今日はこの2本のドライバーを打ち比べてみました。
試打クラブは ミズノ GX ドライバー と ONOFF DRIVER AKA です。
<上>MIZUNO GX ドライバー MFUSION D カーボンシャフト
<下>ONOFF DRIVER AKA SMOOTH KICK MP-518D
<左>ONOFF DRIVER AKA のスペック
ロフトは11度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は46g、トルクは5.8、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は287g です。
<右>MIZUNO GX ドライバー のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は49g、トルクは5.0、キックポイントは中調子、クラブ総重量は289gです。

オノフとミズノのニュードライバーの打ち比べです。
どちらもよく試打しているメーカーですが、こうして打ち比べるのは、おそらく初めてだと思います。

黒を基調としたミズノと、赤を基調としたオノフです。
どちらも特徴がよく出ています。
黒はヘッドに適していて無難な色ですが、赤はインパクトのある色ですが、場合によってはデザインがおかしくなってしまう色でもあります。
しかし、それを感じさせないセンスのいいデザインは、さすがオノフといった感じです。
洗煉されていてオシャレな印象がオノフにはあります。
どちらもラージサイズのドライバーです。

ネックの長さの違いは、はっきりしていました。
標準的なミズノと、短めのオノフです。
どちらもソールに溝のあるドライバーですが、その本数も違えば幅や深さも違います。
ウェイト有無の違いもあります。

顔は大きな違いがありました。
どちらも見とれるような美顔だとは思いませんが、これが今のドライバーの顔といえるのかもしれません。
ちょっとクセのある顔が今の主流といえるでしょうか?
あえていうと私は右の、ミズノのほうが好きです。

両方ともシャローバックタイプのドライバーです。
見慣れた形状です。

フェース面のデザインは違っていますが、それぞれ個性があっていいです。
飛距離の為には、どちらのデザインのほうが優れているのか私には分かりませんが、メーカーそれぞれの研究があるのだと思います。
アイアンでフライヤーは嫌ですが、ドライバーならば大歓迎といったところもあります。
ただし飛びすぎてラフや池など、トラブルに繋がらなければですが・・・。
ドライバーが曲がってトラブルはよくありますが、飛びすぎてトラブルということも、よくあります。

装着されているグリップにも、違いがあって面白いです。
今は各メーカーがグリップにも工夫をしています。
両方とも見比べてみて、それぞれパターンが違うのですが、どちらもいいので、優劣はつけられませんでした。

ミズノ GX

ONOFF DRIVER AKA
ボールを前にして構えてみても、違いがあります。
私はミズノのほうが構えやすいです。
試打を開始しました。

『打感』はミズノのほうが好きです。

『音』は、圧倒的にミズノです。

『球のあがりやすさ』という点では、どちらもあがりやすいタイプですが、あえていうならオノフです。
しかし、これはロフトなども違うので、正確な比較ができていませんが、おそらく同じロフト(表示ロフト)であっても、結果は同じだと思います。

『安定性』という点では、ミズノのほうが勝っているように感じました。
たくさんの工夫が上手く機能している感じがします。

『飛距離性能』という点でも、私はミズノのほうが勝っているように感じました。
オノフもイージー系ドライバーの中では平均的なほうだと思いますが、こうして打ち比べてみると、違いがよく分かります。
球の勢いや伸びも、ミズノのほうが勝っていました。
しかし、これは打感や音などのフィーリング性能が勝っているところも大きく関わっているような気がします。
音に馴染めないと、距離は望めません。

『操作性』という点では、どちらも操作するタイプではないのですが、あえているならば、オノフかな?と思いました。
ミズノGXのほうが『オートマ性』が強いように感じました。

ミズノとオノフという、国内人気メーカーの打ち比べでした。
今回は(あくまでも私の中でのことですが)、ミズノに軍配があがりましたが、これからのオノフの巻き返しにも期待したいです。