今日は、今年上半期に出会った、印象深いフェアウェイウッドをご紹介したいと思います。
1月
タイトリスト VG3 フェアウェイメタル
1月に、タイトリストの高性能FWに出会いました。
タイトリスト VG3 フェアウェイメタル です。
タイトリストらしい、オーソドックスな顔つきで、VG3シリーズの特長でもある、易しさが魅力のFWです。
ネックに調整機能がついていたり、ソールにウェイトが組み込まれたり溝があったりして機能的な感じがしますが、それほど不自然さは感じませんでした。
いろいろなものがついていますが、それほどゴチャゴチャした感じはありませんでした。
易しさを追求しながらも、決して美観が損なわれていなくて、さすがタイトリストだな・・・。と思いました。
このクラブは何度か実際にコースでも試してみたのですが、とても扱いやすくて親近感をもちました。
2月
FREIHEIT THE-G Ti フェアウェイウッド
2月になって、FREIHEITのFWを試打する機会に恵まれました。
FREIHEIT THE-G Ti フェアウェイウッド です。
チタンの特長でもある、フィーリングの良さと飛距離性能が高いFWです。
とても構えやすかったですし、不安に感じるところは全くありませんでした。
ソールのデザインなどは少し個性的なところもありますが、派手さがなくシブいデザインになっていて、好感が持てます。
一目でFREIHEITとわかるデザインなのも、すごくいいです。
このような高性能なチタンFWが登場してくることによって、いずれフェアウェイウッドもドライバーと同じように、チタンが普通になってくるのではないでしょうか?
EMILLID BAHAMA EB-04 フェアウェイウッド
そして、EMILLID BAHAMAのフェアウェイウッドに出会いました。
EMILLID BAHAMA EB-04 フェアウェイウッド です。
このクラブの特徴といってまず思い出すのが、『薄い』ということです。
かなりシャローな印象が残っています。
シャロータイプではありますが、形は崩れていなくて構えやすかった印象があります。
とても球があがりやすくて、直打ちでも十分すぎるほどあげてくれました。
顔も良くて、打感や音も好感が持てました。
私にはちょっとシャロー過ぎるところもあるのですが、また試打してみたいですし、コースでも使ってみたいと思っています。
カッコいいFWですが、決してタフなタイプではなく、ハードルが低くて親しみやすいところも魅力です。
3月
キャロウェイ ROGUE STAR フェアウェイウッド
3月になって、キャロウェイの新しいFWに出会いました。
キャロウェイ ROGUE STAR フェアウェイウッド です。
昔、キャロウェイのBIG BERTHA STEELHEADIIIというFWを使っていた時期があり、とてもお世話になったので、今でもキャロウェイのFWには興味津々です。
ROGUEという新しいブランドになりましたが、基本的なコンセプトはずっと変わらないような気がします。
キャロウェイはずっとブレない印象があります。
それは、やはり『ビッグバーサ』という一世を風靡したクラブが今でも『軸』としてあるからではないでしょうか?
このROGUEというクラブも、易しくて距離の出るクラブで、昔のクラブのいいところがしっかりと継承されているように感じます。
キャロウェイは深い研究がいつも感じられますし、高機能なクラブを作るのが上手いメーカーだと思います。
飛距離性能はもちろんですが、構えやすくて打感や音も好感のもてる高性能なFWです。
プロギア Q フェアウェイウッド
そして、PRGRのとても個性的で画期的なFWに出会いました。
プロギア Q フェアウェイウッド です。
FWもドライバーと同じように今は『飛距離』が求められている時代だと思いますが、このクラブはそれとはちょっと方向性の違うクラブで、とにかく『実戦的』な印象をもちました。
飛びや安定性は今のFWの中ではそれほど長けてはいないような感じがするのですが、『コースで使って得をする』クラブだと思います。
このクラブを初めて試打した後、コースでも試す機会がもてたので、いきなり競技で試してみました。
あいにくといいますか運よくといいますか、その日は、このクラブの真価が問われるような厳しい場面は訪れなかったのですが、とても使いやすいので好感をもちました。
球を拾いやすいですし、これなら少々球が沈んでいても、あまり気にならないだろうな・・・と思いました。
クラブ開発競争に一石を投じるクラブといえるのではないでしょうか?
全てのメーカーが同じ方向を向くのではなく、違った角度からクラブを開発していくのも面白いと思いますし、それができるのもPRGRの強みだと思います。
優れたクラブを開発していく為には、柔軟な発想が欠かせませんが、プロギアにはその発想力やそれを形にする能力が優れています。
コースに出ると、距離が出過ぎるよりも、タフな条件で使っていけるクラブのほうが重宝するな・・・。と経験された方は多いのではないでしょうか?
Zodia Z803 フェアウェイウッド
そして、ZodiaのFWに出会いました。
Zodia Z803 フェアウェイウッド です。
ウェッジやアイアンのイメージが強いゾディアですが、このFWも好感が持てました。
このクラブの印象としては、まず『シャロー』ということです。
かなりのシャロータイプですが、今はこういうタイプが多くなりました。
そして、ゾディアのブランドイメージに合う、『美しさ』がありました。
フックフェースだった印象があるのですが、とにかくあがりやすくてつかまりのいいFWだな・・・。と思いました。
美しい外観同様、打感や音もいい感じです。
ミズノ GX フェアウェイウッド
3月も終わりというときに、ミズノの高機能なFWに出会いました。
ミズノ GX フェアウェイウッド です。
GXというブランドは初めてで、どういった特徴をもっているのかな?と思いましたが、どちらかというとMPというよりはJPXに近い印象をもちました。
易しめのクラブですが、それだけでなく、クラブとしての美しさやまとまりの良さがあって、さすがはミズノだな・・・。と思いました。
全体が黒でシブさもありますが、球がとてもあがりやすくて、親しみやすい特長をもっています。
毎年のことではあるのですが、この頃は花粉症にすごく悩まされていて、試打した日は天気も良く、花粉が多くてきつかった記憶があります。
今ではあの頃の苦しみが嘘のように治まっていますが、また来年も同じ悩みを繰り返してしまうのかと思うと、とても憂鬱です。
今年はとても花粉の飛散量が多かったので、来年は少なくなるといいな・・・。と思っています。
スギもきついですが、それ以上にヒノキはきつくてしつこいな・・・。と思いました。
4月
テーラーメイド M4 フェアウェイウッド
4月になって、テーラーメイドの高性能なFWを試打することができました。
テーラーメイド M4 フェアウェイウッド です。
テーラーメイドのFWといえば、最近ではRBZの印象が強いですが、このM4はRBZのいいところをしっかりと継承していながら、結構すっきりしているのが印象に残りました。
飛距離性能が高く、かなりポテンシャルが高いです。
RBZに見られた深い溝は見られず、浅い溝ですが、こういったところを見ると、溝は深ければいいというものでもないのだということがわかります。
『飛び』以外にも『強度』など、いろいろな要素が絡み合っているのかもしれません。
フォーティーン CF-218 フェアウェイウッド
そして、フォーティーンのシンプルなFWに出会いました。
フォーティーン CF-218 フェアウェイウッド です。
フォーティーンらしく、調整機能やウェイトが見られないFWです。
特別変わったところは見られませんが、基本性能は優れているな・・・。と思いました。
クラウンの色が美しかったのも覚えています。
シャロータイプで、とても球があがりやすいFWです。
ロイヤルコレクション RC STAR フェアウェイウッド
そして、ロイコレのブルーが印象的なFWに出会いました。
ロイヤルコレクション RC STAR フェアウェイウッド です。
ロイコレのFWにも、昔からすごくお世話になっているので、今も興味津々です。
このFWも、今の流行といいますか、直打ちでも球があがりやすいタイプです。
5月
RODDIO FAIRWAYWOOD R-Sole
5月に入って、久しぶりにロッディオのFWに出会いました。
RODDIO FAIRWAYWOOD R-Sole です。
ロッディオのFWといえば、飛距離性能の高さがまず頭に浮かぶのですが、久しぶりに試打して、やはり凄いな・・・。と思いました。
このクラブの特徴は、ソールにあるパーツを後から付け足すことができるということです。
このRソールは、いわゆる『ゲタばきソール』のようになっていて、ラフなどでも活躍しそうです。
とてもポテンシャルの高いクラブですが、値段もかなり高価なようです。
6月
BALDO TTX FAIRWAY WOOD
6月に、バルドのカッコいいFWに出会いました。
BALDO TTX FAIRWAY WOOD です。
バルドらしい黒を基調とした男前なデザインです。
バルドのブランドイメージとして、私は『騎士』が浮かんでくるのですが、このクラブもまさにそんな感じがしました。
整った形で、目にしたら手に取ってみたくなります。
決してスルーはできません。
易しくなるようにいろいろな工夫がされていますが、それが嫌味になっていないところがすごくいいです。
私はどちらかというと、ゴチャゴチャした物よりは、比較的シンプルな物に魅力を感じることが多いのですが、このクラブにはとても惹かれるものがありました。
構えやすくて打感も良く、球もあがりやすいです。
カッコいいクラブですが、ハードルの高さは感じませんでした。
カッコよさと易しさが比例しているように感じました。
大顔なタイプではないので、大顔タイプを好まれる方には、やや物足りないところがあるかもしれませんが、私はこれくらいがちょうどいいので、好感を持ちました。
バルドらしく弾きも良くて、飛距離性能も高い、飛び系FWです。
以上が、今年上半期に出会った、印象深いフェアウェイウッドたちです。
試打した本数はちょっと少なめですが、いいクラブに出会うことができました。
購買意欲を刺激するクラブがたくさんあります。
次回は、今年上半期に出会った印象深いドライバーをご紹介したいと思います。
それと今、全国的に大雨が降り続いています。
土砂災害なども起きていますし、交通機関が麻痺しているところあります。
私も身の回りに気を付けますが、皆様もどうかお気を付けくださいませ。
今年上半期の印象深いフェアウェイウッド 2018
- 2018年7月6日
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