7月になったということで、今日は今年上半期(1~6月)に出会った、印象深いアイアンをご紹介したいと思います。
1月
テーラーメイド M CGB アイアン
1月は、テーラーメイドのアイアンに出会いました。
テーラーメイド M CGB アイアン です。
テーラーメイドらしい機能的なデザインで、いろいろなパーツがついていますが、かっこいい印象が残っています。
球があがりやすくて易しいタイプのアイアンですが、カッコよさも失われていない、好感のもてるアイアンです。
2月
METAL FACTORY FX-936 アイアン
厳しい寒さが続く2月に入って、とてもカッコいいアイアンに出会いました。
METAL FACTORY FX-936 です。
メタルファクトリーのアイアンを試打した経験は少ないのですが、とてもいい印象をもちました。
デザインの良さもありますし、何ともいえない雰囲気あります。
オーソドックスなタイプで、構えやすくて打感も良い、スグレモノのアイアンです。
キャロウェイ ROGUE STAR アイアン
そして、キャロウェイの高機能なアイアンに出会いました。
キャロウェイ ROGUE STAR アイアン です。
キャロウェイらしいアイアンといっていいのかもしれません。
いろいろなクラブを試打していると、メーカーそれぞれの特徴のようなものが感じられることもあり、キャロウェイはフィーリングよりも、機能性を重視しているように感じますが、このアイアンもまさにそんなタイプです。
おおらかさと飛距離に長けたアイアンです。
構え感や打感など、私の好みから離れているところもあるのですが、こういうタイプを好まれるキャロウェイファンの方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
タイトリスト VG3 アイアン TYPED
そして、タイトリストのニューアイアンに出会いました。
タイトリスト VG3 アイアン TYPED です。
このアイアンの特長といえば、なんといっても飛距離性能です。
かなり飛びに長けたアイアンです。
他のメーカーならば驚くようなことはなかったのかもしれませんが、タイトリストなので、インパクトがありました。
タイトリストはオーソドックスなタイプから、このようなディスタンス系までアイアンのバリエーションが豊富です。
好みのよって選べる幅の広さがあります。
タイトリストのアイアンは昔から好きですし興味をもっています。
このアイアンは昔からのイメージとはかけ離れているようなところもありますが、これも時代の流れに沿った開発なのだと思います。
タイトリストのアイアンが好きで、とにかく距離を重視したいという方には、是非試していただきたいアイアンです。
3月
三浦技研 MC-501 アイアン
3月に入って、三浦技研のカッコいいアイアンに出会うことができました。
三浦技研 MC-501 アイアン です。
三浦技研らしい、フォルムの美しさがあり、打つ前から目で楽しませてもらいました。
かっこいいな・・・。このアイアンで今から球を打つことができるのか・・・。と思うだけでテンションが一気に上がったことを覚えています。
実際に球を打ってみても、とても良い打感でした。
バックフェースの形状が特徴的で、マッスルバックのようでもあり、ハーフキャビティのようでもあるな・・・。と思いましたが、『MC』という名前がついているので、マッスルキャビティということでいいのだと思います。
タイトリスト VG3 アイアン
そして、タイトリストVG3シリーズのニューアイアンに出会いました。
タイトリスト VG3 アイアン です。
このアイアンの印象といえば、すぐに思いつくのが『バランスの良さ』です。
構えやすくて打感も良くて、距離も出やすい・・・。
優れたところのバランスがとれていて、偏っていないアイアンです。
性格的にも尖っていなくて、丸い感じがします。
とても親しみやすいアイアンです。
ホンマ BERES IS-06 アイアン
そして、ホンマの高級感あふれるアイアンに出会いました。
ホンマ BERES IS-06 アイアン です。
ホンマには昔から高級感を感じていますが、このアイアンもゴールドが美しくて、まさに『セレブリティ』の為のアイアンといった感じがします。
気難しいタイプではなく、親しみやすい性格をしていて、球はあがりやすくて、安定性も高いです。
軽く振って距離が出せるのも魅力的です。
BUCHI VS501 アイアン
そして、BUCHIのカッコいいアイアンに出会いました。
BUCHI VS501 アイアン です。
BUCHIのアイアンを試打した回数はまだ多くないのですが、ウェッジも含め、かなりいい印象をもっています。
その顔の良さは、今の『アイアン界』の中でも『ピカイチ』の存在といっていいのではないでしょうか?
顔の良さをアイアンに求めたい方には、いろいろな優れたメーカーもありますが、私はこのBUCHIもおすすめしたいと思っています。
構えやすさは、何物にも代えがたい性能ですし、このアイアンはそれを十分備えています。
打感も良く、オーソドックスなフィーリング重視のアイアンです。
Jean-Carlo JC501 アイアン
そして初めて Jean-Carloという名のアイアンを試打することができました。
Jean-Carlo JC501 アイアンです。
とてもシンプルな形状で、ほぼマッスルバックといってもいいように思います。
初めて手にしたメーカーなので印象に残りやすいということもありますが、それ以外にも何ともいえない雰囲気がありました。
今は多くのメーカーがアイアンの形状を複雑化させていますが、このアイアンのようなシンプルなタイプは逆に新鮮です。
全体的な仕上げが美しくて雑な感じがしなかったのも印象的です。
これといった大きな特長があるようには感じませんでしたが、それがまた長所といえるのかもしれません。
永く使っても飽きが来ないタイプだと思います。
フォーティーン TP-766 アイアン
そして、フォーティーンのイージー系アイアンに出会いました。
フォーティーン TP-766 アイアン です。
かなりのイージー系ではありますが、全体的な雰囲気がとても良く親しみがもてました。
『ガツガツしていない』といいますか、すごく『まろやかな』印象が残っています。
構え感はまずまずでしたが、かなりイージーなタイプでしたし、飛距離性能も高いアイアンです。
4月
朝日ゴルフ用品 メタルファクトリー J2 アイアン
4月に入って、メタルファクトリーの優れたアイアンに出会いました。
メタルファクトリー J2 アイアン です。
バックフェースのデザインが特徴的で、『削り』にも個性が見られました。
ハンドメイドタイプとはまた違う、機械で削られている感じがしますが、それがとてもいい雰囲気を醸し出していました。
かなり計算されている感じがします。
派手さのないデザインですが、メッキがとても美しいです。
チープさは全く感じられません。
今は少なくなってしまいましたが、とてもカッコよくて目で楽しむことができる、イージー系アイアンです。
5月
Orion Closer アイアン
5月に入ると、Orion の惚れ惚れするような美しいアイアンに出会うことができました。
Orion Closer アイアン です。
ここ数年、少しずつ復活してきたマッスルバックアイアンです。
カッコ良さは昔から続いていますが、今のマッスルバックは昔の物よりも性能がアップしていますし、思っていた以上に易しくなっている物もあるので、決して敬遠すべきではないと思っています。
このアイアンを一目見て、心が温かくなりました。
見とれてしまいました。
シンプルなマッスルバックではなく、バックフェースの形状に工夫がされているタイプです。
このアイアンは構えやすいだろうし、きっと打感もいいだろう・・・。と、打つ前から予想していましたが、その通りでした。
今のアイアンに多くみられる、いわゆる『物理的な易しさ』という点では、それほど長けてはいないのかもしれませんが、カッコいいアイアンでゴルフを楽しみたい方。
そして、打感や操作性にこだわりをもっているという方には、是非試していただきたいアイアンです。
マニュアルタイプのアイアンは、こんなに楽しいものかと実感されるのではないでしょうか?
FREIHEIT THE-G HYBRID アイアン
そして、FREIHEIT のアイアンに出会うことができました。
FREIHEIT THE-G HYBRID アイアン です。
このアイアンの印象といえば、まずは『中空タイプ』ということです。
次はバックフェースにある、2つのウェイトが印象的です。
構え感や打感は、まずまずだったのですが、こういう中空タイプも高いニーズがあるだろうな・・・。と思いました。
テーラーメイド P790 アイアン
そして、テーラーメイドのカッコいいアイアンに出会いました。
このアイアンはいい意味でテーラーメイドらしくないアイアンです。
ここ数年、テーラーメイドはカッコよさよりも、機能性を重視しているように感じることもありました。
昔は、このようなカッコいいアイアンも発表していたのですが、ここ数年見られませんでした。
正直、テーラーメイドのアイアンには、あまり興味をもてない期間が長く続いたのですが、このアイアンに出会って、また好感度が高まりました。
このアイアンで覚えているのは、他には『中空』ということと、『セミグース』ということです。
バランスのとれたカッコいいデザインですが、かなり易しさを貪欲に取り入れている感じがします。
テーラーメイドファンの方で、このようなタイプのアイアンをずっと待ち続けていたという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
ピン G700 アイアン
そして、ピンのアイアンに出会いました。
ピン G700 アイアン です。
ピンらしく、かなり大型なタイプです。
ピンの特徴といっていいかもしれません。
ピンのアイアンはいろいろなタイプが今はありますが、このアイアンは昔ながらのピンの個性が引き継がれているように感じます。
私は昔からピンのアイアンが苦手で、敬遠しているところがありました。
しかし、最近はとても好感のもてる物も増えてきて興味をもっています。
このアイアンは私が好むタイプとは異なる部分もあるのですが、昔ながらのPINGファンの方は、このようなタイプを好まれる方も多いのではないでしょうか?
6月
ミズノ GX FORGED アイアン
6月になって、ミズノの美しいキャビティアイアンに出会うことができました。
ミズノ GX FORGED アイアン です。
ミズノアイアンらしい、バランスのとれたデザインと美しい仕上げがさすがだと思いましたし、易しさにも長けているアイアンです。
ポケットというよりはアンダーカットが大きいというのをよく覚えています。
構え感や打感はまずまずでしたが、全体的なバランスはとれているように感じました。
つるや AXEL ZR アイアン
そして、つるやアクセルシリーズのアイアンに出会いました。
つるや AXEL ZR アイアン です。
アクセルシリーズらしく、その個性的な顔や機能性あふれるデザインが大きなインパクトになっています。
構え感や打感などはあまり好みではなかったのですが、飛距離性能がとても高いな・・・。と思いました。
易しくて、軽く振って距離を稼いでいけるアイアンです。
飛ばすというよりも『飛んじゃう』アイアンといっていいのかもしれません。
距離のコントロールは難しく感じましたが、とにかく少しでも飛ばすということに優れたアイアンだと思います。
以上が、今年上半期に出会った、印象深いアイアンです。
今年はまだそれほど多く試打していないような気がしていたのですが、こうしてみると、結構試打しているんだな・・・。と思いました。
尚、試打していながら、ここに登場していないアイアンもありますが、それらが良くないということではありません。
あくまでも『印象深い』ということです。
今年の前半は個性あふれるアイアンに多く出会うことができました。
これらの中に、既にいくつか今年の『アイアン・オブ・ザ・イヤー候補』たちがあります。
このままいけば、そのどれかが輝くのは間違いないと思います。
今年の後半にどのようなアイアンに出会えるかが、今から楽しみでなりません。
次回は、今年上半期に出会った、印象深いフェアウェイウッドを発表させていただきたいと思います。
今年上半期の印象深いアイアン 2018
- 2018年7月4日
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