ゴルフクラブ試打日記。          

ロマロ Ray 455LX Type R-Spec ドライバー

ロマロ Ray 455LX Type R-Spec ドライバー 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは ロマロ Ray 455LX Type R-Spec ドライバーです。
RODDIO
シャフトは
RODDIO です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、クラブ総重量は295g です。
正面
久しぶりに出会った、ロマロの新しいドライバーです。
それほど多くニューモデルが出るメーカーではありませんが、初めて出会ったときから、ずっと好感度が高いです。
私はまだロマロのクラブを購入できていませんが、いつか購入することができたらいいな・・・。と思っています。
ロマロのクラブは今、白浜育男選手が使っていると聞いたことがあります。
白浜選手は、私が大好きなプロゴルファーの一人です。
もう20年近く前になると思うのですが、あるトーナメントを観戦し、白浜選手のファンになりました。
最初は同じ組で回っていた、当時若手の人気プロを見ようと思っていたのですが、白浜選手のアイアンのキレがすごくて、さすがプロだな・・・。と思いながら見ていました。
目を皿のようにして、どこか盗めるところはないか。と思い、よく観察しました。
トーナメントでは通常、ハーフターンは『スルー』の場合が多いですが、その日は前の組がちょっと混んでいて、少し休憩時間がありました。
といってもトイレ休憩くらいの時間でしたが・・・。
クラブハウスから選手が出てきて、私は白浜選手とすれ違い、思わず「白浜さん。がんばってください。」と声を掛けました。
すると白浜選手は一言
「ありがとうございます。」と仰ってくださいました。
とても礼儀正しく紳士的な態度に、すぐにファンになりました。
暑さの厳しい日でしたが、あたりに爽やかな涼しい風が吹いたような気がしたのを覚えています。
後半はずっと白浜選手のプレーを追いかけていました。
ゴルフは『紳士のスポーツ』と、よく言われますが、まさに白浜選手のような方が行うスポーツなのだと思いました。
今はシニアツアーで活躍しておられますが、これからもどんどん優勝回数を増やして欲しいと思っています。
このロマロのクラブも性能はもとより、とてもカッコいいので、まさに『紳士の為のクラブ』といえるような気がします。
側面
さて長くなりましたが、このドライバーは、これまでのロマロのカッコ良さは引き継いでいるものの、若干シャローな感じがします。
とはいっても、『品の良さ』『カッコ良さ』が維持されているシャローです。
ロマロのドライバーはどちらかというと、もっとディープな印象もあったのですが、このドライバーはそれらとはちょっと違う感じがします。
ディープ系のヘッドも最近は増えてきましたが、やはりまだまだシャローが主流なのだと思います。
昔のシャローは頼りなく感じる物が多かったですが、最近のシャローはしっかりしていて、頼れるものが増えてきました。
ネック長さ
ネックの長さはノーマルといったところでしょうか?
これまでのロマロのドライバーと、大きく変わるところは無いように思います。
この角度から見ても、とても美しいです。
シャロー形状
シャローヘッドです。
このシャローに安心感をもたれる方は多いのではないでしょうか?
球があがりやすそうな印象を受けます。
TYPE R
『TYPE R』とありますが、どういった意味があるのでしょうか?
455LX
『455LX』とあったので、おそらくヘッド体積が455ccということになると思うのですが、『LX』の意味が解りませんでした。
ソールの赤い溝
ソールにある、この赤い溝が、よく目立っていました。
溝はとても浅く、山のような形をしています。
これはやはり、他のメーカーのように『飛距離』を出すのに有効なのでしょうか?
顔
とても美しい顔をしています。
さすがはロマロといったところです。
やはり、これまでのロマロのドライバーの中では、シャローな感じがします。
できれば、もう少し小顔なほうがいいかな?という思いもありましたが、このシャロー感に魅力を感じられる方も多いのではないでしょうか?
振り感
振り感はまずまずです。
ハードな感じはしませんでした。
見た目の印象以上に敷居が低い感じがします。
構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じです。
クセがない顔をしているので、気持ちよく振っていけそうです。
左への心配もしなくて済みそうだな・・・。と思いました。
右へ逃がしながら打っていくイメージも出せました。
ロフトが10.5度ということもあると思いますが、球もよくあがりそうです。
高めの弾道をイメージしました。
試打を開始しました。
フェース面
『打感』は、なかなかいい感じです。
弾きの良さが伝わってきます。
打球音
『音』は、少しはっきりとしている感じです。
大きすぎないので、好感がもてます。
トゥ側
球はあがりやすいです。
シャローヘッドの印象そのままのあがりやすさです。
ロフトもあると思いますが、かなり敷居が低いと思います。
これまで、ロマロのドライバーを使ってみたいけど、球が上がりづらくて使えなかった・・・。という方もいらっしゃると思います。
しかし、このドライバーはそういった方々にも、ぜひ試していただきたいと思いました。
すごく親しみやすくなっていると思います。
バックフェース
『安定性』という点でも、高いと思いました。
今は安定性の高いドライバーがたくさんあるので、それほど目立つ感じはしませんが、易しいのは間違いないと思います。
『曲がりにくい』というタイプではありませんでしたが、シビアな感じは全くしませんでした。
飛距離性能
『飛距離性能』という点でも、ロマロらしいレベルの高さを感じます。
弾きがいいのは、これまでのロマロのドライバーと共通する長所だと思いました。
『ヒッター仕様』というのではなく、幅広い層に親しみやすいドライバーになっていると思いました。
叩けるタイプの方は、また違うタイプのドライバーのほうがいいかもしれません。
操作性
『操作性』はまずまずでした。
あまり大きく極端に曲げることはできなかったのですが、左右どちらにも反応してくれました。
構えたときのイメージよりも、若干つかまりやすくなっているように感じました。
ヒール側
それほど頻繁に出会うことがないですが、やはりロマロはいいな・・・。と思いました。
『カッコ良さ』が、まず前提にあって、それからクラブの性能を追求しているように見えます。
ゴルフクラブは『飛び』や『曲がりにくさ』『あがりやすさ』などの性能も確かに大切ですが、まずは見た目がすごく大切だと私は思っているので、ロマロのようなクラブには魅力を感じます。
RomaRo Ray 455LX Type R-Spec DRIVER 
先ほども書きましたが、これまでのロマロのドライバーの中では、敷居が低くなっていると思います。
なので、これまでロマロのドライバーには興味があったけど、難しそうで敬遠していた・・・。という方にも、お勧めしたいと思いました。
ブランドイメージを壊さず、敷居を下げているところに、ロマロのセンスの良さを感じました。
ロマロ Ray 455LX Type R-Spec ドライバー
ロマロのドライバーは元々、弾きがいいですし、このドライバーもその流れを汲んでいるように思います。
なので、飛距離性能など、前のモデルよりも大きく進化した・・・。という印象は正直ありませんでした。
それは、このモデルが劣っているのではなく、これまでのモデルが優れているからなのかもしれません。
ロマロもいいですし、他にも素晴らしいメーカーがたくさんあるというのも、理由のひとつなのかもしれません。
RomaRo Ray 455LX Type R-Spec ドライバー
これまでのモデルと印象が変わったのは『敷居の低さ』です。
『初ロマロ』の方はもちろん、ロマロのクラブに再チャレンジしたい・・・。という方にも、親しみやすさを感じやすいのではないでしょうか?
また試打する機会があれば、試打してみたいと思います。