今日は、今年上半期(1~6月)に出会った、印象深いドライバーをご紹介したいと思います。
こうして見ていても、高性能な物が多いな・・・。という印象があります。
ゴルフクラブはいったい、どこまで進化していくのでしょうか?
機能的なクラブが増えるなかで、クラシカルで高品質なドライバーも今はたくさん見かけるようになりました。
1月
ミステリー CF-445 Hi IMPACT ドライバー
1月は、ミステリーのドライバーに出会いました。
ミステリー CF-445 Hi IMPACT ドライバーです。
ミステリーは元々、ドライバーやFWでハイレベルなクラブを発表し続けていますが、このドライバーもすごく印象に残りました。
ミステリーは顔がいいというイメージがありますが、このドライバーの顔もいいです。
打感は、ややしっかりめでしたが、飛距離性能も高く、シンプルな美しさもあり、使い続けても飽きがこないタイプだな・・・。と思いました。
ミズノ JPX 900 ドライバー
そして、ミズノJPXの高性能なドライバーに出会いました。
ミズノ JPX 900 ドライバーです。
このドライバーは高い機能性をもち、ソールのウェイトを移動できるのが一番のポイントだと思いますが、ミズノらしい美しさといいますか、気品の高さのようなものを感じました。
機能性ドライバーでありながら、デザインが崩れていないところがミズノらしいと思いました。
MPで美しいのは当たり前といったところがありますが、それがJPXでもできているのが素晴らしいと思いました。
調整機能は充実していますが、それだけでなく、基本性能もしっかりしたスグレモノドライバーです。
フォーティーン DT112 ドライバー
そして、今年前半の代表的なドライバーのひとつでもある、この素晴らしいドライバーに出会いました。
フォーティーン DT112 ドライバー です。
このドライバーの印象は何と言っても、その飛距離性能の凄さにあります。
一球打っただけで、凄いな・・・。と思ったことをよく憶えています。
その弾道の力強さ・頼もしさは今でも忘れることはできません。
このまま2017年の『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』に輝くのではないかな?と思ったほどです。
それから他のメーカーから素晴らしいドライバーにたくさん出会うことになるので、今ではまだ結論が出せませんが、かなり印象深いドライバーであることは変わりません。
顔もいいですし、全体的な雰囲気もとても好感が持てました。
飛ばせるクラブというのは、『いい雰囲気をもったクラブ』というのがあると思います。
いい雰囲気をもったクラブというのは『プレイヤーのリミッター』を解除してくれるような気がします。
リミッターが発動されたり、自然にブレーキが掛かってしまうクラブにはあまり魅力を感じませんが、昔も今もそういうクラブがたくさんあります。
このドライバーは、リミッターを解除してくれるクラブだと私は思っています。
2月
Ryoma MAXIMA TYPE-G ドライバー
2月になって、リョーマの美しいドライバーに出会いました。
Ryoma MAXIMA TYPE-G ドライバー です。
このドライバーは何と言っても、このゴールドが印象的ですが、基本性能もしっかりしていると思いました。
ゴールド系のクラブなので最初は、富裕層向けのクラブで、かなり『ライトスペック』に仕上がっているのかな?と思いましたが、実際に試打しても、頼りなさのようなものは感じませんでした。
飛距離性能も高く曲がりにくいので、実戦的なクラブだと思いました。
ほぼ同時期に、リョーマの違うモデルも試打したのですが、私はこのゴールドのモデルが一番印象に残りました。
grindworks Variant ONE Driver
そして、初めて手にしたメーカーのスグレモノドライバーに出会いました。
grindworks Variant ONE Driver です。
このドライバーはソールとクラウンの溝がとても印象的でした。
全体的な美しさもありました。
チープな感じは全くしませんでした。
シャローというよりは、ややディープな感じで好感が持てました。
最初にミスをしてしまった記憶が残っているのですが、それはクラブのせいというよりは、私のせいだと思ったことをよく憶えています。
打感や音もよく、フィーリングと基本性能のバランスが取れているドライバーだと思います。
trpx S-016 ドライバー
そして、trpxのドライバーに出会いました。
trpx S-016 ドライバーです。
私が今愛用しているドライバーがクレイジーということで、このメーカーにはとても興味をもっていますし、試打した回数は少なくても、親しみやすい印象をもっています。
その個性的なデザインが特徴的ですが、すごくしっかりしたタイプのドライバーです。
軟弱でヤワなタイプではありません。
球質が軽く、高~い弾道というよりは、抑え気味の弾道でしっかりと前に進んでいくタイプのドライバーです。
私はこういうタイプが好きなので、とても魅力を感じました。
幅広い層に合いやすいタイプではないと思いますが、ヒッタータイプの方に是非試していただきたいと思いました。
3月
テーラーメイド M2 ドライバー
3月に入って、テーラーメイドの高機能なドライバーに出会いました。
テーラーメイド M2 ドライバー です。
海外メーカーらしく、調整機能は搭載されていますし、色々なパーツが組み合わさって機能性を感じますが、これまで出会ってきたテーラーメイドドライバーに比べると、少しシンプルになったかな?と思ったことを憶えています。
あがりやすさ・安定性・飛距離のバランスが整っている、使いやすいドライバーだと思います。
キャロウェイ GBB EPIC Sub Zero ドライバー
そして、キャロウェイのスグレモノドライバーに出会いました。
キャロウェイ GBB EPIC Sub Zero ドライバーです。
ほぼ同時期に、違うモデルにも出会ったのですが、私はこちらのほうが、好感がもてました。
このドライバーの長所は何と言っても、その飛距離性能の高さにあります。
顔はちょっと個性的で正直あまり好感をもつことはできなかったのですが、飛びはとても優れていると思いました。
これは『特筆に値するクラブ』だ・・・。と思ったことを憶えています。
これまでにない、新しい技術が採用されているのだと思います。
何と言いますか、『効率よく正しくボールに力が伝わっている』ように感じました。
パワフルな弾道が印象的でした。
練習場で凄かったので、コースでも試してみたのですが、とても高いパフォーマンスを発揮してくれました。
実際に打ってみて、だいたいこれくらいは飛んでいるだろう・・・。という予想よりも、いつも数ヤード先にボールは止まっていました。
その『いい意味での予想外』が、このドライバーの長所だと思いました。
このドライバーの後継モデルが登場してくるのであれば、もっと顔が良くなっていればいいな・・・。と思ったことも覚えています。
4月
ミズノ MP TYPE-1 ドライバー
4月に入って、MPドライバーに出会いました。
ミズノ MP TYPE-1 ドライバーです。
このドライバーの前にTYPE-2も試打したのですが、こちらのほうが気に入ったので掲載させていただきました。
これまでとは違う『美しくても飛ばないドライバー』ではなく、『美しくて飛ぶドライバー』といっていいと思います。
ミズノ(MP)は、他のメーカーと比べても、最初から高いハードルがあると思います。
それは『美しくてフィーリングが良い』ということです。
美しくてフィーリングが良くないと、MPではないという認識があるということです。
その反面、難しそう・・・。というイメージをもたれやすいのかもしれませんが、美しさと高フィーリングはミズノの宿命といっていのだと思います。
それをクリアして、どのように飛びを実現していくかが、毎回の大きなテーマとなっているのではないでしょうか?
このドライバーはそれがクリアできていると思いました。
いわゆる『易しさ』という点では、姉妹モデルのTYPE-2のほうがいいのかもしれませんが、私は『扱いやすさ』も求めていきたいので、こちらのほうが、親しみがもてました。
機能性だけでなく、『クラブの原点』ともいうべき『美しさ』も重視して開発されているのだと思います。
今はクラブに性能ばかりが求められている時代かもしれませんが、昔はその前に『美しさ』がクラブに備わっていましたし、『まずは目で楽しむもの』という流れがあったように思います。
そのクラブの美しさに負けないよう、一生懸命スイングを磨いていったように思います。
5月
ONOFF DRIVER KURO
5月に入って、オノフのニュードライバーに出会いました。
ONOFF DRIVER KURO です。
毎回同じ名前でモデルチェンジされていて、このモデルで何代目でしょうか?
オノフのクラブはセンスあふれるオシャレなデザインが印象的ですが、このドライバーもそんな感じがしました。
デザインだけでなく、基本性能もしっかりしていて、魅力のあるドライバーです。
JUSTICK PROCEED TOUR CONQUEST 455R VIII -PREMIUM
そして、プロシードのドライバーに久しぶりに出会うことができました。
JUSTICK PROCEED TOUR CONQUEST 455R VIII -PREMIUM です。
プロシードのクラブがもつ、その雰囲気に心が癒されたように感じたことを憶えています。
プロシードのドライバーはシャローではなく、ディープな印象が強く『骨太』な感じもしますが、このドライバーはややシャローな感じがしました。
しかし、形は全く崩れていなくて、これまでのいいイメージのまま試打することができました。
ヘッドのデザインなどは、これまでのモデルから継承されているところも多く、『ブレない』メーカーだな・・・。と思いました。
構えやすかったですし、打感や音もいいので、とても楽しく試打できました。
ややタフなタイプで『一般的な親しみやすさ』とは、ちょっと違う位置にあるようなところもありますが、ドライバー好きの方には是非試していただきたいと思いました。
こういう質の高いクラブを発表しつづけているから、ジャスティックというメーカーのイメージが崩れることはありません。
アストロプレミアム ドライバー
そして、久しぶりにアストロツアーのドライバーに出会いました。
アストロプレミアム ドライバー です。
『イージー系』ではなく、どちらかといえば『しっかり系』という印象をもちました。
全体的なバランスもとれていると思いました。
6月
プロギア RS-F 2017 ドライバー
プロギア RS 2017 ドライバー
6月に入って、プロギアの高性能なドライバーに出会うことができました。
プロギア RS-F 2017 ドライバーとプロギア RS 2017 ドライバーです。
どちらもタイプはちょっと違いますが、共通しているのは『飛距離性能の凄さ』です。
プロギアは元々飛距離性能に革命を起こしたメーカーという印象をもっていますが、この2つのドライバーも凄いな・・・。と思いました。
昨年発表されたものを改良したものだと思いますが、かなり高いレベルまでいってしまった印象をもちました。
ここまで凄いと、他のメーカーがついていけるかな?と思ったことも覚えています。
この2つのドライバーは共通点も多いですが、相違点もあります。
ウェイトの位置も違いますし、顔の印象も大きく異なります。
顔の好みでいえば、RS-Fなのですが、打ち易さといいますか『弾道の好み』では、RSです。
どちらかひとつ購入したいと思っていて、顔で選ぶか弾道で選ぶかで、ちょっと迷っていますが、自分の中で結論は出ているような気がします。
廃番になる前にお金を貯めて購入したいと考えています。
アキラプロダクツ ADR STRONG BLACK ドライバー
そして、アキラの硬派なドライバーに出会いました。
アキラプロダクツ ADR STRONG BLACK ドライバー です。
このドライバーの特徴は何と言っても、その『低スピン性能』です。
アキラADRシリーズはどちらかというと『イージー系』の印象が強いですが、このドライバーは低スピン系でしっかり叩いていけるところが魅力です。
ヒッタータイプの方に合いやすいドライバーだと思います。
その弾きの良さ・弾道の力強さは今でもはっきり覚えています。
頼もしいタイプのドライバーです。
以上が、今年上半期(1~6月)に出会った、印象深いドライバーです。
今年前半で既に『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』は決まってしまったのかな?と思えるような秀作ドライバーがいくつかありますが、まだまだどのような高性能ドライバーが出てくるかわかりません。
ハイレベルな争いを期待しています。
次回から、通常の記事に戻りたいと思います。
今年上半期の印象深いドライバー 2017
- 2017年7月7日
- クラブ・オブ・ザ・イヤー(ゴルフクラブ ランキング)
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マルマン シャトル NX-1 ドライバー