今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは 三浦技研 MB-5000WC SWウェッジ です。
シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは57度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200、クラブ総重量は470gです。
とてもシンプルでカッコいい三浦技研のサンドウェッジです。
昨年、AWを試打したのですが、今日はこのサンドウェッジを試打する機会に恵まれました。
しかも、練習場のマットだけでなく、練習グリーンやバンカーでも試してOKということだったので、早速練習グリーンに向かいました。
やはり、実戦に近い形で練習できるのは、とても嬉しいです。
芝やラフ、ベアグランドなどで1球練習するのと、人工マットの上から練習するのを比べると、100球以上に相当するのではないでしょうか?
効果も高いですし、何より面白いです。
悪いライからの練習は飽きが来ないですし、退屈しません。
一球一球、新鮮な気持ちでボールと向かい合うことができます。
イマジネーションを豊かにさせてくれますし、こちらの脳を揺さぶってきます。
ゴルフは考えたり、感じたりすることが楽しいスポーツです。
色々なライに対する『経験値』を積んでいくことが、スコアアップの上でも欠かせないことではないでしょうか?
すごくシンプルで美しい形状です。
今はウェッジでもキャビティ構造になっている物もありますし、色々な機能が付け加えられている物もあります。
しかし、私はこのシンプルなタイプが一番好きです。
こちらの色に染まってくれる感じがして好感がもてます。
余計な機能は、プレイヤーのフィーリングやイメージなどを邪魔しそうに感じることもあります。
ウェッジは、よりシンプルで、かつ繊細なイメージを伝えていきたいですし、シビアな場面で使うことが多いので、余計な物が付いていると難しくなるような気がします。
以前、AWを試打したときのも感じていたのですが、この独特な丸みがとても美しいです。
全体的な形状は整っているので、シャープさもありながら、この丸みが『まろやかさ』を演出しているように見えます。
他のメーカーのウェッジには、なかなか見られない形状だと思います。
クラブメーカーにも、ドライバーなどのウッド系が得意なメーカーと、アイアンやウェッジが得意なメーカーがありますが、三浦技研は完全に後者だと思いますし、高い実績を挙げています。
そういったメーカーのウェッジを試打するときは、自然とテンションも上がってきます。
ソール幅は少しワイドに見えましたが、SWということを考えるとノーマルといえるでしょうか?
今はサンドウェッジのソールにも、色々な工夫が施されているものが増えてきましたが、このウェッジは独特な丸みがあるものの、とてもシンプルに見えました。
ヒールからトゥにかけて、ソール幅が『テーパー』になっている物も多いですが、このウェッジは比較的『パラレル』な感じです。
ネックの長さも、しっかりとキープされているので好感がもてます。
やはりスピンを掛けていきたいウェッジには、ある程度の重心の高さがあったほうが有利だと思います。
とても美しい形状で、思わず見とれてしまいました。
14本のクラブの中で、私はSWの練習量が圧倒的に多いです。
次にAWやPWになると思うのですが、それでもかなりの違いがあります。
なので、今日も長く、また楽しい練習になるだろうな・・・。と思いました。
試打ということを忘れて、完全に『本番モード』の練習になりそうです。
ボールを前にして構えてみても、すごくいいです。
目尻も下がってしまいます。
いいイメージしか浮かんできませんでした。
この『構え感』だけで、大きな得をしていると感じました。
構えづらいウェッジだと、なかなかこのような気持ちにはなれません。
ストレートネックタイプなので、グースネックを好まれる方には、やや構えづらいところがあるかもしれませんが、私はこういったタイプが好きなので、とても構えやすいです。
ショットは『スイング中』よりも、むしろ『打つ前が大事』だということは昔から言われてきたことですが、この美しいウェッジを見ると、その言葉の意味が解るような気がします。
マイナスなイメージをもってしまうと、ダフったり逆にトップしたり・・・。と大きなミスにつながってしまいます。
そういった点で考えてみても、このウェッジにはとてもいいイメージが自然と発生してきました。
呼吸も整い、両肩に余分な力も入らず、楽な気分で構えることができました。
試打を開始しました。
『打感』はとてもいいです。
『いい』という言葉だけでは言い尽くせないようなグッドフィーリングです。
この独特なフィーリングは三浦技研の素晴らしいところだと思います。
今は多くのメーカーが『軟鉄鍛造』を採用してくれていて、私はすごく喜んでいるのですが、このウェッジの打感を味わうと軟鉄鍛造にも、色々とあるんだな・・・。と思えてきます。
何ともいえない、このソフトな打感。
距離感をつかみやすい打感。
細部にまで、手に伝わってくるようです。
球もあがりやすくて、易しく感じます。
グースがきつくないので、多少開き気味に構えても、ボールを拾いやすいところがいいです。
構え具合によって、高さや距離を調整していけるので、ショットのバリエーションが増やせるところも魅力です。
サンドウェッジのロフトは『58度』を使っておられる方はとても多いと思いますし、私もそうなのですが、中には58度だと難しく感じられる方もいらっしゃると思います。
そういった方には、この57度や56度のサンドウェッジを試していただきたいと思っています。
たった『1度や2度』・・・。と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この差が大きな違いになってきます。
クラブメーカーによっては、ドライバーだけでなく、アイアンやウェッジでも『表示ロフト』と『リアルロフト』の違いがあるところも少なくないですが、そういったところも信頼できるのが三浦技研の強みでもあります。
メーカーとしての『意地』や『プライド』などが感じられる数少ないメーカーです。
安定性という点では、ごく普通のサンドウェッジといったところです。
特に難しくもないですし、敷居が高い感じがしません。
オートマチックタイプというよりはマニュアルタイプのウェッジといっていいと思います。
こちらのやりたいことに、上手くついてきてくれる感じがして好感がもてます。
構えたときのイメージを大切にしてくれるウェッジだと思いました。
ライン出しも容易でしたし、親しみやすさを感じました。
『スピン性能』という点では、標準的だな・・・。と思いました。
それほど『激スピン』という感じはしませんでした。
平均的なスピン量だと思います。
今はスピン性能に長けたウェッジが色々なメーカーからたくさん発売されているので、それらと比べると、若干見劣りするところがあるかもしれません。
今は『新溝規制』がありますし、このフェース面をいじれないところがありますが、もし他のメーカー同様スピン性能が大幅にアップしたら、すごく人気が出るだろう・・・。と思いました。
スピン性能が緩くて、トロトロ転がってしまう・・・。というほどではないのですが、他のメーカーの『高スピンウェッジ』を経験していると、このウェッジのスピン性能には少し物足りなさを感じました。
しかし、ウェッジはスピン性能が高ければ高いほどいいというのではない・・・。と感じておられる方もたくさんいらっしゃると思います。
『激スピン』ではく『適スピン』だからこそ、距離感が合ったり、転がりが計算しやすい・・・。というところもあると思います。
そう感じておられる方々に試していただきたいと思いました。
ウェッジの『生命線』ともいうべき距離感はとても合いやすいです。
他にも重要な要素はありますが、アプローチは『ボールの落としどころ』が肝心だと私は思います。
狙ったところにボールを着地させることができるかが、『寄せワン』につながったり、時には『チップイン』につながると思います。
そういった点で、このウェッジには大きな強みを感じました。
利き手である右の手のひらでボールを送り出していける感覚をつかむことができました。
『ガツン』と強くヘッドを入れるのではなく、『フワッ』とソフトに運んでいくことができました。
『操作性』もいい感じです。
いいイメージをそのまま形にできるウェッジといったらいいでしょうか?
とても親しみやすいです。
ボールを拾いやすいですし、ソフトな打感なので、球質も柔らかくできる感じがします。
『強烈スピン』は無いものの、『フワリ感』で止められる・・・。といったところでしょうか?
転がすことも容易でしたが、とても上げやすいウェッジだと思いました。
バンカーでも試してみたのですが、いい感じで砂を弾いてくれました。
バンカーからの脱出が容易なサンドウェッジです。
ライにもよるのですが、私はバンカーでもできるだけ、ボール手前の砂を『切る』イメージを出したいので、もう少しエクスプロージョンを抑え気味にしたいところもあったのですが、特に大きな不満はありませんでした。
今は『バンカー専用』といえるような特別な形状をしたウェッジがあります。
バンカーが苦手な方に大人気なのだそうです。
このウェッジはそういったウェッジとはちょっと違いますが、バンカーでのショットがとても楽しくなる感じがします。
バンカーが苦手・・・。という方は多いのかもしれませんが、その原因は『練習する機会が少ない』ということが殆どだと思います。
コースに来て、ラウンド前に少し練習しても、なかなか上手くいきません。
やはり日頃から感覚をつかんでおいたほうがいいのは間違いないことですし、私はバンカー練習をする場所がいくつもあるので、恵まれている環境にあるのだと思います。
練習場でも、殆どの時間をバンカーやアプローチグリーンで過ごします。
コースでもラウンド前は勿論、ラウンド後もバンカー練習を楽しんでいます。
三浦技研のアイアンやウェッジは、その品質の高さやフィーリングの良さにもかかわらず、価格が高すぎないところも大きな魅力です。
しかも海外製でなく、日本で作られているのも大きな魅力です。
頻繁にTVや雑誌などには登場しないので、あまりご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、コストパフォーマンスはとても高いと思います。
いわゆる『安かろう悪かろう』のクラブではありません。
とてもステータスの高いメーカーだと私は思っています。
今日はいくつかのボールを試してみたのですが、アプローチやパッティングの練習をされるときは『ワンボール』にこだわるべきだと思います。
しかも、実際にコースで使うボールで練習されたほうが絶対にいいです。
競技では『ワンボールルール』が適用されますが、アプローチやパッティング練習でも、ワンボールのほうが効果は高いと思います。
スピン系とディスタンス系では出球の高さも違いますし、ランも大きく違います。
アプローチ練習場で練習しておられる方の多くは、量販店などの袋詰めのロストボールを購入されたと思うのですが、メーカーや銘柄などバラバラな物を使用しておられます。
勿論、低価格でたくさんあるので、コスト面では魅力的ですが、『練習』ということを考えると、あまりいいことではないように思います。
『ラウンドと同じボール』で練習されるのが一番です。
何も高いボールがいいというのではありません。
今は安くても高品質のボールがたくさんあります。
そういったボールをダース買いして、ラウンドで汚れたりして使わなくなったボールをアプローチやバンカーなどの練習に使われるべきだと思います。
私の後輩たちには、そのように勧めています。
そうでないと、せっかく練習しても、なかなか感覚がつかめません。
優れたクラブと、使い慣れたボールを使い続けることによって、その人なりの『物差し』ができあがるように思います。
ちょっと話が横に逸れてしまいましたが、改めていいウェッジだと思いました。
このウェッジが『激スピン』だったら、かなり人気が出るだろうな・・・。と思いました。
顔の良さや打感が秀逸です。
今は多くのメーカーが、ウェッジのフェース面にミーリングを入れていますし、その効果はとても大きいことを私は実感しています。
このウェッジにはそういった工夫が見られなかったのですが、次のモデルでは是非他のメーカーに劣らないようなスピン性能をもったウェッジを発売して欲しいと思っています。
この顔の良さや打感の良さなど、多くの長所をそのまま残して、スピン性能だけをアップして欲しいと思いました。
もし、そのようなニューウェッジが登場してきたら、間違いなく『即買い』するだろうと思います。
気づかない間に、ずいぶんと時間だけが過ぎていました。
やはり、小技の練習は楽しくてたまりません。
一球一球、結果がはっきりと解るところがいいです。
練習場の普通の打席だと、なかなかこのようにはいきません。
またこのウェッジで楽しい時間を過ごしたいと思いましたし、機会があれば違うメーカーのウェッジと打ち比べてみたいと思いました。
三浦技研の次回作にも大いに期待したいです。
三浦技研 MB-5000WC SW ウェッジ
- 2014年3月2日
- 三浦技研
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