今日は、昨日に引き続きまして、今年下半期(7~12月)に出会った、印象深いアイアンをご紹介したいと思います。
7月
George Spirits REONESS RI-51 アイアン
7月は、このカッコいいアイアンに出会いました。
George Spirits REONESS RI-51 アイアンです。
ジョージスピリッツのクラブはあまり出会うことは無いのですが、それでもドライバーの印象は強烈に残っています。
そのメーカーのアイアンということで、すごく興味がありましたが、期待通りでした。
オーソドックスなハーフキャビティです。
アイアン好きにはたまりません。
プロギア RS FORGED アイアン
そして、プロギアのアイアンに出会いました。
プロギア RS FORGED アイアンです。
パット見たときに一瞬、マッスルバックかな?と思いましたが、結構膨らんでいるのが分かったので、これは中空タイプだな・・・。と思ったことを覚えています。
構えやすさも、なかなかいい感じでしたし、色々な工夫がされていると思いました。
ただ、これまで出会ってきた中空タイプのアイアンの中では結構正直なタイプだと思いました。
あまり『易しさ』が前面に出てきているタイプではないように感じました。
打感はなかなか良かったですし、面白いアイアンだと思いました。
ポケットタイプのアイアンもいいですし、このような中空タイプもいいな・・・。と思いました。
8月
ヤマハ インプレス UD+2 アイアン
8月に入って、ヤマハの機能性アイアンに出会いました。
ヤマハ インプレス UD+2 アイアンです。
このアイアンの特長は何といっても『飛距離』にあります。
メーカーが徹底しているように感じました。
アイアンというよりはユーティリティに近い印象をもちましたが、このように性格がはっきりしているのはいいことだと思いました。
7番アイアンでここまで飛ぶのだから、これよりも上の番手のアイアンは不要になるのかもしれません。
アイアンは『7番から』という方もいらっしゃると思います。
UTやFWを多く入れたい方には、このような飛び系アイアンは理に適っているのかもしれません。
これまでのアイアンとは違う、また別のジャンルのクラブだという印象をもちました。
Orion HIMEJI x TSUBAME IRON
そして、Orionの美しいアイアンに出会いました。
Orion HIMEJI x TSUBAME IRONです。
そのあまりの美しさに、一瞬時が止まったように感じたことを覚えています。
難しい・易しいは別にして、マッスルバックアイアンの研ぎ澄まされた美しさには、引き込まれるような魅力がありますし、思わず手に取ってみたくなります。
なかなか出会う機会の無いメーカーですし、このアイアンをとことん楽しもうと思いました。
構えやすさ・打感・操作性が極上でした。
シビアなところはありますが、球を操りたい方にはとても楽しいアイアンといえるのではないでしょうか?
一口にマッスルバックといっても、今は色々なタイプがありますが、このアイアンはとてもシャープなタイプです。
ダンロップ スリクソン Z965 アイアン
そして、スリクソンのマッスルバックアイアンに出会いました。
スリクソン Z965 アイアンです。
スリクソンは、ずっとマッスルバックを発売してくれるメーカーのひとつです。
最近はマッスルバックも少しずつ見直されてきているように思います。
それは、スリクソンのように様々な機能が加わり、ただ難しいだけのクラブでは無くなったからだと思います。
ソール形状もそうですし、ネックの長さも昔と比べると変わりました。
このアイアンにはミーリングがあったことも覚えています。
Orionのアイアンはベーシックなタイプですが、このアイアンはそれに機能性が加わっています。
構えやすくてカッコいいですし、少しでも打ちやすくなるようにと、メーカーの工夫が見られます。
まだ試したことはないけど、マッスルバックを試してみようかな?ちょっと試打してみたいな・・・。という方には、是非試していただきたいアイアンです。
9月
ダンロップ スリクソン Z765 アイアン
9月に入って、スリクソンのカッコいいハーフキャビティバックアイアンに出会いました。
スリクソン Z765 アイアンです。
このアイアンも様々な工夫が見られますが、カッコ良さは失われていません。
カッコいいですが、尖った感じはなく、どこか親しみやすさもあります。
敷居の高さをあまり感じなかったアイアンです。
10月
Zodia CG511 アイアン
10月に入って、ゾディアのアイアンに出会いました。
Zodia CG511 アイアンです。
ゾディアはウェッジのイメージがあまりにも強いのですが、アイアンもとてもいいです。
そして、パッと見ただけで分かるような独特なデザインも印象的です。
他のメーカーではなかなか見られません。
このアイアンはとてもシャープな感じのマッスルバックですが、バックフェースの膨らみが特徴的でした。
少しは慣性モーメントが大きくなっているのかな?と思いました。
今はアイアンに多くの工夫がされている物が多いですが、このアイアンはその工夫をあまり大きくし過ぎず、必要最小限に抑えられている感じがしました。
いわゆる『易しい』アイアンではありませんが、目にしたら手に取ってみたくなる魅力的なアイアンです。
キャロウェイ STEELHEAD XR アイアン
そして、キャロウェイのアイアンに出会いました。
キャロウェイ STEELHEAD XR アイアンです。
キャロウェイらしいアイアンだな・・・。と思いました。
昔からよく出会っていたタイプのアイアンです。
キャロウェイアイアンといえば、こういうタイプだな・・・。と思ったことを覚えています。
ラージサイズでグースも利いていてワイドソール。
おまけにスルーボアだったので、キャロウェイらしいと思いましたし、懐かしく感じました。
飛距離性能が優れていたということも印象的でした。
私が好むタイプのアイアンとはちょっと違うのですが、こういうタイプもアリだと思いますし、特長が分かれているのはとてもいいことだと思います。
テーラーメイド GLOIRE F2 アイアン
そして、テーラーメイドのグローレアイアンに出会いました。
テーラーメイド GLOIRE F2 アイアンです。
テーラーメイドはアイアンというよりもドライバーやFW・UTのイメージが強いのですが、このアイアンはいい印象が残っています。
テーラーメイドはかなりクセのあるアイアンもありますが、このアイアンはそうでもありませんでした。
抑えられている感じがしました。
こういったところはグローレのブランドイメージに合うと思います。
易しさや飛距離を追求していて機能性アイアンだと思いましたが、クセが強すぎないのが魅力的でした。
フォーティーン TC544 フォージド アイアン
そして久し振りにフォーティーンのアイアンに出会いました。
フォーティーン TC544 フォージド アイアンです。
フォーティーンらしい落ち着いたデザインのキャビティアイアンです。
セミラージ・セミグースという、今最も支持されているタイプのアイアンです。
ゴチャゴチャしたところがなくすっきりしているのも魅力的です。
安心して使える印象を与えてくれます。
11月
エポン PersonalLIMITED EDITION アイアン
11月にはエポンのアイアンに出会いました。
エポン PersonalLIMITED EDITION アイアンです。
エポンでは珍しい黒いヘッドのアイアンです。
オーソドックスなタイプのポケキャビで、易しかった印象が残っています。
構えやすかったですし、親近感のもてるアイアンです。
限定モデルだということを読者の方から教えていただきました。
もう売り切れになっていたら残念ですが、また試打してみたいと思いました。
ブリヂストンゴルフ TOUR B X-BLADE アイアン
そして、BSゴルフのシャープでカッコいいアイアンに出会いました。
ブリヂストンゴルフ TOUR B X-BLADE アイアンです。
バックフェースのデザインが特徴的で、工夫されているマッスルバックという感じがします。
輪郭がシャープでトップラインも薄めです。
私は昔から『BS顔』は大好きで、このアイアンもすごく気に入りました。
打感も良くて、試打していてとても楽しめました。
購入意欲が刺激されました。
ロイヤルコレクション BBD V7 フォージド アイアン
そして、ロイヤルコレクションのアイアンに出会いました。
ロイヤルコレクション BBD V7 フォージド アイアンです。
一見、シンプルなキャビティアイアンに見えますが、至る所に工夫が見られました。
構えやすさは、なかなかいい感じでした。
打感も良く、易しいアイアンだと思いました。
ミズノ MP-66 アイアン
そしてMPアイアンに出会うことができました。
ミズノ MP-66 アイアンです。
MPアイアンに出会うのは、『秋の楽しみ』となっているのですが、今年も出会うことができました。
MPらしく、とても洗煉されているな・・・。と思いました。
比較的シンプルな形状ですが、細部にまでこだわっているように感じました。
例えていうなら、他のメーカーは『ミリの単位』にこだわりを見せるのに対し、MPは『ミクロンの単位』にこだわっているように感じました。
ちょっと極端かもしれませんが、そこまで感じさせるアイアンです。
打感もとても良いです。
12月
ホンマ TOUR WORLD TW-BM アイアン
師走になって、ホンマのマッスルバックアイアンに出会いました。
ホンマ TOUR WORLD TW-BM アイアンです。
このアイアンの特徴は何といっても、ちょっと面長だったことです。
MBにしては珍しいな・・・。と思いました。
ただ構えやすさは犠牲になっていないですし、とても好感がもてました。
前のモデルがすごく気に入っていたので、どちらかというと私は前のモデルのほうが好きですが、このアイアンもメーカーのこだわりが感じられました。
マッスルバックを使いたいけど、小顔タイプではなく、少し大きく見えるタイプを使いたい・・・。という方には是非試していただきたいと思いました。
ダンロップ NEW ゼクシオ フォージド アイアン
そして、ゼクシオのニューアイアンに出会いました。
ダンロップ NEW ゼクシオ フォージド アイアンです。
ゼクシオフォージドシリーズは以前からとても好感を持っていました。
それはアイアンに限らずドライバーにもいえます。
フィーリングがいいですし、構えやすくて楽な気分で打つことができました。
飛距離も出ますし、イージー系アイアンの優れものといった印象があります。
私はまだアイアンに飛距離性能を求めていませんが、いつか求めるような時が来たら、ゼクシオフォージドシリーズを試してみたいな・・・。と思っています。
Zodia CG512 アイアン
そして、ゾディアの美しいハーフキャビティに出会いました。
ゾディアらしい独特の雰囲気があって、目で楽しむことができました。
ゾディアらしい顔をしているな・・・。と思ったことを覚えていますし、それほど易しさが追求されている感じはしません。
しかし、打感がソフトで音が印象的でした。
こういうタイプ(感覚に訴えかけてくる)のアイアンで練習していると、自然に上手くなるだろうな・・・。と思いました。
ヨネックス N1-CB フォージドアイアン
そして、ヨネックスのキャビティアイアンに出会いました。
ヨネックス N1-CB フォージドアイアンです。
ヨネックスのクラブはベーシックというよりは機能的な印象がありますが、このアイアンも様々な工夫がされていました。
しかし、その機能性が邪魔していないのがいいと思いました。
構え感や打感も好感がもてました。
見た目易しそうな印象を与えてくれるアイアンですが、実際に打ってみても易しいな・・・。と思いました。
以上が今年下半期に出会った、印象深いアイアンたちです。
こうして見ても、個性的なアイアンが多かったように思います。
今年の下半期はあまり多くのアイアンには出会っていないように思っていたのですが、そうでもないなと思いました。
こんなたくさんの優れものアイアンに出会える私はとても幸せ者だと思います。
次回は、今年下半期に出会った印象深いフェアウェイウッドを発表させていただきたいと思います。
今年下半期の印象深いアイアン 2016
- 2016年12月29日
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今年下半期の印象深いドライバー 2016