ゴルフクラブ試打日記。          

今年下半期の印象深いドライバー 2019

今日は、今年下半期に出会った印象深いドライバーを紹介させていただきます。
尚、掲載順はランキングではなく、試打した順番です。
タイトリスト TS1 ドライバー
タイトリスト TS1 ドライバー
タイトリストTSシリーズのドライバーです。
915や917などの後継モデルなのでしょうか?
タイトリストらしく派手さの無いデザインで、いかにもアスリート仕様っぽいところが、タイトリストファンの心をくすぐります。
かなりシャロー感があったのも覚えています。
今は少なくなってきていますが、ネックには調整システムが搭載されていました。
顔が好みではありませんでしたが、打感や音は好感が持てました。
ブリヂストンゴルフ TOUR B JGR ドライバー
ブリヂストンゴルフ TOUR B JGR ドライバー
そしてブリヂストンの、『見た目のインパクト大』のドライバーです。
JGRシリーズということで、ややハードルを下げたモデルで、つかまりを良くしているという印象があります。
最近のBSドライバーにはフェース面にミーリングがあるイメージがあるのですが、このドライバーもそうでした。
ソールにあるウェイトも特徴的です。
全体的なデザインも個性的で、他社との差別化が図られています。
ホンマ T//WORLD XP-1 ドライバー
ホンマ T//WORLD XP-1 ドライバー
久しぶりにホンマのニュードライバーに出会いました。
派手さはなく、かなり抑えたデザインになっています。
今主流のシャロータイプで、美しい形状だったということも覚えています。
ソール全体もフラットではなく、丸みがあったのでFWのようだと思いました。
『直ドラ』でも面白いかもしれません。
ソールにある大きな溝はホンマとしては珍しいですが、これも今の時代の流れでしょうか?
ネックには調整システムが搭載されていました。
丸顔ではなく、『三角顔』のドライバーですが、構えてみると、なかなかいい感じでした。
ピン G410 LST ドライバー
PING G410 LST ドライバー
そして、PINGのドライバーの登場です。
PINGのドライバーらしく、大型で慣性モーメントの高いドライバーです。
低スピン性能も高く、強い球が打てるドライバーです。
私は叩いていきたいタイプなので、このドライバーは好感が持てました。
前のモデルの400もすごく気に入っていましたが、この410シリーズから、クラウンにある突起物が大きくなりました。
プロギア NEW egg 5500 ドライバー
PRGR NEW egg 5500 ドライバー
PRGRエッグシリーズらしく、かなりの大型でシャロー感のあるドライバーです。
PRGRの特徴として、かなり『思い切った設計』というのがあるのですが、このドライバーもそうでした。
ターゲットをかなり絞り込んで、その人にベストマッチするように考えて作られています。
どのメーカーもそのようにしているとは思いますが、その『線引き』が一番はっきりしいているのがプロギアだと思います。
スペック的に、私にはやや合いづらいところもあったのですが、プロギアらしい技術の高さと工夫を感じました。
ONOFF DRIVER KURO
ONOFF DRIVER KURO
そして、オノフのカッコいいドライバーに出会いました。
黒いヘッドに赤いラインが綺麗なドライバーです。
ちょっとつかまえ顔に見えたのですが、構えてみると、なかなかいい感じでした。
打感はもうひとつだったのですが、大きな不満はありません。
大きな欠点のない、バランスのとれたドライバーです。
KATANA NINJA NON-CONFORMING ドライバー
KATANA NINJA NON-CONFORMING ドライバー
そして、カタナのゴールドが美しいドライバーに出会いました。
カタナと言えば、やはりこのゴールドですね。
一時期、いろいろなメーカーが採用していましたが、今はカタナを含め、数社しか採用していないようです。
このゴールドが富裕層のハートをキャッチするのではないでしょうか?
『ルール適合』ではなく、『高反発』というのも印象に残っています。
これまでも書いてきましたが、全てのクラブが、R&AやUSGAの定めたルールの範囲内である必要は無いと思っています。
要は私たちゴルファーが、いかにゴルフを楽しめるかどうかです。
あまりにもルールでがんじがらめになってしまうと、大切な部分が失われそうな気もしますが、だからといってクラブの性能が上がりすぎて、ゴルフの本質がゆがめられてしまうのも良くないので、その『線引き』が難しいと思うのですが・・・。
今年2019年はゴルフのルールが大きく変わった(かなり緩和された)ので、ゴルフクラブに対する規制も少し緩和されるといいな・・・。と思いました。
ダンロップ ゼクシオ イレブン ドライバー
ダンロップ ゼクシオ イレブン ドライバー
そして、待望のゼクシオニューモデルドライバーの登場です。
日本人ゴルファーならば、おそらく誰もが知っているであろう、『国民的ブランド』といっていいのではないでしょうか?
二年に一度のお祭りのようなものかもしれません。
メーカーは大変だと思いますが、私たちゴルファーには大きな楽しみですし、おそらく来年の2020年には、新しいスリクソンが発売されると思います。
かなり親しみやすいスペックになっていますが、高級感があって美しいですし、チープさは全く見られません。
大量生産される大手有名メーカーのクラブの中で、ゼクシオはそのクォリティという点で、かなり高い位置にいます。
ヘッドの至る所にいろいろな工夫がされているようですが、ゴチャゴチャしていないのもいいです。
クラウンの美しいブルーも印象的でした。
イオンスポーツ GIGA HS797 アディショナルドライバー
イオンスポーツ GIGA HS797 アディショナルドライバー
そして、イオンスポーツのディープなドライバーに出会いました。
最近は圧倒的にシャローなドライバーが多いので、この厚みはある意味新鮮でした。
ヘッドの厚みだけでなく、全体的なデザインも硬派な感じでカッコいいです。
小さめのウェイトが複数配置されていたり、ソールの形状にも工夫がみられますが、それが嫌みになっていないところもいいです。
今のドライバーの中では、明らかにタフなタイプですが、ヒッタータイプの方にはとても魅力的に見えるのではないでしょうか?
Waoww RV-555 ブラックモンスター ドライバー
Waoww RV-555 ブラックモンスター ドライバー
そして、この怪物ドライバーに出会いました。
まさに『モンスター』です。
以前、このドライバーの青いタイプを試打したことがあるのですが、その飛びの凄さは今でもはっきり覚えています。
一球打っただけで、私のハートはキャッチされました。
今年試打したモデルは黒い色で、さらにカッコ良くなっています。
美しいブルーもいいですが、私は断然、このブラックのほうが好きです。
『ブラックモンスター』という名前も斬新でした。
人によっては、白やピンク・オレンジなどの色を好まれるかもしれません。
クラブの性能は、そのメーカーの規模に関係しないということが、たくさんの地クラブを試打してきて強く感じます。
DOCUS RELOADED+ ドライバー
DOCUS RELOADED+ ドライバー
そしてDOCUSのドライバーに出会いました。
このドライバーの印象を一言でいうと『パワフル』といったところでしょうか?
低スピン性能が高く、かなり叩けるドライバーです。
弾道も力強く、そのポテンシャルの高さにおいて、今年試打したモデルの中でも、間違いなくトップクラスにいます。
私はこれまでDOCUSのドライバーをいくつか試打してきましたが、ダントツで№1です。
ソールにある大きな溝や調整システム、ウェイトも目立っていますが、基本性能はとても高いドライバーなのは間違いありません。
ダンロップ ゼクシオ エックス ドライバー
ダンロップ ゼクシオ エックス ドライバー
そしてもうひとつのゼクシオニュードライバーに出会いました。
イレブンとは色使いが大きく異なりますが、共通点もたくさんあって、同じコンセプトで開発されているのだということが分かりました。
イレブンよりも、ちょっと骨太な感じで、しっかりした印象をもちました。
ややつかまえ顔に見えましたが、構えやすかったですし、打感や音もいいです。
軽量タイプの中では、かなり飛距離性能も優れていて、ポテンシャルの高さが印象に残りました。
以上が今年下半期に出会った、印象深いドライバーたちです。
上半期もそうでしたが、下半期もレベルの高いドライバーたちにたくさん出会うことができました。
また、あくまでも『印象深い』ということなので試打していながら、ここに掲載されていないクラブもありますが、それらが良くないとか劣っているということではありません。
今はいいクラブがたくさんありすぎて、高いレベルで競い合っているのは確かです。
今年の『クラブ・オブ・ザ・イヤー』は、年明けに発表させていただきたいと思います。