ゴルフクラブ試打日記。          

プロギア RS 2017 ドライバー & RS-F 2017 ドライバー

プロギア RS 2017 ドライバー & RS-F 2017 ドライバー
今日は、この2本のプロギアドライバーを試打しました。
試打したドライバーは プロギア RS 2017 ドライバー と プロギア RS-F 2017 ドライバー です。
RS&RSF

<上>RS-F  <下>RS



<左>RS-F 2017 ドライバー のスペック
シャフトは RSF です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は55g、トルクは4.6、バランスはD2.5、クラブ総重量は307gです。



<右> RS 2017 ドライバー のスペック
シャフトは RS です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は55g、トルクは5.2、バランスはD2、クラブ総重量は307gです。



正面

プロギアの誇る、高性能ドライバーです。
どちらも先日試打したばかりですが、今日は両方とも試打する機会に恵まれたので、打ち比べてみることにしました。
側面

別々で試打したときは、デザインがすごく似ているな・・・。と思っていたのですが、こうして見比べてみると、結構違うことに気づきました。
ラージサイズでシャロータイプなのは同じです。
ネック長さ

<左>RS-F  <右>RS
ネックの長さは同じでした。
フェース面のデザイン

<左>RS-F  <右>RS
この独特なフェース面のデザインも同じです
姉妹モデルらしく、同じコンセプトで設計されているのだと思います。
顔

<左>RS-F  <右>RS
顔も個性的です。
大顔タイプで、シャロー感も強いです。
どちらもヘッド後方の伸びが目立ちますが、右のRSのほうが強調されているように見えました。
正直、好みの顔とは違うのですが、あえていうならば、私は左のRS-Fのほうが好きです。
RSはちょっと違和感があります。
オリジナルグリップ

オリジナルグリップは同じでした。
ソフトで好感がもてます。
振り感

素振りをしてみても、どちらも『ライトスペック』といったらいいでしょうか?
ハードさはなく、親しみやすい感じになっています。
ずっしりくる感じではなく、軽い感じです。
ヘッドの主張よりは、シャフトの主張は大きくないように感じます。
RS

RS
RS-F

RS-F
ボールを前にして構えてみると、どちらも同じようなタイプであることが分かりますが、やはりRS-Fのほうが構えやすい感じがしました。
RSはクセが強く感じられました。
しかし、どちらも試打していますし、そのいい印象が今でも強く残っているので、特に不安に感じるところはありませんでした。
大らかさそうな印象を受けます。
試打を開始しました。
フェース面

<左>RS-F  <右>RS
『打感』は大きな違いは感じられず、ほぼ同じでした。
打球音

『音』にも、違いはありませんでした。
好感のもてる金属音です。
トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、どちらも高弾道タイプでタフな感じは全くしませんが、あえていうならRS-Fのほうがあがりやすいかな?と思いました。
大きな違いではありませんでした。
バックフェース

『安定性』はどちらも高く、優劣をつけることができませんでした。
人によって、好みの球筋で選ぶのがいいのかな?と思いました。
『初球勝負』という感じで、どちらも一球目を重視して打ってみたのですが、私はRSのほうが易しいといいますか、私の好みにあっていると感じました。
顔の好みではRS-Fなのですが、弾道の好みはRSでした。
ヒール側

『飛距離性能』という点では、かなり高いレベルでの争いとなってしまいましたが、私にはRSのほうが合いやすいかな?と思いました。
どちらも『受け皿』の大きいタイプなので、この2本でほとんどのゴルファーをカバーできているような気がします。
ディープタイプしか使わないという方には合いづらいところがあるかもしれませんが、それを気にされない方には、多くの方に合いやすく、高いパフォーマンスを期待できるのではないでしょうか?
強く叩いていかなくても、ヘッドがしっかり飛ばしてくれる『イージードライバー』という感じがします。
PRGR RS 2017 ドライバー & RS-F 2017 ドライバー

『操作性』という点では、どちらも操るタイプではないと思うのですが、あえていうならRSだと思いました。
細工をせずに、ヘッドの性能を信じて気持ち良く振り抜いていくのが一番だと思いました。
PRGR RS 2017 ドライバー & RS-F 2017 ドライバー

どちらも飛距離に特化したモデルですが、決して性格が尖っていなくて、親しみやすさのある高性能ドライバーです。
ティショットで飛ばすよりも曲げたくないと思っておられる方は多いのではないでしょうか?
この2つのドライバーはその思いにしっかりと応えています。
曲がりにくさがありながら飛びも優れている、多くの日本人ゴルファーの好みに合ったドライバーといっていいと思います。