今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは プロギア RS アイアン の7番です。
シャフトは N.S.PRO スペックスチールIII ver.2 です。
ロフトは29度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはSR です。
プロギアRSシリーズのアイアンです。
先日、フォージドを試打しましたが、今日は違うモデルです。
オーソドックスなポケキャビです。
こうして見る限り、特に変わったところは見られません。
ラージサイズということでもなく、適度な大きさに収まっているのがいいです。
トゥ側には『W DESIGN』の文字がありました。
これは、以前試打したアイアンやドライバーなどにも見られました。
この度のニューRSシリーズの特徴となる技術なのだと思います。
堀の深さはたっぷりとありますが、バックフェースが膨らみすぎていないのがいいです。
これくらいであれば、構えた時に見えないだろう・・・。と思いました。
トップラインは、やや厚めですが、厚すぎないので好感が持てます。
ソール幅は少しワイドですが、今はこれくらいが標準といえるように思います。
これよりもワイドな物はたくさんあります。
ワイドすぎると私は難しそうに感じてしまうこともあるのですが、これくらいであれば、何の問題もありません。
シャープなソールというよりは、少し丸みを帯びていて、『切る』というよりも『滑りの良さ』を感じさせる形状に見えました。
まろやかな感じといってもいいのかもしれません。
リーディングエッジは、特に削りは見られませんでした。
トレーリングエッジも、特に丸みを帯びているということはなく、普通でした。
最近は、こういったところにも工夫が見られるアイアンが増えてきましたが、このアイアンには見られませんでした。
違うところで勝負しているのかもしれません。
ネックの長さは標準的です。
フェース面にミーリングは見られませんでした。
これまでもよく目にしてきた、ごく普通のフェース面です。
特別何かの工夫がされているということはありませんでした。
装着されているグリップは、これまで試打してきたモデルと同じです。
シンプルなタイプで好感が持てます。
素振りをしてみても、なかなかいい感じです。
軽量タイプですが、すぐに合わせることができました。
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。
もっとクセがきついのかと思っていましたが、そうではありませんでした。
大顔過ぎることもなく、グースは利いていますがきつすぎず、『今のノーマル顔』といっていいと思います。
今は、このように『きつすぎない』顔をしたアイアンが増えてきました。
易しさは求めたいけど、クセが強すぎるのは嫌だという方も多いからではないでしょうか?
見とれるようなことはなかったのですが、普通に構えることができました。
試打を開始しました。
『打感』は、まずまずでした。
硬くはないのですが、『芯』がない感じです。
『乗っかり感』よりも『球離れ感』があります。
しかし、この打感も想定済みといいますか、このようなタイプでは一般的といえるのかもしれません。
球はあがりやすくて、タフな感じは全くありませんでした。
高さがじゅうぶん出せますし、キャリーを稼いでいけます。
『安定性』も高く、ポケキャビの長所が感じられました。
顔はきつすぎないでいいところで収まっていますが、易しさはとても高いものをもっています。
寛容さをもつアイアンです。
『飛距離性能』も優れていて、易しく飛ばせるアイアンです。
今は飛ばせるアイアンがたくさんあるので、特別目立つ飛距離性能だとは思いませんが、この易しい飛びは、多くの方に支持されるのではないでしょうか?
『スタンディングロフト』と、弾きの良さが飛距離の要因のような気がします。
『操作性』は、まずまずでした。
寛容さが目立つアイアンではありますが、左右にも曲げることができました。
大顔タイプでないことと、グースがきつすぎないところが良かったのかもしれません。
易しさと飛びに長けたアイアンです。
形も崩れていなくて、大きさも程よいので、扱いやすさも魅力です。
プロギア RS アイアン
- 2018年8月2日
- プロギア
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