今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ロマロ Ray α GOLD ドライバー です。
シャフトは Basiléus Leggero 50 です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは46.25インチ、フレックスはR、トルクは4.1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は298g です。
久しぶりに出会った、ロマロのドライバーです。
最近はなかなか出会う機会が無かったので、久しぶりに出会えて、とても嬉しく思いました。
ロマロらしい、黒を基調としたカッコいいデザインです。
高級感もあります。
形状はオーソドックスなシャロータイプです。
このドライバーは、いわゆる『高反発モデル』なのだと聞きました。
ロマロのクラブに高反発のイメージは無いですが、今はそれだけ高反発ドライバーへのニーズも高まってきているのだと思います。
以前も書きましたが、安全上問題ないのであれば、高反発モデルがあってもいいと私は思っています。
私は競技に出場しているので購入することはないですが、全ゴルファーの中で、競技に出場している人の割合のほうが少ないのではないでしょうか?
プライベートで楽しむゴルフのほうが多いように思います。
なので、仲間内でゴルフを楽しむのであれば、USGAやR&Aが決めたルールの範囲外のクラブがあってもいいと思っています。
ゴルフの楽しみ方は人それぞれなので、全てが競技用である必要はないと思います。
大切なのは安全性が確保されていることと、一目で高反発モデルと適合モデルの区別ができることだと思います。
ネックの長さは、まずまずです。
今はかなり短いものが多くなってきているので、このドライバーが少し長く見えますが、それほど長いというほどでもないですし、平均レベルといっていいように思います。
シャローバックタイプです。
ロマロらしく、美しい形状に仕上がっています。
このような美しいクラブに出会うと、テンションが上がってきます。
『FORGED TITANIUM CUP FACE』の文字がありました。
ロマロといえば、この鍛造チタンカップフェースです。
飛距離性能が優れていて、グッドフィーリングのイメージがあります。
ヘッド後方にアクセサリーのようなものがありました。
この位置にあるということはウェイトなのでしょうか?
それとも単なるアクセサリーに過ぎないのでしょうか?
このロマロオリジナルグリップも、いい感じです。
ソフトなフィーリングで好感がもてます。
ロマロのグリップといえば『香り付き』という印象があるので、匂いをかいでみましたが、普通にラバーの匂いしかしませんでした。
香り付きではありませんでした。
ロマロのグリップにも、色々とあるのでしょうか?
いい顔をしています。
ロマロらしく、整った顔です。
ロマロのクラブで、これまで変な顔をしたものに出会ったことがありません。
『美顔』も、ロマロのイメージの中に入っています。
ヘッド後方が少し伸びているように見えましたが、気になるほどではありませんでした。
素振りをしてみると、外見からくる印象よりは、かなり軽く感じられます。
高反発モデルなので、あまり振りすぎないようにしよう・・・。と思いました。
ボールを前にして構えてみても、好感がもてました。
変なクセはなく、自然に構えることができました。
シャロー感があるので、球があがりやすそうに感じられました。
フェース面もよく見えましたが、『10.5度』ということで、見えすぎることによる違和感はありませんでした。
本当はもう少しロフトが寝ているんじゃないかな?と思いましたが、『二桁ロフト』ということで、気になりませんでした。
強く叩かないよう、タイミング重視で打っていこう・・・。と思いました。
試打を開始しました。
『打感』はソフトで好感がもてました。
この美しい外見にマッチしたフィーリングです。
これまでのロマロで何度も経験してきた打感です。
『音』は大きすぎず、高すぎず、ちょうどいいです。
今日は強く叩くことはなかったのですが、おそらく叩きにいっても、好感のもてる音だったと思います。
球はよくあがってくれました。
タフな感じは全くしません。
高弾道タイプのドライバーです。
いわゆる『お尻が重たいタイプ』だと思います。
フェース面が上を向きやすい感じがしました。
『安定性』は、なかなかいい感じでした。
易しさが充分に感じられますが、今のドライバーの中では標準的だと思います。
『曲がりにくい』という感じはしませんでした。
ただ、スイートエリアは結構広いように感じました。
『飛距離性能』は、なかなか優れているな・・・。と思いました。
今日はかなり『緩め』に振っていったので、このドライバーのもつ最大のポテンシャルを発揮させることはできなかったのですが、高反発らしい性能の高さはもっていると思います。
ボールの初速はかなり速いです。
長尺による効果も期待できそうです。
キャリーも充分稼ぐことができました。
『操作性』は、まずまずでした。
左右に曲げることも、それほど難しくありませんでしたが、敏感に反応する・・・。という感じではありませんでした。
どちらかといえば、『敏捷性』よりは『大らかさ』が勝っているかな?と思いました。
『高反発モデル』ということで、いつも以上に緊張して試打しました。
ヘッドを割ってはいけない・・・。と思い、最初から最後までずっと気を遣いながら球を打っていました。
先日試打した『GIIIドライバー』も高反発モデルでしたが、このドライバーのほうが少しヘッドの強度はあるのではないかな?と思いました。
ロマロはドライバーだけでなく、FWやUT・アイアン・ウェッジなどもカッコいいです。
チープさは無く、高級感のあるものばかりです。
物理的な性能も大切ですが、やはりこうして目で楽しめるクラブはいいな・・・。と思いました。
このモデルに『適合モデル』があるのであれば、次は是非そちらを試してみたいと思いました。
全体的にもう少ししっかりしたスペックで気持ち良く振り切ってみたい・・・。と思いました。
ロマロのクラブはとても魅力的ですが、今はたくさんのメーカーがあり、メーカー同士の競争も激しいと思います。
ロマロのクラブに、もっとたくさん出会えるといいな・・・。と思いました。
これからもロマロには期待していきたいです。
ロマロ Ray α GOLD ドライバー
- 2016年4月3日
- ロマロ
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