で効率よく掘っていましたし、細かなアドバイスもしてくれました。
とても親切で優しい先輩でした。
掘削
ヘルメットにヘッドライトは付いていませんが、イメージとしては、だいたいこんな感じです。
土の中の物
掘っていくとき、土だけだったらまだ良かったのですが、現場ではそうはいきませんでした。
土の中には、大きな石やコンクリートの塊があって、それにぶち当たることもあり、その時はツルハシが跳ね返されて手が痺れました。
自分の力が伝わらず、逆に押し返されてしまうので、疲労が何倍にもなりました。
TVでボクシングを見ていても、ラウンドの後半になると、選手がなかなか手を出さないことが多くなります。
それまでは、何でパンチを出さないんだよ・・・。それじゃ負けてしまうよ・・・。と思うことがよくありましたが、そういった経験をして、手を出さないのではなく、疲労で手が出せなくなっているのではないか?と思えるようになりました。
一輪車で運搬
掘った土を一輪車に乗せて、指定された場所まで捨てに行っていましたが、この一輪車もバランスをとるのが結構難しくて、何回かバランスを崩してひっくり返してしまい、その都度スコップで乗せ直すこともしていました。
知識も経験もないので、毎日失敗ばかりしていましたが、周りの方はとても温かく見守ってくださっていました。
作業が終わると、「よし、今日はみんなで焼き肉に行くか~。」と言われ、ご馳走になることもありました。
その頃の私は人生で一番よく食べていたと思うのですが、焼き肉を食べながら特大の丼飯を5杯おかわりしました。
その特大の丼一杯がだいたい一合とお店の方から聞いて、いっぺんに5合もご飯を食べていたことになりますが、今はとてもじゃないですができません。
若さには、無限のエネルギーがあります。
食べることにも、眠ることにもエネルギーが必要です。
斫る
日によっては作業がまた変わり、『ピック(斫り機)』と呼ばれる機械でコンクリートを斫る作業もしていました。
これも数時間連続作業が続いたのですが、とてもキツくて、その日の晩も満足に箸と茶碗がもてなかったことを覚えています。
その時の振動が残っていました。
斫るときは大きな音がするので常に耳栓をしていましたし、コンクリートの破片が目に飛んでこないよう、防護用のゴーグルをしていました。
今も道路工事でコンクリートを斫る作業を見かけるので、懐かしく感じます。
道路工事は外で直射日光に照らされるので暑いですが、私の作業は建物の中なので、直射日光に照らされることはありません。
しかし、建物の中は蒸し風呂のような状態でした。
同じ暑さでも外と中では、また違ったものになります。
足場の上
作業用の足場の上に乗り、いろいろな資材を運ぶこともありましたし、機器を取り付けるときの助手もしていました。
経験は乏しかったのですが、いろいろな作業を体験できるのが楽しかったです。
コック見習い
そして、ある有名ホテルの厨房で『コック見習い』のアルバイトをしたことがあります。
冬休みにやった2週間くらいのアルバイトでした。
皿洗い
コック見習いといっても実際は『皿洗い』と『調理器具を洗う』ことが私の仕事でした。
仕事を始めて最初の頃は良かったのですが、何日か経って、手がすごくカサカサになっていました。
手の脂が無くなっていたのです。
家庭用ではない、業務用洗剤は成分がとてもキツいことに気づきました。
それからすぐに薄手のゴム手袋をして、仕事をしました。
2週間くらいのアルバイトでしたが、とてもいい経験をさせていただきました。
北海道
そして、大学三年の夏休みに、北海道でアルバイトをしました。
休みが近づくと、いつもお世話になっている建設会社の方から、
「休みはいつ頃?また頼むよ。」と連絡を頂いていたのですが、そのときだけは辞退させていただきました。
北海道に行けるチャンスはそう多くないからです。
私は子供頃から北海度には強い憧れをもっていて、行ってみたいな・・・。と、いつも思っていたのですが、なかなか行けるチャンスがありませんでした。
なので、絶対行こうと決めていました。
私は北海道でアルバイトをすることができるということを知らなかったのですが、住み込みでアルバイトできるということを親友が知っていて、私に教えてくれました。
私がいつも北海道に行きたいと言っていたので、彼は覚えてくれていたのだと思います。
お互い住んでいるところが離れてしまって、なかなか会う機会がありませんが、今でも連絡を取り合っていますし、大切な親友です。
千歳空港が近くなり、支笏湖が見えて地平線も見えました。
飛行機の窓から、何て雄大で綺麗なんだろう・・・。と感動していました。
まず見られない風景です。
千歳空港から電車を乗り継いで苫小牧で乗り換えて、電車やバスを乗り継いで、夜遅く、お世話になる方の家に到着しました。
途中の電車や窓から見える景色がまた雄大で美しく、感動の連続でした。
見えるものといえば、海と山と道路といった具合で、たまに牧場が見えるのですが、それがとても美しくて、北海道に来たんだな・・・。と実感することができました。
この美しい風景を目に焼き付けておこうと思ったことを覚えています。
その頃デジカメは無かったのですが、もしあったら、何百枚も風景を撮っていたのは間違いありません。
昆布漁
私の北海道でのアルバイトは昆布漁の手伝いで、北海道南部のえりも町に行きました。
今、ちょうどシーズン真っ盛りだと思います。
北海道のアルバイトには、牧場で牛のお世話をする仕事と、昆布漁のお手伝いをする仕事がありました。
正直私はどちらでもいいと思っていたのですが、牛は昔から好きでしたし牧場に憧れもあったので、牧場の仕事を申し込もうと思っていたのですが、私が申し込んだときはもう遅く、昆布漁の手伝いが少し残っているだけでした。
私はすぐに昆布漁の仕事を申し込みました。
北海道に行けるのであれば、どちらでも良かったからです。
北海道に旅行に行くというのではなく、アルバイトができるということが嬉しくたまりませんでした。
北海道に旅行に行くのであれば、3泊4日とか4泊5日などになりますが、一月以上も住み込みで滞在できるということが信じられないほどの喜びでした。
昆布漁
到着の翌日から、私は早速仕事をさせていただくことにしました。
漁に出る方は朝の3時には起きていて、朝食を済ませ、船を出す準備など朝からすごく忙しいのですが、私は船に乗ることはなく、船から昆布を引き上げるのが役目だったので、朝の4時くらいに起きていました。
朝食を済ませ、すぐに準備に入りました。
朝の5時に一斉に漁が始まり、船の上に昆布が乗せられていきます。
昆布 浜
昆布が船の上で一杯になれば、陸にあがり私たちはそれを引き上げて、『浜』と呼ばれる石が置かれている場所に干します。
お店で売られている昆布は乾燥しているのでとても軽いですが、海から引き上げたばかりの昆布は水分があるので、見た目以上に重く、重労働です。
また昆布によっては結構肉厚もあるので、干した昆布とはかなり見た目の印象が違います。
昆布は『黒』というイメージをもっておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、海から引き上げたばかりの昆布は真っ黒というよりは茶色がかっていたり、緑色っぽいものもあったりして、一本一本に個性が見られます。
昆布一本の長さは数メートルになりますし、それを一本一本丁寧に重ならないようにして真っ直ぐ干さなくてはなりません。
慣れないうちはそれがとても難しく、干すのが下手で時間も掛かってしまいました。
みんなに迷惑を掛けてしまっているな・・・。戦力になっていないな・・・。と思う日が続いたのですが、ある程度日にちが経ってコツをつかめば、面白いように早くて綺麗に干せるようになりました。
みんなから上手になったと褒められたときは、とても嬉しかったです。
もし、『インカレ』に、昆布を干すという競技があったら、間違いなく自分は『インカレチャンピオン』になれるな・・・。しかも圧倒的な勝利で・・・。と思ったことを覚えています。
束ねる
昆布を天日干ししたら、午前中に取り込んで決められた長さにカットし、束ねなくてはなりません。
天候との関係もあるので、スピードが命です。
晴れ
晴れの日は、漁に出られます。
雨
波が高いときは当然ながら漁には出られませんが、いくら凪でも雨が降っていたり曇っていたら漁はできません。
干した昆布の質が悪くなってしまい、売り物にならないからです。
まさに天候との勝負なので、毎日漁ができるとは限りません。
なので、漁のある日と無い日があったのですが、私は毎日晴れて海も穏やかであって欲しいと思っていました。
この貴重な経験をなるべく多くしておきたいという思いがあったからです。
浜辺
陸から海を見ると、海に漂っている昆布を見ることができます。
波に漂っている昆布を見ながら、明日はどの辺りの昆布をとるのかな?あっちかな?それともこっちかな?などと思いながら海を見ていたことを思い出します。
昆布
あれだけたくさん海にあるのだから、昆布の周りはいい出汁が出ているのかな?と思ったことがありました。
しかし現実的にはあり得ません。
干した昆布を鍋で煮るから、美味しい出汁が出るのです。
ウニ
岩の上には、ときどきウニが打ち上げられていて、それをカラスがつついていました。
すごく贅沢なカラスだな・・・。と思ったことを覚えています。
スーパーの昆布
今でもスーパーに行って、日高昆布を見ると、あの頃の思い出が蘇ります。
もうかなり前になってしまいますが、青春の一ページです。
8月も下旬になって、契約の最終日がやってきました。
これまでは近くにあっても行くことができなかった『襟裳岬』に車で連れて行っていただきました。
ここが歌で有名な襟裳岬か・・・。と、テンションがあがりましたが、地元の方はどうってことはない場所だと思います。
しかし遠方に住む私たちにはとても貴重な場所です。
いくら有名な観光地の近くに住んでいても、『いつでも行ける』となると、なかなか行かないものですし、遠方に住んでいても『今しか行けない』というのであれば、多少無理をしても行くものです。
襟裳岬のお土産屋さんで、このアルバイトを紹介してくれた親友へのお土産を買い、宅配便で配送してもらいました。
そして家へ戻り、一月ちょっとの給料をいただき、お世話になったご家族とお別れして、私はバスと電車を乗り継いで北海道の一人旅(といっても札幌をぐるぐるするだけですが・・・)をすることにしました。
まだ授業が始まるまでには日にちがあったからです。
札幌 時計台
札幌について、一人でぐるぐる歩き回り、道路にある看板を見ながら時計台を目指しました。
すぐに時計台は見つかり、意外なところにあるんだな・・・。と思いました。
イメージとしては、ちょっと小高い丘のようなところに建っていて、景色がいいのかと思っていましたが、実際はビルの間にあって、前の道路を車がビュンビュン行き交っていました。
ちょっと意外なところはありましたが、それでも有名な建物を実際に見ることができて、とても嬉しかったですし、天気も良かったので気分は最高でした。
札幌 テレビ塔
あとは北海道庁やテレビ塔にも行きました。
テレビ塔には出店が出ていて、そこで私はトウモロコシ(とうきび)を買ってベンチで座って食べていたのですが、すぐにたくさんの鳩がやってきて、囲まれてしまいました。
すごくフレンドリーな鳩たちでした。
2カプセルホテル
ひとりで気ままな旅なので、宿泊先を決めていませんでした。
無計画で、『行き当たりばったり』の旅でした。
宿が決まっていないというのは少し不安なところもありますが、男の一人旅ですし、無計画で決まっていないというところが、またいいものです。
札幌は大都会なので、必ず宿泊するところはあるだろうと思っていました。
しばらく市内を歩いていると、カプセルホテルの看板があり、宿泊できるか尋ねてみたら大丈夫だったので、その日の宿はここに決めました。
生まれて初めてのカプセルホテルだったのですが、思っていた以上に快適でした。
特にお風呂が気に入りました。
ビジネスホテルだと、どうしてもユニットバスになってしまいますが、カプセルホテルは寝るところは狭くでもお風呂は広いです。
のんびりと過ごすことができました。
すごく気に入ったので、もう一日宿泊しました。
毛ガニ
そして実家に電話をして、北海道のお土産は何がいいかと尋ねたら、
「毛ガニがいい。」
というので、毛ガニはどこで買えばいいのか、道で尋ねると、函館がいいということだったので、翌日函館まで行き、ちょうど朝市をやっていたので、そこで毛ガニを買い、自宅まで送ってもらうことにしました。
その後も一人で北海道を満喫しました。
以上が、私の主なアルバイト経験です。
もっとコンパクトに書くつもりだったのですが、長くなってしまい申し訳ありません。
どうして、私のアルバイト経験を書かせていただいたのかといいますと、この経験が私の人生に、そしてゴルフにすごく役立っているからです。
アルバイトをしていたときは、そんなことは全く考えていませんでしたが、今思えばすごく役になっていると実感できます。
特に建設現場での経験が大きく今も関わっています。
重い物を運んだり、土を掘ったり・・・。といったことが体を強くしてくれましたし、ゴルフにおいての飛距離につながっています。
私は元々『馬鹿力』でゴルフをするタイプでしたが、その普通の人よりもちょっと強い馬鹿力を得ることができたのは、重い物をもって腕力はもちろん、背筋や腹筋・足腰が鍛えられたからだと思います。
そしてツルハシを使って掘る仕事は、そのままドライバーなどに活かされています。
効率よく飛ばしていけるコツを体感できたのは、この作業のおかげです。
大きく振りかぶっても、肝心のインパクトで力が抜けてしまったり、緩んでしまったりすれば全く飛ばせません。
逆に少々コンパクトでも、ほんの一瞬、インパクトのときだけグッと握ることができれば、効率良く力を伝えられます。
球数をこなしても疲れにくいですし、コンパクトに振っていけるので、タイミングが取りやすく、安定性も増します。
今、飛距離で悩んでおられるゴルファーは多いと思います。
そういった方には、現場でツルハシを振ることは難しくても、もし畑があれば鍬入れをやってみられるのがいいと思いますし、それも難しいという方も多くいらっしゃると思います。
そういった方々には、やはり定番ですが、金槌で釘を打つのがいいように思います。
まだまだスキルを伸ばせる方ばかりだと思いますし、過去の経験が今になって活きるといことはよくあります。
なので、今回は昔経験した、アルバイトから学んだことを記事に書かせていただきました。