今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ヤマハ RMX FW の3番です。
シャフトは Speeder EVOLUTION II FW 60 です。
ロフトは15度、クラブ長さは43インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は68g、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は332g です。
とてもカッコいいヤマハのフェアウェイウッドです。
以前、クリークを試打したことがあるのですが、すごく気に入ったので、違う番手も試打してみたいと思っていました。
今日は、その念願が叶ってとても嬉しく思いました。
ディープというよりは、明らかにシャローなタイプのスプーンです。
最近は、このようなシャローなタイプのほうが多いように思います。
ヘッド後方には、ヤマハマークの丸いアクセサリーのようなものがあります。
ウェイトでしょうか?
それとも単なるアクセサリーに過ぎないのでしょうか?
クリークと共通しています。
派手さは無く、落ち着いたデザインで好感がもてます。
ネックの長さは、今のFWの中ではノーマルなほうだと思います。
こうして見ても、かなりのシャローヘッドです。
スプーン=ディープという昔のイメージは全くありません。
この角度から見ると、一体何番のクラブなのか解りません。
顔がとてもいいのが、ヤマハのクラブの共通した特長です。
ヤマハは顔がいいのが当たり前のようなところもありますし、その伝統がこのクラブにも引き継がれています。
かなりのシャロータイプでありながら形が崩れていないところが魅力的です。
素振りをしてみても、いい感じです。
このオレンジ色のシャフトは暴れることなく、しっかりとついてきてくれました。
タイミングも合いやすいです。
ボールを前にして構えてみても、予想通りいいです。
すごく構えやすいです。
かなりのシャロータイプですし、球があがりやすそうだったので、今日は直打ちで試してみることにしたのですが、それでもすごくあがりやすそうな印象を受けます。
フェース面の見え具合はスプーンらしいところもあるのですが、球が浮きやすそうだな・・・。というのがすごく伝わってきました。
ラインもイメージしやすく、素直に振っていけばいいのだと思いました。
試打を開始しました。
『打感』はソフトで、とてもいいです。
クリークのイメージのまま打っていくことができました。
心地良い感触がしばらく手に残りました。
『音』も、いいです。
はっきりとしていますが、大きすぎず気持ち良く振っていくことができました。
インパクトをしっかりと耳で感じとることができる音です。
何といいますか、『球筋を整えてくれる音』だな・・・。と思いました。
球はとてもあがりやすいです。
直打ちでも、充分あがってくれました。
スプーンということを忘れてしまいそうでした。
タフなFWではないと思いました。
クリークを試打したときに、よくあがるな・・・。と思ったのですが、それがスプーンになってもあまり変わらない印象でした。
『安定性』という点では、普通だと思いました。
特別曲がりにくいというタイプではないと思いましたが、顔がいいですし、シャフトもしっかりしているので、ラインも出しやすいですし、球が乱れる気配はありませんでした。
『飛距離性能』は優れているな・・・。と思いました。
球がしっかりとあがってくれ、ドロップすることなく、綺麗な放物線を描いていきました。
キャリーもしっかり稼ぐことができました。
ティアップしてもいいパフォーマンスを発揮してくれそうでしたが、直打ちで充分だな・・・。と思いました。
これだけよく飛んでくれるのならば、『直打ち用3W』として、バッグに入れておきたいな・・・。と思うほどでした。
『操作性』は、まずまずでした。
左右どちらとも同じように反応してくれました。
敏感過ぎるタイプではなく、ある程度の大らかさのようなものをもっているように思いました。
ヤマハの今年のモデルはドライバーなどもいいですが、このFWもすごくいいな・・・。と思いました。
クリークもいいですが、どちらかというと私はこの3Wのほうが購買意欲を刺激されました。
このようなクラブが1本入っているだけで、すごく楽になるだろうな・・・。と思いました。
パー5のホールで、ティショットをミスしても、セカンドでこのクラブがカバーしてくれそうだな・・・。と思いました。
顔がいいのはヤマハなので、当然ですが、一番印象に残ったのは『球のあがりやすさ』です。
タフな感じは全くしませんでした。
打感や音もいいので、使っていてもストレスを感じません。
今日は練習場でしたが、機会があれば是非コースでも試してみたいです。
練習ラウンド無しで、いきなり競技で使ってみるのもアリだな・・・。と思いました。
ヤマハ RMX FW (3番)
- 2015年12月13日
- ヤマハ